JPS62242275A - 補助記憶装置の記憶デ−タ更新方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動取引装置、特にＩＣカードリーダを有する
自動取引装置における補助記憶装置の記・　憶データ更
新方法に関する。

〔従来の技術〕

従来、自動取引装置の補助記憶装置の記憶内容を更新す
るに社補助記憶装置がフロッピーディスク装置の場合、
媒体のフロッピーディスクの交換を行い、固定ディスク
装置の場合はフロッピーディスク装置により入力を行っ
ていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら上述した従来の方法によれば、更新操作を
行うのは実際フロッピーディスク装置の操作に不慣れな
金融機関の係員であるため、媒体の入れまちがい、フロ
ッピーディスク装置の操作のまちがい等が生じ易く、ま
たこれによシ補助記憶装置の記憶データ更新の操作は係
員にとって負担の大きい作業となるという問題があった
。

さらに、記憶データ更新時には自動取引装置を停止させ
て作業をするため金融機関の業務へ支障をあたえるとい
う問題があった。

本発明は以上述べた問題点を鑑み、フロッピーディスク
装置の操作等に知識の無い係員でも、正確に更新操作を
することができ、かつ金融機関の業務への支障を軽減す
る補助記憶装置の記憶内容更新方法を提供することを目
的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、挿入されたＩＣカードの記録内容を読取るＩ
Ｃカード・リーダと、取引処理に使用する各種データを
記憶する補助記憶装置とを具備する自動取引装置の補助
記憶装置の記憶データ更新方法において、更新データと
その更新データを記憶するべき、補助記憶装置内の記憶
アドレスを記憶させた記憶データ更新用カードを前記Ｉ
Ｃカード・リーダに挿入し、自動取引装置が、ＩＣカー
ド・リーダの読取シによシ、挿入されたカードが記憶デ
ータ更新用カードと判定した場合、この記憶データ更新
用カードの記憶内容を用いて、補助記憶装置の指定され
た前記記憶アドレスに、前記更新データを記憶するよう
にしたことを特徴とする。

〔作　用〕

以上の構成によυ本発明は、自動取引装置の補助記憶装
置の記憶データを更新する必要が生ずると、あらかじめ
更新するデータと、この更新データを記憶するべき補助
装置内の記憶アドレスを記憶させた記憶データ更新用カ
ードを作成して、これを係員が自動取引装置のＩＣカー
ドリーダへ顧客が預金口座情報を記録した磁気カード・
ＩＣカード等を挿入するのと同様に挿入し、ＩＣカード
リーダにこの記憶データ更新用カードに記憶された情報
を読みとらせ、この記憶内容を用いて、補助記憶装置の
指定された記憶アドレスに指定された更新データを自動
的に記憶させることができる。

〔実施例〕

以下図面に従って実施例を説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す自動取引装置の構成ブ
ロック図であシ、この自動取引装置は顧客の操作によシ
自動的にその顧客の口座に入出金を行うと共に、顧客の
操作によシ、装置に登録された自他の金融機関の指定口
座に自動的に振込を行うものである。

図において、１は顧客の預金口座情報を記録した磁気カ
ード及びＩＣカードをリード・ライトし、かつ係員の記
憶データ更新用カードをリードするカードリーダ・ライ
タである。

記憶データ更新用カードとは、金融機関側で、自動取引
装置の補助記憶装置の記憶データの更新が必要となった
場合用意されるＩＣカードでアシへ該記憶データ更新用
カードにはそのカードが記憶データ更新用カードである
こと、データを記憶するべき補助記憶装置内のアドレス
、及び更新タータ等更新に必要な情報が記憶されている
。

２は取引の明細を記録し、ジャーナルとして控えを取る
だめのジャーナルプリンタ及び顧客に取引の明細を放出
するための明細票プリンタである。

３は顧客によシ投入された紙幣の真偽判別、計数、つり
銭として放出すべき紙幣の計数、放出と４は顧客によシ
投入された硬貨の真偽判別、計数、クシ銭として放出す
べき硬貨の計数、放出を行うだめの硬貨入出金機である
。

５は顧客操作誘導表示等を行うＣＲＴディスプレイ、６
は顧客が操作するためのファンクションキー、７は顧客
が操作するための仮名キーである。

８は本装置を係員が運用するために必要な操作をするた
めのスイッチ及びランプ類よ構成る係員操作部である。

９は本装置をセンターコンピュータと接続するためのイ
ンターフェース部、１０はフロッピーディスク装置、１
１は固定ディスク装置であシ、該フロッピーディスク装
置１０と固定ディスク装置１１が本装置における補助記
憶装置として機能する。

補助記憶装置であるフロッピーディスク装置１０、固定
ディスク装置１１には、本装置の運用を行うためのプロ
グラム、振込取引特使用する金融機関名及び支店名等が
記憶されている。

制御するための制御部でおる。

以上の構成の自動取引装置における本実施例の動作を第
２図のフローチャートに従い、補助記憶装置の固定ディ
スク装置に記憶されている金融機関名及び支店名のファ
イルにＡ銀行Ｙ支店を追加更新する必要が生じた場合を
例にとって説明する。

まず、金融機関側は、あらかじめ以下の内容を記憶した
記憶データ更新用カードを用意する。

■　このＩＣカードは補助記憶装置の記憶内容更新用カ
ードである。

■　更新する補助記憶装置は固定ディスク装置１１であ
る。

■　更新する固定ディスク装置１１の記憶アドレス ■　更新データ（本実施例においてはＡ銀行Ｙ支店） ■　新しいバージョンナンバ 〔記憶データ更新動作〕 Ｓｌ　　補助記憶装置の記憶装置の記憶内容の更新を行
う時係員は前記記憶内容更新用カードを、カード・リー
ダライタ１に挿入する。

８２　　　カード・リーダライタ１は挿入された記憶内
容更新用カードの記憶内容を読取る。

Ｓ５　　　読取った内容にて挿入されたカードが補助記
憶装置の記憶内容更新用カードか判定し、ＮＯの場合は
そのカードの処理ステップ（例えばそのカードが顧客の
預金カードであれば入出金処理ステップ）へ行き、ＹＥ
Ｓの場合はＳｌｌ以下の記憶内容更新のステップへ行く
。

５ＩＩ８５にて挿入されたカードが記憶内容更新用カー
ドと判定すると、カードに記憶されているバージョンナ
ンバがこの自動取引装置の管理するバージョンナンバに
連続するか判定し、既にバージョンアップされている、
バージョンナンバが連続しない等の異常があるとＮＯの
判定をし、Ｓ５へ行き、ＹＥＳの場合はＳもへ行く。

Ｓ５　　ｓ＋４にてバージョンナンバが連続しないと判
定すると、異常終了表示をＣＲＴディスプレイ５に行い
カードを排出する。

５６８１１ニテバージヨンナンパが連続すると判定する
と、カードの記憶内容によシ指定された固定ディスク装
置１１の指定アドレスに「Ａ銀行、Ｙ支点」とライトす
る。

Ｓ７　　　自動取引装置の管理するバージョンナンバを
更新する。

８８　　以上の動作を行ったことによって、ノ・−ド及
びソフトに異常が発生した場合はＳ５へ行き異常終了表
示をＣＲＴディスプレイ５に行いカードを排出する。

Ｓ９　　異常が発生していない場合は正常終了表示をＣ
ＲＴディスプレイ５に行いカードを排出する。

８１０　　排出されたカードを係員が抜き取る。

以上の操作にて補助記憶装置の記憶内容が更新される。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明した如く、本発明によれば、あらかじめ
用意した記憶データ更新用カードをＩＣカードリーダに
読取らせ、この記憶内容に従い、自動的に補助記憶装置
の記憶データを更新するので、更新作業はＩＣカードリ
ーダへのカード挿入だけであり、フロッピーディスク装
置の操作等に知識の無い係員でも容易かつ正確に更新作
業を行なえるという効果がある。

また、カード挿入、読取り、更新処理はごく短時間で行
えるため、作業のため取引業務を停止する時間を大巾に
短縮でき、装置の運用効率が向上するという効果がある
。

さらに、一枚の記憶データ更新用カードにより複数台の
自動取引装置の更新が可能となるので、更新時にかかる
媒体コストが大巾に軽減される。

支店数及び設置台数が多い場合、この効果は大きな意義
をもっている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す自動取引装置の構成ブ
ロック図、第２図は同実施例の動作フローチャートであ
る。 １・・・カードリーダ・ライタ　５・・・ＣＲＴデイス
プレイ　１０・・・フロッピーディスク装置　１１・・
・固定ディスク装置　１２・・・制御部 特許出願人　　沖電気工業株式会社 代理人　弁理士　　金　　倉　　喬　　ニー　２［ｉｉ
１０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、挿入されたＩＣカードの記録内容を読取るＩＣカー
   ドリーダと、 取引処理に使用する各種データを記憶する補助記憶装置
   とを具備する自動取引装置の補助記憶装置の記憶データ
   更新方法において、 更新データと、その更新データを記憶するべき、補助記
   憶装置内の記憶アドレスを記憶させた記憶データ更新用
   カードを前記ＩＣカード・リーダに挿入し、 自動取引装置がＩＣカード・リーダの読取りにより、挿
   入されたカードが記憶データ更新用カードと判定した場
   合、この記憶データ更新用カードの記憶内容を用いて、
   補助記憶装置の指定された前記記憶アドレスに、前記更
   新データを記憶するようにしたことを特徴とする補助記
   憶装置の記憶データ更新方法。