JPS63191298A - 自動取引システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 金融機関等の自動取引システムであって、取引動作指示
データが操作入力される入力手段、及び挿入された記録
媒体に入力手段から操作入力されたデータを記録する記
録手段を備えた取引入力装置と、データが記録された記
録媒体の挿入によりデータを読み取る読取手段、及び読
取データに基いて取引を遂行する取引処理制御手段を備
えた自動取引装置とを備えることにより、顧客の操作が
簡略化され、取引を迅速に処理して取引時間を短縮する
ことができる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、自動取引装置を使用したシステムに係り、特
に自動取引装置の操作を簡略化し、稼働効率を高めるこ
とができる自動取引システムに関するものである。

近来、オンラインバンキングシステムの一環として金融
機関の窓口等において自動預金機（Ａｕｔｏ−ｍａｔｉ
ｃ　Ｄｅｐｏｓｉｔ：以下ＡＤという）、現金自動支払
機（Ｃａｓｈ　Ｄｉｓｐｅｎｓｅｒ：以下ＣＤという）
、及び現金自動預金支払兼用機（Ａｕｔｏｍａｔｉｃ　
Ｔｅ１ｌｅｒ　Ｍａｃｈｉｎｅ：以下ＡＴＭという）等
の自動取引装置が広く利用されている。

これらの装置は通常クレジットカード（磁気カード、Ｉ
Ｃカード）或いは預金通帳等を挿入し、操作パネルから
取引情報を入力して預金、支払、振込等の取引が行われ
る。ＩＣカードは磁気カードに較べて著しく記憶容量が
大きく、取引の多様化に伴って種々の利用方法が試みら
れている。

また自動取引装置はその便利性から利用度が高まってお
り設置台数も増加しているが、自動取引装置の前に利用
者が行列することがしばしば見られ、サービス上及び自
動取引装置の稼働効率の面から改善が望まれている。

〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕従来多
用されている自動取引装置は夫々コンピュータセンタに
接続されているが、単独に取引処理を行うようになって
いる取引実行装置である。

最近では各種の取引を処理させるようになり、支払、入
金、残高照合１通帳記入等通常処理モードの他に、振込
、振替、封筒預金等も処理できるよようになってきた。

従って一店舗内に設置される台数も増えている。

このような装置の取引モードの拡大、多様化に伴ない操
作も複雑になっており、従来多用されている磁気カード
では記録領域が小さく、第５図に示すように、銀行コー
ド、口座番号、暗証番号。

及び預金残高等しか記憶できず、取引用データのの記録
が出来ないので、例えば振込等の場合には送金先の取引
金融機関指定９ロ座番号、送金元氏名等を一項目づつ対
話形式で操作入力せねばならず、顧客１人当りの入力の
ための処理時間が増大している。この為に利用者の待ち
時間が長くなっている。

更に顧客が複数の取引を行う場合には、−取引毎に全操
作を行わねばならないので、カード挿入や暗証番号の入
力等同じ操作を繰り返して行っている。また振込時に振
込み先の登録ができないため、振込先が同じでも毎回振
込先の全指定項目の入力を行う必要があり、それだけ操
作時間が長く掛かっている。

しかしながら、これに応じて自動取引装置の設置台数を
どこまでも増やすことは設置面積や管理の面から限度が
あるばかりでなく経済的でない。

しかも装置の操作入力中の時間は、取引処理機能は使用
されていないので、自動取引装置として必ずしも有効に
稼働しているとはいえない。

従って操作時間が増大することによって、一層稼働効率
の低下をきたすことになるという問題点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図である。

図において、１は取引入力装置、２は自動取引装置、 １２は取引入力袋Ｗ１に設けられ、取引動作指示データ
が操作入力される入力手段、 １４は取引入力装置ｌに設けられ、挿入される記録媒体
に入力手段１２によって入力された取引動作指示データ
を記録する記録手段、 ２４は自動取引装置２に設けられ、取引動作指示データ
が記録された記録媒体の挿入により記録媒体から取引動
作指示データを読み取る読取手段、２５は自動取引装置
２に設けられ、読取手段２４によって読み取られた取引
動作指示データに基いて取引を遂行する取引処理制御手
段である。

従って取引入力装置１によって記録媒体に取引データを
記録し、その記録媒体を自動取引装置２に挿入して取引
が行われるように構成されている。

〔作用〕

記録媒体を取引入力装置１に挿入して、入力手段１２に
よって取引動作指示データを入力すると、記録手段１４
により記録媒体に取引動作指示データが記録される。

そこで記録媒体を自動取引装置２に挿入すると、読取手
段２４によって記録データが読み取られ、取引処理制御
手段２５により取引処理される。

このようにして、取引動作指示データの操作入力が簡略
化され、サービスの向上が図れると共に、自動取引装置
２の稼動効率を高めることができる。

〔実施例〕

以下本発明の一実施例を第２図〜第５図を参照して説明
する。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。第２
図で第１図に対応するものは１点鎖線で囲んで示してい
る。

第２図（ａ）において、取引データ入力装置１ａの主制
御部１１は、各部の動作を制御して、操作パネル１２か
ら入力された複数の取引動作指示データを陰極線管ディ
スプレイ　（以下ＣＲＴという）１３に表示させると共
に、カードリードライト部１４ａに複数の取引動作指示
データをＩＣカード１０に記録せしめる機能を有してい
る。

操作パネル１２ａは、預金、支払、振込等の取引モード
等を指定するモード釦１２ｂ、及び連続取引を指定す、
る連続取引指示釦１２ｃ１例えば振込取引モードの時に
振込先銀行名、支店名、振込先口座番号。

及び金額等の取引動作指示データを入力する操作釦１２
ｄ、及びＣＲＴ１３に表示されたデータの確認釦１２ｅ
等を備えている。

’ＣＲＴ１３は、操作ガイダンス及び操作パネル１２か
ら入力された取引動作指示データが表示される。

カードリードライト部１４ａは、ＩＣカード１０の挿入
により銀行コード（カード発行店舗番号）、暗証番号等
の読取り、及び操作パネル１２から操作入力された取引
動作指示データの書込みを行う機能を有する。

ＩＣカード１０には、第３図に例示するように、予め記
録されている銀行コード、口座番号、暗証番号、残高を
含む経過取引データ、及び登録振込先データと、操作入
力によりカードリードライト部１４によって取引動作指
示データ、即ち、連続取引の数、振込等の取引の種別、
各取引の取引金額及び振込先等の取引データが記録され
る。従って次の取引時には登録済振込先データ等の取引
用データが利用できる。

第２図（ｂ）において、自動取引装置２ａの主制御部２
１は、各部の動作を制御して、ＩＣカード１０からの取
引動作指示データを含む読取データ、及び操作パネル２
２から入力された暗証番号に基いて単独取引、或いは連
続取引を遂行させ、取引終了時に取引完了処理、即ち、
それまでの取引のデータをすべてクリアして次の取引待
ち状態にする機能を有する。

操作パネル２２は、取引モード等を指定するモード釦２
２ａ、取引金額等の取引データ、及びＣＲＴ２３に表示
されたデータの確認釦２２ｂ等を備えている。

ＣＲＴ２３は、操作ガイダンス、及びＩＣカード１０か
ら読み取られた取引動作指示データ、操作パネル２２か
ら入力された取引金額等が表示される。

カードリードライト部２４ａは、挿入されたＩＣカード
１０から銀行コード、暗証番号、残高、及び取引動作指
示データを読み取り、また取°引後に取引データの書込
みを行うものである。

カウンタ２５ａは、連続取引の数Ｎから各取引終了毎に
−ｌするダウンカウンタで、残数がＯになった時に信号
ａを発信する機能を有する。

連続取引数メモリ２５ｂは、最初はＩＣカード１０から
読み取られた連続取引の数Ｎを記憶し、取引終了の都度
カウンタ２５ａでダウンカウントされた残数を更新記憶
するメモリである。

完了処理制御部２５ｃは、カウンタ２５ａによるダウン
カウントの結果、連続取引の残数が〉Ｏの時に発信され
る信号ａに基いて、禁止信号すを発信して主制御部２１
の取引完了処理を禁止し、残数が０でカウンタ２５ａか
ら送られる信号Ｃにより禁止を解除する解除信号ｄを発
信する機能を有する。

現金計数部２６は、現金収容金庫、収納／送出機構、及
び鑑別計数部等を備え、入出金される現金を鑑別して金
額を計数し、また夫々累計金額を記憶しているものであ
る。

プリンタ部２７は、図示省略したレシート用紙とジャー
ナル用紙を供給する給紙部及び印字ヘッドを備え、レシ
ート用紙及びジャーナル用紙に取引番号及び取引明細を
記録する機能を有している。

回線制御部ｚ８は、図示省略したホストコンピュータと
のデータの送受信を司るものである。

ホストコンピュータには取引データの元帳が備゛　えら
れ、取引の都度元帳データが更新される。

このような構成及び機能を有するので、振込の連続取引
の場合を例として、第４図（ａ）及び（′ｂ）のフロー
チャートにより作用を説明する。

まず、取引データ入力装置１ａによるＩＣカード１０へ
の連続取引データの記録は第４図（ａ）において、■ｔ
Ｃカード１０を取引データ入力装置１ａに挿入すると、
カードリードライト部１４ａで銀行コード。

口座番号、暗証番号が読み取られる。

■ＣＲＴ１３に表示されるガイダンスに従って操作入力
した暗証番号が照合されてから、操作パネル１２ａの連
続取引指示釦１５を押下する。

０次に複数の振込取引の取引動作指示データを入力する
。

■入力データはＣＲＴ１３に表示され、確認釦１２ｅの
押下でカードリードライト部１４ａによりＩＣカード１
０に記録されて、ＩＣカード１０は送出される。

そこで顧客はＩＣカード１０を受は取って自動取引装置
２ａによって取引を行う。即ち、自動取引装置２ａによ
る連続取引処理は第４図（ｂ）において、■取引動作指
示データが記録されたＩＣカード１０を自動取引装置２
ａに挿入すると、カードリードライト部２４ａへ送られ
て銀行コード、口座番号、暗証番号が読み取られる。

■操作入力した暗証番号が照合されると、まずＩＣカー
ド１０から連続取引の数Ｎが読み取られて連続取引数メ
モリ２５ｂに記憶される。

■そこでＩＣカードｌＯより１つの取引動作指示データ
が読み取られて、振込先銀行名、支店名１口座番号、及
び金額等の振込取引データがＣＲＴ２３に表示される。

■顧客がこれを確認して確認釦１２ｅを押下すると、振
込取引が遂行される。取引データはホストコンピュータ
に送られて元帳ファイルが更新され、またＩＣカード１
０に取引明細が記録されレシートとジャーナルに印字さ
れてレシートは送出される。

■その取引が終了すると、カウンタ２５ａが起動して、
連続取引の数Ｎ（２番目の取引からは残数となる）が連
続取引数メモリ２５ｂから読み出される。

■カウンタ２５ａがＮ−１して、残数が〉０であれば、
信号ａが発信して完了処理制御部２５ｃは禁止信号すを
発信して取引完了処理を禁止する。また残数を連続取引
数メモリ２５ｂへ記憶する。

■そこで■以降のフローが繰り返されて連続取引が行わ
れる。

■残数がＯになった時は、カウンタ２５ａから信号Ｃが
発信され、完了処理制御部２５Ｃは解除信号ｄをを主制
御部２１に送り取引完了処理禁止を解除する。

（単独取引の場合には取引完了処理の禁止／解除の動作
がなく取引完了となる） ■そこでＩＣカード１０が送出され、取引完了処理が行
われる。

このようにして、取引データ入力装置１ａによってＩＣ
カード１０に複数の取引の連続取引動作指示データを記
録しておき、そのＩＣカード１０を自動取引装置２ａに
挿入して連続取引を遂行することにより、自動取引装置
２ａへの操作入力を著しく減少させることができ、しか
も連続取引によりＩＣカード１０の繰り返し挿入や同じ
データの繰り返し入力操作を省略することができるので
、サービスの向上が図れ、自動取引装置２ａの運用効率
を高めることができる。

また例えば毎月繰り返して振込取引するような場合には
、一度振込取引動作指示データをＩＣカード１０に記録
しておけば、そのまま自動取引装置２ａへ挿入すること
により取引を行うことができるので一層効果が大きい。

振込等の複雑取引の場合には入力操作時間が長いので効
果が大きいが、預金、支払等の通常取引の場合の単独処
理、及び複数取引の連続処理の場合にもＩＣカード１０
の繰り返し挿入等の操作が省略されて相当の効果が得ら
れる。

また取引頻度の多い場合には、自動取引装置２ａの１台
に対して複数台の取引データ入力装置１ａを備えること
によって、顧客の待ち時間を解消し、自動取引装置２ａ
を効率良く運用することができる。

取引データ入力装置１ａは必ずしも自動取引装置２ａの
傍に設置する必要はなく、金融機関の構内の顧客の流れ
或いはレイアウト等により、離れた場所または外部に設
置す・ることもできる。

また自動取引装置２ａはＣＤ、ＡＤ、或いはＡＴＭの何
れでも良いが、夫々の取引可能モードの範囲で運用され
ることは勿論である。

更にＩＣカードに入出力機能（テンキー、液晶ディスプ
レイ等）を設けることにより、ＩＣカード自体を取引デ
ータ入力装置とすることもできる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、取引入力端末装置
に記録媒体を挿入して、操作入力した複数の取引動作指
示データを記録媒体に記録することにより、記録媒体を
取引装置に挿入するだけで連続取引処理を行うことがで
きるので、■自動取引装置の稼働効率を高めることがで
きる。

■利用者の待ち時間を解消し、サービスの向上を図るこ
とができる。

■一度記録媒体に取動作指示データを記録しておけば、
繰り返して取引することができる。

という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の謳遥実施例を示すブロック図、第３図
は第２図のＩＣカードの記録データの説明図、 第４図は第２図のフローチャートを示す。 第５図は磁気カードの記録データ例の説明図である。 図において、 １は取引入力装置、　　１ａは取引データ入力装置、２
．２ａは自動取引装置、　１２は入力手段、１２ａは操
作パネル、　　１４は記録手段、１４ａ、２４ａ　はカ
ードリードライト部、２４は読取手段、 ２５は連続取引処理制御手段、 ２５ａはカウンタ、　　　２５ｂは連続取引数メモリ、
２５ｃは完了処理制御部を示す。 代理人　弁理士　井　桁　貞　− キワ杏明の原理ブロワ７Ｚ 単１　図 ＣＩ！２）取引テ１７入力某置 （ｂ）１勧取フ１袂屓 ４→その定施ヂ列嗅示１ブロツ７図 羊　２　図 ＄４図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）利用者によって操作され取引動作指示データが入
   力される入力手段（１２）及び挿入される記録媒体に該
   入力手段（１２）によって入力された該取引動作指示デ
   ータを記録する記録手段（１４）を備えた取引入力装置
   （１）と、 該取引入力装置（１）によって取引動作指示データが記
   録された該記録媒体の挿入により該記録媒体から取引動
   作指示データを読み取る読取手段（２４）及び該読取手
   段（２４）によって読み取られた取引動作指示データに
   基いて取引を遂行する取引処理制御手段（２５）を備え
   た自動取引装置（２）とから成ることを特徴とする自動
   取引システム。
2. （２）前記入力手段（１２）は連続取引を指示する指示
   手段を備え、該指示手段によって連続取引を指示して複
   数の取引動作指示データが入力され、 前記取引処理制御手段（２５）は前記読取手段（２４）
   によって読み取られた複数の取引動作指示データに基い
   て取引の連続処理を遂行する連続取引処理制御手段を備
   えることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の自
   動取引システム。
3. （３）前記連続取引制御手段（２５）は、前記連続取引
   の１つの取引の終了毎に該複数の取引の残数を計数する
   計数手段と、 該計数手段によって計数された残数に基いて取引完了制
   御を禁止する禁止手段とを備えることを特徴とする特許
   請求の範囲第２項に記載の自動取引システム。