JP2008250575A - 現金処理システムにおける渉外データ処理方法、現金処理システム、現金処理機、渉外処理端末及び自動取引装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】渉外処理端末内の渉外取引データを自動取引装置を介して現金処理機に取り込み、自動的に処理することで作業を省力化することが可能な現金処理システムにおける渉外データ処理方法、現金処理システム、現金処理機、渉外処理端末及び自動取引装置を提供する。
【解決手段】金融機関の店舗内に設置され、店舗内の取引に関する複数の取引データを管理する現金処理機20であって、店舗内での複数の取引データが記憶される記憶手段25と、渉外員が顧客を訪問して行った渉外取引の渉外取引データが入力される自動取引装置30とデータ通信を行うための通信手段26と、自動取引装置30から送信された各渉外取引データを通信手段26を介して取得し、その各渉外取引データに基づいて記憶手段25を更新する制御手段27とを備えたものである。
【選択図】図1
【解決手段】金融機関の店舗内に設置され、店舗内の取引に関する複数の取引データを管理する現金処理機20であって、店舗内での複数の取引データが記憶される記憶手段25と、渉外員が顧客を訪問して行った渉外取引の渉外取引データが入力される自動取引装置30とデータ通信を行うための通信手段26と、自動取引装置30から送信された各渉外取引データを通信手段26を介して取得し、その各渉外取引データに基づいて記憶手段25を更新する制御手段27とを備えたものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、金融機関の渉外員が携帯する渉外処理端末に記憶された渉外取引データを、金融機関に設置された現金処理機に追加処理する際に好適な技術に関する。
銀行等の金融機関においては、渉外員と呼ばれる行員が顧客を訪問し、渉外処理端末と称する携帯機器を使用して金融取引を行っている。この渉外処理端末は、入力部と表示部を兼ねるタッチパネル式の操作表示部と、内蔵メモリ、及びレシート(取引履歴)発行用のプリンタ部等を備えている。
このような渉外処理端末により、渉外員が顧客を訪問して入金取引(集金)を行う場合、従来は以下の手順で処理されている。渉外員は渉外処理端末を持参して顧客を訪問し、顧客から通帳を預かり、そして、渉外処理端末を操作してこの顧客を特定する情報を入力する。これにより渉外処理端末の操作表示部に口座番号の入力を促す画面が表示されるので、渉外員は前記の通帳の口座番号を見て、渉外処理端末に入力する。
この口座番号の入力により渉外処理端末のメモリに予め記憶されている顧客情報の中から該当する口座番号が検索され、この口座番号に該当する顧客情報が口座番号と共に表示されるので、渉外員は顧客から受け取った現金や証券(手形、小切手等)の金額を入力し、取引完了キーを押下する。
これにより取引が確定し、その口座番号と入金金額が取引実行データとして渉外処理端末のメモリに記憶され、そして渉外処理端末のプリンタ部から取引内容を記載したレシートが発行されるので、このレシートを顧客に渡すことにより取引が終了する。
そして、渉外処理端末から出力されたレシートを元に、渉外員は支店に戻った後に現金処理機に取引内容の入力、取引現金の計数収納を行い、渉外取引データの処理を実施していた。
しかしながら上述した従来の技術では、渉外取引時に渉外処理端末に入力したデータを現金処理機へ再度入力する必要があるため、以下の問題があった。
・データ入力を2度手入力で行うため、時間がかかる。
・データ入力を2度手入力で行うため、入力ミスが発生する場合がある。
・上記の2点による操作者(渉外員)の労力負荷が高い。
・現金処理機への入力の際の操作者による不正が発生。
・データ入力を2度手入力で行うため、時間がかかる。
・データ入力を2度手入力で行うため、入力ミスが発生する場合がある。
・上記の2点による操作者(渉外員)の労力負荷が高い。
・現金処理機への入力の際の操作者による不正が発生。
また、現金処理機は金融機関等の店舗内に設置されており、渉外員は顧客訪問して取引を行った後、金融機関等に戻って渉外取引データの処理を実施する必要があるため、以下の問題点があった。
・取引の終了後から現金処理機で処理を開始するまでの時間がかかる。
・操作者(渉外員)の移動による業務効率の悪化。
・取引の終了後から現金処理機で処理を開始するまでの時間がかかる。
・操作者(渉外員)の移動による業務効率の悪化。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、渉外処理端末内の渉外取引データを自動取引装置を介して現金処理機に取り込み、自動的に処理することで作業を省力化することが可能な現金処理システムにおける渉外データ処理方法、現金処理システム、現金処理機、渉外処理端末及び自動取引装置を提供することを目的とする。
本発明に係る現金処理システムにおける渉外データ処理方法は、渉外員が顧客を訪問する際に携帯し、顧客の元で行った渉外取引の渉外取引データが複数記憶される渉外処理端末と、金融機関の店舗内に設置され、店舗内の取引に関する複数の取引データを記憶手段で記憶管理する現金処理機と、金融機関の店舗内又は店舗外に設置され、前記現金処理機と通信回線により接続される自動取引装置とを備えた現金処理システムにおける渉外データ処理方法であって、前記渉外処理端末に記憶された渉外取引データが前記自動取引装置に入力される入力ステップと、前記自動取引装置が、前記渉外取引データをデータ通信により前記現金処理機に送信する送信ステップと、前記現金処理機が、前記自動取引装置から受信した渉外取引データに基づいて前記記憶手段を更新する更新ステップとを有するものである。
また、本発明に係る現金処理システムは、渉外員が顧客を訪問する際に携帯し、顧客の元で行った渉外取引の渉外取引データが複数記憶される渉外処理端末と、金融機関の店舗内に設置され、店舗内の取引に関する複数の取引データを記憶手段で記憶管理する現金処理機と、金融機関の店舗内又は店舗外に設置され、前記現金処理機と通信回線により接続される自動取引装置とを備え、前記自動取引装置は、前記渉外処理端末に記憶された渉外取引データが入力され、当該渉外取引データをデータ通信により現金処理機に送信し、前記現金処理機は、前記自動取引装置から受信した渉外取引データに基づいて前記記憶手段を更新するものである。
また、本発明に係る現金処理機は、金融機関の店舗内に設置され、店舗内の取引に関する複数の取引データを管理する現金処理機であって、前記店舗内での複数の取引データが記憶される記憶手段と、渉外員が顧客を訪問して行った渉外取引の渉外取引データが入力される自動取引装置とデータ通信を行うための通信手段と、前記自動取引装置から送信された前記各渉外取引データを、前記通信手段を介して取得し、その前記各渉外取引データに基づいて前記記憶手段を更新する制御手段とを備えたものである。
また、本発明に係る渉外処理端末は、渉外員が顧客を訪問する際に携帯し、顧客の元で行った渉外取引の渉外取引データを管理する渉外処理端末であって、前記顧客の元で行った渉外取引の渉外取引データが複数記憶される記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記各渉外取引データを取引カードに書き込むカード書込手段とを備えたものである。
また、本発明に係る自動取引装置は、金融機関の店舗内又は店舗外に設置され、現金の入出金を行う自動取引装置であって、画面表示を行う表示手段と、現金の入出金を行う現金入出金手段と、金融機関の店舗内に設置され、店舗内の取引に関する複数の取引データを管理する現金処理機とデータ通信を行うための通信手段と、顧客の元で行った渉外取引の渉外取引データが記録された取引カードのデータを読み込むカード読込手段と、当該自動取引装置の動作を制御する制御手段とを備え、前記通信手段は、前記カード読込手段が読み込んだ渉外取引データを前記現金処理機に送信し、当該渉外取引データに基づき計算された比較データを、前記現金処理機から受信し、前記制御手段は、前記通信手段が受信した前記比較データに基づき、入金額が多い場合は、渉外員に対し、その差額分の現金を前記現金入出金手段に対して入金するよう指示する画面を前記表示手段に表示して、入金処理を行い、出金額が多い場合は、その差額分の現金を前記現金入出金手段から出金する出金処理を行うものである。
本発明によれば、渉外処理端末内の渉外取引データを自動取引装置を介して現金処理機に取り込み、自動的に処理することで作業を省力化することが可能になる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における現金処理システムの構成を示す図、図2は本発明の実施の形態1における渉外処理端末の構成を示す図、図3は本発明の実施の形態1における現金処理機及びATMの構成を示す図である。現金処理システムは、渉外員が顧客を訪問する際に携帯し、顧客の元で使用する渉外処理端末10と、金融機関の店舗(支店)等に設置され、支店内で扱われた取引に関する取引データを保持する現金処理機20と、金融機関の店舗内又は店舗外に1又は複数設置され、現金処理機20と通信回線38により接続される自動取引装置であるATM30とから構成されている。また、現金処理機20は、ホストコンピュータ40及び他の支店等に設置された現金処理機20とネットワーク41を介して接続されており、データの送受信が可能な構成となっている。
図1は本発明の実施の形態1における現金処理システムの構成を示す図、図2は本発明の実施の形態1における渉外処理端末の構成を示す図、図3は本発明の実施の形態1における現金処理機及びATMの構成を示す図である。現金処理システムは、渉外員が顧客を訪問する際に携帯し、顧客の元で使用する渉外処理端末10と、金融機関の店舗(支店)等に設置され、支店内で扱われた取引に関する取引データを保持する現金処理機20と、金融機関の店舗内又は店舗外に1又は複数設置され、現金処理機20と通信回線38により接続される自動取引装置であるATM30とから構成されている。また、現金処理機20は、ホストコンピュータ40及び他の支店等に設置された現金処理機20とネットワーク41を介して接続されており、データの送受信が可能な構成となっている。
渉外処理端末10は、渉外員が顧客の元で行った渉外取引の内容を示す渉外取引データを入力するために用いられるもので、入力部と表示部を兼ねるタッチパネル式の表示操作部11と、渉外取引用のデータを複数記憶する記憶手段である記憶部12と、レシート(取引履歴)発行用のプリンタ部13と、記憶部12に記憶された各渉外取引データを取引カード50(後述)に書き込むカード書込手段であるカードライタ14と、制御部15とを備えている。制御部15は、図示しない読み出し専用のメモリに格納されたプログラムに従って表示操作部11、記憶部12、プリンタ部13及びカードライタ14を含む渉外処理端末10全体を制御する。記憶部12内には、渉外取引の度に、渉外員によって表示操作部11の操作により入力される渉外取引データが複数記録される渉外取引記録ファイル12aが格納されている。
ここで、渉外取引記録ファイル12aに記録される渉外取引データには、渉外処理端末10で処理を行った際の取引時間、科目(普通預金、当座預金、…)、顧客識別番号(口座番号など)、伝票金額、取扱金種(入金金種、出金金種、釣銭金種)が含まれている。また、取引カード50は、例えば磁気カードやICカードなど、所定データの書き込み及び読み出しが可能な記憶媒体である。
ATM30は、金融機関の各支店内又は支店外に1又は複数設置され、現金処理機20と通信回線38により接続される現金自動預け払い機(Automated Teller Machine)などの現金の入出金を行うものであり、表示手段として、入力部と表示部を兼ねるタッチパネル式の表示操作部31と、取引用のデータを記憶する記憶部32と、レシート(取引履歴)発行用のプリンタ部33と、現金処理機20とのデータ通信を行うための通信手段である通信I/F部34と、制御手段である制御部35と、取引カード50のデータを読み込むカード読込手段であるカードリーダ36と、制御部35の指令により現金の計数、収納、放出を行う現金入出金手段である現金入出金装置37とを備えている。制御部15は、図示しない読み出し専用のメモリに格納されたプログラムに従って表示操作部31、記憶部32、プリンタ部33、通信I/F部34、カードリーダ36、及び現金入出金装置37を含むATM30全体を制御する。
現金処理機20は、入力装置21、表示装置22、現金入出金装置23及び制御装置24で構成されている。入力装置21は操作者が操作を行い取引内容やデータを入力するものである。表示装置22は、入金指示画面や取引結果画面等の各種画面表示を行うものである。現金入出金装置23は、制御装置24の指令により現金の計数、収納、放出を行うものである。
制御装置24は、RAMやROMなどの記憶手段25と、ATM30及びホストコンピュータ40とデータ通信を行うための通信手段26と、CPU、MPU等の制御手段27とを備えている。記憶手段25には、渉外処理端末処理プログラム25aが記憶されており、このプログラム25aをCPUで実行することにより、入力装置21、表示装置22、現金入出金装置23及び制御装置24を含む現金処理機20全体の制御を行っている。記憶手段25には更に、支店内の取引集計結果を記録するカウンタ25bと、渉外処理端末10から取得した渉外取引データを処理する際に一時的に利用される一時記憶域25cとが設けられている。カウンタ25bには、現金処理機20が設置された支店内の取引の「取引種別毎の合計件数」、「取引種別毎の取引合計金額」、「現在の在高」が記憶され、一時記憶域25cには、渉外取引にて取引された現金入金額と現金出金額とがそれぞれ記憶される。
このような構成により、渉外処理端末10は、渉外取引記録ファイル12aを取引カード50に書き込み、ATM30は、この取引カード50のデータを読み込み、現金処理機20は、通信手段26を介してATM30から渉外取引記録ファイル12aを取得し、制御装置24がその渉外取引記録ファイル12aに記録された各渉外取引データに基づいてカウンタ25bを更新する。すなわち、渉外員によって顧客の元で行われた渉外取引を、ATM30を介して、支店内での取引として追加処理するものである。また、現金処理機20の制御手段27は、各渉外取引データに基づいて渉外取引での現金入金額と現金出金額とをそれぞれ計算して比較し、比較結果を通信手段26によりATM30へ送信させ、ATM30の制御部35は、比較結果に応じた入出金処理を現金入出金装置37に指示する制御を行う。このような動作の詳細を図4に基づき次に説明する。
図4は本発明の実施の形態1における処理の流れを示すフローチャートである。
まず、渉外員は、顧客を訪問して入金取引(集金)や出金取引を行う。この取引に際し、渉外員は、渉外処理端末10の表示操作部11に表示された取引画面に従って、顧客の氏名や口座番号などの顧客識別情報、今回入金(又は出金)される金額等を、表示操作部11を操作して入力する。その後、取引完了キーを押下すると取引が確定し、入力されたこれらの情報は、渉外取引データとして渉外処理端末10の記憶部12の渉外取引記録ファイル12aに記憶される。この渉外処理端末10への入力は渉外取引の度毎に行なわれ、渉外取引記録ファイル12a内に順次、渉外取引データが蓄積されていく。渉外取引の内容は、プリンタ部13からレシートに印字して発行され、顧客に渡される。
まず、渉外員は、顧客を訪問して入金取引(集金)や出金取引を行う。この取引に際し、渉外員は、渉外処理端末10の表示操作部11に表示された取引画面に従って、顧客の氏名や口座番号などの顧客識別情報、今回入金(又は出金)される金額等を、表示操作部11を操作して入力する。その後、取引完了キーを押下すると取引が確定し、入力されたこれらの情報は、渉外取引データとして渉外処理端末10の記憶部12の渉外取引記録ファイル12aに記憶される。この渉外処理端末10への入力は渉外取引の度毎に行なわれ、渉外取引記録ファイル12a内に順次、渉外取引データが蓄積されていく。渉外取引の内容は、プリンタ部13からレシートに印字して発行され、顧客に渡される。
そして、渉外員は、顧客の訪問(外回り)を終えると、表示操作部11を操作して記憶部12に記録された渉外取引記録ファイル12aを取引カード50に書き込み、この取引カード50を、最寄りのATM30のカードリーダ36に挿入する。そして、ATM30の表示操作部31を操作し、通信回線38を介して、現金処理機20の渉外処理端末処理プログラム25aを起動する。渉外処理端末処理プログラム25aが起動されると、ATM30は、取引カード50に記憶された渉外取引記録ファイル12aを読み込んで、データ通信により現金処理機20に送信する(S101,S102)。現金処理機20の制御手段27は、通信手段26を介してATM30と通信を行い、取引カード50に記録された渉外取引記録ファイル12aの受信を行い(S103)、渉外員が渉外で行った全ての渉外取引データを取得する。そして、一時記憶域25cを0クリアし(S104)、渉外取引記録ファイル12aの処理に備える。
そして、取得した渉外取引記録ファイル12aに記憶された各渉外取引データのそれぞれに基づいて、現金処理機20の記憶手段25内のカウンタ25b及び一時記憶域25cの更新と、結果出力(伝票印字、レシート印字)を行う(S105)。すなわち、カウンタ25bに記憶されている「取引種別毎の合計件数」、「取引種別毎の取引合計金額」、「現在の在高」の各データ項目のそれぞれを渉外取引データに基づいて更新するとともに、一時記憶域25cを渉外取引データに基づいて更新する。一時記憶域25cの更新とは、例えばある口座Aへの10万円の入金を示す渉外取引データの場合、一時記憶域25cの現金入金額領域に10万円を加算する処理を行い、他に例えば別の口座Bからの7万円の出金を示す渉外取引データの場合、一時記憶域25cの出金入金額領域に7万円を加算する処理を行う。すなわち、一時記憶域25cの更新は、口座毎に区別せず、単純に現金入金額と現金出金額をそれぞれ加算するものであり、渉外取引での最終的な入出金金額を把握するための処理である。
以上のステップS105の処理を全ての渉外取引データについて処理するまで繰り返し行い、全ての取引分の渉外取引データの処理が終了すると(S106)、当該渉外取引データの処理のデータ連携を行う(S107)。データ連携は、渉外取引記録ファイル12aを読み込んだATM30が、当該渉外員の所属する支店に配置された現金処理機20と接続されていない場合に行い、現金処理機20の制御手段27は、取得した渉外取引記録ファイル12aを、通信手段26に接続されたネットワーク41を介してホストコンピュータ40へ転送する。ホストコンピュータ40は、当該渉外取引記録ファイル12aを生成した渉外員が属する支店に設置された現金処理機20へ渉外取引記録ファイル12aを転送する。
次に、現金処理機20の制御手段27は、一時記憶域25cに記憶された現金入金額と現金出金額とを比較し(S108)、比較結果のデータを比較データとしてATM30へ送信する(S109)。ATM30の制御部35は、現金処理機20から受信した比較データに基づき、入金額が多い場合は、渉外員に対し、その差額分の現金を現金入出金装置37に対して入金するよう指示する画面を表示操作部31に表示して、入金処理を行う(S111)。すなわち、渉外員は表示画面に従い、現金入出金装置37の入出金口(図示せず)に現金を入れる。すると、制御部35は、投入された現金を計数して内部に保留する入金処理を実行する。一方、出金額が多い場合、制御部35は、差額分の現金を現金入出金装置37の入出金口(図示せず)から出金するための出金処理を行う(S112)。渉外員は、入出金口(図示せず)から出金された現金を受け取り、渉外用に持ち歩く一定額の手許金の中に、受け取った現金を入れて次の外回りに備える。これにより、渉外員はATM30での渉外データ処理を行う度に手許金の金額を一定に保つことができる。
このように、本実施の形態によれば、渉外処理端末10に記録された渉外取引データを取引カード50に書き込み、この取引カード50を最寄りのATM30により読み込んで、渉外取引データを現金処理機20へ送信し、現金処理機20は、取得した渉外取引データに基づいて現金処理機20のカウンタ25bを自動的に更新するとともに、渉外取引によって過不足となった金額を求め、その金額の現金をATM30の現金入出金装置37に入金させるか又は出金するようにしたので、従来、渉外員が行っていた作業を自動的に処理することができ、以下の1〜6の効果を得ることができる。
1.渉外処理データの処理時間短縮
2.入力ミスの防止
3.渉外員の労力低減
4.不正防止
5.ATM30を使用することにより、取引の終了後から処理開始までの時間短縮。
6.ATM30を使用することにより、業務効率の向上。
また、現金処理機での処理が減ることから、渉外員が業務終了時に集中して戻ってくるような場合には、現金処理機20の順番待ちで時間をとられることが少なくなる、という効果を得ることもできる。
1.渉外処理データの処理時間短縮
2.入力ミスの防止
3.渉外員の労力低減
4.不正防止
5.ATM30を使用することにより、取引の終了後から処理開始までの時間短縮。
6.ATM30を使用することにより、業務効率の向上。
また、現金処理機での処理が減ることから、渉外員が業務終了時に集中して戻ってくるような場合には、現金処理機20の順番待ちで時間をとられることが少なくなる、という効果を得ることもできる。
なお、本例ではATM30が渉外処理端末10の渉外取引記録ファイル12aを読み取るための記憶媒体として取引カード50を用いた例で説明したが、本発明はこれに限られたものではなく、無線LAN、Bluetoothや赤外線等の近距離無線通信、2次元コードなど、データ授受ができる他の方式についても適用可能である。
10 渉外処理端末、11 表示操作部、12 記憶部、12a 渉外取引記録ファイル、13 プリンタ部、14 カードライタ、15 制御部、20 現金処理機、21 入力装置、22 表示装置、23 現金入出金装置、24 制御装置、25 記憶手段、25a 渉外処理端末処理プログラム、25b カウンタ、25c 一時記憶域、26 通信手段、27 制御手段、31 表示操作部、32 記憶部、32a 比較データ、33 プリンタ部、34 通信I/F部、35 制御部、36 カードリーダ、37 現金入出金装置、38 通信回線、40 ホストコンピュータ、41 ネットワーク、50 取引カード。
Claims (10)
- 渉外員が顧客を訪問する際に携帯し、顧客の元で行った渉外取引の渉外取引データが複数記憶される渉外処理端末と、金融機関の店舗内に設置され、店舗内の取引に関する複数の取引データを記憶手段で記憶管理する現金処理機と、金融機関の店舗内又は店舗外に設置され、前記現金処理機と通信回線により接続される自動取引装置とを備えた現金処理システムにおける渉外データ処理方法であって、
前記渉外処理端末に記憶された渉外取引データが前記自動取引装置に入力される入力ステップと、
前記自動取引装置が、前記渉外取引データをデータ通信により前記現金処理機に送信する送信ステップと、
前記現金処理機が、前記自動取引装置から受信した渉外取引データに基づいて前記記憶手段を更新する更新ステップと
を有することを特徴とする現金処理システムにおける渉外データ処理方法。 - 前記更新ステップの後に、
前記現金処理機が、前記各渉外取引データに基づいて渉外取引における現金入金額と現金出金額のそれぞれを計算して比較し、比較データをデータ通信により前記自動取引装置に送信するステップと、
前記自動取引装置が、前記現金処理機から受信した前記比較データに基づき、
入金額が多い場合は、渉外員に対し、その差額分の現金を入金するよう指示する画面を表示して、入金処理を行い、
出金額が多い場合は、その差額分の現金を出金する出金処理を行うステップと
を更に有することを特徴とする請求項1記載の現金処理システムにおける渉外データ処理方法。 - 前記入力ステップは、
前記渉外処理端末が、前記渉外取引データを取引カードに書き込むステップと、
前記自動取引装置が、前記取引カードに記憶された渉外取引データを読み込むステップと
を有することを特徴とする請求項1又は2記載の現金処理システムにおける渉外データ処理方法。 - 渉外員が顧客を訪問する際に携帯し、顧客の元で行った渉外取引の渉外取引データが複数記憶される渉外処理端末と、
金融機関の店舗内に設置され、店舗内の取引に関する複数の取引データを記憶手段で記憶管理する現金処理機と、
金融機関の店舗内又は店舗外に設置され、前記現金処理機と通信回線により接続される自動取引装置と
を備え、
前記自動取引装置は、
前記渉外処理端末に記憶された渉外取引データが入力され、当該渉外取引データをデータ通信により現金処理機に送信し、
前記現金処理機は、
前記自動取引装置から受信した渉外取引データに基づいて前記記憶手段を更新する
ことを特徴とする現金処理システム。 - 前記現金処理機は、
前記各渉外取引データに基づいて渉外取引における現金入金額と現金出金額のそれぞれを計算して比較し、比較データをデータ通信により前記自動取引装置に送信し、
前記自動取引装置は、
前記現金処理機から受信した前記比較データに基づき、
入金額が多い場合は、渉外員に対し、その差額分の現金を入金するよう指示する画面を表示して、入金処理を行い、
出金額が多い場合は、その差額分の現金を出金する出金処理を行うことを特徴とする請求項4記載の現金処理システム。 - 前記渉外処理端末は、前記渉外取引データを取引カードに書き込み、
前記自動取引装置は、前記取引カードに記憶された渉外取引データを読み込んで、当該渉外取引データをデータ通信により現金処理機に送信することを特徴とする請求項4又は5記載の現金処理システム。 - 金融機関の店舗内に設置され、店舗内の取引に関する複数の取引データを管理する現金処理機であって、
前記店舗内での複数の取引データが記憶される記憶手段と、
渉外員が顧客を訪問して行った渉外取引の渉外取引データが入力される自動取引装置とデータ通信を行うための通信手段と、
前記自動取引装置から送信された前記各渉外取引データを、前記通信手段を介して取得し、その前記各渉外取引データに基づいて前記記憶手段を更新する制御手段と
を備えたことを特徴とする現金処理機。 - 前記制御手段は、
前記記憶手段の前記各渉外取引データに基づいて、渉外取引における現金入金額と現金出金額のそれぞれを計算して比較し、当該比較データを前記通信手段により前記自動取引装置に送信させることを特徴とする請求項7記載の現金処理機。 - 渉外員が顧客を訪問する際に携帯し、顧客の元で行った渉外取引の渉外取引データを管理する渉外処理端末であって、
前記顧客の元で行った渉外取引の渉外取引データが複数記憶される記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記各渉外取引データを取引カードに書き込むカード書込手段と
を備えたことを特徴とする渉外処理端末。 - 金融機関の店舗内又は店舗外に設置され、現金の入出金を行う自動取引装置であって、
画面表示を行う表示手段と、
現金の入出金を行う現金入出金手段と、
金融機関の店舗内に設置され、店舗内の取引に関する複数の取引データを管理する現金処理機とデータ通信を行うための通信手段と、
顧客の元で行った渉外取引の渉外取引データが記録された取引カードのデータを読み込むカード読込手段と、
当該自動取引装置の動作を制御する制御手段と
を備え、
前記通信手段は、
前記カード読込手段が読み込んだ渉外取引データを前記現金処理機に送信し、当該渉外取引データに基づき計算された比較データを、前記現金処理機から受信し、
前記制御手段は、
前記通信手段が受信した前記比較データに基づき、
入金額が多い場合は、渉外員に対し、その差額分の現金を前記現金入出金手段に対して入金するよう指示する画面を前記表示手段に表示して、入金処理を行い、
出金額が多い場合は、その差額分の現金を前記現金入出金手段から出金する出金処理を行うことを特徴とする自動取引装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007089864A JP2008250575A (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | 現金処理システムにおける渉外データ処理方法、現金処理システム、現金処理機、渉外処理端末及び自動取引装置 |
KR1020080017105A KR20080088380A (ko) | 2007-03-29 | 2008-02-26 | 현금처리 시스템에 있어서의 섭외 데이터 처리 방법,현금처리 시스템, 현금처리기, 섭외처리 단말 및 자동거래장치 |
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JP2007089864A JP2008250575A (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | 現金処理システムにおける渉外データ処理方法、現金処理システム、現金処理機、渉外処理端末及び自動取引装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015125607A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 沖電気工業株式会社 | 現金取扱装置、硬貨放出方法及び硬貨放出プログラム |
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2007
- 2007-03-29 JP JP2007089864A patent/JP2008250575A/ja not_active Withdrawn
-
2008
- 2008-02-26 KR KR1020080017105A patent/KR20080088380A/ko not_active Application Discontinuation
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