JP2018032083A - 自動取引装置 - Google Patents

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Tadao Adachi
忠生 足達
上野 泰
Yasushi Ueno
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Abstract

【課題】未記帳データの削減を容易に行う手段を提供する。
【解決手段】顧客の操作を受け付けるとともに、上位装置からの指示を受けて取引を行う自動取引装置1において、顧客の操作を誘導する表示を行い、顧客の操作を受け付ける操作表示部11と、操作表示部11を制御するとともに、上位装置との間で通信を行い、取引を行う制御部17と、を有し、制御部17は、取引を行った後、通帳に印字されていない未記帳データを削除する選択手段を操作表示部11に表示させるとともに、選択手段が選択された場合、上位装置に蓄積された未記帳データの削除を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通帳に印字を行う自動取引装置に関する。
従来の自動取引装置は、顧客により挿入された通帳に取引内容を印字する通帳取扱部を備え、通帳記帳取引において未記帳の取引内容を印刷するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年、コンビニエンスストア等の店舗に設置された自動取引装置の使用が増える状況において顧客の通帳の持ち運びが減少し、通帳に印字していない未記帳データが増加している。その未記帳データを減らすため、銀行等の金融機関は通帳への未記帳データの印刷を表示画面や明細票等により顧客に促すようにしている。
特開2011−128804号公報
しかしながら、上述した従来の技術においては、未記帳データを減らすため、銀行等の金融機関は通帳への未記帳データの印刷を表示画面や明細票等により顧客に促すようにしているが、顧客にとって未記帳データを通帳に印字することに時間がかかるなどの不満があり、未記帳データの削減が進んでいないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、未記帳データの削減を容易に行うことができるようにすることを目的とする。
そのため、本発明は、顧客の操作を受け付けるとともに、上位装置からの指示を受けて取引を行う自動取引装置において、顧客の操作を誘導する表示を行い、顧客の操作を受け付ける操作表示部と、前記操作表示部を制御するとともに、前記上位装置との間で通信を行い、前記取引を行う制御部と、を有し、前記制御部は、前記取引を行った後、通帳に印字されていない未記帳データを削除する選択手段を前記操作表示部に表示させるとともに、前記選択手段が選択された場合、前記上位装置に蓄積された前記未記帳データの削除を行うことを特徴とする。
このようにした本発明は、未記帳データの削減を容易に行うことができるという効果が得られる。
第1の実施例における自動取引装置の構成を示すブロック図 第1の実施例における取引処理の流れを示すフローチャート 第1の実施例における取引処理の表示画面の説明図 第1の実施例における未記帳データ削除確認画面の説明図 第2の実施例における取引処理の流れを示すフローチャート 第2の実施例における取引処理の表示画面の説明図 第2の実施例における未記帳データ参照/印字・削除画面の説明図 第3の実施例における取引処理の流れを示すフローチャート 第3の実施例における取引処理の表示画面の説明図 第3の実施例における未記帳データ選択画面の説明図
以下、図面を参照して本発明による自動取引装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例における自動取引装置の構成を示すブロック図である。
図1において、自動取引装置1は、銀行等の金融機関やコンビニエンスストア等の店舗等に設置され、顧客の操作を受け付けるとともに、通信回線2を介して通信可能に接続された上位装置としてのホストコンピュータ3からの指示を受けて現金の支払い取引や通帳の記帳取引等の取引を行うものである。
自動取引装置1は、例えば現金自動預払機であり、操作表示部11と、通帳部12と、カードリーダ部13と、紙幣入出金部14と、硬貨入出金部15と、記憶部16と、制御部17とを備えたものである。なお、本実施例では、硬貨入出金部15を備えた自動取引装置1として説明するが、硬貨入出金部15を備えない自動取引装置1であっても良い。
操作表示部11は、顧客の操作を誘導する表示を行うとともに、顧客の操作を受け付けるものであり、タッチパネル等の操作手段としての入力部および液晶ディスプレイ等の表示手段としての表示部で構成されたものである。この操作表示部11はCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示部上にタッチパネルを配置し顧客や係員が行う入力操作等を検知するものであり、また、取引選択画面、顧客が選択した取引に対して顧客の入力操作等の誘導を行う画面、係員の入力操作等の誘導を行う画面、および入力された情報等を表示するものである。
通帳部12は、磁気ストライプ読取り書込み機構、通帳搬送機構、印字機構および通帳発行機構等を備えたものである。この通帳部12は、顧客が通帳挿入返却口から挿入した通帳の磁気ストライプから口座番号等の口座情報を読取り、入出金額や口座残高等の情報を通帳の印字欄に印字し、印字後の通帳を通帳挿入返却口から排出して顧客に返却する。
本実施例の通帳部12は、ホストコンピュータ3から受信した未記帳データに基づいて入出金額や口座残高等の取引内容を表す情報を通帳の印字欄に印字する記帳を行うものである。
ここで、未記帳データとは、自動取引装置1で行われた取引の内容を表し、通帳に記帳すべき印字データであって通帳に未だ印字されていない印字データあり、例えば取引日付、取引内容(預かり金額、支払金額等)、口座残高等を表す印字データである。
カードリーダ部13は、カード読取り書込み機構およびカード搬送機構等を備えたものである。このカードリーダ部13は、顧客がカード挿入返却口に挿入したカードの磁気ストライプやICチップ等から口座番号等の口座情報を読取る。口座番号等の口座情報を読取ったカードはカード挿入返却口から排出して顧客に返却する。
紙幣入出金部14は、現金引出し取引や現金入金取引に伴う紙幣入出金処理を行うものである。ここで、紙幣入金処理とは顧客により接客部に投入された紙幣を計数して紙幣収納部に収納する処理である。また、紙幣出金処理とは顧客の操作により指定された金額に相当する紙幣を紙幣収納部から繰り出して接客口に搬送して顧客に払い出すことである。
硬貨入出金部15は、現金引出し取引や現金入金取引に伴う硬貨入出金処理を行う。ここで、硬貨入金処理とは顧客により接客部に投入された硬貨を計数して金庫に収納することである。また、硬貨出金処理とは顧客の操作により指定された金額に相当する硬貨を金庫から繰り出して接客口に搬送して顧客に払い出す処理である。
記憶部16は、半導体メモリや磁気ディスク等で構成され、情報を記憶し、記憶した情報を読取ることができるものである。この記憶部16には自動取引装置1全体の動作を制御する制御プログラム(ソフトウェア)、操作表示部11に表示する画面データおよび顧客が行う取引に必要な情報や取引の履歴情報(ログ情報)等を記憶する。
制御部17は、CPU(Central Processing Unit)等の演算および制御手段等で構成されたものである。この制御部17は、操作表示部11、通帳部12、カードリーダ部13、紙幣入出金部14、硬貨入出金部15、記憶部16、および通信回線2を介してホストコンピュータ3との間の通信制御を行う図示しない通信部を含めて自動取引装置1全体の動作を記憶部16に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御する。
制御部17は、操作表示部11、通帳部12、カードリーダ部13、紙幣入出金部14、硬貨入出金部15、および記憶部16を制御するとともに、ホストコンピュータ3との間で通信を行い、現金の支払い取引や未記帳データを通帳に印字する通帳記帳取引等の取引を行う。
本実施例において、未記帳データは、自動取引装置1で取引が行われる度に、顧客の口座情報に対応させてホストコンピュータ3の記憶部に蓄積される。また、ホストコンピュータ3から受信した未記帳データを自動取引装置1の通帳部12により通帳に印字することにより、通帳に印字された未記帳データがホストコンピュータ3の記憶部から削除(消去)される。なお、ホストコンピュータ3は、自動取引装置1から未記帳データの通帳への印字が終了した旨の通知を受信すると記憶部から当該未記帳データを削除(消去)する。
上述した構成の作用について説明する。
自動取引装置が行う取引処理を図2の第1の実施例における取引処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1を参照しながら説明する。なお、以下の実施例では現金の支払い取引を例として説明するが、それに限られるものでなく、現金の預け入れ等の取引であっても良い。
S101:自動取引装置1の制御部17は、例えば図3(a)に示す取引選択画面31を操作表示部11に表示し、顧客による取引の選択操作を待機する。
制御部17は、操作表示部11により現金支払いの取引を選択する顧客の操作を受付け、現金支払いの取引を開始する。
S102:現金支払いの取引を開始した制御部17は、例えば図3(b)に示すカード挿入画面32を操作表示部11に表示し、顧客によるカードの挿入を待機する。
カードリーダ部13は、制御部17の指示により、カードの挿入を待機し、カードがカード挿入返却口から挿入されると、挿入されたカードを装置内に引き込み、カードの磁気ストライプやICチップから口座情報を読み取る。
S103:制御部17は、例えば図3(c)に示す暗証入力画面33を操作表示部11に表示し、顧客による暗証番号の入力を待機する。なお、本実施例では、通帳部12により通帳の挿入を受け付けることなく、暗証番号の入力を受け付けるものとする。
制御部17は、操作表示部11により暗証番号を入力する顧客の操作を受付け、入力された暗証番号およびカードから読み取った口座情報に基づいて本人認証を行い、本人認証に成功すると処理をS104へ移行する。なお、本人認証に失敗するとカードを顧客に返却して本処理を終了する。
S104:本人認証に成功すると、制御部17は、例えば図3(d)に示す金額入力画面34を操作表示部11に表示し、顧客による支払金額の入力を待機する。
制御部17は、操作表示部11により支払金額を入力する顧客の操作を受付け、処理をS105へ移行する。
S105:制御部17は、例えば図3(e)に示す通信中画面35を操作表示部11に表示し、ホストコンピュータ3と通信を行い、入力された支払金額に相当する現金の支払いが可能であるかをホストコンピュータ3に問い合わせ、現金の支払いが可能であれば紙幣入出金部14および硬貨入出金部15により現金を顧客に支払う紙幣出金処理および硬貨出金処理を行う。
S106:制御部17は、紙幣入出金部14および硬貨入出金部15による紙幣出金処理および硬貨出金処理を終了すると、未記帳データ削除確認画面を操作表示部11に表示する。
未記帳データ削除確認画面は、例えば図4に示す未記帳データ削除確認画面41であり、「<カード支払> この取引の内容を残す必要がなければ、(後日、通帳に記帳されなければ)削除されますか?」等の文言、未記帳データを削除することを指示する選択手段としての「する」ボタン42、未記帳データを削除しないことを指示する選択手段としての「しない」ボタン43を表示する画面である。
制御部17は、未記帳データ削除確認画面41の「する」ボタン42の押下を操作表示部11により検知すると、通帳に印字すべき当該現金支払い取引の未記帳データをホストコンピュータ3から受信し、その未記帳データを印字することなく、未記帳データの印字が終了した旨の通知をホストコンピュータ3へ送信することにより、ホストコンピュータ3の当該未記帳データを削除する。
ここで、未記帳データが削除された後に通帳に記帳を行う通帳記帳取引における通帳記帳の動作を説明する。
未記帳データが削除された場合、本取引を終了した後に行われる通帳記帳取引において、制御部17は、削除された未記帳データを通帳に印字することなく、削除されていない未記帳データを通帳部12により通帳に印字するものとする。
このとき、制御部17は、削除された未記帳データを初めから存在しなかったものとして扱い、後続する未記帳データが存在する場合、削除された未記帳データより前の未記帳データの印字行に続けて後続する未記帳データの行を印字、すなわち削除された未記帳データに対応する行を詰めて印字するものとする。
なお、制御部17は、行を詰めて印字するのではなく、削除された未記帳データに対応する行を空白行として印字しても良く、また未記帳データが削除された旨の文言を印字するようにしても良い。このようにすることにより、顧客に未記帳データの削除が行われたことを知らせることができる。特に、未記帳データを削除した場合、口座残高が未記帳データの前後で整合しなくなるが、未記帳データの削除が行われたことを知らせることにより顧客に安心感を与えることができる。
一方、制御部17は、未記帳データ削除確認画面41の「しない」ボタン43の押下を操作表示部11により検知すると、ホストコンピュータ3から当該現金支払い取引の未記帳データを受信することなく、即ち未記帳データはホストコンピュータ3に保持された状態で処理をS107へ移行する。
S107:制御部17は、例えば図3(f)に示すカード返却画面36を操作表示部11に表示し、カードリーダ部13により顧客にカードを返却する。制御部17は、カードリーダ部13によりカードが受け取られたことを検知すると、例えば図3(g)に示す取引終了画面37を操作表示部11に表示し、本取引処理を終了する。
このように、自動取引装置1の制御部17は、取引を行った後、通帳に印字されていない未記帳データを削除する選択手段としての操作ボタンを操作表示部11に表示させるとともに、操作ボタンが選択(押下)された場合、ホストコンピュータ3に蓄積された未記帳データの削除を行うようにしたことにより、未記帳データの通帳への印字を行うことなく、未記帳データの削減を容易に行うことができる。
また、取引を行った直後に、当該取引の内容を表す未記帳データを削除するようにしたことにより、ホストコンピュータ3の記憶部に蓄積する未記帳データを削減させることができる。
以上説明したように、第1の実施例では、自動取引装置で未記帳データを削除する顧客の操作を受け付けることにより、ホストコンピュータ3に蓄積された未記帳データを容易に削減することができるという効果が得られる。
また、未記帳データの通帳への印字がすべて終了するまで顧客を待たせることがないので、顧客にイライラ感を感じさせることなく未記帳データを削減することができるという効果が得られる。
第2の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同様なので同一の符号を付してその説明を省略する。
第2の実施例の作用について説明する。
自動取引装置が行う取引処理を図5の第2の実施例における取引処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1を参照しながら説明する。なお、以下の実施例では現金の支払い取引を例として説明するが、それに限られるものでなく、現金の預け入れ等の取引であっても良い。
S201〜S205:図2に示すS101〜S105と同様の処理なのでその説明を省略する。
S206:制御部17は、紙幣入出金部14および硬貨入出金部15による紙幣出金処理および硬貨出金処理を終了すると、未記帳データ参照/印字・削除画面を操作表示部11に表示する。
未記帳データ参照/印字・削除画面は、例えば図7に示す未記帳データ参照/印字・削除画面71であり、「未記帳データがあります 「印字」を選んで、通帳を入れてください。必要ないデータは削除してください。」等の文言、および未記帳データ72、73、74、75、76等(未記帳データの日付、取引名、摘要、金額等)を一覧として表示する画面である。この未記帳データ参照/印字・削除画面71には、それぞれの未記帳データに対応させて当該未記帳データを通帳に印字することを指示する「印字」ボタン(例えば、「印字」ボタン72a)および未記帳データの削除を指示する「削除」ボタン(例えば、「削除」ボタン72b)が表示される。なお、「次へ」ボタン77は、ひとつの画面で未記帳データを表示できない場合に押下されると後続する未記帳データを表示させるものである。
制御部17は、未記帳データ参照/印字・削除画面71の「削除」ボタンの押下を操作表示部11により検知すると、当該未記帳データを削除する指示をホストコンピュータ3へ送信し、ホストコンピュータ3は当該未記帳データを削除する。
一方、制御部17は、未記帳データ参照/印字・削除画面71の「印字」ボタンの押下を操作表示部11により検知すると、当該未記帳データを削除する指示をホストコンピュータ3へ送信することなく、即ち当該未記帳データはホストコンピュータ3に保持された状態で処理をS207へ移行する。
S207:制御部17は、例えば図6(a)に示す通帳挿入画面61を操作表示部11に表示し、顧客による通帳の挿入を待機する。
S208:通帳部12は、制御部17の指示により、通帳の挿入を待機し、通帳が通帳挿入返却口から挿入されると、挿入された通帳を装置内に引き込み、通帳の磁気ストライプから口座情報を読み取って確認し、S206において「印字」ボタンが押下された未記帳データを通帳に印字する。すなわち、通帳部12は、「削除」ボタンが押下された未記帳データを通帳に印字することなく、「印字」ボタンが押下された未記帳データのみを通帳に印字する。このとき、制御部17は、例えば図6(b)に示す通帳記帳中画面62を操作表示部11に表示する。
なお、未記帳データが削除された後の通帳記帳の動作は第1の実施例と同様である。
S209:制御部17は、例えば図6(c)に示すカード通帳返却画面63を操作表示部11に表示し、カードリーダ部13により顧客にカード、通帳部12により顧客に通帳を返却する。制御部17は、カードリーダ部13によりカードが受け取られたこと、および通帳部12により通帳が受け取られたことを検知すると、例えば図3(g)に示す取引終了画面37を操作表示部11に表示し、本取引処理を終了する。
このように、自動取引装置1の制御部17は、取引を行った後、ホストコンピュータ3の記憶部に蓄積された複数の未記帳データに対応する選択手段としての削除ボタンを操作表示部11に表示させるとともに、その削除ボタンで選択された一または複数の未記帳データをホストコンピュータ3から削除するようにしたことにより、未記帳データの削減を容易に行うことができ、また記帳不要な未記帳データのみを削除することができる。
以上説明したように、第2の実施例では、第1の実施例の効果に加え、ホストコンピュータに蓄積された未記帳データを操作表示部に表示するとともに、顧客の操作により削除する未記帳データと削除しない未記帳データを選択可能にしたことにより、記帳不要な未記帳データのみを削除することができるという効果が得られる。
また、ホストコンピュータに蓄積されているすべての未記帳データを操作表示部に表示し、記帳不要な未記帳データを複数選択することにより一度に多数の未記帳データを削減することができるという効果が得られる。
第3の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同様なので同一の符号を付してその説明を省略する。
第3の実施例の作用について説明する。
自動取引装置が行う取引処理を図8の第3の実施例における取引処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1を参照しながら説明する。なお、以下の実施例では現金の支払い取引を例として説明するが、それに限られるものでなく、現金の預け入れ等の取引であっても良い。
S301〜S305:図2に示すS101〜S105と同様の処理なのでその説明を省略する。
S306:制御部17は、紙幣入出金部14および硬貨入出金部15による紙幣出金処理および硬貨出金処理を終了すると、未記帳データ選択画面を操作表示部11に表示する。
未記帳データ選択画面は、例えば図10(a)に示す未記帳データ選択画面101aであり、「未記帳データがあります。 印字する未記帳データを選んでください。選択された未記帳データを印字します。」等の文言、および直近の10件の未記帳データを印字させる「直近10件のデータ」選択ボタン102a、直近の20件の未記帳データを印字させる「直近20件のデータ」選択ボタン103a、直近の30件の未記帳データを印字させる「直近30件のデータ」選択ボタン104a、すべての未記帳データを印字させる「全部の未記帳データ」選択ボタン105a等並びに「選択されないデータはおまとめ記帳とさせていただきます。」等の文言を表示する画面である。なお、未記帳データ選択画面101aは、未記帳データが30件以上(例えば、100件)存在する場合の例である。
制御部17は、未記帳データ選択画面101aの「直近10件のデータ」選択ボタン102aの押下を操作表示部11により検知すると、直近10件の未記帳データの送信を要求する指示をホストコンピュータ3へ送信し、ホストコンピュータ3は直近10件の未記帳データを自動取引装置1へ送信し、その直近10件の未記帳データを削除する。
この場合、直近10件を除く他の未記帳データは、ホストコンピュータ3で入金額および出金額の合計額を通帳に印字する「おまとめ記帳」の印字データとして自動取引装置1へホストコンピュータ3から送信される。ホストコンピュータ3は、「おまとめ記帳」の印字データとして自動取引装置1へ送信した直近10件を除く他の未記帳データも記憶部から削除する。
同様に、未記帳データ選択画面101aの「直近20件のデータ」選択ボタン103aの押下を操作表示部11により検知すると、直近20件の未記帳データの送信を要求する指示をホストコンピュータ3へ送信し、ホストコンピュータ3は直近20件の未記帳データを自動取引装置1へ送信し、その直近20件の未記帳データを削除する。
この場合、直近20件を除く他の未記帳データは、ホストコンピュータ3で入金額および出金額の合計額を通帳に印字する「おまとめ記帳」の印字データとして自動取引装置1へホストコンピュータ3から送信される。ホストコンピュータ3は、「おまとめ記帳」の印字データとして自動取引装置1へ送信した直近20件を除く他の未記帳データも記憶部から削除する。なお、「直近30件のデータ」選択ボタン104aが押下された場合も同様である。
また、制御部17は、未記帳データ選択画面101aの「全部の未記帳データ」選択ボタン105aの押下を操作表示部11により検知すると、全部の未記帳データの送信を要求する指示をホストコンピュータ3へ送信し、ホストコンピュータ3は全部の未記帳データを自動取引装置1へ送信し、その全部の未記帳データを削除する。
S307:制御部17は、例えば図6(a)に示す通帳挿入画面61を操作表示部11に表示し、顧客による通帳の挿入を待機する。
S308:通帳部12は、制御部17の指示により、通帳の挿入を待機し、通帳が通帳挿入返却口から挿入されると、挿入された通帳を装置内に引き込み、通帳の磁気ストライプから口座情報を読み取って確認し、S306において選択され、ホストコンピュータ3から受信した未記帳データ(例えば、直近10件の未記帳データ)を通帳に印字する。
また、通帳部12は、制御部17の指示により、ホストコンピュータ3から受信した「おまとめ記帳」の印字データを通帳に印字する。
このとき、制御部17は、例えば図9に示す通帳記帳画面91を操作表示部11に表示する。
S309:制御部17は、例えば図6(c)に示すカード通帳返却画面63を操作表示部11に表示し、カードリーダ部13により顧客にカード、通帳部12により顧客に通帳を返却する。制御部17は、カードリーダ部13によりカードが受け取られたこと、および通帳部12により通帳が受け取られたことを検知すると、例えば図3(g)に示す取引終了画面37を操作表示部11に表示し、本取引処理を終了する。
このように、本実施例では、通帳に印字してホストコンピュータ3の記憶部から削除する未記帳データの件数を選択可能にしたことにより、未記帳データの印字による顧客の待ち時間を短縮させることができる。また、顧客の事情に合わせて未記帳データの印字件数を選択できるようになり、顧客の利便性を向上させることができる。
次に、本実施例の変形例を説明する。
変形例では、上述したS306〜S309において行う処理を以下のようにする。なお、S301〜S305は図2に示すS101〜S105と同様の処理なのでその説明を省略する。
S306:制御部17は、紙幣入出金部14および硬貨入出金部15による紙幣出金処理および硬貨出金処理を終了すると、未記帳データ選択画面を操作表示部11に表示する。
未記帳データ選択画面は、例えば図10(b)に示す未記帳データ選択画面101bであり、「未記帳データがあります。 表示する未記帳データを選んでください。選択された未記帳データを表示します。」等の文言、および直近の10件の未記帳データを表示させる「直近10件のデータ」選択ボタン102b、直近の20件の未記帳データを表示させる「直近20件のデータ」選択ボタン103b、直近の30件の未記帳データを表示させる「直近30件のデータ」選択ボタン104b、すべての未記帳データを表示させる「全部の未記帳データ」選択ボタン105b等並びに「選択されないデータはおまとめ記帳とさせていただきます。」等の文言を表示する画面である。なお、未記帳データ選択画面101bは、未記帳データが30件以上(例えば、100件)存在する場合の例である。
制御部17は、未記帳データ選択画面101bの「直近10件のデータ」選択ボタン102bの押下を操作表示部11により検知すると、直近10件の未記帳データの送信を要求する指示をホストコンピュータ3へ送信し、ホストコンピュータ3は直近10件の未記帳データを自動取引装置1へ送信し、その直近10件の未記帳データを削除する。
この場合、直近10件を除く他の未記帳データは、ホストコンピュータ3で入金額および出金額の合計額を通帳に印字する「おまとめ記帳」の印字データとして自動取引装置1へホストコンピュータ3から送信される。ホストコンピュータ3は、「おまとめ記帳」の印字データとして自動取引装置1へ送信した直近10件を除く他の未記帳データも記憶部から削除する。
同様に、未記帳データ選択画面101bの「直近20件のデータ」選択ボタン103bの押下を操作表示部11により検知すると、直近20件の未記帳データの送信を要求する指示をホストコンピュータ3へ送信し、ホストコンピュータ3は直近20件の未記帳データを自動取引装置1へ送信し、その直近20件の未記帳データを削除する。
この場合、直近20件を除く他の未記帳データは、ホストコンピュータ3で入金額および出金額の合計額を通帳に印字する「おまとめ記帳」の印字データとして自動取引装置1へホストコンピュータ3から送信される。ホストコンピュータ3は、「おまとめ記帳」の印字データとして自動取引装置1へ送信した直近20件を除く他の未記帳データも記憶部から削除する。なお、「直近30件のデータ」選択ボタン104bが押下された場合も同様である。
また、制御部17は、未記帳データ選択画面101bの「全部の未記帳データ」選択ボタン105bの押下を操作表示部11により検知すると、全部の未記帳データの送信を要求する指示をホストコンピュータ3へ送信し、ホストコンピュータ3は全部の未記帳データを自動取引装置1へ送信し、その全部の未記帳データを削除する。
次に、ホストコンピュータ3から未記帳データを受信した制御部17は、受信した未記帳データに基づいて未記帳データ参照/印字・削除画面を操作表示部11に表示する。
未記帳データ参照/印字・削除画面は、例えば図7に示す未記帳データ参照/印字・削除画面71であり、「未記帳データがあります 「印字」を選んで、通帳を入れてください。必要ないデータは削除してください。」等の文言、および未記帳データ72、73、74、75、76等(未記帳データの日付、取引名、摘要、金額等)を一覧として表示する画面である。この未記帳データ参照/印字・削除画面71には、それぞれの未記帳データに対応させて当該未記帳データを通帳に印字することを指示する「印字」ボタン(例えば、「印字」ボタン72a)および未記帳データの削除を指示する「削除」ボタン(例えば、「削除」ボタン72b)が表示される。なお、「次へ」ボタン77は、ひとつの画面で未記帳データを表示できない場合に押下されると後続する未記帳データを表示させるものである。
制御部17は、未記帳データ参照/印字・削除画面71の「削除」ボタンの押下を操作表示部11により検知すると、当該未記帳データを削除する指示をホストコンピュータ3へ送信し、ホストコンピュータ3は当該未記帳データを削除する。
一方、制御部17は、未記帳データ参照/印字・削除画面71の「印字」ボタンの押下を操作表示部11により検知すると、当該未記帳データを削除する指示をホストコンピュータ3へ送信することなく、即ち当該未記帳データはホストコンピュータ3に保持された状態で処理をS307へ移行する。
S307:制御部17は、例えば図6(a)に示す通帳挿入画面61を操作表示部11に表示し、顧客による通帳の挿入を待機する。
S308:通帳部12は、制御部17の指示により、通帳の挿入を待機し、通帳が通帳挿入返却口から挿入されると、挿入された通帳を装置内に引き込み、通帳の磁気ストライプから口座情報を読み取って確認し、S306において「印字」ボタンが押下された未記帳データを通帳に印字する。すなわち、通帳部12は、「削除」ボタンが押下された未記帳データを通帳に印字することなく、「印字」ボタンが押下された未記帳データのみを通帳に印字する。
また、通帳部12は、制御部17の指示により、ホストコンピュータ3から受信した「おまとめ記帳」の印字データを通帳に印字する。
このとき、制御部17は、例えば図6(b)に示す通帳記帳中画面62を操作表示部11に表示する。
S309:制御部17は、例えば図6(c)に示すカード通帳返却画面63を操作表示部11に表示し、カードリーダ部13により顧客にカード、通帳部12により顧客に通帳を返却する。制御部17は、カードリーダ部13によりカードが受け取られたこと、および通帳部12により通帳が受け取られたことを検知すると、例えば図3(g)に示す取引終了画面37を操作表示部11に表示し、本取引処理を終了する。
このように、変形例では、操作表示部11の未記帳データ参照/印字・削除画面に表示させる未記帳データの件数を選択可能にしたことにより、未記帳データの印字による顧客の待ち時間を短縮させることができる。また、顧客の事情に合わせて未記帳データの印字件数を選択できるようになり、顧客の利便性を向上させることができる。
以上説明したように、第3の実施例では、第1の実施例および第2の実施例の効果に加え、通帳に印字する未記帳データの件数を顧客の操作により選択できるようにしたことにより、未記帳データの印字による顧客の待ち時間を短縮させることができるという効果が得られる。
また、顧客の事情に合わせて未記帳データの印字件数を選択できるようになり、顧客の利便性を向上させることができるという効果が得られる。
1 自動取引装置
2 通信回線
3 ホストコンピュータ
11 操作表示部
12 通帳部
13 カードリーダ部
14 紙幣入出金部
15 硬貨入出金部
16 記憶部
17 制御部

Claims (6)

  1. 顧客の操作を受け付けるとともに、上位装置からの指示を受けて取引を行う自動取引装置において、
    顧客の操作を誘導する表示を行い、顧客の操作を受け付ける操作表示部と、
    前記操作表示部を制御するとともに、前記上位装置との間で通信を行い、前記取引を行う制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記取引を行った後、通帳に印字されていない未記帳データを削除する選択手段を前記操作表示部に表示させるとともに、前記選択手段が選択された場合、前記上位装置に蓄積された前記未記帳データの削除を行うことを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1に記載の自動取引装置において、
    前記制御部は、前記取引を行った後、当該取引の内容を表す未記帳データの削除を行うことを特徴とする自動取引装置。
  3. 請求項1に記載の自動取引装置において、
    前記制御部は、前記取引を行った後、前記上位装置に蓄積された複数の前記未記帳データに対応する前記選択手段を前記操作表示部に表示させるとともに、前記選択手段で選択された一または複数の前記未記帳データの削除を行うことを特徴とする自動取引装置。
  4. 請求項3に記載の自動取引装置において、
    前記制御部は、前記操作表示部に表示させる前記未記帳データの件数を選択可能にしたことを特徴とする自動取引装置。
  5. 請求項1に記載の自動取引装置において、
    前記制御部は、削除する前記未記帳データの件数を選択可能にしたことを特徴とする自動取引装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載の自動取引装置において、
    前記制御部は、直近の前記未記帳データの件数を選択可能にしたことを特徴とする自動取引装置。
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