JP2006252412A - 自動取引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入力ミスの発生を防止するとともに、入力操作項目を少なくすることにより、入力操作時間の短縮を図った自動取引装置を提供する。
【解決手段】 顧客操作により取引を行う自動取引装置1において、明細票の裏面にバーコードを印字するサーマルヘッドを設けると共に、自動取引装置1で行う取引種別および該取引種別に関する入力情報をバーコードで記録した明細票から記録情報を読取るバーコードリーダ部11を設け、顧客は取引を行う場合に明細票をバーコードリーダ部11で読取らせ、読取った情報に基づいて取引を実行するようにした。これにより、振込取引に限らず顧客の入力する項目が削減され入力操作時間が短縮される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金融機関等に設置され、不特定多数の利用者(顧客)が操作を行って取引を実行する自動取引装置に関し、とくに取引処理時間の短縮を図った自動取引装置に関する。
従来の一般的な自動取引装置は、紙幣の入出金処理を行う紙幣入出金部、硬貨の入出金処理を行う硬貨入出金部、表示されたガイダンスに従って顧客が操作を行う顧客操作部、挿入されたカードに対して情報の読取/書込処理を行うカード処理部、挿入された通帳に対して記帳処理を行う通帳処理部、取引結果を記録した明細票を発行する明細票発行部、取引のジャーナル記録を行うジャーナル記録部、係員が操作を行う係員操作部、上記各部を制御する制御部等を有する構成となっている。
顧客が自動取引装置に接近すると、顧客操作部に取引科目の選択画面が表示され、顧客がいずれかの取引を選択することにより取引が開始される。例えば出金取引が選択された場合は、顧客は持参のカード(および通帳)を挿入した後、顧客操作部で暗証番号を入力し、暗証番号が一致すると次に出金金額を入力する。これにより出金動作が行われ、現金、挿入したカード、通帳(または明細票)が排出され、顧客はこれらを受け取って取引を終了する。
また振込取引が選択された場合、顧客は持参のカード(および通帳)を挿入した後、顧客操作部で暗証番号を入力し、暗証番号が一致すると次に振込先の銀行名、支店名、口座番号等を入力し、次に振込金額を入力する。これにより振込処理が行われ、最後に挿入したカード、通帳(または明細票)が排出され、顧客はこれらを受け取って取引を終了する。
振込取引の場合、顧客が入力する項目が多い。そのため入力操作に時間がかかる。そのため従来、入力項目が決まっている場合にはその入力項目の情報を予め記録した振込カードを装置に読取らせることにより、入力操作を省略できるようにしている。このような振込カードを使用する自動取引装置を開示するものとして例えば特開平11−73539号公報が挙げられる。
特開平11−73539号公報
しかしながら従来の自動取引装置においては、振込取引においては振込カードを使用することによりある程度の入力操作時間の短縮を図ることができるが、他の取引においては入力操作時間の短縮が図られていないのが現状である。入力操作項目が多いと入力ミスが発生する可能性が高くなり、入力ミスが発生すると処理が後戻りになり、余分に長い時間がかかる。さらに同一内容の取引を繰り返し行いたい場合でも、都度同じ内容の入力操作を行わなければならない。
上記課題を解決するために本発明は、顧客により選択された取引を行う自動取引装置において、自動取引装置で行う取引種別および該取引種別に関する入力情報を記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体から記録情報を読取る読取手段と、前記読取手段により読取った情報に基づいて取引を実行する制御手段とを具備したことを特徴とするものである。
本発明によれば、自動取引装置で行う取引種別および該取引種別に関する入力情報を記録した記録媒体を発行し、取引時にこの記録媒体を自動取引装置に挿入することにより読取手段が記録情報を読み取り、読取った情報に基づいて取引が行われ、振込取引に限らず顧客の入力する項目が削減され入力操作時間が短縮される効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。各図面に共通する要素には同一の符号を付す。図1は本発明の実施の形態の自動取引装置を示すブロック図である。図1において、実施の形態の自動取引装置1は、装置全体を制御する制御部2を有し、制御部2には以下に説明する各部が接続されている。顧客操作部3は、顧客に対して操作の案内をしたり顧客からの指示や入力を受け付けるもので、タッチパネル付表示装置から構成される。カード処理部4は、挿入されたキャッシュカードの磁気ストライプの読取り/書込みを行う。
紙幣入出金部5は、紙幣の鑑別および計数を含む紙幣の入出金処理を行う。硬貨入出金部6は、硬貨の鑑別および計数を含む硬貨の入出金処理を行う。ジャーナル記録部7は、ジャーナル記録を行い、通帳処理部8は、挿入された通帳に取引内容を記帳する。明細票発行部9は、取引内容を印字した明細票を発行する。係員操作部10は、装置の保守時等に係員が操作を行う部分である。
バーコードリーダ部11は、本発明の特徴を構成する部分で、顧客操作部3内または顧客操作部3の近傍に設けられ、顧客の持参するバーコードが記録された媒体からそのバーコードを読取る。バーコードには、取引種別とその取引に必要な入力情報が含まれている。記録装置12は、振込取引における振込先の名称、口座番号、受取人名や住所、振込先が利用している金融機関名、その支店名などの情報を予め記録している。
図2は実施の形態の自動取引装置を示す外観図である。図2において、自動取引装置1には、上述の顧客操作部3、カード挿入排出口14、紙幣入出金口15、硬貨入出金口16、通帳挿入排出口18、明細票排出口19、取引業務表示部20および上述のバーコードリーダ部11が設けられている。
カード挿入排出口14は、ここからキャッシュカードが挿入されるとともに返却される部分で、上述のカード処理部4と搬送路で接続されている。紙幣入出金口15は、入金取引の際に紙幣が投入されるとともに出金取引の際に紙幣が排出される口であり、上述の紙幣入出金部5と接続されている。硬貨入出金口16は、入金取引の際に硬貨が投入されるとともに出金取引の際に硬貨が排出される口であり、上述の硬貨入出金部6と接続されている。
通帳挿入排出口18は、通帳が挿入および排出される口であり、上述の通帳処理部8と接続されている。明細票排出口19は、明細票が排出される口で、上述の明細票発行部9に接続されている。またバーコードリーダ部11は、光学センサにより構成され、顧客操作部3に近接して設けられている。
図3は実施の形態の明細票発行部を示す構成図である。図3において、明細票発行部9には、発行前の折り畳まれた明細票21を収納する明細票収納ボックス22、明細票21を搬送する搬送路23、搬送路23に配設された搬送ローラ24、搬送路23に配設されて明細票21を単票状に切断する回転カッタ25、明細票21の表面に印字を行うサーマルヘッド26、サーマルヘッド26に対向して設けられたプラテン27、明細票21の裏面に印字を行うサーマルヘッド28およびサーマルヘッド28に対向して設けられたプラテン29がそれぞれ設けられている。
次に上記構成を有する実施の形態の動作を図4のフローチャートにしたがって説明する。図4は出金動作を示すフローチャートであり、ここでは出金取引を行う場合について説明する。顧客は金融機関またはコンビニエンスストア等へ出向き、自動取引装置1に接近すると、図示しない近接センサにより最初の案内画面が顧客操作部3に表示される(ステップ1)。表示される案内画面を図5に示す。
図5において、案内画面30には、取引種別のボタン31が表示されるとともに、「バーコードシートをお持ちの場合は右側のバーコードリーダで読取って下さい」というガイダンス32が表示される。このとき顧客は後述するバーコードシートを持っておらず、取引種別のボタン31を押下することにより取引を開始するものとする。
ここで顧客が出金取引のボタン31aを押下すると(ステップ2、3)、制御部2は、顧客操作部3に、キャッシュカードおよび通帳を挿入する誘導をする画面を表示する(ステップ4)。この画面で顧客はキャッシュカードをカード挿入排出口14から挿入し、さらに通帳を通帳挿入排出口18から挿入する。キャッシュカードが挿入されると、カード処理部4でキャッシュカードの磁気ストライプから磁気データを読取る。磁気データの中には顧客の口座番号が含まれている。
次に制御部2は顧客操作部3に暗証番号入力画面を表示する(ステップ5)。この画面で顧客は暗証番号を入力する。入力された暗証番号は口座番号とともに図示しないセンタコンピュータへ送られ、センタコンピュータに登録されている暗証番号と照合される(ステップ6)。ここで暗証番号が一致しない場合は、所定回数まで暗証番号の再入力が行われ(ステップ7)、それでも一致しない場合はエラー処理となる(ステップ8)。
暗証番号が一致した旨の通知がセンタコンピュータから送られてくると、制御部2は出金金額の入力画面を表示する(ステップ9)。ここで顧客は出金金額を入力する。制御部2は入力された金額情報に基づいて、出金動作を行う(ステップ10)。出金動作は紙幣入出金部5及び/又は硬貨入出金部6で紙幣または硬貨を繰り出し、紙幣入出金口15または硬貨入出金口16に排出する。顧客は排出された紙幣または硬貨を取り出す。
また制御部2は、図3に示す明細票21を搬送路23上に搬送させ、回転カッタ25で単票状に切断し、さらにサーマルヘッド28まで搬送する。サーマルヘッド28は明細票21の裏面に対向しており、明細票21が搬送されてきたことが図示しないセンサにより検出されると、制御部2はサーマルヘッド28を駆動し、明細票21の裏面にバーコードを印字する(ステップ11)。バーコードは現在行っている取引の内容を示すもので、少なくとも出金取引であるという情報および出金金額情報が記録される。
バーコードの印字が終了すると、さらに明細票21が搬送され、次にサーマルヘッド26により明細票21の表面に取引内容が印字される。そして磁気データを更新したキャッシュカードをカード挿入排出口14から排出するととともに、取引内容を印字した明細票21を明細票排出口19から排出する。また通帳が挿入されている場合には記帳が行われた通帳を通帳挿入排出口18から排出する(ステップ12)。以上により出金取引を終了する。
裏面にバーコードを印字した明細票21を排出する際に、顧客操作部3に「今後、同様の出金取引を行う場合には明細票の裏面のバーコードを読み取ることによりお客様の入力操作が不要になります」等の表示を行う。またこのメッセージを音声で顧客に伝えるようにしてもよい。このメッセージを顧客に伝えることにより、次回の出金取引では顧客は明細票21のバーコードを使用できることを確認できる。
なお上記の例では出金取引毎に明細票21の裏面にバーコードを印字するようにしているが、取引の途中で顧客操作部3にバーコードを印字するか否かの顧客に対する問合せ画面を表示し、バーコードの印字を顧客に選択させるようにしてもよい。
次に顧客がバーコードの印字された明細票21を持参して出金取引を行う場合について図6のフローチャートにしたがって説明する。顧客が自動取引装置1に接近すると、図5に示す最初の案内画面が顧客操作部3に表示される(ステップ21)。
図5の案内画面30に表示される「バーコードシートをお持ちの場合は右側のバーコードリーダで読取って下さい」というガイダンス32に従って、顧客は持参した明細票21(バーコードシート)をバーコードの印字された裏面を下側にしてバーコードリーダ部11上に載せる。これによりバーコードリーダ部11が明細票21の裏面からバーコードを読取る。バーコードシートから読取ったバーコードデータは制御部2へ送られ、制御部2はバーコードデータを解析して読取られた取引種別が出金取引であることを認識する(ステップ22、23)。なお他の取引の場合の説明は省略する。
出金取引が入力されたと認識した制御部2は、顧客操作部3に、キャッシュカードおよび通帳を挿入する誘導をする画面を表示する(ステップ24)。この画面で顧客はキャッシュカードをカード挿入排出口14から挿入し、さらに通帳を通帳挿入排出口18から挿入する。キャッシュカードが挿入されると、カード処理部4でキャッシュカードの磁気ストライプから磁気データを読取る。
次に制御部2は顧客操作部3に暗証番号入力画面を表示する(ステップ25)。この画面で顧客は暗証番号を入力する。入力された暗証番号は口座番号とともに図示しないセンタコンピュータへ送られ、センタコンピュータに登録されている暗証番号と照合される(ステップ26)。ここで暗証番号が一致しない場合は、所定回数まで暗証番号の再入力が行われ(ステップ27)、それでも一致しない場合はエラー処理となる(ステップ28)。
暗証番号が一致した旨の通知がセンタコンピュータから送られてくると、制御部2はバーコードシートから読取った金額情報に基づいて、出金動作を行う(ステップ29)。出金動作は紙幣入出金部5及び/又は硬貨入出金部6で紙幣または硬貨を繰り出し、紙幣入出金口15または硬貨入出金口16に排出する。顧客は排出された紙幣または硬貨を取り出す。
次に制御部2は、磁気データを更新したキャッシュカードをカード挿入排出口14から排出するととともに、取引内容を記帳した通帳を通帳挿入排出口18から排出する。また通帳が挿入されていない場合には明細票発行部9のサーマルヘッド26で取引内容を印字した明細票を明細票排出口19から排出する(ステップ30)。以上により出金取引を終了する。
以上のようにバーコードを裏面に印字した明細票21(バーコードシート)を使用して出金取引を行う場合、顧客は取引科目を選択することなく、また出金金額を入力することなく、出金取引を行うことができ、入力操作が簡単になるとともに、入力操作時間も短縮される効果が得られる。
上記の例では出金取引において明細票21の裏面にバーコードを印字しないようにしたが、取引動作の途中でバーコードを印字するか否かの顧客への問合せ画面を顧客操作部3に表示して顧客の選択によりバーコードを印字するようにしてもよい。選択的に印字できるようにすることにより、新しいバーコード付き明細票21に代えたいという顧客の要望に応えることができる。
次に振込取引を行う場合について説明する。図7は振込取引動作を示すフローチャートである。この場合も最初にバーコードシートとしてのバーコードの印字された明細票を顧客が所持していない場合について説明する。顧客が自動取引装置1に接近すると、図5に示す最初の案内画面が顧客操作部3に表示される(ステップ31)。
ここで顧客が振込取引のボタン31bを押下すると(ステップ32、33)、振込取引が入力されたと認識した制御部2は、顧客操作部3に、キャッシュカードおよび通帳を挿入する誘導をする画面を表示する(ステップ34)。この画面で顧客はキャッシュカードをカード挿入排出口14から挿入し、さらに通帳を通帳挿入排出口18から挿入する。キャッシュカードが挿入されると、カード処理部4でキャッシュカードの磁気ストライプから磁気データを読取る。
次に制御部2は顧客操作部3に暗証番号入力画面を表示する(ステップ35)。この画面で顧客は暗証番号を入力する。入力された暗証番号は口座番号とともに図示しないセンタコンピュータへ送られ、センタコンピュータに登録されている暗証番号と照合される(ステップ36)。ここで暗証番号が一致しない場合は、所定回数まで暗証番号の再入力が行われ(ステップ37)、それでも一致しない場合はエラー処理となる(ステップ38)。
暗証番号が一致した旨の通知がセンタコンピュータから送られてくると、制御部2は振込情報の入力画面を表示する(ステップ39)。ここで顧客は、振込情報として、振込先の銀行名、支店名、口座番号、受取人名や住所、振込金額を入力する。制御部2は入力された振込情報に基づいて振込処理を行う(ステップ40)。
次に制御部2は、図3に示す明細票21を搬送路23上に搬送させ、回転カッタ25で単票状に切断し、さらにサーマルヘッド28まで搬送する。サーマルヘッド28は明細票21の裏面に対向しており、明細票21が搬送されてきたことが図示しないセンサにより検出されると、制御部2はサーマルヘッド28を駆動し、明細票21の裏面にバーコードを印字する(ステップ41)。バーコードは現在行っている振込取引の内容を示すもので、顧客により入力された振込情報等が記録される。即ち、振込取引であるという情報に加えて、振込先の名称、口座番号、受取人名や住所、振込先が利用している金融機関名、その支店名などの情報がバーコードで記録される。
バーコードの印字が終了すると、さらに明細票21が搬送され、次にサーマルヘッド26により明細票21の表面に取引内容が印字される。そして磁気データを更新したキャッシュカードをカード挿入排出口14から排出するととともに、取引内容を印字した明細票21を明細票排出口19から排出する。また通帳が挿入されている場合には記帳が行われた通帳を通帳挿入排出口18から排出する(ステップ42)。以上により振込取引を終了する。
なお上記の例の場合も、取引の途中で顧客操作部3にバーコードを印字するか否かの顧客に対する問合せ画面を表示し、バーコードの印字を顧客に選択させるようにしてもよい。
次に顧客がバーコードの印字された明細票21を持参して振込取引を行う場合について図8のフローチャートにしたがって説明する。顧客が自動取引装置1に接近すると、図5に示す最初の案内画面が顧客操作部3に表示される(ステップ51)。
図5の案内画面30に表示される「バーコードシートをお持ちの場合は右側のバーコードリーダで読取って下さい」というガイダンス32に従って、顧客は持参した明細票21(バーコードシート)をバーコードの印字された裏面を下側にしてバーコードリーダ部11上に載せる。これによりバーコードリーダ部11が明細票21の裏面からバーコードを読取る。読取ったバーコードデータは制御部2へ送られ、制御部2はバーコードデータを解析して読取られた取引種別が振込取引であることを認識する(ステップ52、53)。なお他の取引の場合の説明は省略する。
振込取引が入力されたと認識した制御部2は、顧客操作部3に、キャッシュカードおよび通帳を挿入する誘導をする画面を表示する(ステップ54)。この画面で顧客はキャッシュカードをカード挿入排出口14から挿入し、さらに通帳を通帳挿入排出口18から挿入する。キャッシュカードが挿入されると、カード処理部4でキャッシュカードの磁気ストライプから磁気データを読取る。
次に制御部2は顧客操作部3に暗証番号入力画面を表示する(ステップ55)。この画面で顧客は暗証番号を入力する。入力された暗証番号は口座番号とともに図示しないセンタコンピュータへ送られ、センタコンピュータに登録されている暗証番号と照合される(ステップ56)。ここで暗証番号が一致しない場合は、所定回数まで暗証番号の再入力が行われ(ステップ57)、それでも一致しない場合はエラー処理となる(ステップ58)。
暗証番号が一致した旨の通知がセンタコンピュータから送られてくると、制御部2はバーコードシートから読取った振込情報、即ち、振込先の名称、口座番号、受取人名や住所、振込先が利用している金融機関名、その支店名などの情報に基づいて、振込処理を行う(ステップ59)。
次に制御部2は、磁気データを更新したキャッシュカードをカード挿入排出口14から排出するととともに、取引内容を記帳した通帳を通帳挿入排出口18から排出する。また通帳が挿入されていない場合には明細票発行部9で取引内容を印字した明細票を明細票排出口19から排出する(ステップ60)。以上により振込取引を終了する。
以上のようにバーコードシートを使用して振込取引を行う場合、顧客は取引科目を選択することなく、また振込先の銀行名や支店名、預金種類や口座番号さらに振込金額を入力することなく、振込取引を行うことができ、入力操作が簡単になるとともに、入力操作時間も短縮される効果が得られる。さらに入力ミスが発生しないことにより入力操作のやり直しが発生しない。
なお上記の例においても取引動作の途中でバーコードを印字するか否かの顧客への問合せ画面を顧客操作部3に表示して顧客の選択によりバーコードを印字するようにしてもよい。
以上説明した出金取引および振込取引においては、明細票21の裏面にバーコードシートを印字し、次回からの取引において明細票21のバーコードを読取って取引を行う例を示した。これによれば、自動取引装置1に備え付けの媒体(明細票)を使用するので、バーコードシートを発行するための媒体を新たに用意する必要がなく、装置の大型化を招くことはない。しかしながら、バーコードを印字する媒体としては明細票に限られない。例えば、バーコードが印字されたバーコードシートを顧客が予め作成しておき、そのバーコードシートを自動取引装置で読取って取引を行うようにしてもよい。
即ち、顧客は金融機関に出向く前に、金融機関のウェブを利用して顧客の口座がある金融機関のウェブサイトからバーコードシート作成要領を取り出し、該当項目について情報の入力を行い、入力が行われたら印字出力することにより、バーコードシートを作成するのである。
また以上の例では出金取引と振込取引について説明したが、他の取引についてもバーコードシートを使用した取引が可能である。さらにバーコードの代わりに印字可能な暗号化データを用いて読取るようにしてもよい。
実施の形態の自動取引装置を示すブロック図である。 実施の形態の自動取引装置を示す外観図である。 実施の形態の明細票発行部を示す構成図である。 実施の形態の出金取引動作を示すフローチャートである。 実施の形態の案内画面を示す説明図である。 実施の形態の出金取引動作を示すフローチャートである。 実施の形態の振込取引動作を示すフローチャートである。 実施の形態の振込取引動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 自動取引装置
2 制御部
3 顧客操作部
11 バーコードリーダ部

Claims (4)

  1. 顧客により選択された取引を行う自動取引装置において、
    自動取引装置で行う取引種別および該取引種別に関する入力情報を記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録媒体から記録情報を読取る読取手段と、
    前記読取手段により読取った情報に基づいて取引を実行する制御手段とを具備したことを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記記録手段は記録媒体として明細票の裏面に前記入力情報を記録する請求項1記載の自動取引装置。
  3. 前記取引種別および入力情報は前記記録媒体にバーコードで記録され、前記読取手段はバーコードリーダ部である請求項1または2記載の自動取引装置。
  4. 顧客により選択された取引を行う自動取引装置において、
    自動取引装置で行う取引種別および該取引種別に関する入力情報を予め記録した記録媒体から該入力情報を読取る読取手段と、
    前記読取手段により読取った情報に基づいて取引を実行する制御手段とを具備したことを特徴とする自動取引装置。
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