JP2007334680A - 営業店端末および営業店システム - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客が記入した伝票に顧客の届出印が押印されていない場合や古い届出印等が押下された場合、係員の独自の判断により取引を続行させることを防止し、事務処理の堅確性を保つことができるようにする。
【解決手段】営業店端末1のスキャナ部で読取った伝票のイメージデータの所定の位置に押印がないことを押印有無検出手段が検出した場合やその伝票のイメージデータから切り出した印鑑のイメージデータと過去に登録されていた旧登録印鑑データとを照合して伝票に旧印鑑が押印されていることを旧印鑑押印検出手段が検出した場合、営業店端末1が便宜扱い承認依頼電文を役席端末6に送信し、役席者の承認を依頼するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金融機関の営業店の窓口で顧客の要求により行われる現金の引出し等の取引において印鑑の照合を行う営業店端末および営業店システムに関する。
従来の営業店システムは、金融機関の営業店の窓口で顧客が記入した伝票を係員が受け付けて行う現金の引出し等の取引において、その伝票に押印された被照合印影と登録印影との照合率を出力する照合処理部、および取引情報が所定の条件を満たしているか否かを判定する取引条件判定部を印鑑照合端末に設けて印鑑照合を行い、オペレータの作業負担を軽減し、かつ印鑑照合業務の堅確性を向上させるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−318548号公報(段落「0015」〜段落「0019」、図1)
しかしながら、上述した従来の技術においては、顧客が記入した伝票に顧客の届出印が押印されていない場合や古い届出印等が押下された場合、便宜扱いとして取引を成立させる必要があることがあり、そのような場合、係員は役席者に伝票等の必要書類を提出して承認を得るか、または係員が操作する営業店端末から役席者等が使用する役席端末へ伝票データを送信してこの役席端末で役席者等の承認を得るようにしているが、係員の独自の判断により取引を続行させることもあり、事務処理の堅確性を保つことができないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、取引種別、口座情報、および取引金額等からなる取引情報が記入された伝票をスキャナ部で読取り、その取引情報を上位装置に送信して取引を行う営業店端末において、スキャナ部で読取った伝票のイメージデータの所定の位置に押印の有無を検出する押印有無検出手段を設け、前記押印検出手段で押印がないことを検出した場合、便宜扱い承認依頼電文を役席端末に送信し、役席者の承認を依頼するようにしたことを特徴とする。
また、スキャナ部で読取った伝票のイメージデータから切り出した印鑑のイメージデータと記憶部に記憶された旧登録印鑑データとを照合して過去に登録されていた旧印鑑が伝票に押印されていることを検出する旧印鑑押印検出手段を設け、前記旧印鑑押印検出手段で旧印鑑が押印されていることを検出した場合、便宜扱い承認依頼電文を役席端末に送信し、役席者の承認を依頼するようにしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、係員の独自の判断により取引を続行させることを防止し、事務処理の堅確性を保つことができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による営業店端末および営業店システムの実施例を説明する。
図1は実施例における営業店システムの構成を示すブロック図である。
図1において、1は営業店端末であり、金融機関の営業店の窓口に設置され、金融機関の係員の操作を受け付けて顧客が希望する現金の支払い(出金)等の取引を処理するものである。この営業店端末1はCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の演算および制御を行う制御部、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶部、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ等の表示部、キーボード等の操作部、顧客が取引内容等を記入した伝票を読取るスキャナ部、行なった取引の内容を通帳や伝票に印刷する通帳伝票プリンタ部、紙幣等の現金の入金および出金を行う現金処理部および通信回線2を介して画像データ等の各種データの通信制御を行う通信制御部等を備えるものである。
このように構成された営業店端末1は、係員の操作により顧客が持参した出金依頼書等の伝票をスキャナ部で読み取り、読取った伝票に記入された取引の内容を示す情報、および伝票全体の伝票イメージデータを表示部に表示する。また、持参した通帳の磁気ストライプを通帳伝票プリンタ部で読み取り、さらに現金を現金処理部で計数および払出し、出金取引等を行なうものである。なお、営業店端末1の詳細は後述する。
3はホストコンピュータ(上位装置)であり、金融機関の事務センタ等に設置され、顧客の口座毎の口座残高等を記憶するデータベースを備えたものである。このホストコンピュータ3は営業店端末1との間で入金、出金、振込等の取引電文の送受信を行い顧客の口座の残高不足等が発生しないことをデータベースに問い合わせて確認し、顧客の取引を成立させるか否かを判定する。ホストコンピュータ3はCPU、MPU等の演算および制御手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段および通信手段等を備えるものである。
6は役席端末であり、金融機関の営業店に設置され、営業店端末1で行う取引においてスキャナ部で読取った伝票に押印がない場合や伝票に押印された印鑑が旧登録の印鑑であった場合等に支店長等の役席者の承認(以下、「便宜扱い承認」という。)が必要になったとき、その役席者が承認作業を行うためのものである。
この役席端末6はCPU、MPU等の演算および制御を行う制御部、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶部、CRT、液晶ディスプレイ等の表示部、キーボード等の入力部および通信回線2を介して他の装置と送受信を行なう通信制御部等で構成されたパーソナルコンピュータ等である。
7は印鑑サーバであり、金融機関の営業店に設置され、顧客の口座番号等の口座情報に関連付けて印影イメージデータおよび署名イメージデータ等の印鑑データを予め格納しておく印鑑データベース8等を備え、その印鑑データを印鑑データベース8から読み出し、また印鑑データベース8へ書込むものである。なお、印鑑データベース8の詳細は後述する。
この印鑑サーバ7はCPU等の演算手段を含む制御手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段および通信手段等を備えるものである。また、この印鑑サーバ7は通信回線2を介して他の機器と相互に通信可能に接続されている。
印鑑サーバ7は営業店端末1等から顧客の口座情報を含む印鑑データを要求する電文を受信するとその口座情報に基づいて印鑑データベース8を検索し、抽出した印鑑データをその営業店端末1等へ返信する。
9はアプリケーション(AP)サーバであり、金融機関の営業店に設置され、役席端末6において便宜扱い承認が行われたとき、役席端末6を識別するための機番、取引の種別、口座情報、取引金額等の伝票に記入された取引情報、ならびに伝票イメージデータ、およびその取引の承認結果等で構成される取引承認情報を承認依頼通番に関連付けて便宜扱い承認履歴として格納する承認データベース10を備えたものである。
このアプリケーションサーバ9はCPU等の演算手段を含む制御手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段および通信手段等を備えるものである。また、このアプリケーションサーバ9は通信回線2を介して他の機器と相互に通信可能に接続されている。
上述したように営業店システムは営業店端末1、役席端末6、印鑑サーバ7、印鑑データベース8、アプリケーションサーバ9、および承認データベース10等で構成され、営業店端末1、役席端末6、印鑑サーバ7、およびアプリケーションサーバ9は通信回線2を介して通信可能に接続されている。
この営業店システムは、本来当該金融機関に現在登録されている印鑑(届出印)が押印されている伝票を受け付けるものであるが、顧客へのサービスを拡大するため顧客の手違いにより印鑑が押印されていない伝票、ならびに印鑑は押印されているが以前に登録されていた印鑑が押印された伝票も受け付けるものとする。
図2は実施例における営業店端末の構成を示すブロック図である。
図2において、21は表示部であり、取引の種別を選択する画面、取引内容および伝票に押印された印鑑を含む伝票全体のイメージデータ等を表示する液晶ディスプレイ等である。
22は操作部であり、係員の操作により各種情報の入力を受け付けるキーボードや顧客の操作により暗証番号の入力を受け付けるテンキー等である。この操作部22でキーボード等の押下を検知するとその検知された信号が後述する制御部に出力される。
23はスキャナ部であり、顧客が持参した出金依頼書等の伝票を読み取る光学式読取装置である。このスキャナ部23は押印された印鑑を含む伝票全体のイメージデータを取得するとともに読取ったイメージデータから伝票の所定の欄に記入された口座番号、金額等をOCR(Optical Character Reader)文字認識することができるものである。
24は通帳伝票プリンタ部であり、通帳や伝票等の媒体を搬送する媒体搬送機構、通帳等に貼付された磁気ストライプに対し情報の読取や書込みを行う磁気ストライプ読取書込み機構や文字を印字する印字機構等を備え、通帳等の磁気ストライプに記録された情報の読み取りや通帳等に取引内容等を印字するものである。
25は現金処理部であり、紙幣や硬貨等の現金の入金処理や出金処理を行うものである。ここで、入金処理とは現金処理部25の現金受渡し口である現金入出金口に投入された現金を繰出して計数等し、入出金庫へ収納する処理であり、出金処理とは、入出金庫に収納された現金を繰出して計数等し、現金入出金口へ集積させる処理である。
26は記憶部であり、半導体メモリや磁気ディスク等で構成され、情報を記憶し、また記憶した情報を読出すことができるものである。この記憶部26には営業店端末1全体の動作を制御する制御プログラム(ソフトウェア)等を記憶し、また表示部21に表示する画面データ等を記憶する。
27は制御部であり、CPU等の演算および制御手段等で構成されたものである。この制御部27は表示部21、操作部22、スキャナ部23、通帳伝票プリンタ24、現金処理部25および記憶部26を含めて営業店端末1全体の動作を記憶部26に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御する。
図3は実施例における印鑑データベースの構成を示す説明図である。
図3において、31は口座情報であり、顧客の口座番号等で構成されるものである。この口座情報31は伝票に記入される顧客の口座番号等の口座情報と同一のものである。
32は登録印鑑データであり、顧客が届出印として現在登録されている印鑑のイメージデータである。
33は旧登録印鑑データであり、過去に登録された印鑑のイメージデータである。なお、この旧登録印鑑データ33は複数の過去に登録された印鑑のイメージデータを記憶することができるものとする。例えば、1世代前の登録印鑑データ、2世代前の登録印鑑データ等が記憶されているものとする。
登録印鑑データ32および旧登録印鑑データ33は口座情報31に関連付けて記憶されているものとする。
したがって、営業店端末1のスキャナ部23で伝票から読取った顧客の口座情報をその営業店端末1から受信した印鑑サーバ7はその口座情報に基づいて印鑑データベース8を検索して当該顧客の登録印鑑データ32、および旧登録印鑑データ33を抽出することができる。

上述した構成の作用について説明する。
なお、以下に説明する各部の動作は、図示しないメモリや磁気ディスク等の記憶手段に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
図4は実施例における印鑑照合処理を示すフローチャートであり、図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1:営業店端末1の制御部27の指示により表示部21は出金取引や振込み取引等の取引を選択するための取引選択画面を表示する。本実施例では係員により出金取引が選択され、操作部22でその選択操作を受け付けるものとする。
S2:出金取引が選択されると制御部27の指示によりスキャナ部23は出金依頼書等の伝票の読取りを待機する。係員の操作により伝票がスキャナ部23の読取部に載置され、さらに図示しない読取開始ボタン等の押下を操作部22が検知すると制御部27の指示によりスキャナ部23は印鑑を含む伝票全体の伝票イメージデータを読取るとともに所定の欄に記入された文字の認識も行われる。
制御部27は、このようにして読取った伝票イメージデータおよび認識された文字データを記憶部26に記憶させる。
なお、この伝票には取引の種別、口座番号および取引金額等が記入されているものとする。
S3:伝票が読取られると制御部27の指示により表示部21はスキャナ部23で読取った伝票イメージデータ、および取引の種別、科目や口座番号等の口座情報、取引金額等の伝票に記入された取引情報(OCR認識項目)で構成された取引画面を表示する。例えば「出金取引 科目:普通 口座番号:1234567 出金金額:123、000円」等の文言で構成された取引画面を表示する。
S4:取引画面を表示すると制御部27(押印有無検出手段)は記憶部26に記憶された伝票イメージデータに印鑑のイメージデータが含まれているか否か、すなわち伝票に印鑑が押印されているか否かを判定する。
ここで、伝票イメージデータに印鑑のイメージデータが含まれているか否かは、制御部27が記憶部26に記憶された伝票イメージデータから印鑑が押印される所定の位置のイメージデータを切り出し、その切り出したイメージデータに印鑑データが含まれているか否か、例えばノイズ以外のイメージデータが含まれていないことを検知したとき印鑑データが含まれていないと判定し、それ以外を印鑑データが含まれていると判定するものとする。
伝票に印鑑が押印されていないと判定されると処理をS5へ移行し、一方印鑑が押印されていると判定されると処理をS10へ移行する。
S5:伝票に印鑑が押印されていないと判定されると制御部27は伝票イメージデータおよび取引情報とともに便宜扱い承認を依頼する電文を役席端末6へ送信する。なお、このとき便宜扱い承認依頼を行うか否かを問い合わせるメッセージを表示し、否が選択された場合は取引を終了するようにしてもよい。
S6:便宜扱い承認を依頼する電文を受信した役席端末6の表示部は制御部の指示により便宜扱い承認画面を表示する。この便宜扱い承認画面は、営業店端末を識別するための機番、ならびに取引の種別、口座情報、取引金額等の伝票に記入された取引情報、および伝票イメージデータ等を表示するものである。
役席者はこの便宜扱い承認画面に表示された取引情報から取引内容を確認し、印鑑照合を行っていない場合や不十分であっても便宜的に顧客が希望する取引を承認するか否かを判断するものとする。
S7:このように役席者は役席端末6に表示された便宜扱い承認画面を確認し、その取引を承認するか否かを判断し、その結果、取引を承認する場合は「承認する」旨のキー、承認しない場合は「承認しない」旨のキーの押下を役席端末6の操作部で受け付ける。
ここで、役席端末6は、役席端末6を識別するための機番、取引の種別、口座情報、取引金額等の伝票に記入された取引情報、ならびに伝票イメージデータ、およびその取引の承認結果をアプリケーションサーバ9へ送信し、アプリケーションサーバ9は受信した営業店端末を識別するための機番、取引の種別、口座情報、取引金額等の伝票に記入された取引情報、ならびに伝票イメージデータ、およびその取引の承認結果で構成される便宜扱い承認履歴を承認データベース10に格納するものとする。すなわち、当該取引が便宜扱いである旨の情報が記録される。
役席端末6の制御部は受け付けたキーの押下に応じて取引の承認結果を示す「承認する」または「承認しない」旨の電文を依頼された営業店端末1へ送信する。
S8:営業店端末1の制御部27は受信した取引の承認結果を示す電文が「承認する」または「承認しない」のいずれかを判定する。その判定の結果、「承認する」旨であるとき処理をS9へ移行し、「承認しない」旨であるとき表示部21は取引が成立しなかったことを係員に知らせる文言等を表示してS1へ移行する。
S9:取引の承認結果を示す電文が「承認する」旨であると判定されると表示部21は制御部27の指示により取引画面の一部に「取引が承認されました」等の文言を表示し、係員に取引が承認されたことを知らせる。
係員は取引画面の内容を確認し、取引内容を確定させる「確定」キーを押下するものとする。その押下を操作部22で検知すると制御部27は取引の種別、口座情報、取引金額等の取引情報を含む取引電文をホストコンピュータ3へ送信して取引処理を依頼する。
S10:一方、S4において、伝票に印鑑が押印されていると判定されると係員は取引画面の内容を確認し、取引内容を確定させる「確定」キーを押下するものとする。その押下を操作部22で検知すると制御部27は口座情報を含む印鑑データの取得を依頼する電文を印鑑サーバ7へ送信する。
印鑑サーバ7は受信した口座情報に基づいて印鑑データベース8の口座情報31を検索し、その口座情報31に関連付けて記憶された登録印鑑データ32および旧登録印鑑データ33を抽出する。印鑑サーバ7は抽出した登録印鑑データ32および旧登録印鑑データ33を依頼された営業店端末1へ送信する。
営業店端末1の制御部27(一致率算出手段)は記憶部26に記憶された伝票イメージデータから印鑑が押印される所定の位置のイメージデータを切り出し、そのイメージデータと受信した登録印鑑データ32とを照合し、その照合の結果を数値化した一致率(照合率)を算出する(特開2004−318548号公報 段落「0027」〜段落「0029」)。
このとき、一致率が予め記憶部26に記憶された第一の閾値(例えば、70%)を超えていない場合、切り出したイメージデータと受信した旧登録印鑑データ33とを照合し、その照合の結果を数値化した一致率(照合率)を算出する。ここで、旧登録印鑑データ33との照合は、新しい旧登録印鑑データから古い旧登録印鑑データへと順次(例えば、1世代前の登録印鑑データ、2世代前の登録印鑑データの順)照合していくものとする。
一致率が第一の閾値を超えると制御部27の指示により表示部21は伝票から読取った印鑑データおよび照合の結果一致率が第一の閾値を超えた登録印鑑データ32または旧登録印鑑データ33で構成される印鑑照合支援画面を表示する。
すべての登録印鑑データ32または旧登録印鑑データ33と照合した結果、一致率が第一の閾値を超えるものがない場合は制御部27の指示により表示部21は伝票から読取った印鑑データおよび照合に失敗した旨の文言等で構成された印鑑照合支援画面を表示する。
S11:係員は営業店端末1に表示された印鑑照合支援画面を確認し、印鑑照合が正しく行なわれたと判断すると「照合完了」キーを押下し、印鑑照合が正しく行われなかったと判断したとき「照合キャンセル」キーを押下するものとする。
操作部22で「照合完了」キーの押下を検知すると処理をS12へ移行し、「照合キャンセル」キーの押下を検知すると表示部21は取引が成立しなかったことを係員に知らせる文言等を表示して処理をS1へ移行する。
S12:「照合完了」キーの押下を検知すると制御部27(旧印鑑押印検出手段)は旧登録印鑑データ33との照合の結果で一致率が第一の閾値を超えているか否かを判定し、その判定の結果、旧登録印鑑データ33との照合の結果で一致率が第一の閾値を超えていると判定された場合、処理をS13へ移行し、一方、旧登録印鑑データ33との照合の結果でない、すなわち登録印鑑データ32との照合の結果で一致率が第一の閾値を超えていると判定されると処理をS14へ移行する。
S13:旧登録印鑑データ33との照合の結果で一致率が第一の閾値を超えていると判定されると制御部27の指示により表示部21は係員に旧印鑑で印鑑照合したことを報知するため、「旧印鑑で印鑑照合をしています。よろしいですか?」等の文言および「はい」キーならびに「いいえ」キー等で構成された画面を表示する。
係員による「いいえ」キーの押下を操作部22で検知すると便宜扱い承認を依頼するため処理をS5へ移行する。一方、「はい」キーの押下を操作部22で検知すると処理をS14へ移行する。
なお、本実施例では係員の操作により便宜扱い承認を依頼することを選択するようにしたが、S12において旧登録印鑑データ33との照合の結果で一致率が第一の閾値を超えていると判定されたとき、便宜扱い承認を依頼するため処理をS5へ移行するようにしてもよい。
S14:次に、制御部27はS10において算出した第一の閾値を超えた一致率が予め記憶部26に記憶された第二の閾値(例えば、80%)以上であるか否かを判定する。
判定の結果、一致率が第二の閾値以上である場合、処理をS9へ移行し取引を続行させ、一方、一致率が第二の閾値未満である場合、処理をS15へ移行する。
S15:一致率が第二の閾値未満であると判定されると制御部27の指示により表示部21は係員に印鑑照合率が低いことを報知するため、「印鑑照合の一致率が低いですが、取引を続行してよろしいですか?」等の文言および「はい」キーならびに「いいえ」キー等で構成された画面を表示する。
係員による「いいえ」キーの押下を操作部22で検知すると便宜扱い承認を依頼するため処理をS5へ移行する。一方、「はい」キーの押下を操作部22で検知すると処理をS9へ移行し取引を続行させる。
なお、本実施例では係員の操作により便宜扱い承認を依頼することを選択するようにしたが、S14において一致率が第二の閾値未満である場合、便宜扱い承認を依頼するため処理をS5へ移行するようにしてもよい。
このようにして、営業店端末1から役席端末6へ便宜扱い承認を依頼するとともに役席端末6で行った便宜扱い承認履歴を承認データベース10に格納する。
なお、本実施例では承認データベース10はアプリケーションサーバ9に備えるようにしたが、印鑑サーバ7等に備えるようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例では、営業店端末がスキャナ部で読取った伝票に押印がないことを検知した場合、伝票に押印された印鑑データと旧登録印鑑データとを照合をした場合、または伝票に押印された印鑑データと登録印鑑データとの一致率が所定の値を超えなかった場合、役席端末に便宜扱い承認を依頼するようにしたことにより、係員の独自の判断により取引を続行させることを防止し、事務処理の堅確性を保つことができるという効果が得られる。
実施例における営業店システムの構成を示すブロック図 実施例における営業店端末の構成を示すブロック図 実施例における印鑑データベースの構成を示す説明図 実施例における印鑑照合処理を示すフローチャート
符号の説明
1 営業店端末
2 通信回線
3 ホストコンピュータ
6 役席端末
7 印鑑サーバ
8 印鑑データベース
9 APサーバ
10 承認データベース
21 表示部
22 操作部
23 スキャナ部
24 通帳伝票プリンタ部
25 現金処理部
26 記憶部
27 制御部

Claims (6)

  1. 取引種別、口座情報、および取引金額等からなる取引情報が記入された伝票をスキャナ部で読取り、その取引情報を上位装置に送信して取引を行う営業店端末において、
    スキャナ部で読取った伝票のイメージデータの所定の位置に押印の有無を検出する押印有無検出手段を設け、
    前記押印検出手段で押印がないことを検出した場合、便宜扱い承認依頼電文を役席端末に送信し、役席者の承認を依頼するようにしたことを特徴とする営業店端末。
  2. 請求項1の営業店端末において、
    スキャナ部で読取った伝票のイメージデータから切り出した印鑑のイメージデータと記憶部に記憶された旧登録印鑑データとを照合して過去に登録されていた旧印鑑が伝票に押印されていることを検出する旧印鑑押印検出手段を設け、
    前記旧印鑑押印検出手段で旧印鑑が押印されていることを検出した場合、便宜扱い承認依頼電文を役席端末に送信し、役席者の承認を依頼するようにしたことを特徴とする営業店端末。
  3. 取引種別、口座情報、および取引金額等からなる取引情報が記入された伝票をスキャナ部で読取り、その取引情報を上位装置に送信して取引を行う営業店端末において、
    スキャナ部で読取った伝票のイメージデータから切り出した印鑑のイメージデータと記憶部に記憶された旧登録印鑑データとを照合して過去に登録されていた旧印鑑が伝票に押印されていることを検出する旧印鑑押印検出手段を設け、
    前記旧印鑑押印検出手段で旧印鑑が押印されていることを検出した場合、便宜扱い承認依頼電文を役席端末に送信し、役席者の承認を依頼するようにしたことを特徴とする営業店端末。
  4. 取引種別、口座情報、および取引金額等からなる取引情報が記入された伝票をスキャナ部で読取った営業店端末がその取引情報をホストコンピュータに送信して取引を行う営業店システムにおいて、
    スキャナ部で読取った伝票のイメージデータの所定の位置に押印の有無を検出する押印有無検出手段を営業店端末に設け、
    前記押印検出手段で押印がないことを検出した場合、前記営業店端末が、便宜扱い承認依頼電文を役席端末に送信し、役席者の承認を依頼するようにしたことを特徴とする営業店システム。
  5. 請求項4の営業店システムにおいて、
    過去に登録されていた印鑑のイメージデータである旧登録印鑑データを顧客の口座情報に関連付けて記憶する印鑑データベースと、
    スキャナ部で読取った伝票のイメージデータから切り出した印鑑のイメージデータと前記印鑑データベースに格納された旧登録印鑑データとを照合して旧印鑑が伝票に押印されていることを検出する旧印鑑押印検出手段を有する営業店端末とを設け、
    前記旧印鑑押印検出手段で旧印鑑が押印されていることを検出した場合、前記営業店端末が、便宜扱い承認依頼電文を役席端末に送信し、役席者の承認を依頼するようにしたことを特徴とする営業店システム。
  6. 取引種別、口座情報、および取引金額等からなる取引情報が記入された伝票をスキャナ部で読取った営業店端末がその取引情報をホストコンピュータに送信して取引を行う営業店システムにおいて、
    過去に登録されていた印鑑のイメージデータである旧登録印鑑データを顧客の口座情報に関連付けて記憶する印鑑データベースと、
    スキャナ部で読取った伝票のイメージデータから切り出した印鑑のイメージデータと前記印鑑データベースに格納された旧登録印鑑データとを照合して旧印鑑が伝票に押印されていることを検出する旧印鑑押印検出手段を有する営業店端末とを設け、
    前記旧印鑑押印検出手段で旧印鑑が押印されていることを検出した場合、前記営業店端末が、便宜扱い承認依頼電文を役席端末に送信し、役席者の承認を依頼するようにしたことを特徴とする営業店システム。
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