JP2024033422A - 情報処理システム、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】現金処理装置を用いた現金取引に関するセキュリティを、さらに向上させる情報処理システム、情報処理装置、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理システムは、現金処理装置50と、現金処理装置の出金処理を制御する制御サーバ40と、現金処理装置及び制御サーバに接続される取引装置30と、を備える。取引装置は、現金の出金を伴う取引内容に係る取引情報を取得する取得部と、取引情報に基づいて第1のセキュリティ情報を生成し、第1のセキュリティ情報及び前記取引情報を示す情報コードを生成する第1の生成部と、を備える。制御サーバは、読み取り部が情報コードを読み取ることにより取得される第1のセキュリティ情報に基づいて、情報コードの真正性を判定する判定部と、判定部により情報コードが真正性を有すると判定されると、取引情報に基づいて現金処理装置に現金の出金処理を行わせる制御を行う出金制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法に関する。
従来、金融機関では、現金処理装置およびオペレータが操作する窓口端末が設置されている。上記現金処理装置または窓口端末等の、金融機関で利用される各処理端末には高いセキュリティが求められる。そこで、各処理端末のセキュリティを高めるための様々な技術が検討されている。例えば、特許文献1には、顧客が事前にWeb上で作成した金融取引に用いられる伝票について、当該伝票の印刷イメージに含まれる情報コードを読み取り装置により読み取ることで取得した帳票情報に基づき、当該情報コードの改ざん検出処理を行う営業店端末が開示されている。
また、上記現金処理装置への操作は、従来オペレータにより行われていたが、顧客自身が操作することにより現金の入金を行うセルフ型の現金処理装置も提供されている。現金処理装置は、現金を取り扱う特性上、高いセキュリティが求められる。
特開2021-135657号公報
現金処理装置を用いた現金取引に関するセキュリティを、さらに向上させることが望ましい。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、現金処理装置を用いた現金取引に関するセキュリティを、さらに向上させることが可能な、新規かつ改良された技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、現金の出金処理を行う現金処理装置と、前記現金処理装置の出金処理を制御する制御サーバと、前記現金処理装置および前記制御サーバにネットワークを介して接続される取引装置と、を有する情報処理システムであって、前記取引装置は、現金の出金を伴う取引内容に係る取引情報を取得する取得部と、前記取引情報に基づいて第1のセキュリティ情報を生成し、前記第1のセキュリティ情報および前記取引情報を示す情報コードを生成する第1の生成部と、を備え、前記制御サーバは、読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される前記第1のセキュリティ情報に基づいて、前記情報コードの真正性を判定する判定部と、前記判定部により前記情報コードが真正性を有すると判定されると、前記取引情報に基づいて前記現金処理装置に現金の出金処理を行わせる制御を行う、出金制御部と、を備える、情報処理システムが提供される。
前記制御サーバは、前記読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される前記取引情報に含まれる情報に基づいて、第2のセキュリティ情報を生成する第2の生成部をさらに備えてもよく、前記判定部は、前記第1のセキュリティ情報と、前記第2のセキュリティ情報が一致する場合に前記情報コードが真正性を有すると判定してもよい。
前記制御サーバは、操作部により入力される顧客入力情報に基づいて、前記第2のセキュリティ情報を生成してもよい。
前記第1のセキュリティ情報は、前記第1の生成部により所定のハッシュ関数を用いて前記取引情報から生成されるハッシュ値であり、前記第2のセキュリティ情報は、前記第2の生成部により前記所定のハッシュ関数を用いて前記取引情報に含まれる情報から生成されるハッシュ値であってもよい。
前記制御サーバは、記憶部をさらに備えてもよく、前記第1のセキュリティ情報は、前記第1の生成部により所定の共通鍵を用いて暗号化された前記取引情報であり、前記判定部は、前記第1のセキュリティ情報を前記記憶部が保持する前記所定の共通鍵を用いて復号する復号処理を行い、前記復号処理が成功した場合に、前記情報コードが真正性を有すると判定してもよい。
前記第1のセキュリティ情報は、前記第1の生成部により所定の秘密鍵を用いて暗号化された前記取引情報であり、前記判定部は、前記第1のセキュリティ情報を、前記所定の秘密鍵と対応付けられた所定の公開鍵を用いて復号する復号処理を行い、前記復号処理が成功した場合に、前記情報コードが真正性を有すると判定してもよい。
前記出金制御部は、前記判定部により前記情報コードが真正性を有しないと判定されると、前記現金処理装置による出金の処理を停止させてもよい。
前記取引情報は、出金の処理の対象の金融口座に係る店番、科目、口座番号、出金金額および時間情報を含んでもよく、前記顧客入力情報は、前記店番、前記科目、および前記口座番号の少なくともいずれか1つ以上を含んでもよい。
前記出金制御部は、前記判定部により、前記顧客入力情報と、前記取引情報に含まれる前記顧客入力情報と同一種別の情報とが不一致である場合、前記現金処理装置による出金の処理を停止させてもよい。
また、上記課題を解決するために本発明の別の観点によれば、読み取り部が情報コードを読み取ることにより取得される、現金の出金を伴う取引内容に係る取引情報から生成された第1のセキュリティ情報に基づいて、前記情報コードの真正性を判定する判定部と、前記判定部により前記情報コードが真正性を有すると判定されると、前記読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される前記取引情報に基づいて、現金処理装置に現金の出金処理を行わせる制御を行う、出金制御部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、上記課題を解決するために本発明の別の観点によれば、コンピュータを、読み取り部が情報コードを読み取ることにより取得される、現金の出金を伴う取引内容に係る取引情報から生成された第1のセキュリティ情報に基づいて、前記情報コードの真正性を判定する判定部と、前記判定部により前記情報コードが真正性を有すると判定されると、前記読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される前記取引情報に基づいて、現金処理装置に現金の出金処理を行わせる制御を行う、出金制御部と、として機能させるための、プログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために本発明の別の観点によれば、読み取り部が情報コードを読み取ることにより取得される、現金の出金を伴う取引内容に係る取引情報から生成された第1のセキュリティ情報に基づいて、前記情報コードの真正性を判定することと、前記情報コードが真正性を有すると判定されると、前記読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される前記取引情報に基づいて、現金処理装置に現金の出金処理を行わせる制御を行うことと、を含む、コンピュータにより実行される情報処理方法が提供される。
また、上記課題を解決するために本発明の別の観点によれば、現金の入金処理を行う現金処理装置と、前記現金処理装置の入金処理を制御する制御サーバと、前記現金処理装置および前記制御サーバにネットワークを介して接続される取引装置と、を有する情報処理システムであって、前記制御サーバは、現金の入金を伴う取引内容に係る取引情報を取得する取得部と、前記取引情報に基づいて、前記現金処理装置に現金の入金処理を行わせる制御を行う入金制御部と、前記入金処理が完了すると、前記取引情報に基づいて第1のセキュリティ情報を生成し、前記第1のセキュリティ情報を示す情報コードを生成する第1の生成部と、を備え、前記取引装置は、読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される前記第1のセキュリティ情報に基づいて、前記情報コードの真正性を判定する判定部と、前記判定部により前記情報コードが真正性を有すると判定されると、前記入金処理で入金された現金を原資として金融取引を実施する取引実行部と、を備える、情報処理システムが提供される。
また、上記課題を解決するために本発明の別の観点によれば、読み取り部が情報コードを読み取ることにより取得される、現金の入金を伴う取引内容に係る取引情報から生成された第1のセキュリティ情報に基づいて、前記情報コードの真正性を判定する判定部と、前記判定部により前記情報コードが真正性を有すると判定されると、前記読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される、現金の入金を伴う取引内容の取引情報に基づいて、金融取引を実施する取引実行部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、上記課題を解決するために本発明の別の観点によれば、コンピュータを、読み取り部が情報コードを読み取ることにより取得される、現金の入金を伴う取引内容に係る取引情報から生成された第1のセキュリティ情報に基づいて、前記情報コードの真正性を判定する判定部と、前記判定部により前記情報コードが真正性を有すると判定されると、前記読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される、現金の入金を伴う取引内容の取引情報に基づいて、金融取引を実施する取引実行部と、として機能させるための、プログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために本発明の別の観点によれば、読み取り部が情報コードを読み取ることにより取得される、現金の入金を伴う取引内容に係る取引情報から生成された第1のセキュリティ情報に基づいて、前記情報コードの真正性を判定することと、前記情報コードが真正性を有すると判定されると、前記読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される、現金の入金を伴う取引内容の取引情報に基づいて、金融取引を実施することと、を含む、コンピュータにより実行される情報処理方法が提供される。
本発明の一実施形態による情報処理システムの概要を説明するための説明図である。 本発明の第1の実施形態による取引装置30の機能構成例を示すブロック図である。 セキュリティ情報生成部365によるハッシュ値の算出に用いられる情報、および、情報コードが示す情報について説明するための説明図である。 本発明の第1の実施形態による制御サーバ40の機能構成例を示すブロック図である。 読み取り部520が情報コードを読み取ることにより取得される情報およびセキュリティ情報生成部431がハッシュ値の生成に用いる情報を説明するための説明図である。 本発明の第1の実施形態による現金処理装置50の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態による情報処理システムの動作処理例を説明する為の第1のフローチャート図である。 本発明の第1の実施形態による情報処理システムの動作処理例を説明する第2のフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態による制御サーバ41の機能構成例を説明するためのブロック図である。 本発明の第2の実施形態による取引装置31の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態による情報処理システムの動作処理例を説明する第1のフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態による情報処理システムの動作処理例を説明する第2のフローチャート図である。 ハードウェア構成90の一例を示したブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なる数字を付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、複数の構成要素の各々に同一符号のみを付する。
<1.第1の実施形態>
<1-1.概要>
本発明の第1の実施形態は、金融機関において、現金の出金を伴う出金取引を行う情報処理システムに関する。より詳細には、本実施形態では、金融機関等に設置される窓口端末または営業店端末等の取引装置で発行される一次元バーコードまたは二次元コード等の情報コードを用いて、顧客自身が現金処理装置を操作することにより、現金の出金手続を行うことができる例を説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態による情報処理システムの概要を説明する。図1は、本発明の一実施形態による情報処理システムの概要を説明するための説明図である。本実施形態による情報処理システムは、例えば図1に示すように、取引装置30、制御サーバ40、および現金処理装置50を含む。
図1においては1台の取引装置30および1台の現金処理装置50が示されているが、本実施形態による情報処理システムは、2台以上の取引装置30、および、2台上以上の現金処理装置50を有してもよい。
(取引装置30)
取引装置30は、例えば金融機関の窓口に配置され、金融機関の職員等のオペレータにより操作される。取引装置30は、ネットワーク4およびネットワーク5のそれぞれを介して、勘定系サーバ10および営業店サーバ20のそれぞれと接続される。取引装置30は、QRコード(登録商標)等の情報コード、および、伝票に記入された文字情報等を光学的に読み取り可能な読み取り部340を備える。また、取引装置30は、通帳または伝票に印刷を行うことが可能なプリンタ330を備えていてもよい。このような取引装置30は、勘定系サーバ10および営業店サーバ20と、それぞれ、ネットワーク4およびネットワーク5を介して通信を行い、預貯金、融資、および為替等の、金融機関における基幹業務の取引を実行する機能を有する。
取引装置30は、オペレータによる操作に基づき、預貯金口座からの現金の引き出し、口座解約、または定期預金解約等の、現金の出金を伴う出金取引を実行することが出来る。取引装置30による出金取引の実行操作と連携して、勘定系サーバ10および営業店サーバ20において、元帳の更新が行われる。このような、取引装置30、勘定系サーバ10、および営業店サーバ20が連携することにより行われる、取引装置30での出金取引の実行操作、および、勘定系サーバ10と営業店サーバ20への元帳の更新の依頼の処理を、以下、勘定処理とも称する。
また、取引装置30は、出金取引の勘定処理が完了すると、当該出金取引の出金内容に係る取引情報に含まれる情報に基づいて、ハッシュ値等のセキュリティ情報を生成する機能を有する。また、取引装置30は、上記セキュリティ情報と、上記出金取引に係る取引情報を示す、2次元コード等の情報コードを生成する。また、取引装置30は、当該情報コードが印刷された出金控えを印刷する機能を有する。顧客は、出金控えを現金処理装置50の読み取り部に読み込ませることにより、現金の出金手続を行うことが出来る。なお、以下では、セキュリティ情報が、取引装置30により所定のハッシュ関数を用いて生成されたハッシュ値である例を主に説明する。
このような取引装置30は、従来、金融機関の営業店の窓口等に配置される窓口端末であってもよい。また、取引装置30は、PC(Personal Computer)、タブレット型端末、または、スマートフォンにより実現されてもよい。
(制御サーバ40)
制御サーバ40は、現金処理装置50とネットワーク8を介して通信接続する。また、制御サーバ40は、現金処理装置50に対して動作の指示を行い得る。例えば制御サーバ40は、現金処理装置50から受信した取引情報に係る現金の出金処理を、現金処理装置50に行わせる機能を有する。
制御サーバ40は、現金処理装置50が出金控えの情報コードを読み取ることにより取得された、当該情報コードが示すハッシュ値の真正性を判定する機能を有する。制御サーバ40は、当該ハッシュ値が真正性を有すると判定された場合に、現金処理装置50が読み取った情報コードが示す取引情報に基づく現金の出金処理を、現金処理装置50に行わせる。これにより、例えば改ざんまたは偽造された情報コードが現金処理装置50により読み取られた場合に、不正に現金が出金されることを防ぐことが出来る。
(現金処理装置50)
現金処理装置50は、金融機関の顧客等が操作するセルフ型現金処理装置である。例えば、図1に示した現金処理装置50は、紙幣処理部542および硬貨処理部544からなる現金処理部540を有する。紙幣処理部542は紙幣の入出金を行い、硬貨処理部544は硬貨の入出金を行う。
また、現金処理装置50の上面には、操作入力および表示の機能を有する操作表示部510と、バーコードまたはQRコード等の情報コードを光学的に読み取る読み取り部520が設けられる。現金処理装置50は、読み取り部520によりWeb伝票に印字されたQRコードを読み取ることにより、当該Web伝票に係る取引情報およびハッシュ値を取得する。
また、図1に示すように、現金処理装置50の紙幣処理部542には、紙幣の入金および出金を行う紙幣入出金口11が設けられる。硬貨処理部544には、硬貨の入出金を行う硬貨投入出金口19と、異物の返却を行う返却口24が設けられる。
このような現金処理装置50は、読み取り部520により情報コードの読み取りを行い、取引情報およびハッシュ値を取得する。また、現金処理装置50は、操作表示部510において、顧客が出金取引を行う対象口座の店番、科目、口座番号、または出金金額等の、顧客入力情報の入力を受け付けてもよい。現金処理装置50は、上記取引情報、ハッシュ値、および、顧客入力情報を、制御サーバ40に送信する。また、現金処理装置50は、制御サーバ40による制御に基づいて、上記取引情報に係る現金の出金処理を行う。
現金処理装置50によれば、顧客自身が現金処理装置50を操作し現金の出金手続を行うことが可能である。これにより、従来、金融機関の店頭において窓口のオペレータが行っていた、出金された現金の顧客への受け渡し等の、オペレータによる現金取扱業務を縮小することが出来る。従って、オペレータによる現金の計数または再鑑等に要する窓口での手続所要時間の減少が期待される。また、オペレータによる現金の計数ミス等の人的ミスの発生も抑制され得る。
(勘定系サーバ10、営業店サーバ20)
勘定系サーバ10は、取引の勘定系の処理を行う。例えば、勘定系サーバ10は、入金取引の実行を依頼された場合には顧客の口座残高に入金金額を加算し、出金取引の実行を依頼された場合には顧客の口座残高から出金金額を減算する。あるいは、勘定系サーバ10は、振込先に指定されている口座の口座残高に入金金額を加算する。あるいは、勘定系サーバ10は、他行口座宛の金融取引の実行を依頼された場合には、当該取引を行うための取引電文を他行の為替取引サーバに発信する。また、勘定系サーバ10は、顧客の個人情報(氏名、ID、電話番号、住所、口座番号、取引履歴、勤務先、および家族構成等)の管理と、各店舗の情報(現金処理装置50の有高を含む)の管理等を行う。営業店サーバ20は、取引装置30が金融取引のための処理を実行するためのデータを格納するデータベースを有する。
(ネットワーク)
ネットワーク4、ネットワーク5、およびネットワーク8の各々は、IEEE等によって制定された任意の通信規格に準拠したネットワークである。また、特にネットワーク4およびネットワーク5は、例えば広域インターネット回線又は金融機関独自の専用回線により構成され得る。これらの回線は、イーサネットケーブル等の有線通信路、及びWiFi(登録商標)等により提供される無線通信路の少なくともいずれか1つを含んでいてよい。
以上、図1を参照して、本発明の一実施形態による情報処理システムの概要を説明した。続いて、図2を参照して、本発明の第1の実施形態による取引装置30の機能構成例を説明する。
<1-2.機能構成例>
<1-2-1.取引装置30>
図2は、本発明の第1の実施形態による取引装置30の機能構成例を示すブロック図である。図2に示したように、本実施形態による取引装置30は、通信部310、操作表示部320、プリンタ330、読み取り部340、記憶部350、および、制御部360を有する。
(通信部310)
通信部310は、ネットワーク4およびネットワーク5のそれぞれを介して、勘定系サーバ10および営業店サーバ20の各々に接続される。通信部310が用いる通信方式は、有線通信方式であってもよいし、無線通信方式であってもよい。有線通信方式としては、IEEEに則ったイーサネットケーブルを用いる通信方式が挙げられ、無線通信方式としては、IEEEに則ったWiFiを用いる通信方式が挙げられる。
このような通信部310は、例えば、後述する取引実行部363の制御に従い、勘定系サーバ10および営業店サーバ20への元帳の更新依頼を送信する。
(操作表示部320)
操作表示部320は、オペレータに情報を通知するための画面などを表示する表示部およびオペレータが操作入力を行うための入力部としての機能を包含する。表示部としての機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶(LCD)ディスプレイ装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、入力部としての機能は例えばタッチパネルにより実現される。なお、表示部および操作入力部の機能は分離して構成されてもよい。
プリンタ330は、制御部360の制御に従い、通帳または伝票等の媒体に印刷を行い出力する機能を有する。なお、プリンタ330は、取引装置30と一体化した構成であってもよいし、別体であってもよい。例えば、プリンタ330は、後述する取引実行部363による処理に伴って発生する、各取引の入金金額または出金金額等の情報を通帳に印刷出力する。
読み取り部340は、一次元バーコードまたはQRコードといった符号化された情報を光学的に読み取る機能を有する。読み取り部340は、例えばカメラ、または、バーコードリーダにより実現されてもよい。また、読み取り部340は、印刷または手書きされた文字情報を光学的に読み取るOCR(Optical Character Recognition)スキャナにより実現されてもよい。例えば、読み取り部340は、顧客により記入済みの紙伝票から、取引情報を読み取ってもよい。
または、読み取り部340は、QRコード等の情報コードを読み取ることにより、当該情報コードが示す取引情報を取得してもよい。例えば、読み取り部340は、金融取引の伝票を顧客が事前にWeb上で作成できるWeb伝票支援システムにより作成されたWeb伝票に印字される情報コードを読み取ることにより、上記Web伝票に係る取引情報を取得してもよい。
記憶部350は、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等から実現される。記憶部350は、例えば、取引装置30の動作を制御するための制御プログラム、および表示する画面のレイアウトに関する情報等を格納する。
制御部360は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の電子回路を中心に構成されており、取引装置30の各機能部を制御して、オペレータの業務を支援する。このような制御部360は、取得部361、取引実行部363、セキュリティ情報生成部365、出金控え生成部367、および、出金控え印刷部369としての機能を有する。
取得部361は、金融取引の実行に必要な取引情報を取得する機能を有する。例えば、取得部361は、読み取り部340が顧客により記入済の伝票の文字情報を読み取ることにより取得される取引情報を、読み取り部340から取得する。または、取得部361は、読み取り部340がWeb伝票等に印刷された情報コードを読み取ることにより取得される取引情報を、読み取り部340から取得してもよい。さらに、取得部361は、取引装置30のオペレータが操作表示部320を操作することにより取引装置30に入力される取引情報を取得してもよい。
取得部361により取得される取引情報は、例えば当該取引情報が現金の出金を伴う出金取引に係る取引情報である場合には、現金処理装置50による出金処理の対象の金融口座に係る店番、科目、口座番号、出金金額、および、時間情報を含んでいてもよい。時間情報は、取得部361が、取引情報に含まれる各種情報を取得した日時を示す日時情報であってもよい。例えば、日時情報は、取得部361が、読み取り部340または操作表示部320から上述の各種情報を取得した時点のタイムスタンプであってもよい。
取引実行部363は、オペレータによる操作表示部320での操作入力に従って、取得部361により取得された取引情報に基づき金融取引を実施する機能を有する。また、取引実行部363による金融取引の実施と連携して、勘定系サーバ10および営業店サーバ20において、元帳の更新が行われる。
セキュリティ情報生成部365は、取引実行部363による金融取引の実施が完了した、現金の出金を伴う出金取引について、当該出金取引に係る取引情報に基づき、セキュリティ情報を生成する機能を有する。このようなセキュリティ情報生成部365は、取引装置の第1の生成部の一例である。また、セキュリティ情報生成部365により生成されるセキュリティ情報は、第1のセキュリティ情報の一例である。
セキュリティ情報は、例えば、所定のハッシュ関数を用いて上記取引情報から生成されるハッシュ値であってもよい。より詳細には、例えばセキュリティ情報生成部365は、上記取引情報に含まれる、出金処理の対象の口座の店番、科目コード、口座番号、出金金額、および、時間情報の全てまたは少なくとも一部を因数に、MD5(Message Digest 5)またはSHA-1(Secure Hash Algorithm 1)等のハッシュ関数を用いて、戻り値(ハッシュ値)を算出してもよい。
また、セキュリティ情報生成部365は、生成したハッシュ値と、当該ハッシュ値の生成に用いた取引情報を示す情報コード(例えば、QRコード)を生成する機能を有する。
図3は、セキュリティ情報生成部365によるハッシュ値の算出に用いられる情報、および、情報コードが示す情報について説明するための説明図である。図3に示したように、表T1は、ハッシュ値の算出に用いた情報と、QRコードの中身とを含む。
ハッシュ値の算出に用いた情報は、セキュリティ情報生成部365によるハッシュ値の生成に用いられる情報の一例を示す。表T1に示した例では、セキュリティ情報生成部365は、取引情報に含まれる(1)店番、(2)科目、(3)口座番号、(4)金額情報、および(5)日時情報を用いて、ハッシュ値を算出する。
QRコードの中身は、セキュリティ情報生成部365により生成される情報コードの一例としてのQRコードが示す情報の例である。表T1に示した例では、セキュリティ情報生成部365は、ハッシュ値の算出に用いた(1)店番~(5)日時情報に加えて、算出したハッシュ値である(6)ハッシュ値の情報を示すQRコードを生成することが理解される。
図2に戻って、取引装置30の機能構成例の説明を続ける。出金控え生成部367は、セキュリティ情報生成部365により生成された情報コードを含む印刷イメージである出金控えを生成する機能を有する。
出金控え印刷部369は、出金控え生成部367により生成された出金控えの印刷イメージを、プリンタ330に印刷させる制御を行う。顧客は、プリンタ330から印刷された出金控え上のQRコードを現金処理装置50に読み取らせることにより、現金処理装置50において現金の出金を受けることが出来る。
以上、図2を参照して、本発明の第1の実施形態による取引装置30の機能構成例を説明した。続いて、図4を参照して、本発明の第1の実施形態による制御サーバ40の機能構成例を説明する。
<1-2-2.制御サーバ40>
図4は、本発明の第1の実施形態による制御サーバ40の機能構成例を示すブロック図である。図4に示したように、制御サーバ40は、通信部410、記憶部420、および制御部430を含む。
(通信部410)
通信部410は、制御部430の制御に従って、現金処理装置50等の他の装置と通信を行う機能を有する。例えば、通信部410は、現金処理装置50から、現金処理装置50の読み取り部520が情報コードを読み取ることにより取得された取引情報、および、セキュリティ情報を受信する。
(記憶部420)
記憶部420は、制御部430を動作させるためのプログラムおよびデータを記憶することが可能な記憶装置である。また、記憶部420は、制御部430の動作の過程で必要となる各種データを一時的に記憶することもできる。例えば、記憶装置は、不揮発性の記憶装置であってもよい。
(制御部430)
制御部430は、制御サーバ40の動作全般を制御する機能を有する。また、制御部430は、現金処理装置50を制御して、現金の入金または出金処理等の動作を行わせる機能を有する。このような制御部430は、セキュリティ情報生成部431、判定部433、および出金制御部435としての機能を有する。
セキュリティ情報生成部431は、現金処理装置50の読み取り部520が情報コードを読み取ることにより取得される取引情報に含まれる情報に基づいて、セキュリティ情報を生成する機能を有する。より詳細には、セキュリティ情報生成部431は、通信部410が読み取り部520から受信する上記取引情報に基づいて、ハッシュ値等のセキュリティ情報を生成する。
セキュリティ情報生成部431は、取引装置30のセキュリティ情報生成部365によるセキュリティ情報の生成方法と対応する方法によって、セキュリティ情報を生成する。例えば、セキュリティ情報生成部365により生成されるセキュリティ情報が、所定のハッシュ関数を用いて取引情報から生成されるハッシュ値である場合には、セキュリティ情報生成部431は、セキュリティ情報生成部365により用いられる所定のハッシュ関数と同一のハッシュ関数を用いて、セキュリティ情報の生成を行う。
この場合、ハッシュ値の算出に用いられる因数が同一である場合にのみ、セキュリティ情報生成部365により生成されるハッシュ値と、セキュリティ情報生成部431により生成されるハッシュ値とが一致する。一方、現金処理装置50の読み取り部520により取得された情報コードが、例えば虚偽の出金取引の内容に基づき偽造された情報コードである場合には、当該情報コードからセキュリティ情報生成部431が生成するハッシュ値と、セキュリティ情報生成部365による勘定処理済みの真正な出金取引に基づいて生成されるハッシュ値とが、一致しない。このことを利用すれば、セキュリティ情報生成部365により生成されるハッシュ値と、セキュリティ情報生成部431により生成されるハッシュ値とを比較して、読み取り部520が読み取りを行った情報コードの真正性を判定することが出来る。
このようなセキュリティ情報生成部431は、制御サーバ40の第2の生成部の一例である。また、セキュリティ情報生成部431により生成されるセキュリティ情報は、第2のセキュリティ情報の一例である。
または、セキュリティ情報生成部431は、現金処理装置50の読み取り部520が情報コードを読み取ることにより取得される取引情報に含まれる情報と、現金処理装置50の操作表示部510において入力操作された情報である顧客入力情報とに基づいて、セキュリティ情報を生成してもよい。この場合、現金処理装置50の操作表示部510は、制御部570の制御に従って、顧客に、出金手続を行う対象の取引に係る口座の店番、科目、または口座番号等の情報の入力を案内する画面を表示してもよい。この時、顧客へ入力を案内する情報は、情報コードから読み取られ得る取引情報に含まれる情報であって、かつ、セキュリティ情報生成部365およびセキュリティ情報生成部431によるハッシュ値の算出に用いられる情報と同一種別の情報であればよい。
図5は、読み取り部520が情報コードを読み取ることにより取得される情報およびセキュリティ情報生成部431がハッシュ値の生成に用いる情報を説明するための説明図である。図5に示したように、表T2は、QRコードから読み取った情報と、新たなハッシュ値の算出に用いる情報を含む。
QRコードから読み取った情報は、現金処理装置50の読み取り部520が情報コードを読み取ることにより取得された取引情報およびセキュリティ情報を示す。制御サーバ40の通信部410は、現金処理装置50から当該取引情報およびセキュリティ情報を受信する。
表T2に示した例では、QRコードから読み取った情報は、図3の表T1に示したQRコードの中身と同一の内容である事が理解される。具体的には、QRコードから読み取った情報は、取引情報に含まれる情報である(1)店番、(2)科目、(3)口座番号、(4)金額情報、および(5)日時情報を含むことが理解される。さらに、QRコードから読み取った情報には、セキュリティ情報生成部365により、(1)店番~(5)日時情報の情報に基づいて生成されたハッシュ値である(6)ハッシュ値が含まれることが理解される。
新たなハッシュ値の算出に用いる情報は、制御サーバ40のセキュリティ情報生成部431がハッシュ値を生成する際に用いる情報を示す。表T2に示した例では、新たなハッシュ値の算出に用いる情報は、(1)’店番(顧客による手入力)、(2)’科目(顧客による手入力)、(3)’口座番号(顧客による手入力)、(4)金額情報、および、(5)日時情報を含む。
表T2に示した例では、(1)’店番(顧客による手入力)~(3)’口座番号(顧客による手入力)の情報が、操作表示部510において顧客による入力操作が行われることにより取得された情報である例を示している。しかし、(1)’店番(顧客による手入力)~(3)’口座番号(顧客による手入力)の情報は、読み取り部520によりQRコードから読み取られた取引情報からセキュリティ情報生成部431が取得してもよい。さらに、(4)金額情報についても、操作表示部510における顧客の入力操作によって取得されてもよい。
図4に戻って、制御サーバ40の機能構成例の説明を続ける。判定部433は、現金処理装置50の読み取り部520が情報コードを読み取ることにより取得されるセキュリティ情報に基づいて、当該セキュリティ情報の真正性を判定する機能を有する。より具体的には、判定部433は、通信部410が受信した、読み取り部520が情報コードを読み取ることにより取得されるハッシュ値と、セキュリティ情報生成部365により生成されたハッシュ値とが一致する場合に、上記情報コードが真正性を有すると判定する。
出金制御部435は、判定部433により、読み取り部520により読み取られた情報コードが真正性を有すると判定されると、当該情報コードに係る取引情報に基づいて現金処理装置50に現金の出金処理を行わせる機能を有する。また、出金制御部435は、判定部433により、上記情報コードが真正性を有しないと判定されると、現金処理装置50による出金の処理を停止させる。これにより、現金処理装置50において偽造されたQRコードの読み取りが行われた場合に、当該QRコードを読み取ることにより取得された虚偽の取引情報に基づいて現金の出金が行われてしまうことを防ぐことが出来る。
また、出金制御部435は、現金処理装置50から顧客入力情報を取得した場合には、当該顧客入力情報が、現金処理装置50の読み取り部520が情報コードを読み取ることにより取得された取引情報に含まれる同一種別の情報が一致しているかを判断してもよい。より具体的には、現金処理装置50の操作表示部510において顧客による店番、科目、および口座番号の入力を受け付けた場合、出金制御部435は、入力された上記店番、科目、および口座番号が、取引情報に含まれる店番、科目、および口座番号の情報と一致しているかを判断してもよい。出金制御部435は、顧客入力情報と、取引情報に含まれる同一種別の情報が不一致である場合、現金処理装置50による出金の処理を停止させてもよい。
ここで、上記情報コードに含まれる取引情報に係る出金取引を行っている取引者本人であれば、上記取引情報に係る情報を知り得ていることが推定される。一方、現金処理装置50において顧客入力情報を入力している操作者が取引者本人ではない場合には、上記取引情報に含まれる情報を知り得ない可能性が高い。従って、出金制御部435が、顧客入力情報と取引情報に含まれる同一種別の情報が不一致である場合に、現金処理装置50による出金の処理を停止させることにより、取引者本人以外の人物によって不正に現金の出金が行われる可能性を低減することが出来る。
以上、図4を参照して、本発明の第1の実施形態による制御サーバ40の機能構成例を説明した。続いて、図6を参照して、本発明の第1の実施形態による現金処理装置50の機能構成例を説明する。
<1-2-3.現金処理装置>
図6は、本発明の第1の実施形態による現金処理装置50の機能構成例を示すブロック図である。図6に示すように、現金処理装置50は、操作表示部510、読み取り部520、通信部530、現金処理部540、記憶部560、および、制御部570を有する。
制御部570は、例えば、CPU等を中心に構成されており、現金処理装置50の各機能部を制御して、各種の取引を実行する。
各取引は、現金処理部540が実行する複数の処理により実現され得る。制御部570は、複数の処理の各々の実行指示を順次に現金処理部540に出力し、現金処理部540が当該実行指示に従って複数の処理を順次に実行する。また、制御部570は、取引の処理結果を示す情報を通信部530に制御サーバ40へ送信させる制御を行う。また、制御部570は、読み取り部520により情報コードが読み取られた場合には、当該情報コードが示す取引情報およびセキュリティ情報を通信部530に制御サーバ40へ送信させる。
操作表示部510は、操作の誘導画面および処理状況を示す画面などを表示する表示部、および、顧客が操作入力を行うための入力部としての機能を包含する。表示部としての機能は、例えば、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、OLED装置により実現される。また、入力部としての機能は例えばタッチパネルにより実現される。なお、表示部および操作入力部の機能は分離して構成されてもよい。
読み取り部520は、一次元バーコードまたはQRコードといった符号化された情報を光学的に読み取る機能を有する。読み取り部520は、例えばカメラまたはバーコードリーダにより実現されてもよい。
通信部530は、ネットワーク8を介して制御サーバ40に接続される。通信部530は、制御サーバ40から現金取引に関する取引情報を受信したり、取引の処理結果を制御サーバ40に送信したりする。通信部530が用いる通信方式は、有線通信方式であってもよいし、無線通信方式であってもよい。有線通信方式としては、IEEEに則ったイーサネットケーブルを用いる通信方式が挙げられ、無線通信方式としては、IEEEに則ったWiFiを用いる通信方式が挙げられる。通信部530が用いる通信方式、すなわち、通信インターフェースは、現金処理装置50によって異なり得る。
現金処理部540は、紙幣および硬貨などの現金の入金処理、および出金処理を行う。入金処理においては、顧客により投入された現金を計数する計数処理、および現金を収納部に収納する収納処理などが行われる。出金処理では、収納部からの現金の繰り出し処理、および繰り出された現金を出金口に搬送する搬送処理などが行われる。
記憶部560は、ROMおよびRAM等から実現され、現金処理装置50の動作を制御するための制御プログラム、現金処理装置50の取引時における入力データ、および、表示する画面のレイアウトに関する情報等を格納する。例えば、記憶部560は、現金処理装置50における取引の実行のためのAPIを記憶し、制御部570は当該APIを制御サーバ40に提供する。当該APIは、現金処理装置50によって異なり得る。
以上、図6を参照して、本発明の第1の実施形態による現金処理装置50の機能構成例を説明した。続いて、図7および図8を参照して、本発明の第1の実施形態による情報処理システムの動作処理例を説明する。
<1-3.動作処理例>
図7は、本発明の第1の実施形態による情報処理システムの動作処理例を説明する為の第1のフローチャート図である。図7に示したフローチャート図は、本実施形態による取引装置30の、現金の出金を伴う出金取引時の動作処理例を示す。
まず、取引装置30の取引実行部363は、取得部361により取得された取引情報に基づき、現金の出金を伴う出金取引について勘定処理を実施する(S101)。勘定処理が完了すると、取引実行部363により現金の出金額が確定される(S103)。または、現金の出金額は、例えば操作表示部320に表示される上記勘定処理の処理結果を参照しながら、取引装置30のオペレータが操作表示部320を操作することにより確定されてもよい。
次いで、セキュリティ情報生成部365は、上記出金取引に係る取引情報に基づいて、第1のセキュリティ情報を生成する(S105)。セキュリティ情報生成部365は、生成した第1のセキュリティ情報(例えばハッシュ値)および上記取引情報を示す情報コード(例えばQRコード)を生成する(S107)。
出金控え生成部367は、セキュリティ情報生成部365により生成された情報コードを含む出金控えの印刷イメージを生成する(S109)。出金控え印刷部369は、出金控えの印刷イメージをプリンタ330に印刷させる(S111)。
以上、図7を参照して、本発明の第1の実施形態による取引装置30の、現金の出金を伴う出金取引時の動作処理例を説明した。続いて、図8を参照して、本発明の第1の実施形態による制御サーバ40および現金処理装置50の動作処理例を説明する。
図8は、本発明の第1の実施形態による情報処理システムの動作処理例を説明する第2のフローチャート図である。図7に示したフローチャートのS111において発行された出金控えに含まれる情報コードが、顧客により現金処理装置50の読み取り部520に読み取らせる操作が行われると、図8に示した動作処理例が開始される。
まず、現金処理装置50の読み取り部520が、出金控えに含まれる情報コードの読み取りを行い、取引情報および第1のセキュリティ情報を取得する(S113)。制御サーバ40の通信部410は、現金処理装置50の通信部530から上記取引情報と第1のセキュリティ情報を取得する(S115)。
次いで、制御サーバ40の通信部410は、現金処理装置50の通信部530から、操作表示部510において入力操作が行われた顧客入力情報を取得する(S117)。出金制御部435は、当該顧客入力情報が、S115において取得された取引情報に含まれる同一種別の情報(例えば、店番および口座番号)と一致するか否かを判断する。
不一致と判断された場合(S119/NO)、出金制御部435は、現金処理装置50に出金処理を停止させる(S129)。また、出金制御部435は、現金処理装置50の操作表示部510にエラー表示を出力させ(S131)、一連の動作を終了する。
一致すると判断された場合(S119/YES)、セキュリティ情報生成部431は、第2のセキュリティ情報(ハッシュ値)を生成する(S121)。
次いで、判定部433は、第1のセキュリティ情報と第2のセキュリティ情報が一致するか否かを判定する。不一致と判定された場合(S123/NO)、S129に進む。
一致すると判定された場合(S123/YES)、出金制御部435は、S115において取得された取引情報に基づいて、現金処理装置50に出金処理を行わせる制御を行う(S125)。現金処理装置50は、出金処理を行い、現金が出金される(S127)。
以上、図7および図8を参照して、本発明の第1の実施形態による情報処理システムの動作処理例を説明した。
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。第1の実施形態では、本発明の適用先が、金融機関において現金の出金を伴う出金取引を行う情報処理システムである例を説明したが、本発明は係る例に限定されない。以下、本発明による第2の実施形態として、本発明による情報処理システムが、金融機関において現金の入金を伴う入金取引を行う場合の例を説明する。
<2.第2の実施形態>
<2-1.概要>
本発明の第2の実施形態は、金融機関において、現金の入金を伴う入金取引を行う情報処理システムに関する。現金の入金を伴う入金取引では、顧客から入金必要金額分の現金を受領し、当該入金取引の原資が確保されてから、金融機関のシステム上での当該入金取引に係る勘定処理が実施されることが望ましい。そこで、本発明の第2の実施形態においては、制御サーバ40および現金処理装置50において、入金取引に係る現金の入金処理が完了してから、取引装置30における当該入金取引の勘定処理が実行される。
なお、本発明の第2の実施形態による情報処理システムは、上記で図1を参照して説明した、第1の実施形態による情報処理システムと同様のシステム構成により実現される。本実施形態では、取引装置および制御サーバの機能構成例が、第1の実施形態による取引装置30および制御サーバ40と異なる。以下、図9~図12を参照して、本発明第2の実施形態による取引装置31、および、制御サーバ41の機能構成例について説明する。
<2-2.機能構成例>
<2-2-1.制御サーバ41>
図9は、本発明の第2の実施形態による制御サーバ41の機能構成例を説明するためのブロック図である。図9に示したように、制御サーバ41は、通信部410、記憶部420、および、制御部440を有する。
(通信部410)
通信部410は、第1の実施形態において図4を参照して説明した、制御サーバ40の通信部410と同等の機能を有する。さらに、第2の実施形態による通信部410は、現金処理装置50の通信部530と通信接続し、現金の入金を伴う取引内容に係る取引情報を取得する。このような通信部410は、制御サーバの取得部の一例である。
(記憶部420)
記憶部420は、第1の実施形態において図4を参照して説明した、制御サーバ40の記憶部420と同等の機能を有する。
(制御部440)
制御部440は、制御サーバ41の動作全般を制御する機能を有する。また、制御部440は、現金処理装置50を制御して、現金の入金または出金処理等の動作を行わせる機能を有する。このような制御部440は、セキュリティ情報生成部441、入金制御部445、入金控え生成部447、および入金控え印刷部449としての機能を有する。
セキュリティ情報生成部441は、現金処理装置50において入金処理が完了した入金取引について、当該入金取引に係る取引情報に基づき、セキュリティ情報を生成する機能を有する。このようなセキュリティ情報生成部441は、制御サーバの第1の生成部の一例である。また、セキュリティ情報生成部441により生成されるセキュリティ情報は、第1のセキュリティ情報の他の一例である。
セキュリティ情報は、例えば、所定のハッシュ関数を用いて、入出金取引に係る上記取引情報から生成されるハッシュ値であってもよい。より詳細には、例えばセキュリティ情報生成部441は、上記取引情報に含まれる、入金処理の対象の口座の店番、科目コード、口座番号、入金金額、および、時間情報の全てまたは少なくとも一部を因数に、MD5またはSHA-1等のハッシュ関数を用いて、戻り値(ハッシュ値)を算出してもよい。
また、セキュリティ情報生成部441は、生成したハッシュ値と、当該ハッシュ値の生成に用いた取引情報を示す情報コード(例えば、QRコード)を生成する機能を有する。
入金制御部445は、通信部410が取得した取引情報に基づいて、現金処理装置50に現金の入金処理を行わせる機能を有する。例えば、入金制御部445は、顧客が現金処理装置50の操作表示部510を操作することにより入力した取引情報に基づいて、現金処理装置50に現金の入金処理を行わせる。
または、入金制御部445は、顧客が現金処理装置50の読み取り部520に読み取らせたWeb伝票等の情報コードが示す取引情報に基づいて、現金処理装置50に現金の入金処理を行わせてもよい。
入金控え生成部447は、入金制御部445による入金処理が完了し、セキュリティ情報生成部441により当該入金処理に係る取引情報に基づいた情報コードが生成されると、当該情報コードを含む印刷イメージである入金控えを生成する機能を有する。
入金控え印刷部449は、入金控え生成部447により生成された入金控えの印刷イメージを、図示しないプリンタに印刷させる制御を行う。プリンタは、制御サーバ41と同体として構成されていてもよいし、別体の装置であってもよい。また、プリンタは、現金処理装置50に備えられていてもよい。
顧客は、プリンタから印刷された入金控えの情報コードを、取引装置31のオペレータに手渡して、入金処理が完了した入金取引に係る勘定処理の手続を行うことが出来る。取引装置31のオペレータは、顧客から受け取った入金控え上の情報コードを取引装置31に接続される読み取り部7に読み取らせる。または、取引装置31のオペレータの案内に従って、顧客自身が入金控え上に印刷された情報コードを読み取り部7に読み取らせる操作を行ってもよい。
以上、図9を参照して、本発明の第2の実施形態による制御サーバ41の機能構成例を説明した。続いて、図10を参照して、本発明の第2の実施形態による取引装置31の機能構成例を説明する。
<2-2-2.取引装置31>
図10は、本発明の第2の実施形態による取引装置31の機能構成例を示すブロック図である。図10に示したように、本実施形態による取引装置31は、通信部310、操作表示部320、記憶部350、および、制御部370を有する。
(通信部310)
通信部310は、第1の実施形態において図2を参照して説明した、取引装置30の通信部310と同等の機能を有する。
(操作表示部320)
操作表示部320は、第1の実施形態において図2を参照して説明した、取引装置30の操作表示部320と同等の機能を有する。さらに、第2の実施形態による操作表示部320は、オペレータまたは顧客の操作により、入金取引に係る顧客入力情報の入力を受け付けてもよい。
(記憶部350)
記憶部350は、ROMおよびRAM等から実現される。記憶部350は、例えば、取引装置31の動作を制御するための制御プログラム、および表示する画面のレイアウトに関する情報等を格納する。
制御部370は、例えば、CPU等の電子回路を中心に構成されており、取引装置31の各機能部を制御して、オペレータの業務を支援する。このような制御部370は、取得部371、取引実行部373、セキュリティ情報生成部375、および、判定部377としての機能を有する。
取得部371は、金融取引の実行に必要な取引情報を取得する機能を有する。例えば、取得部371は、取引装置31のオペレータが顧客から受け取った入金控えに印刷されている情報コードを、取引装置31と通信可能に構成された読み取り部7が読み取ることにより取得される取引情報を取得する。または、取得部371は、読み取り部7が顧客による記入済の伝票の文字情報を読み取ることにより取得される取引情報を、読み取り部7から取得してもよい。
または、取得部371は、読み取り部7がWeb伝票等に印刷された情報コードを読み取ることにより取得される取引情報を、読み取り部7から取得してもよい。さらに、取得部371は、取引装置31のオペレータが操作表示部320を操作することにより取引装置31に入力される取引情報を取得してもよい。
取得部371により取得される取引情報は、例えば当該取引情報が現金の入金を伴う入金取引に係る取引情報である場合には、現金処理装置50による入金の処理の対象の金融口座に係る店番、科目、口座番号、入金金額(振込金額)、および、時間情報を含む。さらに、取引情報は、上記入金取引が振込である場合には、振込手数料の情報をさらに含んでいてよい。時間情報は、取得部371が、取引情報に含まれる各種情報を取得した日時を示す日時情報であってもよい。例えば、日時情報は、取得部371が、読み取り部7または操作表示部320から上述の各種情報を取得した時点のタイムスタンプであってもよい。
取引実行部373は、オペレータによる操作表示部320での操作に従って、取得部371により取得された取引情報に基づき金融取引を実施する機能を有する。また、取引実行部373による金融取引の実施と連携して、勘定系サーバ10および営業店サーバ20において、元帳の更新が行われる。
また、取引実行部373は、後述する判定部377により、読み取り部7が読み取った情報コードが真正性を有すると判定された場合に、当該情報コードに係る入金取引の勘定処理を実施する機能を有する。
セキュリティ情報生成部375は、取得部371により現金の入金を伴う入金取引に係る取引情報およびセキュリティ情報が取得されると、当該入金取引に係る取引情報に基づき、セキュリティ情報を生成する機能を有する。
セキュリティ情報生成部375は、制御サーバ41のセキュリティ情報生成部441によるセキュリティ情報の生成方法と対応する方法により、セキュリティ情報を生成する。例えば、セキュリティ情報生成部441により生成されるセキュリティ情報が、所定のハッシュ関数を用いて入金取引に係る取引情報から生成されるハッシュ値である場合には、セキュリティ情報生成部375は、セキュリティ情報生成部441により用いられる所定のハッシュ関数と同一のハッシュ関数を用いて、セキュリティ情報の生成を行う。
この場合、ハッシュ値の算出に用いられる因数が同一である場合にのみ、セキュリティ情報生成部441により生成されるハッシュ値と、セキュリティ情報生成部375により生成されるハッシュ値とが一致する。
または、セキュリティ情報生成部375は、読み取り部7が情報コードを読み取ることにより取得される取引情報に含まれる情報と、オペレータまたは顧客が操作表示部320を操作することにより入力された顧客入力情報とに基づいて、セキュリティ情報を生成してもよい。この場合、操作表示部320は、オペレータまたは顧客に、入金手続を行う対象の取引に係る口座の店番、科目、または口座番号等の情報の入力を案内する画面を表示してもよい。この時、顧客へ入力を案内する情報は、情報コードから読み取られ得る取引情報に含まれる情報であって、かつ、セキュリティ情報生成部441およびセキュリティ情報生成部375によるハッシュ値の算出に用いられる情報と同一種別の情報であればよい。
判定部377は、読み取り部7が情報コードを読み取ることにより取得されるセキュリティ情報に基づいて、当該セキュリティ情報の真正性を判定する機能を有する。より具体的には、判定部377は、読み取り部7が情報コードを読み取ることにより取得されるハッシュ値と、セキュリティ情報生成部375により生成されたハッシュ値とが一致する場合に、上記情報コードが真正性を有すると判定する。
以上、図10を参照して、本発明の第2の実施形態による取引装置31の機能構成例を説明した。続いて、図11および図12を参照して、本発明の第2の実施形態による情報処理システムの動作処理例を説明する。
<2-3.動作処理例>
図11は、本発明の第2の実施形態による情報処理システムの動作処理例を説明する第1のフローチャート図である。図11に示した動作処理例は、現金処理装置50および制御サーバ41の動作処理例を示す。
図11に示した一連の動作処理例は、営業店に来店した顧客が現金処理装置50の操作表示部510を操作することにより、現金の入金を伴う入金取引の手続を開始する操作を行うと開始される。このとき、顧客は、現金処理装置50の操作表示部510において入力操作を行うことにより、現金処理装置50に取引情報を入力する。または、顧客が持ち込んだWeb伝票等に印刷された情報コードを現金処理装置50の読み取り部520が読み取ることにより、入出金取引に係る取引情報が取得されてもよい。
まず、制御サーバ41の通信部410は、現金処理装置50の通信部530から、上記取引情報を取得する(S201)。通信部410により取引情報が取得されると、当該取引情報に基づいて、入金制御部445により現金の入金金額が確定される(S203)。
現金処理装置50の現金処理部540は、制御サーバ41の入金制御部445の制御に従って、確定された入金金額分の入金処理を行う(S205)。
現金処理部540による入金処理が完了すると、制御サーバ41のセキュリティ情報生成部441は、上記入金取引に係る取引情報に基づいて、第1のセキュリティ情報を生成する(S207)。セキュリティ情報生成部441は、生成した第1のセキュリティ情報(例えばハッシュ値)および上記取引情報を示す情報コードを生成する(S209)。
入金控え生成部447は、セキュリティ情報生成部441により生成された情報コードを含む入金控えの印刷イメージを生成する(S211)。入金控え印刷部449は、入金控えの印刷イメージを、制御サーバ41または現金処理装置50と通信可能に構成されたプリンタに印刷させる(S213)。
以上、図11を参照して、本発明の第2の実施形態による現金処理装置50および制御サーバ41の、現金の入金を伴う入金取引時の動作処理例を説明した。続いて、図12を参照して、本発明の第2の実施形態による取引装置31の動作処理例を説明する。
図12は、本発明の第2の実施形態による情報処理システムの動作処理例を説明する第2のフローチャート図である。顧客または取引装置31のオペレータにより、図11に示したフローチャートのS213において発行された入金控えに含まれる情報コードを、取引装置31と通信接続された読み取り部7に読み取らせる操作が行われると、図12に示した動作処理例が開始される。
まず、読み取り部7が、入金控えに含まれる情報コードの読み取りを行い、取引情報および第1のセキュリティ情報を取得する(S213)。取引装置31の取得部371は、読み取り部7から上記取引情報と第1のセキュリティ情報を取得する(S215)。
次いで、取得部371は、操作表示部320において入力操作が行われた顧客入力情報を取得する(S217)。制御部370は、当該顧客入力情報が、S215において取得された取引情報に含まれる同一種別の情報(例えば、店番および口座番号)と一致するか否かを判断する。
不一致と判断された場合(S219/NO)、取引実行部373は、S215において取得された取引情報に基づく勘定処理を停止する(S229)。また、制御部370は、通信部310にエラー表示を出力させる(S231)。そして、取引装置31は一連の動作を終了する。
一致すると判断された場合(S219/YES)、セキュリティ情報生成部375は、第2のセキュリティ情報(例えばハッシュ値)を生成する(S221)。
判定部377は、第1のセキュリティ情報と第2のセキュリティ情報が一致するか否かを判定する。不一致と判定された場合(S223/NO)、S229に進む。
一致すると判定された場合(S223/YES)、セキュリティ情報生成部375は、S215において取得された取引情報に基づいて、入金取引の勘定処理を実行する(S225)。
以上、図11および図12を参照して、本発明の第2の実施形態による情報処理システムの動作処理例を説明した。
<3.変形例>
なお、上記第1の実施形態では、セキュリティ情報が、取引装置30のセキュリティ情報生成部365および制御サーバ40のセキュリティ情報生成部431の各々によって生成されるハッシュ値である例を説明した。また、第2の実施形態でも、セキュリティ情報が、制御サーバ41のセキュリティ情報生成部441および取引装置31のセキュリティ情報生成部375の各々によって生成されるハッシュ値である例を説明した。しかし、本発明による情報処理システムは、次のような変形例をとることも可能である。
(変形例1:共通鍵暗号方式による真正性判定)
例えば、セキュリティ情報は、取引装置30のセキュリティ情報生成部365または制御サーバ41のセキュリティ情報生成部441により、所定の共通鍵を用いて暗号化された取引情報であってもよい。さらに、制御サーバ40の記憶部420および取引装置31の記憶部350に、上記所定の共通鍵が記憶されていてもよい。
この場合、第1の実施形態の変形例として、制御サーバ40の判定部433は、現金処理装置50の読み取り部520が情報コードを読み取ることにより取得される暗号化された上記取引情報を、上記所定の共通鍵を用いて復号する復号処理を行ってもよい。さらに、判定部433は、当該復号処理が成功した場合に、読み取り部520により読み取られた情報コードが真正性を有すると判定してもよい。
また、第2の実施形態については、取引装置31の判定部377が、読み取り部7が情報コードを読み取ることにより取得される暗号化された上記取引情報を、上記所定の共通鍵を用いて復号する復号処理を行ってもよい。さらに、判定部377は、当該復号処理が成功した場合に、読み取り部7により読み取られた情報コードが真正性を有すると判定してもよい。
(変形例2:秘密鍵暗号方式による真正性判定)
または、セキュリティ情報は、取引装置30のセキュリティ情報生成部365または制御サーバ41のセキュリティ情報生成部441により、所定の秘密鍵を用いて暗号化された取引情報であってもよい。さらに、制御サーバ40の記憶部420および取引装置31の記憶部350に、上記所定の秘密鍵と対となる所定の公開鍵が保持されていてもよい。
この場合、第1の実施形態の変形例として、制御サーバ40の判定部433は、現金処理装置50の読み取り部520が情報コードを読み取ることにより取得される暗号化された取引情報を、上記所定の公開鍵を用いて復号する復号処理を行ってもよい。さらに、判定部433は、当該復号処理が成功した場合に、読み取り部520により読み取られた情報コードが真正性を有すると判定してもよい。
また、第2の実施形態については、取引装置31の判定部377が、読み取り部7が情報コードを読み取ることにより取得される暗号化された上記取引情報を、上記所定の公開鍵を用いて復号する復号処理を行ってもよい。さらに、判定部377は、当該復号処理が成功した場合に、読み取り部7により読み取られた情報コードが真正性を有すると判定してもよい。
<4.ハードウェア構成例>
以上、本発明の実施形態を説明した。上述した、取引情報に基づくセキュリティ情報の生成、セキュリティ情報の真正性の判定、真正性を有すると判定された情報コードに基づく出金処理または入金取引の勘定処理の実行等の処理は、ソフトウェアと、ハードウェアとの協働により実現される。以下、取引装置30、取引装置31、制御サーバ40、および制御サーバ41に適用され得るハードウェア構成例を説明する。
図13は、ハードウェア構成90の一例を示したブロック図である。なお、以下に説明するハードウェア構成90のハードウェア構成例は、取引装置30、取引装置31、制御サーバ40、および制御サーバ41のハードウェア構成の一例に過ぎない。したがって、取引装置30、取引装置31、制御サーバ40、および制御サーバ41のハードウェア構成は、それぞれ、以下に説明するハードウェア構成90のハードウェア構成から不要な構成が削除されてもよいし、新たな構成が追加されてもよい。
図13に示すように、ハードウェア構成90は、CPU1001と、ROM1002と、RAM1003と、内部バス1004と、入出力インターフェース1010と、表示装置1011と、入力装置1012と、音声出力部1013と、記憶装置1014と、ドライブ1015と、ネットワークインターフェース1016と、外部インターフェース1017と、を備えることができる。
CPU1001は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従ってハードウェア構成90内の動作全般を制御する。CPU1001が後述するROM1002、RAM1003およびソフトウェアと協働することにより、例えば、制御部360、制御部370、制御部430、および制御部440の機能が実現され得る。
ROM1002は、CPU1001が使用するプログラムおよび演算パラメータ等を記憶する。RAM1003は、CPU1001の実行において使用するプログラム、およびその実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。
CPU1001、ROM1002、RAM1003は、内部バス1004によって相互に接続され、さらに入出力インターフェース1010を介して後述する表示装置1011、入力装置1012、音声出力部1013、記憶装置1014、ドライブ1015、ネットワークインターフェース1016および外部インターフェース1017と接続される。
表示装置1011は、例えば、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ、OLED装置などの表示装置であり、映像データを映像に変換して出力する。また、入力装置1012は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、センサ、スイッチおよび制御回路などから構成され得る。また、音声出力部1013は、スピーカおよびヘッドフォンなどの音声出力装置であり、音声データなどを音声に変換して出力する。
記憶装置1014は、本実施形態による記憶部650の一例として構成されたデータ記憶用の装置である。記憶装置1014は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでいてもよい。記憶装置1014は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)、あるいは同等の機能を有するメモリ等で構成される。この記憶装置1014は、ストレージを駆動し、CPU1001が実行するプログラムまたは各種データを記憶する。
ドライブ1015は、記憶媒体用リーダライタであり、ハードウェア構成90に内蔵、または外付けされる。ドライブ1015は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記憶媒体に記憶されている情報を読み出して、RAM1003に出力する。また、ドライブ1015は、リムーバブル記憶媒体に情報を書き込むことも可能である。
ネットワークインターフェース1016は、例えば、インターネットなどの通信網に接続するためのデバイス等で構成された通信インターフェースである。また、ネットワークインターフェース1016は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であってもよいし、有線LANによる通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
外部インターフェース1017は、例えばUSB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポート、RS-232Cポートまたは光オーディオ端子などのような外部接続機器を接続するための接続ポートで構成された接続インターフェースである。なお、外部インターフェース1017は、BluetoothまたはIrDA(Infrared Data Association)などの近距離無線通信に対応し、無線通信により外部接続機器を接続する接続ポートであってもよい。
<5.補足>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本実施形態による取引装置30、取引装置31、制御サーバ40、制御サーバ41、および現金処理装置50の動作の処理におけるステップは、必ずしも説明図として記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、取引装置30、取引装置31、制御サーバ40、制御サーバ41、および現金処理装置50の動作の処理における各ステップは、説明図として記載した順序と異なる順序で処理されてもよく、並列的に処理されてもよい。
また、上述した取引装置30、取引装置31、制御サーバ40、および制御サーバ41に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、本実施形態による情報処理システムの機能を発揮させるための1以上のコンピュータプログラムも作成可能である。また、当該1以上のコンピュータプログラムを記憶させたコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体も提供される。
また、本明細書においてネットワークは2以上の情報処理装置を通信可能とする通信路をいう。すなわち、本明細書では、ネットワークの語はルータ等の上位装置の存在を前提とする狭義のコンピュータネットワークに限定されない。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本発明に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
30 取引装置
310 通信部
320 操作表示部
330 プリンタ
340 読み取り部
350 記憶部
360 制御部
361 取得部
363 取引実行部
365 セキュリティ情報生成部
367 出金控え生成部
369 出金控え印刷部
40 制御サーバ
410 通信部
420 記憶部
430 制御部
431 セキュリティ情報生成部
433 判定部
435 出金制御部
440 制御部
441 セキュリティ情報生成部
442 取得部
445 入金制御部
447 入金控え生成部
449 入金控え印刷部
50 現金処理装置
510 操作表示部
520 読み取り部
530 通信部
540 現金処理部
542 紙幣処理部
544 硬貨処理部
560 記憶部
570 制御部
31 取引装置
41 制御サーバ

Claims (16)

  1. 現金の出金処理を行う現金処理装置と、前記現金処理装置の出金処理を制御する制御サーバと、前記現金処理装置および前記制御サーバにネットワークを介して接続される取引装置と、を有する情報処理システムであって、
    前記取引装置は、
    現金の出金を伴う取引内容に係る取引情報を取得する取得部と、
    前記取引情報に基づいて第1のセキュリティ情報を生成し、前記第1のセキュリティ情報および前記取引情報を示す情報コードを生成する第1の生成部と、
    を備え、
    前記制御サーバは、
    読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される前記第1のセキュリティ情報に基づいて、前記情報コードの真正性を判定する判定部と、
    前記判定部により前記情報コードが真正性を有すると判定されると、前記取引情報に基づいて前記現金処理装置に現金の出金処理を行わせる制御を行う、出金制御部と、
    を備える、情報処理システム。
  2. 前記制御サーバは、前記読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される前記取引情報に含まれる情報に基づいて、第2のセキュリティ情報を生成する第2の生成部をさらに備え、
    前記判定部は、前記第1のセキュリティ情報と、前記第2のセキュリティ情報が一致する場合に前記情報コードが真正性を有すると判定する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記制御サーバは、操作部により入力される顧客入力情報に基づいて、前記第2のセキュリティ情報を生成する、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記第1のセキュリティ情報は、前記第1の生成部により所定のハッシュ関数を用いて前記取引情報から生成されるハッシュ値であり、
    前記第2のセキュリティ情報は、前記第2の生成部により前記所定のハッシュ関数を用いて前記取引情報に含まれる情報から生成されるハッシュ値である、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記制御サーバは、記憶部をさらに備え、
    前記第1のセキュリティ情報は、前記第1の生成部により所定の共通鍵を用いて暗号化された前記取引情報であり、
    前記判定部は、前記第1のセキュリティ情報を前記記憶部が保持する前記所定の共通鍵を用いて復号する復号処理を行い、
    前記復号処理が成功した場合に、前記情報コードが真正性を有すると判定する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  6. 前記第1のセキュリティ情報は、前記第1の生成部により所定の秘密鍵を用いて暗号化された前記取引情報であり、
    前記判定部は、前記第1のセキュリティ情報を、前記所定の秘密鍵と対応付けられた所定の公開鍵を用いて復号する復号処理を行い、
    前記復号処理が成功した場合に、前記情報コードが真正性を有すると判定する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  7. 前記出金制御部は、前記判定部により前記情報コードが真正性を有しないと判定されると、前記現金処理装置による出金の処理を停止させる、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  8. 前記取引情報は、出金の処理の対象の金融口座に係る店番、科目、口座番号、出金金額および時間情報を含み、
    前記顧客入力情報は、前記店番、前記科目、および前記口座番号の少なくともいずれか1つ以上を含む、
    請求項3に記載の情報処理システム。
  9. 前記出金制御部は、前記判定部により、前記顧客入力情報と、前記取引情報に含まれる前記顧客入力情報と同一種別の情報とが不一致である場合、前記現金処理装置による出金の処理を停止させる、
    請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 読み取り部が情報コードを読み取ることにより取得される、現金の出金を伴う取引内容に係る取引情報から生成された第1のセキュリティ情報に基づいて、前記情報コードの真正性を判定する判定部と、
    前記判定部により前記情報コードが真正性を有すると判定されると、前記読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される前記取引情報に基づいて、現金処理装置に現金の出金処理を行わせる制御を行う、出金制御部と、
    を備える、情報処理装置。
  11. コンピュータを、
    読み取り部が情報コードを読み取ることにより取得される、現金の出金を伴う取引内容に係る取引情報から生成された第1のセキュリティ情報に基づいて、前記情報コードの真正性を判定する判定部と、
    前記判定部により前記情報コードが真正性を有すると判定されると、前記読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される前記取引情報に基づいて、現金処理装置に現金の出金処理を行わせる制御を行う、出金制御部と、
    として機能させるための、プログラム。
  12. 読み取り部が情報コードを読み取ることにより取得される、現金の出金を伴う取引内容に係る取引情報から生成された第1のセキュリティ情報に基づいて、前記情報コードの真正性を判定することと、
    前記情報コードが真正性を有すると判定されると、前記読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される前記取引情報に基づいて、現金処理装置に現金の出金処理を行わせる制御を行うことと、
    を含む、コンピュータにより実行される情報処理方法。
  13. 現金の入金処理を行う現金処理装置と、前記現金処理装置の入金処理を制御する制御サーバと、前記現金処理装置および前記制御サーバにネットワークを介して接続される取引装置と、を有する情報処理システムであって、
    前記制御サーバは、
    現金の入金を伴う取引内容に係る取引情報を取得する取得部と、
    前記取引情報に基づいて、前記現金処理装置に現金の入金処理を行わせる制御を行う入金制御部と、
    前記入金処理が完了すると、前記取引情報に基づいて第1のセキュリティ情報を生成し、前記第1のセキュリティ情報を示す情報コードを生成する第1の生成部と、
    を備え、
    前記取引装置は、
    読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される前記第1のセキュリティ情報に基づいて、前記情報コードの真正性を判定する判定部と、
    前記判定部により前記情報コードが真正性を有すると判定されると、前記入金処理で入金された現金を原資として金融取引を実施する取引実行部と、
    を備える、情報処理システム。
  14. 読み取り部が情報コードを読み取ることにより取得される、現金の入金を伴う取引内容に係る取引情報から生成された第1のセキュリティ情報に基づいて、前記情報コードの真正性を判定する判定部と、
    前記判定部により前記情報コードが真正性を有すると判定されると、前記読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される、現金の入金を伴う取引内容の取引情報に基づいて、金融取引を実施する取引実行部と、
    を備える、情報処理装置。
  15. コンピュータを、
    読み取り部が情報コードを読み取ることにより取得される、現金の入金を伴う取引内容に係る取引情報から生成された第1のセキュリティ情報に基づいて、前記情報コードの真正性を判定する判定部と、
    前記判定部により前記情報コードが真正性を有すると判定されると、前記読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される、現金の入金を伴う取引内容の取引情報に基づいて、金融取引を実施する取引実行部と、
    として機能させるための、プログラム。
  16. 読み取り部が情報コードを読み取ることにより取得される、現金の入金を伴う取引内容に係る取引情報から生成された第1のセキュリティ情報に基づいて、前記情報コードの真正性を判定することと、
    前記情報コードが真正性を有すると判定されると、前記読み取り部が前記情報コードを読み取ることにより取得される、現金の入金を伴う取引内容の取引情報に基づいて、金融取引を実施することと、
    を含む、コンピュータにより実行される情報処理方法。
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