JP2006146830A - 帳票処理システム、帳票処理方法および帳票処理プログラム - Google Patents

帳票処理システム、帳票処理方法および帳票処理プログラム Download PDF

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征司 清瀬
Yoshitaka Kasuga
義隆 春日
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光俊 増田
Tomoko Nagasawa
知子 長澤
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Abstract

【課題】帳票処理の処理効率を向上させることを課題とする。
【解決手段】サーバ装置の記憶部が作業データを記憶し、作業振分部がスキルレベル判定条件および次作業判定条件に基づいてかかる作業データを該当する端末装置に送信し、端末装置の作業画面制御部がサーバ装置から送信された作業データを表示するとともにオペレータの操作を受け付けて作業済の作業データをサーバ装置に返信し、サーバ装置が帳票処理作業の完了した作業完了データを蓄積し、蓄積した作業完了データからレポートを作成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複数の作業段階からなる帳票処理作業の作業対象データを管理するサーバ装置と、オペレータによる帳票処理操作を受け付ける端末装置とを有し、かかる作業対象データを作業段階ごとに端末装置に振り分けて帳票処理作業をおこなう帳票処理システム、帳票処理方法および帳票処理プログラムに関し、特に、オペレータのスキルレベルに合わせた作業振分を効率的におこなうことができる帳票処理システム、帳票処理方法および帳票処理プログラムに関する。
従来、銀行などの金融機関の各店舗や事務センターにおいて、個人や企業から提出された口座振替依頼書などの帳票処理をおこなう帳票処理システムが知られている。かかる帳票処理システムにおいては、口座振替依頼書などの帳票をスキャナで読取り、この帳票に含まれる手書き文字をOCR(Optical Character Recognition)処理により認識するとともに、認識された文字、スキャナにより撮像された印鑑の印影およびあらかじめ登録された印鑑の印影を端末装置に表示してオペレータに目視確認させることとしている。
たとえば、特許文献1には、スキャナにより撮像された口座振替依頼書のイメージデータを端末装置に送信してイメージデータに含まれる手書き文字部分の文字入力をオペレータにおこなわせたり、口座振替依頼書に含まれる印影とあらかじめ登録された印鑑の印影とを表示して目視確認をおこなわせたりすることにより、入力作業や確認作業をおこなってこれらの作業が完了した作業対象データをサーバ装置に登録する帳票処理システムが開示されている。
特開平8−212347号公報
しかしながら、上記の事務センターなどにおいては、人件費を削減するために帳票処理の一部をパートタイマーや期間社員におこなわせ、難易度の高い処理については経験を積んだスーパーバイザ(以下、「SV」と言う)と呼ばれる正社員に担当させるといったシステム運用がなされる場合も多い。従来の帳票システムは、このようなオペレータのスキルレベルを考慮していないので、オペレータへの作業の振分を効率的におこなうことができないという問題があった。
なお、かかる問題点は、金融機関における帳票処理にのみ発生する問題ではなく、たとえば、複数の作業段階からなる処理の各作業段階を複数のオペレータに振り分ける場合においても同様に発生する問題である。
この発明は、上記課題(問題点)に鑑みてなされたものであり、オペレータのスキルレベルに合わせた作業振分を効率的におこなうことにより帳票処理の処理効率を向上させることができる帳票処理システム、帳票処理方法および帳票処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1の発明に係る帳票処理システムは、複数の作業段階からなる帳票処理作業の作業対象データを管理するサーバ装置と、オペレータによる帳票処理操作を受け付ける端末装置とを有し、前記作業対象データを前記作業段階ごとに前記端末装置に振り分けて前記帳票処理作業をおこなう帳票処理システムであって、前記サーバ装置は、前記端末装置から受信した作業済データを前記作業対象データとして記憶する記憶手段と、前記作業対象データを前記オペレータのスキルレベルを含んだ条件に基づいて該当する前記端末装置に振り分ける振分手段とを備え、前記端末装置は、前記サーバ装置から振り分けられた前記作業対象データを表示して前記オペレータの操作を受け付ける画面制御手段と、前記オペレータに前記作業対象データの加工または確認をおこなわせ前記作業済データとして前記サーバ装置に返信する返信手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明に係る帳票処理システムは、請求項1の発明において、前記振分手段は、前記作業対象データが属する前記作業段階ごとに設けられたスキルレベル判定条件を用いて前記作業対象データのスキルレベルを決定し、該当するスキルレベルのオペレータに割り当てられた前記端末装置に該作業対象データを振り分けることを特徴とする。
また、請求項3の発明に係る帳票処理システムは、請求項1または2の発明において、前記振分手段は、前記作業済データが属する前記作業段階ごとに設けられた次作業判定条件を用いて前記作業対象データの次作業を決定し、該当するスキルレベルのオペレータに割り当てられた前記端末装置に該作業対象データを振り分けることを特徴とする。
また、請求項4の発明に係る帳票処理システムは、請求項1、2または3の発明において、前記画面制御手段は、スキルレベルが異なるオペレータへの作業依頼を受け付け、前記返信手段は、該作業依頼をおこなう旨の情報を含んだ前記作業済データを前記サーバ装置に返信することを特徴とする。
また、請求項5の発明に係る帳票処理システムは、請求項4の発明において、前記返信手段は、前記作業依頼に対応する依頼理由を含んだ前記作業済データを前記サーバ装置に返信することを特徴とする。
また、請求項6の発明に係る帳票処理システムは、請求項1〜5の発明において、前記サーバ装置は、前記帳票処理作業が完了した前記作業済データを集計することによりオペレータのスキルレベルおよび作業件数を含んだレポートを作成するレポート作成手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項7の発明に係る帳票処理システムは、請求項6の発明において、前記サーバ装置は、前記レポートに基づいて前記スキルレベル判定条件および/または前記自作業判定条件を変更する判定条件変更手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項8の発明に係る帳票処理システムは、複数の作業段階からなる帳票処理作業の作業対象データを管理するサーバ装置と、オペレータによる帳票処理操作を受け付ける端末装置とを有し、前記作業対象データを前記作業段階ごとに振り分けて前記帳票処理作業をおこなう帳票処理システムであって、前記サーバ装置は、前記作業対象データを記憶する記憶手段と、前記オペレータのスキルレベルを含んだ条件に基づいて前記作業対象データの取得を許可する前記スキルレベルを決定する決定手段とを備え、前記端末装置は、前記サーバ装置の前記決定手段が決定した前記スキルレベルに該当する場合に、前記作業対象データを取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記作業対象データを表示して前記オペレータの操作を受け付ける画面制御手段と、前記オペレータに前記作業対象データの加工または確認をおこなわせ前記サーバ装置に返信する返信手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項9の発明に係る帳票処理方法は、複数の作業段階からなる帳票処理作業の作業対象データを管理するサーバ装置と、オペレータによる帳票処理操作を受け付ける端末装置とを有し、前記作業対象データを前記作業段階ごとに前記端末装置に振り分けて前記帳票処理作業をおこなう帳票処理方法であって、前記端末装置から受信した作業済データを前記作業対象データとして前記サーバ装置が記憶する記憶工程と、前記作業対象データを前記オペレータのスキルレベルを含んだ条件に基づいて該当する前記端末装置に前記サーバ装置が振り分ける振分工程と、前記サーバ装置から振り分けられた前記作業対象データを前記端末装置が表示して前記オペレータの操作を受け付ける画面制御工程と、前記オペレータに前記作業対象データの加工または確認をおこなわせ前記作業済データとして前記サーバ装置に前記端末装置が返信する返信工程とを含んだことを特徴とする。
また、請求項10の発明に係る帳票処理方法は、請求項9の発明において、前記振分工程は、前記作業対象データが属する前記作業段階ごとに設けられたスキルレベル判定条件を用いて前記作業対象データのスキルレベルを決定し、該当するスキルレベルのオペレータに割り当てられた前記端末装置に該作業対象データを振り分けることを特徴とする。
また、請求項11の発明に係る帳票処理方法は、請求項9または10の発明において、前記振分工程は、前記作業済データが属する前記作業段階ごとに設けられた次作業判定条件を用いて前記作業対象データの次作業を決定し、該当するスキルレベルのオペレータに割り当てられた前記端末装置に該作業対象データを振り分けることを特徴とする。
また、請求項12の発明に係る帳票処理プログラムは、複数の作業段階からなる帳票処理作業の作業対象データを管理するサーバ装置と、オペレータによる帳票処理操作を受け付ける端末装置とを有し、前記作業対象データを前記作業段階ごとに前記端末装置に振り分けて前記帳票処理作業をおこなう帳票処理プログラムであって、前記端末装置から受信した作業済データを前記作業対象データとして前記サーバ装置が記憶する記憶手順と、前記作業対象データを前記オペレータのスキルレベルを含んだ条件に基づいて該当する前記端末装置に前記サーバ装置が振り分ける振分手順と、前記サーバ装置から振り分けられた前記作業対象データを前記端末装置が表示して前記オペレータの操作を受け付ける画面制御手順と、前記オペレータに前記作業対象データの加工または確認をおこなわせ前記作業済データとして前記サーバ装置に前記端末装置が返信する返信手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、サーバ装置は、端末装置から受信した作業済データを作業対象データとして記憶し、かかる作業対象データをオペレータのスキルレベルを含んだ条件に基づいて該当する端末装置に振り分け、端末装置は、サーバ装置から振り分けられた作業対象データを表示して前記オペレータの操作を受け付け、オペレータに作業対象データの加工または確認をおこなわせ作業済データとしてサーバ装置に返信するよう構成したので、オペレータのスキルレベルに合わせた作業振分を効率的におこなうことにより帳票処理の処理効率を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項2の発明によれば、作業対象データが属する作業段階ごとに設けられたスキルレベル判定条件を用いて作業対象データのスキルレベルを決定し、該当するスキルレベルのオペレータに割り当てられた端末装置にかかる作業対象データを振り分けるよう構成したので、同一の作業段階に属する作業対象データの処理作業に難易度の幅がある場合であっても、オペレータのスキルレベルに応じた作業振分を効率的におこなうことができるという効果を奏する。
また、請求項3の発明によれば、作業済データが属する作業段階ごとに設けられた次作業判定条件を用いて作業対象データの次作業を決定し、該当するスキルレベルのオペレータに割り当てられた端末装置にかかる作業対象データを振り分けるよう構成したので、各作業段階の次の作業段階に応じた作業振分を効率的におこなうことができるという効果を奏する。
また、請求項4の発明によれば、端末装置がスキルレベルの異なるオペレータへの作業依頼を受け付け、かかる作業依頼をおこなう旨の情報を含んだ作業済データをサーバ装置に返信するよう構成したので、作業を担当するオペレータの判断でスキルレベルの高いオペレータへの作業依頼をおこなうことにより帳票処理の処理効率を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項5の発明によれば、端末装置が作業依頼に対応する依頼理由を含んだ作業済データをサーバ装置に返信するよう構成したので、作業依頼により作業を引き受けたオペレータが作業依頼を受けた理由を容易に把握することにより帳票処理の処理効率を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項6の発明によれば、サーバ装置は、帳票処理作業が完了した作業済データを集計することによりオペレータのスキルレベルおよび作業件数を含んだレポートを作成するよう構成したので、作成したレポートを参照することにより振分処理の処理効率の状況を容易に把握することができるという効果を奏する。
また、請求項7の発明によれば、サーバ装置は、レポートに基づいてスキルレベル判定条件および/または自作業判定条件を変更することとしたので、振分処理の処理効率の状況に基づいて判定条件の変更をおこなうことにより帳票処理の処理効率を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項8の発明によれば、サーバ装置は、作業対象データを記憶し、オペレータのスキルレベルを含んだ条件に基づいて作業対象データの取得を許可するスキルレベルを決定し、端末装置は、サーバ装置の決定手段が決定したスキルレベルに該当する場合に、作業対象データを取得し、取得した作業対象データを表示してオペレータの操作を受け付け、オペレータに作業対象データの加工または確認をおこなわせサーバ装置に返信するよう構成したので、オペレータのスキルレベルに合わせた作業振分を効率的におこなうことにより帳票処理の処理効率を向上させることができるという効果を奏する。
請求項9の発明によれば、サーバ装置は、端末装置から受信した作業済データを作業対象データとして記憶し、かかる作業対象データをオペレータのスキルレベルを含んだ条件に基づいて該当する端末装置に振り分け、端末装置は、サーバ装置から振り分けられた作業対象データを表示して前記オペレータの操作を受け付け、オペレータに作業対象データの加工または確認をおこなわせ作業済データとしてサーバ装置に返信するよう構成したので、オペレータのスキルレベルに合わせた作業振分を効率的におこなうことにより帳票処理の処理効率を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項10の発明によれば、作業対象データが属する作業段階ごとに設けられたスキルレベル判定条件を用いて作業対象データのスキルレベルを決定し、該当するスキルレベルのオペレータに割り当てられた端末装置にかかる作業対象データを振り分けるよう構成したので、同一の作業段階に属する作業対象データの処理作業に難易度の幅がある場合であっても、オペレータのスキルレベルに応じた作業振分を効率的におこなうことができるという効果を奏する。
また、請求項11の発明によれば、作業済データが属する作業段階ごとに設けられた次作業判定条件を用いて作業対象データの次作業を決定し、該当するスキルレベルのオペレータに割り当てられた端末装置にかかる作業対象データを振り分けるよう構成したので、各作業段階の次の作業段階に応じた作業振分を効率的におこなうことができるという効果を奏する。
請求項12の発明によれば、サーバ装置は、端末装置から受信した作業済データを作業対象データとして記憶し、かかる作業対象データをオペレータのスキルレベルを含んだ条件に基づいて該当する端末装置に振り分け、端末装置は、サーバ装置から振り分けられた作業対象データを表示して前記オペレータの操作を受け付け、オペレータに作業対象データの加工または確認をおこなわせ作業済データとしてサーバ装置に返信するよう構成したので、オペレータのスキルレベルに合わせた作業振分を効率的におこなうことにより帳票処理の処理効率を向上させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る帳票処理システム、帳票処理方法および帳票処理プログラムの好適な実施例を説明する。なお、以下の実施例においては銀行などの金融機関で用いられる口座振替依頼書のエントリー作業などの帳票処理に本発明を適用した場合について説明することとする。
図1は、本実施例に係る口座振替依頼書処理の概要を示す図である。本発明に係る帳票処理システムは、オペレータのスキルレベルに応じた振分処理をおこなう点に特徴がある。具体的には、口座振替依頼書や添付される添票のデータ内容から作業レベルを判定し、判定した作業レベルのスキルレベルを有するオペレータに作業対象となるデータを送信する。図1に示した場合においては、「パート」がスキルレベルの最も低いオペレータであり、「一般行員」が中位のスキルレベルを有するオペレータであり、スーパーバイザ(SV)がスキルレベルの最も高いオペレータである。
これらのオペレータが作業をおこない各オペレータの作業結果を受け取ると、作業結果に基づいて次の作業を判定し、該当するオペレータに対して作業対象となるデータを送信する。このように、作業内容の難易度や、流れ作業における次作業に応じた振分処理をおこなうことにより各オペレータのスキルレベルに応じた作業を割り振ることができるので、帳票処理を効率的におこなうことが可能となる。
従来の帳票処理システムにおいては、オペレータのスキルレベルを考慮することなく各オペレータに作業対象データを分配していたためスキルレベルの低いオペレータが混在している場合に帳票処理の処理効率が悪いという問題があった。たとえば、口座振替依頼書処理を例にして説明すると、OCR処理済のデータを単に確認する作業の場合にはスキルレベルの低いパートタイマーなどのオペレータも処理を遂行することが可能である。しかし、入力項目の抜けや印鑑照合率が低い場合など高度の判断が必要な作業はスキルレベルの高いオペレータにおこなわせる必要がある。このため、オペレータのスキルレベルを考慮せずに作業を担当させると、作業の信頼性を担保できないばかりか作業戻りなどにより処理効率を低下させてしまうこととなる。
図2は、口座振替依頼書処理に含まれる各作業段階を示す図である。同図に示すように、OCR処理済の帳票について文字入力をおこなうエントリー作業、エントリー作業の結果が正しいか否かを判断するエントリー確認作業、帳票に含まれる印鑑の印影とあらかじめ登録されている印鑑の印影とを照合する印鑑照合作業、これらの作業の最終的な確認をおこなう作業確認作業を経ることにより帳票処理が終了する。このように、一通の口座振替依頼書の処理作業は、上述した一連の作業を流れ作業としておこなうことが一般的である。そして、かかる流れ作業に含まれる各作業をおこなうオペレータはそれぞれ異なることが通常である。
また、上記のエントリー作業、エントリー確認作業、印鑑照合作業および作業確認作業の作業レベルはさまざまであるので、各オペレータにいったん作業の分配がおこなわれた場合であっても、その作業内容が高度であればスキルレベルの高いSVなどに作業を再度分配する必要がある。図2に破線で示した流れは、作業レベルが高い案件の作業の流れをあらわしている。たとえば、印鑑照合作業において印鑑照合率が印影一致判定の基準値以下か基準値付近である場合には、高度なスキルレベルが求められるのでSVに作業を再分配する必用がある。図2に示した「印鑑照合(SV)」を経由する破線で示した流れが、かかる作業レベルが高い案件の作業の流れを示している。
図3は、スキルレベルと各作業段階との関係の一例を示した図である。同図においては、縦軸にオペレータのスキルレベルを示し、横軸に各作業段階を示しており、横軸に示した各作業段階に属する作業を担当可能なオペレータのスキルレベルには「○」が記載されている。縦軸に示したスキルレベルが「1」とはスキルレベルが最も低いオペレータに対応するスキルレベルを示しており、スキルレベルが「SV」とはスキルレベルが最も高いオペレータに対応するスキルレベルをあらわしている。そして、各スキルレベルに対応する作業段階には、スキャン作業、エントリー作業、照合作業および確認作業がある。
たとえば、口座振替依頼書などをスキャナで読取るスキャン作業は、スキルレベル1およびスキルレベル2に対応しており、スキルレベル1またはスキルレベル2のオペレータがスキャン作業を担当可能であることを示している。また、エントリー作業は、その作業内容に応じて難易度が低いほうから、エントリーA、エントリーBおよびエントリーSVに区分されており、エントリーAはスキルレベル1に、エントリーBはスキルレベル2に、エントリーSVはスキルレベルSVにそれぞれ対応している。
次に、本実施例に係る帳票処理システムの特徴について図4を用いて説明する。図4は、本実施例に係る帳票処理システムの特徴を示す図である。同図に示すように、本実施例に係る帳票処理システムは、サーバ装置10と、各オペレータが作業をおこなう端末装置20とをLAN(Local Area Network)により接続して構成される。なお、サーバ装置10と各端末装置20とを異なる場所に設置し、これらの装置をWAN(Wide Area Network)により接続する構成とすることもできる。
また、図4では、口座振替依頼書などの帳票を読取るスキャナ装置を図示していないが、図4に示した端末装置20には、かかるスキャナ装置を接続した端末装置20が含まれるものとする。スキャナ装置が接続された端末装置20は、スキャン作業をおこなうことができる端末である。ここで、スキャン作業とは、帳票をスキャナ装置で読取って電子データ化する作業のことを示す。本実施例では、かかるスキャン作業が完了した作業段階以降の作業について説明している。
作業Aはスキル1〜3のオペレータのいずれもが担当することができる作業であり、作業Bはスキル2のオペレータが担当する作業であり、作業Cはスキル3のオペレータであるSVが担当する作業であるものとする。なお、図4では、帳票処理システムの特徴を説明するために、帳票処理に含まれる一連の作業が、作業A(たとえば、エントリー作業)、作業B(たとえば、確認作業)および作業C(たとえば、高度な確認作業)から構成されるものとして簡略化している。
まず、サーバ装置10では、OCR処理済の口座振替依頼書データを取り出して帳票処理を開始する。そして、同図に示したスキルレベル判定条件に基づいて口座振替依頼書データを解析することにより作業Aのスキルレベルを判定し、該当するスキルレベルに対応する端末装置20にかかるデータを送信する。たとえば、処理対象となる口座振替依頼書データのスキルレベルがスキル1と判定された場合には、スキル1のオペレータが作業をおこなう端末装置20にデータ送信をおこなう。なお、本実施例においては、端末装置20にデータを送信する場合について説明しているが、端末装置20がオペレータのスキルレベルに対応したデータをサーバ装置10から取得することとしてもよい。
スキル1用の端末装置20において、オペレータのエントリー作業(作業A)が完了したならば、作業Aの作業結果を含むデータはサーバ装置10に送信される。そして、サーバ装置10は、次作業判定条件に基づいてかかるデータを解析することにより作業Aにつづく作業を判定する処理をおこなう。たとえば、かかる次作業判定条件に作業B、作業Cおよび終了の選択肢があり、作業Aの作業結果を含むデータの解析により次作業が作業Bと判定されたならば、スキル2のオペレータが作業をおこなう端末装置20に作業Aの作業結果を含むデータを送信する。なお、端末装置20がオペレータのスキルレベルに対応したデータをサーバ装置10から取得することとしてもよい。また、作業Aの作業結果を含むデータに、SVに作業を依頼する旨の指示が含まれている場合には、スキル3のオペレータ(SV)が作業をおこなう端末装置20にかかるデータを送信することになる。
スキル2用の端末装置20において、オペレータの確認作業(作業B)が完了したならば、作業Bの作業結果を含むデータはサーバ装置10に送信される。そして、サーバ装置10は、次作業判定条件に基づいてかかるデータを解析することにより作業Bに続く作業を判定する処理をおこなう。たとえば、かかる次作業判定条件に作業Cおよび終了の選択肢があり、作業Bの作業結果を含むデータの解析により次作業が作業Cと判定されたならば、スキル3のオペレータ(SV)が作業をおこなう端末装置20に作業Bの作業結果を含むデータを送信する。なお、端末装置20がオペレータのスキルレベルに対応したデータをサーバ装置10から取得することとしてもよい。
そして、スキル3用の端末装置20において、オペレータの高度な確認作業(作業C)が完了したならば、作業Cの作業結果を含むデータはサーバ装置10に送信される。サーバ装置10は、かかるデータを作業完了データとしてデータベースなどに記憶したうえで帳票処理を終了する。なお、記憶された作業完了データは日時処理や月次処理によりスキルレベルや担当者ごとに集計され作業振分の効率をチェックしたり作業条件の変更したりするために用いられる。
次に、本実施例に係る帳票処理システムの構成について図5を用いて説明する。図5は、本実施例に係る帳票処理システムの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、本実施例に係る帳票処理システムは、サーバ装置10および端末装置20により構成される。なお、サーバ装置10と端末装置20とはLANなどの通信回線により接続され送受信をおこなう。また、端末装置20は、各スキルレベルのオペレータに対応して複数台設けられる。
サーバ装置10は、端末装置20から作業が完了した作業対象データを受け取って各端末装置20に振り分けるとともに、帳票処理作業が完了した作業完了データを蓄積する装置である。このサーバ装置10は、通信I/F部11と、制御部12と、記憶部13とを備えており、制御部12は、作業データ受付部12aと作業振分部12bとをさらに備えている。また、記憶部13は、作業データ13aと、スキルレベル判定条件13bと、次作業判定条件13cと、作業完了データ13dとをさらに備えている。
なお、本実施例においては、サーバ装置10が端末装置20に対して作業データ13aを送信する場合について説明しているが、作業データ13aを送信するのではなく、サーバ装置10が作業対象データの取得を許可するオペレータのスキルレベルを決定し、かかるスキルレベルを作業データ13aに含めて記憶部13に記憶させることとしてもよい。また、かかるスキルレベルを記憶部13に記憶させるとともに、対応する作業データ13aと関連づけることとしてもよい。この場合、端末装置20が作業データ13aを取得する際には、操作をおこなうオペレータのスキルレベルに対応する作業データ13aのみを取得することになる。
通信I/F部11は、端末装置20とのデータ送受信をおこなう処理部であり、通信インタフェース装置などの通信デバイスにより構成される。この通信I/F部11は、端末装置20から作業対象データを受信して作業データ受付部12aに渡すとともに、作業振分部12bにより振り分けられた作業対象データを該当する端末装置20に送信する処理をおこなう。
制御部12は、サーバ装置10の全体制御をおこなう処理部である。具体的には、この制御部12は、通信I/F部11を介して端末装置20から受け取った作業対象データを、作業データ13aとして記憶部13に渡す。そして、処理対象となる作業データ13aを取り出し、スキルレベル判定条件13bおよび次作業判定条件13cを用いてかかる作業データ13aを送信すべき端末装置20を決定し、通信I/F部11を介して該当する端末装置20に送信する処理をおこなう。また、帳票処理が完了した作業対象データを作業完了データ13dとして記憶部13に渡す処理をおこなう。
作業データ受付部12aは、通信I/F部11を介して端末装置20から受信した作業対象データを受け取り、この作業対象データを作業データ13aとして記憶部13に渡す処理をおこなう処理部である。
作業振分部12bは、記憶部13から作業データ13aを取り出し、記憶部13のスキルレベル判定条件13bおよび次作業判定条件13cに基づいてこの作業データ13aのスキルレベルおよび次作業を決定したうえで該当する端末装置20に対してかかる作業データ13aを振り分ける処理をおこなう処理部である。ここで、スキルレベル判定条件13bおよび次作業判定条件13cの例について図6および図7を用いて説明しておく。
図6は、スキルレベル判定条件13bの一例を示す図である。図6では、図3に示したエントリー作業に対応するスキルレベル判定条件の例を示している。たとえば、作業データ13aにSVを指定する旨の情報が含まれている場合(図6に示した「SV指定あり」)には、かかる作業データ13aのスキルレベルは「SV」と判定される。なお、同図に示したスキルレベルは、高い方からSV、2、1の3レベルである。なお、かかるスキルレベルは任意の段階数とすることが可能である。
また、作業データ13aに含まれる口座番号が登録されていない口座番号であったり(図6に示した「口座未登録」)、作業データ13aに含まれる口座番号に注意情報がリンクされていたり(図6に示した「口座に注意情報あり」)した場合には、かかる作業データ13aのスキルレベルは「2」と判定される。その他、比較的高度なオペレータ判断を要する場合には、同様にスキルレベルは「2」と判定されることになる。また、スキルレベル「SV」および「2」のスキルレベル判定条件のいずれにも該当しない場合には、かかる作業データ13aのスキルレベルは「1」と判定される。このように、作業振分部12bは、作業データ13aの内容が各スキルレベル判定条件を満たすか否かを判定することにより作業データ13aのスキルレベルを決定する。
このように、作業振分部12bは作業ごとに設けられたスキルレベル判定条件13bを用いることにより所定作業のスキルレベルを判定することができるので該当する端末装置20に効率的に作業を振り分けることができる。
図7は、次作業判定条件13cの一例を示す図である。図7では、図3の横軸に示した各作業が端末装置20のオペレータによりおこなわれ、かかる作業結果をサーバ装置10が受け取った段階についての判定条件を示している。たとえば、図7の作業名称が「エントリー」である次作業判定条件は、エントリー作業を振り分けられた端末装置20から作業内容を反映した作業データ13aを受信した場合において用いられる条件である。
作業名称が「エントリー」の次作業判定条件について説明すると、次作業判定条件「SV依頼あり」に該当する場合には、作業振分部12bはエントリー作業の次作業がSVによるエントリー作業(図7に示した「エントリー(SV)」)であると判定する。たとえば、エントリー作業を振り分けられた端末装置20のオペレータが、作業内容が困難であると判断して画面に表示された「SVボタン」を押下した場合が該当する。なお、端末装置20のオペレータがSVボタンを押下した場合には、SVボタンを押下した旨およびその理由を含む作業データ13aがサーバ装置10に送信される。
また、次作業判定条件「不備登録あり」に該当する場合には、作業振分部12bはエントリー作業の次作業が不備確認作業であると判定し、「作業者のスキルランクが所定ランク以上」に該当する場合には、エントリー作業の次作業が印鑑照合作業であると判定する。そして、いずれの条件にも該当しない場合には、エントリー作業の次作業がエントリー確認作業であると判定する。
作業名称が「印鑑照合」の次作業判定条件について説明すると、次作業判定条件「SV依頼あり」に該当する場合には、作業振分部12bは印鑑照合作業の次作業がSVによる印鑑照合作業(図7に示した「印鑑照合(SV)」)であると判定する。また、次作業判定条件「印鑑照合率が所定値以下で正常登録」に該当する場合にも印鑑照合作業の次作業がSVによる印鑑照合作業であると判定する。
また、次作業判定条件「不備登録あり」に該当する場合には、作業振分部12bは印鑑照合作業の次作業が不備確認作業であると判定し、いずれの条件にも該当しない場合には、印鑑照合作業の次作業が作業確認作業であると判定する。
このように、作業振分部12bは作業ごとに設けられた次作業判定条件13cを用いることにより所定作業の次作業を判定することができるので該当する端末装置20に効率的に作業を振り分けることができる。
図5の説明に戻って、作業完了データ13dについて説明する。この作業完了データ13dは、作業振分部12bが次作業判定条件13cを用いて所定作業の次作業を判定した場合において、すべての作業を経て帳票処理が完了したとの判定をおこなった作業データ13aのことを示す。かかる作業完了データ13dは、各口座振替依頼書を1件処理するごとに記憶部13に蓄積される。そして、記憶された作業完了データ13dは日時処理や月次処理によりスキルレベルや担当者ごとに集計され作業振分の効率をチェックしたり作業条件の変更したりするために用いられることになる。
端末装置20は、サーバ装置10から作業対象となる作業データ13aを受け取って各作業に対応した入出力画面を表示するとともに、オペレータがかかる入出力画面を操作することにより編集や情報の付加をおこなった作業データ13aを、サーバ装置10に送信する装置である。この端末装置20は、通信I/F部21と、制御部22と、入力部23と、出力部24とを備えており、制御部22は、作業データ送信部22aと、作業画面制御部22bと、作業データ受信部22cとをさらに備えている。
なお、本実施例においては、端末装置20がサーバ装置10から送信された作業データ13aを受け取る場合について説明しているが、作業データ13aを受け取るのではなく、サーバ装置10が作業対象データの取得を許可するオペレータのスキルレベルを決定し、かかるスキルレベルを作業データ13aに含めて記憶部13に記憶させることとしてもよい。また、かかるスキルレベルを記憶部13に記憶させるとともに、対応する作業データ13aと関連づけることとしてもよい。この場合、端末装置20が作業データ13aを取得する際には、操作をおこなうオペレータのスキルレベルに対応する作業データ13aのみを取得することになる。
通信I/F部21は、サーバ装置10とのデータ送受信をおこなう処理部であり、通信インタフェース装置などの通信デバイスにより構成される。この通信I/F部21は、サーバ装置10から作業対象データを受信して作業データ受信部に渡すとともに、かかる作業対象データの表示および編集操作を受け付ける画面を制御することによりオペレータの入力作業を受け付け、入力作業により編集や情報付加がおこなわれた作業対象データをサーバ装置10に送信する処理をおこなう。
制御部22は、端末装置20の全体制御をおこなう処理部である。具体的には、この制御部22は、通信I/F部21を介してサーバ装置10から受け取った作業対象データを出力部24に出力するとともに、入力部23を介してオペレータ操作を受け付け、編集がおこなわれた作業対象データを、通信I/F部11を介してサーバ装置10に送信する処理をおこなう。
作業データ受信部22aは、通信I/F部21を介してサーバ装置10から受信した作業対象データを受け取り、作業画面制御部22bに渡す処理をおこなう処理部である。また、作業画面制御部22bは、作業データ受信部22cから受け取った作業対象データを出力部24に表示するとともに、入力部23を介してオペレータ操作を受け付けることによりかかる作業対象データの編集などをおこない作業データ送信部22aに渡す処理をおこなう処理部である。そして、作業データ送信部22aは、作業画面制御部22bから受け取った作業済の作業対象データを通信I/F部21を介してサーバ装置10に送信する処理をおこなう処理部である。
また、入力部23は、キーボードやマウスなどの入力デバイスにより構成され、オペレータの入力の受け付け処理をおこなう処理部であり、出力部24は、ディスプレイ装置などの出力デバイスにより構成され、オペレータが作業をおこなうための画面表示などの出力処理をおこなう処理部である。
次に、本実施例に係る帳票処理システムの処理手順について図8を用いて説明する。図8は、図3に示したエントリー作業の振り分けを行なう場合の処理手順を示すフローチャートである。なお、同図ではパートタイマーなどのスキルレベルの低いオペレータに割り当てられた端末装置(スキル1用)20、最もスキルレベルの高いスーパーバイザ(SV)に割り当てられた端末装置(スキルSV用)20、およびサーバ装置10間のデータ送受信を含めた処理手順を示している。また、エントリー作業のスキルレベルは最も低いレベル1であるものとする。
まず、サーバ装置10がエントリー作業の作業対象となる作業データ13aを記憶部13から取り出すと、作業振分部12bは、この作業データ13aがスキルレベルを判定する必要のある作業データ(以下、「案件データ」と言う)であるか否かを判定する(ステップS101)。ここで、エントリー作業の作業対象となる案件データとは、口座振替依頼書などの帳票をスキャナで読み込んだうえで、OCR処理により所定の部位に記載された手書き文字を認識してデータ変換した作業データのことをあらわす。
なお、OCR処理された依頼者の氏名や企業名、振込先の氏名や企業名などをキーとしてあらかじめ登録された氏名や企業名との照合処理をおこない、該当する登録データをかかる案件データに含めることとしてもよい。また、口座振替依頼書などの帳票に含まれる印鑑の印影をキーとしてあらかじめ登録された登録印影との照合処理をおこない該当する登録印影および照合率をかかる案件データに含めることとしてもよい。
上述したように、図8に示したフローチャートはエントリー作業の振り分けをおこなう場合の処理手順を示すものである。なお、図8に示したフローチャートは、端末装置20に案件データを送信する場合について説明しているが、端末装置20がオペレータのスキルレベルに対応した案件データをサーバ装置10から取得することとしてもよい。
図3に示したようにエントリー作業にはスキルレベルの低いほうからエントリーA、エントリーBおよびエントリーSVの3つのレベルがあるので、作業振分部12bは、かかる案件データのスキルレベルを判定する必要があると判定し(ステップS101肯定)、スキルレベル判定条件13bを用いたスキルレベル判定処理をおこなう(ステップS102)。なお、図3に示したスキャン作業のようにスキルレベルが細分化されていない作業である場合には、スキルレベルを判定する必要がないと判定して(ステップS101否定)ステップS102の処理手順をおこなわない。
つづいて、作業振分部12bは通信I/F部11を介してかかる案件データを端末装置(スキル1用)20に送信する(ステップS103)。なお、端末装置(スキル1用)20がオペレータのスキルレベルに対応したデータをサーバ装置10から取得することとしてもよい。
送信された案件データを受信した端末装置(スキル1用)20は、作業画面制御部22bが出力部24を介してかかる案件データを表示することによりエントリー作業を開始し(ステップS104)、入力部23を介してオペレータ操作を受け付ける。そして、オペレータがSVボタンを押下することなくエントリー作業を完了した場合には(ステップS105否定)、エントリー作業を終了し(ステップS106)、作業済の案件データをサーバ装置10に送信する(ステップS107)。
一方、オペレータが案件データの内容が高度であるなどの理由によりSVボタンを押下した場合には(ステップS105肯定)、スーパーバイザ(SV)に依頼する理由を示す依頼理由入力画面を表示してオペレータの入力を促す。そして、オペレータ操作により依頼理由が入力されると(ステップS108)、入力された依頼理由を含む案件データをサーバ装置10に送信する(ステップS109)。
依頼理由および案件データを受信したサーバ装置10は、受信した依頼理由および案件データを端末装置(スキルSV用)20に送信する(ステップS110)。なお、端末装置(スキルSV用)20がオペレータのスキルレベルに対応したデータをサーバ装置10から取得することとしてもよい。
そして、かかるデータを受信した端末装置(スキルSV用)20では、スーパーバイザ(SV)用の作業画面を表示することによりエントリー作業を開始する(ステップS111)。つづいて、スーパーバイザ(SV)による操作を受け付けてエントリー作業が終了すると(ステップS112)、作業済の案件データをサーバ装置10に送信する(ステップS113)。
端末装置(スキルSV用)20からエントリー作業が完了した案件データを受信したサーバ装置10は、作業振分部12bが次作業判定条件13cを用いることによりエントリー作業の次作業を判定する処理をおこなう(ステップS114)。なお、図8に示したS114では、図7の作業名称が「エントリー」の次作業判定条件を満たす次作業を決定し、該当するスキルレベルのオペレータ用の端末装置20に対しエントリー作業が完了した案件データを送信することになる。
以下では、かかる次作業判定処理の例について図9を用いて説明する。図9は、次作業判定処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、図9においては、図7に示した印鑑照合作業について次作業判定処理をおこなう場合について説明する。また、図9に示したフローチャートは、端末装置20に案件データを送信する場合について説明しているが、端末装置20がオペレータのスキルレベルに対応した案件データをサーバ装置10から取得することとしてもよい。
まず、サーバ装置10の作業振分部12bは、次作業判定条件の「SV依頼あり」に該当するか否かを判定する(ステップS201)。そして、「SV依頼あり」に該当する場合には(ステップS201肯定)、次作業を「印鑑照合(SV)」にセットし(ステップS206)、案件データを該当する端末装置20に送信する(ステップS207)。なお、端末装置20がオペレータのスキルレベルに対応したデータをサーバ装置10から取得することとしてもよい。
一方、「SV依頼あり」に該当しない場合には(ステップS201否定)、次作業判定条件の「印鑑照合率が所定値以下で正常登録」に該当するか否かを判定する(ステップS202)。ここで、「印鑑照合率が所定値以下で正常登録」とは、帳票システムが算出した印鑑照合率が所定値以下であるにもかかわらず作業を担当したオペレータが正常であるとして印鑑照合作業を完了した場合を示している。すなわち、システムの照合結果とオペレータの照合結果とが矛盾しているので、このような場合には、スーパーバイザ(SV)による再照合作業が必要となる。
つづいて、「印鑑照合率が所定値以下で正常登録」に該当する場合には、次作業を「印鑑照合(SV)」にセットし(ステップS206)、案件データを該当する端末装置20に送信する(ステップS207)。なお、端末装置20がオペレータのスキルレベルに対応したデータをサーバ装置10から取得することとしてもよい。そして、「印鑑照合率が所定値以下で正常登録」に該当しない場合には(ステップS202否定)、次作業判定条件の「不備登録あり」に該当するか否かを判定する(ステップS203)。
そして、「不備登録あり」に該当する場合には(ステップS203肯定)、次作業を「不備確認」にセットし(ステップS205)、案件データを該当する端末装置20に送信する(ステップS207)。なお、端末装置20がオペレータのスキルレベルに対応したデータをサーバ装置10から取得することとしてもよい。また、「不備登録あり」に該当しない場合には(ステップS203否定)、次作業を「作業確認」にセットし(ステップS204)、案件データを該当する端末装置20に送信する(ステップS207)。なお、端末装置20がオペレータのスキルレベルに対応したデータをサーバ装置10から取得することとしてもよい。
次に、端末装置20の出力部24が表示する作業画面の例について図10〜図13を用いて説明する。図10は、SV依頼理由のリストを示す図であり、図11〜13は、作業画面の例を示す図である。オペレータが、作業が困難であると判断してSVに作業を依頼した場合には、図10に示すように、依頼元のオペレータをあらわす「担当者」と、SVに作業を依頼する理由をあらわす「SV依頼理由」とを含んだリストがサーバ装置10において作成される。なお、このリストには、案件データを担当すべきスーパーバイザをあらわす「SV名」を含むこととしてもよい。
スーパーバイザは、端末装置20の画面に表示された上記リストを選択することにより作業をおこなう案件データに対応する画面を表示させて作業をおこなう。したがって、作業を依頼されたスーパーバイザは、依頼された案件データを担当したオペレータおよび依頼された理由を認識したうえで作業を開始することができるので、効率的に作業をおこなうことが可能となる。
図10に示した場合について説明すると、No1の案件データは、SVに作業を依頼したオペレータが「○○花子」であり、その依頼理由が「委託者に注意情報」であることをあらわしており、No5の案件データは、SVに作業を依頼したオペレータが「××太郎」であり、その依頼理由が「口座番号欠落」であることをあらわしている。このように、依頼元のオペレータをあらわす「担当者」と、SVに作業を依頼する理由をあらわす「SV依頼理由」とを含んだリストを用いることにより、スーパーバイザはあらかじめ作業内容を把握することができるので効率的に作業をおこなうことができる。
図11は、スキルレベル1に対応するエントリー作業であるエントリーA作業をおこなうためのエントリーA画面40およびSV依頼理由選択画面50を示す図である。同図に示すように、エントリー画面40は、スキャナ処理により読込まれた口座振替依頼書のイメージデータである帳票読取りデータ41を表示するとともに、かかる帳票読取りデータ41のOCR処理をおこなうことにより認識された文字などの情報を表示し、オペレータの修正作業などの入力処理を受け付ける画面である。
このエントリーA画面40は、入力エリア42a〜42eと、スーパーバイザに作業依頼をおこなうSVボタン43と、作業を担当するオペレータの氏名などを表示する担当者名表示エリア44とを含んだ画面である。オペレータが、作業が困難であると判断してかかるSVボタン43を押下した場合には、SV依頼理由選択画面50が表示される。このSV依頼理由選択画面50は、SV依頼理由51の選択候補リストを表示するとともにオペレータのSV依頼理由の選択を受け付ける画面である。そして、オペレータがSV依頼理由を選択して所定の操作をおこなうと、端末装置20は、案件データおよびSV依頼理由をサーバ装置10に送信する処理をおこなうことになる。
図12は、スキルレベルSVに対応するエントリー作業であるエントリーSV作業をおこなうためのエントリーSV画面60を示す図である。このエントリーSV画面60は、端末装置20で作業をおこなうスーパーバイザが、図10に示したリストから案件データを選択した場合に表示される画面である。
図12に示すように、かかるエントリーSV画面60は、依頼理由表示エリア61と、依頼者名表示エリア62と、処理種別エリア63と担当者名表示エリア64とを含んだ画面である。依頼理由表示エリア61には、図10に示したSV依頼理由選択画面50において選択された依頼理由が表示される。また、依頼者名表示エリア62には、図10に示した担当者表示エリア44の担当者名が表示され、処理種別表示エリア63には作業名が表示される。なお、図12に示した画面はエントリー作業画面の一例であるので、かかる処理種別表示エリア63には「エントリー確認」の文字列が表示されている。また、担当者名表示エリア64にはエントリーSV画面においてエントリー作業をおこなうオペレータの氏名などが表示される。
図13は、スキルレベルSVに対応する印鑑照合作業をおこなうための印鑑照合SV画面70を示す図である。この印鑑照合SV画面70は、端末装置20で作業をおこなうスーパーバイザが、図10に示したリストから案件データを選択した場合に表示される画面である。
図13に示すように、かかる印鑑照合SV画面70は、印鑑照合データ表示エリア71と、入力印影表示エリア72と、登録印影表示エリア73と、照合率表示エリア74と、事故情報表示エリア75と、注意情報表示エリア76とを含んだ画面である。
印鑑照合データ表示エリア71には、入力印影表示エリア72および登録印影表示エリア73にそれぞれ表示される印影データを重ね合わせたものが表示される。また、照合率エリア74には、かかる印鑑照合処理の処理結果である照合率が表示される。なお、事故情報表示エリア75は、高度の警戒が必用な登録印影が登録印影表示エリア73に表示された場合に表示され、注意情報表示エリア76には、登録印影に係る注意メッセージが表示される。印鑑照合SV画面70を操作するスーパーバイザは、これらの表示データを確認することにより入力印影の真偽を判断することになる。
次に、サーバ装置10の作業完了データ13dを集計することによりレポートを出力する場合におけるレポートの例について図14を用いて説明する。図14は、レポートの一例を示す図である。同図に示したように、このレポートには、担当者の通番をあらわす「No.」と、担当者のスキルレベルをあらわす「スキルレベル」と、担当者の氏名をあらわす「担当者」と、スキャン作業などの各作業段階の作業件数をあらわす「スキャン」などの項目が含まれている。
サーバ装置10は、サーバ管理者などの指示に基づいて日次処理や月次処理をおこなうことにより作業完了データ13dの集計作業をおこない図14に示したレポートを出力する。そして、このレポートは、上述したスキルレベル判定条件13bおよび次作業判定条件13cを更新する際に参照され、より効率的な振分処理をおこなうために利用されることになる。なお、かかるレポートに含まれる集計内容に基づいてスキルレベル判定条件13bおよび次作業判定条件13cを最適化することとしてもよい。
上述してきたように、本実施例にかかる帳票処理システム、帳票処理方法および帳票処理プログラムでは、サーバ装置の記憶部が作業データを記憶し、作業振分部がスキルレベル判定条件および次作業判定条件に基づいてかかる作業データを該当する端末装置に送信し、端末装置の作業画面制御部がサーバ装置から送信された作業データを表示するとともにオペレータの操作を受け付けて作業済の作業データをサーバ装置に返信し、サーバ装置が帳票処理作業の完了した作業完了データを蓄積し、蓄積した作業完了データからレポートを作成するよう構成したので、オペレータのスキルレベルに合わせた作業振分を効率的におこなうことにより帳票処理の処理効率を向上させることができる。
本発明にかかる帳票処理システム、帳票処理方法および帳票処理プログラムは、銀行などの金融機関における帳票処理に有用であり、特に、複数の作業段階からなる帳票処理に適している。
本実施例に係る口座振替依頼書処理の概要を示す図である。 口座振替依頼書処理に含まれる各作業段階を示す図である。 スキルレベルと各作業段階との関係の一例を示した図である。 本実施例に係る帳票処理システムの特徴を示す図である。 本実施例に係る帳票処理システムの構成を示す機能ブロック図である。 スキルレベル判定条件の一例を示す図である。 次作業判定条件の一例を示す図である。 図3に示したエントリー作業の振り分けをおこなう場合の処理手順を示すフローチャートである。 次作業判定処理の処理手順を示すフローチャートである。 SV依頼理由のリストを示す図である。 エントリーA画面およびSV依頼理由選択画面を示す図である。 エントリーSV画面を示す図である。 印鑑照合SV画面を示す図である。 レポートの一例を示す図である。
符号の説明
10 サーバ装置
11 通信I/F部
12 制御部
12a 作業データ受付部
12b 作業振分部
13 記憶部
13a 作業データ
13b スキルレベル判定条件
13c 次作業判定条件
13d 作業完了データ
20 端末装置
21 通信I/F部
22 制御部
22a 作業データ送信部
22b 作業画面制御部
22c 作業データ受信部
23 入力部
24 出力部
40 エントリーA画面
41 帳票読取りデータ
42a〜42e 入力エリア
43 SVボタン
44 担当者名表示エリア
50 SV依頼理由選択画面
51 SV依頼理由
60 エントリーSV画面
61 依頼理由表示エリア
62 依頼者名表示エリア
63 処理種別表示エリア
64 担当者名表示エリア
70 印鑑照合SV画面
71 印鑑照合データ表示エリア
72 入力印影表示エリア
73 登録印影表示エリア
74 照合率表示エリア
75 事故情報表示エリア
76 注意情報表示エリア

Claims (12)

  1. 複数の作業段階からなる帳票処理作業の作業対象データを管理するサーバ装置と、オペレータによる帳票処理操作を受け付ける端末装置とを有し、前記作業対象データを前記作業段階ごとに前記端末装置に振り分けて前記帳票処理作業をおこなう帳票処理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記端末装置から受信した作業済データを前記作業対象データとして記憶する記憶手段と、
    前記作業対象データを前記オペレータのスキルレベルを含んだ条件に基づいて該当する前記端末装置に振り分ける振分手段と
    を備え、
    前記端末装置は、
    前記サーバ装置から振り分けられた前記作業対象データを表示して前記オペレータの操作を受け付ける画面制御手段と、
    前記オペレータに前記作業対象データの加工または確認をおこなわせ前記作業済データとして前記サーバ装置に返信する返信手段と
    を備えたことを特徴とする帳票処理システム。
  2. 前記振分手段は、前記作業対象データが属する前記作業段階ごとに設けられたスキルレベル判定条件を用いて前記作業対象データのスキルレベルを決定し、該当するスキルレベルのオペレータに割り当てられた前記端末装置に該作業対象データを振り分けることを特徴とする請求項1に記載の帳票処理システム。
  3. 前記振分手段は、前記作業済データが属する前記作業段階ごとに設けられた次作業判定条件を用いて前記作業対象データの次作業を決定し、該当するスキルレベルのオペレータに割り当てられた前記端末装置に該作業対象データを振り分けることを特徴とする請求項1または2に記載の帳票処理システム。
  4. 前記画面制御手段は、スキルレベルが異なるオペレータへの作業依頼を受け付け、前記返信手段は、該作業依頼をおこなう旨の情報を含んだ前記作業済データを前記サーバ装置に返信することを特徴とする請求項1、2または3に記載の帳票処理システム。
  5. 前記返信手段は、前記作業依頼に対応する依頼理由を含んだ前記作業済データを前記サーバ装置に返信することを特徴とする請求項4に記載の帳票処理システム。
  6. 前記サーバ装置は、前記帳票処理作業が完了した前記作業済データを集計することによりオペレータのスキルレベルおよび作業件数を含んだレポートを作成するレポート作成手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の帳票処理システム。
  7. 前記サーバ装置は、前記レポートに基づいて前記スキルレベル判定条件および/または前記自作業判定条件を変更する判定条件変更手段をさらに備えたことを特徴とする請求項6に記載の帳票処理システム。
  8. 複数の作業段階からなる帳票処理作業の作業対象データを管理するサーバ装置と、オペレータによる帳票処理操作を受け付ける端末装置とを有し、前記作業対象データを前記作業段階ごとに振り分けて前記帳票処理作業をおこなう帳票処理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記作業対象データを記憶する記憶手段と、
    前記オペレータのスキルレベルを含んだ条件に基づいて前記作業対象データの取得を許可する前記スキルレベルを決定する決定手段と
    を備え、
    前記端末装置は、
    前記サーバ装置の前記決定手段が決定した前記スキルレベルに該当する場合に、前記作業対象データを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した前記作業対象データを表示して前記オペレータの操作を受け付ける画面制御手段と、
    前記オペレータに前記作業対象データの加工または確認をおこなわせ前記サーバ装置に返信する返信手段と
    を備えたことを特徴とする帳票処理システム。
  9. 複数の作業段階からなる帳票処理作業の作業対象データを管理するサーバ装置と、オペレータによる帳票処理操作を受け付ける端末装置とを有し、前記作業対象データを前記作業段階ごとに前記端末装置に振り分けて前記帳票処理作業をおこなう帳票処理方法であって、
    前記端末装置から受信した作業済データを前記作業対象データとして前記サーバ装置が記憶する記憶工程と、
    前記作業対象データを前記オペレータのスキルレベルを含んだ条件に基づいて該当する前記端末装置に前記サーバ装置が振り分ける振分工程と、
    前記サーバ装置から振り分けられた前記作業対象データを前記端末装置が表示して前記オペレータの操作を受け付ける画面制御工程と、
    前記オペレータに前記作業対象データの加工または確認をおこなわせ前記作業済データとして前記サーバ装置に前記端末装置が返信する返信工程と
    を含んだことを特徴とする帳票処理方法。
  10. 前記振分工程は、前記作業対象データが属する前記作業段階ごとに設けられたスキルレベル判定条件を用いて前記作業対象データのスキルレベルを決定し、該当するスキルレベルのオペレータに割り当てられた前記端末装置に該作業対象データを振り分けることを特徴とする請求項9に記載の帳票処理方法。
  11. 前記振分工程は、前記作業済データが属する前記作業段階ごとに設けられた次作業判定条件を用いて前記作業対象データの次作業を決定し、該当するスキルレベルのオペレータに割り当てられた前記端末装置に該作業対象データを振り分けることを特徴とする請求項9または10に記載の帳票処理方法。
  12. 複数の作業段階からなる帳票処理作業の作業対象データを管理するサーバ装置と、オペレータによる帳票処理操作を受け付ける端末装置とを有し、前記作業対象データを前記作業段階ごとに前記端末装置に振り分けて前記帳票処理作業をおこなう帳票処理プログラムであって、
    前記端末装置から受信した作業済データを前記作業対象データとして前記サーバ装置が記憶する記憶手順と、
    前記作業対象データを前記オペレータのスキルレベルを含んだ条件に基づいて該当する前記端末装置に前記サーバ装置が振り分ける振分手順と、
    前記サーバ装置から振り分けられた前記作業対象データを前記端末装置が表示して前記オペレータの操作を受け付ける画面制御手順と、
    前記オペレータに前記作業対象データの加工または確認をおこなわせ前記作業済データとして前記サーバ装置に前記端末装置が返信する返信手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする帳票処理プログラム。
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