JP2006134220A - 取引データ送信確認システム、サーバ及び方法 - Google Patents

取引データ送信確認システム、サーバ及び方法 Download PDF

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慎一 潤井
Takahiro Nakayama
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Abstract

【課題】金融機関の事務センタにおける人手による手作業を大幅に削減して省力化することができ、また、顧客における作業量を低減することができ、取引端末からホストコンピュータに送信された取引データの確認業務を効率化することができるようにする。
【解決手段】金融機関の顧客が取引を行う取引端末と、該取引端末から取引データを受信して格納する前記金融機関のホストコンピュータと、該ホストコンピュータから前記取引データをダウンロードするサーバとを有し、該サーバは、前記顧客が行った取引の内容を示す取引通知書を作成し、該取引通知書を前記顧客のファクシミリ装置にファクシミリ送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、取引データ送信確認システム、サーバ及び方法に関するものである。
従来、銀行、信用金庫、郵便局等の金融機関においては、FB(Firm Banking:ファームバンキング)と称するサービスを提供している(例えば、特許文献1参照。)。FBは、コンピュータと通信回線を使って、企業から銀行などの金融機関の提供する各種サービスを利用するためのサービスであり、エレクトロニックバンキングの形態の一つである。FBにおいては、残高照会、入出金照会、口座振り込み、振り替え等の基本的な金融取引に加え、複数の金融機関への総合振り込み、給与振り込み、個人住民税納付、外国為替送金等を行うことができる。
図2は従来のシステムにおけるデータ送信確認業務の運用フローを示す図である。
図において、営業店は金融機関の支店、本店等であり、委託者は金融機関の顧客としての企業であり、HOSTは金融機関のホストコンピュータが配設されたコンピュータセンタである。この場合、委託者は、事務所等に配設されたFB端末を使用して、前述した金融取引を行うことができる。なお、前記FB端末は、電話回線等の通信回線によって、ホストコンピュータに接続されている。また、委託者は、事務所等に配設されたファクシミリ装置としてのFAXを使用して、金融機関の事務センタに配設されたFAXに画像データをファクシミリ送信することができる。さらに、金融機関の事務センタには、ホストコンピュータと通信可能に接続されたコンピュータ端末としてのPCが配設され、金融機関の担当者は、PCを使用してホストコンピュータにデータを入力することができる。
そして、金融機関の事務センタにおいては、委託者がFB端末を操作してホストコンピュータに送信した取引データを確認する業務を行っている。該業務の運用フローは、図に示されるようになっている。すなわち、委託者がFB端末を使用してホストコンピュータに振り込みデータを送信し、確認のために該振り込みデータと同じ内容のデータ送信確認票を、FAXを使用して、金融機関の事務センタのFAXにファクシミリ送信する。そして、金融機関の事務センタにおいては、委託者によってFB端末から送信された振り込みデータと、ファクシミリ送信されたデータ送信確認票の内容とを目視によって照合し、振り込みデータの内容に誤りがないことを確認する。
この場合、金融機関における具体的な作業としては、ファクシミリ受信、仕分け、データ入力、データ照合、ファクシミリ保管等がある。
特開平8−202788号公報
しかしながら、前記従来のシステムにおいては、取引データを確認する場合、データ送信確認票の仕分け及び帳票整理を行い、前記データ送信確認票を見ながらデータを入力し、データ送信確認票を保管しておくようになっている。また、振り込みデータとデータ送信確認票との一覧が記載される照合票によってデータの整合性チェックを行う、すなわち、目視によって照合確認を行うようになっている。さらに、処理済みのデータ送信確認票を、後で検索することができるようにするために、企業コード単位で棚に仕分けして保管する。これらの作業は、人手による手作業が多くを占めていることもあり、委託者からの事務処理が金融機関の事務センタに大量に集中すると、前述された作業が滞留してしまい、処理効率が低下してしまう。
本発明は、前記従来の問題点を解決して、取引端末からホストコンピュータに送信された取引データをサーバがダウンロードして取引データ送信確認票を作成し、該取引データ送信確認票を顧客のファクシミリ装置に送信し、顧客が行った突合の結果が電話機のプッシュボタン入力によって前記サーバに送信されるようにして、金融機関の事務センタにおける人手による手作業を大幅に削減して省力化することができ、また、顧客における作業量を低減することができ、取引端末からホストコンピュータに送信された取引データの確認業務を効率化することができる取引データ送信確認システム、サーバ及び方法を提供することを目的とする。
そのために、本発明の取引データ送信確認システムにおいては、金融機関の顧客が取引を行う取引端末と、該取引端末から取引データを受信して格納する前記金融機関のホストコンピュータと、該ホストコンピュータから前記取引データをダウンロードするサーバとを有し、該サーバは、前記顧客が行った取引の内容を示す取引通知書を作成し、該取引通知書を前記顧客のファクシミリ装置にファクシミリ送信する。
本発明の他の取引データ送信確認システムにおいては、さらに、前記顧客はプッシュボタン入力可能な電話機を備え、前記取引端末によって行われた取引の内容と前記取引通知書に示される取引の内容との突合結果が前記電話機から前記サーバに送信される。
本発明の更に他の取引データ送信確認システムにおいては、金融機関の顧客が取引を行う取引端末と、該取引端末から取引データを受信して格納する前記金融機関のホストコンピュータと、該ホストコンピュータから前記取引データをダウンロードするサーバとを有し、前記顧客はファクシミリ送信の対象者と非対象者とから成り、前記サーバは、前記対象者が行った取引の内容を示す取引通知書を作成し、該取引通知書を前記対象者のファクシミリ装置にファクシミリ送信するとともに、前記非対象者のファクシミリ装置からファクシミリ送信された前記非対象者が行った取引の内容を示すデータ送信確認票を受信する。
本発明の更に他の取引データ送信確認システムにおいては、さらに、前記サーバには照合端末が接続され、前記データ送信確認票に示される取引の内容と該取引に該当する取引データとが前記照合端末の表示装置に同時に表示される。
本発明の取引データ送信確認用のサーバにおいては、金融機関のホストコンピュータに接続されたサーバであって、前記金融機関の顧客が取引を行った取引端末から受信した取引データを前記ホストコンピュータからダウンロードし、前記顧客が行った取引の内容を示す取引通知書を作成し、該取引通知書を前記顧客のファクシミリ装置にファクシミリ送信する。
本発明の他の取引データ送信確認用のサーバにおいては、さらに、前記顧客はプッシュボタン入力可能な電話機を備え、前記取引端末によって行われた取引の内容と前記取引通知書に示される取引の内容との突合結果を前記電話機から受信する。
本発明の更に他の取引データ送信確認用のサーバにおいては、金融機関のホストコンピュータに接続され、前記金融機関の顧客が取引を行った取引端末から受信した取引データを前記ホストコンピュータからダウンロードするサーバであって、前記顧客はファクシミリ送信の対象者と非対象者とから成り、前記対象者が行った取引の内容を示す取引通知書を作成し、該取引通知書を前記対象者のファクシミリ装置にファクシミリ送信するとともに、前記非対象者のファクシミリ装置からファクシミリ送信された前記非対象者が行った取引の内容を示すデータ送信確認票を受信する。
本発明の更に他の取引データ送信確認用のサーバにおいては、さらに、照合端末が接続され、前記データ送信確認票に示される取引の内容と該取引に該当する取引データとを前記照合端末の表示装置に同時に表示させる。
本発明の取引データ送信確認方法においては、金融機関の顧客は取引端末を操作して取引を行い、前記金融機関のホストコンピュータは、前記取引端末から取引データを受信して格納し、前記ホストコンピュータに接続されたサーバは、前記ホストコンピュータから前記取引データをダウンロードし、前記顧客が行った取引の内容を示す取引通知書を作成し、該取引通知書を前記顧客のファクシミリ装置にファクシミリ送信する。
本発明の他の取引データ送信確認方法においては、さらに、前記顧客はプッシュボタン入力可能な電話機を備え、前記取引端末によって行われた取引の内容と前記取引通知書に示される取引の内容との突合結果が前記電話機から前記サーバに送信される。
本発明の更に他の取引データ送信確認方法においては、金融機関の顧客は取引端末を操作して取引を行い、前記金融機関のホストコンピュータは、前記取引端末から取引データを受信して格納し、前記ホストコンピュータに接続されたサーバは、前記ホストコンピュータから前記取引データをダウンロードし、前記顧客の中のファクシミリ送信の対象者が行った取引の内容を示す取引通知書を作成し、該取引通知書を前記対象者のファクシミリ装置にファクシミリ送信するとともに、前記顧客の中のファクシミリ送信の非対象者のファクシミリ装置からファクシミリ送信された前記非対象者が行った取引の内容を示すデータ送信確認票を受信する。
本発明の更に他の取引データ送信確認方法においては、さらに、前記サーバには照合端末が接続され、前記データ送信確認票に示される取引の内容と該取引に該当する取引データとが前記照合端末の表示装置に同時に表示される。
本発明によれば、取引データ送信確認システムにおいては、取引端末からホストコンピュータに送信された取引データをサーバがダウンロードして取引データ送信確認票を作成し、該取引データ送信確認票を顧客のファクシミリ装置に送信し、顧客が行った突合の結果が電話機のプッシュボタン入力によって前記サーバに送信されるようになっている。そのため、金融機関の事務センタにおける人手による手作業を大幅に削減して省力化することができ、また、顧客における作業量を低減することができ、取引端末からホストコンピュータに送信された取引データの確認業務を効率化することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における取引データ送信確認システムの構成を示す図である。
図において、10は銀行、信用金庫、郵便局等の金融機関の事務センタであり、取引データ送信確認用のサーバ11及び端末12を備える。前記サーバ11は、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、通信インターフェイス等を備えるコンピュータであり、事務センタ10内部のネットワークとしてのLAN(Local Area Network)16に接続されている。そして、前記サーバ11は、プログラムに従って動作を行い、IVR(Interactive Voice Response)機能を備え、後述される委託者30の電話機33からの着信呼を受け付けたり、委託者30のファクシミリ装置32にデータをファクシミリ送信することができる。なお、前記サーバ11は、後述されるホストコンピュータ21からダウンロードした振り込みデータを格納する振り込みデータデータベース11aを備える。該振り込みデータデータベース11aは、外部に構築されてサーバ11に接続されたものであってもよいし、サーバ11の内部に構築されたものであってもよい。
ここで、該サーバ11は、機能の観点から、ホストコンピュータ21から取引データとしての振り込みデータをダウンロードする振り込み取引取得部、日付単位で一意な番号を受付番号として取得し、該受付番号を前記振り込みデータに付与する受付番号付与部、後述される委託者30の電話番号をマスタデータとして保有して管理する電話番号管理部、前記振り込みデータと前記委託者30の電話番号を関連付ける関連付け処理部、委託者30から送信されるPB(Push Button)データを受信し、データを変換してデータベースに保存するPBデータ処理部、前記振り込みデータ取得部がダウンロードした振り込みデータに基づいて取引通知書としての振り込み通知書を作成して出力する取引通知書作成部、及び、不備のデータについては不適切、すなわち、駄目であることを示すNG(No Good)リストを作成して出力するNGリスト作成部を有する。
また、端末12は、会社コード及び振り込み指定日等の検索キーを入力することによって、該当する登録データの一覧を確認することができるようになっている。ここで、前記端末12は、前記事務センタ10に配設されたCPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置、通信インターフェイス、印刷機等を備えるパーソナルコンピュータ等のコンピュータであり、LAN16に接続されている。
20は、金融機関の勘定系上位装置としてのホストコンピュータ21が配設されたコンピュータセンタ(HOST)である。前記ホストコンピュータ21は、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、通信インターフェイス等を備えるコンピュータであり、金融機関における金融取引を実行する。なお、本実施の形態において、ホストコンピュータ21は、委託者30からの取引データとしての振り込みデータを受信して格納し、管理するデータベースを有し、前記サーバ11は前記ホストコンピュータ21から一定時間毎、例えば、一時間毎に委託者30からの振り込みデータをダウンロードする。
そして、委託者30は金融機関の顧客であり、ファームバンキングと称するサービスを利用する利用者である。前記委託者30は、個人、団体等のいかなる者であってもよいが、一般的には企業であるので、ここでは、企業であるものとして説明する。ファームバンキングは、「背景技術」の項で説明したように、コンピュータと通信回線を使って、企業から銀行などの金融機関の提供する各種サービスを利用するためのサービスであって、エレクトロニックバンキングの形態の一つであり、通常は、取引として、残高照会、入出金照会、口座振り込み、振り替え等の基本的な金融取引に加え、複数の金融機関への総合振り込み、給与振り込み、個人住民税納付、外国為替送金等を行うことができるようになっているが、本実施の形態においては、説明の都合上、取引として振り込みを行う場合についてのみ説明する。
また、委託者30は、取引端末としてのFB端末31、ファクシミリ装置32、電話機33を有する。前記FB端末31は、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置、通信インターフェイス等を備えるコンピュータであり、通常は、ファームバンキングのみに使用される専用機であるが、ファームバンキング用のプログラムを組み込んだパーソナルコンピュータ等の汎(はん)用機であってもよい。そして、前記FB端末31は、図示されない通信回線を介してホストコンピュータ21に通信可能に接続され、委託者30が前記FB端末31を操作することによって、振り込みを行うことができる。
一方、前記ファクシミリ装置32及び電話機33はネットワーク15を介してサーバ11と通信可能に接続されている。前記ネットワーク15は、有線又は無線の公衆電話回線網であってもよいし、イントラネット、LAN、WAN(Wide Area Network)、インターネット等を含むIP(Internet Protocol)ネットワークであってもよい。そして、前記ファクシミリ装置32は、サーバ11からファクシミリ送信された振り込み通知書を受信して印刷する。また、委託者30の担当者は、前記電話機33を使用してプッシュボタン入力を行い、FB端末31からホストコンピュータ21に送信したデータの内容と前記振り込み通知書の内容との突合を行った結果をサーバ11に送信する。
次に、図を参照して、前記構成の取引データ送信確認システムの動作の概略を説明する。
まず、サーバ11は、ホストコンピュータ21から振り込みデータをダウンロードする(図1(1))。なお、該振り込みデータは、振り込みデータデータベース11aに格納される。続いて、サーバ11は、振り込みデータに基づいて委託者30に送信するための振り込み通知書を作成し、ファクシミリ装置32にファクシミリ送信する(図1(2))。そして、委託者30の担当者は、FB端末31からホストコンピュータ21に送信したデータの内容と前記振り込み通知書の内容との突合を行い、電話機33を使用して、突合の結果をサーバ11に対してプッシュボタン入力する(図1(3))。また、事務センタ10の担当者は、必要に応じ、端末12を操作して振り込みデータデータベース11aにアクセスすることによって、登録済みの振り込みデータ等のデータを検索することができる(図1(1)’)。
次に、前記構成の取引データ送信確認システムの運用フローについて説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態における取引データ送信確認システムの運用フローを示す図である。
図3において、25は、金融機関の支店、本店等の営業店であり、委託者30の口座が開設されている。まず、委託者30の担当者がFB端末31を操作して振り込みを行うと、FB端末31から送信された振り込みデータは、ホストコンピュータ21に登録される。そして、サーバ11は、前記ホストコンピュータ21から一定時間毎、例えば、一時間毎に振り込みデータをダウンロードし、振り込みデータデータベース11aに格納する。続いて、前記サーバ11は、ダウンロードした振り込みデータに基づいて、委託者30に送信するための振り込み通知書を作成し、ファクシミリ装置32にファクシミリ送信する。なお、前記振り込み通知書には、前記委託者30の行った振り込みに関するデータの内容が記入されている。
続いて、委託者30の担当者は、前記振り込み通知書の内容とFB端末31からホストコンピュータ21に送信したデータの内容との突合を実施する。そして、前記担当者は、電話機33を使用し、プッシュボタン入力によって突合結果を回答する。この場合、前記担当者は、サーバ11がIVR機能によって行う音声ガイダンスに対応してプッシュボタン入力を行い、受付番号及び突合結果を入力する。
続いて、サーバ11は、電話機33からの電話を受信し、プッシュボタン入力されたデータとしての突合結果を受信すると、振り込みデータデータベース11aに格納された振り込みデータとの関連付けを実施する。これにより、委託者30の突合結果が適切であるか否かを判断する。そして、委託者30の突合結果が適切でないと判断した事項をリストアップしてNGリストを作成する。すると、事務センタ10の担当者は、前記NGリストに内容に基づき、不適切な突合結果、すなわち、突合NGについて、前記委託者30の担当者に対して電話による問い合わせを行う。また、事務センタ10の担当者は、必要に応じ、端末12を操作して振り込みデータデータベース11aにアクセスし、検索キーを入力することによって、登録済みの振り込みデータ等のデータを検索することができる。
次に、前記構成の取引データ送信確認システムの動作について詳細に説明する。まず、サーバ11の行うファクシミリ送信の動作について説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態におけるサーバの行うファクシミリ送信の動作を示すフローチャートである。
まず、サーバ11は、前記ホストコンピュータ21から一定時間毎、例えば、一時間毎に、取引データ送信確認システムの対象となる振り込みデータをダウンロードする。このとき、ダウンロードの手段としては、FTP(File Transfer Protocol)転送、又は、サーバ11内の共有フォルダへの書き込みが用いられる。なお、前記振り込みデータには、会社コード、振り込み指定日、種目、件数、金額等の項目が含まれる。続いて、サーバ11は受付番号を取得し、ダウンロードした振り込みデータに対して時系列に受付番号を付与する。該受付番号はキャッシュメモリに格納される。そして、前記受付番号を付与された振り込みデータは、データベース化され、振り込みデータデータベース11aに格納されて保存される。この場合、データベース化された振り込みデータには、受付番号、会社コード、振り込み指定日、種目、件数、金額、フラグ等の項目が含まれる。
続いて、サーバ11は、振り込みデータに含まれる会社コードに対して電話番号がマスタデータとして登録されているか否かのチェックを行う。そして、電話番号が登録されていない場合は、不備帳票扱いとし、後にNGリストに出力される。また、電話番号がマスタデータとして登録されている場合、前記電話番号を取得し、会社コードに対して電話番号を割り当てる。
次に、サーバ11は、振り込みデータの内容に基づき、振り込み通知書の内容としての振り込み通知データを作成する。この場合、該振り込み通知データは、振り込みデータに受付番号が加えられたものであり、受付番号、会社コード、振り込み指定日、種目、件数、金額等の項目が含まれる。
続いて、サーバ11は、作成された振り込み通知データを該当する委託者30の電話番号宛(あ)てにファクシミリ送信する。ここで、送信がエラーとなった場合はファクシミリ送信を繰り返し行い、該ファクシミリ送信が完了した振り込みデータについてはフラグを設定し、その時点で該当のデータのファクシミリ送信処理の完了とする。
次に、図4に示されるフローチャートについて説明する。
ステップS1 振り込みデータをダウンロードする。
ステップS2 受付番号を取得する。
ステップS3 振り込みデータを保存する。
ステップS4 電話番号が登録されているか否かを判断する。電話番号が登録されている場合はステップS5に進み、電話番号が登録されていない場合は処理を終了する。
ステップS5 電話番号を取得する。
ステップS6 振り込み通知データを作成する。
ステップS7 振り込み通知データをファクシミリ送信し、エラーがあるか否かを判断する。振り込み通知データをファクシミリ送信し、エラーがある場合は繰り返しファクシミリ送信を行い、エラーがない場合はステップS8に進む。
ステップS8 振り込みデータにフラグを設定することによって更新し、処理を終了する。
次に、サーバ11の行うプッシュボタン入力されたデータ受信の動作について説明する。
図5は本発明の第1の実施の形態におけるサーバの行うプッシュボタン入力されたデータ受信の動作を示すフローチャートである。
まず、委託者30の担当者は、振り込み通知書の内容としての振り込み通知データとFB端末31からホストコンピュータ21に送信したデータの内容との突合を実施する。そして、前記担当者は、電話機33を使用し、プッシュボタン入力によって突合結果を回答する。この場合、突合結果としては、適切なときにOKを入力し不適切なときにNGを入力するものとする。
そして、サーバ11は、プッシュボタン入力されたデータとしてのPBデータを受信する。該PBデータは受付番号及び委託者30の担当者による突合結果を項目として含んでいる。続いて、サーバ11は、PBデータのサーバ保存を行い、受信したPBデータをデータ変換し、突合結果を該当する受付番号の振り込みデータ内に格納して保存する。該振り込みデータには、受付番号、突合結果、フラグ等の項目が含まれる。
次に、サーバ11は、PB結果及びフラグのチェックを行い、PB結果、すなわち、委託者30の突合結果が適切であるか否かを判断する。そして、委託者30の突合結果が適切でないと判断すると、該当するデータに基づいてNGリストを作成する。該NGリストには、振り込みデータ及び電話番号が含まれる。そして、前記NGリストは出力され、図示されないプリンタによって印刷される。なお、委託者30の突合結果が適切であると判断した場合には、そのまま処理を終了する。
次に、図5に示されるフローチャートについて説明する。
ステップS11 PBデータを受信する。
ステップS12 PBデータをサーバ11に保存する。
ステップS13 PB結果及びフラグのチェックを行う。PB結果及びフラグのチェックがOKである場合は処理を終了し、PB結果及びフラグのチェックがNGである場合はステップS14に進む。
ステップS14 NGリストを作成する。
ステップS15 NGリストを出力し、処理を終了する。
次に、端末12の行うデータ検索の動作について説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態における端末の行うデータ検索の動作を示すフローチャートである。
まず、事務センタ10の担当者は、端末12を操作して、会社コード又は振り込み指定日を検索キーとして入力する。次に、検索キーチェックが行われ、入力された検索キーが登録済みデータ内にあるか否か比較チェックが行われる。そして、該当するデータが見つからない場合は検索処理を終了する。また、該当するデータがあった場合は、登録済みデータから該当するデータを取得する。
続いて、端末12は、該当データ一覧の表示を行い、登録済みデータから取得したデータを一覧として、会社コード、振り込み指定日、受付番号、件数、金額、種目及び処理日を表示装置に表示させる。一覧の中から詳細を確認したいデータが指定されると、端末12は該当データ詳細の表示を行う。これにより、指定したデータの詳細を確認することができる。
次に、図6に示されるフローチャートについて説明する。
ステップS21 検索キーを入力する。
ステップS22 検索キーが登録済みデータ内にあるか否かを判断する。検索キーが登録済みデータ内にある場合はステップS23に進み、検索キーが登録済みデータ内にない場合は処理を終了する。
ステップS23 該当するデータを取得する。
ステップS24 該当するデータの一覧を端末12の表示装置に表示させる。
ステップS25 該当するデータの詳細を表示させる。
このように、本実施の形態においては、振り込みデータの確認を手作業でなく、システム化して行うようになっている。そのため、従来では、委託者30が、振り込みデータの送信、データ送信確認票の記入、データ送信確認票のファクシミリ送信等を行っていたのに対し、本実施の形態においては、委託者30が、振り込みデータの送信、振り込み通知書の確認、突合結果のPB入力等を行うようになり、委託者30の誤記による振り込みデータとの不一致などを防ぐことができる。
また、従来では、事務センタ10の担当者が、データ送信確認票の仕分け、ファクシミリを確認しながらのデータ入力、ファクシミリの保管を行っていたのに対し、本実施の形態においては、サーバ11によって処理することが可能となり、人手が不要になる。
さらに、データ検索処理の場合、従来では、たくさんある束の中から現物を抜き出して確認していたのに対し、本実施の形態においては、イメージ処理化されることによってキー検索による素早いデータ照会が可能となり、検索時間の短縮化及び効率化を実現することができる。
また、突合処理についても、従来では、振り込みデータとデータ送信確認票を時系列に羅列した一覧表が目視による確認だったのに対し、本実施の形態においては、サーバ11によって自動的に照合されるので人手を介することなく照合処理を行えるようになる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図7は本発明の第2の実施の形態における取引データ送信確認システムの構成を示す図である。
本実施の形態において、委託者30は、図7に示されるように、Aグループに属する委託者30A及びBグループに属する委託者30Bに区分される。ここで、委託者30Aは振り込み通知書のファクシミリ送信を承諾している者であり、委託者30Bは振り込み通知書のファクシミリ送信を承諾していない者である。すなわち、委託者Aはサーバ11によるファクシミリ送信の対象者であり、委託者Bはサーバ11によるファクシミリ送信の非対象者である。また、FB端末31、ファクシミリ装置32及び電話機33については、委託者30Aと委託者30Bとが有するものを識別する必要がある場合のみA及びBの符号を更に付与するものとする。なお、委託者30Bの電話機33Bは図示されていない。
また、本実施の形態において、金融機関の事務センタ10は照合端末13を更に備える。該照合端末13は、前記事務センタ10に配設されたCPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置、通信インターフェイス、印刷機等を備えるパーソナルコンピュータ等のコンピュータであり、LAN16に接続されている。なお、照合端末13は、後述されるデータ送信確認票及び振り込みデータのイメージを表示装置に同時に表示することができるようになっている。
さらに、サーバ11は、機能の観点から、ファクシミリデータのイメージを保存するイメージ保存部、並びに、ファクシミリ番号を取得及び保存するファクシミリ番号処理部を更に有する。なお、本実施の形態における取引データ送信確認システムにおけるその他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様である。
次に、図7を参照して、前記構成の取引データ送信確認システムの動作の概略を説明する。
まず、サーバ11は、ホストコンピュータ21から振り込みデータをダウンロードする(図7(1))。なお、該振り込みデータは、振り込みデータデータベース11aに格納される。続いて、サーバ11は、振り込みデータに基づいて委託者30Aに送信するための振り込み通知書を作成し、ファクシミリ装置32Aにファクシミリ送信する(図7(2))。そして、委託者30Aの担当者は、FB端末31Aからホストコンピュータ21に送信したデータの内容と前記振り込み通知書の内容との突合を行い、電話機33Aを使用して、突合の結果をサーバ11に対してプッシュボタン入力する(図7(3))。
また、委託者30Bの担当者は、FB端末31Bを操作して振り込みを行った後、FB端末31Bから送信された振り込みデータの内容を記載したデータ送信確認票をファクシミリ装置32Bからサーバ11にファクシミリ送信する(図7(4))。そして、事務センタ10の担当者は、サーバ11が受信したデータ送信確認票と事前にホストコンピュータ21よりダウンロードしてきた振り込みデータとを照合端末13の表示装置に同時に表示させ、目視照合を行う(図7(5))。また、事務センタ10の担当者は、必要に応じ、端末12を操作して振り込みデータデータベース11aにアクセスすることによって、登録済みの振り込みデータ等のデータを検索することができる(図7(1)’)。
次に、本実施の形態における取引データ送信確認システムの運用フローについて説明する。
図8は本発明の第2の実施の形態における取引データ送信確認システムの運用フローを示す図である。
まず、委託者30A及び委託者30Bの担当者がFB端末31A及びFB端末31Bを操作して振り込みを行うと、FB端末31A及びFB端末31Bから送信された振り込みデータは、ホストコンピュータ21に登録される。そして、サーバ11は、前記ホストコンピュータ21から一定時間毎、例えば、一時間毎に振り込みデータをダウンロードし、振り込みデータデータベース11aに格納する。続いて、前記サーバ11は、ダウンロードした振り込みデータに基づいて、委託者30Aに送信するための振り込み通知書を作成し、ファクシミリ装置32Aにファクシミリ送信する。
続いて、委託者30Aの担当者は、前記振り込み通知書の内容とFB端末31Aからホストコンピュータ21に送信したデータの内容との突合を実施する。そして、前記担当者は、電話機33Aを使用し、プッシュボタン入力によって突合結果を回答する。この場合、前記担当者は、サーバ11がIVR機能によって行う音声ガイダンスに対応してプッシュボタン入力を行い、受付番号及び突合結果を入力する。
一方、委託者30Bの担当者は、FB端末31Bを操作して振り込みを行った後、FB端末31Bから送信された振り込みデータの内容を記載したデータ送信確認票をファクシミリ装置32Bからサーバ11にファクシミリ送信する。続いて、事務センタ10の担当者は、サーバ11が受信したデータ送信確認票と事前にホストコンピュータ21よりダウンロードしてきた振り込みデータとを照合端末13の表示装置に同時に表示させ、目視照合を行うことによって、データ送信確認票の内容とダウンロードしてきた振り込みデータとの突合を実施する。
なお、委託者Aの場合も委託者Bの場合も、不適切な突合結果、すなわち、突合NGについてはNGリストが作成される。そして、事務センタ10の担当者は、前記NGリストに内容に基づき、突合NGについて、前記委託者30A及び委託者Bの担当者に対して電話による問い合わせを行う。
次に、本実施の形態における取引データ送信確認システムの動作について詳細に説明する。まず、サーバ11の行うファクシミリ送信の動作について説明する。
図9は本発明の第2の実施の形態におけるサーバの行うファクシミリ送信の動作を示すフローチャートである。
まず、サーバ11は、前記ホストコンピュータ21から一定時間毎、例えば、一時間毎に、取引データ送信確認システムの対象となる振り込みデータをダウンロードする。このとき、ダウンロードの手段としては、FTP転送、又は、サーバ11内の共有フォルダへの書き込みが用いられる。なお、前記振り込みデータには、会社コード、振り込み指定日、種目、件数、金額等の項目が含まれる。続いて、サーバ11は受付番号を取得し、ダウンロードした振り込みデータに対して時系列に受付番号を付与する。該受付番号はキャッシュメモリに格納される。そして、前記受付番号を付与された振り込みデータは、データベース化され、振り込みデータデータベース11aに格納されて保存される。この場合、データベース化された振り込みデータには、受付番号、会社コード、ファクシミリ対象、振り込み指定日、種目、件数、金額、フラグ等の項目が含まれる。
続いて、サーバ11は、振り込みデータに含まれる会社コードに対して電話番号がマスタデータとして登録されているか否かのチェックを行う。そして、電話番号が登録されていない場合は、不備帳票扱いとし、後にNGリストに出力される。また、電話番号がマスタデータとして登録されている場合、サーバ11は、ファクシミリ通知対象チェックを行い、委託者30がサーバ11によるファクシミリ送信の対象である委託者30Aであるか、サーバ11によるファクシミリ送信の対象でない委託者30Bであるかを判断する。そして、該委託者30Bである場合は、該委託者30Bからデータ送信確認票を送信してもらう。また、電話番号が登録されていて、かつ、ファクシミリ送信の対象である委託者30Aについては、前記電話番号を取得し、会社コードに対して電話番号を割り当てる。
次に、サーバ11は、振り込みデータの内容に基づき、振り込み通知書の内容としての振り込み通知データを作成する。この場合、該振り込み通知データは、振り込みデータに受付番号が加えられたものであり、受付番号、会社コード、振り込み指定日、種目、件数、金額等の項目が含まれる。
続いて、サーバ11は、作成された振り込み通知データを該当する委託者30Aの電話番号宛てにファクシミリ送信する。ここで、送信がエラーとなった場合はファクシミリ送信を繰り返し行い、該ファクシミリ送信が完了した振り込みデータについてはフラグを設定し、その時点で該当のデータのファクシミリ送信処理の完了とする。
次に、図9に示されるフローチャートについて説明する。
ステップS31 振り込みデータをダウンロードする。
ステップS32 受付番号を取得する。
ステップS33 振り込みデータを保存する。
ステップS34 電話番号が登録されているか否かを判断する。電話番号が登録されている場合はステップS35に進み、電話番号が登録されていない場合は処理を終了する。
ステップS35 委託者30がファクシミリ通知対象であるか否かを判断する。委託者30がファクシミリ通知対象である場合はステップS36に進み、委託者30がファクシミリ通知対象でない場合は処理を終了する。
ステップS36 電話番号を取得する。
ステップS37 振り込み通知データを作成する。
ステップS38 振り込み通知データをファクシミリ送信し、エラーがあるか否かを判断する。振り込み通知データをファクシミリ送信し、エラーがある場合は繰り返しファクシミリ送信を行い、エラーがない場合はステップS39に進む。
ステップS39 振り込みデータにフラグを設定することによって更新し、処理を終了する。
次に、サーバ11の行うファクシミリ受信の動作について説明する。
図10は本発明の第2の実施の形態におけるサーバの行うファクシミリ受信の動作を示すフローチャートである。
まず、委託者30Bの担当者は、FB端末31Bから送信された振り込みデータの内容を記載したデータ送信確認票をファクシミリ装置32Bからサーバ11にファクシミリ送信する。そして、サーバ11はファクシミリデータの受信を行い、データ送信確認票を受信する。前記ファクシミリデータには、イメージデータアドレス及び発信番号が含まれる。続いて、サーバ11は、ファクシミリデータの変換を行い、データ送信確認票のファクシミリデータをデータベースに保存する。
続いて、サーバ11は、発信番号チェックを行って発信番号が通知されているか否かを判断し、発信番号が通知されていない場合は、さらに、電話番号登録チェックを行って電話番号がマスタデータとして登録されているか否かを判断する。そして、発信番号が通知されておらず、かつ、電話番号が登録されていない場合、画面表示を行って、ファクシミリデータのイメージのみを照合端末13の表示装置に表示させる。そして、事務センタ10の担当者は、ファクシミリイメージを確認し、委託者30を確定するために会社コードを入力する。
次に、発信番号が通知されているか、又は、電話番号が登録されている場合、及び、事務センタ10の担当者によって会社コードが入力された場合、サーバ11は振り込みデータの有無を判断し、受信したデータ送信確認票に該当する振り込みデータが振り込みデータデータベース11aにあるか否かを判断する。そして、該当する振り込みデータがない場合は、不備データとして、事務センタ10の担当者が電話によって問い合わせを行う。また、該当する振り込みデータがある場合は、電話番号又は会社コードを検索キーとして、該当する振り込みデータを取得する。
続いて、サーバ11は、画面表示を行って、照合端末13の表示装置にファクシミリイメージと対応する振り込みデータとを同時に表示させる。これにより、事務センタ10の担当者が、目視照合による突合を実施して、OK又はNG、すなわち、突合結果を入力し、該突合結果が保存される。続いて、サーバ11は、OK又はNGのチェックを行い、突合結果が適切であるか不適切であるかを判断し、適切である場合は、突合結果を処理済みデータとして保存する。また、不適切である場合は、NGリストとして一覧が作成される。該NGリストには、振り込みデータ及び電話番号が含まれる。そして、前記NGリストは出力され、図示されないプリンタによって印刷される。
次に、図10に示されるフローチャートについて説明する。
ステップS41 ファクシミリデータを受信する。
ステップS42 ファクシミリデータの変換を行いデータベースに保存する。
ステップS43 発信番号が通知されているか否かを判断する。発信番号が通知されている場合はステップS47に進み、発信番号が通知されていない場合はステップS44に進む。
ステップS44 電話番号がマスタデータとして登録されているか否かを判断する。電話番号がマスタデータとして登録されている場合はステップS47に進み、発信番号が通知されていない場合はステップS45に進む。
ステップS45 ファクシミリイメージのみ照合端末13の表示装置に表示させる。
ステップS46 会社コードを入力する。
ステップS47 該当する振り込みデータがあるか否かを判断する。該当する振り込みデータがある場合はステップS48に進み、該当する振り込みデータがない場合は処理を終了する。
ステップS48 振り込みデータを取得する。
ステップS49 照合端末13の表示装置にファクシミリイメージと対応する振り込みデータを同時に表示させる。
ステップS50 突合チェックを行い、OK又はNGを入力し、保存する。
ステップS51 突合チェックの結果がOKであるかNGであるかを判断し、突合チェックの結果がNGである場合はステップS52に進み、突合チェックの結果がOKである場合は処理を終了する。
ステップS52 NGリストを作成する。
ステップS53 NGリストを出力し、処理を終了する。
次に、端末12の行うデータ検索の動作について説明する。
まず、事務センタ10の担当者は、端末12を操作して、会社コード又は振り込み指定日を検索キーとして入力する。次に、検索キーチェックが行われ、入力された検索キーが登録済みデータ内にあるか否か比較チェックが行われる。そして、該当するデータが見つからない場合は検索処理を終了する。また、該当するデータがあった場合は、登録済みデータから該当するデータを取得する。
続いて、端末12は、該当データ一覧の表示を行い、登録済みデータから取得したデータを一覧として、会社コード、振り込み指定日、受付番号、件数、金額、種目及び処理日を表示装置に表示させる。一覧の中から詳細を確認したいデータが指定されると、端末12は該当データ詳細の表示を行う。この場合、会社コード、振り込み指定日、受付番号、件数、金額、種目、処理日、ファクシミリイメージが表示される。これにより、指定したデータの詳細を確認することができる。
このように、本実施の形態においては、振り込みデータの確認方法をシステム化することによって前記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができるとともに、サーバ11によるファクシミリ送信の対象でない委託者30Bに対しても、同じシステムによって対応することができる。
これにより、委託者30Bのデータ送信確認票の仕分け、登録及び突合についてもシステム化されるので処理の効率化を図ることができる。
また、突合についても、従来では、時系列で羅列されていたデータ送信確認票のデータと振り込みデータの目視照合であったのに対し、本実施の形態においては、照合端末13がデータ送信確認票のイメージに対応した振り込みデータを取得するので、比較スピードが向上し、処理の堅確性も向上する。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における取引データ送信確認システムの構成を示す図である。 従来のシステムにおけるデータ送信確認業務の運用フローを示す図である。 本発明の第1の実施の形態における取引データ送信確認システムの運用フローを示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるサーバの行うファクシミリ送信の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるサーバの行うプッシュボタン入力されたデータ受信の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における端末の行うデータ検索の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における取引データ送信確認システムの構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における取引データ送信確認システムの運用フローを示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるサーバの行うファクシミリ送信の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるサーバの行うファクシミリ受信の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
11 サーバ
13 照合端末
21 ホストコンピュータ
30、30A、30B 委託者
31、31A、31B FB端末
32、32A、32B ファクシミリ装置
33、33A 電話機

Claims (12)

  1. (a)金融機関の顧客が取引を行う取引端末と、
    (b)該取引端末から取引データを受信して格納する前記金融機関のホストコンピュータと、
    (c)該ホストコンピュータから前記取引データをダウンロードするサーバとを有し、
    (d)該サーバは、前記顧客が行った取引の内容を示す取引通知書を作成し、該取引通知書を前記顧客のファクシミリ装置にファクシミリ送信することを特徴とする取引データ送信確認システム。
  2. 前記顧客はプッシュボタン入力可能な電話機を備え、前記取引端末によって行われた取引の内容と前記取引通知書に示される取引の内容との突合結果が前記電話機から前記サーバに送信される請求項1に記載の取引データ送信確認システム。
  3. (a)金融機関の顧客が取引を行う取引端末と、
    (b)該取引端末から取引データを受信して格納する前記金融機関のホストコンピュータと、
    (c)該ホストコンピュータから前記取引データをダウンロードするサーバとを有し、
    (d)前記顧客はファクシミリ送信の対象者と非対象者とから成り、
    (e)前記サーバは、前記対象者が行った取引の内容を示す取引通知書を作成し、該取引通知書を前記対象者のファクシミリ装置にファクシミリ送信するとともに、前記非対象者のファクシミリ装置からファクシミリ送信された前記非対象者が行った取引の内容を示すデータ送信確認票を受信することを特徴とする取引データ送信確認システム。
  4. 前記サーバには照合端末が接続され、前記データ送信確認票に示される取引の内容と該取引に該当する取引データとが前記照合端末の表示装置に同時に表示される請求項3に記載の取引データ送信確認システム。
  5. (a)金融機関のホストコンピュータに接続されたサーバであって、
    (b)前記金融機関の顧客が取引を行った取引端末から受信した取引データを前記ホストコンピュータからダウンロードし、
    (c)前記顧客が行った取引の内容を示す取引通知書を作成し、該取引通知書を前記顧客のファクシミリ装置にファクシミリ送信することを特徴とする取引データ送信確認用のサーバ。
  6. 前記顧客はプッシュボタン入力可能な電話機を備え、前記取引端末によって行われた取引の内容と前記取引通知書に示される取引の内容との突合結果を前記電話機から受信する請求項5に記載の取引データ送信確認用のサーバ。
  7. (a)金融機関のホストコンピュータに接続され、前記金融機関の顧客が取引を行った取引端末から受信した取引データを前記ホストコンピュータからダウンロードするサーバであって、
    (b)前記顧客はファクシミリ送信の対象者と非対象者とから成り、
    (c)前記対象者が行った取引の内容を示す取引通知書を作成し、該取引通知書を前記対象者のファクシミリ装置にファクシミリ送信するとともに、前記非対象者のファクシミリ装置からファクシミリ送信された前記非対象者が行った取引の内容を示すデータ送信確認票を受信することを特徴とする取引データ送信確認用のサーバ。
  8. 照合端末が接続され、前記データ送信確認票に示される取引の内容と該取引に該当する取引データとを前記照合端末の表示装置に同時に表示させる請求項7に記載の取引データ送信確認用のサーバ。
  9. (a)金融機関の顧客は取引端末を操作して取引を行い、
    (b)前記金融機関のホストコンピュータは、前記取引端末から取引データを受信して格納し、
    (c)前記ホストコンピュータに接続されたサーバは、前記ホストコンピュータから前記取引データをダウンロードし、前記顧客が行った取引の内容を示す取引通知書を作成し、該取引通知書を前記顧客のファクシミリ装置にファクシミリ送信することを特徴とする取引データ送信確認方法。
  10. 前記顧客はプッシュボタン入力可能な電話機を備え、前記取引端末によって行われた取引の内容と前記取引通知書に示される取引の内容との突合結果が前記電話機から前記サーバに送信される請求項9に記載の取引データ送信確認方法。
  11. (a)金融機関の顧客は取引端末を操作して取引を行い、
    (b)前記金融機関のホストコンピュータは、前記取引端末から取引データを受信して格納し、
    (c)前記ホストコンピュータに接続されたサーバは、前記ホストコンピュータから前記取引データをダウンロードし、前記顧客の中のファクシミリ送信の対象者が行った取引の内容を示す取引通知書を作成し、該取引通知書を前記対象者のファクシミリ装置にファクシミリ送信するとともに、前記顧客の中のファクシミリ送信の非対象者のファクシミリ装置からファクシミリ送信された前記非対象者が行った取引の内容を示すデータ送信確認票を受信することを特徴とする取引データ送信確認方法。
  12. 前記サーバには照合端末が接続され、前記データ送信確認票に示される取引の内容と該取引に該当する取引データとが前記照合端末の表示装置に同時に表示される請求項11に記載の取引データ送信確認方法。
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