JP4008279B2 - 電子納品システム及びプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子納品システム及びプログラムに関し、詳しくは、納品書を通信ネットワークを介して納品する電子納品システム及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、官公庁等に提出する書類等を電子化し、通信ネットワークを介して提出するシステムがある。このシステムでは、通常、書類の提出を依頼する依頼元が、提出書類の作成や提出を代行する代行業者(依頼先)に依頼し、依頼された代行業者が官公庁等に電子化された書類等を提出する。このようなシステムを利用する場合、代行業者は、依頼元への納品書等を電子化して、通信ネットワークを介して依頼元に送付することが好ましい。これは、納品書等を電子化することで依頼元の業務効率の改善に寄与することができるためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、官公庁等に書類等を提出するのは代行業者であるため、官公庁等から書類等の提出に対して発行される受領書等は、代行業者に通信ネットワークを介して送付される。このため、代行業者は、官公庁等に提出した書類、受領書等から電子化した納品書を作成しており、例えば、誤作業により誤った納品書を作成しないように、納品書の作成を正確に行う必要がある。
【0004】
また、代行業者は、このシステムを利用せずに、例えば、郵送で官公庁等に書類等を提出する場合がある。この場合にも、代行業者は、官公庁等に提出した書類、受領書等から電子化した納品書を作成し、通信ネットワークを介して依頼元に送付することが好ましい。このため、郵送で官公庁等に書類等を提出する場合に、例えば、誤って重複した納品書を作成しないように、納品書の作成を正確に行う必要がある。
【0005】
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、正確に納品書を作成することができる電子納品システム及びプログラムを提供することを目的とする。
また、本発明は、業務効率の改善を図ることができる電子納品システム及びプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる電子納品システムは、
依頼元からの依頼により所定機関に書類または書類データを提出した依頼先が前記依頼元に納品書データを電子納品する電子納品システムであって、
前記依頼元からの依頼書の依頼書データから、少なくとも依頼元、提出書類名、案件番号に関する依頼書データを記憶する依頼書データ記憶手段と、
前記所定機関から書類または書類データを受領したことを示す受領書の受領書データから、少なくとも提出書類名、案件番号、提出日に関する受領書データを記憶する受領書データ記憶手段と、
前記所定機関に提出した提出書類データと、当該提出書類データから少なくとも提出書類名、案件番号、提出日に関するデータと、を対応付けて記憶する提出書類データ記憶手段と、
前記受領書データ、または、前記依頼書データ及び前記受領書データから、依頼書データ毎に、少なくとも提出書類名、案件番号、提出日を有する納品書データを作成する納品書データ作成手段と、
前記納品書データ作成手段により作成された納品書データを記憶する納品書データ記憶手段と、
前記提出書類データ記憶手段に記憶されたデータから、前記納品書データ記憶手段に記憶された納品書データの提出書類名、案件番号、及び、提出日の一致するデータに対応付けて記憶されている提出書類データを特定し、特定した提出書類データを当該納品書データに添付する提出書類データ添付手段と、
前記依頼書データ記憶手段に記憶された依頼元データから、前記提出書類データ添付手段により提出書類データが添付された納品書データの案件番号に基づいて依頼元を特定し、特定した依頼元に納品書データを送信する送信手段と、
を備え、
前記納品書データ作成手段は、
前記受領書データ記憶手段により記憶された提出書類名、案件番号及び提出日と同一の納品書データが前記納品書データ記憶手段により記憶されているか否かを判別する判別手段を備え、
前記判別手段により同一の納品書データが記憶されていないと判別された場合、納品書データを作成し、
さらに、前記納品書データ作成手段は、
前記依頼書データから、少なくとも提出書類名、案件番号に関するデータを記憶して、依頼書データ毎に納品書データを登録する納品書データ登録手段と、
前記受領書データ記憶手段により記憶された案件番号から、前記納品書データ登録手段に登録された納品書データを特定する納品書データ特定手段と、
前記受領書データ記憶手段により記憶された受領書データから、前記納品書データ特定手段に特定された納品書データの案件番号に基づいて、少なくとも提出日に関するデータを特定し、特定したデータを当該納品書データに登録する提出日登録手段と、を備え、
前記納品書データ特定手段により納品書データが特定できない場合、前記受領書データ記憶手段に記憶された提出書類名、案件番号、提出日に関するデータを記憶して納品書データを作成する、
ことを特徴とする。
【0007】
前記納品書データ作成手段は、前記判別手段により同一の納品書データが作成されていると判別された場合、新たに納品書データを作成しないものとすることができる。
【0008】
前記受領書に基づいて受領書データを入力可能な入力手段を、さらに備えてもよい。この場合、前記入力手段により入力された受領書データから前記納品書データが作成される。
【0016】
本発明の第2の観点にかかるプログラムは、
依頼元からの依頼により所定機関に書類または書類データを提出した依頼先が前記依頼元に納品書データを電子納品する電子納品システムとして機能させるためのプログラムであって、
コンピュータを、
前記依頼元からの依頼書の依頼書データから、少なくとも依頼元、提出書類名、案件番号に関する依頼書データを記憶する依頼書データ記憶手段、
前記所定機関から書類または書類データを受領したことを示す受領書の受領書データから、少なくとも提出書類名、案件番号、提出日に関する受領書データを記憶する受領書データ記憶手段、
前記所定機関に提出した提出書類データと、当該提出書類データから少なくとも提出書類名、案件番号、提出日に関するデータと、を対応付けて記憶する提出書類データ記憶手段、
前記受領書データ、または、前記依頼書データ及び前記受領書データから、依頼書データ毎に、少なくとも提出書類名、案件番号、提出日を有する納品書データを作成する納品書データ作成手段、
前記納品書データ作成手段により作成された納品書データを記憶する納品書データ記憶手段、
前記提出書類データ記憶手段に記憶されたデータから、前記納品書データ記憶手段に記憶された納品書データの提出書類名、案件番号、及び、提出日の一致するデータに対応付けて記憶されている提出書類データを特定し、特定した提出書類データを当該納品書データに添付する提出書類データ添付手段、
前記依頼書データ記憶手段に記憶された依頼元データから、前記提出書類データ添付手段により提出書類データが添付された納品書データの案件番号に基づいて依頼元を特定し、特定した依頼元に納品書データを送信する送信手段、
として機能させ、
前記納品書データ作成手段は、
前記受領書データ記憶手段により記憶された提出書類名、案件番号及び提出日と同一の納品書データが前記納品書データ記憶手段により記憶されているか否かを判別する判別手段を備え、
前記判別手段により同一の納品書データが記憶されていないと判別された場合、納品書データを作成し、
さらに、前記納品書データ作成手段は、
前記依頼書データから、少なくとも提出書類名、案件番号に関するデータを記憶して、依頼書データ毎に納品書データを登録する納品書データ登録手段と、
前記受領書データ記憶手段により記憶された案件番号から、前記納品書データ登録手段に登録された納品書データを特定する納品書データ特定手段と、
前記受領書データ記憶手段により記憶された受領書データから、前記納品書データ特定手段に特定された納品書データの案件番号に基づいて、少なくとも提出日に関するデータを特定し、特定したデータを当該納品書データに登録する提出日登録手段と、を備え、
前記納品書データ特定手段により納品書データが特定できない場合、前記受領書データ記憶手段に記憶された提出書類名、案件番号、提出日に関するデータを記憶して納品書データを作成する、
ことを特徴とする。
【0017】
前記納品書データ作成手段は、例えば、前記判別手段により同一の納品書データが作成されていると判別された場合、新たに納品書データを作成しない。
【0018】
前記受領書に基づいて受領書データを入力可能な入力手段を、さらに備えてもよい。この場合、前記入力手段により入力された受領書データから前記納品書データが作成される。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態にかかる電子納品システム及び電子納品方法について説明する。本実施の形態では、企業Aからの依頼を受けて特許事務所Bが行った特許庁への所定の手続きに関する納品書(納品書情報)を、通信ネットワークを介して依頼された企業Aに納品する場合を例に説明する。
【0020】
図1に、電子納品システムの構成を示す。図1に示すように、電子納品システムは、特許庁への所定の手続きを特許事務所に依頼する企業A1と、通信ネットワーク2と、通信ネットワーク2を介して接続され、企業A1の依頼を受け特許庁に所定の手続きを行う複数の特許事務所B3、特許事務所C3〜特許事務所N3と、から構成されている。
【0021】
企業A1には、企業A側コンピュータ11が設けられている。企業A側コンピュータ11は、通信制御部12と、処理制御部13と、企業A用データベース14と、企業A用端末15と、を備えている。
【0022】
通信制御部12は、例えば、ルータなどの所定の通信装置から構成され、企業A側コンピュータ11と通信ネットワーク2とを接続する。通信制御部12は、処理制御部13の制御により、通信ネットワーク2を介した各種データ(情報)の送受信を行う。
【0023】
処理制御部13は、企業A側コンピュータ11の各部を制御するとともに、所定の動作プログラムを実行することで、後述する各処理を実現する。処理制御部13は、また、通信制御部12を制御することで通信ネットワーク2を介した通信を行う。さらに、処理制御部13は、所定の画像データを作成するものとする。
【0024】
企業A用データベース14は、企業Aが行う電子納品システムに関する各種の情報を記憶するデータベース(DB)である。図2に企業A用データベース14の構成を示す。図2に示すように、企業A用データベース14は、ユーザDB141と、特許事務所情報DB142と、手続情報DB143と、履歴情報DB144と、依頼情報DB145と、納品書情報DB146と、画像情報DB147と、を備えている。
【0025】
ユーザDB141は、企業Aの担当者(企業A側ユーザ)に関する情報を記憶するデータベースである。ユーザDB141には、例えば、図3に示すように、ユーザの識別情報であるユーザID毎にレコードが作成され、各レコードには、ユーザ氏名、所属、パスワード、などを示す情報が記憶されている。ここに登録されるパスワードは、ユーザが電子納品システムにログインするためのパスワードである。
【0026】
特許事務所情報DB142は、企業Aが手続を依頼する特許事務所に関する情報を記憶するデータベースである。特許事務所情報DB142は、例えば、図4に示すように、特許事務所を特定する番号である特許事務所番号毎にレコードが作成され、各レコードには、特許事務所名、住所/所在地、メールアドレス、などを示す情報が記憶されている。ここで、「特許事務所名及び住所」は、特許事務所の名称及び住所/所在地を示し、「メールアドレス」は、各特許事務所で用いられる電子メールのアドレス(E−mailアドレス)を示す。
【0027】
手続情報DB143は、企業Aが特許事務所に依頼する手続に関する情報を記憶するデータベースである。手続情報DB143には、例えば、図5に示すように、企業Aが特許事務所に依頼する手続の名前(例えば、特許出願、出願審査請求、補正等)である「手続名」毎にレコードが作成され、各レコードには、当該手続名について、手続を行うことができる期間を示す「手続可能な期間」等の情報が記憶されている。
【0028】
履歴情報DB144は、企業Aが特許事務所に依頼する手続の対象となる案件の履歴に関する情報を記憶するデータベースである。履歴情報DB144には、例えば、図6に示すように、手続の対象となる案件を特定する番号である「整理番号」毎にレコードが作成され、各レコードには、特許事務所番号、出願日、出願番号、出願審査請求日、などを示す情報が記憶されている。ここで、図6の整理番号:JP0001の出願審査請求日が記憶されていないのは、本件について出願審査請求をしていないためである。
【0029】
依頼情報DB145は、企業Aが特許事務所に依頼する手続内容に関する情報を記憶するデータベースである。依頼情報DB145には、例えば、図7に示すように、依頼番号毎にレコードが作成され、各レコードには、依頼日、依頼した特許事務所番号、整理番号(出願番号)、依頼内容、などを示す情報が記憶されている。ここで、「依頼内容」欄には、例えば、「手続(出願審査請求、補正など)を所定期間内までに行う」、などのように、具体的な依頼の内容を示す情報が記録される。
【0030】
納品書情報DB146は、特許事務所が納品した納品書に関する情報を記憶するデータベースである。納品書情報DB146には、例えば、図8に示すように、納品番号毎にレコードが作成され、各レコードには、納品日、特許事務所番号、依頼番号、整理番号(出願番号)、納品内容、などを示す情報が記憶されている。
【0031】
画面情報DB147は、後述する各処理で表示される様々な画面を構成する情報を記憶するデータベースであり、これらの画像を生成するための様々な素材の画像、各種フォームなどを記憶する。
【0032】
企業A用端末15は、例えば、コンピュータ、携帯端末などから構成されている。企業A用端末15は、企業Aの担当者から手続きの依頼入力、その他の操作入力及び処理結果等の表示を行う。
【0033】
特許事務所B3には、特許事務所B側コンピュータ31が設けられている。特許事務所B側コンピュータ31は、通信制御部32と、処理制御部33と、特許事務所B用データベース34と、特許事務所B用端末35と、を備えている。
【0034】
通信制御部32は、例えば、ルータなどの所定の通信装置から構成され、特許事務所B側コンピュータ31と通信ネットワーク2とを接続する。通信制御部32は、処理制御部33の制御により通信ネットワーク2を介して各種の情報の送受信を行う。
【0035】
処理制御部33は、特許事務所B側コンピュータ31の各部を制御するとともに、所定の動作プログラムを実行することで、後述する各処理を実現する。また、処理制御部33は、通信制御部32を制御することで通信ネットワーク2を介した通信を行う。さらに、処理制御部33は、所定の画像データを作成するものとする。
【0036】
特許事務所B用データベース34は、特許事務所Bが行う電子納品システムに関する各種の情報を記憶するデータベース(DB)である。図9に特許事務所B用データベース34の構成を示す。図9に示すように、特許事務所B用データベース34は、ユーザDB341と、企業情報DB342と、依頼情報DB343と、履歴情報DB344と、受領書情報DB345と、納品書情報DB346と、請求DB347と、画像情報DB348と、提出書類DB349と、を備えている。
【0037】
ユーザDB341は、特許事務所Bの担当者(特許事務所B側ユーザ)に関する情報を記憶するデータベースである。ユーザDB341には、例えば、図10に示すように、ユーザID毎にレコードが作成され、各レコードには、ユーザ氏名、所属、パスワード、などを示す情報が記憶されている。
【0038】
企業情報DB342は、特許事務所Bに手続を依頼する企業(依頼主)に関する情報を記憶するデータベースである。企業情報DB342は、例えば、図11に示すように、依頼主毎に割り当てられた企業番号毎にレコードが作成され、各レコードには、企業名、住所/所在地、メールアドレス、などを示す情報が記憶されている。
【0039】
依頼情報DB343は、企業(依頼主)が特許事務所Bに依頼した手続内容に関する情報を記憶するデータベースである。依頼情報DB343には、例えば、図12に示すように、依頼番号毎にレコードが作成され、各レコードには、依頼日、企業番号、整理番号(出願番号)、依頼内容、などを示す情報が記憶されている。
【0040】
履歴情報DB344は、企業が特許事務所Bに依頼する手続の対象となる案件の履歴に関する情報を記憶するデータベースである。履歴情報DB344には、例えば、図13に示すように、整理番号毎にレコードが作成され、各レコードには、企業番号、出願日、出願番号、出願審査請求日、などを示す情報が記憶されている。
【0041】
受領書情報DB345は、特許事務所Bが特許庁に行った手続の受領書に関する情報を記憶するデータベースである。受領書情報DB345には、例えば、図14に示すように、受付番号毎にレコードが作成され、各レコードには、受付日、書類名、整理番号(出願番号)、企業番号、などを示す情報が記憶されている。
【0042】
納品書情報DB346は、企業に納品する納品書に関する情報を記憶するデータベースである。納品書情報DB346には、例えば、図15に示すように、納品番号毎にレコードが作成され、各レコードには、依頼番号、提出書類名、整理番号(出願番号)、提出日、受付番号、書類状態、添付状態、などを示す情報が記憶されている。ここで、「書類状態」は、納品書の状態を示すものであり、手続の進行状況により、「依頼済」、「受領書取り込み済」、「納品書作成中」、「納品書作成済」、「納品済」、「請求書作成中」等の状態が示される。また、「添付状態」は、納品書への提出書類の添付状態を示すものであり、その状態に応じて「OK」、「エラー」などを示す情報が記録される。納品書情報DB346は、企業から所定の手続についての依頼を受けると、処理制御部33により、必要な情報が登録される。そして、処理制御部33により、特許庁に提出する書類(ファイル)を添付可能な納品書情報が作成される。
【0043】
請求DB347は、請求書(請求情報)を発行するためのデータベースである。請求DB347には、例えば、図16に示すように、請求日毎にレコードが作成され、各レコードには、請求先の企業名、住所/所在地、金額、などを示す情報が記憶されている。
【0044】
画像情報DB348は、後述する各処理で表示される様々な画面を構成する情報を記憶するデータベースであり、これらの画像を生成するための様々な素材の画像、各種フォームなどを記憶する。
【0045】
提出書類DB349は、特許庁に提出した特許庁提出書類を記憶するデータベースである。提出書類DB349には、例えば、図17に示すように、提出日毎にレコードが作成され、各レコードには、整理番号、書類名、添付状態、などを示す情報および提出した提出書類ファイルが記録される。ここで「書類名」としては、例えば、明細書、図面、要約書が添付された願書、出願審査請求書等がある。また、「添付状態」には、当該提出書類が納品書に添付されたか否かを示す情報が記録される。提出書類ファイルとしては、例えば、HTML形式の情報(HTML文書)がある。このHTML文書内に<img src=>タグがある場合には、このタグで指定されているイメージファイルがHTML文書に対応付けて記憶されている。ただし、提出書類DB349に記憶される情報は、HTML形式の情報に限定されるものではなく、同様の機能を発揮することができる他の形式の情報であってもよい。
【0046】
特許事務所B用端末35は、例えば、コンピュータ、携帯端末などから構成されている。特許事務所B用端末35は、特許事務所Bの担当者により納品書情報の作成、その他の操作入力及び処理結果等の表示を行う。
【0047】
特許事務所C3〜特許事務所N3についても特許事務所B3と同様に構成されており、特許事務所B3と同様の処理が行われる。
【0048】
次に、以上のように構成された電子納品システムを用いた電子納品方法について説明する。本実施の形態では、企業Aが所定の特許出願について、特許事務所Bに特許庁への所定の手続き、例えば、出願審査請求をする旨の依頼を行い、特許事務所Bが所定の特許出願について特許庁に出願審査請求を行った後、企業Aに出願審査請求に関する納品書情報を納品する場合を例に説明する。まず、企業Aが特許事務所Bに所定の特許出願について、特許庁に出願審査請求をする旨の依頼をするまでについて説明する。
【0049】
(事前登録)
企業Aの担当者(企業A側ユーザ)が電子納品システムを利用するには、事前に登録をすることが必要になる。以下、企業A側ユーザの事前登録について説明する。
【0050】
企業A側ユーザは、企業A用端末15から、ユーザ名、所属等の情報を処理制御部13に送信する。処理制御部13は、ユーザ名等の情報を受け取ると、ユーザID及びパスワードを発行し、企業A用端末15にユーザID及びパスワードを送信する。また、処理制御部13は、送信された所定の情報、ユーザID及びパスワードをユーザDB141に登録する。
【0051】
(ログイン)
企業A側ユーザは、事前登録で送信されたユーザID及びパスワードを入力することにより、電子納品システムに接続することができる。以下、電子納品システムへのログインについて説明する。
【0052】
企業A側ユーザが企業A用端末15からログイン画面にアクセスすると、処理制御部13は、図18のフローチャートに示す処理を開始する。
【0053】
まず、処理制御部13は、図19に示すようなログイン用ページ(HTML形式の情報)を画像情報DB147から読み出して企業A用端末15に送信し、企業A用端末15にログイン用ページを表示する(ステップS1)。このページには、ログイン名、パスワードを入力する入力欄が配置されている。
【0054】
企業A側ユーザは、この画面上で、ログイン名とパスワードとを入力し、「送信」をクリックする。企業A側ユーザがログイン名とパスワードを入力し、「送信」をクリックすると、入力事項が処理制御部13に通知される。
【0055】
処理制御部13は、この通知に対して、入力された情報がユーザDB141に登録されているか否かを判別する(ステップS2)。
【0056】
処理制御部13は、企業A側ユーザが登録されていないと判別した場合(ステップS2;No)、図示しない登録案内のページの情報(HTML文書)を企業A用端末15に送信し、企業A用端末15に登録案内のページを表示させ(ステップS3)、この処理を終了する。
【0057】
一方、処理制御部13は、企業A側ユーザが登録されていると判別した場合(ステップS2;Yes)、図20に示すようなメニューページの情報(HTML形式の情報)を画像情報DB147から読み出して企業A用端末15に送信し、企業A用端末15にメニューページを表示し(ステップS4)、この処理を終了する。この図20に示すメニューページには、依頼書を作成する「依頼書作成」等のメニュー欄が配置されている。
【0058】
(依頼書の作成)
企業A側ユーザが、図20に示すメニューページから「依頼書作成」をクリックすると、処理制御部13は、図21のフローチャートに示す依頼書作成処理を開始する。
【0059】
まず、処理制御部13は、図22に示すような手続用ページの情報(HTML形式の情報)を画像情報DB147から読み出して企業A用端末15に送信し、企業A用端末15に手続用ページを表示する(ステップS11)。企業A側ユーザは、依頼する手続、本実施の形態では、「出願審査請求」をクリックする。
【0060】
次に、処理制御部13は、手続が選択されたか否かを判別する(ステップS12)。処理制御部13は、所定の手続が選択されたと判別すると(ステップS12;Yes)、図23に示すように、履歴情報DB144から選択された手続が可能な案件(出願審査請求が行われていない案件)の一覧を作成し、この一覧を企業A用端末15に送信する。これにより、企業A用端末15に選択された手続が可能な案件の一覧が表示される(ステップS13)。企業A側ユーザは、この画面上で、出願審査請求を依頼する案件、例えば、整理番号:JP0001(出願番号:特願2000−12×××)を選択し、「送信」をクリックする。
【0061】
続いて、処理制御部13は、出願審査請求を依頼する案件が選択されたか否かを判別する(ステップS14)。処理制御部13は、所定の案件が選択されたと判別すると(ステップS14;Yes)、選択された案件に関する依頼書(依頼情報)を作成する(ステップS15)。
【0062】
次に、処理制御部13は、作成した依頼情報を依頼情報DB145に記憶させ(ステップS16)、通信制御部12、通信ネットワーク2を介して特許事務所B側コンピュータ31に送信する(ステップS17)。
【0063】
企業Aから特許事務所B側コンピュータ31に、整理番号:JP0001(出願番号:特願2002−12×××)についての出願審査請求の依頼情報が送信されると、処理制御部33は、送信された依頼情報を依頼情報DB343に登録する。
【0064】
さらに、処理制御部33は、納品書情報DB346に、企業Aから特許事務所Bに提出を依頼した書類名(本実施の形態では、出願審査請求書)、整理番号:JP0001(出願番号:特願2002−12×××)を予め登録する。
【0065】
特許事務所Bでは、企業Aからの依頼に応じて、整理番号:JP0001(出願番号:特願2002−12×××)についての出願審査請求書を、例えば、オンラインで特許庁に提出する。オンラインで特許庁に出願審査請求書が提出されると、特許庁から受領書が特許事務所Bに送信される。
【0066】
次に、電子納品システムを用い、特許庁から送信された受領書情報から納品書を作成する方法について説明する。
【0067】
(事前登録)
特許事務所Bの担当者(特許事務所B側ユーザ)が電子納品システムを利用するには、事前に登録をすることが必要になる。以下、特許事務所B側ユーザの事前登録について説明する。
【0068】
特許事務所B側ユーザは、特許事務所B用端末35から、ユーザ名、所属等の情報を処理制御部33に送信する。処理制御部33は、ユーザ名等の情報を受け取ると、ユーザID及びパスワードを発行し、特許事務所B用端末35にユーザID及びパスワードを送信する。また、処理制御部33は、送信された所定の情報、ユーザID及びパスワードをユーザDB341に登録する。
【0069】
(ログイン)
特許事務所B側ユーザは、事前登録で送信されたユーザID及びパスワードを入力することにより、電子納品システムに接続することができる。以下、電子納品システムへのログインについて説明する。
【0070】
特許事務所B側ユーザが特許事務所B用端末35からログイン画面にアクセスすると、処理制御部33は、図18のフローチャートに示す処理を開始する。
【0071】
まず、処理制御部33は、図19に示すようなログイン用ページ(HTML形式の情報)を画像情報DB348から読み出して特許事務所B用端末35に送信し、特許事務所B用端末35にログイン用ページを表示する(ステップS1)。このページには、ログイン名、パスワードを入力する入力欄が配置されている。
【0072】
特許事務所B側ユーザは、この画面上で、ログイン名とパスワードとを入力し、「送信」をクリックする。特許事務所B側ユーザがログイン名とパスワードを入力し、「送信」をクリックすると、入力事項が処理制御部33に通知される。
【0073】
処理制御部33は、この通知に対して、入力された情報がユーザDB341に登録されているか否かを判別する(ステップS2)。
【0074】
処理制御部33は、特許事務所B側ユーザが登録されていないと判別した場合(ステップS2;No)、図示しない登録案内のページの情報(HTML文書)を特許事務所B用端末35に送信し、特許事務所B用端末35に登録案内のページを表示させ(ステップS3)、この処理を終了する。
【0075】
一方、処理制御部33は、特許事務所B側ユーザが登録されていると判別した場合(ステップS2;Yes)、図24に示すようなメニューページの情報(HTML形式の情報)を画像情報DB347から読み出して特許事務所B用端末35に送信し、特許事務所B用端末35にメニューページを表示し(ステップS4)、この処理を終了する。
【0076】
(受領書情報から納品書を作成する方法)
前述のように、企業Aから特許事務所B側コンピュータ31に、整理番号:JP0001(出願番号:特願2002−12×××)についての出願審査請求の依頼情報が送信されると、処理制御部33は、図25に示すように、納品書情報DB346に、書類名:出願審査請求書、整理番号:JP0001(出願番号:特願2002−12×××)を予め登録する。
【0077】
そして、特許事務所Bにより、整理番号:JP0001(出願番号:特願2002−12×××)についての出願審査請求書を、例えば、オンラインで特許庁に提出すると、特許庁から受領書が特許事務所Bに送信される。
【0078】
特許庁から受領書が送信されると、特許事務所B側ユーザは、電子納品システムに接続して、図24に示すようなメニューページから「納品書作成(受領書)」をクリックして、納品書の作成処理を行う。特許事務所B側ユーザが、「納品書作成(受領書)」をクリックすると、処理制御部33は、図26のフローチャートに示す処理を開始する。
【0079】
まず、処理制御部33は、特許庁から送信された受領書に関する情報が受領書情報DB345に登録されているか否かを判別する(ステップS21)。処理制御部33が、受領書に関する情報が受領書情報DB345に登録されていないと判別した場合(ステップS21;No)、特許事務所B側ユーザに受付番号、受付日、出願番号(整理番号)等の受領書に関する情報を受領書情報DB345に登録させる(ステップS22)。一方、処理制御部33は、受領書に関する情報が受領書情報DB345に登録されていると判別した場合(ステップS21;Yes)、ステップS23に進む。
【0080】
次に、処理制御部33は、既に納品書が作成されているか否かを判別する(ステップS23)。具体的には、処理制御部33は、受領書情報DB345に登録された出願番号(整理番号)、受付日(提出日)及び書類名(提出書類名)が一致する案件が、納品書情報DB346に登録されているか否かを判別する。処理制御部33は、既に納品書が作成されていると判別した場合(ステップS23;Yes)、この処理を終了する。
【0081】
ここで、納品書の作成処理では1つの納品書しか作成できないので、本来、提出日、出願番号及び書類名が一致する案件は、納品書情報DB346に登録されていない。すなわち、提出日、出願番号及び書類名が同一の納品書は存在しない。しかし、本システムでは、後述するように、マニュアルにて納品書を作成することができるので、既にマニュアル操作により、提出日、出願番号及び書類名が一致する案件を納品書情報DB346に登録した場合がある。このような場合、納品書の作成処理が終了されることから、マニュアルにて作成された納品書を真の納品書として取り扱われ、後述する提出物件が添付される。
【0082】
このように、納品書の作成処理において既に納品書が作成されているか否かを判別し、既に納品書が作成されている場合には納品書の作成処理を終了しているので、納品書作成の誤った操作や、重複して納品書を作成することにより生じるダブル納品を防止することができ、正確に納品書を作成することができる。
【0083】
続いて、処理制御部33は、受領書情報DB345に登録された出願番号(整理番号)と一致する案件が、納品書情報DB346に登録されているか否かを判別する(ステップS24)。
【0084】
処理制御部33は、一致する案件が納品書情報DB346に登録されていると判別した場合(ステップS24;Yes)、納品書情報DB346に提出日と、受付番号とを登録する(ステップS25)。納品書情報DB346に受付番号を登録するのは、同じ受領書を誤って取り込み実行した際に、同一の受領書から納品書が再度作成されることを防止するためである。さらに、処理制御部33は、図27に示すように、フラグを「受領書取り込み済」に変更する(ステップS26)。このように、フラグが「受領書取り込み済」に変更されると、特許庁へ提出した特許庁書類を添付することが可能になる。
【0085】
処理制御部33は、一致する案件が納品書情報DB346に登録されていないと判別した場合(ステップS24;No)、この案件を納品書情報DB346に登録し(ステップS27)、ステップS24に進む。このような場合としては、例えば、電話で出願審査請求の依頼をした場合がある。
【0086】
次に、特許事務所B側ユーザは、受領書を取り込んだ納品書情報について、当該納品書情報に提出書類を添付する提出書類自動添付処理を行う。この提出書類自動添付処理を図28のフローチャートを参照して説明する。
【0087】
まず、処理制御部33は、図24に示すようなメニューページを表示させる(ステップS31)。ここで、特許事務所B側ユーザにより「納品物件自動添付」がクリックされると(ステップS32;Yes)、処理制御部33は、図29に示すように、納品書情報DB346の「書類状態」欄に「納品書作成中」を設定する(ステップS33)。
【0088】
次に、処理制御部33は、納品書情報DB346の当該レコードに記録されている受付番号情報を取得した後、受領書情報DB345にアクセスし、当該受付番号に対応する受領書情報を取得する(ステップS34)
【0089】
さらに、処理制御部33は、提出書類DB349にアクセスし、ステップS34で取得した受領書情報と一致する提出書類情報(提出日、整理番号、書類名)があるか否かを検索する(ステップS35)。ここで、一致する提出書類情報がある場合(ステップS35;Yes)は、当該提出書類情報のレコードに記録されている提出書類ファイルを取得し、当該納品書情報に添付する(ステップS36)。ここで、提出書類ファイルのHTML文書内に<img src=>タグがある場合には、このタグで指定されているイメージファイルを提出書類ファイルに対応付けて納品書情報に添付する。
【0090】
提出書類ファイルの添付が終了すると、処理制御部33は、図30に示すように、当該納品番号レコードの「添付状態」欄に「OK」を設定する(ステップS37)。これにより、当該納品書に提出書類が問題なく添付されたことが示される。
【0091】
次に、処理制御部33は、提出書類DB346にアクセスし、ステップS36で添付した提出書類に対応する「添付状態」欄に、すでに納品書に添付されたことを示す「添付済」を設定する(ステップS38)。
【0092】
これにより、納品書の作成が完了したことになるので、処理制御部33は、当該納品書レコードの「書類状態」に、納品書作成完了を示す「納品書作成済」を設定して(ステップS39)、処理を終了する。「納品書作成済」になると、その納品書は、企業Aに送信(納品)することができ、送信後に請求書を作成することが可能になる。
【0093】
(自動添付できない場合の処理画面表示方法)
一方、受領書情報と提出書類情報が不一致であった場合(ステップS35;No)、処理制御部33は、添付エラー処理(ステップS40)を実行する。ここでは、本来自動で添付されるべき提出書類が添付できなかったことから、提出日、書類名、出願番号に誤記等(例えば、書類に記入した「提出日」とは異なる日(例えば、翌日以降)にオンライン手続きした場合)があったことが想定されるので、ユーザによって対象書類を選択させる。この添付エラー処理を図31に示すフローチャートを参照して説明する。
【0094】
処理制御部33は、図32に示すように、当該納品書レコードの「添付状態」欄に「エラー」を設定した後(ステップS41)、図33に示すような書類添付エラー画面を表示させる(ステップS42)。
【0095】
この書類添付エラー画面では、当該納品書レコードに記録されている情報が表示されるとともに、提出書類DB349に記録されている提出書類情報のうち、未だ納品書に添付されていない提出書類の一覧画面を表示させるか否かを選択させるボタン(「はい」および「いいえ」)が表示される。特許事務所B側ユーザは、「はい」または「いいえ」を選択する。
【0096】
ここで、「はい」が選択された場合、すなわち、未添付提出書類の一覧表示が選択された場合(ステップS43;Yes)、処理制御部33は、提出書類DB349から、「添付状態」が「未添付」のものを取得して、図34に示すように一覧表示させる(ステップS44)。
【0097】
この画面上には、提出書類毎に、例えば、チェックボックスなどの選択指定手段が配置されており、特許事務所B側ユーザは、一覧の中から添付対象の書類に対応するチェックボックスにチェックを入れて添付すべき書類を指定した後(ステップS45;Yes)、「添付」ボタンを選択することで(ステップS46;Yes)当該提出書類が納品書情報に添付される(ステップS47)。
【0098】
処理制御部33は、当該納品書レコードの「添付状態」を「エラー」から「OK」に変更し(ステップS48)、さらに、提出書類DB349の当該提出書類レコードの「添付状態」を「添付済」に変更して(ステップS49)、処理を終了する。
【0099】
(マニュアルで納品書を作成する方法)
一般に、特許庁への手続はオンラインによって行われるが、事務所側の作業状態等の事情によってはオンライン手続きができない場合がある。その場合、郵送により書類を提出することがある。このようなオンライン以外の形態で提出した書類を納品書に添付するための処理は以下の通りである。
【0100】
特許事務所B側ユーザは、図24に示すようなメニューページから「納品書作成(手入力)」をクリックして、マニュアルで納品物件の取り込み処理を行う。処理制御部33は、「納品書作成(手入力)」がクリックされると、図35に示すようなマニュアル入力用ページの情報(HTML形式の情報)を画像情報DB348から読み出して特許事務所B用端末35に送信し、特許事務所B用端末35にマニュアル入力用ページを表示する。
【0101】
ここで、手続分類は、例えば、出願系、審査系、中間系、審判系等に分類されている。出願系としては、出願、新規性喪失の例外に関する証明書の提出等の手続がある。審査系としては、出願審査請求書、早期審査に関する事情説明書等の手続きがある。中間系としては、意見書、手続補正書等の手続がある。審判系には、審判請求書、審判答弁書の手続がある。
【0102】
特許事務所B側ユーザは、この画面上で、手続分類、出願番号、提出日を入力し、納品物件を特定する。ここで、マニュアルによる納品書の作成では、前述の自動作成処理により、手続分類(提出書類名)、出願番号、提出日が同一の納品書が作成されている場合にも、新たな納品書を作成することが可能である。これは、現実の特許庁との手続では、例えば、ある特許出願について同日に複数回の手続補正書を提出する場合のように、同一の出願案件について同日に複数の同一書類名の書類が提出される可能性があることを考慮したものである。このように作成された、書類名、提出日及び出願番号が同一の二以上の納品書については、後述する納品書の併合により、一つの納品書に併合することが可能である。
【0103】
次に、特許事務所B側ユーザは、添付すべき特許庁提出書類を選択する。まず、特許事務所B側ユーザは、特許庁提出書類の「検索」をクリックする。すると、例えば、図34に示す、提出書類の内、未だ納品書に添付されていない提出書類の一覧が表示される。ここで、先ほど手続分類に所定の手続が入力されているので、この手続分類に対応した特許庁提出書類の一覧が表示される。特許事務所B側ユーザは、この画面上で、添付すべき特許庁提出書類の「添付」をクリックして、添付すべき特許庁提出書類を指定する。これにより、特許庁提出書類が納品物件に添付される。そして、特許事務所B側ユーザは、保存時に、納品書に記入された出願番号、提出日及び書類名と、添付した特許庁提出書類ファイルのデータが一致するか確認する。これが一致した場合は、そのまま作業が終了する。一致しない場合にはエラーメッセージが表示され、特許事務所B側ユーザは、このエラーメッセージの内容に従って再び納品書を作成する。
【0104】
(企業への電子納品方法)
フラグが「納品書作成済」となった状態で企業に納品することができる。特許事務所B側ユーザが図24に示すようなメニューページから「納品」をクリックすると、処理制御部33は、通信制御部32、通信ネットワーク2を介して、企業A側コンピュータ11に納品書を送信する。この送信により、企業Aに電子納品がなされる。
【0105】
(請求書の作成方法)
納品書が企業Aに送信されると、処理制御部33は、フラグを「納品済」に変更する。フラグが「納品済」となった状態で、特許事務所B側ユーザは請求書を作成することができる。特許事務所B側ユーザが図24に示すようなメニューページから「請求明細書作成」をクリックすると、処理制御部33は、フラグを「請求書作成中」に変更する。処理制御部33は、請求DB347に登録された情報から請求書を作成する。
【0106】
ここで、特定の企業については、例えば、納品書の親文書を開くと、企業から特許庁へ書類の提出依頼した際に設定した料金計算に関係する各項目が設定されている。特許事務所B側ユーザは、各項目に対して、依頼後に変更があった場合は項目を変更し、その変更理由について詳述する。このように、請求明細書が作成されると、設定した項目に従って料金が自動計算された請求費用が記入された請求書が作成される。
【0107】
請求書が作成されると、特許事務所B側ユーザが図24に示すようなメニューページから「請求書送信」をクリックする。「請求書送信」をクリックすると、処理制御部33は、通信制御部32、通信ネットワーク2を介して、企業A側コンピュータ11に請求書を送信する。この送信により、企業Aに請求書が送付される。
【0108】
(複数の納品書の併合)
例えば、補正書提出後に瑕疵を発見し、再び補正書を提出した場合のように、一の依頼内容に対して異なる日に複数の手続を行ったときには、複数の納品書が併存してしまう。このような場合には、複数の納品書の併合を行うことができる。以下、複数の納品書の併合処理について説明する。
【0109】
まず、特許事務所B側ユーザは、前述と同様の処理により、第一の提出日によって本来依頼された内容から第一の納品書を作成し、対応した特許庁提出書類を添付する。次に、特許事務所B側ユーザは、その納品書に特許庁提出書類を追加したい場合は、追加したい特許庁提出書類が記入されている受領書から第二の納品書を作成する。そして、特許事務所B側ユーザは、第二の納品書に対して、特許庁提出書類を添付する。
【0110】
続いて、特許事務所B側ユーザは、併合したい第一の納品書及び第二の納品書を選択した状態で、図24に示すようなメニューページから「併合」をクリックする。「併合」がクリックされると、処理制御部33は、第三の納品書を作成し、特許庁提出書類を添付する。そして、処理制御部33は、この新しく作成された第三の納品書で請求明細書を作成する。
【0111】
ここで、第一の納品書及び第二の納品書とも受領書から作成した場合を想定しているため、各納品書は、それぞれ異なる書類として扱うことができる。これは、受領書から納品書を作成した場合、同じ受領書から納品書が作成されたか否かをチェックしているため、同一の納品書及び特許庁提出書類が存在することはない。そのため、第一の納品書と第二の納品書とは異なる書類となる。
【0112】
併合できる条件としては、納品書管理の観点から、例えば、出願番号が同一の場合に限定することが好ましい。このような併合処理は何件でも可能であり、さらに、併合処理した納品書を更に併合することも可能である。
【0113】
また、併合した後、元の状態(第一の納品書と第二の納品書)に戻すには、図24に示すようなメニューページから「併合解除」をクリックすることで、第三の納品書から元の状態に戻すことができる。この場合、第一の納品書及び第二の納品書は、第三の納品書が併合解除されても元の状態に戻すことが可能であるため、納品書としては存在している。
【0114】
以上の説明は、受領書から作成した納品書を用いた場合であるが、第一の納品書及び第二の納品書のどちらか、あるいは両方がマニュアルで作成された納品書であっても、併合処理は可能である。
【0115】
以上説明したように、本実施の形態によれば、企業Aから依頼情報が送信されると、納品書情報DB346に書類名、整理番号(出願番号)が記憶された納品書情報を登録し、受領書情報DB345に記憶された提出日が納品書情報に登録される。そして、この納品書情報に特許庁提出書類が添付され、企業Aに送信することができる。このため、送付された納品書情報を用いて納品書が管理でき、業務効率の改善を図ることができる。
【0116】
本実施の形態によれば、納品書情報に受付番号が登録されるので、同じ受領書を誤って取り込んでも、同一の受領書から納品書情報が再度作成されることがなくなる。
【0117】
本実施の形態によれば、納品書の作成処理において、既に納品書が作成されているか否かを判別し、既に納品書が作成されている場合には納品書の作成処理を終了しているので、納品書作成の誤った操作や、重複して納品書を作成することにより生じるダブル納品を防止することができ、正確に納品書を作成することができる。
【0118】
また、本実施の形態によれば、マニュアルで納品書を作成する処理では、既に納品書が作成されていても、新たな納品書を作成することができる。このため、同一の出願案件について同日に複数回の手続補正書が提出された場合にも、手続毎に納品書を作成することができる。
【0119】
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態では、電子納品システムの構成が第1の実施の形態と異なっている。ただし、納品書の作成処理のような各種の処理はほぼ同様であり、本実施の形態では、電子納品システムの構成及び各処理の関係を中心に説明する。図36は、本実施の形態の電子納品システムのデータベースの関係を示す図である。
【0120】
図36に示すように、電子納品システムは、企業A51と、通信ネットワーク52と、特許事務所B53と、から構成されている。企業A51は、特許事務所に手続を依頼する依頼書に関する情報を記憶する事務所依頼DB54と、出願審査請求の要否評価に関する情報を記憶する審査請求要否評価ワークフローDB55と、手続に対する料金に関する情報を記憶する特許共通マスタDB56と、請求明細書データを記憶する請求明細書DB57と、納品データ、料金表マスタ及び請求明細書データを記憶する納品DB58と、中間処理に関する情報を記憶する中間DB59とを備えている。電子納品システムは、企業A51と特許事務所B53との間を、通信ネットワーク52を介して、事務所依頼DB54と納品DB58と中間DBス59とに記憶された情報が送受信できるように構成されている。なお、電子納品システムは、図示しないサーバによって制御されている。
【0121】
次に、企業Aが特許事務所Bに出願審査請求を依頼した場合を例に、本実施の形態の手続の流れ(業務フロー)を説明する。図37は、電子納品システムの手続処理を説明するためのフローチャートである。
【0122】
図37に示すように、審査請求担当者が出願審査請求について事務所依頼書を作成(表示)する(ステップS51)。サーバは、この依頼書に関する情報を事務所依頼DB54に記憶するとともに、記憶した情報を特許事務所Bに送信する。
【0123】
特許事務所Bの担当者は、送付された情報から特許庁に対して出願審査請求を行い、審査請求担当者から送付された情報及び特許庁からの受領書60に関する情報から納品書を作成する(ステップS52)。次に、特許事務所Bの担当者は、作成した納品書に納品物件61(出願審査請求書)を取り込み(ステップS53)、納品物件61が取り込まれた納品書に関する情報を企業Aの知財に納品(サーバにより納品DBに記憶)する(ステップS54)。納品DB58には、特許共通マスタDB56からの情報も記憶され、これらの情報が印刷されて(ステップS67)、提出書類63が出力される。
【0124】
続いて、特許事務所Bの担当者は、請求明細の作成が必要が否かを判別し(ステップS55)、必要でないと判別した場合(ステップS55;No)にはステップS57に進み、必要であると判別した場合(ステップS55;Yes)には請求明細を作成する(ステップS56)。
【0125】
次に、サーバは、依頼データが存在するか否かを判別し(ステップS57)、存在すると判別した場合(ステップS57;Yes)には、請求明細書作成データを請求明細DB57に記憶する(ステップS58)。また、サーバは、納品DB58にも記憶する。サーバは、依頼データが存在しないと判別した場合(ステップS57;No)には、存在チェック用ファイルを出力し(ステップS59)、納品チェックINファイルに記憶する(ステップS60)。
【0126】
次に、サーバは、存在チェック処理を行い(ステップS61)、納品チェックOUTファイルに記憶する(ステップS62)。続いて、サーバは、存在チェック反映処理を行い(ステップS63)、依頼データが存在するか否かを判別する(ステップS64)。サーバは、依頼データが存在すると判別した場合(ステップS64;Yes)には、ステップS58に戻る。サーバは、依頼データが存在しないと判別した場合(ステップS64;No)には、特許事務所Bにこの情報を送信する。
【0127】
特許事務所Bの担当者は、請求明細状態の一覧を表示し(ステップS65)、納品書を作成するか否かを判別する(ステップS66)。特許事務所Bの担当者が納品書を作成すると判別した場合(ステップS66;Yes)には、ステップS52に戻る。特許事務所Bの担当者が納品書を作成しないと判別した場合(ステップS66;No)には、この処理を終了する。
【0128】
次に、本実施の形態の電子納品システムの手続に流れ(業務フロー)について説明する。図38は、本実施の形態の電子納品システムの手続処理を説明するための図である。
【0129】
図38に示すように、企業A51の担当者は、審査請求要否評価ワークフローDB55を用いて、出願審査請求の要否評価についての評価処理を行う。企業A51の担当者は、出願審査請求をする場合、特許事務所Bに出願審査請求を依頼する依頼書に関する情報を作成し、事務所依頼用DB54を用いてオンラインで、特許事務所Bに出願審査請求を依頼する。ここで、事務所依頼用DB54を用いないで紙により特許事務所Bに出願審査請求を依頼することも可能である。
【0130】
案件を受任した特許事務所Bの担当者は、必要な書類を作成し、オンラインで特許庁に出願審査請求を行う。ここで、郵送により、特許庁に出願審査請求を行うことも可能である。次に、特許事務所Bの担当者は、手続書類及び受領書に関する情報から納品書を作成する。ここで、特許事務所Bの担当者は、納品書の併合及び併合解除を行う場合もある。続いて、特許事務所Bの担当者は、納品書に関する情報を企業Aの知財に納品(送信)する。知財では、受信した納品書に関する情報を印刷することにより、特許庁に提出された提出書類を出力することができる。
【0131】
また、特許事務所Bの担当者は、請求明細書を作成し、例えば、夜間バッチにより企業Aの請求明細書DB57に請求明細書に関する情報を送信する。企業A(サーバ)は、存在チェックを行った後、自動検収または知財の担当者による検収をし、請求処理を実行する。
【0132】
企業A51の担当者が特許事務所Bに中間処理の依頼を行う場合、中間DB59を用いて、特許事務所Bに中間処理を依頼する依頼書に関する情報を作成し、中間DB59を用いてオンラインで、特許事務所Bに中間処理を依頼する。その後の処理は、出願審査請求の場合と同様である。
【0133】
以上説明したように、本実施の形態の電子納品システムによっても、企業Aに送信された納品書に関する情報を用いて納品書が管理され、納品書の管理を容易にすることができる。
【0134】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、システム構成や画面構成は適宜変更可能である。また、実質的に同一の機能が実現できるならば、処理手順なども適宜変更可能である。
【0135】
上記実施の形態では、企業Aが特許庁に対する手続を特許事務所Bに依頼した場合を例に本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、依頼元(依頼主)が、司法、行政機関のような所定機関に対する手続を、依頼先に依頼する場合であればよい。依頼元としては、企業のような法人の他、個人であってもよい。依頼先としては、手続代行業者がある。
【0136】
上記実施の形態では、受領書情報DB345に登録された出願番号と一致する案件が、納品書情報DB346に登録されている場合に、処理制御部33により納品書情報DB346に提出日と受付番号とを登録した場合を例に本発明を説明したが、例えば、処理制御部33により納品書情報DB346に提出日のみを登録してもよい。この場合にも、納品書の管理を容易にすることができる。
【0137】
納品書の作成処理において、同一の出願番号(整理番号)、かつ同一提出日の受領書について、一つの納品書を作成してもよい。例えば、午前に出願審査請求を行い、午後に補正を行った場合のように、受領書が異なっても提出日が同じであれば、一つの納品書として扱ってもよい。これは、企業から特許事務所への審査請求関連の依頼は、補正書の有無、代理人選任届出の有無にかかわらず、審査請求する際に生じる手続として一つの依頼となっている場合があるためである。また、この依頼と特許事務所からの費用請求が対となっているためである。さらに、企業側では、手続(審査請求、中間(拒絶理由等に対する対応)、審判等)毎にデータ管理を行う場合があり、書類毎ではなく手続毎に納品書によって管理する(手続毎の料金の管理を含む)方が、審査請求という手続はどれぐらいの頻度で何件発生したかの統計をとりやすいためである。
【0138】
コンピュータ又はコンピュータ群を、上述のシステムとして機能させ、或いは、上述の工程を実行させるために必要なプログラムの全部又は一部を、記録媒体(ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、CD−R、フラッシュメモリ)等に記録して配布・流通させてもよい。
【0139】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、正確に納品書を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電子納品システムの構成を示す図である。
【図2】図1の企業A用データベースの構成を示す図である。
【図3】ユーザデータベースの構成を示す図である。
【図4】特許事務所情報データベースの構成を示す図である。
【図5】手続情報データベースの構成を示す図である。
【図6】履歴情報データベースの構成を示す図である。
【図7】依頼情報データベースの構成を示す図である。
【図8】納品書情報データベースの構成を示す図である。
【図9】図1の特許事務所B用データベースの構成を示す図である。
【図10】ユーザデータベースの構成を示す図である。
【図11】企業情報データベースの構成を示す図である。
【図12】依頼情報データベースの構成を示す図である。
【図13】履歴情報データベースの構成を示す図である。
【図14】受領書情報データベースの構成を示す図である。
【図15】納品書情報データベースの構成を示す図である。
【図16】請求データベースの構成を示す図である。
【図17】提出書類データベースの構成を示す図である。
【図18】ログイン時に、電子納品サーバが実行する処理を説明するためのフローチャートである。
【図19】ログイン用ページの一例を示す図である。
【図20】メニューページの一例を示す図である。
【図21】依頼書の作成処理を説明するためのフローチャートである。
【図22】手続用ページの一例を示す図である。
【図23】出願審査未請求案件の一覧を示す図である。
【図24】メニューページの一例を示す図である。
【図25】納品書情報データベースの一例を示す図である。
【図26】納品書作成処理を説明するためのフローチャートである。
【図27】納品書情報データベースの一例を示す図である。
【図28】提出書類自動添付処理を説明するためのフローチャートである。
【図29】納品書情報データベースに記録される情報の例を説明するための図である。
【図30】納品書情報データベースに記録される情報の例を説明するための図である。
【図31】図28に示す提出書類自動添付処理で実行される添付エラー処理を説明するためのフローチャートである。
【図32】納品書情報データベースに記録される情報の例を説明するための図である。
【図33】図31に示す添付エラー処理で表示される書類添付エラー画面の表示例を示す図である。
【図34】図31に示す添付エラー処理で表示される未添付書類一覧画面の表示例を示す図である。
【図35】マニュアル入力用ページの一例を示す図である。
【図36】本発明の第2の実施の形態の電子納品システムのデータベースの関係を示す図である。
【図37】電子納品システムの手続処理を説明するためのフローチャートである。
【図38】電子納品システムの手続処理を説明するための図である。
【符号の説明】
1 企業A
2 通信ネットワーク
特許事務所B
11 企業A側コンピュータ
12 通信制御部
13 処理制御部
14 企業A用データベース
15 企業A用端末
31 特許事務所B側コンピュータ
32 通信制御部
33 処理制御部
34 特許事務所B用データベース
35 特許事務所B用端末

Claims (6)

  1. 依頼元からの依頼により所定機関に書類または書類データを提出した依頼先が前記依頼元に納品書データを電子納品する電子納品システムであって、
    前記依頼元からの依頼書の依頼書データから、少なくとも依頼元、提出書類名、案件番号に関する依頼書データを記憶する依頼書データ記憶手段と、
    前記所定機関から書類または書類データを受領したことを示す受領書の受領書データから、少なくとも提出書類名、案件番号、提出日に関する受領書データを記憶する受領書データ記憶手段と、
    前記所定機関に提出した提出書類データと、当該提出書類データから少なくとも提出書類名、案件番号、提出日に関するデータと、を対応付けて記憶する提出書類データ記憶手段と、
    前記受領書データ、または、前記依頼書データ及び前記受領書データから、依頼書データ毎に、少なくとも提出書類名、案件番号、提出日を有する納品書データを作成する納品書データ作成手段と、
    前記納品書データ作成手段により作成された納品書データを記憶する納品書データ記憶手段と、
    前記提出書類データ記憶手段に記憶されたデータから、前記納品書データ記憶手段に記憶された納品書データの提出書類名、案件番号、及び、提出日の一致するデータに対応付けて記憶されている提出書類データを特定し、特定した提出書類データを当該納品書データに添付する提出書類データ添付手段と、
    前記依頼書データ記憶手段に記憶された依頼元データから、前記提出書類データ添付手段により提出書類データが添付された納品書データの案件番号に基づいて依頼元を特定し、特定した依頼元に納品書データを送信する送信手段と、
    を備え、
    前記納品書データ作成手段は、
    前記受領書データ記憶手段により記憶された提出書類名、案件番号及び提出日と同一の納品書データが前記納品書データ記憶手段により記憶されているか否かを判別する判別手段を備え、
    前記判別手段により同一の納品書データが記憶されていないと判別された場合、納品書データを作成し、
    さらに、前記納品書データ作成手段は、
    前記依頼書データから、少なくとも提出書類名、案件番号に関するデータを記憶して、依頼書データ毎に納品書データを登録する納品書データ登録手段と、
    前記受領書データ記憶手段により記憶された案件番号から、前記納品書データ登録手段に登録された納品書データを特定する納品書データ特定手段と、
    前記受領書データ記憶手段により記憶された受領書データから、前記納品書データ特定手段に特定された納品書データの案件番号に基づいて、少なくとも提出日に関するデータを特定し、特定したデータを当該納品書データに登録する提出日登録手段と、を備え、
    前記納品書データ特定手段により納品書データが特定できない場合、前記受領書データ記憶手段に記憶された提出書類名、案件番号、提出日に関するデータを記憶して納品書データを作成する、
    ことを特徴とする電子納品システム。
  2. 前記納品書データ作成手段は、前記判別手段により同一の納品書データが作成されていると判別された場合、新たに納品書データを作成しない、ことを特徴とする請求項1に記載の電子納品システム。
  3. 前記受領書に基づいて受領書データを入力可能な入力手段を、さらに備え、
    前記入力手段により入力された受領書データから前記納品書データが作成される、ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子納品システム。
  4. 依頼元からの依頼により所定機関に書類または書類データを提出した依頼先が前記依頼元に納品書データを電子納品する電子納品システムとして機能させるためのプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記依頼元からの依頼書の依頼書データから、少なくとも依頼元、提出書類名、案件番号に関する依頼書データを記憶する依頼書データ記憶手段、
    前記所定機関から書類または書類データを受領したことを示す受領書の受領書データから、少なくとも提出書類名、案件番号、提出日に関する受領書データを記憶する受領書データ記憶手段、
    前記所定機関に提出した提出書類データと、当該提出書類データから少なくとも提出書類名、案件番号、提出日に関するデータと、を対応付けて記憶する提出書類データ記憶手段、
    前記受領書データ、または、前記依頼書データ及び前記受領書データから、依頼書データ毎に、少なくとも提出書類名、案件番号、提出日を有する納品書データを作成する納品書データ作成手段、
    前記納品書データ作成手段により作成された納品書データを記憶する納品書データ記憶手段、
    前記提出書類データ記憶手段に記憶されたデータから、前記納品書データ記憶手段に記憶された納品書データの提出書類名、案件番号、及び、提出日の一致するデータに対応付けて記憶されている提出書類データを特定し、特定した提出書類データを当該納品書データに添付する提出書類データ添付手段、
    前記依頼書データ記憶手段に記憶された依頼元データから、前記提出書類データ添付手段により提出書類データが添付された納品書データの案件番号に基づいて依頼元を特定し、特定した依頼元に納品書データを送信する送信手段、
    として機能させ、
    前記納品書データ作成手段は、
    前記受領書データ記憶手段により記憶された提出書類名、案件番号及び提出日と同一の納品書データが前記納品書データ記憶手段により記憶されているか否かを判別する判別手段を備え、
    前記判別手段により同一の納品書データが記憶されていないと判別された場合、納品書データを作成し、
    さらに、前記納品書データ作成手段は、
    前記依頼書データから、少なくとも提出書類名、案件番号に関するデータを記憶して、依頼書データ毎に納品書データを登録する納品書データ登録手段と、
    前記受領書データ記憶手段により記憶された案件番号から、前記納品書データ登録手段に登録された納品書データを特定する納品書データ特定手段と、
    前記受領書データ記憶手段により記憶された受領書データから、前記納品書データ特定手段に特定された納品書データの案件番号に基づいて、少なくとも提出日に関するデータを特定し、特定したデータを当該納品書データに登録する提出日登録手段と、を備え、
    前記納品書データ特定手段により納品書データが特定できない場合、前記受領書データ記憶手段に記憶された提出書類名、案件番号、提出日に関するデータを記憶して納品書データを作成する、
    ことを特徴とするプログラム。
  5. 前記納品書データ作成手段は、前記判別手段により同一の納品書データが作成されていると判別された場合、新たに納品書データを作成しない、ことを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記受領書に基づいて受領書データを入力可能な入力手段を、さらに備え、
    前記入力手段により入力された受領書データから前記納品書データが作成される、ことを特徴とする請求項4または5に記載のプログラム。
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