JP2002366412A - アプリケーションサービスプロバイダ(asp)の文書管理システム及び方法 - Google Patents

アプリケーションサービスプロバイダ(asp)の文書管理システム及び方法

Info

Publication number
JP2002366412A
JP2002366412A JP2002119804A JP2002119804A JP2002366412A JP 2002366412 A JP2002366412 A JP 2002366412A JP 2002119804 A JP2002119804 A JP 2002119804A JP 2002119804 A JP2002119804 A JP 2002119804A JP 2002366412 A JP2002366412 A JP 2002366412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
asp
remote
user
manager
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002119804A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002366412A5 (ja
Inventor
Hiroshi Kitada
博之 北田
Shogo Momotake
彰吾 百武
Hiroaki Ishizuka
裕昭 石塚
Minoru Aoshima
稔 青嶋
Akio Kizawa
昭夫 木澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Publication of JP2002366412A publication Critical patent/JP2002366412A/ja
Publication of JP2002366412A5 publication Critical patent/JP2002366412A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/93Document management systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザへの妨害を最小限にして多量の文書が
ユーザ及びASP間で転送されることを許容するシステ
ム等を提供する。 【解決手段】 ASP文書の管理方法は、インターネッ
トのようなネットワーク50/55を介してリモートの
文書マネジャー60及びリモートのASP10−40に
接続されるASPユーザデバイスにてASP文書の転送
を要求すること、当該ASP文書の転送を実行するため
の予め定められた時間を確立すること、及びネットワー
ク50/55を介して予め定められた時間にASP文書
を転送することを含む。転送を要求するステップは、A
SPユーザデバイスがリモートの文書マネジャー60に
ログオンするとき、ネットワーク50/55を介してリ
モートの文書マネジャー60に繰り延べられた転送要求
を送信することを含み得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書、特にアプリ
ケーションサービスプロバイダから抽出し、又はそれに
記憶する文書を交換する方法、コンピュータベースのシ
ステム及びコンピュータプログラム製品に関する。
【0002】
【従来の技術】アプリケーションサービスプロバイダ
(ASP)は、ユーザに、そうでなければユーザのロー
カルコンピュータ上に配置されなければならないソフト
ウェアアプリケーション及び関連サービスにリモートア
クセスすることを提供する、1つの存在、典型的には、
1つの会社である。例えば、ASPは、インターネット
を介して個人及び/又は会社に、法律、医学、財務、教
育、科学若しくはマーケティングの文書からなる検索可
能なデータベースを提供することができる。その代わり
に、ある会社は、共有ソフトウェアアプリケーション及
びサービスが、会社のネットワークを介して従業者がア
クセス可能な会社のコンピュータ上にある構内型ASP
を提供する。このため、「ASP」という語は、ユーザ
のローカルコンピュータ上にロードされていないアプリ
ケーションをユーザが使用することを許容するプロバイ
ダを含む広義の意味を有する。
【0003】今時、様々な種類の文書及びサービスをユ
ーザに提供する膨大な数のASPが存在する。例えば、
あるASPは、法律文書を提供することが可能で、一
方、他のASPは、マーケティング、教育、科学、財
務、あるいは医学文書を提供する。ユーザに接続される
従来のASPのネットワークの例が、図1に示される。
図1に見られるように、文書ASP10、20、30、
40がインターネット50を介してユーザ72に接続さ
れる。ユーザ72は、パーソナルコンピュータ(PC)
80、プリンタ90、ローカル記憶デバイス100及び
媒体駆動装置110を含み、例えば、家庭コンピュータ
システムの一部であり得る。この例において、ユーザ7
2は、ユーザ72により必要とされる文書及びサービス
を提供するASP10−40の1つに独立に接続可能で
ある。例えば、ユーザ72は、インターネット50を介
してASP30に接続し、PC80のスクリーン上で見
るか、プリンタ90を用いて印刷し、若しくはローカル
記憶デバイス100及び/又は媒体駆動装置110に記
憶するために文書をダウンロードすることができる。異
なるサービスが要求される場合には、ユーザ72は、異
なるASPにアクセスしなければならない。
【0004】図1の従来システムにおいて、ユーザ72
は、ASPがユーザ72により要求される題目及びサー
ビスに適合するためにインターネット50を検索しなけ
ればならない。ASPのユーザは、代理人及び博士のよ
うな見識のある専門家である一方で、彼らは、彼らのニ
ーズに適合するASPを検索し、選択する限られた経験
及び知識しか有しない可能性がある。さらに、一度ユー
ザがASPを選択すると、当該ASPは、ユーザ72と
の互換性がなくなり得る。例えば、グラフィカルユーザ
インターフェース(GUI)のようなインターフェース
環境は、ユーザには不慣れで、あるいは認識できない可
能性があり、ASPにより提供される文書が、ユーザ7
2に認識できないフォーマットであり得る。この点にお
いて、ユーザ72は、ASP10−40のような多数の
ASPを利用する際に特定の困難を有する可能性があ
る。ユーザ72が多くのASPと互換性があるとして
も、ASPそれぞれにアクセスし検索することは、時間
を要し、各ASP10−40に対応する異なる手順と特
徴とによりコストもかかる。
【0005】1つのASPの汎用的な利用は、文書を記
憶し抽出するためである。例えば、ユーザ72は、ユー
ザ72にローカルな物理的及び電子的記憶スペースを確
保するために、ビジネス文書を電子ファイルとしてAS
Pに記憶することを欲することがある。これらのビジネ
ス文書は、いつでも、記憶ASPにアクセスすることに
より、ユーザ72により抽出可能である。さらに、ユー
ザ72は、必要に応じて文書抽出ASPから、参考文書
及び書籍のような大きな文書を取得可能である。これら
の記憶及び抽出ASPサービスは、限られたデータ転送
容量しかないユーザのネットワークを介して、ユーザ7
2とASP10−40との間で多量の文書が送信されな
ければならないという更なる問題を生じさせる。このこ
とは、延長された送信時間中に、ユーザ72とASP1
0−40との間の通信回線をビジーにすることにつなが
る可能性がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ユー
ザへの妨害を最小限にして多量の文書がユーザ及びAS
P間で転送されることを許容するシステム、方法及びコ
ンピュータプログラムを提供する。
【0007】本発明の別の目的は、ユーザが多量の文書
をASPに記憶することを許容するシステム、方法及び
コンピュータプログラムを提供する。
【0008】本発明のこれらの及びその他の目的は、A
SP文書を管理する新規な方法、システム及びコンピュ
ータプログラムを提供することにより達成される。
【0009】本発明の1つの観点によれば、ASP文書
を管理するシステム、コンピュータプログラム及び方法
が提供される。システム及びコンピュータプログラムが
基づく方法は、インターネットのようなネットワークを
介してリモートの文書マネジャー及びリモートのASP
に接続されたASPユーザデバイスにてASP文書を転
送し、当該ASP文書の転送を実行するための予め定め
られた時間を確立し、さらにネットワークを介して予め
定められた時間でASP文書を転送することを含む。第
1の観点の1つの実施例によれば、転送を要求するステ
ップは、ASPユーザデバイスがリモートの文書マネジ
ャーにログオンするときに、ネットワークを介してリモ
ートの文書マネジャーへの繰り延べられた転送要求を送
信することを含み得る。この点においては、ユーザは、
ネットワークを介してリモートの文書マネジャーから受
信したメニューから繰り延べ転送オプションを入力する
ことにより転送を要求する。ASP文書の転送を実行す
るための予め定められた時間を確立するステップは、予
め定められた時間を入力し、ネットワークを介してリモ
ートの文書マネジャーに予め定められた時間を送信する
か若しくはリモートの文書マネジャーに予め定められた
時間を送信することなく、リモートの文書マネジャーに
予め定められた時間を確立するように要求することを含
む。
【0010】本発明の別の観点では、システム及びコン
ピュータプログラムが基づく方法は、さらに、ASP文
書がリモートASPに記憶する記憶文書あるいはリモー
トASPから抽出する抽出文書であるかどうかを判別す
ることを含み得る。この判別は、ASPユーザデバイス
へのオペレータ入力に基づいてASP文書が記憶文書で
あることを判別し、若しくはASP文書が抽出文書であ
ることを判別することを含んでも良い。ASP文書が記
憶文書であると判別された場合には、本方法は、さら
に、ASPユーザデバイスに記憶文書を入力し、予め定
められた時間にネットワークを介してASP文書を転送
することを含む。オプションとしてASP文書の紙複写
物をスキャンしてASP文書の紙複写物の表すデジタル
信号を提供し、ASPユーザデバイスに対応するメモリ
にデジタル信号を記憶することにより、ASP文書がA
SPユーザデバイスに入力され得る。その代わりに、A
SP文書は、ASPユーザデバイスに対応するメモリに
対する外部ソースからASP文書の電子複製物をダウン
ロードすることにより入力され得る。さらに、記憶操作
報告がASPユーザデバイスにおいてリモートの文書マ
ネジャーから受信可能であり、そのとき、ASP文書
は、ASPユーザのメモリから消去され得る。
【0011】ASP文書が抽出文書である場合には、本
方法は、ASPユーザデバイスに文書抽出要求を生成
し、当該文書抽出要求をネットワークを介してリモート
の文書マネジャーに送信し、さらに予め定められた時間
で抽出文書を受信することを含む。抽出文書は、ASP
かリモートの文書マネジャーのいずれかから受信可能で
ある。この方法は、また、文書抽出報告を生成し、ネッ
トワークを介して当該文書抽出報告をリモートの文書マ
ネジャー及び/又はリモートASPに送信することを含
み得る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るASP文書の管理方法
は、リモートの文書マネジャー及びリモートのASPに
ネットワークを介して接続されるASPユーザデバイス
にてアプリケーションサービスプロバイダ(ASP)文
書の転送を要求するステップと、前記ASP文書の転送
を実行するための予め定められた時間を確立するステッ
プと、前記ネットワークを介して予め定められた時間に
前記ASP文書を転送するステップと、を備える、こと
を特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点に係るコンピュータプログラムは、コンピュータシ
ステム上で実行するための指令を含むプログラムであっ
て、前記コンピュータシステムにより実行されるとき、
当該コンピュータシステムに請求項1乃至22のいずれ
か1項に記載するステップを実行させる、ことを特徴と
する。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点に係るシステムは、アプリケーションサービスプロ
バイダ(ASP)文書の管理に関連する組み込まれたデ
ータを有するメモリデバイスと、前記メモリデバイスと
通信するプロセッサと、を備え、前記プロセッサは、ネ
ットワークを介してリモートの文書マネジャー及びリモ
ートのASPに接続されるASPユーザデバイスにてA
SP文書の転送を要求し、前記ASP文書の転送を実行
するための予め定められた時間を確立し、前記ネットワ
ークを介して予め定められた時間に前記ASP文書を転
送する、ように構成される、ことを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点に係るASP文書の管理システムは、ネットワーク
を介してリモートの文書マネジャー及びリモートのアプ
リケーションサービスプロバイダ(ASP)に接続され
るASPユーザデバイスにてASP文書の転送を要求す
る手段と、前記ASP文書の転送を実行するための予め
定められた時間を確立する手段と、前記ネットワークを
介して予め定められた時間に前記ASP文書を転送する
手段と、を備える、ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかるAS
P文書の管理システム及び方法等について、以下図面を
参照して説明する。
【0017】いくつかの図を通じて同一若しくは対応す
る部位を示すような参照番号を有する図面を参照して、
図2は、本発明の1つの実施例による文書管理の全体シ
ステム構成を示すブロックダイアグラムである。システ
ムは、ネットワーク50、複数のASP10、20、3
0、40、文書マネジャー60、ネットワーク55、複
数のユーザ70、72、74、76を含む。ユーザ70
−76は、ネットワーク55により相互接続され、AS
P10−40は、同様にネットワーク50により相互接
続される。これらのネットワークは、直接互いに接続可
能であり、インターネットのような単一のネットワーク
の一部であり得るが、ネットワーク55は、文書マネジ
ャー60経由でネットワーク50に接続される。このた
め、ユーザ70−76及びASP10−40は、文書マ
ネジャー60に関してリモートである。各ユーザ70−
76は、図1のユーザ70として示すようなパーソナル
コンピュータシステムであっても良く、または図15に
示す汎用コンピュータシステムとして実施され得る。そ
の代わりに、ユーザ70−76は、ファクシミリ機、デ
ジタルコピー機、スキャナ、携帯デバイス、あるいはネ
ットワークを介してデータを処理し、通信する任意の既
知のデバイスであり得る。さらに、またはその代わり
に、ユーザ70−76は、図11(a)−(d)に示す
ような多機能文書処理センタ、若しくはRicoh e
Cabinet(商標)のような文書記憶デバイスとし
て装備され得る。ASP10−40は、通信ネットワー
クを介して種々のサービスの任意のものをリモートで提
供するためのコンピュータシステムである。ASP10
−40は、また、図15のコンピュータシステム150
0のような汎用コンピュータとして装備され得る。
【0018】ネットワーク50及び55は、好ましくは
インターネットであるが、LAN(Local Area Networ
k)、WAN(Wide Area Network)、イントラネットの
ような任意のタイプのネットワーク、エクストラネッ
ト、あるいはこれらの組合せであっても良い。エクスト
ラネットは、例えばインターネットを介して、外部ユー
ザに対する制御されたアクセスを提供するために使用さ
れ得る。ユーザ70及び文書マネジャー60がどのよう
にしてインターネット50及び55に対して接続され得
るかは、当該分野では公知であり、例えば、Ron White
著「コンピュータはどのように動くか」Que Corporatio
n発行、1999年9月、ISBN:0−7897−2
112−0の第38部、340〜349頁に説明されて
おり、この本の内容全体は、参照により引用される。仮
想プライベートネットワーク、あるいは無線通信のよう
なネットワーク50及び55に対する他の通信網も、同
様に使用可能である。このため、図2は、ASPのユー
ザに対する共通のインターフェースを提供する文書マネ
ジャーを通じて多数のASPにアクセスするシステムを
示す。
【0019】図3は、本発明のある実施例による文書マ
ネジャー60をさらに詳細に図解するブロックダイアグ
ラムである。この図に見られるように、文書マネジャー
60は、ネットワーク50及び55経由で、例示的なユ
ーザ70をASP10−40に接続する。ユーザ70
は、図15の汎用コンピュータ1500を含むネットワ
ークを介してデータを処理し、通信する任意のデバイス
として装備され得る。文書マネジャー60は、検索エン
ジン62、記憶デバイス64、ユーザ交信デバイス6
5、フォーマット標準化デバイス、コンサルティングデ
バイス67,課金エンジン68、同様に破線上に示され
るワークフローエンジン69を含む。ワークフローエン
ジンは、図8に関して述べるように、多数のASPのな
かで確立する連係に対する指令を発行するために使用さ
れるオプション要素である。
【0020】図3に示す実施例において、文書マネジャ
ー60により提供されるサービスから恩恵を受けるよう
に、ユーザ70は、ユーザ交信デバイス65を介して文
書マネジャー60と交信(データ交換)する。ユーザ7
0から入力され、ユーザ交信デバイス65により受信さ
れるデータに基づいて、文書マネジャー60は、一般の
文書管理に関して、コンサルティングデバイス67を介
してユーザ70にコンサルティングサービスを提供する
ことができる。例えば、コンサルティングデバイス67
は、文書検索戦略、文書抽出コスト、文書記憶組織、文
書更新、確保された文書の保護、文書の配送オプション
のようなトピックスに関して、ユーザ70にアドバイス
を提供するように構成可能である。好ましい実施例にお
いては、コンサルティングデバイス67は、ユーザ交信
デバイス65を介しユーザ70により入力されるデータ
に基づいてユーザ70にアドバイスを自動的に提供す
る。例えば、コンサルティングデバイス67は、ユーザ
70に一連の質問を尋ね、ユーザの回答に基づいて検索
戦略や記憶戦略をユーザに提供するようにプログラムさ
れ得る。コンサルティングデバイス67により尋ねられ
る質問は、任意のユーザに供される予め定められた包括
的な質問、若しくはユーザ70から以前に取得されたデ
ータに基づいてコンサルティングデバイス67により生
成される個人向けの質問であり得る。
【0021】ユーザ交信デバイス65は、また、ユーザ
70に対して登録及び他のインターフェース機能を提供
する。1つの実施例において、ユーザ70は、例えば、
ユーザ交信デバイス65により検証され得るユーザ名及
びパスワードを使用して署名することにより、文書マネ
ジャー60にアクセスし得る。ユーザが登録ユーザでな
い場合には、ユーザ交信デバイス65は、名前、電子メ
ールアドレス、郵便アドレス、電話番号及び/又は、会
員情報又は登録情報を生成するようなユーザからの請求
情報のような情報を要求することができる。ユーザ交信
デバイス65は、また、ユーザが要求する文書のタイプ
に関してユーザ70からの入力データを受信し得る。例
えば、ユーザは、電子メールアドレス、郵便アドレス、
電話番号のような要求される文書フォーマット、または
ユーザ70により必要とされる文書管理のタイプに関す
る情報を入力し得る。ユーザ交信デバイス65は、ユー
ザからさらなる情報を要求し、及び/又は、ユーザ70
に例えばコンサルティングデバイス67経由で、文書管
理アドバイス、戦略、及び情報を提供することが可能で
ある。1つの実施例では、ユーザ交信デバイス65は、
また、ユーザに、要求された文書が利用可能な場所を識
別するASPアドレスを提供し、あるいは後述するよう
な統一請求書とともに、ユーザ70に要求された文書を
送信する。
【0022】文書マネジャー60は、また、ユーザ70
からのデータ入力に基づいてASPを検索しアクセスす
るように構成された検索エンジン62を含み、この検索
エンジン62は、また、文書を抽出するように構成され
る。このため、図3の実施例において、ユーザ70は、
文書または、所望の文書が抽出されるASPに関係なく
必要とされるサービスに関連する情報を入力するだけで
良い。検索エンジン62は、また、ASPが利用可能な
検索エンジンを具備しないときにそれぞれのASPの文
書を検索するように構成され得る。検索エンジンは、当
該分野で公知であり、例えば、その本の内容全体がここ
で参照により引用される、Preston Gralla著「インター
ネットはどのように動くか」Que Corporation発行、1
999年8月、ISBN:0−7897−2132−5
の第32部、185〜189頁に説明されている。
【0023】文書マネジャー60は、また、そのオリジ
ナルフォーマット及び/又は標準化されたフォーマット
でユーザ70により要求された文書を記憶するための記
憶デバイス64を含む。この記憶デバイス64は、ま
た、文書が抽出されたASPのURL及び/又は検索エ
ンジン62が文書を抽出した各ASPからの請求情報を
含み得る。記憶デバイス64は、ユーザ名、ユーザパス
ワード、電子メールアドレス、郵便アドレス、電話番
号、現在及び過去に要求された文書のタイプ、特定のユ
ーザに対する現在及び過去の文書管理戦略、現在及び過
去のユーザ要求された検索、及び/又は検索パラメータ
のようなユーザ情報を記憶する。1つの実施例におい
て、記憶デバイス64は、例えば、ユーザ交信デバイス
65を介してユーザによりアクセス可能である。
【0024】記憶デバイス64は、これらに限定されな
いが、フレキシブルディスク、光学ディスク、CD−R
OM、MOディスク、ROM、RAM、EPROM、E
EPROM、フラッシュメモリ、磁気又は光学カードを
含む任意のタイプのディスク、又は電気的命令及び/又
はデータを記憶するために好適な任意のタイプの(記
録)媒体を備えることができる。さらに、記憶デバイス
64は、例えば、ORACLE、SYBASE、INF
ORMIX、又はMICROSOFT ACCESSの
ような構造クエリー言語(SQL)に基づく市販の利用
可能なリレーショナルデータベース管理システム(RD
BMS)、あるいは目的指向データベース管理システム
(ODBMS)、若しくは特別なデータベース管理ソフ
トウェアにより、装備可能なデータベース、即ちデジタ
ルリポザトリ(digital repository)を含んでも良い。
【0025】文書マネジャー60は、また、種々のAS
Pから抽出された文書のフォーマットを標準化するよう
に構成されたフォーマット標準化デバイス66を含む。
例えば、このフォーマット標準化デバイス66は、単一
のGUIを使用してアクセスされ得るように文書を再フ
ォーマットすることができる。そのような再フォーマッ
トデバイスは当該分野では公知であり、1つの例示的な
フォーマットがAdobe社によるPDFAcroba
t形式であり得る。1つの実施例において、フォーマッ
ト標準化デバイス66は、ユーザ交信デバイス65から
標準フォーマットを受信し、記憶デバイス64に標準化
された文書を記憶する。フォーマット標準化デバイス6
6によりフォーマットされる文書は、ネットワーク50
を介してASPから、ネットワーク55を介してユーザ
70から、記憶デバイス64から、あるいはユーザ交信
デバイス65から受信可能である。
【0026】文書マネジャー60は、また、統一請求書
をユーザ70に課金するように構成された課金エンジン
68を含み得る。例えば、統一請求書は、ASPから受
信した請求書の合計に一致し得る。ASPからの請求書
は、ASP若しくはユーザ交信デバイス65から受信可
能であり、ユーザ交信デバイス65若しくは記憶のため
に記憶デバイス64に、又はネットワーク55を介して
ユーザ70に転送され得る。
【0027】上述した文書マネジャー60は、ユーザに
コンサルティングアドバイスを提供し、ユーザの特定の
ニーズに基づいてユーザに対する文書管理戦略を生成
し、ASP10−40のアドレス及びリンクを抽出、系
統化し、ASP10−40から文書を抽出し、文書を記
憶し、文書をフォーマットし、ユーザに統一請求書を請
求し、及び/又は、視られ、印刷され、記憶されるよう
に文書をユーザに送信することができる。このため、文
書マネジャー60は、ASPサービスへのアクセス、A
SPからの抽出可能性、一貫したユーザインターフェー
ス、単一の署名サービス、異なる文書及び異なる文書タ
イプに関する単一検索の可能性、単一請求サービス及び
自由度のある記憶サービスを、ユーザに提供する。文書
マネジャー60は、また、例えば、ASPから文書を注
文し、宅配便を介してユーザへの配送を確実にすること
により、オンライン印刷及び配送サービスをユーザに提
案し、提供する。この実施例において、文書マネジャー
60は、適当な配送を確実にし、配送の追跡を維持する
ユーザの代理人となり、ユーザに配送状況を通知するた
めに、ASP及び宅配便サービスと契約することができ
る。文書マネジャー60は、また、そのサービス及び使
用したASP及び宅配便に対する単一の請求書を生成可
能である。
【0028】文書マネジャー60は、また、所望であれ
ば、ユーザのコンピュータ、文書マネジャー60のいず
れにも、いかなる文書を記憶する必要なく、文書マネジ
ャー60を介して、ユーザが文書にアクセス可能なよう
にASP文書へのリンクを提供する。この実施例におい
て、ASPは、その文書へのアクセスに対する料金を課
金することができる。1つの実施例において、料金は、
文書マネジャー60により生成される統一請求書に組み
込まれ、ユーザ70にその利益のために提供される。
「統一請求書」という語句は、ここでは、少なくとも2
つの請求書の金額、若しくは、その代わりに少なくとも
2つの異なる存在からの金額を含む請求書を意味する。
【0029】さらに、文書マネジャー60は、ユーザ
が、文書を抽出し、永久に又は一時的に、文書をローカ
ル記憶デバイスに記憶することを許容する。その代わり
に、文書マネジャーは、ユーザ70がASPに文書を記
憶することを許容する。例えば、文書マネジャー60
は、ASPと協同してユーザ、即ち顧客の文書、文書マ
ネジャー60の文書に対するASPにおける記憶を提供
し得る。例えば、ユーザは、機密法律文書、保険契約、
若しくはデジタル証明書を、予め定められた期間ローカ
ル記憶デバイスに記憶することを決定可能であり、確保
された文書に対する良好な保護を提供し得るASPに文
書を記憶することにより、消失、窃盗、火災、災害等か
ら文書を保護し得る。この場合において、ユーザは、確
保された文書の取扱及び保護に関するASPのノウハウ
から恩恵を受ける。この実施例では、ASPは、記憶用
料金を課金することができる。1つの実施例において、
そのような料金は、ユーザの利益のために文書マネジャ
ーにより計算される統一請求書に含まれる。
【0030】有利なことに、ユーザは、抽出されユーザ
に送信された文書の集合体を形成するために、文書マネ
ジャー60により使用され、さらに、ASPで文書を記
憶するために使用される異なるASPに留意する必要が
ない。このため、要求された文書を受信し、ASPで記
憶される文書をユーザに送信するとき、ユーザは、単一
のユーザインターフェースを取り扱っても良い。さら
に、文書の検索、配達若しくは記憶に対してASPによ
り生成され、文書マネジャー60により提供される統一
請求書は、また、ユーザが数個の異なる請求書を支払う
という煩雑さを軽減する。
【0031】このため、文書マネジャー60は、コンサ
ルティング、請求書発行、フォーマット化、取得、要
約、記憶及び、法律、財務、保険、工学、会計、あるい
は総務、教育、医学、政府機関文書のような種々のタイ
プの文書の管理のための、ただ1つの停留所(sto
p)を提供する。本発明の実施に使用される特定のハー
ドウェア及びソフトウェアの多数のバリエーションが当
業者に容易に明らかになるであろうために、文書マネジ
ャー60の上述した構成は、例示的な意味だけであるこ
とが理解されるべきである。そのようなバリエーション
を実施するために、図15のコンピュータシステム15
00のような汎用コンピュータが、図3の文書マネジャ
ー60のアイテム62−69をいずれか又は全ての特別
な目的機能を実行するようにプログラムされ得る。さら
に、重複及び複製のような頒布処理の原理及び利点は、
例えば、図2及び図3のシステムのエラー強さ及び性能
を増加するように所望に実施され得る。
【0032】図4は、本発明による文書管理システムの
機能を示すフローチャートである。図4の実施例に示す
ように、文書マネジャー60は、ユーザ70に少なくと
も2つのタイプのサービスを提供する。ダイアグラムの
左側に図解するように、ユーザ70は、文書相談のため
に文書マネジャー60にアクセスすることが可能であ
り、同ダイヤグラムの右側に示すように、ユーザ70
は、直接検索のために文書マネジャー60にアクセスす
ることができる。文書相談サービスに関して、ユーザ7
0は、ステップ4000で要求される文書相談のタイプ
に関連するデータ、例えば、必要な文書のタイプ、数、
フォーマット、サービス利用可能な予算、サービス完了
に要する時間的制約、必要とするセキュリティレベル等
を入力する。ステップ4010において、ユーザ70
は、例えば、ユーザ名及びパスワードを提供することに
より、文書マネジャー60に署名する。一旦、ユーザが
署名すると、文書マネジャー60は、ステップ4020
において、例えば、ユーザ70から入力された情報に基
づいて要求されるサービスに対する戦略を生成可能なコ
ンサルティングデバイス67を使用して、あるいは、さ
らに質問することにより、文書相談を実行する。文書相
談に基づいて、文書マネジャー60は、ステップ403
0において、ユーザ70により要求されたサービスに対
して適当なASPを選択する。ステップ4040におい
て、文書マネジャー60は、例えば、サービスのコスト
と時間とを示して、ユーザ70にASPの選択に関する
フィードバックを送信する。ステップ4050において
ユーザ70から承認を受けると、文書マネジャー60
は、ステップ4060において、ASPからのサービス
を要求する。
【0033】直接検索サービスに関しては、ユーザ70
は、ステップ4070において、要求する検索を入力す
ることができる。ステップ4080において、ユーザ
は、文書マネジャーに署名し、ステップ4090にて、
ユーザ要求が入力される。次いで、文書マネジャー60
は、ステップ4100において、要求されたサービスに
対して適当なASPを選択し、ステップ4060におい
て、ASPからのサービスを要求する。
【0034】両者のサービスに対して、文書マネジャー
60は、ステップ4110において、当該サービスを要
求するために、ASPに署名する。換言すれば、ユーザ
が文書マネジャー60に署名すれば、ユーザは、各AS
Pに署名することなく、いくつかのASPにアクセスす
ることができる。一旦、ASPが、要求されたサービス
を受信すると、ASPは、ステップ4120においてサ
ービスを実行し、例えば、特定の文書を検索し、ステッ
プ4130において、ユーザに当該文書を提供し、ステ
ップ4140において、文書マネジャー60に請求す
る。次いで、文書マネジャー60は、ステップ4150
において、ユーザ70に当該文書を提供し、ステップ4
160において、全ての実行されたサービスに対する単
一の請求書をユーザに発行する。また、両者のサービス
に関して、ユーザ70は、ステップ4010及びステッ
プ4080において文書マネジャー60に署名し、ステ
ップ4110においてASP10〜40に署名し、さら
に要求を申し込むオプションを有する。このことは、ユ
ーザが、どのASPが所望のサービスを提供するかを知
っている場合に、便利である。この場合において、文書
マネジャー60は、なお、透かし情報を管理し、単一の
請求書を発行し、あるいは、ユーザの要求したフォーマ
ットと一致するように文書を再フォーマットし、及び/
又は当該文書をユーザへ適切に配達することを確実にす
る等のサービスを実行できる。
【0035】上述したように、文書マネジャー60は、
ユーザにより要求されたASP処理又はサービスに対し
て適当なASPを選択し得る。本発明の1つの実施例に
よれば、文書マネジャー60は、文書マネジャー60と
の以前の交信中にユーザ70により生成された文書プロ
ファイルに基づいてASPを選択する。この実施例にお
いて、文書マネジャーは、また、文書相談入力及びユー
ザにより要求された処理又はサービスに基づいてASP
を選択する。図5(a)、図5(b)及び図5(c)
は、本発明の実施例に対応する、文書を管理し、ASP
を選択するシステムを実施するためのデータ構造を描
く。他の任意のフォーマット及び関係は使用可能である
が、このデータ構造は、好ましくは、テーブルを使用し
たリレーショナルフォーマットであり、テーブルの1カ
ラム(即ち、フィールド)に記憶された情報は、テーブ
ルのその他のカラムを横切る同一行(即ち、レコード)
に記憶された情報にマップ化若しくはリンクされる。こ
れらのデータ構造は、本発明に対応して文書を管理する
ために文書マネジャー60及び/又はユーザ70により
使用される。好ましい実施例に従って、図5(a)、
(b)、(c)に示すデータ構造は、文書マネジャー6
0の記憶デバイス64に記憶される。しかし、図5
(a)、(b)、(c)に示すデータ構造のいずれか又
は全ては、ユーザ70の記憶デバイス、若しくはユーザ
70及び文書マネジャー60のいずれか又は両者に遠隔
(リモート)である任意の他の好適な記憶デバイスに記
憶され得る。
【0036】図5(a)は、ユーザIDを記憶するフィ
ールド503、フィールド503のユーザIDに対応す
る文書プロファイル名を記憶するフィールド505及び
フィールド505に記憶された文書プロファイル名に対
応する産業分類を記憶するフィールド507を含む文書
プロファイルテーブル501である。フィールド503
のユーザIDは、ユーザ70に対応する固有の識別子で
あり、フィールド505の文書プロファイル名は、ユー
ザ70が通常ASPのサービスを必要とする特定のタイ
プの文書を識別するためにユーザ70により割り当てら
れた名称である。好ましい実施例においては、ユーザ7
0のオペレータは、文書マネジャー60との初期登録中
にユーザIDを選択し、引き続いて文書マネジャー60
と実行する通常の文書処理に対してプロファイル名を割
り当てる。産業分類フィールド507は、ユーザのAS
P処理用の所定のASPサービスを識別し、ユーザのA
SP処理を実行する少なくとも1つのASPを選択する
ために使用される産業分類を含む。これらのサービス及
び選択されたASPは、図5に関して以下に記載される
別のデータ構造で記憶される。
【0037】文書プロファイルテーブル501の使用を
図解するために、図5(a)は、異なるユーザ及び各ユ
ーザに対応するプロファイル名及び産業分類の2つの入
力例を含む。図5(a)の第1の入力は、フィールド5
03が、ユーザIDとして「071870」という数を
含み、同一レコードに、フィールド505は、対応する
文書プロファイル名として「インボイス」、「従業者手
当」及び「サービス契約」の入力を含み得る。さらに、
産業分類フィールド507は、フィールド505のイン
ボイス、従業者手当、サービス契約に対応する産業分類
として、「会計」、「保険」及び「法律」の入力を含
む。このため、テーブル501の第1の入力は、ビジネ
ス及び従業者に関連する文書を管理するためのツールと
して文書マネジャー60を使用するビジネス存在(会
社)の例を提供する。文書プロファイルテーブル501
の第2の入力は、フィールド503のユーザID「09
0269」及びフィールド505及び507にそれぞれ
対応する入力「食品請求書」及び「一般」を含む、その
ため、家庭ユーザに対応しているようである。このた
め、文書プロファイルテーブル501は、多数のユーザ
IDそれぞれを、対応する文書プロファイル名及び各プ
ロファイル名に対応する産業分類と対応させる。各プロ
ファイル名に対応して1つのみの産業分類を有すること
が可能である一方、1つのプロファイル名に対応して2
つ以上の産業分類を有することも可能である。
【0038】図5(b)は、産業分類を記憶するフィー
ルド511、各産業分類に対応する複数のサービス機能
を記憶するフィールド513−533、及び選択された
ASPを記憶するフィールド535を含む産業分類テー
ブル510である。フィールド511の産業分類は、A
SP文書及びサービスを分類し得る題目記載である。ユ
ーザと文書相談が行われるときに、以下に述べるように
文書プロファイルが生成する。フィールド513−53
3のサービス機能は、さらに後述するようにASPによ
り典型的に提供される種々の通常サービスである。図5
(b)に見られるように、所定のサービス機能がテーブ
ル510において「必要」として、フラグを立てられ、
フラグが立てられたサービス機能がフィールド511の
対応する産業分類に対して要求されることを示す。この
ため、フィールド511の各産業分類は、当該産業カテ
ゴリ内に入るASP処理用に使用される多数のサービス
機能に対応する。実際の実施の際には、フィールド51
3−533は、従来のデータベースにファイルされるよ
うに、フラグ若しくは真/偽標識を使用して実施され得
る。フィールド535の選択されたASPは、当該産業
分類に対して要求されるすべてのサービス機能を提供す
るASPを識別する。このため、図5(b)の第1の入
力に見られるように、不動産文書を管理するASPは、
アクセスレベル制御、インターネットセキュリティ及び
画像入力のサービス機能を有するべきであり、ASP6
は、これらの機能を提供する。本発明の1つの実施例に
おいて、ユーザが特定のセキュリティ機能を必要としな
い場合には、文書マネジャー60は、図5(b)のテー
ブル510の最後の入力により示されるように、複数の
提供されるASPの中から適当なASPをユーザが選択
できる「一般」分類を提供する。
【0039】前述したように、フィールド513−53
3のサービス機能は、典型的には、ASPにより提供さ
れるサービスである。フィールド513の暗号サービス
は、例えば、第三機関の証明機関からのデジタル証明書
を使用して、文書が暗号と共にサーバに記憶されること
を許容する。暗号化された文書は、文書の所有者により
保持される明示された鍵ペアを適用することによりのみ
解読可能である。フィールド515のアクセスレベル制
御は、ユーザに、文書抽出前に予め定められたアクセス
レベルを有することを要求する。文書のアクセスレベル
の概念は、ここで参照により引用される、「文書エージ
ェントを利用した文書管理方法及びシステム」の名称で
ある米国出願番号09/684965に詳細に記載され
る。端的には、アクセスレベルは、文書マネジャー60
を介して、特定のユーザ(若しくはオペレータ)がAS
Pでアクセス可能な文書を識別する。ユーザ70(同様
に、ユーザ72、74、76)は、ASPで記憶される
各文書に対してアクセスレベルを割り当て得る。文書抽
出操作中に、ユーザIDが文書マネジャー60に送信さ
れ、文書マネジャー60は、ユーザのアクセスレベルに
合致する文書を抽出する。結果として、セキュリティ管
理が達成され、検索時間が低減可能である。各ユーザに
対するアクセスレベルは、文書マネジャー60若しくは
ユーザ70に記憶され得る。文書がASPに記憶される
とき、アクセスレベルが各文書に設定され得る。その代
わりに、各記憶された文書に対するアクセスレベルは、
ASPにも記憶され得る。文書マネジャー60が文書抽
出操作を実行するとき、文書マネジャーの検索エンジン
及び/又はASPの検索エンジンは、ユーザのアクセス
レベルに適合するアクセスレベルを有する文書に対して
のみ抽出操作を実行する。結果的に、抽出時間が短縮さ
れ、高度なセキュリティ文書が適当なユーザのみにより
アクセスされ得る。
【0040】産業分類テーブル510の残るサービスの
特徴に関して、フィールド517の物理的記憶の特徴
は、確保された環境にあるデータセンタの確立を含む物
理的なセキュリティサービスを提供する。フィールド5
19のセキュリティ策サービスは、文書をオフサイトに
記憶するときある産業で要求される書面のセキュリティ
策を提供する。フィールド521のインターネットセキ
ュリティサービスは、すべてのユーザが、オプションの
デジタル署名能力を有する文書にアクセスするように認
証されること、及びすべてのデータ送信がセキュアソケ
ットレイヤ(SSL、Secure Socket Layer)を通じて
行われることを要求する。フィールド523のオフサイ
トバックアップサービスは、ASPの一次データセンタ
から遠隔にある安全な場所に記憶されるバックアップテ
ープ若しくはその他の媒体を提供する。フィールド52
5の監査サービスは、ユーザの活動を記録に残す。フィ
ールド527の協同サービスは、ユーザが一緒に文書を
編集し、編集履歴を追跡することを提供する。協同サー
ビスは、ユーザが文書を受け入れ/払い出し手続をする
ことを許容する。フィールド529のワークフロー送信
サービスは、ワークグループ内の文書を配送し、ワーク
フロープロファイルを記憶する能力をユーザに付与する
文書配送の特徴を提供する。フィールド531の保存サ
ービスは、文書を記憶し、文書のバックアップを生成す
る。フィールド533の画像入力サービスは、ユーザが
デジタルカメラ及びその他のデバイスから画像をASP
にアップロードすることを許容し、及び/又はリコー社
製MFPのようなスキャン装置から文書をスキャンし、
ASP側に直接画像を記憶する能力を許容する。
【0041】このため、産業分類テーブル510は、産
業分類を、産業分類と共に使用される複数のサービス機
能、及び要求された機能を提供するASPに対応させ
る。フィールド513からフィールド533に至るサー
ビス機能は、例示的な意味のみであり、任意の所望のサ
ービス機能が、選択されたASP用の条件としてテーブ
ル510に入力され得る。さらに、図5(b)の「必
要」条件またはフラグは、デフォルト条件として記憶デ
バイス64に記憶される。好ましい実施例においては、
ユーザ70又は文書マネジャー60は、必要であれば条
件を変更できる。この実施例では、文書マネジャー60
のコンサルティングデバイス67が、変更された条件に
対する適当なASPを自動的に選択する。
【0042】ASPにより典型的に提供される記憶及び
抽出処理に加えて、さらに所定のASPは、典型的なA
SPによっては提供されない特別な処理及び/又はサー
ビスを提供し得る。図5(c)は、ASPにより提供さ
れ得る特別サービスを記憶するフィールド551及び各
特別サービスを提供するASPを記憶するフィールド5
53を含む特別サービステーブル550である。図5
(c)に示すように、特別サービステーブル550のフ
ィールド551は、印刷及び配送サービス及びデジタル
署名サービスを含む。フィールド553は、ASP1及
びASP7が、印刷及び配送サービス及びデジタル署名
サービスをそれぞれ提供することを示す。テーブル51
0のサービス機能と同様に、フィールド551の特別サ
ービスは、例示的な意味のみであり、必要に応じて追加
若しくは変更される。さらに、図5(c)の特別サービ
ステーブル550は、1つのASPを1つの特別サービ
スに対応させる一方で、多数のASPがフィールド55
3に掲示可能であり、及び/又は1つの特別サービスと
関連付けられ得ることが理解されるべきである。
【0043】上述したように、文書マネジャー60は、
ユーザ70に要求されたサービス機能及び選択された特
別サービスを提供する適当なASPを選択し得る。図6
は、本発明の1つの実施例に従うASPを選択するプロ
セスを示すフローチャートである。図6のフローチャー
トは、ユーザ70及び文書マネジャー60により実行さ
れる処理ステップを示すリレーショナルフォーマットで
ある。これらのデバイスにより実行される処理ステップ
は、ネットワーク55を示す垂直な破線により分離され
る。このため、破線を横切る矢印は、ネットワーク55
を介したユーザ70及び文書マネジャー60の間のデー
タ転送を示す。
【0044】ステップ601において、ユーザIDがユ
ーザ70に対して入力され、文書マネジャー60に送信
される。ユーザIDは、以前述べたように、ログイン若
しくは登録プロセスの一部として、あるいは、ユーザが
文書マネジャー60にログインした後文書マネジャー6
0からの要求に応答して入力され得る。ステップ603
において、文書マネジャー60は、ユーザ70から受信
するユーザIDに対応する文書プロファイルを取得す
る。このステップでは、文書マネジャー60は、記憶デ
バイス64の文書プロファイルテーブル501にアクセ
スし、受信したユーザIDに対するユーザIDフィール
ド503を検索する。一旦ユーザIDが配置されると、
文書マネジャー60は、文書プロファイルテーブル50
1のフィールド505からユーザIDに対応するすべて
の文書プロファイル名を読み出す。判別ブロック605
に見られるように、受信したユーザIDが文書プロファ
イルテーブル内にない、若しくはユーザIDに対応する
文書プロファイル名が存在しない場合には、文書マネジ
ャー60は、ステップ621に進み、後述するように文
書プロファイルの生成を開始する。
【0045】文書プロファイルが受信したユーザIDに
対して記憶される場合には、ステップ607において、
文書マネジャー60は、ステップ603にて取得された
文書プロファイル名と共に文書プロファイルメニューを
含む文書モールスクリーンを生成し、さらに、記憶デバ
イス64から処理メニューを抽出する。文書モールスク
リーンに対して文書マネジャー60がどのように文書プ
ロファイルを取得するかの例として、ステップ603に
おいて受信したユーザIDが「071870」である場
合には、文書マネジャー60は、このユーザIDを文書
プロファイルテーブル501の第1の入力に配置し、当
該テーブルのフィールド505からプロファイル名「イ
ンボイス」、「従業者手当」及び「サービス契約」を読
み出す。これらの文書プロファイル名は、次いで、ステ
ップ607においてユーザ70に送信される文書モール
スクリーンを生成するために使用される。文書プロファ
イルメニュー及びASP処理メニューを含む文書モール
スクリーンは、例えば、文書マネジャー60のコンサル
ティングデバイス67の制御下でユーザ70にダウンロ
ードされ得る。
【0046】ステップ609において、ユーザ70は、
文書マネジャー60から受信した文書モールスクリーン
を表示する。図7(a)は、本発明のある実施例に対応
してステップ609にてユーザ70に表示される文書モ
ールスクリーンの例を示す。文書モールスクリーン74
2は、ユーザ70のディスプレイ上に表示され、ユーザ
70のオペレータが文書マネジャー60と交信すること
を許容する。文書モールスクリーン742は、メッセー
ジ領域700のような1つのあるいは複数のメッセージ
領域を有し、このメッセージ領域700は、オペレータ
(「ユーザ」)が新規である場合の署名の要求、又は無
料文書相談を開始するオプションを提供するような、種
々のオプション若しくは要求をオペレータに通知する。
文書モールスクリーン742は、文書マネジャー60に
より提供されるオンライン文書コンサルティングセッシ
ョンを開始するように選択し得る選択ボタン710のよ
うな、1つの又は複数の選択ボタンを具備し得る。文書
モールスクリーン742は、インタラクティブ領域72
0、730、740及び750のような、1つの又は複
数のインタラクティブ領域を有することができる。イン
タラクティブ領域720、730は、オペレータに、ユ
ーザID及びユーザパスワードをそれぞれ入力すること
を許容する。インタラクティブ領域740は、ステップ
607にて文書マネジャー60から配信される処理メニ
ューを含み、インタラクティブ領域750は、ステップ
607にて文書マネジャー60から配信される文書プロ
ファイルメニューを含む。
【0047】本発明の1つの実施例においては、文書モ
ールスクリーン742のすべて若しくは一部がユーザ7
0のメモリに保存される。例えば、ユーザが同時に文書
マネジャー60に、ユーザIDと同様に、ユーザの要求
を完了させるために必要とされる処理及び文書プロファ
イル情報を送信するように、ユーザ70は、メッセージ
領域700、選択ボタン710及びインタラクティブ領
域720、730,740及び750を含む文書モール
スクリーン742を表示し得る。その代わりに、図6の
実施例において、ユーザ70は、始めにユーザID領域
720及びパスワード領域730のみを表示し、ユーザ
IDを文書マネジャー60に送信した後で文書モールス
クリーンの他の領域を埋めるようにしても良い。さら
に、図7(a)のスクリーンが「文書モール」とラベル
化される一方で、これは例示的な意味のみであり、スク
リーンの審美性は、所望の様式で、各ユーザ用に変更さ
れ、若しくはカスタマイズされ得る。
【0048】図7(a)に見られるように、領域750
の文書プロファイルメニューは、ユーザ70に対応する
文書プロファイルを含む。ユーザ071870の例に戻
って、文書プロファイルメニューは、プロファイル名
「インボイス」、「従業者手当」及び「サービス契約」
を含む。領域540のASP処理メニューは、ユーザ7
0が選択可能なASP処理及びサービスのリストを含
む。ASP処理メニューは、「記憶」及び「抽出」のよ
うなASPにより典型的に提供される種々の処理オプシ
ョン、及びさらに特別サービスASPにより提供される
「印刷及び配送」及び「デジタル署名」のような特別サ
ービスを掲示する。図7(a)のインタラクティブ領域
740に見られるように、ASP処理メニューは、ユー
ザが連続スクリーン上で他のASP処理を選択あるいは
予約する「継続・・」選択を含む。
【0049】図6に戻って、図7(a)の文書モールス
クリーン742を表示した後、ユーザ70は、判別ブロ
ック611により示されるようにユーザ70のオペレー
タからの入力に基づいて文書相談が要求されているか否
かを判別する。オペレータにより文書相談が要求される
場合には、ユーザ70は、文書相談要求が入力され、文
書マネジャー60に送信されるステップ613に進む。
しかし、オペレータが文書相談を要求しない場合には、
ユーザ70は、ステップ615に進む。ステップ615
において、ユーザ70は、文書プロファイルメニュー及
びASP処理メニューからオペレータにより選択された
アイテムに基づいて、文書プロファイル及び処理を入力
する。文書プロファイルメニュー、ASP処理メニュ
ー、若しくは文書相談選択ボタン710からの選択は、
例えば、マウスのボタンのクリック、又はリモート制
御、キーボード上のキーの押し下げ、表示スクリーンへ
のタッチ、コマンドの送話等により、達成され得る。メ
ニューが1つの視野に掲示不可能な多数の選択を含む場
合には、ユーザは、上述し、領域540のASPサービ
スに示されるように、「継続・・」オプションを選択す
ることにより、第2の視野までスクロールし得る。文書
相談が要求されるか否かいずれにしても、ステップ61
3又はステップ615から生成する情報は、次にネット
ワーク55を介してユーザ70から文書マネジャー60
に送信される。
【0050】ステップ617において、文書マネジャー
60は、ユーザ70から配信された情報を受信し、文書
相談要求が受信した情報に含まれているかどうかを判別
する。文書相談要求が受信されていない場合には、文書
マネジャー60は、受信した情報が文書プロファイルを
含むか否かを判別し、基本ASPがユーザ70から受信
した文書プロファイルに基づいて選択されるステップ6
19に進む。特に、ステップ619の一部として、文書
マネジャー60は、ユーザ70から受信した文書プロフ
ァイル名用の図5(a)に示す文書プロファイルテーブ
ル501のフィールド505を検索し、文書プロファイ
ルテーブル501のフィールド507からこの文書プロ
ファイル名に対応する産業分類を取得する。産業分類が
既知の場合、文書マネジャーは、次いで、産業分類テー
ブル510のフィールド511を検索し、文書プロファ
イルテーブル501のフィールド535から既知の産業
分類に対応する基本ASPを選択する。このため、ユー
ザ071870の例を継続して、ステップ615におい
て、ユーザ70が文書プロファイル名として「インボイ
ス」を入力すると、文書マネジャー60は、まず最初に
テーブル501から「会計」として産業分類を識別し、
次いで、会計文書用に適当なASPとしてテーブル51
0からASP3を選択する。このため、典型的なASP
処理及びサービスを提供する基本ASPは、文書プロフ
ァイルテーブル501及び産業分類テーブル510を使
用して選択され得る。さらに、ステップ619にて基本
ASPが選択された後で、後述するようにステップ63
1にて特別ASPが選択される。
【0051】判別ブロック617において、文書マネジ
ャー60が、ユーザ70が確かに文書相談を要求したと
判別する場合には、文書マネジャー60は、産業分類メ
ニュー及び処理メニューを含む文書モールスクリーンが
生成され、ユーザ70に送信されるステップ621に進
む。ステップ623において、ユーザは、産業分類及び
ASP処理メニューと共に文書モールスクリーンを表示
する。図7(b)は、本発明のある実施例に対応するス
テップ623においてユーザ70に表示される文書モー
ルスクリーンの例を示す。図7(b)の文書モールスク
リーン742は、インタラクティブ領域750以外は、
図7(a)の文書モールスクリーン742と同一であ
り、それ故、図7(b)の説明は、この領域に限定す
る。インタラクティブ領域750は、ユーザ70による
選択のために産業分類を掲示する産業分類メニューを含
む。この産業分類メニューは、ユーザが取得するASP
サービスの文書を最良に記述する分類を選択するユーザ
への要求として作用する。図5(b)に見られるよう
に、産業分類メニューは、好ましくは、産業分類テーブ
ル510に含まれる全ての産業分類を含む。図5(b)
に関して上述したように、文書マネジャー60は、各産
業分類及びこれらのサービスを提供するASPと共に使
用される予め定められたASPサービス機能を記憶す
る。ステップ611にて文書相談を要求したユーザ70
は、ユーザ70のオペレータにより選択される産業分類
及びASP処理を入力し、ステップ625により示され
るように、この情報を文書マネジャー60に送信する。
【0052】ステップ627において、文書マネジャー
60は、ユーザ70から受信する産業分類に基づいて基
本ASPを選択する。特に、文書マネジャー60は、ユ
ーザ70から受信した産業分類に対して産業分類テーブ
ル510のフィールド511を検索し、テーブル510
のフィールド535からこの産業分類に対応するASP
を選択する。本発明の1つの実施例においては、文書マ
ネジャー60は、一次基本ASPのバックアップとして
二次基本ASPを選択するようにしても良い。例えば、
一次基本ASPがあまりにビジーでユーザの要求を処理
できない、あるいはASPが配送できないとき、又は所
望のアイテムを有しない場合に、この二次基本ASPが
使用され得る。ステップ627は、文書相談を要求した
ユーザにより入力された産業分類に基づいて基本ASP
を選択することを説明する一方で、基本ASPを決定す
るために使用される文書相談プロセスの一部として、よ
り多くの情報が文書マネジャー60により要求され、及
び/又はユーザ70により提供され得ることが理解され
るべきである。
【0053】文書マネジャー60が、ユーザ70から受
信した産業分類に基づいて基本ASPを選択する場合に
は、ユーザ70は、判別ブロック605において判別さ
れるように文書プロファイルを有さないか、例えば、ス
テップ615にて新規な文書プロファイルを作成するた
めに文書相談を要求するかのいずれかである。どちらの
場合においても、文書マネジャー60は、ステップ62
9により示されるように当該ユーザに対して文書プロフ
ァイルを生成し、記憶する。この文書プロファイルは、
ユーザID、プロファイル名及び文書プロファイルテー
ブル501に示されるような産業分類を含む。好ましい
実施例においては、プロファイル名は、ASPサービス
が必要とされる文書タイプを識別するために便利な名称
としてユーザにより選択される。この実施例では、ユー
ザ70は、文書プロファイルを生成するために文書プロ
ファイル名を文書マネジャー60に送信する。別の実施
例においては、文書マネジャー60が自動的に文書プロ
ファイル名を割り当てても良い。また、文書プロファイ
ルは、文書プロファイル名に関連する選択されたASP
を含むことを注記する。しかし、必要なサービス機能が
必要に応じてユーザ70若しくは文書マネジャー60に
より都合良く変更され得るように、この選択されたAS
Pは、産業分類テーブル510に記憶される。
【0054】ステップ619若しくはステップ627の
いずれかにおける基本ASPの選択に加えて、ステップ
631に示すように、文書マネジャー60は、ユーザ7
0から受信した処理メニューの選択に基づいて特別サー
ビスASPを選択する。上記の図7(a)及び図7
(b)に関して述べたように、文書モールスクリーン7
42は、インタラクティブ領域740にASP処理メニ
ューを含む。これらの図に見られるように、このASP
処理メニューは、「記憶」及び「抽出」のような典型的
なASP処理と同様に、本発明に従って、特別サービス
ASPによりそれぞれ提供され得る「印刷及び配送」及
び「デジタル署名」のような特別サービスを含む。ステ
ップ631において、ASP処理メニューへのユーザ入
力に基づいて、文書マネジャー60は、基本ASPに加
えて特別ASPが必要かどうかを決定する。図7(a)
及び図7(b)のASP処理メニューは、通常ASPサ
ービス及び特別ASPサービスの両者を含む一方で、本
発明の代替実施例は、要求に応じて、ユーザ70に配信
する別々の特別サービスメニューを提供しても良い。
【0055】ステップ631の一部として、文書マネジ
ャー60は、まず最初にASP処理メニューからユーザ
70により特別サービスが選択されたかどうかを決定す
る。特別サービスが選択された場合には、文書マネジャ
ー60は、特別サービステーブル550にアクセスし、
ユーザから受信した特別サービスを特別サービステーブ
ル550のフィールド551にリストされた特別サービ
スに合致させる。一旦ユーザ70により要求された特別
サービスが、特別サービステーブル550で識別される
と、文書マネジャー60は、フィールド553から特別
サービスに対応するASPを取得し、ユーザの要求を処
理するASPの1つとしてこのASPを選択する。例え
ば、ユーザが印刷及び配送サービスを選択する場合に
は、文書マネジャー60のコンサルティングデバイス6
7の制御に基づいて特別ASPとしてASP1が選択さ
れる。ユーザが印刷及び配送サービス及びデジタル署名
サービスの両者を選択する場合には、ASP1及びAS
P7が追加ASPとして選択される。これらの特別AS
Pは、ステップ619若しくはステップ627にて選択
される基本ASPに追加して選択される。ユーザ70が
処理メニューにおいて特別サービスを入力しなかった場
合には、文書マネジャーは、ステップ631において特
別ASPを選択せず、ステップ633に進む。
【0056】選択された基本ASP及び特別サービスA
SPを用いて、ステップ631において、文書マネジャ
ー60は、識別されたASPと共にユーザの要求を処理
することを継続する。サービス要求の詳細がユーザ70
により過去に提供されているか、又はユーザ70からの
検索クエリー及び/又は選択されたASPの確認のよう
な更なる詳細を取得するためにユーザ70にフィードバ
ックする場合には、このステップは、識別されたASP
への接続を伴って進行する。
【0057】上記に示したように、本発明の文書マネジ
ャー60は、ユーザの要求を処理する多数のASPを選
択可能である。本発明の1つの実施例によれば、多数の
ASPが文書マネジャーにより選択される場合には、文
書マネジャー60は、記憶デバイス64にASPの中か
ら連係関係を記憶することができる。連係関係は、選択
されたASPがユーザ要求を処理するために相互に通信
することを許容する。このため、ユーザは、各ASPに
それぞれ登録する必要なく、多数のASP上で1つの検
索を実行する利益を享受する。この実施例において、文
書マネジャー60は、図3の破線に示すようなワークフ
ローエンジン69を含む。このワークフローエンジン
は、文書マネジャー60の記憶デバイス64に記憶され
た指令に基づいて各ASPに対する指令を生成する。ワ
ークフローエンジン69は、記憶デバイス64から指令
を読み出し、この指令をネットワーク55を介して選択
されたASPに送信する。例えば、産業分類が法律であ
り、ユーザが印刷及び配送サービスとデジタル署名サー
ビスとを選択する場合には、コンサルティングデバイス
67は、文書記憶及び抽出用にASP2を、印刷及び配
送用にASP1を、デジタル署名用にASP7を選択す
る。
【0058】図8は、本発明のASP連係の特徴を記述
する。この図は、文書マネジャー60とASP2、AS
P1及びASP7の間の情報交換と同様に、ASP2、
ASP1の中のデータ交換を示す。この例において、ワ
ークフローエンジン69は、記憶デバイス64から指令
を読み出し、以下のようにASP2、ASP1及びAS
P7を指令する。
【0059】ASP2に関して、「文書マネジャーから
送信された文書を記憶し、次に記憶された文書を読み出
し、記憶された文書をASP1に送信し、さらに文書マ
ネジャーに操作結果を報告しなさい。」
【0060】ASP1に関して、「ASP2から文書を
受信し、次いで受信した文書にデジタル署名を実行し、
署名された文書を文書マネジャーに送信しなさい。」
【0061】ASP7に関して、「文書マネジャーから
文書を受信し、受信した文書を印刷し、印刷した文書を
ユーザに郵送し、操作結果を文書マネジャーに報告しな
さい。」
【0062】このため、図8の例では、ASP2及びA
SP1が連係し、その一方で、ASP7は連係を構成し
ない。そのため、ASP2から取得した文書は直接AS
P2からASP1に送信され、一方この同一の文書は、
当該文書を印刷及び配送用にASP7に転送する文書マ
ネジャーにまず最初に配信されなければならない。文書
マネジャーは、上記の指令を3つのASPに同時に送信
し、ASPからの回答を待つ。印刷及び配送サービスに
関して、好ましい実施例においてはこのサービスを完了
するのに少なくとも1日を要するので、ASP7は、サ
ービス完了日を予測し、ユーザに、ユーザの電子メール
を通じて予定サービス完了日を通知し、又は文書マネジ
ャー60に通知する。
【0063】本発明の1つの実施例におけるASP連係
の特徴に加えて、文書マネジャー60は、また、ユーザ
に対して統一されたキーワードフォーマットを提供す
る。図6のステップ633にてユーザ要求を処理すると
き、文書マネジャー60は、ユーザ70からデータベー
スタイプのクエリーを受信可能である。
【0064】しかし、多数のASPが選択される場合に
は、各ASPは、日付、ワイルドカード、キーワード等
のような情報を入力するための異なる入力フォーマット
を有するようになる。例えば、日付情報は、ASP1に
対してmm−dd−yyのフォーマットで入力されなけ
ればならず、その一方で、同一の情報が、ASP2に対
してyyyymmddのフォーマットで入力されなけれ
ばならない。また、ワイルドカード情報は、ASP1に
対して「*」を使用することにより示される必要があり
得るが、ASP2に対しては「$」により示され得る。
さらに、キーワードは、ASP1に対して「知的所有
権」として入力され得るが、同一の語句は、ASP2に
対しては「知的&所有権」として入力され得る。統一さ
れたユーザインターフェースを実現するために、文書マ
ネジャー60は、ユーザに対して統一された入力フォー
マットを提供し、この統一されたフォーマットを選択さ
れた若しくは所望のASPで利用される異なるフォーマ
ットに変換する。この実施例において、記憶デバイス6
4は、文書マネジャー60により制御可能なASPの入
力フォーマットを記憶する。また、記憶デバイス64
は、文書モール操作のためにユーザ70のディスプレイ
に表示される統一された入力フォーマットを記憶する。
ユーザ交信デバイス65は、単一の又は統一されたフォ
ーマットの入力された日付情報、ワイルドカード情報及
び/又はキーワードを、選択された若しくは所望のAS
Pに対して好適な特定フォーマットに変換し、次いで変
換したフォーマットを選択されたASPに送信する。本
発明の好ましい実施例に従い、複数のASPがユーザの
要求を達成するために利用されるとしても、サービス要
求の入力スクリーンが統一されるのみならず、他のユー
ザインターフェースも統一される。
【0065】本発明は、また、多数のASPが選択され
る場合に、ユーザ70に対するタイミング調整機能を提
供する。抽出操作の場合において、キーワードを入力し
た文書は複数のASPに記憶される。ASPの抽出能力
及び抽出された文書量に基づいて、抽出された文書を出
力するタイミングは、ASPの間で異なるようである。
図9は、本発明のある実施例に対応する文書マネジャー
60のタイミング調整機能を図解する。ステップ901
において、文書マネジャー60は、ASPからのサービ
ス結果を受信する。このサービス結果は、ユーザ70に
より抽出されるべき文書若しくはユーザに提供される所
定の他の情報であり得る。ステップ903において、文
書マネジャー60は、記憶デバイス64のようなメモリ
にサービス結果を記憶する。次いで、文書マネジャー6
0は、判別ブロック905に見られるように、ユーザ要
求に対して選択されたすべてのASPからの全てのサー
ビス結果を受信したかどうかを判別する。全てのサービ
ス結果が受信されていない場合には、文書マネジャー6
0は、追加のサービス結果を受信するためにステップ9
01に戻る。例えば、文書マネジャー60がユーザ要求
に適合する文書を配送する3つの異なるASPを選択す
る場合には、文書マネジャー60は、この要求に対して
抽出及び記憶される文書を監視し、1つ若しくは2つの
文書だけが受信された場合には、残る文書の受信及び記
憶を待つ。全てのサービス結果が受信されると、文書マ
ネジャー60は、記憶デバイス64から記憶されたサー
ビス結果を読み出すステップ907に進み、次に、ステ
ップ909により示すように、完全な結果が文書マネジ
ャー60からユーザ70に送信される。
【0066】このため、ユーザに対して統一された操作
を提供するために、各ASPから抽出された文書は、一
旦文書マネジャー60の記憶デバイス64に記憶され
る。フォーマット標準化デバイス66の制御下で、文書
マネジャー60は、(文書マネジャー60が)すべての
選択されたASPから操作結果を受信した否かを判別す
る。すべての選択されたASPから操作結果が受信され
ている場合には、フォーマット標準化デバイス66は、
記憶デバイス64から記憶されている抽出文書を読み出
し、抽出結果をユーザに送信する。
【0067】上記の背景説明において議論したように、
ASPへの従来のユーザ要求に関する1つの問題は、A
SPに記憶される及び/又はASPから抽出される文書
が、多量である可能性があり、そのため長時間ユーザの
通信回線を使用不能にし得ることである。この問題は、
特に低いデータ速度ネットワーク接続、若しくは、これ
に限定されないが、無線接続のような任意の他の低いデ
ータ速度ネットワークシステムを有する家庭ユーザにと
って重大である。本発明の文書マネジャー60は、不便
な時にユーザ70の通信システムを使用不能にすること
なく、ユーザ70がASPに文書を記憶し、抽出するこ
とを許容するメカニズムを提供する。図10は、本発明
のある実施例に対応して、予め定められた時にユーザ7
0及び文書マネジャー60の間で文書のバルク転送を提
供するプロセスを示すフローチャートである。ここで記
載する「バルク転送」は、現在、若しくは予め定められ
た遅れの後、又は予め定められた時に、実行されるバッ
チ処理と同様である、又はそれとみなされ得る。ここで
参照により引用される、1988年DeSchonらに
より「バックグラウンドファイル転送プログラム(「B
FTP」)と題されたコメント要求(RFC、Request
for Comments)1068の繰り延べ配送の特徴に対応し
て、そのような転送が実行される。上述した図6と同様
に、図10のフローチャートは、文書マネジャー60の
ステップからユーザ70のステップを分離するネットワ
ーク55を表す垂直な破線を用いたリレーショナルフォ
ーマットである。
【0068】図10に見られるように、ユーザ70にバ
ルク転送機能を提供するプロセスは、判別ブロック10
01により示されるように、文書マネジャー60がユー
ザにより文書記憶若しくは抽出要求が実行されたかどう
かを判別することから開始する。このことは、ASPに
配置されるソフトウェアアプリケーションへのアクセス
のようなリアルタイムサービスをユーザが要求する場合
には、文書マネジャー60がユーザに対するバルク転送
オプションを生成し、送信することを回避することを許
容する。判別ブロック1001は、図6の実施例の「ユ
ーザ要求の処理」ステップ633の一部として、あるい
は図4に示される「サービスに関するユーザへのフィー
ドバック」ステップ4040の一部として、文書マネジ
ャー60により実行され得る。
【0069】ユーザ70が記憶若しくは抽出処理を要求
する場合の典型的な状況において、文書マネジャー60
は、ステップ1003において示すようにバルク転送オ
プション要求を生成する。このバルク転送オプション要
求は、ユーザ70が、要求した処理に対するバルク転送
オプションを選択することを許容する。ステップ100
3にてバルク転送オプションメニューを生成した後で、
文書マネジャー60は、バルク転送オプション要求に従
ってサービス詳細要求が生成され、ユーザ70に送信さ
れるステップ1005に進む。このサービス詳細要求
は、文書マネジャー及びASPから必要とされるサービ
ス若しくは処理に関するさらなる詳細を提供するために
文書マネジャー60からユーザ70への要求である。例
えば、ユーザ70が文書検索及び抽出を要求した場合に
は、サービス詳細要求は、ユーザにブール代数の検索ク
エリーを質問する。別の例として、ASPに配置される
スプレッドシートアプリケーションへのアクセスを要求
した場合には、サービス詳細要求は、ユーザに必要とさ
れるスプレッドシートアプリケーション及び当該アプリ
ケーションのバージョンを入力するように依頼する。ス
テップ1001において、文書マネジャー60が、ユー
ザが記憶若しくは抽出サービスを要求していないと判別
すると、文書マネジャーは直接ステップ1005に進
み、サービス詳細要求を生成し、ユーザ70へ送信す
る。
【0070】ステップ1007において、ユーザ70
は、ユーザ70のオペレータに対するバルク転送オプシ
ョン要求及び/又はサービス詳細要求を表示する。バル
ク転送オプション要求は、好ましくは、図7(a)及び
図7(b)に図解する文書モールスクリーン742の領
域710、740及び750に類似する選択領域であ
り、サービス詳細要求は、好ましくは、表示スクリーン
742の領域720及び730若しくは740のような
ユーザが情報を入力するインタラクティブ領域として表
示される。バルク転送オプションの選択及び詳細情報の
入力は、例えば、マウスのボタンのクリック、又はリモ
ート制御、キーボード又は制御パネル上のキーの押し下
げ、表示スクリーンへのタッチ、コマンドの送話等によ
り達成され得る。
【0071】図10の判別ブロック1009において、
ユーザ70は、オペレータからの入力に基づいてバルク
転送オプションがオペレータにより選択されたかどうか
を判別する。バルク転送オプションが選択されなかった
場合には、ステップ1011において、ユーザ70はオ
ペレータのサービス詳細を入力し、文書マネジャー60
に送信し、ステップ1013において、文書マネジャー
60は、ユーザにより入力されたこれらの詳細に基づい
て選択されたASPと共にユーザ要求を処理する。ユー
ザ70がバルク転送要求がなされたことを判別する場合
には、フローはユーザの処理が記憶用ASPに文書を送
信することを要求する記憶処理か、あるいはASPから
配信される文書を受信することを要求する抽出処理かを
判別するステップ1015に進む。ステップ1015の
記憶/抽出の判別は、ユーザの過去の入力に基づいて実
行される。
【0072】ステップ1015において、ユーザ処理が
記憶処理であると判別される場合には、ステップ101
7において、ユーザは記憶文書を入力し、記憶文書(1
以上のASPで記憶される文書)を、以下の図12に関
してさらに詳細に説明される予め定められた時に(ある
いは即時に)文書マネジャー60に送信する。ステップ
1019において、文書マネジャー60は、記憶文書を
受信し、選択されたASPと共に記憶サービスを実行す
る。本発明の好ましい実施例によれば、ステップ102
1において、文書マネジャー60は、記憶ASPからの
フィードバックに基づいて記憶操作報告を生成する。文
書マネジャー60がどのようにして記憶サービスを実行
し、記憶操作報告を生成するかは、図13及び図14に
関して以下にさらに説明する。
【0073】ステップ1015において、要求された処
理が抽出処理であることをユーザ70が判別すると、フ
ローは、抽出要求を入力し、文書マネジャー60に送信
するステップ1023に進む。抽出要求は、ブール代数
の検索クエリー、あるいはASPから抽出される文書を
識別するためのその他の任意の情報であり得る。好まし
い実施例においては、ユーザは、また、抽出文書を戻す
ために文書マネジャー60に対する予め定められた時間
を入力するようにしても良い。その代わりに、文書マネ
ジャー60は、深夜のように、ユーザ70の通信回線が
不便なく長時間ビジーであり得るとき、文書を配信する
ための適当な時間を選択するようにしても良い。このた
め、ステップ1025において、文書マネジャー60
は、選択されたASPと共に文書抽出要求を処理し、ス
テップ1027において、予め定められた時間に抽出文
書を送信する。その代わりに、文書若しくは情報の送信
は即時であり得る。ステップ1029において、ユーザ
70は、それぞれステップ1021又はステップ102
7から生成する抽出文書又は記憶報告を受信する。この
ため、図10のプロセスにより示されるように、文書マ
ネジャー60は、ユーザ70及び文書マネジャー60の
間で予め定められた時間に文書のバルク転送を提供す
る。好ましい実施例においては、ここで開示された任意
のデバイスのような任意の所望のデバイスが利用可能で
あるが、この特徴は、多目的若しくは多機能機として装
備されるユーザデバイスと共に提供される。
【0074】図11(a)、(b)、(c)及び(d)
は、本発明のある実施例に対応するユーザとして機能す
る多機能機若しくは文書処理センタを示す。図11
(a)及び図11(b)の多機能文書処理センタは、中
央演算ユニット(CPU)1131を具備し、種々のエ
レメントが内部バス1132によりCPU1131に接
続される。CPU1131は、多数のタスクを行う一方
で、多機能文書処理センタ1100の状態を監視(モニ
タ)する。CPU1131に接続されるエレメントは、
リードオンリーメモリ(ROM)1133、ランダムア
クセスメモリ(RAM)1134、ハードディスクドラ
イブ(HDD)1135、フレキシブルディスク110
7を受け入れ可能なフレキシブルディスクドライブ(F
DD)1136、通信インターフェース(I/F)11
38及びモデムユニット1139を含む。さらに、制御
パネル1137、スキャナユニット1140、プリンタ
ユニット1141及び画像処理デバイス1142が、バ
ス1132によりCPU1131に接続され得る。任意
のネットワーク若しくはネットワークの接続が利用可能
であるが、I/F1138は、好ましくはインターネッ
トのような広域ネットワーク(WAN、Wide Area Netw
ork)に接続される狭域ネットワーク(LAN、Local A
rea Network)ようなネットワーク1129に接続され
る。モデムユニット1139は、さらに公衆電話回線
(図示しない)に接続される通信ネットワーク1120
に接続され、その代わりに公衆電話回線に直接接続され
る。本発明の1つの実施例に従って、ここで全ての内容
が参照により引用される米国特許番号5928335に
示されるサーバを使用して、多機能文書処理センタ11
00は、装備され得る。
【0075】多機能文書処理センタ1100がデジタル
コピー機を備える1つの実施例においては、モデムユニ
ット1139、スキャナユニット1140、プリンタユ
ニット1141及び画像処理デバイス1142は、一括
して多機能文書処理センタ1100の画像処理ユニット
と呼称される。これらのエレメントは、デジタルコピー
機の画像処理機能を実行する多機能文書処理センタ11
00のハードウェアに対応する。
【0076】好ましい実施例において、多機能文書処理
センタ1100に対するプログラムコード指令は、フレ
キシブルディスク1107に記憶され、その結果プログ
ラムコード指令は、FDD1136により読み出され、
RAM1134に送信され、指令を実行するためにCP
U1131により実行され得る。これらの指令は、メニ
ューを作成し、選択し、抽出し、送信し、表示し、記憶
する指令のような、メニュー管理指令であり、前述した
図4、図6及び図10若しくは後述するように図12−
14の方法のステップを実施することに関する。これら
の指令は、多機能文書処理センタ1100がユーザとし
て文書マネジャー60と交信し、制御パネル1137及
び多機能文書処理センタ1100の画像処理ユニットを
制御することを許容する。さらに、指令は、多機能文書
処理センタ1100の操作に必要な任意の指令を含んで
も良い。
【0077】その代わりに、プログラムコード指令は、
フレキシブルディスク1107からHDD1135に読
み出されても良い。多機能文書処理センタ1100の立
ち上げ中に、プログラムコード指令は、CPU1131
により読み出され、RAMに送信され、CPU1131
により実行され得る。その代わりに、プログラムコード
指令は、ROM1133にロードされても良い。そのた
め、本発明において、フレキシブルディスク1107、
HDD1135、RAM1134及びROM1133の
うち任意のものがプログラムコード指令、若しくは本発
明により利用されるデータ構造を記憶可能なコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体に対応することが理解され
る。本発明による指令及び/又はデータ構造を記憶可能
なその他のデバイス及び媒体は、例えば、磁気ディス
ク、DVDを含む光学ディスク、MOのような磁気光学
ディスク、及びPCカードのような半導体メモリカード
と同様に、図15に関して後述する任意の記憶媒体を含
む。
【0078】図11(b)は、文書処理センタ1100
の内部の機械及び電機部品を図解する。プリンタユニッ
ト1141及びスキャナユニット1140の要素の任意
の所望の構成若しくは配置が利用され得るが、この図に
おいて、スキャナユニット1140は、プリンタユニッ
ト1141の上部に装着される。例えば、プリンタユニ
ット1141及びスキャナユニット1140は、物理的
に相互に分離していても良い。
【0079】図11(c)は、本発明の1つの実施例に
対応する制御パネル1137の構成を示す。この図で見
られるように、制御パネル1137は、多機能文書処理
センタ1100のオペレータが文書マネジャー60と交
信することを許容するメニュー及びメッセージを表示す
るディスプレイ1142を備える。好ましい実施例にお
いては、ディスプレイ1142は、図7(a)及び図7
(b)の文書モールスクリーンを表示する。この表示ス
クリーン1142は、LCD(Liquid CrystalDispla
y)、プラズマディスプレイ、あるいはブラウン管(C
RT)、若しくは多機能文書処理センタ1100のオペ
レータに画像を提供するために好適な任意の他のディス
プレイであり得る。ディスプレイ1142は、図11
(c)の制御パネル1137に統合されるとして示され
る一方で、ディスプレイは、制御パネル1137に統合
されたり、埋め込まれたりする必要はないが、単純に、
有線あるいは無線接続のいずれかにより、制御パネル1
137に接続され得る。制御パネル1137は、情報を
入力し、種々の操作を要求するためのキーを含んでも良
い。その代わりに、制御パネル1137及び表示スクリ
ーン1142は、キーボード、マウス、リモート制御、
表示スクリーン1142へのタッチ、音声認識又は目の
動きの追跡、若しくはこれらの組合せにより動作し得
る。
【0080】図11(c)に見られるように、制御パネ
ル1137は、表示スクリーン1142に隣接して、デ
ィスプレイ1142のコントラストを変更するコントラ
スト量キー1143及び押し下げられると第1のモード
から第2のモードに表示を変更する表示モードキー11
55を含むことができる。例えば、表示モードキー11
55を押し下げることにより、オペレータは、デジタル
コピーモード表示から図7(a)及び図7(b)に表示
されるようなASP文書要求モード表示に変更すること
ができる。制御パネル1137は、また、既に設定され
ている選択されたモードを表示するためのモード確認キ
ー1144及び表示スクリーン1142上に表示される
べきメニュー又はメッセージを変更するためのメニュー
又はメッセージ変更キー1145を含むことができる。
例えば、オペレータは、メッセージ変更キー1145を
押し下げて図7(a)に示すような文書プロファイルメ
ニューから図7(b)に示す産業分類メニューに変更で
きる。制御パネル1137は、また、押し下げられると
ユーザプログラムを呼び出し又は実行するプログラム呼
出キー1146、押し下げられるとユーザプログラムを
登録するユーザプログラム登録キー1147及びディス
プレイ1142にガイダンスメニュー若しくはヘルプメ
ニューを表示するガイダンスキー1148を含むことが
できる。制御パネル1137は、また、押し下げられた
ときに複写操作若しくはASP文書操作を開始する印刷
キー1149、データ入力用テンキーのキーパッド11
50及び英数字のキーパッド(図示しない)を含み得
る。これらのキーパッドは、例えば、オペレータのユー
ザID、パスワード、記憶又は抽出する文書の名称及び
タイプ、文書を記憶する位置、キーワード、日付、アク
セスレベル及び文書マネジャー60と交信するためのそ
の他の情報を入力するために使用可能である。勿論、キ
ーパッド1150は、また、コピーの数、あるいは所望
の拡大/縮小率のようなコピーモード情報を入力するた
めにも使用され得る。
【0081】制御パネル1137は、また、押し下げら
れると、設定された数若しくはパラメータをクリアする
か複写操作を停止する設定数クリア及び複写停止キー1
151及び、文書マネジャー60を使用するために、ユ
ーザID、パスワード、文書タイプ、文書名、キーワー
ド、日付、アクセスレベル及び文書マネジャー60に対
する要求タイプのようなオペレータにより入力された情
報を確認する確認又は入力キー1152を含んでも良
い。確認又は入力キー1152は、また、コピーの数、
拡大/縮小、及び/又は複写紙のマージンのような、多
機能文書管理センタ1100を複写機として使用するた
めの情報を確認するために使用され得る。制御パネル1
137は、また、押し下げられると、文書記憶操作若し
くは文書抽出操作若しくは複写操作を中断するための複
写中断キー1153を有しても良い。定着ローラを予熱
するための予熱キー154、及び/又はプリセットされ
たモードをクリアするモードクリアキー154もまた、
制御パネル1137に含まれ得る。本発明の1つの実施
例によれば、制御パネル1137は、ここで参照により
引用される米国特許6023593に示される制御パネ
ルを使用して実施され得る。
【0082】上記に示したように、表示スクリーン11
42は、図7(a)及び図7(b)に示す文書モールス
クリーンを表示する。ディスプレイ1142は、例え
ば、液晶又は蛍光材料を利用してドット又はピクセル表
示デバイスから構成可能であり、ドット表示デバイス上
に重ねられたマトリックスタッチパネルを具備可能であ
り、そのため、表示スクリーン1142自体を押圧する
ことにより、オペレータが多機能文書処理センタ110
0に命令(コマンド)を入力することを許容する。その
ような表示スクリーン1142の例が、図11(d)に
示される。表示スクリーン1142は、例えば、紙トレ
イを選択し、コピーの針留めを要求し、縮小又は拡大
し、マージンを設定する等のために、1つ又は複数の複
写オプション及びメッセージを表示するために使用され
得る。これらのコピーモード設定及びメッセージに加え
て、本発明の表示スクリーン1142は、多機能文書処
理センタ1100のオペレータが文書マネジャー60と
交信することを許容するようにASP文書モードの特徴
を表示することができる。図11(d)に示す実施例に
おいて、表示スクリーン1142は、オペレータが(例
えば、「文書モール」ボタン1162に触れることによ
り)ASP文書モードを選択し、ASP文書モードメニ
ューを表示させることを許容する「文書モール」選択ボ
タン1162を表示する。この例において、「文書モー
ル」選択ボタンは、複写モードメッセージ及び/又はA
SP文書モードメッセージを表示し得るメッセージ表示
領域1161の隣りに配置される。好ましい実施例にお
いて、図11(d)に示す表示スクリーン1142は、
多機能文書処理センタ1100がONされたときに、R
AM1134から読み出され表示される基本メニュー
(若しくは「基本スクリーン」)である。
【0083】有利なことに、表示スクリーン1142上
で一旦「文書モール」ボタン1162が選択されると
(あるいはさもなければASP文書モードが要求され
る)、表示スクリーン1142は、多機能文書処理セン
タ1100のオペレータに対してカスタマイズされるA
SP文書モード用メニューを表示することができる。例
えば、ユーザID及びパスワードが入力されると、多機
能文書処理センタ1100は、オペレータが文書マネジ
ャー60と交信することを許容するためにカスタマイズ
されたメニューを選択する。カスタマイズされたメニュ
ーは、多機能文書処理センタ1100に記憶され(例え
ば、フレキシブルディスク1107、HDD1135、
RAM1134及び/又はROM1133に)、文書マ
ネジャー60から、若しくは、LANのようなネットワ
ークを介して文書マネジャーに接続され得る汎用コンピ
ュータ(図15に示すコンピュータシステムのような)
のような別の場所で、受信され得る。
【0084】1つの実施例において、多機能文書処理セ
ンタ1100のオペレータは、ASP文書モードが選択
された後で表示されるデフォルトのASP文書メニュー
を使用して、ユーザID及びパスワードを入力する。次
いで、多機能文書処理センタ1100は、例えば、フレ
キシブルディスク1107、HDD1135、RAM1
134及び/又はROM1133あるいは他の好適な記
憶デバイスのようなサーバの記憶デバイスの1つに記憶
されているルックアップ(参照)テーブルを使用して、
所望のカスタマイズされたメニューを要求する。例え
ば、オペレータ「A」がユーザIDを入力すると、多機
能文書処理センタ1100にオペレータ「A」が働くA
BC会社用にカスタマイズされたASP文書モードメニ
ューを選択するように促す。このため、多機能文書処理
センタ1100は、オペレータ「A」に、会社レベルの
カスタマイズを提供することができる。その代わりに、
若しくはさらに、オペレータ「B」が、オペレータ
「B」の働くDEF会社の法律部門用にカスタマイズさ
れたメニューを選択するように、多機能文書処理センタ
1100に促すユーザIDを入力する。それ故、多機能
文書処理センタ1100は、オペレータ「B」に、グル
ープ(若しくは部門)レベルのカスタマイズを提供する
ことができる。その代わりに、若しくはさらに、オペレ
ータ「C」が、オペレータ「C」用にカスタマイズされ
たメニューを選択するように、多機能文書処理センタ1
100に促すユーザIDを入力する。このため、多機能
文書処理センタ1100は、オペレータ「C」に個人レ
ベルのカスタマイズを提供することができる。多機能文
書処理センタ1100がロータスノーツ(Lotus Note
s)のようなグループウェアを利用するシステムの一部
である場合には、会社名、グループ又は部門名、及び/
又は個人名がグループウェアデータベースから読み出さ
れ得る。
【0085】このため、多機能文書処理センタ1100
は、文書マネジャー60に対するユーザインターフェー
スと同様に、複写及び印刷のような通常の文書処理機能
を提供する。多機能文書処理センタ1100は、通常、
例えばビジネス存在(会社)内の数人のオフィス労働者
により共有されるべき中央ユニットを提供しても良い。
そのため、1つの実施例に従って、ユーザインターフェ
ースを文書マネジャーに提供する際、文書マネジャー6
0を介してASPに記憶され、若しくはASPから抽出
される大量の文書は、ビジネス時間中に長時間、通信回
線1120を渋滞させない。このため、多機能文書処理
センタ1100は、上記図10に関して一般的に説明さ
れたバルク転送の特徴を提供する理想的なユーザであ
る。しかし、多機能文書処理センタ1100が、速い通
信接続を有し、及び/又は抽出される文書サイズが大き
過ぎると、バルク転送の特徴は利用されない可能性があ
る。図12、図13及び図14は、それぞれ、多機能文
書処理センタ1100、文書マネジャー60、及びAS
Pに対するバルク転送プロセスを示すフローチャートを
示す。
【0086】図12は、本発明のある実施例に対応する
多機能文書処理センタ1100においてバルク転送を実
施するプロセスを示すフローチャートである。開始後、
ステップ1021において、多機能文書処理センタ11
00のオペレータは、文書モールにログオンし、ASP
を決定するために文書マネジャー60により使用される
情報を入力する。この点において、多機能文書処理セン
タ1100のオペレータは、ディスプレイ1142を経
由して上記図6で述べたように文書マネジャー60と交
信する。ステップ1203において、多機能文書処理セ
ンタ1100は、オペレータが制御パネルを押圧し、さ
もなければ上述したように記憶若しくは抽出操作用バル
ク転送オプションを示すことに応答してバルク転送命令
を入力する。多機能文書処理センタ1100が、抽出サ
ービスより異なる方法で記憶バルク転送を処理するの
で、判別ブロック1205において、多機能文書処理セ
ンタ1100は、オペレータがASPとの記憶処理若し
くは抽出処理を要求したかどうかを判別する。この判別
は、ステップ1201のログオン及びASPの決定プロ
セスの一部として得られる情報に基づいて行われる。
【0087】ASP処理が文書抽出処理である場合に
は、多機能文書処理センタ1100は、ステップ120
7に進み、通信回線1120を介して文書マネジャー6
0に文書抽出要求を送信する。この文書抽出要求は、制
御パネル1137及びディスプレイ1142を経由して
多機能文書処理センタ1100に入力される。上記図1
0で示したように、文書抽出要求は、ブール代数の検索
クエリーであり、ステップ1209において多機能文書
処理センタ1100のオペレータが多機能文書処理セン
タ1100により文書を受信したい予め定められた時間
を含み得る。好ましい実施例においては、ステップ12
11において示されるように、多機能文書処理センタ1
100は、抽出結果報告を生成し、通信回線1120を
介して送信する。この抽出結果報告は、文書マネジャー
60に、以下の図13でさらに説明されるように、抽出
文書が受信されたことを通知する。好ましい実施例にお
いては、多機能文書処理センタ1100は、抽出された
文書が問題なく受信されたことを確認した後でのみ抽出
結果報告を生成し、送信する。
【0088】判別ブロック1205が、多機能文書処理
センタ1100は、オペレータが記憶処理を望むと判別
する結果に帰する場合には、多機能文書処理センタ11
00は、スキャナユニット1140を使用して、ステッ
プ1213にて文書をスキャンすることによりASPで
記憶される文書を入力する。ステップ1213のスキャ
ンは、好ましくは、オプションのスキャンデバイスによ
り実行されるが、例えば、任意のスキャンあるいは磁気
インク文字認識のような文字認識技術により実行され得
る。スキャンの代わりとして、ステップ1213は、こ
れらに限定されないが、Microsoft Word
形式、Adobe Acrobatを使用したPDF形
式のような所望の形式で文書を保存し、若しくは書き込
むことによるような任意の所望の方法で、電子表現の文
書を生成することにより実行され得る。さらに、文書が
ステップ1213でスキャンされない場合に、ステップ
1205が実行される時に、利用される電子表現が存在
し得る。1つの実施例において、多機能文書処理センタ
1100のオペレータがディスプレイ1142に表示さ
れたメッセージに応答してスキャナユニット1140の
フィーダに文書を配置するとき、スキャンステップ12
13は実行される。次いで、多機能文書処理センタ11
00は、ステップ1217において示されるように、多
機能文書処理センタ1100が通信回線1120を経由
して予め定められた時間に文書マネジャー60に記憶文
書を送信するまでそれが残るHDD1135に、スキャ
ンされた文書を書き込む。
【0089】好ましい実施例によれば、HDD1135
は、特定のフォルダ若しくは、オペレータにより作成さ
れ、特定のフォルダに記憶される画像が予め定められた
時間に選択されたASPに送信されるディレクトリを有
する。例えば、多機能文書処理センタは、HDD113
5に記憶された文書が選択されたASPに自動的に送信
される時間を設定するタイマを有する。プリセット時間
は、好ましくは、多機能文書処理センタ1100のオペ
レータが通信回線1120の長いビジー期間により不便
にならないような都合の良い時間である。CPU113
1は、実際の時間が予め選択された時間に到達するかど
うかをチェックし、実際の時間が予め選択された時間に
到達すると、CPUは、HDD1135の特定フォルダ
から記憶された文書を読み出すように制御若しくは命令
し、読み出した文書を選択されたASP若しくは文書マ
ネジャー60のいずれか一方に送信する。本発明の1つ
の実施例において、24時間の間、異なる文書プロファ
イルを有する文書がハードディスクに記憶可能であり、
引き続いて対応する文書プロファイルに基づいて異なる
ASPに送信され得る。
【0090】ステップ1219において、多機能文書処
理センタ1100は、以下の図13に関して説明される
ように、生成され文書マネジャーに送信される記憶操作
結果を受信する。好ましい実施例においては、一旦多機
能文書処理センタ1100が文書マネジャー60から記
憶操作結果を受信すると、多機能文書処理センタ110
0は、HDD1135から、記憶されたあるいはスキャ
ンされた記憶文書を自動的に消去する。本発明によれ
ば、マニュアルで当該モードを入力又は選択することに
より、バッチ送信モードが設定される。しかし、ユーザ
により削除されない限り、そのようなバッチ送信モード
を自動的に使用するデフォルトモードとすることも可能
である。さらに、文書上のバーコードのような画像タグ
をコピー機の制御部が検出すると、バッチ送信モードを
設定することも可能である。このバーコードは、バッチ
送信モード及び、ユーザID、選択されたASP及び電
子メールアドレスのような文書プロファイルを指示する
情報を含む。情報を符号化するバーコードの使用、及び
バーコードの読出及び復号化は、通常知られ、例えば、
ここで参照に引用される米国特許5677770及び5
671282に記載される。ASP選択及び文書メニュ
ーのダウンロードは、上述した同様な方法で、バーコー
ド情報に基づいて実行され得る。
【0091】図13は、本発明のある実施例に対応する
文書マネジャー60におけるバルク転送を実施するプロ
セスを示すフローチャートである。ステップ1301に
おいて、文書マネジャー60は、ユーザを文書モールに
ログオンさせ、ASPを決定し選択するために使用され
る情報を受信する。上述したように、多機能文書処理セ
ンタ1100のオペレータが文書マネジャー60にログ
オンするために、文書マネジャー60と交信し、ASP
決定情報及びバルク転送オプションを文書マネジャー6
0に送信する。ステップ1303において、文書マネジ
ャー60は、多機能文書処理センタ1100からバルク
転送要求を受信する。文書マネジャー60は、抽出転送
とは異なる方法で記憶バルク転送を処理するので、判別
ブロック1305において、文書マネジャー60は、ユ
ーザが記憶若しくは抽出処理を要求したかどうかを判別
する。この判別は、ステップ1301及び/又はステッ
プ1303の一部として得られた情報に基づいて行われ
る。
【0092】ASP処理が文書記憶処理である場合に
は、フローは、ステップ1305から、図12のステッ
プ1217で説明したように予め定められた時間で多機
能文書処理センタ1100から送信された記憶文書を文
書マネジャー60が受信するステップ1307に進む。
ステップ1309において、文書マネジャー60は、記
憶文書を選択された記憶ASPに送信する。好ましい実
施例によれば、文書マネジャー60は、ステップ131
1において、記憶結果報告を通信回線1120を介して
多機能文書処理センタ1100に送信し、文書マネジャ
ー60によりユーザ記憶要求が完了したことを報告す
る。
【0093】判別ブロック1305が、文書マネジャー
60は、オペレータが抽出処理を望むと判別する結果に
帰する場合には、文書マネジャー60は、ユーザから文
書抽出要求を受信し、ステップ1313に示されるよう
に選択された抽出ASPから要求された文書を抽出す
る。一旦文書マネジャー60がステップ1313にて選
択されたASPから抽出された文書を取得すると、文書
マネジャー60は、抽出された文書を、ステップ131
5に示すように、文書マネジャー60の記憶デバイス6
4のようなメモリに書き込む。
【0094】ステップ1317において、文書マネジャ
ー60は、予め定められた時間に、ユーザに抽出された
文書を送信する。図12のステップ1217において説
明した多機能文書処理センタ1100と同様に、文書マ
ネジャー60は、好ましくは、記憶デバイス64の記憶
された文書が自動的にユーザに送信されるべきときを設
定するタイマあるいは時計を含む。さらに、同様に説明
したように、プリセット時間は、上記ステップ1301
及びステップ1303にてユーザにより要求された時
間、若しくは文書マネジャー60により選択された時間
であり得る。図12のステップ1211に関して説明し
たように、多機能文書処理センタ1100は、抽出結果
報告を生成し、この報告を文書マネジャー60に送信す
る。ステップ1319において、文書マネジャー60
は、抽出結果報告をユーザから受信する。ステップ13
21において、次いで文書マネジャー60は、文書マネ
ジャー60の記憶デバイス64から記憶された抽出文書
を消去する。
【0095】図14は、本発明のある実施例に対応する
選択されたASPにおいてバルク転送を実施するプロセ
スを示すフローチャートである。ステップ1401にお
いて、選択されたASPは、文書マネジャー60からサ
ービス要求を受信する。選択されたASPにより受信さ
れたサービス要求は、ユーザID及び/又は、必要であ
れば、選択されたASPが多機能文書処理センタ110
0に文書を直接送信することを許容するその他の情報を
伴い得る。さらに、ステップ1401におけるサービス
要求は、図5(b)に関して上述したようにアクセスレ
ベル制御を実施するために使用されるアクセスレベル情
報を伴い得る。選択されたASPは、抽出転送とは異な
る方法でバルク記憶転送を処理しなければならないの
で、判別ブロック1403において、選択されたASP
は、オペレータ及び/又は文書マネジャー60がASP
との記憶若しくは抽出処理を要求したかどうかを判別す
【0096】要求されたサービスが文書抽出処理である
ときは、ステップ1405において、ASPは、文書マ
ネジャー60から文書抽出要求指示を受信する。次い
で、ASPは、ステップ1407において示されるよう
に選択されたASPが操作する記憶スペースから要求さ
れた抽出文書を抽出する。一旦抽出された文書が取得さ
れると、次に、選択されたASPは、抽出された文書を
文書マネジャーに送信する。本発明の1つの実施例にお
いて、選択されたASPは、また、上述したようにステ
ップ1401において当該ASPがユーザID及び/又
はその他のユーザ情報を取得した場合に、抽出された文
書をユーザに送信する。そのようなユーザ若しくは多機
能文書処理センタ1100への送信は、予め定められた
時間若しくは現在、予め定められた遅れで、又は可能な
限り即時に、起こる。この実施例では、文書マネジャー
60は、まず、抽出処理を記録し、及び/又は統一請求
書をユーザに提供する。
【0097】ステップ1403において、選択されたA
SPが、要求されたASPサービスは、記憶処理である
ことを判別する場合には、選択されたASPは、ステッ
プ1411に示すように文書マネジャー60若しくはユ
ーザ70から記憶された文書を受信する。本発明の1つ
の実施例においては、ステップ1411にて受信した記
憶文書は、選択されたASPが前述したようにアクセス
レベル制御を実施するためのアクセスレベル情報を伴
う。さらに、文書マネジャー60及び/又はユーザから
受信した記憶文書は、ユーザの電子メールアドレス情報
を含んでも良い。ステップ1413において、選択され
たASPは、当該ASPの操作において使用される記憶
スペースに記憶文書を記憶又は書き込む。一旦ユーザの
記憶文書がASP記憶スペースに記憶されると、選択さ
れたASPは、操作結果を文書マネジャー60に送信
し、その結果、文書マネジャー60は、記憶結果報告を
生成し、上述したようにこの報告をユーザ70に送信し
得る。1つの実施例において、ステップ1411にて受
信した記憶文書が、ユーザの電子メールアドレス情報を
伴う場合には、選択されたASPは、また、操作結果を
ユーザに送信する。図14は、選択されたASPの操作
を示す。ASPがユーザID及びアクセスレベル情報と
共に文書を受信すると、ASPエンジンは、当該ユーザ
IDに対応するフォルダが存在するか否かをチェックす
る。ステップ1413の記憶操作が完了したとき、AS
Pエンジンは、ステップ1415にて操作結果を文書マ
ネジャーに送信することを命令する。図14のプロセス
はその後終了する。
【0098】図15は、本発明に従うある実施例が実施
されるコンピュータシステム1501を図解する。図解
されたコンピュータ及び/又はコンピュータシステム
は、本発明と共に又は本発明により利用される任意の処
理若しくは計算デバイスと共に又はそれとして利用され
得る。コンピュータシステム1501は、バス1503
又はその他の情報通信用通信メカニズム、及び情報処理
用のバス1503に接続されたプロセッサ1505を含
む。コンピュータシステム1501は、また、ランダム
アクセスメモリ(RAM)又は、情報及びプロセッサ1
505により実行される指令を記憶するためにバス15
03に接続されるその他の動的記憶デバイス(例えば、
ダイナミックRAM(DRAM)、スタティックRAM
(SRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、
フラッシュRAM)を含む。さらに、メインメモリ15
07は、プロセッサ1505により実行される指令の実
行中に一時的な変数若しくはその他の中間情報を記憶す
るために使用され得る。コンピュータシステム1501
は、さらに、リードオンリーメモリ(ROM)150
9、又は静的情報及びプロセッサ1505用指令を記憶
するためにバス1503に接続されるその他の記憶デバ
イス(例えば、プログラム可能ROM(PROM)、消
去可能PROM(EPROM)及び電子的消去可能PR
OM(EEPROM))を含む。磁気ディスク若しくは
光学ディスクのような記憶デバイス1511が提供さ
れ、情報及び指令を記憶するためにバス1503に接続
される。
【0099】コンピュータシステム1501は、また、
特定目的論理デバイス(例えば、ASIC(Applicatio
n Specific Integrated Circuit)若しくは構成可能な
論理デバイス(例えば、GAL(Generic Array of Log
ic)、若しくは再プログラム可能なフィールドプログラ
ム可能ゲートアレイ(FPGAs、reprogrammable fie
ld programmable gate arrays))を含んでも良い。そ
の他の着脱可能な媒体デバイス(例えば、コンパクトデ
ィスク(登録商標)、テープ及び着脱可能な磁気光学媒
体)若しくは固定された高密度媒体駆動装置が、適当な
デバイスバス(例えば、SCSI(Small Computer Sys
tem Interface)バス、IDE(Enhanced Intergrated
Device Electronics)バス、若しくはDMA(Ultra-Di
rect Memory Access)バス)を使用してコンピュータシ
ステム1501に追加され得る。コンピュータシステム
1501は、追加的に、コンパクトディスク(登録商
標)リーダ、コンパクトディスク(登録商標)リーダラ
イタユニット、コンパクトディスク(登録商標)ジュー
クボックスを含んでも良く、それぞれは、同一若しくは
別のバスに接続され得る。
【0100】コンピュータシステム1501は、バス1
503を介して、情報をコンピュータユーザに表示する
ブラウン管(CRT)のようなディスプレイ1513に
接続され得る。このディスプレイ1513は、ディスプ
レイ若しくはグラフィックカードにより制御され得る。
コンピュータシステムは、情報及び命令選択をプロセッ
サに通信する、キーボード1515及びカーソル制御部
1517のような入力デバイスを含む。例えば、カーソ
ル制御部1517は、マウス、トラックボール若しくは
プロセッサ1505に方向情報及び命令選択を通信し、
ディスプレイ1513上でのカーソル動作を制御するカ
ーソル指示キーである。さらに、プリンタが、図5
(a)、(b)、(c)に示すデータ構造、若しくはコ
ンピュータシステム1501により記憶され及び/生成
されるその他のデータの印刷されたリストを提供し得
る。
【0101】コンピュータシステム1501は、メイン
メモリ1507のようなメモリに保持された1以上の指
令からなる1以上のシーケンスをプロセッサ1505が
実行することに応答して、本発明の処理ステップの一部
若しくはすべてを実行する。そのような指令は、記憶デ
バイス1511のような別のコンピュータ読取可能な媒
体からメインメモリ1507に読み込まれても良い。マ
ルチ処理配置の1以上のプロセッサは、また、メインメ
モリ1507に保持される指令のシーケンスを実行する
ために用いられる。代替実施例では、剛配線回路(hard
-wired circuit)がソフトウェア指令の代わりに、若し
くはそれと組み合わせて使用され得る。
【0102】上述したように、システム1501は、本
発明の教示に従って処理を実行するために使用される指
令を含み、データ構造、テーブル、レコード、その他の
ここで説明されたデータを保持する少なくとも1つのコ
ンピュータ読取可能な媒体又はメモリを含む。本発明
は、任意のコンピュータ読取可能な媒体あるいはその組
合せに記憶され、コンピュータシステム1501を制御
し、本発明を実施するデバイスを駆動し、コンピュータ
システム1501が人間のユーザ例えば顧客と交信する
ことを可能にするソフトウェアを含む。そのようなソフ
トウェアは、これに限定されないが、デバイスドライ
バ、オペレーティングシステム、開発ツール及びソフト
ウェアアプリケーションを含み得る。そのようなコンピ
ュータ読取可能な媒体は、さらに、本発明を実施する際
に実行される処理のすべて若しくは一部(処理が分配さ
れる場合)を実行する、本発明のコンピュータプログラ
ム製品を含む。
【0103】本発明のコンピュータコードデバイスは、
これに限定されないが、スクリプト、翻訳部、動的イン
クライブラリ、ジャバクラス及び完全に実行可能なプロ
グラムを含む任意の翻訳された若しくは実行可能なコー
ドメカニズムであり得る。さらに、本発明の処理の一部
は、より良好な性能、信頼性及びコストのために分配さ
れ得る。
【0104】ここで使用される「コンピュータ読取可能
な媒体」という語句は、実行用に指令若しくはデータを
提供することに関係する任意の媒体を参照する。コンピ
ュータ読取可能な媒体は、これに限定されないが、不揮
発性媒体、揮発性媒体、及び送信媒体を含む任意の形態
をとり得る。例えば、不揮発性媒体は、光学ディスク、
磁気ディスク及び記憶デバイス1511のような磁気光
学ディスクを含む。揮発性媒体は、メインメモリ150
7のような動的メモリを含む。送信媒体は、同軸ケーブ
ル、銅線、及びバス1503を備える配線を含むファイ
バ光学器を含む。送信媒体は、また、ラジオ波及び赤外
データ通信中に生成されるような音響若しくは光の波の
形態をとり得る。
【0105】コンピュータ読取可能な媒体の通常形態
は、例えば、ハードディスク、フレキシブルディスク、
テープ、磁気光学ディスク、PROM(EPROM、E
EPROME、フラッシュPROM)、DRAM、SR
AM、SDRAM若しくは任意のその他の磁気媒体、コ
ンパクトディスク(登録商標)(例えば、CD−RO
M)、任意のその他の光学媒体、パンチカード、紙テー
プ、孔のパターンを有する他の物理媒体、搬送波(後述
する)、その他の任意のコンピュータが読み取ることが
できる媒体を含む。
【0106】種々の形態のコンピュータ読取可能な媒体
が、実行用に1以上の指令からなる1以上のシーケンス
を実行する際に、関係し得る。例えば、指令は、当初
は、リモートコンピュータの磁気ディスク上で実行され
得る。このリモートコンピュータは本発明の全て若しく
は一部を遠隔的に動的メモリに実施する指令をロード
し、モデムを使用した電話回線上で当該指令を送信する
ことができる。コンピュータシステム1501に対して
ローカルなモデムは、電話回線上でデータを受信し、デ
ータを赤外線信号に変換する赤外送信器を使用し得る。
バス1503に接続される赤外検出器は、赤外信号で搬
送されるデータを受信し、このデータをバス1503上
に配置することができる。バス1503は、プロセッサ
1505が指令を抽出し実行するメインメモリ1507
にデータを搬送する。メインメモリ1507により受信
された指令は、オプションとして、プロセッサ1505
による実行の前後いずれかに記憶デバイス1511に記
憶され得る。
【0107】コンピュータシステム1501は、また、
バス1503に接続される通信インターフェース151
9を含む。通信インターフェース1519は、狭域ネッ
トワーク(LAN)に接続されるネットワークリンク1
521とカップリングする2方向データ通信を提供す
る。例えば、通信インターフェース1519は、狭域ネ
ットワーク(LAN)に切り換えられる任意のパケット
に装着するネットワークインターフェースカードであり
得る。別の例としては、通信インターフェース1519
は、ADSL(Asymmetrical Digital Subscriber Lin
e)カード、ISDN(Integrated Services Digital N
etwork)カード若しくは対応するタイプの電話回線への
データ通信接続を提供するモデムであり得る。無線リン
クも実施され得る。任意のそのような実施において、通
信インターフェース1519は、種々のタイプの情報を
表すデジタルデータストリームを搬送する電気信号、電
磁気信号、若しくは光学信号を送受信する。
【0108】ネットワークリンク1521は、1以上の
ネットワークを通じて、他のデータ装置にデータ通信を
提供する。例えば、ネットワークリンク1521は、L
AN1523を通じて、ホストコンピュータ1525又
は、IP(Internet Protocol)ネットワーク1527
(例えば、インターネット)を通じたデータ通信サービ
スを提供するサービスプロバイダにより操作されるデー
タ装置に接続を提供する。LAN1523及びIPネッ
トワーク1527の両者は、デジタルデータストリーム
を搬送する電気信号、電磁気信号、若しくは光学信号を
使用する。種々のネットワークを介した信号、及び、ネ
ットワークリンク1521上の、及びデジタルデータを
搬送する通信インターフェース1519を通じた信号
は、情報を搬送する搬送波の例示的な形態である。コン
ピュータシステム1501は、通知を送信し、ネットワ
ーク、ネットワークリンク1521及び通信インターフ
ェース1519を介して、プログラムコードを含むデー
タを受信することができる。
【0109】明らかに、本発明の多数の追加的な改良及
びバリエーションが、上記の教示に照らして、可能であ
る。そのため、添付のクレームの範囲内で、本発明は、
ここで特に記載された以外にも実行可能であることが理
解されるべきである。
【0110】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザへの妨害を最小
限にして多量の文書がユーザ及びASP間で転送される
ことを許容するシステム、方法及びコンピュータプログ
ラムを提供することができる。さらに、ユーザが多量の
文書をASPに記憶することを許容するシステム、方法
及びコンピュータプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のASP/ユーザネットワークを示すブロ
ックダイアグラムである。
【図2】本発明の1つの実施例による文書管理システム
全体の構成を示すブロックダイアグラムである。
【図3】本発明の1つの実施例による文書マネジャーを
より詳細に図解するブロックダイアグラムである。
【図4】本発明の1つの実施例による文書管理システム
の機能性を図解するフローチャートである。
【図5】本発明の1つの実施例に従い、文書を管理し、
ASPを選択するシステムを実施するために使用される
データ構造を描く。(a)は、文書プロファイルテーブ
ルのデータ構造を示す。(b)は、産業分類テーブルの
データ構造を示す。(c)は、特別サービステーブルの
データ構造を示す。
【図6】本発明の1つの実施例に従い、適当なASPを
選択するプロセスにおいてユーザ及びASPの役割を示
すフローチャートである。
【図7】(a)は、本発明の1つの実施例によるユーザ
に表示される文書モールスクリーンの例を図解する。
(b)は、本発明の1つの実施例によるユーザに表示さ
れる文書モールスクリーンの他の例を図解する。
【図8】本発明の1つの実施例に従う、文書マネジャー
のASP連係の特徴を記述する。
【図9】本発明の1つの実施例による、文書マネジャー
のタイミング調整機能を示すフローチャートである。
【図10】本発明の1つの実施例に従う予め定められた
時間におけるユーザ及び文書マネジャーの間での文書の
バルク転送のためのプロセスを示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明のある実施例に対応して使用される多
機能文書処理センタを図解する。(a)は、多機能文書
処理センタを図解するブロックダイアグラムである。
(b)は、多機能文書処理センタの模式図である。
(c)は、多機能文書処理センタ用制御パネルの模式図
である。(d)は、多機能文書処理センタのスクリーン
に表示されるメニューの模式図である。
【図12】本発明のある実施例に対応する多機能文書処
理センタにおけるバルク転送を実施するプロセスを示す
フローチャートである。
【図13】本発明のある実施例に対応する文書マネジャ
ーにおけるバルク転送を実施するプロセスを示すフロー
チャートである。
【図14】本発明のある実施例に対応する選択されたA
SPにおけるバルク転送を実施するプロセスを示すフロ
ーチャートである。
【図15】本発明の1以上の特別な目的機能を実行する
ようにプログラムされたコンピュータシステムの模式図
である。
【符号の説明】
10 文書ASP 20 文書ASP 30 文書ASP 40 文書ASP 50 ネットワーク(インターネット) 55 ネットワーク 60 文書マネジャー 62 検索エンジン 64 記憶デバイス 65 ユーザ交信デバイス 66 フォーマット標準化デバイス 67 コンサルティングデバイス 68 課金エンジン 69 ワークフローエンジン 70 ユーザ 72 ユーザ 74 ユーザ 76 ユーザ 80 パーソナルコンピュータ 90 プリンタ 100 ローカル記憶デバイス 110 媒体駆動装置 501 文書プロファイルテーブル 503 フィールド 505 フィールド 507 産業分類フィールド 510 産業分類テーブル 511 フィールド 513 フィールド 515 フィールド 517 フィールド 519 フィールド 521 フィールド 523 フィールド 525 フィールド 527 フィールド 529 フィールド 531 フィールド 533 フィールド 535 フィールド 550 特別サービステーブル 551 フィールド 553 フィールド 700 メッセージ領域 710 選択ボタン 720 インタラクティブ領域 730 インタラクティブ領域 740 インタラクティブ領域 742 文書モールスクリーン 750 インタラクティブ領域 1100 多機能文書処理センタ 1107 フレキシブルディスク 1120 通信回線 1129 ネットワーク 1131 CPU 1132 内部バス 1133 ROM 1134 RAM 1135 HDD 1136 FDD 1137 制御パネル 1138 通信インターフェース 1139 モデムユニット 1140 スキャナユニット 1141 プリンタユニット 1142 表示スクリーン 1143 コントラスト量キー 1144 モード確認キー 1145 メッセージ変更キー 1146 プログラム呼出キー 1147 プログラム登録キー 1148 ガイダンスキー 1149 印刷キー 1150 テンキーキーパッド 1151 複写停止キー 1152 入力キー 1153 複写中断キー 1154 モードクリアキー 1155 表示モードキー 1161 メッセージ表示領域 1162 文書モール選択ボタン 1500 コンピュータシステム 1501 コンピュータシステム 1503 バス 1505 プロセッサ 1507 メインメモリ 1509 ROM 1511 記憶デバイス 1513 ディスプレイ 1515 キーボード 1517 カーソル制御部 1519 通信インターフェース 1521 通信リンク 1523 LAN 1525 ホストコンピュータ 1527 IPネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石塚 裕昭 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 青嶋 稔 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 木澤 昭夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B082 AA11 HA05 HA08

Claims (54)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リモートの文書マネジャー及びリモートの
    ASPにネットワークを介して接続されるASPユーザ
    デバイスにてアプリケーションサービスプロバイダ(A
    SP)文書の転送を要求するステップと、 前記ASP文書の転送を実行するための予め定められた
    時間を確立するステップと、 前記ネットワークを介して予め定められた時間に前記A
    SP文書を転送するステップと、 を備えることを特徴とするASP文書の管理方法。
  2. 【請求項2】転送を要求する前記ステップは、ASPユ
    ーザデバイスが前記リモートの文書マネジャーにログオ
    ンするとき、前記ネットワークを介して前記文書マネジ
    ャーに繰り延べられた転送要求を送信する、 ことを特徴とする請求項1に記載のASP文書の管理方
    法。
  3. 【請求項3】当該ASPユーザデバイスにより前記リモ
    ートの文書マネジャーにログオンするステップをさらに
    備え、 転送を要求する前記ステップは、前記ユーザデバイスが
    前記リモートの文書マネジャーにログオンした後、前記
    ネットワークを介して前記リモートの文書マネジャーか
    ら受信したメニューから繰り延べられた転送要求オプシ
    ョンを入力する、 ことを特徴とする請求項1に記載のASP文書の管理方
    法。
  4. 【請求項4】前記ASP文書の転送を実行するための予
    め定められた時間を確立する前記ステップは、 前記予め定められた時間を入力するステップと、 前記ネットワークを介して前記リモートの文書マネジャ
    ーに前記予め定められた時間を送信するステップと、を
    備える、 ことを特徴とする請求項1に記載のASP文書の管理方
    法。
  5. 【請求項5】前記ASP文書の転送を実行するための予
    め定められた時間を確立する前記ステップは、前記リモ
    ートの文書マネジャーに予め定められた時間を送信する
    ことなく前記リモートの文書マネジャーに前記予め定め
    られた時間を確立するように要求する、 ことを特徴とする請求項1に記載のASP文書の管理方
    法。
  6. 【請求項6】前記ネットワークを介して予め定められた
    時間で前記ASP文書を転送する前記ステップは、イン
    ターネットを介して前記ASP文書を転送する、 ことを特徴とする請求項1に記載のASP文書の管理方
    法。
  7. 【請求項7】前記ASP文書が、前記リモートのASP
    に記憶する記憶文書であるか、又は前記ASPから抽出
    する抽出文書であるかどうかを判別するステップをさら
    に備える、 ことを特徴とする請求項1に記載のASP文書の管理方
    法。
  8. 【請求項8】前記判別ステップは、 前記ASPユーザデバイスへのオペレータ入力に基づい
    て前記ASP文書が記憶文書であると判別するステップ
    と、 前記記憶文書を前記ASPユーザデバイスに入力するス
    テップと、を備え、 前記転送ステップは、前記予め定められた時間に前記ネ
    ットワークを介して前記ASP文書を転送する、 ことを特徴とする請求項7に記載のASP文書の管理方
    法。
  9. 【請求項9】前記ASP文書を前記ASPユーザデバイ
    スに入力する前記ステップは、 前記ASP文書の紙複写物を光学的にスキャンして前記
    ASP文書の前記紙複写物を表すデジタル信号を提供
    し、 前記ASPユーザデバイスに対応するメモリに前記デジ
    タル信号を記憶する、ことを特徴とする請求項8に記載
    のASP文書の管理方法。
  10. 【請求項10】前記ASP文書を前記ASPユーザデバ
    イスに入力する前記ステップは、前記ASPユーザデバ
    イスに対応するメモリに対する外部ソースから前記AS
    P文書の電子複製物をダウンロードする、 ことを特徴とする請求項8に記載のASP文書の管理方
    法。
  11. 【請求項11】前記ネットワークを介して前記ASP文
    書を転送する前記ステップは、前記予め定められた時間
    に前記ASP文書を前記リモートの文書マネジャーに送
    信する、 ことを特徴とする請求項8に記載のASP文書の管理方
    法。
  12. 【請求項12】前記ネットワークを介して前記ASP文
    書を転送する前記ステップは、前記予め定められた時間
    に前記ASP文書を前記リモートのASPに送信する、 ことを特徴とする請求項8に記載のASP文書の管理方
    法。
  13. 【請求項13】前記ASPユーザデバイスにて記憶操作
    報告を受信するステップをさらに備える、 ことを特徴とする請求項8に記載のASP文書の管理方
    法。
  14. 【請求項14】前記受信ステップは、前記リモートの文
    書マネジャーから前記記憶操作報告を受信する、 ことを特徴とする請求項13に記載のASP文書の管理
    方法。
  15. 【請求項15】前記記憶操作報告を前記リモートのAS
    Pから受信するステップをさらに備える、 ことを特徴とする請求項13に記載のASP文書の管理
    方法。
  16. 【請求項16】前記ASPユーザのメモリから前記AS
    P文書を消去するステップをさらに備える、 ことを特徴とする請求項13に記載のASP文書の管理
    方法。
  17. 【請求項17】前記判別ステップは、 前記ASPユーザデバイスへのオペレータ入力に基づい
    て前記ASP文書が抽出文書であると判別し、 前記ASPユーザデバイスに文書抽出要求を生成し、 前記ネットワークを介して前記リモートの文書マネジャ
    ーに前記文書抽出要求を送信し、 前記予め定められた時間に前記抽出文書を受信する、 ことを特徴とする請求項7に記載のASP文書の管理方
    法。
  18. 【請求項18】前記抽出文書を受信する前記ステップ
    は、前記予め定められた時間に前記リモートの文書マネ
    ジャーから前記抽出文書を受信する、 ことを特徴とする請求項17に記載のASP文書の管理
    方法。
  19. 【請求項19】前記抽出文書を受信する前記ステップ
    は、前記予め定められた時間に前記リモートのASPか
    ら前記抽出文書を受信する、 ことを特徴とする請求項17に記載のASP文書の管理
    方法。
  20. 【請求項20】文書抽出結果報告を生成するステップを
    さらに備える、 ことを特徴とする請求項17に記載のASP文書の管理
    方法。
  21. 【請求項21】前記ネットワークを介して前記文書抽出
    結果報告を前記リモートの文書マネジャーに送信するス
    テップをさらに備える、 ことを特徴とする請求項20に記載のASP文書の管理
    方法。
  22. 【請求項22】前記ネットワークを介して前記文書抽出
    結果報告を前記リモートのASPに送信するステップを
    さらに備える、 ことを特徴とする請求項20に記載のASP文書の管理
    方法。
  23. 【請求項23】コンピュータシステム上で実行するため
    の指令を含むプログラムであって、 前記コンピュータシステムにより実行されるとき、当該
    コンピュータシステムに請求項1乃至22のいずれか1
    項に記載するステップを実行させる、 ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  24. 【請求項24】アプリケーションサービスプロバイダ
    (ASP)文書の管理に関連する組み込まれたデータを
    有するメモリデバイスと、 前記メモリデバイスと通信するプロセッサと、を備え、 前記プロセッサは、 ネットワークを介してリモートの文書マネジャー及びリ
    モートのASPに接続されるASPユーザデバイスにて
    ASP文書の転送を要求し、 前記ASP文書の転送を実行するための予め定められた
    時間を確立し、 前記ネットワークを介して予め定められた時間に前記A
    SP文書を転送する、ように構成される、 ことを特徴とするシステム。
  25. 【請求項25】前記プロセッサは、当該ASPユーザデ
    バイスが前記リモートの文書マネジャーにログオンする
    とき、前記ネットワークを介して前記リモートの文書マ
    ネジャーに繰り延べられた転送要求を送信することによ
    り転送を要求するように構成される、 ことを特徴とする請求項24に記載のシステム。
  26. 【請求項26】前記プロセッサは、当該ASPユーザデ
    バイスにより前記リモートの文書マネジャーにログオン
    するようにさらに構成され、 前記プロセッサは、前記ユーザデバイスが前記リモート
    のユーザデバイスにログオンした後、前記ネットワーク
    を介して前記文書マネジャーから受信したメニューから
    繰り延べられた転送オプションを入力することにより転
    送を要求する、 ことを特徴とする請求項24に記載のシステム。
  27. 【請求項27】前記プロセッサは、前記予め定められた
    時間を入力し、前記ネットワークを介して前記リモート
    の文書マネジャーに前記予め定められた時間を送信する
    ことにより、前記ASP文書の転送を実行するために予
    め定められた時間を確立するように構成される、 ことを特徴とする請求項24に記載のシステム。
  28. 【請求項28】前記プロセッサは、前記リモートの文書
    マネジャーに予め定められた時間を送信することなく、
    前記リモートの文書マネジャーに前記予め定められた時
    間を確立するように要求することにより前記ASP文書
    の転送を実行するための予め定められた時間を確立する
    ように構成される、 ことを特徴とする請求項24に記載のシステム。
  29. 【請求項29】前記プロセッサは、インターネットを介
    して前記ASP文書を転送することにより、前記ネット
    ワークを介して予め定められた時間で前記ASP文書を
    転送するように構成される、 ことを特徴とする請求項24に記載のシステム。
  30. 【請求項30】前記プロセッサは、さらに、前記ASP
    文書が前記リモートのASPに記憶する記憶文書である
    か、又は前記リモートのASPから抽出する抽出文書で
    あるかを判別するように構成される、 ことを特徴とする請求項24に記載のシステム。
  31. 【請求項31】前記プロセッサは、 前記ASPユーザデバイスへのオペレータ入力に基づい
    て前記ASP文書が記憶文書であることを判別し、 前記ASPユーザデバイスに前記記憶文書を入力する、
    ことにより前記ASP文書が前記リモートのASPに記
    憶する記憶文書であるか、又は前記リモートのASPか
    ら抽出する抽出文書であるかを判別するように構成さ
    れ、 前記転送ステップは、前記予め定められた時間に前記ネ
    ットワークを介して前記ASP文書を転送する、 ことを特徴とする請求項30に記載のシステム。
  32. 【請求項32】前記プロセッサは、 前記ASP文書の紙複写物を光学的にスキャンして前記
    ASP文書の前記紙複写物を表すデジタル信号を提供
    し、 前記メモリに前記デジタル信号を記憶する、ことにより
    前記ASPユーザデバイスに前記ASP文書を入力する
    ように構成される、 ことを特徴とする請求項31に記載のシステム。
  33. 【請求項33】前記プロセッサは、前記メモリに対する
    外部ソースから前記ASP文書の電子複製物をダウンロ
    ードすることにより前記ASPユーザデバイスに前記A
    SP文書を入力するように構成される、 ことを特徴とする請求項31に記載のシステム。
  34. 【請求項34】前記プロセッサは、前記予め定められた
    時間に前記ASP文書を前記リモートの文書マネジャー
    に送信することにより前記ネットワークを介して前記A
    SP文書を転送するように構成される、 ことを特徴とする請求項31に記載のシステム。
  35. 【請求項35】前記プロセッサは、前記予め定められた
    時間に前記ASP文書を前記リモートのASPに送信す
    ることにより前記ネットワークを介して前記ASP文書
    を転送するように構成される、 ことを特徴とする請求項31に記載のシステム。
  36. 【請求項36】前記プロセッサは、さらに、前記ASP
    ユーザデバイスにて記憶操作報告を受信するように構成
    される、 ことを特徴とする請求項31に記載のシステム。
  37. 【請求項37】前記プロセッサは、前記リモートの文書
    マネジャーから前記記憶操作報告を受信することにより
    記憶操作報告を受信するように構成される、 ことを特徴とする請求項36に記載のシステム。
  38. 【請求項38】前記プロセッサは、さらに、前記リモー
    トのASPから前記記憶操作報告を受信するように構成
    される、 ことを特徴とする請求項36に記載のシステム。
  39. 【請求項39】前記プロセッサは、さらに、前記メモリ
    から前記ASP文書を消去するように構成される、 ことを特徴とする請求項36に記載のシステム。
  40. 【請求項40】前記プロセッサは、 前記ASPユーザデバイスへのオペレータ入力に基づい
    て前記ASP文書が抽出文書であることを判別し、 前記ASPユーザデバイスに文書抽出要求を生成し、 前記ネットワークを介して前記リモートの文書マネジャ
    ーに前記文書抽出要求を送信し、 前記予め定められた時間に前記抽出文書を受信する、こ
    とにより、前記ASP文書が前記リモートのASPに記
    憶する記憶文書であるか、又は前記リモートのASPか
    ら抽出する抽出文書であるかを判別するように構成され
    る、 ことを特徴とする請求項30に記載のシステム。
  41. 【請求項41】前記プロセッサは、前記予め定められた
    時間に前記リモートの文書マネジャーから前記抽出文書
    を受信することにより前記抽出文書を受信するように構
    成される、 ことを特徴とする請求項40に記載のシステム。
  42. 【請求項42】前記プロセッサは、前記予め定められた
    時間に前記リモートのASPから前記抽出文書を受信す
    ることにより前記抽出文書を受信するように構成され
    る、 ことを特徴とする請求項40に記載のシステム。
  43. 【請求項43】前記プロセッサは、さらに、文書抽出結
    果報告を生成するように構成される、 ことを特徴とする請求項40に記載のシステム。
  44. 【請求項44】前記プロセッサは、さらに、前記ネット
    ワークを介して前記リモートの文書マネジャーに前記文
    書抽出結果報告を送信するように構成される、 ことを特徴とする請求項43に記載のシステム。
  45. 【請求項45】前記プロセッサは、さらに、前記ネット
    ワークを介して前記リモートのASPに前記文書抽出結
    果報告を送信するように構成される、 ことを特徴とする請求項43に記載のシステム。
  46. 【請求項46】ネットワークを介してリモートの文書マ
    ネジャー及びリモートのアプリケーションサービスプロ
    バイダ(ASP)に接続されるASPユーザデバイスに
    てASP文書の転送を要求する手段と、 前記ASP文書の転送を実行するための予め定められた
    時間を確立する手段と、 前記ネットワークを介して予め定められた時間に前記A
    SP文書を転送する手段と、 を備えることを特徴とするASP文書の管理システム。
  47. 【請求項47】当該ASPユーザデバイスにより前記リ
    モートの文書マネジャーにログオンする手段をさらに備
    え、 転送を要求する前記手段は、前記ユーザデバイスが前記
    リモートの文書マネジャーにログオンした後で、前記ネ
    ットワークを介して前記リモートの文書マネジャーから
    受信したメニューから繰り延べられた転送オプションを
    入力する手段を有する、 ことを特徴とする請求項46に記載のASP文書の管理
    システム。
  48. 【請求項48】前記ASP文書が前記リモートのASP
    に記憶する記憶文書であるか、又は前記リモートのAS
    Pから抽出する抽出文書であるかを判別する手段をさら
    に備える、 ことを特徴とする請求項46に記載のASP文書の管理
    システム。
  49. 【請求項49】前記ASP文書が前記リモートのASP
    に記憶する記憶文書であるか、又は前記リモートのAS
    Pから抽出する抽出文書であるかを判別する前記手段
    は、 前記ASPユーザデバイスへのオペレータ入力に基づい
    て前記ASP文書が記憶文書であることを判別する手段
    と、 前記記憶文書を前記ASPユーザデバイスに入力する手
    段と、を備え、 前記転送手段は、前記予め定められた時間に前記ネット
    ワークを介して前記ASP文書を転送する手段を有す
    る、 ことを特徴とする請求項48に記載のASP文書の管理
    システム。
  50. 【請求項50】前記ASPユーザデバイスにて記憶操作
    報告を受信する手段をさらに備える、 ことを特徴とする請求項49に記載のASP文書の管理
    システム。
  51. 【請求項51】前記ASP文書が前記リモートのASP
    に記憶する記憶文書であるか、又は前記リモートのAS
    Pから抽出する抽出文書であるかを判別する前記手段
    は、 前記ASPユーザデバイスへのオペレータ入力に基づい
    て前記ASP文書が抽出文書であることを判別する手段
    と、 前記ASPユーザデバイスに文書抽出要求を生成する手
    段と、 前記ネットワークを介して前記リモートの文書マネジャ
    ーに前記文書抽出要求を送信する手段と、 前記予め定められた時間に前記抽出文書を受信する手段
    と、を備える、 ことを特徴とする請求項48に記載のASP文書の管理
    システム。
  52. 【請求項52】文書抽出結果報告を生成する手段をさら
    に備える、 ことを特徴とする請求項51に記載のASP文書の管理
    システム。
  53. 【請求項53】前記ネットワークを介して前記リモート
    の文書マネジャーに前記文書抽出結果報告を送信する手
    段をさらに備える、 ことを特徴とする請求項52に記載のASP文書の管理
    システム。
  54. 【請求項54】前記ネットワークを介して前記リモート
    のASP(マネジャー??)に前記文書抽出結果報告を
    送信する手段をさらに備える、 ことを特徴とする請求項52に記載のASP文書の管理
    システム。
JP2002119804A 2001-04-23 2002-04-22 アプリケーションサービスプロバイダ(asp)の文書管理システム及び方法 Pending JP2002366412A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/839,221 US7149784B2 (en) 2001-04-23 2001-04-23 System, computer program product and method for exchanging documents with an application service provider at a predetermined time
US09/839221 2001-04-23

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008164331A Division JP2008293512A (ja) 2001-04-23 2008-06-24 アプリケーションサービスプロバイダ(asp)処理の管理システム、方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002366412A true JP2002366412A (ja) 2002-12-20
JP2002366412A5 JP2002366412A5 (ja) 2005-06-23

Family

ID=25279169

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002119804A Pending JP2002366412A (ja) 2001-04-23 2002-04-22 アプリケーションサービスプロバイダ(asp)の文書管理システム及び方法
JP2008164331A Pending JP2008293512A (ja) 2001-04-23 2008-06-24 アプリケーションサービスプロバイダ(asp)処理の管理システム、方法及びプログラム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008164331A Pending JP2008293512A (ja) 2001-04-23 2008-06-24 アプリケーションサービスプロバイダ(asp)処理の管理システム、方法及びプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (2) US7149784B2 (ja)
EP (1) EP1255205B1 (ja)
JP (2) JP2002366412A (ja)
DE (1) DE60233287D1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006106792A1 (en) * 2005-03-30 2006-10-12 Ricoh Company, Ltd. System and method for compensating for resource unavailability in an image processing system
WO2006106793A1 (en) * 2005-03-30 2006-10-12 Ricoh Company, Ltd. System and method for managing documents with multiple network applications

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6751606B1 (en) * 1998-12-23 2004-06-15 Microsoft Corporation System for enhancing a query interface
US7259880B1 (en) * 1999-04-01 2007-08-21 Oce Printing Systems Gmbh Device and method for processing and printing information
US20020002563A1 (en) * 1999-08-23 2002-01-03 Mary M. Bendik Document management systems and methods
AU2552201A (en) * 2000-01-12 2001-07-24 Seiko Epson Corporation Personal digital terminal and data output control system
US20030044012A1 (en) * 2001-08-31 2003-03-06 Sharp Laboratories Of America, Inc. System and method for using a profile to encrypt documents in a digital scanner
US9626385B2 (en) * 2001-08-31 2017-04-18 Margaret Runchey Semantic model of everything recorded with ur-url combination identity-identifier-addressing-indexing method, means, and apparatus
US7720758B2 (en) * 2001-09-12 2010-05-18 Ricoh Company, Ltd. System, computer program product and method for managing bills issued from application service providers
JP2003162469A (ja) * 2001-11-27 2003-06-06 Toshiba Tec Corp 情報保管入力システム及び情報保管入力サービス、並びに画面表示システム
US7194433B1 (en) * 2002-04-05 2007-03-20 Ricoh Company, Ltd. System, computer program product and method for managing documents
JP2004288066A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Fuji Xerox Co Ltd サービス検索装置、サービス検索方法及びプログラム、並びに文書処理システム
US7380209B2 (en) * 2003-09-02 2008-05-27 International Business Machines Corporation Managing electronic documents utilizing a digital seal
US8136048B2 (en) * 2004-05-03 2012-03-13 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Methods and apparatus for providing menu data to a storage automation library
US20060059183A1 (en) * 2004-09-16 2006-03-16 Pearson Malcolm E Securely publishing user profile information across a public insecure infrastructure
WO2006116715A2 (en) * 2005-04-27 2006-11-02 Therapeias Health Management, Llc Methods and systems for clinical trial data management
US7864347B2 (en) * 2005-06-27 2011-01-04 Xerox Corporation Systems and methods that provide custom region scan with preview image on a multifunction device
US7839521B2 (en) * 2005-08-09 2010-11-23 Global Print Systems, Inc. Methods and systems for print job management and printing
US7930363B2 (en) * 2005-10-12 2011-04-19 Powerreviews, Inc. Application service provider delivery system
US20070097418A1 (en) * 2005-10-27 2007-05-03 Keizen Kanazawa Job management system and program for the same
JP4875958B2 (ja) * 2005-10-28 2012-02-15 株式会社リコー 文書管理システム
US8838466B2 (en) * 2005-12-02 2014-09-16 Guard Insurance Group System and method to track the status, physical location, and logical location of workflow objects in a workflow cycle
US8200555B2 (en) * 2006-06-08 2012-06-12 International Business Machines Corporation Method to monitor amount of usage of applications in a server and their billing
US20080104709A1 (en) * 2006-09-29 2008-05-01 Verus Card Services System and method for secure data storage
US7986843B2 (en) * 2006-11-29 2011-07-26 Google Inc. Digital image archiving and retrieval in a mobile device system
US20080162602A1 (en) * 2006-12-28 2008-07-03 Google Inc. Document archiving system
US20080162603A1 (en) * 2006-12-28 2008-07-03 Google Inc. Document archiving system
US10133873B2 (en) * 2007-09-09 2018-11-20 International Business Machines Corporation Temporary concealment of a subset of displayed confidential data
US8261363B2 (en) * 2008-04-29 2012-09-04 Ricoh Company, Ltd. Managing electronic data with identification data
KR20100034637A (ko) 2008-09-24 2010-04-01 삼성전자주식회사 화상형성장치에서 데이터를 전송하는 방법 및 이를 수행하는 화상형성장치
US9047282B2 (en) * 2010-03-11 2015-06-02 Ricoh Company, Ltd. Document management systems, apparatuses and methods configured to provide user interface customized for specific user
US8352477B2 (en) * 2010-03-11 2013-01-08 Ricoh Company, Ltd. User specific focus parameters
US8458122B2 (en) * 2010-03-11 2013-06-04 Ricoh Company, Ltd. Document management systems, apparatuses and methods configured to provide document notification
US8768949B2 (en) * 2010-03-11 2014-07-01 Ricoh Company, Ltd. Document management user interface with user customized application functionalities
US20110314401A1 (en) * 2010-06-22 2011-12-22 Thermoteknix Systems Ltd. User-Profile Systems and Methods for Imaging Devices and Imaging Devices Incorporating Same
JP2012053853A (ja) * 2010-09-03 2012-03-15 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、情報処理システム、サービス提供機器決定方法、プログラム
JP6180084B2 (ja) 2011-07-20 2017-08-16 キヤノン株式会社 画像処理装置、その制御方法及びプログラムと記憶媒体
US10796348B2 (en) * 2016-04-22 2020-10-06 International Business Machines Corporation Data resiliency of billing information
US11250112B1 (en) * 2021-02-24 2022-02-15 Shawn Joseph Graphical user interface and console management, modeling, and analysis system

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6262732B1 (en) * 1993-10-25 2001-07-17 Scansoft, Inc. Method and apparatus for managing and navigating within stacks of document pages
US5694549A (en) * 1994-03-03 1997-12-02 Telescan, Inc. Multi-provider on-line communications system
US5519786A (en) * 1994-08-09 1996-05-21 Trw Inc. Method and apparatus for implementing a weighted voting scheme for multiple optical character recognition systems
EP0786728B1 (en) * 1995-07-11 2011-02-09 Hitachi, Ltd. Service offering system
US6385655B1 (en) * 1996-10-24 2002-05-07 Tumbleweed Communications Corp. Method and apparatus for delivering documents over an electronic network
US6009442A (en) * 1997-10-08 1999-12-28 Caere Corporation Computer-based document management system
EP1057121B1 (en) * 1998-02-17 2006-10-04 Intergraph Hardware Technologies Company Apparatus and method for transmitting documents between a server computer and a client computer
US6496206B1 (en) * 1998-06-29 2002-12-17 Scansoft, Inc. Displaying thumbnail images of document pages in an electronic folder
JP2003528358A (ja) * 1998-08-24 2003-09-24 富士通株式会社 ワークフローシステムおよび方法
US6480304B1 (en) * 1998-12-09 2002-11-12 Scansoft, Inc. Scanning system and method
US7038796B1 (en) * 1999-06-07 2006-05-02 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Document delivery system for automatically printing a document on a printing device
US6591289B1 (en) * 1999-07-27 2003-07-08 The Standard Register Company Method of delivering formatted documents over a communications network
US6658452B1 (en) * 1999-12-09 2003-12-02 International Business Machines Corporation Schemes for selecting and passing an application from an application provider to an application service provider
JP4312338B2 (ja) * 2000-02-21 2009-08-12 秀治 小川 移動所要時間取得システム、局地地図情報サーバ、移動所要時間取得サーバ、これらの制御方法、および、情報記録媒体
US6912398B1 (en) * 2000-04-10 2005-06-28 David Domnitz Apparatus and method for delivering information to an individual based on location and/or time
US6782003B1 (en) * 2000-04-12 2004-08-24 Serviceswitch.Com Data management system and method
US20020178213A1 (en) * 2001-04-11 2002-11-28 Parry John Chad Remote URL munging

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006106792A1 (en) * 2005-03-30 2006-10-12 Ricoh Company, Ltd. System and method for compensating for resource unavailability in an image processing system
WO2006106793A1 (en) * 2005-03-30 2006-10-12 Ricoh Company, Ltd. System and method for managing documents with multiple network applications
US7533155B2 (en) 2005-03-30 2009-05-12 Ricoh Company, Ltd. System and method for managing documents with multiple network applications
US7821660B2 (en) 2005-03-30 2010-10-26 Ricoh Company, Ltd. System and method for compensating for resource unavailability in an image processing system
US7996490B2 (en) 2005-03-30 2011-08-09 Ricoh Company, Ltd. System and method for changing a functionality of an image processing device based on a file corresponding to a network application

Also Published As

Publication number Publication date
US7149784B2 (en) 2006-12-12
JP2008293512A (ja) 2008-12-04
EP1255205B1 (en) 2009-08-12
EP1255205A1 (en) 2002-11-06
US20060168075A1 (en) 2006-07-27
US20020156834A1 (en) 2002-10-24
DE60233287D1 (de) 2009-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7149784B2 (en) System, computer program product and method for exchanging documents with an application service provider at a predetermined time
US7673016B2 (en) System, computer program product and method for selecting an application service provider
JP4445513B2 (ja) 文書管理方法、文書管理システム、コンピュータプログラム、および、画像形成装置
EP1237352B1 (en) A system, method and computer program for managing documents
US8229811B2 (en) System, computer program product and method for managing documents
US7401125B1 (en) System, computer program product and method for managing documents
JP7214088B1 (ja) 電子ファイル保存処理装置、電子ファイル保存処理プログラムおよび電子ファイル保存処理方法
JP7276790B1 (ja) 電子ファイル保存処理装置およびプログラム
JP2001229222A (ja) 優先接続登録申込書処理システム
JP2003296506A (ja) 電子納品システム及び電子納品方法
JP2003296505A (ja) 電子納品システム及び電子納品方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041004

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080430

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080902