JPH07282160A - 金融情報処理システム - Google Patents

金融情報処理システム

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JPH07282160A
JPH07282160A JP9288994A JP9288994A JPH07282160A JP H07282160 A JPH07282160 A JP H07282160A JP 9288994 A JP9288994 A JP 9288994A JP 9288994 A JP9288994 A JP 9288994A JP H07282160 A JPH07282160 A JP H07282160A
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financial
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JP9288994A
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Inventor
Yutaka Iwasaki
豊 岩崎
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KOUGIN SYST KAIHATSU KK
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KOUGIN SYST KAIHATSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の金融機関に対して自動的に資金集中の
指示、実行ができると共に、入出金取引明細を加工編集
することにより当日の残高情報を入手できる金融情報処
理システムを提供する。 【構成】 複数金融機関の本支店間をコンピュータネッ
トワークで結合した端末機で資金に関するパラメータを
設定し、資金集中データを前記端末機で自動算出するた
めの資金集中画面を作成し、作成したデータを前記コン
ピュータネットワークを経て所要の前記複数金融機関の
本支店に伝送することによって、前記複数金融機関にま
たがる資金を一定の金融機関口座に集中する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、当日の残高情報を入出
金取引明細データ(以下、「入出金明細データ」とい
う)から入手し、銀行、郵便局等の複数の金融機関の間
で一定の金融機関口座に資金集中できるようにした金融
情報処理システムに関し、特に実際にオペレーションを
行なう端末機が情報処理機能を有しているコンピュータ
ネットワークを用いた金融情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】銀行等の複数の金融機関の間でコンピュ
ータネットワークを構築したシステムは、従来も存在し
ていた。即ち、顧客のパソコン、コンピュータ(端末
機)と、複数の取引銀行のコンピュータを通信回線で結
び、データの送受信を一括して行なう金融サービスシス
テムである。かかる金融サービスシステムによれば、1
つのソフトで複数の取引銀行と接続でき、複数銀行の取
引明細や預金残高等の取引内容を、必要な時に一度に照
会できると共に、他人名義への支払、いわゆる総合振
込、給与振込等の取引依頼データを複数銀行分まとめて
送信できていた。又、同一銀行の本支店内では、一定の
パラメータを設定し、一定の口座に資金を集中すること
も可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコンピュー
タネットワークを利用した金融サービスシステムでは、
資金の移動については他人名義への送金(振込)のみで
あり、同一名義口座間において1つの口座に資金集中を
行なう考えはなかった。即ち、資金集中画面はなく、資
金集中金額自動算出機能もなかった。又、同一金融機関
内においては、集中タイミング(集中日、時間)と集中
条件(実額でいくら残すか)を設定しておけば自動集中
化が可能であるが、複数の金融機関からの資金集中は不
可能である。又、一部の金融機関では送金タイミングと
送金条件を設定しておけば、他の金融機関口座への自動
送金を行なうことができるが、それはあくまで個別の金
融機関のサービスであり、複数の金融機関の口座の資金
を一括して集中するシステムはなかった。
【0004】更に、従来は口座残高は残高照会により得
られる全銀プロトコルの「残高通知データ」で入手する
のが普通であり、これはデータの内容の更新時期が古
く、常に前日の情報しか照会できなかった。このため、
入出金取引明細に基づいた最新の残高を入手できること
が強く望まれていた。又、口座残高は「残高通知データ
を」を利用し、入出金取引明細は「入出金明細デー
タ」、資金移動は「総合振込データ」を利用すると利用
データが多く、データ授受の事務、費用がかさんでい
た。このため、「入出金明細データ」に基づいた残高の
把握が必要であった。
【0005】本発明は上述のような事情よりなされたも
のであり、本発明の目的は、「入出金明細データ」をも
とに当日の残高情報を把握し、その残高情報により同一
又は他の金融機関から資金集中の指示、実行ができる金
融情報処理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、銀行等の複数
金融機関の本支店間をコンピュータネットワーク(VA
N)で結合した金融情報処理システムに関するもので、
本発明の上記目的は、前記コンピュータネットワークで
結合した端末機で資金に関するパラメータを設定し、資
金集中データを前記端末機の資金集中画面で自動算出し
た後、前記資金集中画面中のデータを前記コンピュータ
ネットワークを経て所要の前記複数金融機関の本支店に
伝送することによって、前記複数金融機関にまたがる資
金を一定の金融機関口座に集中できるようにすることに
よって達成される。
【0007】
【作用】本発明のコンピュータネットワークによる金融
情報処理システムでは、VAN(Value Adde
d Network)を有効利用して資金集中サービス
を可能にし、情報処理機能を有する端末機(例えばパソ
コン)で「入出金明細データ」を加工編集することによ
って当日の残高情報を入手することが可能である。本発
明では資金集中画面が独立して存在しており、「入出金
明細データ」及びパラメータ(一定金額又は一定割合を
残すという条件付け)を利用して資金集中金額を端末機
で自動算出するようになっている。VANには、銀行、
郵便局等の複数金融機関のホストコンピュータが接続さ
れており、VANで加工処理されたデータを端末機(例
えばパーソナルコンピュータ)で編集、処理して後にV
ANを通して各金融機関のホストコンピュータに伝送す
るようになっている。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】図1は本発明の全体構成を示すブロック図
であり、複数の金融機関(本例ではA銀行、B銀行、C
銀行、…、N銀行)の各本支店(ホストコンピュータ)
は、データの分析、統合を行なうVAN100に通信ラ
インで接続されており、VAN100に接続された顧客
端末には情報処理、編集機能を有する端末機10が設置
されている。端末機10は例えばパソコンであり、ディ
スプレイ装置11と、端末本体12と、データ入力や指
示等を入力するキーボード13とで構成されており、端
末本体12には印刷出力用のレーザプリンタ14が接続
されると共に、VAN100との間で通信を行なうため
のデータ送受信用のモデム15が接続されている。VA
N100には、複数の金融機関からの「入出金明細デー
タ」をフォーマット変換して端末機10に伝送すると共
に、端末機10で作成された総合振込データを仕分けし
て所要の金融機関に伝送するための端末アプリケーショ
ン101が設けられている。
【0010】本発明の資金集中メニュー画面(ディスプ
レイ装置11)には、前処理、マルチバンク口座情報通
知サービス、資金集中支援サービス、支払支援サービ
ス、送信処理、口座マスタ管理、利用者管理及び運用管
理がメニュー表示され、所望の項目を選択して指示する
ことにより、各サービスを受けることができる。端末機
10の指示情報はVAN100を介して各金融機関のホ
ストコンピュータに送られ、各金融機関のホストコンピ
ュータに蓄積又は格納されているデータがVAN100
に送られて加工、編集処理され、そのデータが端末機1
0に伝送される。端末機10では伝送されたデータに対
してキーボード13等を操作することによって編集、処
理するようになっており、情報処理されたデータがVA
N100を経て各金融機関のホストコンピュータに送ら
れる。
【0011】集信及び前処理は、各金融機関のホストコ
ンピュータに蓄積されている「入出金明細データ」を端
末機10に取込んでデータ整理するための処理である。
前処理の動作例を図2に示して説明すると、先ず前処理
又はFD(フロッピーディスク)出力の選択画面となり
(ステップS1)、FD出力を選択すると「入出金明細
データ」をFD出力する(ステップS2)。FD出力中
は、「データ読込中」のメッセージを表示する。前処理
を選択した場合には更に前処理又はデータ集信の選択画
面となり(ステップS3)、前処理を選択すると前処理
動作をなり(ステップS4)、前営業日までに作成した
支払支援計画データをクリアする。前処理中は、画面に
「前処理実行中」のメッセージが表示される。一方、デ
ータ集信を選択するとデータ集信画面となり(ステップ
S5)、入出金データを集信し、後述するマルチバンク
口座情報通知データ及び資金集中支払支援計画データを
作成する。この場合、集信後に集信データ件数を表示す
る。
【0012】次に、マルチバンク口座情報通知サービス
について、図3を参照して説明する。マルチバンク口座
情報通知サービスは各金融機関の残高一覧表示と入出金
取引明細表示を行なうものであり、残高一覧の例を図4
に示し、入出金取引明細の例を図5に示す。又、各金融
機関の「入出金取細データ」は前処理及びデータ集信処
理で端末機10に蓄積、整理されており、データは当日
を含めて10翌営業日前まで蓄積されている。画面には
残高一覧又は入出金取引明細の選択画面が表示され(ス
テップS10)、残高一覧を選択すると更に残高一覧又
は残高一覧印刷の選択画面となる(ステップS11)。
そして、残高一覧印刷を指示すると残高一覧表の印刷出
力となる(ステップS12)。又、図4に示す残高一覧
の場合には、各口座の残高にカーソルを合わせるとその
口座の入出金明細が図6のように表示される。図4及び
図5に示す残高一覧、入出金取引明細は接続対象口座の
残高及び入出金取引明細照会であり、対象種目は普通、
当座、通知、定期、積立定期、その他の6種目であり、
口座マスタ管理により登録されている対象口座を口座I
D昇順に出力するようになっている。又、口座数が1画
面を超える場合には、矢印キーによるスクロールで照会
可能である。上記ステップS11で残高一覧を指示した
場合、当日を含めて10営業日前までの指定日を選択し
(ステップS13)、残高一覧表をディスプレイ装置1
1に表示することも可能である(ステップS14)。
【0013】一方、上記ステップS10で入出金取引明
細の選択を指示すると、更に入出金取引明細又は入出金
取引明細表印刷の選択画面となり(ステップS20)、
入出金取引明細表印刷を選択すると、図8に示す入出金
取引明細の場合には図9に示す帳票出力画面に従って入
出金取引明細表が印刷される。図8に示す入出金取引明
細は接続対象口座の入出金取引明細であり、図6の場合
と同様に対象種目は6種目であり、口座マスタ管理によ
り登録されている対象口座中の指定したIDの入出金取
引明細データを表示すると共に、銀行セットデータの昇
順に表示する。又、口座選択後直ちに当日(直近)集信
分入出金取引明細が自動出力され、口座IDは口座マス
タ管理により登録された口座のIDをズーム又はキー入
力より選択する。又、上記ステップS20で入出金取引
明細を選択する場合には、先ず画面で見たい銀行口座を
選択し(ステップS21)、当日を含めて10営業日前
までの指定日を選択することにより(ステップS2
2)、該当する入出金取引明細表をディスプレイ装置1
1に表示する(ステップS23)。
【0014】次に、資金集中支援サービスについて、図
10を参照して説明する。先ずメニュー画面上で資金集
中支援サービスを選択し(ステップS30)、キーボー
ド13によって計画作成権限を持つID番号及びパスワ
ードを入力し(ステップS31)、図11に示すような
資金集中計画作成画面を出力し、当該画面に従って資金
集中計画を作成する(ステップS32)。この場合、資
金集中元銀行口座から集中先銀行口座の関係付けは事前
に登録しておき、資金集中額の条件は、(1)資金集中
元銀行口座残高のうち何%残すか、(2)資金集中元銀
行口座残高のうち実額でいくら残すか、のいずれかで設
定する。又、資金集中額は上記条件(1)又は(2)に
従って資金集中額を自動算出し、リターンキーを押下す
ることにより資金集中データが計画される。即ち、リタ
ーンキーにより利用者コードが自動入力され、資金集中
データ計画の履歴が表示される。尚、この資金集中額は
自由に金額変更可能である。資金集中計画表の一例を図
13に示す。次に、計画承認権限を持つID番号及びパ
スワードに変更し(ステップS33、S34)、図12
に示すような資金集中計画承認画面を出力する。計画さ
れた資金集中データについては、資金集中計画の承認を
図12の画面に基づいて行なうが(ステップS35)、
その時にも資金集中額の修正は可能である。キーボード
13のリターンキー押下と共に承認データを作成する。
即ち、リターンキーにより利用者コードが自動入力さ
れ、データが承認、完成されて行くが、承認確定前で利
用者コード表示時に再度リターンキーを押下することに
より承認解除も可能である。そして、全承認で“Y”入
力により未承認データの一括承認が可能であり、全ての
承認が終了後、終了キー押下により「資金集中計画を確
定します(Y/N)」旨のメッセージを出力し、“Y”
入力により資金集中計画は確定され、以降の変更は不可
能となる。資金集中計画承認画面は資金集中計画全件作
成済の場合のみ表示し、作成が終了していない場合はメ
ッセージ出力する。承認された資金集中計画表の一例を
図14に示す。
【0015】資金集中支援サービスでは上述した資金集
中計画作成及び資金集中計画承認の他に、資金集中口座
情報設定、日次報告書等のレポートを出力する機能を有
している。資金集中口座情報設定は、口座マスタで集中
元として登録されている全口座の情報に対して、資金集
中額の計算条件の登録、修正、削除を行なうものであ
り、日次報告書では、資金集中口座への資金集中結果と
して前営業日及び当日の資金集中口座への入金結果を出
力する。更に、集中口座毎に過去最大2ケ月間の日毎の
入出金状況を一覧する日次トランザクションレポート、
指定した入金予定日(当日/将来)別に資金集中におい
て計画した全集中口座毎の資金集中情報を出力する入金
予定日別入金予定額一覧の機能及びそれらの印刷機能が
具備されている。
【0016】次に、支払支援の動作を図15のフローチ
ャートを参照して説明する。先ず画面上で支払支援サー
ビスを選択し(ステップS40)、ID番号及びパスワ
ードを入力し(ステップS41)、その後に支払支援計
画作成を実行する(ステップS42)。支払支援計画作
成について、予め登録してある送信データを利用する場
合には登録データの送信を指示し、新たに登録データを
作成する場合には登録データの作成を指示する(ステッ
プS43)。登録データの送信を指示すると登録データ
の出力となり(ステップS44)、この場合には支払元
銀行口座と支払先銀行口座との関係付けは事前に登録さ
れており、送金金額及び送金指定日を個別に入力し、リ
ターンキー押下と共に計画データを作成するようになっ
ている。又、登録データの作成を指示した場合には登録
データの作成となり(ステップS45)、支払元銀行と
支払先銀行口座との関係付けを登録し、リターンキー押
下と共に計画データを作成する。事前に支払口座関係が
登録されている支払関係の支払計画作成画面は図16に
示すようになっている。尚、支払先は略称で表示されて
いるため、ズームキー押下により支払先口座の詳細が表
示される。支払金額は初期状態が0円で、入力仕様に基
づいて入力し、振日は口座マスタ入力及びカレンダマス
タによる最短資金移動実行日を表示する。検索IDは、
支払元と支払先の関係毎に自由に設定可能で、支払デー
タをグループ化するために付けられるIDである。
【0017】登録データの作成(ステップS45)にお
ける作成画面は図18に示すようになっており、検索I
Dで事前にリンク付けされていない支払情報、又は口座
マスタに登録されていない支払先の新規作成を行なって
支払計画を作成する。初期状態ではブランクで出力され
るが、作成された具体例を図19に示す。
【0018】上述の如くして登録データの出力又は登録
データの作成が行なわれると、次に計画データを作成し
た以外のID番号及びパスワードを入力し(ステップS
46)、支払支援計画承認を実行する(ステップS4
7)。支払い支援計画承認画面を図17に示す。この場
合、支払支援計画画面と同内容の画面が表示されリター
ンキー押下により計画承認行為が行なわれるが、支払金
額及び振込指定日の変更は不可となっている。尚、支払
金額及び振込日の変更は、支払支援計画画面に戻って行
なう。
【0019】支払支援に関しては、上述した支払計画作
成及び支払計画承認の他に、支払支援業務における支払
元と支払先の関係付けを照会、登録、修正を行なう支払
口座情報設定と、端末機10外で作成された総合振込デ
ータをFDにより入力する支払計画FD入力と、支払計
画承認済の取消を(支払先毎に)行なう支払計画取消と
がある。
【0020】次に、資金集中支援サービス又は支払支援
サービスで作成した振込データを送信する処理を行なう
送信処理について、図20のフローチャートを参照して
説明する。ディスプレイ装置11の画面上で送信前処理
又は送信データ照合を選択し(ステップS50)、送信
前処理を指示すると送信前処理となり(ステップS5
1)、送信指示を行なう前に総合振込データを作成する
ための処理を行なう。送信前処理の画面は図21であ
り、前処理中は“処理中”のメッセージが出力される。
そして、送信指示を行なうことによって(ステップS5
2)、「総合振込データ」を伝送する(ステップS5
3)。一方、上記ステップS50で送信データ照合を指
示すると、図22に示すような送信データ照合画面とな
り(ステップS54)、資金集中計画及び支払計画で承
認された「総合振込データ」を支払元口座別に表示し、
「総合振込データ」作成時に支払元の口座マスタとのマ
ッチングを行なう。この場合、送信「総合振込データ」
の全件を口座ID昇順に出力し、レーザプリンタ14に
送信データ一覧表を印刷することもできる(ステップS
55)。
【0021】図23及び図24はVAN100でフォー
マット変換されるファイルレイアウトの一例を示してお
り、項目として年月日、銀行コード、支店コード、口座
番号、預金種目(当座、普通)、データ区分(データレ
コード、トレーラレコード)、取扱日、取引日、入払区
分(入出金の状態)、取引金額、取引区分(現金、振
込、他店券入金、交換(取立入金、交換)、振替、継続
(自動継続を含む)、その他、訂正)、手形区分(小切
手、約束手形、為替手形)、仕向銀行名、仕向支店名、
摘要、入金件数、入金合計金額、出金件数、出金合計金
額、取引前残高、取引後残高が含まれている。又、ファ
イルの仕様はヘッダーレコード(見出しレコード)、デ
ータレコード1〜n、トレーラレコード(集計レコー
ド)、で成っている。ヘッダーレコードとしては、デー
タ区分(例えば「1」でヘッダーレコードの意)、作成
日、銀行番号(取引銀行コードを表わす)、支店番号
(取引支店コードを表わす)、預金種目(例えば「1」
で普通預金、「2」で当座預金、「5」で通知預金、
「6」で定期預金、「7」で積立定期、「9」でその
他)、口座番号、取引前残高がある。又、トレーラレコ
ードとしては、データ区分(例えば「8」でトレーラレ
コードの意)、入金件数、入金額合計、出金件数、出金
額合計、取引後残高が用意されている。
【0022】一方、データレコード(入出金明細レコー
ド)はデータ区分(例えば「2」でデータレコードの
意)、勘定日、預入/払出日(入金出金起算日を表わ
す)、入払区分(入出金の状態を表わす)、取引区分
(取引形態を表わす)、取引金額、手形/小切手区分
(例えば「1」で小切手、「2」で約束手形、「3」で
為替手形)、仕向銀行名、仕向店名、摘要内容である。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の金
融機関に対して自動的に資金集中の指示、実行ができる
と共に、入出金取引明細を加工編集することにより当日
の残高情報を入手することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明における前処理の動作例を示すフローチ
ャートである。
【図3】マルチバンク口座情報レポート111の動作例
を示すフローチャートである。
【図4】残高一覧の一例を示す図である。
【図5】入出金取引明細の一例を示す図である。
【図6】入出金取引明細の一例を示す図である。
【図7】残高一覧表の印刷例を示す図である。
【図8】入出金取引明細の一例を示す図である。
【図9】入出金取引明細帳表出力画面の一例を示す図で
ある。
【図10】資金集中支援サービスの動作例を示すフロー
チャートである。
【図11】資金集中計画作成画面の一例を示す図であ
る。
【図12】資金集中計画承認画面の一例を示す図であ
る。
【図13】資金集中計画表の一例を示す図である。
【図14】承認された資金集中計画表の一例を示す図で
ある。
【図15】支払支援サービスの動作例を示すフローチャ
ートである。
【図16】支払計画作成(固定)の画面例を示す図であ
る。
【図17】支払計画承認(固定)の具体例を示す図であ
る。
【図18】支払計画作成(随時)の画面例を示す図であ
る。
【図19】支払計画作成(随時)の具体例を示す図であ
る。
【図20】送信処理の動作例を示すフローチャートであ
る。
【図21】送信前処理の画面例を示す図である。
【図22】送信データ照合画面例を示す図である。
【図23】本発明で用いるファイルレイアウトの一部を
示す図である。
【図24】本発明で用いるファイルレイアウトの一部を
示す図である。
【符号の説明】
10 端末機 11 ディスプレイ装置 13 キーボード 14 レーザプリンタ 100 VAN

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数金融機関の本支店間をコンピュータ
    ネットワークで結合した端末機で資金に関するパラメー
    タを設定し、資金集中データを作成し、作成したデータ
    を前記コンピュータネットワークを経て所要の前記複数
    金融機関の本支店に伝送することによって、前記複数金
    融機関にまたがる資金を一定の金融機関口座に集中でき
    るようにしたことを特徴とする金融情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記端末機がパーソナルコンピュータで
    あり、前記コンピュータネットワークを通じ授受された
    データを端末アプリケーションによって情報処理するよ
    うになっている請求項1に記載の金融情報処理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記パーソナルコンピュータは、前記複
    数金融機関が用意する全銀プロトコルたる入出金取引明
    細データを前記コンピュータネットワークを通じて取得
    し、前記端末アプリケーションを介して画面上に読出し
    て加工し、作成した資金移動データを全銀プロトコルの
    総合振込データにフォーマット変換し、前記端末アプリ
    ケーションを介して伝送し、前記コンピュータネットワ
    ークを通じて所定の複数金融機関に仕分けするようにな
    っている請求項2に記載の金融情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記資金集中画面中の資金集中額の前記
    パラメータを、資金集中元口座残高の百分率で指示する
    ようになっている請求項1に記載の金融情報処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記資金集中画面中の資金集中額の前記
    パラメータを、実額で指示するようになっている請求項
    1に記載の金融情報処理システム。
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