JP2002329155A - 相殺決裁処理システム - Google Patents

相殺決裁処理システム

Info

Publication number
JP2002329155A
JP2002329155A JP2001132642A JP2001132642A JP2002329155A JP 2002329155 A JP2002329155 A JP 2002329155A JP 2001132642 A JP2001132642 A JP 2001132642A JP 2001132642 A JP2001132642 A JP 2001132642A JP 2002329155 A JP2002329155 A JP 2002329155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
transaction
trading
debt
departments
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001132642A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Iwasaki
洋 岩▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Forestry Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Forestry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Forestry Co Ltd filed Critical Sumitomo Forestry Co Ltd
Priority to JP2001132642A priority Critical patent/JP2002329155A/ja
Publication of JP2002329155A publication Critical patent/JP2002329155A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 各取引部門1A,1B,1Cの相互間の
債務額と債権額とを相互に明確にした後に一対の取引部
門相互間の債権額、債務額の相殺をする。次に、全ての
取引部門1A,1B,1Cを含む系全体を仮想取引先と
し、取引部門毎に、仮想取引先に対する債務額あるいは
債権額を計算する。最後に仮想取引先に対して債務を負
う取引部門から、仮想取引先に対し債権を負う取引部門
に対し送金を行うように送金額を決定する。 【効果】 仮想取引先に対する債権額や債務額を計算し
た後に送金元や送金先の決定をするという手順を採用す
ると、コンピュータにより自動的に一定の手順で相殺決
裁額の最適化を図ることができ、各部門の送金手数料を
軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の企業間で受
発注取引を実行する場合に送金額の相殺を行って送金手
数料を軽減することができる相殺決裁支援用システム
や、このシステムを動作させるコンピュータプログラム
に関する。
【0002】
【従来の技術】企業活動の効率化と営業品目毎の独立採
算制を図るために、独立性の高い事業部に分割をして分
社化を行う企業も少なくない。また、互いに部品を供給
しあるいはサービスを代行する様々な協力会社を持ち、
グループとして製品の製造や販売等の事業を行う企業も
多い。こうしたグループ企業はいずれも一括して連結決
算の対象になるものが多いが、商品の受発注取引につい
ては互いに代金を決裁し、他の企業と区別しないで商取
引を行っている。従って、いずれの企業間においても、
それぞれ一定の期間毎に売掛金と買掛金とを集計し、定
期的に決裁を行って独自の経理業務を行うようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。一定のグループに属する企業間では、互いに他の一
般の企業に対する場合と比較して多額の取引が行われ
る。従って、期末に決裁を行う際の送金額が非常に大き
くなる。送金額が大きくなれば、銀行などの金融機関に
支払う送金手数料が大きくなる。そこで、互いに多額の
取引を行う企業間で売掛金と買掛金の相殺処理をし、送
金額を減少させることが考えられる。即ち、2社間の取
引額を集計して互いの買掛金や売掛金を比較し、その差
額を算出して、買掛金の多い方から買掛金の少ない方へ
その差額分を送金する。これによって、互いに送金手数
料を十分に軽減することが可能になる。
【0004】しかしながら、売掛金や買掛金の内容が単
純な場合はこのような相殺が可能であるが、複雑かつ大
規模な取引が行われる場合、相殺結果の信頼性を維持す
ることが容易でない。即ち、間違いなく相殺されたかど
うか、相殺処理については責任者の承認が行われている
かどうかといった点を厳密に管理することが容易でな
い。従って、実際には、たとえグループ企業間の取引で
あっても他の一般企業との間の取引と同様に決裁処理を
行ってしまうのが現状である。このため、グループに属
する全ての企業の送金手数料を累積した場合に、理想的
な相殺処理を行った場合に比べて多額の無駄が生じてく
るという問題があった。
【0005】本発明では、単に2社間の相殺決裁処理の
みならず、3社以上の所定の関係にある企業間の相殺決
裁をコンピュータによって自動的に行い、決裁のための
送金手数料を軽減して様々な事務処理の効率化を図るこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉ネットワークを通じて相互に商取引を実行す
る、複数の取引部門から閲覧できるデータファイルを保
持したサーバを備え、このサーバには、相互に商取引を
実行する複数の取引部門の、全ての相互取引にかかわる
取引額を記録した受発注履歴と、記録された所定期間の
取引額を参照して、全ての取引部門相互間の上記所定期
間の債務額と債権額の累積値を計算する一次決済処理を
実行し、この一時決済処理の結果を利用して、上記全て
の取引部門を含む系全体を仮想取引先としたときの、こ
の仮想取引先に対する各取引部門の債務額または債権額
を計算する二次決済処理を実行した結果を記録した相殺
履歴と、上記仮想取引先に対して債務を負ういずれかの
取引部門から、上記仮想取引先に対して債権を持ついず
れかの取引部門に対して、自己の債務額の範囲で送金を
する送金額を決定する処理を実行した結果を記録した振
込先決定履歴と、各部門の上記送金額を含む相殺処理の
承認処理結果を記録した承認履歴とを保持することを特
徴とする相殺決裁処理システム。
【0007】〈構成2〉相互に商取引を実行する複数の
取引部門の、全ての相互取引にかかわる取引額を記録
し、記録された所定期間の取引額を参照して、全ての取
引部門相互間の上記所定期間の債務額と債権額の累積値
を計算する一次決済処理を実行し、この一時決済処理の
結果を利用して、上記全ての取引部門を含む系全体を仮
想取引先としたときの、この仮想取引先に対する各取引
部門の債務額または債権額を計算する二次決済処理を実
行し、上記仮想取引先に対して債務を負ういずれかの取
引部門から、上記仮想取引先に対して債権を持ついずれ
かの取引部門に対して、自己の債務額の範囲で送金をす
る送金額を決定する処理を実行して、上記二次決済処理
の結果と送金額とを接続全ての取引部門にネットワーク
を通じて閲覧可能に表示して、相互に承認処理を実行す
ることを特徴とする相殺決裁処理方法。
【0008】〈構成3〉相互に商取引を実行する複数の
取引部門の、全ての相互取引にかかわる取引額のうち、
所定期間の取引額を参照して、全ての取引部門相互間の
上記所定期間の債務額と債権額の累積値を計算する一次
決済処理と、この一時決済処理の結果を利用して、上記
全ての取引部門を含む系全体を仮想取引先としたとき
の、この仮想取引先に対する各取引部門の債務額または
債権額を計算する二次決済処理と、上記仮想取引先に対
して債務を負ういずれかの取引部門から、上記仮想取引
先に対して債権を持ついずれかの取引部門に対して、自
己の債務額の範囲で送金をする送金額を決定する処理
を、全ての取引部門の仮想取引先に対する債務額または
債権額がゼロになるまで繰り返す処理をコンピュータに
実行させる相殺決裁支援用コンピュータプログラム。
【0009】〈構成4〉構成1に記載の相殺決裁支援用
コンピュータプログラムにおいて、全ての取引部門の中
から、債務額の最も多い取引部門と債権額の最も多い取
引部門を選択して、債務額の最も多い取引部門から債権
額の最も多い取引部門への送金額を決定し、その後、残
った取引部門の中から再び債務額の最も多い取引部門と
債権額の最も多い取引部門を選択して、債務額の最も多
い取引部門から債権額の最も多い取引部門への送金額を
決定する処理を繰り返すことをコンピュータに実行させ
る相殺決裁支援用コンピュータプログラム。
【0010】〈構成5〉構成1に記載の相殺決裁支援用
コンピュータプログラムにおいて、取引部門は3部門以
上含まれることを特徴とする相殺決裁支援用コンピュー
タプログラム。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、具
体例を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の相殺決
裁支援用システムの動作原理を説明する説明図である。
図の(a)に示すように、この例では、3つの取引部門
1A,1B,1Cが相互に任意の商取引を実行してい
る。なお、取引部門というのは、それぞれ経済的には独
立採算制をとる企業の事業部や、グループ企業に属する
完全に独立した会社などを総称する呼び名である。本発
明は、必ずしもグループ企業間に関する取引のみなら
ず、任意の一群の取引部門間についての相殺決裁処理に
利用することができる。以下では任意の取引部門を対象
に説明を続ける。
【0012】例えば、決裁時期に各取引部門1A,1
B,1Cの相互間の債務額と債権額とを集計したとこ
ろ、この図に示すような結果が得られたとする。図の取
引部門1Aは、取引部門1Bに対し100万円の債務が
ある。また、取引部門1Bは、取引部門1Aに対し20
万円の債務がある。一方、取引部門1Cは、取引部門1
Bに対し30万円の債務があり、取引部門1Bは取引部
門1Cに対し60万円の債務がある。この債務は、決裁
のための一定の期間、例えば、過去3月間の債務額の累
積値である。
【0013】このように各取引部門1A,1B,1Cの
相互間の債務額と債権額とを相互に明確にした後に、一
次決裁処理を実行する。図の(b)に示したものは、一
次決裁処理の演算結果である。取引部門1Aと1Bとの
間の債権額、債務額の相殺をすると、図に示すように、
取引部門1Aは1Bに対し80万円の債務を負うという
結果になる。また、取引部門1Bは1Cに対し30万円
の債務を負うという結果になる。相殺処理の確認と承認
がうまくいけば、取引部門1Aと1Bの間、及び取引部
門1Bと1Cの間の送金額を低減することが可能にな
る。しかしながら、取引部門1A,1B,1Cを含むグ
ループ全体から見ると、更に送金額を低減する相殺が可
能になる。
【0014】本発明では、ここで、全ての取引部門1
A,1B,1Cを含む系全体を仮想取引先と呼ぶことに
する。そして、取引部門毎に、仮想取引先に対する債務
額あるいは債権額を計算する。図の(a)を参照する
と、取引部門1Aは取引先が取引部門1Bだけである。
従って、系全体に対する債務は取引部門1Bに対する債
務と同額になる。即ち、取引部門1Aの仮想取引先に対
する債務額は80万円である。取引部門1Cについても
同様で、系全体に対する債権額が取引部門1Bに対する
債権額と等しくなり30万円となる。一方、取引部門1
Bは、取引部門1Aに対し80万円の債権を持ち、取引
部門1Cに対しては30万円の債務を持っている。従っ
て、差し引き50万円が系全体に対する債権である。図
1の(c)には、その結果を表示した。取引部門1A,
1B,1Cについて、それぞれ仮想取引先に対する債務
額をマイナスの符号を付けて表し、債権額をプラスの符
号を付けて表している。この処理を、本発明では二次決
裁処理と呼んでいる。
【0015】今度は、(c)の結果を参照しながら、仮
想取引先に対して債務を負う取引部門から、仮想取引先
に対し債権を負う取引部門に対し送金を行うように送金
額を決定する。先ず、取引部門1Aは80万円の債務を
仮想取引先に対して負っているので、仮想取引先に対し
50万円の債権を持つ取引部門1Bに対し80万円のう
ち50万円を送金するように決定する。そして、残りの
30万円を取引部門1Cに対し送金するように決定す
る。図1(d)にはその結果を示した。この結果を見て
わかるように、取引部門1Aと取引部門1Cとは、図1
(a)に示した例では決裁の対象となる取引はない。し
かしながら、結論として(d)に示すような送金を行う
と、最も少ない送金額で(a)に示す取引部門相互間の
相殺決裁が完結する。上記のように、仮想取引先という
概念を設け、仮想取引先に対する債権額や債務額を計算
した後に送金元や送金先の決定をするという手順を採用
すると、コンピュータにより自動的に一定の手順で相殺
決裁の最適化を図ることができる。
【0016】以上が本発明の具体的な原理であるが、以
下更に詳細な説明を行う。図2の(a)は一次相殺処理
の具体的な説明図、(b)は二次相殺処理の具体的な説
明図である。図1に示した原理図は比較的単純な例であ
るが、実際には多数の取引部門間で相互に様々な取引が
行われ、一次相殺処理、二次相殺処理及び送金額の決定
処理は、より複雑になる。たとえ複雑になっても、コン
ピュータを用いてこの手順で自動的に演算処理が可能な
ことをここで説明する。
【0017】図2の(a)に示すように、次の例では、
取引部門A,B,C,Dの4者の間で、それぞれ相互に
図に示すような取引が行われているとする。数値の単位
は万円である。例えば、取引部門Aは取引部門Bに対し
200万円の債務を負っている。一方、取引部門Aは取
引部門Bに対し150万円の債権を持っている。同様に
して、取引部門Bは取引部門Cに対し140万円の債務
を負い80万円の債権を持つ。取引部門Cは取引部門D
に対し160万円の債務を負い70万円の債権を持って
いる。取引部門Dは取引部門Aに対し20万円の債務を
負い90万円の債権を持っている。これらの取引部門が
相互に商取引を実行した場合には、その都度相互の取引
にかかわる取引額が記録される。これらの商取引の結果
が、決裁のための例えば、3月間分集計接続されて、こ
のような債務と債権が算出される。
【0018】図2の(a)で一次相殺処理を実行する。
一次相殺処理は既に説明したように、例えば取引部門A
と取引部門Bとの間で債権と債務の額を相殺し、取引部
門Aは取引部門Bに対し50万円の債務を負うという結
果を出す処理である。図の例では、取引部門Bは取引部
門Cに対し80万円の債務を負っている。取引部門Cは
取引部門Dに対し90万円の債務を負っている。取引部
門Dは取引部門Aに対し70万円の債権を持っている。
【0019】次に、Bに示す二次相殺処理を実行する。
二次相殺処理では、各取引部門の全ての債権と債務とを
集計する。例えば、取引部門Aは取引部門Bに対し50
万円の債務を持ち、取引部門Dに対し70万円の債務を
持つ。従って、これらを合計して系全体、即ち仮想取引
先に対し120万円の債務を持つという結果を出す。債
務にはマイナス符号が付いている。同様にして、取引部
門Bは仮想取引先に対し10万円の債務を持ち、取引部
門Cは仮想取引先に対し30万円の債務を持つという結
果を出す。一方、取引部門Dは仮想取引先に対し160
万円の債権を持つという結果を出す。これが二次相殺処
理の結果である。
【0020】図3の(a)は送金額決定処理の説明図
で、(c)は比較例の説明図である。図2(b)に示し
たようにして二次相殺処理を実行した後、仮想取引先に
対して債権を持つグループX群と仮想取引先に対して債
務を持つグループY群とに分ける。そして、いずれの群
も債権額あるいは債務額の多い順に並べる。この例で
は、取引部門DのみがX群に含まれ、取引部門A,B,
CがY群に含まれる。ちょうど貸借対照表のように債権
額と債務額の合計が一致するように並べられている。こ
の状態で、Y群に属する取引部門がX群に属する取引部
門に対し送金をするようにそれぞれ送金額を決定する。
この例の場合には比較的結果が単純になり、取引部門
A,B,Cはそれぞれ自己の債務額を全て取引部門Dに
送金することになっている。
【0021】上記の相殺処理の結果どの程度送金額を軽
減して送金手数料を節約できたかを、(b)の図を用い
て比較してみる。(b)では、当初の各取引部門の債務
額とこれらの債務額を合計した合計送金額とを表示し
た。図に示すように、取引部門Aは合計290万円の送
金を必要とし、取引部門Bも同様に290万円の送金を
必要とする。取引部門Cは240万円の送金を必要と
し、取引部門Dは90万円の送金を必要とする。上記の
相殺処理の結果、取引部門Aは120万円、取引部門C
は30万円、取引部門Bは10万円の送金となる。両者
を比較すると、相殺処理によって極めて高額の送金手数
料を節約できたことになる。
【0022】図4は、上記のような処理をコンピュータ
で実行した場合の動作フローチャートである。先ず、ス
テップS1において、演算処理の対象となる取引部門群
を決定する。この取引部門群をこのフローチャートの中
では系と呼ぶ。図2の例では、対象となる取引部門は
A,B,C,Dの4部門である。相殺決裁をどの範囲で
行うかは自由に選定できるようにして構わない。取引部
門が10部門あるうちの5部門間でのみ相殺処理を行う
ようにしてよい。次のステップS2では、1ペアの取引
部門を選択する。即ち、対象となる取引部門が3部門以
上存在する場合、一次相殺処理のために、先ず1組ずつ
の取引部門を選択して債権額と債務額の相殺演算処理を
行う。ステップS3において、選択した取引部門相互間
の債務額と債権額の差を計算し、一次相殺処理を実行す
る。
【0023】次のステップS4では、全てのペアを選択
したかどうかを判断する。対象となる取引部門から1ペ
アを取り出す組合せの数だけ、ステップS1からステッ
プS4の処理が繰り返される。そして、一次相殺処理が
終了すると二次相殺処理を開始する。ステップS5で
は、対象となる取引部門から1つの取引部門を選択す
る。そして、系に対する債権額あるいは債務額の計算を
する。ここで、系と呼んでいるのはこれまで説明した仮
想取引先に相当する。二次相殺処理の計算内容自体は、
図2(b)を用いて説明した通りである。ステップS7
では、全ての取引部門について二次相殺処理を実行した
か判断する。ステップS5からステップS7の処理は、
取引部門の数だけ繰り返される。二次相殺処理が終了す
ると、送金額の決定処理に進む。
【0024】ステップS8において、系に対し債権のあ
る取引部門群を選択し、債権額の多い順に取引部門をソ
ートする。即ち、図3(a)に示すX群を求める処理を
実行する。そして、債権額の多い順に取引部門を上から
並べる。ステップS9では、系に債務のある取引部門群
を選択し債務額の多い順に取引部門をソートする。図3
(a)に示すY群の処理を実行する。そして、ステップ
S10において、Y群からX群に対しソート順に送金先
と送金額を振り分ける。後で具体的な例を用いて説明す
るが、ソート順に送金先や送金額を振り分けるのは、金
額の多い順に送金先を決定することによって送金先をま
とめ、多数の送金先に送金する場合に比べて送金手数料
を安くするためである。
【0025】取引部門間の送金額を決定した結果は、ス
テップS11において、例えば報告書に印刷されたり、
別の演算処理のためにコンピュータの所定の領域に出力
される。図1に示したような極めて単純な例では、一次
相殺処理を実行した段階で、人間がその結果を見て、図
1(d)に示すような相殺処理の最適化を図ることが可
能である。しかしながら、この処理をコンピュータに自
動的に実行させ、しかも最も効率よく最も送金手数料が
安くなる送金額や送金先を決定させるためには、コンピ
ュータに適した演算処理の方法を確立することが必要に
なる。本発明の実施例で説明した手順は、コンピュータ
により相殺処理を最適化するための最も確実で効率のよ
いものである。
【0026】図5は、具体的に本発明を実施した取引部
門間の相殺結果承認手続を説明するシーケンスチャート
である。上記のような方法を実施するためには、この図
5に示すようなシステム構成にすることが好ましい。図
5の例では、一対の取引部門の一方を発注元10とし、
他方を発注先20とした。相殺処理の対象となる取引部
門がいくつあっても、1ペアの取引部門を取り出せば必
ずこの関係になる。一対の取引部門が相互に受発注取引
をしている場合、図の発注元10と発注先20の立場を
取り替えればよい。また、このシステムでは、両者に共
通なデータ、即ち図に示す受発注履歴13、相殺履歴1
4、承認履歴15、振込先決定履歴16、承認履歴17
などをサーバ30に記憶させた。
【0027】発注元10とサーバ30とはネットワーク
31を介して接続されている。また発注先20とサーバ
30とはネットワーク32を介して接続されている。そ
の結果、発注元10も発注先20も、サーバ30に記憶
された各種のデータをそれぞれ自由に閲覧することが可
能になる。ここで、発注元10が発注先20に対し所定
の商品を発注すると(ステップS20)、その受発注履
歴13に該当する内容が記録される。次のステップS2
1では、発注元10が発注額に応じたデータを生成し、
買掛金データ11を記憶する。この買掛金データ11
は、発注元10のコンピュータの記憶装置に記憶され
る。また発注先20は、受注に伴ってステップS22に
おいて売掛金データ12を記憶する。この売掛金データ
12は、受注先20のコンピュータ中に記憶される。次
のステップS30において、既に説明した相殺処理が実
行され、その結果が相殺履歴14に記憶される。この相
殺処理は、この例では、決裁を行うときに一括して実行
されるのではなく、1回の売買毎に行われる。即ち1回
の売買毎に、既に説明したような一次相殺処理と二次相
殺処理が実行され、その結果が相殺履歴14に記憶され
る。
【0028】図6(a)は、受発注履歴13の内容とな
る受発注テーブル説明図で、(b)は、相殺履歴14の
内容となる相殺履歴テーブル説明図である。図6(a)
に示すように、受発注テーブルには、各日付毎に発注元
と発注先と発注された商品の品番と数量とが記録され、
その受発注金額が表示される。こうしたトランザクショ
ン処理が、取引の都度実行され、対象となる取引部門、
即ち系全体の受発注履歴13が生成される。また図6
(b)に示すように、例えば4月1日に取引部門Aと取
引部門Bの間で所定の取引が実行されると、ただちに一
次相殺処理と二次相殺処理が実行され、それぞれ仮想取
引先に対する債務額や債権額が記録される。この図で
は、債務額がプラス、債権額がマイナスで表示されてい
る。取引の都度、このような相殺履歴14が生成され
て、発注元10も発注先20もいつでもその内容を照会
することができる。
【0029】決裁時期がくると、例えば発注元10は相
殺履歴を参照し、図5のステップS31において発注先
20に対し相殺結果の承認依頼を行う。発注先20で
は、ステップS32において承認判断を行う。この承認
判断は、発注先20の担当者などが相殺履歴14を見る
ことによって行う。そして、その回答は発注元10に返
される。また、承認回答を行ったという記録を承認履歴
15に記録する。発注元10ではステップS34におい
て承認を受信する。そして、既に説明した振込先決定処
理を開始する。その結果は、振込先決定履歴16に記録
される。そして、振込み額を決定すると、ステップS3
5において発注先20に対し承認依頼を行う。発注先2
0では、ステップS36において承認判断を行う。この
承認判断は、発注先20の担当者などが行う。そして、
承認回答をする。承認回答の結果は、承認履歴17に記
録される。同時に承認回答の結果は、発注元10に送ら
れる。発注元10は、この承認回答を受信し一連の承認
処理が終了する(ステップS37)。
【0030】上記のような処理を経て、決定した相殺の
ための送金額が有効になる。振込先決定履歴16には、
実質的に図3(a)に示したような内容のデータが記録
される。形式は任意である。図5に示したような処理
は、全ての取引部門について行われる。また、各取引部
門が発注先である場合、発注元である場合の両方につい
て実行される。こうして決裁の相殺処理のための計算が
自動的に行われる一方、所定のタイミングで承認を促す
処理が実行される。図5に示したステップS32やステ
ップS36に示すように、発注先における担当者の承認
が確実に進められ、誤りのない相殺処理ができる。承認
履歴17には、各取引部門の責任者が、何月何日にどの
振込先決定処理について承認をしたかといった記録がさ
れる。これらのデータファイルを各取引部門から閲覧可
能にすることにより、すみやかにデータ送受信に伴うデ
ータ誤りを生じることなく、複数の取引部門間の相殺決
済が可能になる。
【0031】図7は、送金額決定処理の詳細な説明図で
ある。仮想取引先に対して債務を負うY群に属する取引
部門と、仮想取引先に対して債権を持つX群に属する取
引部門が、それぞれ複数ある場合には、送金額の決定処
理が複雑になる。その処理の具体例を、この図7を用い
て説明する。例えば、この図に示すように、Y群に属す
る取引部門がA,F,H,Cの4者あるとする。またX
群に属する取引部門が、G,D,B,J,E,Kの6者
あるとする。この例では、全部で10部門がY群とX群
とに振り分けられている。しかしながら、例えば仮想取
引先に対し債権額も債務額も“0”という取引部門が他
に存在するケースがある。このような場合、該当する取
引部門は無視して構わない。
【0032】この図の例では、仮想取引先に対し債務を
有する取引部門のうち、取引部門Aが最も債務額が多く
80万円となっている。取引部門Fは50万円、取引部
門Hは40万円、取引部門Cは10万円である。一方、
仮想取引先に対し債権を持つ取引部門のうち最も債権額
が多いのは取引部門Gである。その額は60万円であ
る。取引部門Dは40万円、取引部門Bは30万円、取
引部門Jは30万円、取引部門Eは10万円、取引部門
Kは10万円となっている。図7(a)に示したもの
は、Y群もX群もそれぞれ債務額あるいは債権額が多い
順にソートされたものである。送金額の決定処理は、こ
の一番上の取引部門から順番に実行する。
【0033】先ず、Y群に含まれる取引部門Aに含まれ
る債務額の範囲で、X群に含まれる取引部門への送金を
行う計算をする。取引部門Aの債務額は80万円である
から、そのうち60万円を取引部門Gに送金する。残り
の20万円は、次の取引部門Dに送金するように自動的
に決定する。この場合、取引部門Dは、まだ債権が20
万円残っている。Y群の取引部門Fの債務額50万円の
一部を取引部門Dへの送金に割当てる。そして残りの3
0万円を、今度はX群の次の取引部門Bに送金するよう
にする。ここでは、ちょうど取引部門Bに30万円を送
金すると取引部門Fの債務額が“0”になる。
【0034】次に、取引部門Hについて送金額を決定す
る。取引部門Hは、先ず取引部門Jに対し30万円を送
金するように決定する。そして残りの10万円を次の取
引部門Eに送金するよう決定する。最後に、Y群に含ま
れる取引部門Cは、X群に含まれる取引部門Kに対し1
0万円の送金をするというように決定すると、Y群とX
群の債務額と債権額の相殺を全て終了する。この結果が
(b)に示すようになる。即ち、X群,Y群に含まれる
取引部門をそれぞれ債務額あるいは債権額の多い順にソ
ートし、債務額の最も多い取引部門から債権額の最も多
い取引部門への送金額を先ず決定し、その後、残った取
引部門の中から再び債務額の最も多い取引部門と債権額
の最も多い取引部門を選択して、債務額の最も多い取引
部門から債権額の最も多い取引部門へ送金する額を決め
るという処理を繰り返すと、自動的に送金額と送金先の
最適化を図ることができる。
【0035】なお、この例では、例えば取引部門Aが取
引部門Gに対し60万円を送金し、取引部門Dに対し2
0万円を送金した段階で、X群に含まれる各部門の残り
の債権額を比較すると、取引部門Dは大きい方から3番
目の債権額になる。従って、ここで再度ソートを行って
最も債権額の多いものに対する送金というような処理を
してもよい。しかしながら、あまり頻繁にソートを繰り
返すと、かえって演算処理が複雑になる。従って、上記
の例では、自動的に最初のソート順に送金額を決定して
いくようにした。上記のように、本発明では、特に3以
上の取引部門により系が構成される場合に複雑な相互取
引が実行されたとき、最終的な相殺決裁を自動的に行う
ことができる。
【0036】上記のコンピュータプログラムは、主とし
てサーバ上で動作するが、必要に応じて、その一部のモ
ジュールが取引部門上で動作するようにしてもよい。ま
た、上記のような本発明を実現するためのコンピュータ
プログラムは、例えばCD−ROMのようなコンピュー
タで読み取り可能な記録媒体に記録して、インストール
して利用することができる。また、ネットワークを通じ
てコンピュータのメモリ中にダウンロードして利用する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の相殺決裁支援用システムの動作原理を
説明する説明図である。
【図2】(a)は一次相殺処理の具体的な説明図、
(b)は二次相殺処理の具体的な説明図である。
【図3】(a)は送金額決定処理の説明図で、(c)は
比較例の説明図である。
【図4】上記のような処理をコンピュータで実行した場
合の動作フローチャートである。
【図5】具体的に本発明を実施した取引部門間の相殺結
果承認手続を説明するシーケンスチャートである。
【図6】(a)は、受発注履歴13の内容となる受発注
テーブル説明図で、(b)は、相殺履歴14の内容とな
る相殺履歴テーブル説明図である。
【図7】送金額決定処理の詳細な説明図である。
【符号の説明】
1A 取引部門 1B 取引部門 1C 取引部門 10 発注元 20 発注先 30 サーバ 31 ネットワーク 32 ネットワーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを通じて相互に商取引を実
    行する、複数の取引部門から閲覧できるデータファイル
    を保持したサーバを備え、 このサーバには、 相互に商取引を実行する複数の取引部門の、全ての相互
    取引にかかわる取引額を記録した受発注履歴と、 記録された所定期間の取引額を参照して、全ての取引部
    門相互間の前記所定期間の債務額と債権額の累積値を計
    算する一次決済処理を実行し、この一時決済処理の結果
    を利用して、前記全ての取引部門を含む系全体を仮想取
    引先としたときの、この仮想取引先に対する各取引部門
    の債務額または債権額を計算する二次決済処理を実行し
    た結果を記録した相殺履歴と、 前記仮想取引先に対して債務を負ういずれかの取引部門
    から、前記仮想取引先に対して債権を持ついずれかの取
    引部門に対して、自己の債務額の範囲で送金をする送金
    額を決定する処理を実行した結果を記録した振込先決定
    履歴と、 各部門の前記送金額を含む相殺処理の承認処理結果を記
    録した承認履歴とを保持することを特徴とする相殺決裁
    処理システム。
  2. 【請求項2】 相互に商取引を実行する複数の取引部門
    の、全ての相互取引にかかわる取引額を記録し、 記録された所定期間の取引額を参照して、全ての取引部
    門相互間の前記所定期間の債務額と債権額の累積値を計
    算する一次決済処理を実行し、 この一時決済処理の結果を利用して、前記全ての取引部
    門を含む系全体を仮想取引先としたときの、この仮想取
    引先に対する各取引部門の債務額または債権額を計算す
    る二次決済処理を実行し、 前記仮想取引先に対して債務を負ういずれかの取引部門
    から、前記仮想取引先に対して債権を持ついずれかの取
    引部門に対して、自己の債務額の範囲で送金をする送金
    額を決定する処理を実行して、 前記二次決済処理の結果と送金額とを接続全ての取引部
    門にネットワークを通じて閲覧可能に表示して、相互に
    承認処理を実行することを特徴とする相殺決裁処理方
    法。
  3. 【請求項3】 相互に商取引を実行する複数の取引部門
    の、全ての相互取引にかかわる取引額のうち、所定期間
    の取引額を参照して、全ての取引部門相互間の前記所定
    期間の債務額と債権額の累積値を計算する一次決済処理
    と、 この一時決済処理の結果を利用して、前記全ての取引部
    門を含む系全体を仮想取引先としたときの、この仮想取
    引先に対する各取引部門の債務額または債権額を計算す
    る二次決済処理と、 前記仮想取引先に対して債務を負ういずれかの取引部門
    から、前記仮想取引先に対して債権を持ついずれかの取
    引部門に対して、自己の債務額の範囲で送金をする送金
    額を決定する処理を、全ての取引部門の仮想取引先に対
    する債務額または債権額がゼロになるまで繰り返す処理
    をコンピュータに実行させる相殺決裁支援用コンピュー
    タプログラム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の相殺決裁支援用コンピ
    ュータプログラムにおいて、 全ての取引部門の中から、債務額の最も多い取引部門と
    債権額の最も多い取引部門を選択して、債務額の最も多
    い取引部門から債権額の最も多い取引部門への送金額を
    決定し、 その後、残った取引部門の中から再び債務額の最も多い
    取引部門と債権額の最も多い取引部門を選択して、債務
    額の最も多い取引部門から債権額の最も多い取引部門へ
    の送金額を決定する処理を繰り返すことをコンピュータ
    に実行させる相殺決裁支援用コンピュータプログラム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の相殺決裁支援用コンピ
    ュータプログラムにおいて、 取引部門は3部門以上含まれることを特徴とする相殺決
    裁支援用コンピュータプログラム。
JP2001132642A 2001-04-27 2001-04-27 相殺決裁処理システム Pending JP2002329155A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001132642A JP2002329155A (ja) 2001-04-27 2001-04-27 相殺決裁処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001132642A JP2002329155A (ja) 2001-04-27 2001-04-27 相殺決裁処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002329155A true JP2002329155A (ja) 2002-11-15

Family

ID=18980624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001132642A Pending JP2002329155A (ja) 2001-04-27 2001-04-27 相殺決裁処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002329155A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007058726A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Hitachi Ltd マルチラテラルネッティング決済方法、システム及びプログラム
JP2007257318A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Fujitsu Ltd セグメント調整仕訳プログラムおよびセグメント調整仕訳装置
JP4591612B1 (ja) * 2009-05-20 2010-12-01 株式会社バランテック 決済処理方法及び装置
JP2014099198A (ja) * 2007-08-12 2014-05-29 Elbizri Samer インボイス債務を相殺するシステムおよび方法
JP2018190206A (ja) * 2017-05-08 2018-11-29 株式会社エムティーアイ 決済及び送金システム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007058726A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Hitachi Ltd マルチラテラルネッティング決済方法、システム及びプログラム
JP2007257318A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Fujitsu Ltd セグメント調整仕訳プログラムおよびセグメント調整仕訳装置
JP2014099198A (ja) * 2007-08-12 2014-05-29 Elbizri Samer インボイス債務を相殺するシステムおよび方法
JP2016197421A (ja) * 2007-08-12 2016-11-24 エルビズリ,サメール インボイス債務を相殺するシステムおよび方法
JP2019079569A (ja) * 2007-08-12 2019-05-23 エルビズリ,サメール インボイス債務を相殺するシステムおよび方法
JP2021131905A (ja) * 2007-08-12 2021-09-09 エルビズリ,サメール インボイス債務を相殺するシステムおよび方法
JP4591612B1 (ja) * 2009-05-20 2010-12-01 株式会社バランテック 決済処理方法及び装置
JP2010271813A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Balantec Ltd 決済処理方法及び装置
JP2018190206A (ja) * 2017-05-08 2018-11-29 株式会社エムティーアイ 決済及び送金システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8108296B2 (en) System and method for varying electronic settlements between buyers and suppliers with dynamic discount terms
US6873972B1 (en) Systems and methods for credit line monitoring
US8229807B2 (en) System and method of offsetting invoice obligations
US20020046106A1 (en) Method and system for modeling business card exchanges in a point-to -point value
US20050234820A1 (en) System and method for bill pay with credit card funding
US20080120218A1 (en) Method and system for using payment history for conducting commercial transactions
US20140136412A1 (en) Least cost routing interchange for b2b purchase card payments
WO2002071299A1 (en) Web based system and method for managing business to business online transactions
WO2005013076A2 (en) System and method for a business payment connection
JPH10187833A (ja) 会計処理装置及びその方法
JP2007528066A (ja) ファンドを融資するための方法およびシステム
US20110106677A1 (en) System and method of offsetting invoice obligations
US20120005036A1 (en) Loan-it-forward trade system and method
JP3407801B2 (ja) 売掛債権担保融資方法およびシステム
CN106529923A (zh) 一种一点接入全网通的收款服务方法
JP2002329155A (ja) 相殺決裁処理システム
JP2004133514A (ja) 債権消し込み処理装置、債権消し込み処理方法、コンピュータ・プログラム及び記録媒体
JPH07282160A (ja) 金融情報処理システム
CN108038685A (zh) 付款额度的确定方法、装置、存储介质和处理器
JP2003132220A (ja) 電子手形管理システム及びその方法
JP2002288442A (ja) 支払管理システムおよび支払管理方法
JP2002041750A (ja) 事業管理システムおよび方法
JP2005309697A (ja) 債権流動化システム及び債権流動化処理方法
WO2001098957A2 (en) Financial transaction processing method and system
JP2004038614A (ja) 入出金代行処理方法、コンピュータ・プログラム及び記録媒体