JP3407801B2 - 売掛債権担保融資方法およびシステム - Google Patents

売掛債権担保融資方法およびシステム

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JP3407801B2 JP2000133827A JP2000133827A JP3407801B2 JP 3407801 B2 JP3407801 B2 JP 3407801B2 JP 2000133827 A JP2000133827 A JP 2000133827A JP 2000133827 A JP2000133827 A JP 2000133827A JP 3407801 B2 JP3407801 B2 JP 3407801B2
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康彦 三浦
雄一 富樫
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、売掛債権を担保と
して融資を行うシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、売掛債権の資金化(流動化)の方
法としては、商業手形を割引することでこれを代替して
きた。しかし、支払い決済システムの電子化が進む一
方、手形発行および管理の煩雑さ、印紙税の負担等の理
由により、手形発行が激減している。
【0003】手形を用いない売掛債権の資金化の方法と
しては、特開平11−96247号公報や特開平11−
96262号公報に、債権流動化のためのシステムが開
示されている。これらのシステムによれば、ある企業が
他の企業に対して所有する売掛債権をファクタリング機
関に譲渡し、ファクタリング機関から資金を調達するこ
とが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来システムではいずれも、売掛債権の所有企業と、そ
の売掛先企業と、ファクタリング機関との三者の間のフ
ァクタリング契約を前提としたものであり、売掛先企業
からファクタリング機関への買掛金データの提供を必要
とする。そのため、このようなシステムが利用できるの
は、特定の関係にある企業グループ(例えば下請け事業
者とその親事業者)に限定されるという問題があった。
すなわち、従来のシステムは、売掛債権譲渡に対して売
掛債権先の事前承諾および協力がなければ成立しないシ
ステムであった。
【0005】また事前承諾および協力が得られるとして
も、売掛債権先毎に上記三者間のファクタリング契約を
結ぶ必要があり、そのための手続きが煩雑であり、不特
定多数の売掛債権先の売掛債権を資金源に利用したい場
合には現実的ではなかった。
【0006】本発明はこのような背景においてなされた
ものであり、その目的は、売掛債権先の同意や協力を必
要とすることなく、売掛債権を資金化できる売掛債権担
保融資システムを提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、売掛債権先が特定の
企業に限られることなく、任意の売掛債権先の売掛債権
を融資の対象とすることができる売掛債権担保融資シス
テムを提供することにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、インターネッ
トのような通信ネットワークを介して広く不特定多数の
企業が利用することができる売掛債権担保融資システム
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による売掛債権担保融資システムは、売掛債
権を担保として融資を行う売掛債権担保融資システムで
あって、通信ネットワークを介して融資申込者の保持す
る売掛債権の明細情報の入力を受けて売掛債権明細デー
タベースに登録する売掛債権明細登録手段と、前記融資
申込者からの融資の申し込みを受ける手段と、前記売掛
債権明細データベースの登録内容に基づいて当該融資申
込者への融資額を決定する融資額決定手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】このように、本発明では、売掛債権の所有
者のみからの申込により、売掛債権を資金化することが
できる。また、売掛債権先の同意や協力を必要としない
ので、売掛債権先が特定の企業に限られることなく、任
意の売掛債権先の売掛債権を融資の対象とすることがで
きる。通信ネットワークとして例えばインターネットを
採用すれば、この融資システムを広く不特定多数の企業
が利用することが可能となる。
【0011】上記システムにおいて、好ましくはさら
に、前記融資申込者の売掛債権先を特定する情報の入力
を受けて売掛債権先データベースに登録する売掛債権先
登録手段と、前記融資申込者の前記売掛債権先との取引
に関する情報に基づいて融資限度額を決定する手段と、
前記登録した売掛債権の実効的な債権総額と前記融資限
度額とに基づいて融資可能額を決定する手段とを備え、
前記融資額決定手段は、前記融資可能額の範囲内で顧客
の希望に応じて当該融資申込者の融資額を決定する。前
記融資申込者の前記売掛債権先との取引に関する情報に
基づいて融資限度額を決定し、これに基づいて融資可能
額を決定することにより、売掛債権の情報のみに頼るこ
となく、より適正な融資処理が実行できる。
【0012】さらに、融資対象の顧客の与信に関連する
複数の入力項目の程度のあらゆる組み合わせを複数のラ
ンクに分類するランク付けテーブルと、与えられた顧客
の前記複数の入力項目の程度を表すデータを受ける入力
項目データ受付手段と、これらの入力項目データを前記
ランク付けテーブルに適用して、当該顧客がどのランク
に属するかを判定する判定手段と、この判定されたラン
クに基づいて当該顧客の融資限度額の調整を行う融資限
度額調整手段とを備えてもよい。このような顧客評価シ
ステムを補足的に使用することにより、より精度の高い
かつ安定した顧客の与信評価を行うことが可能となる。
【0013】前記実効的な売掛債権総額は例えば各売掛
債権の(売掛債権額×現金比率×担保率)または(売掛
債権額×担保率)の総和であり、データベース部の定期
更新処理を行うDB定期更新手段と、前記売掛債権先デ
ータベースの特定のデータに基づいて担保率の調整を行
う担保率調整手段とをさらに備えてもよい。
【0014】また、融資した顧客の情報を格納した顧客
データベースを備え、この顧客データベースと前記売掛
債権明細データベースの内容を基に、譲渡債権登記の支
援を行う登記支援手段をさらに有してもよい。
【0015】本発明による売掛債権担保融資方法は、売
掛債権を担保として融資を行う売掛債権担保融資方法で
あって、通信ネットワークを介して融資申込者の保持す
る売掛債権の明細情報の入力を受けて売掛債権明細デー
タベースに登録するステップと、前記融資申込者からの
融資の申し込みを受けるステップと、前記売掛債権明細
データベースの登録内容に基づいて当該融資申込者への
融資額を決定するステップとを備えたことを特徴とす
る。
【0016】この方法において、好ましくはさらに、前
記融資申込者の売掛債権先を特定する情報の入力を受け
て売掛債権先データベースに登録するステップと、前記
融資申込者の前記売掛債権先との取引に関する情報に基
づいて融資限度額を決定するステップと、前記登録した
売掛債権の実効的な債権総額と前記融資限度額とに基づ
いて融資可能額を決定するステップとを備え、前記融資
額を決定するステップでは、前記融資可能額の範囲内で
顧客の希望に応じて当該融資申込者の融資額を決定する
ようにする。
【0017】本発明はさらに、融資対象の顧客の評価を
行う顧客評価システムを提供する。この顧客評価システ
ムは、融資対象の顧客の与信に関連する複数の入力項目
の程度のあらゆる組み合わせを複数のランクに分類する
ランク付けテーブルと、与えられた顧客の前記複数の入
力項目の程度を表すデータを受ける入力項目データ受付
手段と、これらの入力項目データを前記ランク付けテー
ブルに適用して、当該顧客がどのランクに属するかを判
定する判定手段と、この判定手段により判定されたラン
クを出力するランク出力手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0019】まず、図2を参照して本発明の基本概念を
説明する。本発明では、例えばノンバンクである融資機
関100は、インターネットのような広く公開されたネ
ットワークを介して融資申込者(通常、企業)52か
ら、当該申込者52が所有する不特定多数の売掛先の売
掛債権を担保とする融資申込を受ける。融資機関100
は、個々の売掛債権の明細を売掛債権データベース(D
B)101に登録し、かつ、好ましくは当該申込者から
継続的に新たな売掛債権の追加登録を受ける。融資機関
100は、自己が保持する与信情報データベース102
(後述する種々のデータベース)を基に顧客評価システ
ム103および売掛債権評価システム104を用いて、
融資の是非および融資額を決定する。また、担保の実効
を図るために債権譲渡担保の登記制度を利用する(譲渡
登記処理)。この債権譲渡登記制度は、債権譲渡の第三
者対抗要件に関する民法の特例として設けられたもので
あり、企業(法人)が行う金銭債権の譲渡等については
登記をすることにより債務者以外の第三者に対する対抗
要件を得ることができるとする制度である。このような
担保措置を講じた上で、融資実行処理を行う。与信情報
データベース102および顧客評価システム103や売
掛債権評価システム104の存在により、従来のシステ
ムのような売掛先を特定の大企業等に限定することな
く、また、売掛先から買掛金データの提供を受けること
なく、それらのリスクを軽減するよう機能する。
【0020】図3は、本発明の売掛債権担保融資システ
ムの特徴的な概念を示したものである。この図に示すよ
うに、本発明システムにおける顧客は、あたかも現金を
銀行に預けるように、自己の売掛債権(図では「請求
書」として示す)を継続的に本システムの融資機関に対
して登録し(これらを担保とする売掛債権譲渡登記が行
われ)、顧客は必要時に銀行から現金を引き出すよう
に、融資機関から資金を得ることができる。したがっ
て、売掛債権は「仮想現金」、売掛債権の登録は「仮想
預金」として示してある。
【0021】図1に、本発明の売掛債権担保融資システ
ムの概略の全体構成を示す。本明細書において「売掛債
権担保融資システム」とは、狭義には、融資申込を受け
る融資機関のコンピュータシステム(図2の融資機関1
00に対応)を示すが、広義には図1に示すようにイン
ターネット50のような広域ネットワークを介して顧客
企業(融資申込者)のクライアント(コンピュータ)5
1までを含めたネットワークシステムを示す。
【0022】狭義の売掛債権担保融資システム(融資機
関)100は、インターネット50の1サイトを構成す
るサーバ10と、このサーバ10に接続されたデータ処
理装置20およびこのデータ処理装置20に接続された
データベース部40からなる。データ処理装置20は、
表示装置31、入力装置32、印刷装置33を有する。
【0023】サーバ10は、主として、インターネット
のホームページを構成するHTML文書やこれに埋め込
まれる画像等を含むホームページデータ格納部11や、
ホームページ用のデータの作成、加工等の処理を行う文
書処理部13、およびインターネット50を介したクラ
イアント51との間のデータの授受を行う通信部15を
有する。
【0024】データベース部40は、主として、顧客の
売掛債権先の情報を格納した売掛債権先データベース
(DB)41、売掛債権先毎の売掛債権の明細情報を格
納した売掛債権明細データベース42、顧客の情報を格
納した顧客データベース43、顧客および売掛債権先の
不渡り情報を格納した不渡情報データベース44、企業
情報を格納した企業情報データベース45、顧客の融資
取引履歴情報を格納した取引履歴データベース46を有
する。
【0025】データ処理装置20は、データベース部4
0の前記各種データベースに基づく各種の処理およびデ
ータベースの管理更新に関する処理を行う。すなわち、
データ処理装置20は、その主要機能として、顧客評価
システム21、売掛債権評価システム22、入会処理部
23、売掛債権先登録処理部25、売掛債権明細登録処
理部26、融資処理部27、および登記支援処理部28
を有する。これらの各部の処理の詳細については後述す
る。
【0026】以下、インターネットからの入会申込から
融資実行までの顧客側のマンマシンインタフェースおよ
び融資機関側の処理について説明する。顧客側のマンマ
シンインタフェースについてはクライアント51でのウ
ェブブラウザの表示画面例を挙げて説明し、融資機関側
の処理についてはサーバ10および/またはデータ処理
装置20の処理フロー例を挙げて説明する。
【0027】図4は、入会処理部23(図1)の入会申
込の処理フロー例を示すフローチャートである。まず、
本システムによる融資を受けたい顧客がインターネット
の融資機関のサイトにアクセスすると、クライアント5
1の表示装置上に図5に示すようなホームページ画面が
表示される(S1)。ここにいう「クライアント」とは
いわゆるクライアント・サーバのクライアントであり、
クライアントのユーザである「顧客」とは区別される。
図5の画面では、既に会員になっている顧客がIDとパ
スワードを入力して入ることができる会員サイトへのロ
グイン部111と、ビジター用のメニュー部113が設
けられている。メニュー部113には、この売掛債権担
保融資についての説明画面へのリンク114、入会審査
のシミュレーション画面へのリンク115、入会申込へ
のリンク116等が設定されている。
【0028】顧客が審査シミュレーションへのリンク1
15を指示(クリック)すると(S2,Yes)、サー
バ10はシミュレーション用フォーム画面データをクラ
イアント51へ送信する(S3a)。このフォーム画面
例を図6に示す。ここで顧客が入力すべきデータ項目
は、融資機関が売掛債権担保融資の対象者を評価するた
めの情報であり、具体的には、顧客企業の資本金、業
種、設立年月日、従業員数、平均月商、固定売掛先社
数、固定売掛件数、当座の有無、不動産所有の有無、代
表者の配偶者の有無、各種借入状況、決算月、決算書の
有無等である。顧客がこれらのデータを入力した後、
「審査」ボタンをクリックすると、サーバ10はこれら
のフォーム入力データを受信し(S3b)、これらのデ
ータを基に審査シミュレーションを実行する(S3
c)。このシミュレーションには、図1の顧客評価シス
テム21を利用する。この顧客評価システム21の詳細
については後述する。
【0029】シミュレーションの実行が終了すると、サ
ーバは結果報告画面データをクライアントへ送信する
(S4)。否決結果の画面例を図7に示し、可決結果の
画面例を図8に示す。否決の場合にはステップS8へ移
行し、可決の場合にはユーザの指示に応じて会員登録の
処理を行う(S6)。
【0030】図8の可決結果画面では、そのまま会員申
し込みができるように、さらに企業を特定するための情
報を入力するためのフォームが表示される。また、後日
の会員サイトへのアクセスのためのパスワードを設定で
きるようになっている。この画面で「会員登録へ」のボ
タンがクリックされると、会員登録処理S6の一貫とし
て、まず、図9のような入会同意事項確認フォームをク
ライアントへ送り、同意事項への顧客の同意を得る。同
意が得られたら、当該顧客情報を顧客データベースに登
録する。同意が得られなければ、先のステップへは進め
ないようになっている。その後、図10の会員登録完了
通知画面データをクライアントへ送るとともに、顧客へ
ID番号を付与する。この画面には、「売掛債権先入
力」ボタンおよび「ご融資申込」ボタンがあり、それぞ
れの対応する画面へ移行できるようになっている。これ
らの画面については後述する。
【0031】図5のホームページ画面で入会申込リンク
116がクリックされた場合には(S11,Yes)、
図11に示すような申込フォーム画面データがクライア
ントへ送信される(S12)。この申込フォームは、図
6に示したシミュレーション画面と類似しているが、企
業特定情報の入力項目が含まれている点でシミュレーシ
ョン画面と異なる。サーバはこの入力済みフォームデー
タを受信すると(S13)、データ処理装置20の顧客
評価システム21により上記シミュレーション処理と同
様の仮審査処理を行う(S14)。この審査結果がOK
であれば、図12のような結果報告画面データをクライ
アントへ送信する(S15)。この画面は図8と類似す
るが、企業特定情報の入力項目が存在しない点で図8と
異なる。OKでなければ図7のような否決結果を報告す
る画面データを送信する。また、審査結果がOKであれ
ば(S16,Yes)、上記審査シミュレーションの場
合と同様に会員登録を行う(S17)。
【0032】図5のログイン部111でIDおよびパス
ワードが入力され、「GO」ボタンがクリックされると
(S8,Yes)、そのIDに対するパスワードをチェ
ックし(S9)、OKであれば、図13の会員サイト画
面データを送信する(S10)。
【0033】図10の会員登録完了通知画面において、
顧客が「ご融資申込」ボタンをクリックすると、サーバ
からクライアントへ図14に示すような初回融資申込受
付フォームの画面データが送信される。このフォームに
対して顧客が「融資希望額」および「融資希望時期」
「訪問希望日時」を入力して「送信ボタン」をクリック
すると、これらの情報がサーバへ送られる。この初回融
資申込の段階では、未だ、顧客からの申告情報のみに基
づく仮審査(審査シミュレーション)しか行われておら
ず、実際の融資実行には、より厳格な審査のために顧客
と直接に面接することが必要とされる。そのために、好
ましくは、電子メール等の通信手段により顧客に対して
契約等に必要な書類の用意を促すとともに、電話等によ
り訪問のアポイントメントをとる。この面接時に、顧客
自身および売掛債権先に関するヒアリングおよび実査を
行って、仮審査時における顧客の申告情報の裏付けをと
り、その正否を確認する。例えば、前記売掛先の内容の
確認、売掛先の入金歴(当座勘定照合表、預金通帳、手
形割引計算書等)確認、売掛確認資料(請求書、注文
書、見積書等)の確認等を行う。また、ここで得られた
情報について、再度、顧客評価システム21を利用する
ことができる。
【0034】この本審査の結果を後日、顧客に通知する
際には、図15のような電子メールを顧客へ送付する。
顧客はこのメール内のサイトアドレス(URL)をクリ
ックすることにより、サーバからクライアントへ図16
に示すような本審査結果のお知らせ画面データが送信さ
れる。ここで、顧客は、先に与えられた顧客IDおよび
先に設定したパスワードを入力し、「GO」ボタンをク
リックすることにより、当該顧客に対する可決または否
決の本審査結果画面データ(図示せず)が送信される。
ここで可決されたときに、最終的に融資を受けることが
可能となる。また、融資機関と当該顧客との間で、限度
月貸付契約書および集合債権譲渡担保契約書のような基
本約定が締結される。
【0035】図10の会員登録完了通知画面において、
「売掛債権先入力」ボタンがクリックされると、顧客に
よる売掛債権先の入力および融資機関での登録が行われ
る。データ処理装置20およびサーバ10におけるこの
処理フローを図18に示す。
【0036】図18において、まずサーバから図17に
示すような売掛債権先入力フォームの画面データがサー
バからクライアントへ送信される(S21)。図17の
画面では、顧客は、自己の継続的な取引相手である売掛
債権先についての情報を入力する。この情報は、この例
では、企業を特定する情報である「会社名」「住所」
「代表者名」と、取引情報である「支払い方法」「締め
日」「支払日」「平均月商」である。この売掛債権先
は、同時に複数入力することができる。顧客は情報を入
力した後、「送信」ボタンをクリックすると、入力済み
入力フォームのデータがサーバ側で受信される(S2
2)。データ処理装置20(図1)は、サーバ10から
この入力情報を受けると、売掛債権先登録部25が売掛
債権先データベース41にその内容を登録する(S2
3)。
【0037】図19に売掛債権先データベース41のデ
ータ構成例を示す。ここでのデータ形式はカード形式で
示しているが、他の形式であってもよい。この例では、
売掛債権先登録部25(図1)により、顧客毎にカード
が作成され、このカードに売掛債権先(売掛先)に関す
る前記入力情報が登録される。
【0038】図18に戻り、この売掛債権先の登録情報
に基づいて、当該顧客に対する仮の融資限度額が決定さ
れる(S24)。「融資限度額」とは、顧客毎に決まる
融資限度額である。顧客データベース43に格納された
当該顧客の格付け(ランク)や平均月商および事中管理
情報(途上与信情報)に基づいて当該顧客に対して決定
された上限の融資額である。事中管理情報とは、融資の
判断の基準となる種々の情報の事後的変化情報であり、
例えば、借入情報、資金繰り・売掛情報、不動産情報、
不渡り情報、返済遅延情報などである。
【0039】融資限度額の決定に際してはまず仮融資限
度額を次のようにして求める。
【0040】売掛債権先データベース41から当該顧客
の売掛債権先データを参照し、各売掛先についての与信
額(平均月商×現金比率×担保率)の総和を次式(1)
で求める。
【0041】 仮融資限度額=Σ(平均月商×現金比率×担保率) (1) (但し、与信額や仮融資限度額はこれらの定義に限るも
のではない。例えば、現金比率を省略することも可能で
ある。)
【0042】ここで上記式(1)を採用した場合の具体
例を考える。例えば、図19に示した5社を例とし、標
準的な担保率(担保掛目)を50%とすると、仮融資限
度額は、 003 200万円×100%×50%=100万円 005 500万円× 50%×50%=125万円 008 300万円× 70%×50%=105万円 011 400万円×100%×50%=200万円 017 300万円×100%×50%=150万円 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 総計680万円 となる。
【0043】但し、売掛債権評価システム22により売
掛債権先の不渡り歴などの有無を総合的に判断して、特
定の売掛債権先の与信額の全部または一部を減額する
(S25,S24)。上記の例で例えば売掛債権先ID
=003について不渡り歴が判明した場合には、総計6
80万円から当該売掛債権先の与信額100万円を減額
した580万円を仮融資限度額とする。
【0044】ここで「仮」としているのは、さらに、次
にこの仮融資限度額を融資機関における融資商品基準上
の限度額と対比して(S26)、最終的な融資限度額を
決定するからである(S27)。融資商品基準上の限度
額とは、顧客とは関係なく当該融資機関の融資商品につ
いて予め決められた融資限度額である。また、担保率
は、後述するように状況に応じて調整される。
【0045】このように決定された融資限度額が当該顧
客の現時点の融資額の上限となる。実際の融資額の決定
については後述する。
【0046】顧客が実際に融資を受けるためには、自己
の所有する個々の売掛債権の明細を融資機関に登録する
ことを必要とする。前述した売掛債権先の登録はあくま
での上記融資限度額を決定するためであり、実際の融資
額の決定は個々の売掛債権の登録状況による。これが現
実的な担保となるからである。
【0047】図20に、売掛債権明細登録処理に関す
る、融資機関側のサーバおよびデータ処理装置における
処理フローを示す。まず、図21に示したような売掛債
権明細入力フォームの画面データをサーバからクライア
ントへ送信する(S31)。顧客はこの入力フォームに
対して、個々の売掛債権の売掛先ID、請求日、支払予
定日、請求金額を入力する。この画面例には、「売掛債
権先コード一覧」ボタンを設けてある。このボタンをク
リックすると、売掛先IDとその会社名の対応リスト
(図示せず)が表示され、顧客による売掛先IDの入力
の利便を図っている。顧客がこの入力を終えて「送信」
ボタンをクリックすると、この入力済み入力フォームの
データがサーバに受信される(S32)。このデータ
は、売掛債権明細データベース42に登録される(S3
3)。
【0048】ここで、売掛債権明細データベース42の
データ構成例を図22で説明する。このデータベースも
顧客毎のカード形式となっており、上記ステップS32
で入力されたデータ項目の他に、「支払い方法」「売掛
現金額」「融資対象未/済」の各データ項目が設けられ
ている。「支払い方法」は売掛債権先データベース41
の参照により自動入力される。「売掛現金額」は売掛債
権額に対して現金比率を掛けて得られる金額である。現
金比率は「支払い方法」において規定されている。「融
資対象未/済」は当該売掛債権を既に融資対象としたか
否かを示すフラグである。すなわち、当該売掛債権が融
資対象とされれば「済」、されていなければ「未」が記
憶される。新たな融資時にはこのフラグが参照されて、
各売掛債権が融資対象とできるか否かが判定される。
【0049】なお、融資対象とされることなく支払い予
定日が経過した(あるいは支払い予定日の所定日数後以
内に迫った)売掛債権のデータ(レコード)は自動的に
売掛債権明細データベース42から抹消するようにす
る。このような売掛債権は担保として機能しないからで
ある。このようなデータベースの更新処理については後
述する。
【0050】次に図23により、売掛債権明細登録部2
6(図1)による融資可能額算出処理を説明する。この
処理は、売掛債権明細の登録があったときや、融資が行
われたとき等、実質的に融資可能額の変動要因の発生時
に実行される。まず、実効売掛金総額を算出する(S4
1)。実効売掛金総額は、例えば、未融資対象の売掛債
権についての実効売掛債権額の総和である。実効売掛債
権額とは、売掛債権額に現金比率および担保率を掛けた
額である。したがって、実効売掛金総額は、次式(2)
で計算される。
【0051】 実効売掛金総額=Σ(売掛債権額×現金比率×担保率) (2)
【0052】この実効売掛金総額の算出時にも、前記融
資限度額の算出時と同様、売掛債権評価システム22に
より得られた結果を反映して特定の売掛債権を実効売掛
金総額の算出の対象から外すことができる。
【0053】但し、実効売掛債権額の定義は上記式
(2)に限定されるものではない。例えば、上記式
(2)から「現金比率」を削除することも可能である。
【0054】ついで、この実効売掛金総額を前記融資限
度額を比較し(S42)、融資限度額より大きければ融
資限度額を仮融資可能額とする(S43)。そうでなけ
れば実効売掛金総額を仮融資可能額とする(S44)。
【0055】このようにして得られた仮融資可能額から
現在の融資残高を減算する(S45)。この減算結果が
正であれば(S46,Yes)、これを融資可能額とし
て決定する(S47)。そうでなければ、融資不可とす
る(S48)。
【0056】この結果は、記憶装置に記憶しておく(S
49)。
【0057】次に、図24により実際に顧客が融資を申
し込む場合の融資処理部27(図1)の融資処理フロー
について説明する。顧客が実際に融資を申し込む際に
は、顧客は図5のホームページ画面から会員サイトへ移
行し、図13の会員サイト画面において「ご融資申込
へ」ボタンをクリックすると、図25に示すような融資
申込フォームの画面データをサーバがクライアントへ送
信する(S51)。この画面に対して顧客は融資申込額
および融資希望時期を入力する。融資申込額は「与信状
況」ボタンをクリックして融資可能額等を認識した上
で、入力することができる(S53)。
【0058】図26に与信状況画面の例を示す。この画
面例では、「融資限度額」「融資可能額」および「現在
融資額」が表示される。実際に融資を受けることができ
る額は、融資可能額から現在融資額を控除した額であ
る。また、この与信状況画面には「売掛債権先一覧」ボ
タンおよび「売掛債権明細一覧」ボタンが用意されてい
る。売掛債権先一覧ボタンによれば、売掛債権先データ
ベース41に登録された自己の売掛債権先情報の一覧画
面が確認できる。また、売掛債権明細一覧ボタンによれ
ば、売掛債権明細データベース42に現在登録されてい
る自己の売掛債権明細情報の一覧画面が確認できる。い
ずれの一覧画面も特に図示しないが、それぞれ、売掛債
権先データベース41および売掛債権明細データベース
42の当該顧客に関する情報を抜粋したものである。
【0059】図25の「ご融資申込み」画面において
「ご希望融資条件」ボタンがクリックされると(図2
4、S54)、サーバは、図25の「融資申込額」およ
び「ご希望時期」のデータを受信すると共に、図27に
示すような「ご希望融資条件選択フォーム」をクライア
ントへ送信する(S56)。この際、当該顧客に関する
売掛債権明細データベース42の内容が参照される。図
27の例では、登録売掛債権毎の融資額の合計が、図2
5の画面で顧客が指定した「融資申込額」に一致したま
たは近い額となるような登録売掛債権が自動的に選択さ
れた様子を示している。但し、この画面においてチェッ
クボックスに対して顧客が自由に売掛債権の選択を修正
することもできる。新たにチェックマークの箇所を修正
した後、「計算」ボタンをクリックすると(S57)、
そのチェックデータがサーバに受信され、融資額計算が
行われて、図27の「融資額合計」を修正した画面デー
タがクライアントへ再送される(S58)。この計算さ
れた融資額が(融資可能額−現在融資額)を超える場合
には、その旨警告され、再度のチェックマークの設定が
促される。ステップS57,S58の処理は繰り返して
行うことができる。「送信」ボタンがクリックされると
(S59)、その時点の融資額合計が融資額として決定
される(S60)。なお、この例では、返済日は、自動
的に当該売掛債権の支払い予定日の翌日に設定されるよ
うにしてある。
【0060】この融資額の決定後、当該登録売掛債権に
ついて、実際の請求書や注文書等との突合および売掛債
権評価システム22による審査(S61)を経て、結果
に問題がなければ(S62、Yes)、当該融資の対象
となった売掛債権について譲渡登記支援処理が行われる
(S63)。また、融資OKの結果が電子メール等で顧
客へ通知されるとともに(S64)、顧客ID、パスワ
ード入力により図28に示すような融資計算書の出力が
顧客のブラウザ画面上に表示され、かつ、融資機関側で
印刷出力される(S65)。なお、ステップS61の審
査は自動的に行うことが好ましいが、人的処理を含む場
合には、システムはその結果の入力を受け付ける。ステ
ップS62で結果OKでない場合には、否決結果が前記
と同様にして顧客に通知される(S66)。
【0061】登記支援部28(図1)による、ステップ
S63の債権譲渡登記支援処理のフロー例を図29に示
す。まず、図24の融資処理で選択された、登記の対象
となる売掛債権を特定する(S71)。ついで、予め定
められた債権譲渡登記のフォーマットに応じて、売掛債
権明細データベース42及び顧客データベース43の内
容を参照しながら登記用データを作成する(S72)。
この作成された登記用データに基づいて登記用磁気ディ
スク(フロッピー(登録商標)ディスク又は光ディスク
等)を作成する(S73)。ついでこのFDの内容を検
証し(S74)、OKでなければオペレータによる入力
修正(S76)を受ける(S75)。最終的にFD検証
OKとなれば、この登記支援処理を終了する。このFD
および必要書類が所定の登記所へ提出される。
【0062】なお、個別の債権譲渡登記ではなく、将来
発生することが見込まれる将来債権の譲渡登記も行え
る。顧客の継続的な取引が見込める主要取引先について
は、このような将来債権登記(例えば期間5年)を最初
の融資前に行うことにより、当該売掛債権先については
必ずしも個別の債権の登記を行う必要はなくなる。
【0063】将来債権登記の登記金額は、前記売掛債権
先データベース41の内容に基づいて、例えば、ある売
掛債権先について、次式(3)で計算できる。
【0064】 登記金額=平均月商×現金比率×変数x (3)
【0065】変数xは例えば(延べ月数+1)である。
これは、ある時点での売掛金の最大値(ピーク時売掛債
権金額)を基にしたものである。但し、登記金額の算出
方法はこれに限るものではない。
【0066】図13の会員サイト画面に戻り、「取引履
歴」ボタンがクリックされた場合、取引履歴データベー
ス46が参照され、図30に示すような当該顧客に関す
る取引履歴情報を含む取引履歴画面データがクライアン
トへ送信される。顧客はこの画面から融資機関と自己と
の間の過去および現在の取引状況を確認することができ
る。
【0067】また、会員サイト画面で「残高一覧」ボタ
ンがクリックされた場合、同じく取引履歴データベース
46が参照され、そのデータが加工されて、図31に示
すような当該顧客に関する返済期日別融資残高明細、返
済予定集計表、売掛先別融資残高集計表を含む残高一覧
画面データがクライアントへ送信される。顧客はこの画
面から現在の融資残高や返済予定を確認することができ
る。
【0068】図32に、顧客評価システム21の構成例
を示す。この顧客評価システム21は、種々の入力項目
の値(程度)に基づいて、融資のための与信の観点から
顧客の格付け(ランク付け)を行うものであり、本実施
の形態では、以下のような入力項目に基づいて複数のラ
ンクに顧客を分類する。
【0069】1)現在の月商 2)代表者の、信用情報センターで確認される個人借入
残高 3)代表者の、信用情報センターで確認される個人借入
件数 4)属性情報(代表者の不動産の有無、当座の有無、配
偶者の有無等) 5)異常兆候(遅延情報、不動産権利変動、借入事故、
不渡り情報等) 6)決算書データ
【0070】入力項目1)〜5)は例えば月1回の更
新、項目6)は年1回の更新を行う。これらのデータ更
新(新たな入力項目のデータの入力)毎に、顧客のラン
クが見直され、その融資限度額の調整等に利用される。
【0071】これらの入力項目の具体的な数値や内容の
判定基準も、予めガイドラインとして定めておく。ラン
ク付けガイドラインとしては次のような項目が挙げられ
る。
【0072】・前記信用情報センター月商比率:信用情
報センター個人借入残高/月商:予め定めた基準比率を
超える場合は要注意 ・信用情報センター金額:予め定めた基準金額以上は要
注意 ・信用情報センター件数:予め定め基準件数以上は要注
意 ・属性:予め定めた項目無しは要注意 ・決算書データ:自己資本比率、売上高総利益率、固定
比率等がそれぞれ予め定めた基準比率に満たない場合は
要注意 ・異常兆候:有りは要注意
【0073】前記入力項目の数値や内容の種々の組み合
わせに対して、これらのガイドラインを適用することに
より、各顧客は、図33の顧客ランク付けテーブル21
4に示すような上位から下位までの所定数のランクのい
ずれかに格付ける。図ではランクAからランクZまでを
示しているが、「A〜Z」は便宜上付与した符号であ
り、アルファベット数26のランクがあるという意味で
はない。前記入力項目の数値や内容のどのような組み合
わせをどのランクに位置付けるかは、個々の入力項目の
重要度を勘案して、経験やノウハウに基づいて定めるこ
とができる。
【0074】顧客評価システム21の処理部210は、
入力項目データ受付部211が、評価対象の顧客の入力
項目の値や内容を受け付け、ランク判定部212がこれ
らのデータを顧客ランク付けテーブル214に適用し
て、この顧客がどのランクに属するかを判定する。各入
力項目の内容や数値がすべて一致するランクが存在しな
い場合には、近似する内容や数値のランクを該当するラ
ンクと判定する。ランク出力部213はこのようにして
判定された当該顧客のランクを出力(表示または印刷)
する。このような顧客ランク付けは、全顧客について定
期的に(例えば月1回)更新することが望ましい。
【0075】このような顧客ランク付けテーブル214
を用いることにより、システムによる自動判定が可能と
なり、判定者の習熟度による判定結果の変動や判定ミス
が低減される。上記仮審査や審査シミュレーションで
は、予め定めたランク以上と判定された顧客について仮
審査OKとすることができる。
【0076】図34に、売掛債権評価システム22の構
成例を示す。売掛債権評価システム22は、データベー
ス部40の定期更新処理を行うDB定期更新部221
と、例えば顧客評価システム21のランク付け情報に基
づいて融資限度額の調整を行う融資限度額調整部222
と、データベース部40の特定のデータ(例えば売掛債
権先に関する情報)に基づいて担保率の調整(例えば標
準担保率より低下)を行う担保率調整部223を有す
る。
【0077】図35に、売掛債権明細データベース4
2、取引履歴データベース46等の各種データベースの
更新処理のフロー例を示す。この処理は、好ましくは1
日1回等、定期的に行う。まず、顧客IDを初期化し
(S81)、当該顧客IDのデータベースの内容を更新
する(S82)。ついで、顧客IDをインクリメントし
(S83)、新たな顧客IDが無くなるまで(S8
4)、当該顧客IDのデータベース内容の更新を繰り返
す。なお、この定期更新に加えてまたは代えて、データ
ベースの更新は、更新事象の発生毎に対応するデータベ
ースの当該内容のみを更新するようにしてもよい。
【0078】以上、本発明の具体的な実施の形態につい
て説明したが、それらは説明のためであり、本発明を限
定する意図のものではなく、種々の変形、変更が可能で
ある。例えば、パスワード設定は図12に限らず図10
の顧客ID付与の場面で行ってもよい。また、会員登録
の時期は正式な契約の前で仮に行う形式としたが、正式
な契約の後であってもよい。各種データベースの種類は
内部項目も上記実施の形態のとおりでなくてもよい。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、売掛債権先の同意や協
力を必要とすることなく、売掛債権を資金化することが
できる。また、売掛債権先が特定の企業に限られること
なく、任意の売掛債権先の売掛債権を融資の対象とする
ことが可能となる。さらに、インターネットのような通
信ネットワークを介して広く不特定多数の企業が利用す
ることができる売掛債権担保融資システムを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の売掛債権担保融資システムの概略の
全体構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の基本概念を説明するための図であ
る。
【図3】 本発明の売掛債権担保融資システムの特徴的
な概念を示した図である。
【図4】 本発明の実施の形態における入会申込の処理
フロー例を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態における融資機関のホー
ムページの画面例を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態における審査シミュレー
ション用フォーム画面例を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態における否決結果を報告
する画面例を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態における可決結果の画面
例を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態における入会同意事項確
認フォームの画面例を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態における会員登録完了
通知画面例を示す図である。
【図11】 本発明の実施の形態における申込フォーム
画面例を示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態における結果報告画面
例を示す図である。
【図13】 本発明の実施の形態における会員サイト画
面例を示す図である。
【図14】 本発明の実施の形態における初回融資申込
受付フォームの一例を示す図である。
【図15】 本発明の実施の形態における本審査結果の
通知メール例を示す図である。
【図16】 本発明の実施の形態における本審査結果の
お知らせ画面例を示す図である。
【図17】 本発明の実施の形態における売掛債権先入
力フォームの一例を示す図である。
【図18】 本発明の実施の形態における売掛債権先登
録時のデータ処理装置およびサーバにおける処理フロー
を示すフローチャートである。
【図19】 本発明の実施の形態における売掛債権先デ
ータベースのデータ構成例を示す図である。
【図20】 本発明の実施の形態における売掛債権明細
登録処理に関する、融資機関側のサーバおよびデータ処
理装置における処理フローを示すフローチャートであ
る。
【図21】 本発明の実施の形態における売掛債権明細
入力フォームの一例を示す図である。
【図22】 本発明の実施の形態における売掛債権明細
データベースのデータ構成例を示す図である。
【図23】 本発明の実施の形態における融資可能額算
出処理の一例を示すフローチャートである。
【図24】 本発明の実施の形態における実際に顧客が
融資を申し込む場合の融資処理フロー例を示すフローチ
ャートである。
【図25】 本発明の実施の形態における融資申込フォ
ーム例を示す図である。
【図26】 本発明の実施の形態における与信状況閲覧
画面の例を示す図である。
【図27】 本発明の実施の形態における「ご希望融資
条件選択フォーム」の一例を示す図である。
【図28】 本発明の実施の形態における融資計算書の
一例を示す図である。
【図29】 本発明の実施の形態における債権譲渡登記
支援処理のフロー例を示す図である。
【図30】 本発明の実施の形態における顧客に関する
取引履歴情報を含む取引履歴画面例を示す図である。
【図31】 本発明の実施の形態における顧客に関する
残高一覧画面例を示す図である。
【図32】 本発明の実施の形態における顧客評価シス
テムの構成例を示すブロック図である。
【図33】 図32の顧客評価システムで用いる顧客ラ
ンク付けテーブルの一例を示す図である。
【図34】 本発明の実施の形態における売掛債権評価
システムの構成例を示すブロック図である。
【図35】 本発明の実施の形態における各種データベ
ースの更新処理のフロー例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 サーバ 11 ホームページデータ格納部 13 文書処理部 15 通信部 20 データ処理装置 21 顧客評価システム 22 売掛債権評価システム 23 入会処理部 25 売掛債権先登録処理部 26 売掛債権明細登録処理部 27 融資処理部 28 登記支援処理部 31 表示装置 32 入力装置 33 印刷装置 40 データベース部 41 売掛債権先データベース(DB) 42 売掛債権明細データベース 43 顧客データベース 44 不渡情報データベース 45 企業情報データベース 46 取引履歴データベース 50 インターネット 51 クライアント(コンピュータ) 100 融資機関
フロントページの続き (73)特許権者 502289385 株式会社ガリアプラス 神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目7番 地17 (72)発明者 三浦 康彦 神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目7番 地17 株式会社ガリアプラス内 (72)発明者 富樫 雄一 神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目7番 地17 株式会社ガリアプラス内 (72)発明者 田中丸 修一 神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目7番 地17 株式会社ガリアプラス内 (56)参考文献 特開 平11−96247(JP,A) 特開 平10−78993(JP,A) 特開 平11−96262(JP,A) 特開 平10−187823(JP,A) 橋本基美,わが国における資産流動化 を巡る法整備の動き,資本市場クォータ リー,日本,株式会社野村総合研究所, 1998年 5月 1日,第1巻第4号,第 64−73頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 JICSTファイル(JOIS)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】売掛債権を担保として融資を行う売掛債権
    担保融資システムであって、前記売掛債権の売掛債権先を特定する情報およびこの売
    掛債権先との取引情報を登録する売掛債権先データベー
    スと、 前記売掛債権の明細情報を登録する売掛債権明細データ
    ベースと、 売掛債権の所有者が前記通信ネットワークを介して入力
    する、前記売掛債権の売掛債権先を特定する情報および
    この売掛債権先との取引情報を受けて、これらの情報を
    前記売掛債権先データベースに登録する売掛債権先登録
    手段と、 前記融資申込者の前記売掛債権先との取引情報に基づい
    て融資限度額を決定する手段と、 前記売掛債権の所有者が 通信ネットワークを介して入力
    する、自己の所有する売掛債権の明細情報を受けて、こ
    の明細情報を前記売掛債権明細データベースに登録する
    売掛債権明細登録手段と、前記売掛債権の所有者である融資申込者からの融資の申
    し込みを受ける手段と、 現在登録されている売掛債権の実効的な債権総額と前記
    融資限度額とに基づいて融資可能額を決定する手段と、 前記融資可能額の範囲内で融資申込者の希望に応じて
    該融資申込者の融資額を決定する融資額決定手段と、 を備えたことを特徴とする売掛債権担保融資システム。
  2. 【請求項2】前記売掛債権の所有者である融資対象の顧
    客の与信に関連する複数の入力項目の程度のあらゆる組
    み合わせを複数のランクに分類するランク付けテーブル
    と、 与えられた顧客の前記複数の入力項目の程度を表すデー
    タを受ける入力項目データ受付手段と、 これらの入力項目データを前記ランク付けテーブルに適
    用して、当該顧客がどのランクに属するかを判定する判
    定手段と、 この判定されたランクに基づいて当該顧客の融資限度額
    の調整を行う融資限度額調整手段と、 を備えたことを特徴とする請求項記載の売掛債権担保
    融資システム。
  3. 【請求項3】決定した融資額を前記融資申込者へ通知す
    る手段を備えた請求項1または2記載の売掛債権担保融
    資システム。
  4. 【請求項4】前記実効的な売掛債権総額は各売掛債権の
    (売掛債権額×現金比率×担保率)または(売掛債権額
    ×担保率)の総和であり、 データベース部の定期更新処理を行うDB定期更新手段
    と、 前記売掛債権先データベースの特定のデータに基づいて
    担保率の調整を行う担保率調整手段とをさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項1、2または3記載の売掛債権担
    保融資システム。
  5. 【請求項5】融資した顧客の情報を格納した顧客データ
    ベースを備え、この顧客データベースと前記売掛債権明
    細データベースの内容を基に、譲渡債権登記の支援を行
    う登記支援手段を有する請求項1〜のいずれかに記載
    の売掛債権担保融資システム。
  6. 【請求項6】 前記決定された融資額の返済日を当該売掛
    債権の支払い予定日に応じて自動的に設定する手段を備
    えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    売掛債権担保融資システム。
  7. 【請求項7】前記売掛債権の売掛債権先を特定する情報
    およびこの売掛債権先との取引情報を登録する売掛債権
    先データベースと、前記売掛債権の明細情報を登録する
    売掛債権明細データベースとを備えたデータ処理装置に
    おいて、売掛債権を担保として融資処理を行う売掛債権
    担保融資方法であって、売掛債権の所有者のクライアントコンピュータから、前
    記通信ネットワークを介して当該売掛債権の売掛債権先
    を特定する情報およびこの売掛債権先との取引情報の入
    力を受けて、これらの情報を前記売掛債権先データベー
    スに登録するス テップと、 前記融資申込者の前記売掛債権先との取引に関する情報
    に基づいて融資限度額を決定するステップと、 前記売掛債権の所有者のクライアントコンピュータか
    ら、 通信ネットワークを介して自己の所有する売掛債権
    の明細情報の入力を受けて、この明細情報を前記売掛債
    権明細データベースに登録するステップと、前記売掛債権の所有者である 融資申込者から通信ネット
    ワークを介して融資の申し込みを受けるステップと、現在登録されている前記売掛債権の実効的な債権総額と
    前記融資限度額とに基づいて融資可能額を決定するステ
    ップと、 前記融資可能額の範囲内で顧客の希望に応じて 当該融資
    申込者の融資額を決定するステップと、 を備えたことを特徴とする売掛債権担保融資方法。
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