JP5173257B2 - 受発注時点融資管理サーバ、プログラムおよび受発注時点融資管理方法 - Google Patents
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Description
前記受発注実績登録部は、前記電子契約システムが生成した希薄化情報を受信して、該希薄化情報を前記記憶部に記憶させることを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、コンピュータを、記憶部が記憶し、発注者が受注者に発注した受発注契約に関する受発注情報の履歴であって、前記発注者から前記受注者に対する支払済みを示す前記受発注情報の履歴、および支払未済みを示す前記受発注情報の履歴に基づいて、前記発注者から前記受注者に支払われる額の期待値を算出する期待値算出部、前記記憶部が記憶し、前記受発注契約の希薄化に関する前記希薄化情報と、前記記憶部が記憶し、債務者を前記発注者とし、債権者を前記受注者として発生された債権に関する前記債権情報と、算出された前記期待値とに基づいて、前記発注者に対する融資限度額を算出する融資限度枠算出部、前記受注者に対する融資の申込みを表す申込情報を受信し、該申込情報が表す申込みの融資金額が、算出された前記融資限度額以内であることを満たすことを少なくとも条件として、該申込情報が表す申込みを受け付ける融資申込み受付部、前記融資申込み受付部が受け付けた申込みの融資を指示する融資情報を生成し、該生成した融資情報を金融機関装置に送信する融資情報生成部、前記融資申込み受付部が受け付けた申込みの融資の金額の債権であって、前記発注者を債務者、前記受注者を債権者とする債権の登録を債権管理装置に申請するとともに、前記記憶部に、該債権に関する債権情報を記憶させる債権申請部として機能させる。
また、本発明の受発注時点融資管理方法は、受発注時点融資管理サーバにおける受発注時点融資管理方法であって、前記受発注時点融資管理サーバが、記憶部が記憶し、発注者が受注者に発注した受発注契約に関する受発注情報の履歴であって、前記発注者から前記受注者に対する支払済みを示す前記受発注情報の履歴、および支払未済みを示す前記受発注情報の履歴に基づいて、前記発注者から前記受注者に支払われる額の期待値を算出する第1の過程と、前記受発注時点融資管理サーバが、前記記憶部が記憶し、前記受発注契約の希薄化に関する前記希薄化情報と、前記記憶部が記憶し、債務者を前記発注者とし、債権者を前記受注者として発生された債権に関する前記債権情報と、前記第1の過程にて算出された前記期待値とに基づいて、前記発注者に対する融資限度額を算出する第2の過程と、前記受発注時点融資管理サーバが、前記受注者に対する融資の申込みを表す申込情報を受信し、該申込情報が表す申込みの融資金額が、前記第2の過程にて算出された前記融資限度額以内であることを満たすことを少なくとも条件として、該申込情報が表す申込みを受け付ける第3の過程と、前記受発注時点融資管理サーバが、前記第3の過程にて受け付けた申込みの融資を指示する融資情報を生成し、該生成した融資情報を金融機関装置に送信する第4の過程と、前記受発注時点融資管理サーバが、前記第3の過程にて受け付けた申込みの融資の金額の債権であって、前記発注者を債務者、前記受注者を債権者とする債権の登録を債権管理装置に申請するとともに、前記記憶部に、該債権に関する債権情報を記憶させる第5の過程と、を具備することを特徴とする。
電子記録債権管理機関D1では、電子記録債権管理サーバ400が、電子記録債権の発生、移転(譲渡)、消滅を記録、管理する。本実施形態においては、金融機関C1の受注会社B1への融資の際に、受発注時点融資管理サーバ500から電子記録債権管理サーバ400への申請により発注会社A1を債務者、受注会社B1を債権者とする電子記録債権を発生させ、この融資と同時に、この電子記録債権は受注会社B1から金融機関C1に譲渡され、発注会社A1の支払いを確認した金融機関C1の金融機関サーバ300から受発注時点融資管理サーバ500を介して、電子記録債権管理サーバ400への抹消登録が行なわれることにより消滅する。
会社情報記憶部512の発注会社テーブルは、発注会社名と該発注会社の口座番号と該発注会社の受注会社テーブルへの参照とを対応付けて記憶する。受注会社テーブルA1は、発注会社A1毎のテーブルであり、該発注会社A1と上述の3者契約を締結している各受注会社B1の会社名と、口座番号と、融資限度枠と、サイト上限値と、割引率と、支払テーブルへの参照と、債権テーブルへの参照とを対応付けて記憶する。
支払情報記憶部513の支払テーブルA1B1は、発注会社A1と受注会社B1との組合せ毎のテーブルであり、受発注契約のうち支払の完了した契約の受発注識別情報、希薄化の有無、検収日、支払日、支払金額、割引額を含む支払情報を記憶する。
電子記録債権記憶部514の債権テーブルA1B1は、発注会社A1と受注会社B1との組合せ毎のテーブルであり、債権識別番号、金額、サイト、割引率、発行日、返済済みか否かを表す情報、および、債権の占有権を金融機関C1に移転済みか否かを表す移転状態を含む債権情報を記憶する。
信用情報記憶部515の信用情報テーブルは、発注会社A1と受注会社B1との組合せに対応付けて信用度を表す信用度情報を記憶する。
融資情報生成部540は、融資申込み受付部530が受け付けた申込みの融資を指示する融資情報を生成し、該生成した融資情報を送信する。
電子記録債権申請部550は、融資申込み受付部530が受け付けた申込みの融資の金額の電子記録債権であって、発注会社A1を債務者、受注会社B1を債権者とする電子記録債権の登録を、融資の担保を組成するために、電子記録債権管理サーバ400に申請する。
受発注登録部560は、発注会社A1が受注会社B1に発注した受発注契約を表す受発注情報を発注会社A1の債務者端末装置100から受信して、該受発注情報を受発注記憶部511の受発注情報テーブルに記憶させる。
受発注実績登録部570は、発注会社A1の受発注処理の変更、又は検収処理の際に、発注会社A1と受注会社B1との受発注契約に関する支払金額の変更を含む希薄化情報を発注会社A1の債務者端末装置100から受信し、この受信した希薄化情報を、支払情報記憶部513の支払テーブルA1B1に記憶させる。
電子記録債権移転登録部580は、電子記録債権申請部550が申請した債権の占有権が受注会社B1から金融機関C1に移転したことの通知を受信して、この占有権の移転を電子記録債権記憶部514の債権テーブルA1B1に記憶させる。
支払情報生成部590は、予め決められた毎月の特定の期日になると、電子記録債権記憶部514の債権テーブルA1B1が記憶している債権情報に基づき、該期日における発注会社A1から金融機関C1への返済金額を算出し、受発注記憶部511の受発注テーブルが記憶している受発注情報に基づき、該期日における発注会社A1から受注会社B1への支払金額を算出し、該算出した返済金額の発注会社A1から金融機関C1への支払いと、該算出した支払金額から該返済金額を除いた金額を発注会社A1から受注会社B1への支払いとを金融機関C1に指示する支払情報を生成し、該生成した支払情報を、金融機関サーバ300に送信する。
σd=(Σ(受発注金額−支払金額)2/n)0.5 ・・・(1)
ここで、Σは支払日が過去12ヶ月以内の支払いの完了した受発注契約についての合計を表し、nは発注会社A1と受注会社B1との支払いの完了した受発注契約の数である。
W=Σ(Ps−σd)×α ・・・(2)
ここで、Σは支払いの完了していない受発注契約についての合計を表す。
このように、受発注金額Psから希薄化リスクを表す値σdを差し引いた期待支払額Peの支払いの完了していない受発注契約の合計値を算出することで、受注会社B1が受注済みの受発注契約に関して、これから発注会社A1から支払われる額の期待値を算出し、さらに掛け目αをこの期待値に掛けることで、発注会社A1および受注会社B1の信用リスク分を除いている。
また、融資限度枠算出部520は、発注会社A1と受注会社B1とに対応付けて信用情報記憶部515の信用情報テーブルに記憶している信用度情報に対応する割引率βを取得する。
融資限度枠算出部520は、これら融資限度枠Wとサイト上限値Seと割引率βとを、発注会社A1の受注会社テーブルである会社情報記憶部512の受注会社テーブルA1に、受注会社B1の会社名である受注会社名「B1社」と対応付けて記憶させる。
さらに、受発注時点融資管理サーバ500は、電子記録債権記憶部514の債権テーブルから読み出した返済期日が現在日の債権情報の債権の債務者である発注による返済が完了した旨を通知する。
また、このように、シーケンスS203により受発注時点融資管理サーバ500は、融資金額に応じた電子記録債権を発生させるので、金融機関C1は、該電子記録債権を担保として受注会社B1への融資を行い、発注会社A1から電子記録債権の回収を行なうことができる。
また、本実施形態において、債務者端末装置100、債権者端末装置200、金融機関サーバ300、電子記録債権管理サーバ400、受発注時点融資管理サーバ500は、ネットワークにより接続されるとして説明したが、受発注時点融資管理サーバ500を、債務者端末装置100、債権者端末装置200、金融機関サーバ300、電子記録債権管理サーバ400、それぞれと通信回線により接続するようにしてもよい。
また、本実施形態において、発注会社A1では、債務者端末装置100に担当者が受発注契約およびその支払の情報を入力するように説明したが、電子契約システムを用いて受注会社B1と取り引きを行なっている場合には、この電子契約システムを用いて契約締結や支払金額の変更などを行なったときに、この電子契約システムが受発注情報および支払の情報を債務者端末装置100に入力し、これらの情報を受けた債務者端末装置100が受発注時点融資管理サーバ500に送信するようにしてもよい。
また、この債務者端末装置100および債権者端末装置200には、周辺機器として入力装置、表示装置等(いずれも図示せず)が接続されるものとする。ここで、入力装置とはキーボード、マウス等の入力デバイスのことをいう。表示装置とはCRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置等のことをいう。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
200…債権者端末装置
300…金融機関サーバ
400…電子記録債権管理サーバ
500…受発注時点融資管理サーバ
510…記憶部
511…受発注記憶部
512…会社情報記憶部
513…支払情報記憶部
514…電子記録債権記憶部
515…信用情報記憶部
520…融資限度枠算出部
530…融資申込み受付部
540…融資情報生成部
550…電子記録債権申請部
560…受発注登録部
570…受発注実績登録部
580…電子記録債権移転登録部
590…支払情報生成部
Claims (11)
- 発注者が受注者に発注した受発注契約に関する受発注情報と、前記受発注契約の希薄化に関する希薄化情報と、債務者を前記発注者とし、債権者を前記受注者として発生された債権に関する債権情報とを記憶する記憶部と、
前記受発注情報の履歴であって、前記発注者から前記受注者に対する支払済みを示す前記受発注情報の履歴、および支払未済みを示す前記受発注情報の履歴と、前記希薄化情報と前記債権情報とに基づいて、前記発注者に対する融資限度額を算出する融資限度枠算出部と、
前記受注者に対する融資の申込みを表す申込情報を受信し、該申込情報が表す申込みの融資金額が、算出された前記融資限度額以内であることを満たすことを少なくとも条件として、該申込情報が表す申込みを受け付ける融資申込み受付部と、
前記融資申込み受付部が受け付けた申込みの融資を指示する融資情報を生成し、該生成した融資情報を金融機関装置に送信する融資情報生成部と、
前記融資申込み受付部が受け付けた申込みの融資の金額の債権であって、前記発注者を債務者、前記受注者を債権者とする債権の登録を債権管理装置に申請するとともに、前記記憶部に、該債権に関する債権情報を記憶させる債権申請部と、
を具備することを特徴とする受発注時点融資管理サーバ。 - 発注者が受注者に発注した受発注契約に関する受発注情報と、前記受発注契約の希薄化に関する希薄化情報と、債務者を前記発注者とし、債権者を前記受注者として発生された債権に関する債権情報とを記憶する記憶部と、
前記受発注情報の履歴であって、前記発注者から前記受注者に対する支払済みを示す前記受発注情報の履歴、および支払未済みを示す前記受発注情報の履歴に基づいて、前記発注者から前記受注者に支払われる額の期待値を算出する期待値算出部と、
前記希薄化情報と前記債権情報と算出された前記期待値とに基づいて、前記発注者に対する融資限度額を算出する融資限度枠算出部と、
前記受注者に対する融資の申込みを表す申込情報を受信し、該申込情報が表す申込みの融資金額が、算出された前記融資限度額以内であることを満たすことを少なくとも条件として、該申込情報が表す申込みを受け付ける融資申込み受付部と、
前記融資申込み受付部が受け付けた申込みの融資を指示する融資情報を生成し、該生成した融資情報を金融機関装置に送信する融資情報生成部と、
前記融資申込み受付部が受け付けた申込みの融資の金額の債権であって、前記発注者を債務者、前記受注者を債権者とする債権の登録を債権管理装置に申請するとともに、前記記憶部に、該債権に関する債権情報を記憶させる債権申請部と、
を具備することを特徴とする受発注時点融資管理サーバ。 - 前記記憶部は、前記発注者と前記受注者との組合せに対応付けて信用度を表す信用度情報を記憶し、
前記受発注情報は、各受発注契約について契約日から支払日までの日数を表すサイト情報を表す情報を含み、
前記融資限度枠算出部は、前記発注者と前記受注者との組合せに対応付けて前記記憶部が記憶している信用度情報を読出し、前記融資限度枠を算出する際に、この読み出した前記信用度情報に基づく係数を乗じ、さらに、この読み出した前記信用度情報に基づき前記受注者に対する融資の割引率を決定し、前記受発注情報に含まれるサイト情報に基づき、前記受注者に対する融資のサイトの上限値を決定するとともに、これら決定した割引率を表す割引情報とサイトの上限値を表す上限サイト情報とを前記記憶部に記憶させ、
前記融資申込み受付部は、前記融資金額が前記融資限度額以内であることに加えて、該申込情報が表す申込みのサイトが、前記記憶部が記憶している前記上限サイト情報が表すサイトの上限値以下であることを少なくとも条件として、該申込情報が表す申込みを受け付け、
前記債権申請部は、前記記憶部が記憶する割引情報が表す割引率を、登録を申請する債権の割引率とすること、
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の受発注時点融資管理サーバ。 - 前記記憶部が記憶する債権情報は、該債権情報が表す債権の返済期日を表す情報を含み、
前記記憶部が記憶する受発注情報は、該受発注情報が表す受発注契約の支払期日を含み、
前記記憶部が記憶している前記債権情報が表す債権のうち、返済期日が、指定された期日と一致する債権の返済金額の合計金額を算出し、前記記憶部が記憶している前記受発注情報のうち、支払期日が、前記指定された期日と一致する受発注契約の支払金額の合計金額を前記記憶部が記憶している前記希薄化情報に基づき算出し、該算出した返済金額の合計金額の前記発注者から前記受注者への支払いと、該算出した支払金額の合計金額から該返済金額の合計金額を除いた金額の前記発注者から前記受注者への支払いとを前記指定された期日に実施することを指示する支払情報を生成し、該生成した支払情報を送信する支払情報生成部を具備すること
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかの項に記載の受発注時点融資管理サーバ。 - 前記発注者が前記受注者に発注した受発注契約を表す受発注情報を受信して、該受発注情報を前記記憶部に記憶させる受発注登録部と、
前記記憶部が記憶するいずれかの受発注情報の受発注契約の希薄化に関する希薄化情報を受信し、この受信した前記希薄化情報を、前記記憶部に記憶させる受発注実績登録部と
を具備することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかの項に記載の受発注時点融資管理サーバ。 - 前記受発注登録部は、前記発注者と前記受注者との受発注契約を管理する電子契約システムが生成した受発注情報を受信して、該受発注情報を前記記憶部に記憶させ、
前記受発注実績登録部は、前記電子契約システムが生成した希薄化情報を受信して、該希薄化情報を前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項5に記載の受発注時点融資管理サーバ。 - 前記融資限度枠算出部は、前記発注者と前記受注者との組合せ各々について、定期的に融資限度枠を算出し、算出した前記融資限度枠を前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかの項に記載の受発注時点融資管理サーバ。
- コンピュータを、
記憶部が記憶し、発注者が受注者に発注した受発注契約に関する受発注情報の履歴であって、前記発注者から前記受注者に対する支払済みを示す前記受発注情報の履歴、および支払未済みを示す前記受発注情報の履歴と、前記記憶部が記憶し、前記受発注契約の希薄化に関する希薄化情報と、前記記憶部が記憶し、債務者を前記発注者とし、債権者を前記受注者として発生された債権に関する債権情報とに基づいて、前記発注者に対する融資限度額を算出する融資限度枠算出部、
受注者に対する融資の申込みを表す申込情報を受信し、該申込情報が表す申込みの融資金額が、算出された前記融資限度額以内であることを満たすことを少なくとも条件として、該申込情報が表す申込みを受け付ける融資申込み受付部、
前記融資申込み受付部が受け付けた申込みの融資を指示する融資情報を生成し、該生成した融資情報を金融機関装置に送信する融資情報生成部、
前記融資申込み受付部が受け付けた申込みの融資の金額の債権であって、前記発注者を債務者、前記受注者を債権者とする債権の登録を債権管理装置に申請するとともに、前記記憶部に、該債権に関する債権情報を記憶させる債権申請部、
として機能させるプログラム。 - 受発注時点融資管理サーバにおける受発注時点融資管理方法であって、
前記受発注時点融資管理サーバが、記憶部が記憶し、発注者が受注者に発注した受発注契約に関する受発注情報の履歴であって、前記発注者から前記受注者に対する支払済みを示す前記受発注情報の履歴、および支払未済みを示す前記受発注情報の履歴と、前記記憶部が記憶し、前記受発注契約の希薄化に関する希薄化情報と、前記記憶部が記憶し、債務者を前記発注者とし、債権者を前記受注者として発生された債権に関する債権情報とに基づいて、前記発注者に対する融資限度額を算出する第1の過程と、
前記受発注時点融資管理サーバが、受注者に対する融資の申込みを表す申込情報を受信し、該申込情報が表す申込みの融資金額が、前記第1の過程にて算出された前記融資限度額以内であることを満たすことを少なくとも条件として、該申込情報が表す申込みを受け付ける第2の過程と、
前記受発注時点融資管理サーバが、前記第2の過程にて受け付けた申込みの融資を指示する融資情報を生成し、該生成した融資情報を金融機関装置に送信する第3の過程と、
前記受発注時点融資管理サーバが、前記第3の過程にて受け付けた申込みの融資の金額の債権であって、前記発注者を債務者、前記受注者を債権者とする債権の登録を債権管理装置に申請するとともに、前記記憶部に、該債権に関する債権情報を記憶させる第4の過程と
を具備することを特徴とする受発注時点融資管理方法。 - コンピュータを、
記憶部が記憶し、発注者が受注者に発注した受発注契約に関する受発注情報の履歴であって、前記発注者から前記受注者に対する支払済みを示す前記受発注情報の履歴、および支払未済みを示す前記受発注情報の履歴に基づいて、前記発注者から前記受注者に支払われる額の期待値を算出する期待値算出部、
前記記憶部が記憶し、前記受発注契約の希薄化に関する前記希薄化情報と、前記記憶部が記憶し、債務者を前記発注者とし、債権者を前記受注者として発生された債権に関する前記債権情報と、算出された前記期待値とに基づいて、前記発注者に対する融資限度額を算出する融資限度枠算出部、
前記受注者に対する融資の申込みを表す申込情報を受信し、該申込情報が表す申込みの融資金額が、算出された前記融資限度額以内であることを満たすことを少なくとも条件として、該申込情報が表す申込みを受け付ける融資申込み受付部、
前記融資申込み受付部が受け付けた申込みの融資を指示する融資情報を生成し、該生成した融資情報を金融機関装置に送信する融資情報生成部、
前記融資申込み受付部が受け付けた申込みの融資の金額の債権であって、前記発注者を債務者、前記受注者を債権者とする債権の登録を債権管理装置に申請するとともに、前記記憶部に、該債権に関する債権情報を記憶させる債権申請部
として機能させるプログラム。 - 受発注時点融資管理サーバにおける受発注時点融資管理方法であって、
前記受発注時点融資管理サーバが、記憶部が記憶し、発注者が受注者に発注した受発注契約に関する受発注情報の履歴であって、前記発注者から前記受注者に対する支払済みを示す前記受発注情報の履歴、および支払未済みを示す前記受発注情報の履歴に基づいて、前記発注者から前記受注者に支払われる額の期待値を算出する第1の過程と、
前記受発注時点融資管理サーバが、前記記憶部が記憶し、前記受発注契約の希薄化に関する前記希薄化情報と、前記記憶部が記憶し、債務者を前記発注者とし、債権者を前記受注者として発生された債権に関する前記債権情報と、前記第1の過程にて算出された前記期待値とに基づいて、前記発注者に対する融資限度額を算出する第2の過程と、
前記受発注時点融資管理サーバが、前記受注者に対する融資の申込みを表す申込情報を受信し、該申込情報が表す申込みの融資金額が、前記第2の過程にて算出された前記融資限度額以内であることを満たすことを少なくとも条件として、該申込情報が表す申込みを受け付ける第3の過程と、
前記受発注時点融資管理サーバが、前記第3の過程にて受け付けた申込みの融資を指示する融資情報を生成し、該生成した融資情報を金融機関装置に送信する第4の過程と、
前記受発注時点融資管理サーバが、前記第3の過程にて受け付けた申込みの融資の金額の債権であって、前記発注者を債務者、前記受注者を債権者とする債権の登録を債権管理装置に申請するとともに、前記記憶部に、該債権に関する債権情報を記憶させる第5の過程と、
を具備することを特徴とする受発注時点融資管理方法。
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