JP5773632B2 - 資金の貸出装置、その貸出システム及びその貸出方法 - Google Patents

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本発明は、電子記録債権の担保目的として借り手(売主)の売掛債権を活用することによる資金の貸出装置、その貸出システム及びその貸出方法に関する。
一般的に、商品を販売したりサービスを提供しりして発生した売掛債権が回収されるまでの間に一定の時間がかかる。この間に資金需要が発生した場合、売掛債権の譲渡等によって資金調達が行われることがあるが、2007年6月の電子記録債権法の成立に伴い、売掛債権のさらなる流動化が期待されており、売掛債権の譲渡等の際における利便性に優れた、電子記録債権の記録機関の記録原簿に電子記録債権を登録する装置及び登録方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−102429号公報
しかしながら、売掛債権の譲渡は、企業間の売買基本契約等によって禁止されている場合も多い。このため、売主は自らが有する売掛債権を譲渡して金融機関等から必要な資金を調達することができないという問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、売掛債権の譲渡を伴うことなく売主に必要な資金を貸し出し、売主の資金繰りを改善することができる資金の貸出装置、その貸出システム及びその貸出方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明にかかる資金貸出装置(20)は、売主が管理する売主端末(10)と金融機関が管理する金融情報処理装置(40)に対し通信ネットワーク(50)を介して通信可能に接続され、金融機関にある売主名義の預金口座の預金債権について前記売主が自らを受託者として設定した信託の受益権についての情報である受益権情報を売主端末から受信する受益権情報受信部(217)と、売主名義の預金口座から貸付金の額に基づいて決定される返済金を貸し手名義の預金口座に振り込むように指示する返済情報を金融情報処理装置に送信する引落指示送信部(218)とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、売主名義の預金口座の預金債権について売主が自らを受託者として設定した信託の受益権についての情報である受益権情報を売主が管理する売主端末から受信し、売主名義の預金口座から貸付金の額に基づいて決定される返済金を貸し手名義の預金口座に振り込むように指示する返済情報を売主名義の預金口座のある金融機関が管理する金融情報処理装置に送信することによって、上記課題を解決する。
上記態様では、売主名義の預金口座から該預金口座の残高額に基づいて決定される金額を売主名義の他の銀行口座に振り込むように指示する第2の返済情報を金融情報処理装置に送信することが好ましい。このことによって、貸し手に所定の返済金を返却した後の残額について売主が自由に処分できる。
上記態様では、さらに貸し手名義の預金口座から貸付金を売主名義の他の銀行口座に振り込むように指示する情報を貸し手名義の預金口座のある金融機関が管理する金融情報処理装置に送信する。このことによって、貸し手の預金口座から貸付金を売主の銀行口座へ振り込む指示が送信され、資金が貸し手から売主に貸し出される。
なお、「売主」には、商品を購入する者やサービスの提供を受ける者より上流側の、例えば素材・原材料事業者、製造加工事業者、卸売事業者、各種サービス提供者などが含まれる。「買主」には、一般的な商品やサービスの流れにおいて、前記買主より下流側の商品やサービスを取り扱う者すべてが含まれる。すなわち、買主が小売事業者の場合、上記売主は卸売事業者であり、買主が卸売事業者の場合、売主は製造加工事業者となる。「商品」には、完成品や半製品の他、その素材や原材料も含まれ、本発明に係る取引対象は商品だけでなくサービスも含まれる。また、「受益権の提供」には、受益権の通常の譲渡の他に譲渡担保における譲渡が含まれる。
上記発明によれば、少なくとも売掛債権と売主名義の預金債権について売主が自らを受託者として設定した信託の受益権の貸し手への提供情報を含む受益権情報を受信し、当該受益権を担保に貸金を貸し付けるので、売掛債権の譲渡を行うことなく必要な資金を売主に貸し出すことができる。その結果、売買基本契約等によって買主との間で売掛債権の譲渡が禁止されている場合であっても、売主は資金を借り入れることができ、資金繰りを改善できる。
本発明の一実施形態に係る資金貸出システムのスキームを示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る資金貸出システムの全体構成を示す図である。 図2のシステムを構成する売主端末の構成例を示す図である。 図3の売主端末の機能ブロック図である。 図2のシステムを構成する資金貸出装置の構成例を示す図である。 図5の資金貸出装置の機能ブロック図である。 図2のシステムを構成する買主端末の構成例を示す図である。 図7の買主端末の機能ブロック図である。 図2のシステムを用いた資金貸出方法を説明するフローチャートである。 図2のシステムを用いた資金貸出方法を説明するフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の一実施形態について詳細に説明するが、本発明は、これに限定されて解釈されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、種々の変更、修正、改良を加え得るものである。
図1は、本発明の実施の形態に係る資金貸出システムのスキームを説明するための図である。図1において、売主(A社)から買主(B社)に商品が納入されると(a1)、A社にはB社に対する売掛債権が発生する(a2)。この売掛債権(将来債権を含む)と金融機関への預金債権(預金口座A1)につき自己信託が設定され、その受益権が貸し手(X社)に譲渡(譲渡担保における譲渡を含む)される(a3)。
X社からA社に所定金額が貸し出され(a4)、通常はA社によって発生記録の請求がされ、電子記録債権が登録される(a5)。
売掛債権の期日が到来し、前記商品の購入代金がB社から預金口座A1に振り込まれると(a6)、X社の引落指示により(a7)、預金口座A1からX社の預金口座X1に対してX社の回収金額が振り込まれる(a8)と同時に、その旨が電子債権記録機関に通知され電子記録債権は消滅する(a10)。また、X社の引落指示により(a7)、預金口座A1の残金は、一定金額を残してA社の預金口座A2へ振り込まれる(a9)。
図2は、本発明の実施の形態に係る資金貸出システムの全体図を示す。
図1に示すように、本実施形態に係る資金貸出システム1は、売主端末10と、資金貸出装置20と、買主端末30と金融情報処理装置40とを含む。売主端末10、資金貸出装置20、買主端末30及び金融情報処理装置40は、通信ネットワーク50を介して互いに通信可能に接続されている。
通信ネットワーク50は、インターネットや公衆電話回線網、専用電話回線、フレームリレー網、ATM網などの通信路である。売主端末10は、買主に商品を販売する売主(例えばA社)が操作する、例えば、パーソナルコンピュータや、PDA(Personal Digital Assistance)、携帯電話などのコンピュータである。
図3に示すように、売主端末10は、CPU101と、メモリ102と、記憶装置103と、通信インタフェース部104と、入力装置105と、表示装置106とを含む。記憶装置103は、プログラムやデータを記憶する。記憶装置103は、例えば、ROMやNVRAM、EEPROM、フラッシュディスクドライブ、ハードディスクドライブ、CD−ROMドライブである。CPU101は、記憶装置103に記憶されているプログラムをメモリ102に読み出して実行することにより、各種機能を実現する。通信インタフェース部104は、通信ネットワーク50に接続するインタフェースであり、例えば、イーサネット(登録商標)アダプタや電話回線に接続するモデムである。通信インタフェース部104は、通信ネットワーク50に接続し、資金貸出装置20、買主端末30及び金融情報処理装置40との間でのデータの送受信を行うことができる。入力装置105は、売主からの入力を受け付ける装置であり、例えば、キーボードやマウス、タッチパネル、ペンタブレット、マイクなどである。表示装置106は、売主に対して情報を表示する装置である。
図4に示すように、売主端末10は、注文依頼情報受信部111と、納入情報送信部113と、受益権情報送信部116と、情報表示部119とを含む。注文依頼情報受信部111は、買主端末30から注文依頼情報を受信する。納入情報送信部113は、買主へ納品した商品の納品書などの納入情報を送信する。受益権情報送信部116は、資金貸出装置20へ、少なくとも売掛債権と売主名義の預金債権について設定した自己信託の受益権の貸し手への提供情報を含む受益権情報を送信する。情報表示部119は、上記注文依頼情報、納入情報及び受益権情報を表示装置106に表示させる。
図1に戻り、資金貸出装置20は、売主に対して資金を貸し付ける貸し手(例えばX社)によって管理される、例えば、メインフレームやワークステーション、パーソナルコンピュータなどの、コンピュータシステムである。
図5に示すように、資金貸出装置20は、CPU201と、メモリ202と、記憶装置203と、通信インタフェース部204と、入力装置205と、表示装置206とを含む。CPU201、メモリ202、記憶装置203、通信インタフェース部204、入力装置205及び表示装置206は、上述したCPU101、メモリ102、記憶装置103、通信インタフェース部104、入力装置105及び表示装置106とそれぞれ同様の構成である。通信インタフェース部204は、通信ネットワーク50に接続し、売主端末10、買主端末30及び金融情報処理装置40の間でデータの送受信を行うことができる。
図6に示すように、資金貸出装置20は、受益権情報受信部217と、引落指示送信部218と、情報表示部219とを含む。
受益権情報受信部217は、売主端末10から、少なくとも売掛債権と売主名義の預金債権について設定した自己信託の受益権の貸し手への提供情報を含む受益権情報を受信する。引落指示送信部218は、売主名義の預金口座から貸付金の額に基づいて決定される返済金を貸し手の預金口座に振り込むように指示する情報を含む第1の返済情報と、売主に対して売主名義の前記預金口座から該預金口座の残高額に基づいて決定される金額を売主の他の銀行口座に振り込むように指示する情報を含む第2の返済情報とを金融情報処理装置40に送信する。情報表示部119は、上記受益権情報、第1の返済情報及び第2の返済情報を表示装置206に表示させる。再び貸し付けられることがある場合には、必ずしも第2の返済情報を送信する必要はない。
図1に戻り、買主端末30は、売主から商品を購入する買主(B社)が操作する、例えば、パーソナルコンピュータや、PDA、携帯電話などのコンピュータである。
図7に示すように、買主端末30は、CPU301と、メモリ302と、記憶装置303と、通信インタフェース部304と、入力装置305と、表示装置306とを含む。CPU301、メモリ302、記憶装置303、通信インタフェース部304、入力装置305及び表示装置306は、上述したCPU101、メモリ102、記憶装置103、通信インタフェース部104、入力装置105及び表示装置106とそれぞれ同様の構成である。通信インタフェース部304は、通信ネットワーク50に接続し、売主端末10、資金貸出装置20及び金融情報処理装置40の間でのデータの送受信を行うことができる。
図8に示すように、買主端末30は、注文依頼情報入力部310と、注文依頼情報送信部312と、納入情報受信部314と、振込指示送信部316と、情報表示部319とを含む。
注文依頼情報入力部310は、買主が売主に対して購入を希望する商品の種類や数量、希望納期などの注文依頼情報の入力を受け付ける。注文依頼情報送信部312は、注文依頼情報入力部310で受け付けた注文依頼情報を売主端末10に送信する。納入情報受信部314は、買主が売主から注文品と、その商品の納品書などの納入情報を受信する。振込指示送信部316は、買主が売主からの商品の納入を受けた後に、金融情報処理装置40に対して所定の振込依頼情報を送信する。情報表示部319は、上記注文依頼情報、納入情報、振込依頼情報を表示装置306に表示させる。
図1に戻り、金融情報処理装置40は、銀行などの金融機関に設置される、ワークステーション・サーバ等のコンピュータシステムであり、通信ネットワーク50を介して、買主端末30及び資金貸出装置20から受信する振込依頼情報、第1の返済情報又は第2の返済情報に基づいて、所定の振り込む、又は引き落す処理を実行する。
次に、上記資金貸出システム1による資金の貸出方法の一例を説明する。本実施形態では、電子記録債権の担保目的として売主が買主に対して有する(将来債権を含めた)売掛債権及び売主の預金債権につき自己信託が設定され、その受益権の提供を受けることによる資金の貸し出しが主たる目的であるので、以下の説明では、この目的達成のために必要な部分の説明にとどめる。
(1)まず、図9のステップ(以下、単に「S」と記載する。)101にて、買主端末30は、注文依頼情報入力部310を介して買主が売主に対して購入を希望する商品の種類や数量、希望納期などの注文依頼情報の入力を受け付けるとともに、S102にて、注文依頼情報送信部312を介して前記注文依頼情報を売主端末10に送信すると、S103にて、売主端末10は、注文依頼情報受信部111を介して買主端末30からの注文依頼情報を受信し、表示装置106にその依頼内容を表示させる。売主は、表示装置106を通じて買主の注文依頼内容を確認した後、所定の期間を経て、買主が購入を希望する商品を買主の指定納入場所に納入する。
S104にて、売主端末10は、納入情報送信部113を介して、買主に納入した商品の納品書などの納入情報を買主端末30に送信すると、S105にて、買主端末30は、納入情報受信部314を介して前記納入情報を受信する。一般的に、売主・買主間の継続的取引の場合には、別途締結されている単価契約等と納品書によって売掛債権額が決まるが、S104にて、売主端末10は、納品書とともに請求書を買主端末30に送信することもできる。
(2)S104にて納入情報が買主端末30に送信されると、前記商品の納入によって生じた買主に対する売掛債権と売主名義の預金債権(預金口座A1)を信託財産として売主が受託者となり、委託者である売主が自己の財産を他人(貸し手)のために管理処分する旨の宣言が売主によってされる。S106にて、売主端末10は、受益権情報送信部116を介して、売主が上記自己信託の受益権を貸し手に提供する旨の情報を資金貸出装置20へ送信すると、S107にて、資金貸出装置20は、受益権情報受信部217を介して前記受益権が提供された旨の情報を受信する。
(3)資金が必要な売主は、貸し手から所定金額Yを借り入れ、電子債権記録機関(図示せず)に対して電子記録債権の発生記録を請求し、電子債権記録機関(図示せず)が債務者(売主)が支払うべき金額、支払期日、債権者(貸し手)及び債務者の氏名などを記録原簿に記録することによって電子記録債権が発生し、登録される。
(4)図10のS108にて、例えば前記商品の納入日起算60経過日に振込指示送信部313を介して、買主の売主に対する購入代金Zを売主名義の預金口座A1に入金するよう金額等データを金融情報処理装置40に送信すると、S109にて、金融情報処理装置40は、この金額等データを受信し、S110にて、受信したデータ情報に基づいて売主名義の預金口座A1に対して所定日に所定金額Zの振込処理を実行する。
(5)図10のS115にて、資金貸出装置20は、引落指示送信部218を介して、上記売主名義の預金口座A1から自らの回収分(貸付金額Yに所定の手数料Y1を上乗せした金額)を貸し手の預金口座X1に振り込むよう金額等データを金融情報処理装置40に送信すると、S116にて、金融情報処理装置40は、所定の金額データを受信するとともに、S117にて、この受信した情報に基づいて売主名義の預金口座A1から所定金額(Y+Y1)を引き落とし、これを貸し手の預金口座X1への振込処理を実行する。
(6)次に、S118にて、資金貸出装置20は、引落指示送信部218を介して、上記売主名義の預金口座A1から該預金口座A1に所定金額を残した残額をすべて引き落とし、売主名義の他の預金口座A2に振り込むよう当該金額データを金融情報処理装置40に送信すると、S119にて、金融情報処理装置40は、前記金額データを受信するとともに、S120にて、この受信した金額データに基づいて売主名義の預金口座A1から引き落とし、これを売主の別の預金口座A2へ振り込む処理を実行する。
以上説明したように、本実施形態によれば、少なくとも売主が有する売掛債権と売主名義の預金債権について売主が自らを受託者として自己信託を設定し、その受益権の提供を受けて貸し手は売主に貸金を貸し付けるので、売掛債権の譲渡を行うことなく必要な資金を売主に貸し出すことができる。売主は、買主との間の売買基本契約等によって売掛債権の譲渡が禁止されている場合であっても、資金を借り入れることができるので、資金繰りを改善できる。
上記の実施形態において、売主端末10、資金貸出装置20、買主端末30は、それぞれ記憶装置103,203,303を有するが、記憶装置は外部のもの、例えば通信ネットワーク50によって繋がっている記憶装置とすることもできる。また、売主名義の預金口座A1及び他の預金口座A2、貸し手の預金口座X1は、同じ金融機関にあってもよいし、それぞれ異なる金融機関にあってもよい。
上記の実施形態において、売主は、銀行預金債権と買主に対して現に有する売掛債権のみならず将来生じるであろう売掛債権をも含めて自己信託することができる。このことによって、売主は、その都度自己信託することなく、貸し手から継続的な資金の提供をより簡単な手続で受けることができる。
1 資金貸出システム
10 売主端末
20 資金貸出装置
30 買主端末
40 金融情報処理装置
50 通信ネットワーク
101,201,301 CPU
102,202,302 メモリ
103,203,303 記憶装置
104,204,304 通信インタフェース部
105,205,305 入力装置
106,206,306 表示装置

Claims (5)

  1. 売掛債権を有する売主に資金を貸し出す貸し手が管理する資金貸出装置であって、
    前記売主が管理する売主端末(10)と金融機関が管理する金融情報処理装置(40)に対し通信ネットワーク(50)を介して通信可能に接続され、
    前記金融機関にある前記売主名義の預金口座の預金債権について前記売主が自らを受託者として設定した信託の受益権についての情報である受益権情報を前記売主端末から受信する受益権情報受信部(217)と、
    前記売主名義の預金口座から貸付金の額に基づいて決定される返済金を前記貸し手名義の預金口座に振り込むように指示する返済情報を前記金融情報処理装置に送信する引落指示送信部(218)と
    を備える資金貸出装置(20)。
  2. 請求項1記載の資金貸出装置と、前記売主が操作する前記売主端末と、前記金融機関が管理する前記金融情報処理装置とを含む資金貸出システム。
  3. 売掛債権を有する売主に貸し手が資金を貸し出す方法であって、
    前記売主名義の預金口座の預金債権について前記売主が自らを受託者として設定した信託の受益権についての情報である受益権情報を前記売主が管理する売主端末から受信し、
    前記売主名義の預金口座から貸付金の額に基づいて決定される返済金を前記貸し手名義の預金口座に振り込むように指示する返済情報を前記売主名義の預金口座のある金融機関が管理する金融情報処理装置に送信する
    ことを含む資金の貸出方法。
  4. 前記売主名義の預金口座から該預金口座の残高額に基づいて決定される金額を前記売主名義の他の銀行口座に振り込むように指示する第2の返済情報を前記金融情報処理装置に送信する請求項3記載の資金の貸出方法。
  5. 前記貸し手名義の前記預金口座から前記貸付金を前記売主名義の他の銀行口座に振り込むように指示する情報を前記貸し手名義の預金口座のある金融機関が管理する金融情報処理装置に送信する請求項4記載の資金の貸出方法。
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