JP2002074235A - オンライン決済システム、サービスポイント決済システム、その方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

オンライン決済システム、サービスポイント決済システム、その方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2002074235A
JP2002074235A JP2000264510A JP2000264510A JP2002074235A JP 2002074235 A JP2002074235 A JP 2002074235A JP 2000264510 A JP2000264510 A JP 2000264510A JP 2000264510 A JP2000264510 A JP 2000264510A JP 2002074235 A JP2002074235 A JP 2002074235A
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user
terminal
settlement
purchase
sales
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JP2000264510A
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Hideki Yamaya
英樹 山屋
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NEC Laboratories America Inc
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NEC Laboratories America Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンライン・オークションやオンライン・シ
ョッピング等を安全且つ迅速に執り行うためのオンライ
ン決済システム、サービスポイント決済システム、その
方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 ネットワーク上に構成された決済機関に
購買ユーザ及び販売ユーザが口座を設ける。その後、購
買ユーザ及び販売ユーザは決済機関に対して決済の代行
を依頼する。この決済の代行を受け付けると、決済機関
は購買ユーザの口座より代金を確保する。その後、購買
ユーザから商品を受け取ったことが通知されると、決済
機関は確保した代金を販売ユーザの口座に振り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット上
に口座を設けるオンライン決済システム、サービスポイ
ント決済システム、その方法、及びそのプログラムを記
録した記録媒体に関し、特に、インターネット上に開設
した口座を介してユーザが商品を販売、購買するオンラ
イン決済システム、サービスポイント決済システム、そ
の方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク(特にインターネッ
ト)を用いて商品の販売・購入を行うビジネスとして、
オンライン・オークション(インターネット・オークシ
ョン、若しくは、ネットワーク・オークションとも呼ば
れる)やオンライン・ショッピングと呼ばれるビジネス
が存在する。
【0003】ここで、オンライン・オークションとは、
インターネット上に一般ユーザ(法人が一般ユーザとし
て参加しても良い)を対象としてオークションの場を設
けるものである。また、オンライン・ショッピングと
は、インターネット上に仮想の店舗を設け、この店舗を
利用してメーカや販売業者が商品を販売するものであ
る。但し、以下の説明において、メーカや販売業者等を
まとめてメーカとして説明する。
【0004】{オンライン・オークション・サイトのシ
ステム構成例:図2}ここで、従来において一般的なオ
ンライン・オークション・サイトのシステム構成を図面
を用いて説明する。図2に示すように、一般的なオンラ
イン・オークション・サイトは、ネットワーク(インタ
ーネット)上に、商品をオンライン・オークション・サ
イトに提供する(若しくは購買ユーザに販売する)ユー
ザ(販売ユーザ)が所有する端末(販売ユーザ端末)
と、商品を購入するユーザ(購買ユーザ)が所有する購
買ユーザ端末と、このオンライン・オークション・サイ
トを運営・管理するオークション仲介業者が所有するオ
ークション仲介端末と、を有して構成されている。
【0005】この構成において、品物をオークションに
出品する販売ユーザは、この商品(品物)に関する情報
(商品情報)をネットワークを介して販売ユーザ端末よ
りオークション仲介端末へ通知する。
【0006】この通知手段としては、一般的に、オーク
ション仲介業者がオークション仲介端末をサイトとして
インターネット上に公開した専用のホームページ(以
下、商品登録ホームページという)に、販売ユーザが、
自身を識別するための情報や、対象となる商品に関する
情報(分野、商品名、型式、コメント、画像データ(写
真イメージ等)、希望販売価格、及びオークションを開
催する期間等)等を各項目毎に入力することで行われて
いる。
【0007】従って、商品登録ホームページを介して販
売ユーザより登録された商品情報は、仲介業者端末に接
続された商品情報データベースに一時格納され、その
後、仲介業者端末をサイトするインターネット上のオー
クション用ホームページに掲載される。このように掲載
されることで、購買ユーザが購買ユーザ端末を用いてイ
ンターネット上に公開されたオークション用ホームペー
ジを閲覧し、公開されている商品情報を参照して、この
中から所望の商品を選択して競りに参加することが可能
なように構成される。
【0008】従来、上記のオンライン・オークション・
サイトにおけるオークション仲介業者は、販売ユーザ及
び購買ユーザ間における商品及び代金の授受に関与する
ことはなかった。従って、従来では、販売ユーザと購買
ユーザとが商品及び代金の授受を行う場合、直接合う方
法以外では商品の受け取りと代金の支払いとのタイミン
グが各々異なっていた。即ち、従来では、商品及び代金
の授受を実行する方法に、販売ユーザから購買ユーザに
商品が送付された後に購買ユーザが代金を支払う方法
や、購買ユーザから販売ユーザへ代金が入金され次第、
販売ユーザが購買ユーザへ商品を送付する方法等が取ら
れていた。
【0009】{オンライン・ショッピング・システムの
構成例:図15}また、図15に、従来技術によるオン
ライン・ショッピング・システムのシステム構成を示
す。図15を参照すると、本オンライン・ショッピング
のシステム構成は、ネットワーク(インターネット)上
に、商品を提供するメーカが所有・管理するメーカ端末
と、購買ユーザが所有する購買ユーザ端末と、が接続さ
れ、また、メーカ端末には、メーカ端末をサイトとする
ホームページにより販売・提供される商品に関する情報
を格納する商品データベースと、購買ユーザから通知さ
れた購入に関する情報を格納する購入情報データベース
とが接続されている。但し、上記においてメーカという
表現は、商品を生産する企業に限定されるものでなく、
商品をユーザに提供する企業に適用されているものとす
る。
【0010】この構成において、購買ユーザは、インタ
ーネットを介して購買ユーザ端末によりメーカ端末が提
供するホームページ(以下においては商品提供ホームペ
ージ)を閲覧し、提供されている商品を購入する。
【0011】ここで、購買ユーザがメーカから提供され
ている商品を購入する手順としては、先ず、購買ユーザ
が、購買ユーザ端末を用いてインターネットを介して接
続されたメーカ端末にアクセスし、メーカからメーカ端
末を介してインターネット上のオンライン・ショッピン
グ・システムに提供している商品を閲覧する。
【0012】その後、購買ユーザは、所望の商品を商品
提供ホームページ上に設けられた所謂ショッピング・カ
ートと呼ばれる籠(購入する商品のリストが作成される
もの)にドラッグ、又は購入商品として登録するために
専用に設けられたボタンをクリックし、購入商品を決定
する。
【0013】上記のように購入商品を決定すると、メー
カは、購買ユーザに対して商品を送付し、その後、商品
に対する代金を支払わせるために、請求書を送付する
か、若しくは、決済機関(クレジットカード会社)等の
カード番号の入力を要求するよう構成されていた。
【0014】このようなオンライン・ショッピング・サ
イトでも、代金の支払いをクレジットカード会社が行
い、商品の送付をメーカが行うよう構成されていたた
め、メーカ側と購買ユーザ側において代金の支払いと商
品の受け取りのタイミングが異なってしまっていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように、代金の支
払いと商品の受け渡しのタイミングが異なってしまう場
合、不正な取り引きを招く要因となり、現在、問題とな
っているネット詐欺等の犯罪を誘発する恐れがある。
【0016】上記のような犯罪は、商品の引き渡しと代
金の支払いとの間に時間的擦れ、若しくは、各々の処理
を個別の機関が単独で行っているために発生するもので
ある。
【0017】従って、本発明は、上記問題に鑑みなされ
たもので、従来存在するようなオンライン・オークショ
ンやオンライン・ショッピング等を安全且つ迅速に執り
行うためのオンライン決済システム、サービスポイント
決済システム、その方法、及びそのプログラムを記録し
た記録媒体を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、販売する商品を提供する販
売ユーザと、提供された商品を購買する購買ユーザと、
販売ユーザと購買ユーザとの間に生じた代金の決済を代
行する決済機関と、を有し、決済機関は、販売ユーザ及
び購買ユーザから決済の代行が依頼されると、購買ユー
ザから代金を確保し、購買ユーザから商品を受け取った
ことが通知されると、確保した代金を販売ユーザへ支払
うことを特徴とする。
【0019】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載のオンライン決済システムにおいて、販売ユー
ザは、決済機関に決済の代行を依頼する販売ユーザ決済
依頼手段を有し、購買ユーザは、決済機関に決済の代行
を依頼する購買ユーザ決済依頼手段と、販売ユーザより
購買した商品が送付されたことを決済機関へ通知する商
品送付済通知手段と、を有し、決済機関は、購買ユーザ
から代金を確保する購買ユーザ代金確保手段と、購買ユ
ーザ代金確保手段により確保した代金を販売ユーザへ支
払う確保代金支払手段と、を有し、購買ユーザ代金確保
手段は、販売ユーザ及び購買ユーザより決済が依頼され
た場合、購買ユーザから代金を確保し、確保代金支払手
段は、購買ユーザから商品送付済通知手段により購買し
た商品が送付されたことが通知された場合、販売ユーザ
へ代金を支払うことを特徴とする。
【0020】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1または2記載のオンライン決済システムにおいて、
決済機関は、販売ユーザ及び購買ユーザに対して口座を
開設し、購買ユーザが開設した口座より代金を確保し、
確保した代金を販売ユーザが開設した口座へ振り込むこ
とで、支払いを実行することを特徴とする。
【0021】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項3記載のオンライン決済システムにおいて、購買ユー
ザ代金確保手段は、購買ユーザが決済機関に開設した口
座から代金を確保し、確保代金支払手段は、購買ユーザ
代金確保手段により確保された代金を販売ユーザが決済
機関に開設した口座へ入金することで決済することを特
徴とする。
【0022】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項1から4のいずれか1項に記載のオンライン決済シス
テムにおいて、決済機関は、購買ユーザ及び販売ユーザ
に対して正規のユーザであることを認証するための認証
情報を付与し、購買ユーザ及び販売ユーザは、決済の代
行を依頼する場合、各々自身に付与された認証情報を決
済機関へ通知し、決済機関は、通知された認証情報より
購買ユーザ及び販売ユーザの認証が確立された場合、決
済の代行の依頼を受け付けることを特徴とする。
【0023】また、請求項6記載の発明によれば、請求
項3または4記載のオンライン決済システムにおいて、
決済機関は、購買ユーザ及び販売ユーザに対して正規の
ユーザであることを認証するための認証情報を付与し、
認証情報は、決済機関が購買ユーザ及び販売ユーザに各
々に対して開設した口座の口座名と、口座を開設するに
あたり各ユーザが指定したパスワードと、を含み、購買
ユーザは、決済の代行を依頼する及び商品が送付された
ことを決済機関へ通知するにあたり、購買ユーザに付与
された認証情報を決済機関に通知し、販売ユーザは、決
済の代行を依頼するにあたり、販売ユーザに付与された
認証情報を決済機関に通知し、決済機関は、通知された
認証情報を用いて購買ユーザ及び販売ユーザの認証を実
行するユーザ認証手段をさらに有し、決済機関は、ユー
ザ認証手段により購買ユーザ及び販売ユーザの認証が確
立された場合、決済の代行の依頼を受け付けることを特
徴とする。
【0024】また、請求項7記載の発明によれば、請求
項3または4記載のオンライン決済システムにおいて、
決済機関は、購買ユーザ及び販売ユーザに対して正規の
ユーザであることを認証するための認証情報を付与し、
認証情報は、各ユーザが所有する携帯電話端末に格納さ
れているID情報を含み、購買ユーザは、決済の代行を
依頼する及び商品が送付されたことを通知するにあた
り、購買ユーザの認証情報を決済機関に通知し、販売ユ
ーザは、決済の代行を依頼するにあたり、販売ユーザの
認証情報を決済機関に通知し、決済機関は、通知された
認証情報を用いて購買ユーザ及び販売ユーザの認証を実
行するユーザ認証手段をさらに有し、決済機関は、ユー
ザ認証手段により購買ユーザ及び販売ユーザの認証が確
立された場合、決済の代行の依頼を受け付けることを特
徴とする。
【0025】また、請求項8記載の発明によれば、請求
項7記載のオンライン決済システムにおいて、決済機関
は、口座をID情報と対応付けて管理し、購買ユーザ若
しくは販売ユーザからID情報が通知されると、ID情
報より対応する口座を特定し、特定した口座を介して決
済を実行することを特徴とする。
【0026】また、請求項9記載の発明によれば、請求
項1から8のいずれか1項に記載のオンライン決済シス
テムにおいて、購買ユーザ及び販売ユーザは、同一の決
済依頼の件に関して同一の識別情報を決済機関に通知
し、決済機関は、識別情報を基に同一の決済依頼の件を
判定する同一決済依頼件判定手段をさらに有することを
特徴とする。
【0027】また、請求項10記載の発明によれば、請
求項1から9のいずれか1項に記載のオンライン決済シ
ステムにおいて、販売ユーザは、販売ユーザが提供した
商品を購入した購買ユーザに対して、購入された額に応
じたポイントを付与し、決済は、代金にポイントを含ま
せて実行されることを特徴とする。
【0028】また、請求項11記載の発明によれば、請
求項3から9のいずれか1項に記載のオンライン決済シ
ステムにおいて、販売ユーザは、販売ユーザが提供した
商品を購買した購買ユーザに対して、購入された額に応
じたポイントを付与するポイント付与手段をさらに有
し、ポイント付与手段により付与されたポイントは、決
済機関における購買ユーザの口座に蓄えられ、決済は、
代金に購買ユーザの口座に蓄えられたポイントを含ませ
て実行され、ポイント付与手段は、決済において金銭で
支払われた額に応じてポイントを付与することを特徴と
する。
【0029】また、請求項12記載の発明によれば、請
求項10または11記載のオンライン決済システムにお
いて、購買ユーザは、代金に含ませるポイントの値を決
済機関へ通知する使用ポイント通知手段をさらに有し、
決済機関は、通知されたポイントの値を含ませて代金を
販売ユーザへ支払うことを特徴とする。また、請求項1
3記載の発明によれば、請求項1から12のいずれか1
項に記載のオンライン決済システムにおいて、販売ユー
ザは、商品を販売する場をネットワーク上に設け、購買
ユーザは、ネットワークを介して商品を購入する手続き
を実行することを特徴とする。
【0030】また、請求項14記載の発明によれば、請
求項1から12のいずれか1項に記載のオンライン決済
システムにおいて、商品を販売する場を提供する仲介業
者をさらに有し、販売ユーザは、仲介業者を介して商品
を販売し、購買ユーザは、仲介業者を介して商品を購入
する手続きを実行することを特徴とする。
【0031】また、請求項15記載の発明によれば、請
求項14記載のオンライン決済システムにおいて、仲介
業者は、商品を販売する場をネットワーク上に設けるこ
とを特徴とする。
【0032】また、請求項16記載の発明によれば、請
求項1から12のいずれか1項に記載のオンライン決済
システムにおいて、販売ユーザは、商品を販売する店舗
を有し、購買ユーザは、店舗において商品を購入し、販
売ユーザは、店舗に備えられた店舗端末を介して決済機
関へ決済の代行の依頼を通知し、購買ユーザは、店舗端
末を介して決済機関へ決済の代行の依頼を通知すること
を特徴とする。
【0033】また、請求項17記載の発明によれば、請
求項16記載のオンライン決済システムにおいて、購買
ユーザは、代金に含ませるポイントの値を、店舗端末を
介して決済機関へ通知し、代金からポイントの値を減算
した額を店舗において販売ユーザへ支払うことを特徴と
する。
【0034】また、請求項18記載の発明によれば、請
求項16または17記載のオンライン決済システムにお
いて、店舗端末は、購買ユーザが所有する携帯電話端末
に格納されたID情報を取得するID情報取得手段を有
し、購買ユーザは、店舗端末を介して決済機関へ認証情
報を通知し、認証情報は、ID情報取得手段により取得
されたID情報を含み、決済機関は、店舗端末を介して
通知されたID情報を基に、購買ユーザが正規のユーザ
であるか否かを判定し、購買ユーザが正規のユーザであ
る場合、購買ユーザから店舗端末を介して通知された決
済の代行の依頼を受け付けることを特徴とする。
【0035】また、請求項19記載の発明によれば、請
求項11記載のオンライン決済システムにおいて、販売
ユーザは、商品を販売する店舗を有し、購買ユーザは、
店舗において商品を購入し、販売ユーザは、購買ユーザ
へ付与しているポイントの残高を管理するポイント残高
管理手段と、ポイント残高管理手段に格納されているポ
イントの残高を決済機関に通知するポイント残高通知手
段と、をさらに有し、購買ユーザは、店舗に備えられた
店舗端末を介して代金に含ませるポイントの値をポイン
ト残高管理手段に通知し、ポイント残高管理手段は、通
知されたポイントの値を管理しているポイントの残高か
ら減算し、減算の結果の値により格納しているポイント
の残高を更新し、ポイント残高通知手段は、ポイント残
高通知手段によりポイントの残高が更新された場合、更
新された最新のポイントの残高を決済機関へ通知し、決
済機関は、口座に蓄えられている購買ユーザのポイント
の残高を最新ポイント通知手段により通知されたポイン
トの残高で更新することを特徴とする。
【0036】また、請求項20記載の発明によれば、請
求項19記載のオンライン決済システムにおいて、ポイ
ント残高管理手段は、ID情報に対応させて購買ユーザ
毎にポイントの残高を管理し、決済機関は、口座をID
情報と対応付けて管理し、購買ユーザは、店舗端末を介
してポイント残高管理手段へ購買ユーザが所有する携帯
電話端末のID情報を通知し、ポイント残高管理手段
は、店舗端末を介して通知されたID情報を基に、購買
ユーザが正規のユーザであるか否かを判定し、購買ユー
ザが正規のユーザである場合、購買ユーザから店舗端末
を介して通知されたポイントの値を管理しているポイン
トの残高から減算し、減算の結果の値により格納してい
るポイントの残高を更新し、ポイント残高通知手段は、
更新されたポイントの残高と共にID情報を決済機関へ
通知し、決済機関は、通知されたID情報を基に購買ユ
ーザの口座に蓄えられたポイントの残高を通知されたポ
イントの残高で更新することを特徴とする。
【0037】また、請求項21記載の発明によれば、請
求項1から20のいずれか1項に記載のオンライン決済
システムにおいて、ネットワークは、インターネットで
あることを特徴とする。
【0038】また、請求項22記載の発明によれば、請
求項1から21のいずれか1項に記載のオンライン決済
システムにおいて、販売ユーザは、商品を販売する販売
業者であることを特徴とする。
【0039】また、請求項23記載の発明は、販売する
商品を提供する販売ユーザと、提供された商品を購買す
る購買ユーザと、販売ユーザと購買ユーザとの間に生じ
た代金の決済を代行する決済機関と、を有し、販売ユー
ザは、ネットワークに接続された販売ユーザ端末を有
し、購買ユーザは、ネットワークに接続された購買ユー
ザ端末を有し、決済機関は、ネットワーク上に接続され
た決済機関端末を有し、販売ユーザ及び購買ユーザは、
各々決済機関に口座を開設し、販売ユーザは、販売ユー
ザ端末より販売する商品をネットワーク上に提供し、購
買ユーザは、購買ユーザ端末によりネットワーク上に提
供された販売する商品を購買し、販売ユーザは、購買に
より生じた決済の代行を販売ユーザ端末より決済機関に
依頼し、購買ユーザは、決済の代行を購買ユーザ端末よ
り決済機関に依頼し、決済機関は、決済の代行の依頼を
決済機関端末により受信し、受信した決済の代行の依頼
を基に自動的に決済機関端末において決済を販売ユーザ
及び購買ユーザが各々開設した口座を介して実行するこ
とを特徴とする。
【0040】また、請求項24記載の発明は、販売する
商品を提供する販売ユーザと、提供された商品を購買す
る購買ユーザと、販売ユーザと購買ユーザとの間に生じ
た代金の決済を代行する決済機関と、販売ユーザに対し
て商品を販売する場を提供する仲介業者と、を有し、販
売ユーザは、ネットワークに接続された販売ユーザ端末
を有し、購買ユーザ端末は、ネットワークに接続された
購買ユーザ端末を有し、決済機関は、ネットワーク上に
接続された決済機関端末を有し、仲介業者は、ネットワ
ーク上に接続された仲介業者端末を有し、販売ユーザ
は、販売ユーザ端末を介して決済機関端末に口座を開設
し、購買ユーザは、購買ユーザ端末を介して決済機関端
末に口座を開設し、販売ユーザは、販売ユーザ端末より
仲介業者端末へ販売する商品を登録し、仲介業者は、仲
介業者端末を介して販売ユーザより登録された商品をネ
ットワーク上で販売し、購買ユーザは、購買ユーザ端末
によりネットワーク上で販売されている商品を購買し、
仲介業者端末は、販売ユーザ端末へ商品を購買した購買
ユーザに関する情報を通知し、購買ユーザ端末へ販売ユ
ーザに関する情報を通知し、販売ユーザは、販売ユーザ
端末を介して決済機関端末へ購買により生じた決済の代
行を依頼し、購買ユーザは、購買ユーザ端末を介して決
済機関端末へ決済の代行を依頼し、決済機関は、決済の
代行の依頼を決済機関端末により受信し、受信した決済
の代行の依頼を基に自動的に決済機関端末において決済
を販売ユーザ及び購買ユーザが各々開設した口座を介し
て実行することを特徴とする。
【0041】また、請求項25記載の発明によれば、請
求項23または24記載のオンライン決済システムにお
いて、決済機関は、口座を各ユーザが所有する携帯電話
端末に格納されているID情報に対応付けて管理し、購
買ユーザ及び販売ユーザは、自身が所有する携帯電話端
末に格納されたID情報を購買ユーザ端末若しくは販売
ユーザ端末を介して決済機関端末へ通知し、決済機関端
末は、購買ユーザ端末及び販売ユーザ端末から通知され
たID情報を基に、購買ユーザ及び販売ユーザ端末が口
座を登録した正規のユーザであるか否かを判定し、判定
の結果、購買ユーザ及び販売ユーザが正規のユーザであ
ると判定された場合、決済の代行の依頼を受け付けるこ
とを特徴とする。
【0042】また、請求項26記載の発明は、販売する
商品を提供する販売ユーザと、提供された商品を購買す
る購買ユーザと、販売ユーザと購買ユーザとの間に生じ
た代金の決済を代行する決済機関と、を有し、販売ユー
ザは、第1のネットワーク及び第2のネットワークに接
続された販売ユーザ端末と、第2のネットワークに接続
された店舗端末と、を有し、購買ユーザ端末は、第1の
ネットワークに接続された購買ユーザ端末を有し、決済
機関は、第1のネットワーク上に接続された決済機関端
末を有し、販売ユーザは、販売ユーザ端末を介して決済
機関端末に口座を開設し、購買ユーザは、購買ユーザ端
末を介して決済機関端末に口座を開設し、販売ユーザ
は、販売する商品を店舗において提供し、購買ユーザ
は、店舗において提供された販売する商品を購買し、販
売ユーザは、購買により生じた決済の代行を店舗端末よ
り販売ユーザ端末を介して決済機関端末に依頼し、購買
ユーザは、決済の代行を店舗端末より販売ユーザ端末を
介して決済機関端末に依頼し、決済機関は、決済の代行
の依頼を決済機関端末により受信し、受信した決済の代
行の依頼を基に自動的に決済機関端末において決済を販
売ユーザ及び購買ユーザが各々開設した口座を介して実
行することを特徴とする。
【0043】また、請求項27記載の発明によれば、請
求項26記載のオンライン決済システムにおいて、決済
機関は、口座を購買ユーザが所有する携帯電話端末に格
納されているID情報に対応付けて管理し、購買ユーザ
は、購買ユーザが所有する携帯電話端末に格納されたI
D情報を店舗端末より販売ユーザ端末を介して決済機関
端末へ通知し、決済機関端末は、購買ユーザ端末から通
知されたID情報を基に、購買ユーザが口座を登録した
正規のユーザであるか否かを判定し、判定の結果、購買
ユーザが正規のユーザであると判定された場合、決済の
代行の依頼を受け付けることを特徴とする。
【0044】また、請求項28記載の発明によれば、請
求項27記載のオンライン決済システムにおいて、販売
ユーザは、購買ユーザに対して商品を購買した額に応じ
たポイントを付与し、付与されたポイントの値は、購買
ユーザ端末より決済機関端末へ通知され、口座は、購買
ユーザ毎に蓄えられたポイントの残高を格納し、購買ユ
ーザは、口座に蓄えられたポイントの残高より、決済に
おいて使用するポイントの値を、店舗端末を介して決済
機関端末へ通知し、決済機関端末は、通知された使用す
るポイントの値により口座に格納されているポイントの
残高を減算し、減算の結果によりポイントの残高を更新
することを特徴とする。
【0045】また、請求項29記載の発明は、商品を店
舗において販売する販売業者と、商品を購買する購買ユ
ーザと、を有するサービスポイント決済システムであっ
て、販売業者は、購買ユーザに購買された額に応じたポ
イントを付加し、付与したポイントの残高を購買ユーザ
が所有する携帯電話端末に格納されているID情報に基
づいて管理することを特徴とする。
【0046】また、請求項30記載の発明は、商品を店
舗において販売する販売業者と、商品を購買する購買ユ
ーザと、を有するサービスポイント決済システムであっ
て、購買ユーザは、店舗において商品を購買し、販売業
者は、購買ユーザに対して購買された額に応じたポイン
トを付与するポイント付与手段と、ポイント付与手段に
より付与されたポイントの残高を購買ユーザ毎に管理す
るポイント残高管理手段と、購買ユーザを、購買ユーザ
が所有する携帯電話端末に格納されているID情報を用
いて認証するID情報認証手段と、を有し、購買ユーザ
は、店舗において購買した代金を支払うにあたり、携帯
電話端末よりID情報認証手段へID情報を通知し、認
証が確立した場合、ポイントで支払う額をポイント残高
管理手段へ指定し、残りの代金を現金で支払い、ポイン
ト残高管理手段は、購買ユーザから指定されたポイント
で支払う額を管理しているポイントの残高から減算し、
減算した結果の額で管理しているポイントの残高を更新
し、ポイント付与手段は、購買ユーザが決済において現
金で支払った額に応じてポイントを付与することを特徴
とする。
【0047】また、請求項31記載の発明は、商品を店
舗において販売する販売業者と、商品を購買する購買ユ
ーザと、を有するサービスポイント決済システムであっ
て、販売業者は、ネットワークに接続された販売業者端
末と、店舗に備えられた店舗端末と、を有し、販売業者
端末は、購買ユーザ毎に蓄えられたポイントの残高を管
理するポイント残高管理手段を有し、店舗端末は、購買
ユーザが購買する商品の代金を集計する代金集計手段
と、販売業者端末からポイント残高管理手段において管
理されている購買ユーザのポイントの残高を通知させる
ポイント残高受信手段と、通知されたポイントの残高を
購買ユーザに提示するポイント残高提示手段と、ポイン
ト残高提示手段により提示されたポイントの残高を基
に、購買ユーザから使用するポイントの値を入力させる
使用ポイント入力要求手段と、購買ユーザから入力され
た使用するポイントの値を販売業者端末へ通知する使用
ポイント通知手段と、代金の内、現金で支払われた額を
販売業者端末へ通知する現金額通知手段と、を有し、販
売業者端末は、使用ポイント通知手段により通知された
使用するポイントの値をポイント残高管理手段において
管理されている購買ユーザのポイントの残高から減算す
るポイント残高減算手段と、現金額通知手段により通知
された現金で支払われた額に所定の率を乗算し、購買ユ
ーザに付与するポイントの値を算出する付与ポイント算
出手段と、付与ポイント算出手段により算出された付与
するポイントの値をポイント残高管理手段において管理
されている購買ユーザのポイントの残高に加算するポイ
ント残高加算手段と、をさらに有し、店舗端末は、購買
ユーザが所有する携帯電話端末に格納されたID情報を
取得するID情報取得手段と、ID情報取得手段により
取得したID情報を販売業者端末へ通知するID情報通
知手段と、をさらに有し、ポイント残高管理手段は、I
D情報と対応付けて購買ユーザ毎にポイントの残高を管
理し、ポイント残高管理手段は、ID情報通知手段によ
り通知されたID情報を基に、購買ユーザに対応するポ
イントの残高を特定することを特徴とする。
【0048】また、請求項32記載の発明は、販売する
商品を提供する販売ユーザと、提供された商品を購買す
る購買ユーザと、販売ユーザと購買ユーザとの間に生じ
た代金の決済を代行する決済機関と、を有し、決済機関
は、販売ユーザ及び購買ユーザから決済の代行が依頼さ
れると、購買ユーザから代金を確保し、購買ユーザから
商品を受け取ったことが通知されると、確保した代金を
販売ユーザへ引き渡すことを特徴とする。
【0049】また、請求項33記載の発明によれば、請
求項32記載のオンライン決済方法において、販売ユー
ザが、決済機関に決済の代行を依頼する販売ユーザ決済
依頼工程と、購買ユーザが、決済機関に決済の代行を依
頼する購買ユーザ決済依頼工程と、購買ユーザが、販売
ユーザより購買した商品が送付されたことを決済機関へ
通知する商品送付済通知工程と、決済機関が、販売ユー
ザ及び購買ユーザから決済の代行を依頼された場合、購
買ユーザから代金を確保する購買ユーザ代金確保工程
と、決済機関が、購買ユーザから購買した商品が送付さ
れたことを通知された場合、購買ユーザ代金確保工程に
おいて確保した代金を販売ユーザへ支払う確保代金支払
工程と、を有することを特徴とする。
【0050】また、請求項34記載の発明によれば、請
求項32または33記載のオンライン決済方法におい
て、決済機関が販売ユーザ及び購買ユーザに対して口座
を開設する口座開設工程を予め有し、決済機関は、開設
された口座を介して代金の決済を実行することを特徴と
する。
【0051】また、請求項35記載の発明によれば、請
求項34記載のオンライン決済方法において、購買ユー
ザ代金確保工程は、購買ユーザが決済機関に開設した口
座から代金を確保し、確保代金支払工程は、購買ユーザ
代金確保工程において確保された代金を販売ユーザが決
済機関に開設した口座へ入金することで決済することを
特徴とする。
【0052】また、請求項36記載の発明によれば、請
求項32から35のいずれか1項に記載のオンライン決
済方法において、決済機関が購買ユーザ及び販売ユーザ
に対して正規のユーザであることを認証するための認証
情報を付与する認証情報付与工程を予め有し、購買ユー
ザ及び販売ユーザは、決済の代行を依頼する場合、認証
情報を決済機関へ通知し、決済機関が通知された認証情
報より購買ユーザ及び販売ユーザの認証を実行するユー
ザ認証工程をさらに有し、決済機関は、ユーザ認証工程
において購買ユーザ及び販売ユーザの認証が確立された
場合、決済の代行の依頼を受け付けることを特徴とす
る。
【0053】また、請求項37記載の発明によれば、請
求項34または35記載のオンライン決済方法におい
て、決済機関が購買ユーザ及び販売ユーザに対して正規
のユーザであることを認証するための認証情報を付与す
る認証情報付与工程を予め有し、認証情報は、決済機関
が購買ユーザ及び販売ユーザに対して開設した口座の口
座名と、口座を開設するにあたり各ユーザが指定したパ
スワードと、を含み、購買ユーザは、決済の代行を依頼
するにあたり、購買ユーザに付与された認証情報を決済
機関に通知し、販売ユーザは、決済の代行を依頼するに
あたり、販売ユーザに付与された認証情報を決済機関に
通知し、決済機関が決済の代行の依頼と共に通知された
認証情報より購買ユーザ及び販売ユーザの認証を実行す
る決済依頼時ユーザ認証工程をさらに有し、決済機関
は、決済依頼時ユーザ認証工程において購買ユーザ及び
販売ユーザの認証が確立された場合、決済の代行の依頼
を受け付け、商品送付済通知工程は、商品が送付された
ことの他に、購買ユーザに付与された認証情報を決済機
関へに通知し、決済機関が商品が送付されたことと共に
通知された認証情報より購買ユーザの認証を実行する商
品送付済時ユーザ認証工程をさらに有し、決済機関は、
商品送付済時ユーザ認証工程において購買ユーザの認証
が確立された場合、購買ユーザの口座から確保した代金
を販売ユーザの口座へ振り込むことを特徴とする。
【0054】また、請求項38記載の発明によれば、請
求項34または35記載のオンライン決済方法におい
て、決済機関が購買ユーザ及び販売ユーザに対して正規
のユーザであることを認証するための認証情報を付与す
る認証情報付与工程を予め有し、認証情報は、各ユーザ
が所有する携帯電話端末に格納されているID情報を含
み、購買ユーザは、決済の代行を依頼するにあたり、購
買ユーザに付与された認証情報を決済機関に通知し、販
売ユーザは、決済の代行を依頼するにあたり、販売ユー
ザに付与された認証情報を決済機関に通知し、決済機関
が決済の代行の依頼と共に通知された認証情報より購買
ユーザ及び販売ユーザの認証を実行する決済依頼時ユー
ザ認証工程をさらに有し、決済機関は、決済依頼時ユー
ザ認証工程において購買ユーザ及び販売ユーザの認証が
確立された場合、決済の代行の依頼を受け付け、商品通
知済通知工程は、商品が送付されたことの他に、購買ユ
ーザに付与された認証情報を決済機関へ通知し、決済機
関が商品が送付されたことと共に通知された認証情報よ
り購買ユーザの認証を実行する商品送付済時ユーザ認証
工程をさらに有し、決済機関は、商品送付済時ユーザ認
証工程において購買ユーザの認証が確立された場合、購
買ユーザの口座から確保した代金を販売ユーザの口座へ
振り込むことを特徴とする。
【0055】また、請求項39記載の発明によれば、請
求項38記載のオンライン決済方法において、決済機関
は、口座をID情報と対応付けて管理し、決済機関が購
買ユーザ若しくは販売ユーザから認証情報が通知される
と、認証情報に含まれるID情報より口座を特定し、特
定した口座を介して決済を実行することを特徴とする。
【0056】また、請求項40記載の発明によれば、請
求項32から39のいずれか1項に記載のオンライン決
済方法において、購買ユーザ及び販売ユーザは、同一の
決済依頼の件に関して同一の識別情報を決済機関に通知
し、決済機関は、識別情報を基に同一の決済依頼の件を
判定する同一決済依頼件判定工程をさらに有することを
特徴とする。
【0057】また、請求項41記載の発明によれば、請
求項32から40のいずれか1項に記載のオンライン決
済方法において、販売ユーザが、販売ユーザが提供した
商品を購入した購買ユーザに対して、購入された額に応
じたポイントを付与するポイント付与工程をさらに有
し、決済は、代金にポイントを含ませて実行されること
を特徴とする。
【0058】また、請求項42記載の発明によれば、請
求項34から40のいずれか1項に記載のオンライン決
済方法において、販売ユーザが、販売ユーザが提供した
商品を購買した購買ユーザに対して、購入された額に応
じたポイントを付与するポイント付与工程をさらに有
し、ポイント付与工程において付与されたポイントは、
決済機関における購買ユーザの口座に蓄えられ、決済
は、代金に購買ユーザの口座に蓄えられたポイントを含
ませて実行され、ポイント付与手段は、決済において金
銭で支払われた額に応じてポイントを付与することを特
徴とする。
【0059】また、請求項43記載の発明によれば、請
求項41または42記載のオンライン決済方法におい
て、購買ユーザが、代金に含ませるポイントの値を決済
機関へ通知する使用ポイント通知工程をさらに有し、決
済機関は、通知されたポイントの値を含ませて代金を販
売ユーザへ支払うことを特徴とする。
【0060】また、請求項44記載の発明によれば、請
求項32から43のいずれか1項に記載のオンライン決
済方法において、販売ユーザは、商品を販売する場をネ
ットワーク上に設け、購買ユーザは、ネットワークを介
して商品を購入する手続きを実行することを特徴とす
る。
【0061】また、請求項45記載の発明によれば、請
求項32から43のいずれか1項に記載のオンライン決
済方法において、商品を販売する場を提供する仲介業者
をさらに有し、販売ユーザは、仲介業者を介して商品を
販売し、購買ユーザは、仲介業者を介して商品を購入す
る手続きを実行することを特徴とする。
【0062】また、請求項46記載の発明によれば、請
求項45記載のオンライン決済方法において、仲介業者
は、商品を販売する場をネットワーク上に設けることを
特徴とする。
【0063】また、請求項47記載の発明によれば、請
求項32から43のいずれか1項に記載のオンライン決
済方法において、販売ユーザは、商品を販売する店舗を
有し、購買ユーザが、店舗において商品を購入する商品
購入工程をさらに有し、販売ユーザは、店舗に備えられ
た店舗端末を介して決済機関へ決済の代行の依頼を通知
し、購買ユーザは、店舗端末を介して決済機関へ決済の
代行の依頼を通知することを特徴とする。
【0064】また、請求項48記載の発明によれば、請
求項47記載のオンライン決済方法において、使用ポイ
ント通知工程は、購買ユーザが代金に含ませるポイント
の値を、店舗端末から決済機関へ通知し、購買ユーザ
が、代金からポイントの値を減算した額を店舗において
販売ユーザに対して支払う現金支払工程をさらに有する
ことを特徴とする。
【0065】また、請求項49記載の発明によれば、請
求項47または48記載のオンライン決済方法におい
て、店舗端末が、購買ユーザが所有する携帯電話端末に
格納されたID情報を取得するID情報取得工程をさら
に有し、購買ユーザは、店舗端末を介して決済機関へI
D情報を認証情報に含ませて通知し、決済機関は、店舗
端末を介して通知されたID情報を基に、購買ユーザが
正規のユーザであるか否かを判定し、購買ユーザが正規
のユーザである場合、購買ユーザから店舗端末を介して
通知された決済の代行の依頼を受け付けることを特徴と
する。
【0066】また、請求項50記載の発明によれば、請
求項42記載のオンライン決済方法において、販売ユー
ザは、商品を販売する店舗を有し、購買ユーザが、店舗
において商品を購入する商品購入工程をさらに有し、販
売ユーザは、購買ユーザへ付与しているポイントの残高
を管理するポイント残高管理手段をさらに有し、販売ユ
ーザが、ポイント残高管理手段に格納されているポイン
トの残高を決済機関に通知するポイント残高通知工程
と、購買ユーザが、店舗に備えられた店舗端末を介して
代金に含ませるポイントの値をポイント残高管理手段に
通知する使用ポイント通知工程と、ポイント残高管理手
段が、通知されたポイントの値を管理しているポイント
の残高から減算し、減算の結果の値により格納している
ポイントの残高を更新する販売側ポイント残高更新工程
と、をさらに有し、ポイント残高通知工程は、ポイント
残高管理手段がポイントの残高を更新した場合、更新さ
れたポイントの残高を決済機関へ通知し、決済機関が、
口座に蓄えられている購買ユーザのポイントの残高をポ
イント通知工程において通知されたポイントの残高で更
新する決済側ポイント残高更新工程と、購買ユーザが、
代金から通知したポイントの値を減算した値を現金で支
払う現金支払工程と、をさらに有することを特徴とす
る。
【0067】また、請求項51記載の発明によれば、請
求項50記載のオンライン決済方法において、購買ユー
ザが、店舗端末を介してポイント残高管理手段へ購買ユ
ーザが所有する携帯電話端末のID情報を通知するID
情報通知工程と、ポイント残高管理手段が、店舗端末を
介して通知されたID情報を基に、購買ユーザが正規の
ユーザであるか否かを判定する購買ユーザ認証工程と、
をさらに有し、販売側ポイント残高更新工程は、購買ユ
ーザ認証工程において購買ユーザが正規のユーザである
場合、ポイント残高管理手段が購買ユーザから店舗端末
を介して通知されたポイントの値を管理しているポイン
トの残高から減算し、減算の結果の値により格納してい
るポイントの残高を更新し、ポイント残高通知工程は、
更新されたポイントの残高と共にID情報を決済機関へ
通知し、決済側ポイント残高更新工程は、決済機関が通
知されたID情報を基に購買ユーザの口座に蓄えられた
ポイントの残高を通知されたポイントの残高に更新する
ことを特徴とする。
【0068】また、請求項52記載の発明によれば、請
求項32から51のいずれか1項に記載のオンライン決
済方法において、ネットワークは、インターネットであ
ることを特徴とする。
【0069】また、請求項53記載の発明によれば、請
求項32から52のいずれか1項に記載のオンライン決
済方法において、販売ユーザは、商品を販売する販売業
者であることを特徴とする。
【0070】また、請求項54記載の発明は、販売する
商品を提供する販売ユーザと、提供された商品を購買す
る購買ユーザと、販売ユーザと購買ユーザとの間に生じ
た代金の決済を代行する決済機関と、を有し、販売ユー
ザは、ネットワークに接続された販売ユーザ端末を有
し、購買ユーザ端末は、ネットワークに接続された購買
ユーザ端末を有し、決済機関は、ネットワーク上に接続
された決済機関端末を有し、販売ユーザ及び購買ユーザ
が、各々決済機関に口座を開設する口座開設工程と、販
売ユーザが、販売ユーザ端末より商品をネットワーク上
に提供する商品提供工程と、購買ユーザが、購買ユーザ
端末によりネットワーク上に提供された商品を購買する
商品購買工程と、販売ユーザが、購買により生じた決済
の代行を販売ユーザ端末より決済機関端末へ依頼する販
売ユーザ決済依頼工程と、購買ユーザが、決済の代行を
購買ユーザ端末より決済機関に依頼する購買ユーザ決済
依頼工程と、決済機関が、決済の代行の依頼を決済機関
端末により受信し、受信した決済の代行の依頼を基に自
動的に決済機関端末において決済を販売ユーザ及び購買
ユーザが各々開設した口座を介して実行する口座決済実
行工程と、を有することを特徴とする。
【0071】また、請求項55記載の発明は、販売する
商品を提供する販売ユーザと、提供された商品を購買す
る購買ユーザと、販売ユーザと購買ユーザとの間に生じ
た代金の決済を代行する決済機関と、販売ユーザに対し
て商品を販売する場を提供する仲介業者と、を有し、販
売ユーザは、ネットワークに接続された販売ユーザ端末
を有し、購買ユーザ端末は、ネットワークに接続された
購買ユーザ端末を有し、決済機関は、ネットワーク上に
接続された決済機関端末を有し、仲介業者は、ネットワ
ーク上に接続された仲介業者端末を有し、販売ユーザ及
び購買ユーザが、各々決済機関に口座を開設する口座開
設工程と、販売ユーザが、販売ユーザ端末より仲介業者
端末へ販売する商品を登録する商品登録工程と、仲介業
者が、仲介業者端末を介して販売ユーザより登録された
商品をネットワーク上に提供する仲介業者商品提供工程
と、購買ユーザが、購買ユーザ端末によりネットワーク
上に提供された販売する商品を購買する商品購買工程
と、仲介業者端末が、販売ユーザ端末へ商品を購買した
購買ユーザに関する情報を通知する販売側購買ユーザ通
知工程と、仲介業者端末が、購買ユーザ端末へ販売ユー
ザに関する情報を通知する購買側販売ユーザ通知工程
と、販売ユーザが、購買により生じた決済の代行を販売
ユーザ端末より決済機関に依頼する販売ユーザ決済依頼
工程と、購買ユーザが、決済の代行を購買ユーザ端末よ
り決済機関に依頼する購買ユーザ決済依頼工程と、決済
機関が、決済の代行の依頼を決済機関端末により受信
し、受信した決済の代行の依頼を基に自動的に決済機関
端末において決済を販売ユーザ及び購買ユーザが各々開
設した口座を介して実行する口座決済実行工程と、を有
することを特徴とする。
【0072】また、請求項56記載の発明によれば、請
求項54または55記載のオンライン決済方法におい
て、購買ユーザ及び販売ユーザが、自身が所有する携帯
電話端末に格納されたID情報を購買ユーザ端末若しく
は販売ユーザ端末を介して決済機関端末へ通知するID
情報通知工程と、決済機関端末が購買ユーザ端末及び販
売ユーザ端末から通知されたID情報を基に、購買ユー
ザ及び販売ユーザが口座を登録した正規のユーザである
か否かを判定するユーザ認証工程と、をさらに有し、ユ
ーザ認証工程における判定の結果、購買ユーザ及び販売
ユーザが正規のユーザであると判定された場合、決済機
関が決済の代行の依頼を受け付けることを特徴とする。
【0073】また、請求項57記載の発明は、販売する
商品を提供する販売ユーザと、提供された商品を購買す
る購買ユーザと、販売ユーザと購買ユーザとの間に生じ
た代金の決済を代行する決済機関と、を有し、販売ユー
ザは、第1のネットワーク及び第2のネットワークに接
続された販売ユーザ端末と、第2のネットワークに接続
された店舗端末と、を有し、購買ユーザ端末は、第1の
ネットワークに接続された購買ユーザ端末を有し、決済
機関は、第1のネットワーク上に接続された決済機関端
末を有し、販売ユーザ及び購買ユーザが、各々決済機関
に口座を開設する口座開設工程と、販売ユーザが、商品
を店舗において提供する店舗商品提供工程と、購買ユー
ザが、店舗において提供された商品を購買する店舗商品
購買工程と、販売ユーザが、購買により生じた決済の代
行を販売ユーザ端末より決済機関に依頼する販売ユーザ
決済依頼工程と、購買ユーザが決済の代行を店舗端末よ
り販売ユーザ端末を介して決済機関に依頼する購買ユー
ザ店舗決済依頼工程と、決済機関が、決済の代行の依頼
を決済機関端末により受信し、受信した決済の代行の依
頼を基に自動的に決済機関端末において決済を販売ユー
ザ及び購買ユーザが各々開設した口座を介して実行する
口座決済実行工程と、を有することを特徴とする。
【0074】また、請求項58記載の発明によれば、請
求項57記載のオンライン決済方法において、決済機関
は、口座を購買ユーザが所有している携帯電話端末に格
納されたID情報に対応付けて管理し、購買ユーザが、
購買ユーザが所有する携帯電話端末に格納されたID情
報を店舗端末より販売ユーザ端末を介して決済機関端末
へ通知するID情報通知工程と、決済機関端末が、購買
ユーザ端末から通知されたID情報を基に、購買ユーザ
が口座を登録した正規のユーザであるか否かを判定する
購買ユーザ認証工程と、をさらに有し、購買ユーザ認証
工程における判定の結果、購買ユーザが正規のユーザで
あると判定された場合、決済機関が決済の代行の依頼を
受け付けることを特徴とする。
【0075】また、請求項59記載の発明によれば、請
求項58記載のオンライン決済方法において、販売ユー
ザ端末が、購買ユーザに対して商品を購買した額に応じ
たポイントを付与するポイント付加工程と、販売ユーザ
端末が、付与したポイントの値を決済機関端末へ通知す
る付加ポイント通知工程と、をさらに有し、口座は、購
買ユーザ毎に蓄えられたポイントの残高を格納し、決済
機関端末が、通知されたポイントの値により口座に格納
されているポイントの残高を減算し、減算の結果により
ポイントの残高を更新する決済側ポイント残高更新工程
と、をさらに有することを特徴とする。
【0076】また、請求項60記載の発明は、商品を店
舗において販売する販売業者と、商品を購買する購買ユ
ーザと、を有するサービスポイント決済方法であって、
販売業者は、購買ユーザに購買された額に応じたポイン
トを付加し、付与したポイントの残高を購買ユーザが所
有する携帯電話端末に格納されているID情報に基づい
て管理することを特徴とする。
【0077】また、請求項61記載の発明は、商品を店
舗において販売する販売業者と、商品を購買する購買ユ
ーザと、を有するサービスポイント決済方法であって、
販売業者は、購買ユーザが所有している携帯電話端末に
格納されたID情報毎に対応させて、購買ユーザ毎に蓄
えられたポイントの残高を管理するポイント残高管理手
段を有し、購買ユーザが、店舗において商品を購買する
店舗商品購買工程と、購買ユーザが、店舗において購買
した代金を支払うにあたり、購買ユーザが所有する携帯
電話端末のID情報を販売業者へ通知するID情報通知
工程と、販売業者が、通知されたID情報を用いて購買
ユーザを認証する購買ユーザ認証工程と、購買ユーザ認
証工程において購買ユーザの認証が確立された場合、購
買ユーザが、代金の内、ポイントで支払う額をポイント
残高管理手段へ通知する使用ポイント通知工程と、ポイ
ント残高管理手段が、使用ポイント通知工程において通
知されたポイントの値を管理しているポイントの残高か
ら減算し、減算した結果のポイントの値で管理している
ポイントの残高を更新する使用後ポイント残高更新工程
と、購買ユーザが、代金の内、残りの代金を現金で支払
う現金支払工程と、販売業者が、現金支払工程において
現金で支払われた額をポイント残高管理手段へ通知する
使用現金通知工程と、ポイント残高管理手段が、使用現
金通知工程において通知された現金の額に応じたポイン
トを管理しているポイントの残高に加算し、加算した結
果のポイントの値で管理しているポイントの残高を更新
する付与後ポイント残高更新工程と、を有することを特
徴とする。
【0078】また、請求項62記載の発明は、商品を店
舗において販売する販売業者と、商品を購買する購買ユ
ーザと、を有するサービスポイント決済方法であって、
販売業者は、ネットワークに接続された販売業者端末
と、店舗に備えられた店舗端末と、を有し、販売業者端
末は、購買ユーザ毎に蓄えられたポイントの残高を管理
するポイント残高管理手段を有し、ポイント残高管理手
段は、購買ユーザが所有する携帯電話端末に格納された
ID情報と対応付けて購買ユーザ毎にポイントの残高を
管理し、店舗端末が、購買ユーザにより購買された商品
の代金を集計する代金集計工程と、店舗端末が、購買ユ
ーザが所有する携帯電話端末に格納されたID情報を取
得するID情報取得工程と、店舗端末が、ID情報取得
工程において取得したID情報を販売業者端末へ通知す
るID情報通知工程と、ポイント残高管理手段が、ID
情報通知工程において通知されたID情報を基に、購買
ユーザに対応付けられたポイントの残高を特定するポイ
ント残高特定工程と、販売業者端末が、ポイント残高特
定工程において特定されたポイントの残高を店舗端末へ
通知するポイント残高店舗通知工程と、店舗端末が、通
知されたポイントの残高を購買ユーザに提示するポイン
ト残高提示工程と、店舗端末が、ポイント残高提示工程
において提示されたポイントの残高を基に、購買ユーザ
から使用するポイントの値を入力させる使用ポイント入
力要求工程と、店舗端末が、購買ユーザから入力された
使用するポイントの値を販売業者端末へ通知する使用ポ
イント通知工程と、店舗端末が、代金の内、現金で支払
われた額を販売業者端末へ通知する現金額通知工程と、
販売業者端末が、使用ポイント通知工程において通知さ
れた使用するポイントの値をポイント残高管理手段にお
いて管理されている購買ユーザのポイントの残高から減
算するポイント残高減算工程と、販売業者端末が、現金
額通知工程において通知された現金で支払われた額に所
定の率を乗算し、購買ユーザに付与するポイントの値を
算出する付与ポイント算出工程と、販売業者端末が、付
与ポイント算出工程において算出された付与するポイン
トの値をポイント残高管理手段において管理されている
購買ユーザのポイントの残高に加算するポイント残高加
算工程と、を有することを特徴とする。
【0079】また、請求項63記載の発明は、販売する
商品を提供する販売ユーザが有する販売ユーザ端末と、
提供された商品を購買する購買ユーザが有する購買ユー
ザ端末と、販売ユーザと購買ユーザとの間に生じた代金
の決済を代行する決済機関が有する決済機関端末と、を
実行させるプログラムを記録した記録媒体であって、決
済機関端末に、販売ユーザ及び購買ユーザから決済の代
行を依頼された場合、購買ユーザから代金を確保し、購
買ユーザから商品を受け取ったことを通知された場合、
確保した代金を販売ユーザへ引き渡すことを実行させ
る。
【0080】また、請求項64記載の発明によれば、請
求項63記載のプログラムを記録した記録媒体におい
て、販売ユーザ端末に、販売ユーザに決済機関へ決済の
代行を依頼させる販売ユーザ決済依頼処理と、を実行さ
せ、購買ユーザ端末に、購買ユーザに決済機関へ決済の
代行を依頼させる購買ユーザ決済依頼要求処理と、購買
ユーザに販売ユーザから購買した商品を受け取ったこと
を決済機関へ通知させる商品送付済通知処理と、を実行
させ、決済機関端末に、販売ユーザ端末及び購買ユーザ
端末から決済の代行が依頼された場合、購買ユーザから
代金を確保する購買ユーザ代金確保処理と、購買ユーザ
端末から購買した商品が送付されたことが通知された場
合、購買ユーザ代金確保処理において確保された代金を
販売ユーザへ支払う確保代金支払処理と、を実行させ
る。
【0081】また、請求項65記載の発明によれば、請
求項63または64記載のプログラムを記録した記録媒
体において、決済機関端末に、販売ユーザ及び購買ユー
ザに口座を開設する口座開設処理を実行させ、決済機関
端末に、購買ユーザが開設した口座より代金を確保し、
確保した代金を販売ユーザが開設した口座へ振り込むこ
とで、支払いを実行させる。
【0082】また、請求項66記載の発明によれば、請
求項65記載のプログラムを記録した記録媒体におい
て、購買ユーザ代金確保処理は、購買ユーザが決済機関
端末に開設した口座から決済機関端末に代金を確保さ
せ、確保代金支払処理は、決済機関端末に、購買ユーザ
代金確保処理において確保した代金を販売ユーザが決済
機関端末に開設した口座へ入金させることを特徴とす
る。
【0083】また、請求項67記載の発明によれば、請
求項63から66のいずれか1項に記載のプログラムを
記録した記録媒体において、決済機関端末に、購買ユー
ザ及び販売ユーザに正規のユーザであることを認証する
ための認証情報を付与する認証情報付与処理をさらに実
行させ、購買ユーザ決済依頼処理は、購買ユーザに購買
ユーザ端末から購買ユーザに付与された認証情報を決済
機関端末へ通知させ、販売ユーザ決済依頼処理は、販売
ユーザに販売ユーザ端末から販売ユーザに付与された認
証情報を決済機関端末へ通知させ、決済機関端末に、通
知された認証情報より購買ユーザ及び販売ユーザの認証
を実行するユーザ認証処理をさらに実行させ、決済機関
端末に、ユーザ認証処理において購買ユーザ及び販売ユ
ーザの認証が確立された場合、決済の代行の依頼を受け
付けさせる。
【0084】また、請求項68記載の発明によれば、請
求項65または66記載のプログラムを記録した記録媒
体において、決済機関端末に、購買ユーザ及び販売ユー
ザに正規のユーザであることを認証するための認証情報
を付与する認証情報付与処理をさらに実行させ、認証情
報は、決済機関端末が各ユーザに対して開設した口座の
口座名と、口座を開設するにあたり各ユーザが指定した
パスワードと、を含み、購買ユーザ端末に、購買ユーザ
が決済機関に決済の代行を依頼するにあたり、購買ユー
ザに認証情報を購買ユーザ端末へ入力させる購買ユーザ
認証情報入力要求処理をさらに実行させ、購買ユーザ決
済依頼処理は、購買ユーザ端末に購買ユーザ認証情報入
力要求処理において入力された購買ユーザの認証情報を
含んで決済の代行を依頼させ、販売ユーザ端末に、販売
ユーザが決済機関に決済の代行を依頼するにあたり、販
売ユーザに認証情報を販売ユーザ端末へ入力させる販売
ユーザ認証情報入力要求処理をさらに実行させ、販売ユ
ーザ決済依頼処理は、販売ユーザ端末に販売ユーザ認証
情報入力要求処理において入力された販売ユーザの認証
情報を含んで決済の代行を依頼させ、決済機関端末に、
決済の代行の依頼と共に通知された認証情報より購買ユ
ーザ及び販売ユーザの認証を実行する決済依頼時ユーザ
認証処理をさらに実行させ、決済機関端末に、決済依頼
時ユーザ認証処理において購買ユーザ及び販売ユーザの
認証が確立された場合、決済の代行の依頼を受け付けさ
せ、購買ユーザ端末に、購買ユーザに販売ユーザから商
品が送付されたこと及び購買ユーザに付与された認証情
報を入力させる商品送付済入力要求処理をさらに実行さ
せ、商品送付済通知処理は、購買ユーザ端末に商品送付
済入力要求処理において入力された販売ユーザから商品
が送付されたこと及び認証情報を決済機関端末へ通知さ
せ、決済機関端末に、商品が送付されたことと共に通知
された認証情報より購買ユーザの認証を実行する商品送
付済時ユーザ認証処理をさらに実行させ、決済機関端末
に、商品送付済時ユーザ認証処理において購買ユーザの
認証が確立された場合、購買ユーザの口座から確保した
代金を販売ユーザの口座へ振り込ませる。
【0085】また、請求項69記載の発明によれば、請
求項63から66のいずれか1項に記載のプログラムを
記録した記録媒体において、決済機関端末に、購買ユー
ザ及び販売ユーザに正規のユーザであることを認証する
ための認証情報を付与する認証情報付与処理をさらに実
行させ、認証情報は、各ユーザが所有する携帯電話端末
に格納されているID情報を含み、購買ユーザ端末に、
購買ユーザが決済機関に決済の代行を依頼するにあた
り、購買ユーザに携帯電話端末から認証情報となるID
情報を購買ユーザ端末へ入力させる購買ユーザ認証情報
入力要求処理をさらに実行させ、購買ユーザ決済依頼処
理は、購買ユーザ端末に購買ユーザ認証情報入力要求処
理において入力されたID情報を含んで決済の代行を依
頼させ、販売ユーザ端末に、販売ユーザが決済機関に決
済の代行を依頼するにあたり、販売ユーザに携帯電話端
末から認証情報となるID情報を販売ユーザ端末へ入力
させる販売ユーザ認証情報入力要求処理をさらに実行さ
せ、販売ユーザ決済依頼処理は、販売ユーザ端末に販売
ユーザ認証情報入力要求処理において入力されたID情
報を含んで決済の代行を依頼させ、決済機関端末に、決
済の代行の依頼と共に通知された認証情報より購買ユー
ザ及び販売ユーザの認証を実行する決済依頼時ユーザ認
証処理をさらに実行させ、決済機関端末に、決済依頼時
ユーザ認証処理において購買ユーザ及び販売ユーザの認
証が確立された場合、決済の代行の依頼を受け付けさ
せ、購買ユーザ端末に、購買ユーザに販売ユーザから商
品が送付されたこと及び購買ユーザに付与された認証情
報を入力させる商品送付済入力要求処理をさらに実行さ
せ、商品送付済通知処理は、購買ユーザ端末に商品送付
済入力要求処理において入力された販売ユーザから商品
が送付されたこと及び認証情報を決済機関端末へ通知さ
せ、決済機関端末に、商品が送付されたことと共に通知
された認証情報より購買ユーザの認証を実行する商品送
付済時ユーザ認証処理をさらに実行させ、決済機関端末
に、商品送付済時ユーザ認証処理において購買ユーザの
認証が確立された場合、購買ユーザから確保した代金を
販売ユーザへ支払わせる。
【0086】また、請求項70記載の発明によれば、請
求項69記載のプログラムを記録した記録媒体におい
て、決済機関端末は、口座をID情報と対応付けて管理
し、決済機関端末に購買ユーザ若しくは販売ユーザから
認証情報が通知されると、認証情報に含まれるID情報
より口座を特定して、特定した口座を介して決済を実行
させる。
【0087】また、請求項71記載の発明によれば、請
求項63から70のいずれか1項に記載のプログラムを
記録した記録媒体において、購買ユーザ及び販売ユーザ
は、同一の決済依頼の件に関して同一の識別情報を決済
機関に通知し、決済機関端末に、識別情報を基に同一の
決済依頼の件を判定する決済判別処理をさらに実行させ
る。
【0088】また、請求項72記載の発明によれば、請
求項63から71のいずれか1項に記載のプログラムを
記録した記録媒体において、販売ユーザ端末に、購買ユ
ーザに対して購入された額に応じたポイントを付与する
ポイント付与処理をさらに実行させ、決済機関端末に、
代金にポイントを含ませて決済を実行させる。
【0089】また、請求項73記載の発明によれば、請
求項65から71のいずれか1項に記載のプログラムを
記録した記録媒体において、販売ユーザ端末に、購買ユ
ーザに対して購入された額に応じたポイントを付与する
ポイント付与処理と、ポイント付与処理において購買ユ
ーザ毎に付与したポイントの値を決済機関端末に通知す
る付与ポイント通知処理と、をさらに実行させ、決済機
関端末に、付与ポイント通知処理において通知されたポ
イントの値を購買ユーザに対応する口座に蓄えるポイン
ト格納処理をさらに実行させ、決済機関端末に、代金に
ポイントを含ませて決済を実行させ、ポイント付与処理
は、購買ユーザ端末に決済において金銭で支払われた額
に応じてポイントを付与させることを特徴とする。
【0090】また、請求項74記載の発明によれば、請
求項72または73記載のプログラムを記録した記録媒
体において、購買ユーザ端末に、購買ユーザに代金に含
ませるポイントの値を入力させる使用ポイント入力要求
処理と、使用ポイント入力要求処理において入力された
ポイントの値を決済機関へ通知する使用ポイント通知処
理と、をさらに実行させ、決済機関端末に通知されたポ
イントの値を含ませて代金を販売ユーザへ支払わせる。
【0091】また、請求項75記載の発明によれば、請
求項63から74のいずれか1項に記載のプログラムを
記録した記録媒体において、販売ユーザは、商品を販売
する店舗を有し、購買ユーザは、店舗において商品を購
入し、店舗は、購買ユーザにより購入された商品の代金
を集計する店舗端末を有し、店舗端末に、購買ユーザに
店舗端末へ決済の代行の依頼を入力させる購買ユーザ店
舗決済依頼入力要求処理と、購買ユーザ端末へ集計した
代金を通知する集計代金通知処理と、を実行させ、購買
ユーザ決済依頼処理は、店舗端末より販売ユーザ端末を
介して決済機関端末へ決済の代行を依頼させ、販売ユー
ザ決済代行依頼は、販売ユーザ端末に集計代金通知処理
において通知された代金を基に決済機関端末へ決済の代
行を依頼させることを特徴とする。
【0092】また、請求項76記載の発明によれば、請
求項75記載のプログラムを記録した記録媒体におい
て、店舗端末に、購買ユーザに購買ユーザが所有する携
帯電話端末のID情報を入力させるID情報入力要求処
理をさらに実行させ、購買ユーザ決済依頼処理は、ID
情報入力要求処理において入力されたID情報を含ませ
て決済機関端末へ決済の代行を依頼させ、ユーザ認証処
理は、決済機関端末に、購買ユーザを認証するにあた
り、通知されたID情報を基に購買ユーザが正規のユー
ザであるか否かを判定させることを特徴とする。
【0093】また、請求項77記載の発明によれば、請
求項73記載のプログラムを記録した記録媒体におい
て、販売ユーザは、商品を販売する店舗を有し、購買ユ
ーザは、店舗において商品を購入し、販売ユーザ端末
は、購買ユーザへ付与しているポイントの残高を管理す
るポイント残高管理手段を有し、店舗端末に、購買ユー
ザに店舗に備えられた店舗端末を介して代金に含ませる
ポイントの値を入力させる使用ポイント入力要求処理
と、使用ポイント入力要求処理において入力されたポイ
ントの値を販売ユーザ端末へ通知する使用ポイント通知
処理と、を実行させ、販売ユーザ端末に、ポイント残高
管理手段が通知されたポイントの値を管理しているポイ
ントの残高から減算し、減算の結果の値により格納して
いるポイントの残高を更新する販売側ポイント残高更新
処理と、ポイント残高通知処理においてポイントの残高
が更新された場合、更新されたポイントの残高を決済機
関端末へ通知する更新後ポイント通知処理と、をさらに
実行させ、決済機関端末に、口座に蓄えられている購買
ユーザのポイントの残高を更新後ポイント通知処理にお
いて通知されたポイントの残高で更新する決済側ポイン
ト残高更新処理をさらに実行させる。
【0094】また、請求項78記載の発明によれば、請
求項77記載のプログラムを記録した記録媒体におい
て、ポイント管理手段は、ID情報に対応させて購買ユ
ーザ毎にポイントの残高を管理し、決済機関端末は、口
座をID情報に対応付けて管理し、店舗端末に、購買ユ
ーザに購買ユーザが所有する携帯電話端末のID情報を
入力させるID情報入力要求処理と、ID情報入力要求
処理において入力されたID情報を販売ユーザ端末へ通
知させるID情報通知処理と、を実行させ、購買ユーザ
決済依頼処理は、ID情報入力要求処理において入力さ
れたID情報を含ませて決済機関端末へ決済の代行を依
頼させ、販売ユーザ端末に、店舗端末を介して通知され
たID情報を基に、購買ユーザが正規のユーザであるか
否かを判定する購買ユーザ認証処理をさらに実行させ、
販売側ポイント残高更新処理は、販売ユーザ端末に、購
買ユーザ認証処理において購買ユーザが正規のユーザで
あると判定された場合、購買ユーザから店舗端末を介し
て通知されたポイントの値をポイント残高管理手段が管
理しているポイントの残高から減算し、減算の結果の値
により格納しているポイントの残高を更新させ、更新後
ポイント通知処理は、販売ユーザ端末に、更新された最
新のポイント残高と共にID情報を決済機関端末へ通知
させ、決済側ポイント残高更新処理は、決済機関端末
に、通知されたID情報を基に購買ユーザの口座に蓄え
られたポイントの残高を更新された最新のポイント残高
に更新させることを特徴とする。
【0095】また、請求項79記載の発明は、販売する
商品を提供する販売ユーザと、提供された商品を購買す
る購買ユーザと、販売ユーザと購買ユーザとの間に生じ
た代金の決済を代行する決済機関と、を有し、販売ユー
ザは、ネットワークに接続された販売ユーザ端末を有
し、購買ユーザ端末は、ネットワークに接続された購買
ユーザ端末を有し、決済機関は、ネットワーク上に接続
された決済機関端末を有し、決済機関端末に、販売ユー
ザ及び購買ユーザに各々決済機関端末に口座を開設する
口座開設処理を実行させ、販売ユーザ端末に、販売ユー
ザに商品をネットワーク上に提供する商品提供処理を実
行させ、購買ユーザ端末に、購買ユーザにネットワーク
上に提供された商品を購買させる商品購買処理を実行さ
せ、販売ユーザ端末に、購買により生じた決済の代行を
決済機関端末に依頼する販売ユーザ決済依頼処理をさら
に実行させ、購買ユーザ端末に、購買ユーザに決済の代
行の依頼を購買ユーザ端末に入力させる購買ユーザ決済
依頼入力要求処理と、購買ユーザ決済依頼入力要求処理
において購買ユーザから入力された決済の代行の依頼を
決済機関端末へ通知する購買ユーザ決済依頼処理と、を
さらに実行させ、決済機関端末に、受信した決済の代行
の依頼を基に自動的に決済機関端末において決済を販売
ユーザ及び購買ユーザが各々開設した口座を介して実行
する口座決済実行処理と、をさらに実行させる。
【0096】また、請求項80記載の発明は、販売する
商品を提供する販売ユーザと、提供された商品を購買す
る購買ユーザと、販売ユーザと購買ユーザとの間に生じ
た代金の決済を代行する決済機関と、販売ユーザに対し
て商品を販売する場を提供する仲介業者と、を有し、販
売ユーザは、ネットワークに接続された販売ユーザ端末
を有し、購買ユーザ端末は、ネットワークに接続された
購買ユーザ端末を有し、決済機関は、ネットワーク上に
接続された決済機関端末を有し、仲介業者は、ネットワ
ーク上に接続された仲介業者端末を有し、決済機関端末
に、販売ユーザ及び購買ユーザに、各々決済機関に口座
を開設する口座開設処理を実行させ、販売ユーザ端末
に、販売ユーザに仲介業者端末へ商品を登録する商品登
録処理を実行させ、仲介業者端末に、販売ユーザ端末よ
り登録された商品をネットワーク上に提供する仲介業者
商品提供処理を実行させ、購買ユーザ端末に、購買ユー
ザにネットワーク上に提供された販売する商品を購買す
る商品購買処理を実行させ、仲介業者端末に、販売ユー
ザ端末へ商品を購買した購買ユーザに関する情報を通知
する販売側購買ユーザ通知処理と、購買ユーザ端末へ販
売ユーザに関する情報を通知する購買側販売ユーザ通知
処理と、をさらに実行させ、販売ユーザ端末に、購買に
より生じた決済の代行を決済機関端末に依頼する販売ユ
ーザ決済依頼処理をさらに実行させ、購買ユーザ端末
に、購買ユーザに決済の代行の依頼を購買ユーザ端末に
入力させる購買ユーザ決済依頼入力要求処理と、購買ユ
ーザ決済依頼入力要求処理において購買ユーザから入力
された決済の代行の依頼を決済機関端末へ通知する購買
ユーザ決済依頼処理と、をさらに実行させ、決済機関端
末に、受信した決済の代行の依頼を基に自動的に決済機
関端末において決済を販売ユーザ及び購買ユーザが各々
開設した口座を介して実行する口座決済実行処理と、を
さらに実行させる。
【0097】また、請求項81記載の発明によれば、請
求項79または80記載のプログラムを記録した記録媒
体において、購買ユーザ端末及び販売ユーザ端末に、各
ユーザが所有する携帯電話端末に格納されたID情報を
各ユーザ端末に入力させるID情報入力要求処理と、I
D情報入力要求処理において入力されたID情報を決済
機関端末へ通知するID情報通知処理と、をさらに実行
させ、決済機関端末に、購買ユーザ端末から通知された
ID情報を基に、購買ユーザ及び販売ユーザが各々口座
を登録した正規のユーザであるか否かを判定するユーザ
認証処理をさらに実行させ、決済機関端末に、購買ユー
ザ認証処理における判定の結果、購買ユーザが正規のユ
ーザであると判定された場合、決済機関が決済の代行の
依頼を受け付けさせる。
【0098】また、請求項82記載の発明は、販売する
商品を提供する販売ユーザと、提供された商品を購買す
る購買ユーザと、販売ユーザと購買ユーザとの間に生じ
た代金の決済を代行する決済機関と、を有し、販売ユー
ザは、第1のネットワーク及び第2のネットワークに接
続された販売ユーザ端末と、第2のネットワークに接続
された店舗端末と、を有し、購買ユーザ端末は、第1の
ネットワークに接続された購買ユーザ端末を有し、決済
機関は、第1のネットワーク上に接続された決済機関端
末を有し、販売ユーザは、商品を店舗において提供し、
購買ユーザは、商品を店舗において購買し、決済機関端
末に、販売ユーザ及び購買ユーザに各々決済機関に口座
を開設する口座開設処理を実行させ、店舗端末に、購買
ユーザにより購買された商品の代金を集計する代金集計
処理と、代金集計処理において集計された代金を販売ユ
ーザ端末へ通知する集計代金通知処理と、購買ユーザに
決済機関端末への代金の決済の代行の依頼を入力させる
購買ユーザ店舗決済依頼入力要求処理と、購買ユーザ店
舗決済依頼入力要求処理において入力された決済の代行
の依頼を販売ユーザ端末へ通知する購買ユーザ店舗決済
依頼通知処理と、を実行させ、販売ユーザ端末に、集計
代金通知処理及び購買ユーザ店舗決済依頼通知処理にお
いて通知された内容を基に、代金の決済の代行を決済機
関端末に依頼する決済依頼処理を実行させ、決済機関端
末に、決済の代行の依頼を受信し、受信した決済の代行
の依頼を基に自動的に決済機関端末において決済を販売
ユーザ及び購買ユーザが各々開設した口座を介して実行
する口座決済実行処理をさらに実行させる。
【0099】また、請求項83記載の発明によれば、請
求項82記載のプログラムを記録した記録媒体におい
て、決済機関は、口座を購買ユーザが所有する携帯電話
端末に格納されているID情報に対応付けて管理し、店
舗端末に、購買ユーザが所有する携帯電話端末に格納さ
れたID情報を入力させる購買ユーザID情報入力要求
処理と、購買ユーザID情報入力要求処理において入力
されたID情報を販売ユーザ端末へ通知する購買ユーザ
ID情報通知処理と、をさらに実行させ、決済依頼処理
は、販売ユーザ端末に、購買ユーザID情報通知処理に
おいて通知されたID情報を基に、決済の代行の依頼を
決済機関端末へ通知させ、決済機関端末に、購買ユーザ
端末から通知されたID情報を基に、購買ユーザが口座
を登録した正規のユーザであるか否かを判定する購買ユ
ーザ認証処理をさらに実行させ、決済機関端末に、購買
ユーザ認証処理における判定の結果、購買ユーザが正規
のユーザであると判定された場合、決済の代行の依頼を
受け付けさせる。
【0100】また、請求項84記載の発明によれば、請
求項83記載のプログラムを記録した記録媒体におい
て、決済機関端末は、口座において購買ユーザ毎に蓄え
られたポイントの残高を格納し、販売ユーザ端末に、購
買ユーザに対して商品を購買した額に応じたポイントを
付与するポイント付加処理と、付与されたポイントの値
を決済機関端末へ通知する付加ポイント通知処理と、を
さらに実行させ、決済機関端末に、通知されたポイント
の値により口座に格納されているポイントの残高を減算
し、減算の結果によりポイントの残高を更新する決済機
関側ポイント残高更新処理をさらに実行させる。
【0101】また、請求項85記載の発明は、商品を店
舗において販売る販売業者と、商品を購買する購買ユー
ザと、を有し、販売ユーザは、販売ユーザ端末を有し、
販売ユーザ端末に、購買ユーザが所有する携帯電話端末
に格納されているID情報に基づいて、購買ユーザに対
して販売業者より付与されたポイントを管理させる。
【0102】また、請求項86記載の発明は、商品を店
舗において販売する販売業者が有する販売業者端末と、
店舗に設けられた店舗端末と、商品を購買する購買ユー
ザが所有する携帯電話端末と、を有し、購買ユーザは、
店舗において商品を購買し、販売業者端末は、携帯電話
端末に格納されたID情報毎に対応させて、購買ユーザ
毎に蓄えられたポイントの残高を管理するポイント残高
管理手段を有し、店舗端末に、購買ユーザが店舗におい
て購買した代金を支払うにあたり、購買ユーザが所有す
る携帯電話端末のID情報を入力させる購買ユーザID
情報入力要求処理と、購買ユーザID情報入力要求処理
において入力されたID情報を販売業者端末へ通知する
購買ユーザID情報通知処理と、購買ユーザに、代金の
内、ポイントで支払う額を入力させる使用ポイント入力
要求処理と、使用ポイント入力要求処理において入力さ
れたポイントの値を販売業者端末へ通知する使用ポイン
ト通知処理と、購買ユーザが代金の内、現金で支払った
額を販売業者端末へ通知する使用現金通知処理と、を実
行させ、販売業者端末に、通知されたID情報を用いて
購買ユーザを認証するID情報認証処理と、使用ポイン
ト通知処理において通知されたポイントの値を、ポイン
ト残高管理手段が管理しているポイントの残高から減算
し、減算した結果のポイントの値で管理しているポイン
トの残高を更新する使用後ポイント残高更新処理と、使
用現金通知処理において通知された現金の額に応じたポ
イントを管理しているポイントの残高に加算し、加算し
た結果のポイントの値で管理しているポイントの残高を
更新する付与後ポイント残高更新処理と、を実行させ
る。
【0103】また、請求項87記載の発明は、商品を店
舗において販売する販売業者が有する販売業者端末と、
店舗に設けられた店舗端末と、商品を購買する購買ユー
ザが所有する携帯電話端末と、を有し、販売業者は、ネ
ットワークに接続された販売業者端末と、店舗に備えら
れた店舗端末と、を有し、販売業者端末は、購買ユーザ
毎に蓄えられたポイントの残高を管理するポイント残高
管理手段を有し、ポイント残高管理手段は、購買ユーザ
が所有する携帯電話端末に格納されたID情報と対応付
けて購買ユーザ毎にポイントの残高を管理し、店舗端末
に、購買ユーザが購買する商品の代金を集計する代金集
計処理と、購買ユーザに携帯電話端末に格納されたID
情報を入力させるID情報入力要求処理と、ID情報入
力要求処理において入力されたID情報を販売業者端末
へ通知するID情報通知処理と、を実行させ、販売業者
端末に、ID情報通知処理において通知されたID情報
を基に、購買ユーザに対応するポイントの残高をポイン
ト残高管理手段より特定するポイント残高特定処理と、
ポイント残高特定処理において特定されたポイントの残
高を店舗端末へ通知するポイント残高通知処理と、を実
行させ、店舗端末に、ポイント残高通知処理において通
知されたポイントの残高を購買ユーザに提示するポイン
ト残高提示処理と、ポイント残高提示処理において提示
されたポイントの残高を基に、購買ユーザから使用する
ポイントの値を入力させる使用ポイント入力要求処理
と、購買ユーザから入力された使用するポイントの値を
販売業者端末へ通知する使用ポイント通知処理と、購買
ユーザが代金の内、現金で支払った額を販売業者端末へ
通知する現金額通知処理と、をさらに実行させ、販売業
者端末に、使用ポイント通知処理において通知された使
用するポイントの値をポイント残高管理手段において管
理されている購買ユーザのポイントの残高から減算する
ポイント残高減算処理と、現金額通知処理において通知
された現金で支払われた額に所定の率を乗算し、購買ユ
ーザに付与するポイントの値を算出する付与ポイント算
出処理と、販売業者端末が付与ポイント算出処理におい
て算出された付与するポイントの値をポイント残高管理
手段において管理されている購買ユーザのポイントの残
高に加算するポイント残高加算処理と、をさらに実行さ
せる。
【0104】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明によ
るオンライン決済システム、サービスポイント決済シス
テム、その方法、及びそのプログラムを記録した記録媒
体を詳細に説明する。
【0105】本発明によるオンライン決済システムは、
従来技術に存在するような、ネットワーク(インターネ
ット)を用いた商品の購入(オークションやショッピン
グによる)において、従来、エンド同士(販売ユーザと
購買ユーザと)、若しくは、販売業者と購買ユーザとの
間で行っていた金銭の決済をより安全でスムーズに執り
行うことができる場を提供するものである。更に、本発
明は、上記のようにエンドユーザ(以下、単にユーザと
いう)毎で行われた決済に応じて、個々のユーザにサー
ビスを提供することも可能としている。
【0106】このような場を提供するにあたり、本発明
では、従来における既存のオンライン・オークション・
システムやオンライン・ショッピング・システムと異な
り、金銭の決済に関与する仲介業者(以下の説明では決
済機関としている)が介在するように構成している。以
下、このような目的を達成するための本発明によるオン
ライン決済システム、サービスポイント決済システム、
その方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体を好
適に実施した形態を、図面を用いて詳細に説明する。
【0107】〔第1の実施形態〕先ず、本発明によるオ
ンライン決済システム、サービスポイント決済システ
ム、その方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体
の第1の実施形態について、図面と共に詳細に説明す
る。但し、本実施形態は、上記におけるオンライン・オ
ークション・システムに本発明を適用した場合の実施形
態である。
【0108】{代金決済システムの構成例:図1}図1
は、本実施形態によるオンライン決済システムの主要と
なるシステム構成を示すブロック図である。図1を参照
すると、本実施形態はネットワーク100上に、商品を
オークションの場に提供するユーザ(販売ユーザ)が有
する販売ユーザ端末10と、提供された商品を購入する
購買ユーザが有する購買ユーザ端末20と、販売ユーザ
と購買ユーザとの間の決済を代行する決済機関が有する
決済機関端末30と、が接続され、更に、決済機関端末
30には、各ユーザが開設した口座のデータを格納する
ユーザ口座データベース31が接続されている。
【0109】ここで、上記構成において、ネットワーク
100は、所謂インターネットにより構成することが望
ましい。これは、インターネットとすることで、より広
域に展開されているオンライン・オークションに適用す
ることが可能となるためである。但し、この構成をLA
N(Local Area Network)とすることも可能である。以
下では、ネットワーク100をインターネット(10
0)として説明することとする。
【0110】また、上記のような構成において、販売ユ
ーザは、販売対象とする商品に関する商品情報を何らか
の方法でインターネット100上に公開する。この公開
方法としては、販売ユーザ自らが作成したホームページ
を、自身の端末(販売ユーザ端末10)をサイトとして
公開する方法や、自身が作成したホームページをインタ
ーネット・サービス・プロバイダをサイトとして公開す
る方法、若しくは、従来存在するようなオンライン・オ
ークション等のサイトに依頼する方法等が存在する。本
発明では、これらの方法を限定する必要がなく、本発明
の趣旨を逸脱しない限り、種々変形して実施することが
可能である。従って、本実施形態を説明するにあたって
は、上記各例においてオンライン・オークションに纏わ
るサイト(以下、オンライン・オークション・サイトと
いう)に依頼する方法を例に揚げて説明する。
【0111】{オンライン・オークション・サイトのシ
ステム構成例:図2}このオンライン・オークション・
サイトのシステム構成は、図2に示すように、インター
ネット100上に、商品をオンライン・オークション・
サイトに提供する(若しくは購買ユーザに販売する)ユ
ーザ(販売ユーザ)が所有する端末(販売ユーザ端末1
0)と、商品を購入するユーザ(購買ユーザ)が所有す
る購買ユーザ端末20と、このオンライン・オークショ
ン・サイトを運営・管理するオークション仲介業者が所
有するオークション仲介端末40と、を有して構成され
ている。
【0112】本構成において、販売ユーザ(販売ユーザ
端末10)は図1における販売ユーザ(販売ユーザ端末
10)と同一であり、又、購買ユーザ(購買ユーザ端末
20)も図1における購買ユーザ(購買ユーザ端末2
0)と同一である。
【0113】従って、品物をオークションに出品する販
売ユーザは、この商品(品物)に関する情報(商品情
報)をネットワーク100を介して販売ユーザ端末10
よりオークション仲介端末40へ通知する。
【0114】この通知手段としては、一般的に、オーク
ション仲介業者がオークション仲介端末40をサイトと
してインターネット100上に公開した専用のホームペ
ージ(以下、商品登録ホームページという)に、販売ユ
ーザが、自身を識別するための情報や、決済を行う際に
振込先となる自身の口座名、更に、対象となる商品に関
する情報(分野、商品名、型式、コメント、画像データ
(写真イメージ等)、希望販売価格、及びオークション
を開催する期間等)等を各項目毎に入力することで行わ
れている。
【0115】従って、商品登録ホームページを介して販
売ユーザより登録された商品情報は、仲介業者端末40
に接続された商品情報データベース41に一時格納さ
れ、その後、仲介業者端末40をサイトするインターネ
ット100上のオークション用ホームページに掲載され
る。このように掲載されることで、購買ユーザが購買ユ
ーザ端末20を用いてインターネット100上に公開さ
れたオークション用ホームページを閲覧し、公開されて
いる商品情報を参照して、この中から所望の商品を選択
して競りに参加することが可能なように構成される。
【0116】また、競りへの参加方法も、各オークショ
ン仲介業者(オンライン・オークション・サイト)によ
って種々異なるものであるが、本実施形態では、購買ユ
ーザが上限金額と競り値の上げ幅とを設定して自動的に
競りを行う方法を一例として揚げて説明することとす
る。
【0117】このような構成の場合、購買ユーザは、自
身が所有する購買ユーザ端末20より仲介業者端末40
をサイトとするオークション用ホームページにアクセス
し、このホームページ上に構成された所定の事項を記入
する欄に、必要事項を記入して競りに参加する。この必
要事項としては、個人(購買ユーザ)を認証するための
情報や、決済を行う際に振込元となる自身の口座名、ま
た、自身が支払う落札価格の上限値、更に、落札価格を
競り上げるときの上げ幅等である。本実施形態の説明で
は、これらの情報をまとめて入札情報とする。
【0118】これに対して仲介業者は、販売ユーザから
商品情報が登録されると、仲介業者端末40において、
設定された期間、競り(オークション)を開催し、実際
に購買するユーザを決定する。但し、この期間は、販売
ユーザが設定する方法や或る所定の法則に基づいて自動
的にオークション仲介端末40が設定する方法等が考え
られるが、これは、本実施形態における本質的な構成で
はないため特に限定せず、説明の上では販売ユーザが通
知する商品情報に含まれる場合を例として取り上げる。
【0119】また、オークションが開催される期間内に
おいて、オークション仲介端末40は、オークションに
出品された商品に対する購買ユーザからの入札情報を基
に、商品の落札価格を決定し、決定された落札価格を入
札した購買ユーザと商品を出品した販売ユーザとに対し
て落札情報(図2中、落札情報A及びa)として通知す
る(但し、落札情報A及びaの内容は落札価格だけでは
ない)。この通知の方法としては、本実施形態ではイン
ターネット100を介して行われるように構成する。
【0120】ここで、落札情報Aとは、販売ユーザに対
して、商品を出品した購買ユーザに関する名称や連絡先
等の情報、決定された落札価格、落札した購買ユーザが
有する口座名、更に商品受け渡しのガイドライン等の情
報を通知するものであり、また、落札情報aとは、購買
ユーザに対して、販売ユーザに関する名称や連絡先等の
情報、決定された落札価格、販売ユーザが有する口座
名、更に商品受け渡しのガイドライン等の情報を通知す
るものである。
【0121】上記のように構成することで、オークショ
ン仲介業者は、販売ユーザに対して品物(商品)を販売
する場を提供し、また、購入ユーザに対して所望する商
品を購入する場を提供している。また、オークション仲
介業者は、従来、販売ユーザから手数料を徴収すること
により利益を得ている。但し、オークション仲介業者が
販売ユーザに対して要求する手数料としては、1回の登
録に対して固定額を徴収する方法や、売買が成立するこ
とによる成功報酬等が考えられるが、本発明においては
特に限定することを省略する。
【0122】{第1の実施形態への適用例}上記のよう
な構成において、従来技術では、落札された商品と代金
との受け渡しにオークション仲介業者が介入することは
なかった。これに対して、本発明では、購買ユーザから
販売ユーザへの代金の受け渡しを決済機関が代行するよ
う構成することで、第3者的な立場で決済を安全に且つ
迅速に行うよう構成している。但し、本発明において、
この決済機関とオークション仲介業者とを同一の機関と
して実施することも可能であるが、本第1の実施形態で
は、異なる機関として構成されている場合を例として特
に説明する。また、同一の機関として構成した場合で
も、本実施形態の説明から容易に相当することが可能で
ある。
【0123】(第1の実施形態の構成例:図3)上記の
オンライン・オークション・サイトを本発明の第1の実
施形態に適用した場合のシステム構成を図3に示す。
【0124】図3を参照すると、本実施形態では、イン
ターネット100上に、商品販売元となる販売ユーザが
所有する販売ユーザ端末10と、商品購買を目的とする
購買ユーザが所有する購買ユーザ端末20と、オンライ
ン・オークション・サイトを管理・運営するオークショ
ン仲介業者が所有するオークション仲介端末40と、オ
ークションにおいて決定された販売ユーザと購買ユーザ
との間の代金の受け渡しを代行する決済機関が所有する
決済機関端末30と、が接続され、更に、上記における
オークション仲介端末40には、販売ユーザから登録さ
れた商品情報を格納する商品情報データベース41とネ
ットワーク100上に公開するホームページを格納する
ためのホームページデータベース42とが接続され、ま
た、決済機関端末30には、販売ユーザ及び購買ユーザ
が開設した口座に関する情報を格納するユーザ口座デー
タベース31とネットワーク100上に公開するホーム
ページを格納するためのホームページデータベース32
とが接続されている。
【0125】ここで、販売ユーザ及び購買ユーザが決済
機関に開設する口座とは、予めユーザ(販売ユーザ及び
購買ユーザを問わず不特定のユーザを対象としている)
が決済機関に対して入金する、若しくは金額と等価のポ
イントを購買するという形で設けたものである。これ
は、例えば金融機関等で行われているものと同様な構成
により開設されたものであっても良いし、また、ネット
ワーク100を介して決済機関が公開する専用のホーム
ページ(以下の説明では開設ホームページという)に所
定の事項を入力し、その後、決済機関の指示に従い所定
の方法で入金若しくは購買することにより開設されたも
のであってもよい。本実施形態では、後者のネットワー
ク100を用いて決済機関に口座を開設する方法を以下
に例として説明する。
【0126】{口座の開設}図4は、上記のように口座
を開設するための動作を示すフローチャートである。
【0127】ここで、決済機関側では、予め決済機関端
末30をサイトとして図5に示すような開設ホームペー
ジを公開している。但し、この開設ホームページは、こ
のソース文書となるファイル(このファイルは、HTM
L形式やXML形式等で作成されたものとするが、これ
らに限定されるものでなく、本発明における目的を達成
できるよう作成されたものであれば何れの形態であって
もよい)が決済機関端末30に接続されたホームページ
データベース32に格納されているものとする。
【0128】・開設ホームページ:図5 ここで、図5を参照すると、本実施形態による開設ホー
ムページは、所定事項として、ユーザの氏名(名字及び
名前)、住所、電話番号、電子メールアドレス、口座名
(氏名と異なる口座名を設定可能なように構成した場
合)、パスワード(確認用として、2回入力させるよう
構成している)、及び入金用の振込依頼票を送付する住
所(振込依頼票送付先住所)を入力するよう構成してい
る。但し、上記事項において、口座名を口座番号とし、
これを決済機関端末30が自動的に決定するよう構成し
てもよい。また、以下に示す他の実施形態では、この口
座名を携帯電話端末に格納されているID情報とする場
合もある。
【0129】・ユーザ口座データベース41:図6 また、開設ホームページより入力された所定事項を基に
作成されたデータを格納するユーザ口座データベース4
1のデータ構成は、図6に示すようになっている。
【0130】図6を参照すると、本実施形態によるユー
ザ口座データベース41は、アドレス部に口座名とパス
ワードとを格納し、これに対応するようにデータ部にユ
ーザの氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、振
込依頼票送付先住所、及び金銭残高が格納されている。
【0131】従って、本実施形態において商品の売買
(オークション)により発生した代金の受け渡しを行う
にあたり、ユーザ(販売ユーザ及び購買ユーザ)は、自
身の口座名及びパスワードを決済機関に通知し、また、
決済機関は、このよう通知された口座名及びパスワード
を用いて購買ユーザを認証して目的である代金の決済を
行う。
【0132】(口座開設の動作:図4)次に、本実施形
態においてユーザが本発明による決済機関に口座を開設
する動作を、図4のフローチャートを用いて説明する。
図4を参照すると、本実施形態においてユーザが決済機
関に口座を開設するにあたり、ユーザは、先ず、自身の
端末(販売ユーザ端末10又は購買ユーザ端末20)よ
り決済機関端末30をサイトとする開設ホームページに
アクセスする(ステップS101)。これに対して決済
機関端末30は、ホームページデータベース32に格納
された開設ホームページ(開設HP)をユーザの端末に
対して送信する(ステップS201)。ここで、ユーザ
は、自身の端末にインストールされているWWWブラウ
ザにより、開設ホームページを閲覧するよう構成されて
いるものである。
【0133】その後、ユーザは、端末の画面に表示され
た開設ホームページ(図5)の記入欄に従って所定の事
項を入力する(ステップS102)。この入力事項とし
ては、図5を用いた開設ホームページの説明において例
を揚げて説明したため、ここでは説明を省略する。
【0134】このようにして所定の事項を入力後、ユー
ザは、開設ホームページ上に設けられた送信ボタンをク
リックして、入力した所定の事項(これをユーザ情報と
する)を決済機関端末30へ通知する(ステップS10
3)。これに対して決済機関端末30は、ユーザの端末
より通知されたユーザ情報を基に、図6に示すようにユ
ーザに対する口座を開設し、所定の事項を格納する(ス
テップS202)。
【0135】その後、決済機関は、新しく口座を開設し
たユーザに対して、ユーザ口座データベースにおける振
込依頼票送付先住所に振込依頼票を送付して、ユーザが
希望する金額を口座に入金させる(ステップS20
3)。但し、ユーザが開設した口座に金額を振り込む動
作としては、図4に示すものに限定されず、本発明の目
的を達成する構成である限り種々変形して実施すること
ができるものである。但し、図4では、例として振込依
頼票を口座開設時にユーザに送付する方法を例示してい
る。また、この振込票の送付は毎月1回や3カ月に1回
というような割合としてもよい。これは必要に応じて残
高を増加可能なように構成する必要があるためである。
また、口座からの金銭の引き出しに関しても可能なよう
に構成してもよい。これは、本実施形態において開設さ
れた口座に蓄えられた金銭の利用範囲をインターネット
上の取り引きに限定する必要がないためである。但し、
この引き出し方法に関しては、本実施形態では特に例示
することを省略し、従来技術における金融機関等で利用
されている方法を引用するものとする。
【0136】上記構成において、ユーザは送付された振
込依頼票を受け取ると、この振込依頼票を用いて希望す
る額を決済機関に開設した口座に入金する(ステップS
104)。この入金された金額と入金したユーザを特定
するための情報と(これを入金情報とする)は、ネット
ワーク(本発明で引用した図に限定されるものではな
い)を介して決済機関の決済機関端末30に通知され、
ユーザ口座データベース31における入金したユーザと
対応するデータ部に格納される。また、本発明におい
て、振込依頼票によりユーザが振込を行う場所として
は、現在の時点で銀口や郵便局、又はコンビニエンス・
ストア等が揚げられる。
【0137】また、上記では、ユーザに対して振込依頼
票を送付し、この振込依頼票を用いてユーザの口座に金
額を入金させるよう構成しているが、本発明はこれに限
定されるものでなく、例えば、インターネットを用いて
任意の金融機関(但し、ユーザ自身の口座が開設され、
且つ必要となる残高が確保されているものに限る)から
本実施形態における決済機関の口座に入金するよう構成
することも可能である。この振込方法は、従来存在する
方法を引用することが可能であるため、本発明の説明で
は触れることを省略する。
【0138】{オークションから決済まで}このように
して自身の口座を開設後、販売ユーザと購買ユーザと
は、オンライン・オークション・サイトを介して商品の
売買を行う。この商品の売買における動作を以下にフロ
ーチャートを用いて詳細に説明する。
【0139】(オークションへ商品出品:図7)図7
は、販売ユーザがオークションに商品を登録するまでの
動作を示すフローチャートである。
【0140】図7を参照すると、販売ユーザは、商品を
オークションに出品するために、先ず、オークション仲
介業者がオークション仲介端末40をサイトとして提供
する商品登録ホームページにアクセスする(ステップS
301)。これに対してオークション仲介端末40は、
販売ユーザ端末10へ商品登録ホームページを送信する
(ステップS401)。この送信方法しては、一般的に
HTTPによりオークション仲介業者端末40から商品
登録ホームページのソース文書(HTML形式やXML
形式等のWWWブラウザを通して閲覧可能な形式で作成
されたもの)を販売ユーザ端末10へ送信する方法が取
られている。
【0141】その後、販売ユーザは、販売ユーザ端末1
0の画面に表示された商品登録ホームページに従って、
所定の事項を入力する(ステップS302)。この商品
登録ホームページの本実施形態による一例を図8に示
す。
【0142】・商品登録ホームページ:図8 図8を参照すると、本実施形態による商品登録ホームペ
ージは、販売ユーザ自身の氏名及び住所、連絡先となる
電子メールアドレス等、更に、決済を行う際に振込先と
なる口座名等を入力する欄(販売ユーザ情報入力欄)の
他に、上述したように、出品する商品に関する情報(商
品が属する分野、商品名、型式、コメント、画像データ
(写真イメージ等)、希望販売価格(これを入札初期値
としてもよい)、及びオークションを開催する期間等)
を各項目毎に入力する欄(商品情報入力欄)を設けてい
る。但し、従来存在するオンライン・オークション・サ
イトでは、オークションへの参加を許可するユーザを予
めオークション仲介業者に登録した者のみに限定するよ
う構成されているものが多いため、この構成を本実施形
態に適用するために、ユーザは、予めオークション仲介
業者に自身の氏名、住所、電子メールアドレス等、認証
するために必要となる情報と、振込先となる口座名と、
を登録し、これに対して、オンライン仲介業者が登録し
たユーザに対して個人を識別するための個人IDとパス
ワードとを割り当てておき、図8に示すオークション用
ホームページにおける氏名、住所、電子メールアドレ
ス、口座名の入力欄を、個人ID及びパスワードの入力
欄とするよう構成することも可能である。このように構
成された商品登録ホームページを用いて、販売ユーザ
は、オークションへ出品する商品をオークション仲介業
者へ登録する。
【0143】また、図8に示すような商品登録ホームペ
ージに所定の事項を入力後、販売ユーザは、この商品登
録ホームページにおける登録ボタンをクリックし、入力
した内容(販売ユーザ情報と商品情報との所定事項(但
し、本実施形態では、これを登録情報という))をオー
クション仲介端末40に送信する(ステップS30
3)。これに対して、オークション仲介端末40は、通
知された登録情報を商品情報データベース41に格納す
る(ステップS402)。
【0144】その後、オークション仲介端末40は、商
品情報データベース41に格納された登録情報毎に、こ
の登録情報に対して開催されるオークションを識別する
ためのオークション識別番号を割り当て、この割り当て
たオークション識別番号を商品情報データベース41内
の対応する欄に格納する(ステップS403)。但し、
このオークション識別番号は、同一のホームページ(オ
ークション用ホームページ)に掲載されているオークシ
ョン間でも異なる番号となるよう構成したものである。
ここで、商品情報データベース41の構成を図9に示
す。
【0145】・商品情報データベース:図9 図9を参照すると、本実施形態における商品情報データ
ベース41は、アドレス部に、図7におけるステップS
403で割り当てたオークション識別番号を格納し、こ
れに対応するように、データ部に、先ず、商品を登録し
た販売ユーザの情報(販売ユーザ情報)として、氏名、
住所、電子メールアドレス、及び口座名を格納し、ま
た、登録された商品の情報(商品情報)として、商品の
属する分野、商品名、型式、コメント、画像データ、希
望販売価格(上記のように入札初期値としてもよい)、
及びオークション開催期間を格納し、更に、以下におけ
る過程(オークション開催中及び開催後の過程)におい
て入札された情報(入札情報:入札された価格及び入札
を行った購入ユーザの情報、更に現段階での最高値等)
を格納するように構成されている。
【0146】また、オークション仲介端末40は、ステ
ップS403で割り当てたオークション識別番号を販売
ユーザ端末10に通知し(ステップS404)、販売ユ
ーザは、販売ユーザ端末10において通知されたオーク
ション識別番号を確認する(ステップS304)。この
ように通知されたオークション識別番号は、以下の処理
における決済時に用いられるものである。
【0147】上記のように、商品情報と割り当てられた
オークション識別番号とを商品情報データベース41に
格納したオークション仲介端末40は、その後、この商
品情報データベース41に格納した内容に基づいて、登
録された商品に関してオークションを開催するためのホ
ームページ(オークション用ホームページ)を作成し、
これをホームページデータベース42に格納する(ステ
ップS405)。このオークション用ホームページの本
実施形態における一例を図10に示す。
【0148】・オークション用ホームページ:図10 図10を参照すると、本実施形態におけるオークション
用ホームページは、商品情報データベース41に格納さ
れている情報を基に作成された商品情報の欄(商品の属
する分野、商品名、型式、商品に関するコメント、商品
の画像データ、販売ユーザが希望する販売価格、オーク
ションを開催する期間、現在の落札価格、及びこの落札
価格を入札した購入ユーザの情報(現在の落札者情報)
等)と、オークションに参加する購入ユーザが入力する
欄と、を含んで構成され、更に、このオークション毎を
識別するためのオークション識別番号が掲載されてい
る。
【0149】ここで、オークションに参加する購買ユー
ザが入力する欄としては、自身の氏名及び住所、連絡先
となる電子メールアドレス、決済を行う際の支払元とな
る口座名、更に、入札価格を自動設定するためのパラメ
ータである最高入札価格及び落札できなかった場合にお
いて競り上げる入札価格の上げ幅等である。従って、本
オークションでは、1人の購入ユーザが入札した場合、
販売ユーザが希望する希望販売価格で落札され、複数の
購入ユーザが入札した場合、最高入札価格において2番
目に高い最高額に、最高入札価格において最も高額の入
札価格を設定した購入ユーザが設定した入札価格の上げ
幅を加算した額が落札価格として決定されるよう構成さ
れている。
【0150】(オークションへ入札:図11)次に、上
記構成を基に、インターネット100上に公開されたオ
ークション用ホームページ(図10)を用いてオークシ
ョンが開催された場合の購買ユーザとオークション仲介
業者との動作を図11に示すフローチャートを用いて詳
細に説明する。
【0151】図11を参照すると、先ず、購買ユーザ
は、インターネット100上に公開されたオークション
用ホームページに購買ユーザ端末20を用いてアクセス
する(ステップS501)。これに対して、オークショ
ン仲介端末40は、ホームページデータベース42より
オークション用ホームページ(図10:上記の商品登録
ホームページと同様に、HTML形式やXML形式等の
WWWブラウザを用いて閲覧することが可能な形式で作
成されたソース文書)を読み出し、購買ユーザ端末20
へ送信する(ステップS406)。
【0152】購買ユーザは、このようにして送信された
オークション用ホームページを購買ユーザ端末20にて
WWWブラウザを用いて閲覧し、オークションに参加す
るために必要な所定の事項を入力する(ステップS50
2)。その後、購買ユーザは、このように入力した所定
の事項をオークション仲介端末40に通知するために、
ホームページ上に設けられた参加ボタンをクリックし、
所定の事項を入札情報としてオークション仲介端末40
へ送信する(ステップS504)。但し、この入札情報
としては、上記において説明したために、ここでは説明
を省略する。
【0153】これに対して、オークション仲介端末40
は、送信されてきた入札情報を基に現在の落札価格を決
定し、この決定された現在の落札価格と、この落札価格
を入札した購買ユーザの情報等を、商品情報データベー
ス41における割り当てられたオークション識別番号に
対応する欄に格納する(更新する)(ステップS40
7)。
【0154】その後、このようにして更新された商品情
報データベース41を用いてオークション用ホームペー
ジを更新し、最新のオークション用ホームページをイン
ターネット100上に公開する(ステップS408)。
【0155】この図11に示した動作は、オークション
開催期間中に新たに入札情報がオークション仲介端末4
0へ通知される度に繰り返され、最終的にオークション
開催期間が終了する時点での最高額となる落札価格とこ
の落札価格を入札した購入ユーザとを決定する。
【0156】また、上記のような構成において、オーク
ション開催期間が経過し、実際に商品を購買する落札価
格と購買ユーザとが決定されると、オークション仲介端
末40は、販売ユーザとに対して購買ユーザの情報や落
札価格等を含んだ落札情報(図3における落札情報A)
を通知し、また、決定された購買ユーザに対して販売ユ
ーザの情報や落札価格等を含んだ落札情報(図3におけ
る落札情報a)を通知する。この落札情報(A若しくは
a)の通知先は、販売ユーザ若しくは購買ユーザが設定
した電子メールアドレスである。また、それぞれのユー
ザは電子メールにて落札情報を受信するよう構成する。
【0157】(商品の引き渡し及び代金の決済:図1
2)その後、販売ユーザと購買ユーザとは、商品の引き
渡し、及び代金の決済を行う。このときの動作を図12
に示す。
【0158】図12を参照すると、オークション開催期
間が経過し、実際に商品を購入する購入ユーザが決定さ
れると(ステップS409)、オークション仲介業者
は、先ず、販売ユーザへ落札情報(図3における落札情
報A)を通知し、購買ユーザへ同様に落札情報(図3に
おける落札情報a)を通知する(ステップSS41
0)。この通知は共にオークション仲介端末40を用い
てインターネット100を介して行われるものとする。
従って、販売ユーザは、落札情報Aを販売ユーザ端末1
0により受信し、購買ユーザは、落札情報aを購買ユー
ザ端末20により受信する。
【0159】ここで、本実施形態では、この落札情報A
及びaの通知を電子メールにより行うよう構成する。従
って、落札情報Aは、商品情報データベース41のデー
タ部における販売ユーザの電子メールアドレスの欄に格
納されている電子メールアドレスへ送信され、落札情報
aは、同じく商品情報データベース41のデータ部にお
ける落札情報の欄に格納されている購買ユーザの電子メ
ールアドレスへ送信される。また、ステップS409で
決定された情報から落札情報(A及びa)を通知するた
めの電子メールを作成する方法としては、オークション
仲介端末40が商品情報データベース41に最終的に格
納されている各情報を基に自動的に作成する方法等が考
えられる。この作成方法は、従来存在する方法を適用す
ることが可能であるため、ここでは説明を省略する。
【0160】上記のように落札情報(A及びa)がそれ
ぞれのユーザへ通知されると、販売ユーザは、通知され
た落札情報Aを基に決済機関に対して決済の仲介を依頼
する(ステップS305)。この決済の仲介依頼は、図
3及び図12に示すように、販売ユーザ端末10により
インターネット100を介して決済依頼Aを決済機関端
末30へ通知することにより行われる。また、これと同
様に、購買ユーザは、上記のように通知された落札情報
aを基に決済機関に対して決済の仲介を依頼する(ステ
ップS504)。この決済の仲介依頼も、図3及び図1
2に示すように、購買ユーザ端末20によりインターネ
ット100を介して決済依頼aを決済機関端末30へ通
知することにより行われる。
【0161】{決済の動作}ここで、販売ユーザ及び購
買ユーザから決済依頼A及びaを通知する構成として
は、電子メールによる方法や決済機関端末30が提供す
る専用のホームページにより行う方法等が考えられる
が、本実施形態では、専用のホームページ(以下の説明
では、決済依頼ホームページ、支払側依頼ホームペー
ジ、及び受取側依頼ホームページを用いる)を用いて行
う場合について例を揚げて説明する。
【0162】図13は、本実施形態において決済機関が
販売ユーザ及び購買ユーザに対して提供するホームペー
ジ(決済依頼ホームページ、支払側依頼ホームページ、
及び受取側依頼ホームページ)の構成例を示す図であ
る。先ず、図13の(a)を参照すると、本実施形態に
よる決済依頼ホームページでは、決済機関が、決済を依
頼するユーザ(販売ユーザ及び購買ユーザそれぞれ)に
対して、各々の口座名及びパスワードと、決済を識別す
るための識別番号と、金銭の授受において支払い側か受
取り側かの選択と、を入力させるよう構成している。
【0163】ここで、図13における口座名及びパスワ
ードは、図4においてユーザが設定した口座名及びパス
ワードである。また、識別番号は、支払い人と受取り人
との間で共通するものであり、例えば本実施形態であれ
ば、販売ユーザと購買ユーザとが関与するオークション
識別番号が採用されるのが望ましい。但し、本構成にお
いて、識別番号は、オークション識別番号に限定する必
要はなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り種々変形して
実施できるものである。又、以下の説明では識別番号と
して図10に示すオークション識別番号を用いた場合を
例として説明する。
【0164】このような決済依頼ホームページに上記の
ような事項を入力後、ユーザがアクセスボタンをクリッ
クすると、次に、決済機関端末30は、ユーザ端末に対
して支払側依頼ホームページ若しくは受取側依頼ホーム
ページを送信する。これは、決済依頼ホームページにお
ける金銭の授受の欄で選択された項目を基にユーザ端末
へ送信されるものであり、例えば「支払い」にチェック
されている場合、図13の(b)に示される支払側依頼
ホームページが送信され、「受取り」にチェックされて
いる場合、図13の(c)に示される受取側依頼ホーム
ページが送信されるものである。
【0165】その後、例えば、支払側依頼ホームページ
が送信されたユーザ端末(購買ユーザ端末)では、図1
3の(b)に示す項目に従って、自身の口座名、氏名、
及び電子メールアドレスを確認し、その後、振込先とな
る口座名(振込先口座名)及び振込金額が購買ユーザに
より入力される。これに対し、受取側依頼ホームページ
が送信されたユーザ端末(販売ユーザ端末)では、図1
3の(c)に示す項目に従って、自身の口座名、氏名、
及び電子メールアドレスを確認し、その後、支払元とな
る口座名(支払元口座名)及び受取金額が販売ユーザに
より入力される。
【0166】また、図13の(b)における振込先口座
名及び振込金額の欄は、落札情報aに含まれているもの
であり、金銭の授受の欄で支払を選択した場合に記入す
る欄である。これに対して図13の(c)における支払
元口座名及び受取金額の記入欄は、落札情報Aに含まれ
ているものであり、金銭の授受の欄で受取りを選択した
場合に記入する欄である。
【0167】その後、支払い人(購買ユーザ)若しくは
受取り人(販売ユーザ)は、それぞれが記入すべき欄に
記入後、依頼ボタンをクリックして、販売ユーザであれ
ば決済依頼Aを、また、購買ユーザであれば決済依頼a
を、決済機関に通知する(ステップS305及びステッ
プS504)。
【0168】但し、上記構成において、より好適な形態
を実現するために、本実施形態では、オークション仲介
業者から販売ユーザ及び購買ユーザへ電子メールにより
通知される落札情報(A及びa)それぞれに、確認のた
めのオークション識別番号と、容易に決済依頼ホームペ
ージにアクセスさせるための決済依頼ホームページのU
RL(メーリング・ソフトとWWWブラウザ・ソフトと
をプラグインにより連動させ、URLがそのままリンク
先となるよう構成することがより望ましい)と、が含ま
れるよう構成することが望ましい。
【0169】従って、販売ユーザ及び購買ユーザそれぞ
れは、受信した電子メールに含まれる決済依頼ホームペ
ージのURLを基に決済依頼ホームページにアクセス
し、必要な事項(図13の(a)に示される事項)を入
力し、その後、支払側依頼ホームページ若しくは受取側
依頼ホームページにアクセスし、所定の事項(図13の
(b)若しくは(c)に示される事項)を入力後、依頼
ボタンをクリックして決済依頼A及びaを決済機関端末
30へ送信するよう構成されるものとする。
【0170】その後、インターネット100を介して決
済依頼A及びaを受信した決済機関端末30は、販売ユ
ーザから受信した決済依頼Aと購買ユーザから受信した
決済依頼aとを基に、販売ユーザ及び購買ユーザから依
頼された決済を認証し、認証の確証が得られ次第、購買
ユーザの口座から振込金額(受取金額若しくは代金)を
確保する(ステップS601)。
【0171】(代金確保の動作:図14)このステップ
S601における詳細な動作を図14のフローチャート
を用いて説明する。図14を参照すると、決済機関端末
30は、先ず、インターネット100を介してユーザ
(販売ユーザ及び購買ユーザ、但し、以下において、購
買ユーザを支払人及び販売ユーザを受取人ともいう)か
ら決済依頼(A若しくはa)を受信する(ステップS6
01−01)。
【0172】その後、決済機関端末30は、受信した決
済依頼に含まれる口座名とパスワードとを特定し、この
特定された口座名とパスワードとも用いて口座情報デー
タベース31を参照し、受信した決済依頼が正規の登録
されたユーザからの通知であるか否かを判断する(ステ
ップS601−02)。
【0173】ステップS601−02の判断において、
受信した決済依頼が正規のユーザからのものでない場合
(ステップS601−02のNo)、決済機関端末30
は、決済依頼を送信してきた端末に対して認証不可であ
ることを通知し(ステップS601−09)、その後、
ユーザから決済依頼が通知されるのを待機する。この通
知は、例としてホームページを介して行うように構成す
ることが可能である。
【0174】これに対してステップS601−02にお
ける判断において、受信した決済依頼が正規のユーザか
らのものであることが認証された場合(ステップS60
1−02のYes)、決済機関端末30は、ステップS
601−01で受信した決済依頼に含まれる識別番号を
特定し、この決済依頼の内容を特定された識別番号に対
応付けて保持(管理)する(ステップS601−0
3)。この管理する方法としては、決済機関端末30が
有するレジスタ等による方法や、新たに記憶手段を設け
る方法等が考えられる。
【0175】その後、決済機関端末30は、ステップS
601−03において特定した識別番号と同一の識別番
号が、既に保持(管理)されているか否かを判別する
(ステップS601−04)。ここで本実施形態におい
て、既に管理されている識別番号の中で、受信した決済
依頼に含まれる識別番号と同一のものの数は、0個若し
くは1個であることが前提となる。これは、本実施形態
において決済の当事者となるものが支払人と受取人との
2人で構成されるためである。従って、この当事者以外
から通知された決済依頼は存在しないものである。但
し、他の事件(金銭の受け渡しが生じた事件)に関する
決済依頼において、同一の識別番号が割り当てられる可
能性が存在するために、本実施形態では、識別番号の決
定にあたって、ユーザに対してある程度の制限を課する
構成とするか、若しくは、識別番号の他に、振込先口座
と支払元口座との組み合わせ及び振込金額(識別番号、
振込先口座と支払元口座との組み合わせ、及び振込金額
を合わせて識別情報とする)を用いて該当する決済依頼
を特定するか、等の構成を適用することが望ましい。但
し、本実施形態では、上記のような矛盾が生じないよう
に、上記の識別情報を用いて該当する決済依頼を特定
し、更に、予めオークション仲介業者において付けられ
るオークション識別番号の決定方法に、重複が生じない
ような制限を課す構成を採用しているものとする。
【0176】このように決定された識別情報を用いた判
別(ステップS601−04)において、同一の識別情
報が存在しない場合(ステップS601−04のN
o)、決済機関端末30は、新たに決済依頼が通知され
るのを待機する。これに対して、ステップS601−0
4における判別において、他に同一の識別情報が管理さ
れている場合(ステップS601−04のYes)、こ
の識別情報が同一の決済依頼を特定し、どちらの決済依
頼が支払人(購買ユーザ)からの依頼であり(決済依頼
aの特定)、どちらの決済依頼が受取人(販売ユーザ)
からの依頼であるか(決済依頼Aの特定)を特定する
(ステップS601−05)。
【0177】このように、支払人からの決済依頼aと受
取人からの決済依頼Aとを特定後、決済機関端末30
は、支払人から受信した決済依頼の口座名と受取人から
受信した決済依頼の支払元口座名とが合致しているか否
かを判定し、また、受取人から受信した決済依頼の口座
名と支払人から受信した決済依頼の振込先口座名とが合
致してるか否かを判定し、更に、支払元口座から振込先
口座へ振り込まれる代金が双方の決済依頼において合致
しているか否かを判定する(ステップS601−0
6)。
【0178】ステップS601−06において、3つの
判定の内、いずれか1つでも合致しない場合(ステップ
S601−06のNo)、決済機関端末30は、この2
つの決済依頼が同一の事件に関与するものでないと判断
して、新たに決済依頼が通知されるのを待機する。
【0179】これに対して、ステップS601−06の
判定において、3つの判定の内、いずれも双方の決済依
頼において合致している場合(ステップS601−06
のYes)、決済機関端末30は、口座情報データベー
ス31より支払人となる購買ユーザの口座の残高を特定
し、この特定された口座残高と双方の決済依頼に含まれ
る振込代金(落札価格及び支払代金に相当)とを比較
し、口座残高が十分に存在するか否かを判定する(ステ
ップS601−07)。
【0180】ステップS601−07の判定において、
支払人の口座残高が十分に存在しない場合(ステップS
601−07のNo)、決済機関端末30は、決済依頼
aを通知した購買ユーザ(支払人)に対して残高が不足
していることを通知し、自身の口座に入金することを要
求し、更に、十分な残高が確保され次第、再度決済依頼
aを通知することを要求する(ステップS601−1
0)。その後、新たに決済依頼が通知されるのを待機す
る。ここで、決済機関端末30は、残高が不足している
購買ユーザからの決済依頼aを破棄する。
【0181】これに対して、ステップS601−07の
判定において、支払人の口座残高が十分に存在する場合
(ステップS601−07のYes)、決済機関端末3
0は、決済依頼aを通知した購買ユーザの残高から振込
代金を確保し(ステップS601−08)、図12にお
けるステップS602に移行する。この段階で、ステッ
プ601−08で確保された振込代金は、事実上、決済
機関が管理しているものとなる。
【0182】このようにして、決済機関では、決済時に
おいて金銭のトラブルが生じることを防止する。
【0183】また、上記のように、購買ユーザの口座か
ら振込代金が確保されると(図12におけるステップS
601)、決済機関端末30は、決済依頼A及びaを通
知してきた販売ユーザ及び購買ユーザに対して代金が確
保できたことを通知する(ステップS602)。この通
知の方法としては、電子メールにより行われるものと
し、また、この電子メールを送信するアドレスの特定方
法としては、決済依頼に含まれる口座名とパスワードと
を用いて口座情報データベース31より特定するよう構
成されるものとする。但し、図12中において、販売ユ
ーザに対する通知を代金確保通知Aとし、また、購買ユ
ーザに対する通知を代金確保通知aとする。
【0184】その後、代金確保通知aをインターネット
100を介して購買ユーザ端末20で受信した購買ユー
ザは、販売ユーザよりオークションで競り落とした商品
が送り届けられるのを待機する(ステップS505)。
また、販売ユーザは、決済機関端末30よりインターネ
ット100を介して代金確保通知Aを受信すると、オー
クション仲介御者から受信した落札情報Aを基に商品を
購買ユーザの住所に対して発送する(ステップS30
6)。
【0185】このように、商品を購買ユーザに対して送
付後、販売ユーザは、決済機関に対して、商品を発送し
たことを通知する(ステップS307)。また、上記の
ような通知(商品を購買ユーザに対して発送したことの
通知)は、電子メールによる方法や決済機関が専用のホ
ームページを提供する方法等が考えられるものである。
これらの実施は、上記構成を基に考察すれば容易に実施
することが可能であるため、本実施形態では特に説明す
ることを省略する。また、販売ユーザから決済機関に通
知される情報を図12中において商品発送済通知Aとい
う。
【0186】また、上記のような販売ユーザの動作に対
して購買ユーザは、販売ユーザより送付された商品を受
け取ると、このことを決済機関端末30に対してインタ
ーネット100を介して通知する(ステップS50
6)。この通知方法も、上記のステップS307と同様
に、電子メールによる方法や決済機関が専用のホームペ
ージを提供する方法等が考えられるものである。また、
購買ユーザから決済機関に通知される情報を図12中に
おいて商品送付済通知aという。
【0187】その後、上記のように、販売ユーザから商
品発送済通知A及び購買ユーザから商品送付済通知aを
受信した決済機関端末30は、ステップS601におい
て購買ユーザの口座より確保した振込代金を販売ユーザ
の口座に振り込む(ステップS603)。これにより、
販売ユーザ及び購買ユーザの間に生じた代金の受け渡し
が完了する。但し、このとき、決済機関が得る利益とし
て、販売ユーザ及び(若しくは)購買ユーザから固定額
若しくは決済した代金の一部を手数料として受領する形
態等も考えられる。
【0188】このように、決済が無事終了すると、決済
機関端末30は、販売ユーザ及び購買ユーザに対して決
済の終了を通知する(ステップS604)。但し、図1
2中において、販売ユーザに対する通知を決済完了通知
Aとし、購買ユーザに対する通知を決済完了通知aとす
る。
【0189】これに対して、販売ユーザは、決済機関端
末30より通知された決済完了通知Aをインターネット
100を介して販売ユーザ端末10により受信し(ステ
ップS308)、また、購買ユーザは、決済機関端末3
0より通知された決済完了通知aをインターネット10
0を介して購買ユーザ端末20により受信する(ステッ
プS507)。
【0190】但し、上記構成において、販売ユーザによ
るステップS307の動作を省略し、ステップS506
における購買ユーザからの商品送付済通知のみで、ステ
ップS603における決済機関が確保した代金を販売ユ
ーザの口座へ振り込むよう構成することも可能である。
【0191】このようにして、本実施形態における全体
の動作が終了し、販売ユーザ及び購買ユーザ間におい
て、安全で且つ迅速な決済が行われる。
【0192】〔第2の実施形態〕次に、本発明のオンラ
イン決済システム、サービスポイント決済システム、そ
の方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体を好適
に実施した第2の実施形態について、図面を用いて詳細
に説明する。
【0193】本実施形態は、上記の第1の実施形態で説
明した決済機関をオンライン・ショッピング(第1の実
施形態では、オンライン・オークションであった)に適
用した場合である。これは、本実施形態でも、第1の実
施形態と同様に、商品の購入をインターネット上でオン
ラインにより行うことで、商品の送付(購買ユーザに届
く)のタイミングと決済のタイミングとにずれが生じる
ため、これを解決せんとするものである。
【0194】但し、本実施形態においても、販売側と購
買側との間に発生した金銭の授受を決済する決済機関
は、図1で示した第1の実施形態と同様な構成となるた
め、本実施形態では説明を省略する。また、本実施形態
では、第1の実施形態における販売ユーザがメーカに対
応するものである。但し、上記のように、本発明の説明
において、メーカには販売業者等が含まれおり、これら
をまとめてメーカとして説明している。
【0195】{オンライン・ショッピング・システムの
構成例:図15}図15に、本実施形態で適用対象とな
るオンライン・ショッピング・システムの一般的な構成
を示す。図15を参照すると、本オンライン・ショッピ
ングのシステム構成は、ネットワーク(インターネッ
ト)100上に、商品を提供するメーカが所有・管理す
るメーカ端末60と、購買ユーザが所有する購買ユーザ
端末50と、が接続され、また、メーカ端末50には、
メーカ端末60をサイトとするホームページにより販売
・提供される商品に関する情報を格納する商品データベ
ース61と、購買ユーザから通知された購入に関する情
報を格納する購入情報データベース62とが接続されて
いる。但し、上記においてメーカという表現は、商品を
生産する企業に限定されるものでなく、商品をユーザに
提供する企業に適用されているものとする。
【0196】この構成において、購買ユーザは、インタ
ーネット100を介して購買ユーザ端末50によりメー
カ端末60が提供するホームページ(以下においては商
品提供ホームページ)を閲覧し、提供されている商品を
購入する。
【0197】ここで、購買ユーザがメーカから提供され
ている商品を購入する手順としては、先ず、購買ユーザ
が、購買ユーザ端末50を用いてインターネット100
を介して接続されたメーカ端末60にアクセスし、メー
カからメーカ端末60を介してインターネット100上
のオンライン・ショッピング・システムに提供している
商品を閲覧する。
【0198】その後、購買ユーザは、所望の商品を商品
提供ホームページ上に設けられた所謂ショッピング・カ
ートと呼ばれる籠(購入する商品のリストが作成される
もの)にドラッグ、又は購入商品として登録するために
専用に設けられたボタンをクリックし、購入商品を決定
する。
【0199】従来の方式では、上記のように購入商品を
決定すると、メーカは、購買ユーザに対して商品を送付
し、その後、商品に対する代金を支払わせるために、請
求書を送付するか、若しくは、決済機関(クレジットカ
ード会社)等のカード番号の入力を要求するよう構成さ
れていた。
【0200】しかしながら、上記のような従来の構成で
は、商品の送付時と代金の決済時とのタイミングが異な
るため、販売側(本実施形態ではメーカ)と購買側(本
実施形態では購買ユーザ)との間で問題が生じることが
ある。
【0201】{本実施形態への適用例:図16}この問
題の発生を解決するために、上記のようなオンライン・
ショッピングに本発明による決済機関を適用する。図1
6に、この場合における本実施形態のシステム構成のブ
ロック図を示す。
【0202】図16を参照すると、本実施形態のシステ
ム構成は、ネットワーク(インターネット)100上
に、商品を提供するメーカが所有・管理するメーカ端末
50と、メーカ側からインターネット100を介して提
供された商品を購買する購買ユーザが所有する購買ユー
ザ端末60と、メーカと購買ユーザとの間で生じた代金
の授受を決済する決済機関が所有・管理する決済機関端
末70と、を有して構成される。また、上記構成におい
て、メーカ端末60は、インターネット100上に提供
する商品の情報(商品情報)を格納する商品データベー
ス61と、購買ユーザから通知された購買に関する情報
(購入情報)を格納するための購買情報データベース6
2と、インターネット上に公開するオンライン・ショッ
ピング用のホームページ(商品提供ホームページ)を格
納するホームページデータベース63と、が接続され、
また、決済機関端末70には、第1の実施形態と同様
に、ユーザ口座データベース71とホームページデータ
ベース72とが接続されている。
【0203】上記構成において、ユーザ口座データベー
ス71に格納されている情報及びホームページデータベ
ース72は、第1の実施形態において図6で示したもの
と同一であるため、本実施形態では説明を省略する。但
し、メーカが決済機関に開設した口座を管理する構成を
別の構成とすることも可能である。これは、ユーザ口座
データベース71と同様なデータ構成をメーカに対して
作成することで実施可能であるため、ここでは詳細な説
明を省略する。
【0204】・商品データベース61:図17 また、メーカ端末60に接続された商品データベース6
1には、メーカ側が提供する商品に関し、図17に示す
ようなデータを格納している。図17を参照すると、商
品データベース61は、アドレス部に商品を識別するた
めの番号(商品識別番号)を格納し、これと対応するよ
うにデータ部に商品情報として、対応する商品の属する
分野、商品名、型式、コメント、画像データ、及び希望
販売価格等を格納している。これらの内容は、第1の実
施形態における商品情報データベース41(図9)と同
様なもので構成することが可能であるため、本実施形態
では特に説明することを省略する。
【0205】また、メーカ端末60に接続されたホーム
ページデータベース63も、第1の実施形態におけるホ
ームページデータベース42と同様な構成であり、実際
に提供するホームページの内容を、オンライン・ショッ
ピングに対応するもの(商品提供ホームページ)に置き
換えるのみで実施することが可能であるため、本実施形
態では特に説明することを省略する。
【0206】更に、メーカ端末60に接続された購入情
報データベース62には、購買ユーザ端末50よりオン
ライン・ショッピング用ホームページに入力された情報
(購買情報)が格納されるものである。この構成は、後
述において図面を用いて説明する。
【0207】また、購買ユーザ及びメーカは、各々第1
の実施形態と同様に、決済機関に口座を開設しているも
のとする。この動作は、図4に示す動作と同様であるた
め、ここでは説明を省略する。但し、メーカが決済機関
に対して口座を開設する動作としては、インターネット
100上で執り行われる場合よりも、実際の書類を用い
て行われる場合が多いと考えられるため、本実施形態に
おいては、このための構成も有する必要がある。この構
成の例としては、従来の金融機関等で実施されている構
成と同様なものを適用可能であるため、ここでは説明を
省略する。
【0208】{第2の実施形態の動作} (商品購入までの動作:図18)上記のように、購買ユ
ーザとメーカとの口座(メーカ側においては、一時口座
であってもよい)が開設されていることを前提として、
以下に、本実施形態における購買ユーザがメーカから商
品を購入するまでの動作を図18を用いて詳細に説明す
る。
【0209】図18を参照すると、販売ユーザは、目的
の商品を購入するために、先ず、購買ユーザ端末50よ
りメーカがメーカ端末60をサイトとして提供する商品
提供ホームページにアクセスする(ステップS70
1)。これに対してメーカ端末60は、販売ユーザ端末
50へ商品提供ホームページを送信する(ステップS8
01)。ここで、ホームページデータベース63に格納
されている商品提供ホームページは、HTML形式やX
ML形式等のWWWブラウザを通して閲覧可能な形式で
作成されたものである。従って、購買ユーザは、購買ユ
ーザ端末50よりWWWブラウザを介して、このホーム
ページを閲覧する。
【0210】このように提供された商品提供ホームペー
ジを閲覧した販売ユーザは、販売ユーザ端末50の画面
に表示された商品提供ホームページに従って、所定の事
項を入力する(ステップS702)。この商品提供ホー
ムページの本実施形態による一例を図19に示す。
【0211】・商品提供ホームページ:図19 図19を参照すると、本実施形態による商品提供ホーム
ページは、商品に関する情報として、各々の商品に割り
当てられた商品識別情報と、商品情報と(該当する商品
の属する分野(例としてパーソナル・コンピュータやハ
ード・ディスク等)、商品名、型式、商品に関するコメ
ント、商品の画像データ、メーカ側が提示する希望販売
価格等)と、が購買ユーザに提示される商品情報として
掲載されている。また、この商品提供ホームページに
は、購買ユーザが選択した商品のリスト及び購入する個
数を提示する欄と、購買ユーザの氏名(名字及び名前)
と住所と電子メールアドレスと代金を決済する際の振込
もととなる鋼材ユーザの口座名とを入力するための欄
(購入者入力欄)と、が掲載されている。従って、購買
ユーザは、上記の商品情報を参照して購入を希望する商
品を決定し、この決定した商品に関する情報をショッピ
ング・カードにドラッグ、若しくはこの商品識別番号を
リストに記入することで、ショッピング・カートに登録
し、更に、ショッピング・カートにおける個数を入力す
る欄に、希望する購入個数を入力し、また、購買ユーザ
自身をメーカ側に識別させるための購入者入力欄に所定
の事項を入力し、その後、購入のボタンをクリックする
ことで、これらの情報(購入情報)をメーカ側に通知す
る。
【0212】従って、図19に示すような商品提供ホー
ムページに所定の事項を入力後、販売ユーザは、この商
品提供ホームページにおける購入ボタンをクリックし、
入力した内容(購入情報)をメーカ端末60に送信する
(ステップS703)。これに対して、メーカ端末60
は、通知された購入情報を購入情報データベース62に
格納する(ステップS802)。
【0213】その後、メーカ端末60は、購入情報デー
タベース62に格納された購入情報に対して、注文を識
別するための購入識別番号を割り当て、この割り当てた
購入識別番号を購入情報データベース62内の対応する
欄に格納する(ステップS803)。ここで、購入情報
データベース62の構成を図20に示す。
【0214】・購入情報データベース:図20 図20を参照すると、本実施形態における購入情報デー
タベース62は、アドレス部に、図18におけるステッ
プS803で割り当てた購入識別番号を格納し、これに
対応するように、データ部に、先ず、商品を購入した販
売ユーザの情報(販売ユーザ情報)として、氏名、住
所、電子メールアドレス、及び口座名を格納し、また、
購入された商品の情報(商品情報)として、商品を識別
するための商品識別番号と、購買ユーザが購入する個数
と、合計の金額と、を格納するように構成されている。
ここで、この合計金額は、メーカ端末60が商品識別番
号と個数とを参照して自動的に算出するよう構成すると
よい。但し、この構成は容易に実施することが可能であ
るため、ここでは説明を省略する。
【0215】また、メーカ端末60は、ステップS80
3で割り当てた購入識別番号と、決済の際に代金の振込
先となるメーカの口座名と、合計の金額と、を販売ユー
ザ端末50に通知する(ステップS804)。ここで、
これら購入識別番号、口座名、及び合計金額を注文情報
とする。これに対して、販売ユーザは、販売ユーザ端末
50において通知された注文情報を確認する(ステップ
S804)。このように通知された購入識別番号、口座
名、及び合計金額は、以下の処理における決済時に用い
られるものである。この通知方法としては、購買ユーザ
が商品提供ホームページにおける購入ボタンをクリック
することにより自動的に注文情報を通知するホームペー
ジ(通知ホームページ)にジャンプするよう構成するこ
とで実施されるのがよい。
【0216】また、上記のように購入情報と割り当てら
れた購入識別番号と合計金額とを購入情報データベース
62に格納したメーカ端末60は、その後、この購入情
報データベース62に格納した内容に基づいて、注文さ
れた商品を購買ユーザに送付する動作に移行する。この
動作は、従来のオンライン・ショッピングにおける動作
と同様である。
【0217】(決済の動作:図21)以上のように、商
品を注文した購買ユーザとメーカとは、次に、商品と代
金との受け渡しを行う。この動作を、図21のフローチ
ャートに示す。
【0218】図21を参照すると、商品と代金との受け
渡しに際し、メーカ及び購買ユーザは、先ず、第1の実
施形態における図13の(a)で示した決済依頼ホーム
ページにアクセスし、所定の事項を入力して、図13の
(b)に示す支払側依頼ホームページにアクセスし、所
定の事項を入力後、依頼ボタンをクリックして決済機関
へ決済の代行を依頼する(ステップS805及びステッ
プS705)。但し、本実施形態では、識別番号に購入
識別番号を採用するものとする。
【0219】その後、支払い人(購買ユーザ)若しくは
受取り人(メーカ)は、それぞれが記入すべき欄に記入
後、依頼ボタンをクリックして、メーカであれば決済依
頼Cを、また、購買ユーザであれば決済依頼cを、決済
機関に通知する(ステップS805及びステップS70
5)。
【0220】但し、上記構成において、より好適な形態
を実現するために、本実施形態では、購買ユーザが購入
ボタンをクリックすることでジャンプされる通知ホーム
ページ上に容易に決済依頼ホームページにアクセスさせ
るための決済依頼ホームページのURL(メーリング・
ソフトとWWWブラウザ・ソフトとをプラグインにより
連動させ、URLがそのままリンク先となるよう構成す
ることがより望ましい)が含まれるよう構成することが
望ましい。また、このように構成された通知ホームペー
ジより購買ユーザが決済依頼ホームページへジャンプし
た場合、ジャンプ先の決済依頼ホームページの識別番号
を入力する欄には、自動的に購入識別番号が格納され、
また、金銭授受の選択には、自動的に「支払い」が選択
されるよう構成するのがよい。更に、決済依頼ホームペ
ージから購買ユーザが支払側依頼ホームページにジャン
プした場合、ジャンプ先である支払側依頼ホームページ
の振込先口座名及び振込金額には自動的にメーカの口座
名と集計された代金とが格納されるよう構成するのがよ
い。但し、この自動的に行う動作は、決済機関端末70
により実行されるものである。
【0221】従って、販売ユーザ及び購買ユーザそれぞ
れは、ジャンプ先の通知ホームページに含まれる決済依
頼ホームページのURLを基に決済依頼ホームページに
アクセスし、必要な事項(図13の(a)に示される事
項)を入力し、その後、支払側依頼ホームページにアク
セスし、所定の事項(図13の(b)に示される事項)
を入力後、依頼ボタンをクリックして決済依頼cを決済
機関端末70へ送信するよう構成されるものとする。こ
れに対して、メーカ端末60は、ステップS805の処
理において、購入情報データベース62に格納された購
入情報を基に自動的に決済依頼Cを決済機関端末70へ
通知するよう構成することが望ましい。更に、上記のよ
うな自動的な動作を実現するためには、メーカ端末60
が自動的に決済機関端末70に通知する決済依頼Cの内
容に、割り当てた購買識別番号と、メーカが有する口座
の名称と、集計した代金の値と、が含まれ、更に、購買
ユーザへ送信する支払側依頼ホームページに自動的に
「支払い」をチェックする指示が含まれる必要がある。
更に決済機関端末70は、これらの内容を判断して、自
動的に上記のような動作を実行するよう構成される必要
がある。
【0222】従って、インターネット100を介して決
済依頼C及びcを受信した決済機関端末70は、メーカ
から受信した決済依頼Cと購買ユーザから受信した決済
依頼cとを基に、メーカ及び購買ユーザから依頼された
決済を認証し、認証の確証が得られ次第、購買ユーザの
口座から振込金額(受取金額若しくは代金)を確保する
(ステップS901)。このステップS901の動作
は、図14に示した動作と同様であるため、ここでは、
説明を省略する。但し、本実施形態では、購買ユーザが
送信する決済依頼cよりも先にメーカから通知された決
済依頼Cを受け付けているものである。
【0223】また、上記のように、購買ユーザの口座か
ら振込代金が確保されると(図21におけるステップS
901)、決済機関端末70は、このことをメーカ及び
購買ユーザに対して通知する(ステップS902)。こ
の通知の方法としては、電子メールにより行われるもの
とし、また、この電子メールを送信するアドレスの特定
方法としては、決済依頼に含まれる口座名とパスワード
とを用いて口座情報データベース61より特定するよう
構成されるものとする。但し、図21中において、メー
カに対する通知を代金確保通知Cとし、また、購買ユー
ザに対する通知を代金確保通知cとする。
【0224】その後、代金確保通知cをインターネット
100を介して購買ユーザ端末50で受信した購買ユー
ザは、メーカより注文した商品が送り届けられるのを待
機する(ステップS706)。また、メーカは、決済機
関端末70よりインターネット100を介して代金確保
通知Cを受信すると、購入情報データベース62に格納
されている購入情報を基に商品を購買ユーザの住所に対
して発送する(ステップS806)。
【0225】このように、商品を購買ユーザに対して送
付後、メーカは、決済機関に対して、商品を発送したこ
とを通知する(ステップS807)。また、このような
通知(商品を購買ユーザに対して発送したことの通知)
は、電子メールによる方法や決済機関が専用のホームペ
ージを提供する方法等が考えられるものである。これら
の実施は、上記構成を基に考察すれば容易に実施するこ
とが可能であるため、本実施形態では特に説明すること
を省略する。また、販売ユーザから決済機関に通知され
る情報を図21中において商品発送済通知Cという。
【0226】また、上記のようなメーカの動作に対して
購買ユーザは、メーカより送付された商品を受け取る
と、このことを決済機関端末70に対してインターネッ
ト100を介して通知する(ステップS707)。この
通知方法も、上記のステップS807と同様に、電子メ
ールによる方法や決済機関が専用のホームページを提供
する方法等が考えられるものである。また、購買ユーザ
から決済機関に通知される情報を図21中において商品
送付済通知cという。
【0227】その後、上記のように、商品発送済通知C
及び商品送付済通知cを受信した決済機関端末70は、
ステップS901において購買ユーザの口座より確保し
た振込代金をメーカの口座に振り込む(ステップS90
3)。これにより、メーカ及び購買ユーザの間に生じた
代金の受け渡しが完了する。但し、このとき、決済機関
が得る利益として、メーカ及び(若しくは)購買ユーザ
から固定額若しくは決済した代金の一部を手数料として
受領する形態等も考えられる。
【0228】このように、決済が無事終了すると、決済
機関端末70は、メーカ及び購買ユーザに対して決済の
終了を通知する(ステップS904)。但し、図21中
において、メーカに対する通知を決済完了通知Cとし、
購買ユーザに対する通知を決済完了通知cとする。
【0229】これに対して、メーカは、決済機関端末7
0より通知された決済完了通知Cをインターネット10
0を介してメーカ端末60により受信し(ステップS8
08)、また、購買ユーザは、決済機関端末70より通
知された決済完了通知cをインターネット100を介し
て購買ユーザ端末50により受信する(ステップS70
8)。
【0230】但し、第1の実施形態と同様に、上記構成
において、メーカによるステップS807の動作を省略
し、ステップS707における購買ユーザからの商品送
付済通知のみで、ステップS903における決済機関が
確保した代金をメーカの口座へ振り込むよう構成するこ
とも可能である。
【0231】このようにして、本実施形態における全体
の動作が終了し、販売ユーザ及び購買ユーザ間におい
て、安全で且つ迅速な決済が行われる。
【0232】〔第3の実施形態〕また、上記した第2の
実施形態では、決済機関に対して決済を依頼するにあた
り、メーカ及び購買ユーザが共に決済依頼を通知する構
成となっていた。これに対し、第3の実施形態では、第
2の実施形態において、決済機関に決済を依頼するもの
をメーカのみとした構成を例に揚げて説明する。但し、
第3の実施形態において、その主要構成は、上記した第
2の実施形態と同様の構成になる。
【0233】このように構成した場合、図21のステッ
プS705の動作が削除される。但し、購買ユーザから
の決済依頼の意志が決済機関に通知されない構成とした
場合、購買ユーザの意志に関係なく、不正に決済がされ
る場合が存在する。このため、本実施形態では、図19
に示す商品提供ホームページにおいて、メーカが購買ユ
ーザの意志を受け、これに基づいて決済機関に決済を依
頼するよう構成する。更に、図21の購買ユーザによる
ステップS707の動作を残すことで、最終的な決済に
おいて確実に購買ユーザの意志が尊重されるよう構成す
る必要がある。
【0234】このステップS707における動作につい
ては、例えば購買ユーザが決済期間へ商品送付済通知c
を送付したという事実を、決済機関へ決済を依頼する意
志があるものとみなす場合や、実際に商品送付済通知c
に購買ユーザが決済を依頼する意志があることを含ませ
る等の構成が考えられる。
【0235】また、上記のような構成とは異なり、購買
ユーザへ商品を配送した配送業者が購買ユーザの替わり
に商品送付済通知cを決済機関へ通知する方法等を適用
することも可能である。但し、この場合、配送業者が購
買ユーザから十分な購入意志(決済依頼意志)の確認を
取るよう構成する必要がある。
【0236】{第3の実施形態の動作} (代金確保の動作:図22)更に、本実施形態におい
て、図21のステップS901に示す動作の詳細は、図
14に示すフローチャートと異なり、図22に示すもの
となる。図22を参照すると、決済機関端末70は、先
ず、インターネット100を介してユーザ(本実施形態
ではメーカ)から決済依頼(これを決済依頼Dとする)
を受信する(ステップS901−01)。ここで、本実
施形態における決済依頼Dには、上記の決済依頼Cと同
様に、決済を識別するための識別情報と、受取人である
メーカの口座名及びパスワードと、振り込まれる金額
と、支払人である購買ユーザの口座名と、が含まれてお
り、更に、上記の決済依頼Cと異なり、購買ユーザの意
志(決済依頼の意志、若しくは決済手続きをメーカに一
任する意志)が含まれている。
【0237】その後、決済機関端末70は、受信した決
済依頼Dに含まれる口座名とパスワードとを特定し、こ
の特定された口座名とパスワードとも用いて口座情報デ
ータベース31を参照し、受信した決済依頼が正規の登
録されたメーカからの通知であるか否かを判断する(ス
テップS901−02)。
【0238】ステップS901−02の判断において、
受信した決済依頼が正規のメーカからのものでない場合
(ステップS901−02のNo)、決済機関端末30
は、決済依頼を送信してきた端末に対して認証不可であ
ることを通知し(ステップS901−03)、その後、
メーカから決済依頼Dが通知されるのを待機する。この
通知は、上記のように、例としてホームページを介して
行うように構成することが可能である。
【0239】これに対してステップS901−02にお
ける判断において、受信した決済依頼が正規のメーカか
らのものであることが認証された場合(ステップS90
1−02のYes)、決済機関端末70は、ステップS
901−01で受信した決済依頼に含まれる識別番号を
特定し、この決済依頼の内容を特定された識別番号に対
応付けて保持(管理)する(ステップS901−0
4)。
【0240】その後、決済機関端末70は、口座情報デ
ータベースより支払人となる購買ユーザの口座の残高を
特定し、この特定された口座残高と決済依頼Dに含まれ
る振込代金とを比較し、口座残高が十分に存在するか否
かを判定する(ステップS901−05)。
【0241】ステップS901−05の判定において、
支払人の口座残高が十分に存在しない場合(ステップS
901−05のNo)、決済機関端末70は、決済依頼
Dに含まれる支払人(購買ユーザ)に対して残高が不足
していることを通知し、自身の口座に入金することを要
求する(ステップS901−06)。その後、新たに決
済依頼が通知されるのを待機する。
【0242】これに対して、ステップS901−05の
判定において、支払人の口座残高が十分に存在する場合
(ステップS901−05のYes)、決済機関端末7
0は、決済依頼Dに含まれる購買ユーザの残高から振込
代金を確保し(ステップS901−07)、図21にお
けるステップS902に移行する。この段階で、ステッ
プ901−07で確保された振込代金は、事実上、決済
機関が管理しているものとなる。
【0243】このようにして、決済機関では、決済時に
おいて金銭のトラブルが生じることを防止する。
【0244】〔第4の実施形態〕また、上記のように構
成された本発明による決済機関は、上記のようなユーザ
(購買ユーザ、販売ユーザ、及びメーカ)間の金銭の流
れを逐一監視することが可能であるため、各々のユーザ
に対して、その利用度合いに応じたサービスを実施する
よう構成することが可能である。以下、第4の実施形態
として、上記の第1から第3の実施形態に示した決済機
関を利用したサービスの一実施形態を図面を用いて詳細
に説明する。
【0245】{第4の実施形態によるシステム構成}本
実施形態のシステム構成は、上述の第1から第3の実施
形態で示した各システム構成を適用することが可能であ
る。しかしながら、上述の各実施形態におけるユーザ口
座データベースは、図23に示すように、ポイント残高
を格納する欄が新たに設けられる。
【0246】ここで、サービスポイントによるサービス
とは、ユーザがオンライン・ショッピング・サイトで商
品を購入した場合に、例えばその購入金額の10%をポ
イントとしてユーザに還元するというようなサービスで
ある。従って、図23に示すポイント残高の欄には、上
記のように還元されたポイントが格納される。
【0247】また、本実施形態では、図23のように格
納されるポイント残高を、各メーカ毎若しくはオークシ
ョン・サイト毎(これを各用途毎とする)に格納するよ
う構成することも可能である。このような構成を実現す
る場合、図23に示すポイント残高の欄を各用途毎に更
に分割する方法や、ポイント残高を格納するためのデー
タベースを更に別途設ける方法等を適用することが可能
である。本実施形態では、ユーザ口座データベース71
において、メーカ毎に分割してポイントを格納するよう
構成する。更に、本実施形態では、上記のようなポイン
ト残高の管理を各メーカにおいても提供ポイントデータ
ベース64により行うよう構成する。
【0248】(第4の実施形態によるシステム構成:図
24)次に、図24を用いて、本実施形態のシステム構
成を説明する。図24は、上述における第2の実施形態
に、本実施形態を適用した場合のシステム構成である。
図24を参照すると、本実施形態は、その主要構成を図
16に示す第2の実施形態と同様な構成とし、また、相
違点として、メーカ端末60に提供ポイントデータベー
ス64が接続されている。
【0249】・提供ポイントデータベース64:図25 この提供ポイントデータベース64は、図25に示すよ
うに、アドレス部に、ユーザの名称が格納され、これに
対応するようにデータ部に、個々のユーザが有するポイ
ントの残高(ポイント残高)が格納されている。
【0250】{第4の実施形態の動作}上記のようなシ
ステム構成における各構成の動作を図面を用いて詳細に
説明する。但し、本実施形態においても、ユーザが決済
機関に口座を開設する動作は、上述の第1の実施形態と
同様であるため、本実施形態では説明を省略する。
【0251】(注文から決済依頼まで:図26)図26
に、本実施形態において、購買ユーザがメーカが提供す
る商品提供ホームページにアクセスするところから決済
機関に決済の依頼を行うまでの動作を示す。
【0252】図26を参照すると、本実施形態では、先
ず、購買ユーザは、メーカがインターネット100上に
メーカ端末60をサイトとして公開している商品提供ホ
ームページにアクセスするよう要求する(ステップS1
001)。これに対して、メーカ端末60は、購買ユー
ザ端末50へ商品提供ホームページを送信する(ステッ
プS1101)。ここで、本実施形態における商品提供
ホームページは、図19で示した第2の実施形態による
ものと同一であるとする。
【0253】その後、購買ユーザは、ステップS110
1でメーカ端末60より送信された商品提供ホームペー
ジに従って、所定の事項を入力する(ステップS100
2)。この所定の事項とは、図19にも示されている通
り、購入する商品(商品識別番号)及び個数と、購買ユ
ーザ自身の氏名、住所、決済機関に開設している口座の
名称(口座名)、及び連絡先である電子メールアドレス
と、である。
【0254】このように入力された所定の事項は、購買
ユーザにより購入ボタンをクリックされることで、メー
カ端末60へ送信される(ステップS1003)。ここ
で、送信される所定の事項を第2の実施形態と同様に購
入情報とする。
【0255】これに対し、メーカ端末60では、通知さ
れた購入情報を図24における購入情報データベース6
2に格納する(ステップS1102)。この購入情報デ
ータベース62の構成は、図20に示す情報と同一であ
る。
【0256】このように購入情報を購入情報データベー
ス62に格納後、メーカ端末60は、この格納した購入
情報に購入識別番号を割り当て、購入情報データベース
62において対応する欄に格納する(ステップS110
4)。
【0257】その後、メーカ端末60は、メーカ自身の
口座名、パスワード、割り当てた購入識別情報、及び購
買ユーザ端末50のアドレス(ここでは、PPP接続さ
れていると仮定して、購買ユーザが加盟しているインタ
ーネット・サービス・プロバイダから一時割り当てられ
たIPアドレスとする)を決済機関端末70へ送信し
て、決済機関に対して決済の仲介を依頼する(ステップ
S1104)。この依頼においてメーカ端末60から決
済機関端末70へ送信される情報を、以下の説明におい
て決済仲介依頼Dとする。これに対して、決済機関端末
70は、メーカ端末60から送信された決済代行依頼D
を受信する(ステップS1201)。
【0258】(決済依頼から決済受け付けまで:図2
7)このような決済代行依頼Dを受信すると、決済機関
端末70は、予め組み込まれていたアルゴリズムに従
い、図27に示すような動作を実行する。
【0259】図27を参照すると、本動作において、決
済機関端末70は先ず図26におけるステップS120
1で受信した決済代行依頼Dから購入識別番号を特定す
る(ステップS1202)。その後、決済機関端末70
は、この特定した購入識別番号を基に、図28の(a)
に示すような決済依頼ホームページを作成し、これをメ
ーカより通知された購入ユーザ端末50のアドレスへ送
信する(ステップS1203)。
【0260】・決済依頼ホームページ:図28の(a) ここで、図28の(a)を参照すると、本実施形態によ
る決済依頼ホームページには、購買ユーザに対して口座
名とパスワードとを入力させる欄が設けられている。ま
た、上記構成とは別に、購買ユーザに対して識別番号を
提示している。この識別番号は、本実施形態の説明にお
いてメーカで割り当てられた購入識別番号としている。
従って、決済機関端末70は、メーカから受信した決済
代行依頼Dに含まれている購入識別番号を特定し、この
購入識別番号を決済依頼ホームページに組み込んで、そ
の後、決済依頼ホームページを購買ユーザ端末50へ送
信するよう構成されている。
【0261】これに対し、購買ユーザは、決済機関端末
70から決済依頼ホームページを受信すると、購買ユー
ザ端末50の画面に表示された決済依頼ホームページへ
自身の口座名とパスワードとを入力し、アクセスボタン
をクリックして、入力した口座名及びパスワードを決済
機関端末70へ送信する(ステップS1004)。ここ
で、送信される口座名及びパスワードを以下において認
証情報とする。
【0262】また、このように送信された認証情報を基
に、決済機関端末70は、購買ユーザの認証を実行する
(ステップS1204)。このステップS1204の認
証において、購買ユーザが正規の登録者でないと判定さ
れた場合(ステップS1204のNo)、決済機関端末
70は、購買ユーザの認証が不可であること(認証不可
通知)をメーカ端末60へ通知し(ステップS120
5)、この件に関する動作を終了する。また、この認証
不可通知を受信したメーカ端末60は、商品を注文した
購買ユーザ端末へ認証が不可であることを通知する(ス
テップS1105)。その後、メーカ端末60と購買ユ
ーザ端末50との動作は、例えば、図19に示す商品提
供ホームページに対して再入力を要求する動作や、購入
者入力欄のみの再入力を要求する動作等が実施可能であ
るが、本発明では特に限定されるものでないため説明を
省略する。
【0263】また、ステップS1204の認証におい
て、正規の登録者からの依頼であると判定された場合
(ステップS1204のYes)、決済機関端末70
は、図28の(b)に示す支払側依頼ホームページを作
成するために、決済代行依頼Dに含まれる購買ユーザの
口座名及びパスワードを基に、図23に示すユーザ口座
データベースより購買ユーザの氏名、電子メールアドレ
ス、現在の金銭の残高(現在の残高)、及び現在のポイ
ントの残高(現在のポイント)を特定する(ステップS
1206)。
【0264】・支払側依頼ホームページ:図28の
(b) ここで、本実施形態による支払側依頼ホームページを図
28の(b)に示す。図28の(b)を参照すると、こ
の支払側依頼ホームページには、購買ユーザ端末50か
ら通知された購買ユーザの口座名と、上記のステップS
1206で特定された購買ユーザの氏名、電子メールア
ドレス、現在の残高、及び現在のポイントと、メーカ端
末60から通知された振込先口座名と、が提示されてい
る。また、上記構成とは別に、購買ユーザが振込金額の
内、いくらを金銭で支払い、いくらをポイントで支払う
かを入力する欄が設けられている。従って、購買ユーザ
は、上記のように提示された情報を確認して、振込金額
の「残高から」の欄に金銭で支払う額を入力し、また、
残りの振込金額を「ポイントから」の欄に入力する。但
し、このとき、入力された金銭の値若しくは入力された
ポイントの値が、購買ユーザの口座に蓄えられているそ
れぞれの残高よりも高い場合、決済機関端末70はエラ
ーを購買ユーザ端末50に送信し、再入力を要求するよ
う構成するものとする。
【0265】従って、上記のような支払側依頼ホームペ
ージを受信すると、購買ユーザは、購買ユーザ端末50
の画面に表示された支払側依頼ホームページに従って支
払う金銭とポイントとを入力し、依頼ボタンをクリック
する(ステップS1005)。これにより購買ユーザ端
末50から決済機関端末70へ決済依頼dが送信され
る。また、決済機関端末70は、この送信された決済依
頼dを受信する(ステップS1208)。
【0266】(代金確保から支払まで:図29)このよ
うに購買ユーザからの決済依頼dを受け付けると、決済
機関端末70は、予め格納されているアルゴリズムに従
い図29に示すような動作を実行する。
【0267】図29を参照すると、決済機関端末70
は、先ず、受信した決済依頼dに含まれる情報を基に、
購買ユーザの口座から指定された金銭及びポイント(本
実施形態では以下においてこれを代金とする)を確保す
る(ステップS1209)。次に、決済機関端末70
は、上記のステップ1209において代金が購買ユーザ
の口座から確保できたことをメーカ端末60及び購買ユ
ーザ端末50へ通知する(ステップS1210)。ここ
で、この通知を代金確保通知とし、購買ユーザ端末50
へ通知される代金確保通知を代金確保通知d、メーカ端
末60へ通知される代金確保通知を代金確保通知Dとす
る。
【0268】その後、この代金確保通知Dを受け取った
メーカは、購入情報データベース62に格納されている
購入情報を基に、購買ユーザへ注文された商品を発送し
(ステップS1105)、決済機関端末70へ購買ユー
ザへの商品の発送が完了したことを通知する(ステップ
S1106)。この通知される情報を以下において商品
発送済通知Dとする。
【0269】また、購買ユーザは、メーカから注文した
商品が送付されたら、このことを決済機関端末70へ通
知する(ステップS1007)。この通知される情報を
以下の説明において商品送付済通知dとする。また、こ
の通知の方法としては、上述のように、電子メールや決
済機関が提供する専用のホームページ等のインターネッ
トを介する方法や、配送業者が決済機関に対して通知す
る方法等が考えられる。
【0270】このように、メーカから商品発送済通知D
及び購買ユーザから商品送付済通知dが通知されると、
決済機関端末70は、ステップS1209で確保した代
金をメーカの口座に振り込む(ステップS1211)。
その後、決済機関端末70は、決済が完了した事をメー
カ端末60及び購買ユーザ端末50へ通知する(ステッ
プS1212)。ここで、購買ユーザ端末50へ通知さ
れる情報を決済完了通知dとし、また、メーカ端末60
へ通知される情報を決済完了通知Dとする。これに対
し、購買ユーザ及びメーカは、決済完了通知D若しくは
dを受信して、決済が完了されたことを確認する(ステ
ップS1008及びステップS1107)。
【0271】このように動作することで、本実施形態で
は、オンライン・ショッピングにおいて、商品及び代金
の流れを安全且つ確実に完了することが可能となる。
【0272】また、このような構成は、第1の実施形態
で取り上げたオンライン・オークションに適用すること
も可能である。この場合、ポイントを提供する側をオー
クション仲介業者とする方法やこのオークション仲介業
者に登録されている販売ユーザとすることも可能であ
る。
【0273】但し、ポイントを提供する側をオークショ
ン仲介業者とした場合、販売ユーザに対して代金がポイ
ントで支払われないよう構成するために、決済機関にお
いて確保したポイントを一時金銭に置き換え、後に、決
済機関がオークション仲介業者へ立て替えた代金を請求
するよう構成するものとする。
【0274】上記のように構成することにより、本実施
形態では各々のユーザ毎に利用に応じたサービスを提供
することが可能となる。また、図23に示すユーザ口座
データベースにおいて、ポイント残高を各メーカ又は各
オークション・サイト毎に格納した場合、これらの各用
途毎にサービスを提供するよう構成することも可能であ
る。
【0275】〔第5の実施形態〕上記した第1から第4
の実施形態では、ユーザの認証をユーザ端末(購買ユー
ザ端末及び販売ユーザ端末)に入力された口座名及びパ
スワードを用いて行っていた。これ対し、他の実施形態
として、本実施形態により上記のような認証を携帯電話
端末のID及びパスワードを用いて行うオンライン決済
システム、サービスポイント決済システム、その方法、
及びそのプログラムを記録した記録媒体を説明する。
【0276】ここで、本実施形態を構成する例として
は、上記各実施形態においてメーカを除く一般の各ユー
ザが開設する口座名を携帯電話端末のIDに置き換える
ことにより実現する例と、上記のような口座名とは別に
新たに携帯電話端末のIDを構成に組み込む例とが考え
られる。本実施形態の以下の説明では、ユーザが開設す
る口座名を携帯電話端末のID情報とした場合の構成に
ついて実施形態を用いて説明する。
【0277】{第5の実施形態のシステム構成}本実施
形態のシステム構成を図30に示す。但し、本実施形態
は、本発明を、第2の実施形態で説明したオンライン・
ショッピングに適用した場合におけるシステム構成であ
る。
【0278】(第5の実施形態のシステム構成:図3
0)図30を参照すると、本実施形態は、第2の実施形
態と比較して、購買ユーザ端末50に新たに携帯電話端
末51が接続されている。この携帯電話端末51は、接
続線を介して購買ユーザ端末50へ自身のID情報を通
知する。従って、購買ユーザ端末50は、決済機関端末
70に対して購買ユーザの認証情報を送信する際、購買
ユーザの口座名の替わりに携帯電話端末51のID情報
を付加して送信する。
【0279】{第5の実施形態の動作}また、本実施形
態の動作の流れは、上述の第1から第4の実施形態にお
いて、購買ユーザの口座名を携帯電話端末51のID情
報とすることにより実現することが可能であるため、本
実施形態では説明を省略する。
【0280】〔第6の実施形態〕また、上記した第1か
ら第5の実施形態は、インターネット上にユーザが口座
を開設し、この口座を介してユーザが金銭を運用するも
のであった。この方法は、ユーザに対し、インターネッ
トを活用した経済行為を行う手段をより安全かつ迅速に
提供するものであるといえる。しかしながら、インター
ネット上に貯蓄した金銭の使用範囲をインターネット上
に限定することは、金銭の利用範囲を限定し、場合によ
っては産業の活性化を妨げる要因とも成り得る。従っ
て、本実施形態では、上記のように、インターネット上
に貯蓄した金銭を広く一般市場において活用するための
オンライン決済システム、サービスポイント決済システ
ム、その方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体
を説明する。但し、本実施形態では、ユーザを認証する
ための情報に携帯電話端末のID情報を用いた第5の実
施形態に、本実施形態を適用した場合について説明す
る。
【0281】{第6の実施形態のシステム構成} (第6の実施形態のシステム構成:図31)図31は、
本実施形態のシステム構成を示すブロック図である。図
31を参照すると、本実施形態では、第5の実施形態と
同様の構成として、ネットワーク(インターネット)1
00上に、メーカが所有・管理するメーカ端末60と、
決済機関が所有・管理する決済機関端末70と、が接続
されている。また、決済機関端末70には、同第5の実
施形態と同様に、ユーザ口座データベース71が接続さ
れている。
【0282】更に、本実施形態では、第5の実施形態と
異なる点として、メーカ端末60にネットワーク200
を介して新たにメーカ店舗端末65が接続され、また、
このメーカ店舗端末65には、購買ユーザが所有する携
帯電話端末51が接続されている。更に、決済機関端末
70には、携帯電話端末51のID情報と購買ユーザの
口座名とを対応させるためのID対応口座名データベー
ス73が接続されている。
【0283】この構成において、メーカ店舗端末65
は、メーカが出店している店舗に備えられているもので
あり、従来有るようなレジ等に本実施形態で必要となる
機能を付加したものであるとする。また、このメーカ店
舗端末65には、購買ユーザが所有する携帯電話端末5
1を接続するためのプラグが備えられている。これは、
決済機関に決済を依頼する動作において、購買ユーザの
携帯電話端末51より購買ユーザが行うよう構成するた
めであり、この携帯電話端末51のID情報及び携帯電
話端末51から購買ユーザにより入力されたパスワード
は、メーカ店舗端末65を介してメーカ端末60より決
済機関端末70へ送信される。その後、携帯電話端末5
1のID情報を受信した決済機関端末70は、このID
情報から購買ユーザの口座名をID対応口座名データベ
ース73より特定する。
【0284】{第6の実施形態における動作}このよう
に構成された、本実施形態による一連の動作を、以下に
図面を用いて詳細に説明する。
【0285】(購入から決済代行依頼まで:図32)先
ず、図32を用いて、購買ユーザがメーカの店舗におい
て商品を購入する動作から、携帯電話端末51により決
済機関に決済を依頼する動作までを説明する。
【0286】図32を参照すると、本実施形態におい
て、購買ユーザは、メーカの店舗で購入を希望する商品
を選択し、この選択した商品をメーカ店舗端末65へ持
って行く(ステップS1301)。これに対し、店舗に
おけるスタッフは、運ばれてきた商品の代金をメーカ店
舗端末65で集計する(ステップS1401)。
【0287】その後、メーカ側のスタッフは、購買ユー
ザに対して携帯電話端末51をメーカ店舗端末65に専
用のプラグを介して接続させ、携帯電話端末51から購
買ユーザ自身が決済機関に開設した口座を識別するため
のパスワードを入力するよう要求する(ステップS14
02)。これに対して、購買ユーザは、メーカ店舗端末
65に接続した携帯電話端末51からパスワードを入力
する(ステップS1302)。このように入力されたパ
スワードは、携帯電話端末51のID情報と共に自動的
にメーカ店舗端末65へ送信される(ステップS130
3)。
【0288】メーカ店舗端末65は、上記の携帯電話端
末51からID情報及びパスワードを受信すると、この
ID情報及びパスワード、とをネットワークを介して接
続されたメーカ端末60へ転送する(ステップS140
3)。ここで、メーカ店舗端末65とメーカ端末60と
を接続するネットワーク200は、専用線を介したLA
Nであってもよいし、また、インターネットであっても
よい。但し、メーカ店舗端末65の用途を考慮すると、
LANで構成する方が妥当であると考えられる。
【0289】また、メーカ端末60は、メーカ店舗端末
65から携帯電話端末51のID情報と購買ユーザが有
する口座のパスワードとを受信すると(ステップS15
01)、この受信したID情報とパスワードとの組み合
わせに対して購入識別番号を割り当て、この組み合わせ
を一時レジスタ等に保持する(ステップS1502)。
【0290】その後、メーカ端末60は、割り当てた購
入識別番号と携帯電話端末51のID情報と購買ユーザ
が有する口座のパスワードとを用いて決済代行依頼Eを
作成し、この作成した決済代行依頼Eを決済機関端末7
0へ送信して、決済機関へ決済の代行を依頼する(ステ
ップS1503)。これに対し、決済機関端末70は、
この決済代行依頼Eを受信する(ステップS160
1)。
【0291】このように動作することで、本実施形態に
おいて、メーカから決済機関への決済代行依頼が完了す
る。
【0292】(認証動作から決済依頼まで:図33)次
に、決済機関における購買ユーザの認証動作から実際に
メーカからの決済依頼を受けるまでの動作を図33を用
いて説明する。
【0293】図33を参照すると、本実施形態では、先
ず、決済機関端末70が図32におけるステップS16
01で受信した決済代行依頼Eに含まれている購買ユー
ザが有する携帯電話端末51のID情報と入力されたパ
スワードとを特定する。
【0294】その後、ステップS1602で特定したI
D情報を用いて、ID対応口座名データベース73より
受信したID情報に対応する購買ユーザの口座名を特定
する(ステップS1603)。ここで、ID対応口座名
データベース73の構成を図34を用いて説明する。
【0295】・ID対応口座名データベース:図34 図34を参照すると、本実施形態によるID対応口座名
データベース73は、アドレス部に携帯電話端末のID
情報を格納し、これに対応するようにデータ部に口座名
を格納している。このID対応口座名データベース73
を作成するために、本実施形態では、ユーザが決済機関
に口座を開設するにあたり、図4に示す動作のステップ
S103において、携帯電話端末51をユーザ端末に接
続して、ユーザ情報と共に携帯電話端末51のID情報
も送信するように構成する。但し、このユーザ端末へ携
帯電話端末51のID情報を入力するために、本実施形
態では、ユーザ端末と携帯電話端末とを接続するための
プラグが必要となる。このプラグは、従来存在するもの
を適用することが可能であるため、ここでは、詳細に説
明することを省略する。
【0296】このように購買ユーザの口座名を特定する
と、決済機関端末70は、次に、特定した口座名とパス
ワードとを用いてユーザ口座データベース71を参照し
て、特定した口座に蓄えられている金銭及びポイントの
残高を各々特定する(ステップS1604)。その後、
この特定した金銭及びポイントの残高をメーカ端末60
に対して通知する(ステップS1605)。
【0297】この通知された金銭及びポイントの残高を
受信したメーカ端末60は、この金銭及びポイントの残
高をメーカ店舗端末65へ転送する(ステップS150
4)。これに対して、転送された金銭及びポイントの残
高をメーカ店舗端末65により受信した店舗におけるス
タッフは、この受信した金銭及びポイントの残高を購買
ユーザへ通知する。この通知方法は、口頭による方法や
メーカ店舗端末65の画面を介する方法、若しくは携帯
電話端末51へ転送して表示する方法等が考えられる。
【0298】その後、上記のように、口座に蓄えられた
金銭とポイントとの残高を知らされた購買ユーザは、こ
の通知された金銭及びポイントの残高を基に、いくらを
金銭で支払い、いくらをポイントで支払うかを決定し、
この決定した内容をメーカ店舗端末65へ通知する(ス
テップS1305)。この通知する方法としては、口頭
で店舗のスタッフへ通知する方法や、メーカ店舗端末6
5に直接入力する方法、若しくはメーカ店舗端末65に
接続している携帯電話端末51へ入力して通知する方法
等が考えられる。また、ここで通知される金銭及びポイ
ントの情報を、以下において決済内容eとする。
【0299】これに対し、このように決済内容eが通知
されたメーカ店舗端末65は、この通知された内容を基
に、決済内容Eを作成し、これをメーカ端末60へ通知
する(ステップS1405)。但し、決済内容Eに含ま
れる情報は、決済内容eに含まれる情報と同一である。
【0300】また、決済内容Eを受信したメーカ端末6
0は、この決済内容Eに含まれる情報と、メーカが決済
機関に有する口座名及びパスワードと、図32における
ステップS1403で受信した集計した代金と、ステッ
プS1502で割り当てた購入識別番号と、を基に、決
済機関端末70へ決済依頼Eを送信し、決済機関へ決済
を依頼する(ステップS1505)。これに対し、決済
機関端末70は、インターネット100を介して決済依
頼Eを受信する(ステップS1606)。
【0301】(メーカの口座特定から決済まで:図3
5)ここで、決済依頼Eには、上記のような情報が含ま
れている。従って、決済機関端末70は、決済依頼Eを
基に、メーカが開設した口座名を特定し、指定された代
金をメーカの口座へ入金して、決済を完了する。このメ
ーカが開設した口座名の特定から、この特定した口座
へ、決済依頼Eにより指定された金銭及びポイントを入
金するまでの動作を図35を用いて説明する。
【0302】図35を参照すると、本実施形態では、先
ず、決済機関端末70がステップS1606で受信した
決済依頼Eに含まれるメーカの口座名及びパスワードを
基に、メーカからの決済依頼を認証する(ステップS1
607)。但し、図35の説明では、ステップS160
7における認証において、メーカの認証が確立した場合
についてのみ説明する。また、ステップS1607の認
証においてメーカからの決済依頼の認証が不可である場
合は、決済機関端末70は、メーカ端末60に対して、
再度、決済依頼Eを送信するよう構成するものとする。
【0303】その後、メーカの認証が確立すると、決済
機関端末70は、決済依頼Eに含まれる購入識別番号を
基に、ステップS1601で受信した決済代行依頼Eに
含まれる購入識別番号を参照して、いずれの決済代行依
頼Eと対応しているかを特定する(ステップS160
8)。但し、このとき、決済機関端末70は、任意のメ
ーカから決済代行依頼Eを1つ以上受信しているものと
する。従って、購入識別番号は、この対応を特定するた
めに活用されるものである。
【0304】このように、対応する決済代行依頼Eを特
定すると、決済機関端末70は、対応する決済代行依頼
Eに含まれる購買ユーザの口座名から、決済依頼Eに含
まれるメーカに支払う金銭及びポイントの額(金銭及び
ポイントを合わせて代金とする)を各々確保し、この確
保した代金をメーカが有する口座へ入金する(ステップ
S1609)。
【0305】このように、購買ユーザの口座からメーカ
の口座へ指定された代金を移動させると、決済機関端末
70は、依頼された決済が完了したことをメーカ端末6
0へ通知する(ステップS1610)。このとき送信さ
れる情報を、以下において決済完了通知Eとする。
【0306】これに対し、メーカ端末60は、この受信
した決済完了通知Eをメーカ店舗端末65へ転送する
(ステップS1506)。また、メーカ店舗端末65
は、メーカ端末60から決済完了通知Eを受信すると、
購買ユーザに対して依頼した決済が完了したことを通知
する(ステップS1406)。この通知方法としては、
店舗のスタッフが口頭で行う方法やメーカ店舗端末65
の画面を介して購買ユーザに通知する方法、若しくは、
メーカ店舗端末65から携帯電話端末51へ決済が完了
したことを送信する方法等が考えられる。また、ここ
で、購買ユーザへ通知される情報を決済完了通知eとす
る。
【0307】このように動作することにより、購買ユー
ザがメーカの店舗で商品を購入した場合に対しても、決
済機関に開設した口座に蓄えられている金銭及びポイン
トを使用することが可能である。
【0308】〔第7の実施形態〕次に、上記の第6の実
施形態において、決済機関に開設した口座に蓄えられて
いたポイントをメーカ端末で管理することにより、現金
で決済する場合に対しても、蓄えたポイントを使用する
ことが可能となるよう構成した場合の実施形態を説明す
る。
【0309】{第7の実施形態のシステム構成} (第7の実施形態のシステム構成:図36)本実施形態
のシステム構成を図36に示す。図36を参照すると、
本実施形態によるシステム構成は、その主要構成を第6
の実施形態におけるシステム構成と同様なものにより実
施されている。また、第6の実施形態と異なる点とし
て、メーカ端末60に新たに提供ポイントデータベース
66が接続されている。この提供ポイントデータベース
66は、上記の図25で示したものと異なり、図37で
示すように構成される。
【0310】・提供ポイントデータベース:図37 ここで、図37を参照すると、本実施形態による提供ポ
イントデータベース66は、アドレス部に携帯電話端末
51のID情報及び各携帯電話端末51を所有するユー
ザが設定しているパスワードとを格納し、これに対応す
るようにデータ部に各ユーザ毎のポイント残高が格納さ
れている。
【0311】このポイント残高は、本実施形態におい
て、決済機関端末70に接続されたユーザ口座データベ
ース71に格納されているポイント残高と同一の値であ
るとし、また、メーカ端末60と決済機関端末70と
は、この2つのデータベース(提供ポイントデータベー
ス66及びユーザ口座データベース71)のいずれか一
方でも更新した場合には、互いに通信を実行し、双方の
データベースにおいて同一の内容が常に格納されている
よう動作するものとする。
【0312】従って、上記の構成において、メーカ端末
60は、メーカ店舗端末65から購買ユーザが有する形
態電話端末51のID情報及びパスワードが通知される
と、この通知されたID情報とパスワードとを基に、提
供ポイントデータベース66を参照し、購買ユーザが現
在有しているポイントの残高を読み出し、この読み出し
た値をメーカ店舗端末65へ通知するよう動作するもの
とする。
【0313】これにより、購買ユーザは、メーカが出店
している店舗において、自身が有しているポイントを使
用することが可能となる。
【0314】また、メーカ端末60は、メーカ店舗端末
65から購買ユーザによるポイントの使用が通知される
と、上記の動作において通知されたID情報及びパスワ
ードと、使用後のポイント残高と、をネットワーク(イ
ンターネット)100を介して決済機関端末70へ通知
する。これに対し、決済機関端末70は、受信したID
情報を用いてID対応口座名データベース73より購買
ユーザの口座名を特定し、この特定した口座名とパスワ
ードとを用いてユーザ口座データベース71における対
応するポイント残高の欄を、受信した使用後のポイント
残高に更新する。
【0315】{第7の実施形態の動作}このような第7
の実施形態の動作を図面を用いて詳細に説明する。
【0316】(商品購入からポイント使用まで:図3
8)図38は、本実施形態による動作において、購買ユ
ーザがメーカの店舗において商品を購入する動作から提
供ポイントデータベース66に格納されたポイントを使
用するまでの動作を示すフローチャートである。
【0317】図38を参照すると、本実施形態では、先
ず、購買ユーザがメーカが出店している店舗において購
入する商品を選択し、この選択した商品をメーカ店舗端
末65へ持って行く(ステップS1701)。これに対
し、メーカ側は、店舗におけるスタッフがメーカ店舗端
末において商品の代金を集計する(ステップS180
1)。ここで、メーカ店舗端末65を構成するものは、
従来存在するようなキャッシュ・レジスタ等のようなも
のに本発明に必要とされる機能が付加されたものであ
る。
【0318】その後、メーカ店舗端末65は、購買ユー
ザに対して携帯電話端末51のID情報とパスワードと
を入力するよう要求する(ステップS1802)。この
要求方法としては、メーカ店舗端末65の画面から店舗
のスタッフに指示し、これを基にスタッフが行う方法等
が考えられる。また、上記において、携帯電話端末51
のID情報とは、携帯電話端末51自体に格納されてい
るID情報であり、一般的にユーザへ公開されていない
情報である。更に、パスワードとは、本実施形態では、
購買ユーザがメーカ端末60に接続された提供ポイント
データベースにアクセスするために必要となるパスワー
ドであり、且つ、決済機関に開設している口座を認証す
るために必要となるパスワードである。この構成を実現
するために、決済機関端末70は、ユーザより口座が開
設されると、この開設された内容の内、登録された携帯
電話端末51のID情報とパスワードとを予めメーカ端
末60へ通知する。これに対して、メーカ端末60は、
決済機関端末70から通知されたID情報とパスワード
とを基に提供ポイントデータベースに購買ユーザに対す
るメモリを割り当て、購買ユーザが獲得したポイントの
値を管理するよう動作する。
【0319】また、上記のステップS1802により登
録している携帯電話端末のID情報とパスワードとを要
求されると、購買ユーザは、専用に設けられたプラグを
介してメーカ店舗端末65に自身の携帯電話端末51を
接続し、パスワードを入力する(ステップS170
3)。ここで、本実施形態では、購買ユーザからパスワ
ードが入力される端末を携帯電話端末51としている。
但し、この構成をメーカ店舗端末65に直接入力するよ
う構成することも可能である。その後、携帯電話端末5
1に入力されたパスワードは、この携帯電話端末51の
ID情報と共にメーカ店舗端末65へ送信される(ステ
ップS1703)。
【0320】この送信されたID情報とパスワードとを
受信したメーカ店舗端末65は、これをメーカ端末60
へ転送する(ステップS1803)。このように、ID
情報とパスワードとを受信したメーカ端末70は、この
ID情報とパスワードとを用いて提供ポイントデータベ
ース66を参照し、該当するポイント残高を読み出す
(ステップS1901)。
【0321】その後、メーカ端末60は、ステップS1
901で読み出した購買ユーザのポイント残高をメーカ
店舗端末65へ通知する(ステップS1902)。これ
に対し、メーカ店舗端末65は、この受信したポイント
残高を購買ユーザへ提示する(ステップS1804)。
この提示方法としては、店舗のスタッフが口頭により購
買ユーザへ通知する方法やメーカ店舗端末65の画面よ
り購買ユーザへ提示する方法、若しくはメーカ店舗端末
65に接続されている携帯電話端末51へ送信すること
で購買ユーザへ通知する方法等が考えられる。
【0322】このように通知されたポイントの残高を基
に、購買ユーザは、集計された代金の内、いくらをポイ
ントで支払うかを決定し、この決定したポイントの値を
メーカ店舗端末65へ入力し、残りの代金を現金で支払
う(ステップS1705)。このメーカ店舗端末65へ
の入力方法としては、購買ユーザが口頭により店舗のス
タッフに通知し、このスタッフがメーカ店舗端末65へ
入力する方法や、メーカ店舗端末65に接続された携帯
電話端末51から支払うポイントの値を入力する方法等
が考えられる。
【0323】また、この支払うポイント残高が通知され
たメーカ店舗端末65は、通知された使用するポイント
の値をメーカ端末60へ転送する(ステップS180
5)。これに対し、購買ユーザが使用するポイントの値
が通知されたメーカ端末60は、ステップS1901で
読み出した購買ユーザのポイント残高から通知されたポ
イントの値を減算した結果を算出する(ステップS19
03)。
【0324】その後、メーカ端末60は、ステップS1
903で算出した結果の値により提供ポイントデータベ
ース66に格納されている購買ユーザのポイント残高を
更新する(ステップS1904)。
【0325】このように、購買ユーザがメーカが出店す
る店舗で商品を購入した場合に対しても、インターネッ
ト上に蓄えられているポイントを使用することが可能と
なる。更に、このポイントの管理に携帯電話端末51の
ID情報を活用することにより、購買ユーザに対し、個
別のカードを要求することなく、より安全且つ確実に購
買ユーザは、ポイントを使用することが可能となる。
【0326】・ポイント使用から口座ポイント更新ま
で:図39 また、図38に示した動作により購買ユーザが有するポ
イントが変化した場合に対するメーカ端末60と決済機
関端末70との動作について、図39を用いて説明す
る。
【0327】図39を参照すると、本実施形態では、先
ず、メーカ端末60が図38のステップS1903で算
出したポイント残高と、同図38のステップS1901
で受信した購買ユーザが有する携帯電話端末51のID
情報と、購買ユーザのパスワードと、を含むポイント更
新依頼を作成し、この作成したポイント更新依頼を決済
機関端末70へ通知する(ステップS2001)。ここ
で、上記のポイント更新依頼には、上記のようにメーカ
店舗端末65から通知された購買ユーザの携帯電話端末
51のID情報及び購買ユーザのパスワードと、提供ポ
イントデータベース66に格納されていたポイント残高
から購買ユーザが使用するポイントの値を減算した値
と、が含まれており、更に、登録された購買ユーザが有
するポイントの更新を依頼するメーカの名称と、決済機
関にユーザ口座データベース71に格納されている対応
するポイント残高を更新するよう要求する内容の通知
(若しくはコマンド)と、格納されている。
【0328】従って、決済機関端末70は、メーカ端末
60からポイント更新依頼を受信すると、この受信した
ポイント更新依頼から購買ユーザのID情報を特定し、
この特定したID情報を基にID対応口座名データベー
ス73を参照して、対応する購買ユーザの口座名を特定
する(ステップS2101)。
【0329】その後、決済機関端末70は、特定した購
買ユーザの口座名及びポイント更新依頼に含まれる購買
ユーザのパスワードを基にユーザ口座データベース71
を参照して、対応するポイント残高の欄を特定する(ス
テップS2102)。
【0330】このように対応するポイント残高の欄を特
定すると、決済機関端末70は、ポイント更新依頼に含
まれるメーカの名称と使用されたポイントを減算後のポ
イントの値とを基に、該当するポイント残高を更新する
(ステップS2103)。
【0331】これにより、メーカ端末60に接続された
提供ポイントデータベースにおいて管理された購買ユー
ザのポイント残高と、決済機関端末70に接続されたユ
ーザ口座データベース71において管理された購買ユー
ザのポイント残高と、を同一の値に保つことが可能とな
る。
【0332】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のオンライ
ン決済システム、サービスポイント決済システム、その
方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体によれ
ば、従来存在するようなオンライン・オークションやオ
ンライン・ショッピング等を安全且つ迅速に執り行うた
めのオンライン決済システム、サービスポイント決済シ
ステム、その方法、及びそのプログラムを記録した記録
媒体を提供することができる。
【0333】即ち、従来技術において、例えばオンライ
ン・オークション・システムでは、落札後の2者間にお
ける取り引きについては、仲介業者が一切関与せず、当
事者同士で執り行っていたため、商品を引き渡すタイミ
ングと代金を支払うタイミングとに時間的なずれが生
じ、このため、商品を引き渡したが代金が支払われない
という問題や、代金を支払ったが商品が届かないという
問題を生じさせる結果となっていた。これに対して、本
発明では、決済機関が予め購買ユーザから代金を確保し
ておき、購買ユーザに商品が届けられたのを確認してか
ら、確保した代金を販売ユーザへ支払うよう構成してい
るため、上記のような問題を解消することが可能であ
る。これは、オンライン・ショッピング・システムでも
同様である。
【0334】また、上記のような本発明の効果に加え、
各ユーザの口座をインターネット上に設けることで、ユ
ーザは、インターネットを介して資産を使用したり、蓄
えたりすることが可能となる。
【0335】また、本発明では、決済機関において金銭
の流れが明確であるため、この流れに準じてポイント等
のサービスを各ユーザに提供することが可能となる。
【0336】更に、本発明では、上記のようにインター
ネット上に蓄えられた金銭及びポイントを販売ユーザが
有する店舗においても使用可能なように構成しているた
め、金銭及びポイントの活用範囲を限定させることな
く、これにより、経済の活性化を妨げることを防止する
ことが可能となる。
【0337】また、本発明では、上記のようなインター
ネット上に蓄えられた金銭やポイントをユーザの携帯電
話端末に格納されたID情報に対応して管理するよう構
成しているため、ユーザは、各販売ユーザ(販売業者)
毎にカード等を持ち歩く必要がなくなり、更により安全
にポイントを使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるオンライン決済
システムの主要となるシステム構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施形態で適用対象となるオン
ライン・オークション・サイトのシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態をオンライン・オーク
ション・サイトに適用した場合のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態による決済機関がユー
ザに口座を開設する動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態による決済機関が提供
する開設ホームページの構成を示すホームページ図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施形態による決済機関端末が
有するユーザ口座データベースのデータ構成を示す図で
ある。
【図7】本発明の第1の実施形態において販売ユーザが
オークションに商品を登録する動作を示すフローチャー
トである。
【図8】本発明の第1の実施形態によるオークション仲
介業者が提供する商品登録ホームページの構成を示すホ
ームページ図である。
【図9】本発明の第1の実施形態によるオークション仲
介業者端末が有する商品情報データベースのデータ構成
を示す図である。
【図10】本発明本発明の第1の実施形態によるオーク
ション仲介業者が提供するオークション用ホームページ
の構成を示すホームページ図である。
【図11】本発明の第1の実施形態におけるオークショ
ン参加時の購買ユーザ及びオークション仲介業者の動作
を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第1の実施形態における商品の引き
渡し及び代金の決済を行う動作を示すフローチャートで
ある。
【図13】本発明の第1の実施形態による決済機関が販
売ユーザ及び購買ユーザに対して提供するホームページ
の構成を示すホームページ図であり、(a)は決済依頼
ホームページを示す図であり、(b)は支払側依頼ホー
ムページを示す図であり、(c)は受取側依頼ホームペ
ージの構成を示す図である。
【図14】図12のステップS601における決済機関
端末の第1の実施形態における詳細な動作を示すフロー
チャートである。
【図15】本発明の第2の実施形態で適用対象となるオ
ンライン・ショッピング・サイトのシステム構成を示す
ブロック図である。
【図16】本発明の第2の実施形態をオンライン・ショ
ッピング・サイトに適用した場合のシステム構成を示す
ブロック図である。
【図17】本発明の第2の実施形態による購買ユーザ端
末が有する商品データベースのデータ構成を示す図であ
る。
【図18】本発明の第2の実施形態における購買ユーザ
がメーカから商品を購入する動作を示すフローチャート
である。
【図19】本発明の第2の実施形態によるメーカが提供
する商品提供ホームページの構成を示すホームページ図
である。
【図20】本発明の第2の実施形態によるメーカ端末が
有する購入情報データベースのデータ構成を示す図であ
る。
【図21】本発明の第2の実施形態における商品と代金
との受け渡しの動作を示すフローチャートである。
【図22】図21のステップS901における決済機関
端末の第3の実施形態における詳細な動作を示すフロー
チャートである。
【図23】本発明の第4の実施形態による決済機関端末
が有するユーザ口座データベースのデータ構成を示す図
である。
【図24】本発明の第4の実施形態によるシステム構成
を示すブロック図である。
【図25】本発明の第5の実施形態によるメーカ端末が
有する提供ポイントデータベースのデータ構成を示す図
である。
【図26】本発明の第4の実施形態における商品の購買
から決済を依頼する動作を示すフローチャートである。
【図27】本発明の第4の実施形態による決済機関が決
済を受け付ける動作を示すフローチャートである。
【図28】本発明の第4の実施形態による決済機関が販
売ユーザ及び購買ユーザに対して提供するホームページ
の構成を示すホームページ図であり、(a)は決済依頼
ホームページを示す図であり、(b)は支払側依頼ホー
ムページを示す図である。
【図29】本発明の第4の実施形態における代金確保か
ら支払までの動作を示すフローチャートである。
【図30】本発明の第5の実施形態によるシステム構成
を示すブロック図である。
【図31】本発明の第6の実施形態によるシステム構成
を示すブロック図である。
【図32】本発明の第6の実施形態における店舗で商品
を購入する動作から決済機関に決済を依頼する動作まで
示すフローチャートである。
【図33】本発明の第6の実施形態における購買ユーザ
の認証動作から決済依頼の受け付けまでの動作を示すフ
ローチャートである。
【図34】本発明の第6の実施形態による決済機関端末
が有するID対応口座名データベースのデータ構成を示
す図である。
【図35】本発明の第6の実施形態におけるメーカの口
座特定から決済までの動作を示すフローチャートであ
る。
【図36】本発明の第7の実施形態によるシステム構成
を示すブロック図である。
【図37】本発明の第7の実施形態によるメーカ端末が
有する提供ポイントデータベースのデータ構成を示す図
である。
【図38】本発明の第7の実施形態における購買ユーザ
がメーカの店舗において商品を購入する動作からポイン
トを使用する動作までを示すフローチャートである。
【図39】本発明の第7の実施形態における購買ユーザ
が有するポイントの変化に対応するメーカ端末と決済機
関端末との動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 販売ユーザ端末 20、50 購買ユーザ端末 30、70 決済機関端末 31、71 ユーザ口座データベース 32、42、63、72 ホームページデータベース 40 オークション仲介業者 41 商品情報データベース 51 携帯電話端末 60 メーカ端末 61 商品データベース 62 購入情報データベース 64 提供ポイントデータベース 65 メーカ店舗端末 66 提供ポイントデータベース 73 ID対応口座名データベース 100、200 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 506 G06F 17/60 506

Claims (87)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売する商品を提供する販売ユーザと、 前記提供された商品を購買する購買ユーザと、 前記販売ユーザと購買ユーザとの間に生じた代金の決済
    を代行する決済機関と、を有し、 前記決済機関は、前記販売ユーザ及び購買ユーザから前
    記決済の代行が依頼されると、前記購買ユーザから前記
    代金を確保し、前記購買ユーザから前記商品を受け取っ
    たことが通知されると、前記確保した代金を前記販売ユ
    ーザへ支払うことを特徴とするオンライン決済システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記販売ユーザは、 前記決済機関に決済の代行を依頼する販売ユーザ決済依
    頼手段を有し、 前記購買ユーザは、 前記決済機関に前記決済の代行を依頼する購買ユーザ決
    済依頼手段と、 前記販売ユーザより前記購買した商品が送付されたこと
    を前記決済機関へ通知する商品送付済通知手段と、を有
    し、 前記決済機関は、 前記購買ユーザから前記代金を確保する購買ユーザ代金
    確保手段と、 該購買ユーザ代金確保手段により確保した前記代金を前
    記販売ユーザへ支払う確保代金支払手段と、を有し、 前記購買ユーザ代金確保手段は、前記販売ユーザ及び前
    記購買ユーザより前記決済が依頼された場合、前記購買
    ユーザから前記代金を確保し、 前記確保代金支払手段は、前記購買ユーザから前記商品
    送付済通知手段により前記購買した商品が送付されたこ
    とが通知された場合、前記販売ユーザへ前記代金を支払
    うことを特徴とする請求項1記載のオンライン決済シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記決済機関は、前記販売ユーザ及び購
    買ユーザに対して口座を開設し、前記購買ユーザが開設
    した口座より前記代金を確保し、確保した前記代金を前
    記販売ユーザが開設した口座へ振り込むことで、前記支
    払いを実行することを特徴とする請求項1または2記載
    のオンライン決済システム。
  4. 【請求項4】 前記購買ユーザ代金確保手段は、前記購
    買ユーザが前記決済機関に開設した口座から前記代金を
    確保し、 前記確保代金支払手段は、前記購買ユーザ代金確保手段
    により確保された前記代金を前記販売ユーザが前記決済
    機関に開設した口座へ入金することで決済することを特
    徴とする請求項3記載のオンライン決済システム。
  5. 【請求項5】 前記決済機関は、前記購買ユーザ及び前
    記販売ユーザに対して正規のユーザであることを認証す
    るための認証情報を付与し、 前記購買ユーザ及び前記販売ユーザは、前記決済の代行
    を依頼する場合、各々自身に付与された前記認証情報を
    前記決済機関へ通知し、 前記決済機関は、通知された前記認証情報より前記購買
    ユーザ及び前記販売ユーザの認証が確立された場合、前
    記決済の代行の依頼を受け付けることを特徴とする請求
    項1から4のいずれか1項に記載のオンライン決済シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記決済機関は、前記購買ユーザ及び前
    記販売ユーザに対して正規のユーザであることを認証す
    るための認証情報を付与し、 前記認証情報は、前記決済機関が前記購買ユーザ及び前
    記販売ユーザに各々に対して開設した口座の口座名と、
    該口座を開設するにあたり各ユーザが指定したパスワー
    ドと、を含み、 前記購買ユーザは、前記決済の代行を依頼する及び前記
    商品が送付されたことを前記決済機関へ通知するにあた
    り、該購買ユーザに付与された認証情報を前記決済機関
    に通知し、 前記販売ユーザは、前記決済の代行を依頼するにあた
    り、該販売ユーザに付与された認証情報を前記決済機関
    に通知し、 前記決済機関は、通知された前記認証情報を用いて前記
    購買ユーザ及び前記販売ユーザの認証を実行するユーザ
    認証手段をさらに有し、 前記決済機関は、前記ユーザ認証手段により前記購買ユ
    ーザ及び前記販売ユーザの認証が確立された場合、前記
    決済の代行の依頼を受け付けることを特徴とする請求項
    3または4記載のオンライン決済システム。
  7. 【請求項7】 前記決済機関は、前記購買ユーザ及び前
    記販売ユーザに対して正規のユーザであることを認証す
    るための認証情報を付与し、 前記認証情報は、各ユーザが所有する携帯電話端末に格
    納されているID情報を含み、 前記購買ユーザは、前記決済の代行を依頼する及び前記
    商品が送付されたことを通知するにあたり、該購買ユー
    ザの認証情報を前記決済機関に通知し、 前記販売ユーザは、前記決済の代行を依頼するにあた
    り、該販売ユーザの認証情報を前記決済機関に通知し、 前記決済機関は、通知された前記認証情報を用いて前記
    購買ユーザ及び前記販売ユーザの認証を実行するユーザ
    認証手段をさらに有し、 前記決済機関は、前記ユーザ認証手段により前記購買ユ
    ーザ及び前記販売ユーザの認証が確立された場合、前記
    決済の代行の依頼を受け付けることを特徴とする請求項
    3または4記載のオンライン決済システム。
  8. 【請求項8】 前記決済機関は、前記口座を前記ID情
    報と対応付けて管理し、前記購買ユーザ若しくは前記販
    売ユーザから前記ID情報が通知されると、該ID情報
    より対応する口座を特定し、特定した前記口座を介して
    前記決済を実行することを特徴とする請求項7記載のオ
    ンライン決済システム。
  9. 【請求項9】 前記購買ユーザ及び前記販売ユーザは、
    同一の決済依頼の件に関して同一の識別情報を前記決済
    機関に通知し、 前記決済機関は、前記識別情報を基に前記同一の決済依
    頼の件を判定する同一決済依頼件判定手段をさらに有す
    ることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記
    載のオンライン決済システム。
  10. 【請求項10】 前記販売ユーザは、該販売ユーザが提
    供した商品を購入した購買ユーザに対して、購入された
    額に応じたポイントを付与し、 前記決済は、前記代金に前記ポイントを含ませて実行さ
    れることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に
    記載のオンライン決済システム。
  11. 【請求項11】 前記販売ユーザは、該販売ユーザが提
    供した商品を購買した購買ユーザに対して、購入された
    額に応じたポイントを付与するポイント付与手段をさら
    に有し、 前記ポイント付与手段により付与されたポイントは、前
    記決済機関における前記購買ユーザの口座に蓄えられ、 前記決済は、前記代金に前記購買ユーザの口座に蓄えら
    れたポイントを含ませて実行され、 前記ポイント付与手段は、前記決済において金銭で支払
    われた額に応じて前記ポイントを付与することを特徴と
    する請求項3から9のいずれか1項に記載のオンライン
    決済システム。
  12. 【請求項12】 前記購買ユーザは、前記代金に含ませ
    るポイントの値を前記決済機関へ通知する使用ポイント
    通知手段をさらに有し、 前記決済機関は、通知された前記ポイントの値を含ませ
    て前記代金を前記販売ユーザへ支払うことを特徴とする
    請求項10または11記載のオンライン決済システム。
  13. 【請求項13】 前記販売ユーザは、前記商品を販売す
    る場を前記ネットワーク上に設け、 前記購買ユーザは、前記ネットワークを介して前記商品
    を購入する手続きを実行することを特徴とする請求項1
    から12のいずれか1項に記載のオンライン決済システ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記商品を販売する場を提供する仲介
    業者をさらに有し、 前記販売ユーザは、前記仲介業者を介して前記商品を販
    売し、 前記購買ユーザは、前記仲介業者を介して前記商品を購
    入する手続きを実行することを特徴とする請求項1から
    12のいずれか1項に記載のオンライン決済システム。
  15. 【請求項15】 前記仲介業者は、前記商品を販売する
    場を前記ネットワーク上に設けることを特徴とする請求
    項14記載のオンライン決済システム。
  16. 【請求項16】 前記販売ユーザは、商品を販売する店
    舗を有し、 前記購買ユーザは、前記店舗において前記商品を購入
    し、 前記販売ユーザは、前記店舗に備えられた店舗端末を介
    して前記決済機関へ前記決済の代行の依頼を通知し、 前記購買ユーザは、前記店舗端末を介して前記決済機関
    へ前記決済の代行の依頼を通知することを特徴とする請
    求項1から12のいずれか1項に記載のオンライン決済
    システム。
  17. 【請求項17】 前記購買ユーザは、前記代金に含ませ
    るポイントの値を、前記店舗端末を介して前記決済機関
    へ通知し、前記代金から前記ポイントの値を減算した額
    を前記店舗において前記販売ユーザへ支払うことを特徴
    とする請求項16記載のオンライン決済システム。
  18. 【請求項18】 前記店舗端末は、前記購買ユーザが所
    有する携帯電話端末に格納された前記ID情報を取得す
    るID情報取得手段を有し、 前記購買ユーザは、前記店舗端末を介して前記決済機関
    へ前記認証情報を通知し、 前記認証情報は、前記ID情報取得手段により取得され
    た前記ID情報を含み、 前記決済機関は、前記店舗端末を介して通知された前記
    ID情報を基に、前記購買ユーザが正規のユーザである
    か否かを判定し、前記購買ユーザが正規のユーザである
    場合、該購買ユーザから前記店舗端末を介して通知され
    た前記決済の代行の依頼を受け付けることを特徴とする
    請求項16または17記載のオンライン決済システム。
  19. 【請求項19】 前記販売ユーザは、商品を販売する店
    舗を有し、 前記購買ユーザは、前記店舗において前記商品を購入
    し、 前記販売ユーザは、 前記購買ユーザへ付与しているポイントの残高を管理す
    るポイント残高管理手段と、 該ポイント残高管理手段に格納されている前記ポイント
    の残高を前記決済機関に通知するポイント残高通知手段
    と、をさらに有し、 前記購買ユーザは、前記店舗に備えられた店舗端末を介
    して前記代金に含ませるポイントの値を前記ポイント残
    高管理手段に通知し、 前記ポイント残高管理手段は、前記通知されたポイント
    の値を管理している前記ポイントの残高から減算し、該
    減算の結果の値により格納している前記ポイントの残高
    を更新し、 前記ポイント残高通知手段は、前記ポイント残高通知手
    段により前記ポイントの残高が更新された場合、更新さ
    れた最新のポイントの残高を前記決済機関へ通知し、 前記決済機関は、前記口座に蓄えられている前記購買ユ
    ーザの前記ポイントの残高を前記最新ポイント通知手段
    により通知された前記ポイントの残高で更新することを
    特徴とする請求項11記載のオンライン決済システム。
  20. 【請求項20】 前記ポイント残高管理手段は、前記I
    D情報に対応させて前記購買ユーザ毎に前記ポイントの
    残高を管理し、 前記決済機関は、前記口座を前記ID情報と対応付けて
    管理し、 前記購買ユーザは、前記店舗端末を介して前記ポイント
    残高管理手段へ前記購買ユーザが所有する携帯電話端末
    のID情報を通知し、 前記ポイント残高管理手段は、前記店舗端末を介して通
    知された前記ID情報を基に、前記購買ユーザが正規の
    ユーザであるか否かを判定し、前記購買ユーザが正規の
    ユーザである場合、該購買ユーザから前記店舗端末を介
    して通知された前記ポイントの値を管理している前記ポ
    イントの残高から減算し、該減算の結果の値により格納
    している前記ポイントの残高を更新し、 前記ポイント残高通知手段は、更新された前記ポイント
    の残高と共に前記ID情報を前記決済機関へ通知し、 前記決済機関は、通知された前記ID情報を基に前記購
    買ユーザの口座に蓄えられた前記ポイントの残高を通知
    された前記ポイントの残高で更新することを特徴とする
    請求項19記載のオンライン決済システム。
  21. 【請求項21】 前記ネットワークは、インターネット
    であることを特徴とする請求項1から20のいずれか1
    項に記載のオンライン決済システム。
  22. 【請求項22】 前記販売ユーザは、商品を販売する販
    売業者であることを特徴とする請求項1から21のいず
    れか1項に記載のオンライン決済システム。
  23. 【請求項23】 販売する商品を提供する販売ユーザ
    と、 前記提供された商品を購買する購買ユーザと、 前記販売ユーザと購買ユーザとの間に生じた代金の決済
    を代行する決済機関と、を有し、 前記販売ユーザは、ネットワークに接続された販売ユー
    ザ端末を有し、 前記購買ユーザは、前記ネットワークに接続された購買
    ユーザ端末を有し、 前記決済機関は、前記ネットワーク上に接続された決済
    機関端末を有し、 前記販売ユーザ及び前記購買ユーザは、各々前記決済機
    関に口座を開設し、 前記販売ユーザは、前記販売ユーザ端末より前記販売す
    る商品を前記ネットワーク上に提供し、 前記購買ユーザは、前記購買ユーザ端末により前記ネッ
    トワーク上に提供された前記販売する商品を購買し、 前記販売ユーザは、前記購買により生じた決済の代行を
    前記販売ユーザ端末より前記決済機関に依頼し、 前記購買ユーザは、前記決済の代行を前記購買ユーザ端
    末より前記決済機関に依頼し、 前記決済機関は、前記決済の代行の依頼を前記決済機関
    端末により受信し、受信した該決済の代行の依頼を基に
    自動的に前記決済機関端末において前記決済を前記販売
    ユーザ及び前記購買ユーザが各々開設した前記口座を介
    して実行することを特徴とするオンライン決済システ
    ム。
  24. 【請求項24】 販売する商品を提供する販売ユーザ
    と、 前記提供された商品を購買する購買ユーザと、 前記販売ユーザと購買ユーザとの間に生じた代金の決済
    を代行する決済機関と、 前記販売ユーザに対して前記商品を販売する場を提供す
    る仲介業者と、を有し、 前記販売ユーザは、ネットワークに接続された販売ユー
    ザ端末を有し、 前記購買ユーザ端末は、前記ネットワークに接続された
    購買ユーザ端末を有し、 前記決済機関は、前記ネットワーク上に接続された決済
    機関端末を有し、 前記仲介業者は、前記ネットワーク上に接続された仲介
    業者端末を有し、 前記販売ユーザは、前記販売ユーザ端末を介して前記決
    済機関端末に口座を開設し、 前記購買ユーザは、前記購買ユーザ端末を介して前記決
    済機関端末に口座を開設し、 前記販売ユーザは、前記販売ユーザ端末より前記仲介業
    者端末へ前記販売する商品を登録し、 前記仲介業者は、前記仲介業者端末を介して前記販売ユ
    ーザより登録された前記商品を前記ネットワーク上で販
    売し、 前記購買ユーザは、前記購買ユーザ端末により前記ネッ
    トワーク上で販売されている前記商品を購買し、 前記仲介業者端末は、前記販売ユーザ端末へ前記商品を
    購買した購買ユーザに関する情報を通知し、前記購買ユ
    ーザ端末へ前記販売ユーザに関する情報を通知し、 前記販売ユーザは、前記販売ユーザ端末を介して前記決
    済機関端末へ前記購買により生じた決済の代行を依頼
    し、 前記購買ユーザは、前記購買ユーザ端末を介して前記決
    済機関端末へ前記決済の代行を依頼し、 前記決済機関は、前記決済の代行の依頼を前記決済機関
    端末により受信し、受信した該決済の代行の依頼を基に
    自動的に前記決済機関端末において前記決済を前記販売
    ユーザ及び前記購買ユーザが各々開設した前記口座を介
    して実行することを特徴とするオンライン決済システ
    ム。
  25. 【請求項25】 前記決済機関は、前記口座を各ユーザ
    が所有する携帯電話端末に格納されているID情報に対
    応付けて管理し、 前記購買ユーザ及び販売ユーザは、自身が所有する携帯
    電話端末に格納されたID情報を前記購買ユーザ端末若
    しくは前記販売ユーザ端末を介して前記決済機関端末へ
    通知し、 前記決済機関端末は、前記購買ユーザ端末及び前記販売
    ユーザ端末から通知された前記ID情報を基に、前記購
    買ユーザ及び前記販売ユーザ端末が前記口座を登録した
    正規のユーザであるか否かを判定し、該判定の結果、前
    記購買ユーザ及び前記販売ユーザが前記正規のユーザで
    あると判定された場合、前記決済の代行の依頼を受け付
    けることを特徴とする請求項23または24記載のオン
    ライン決済システム。
  26. 【請求項26】 販売する商品を提供する販売ユーザ
    と、 前記提供された商品を購買する購買ユーザと、 前記販売ユーザと購買ユーザとの間に生じた代金の決済
    を代行する決済機関と、を有し、 前記販売ユーザは、 第1のネットワーク及び第2のネットワークに接続され
    た販売ユーザ端末と、 前記第2のネットワークに接続された店舗端末と、を有
    し、 前記購買ユーザ端末は、前記第1のネットワークに接続
    された購買ユーザ端末を有し、 前記決済機関は、前記第1のネットワーク上に接続され
    た決済機関端末を有し、 前記販売ユーザは、前記販売ユーザ端末を介して前記決
    済機関端末に口座を開設し、 前記購買ユーザは、前記購買ユーザ端末を介して前記決
    済機関端末に口座を開設し、 前記販売ユーザは、前記販売する商品を前記店舗におい
    て提供し、 前記購買ユーザは、前記店舗において提供された前記販
    売する商品を購買し、 前記販売ユーザは、前記購買により生じた決済の代行を
    前記店舗端末より前記販売ユーザ端末を介して前記決済
    機関端末に依頼し、 前記購買ユーザは、前記決済の代行を前記店舗端末より
    前記販売ユーザ端末を介して前記決済機関端末に依頼
    し、 前記決済機関は、前記決済の代行の依頼を前記決済機関
    端末により受信し、受信した該決済の代行の依頼を基に
    自動的に前記決済機関端末において前記決済を前記販売
    ユーザ及び前記購買ユーザが各々開設した前記口座を介
    して実行することを特徴とするオンライン決済システ
    ム。
  27. 【請求項27】 前記決済機関は、前記口座を前記購買
    ユーザが所有する携帯電話端末に格納されているID情
    報に対応付けて管理し、 前記購買ユーザは、該購買ユーザが所有する携帯電話端
    末に格納されたID情報を前記店舗端末より前記販売ユ
    ーザ端末を介して前記決済機関端末へ通知し、 前記決済機関端末は、前記購買ユーザ端末から通知され
    た前記ID情報を基に、前記購買ユーザが前記口座を登
    録した正規のユーザであるか否かを判定し、該判定の結
    果、前記購買ユーザが前記正規のユーザであると判定さ
    れた場合、前記決済の代行の依頼を受け付けることを特
    徴とする請求項26記載のオンライン決済システム。
  28. 【請求項28】 前記販売ユーザは、前記購買ユーザに
    対して前記商品を購買した額に応じたポイントを付与
    し、 付与された前記ポイントの値は、前記購買ユーザ端末よ
    り前記決済機関端末へ通知され、 前記口座は、前記購買ユーザ毎に蓄えられたポイントの
    残高を格納し、 前記購買ユーザは、前記口座に蓄えられた前記ポイント
    の残高より、前記決済において使用するポイントの値
    を、前記店舗端末を介して前記決済機関端末へ通知し、 前記決済機関端末は、通知された前記使用するポイント
    の値により前記口座に格納されている前記ポイントの残
    高を減算し、該減算の結果により前記ポイントの残高を
    更新することを特徴とする請求項27記載のオンライン
    決済システム。
  29. 【請求項29】 商品を店舗において販売する販売業者
    と、前記商品を購買する購買ユーザと、を有するサービ
    スポイント決済システムであって、 前記販売業者は、前記購買ユーザに購買された額に応じ
    たポイントを付加し、付与した該ポイントの残高を前記
    購買ユーザが所有する携帯電話端末に格納されているI
    D情報に基づいて管理することを特徴とするサービスポ
    イント決済システム。
  30. 【請求項30】 商品を店舗において販売する販売業者
    と、前記商品を購買する購買ユーザと、を有するサービ
    スポイント決済システムであって、 前記購買ユーザは、前記店舗において商品を購買し、 前記販売業者は、 前記購買ユーザに対して購買された額に応じたポイント
    を付与するポイント付与手段と、 該ポイント付与手段により付与されたポイントの残高を
    前記購買ユーザ毎に管理するポイント残高管理手段と、 前記購買ユーザを、該購買ユーザが所有する携帯電話端
    末に格納されているID情報を用いて認証するID情報
    認証手段と、を有し、 前記購買ユーザは、前記店舗において購買した代金を支
    払うにあたり、前記携帯電話端末より前記ID情報認証
    手段へ前記ID情報を通知し、前記認証が確立した場
    合、ポイントで支払う額を前記ポイント残高管理手段へ
    指定し、残りの代金を現金で支払い、 前記ポイント残高管理手段は、前記購買ユーザから指定
    された前記ポイントで支払う額を管理しているポイント
    の残高から減算し、該減算した結果の額で前記管理して
    いるポイントの残高を更新し、 前記ポイント付与手段は、前記購買ユーザが決済におい
    て現金で支払った額に応じてポイントを付与することを
    特徴とするサービスポイント決済システム。
  31. 【請求項31】 商品を店舗において販売する販売業者
    と、前記商品を購買する購買ユーザと、を有するサービ
    スポイント決済システムであって、 前記販売業者は、 ネットワークに接続された販売業者端末と、 前記店舗に備えられた店舗端末と、を有し、 前記販売業者端末は、 前記購買ユーザ毎に蓄えられた前記ポイントの残高を管
    理するポイント残高管理手段を有し、 前記店舗端末は、 前記購買ユーザが購買する商品の代金を集計する代金集
    計手段と、 前記販売業者端末から前記ポイント残高管理手段におい
    て管理されている前記購買ユーザのポイントの残高を通
    知させるポイント残高受信手段と、 通知された前記ポイントの残高を前記購買ユーザに提示
    するポイント残高提示手段と、 前記ポイント残高提示手段により提示された前記ポイン
    トの残高を基に、前記購買ユーザから使用するポイント
    の値を入力させる使用ポイント入力要求手段と、 前記購買ユーザから入力された前記使用するポイントの
    値を前記販売業者端末へ通知する使用ポイント通知手段
    と、 前記代金の内、現金で支払われた額を前記販売業者端末
    へ通知する現金額通知手段と、を有し、 前記販売業者端末は、 前記使用ポイント通知手段により通知された前記使用す
    るポイントの値を前記ポイント残高管理手段において管
    理されている前記購買ユーザのポイントの残高から減算
    するポイント残高減算手段と、 前記現金額通知手段により通知された前記現金で支払わ
    れた額に所定の率を乗算し、前記購買ユーザに付与する
    ポイントの値を算出する付与ポイント算出手段と、 該付与ポイント算出手段により算出された前記付与する
    ポイントの値を前記ポイント残高管理手段において管理
    されている前記購買ユーザのポイントの残高に加算する
    ポイント残高加算手段と、をさらに有し、 前記店舗端末は、 前記購買ユーザが所有する携帯電話端末に格納されたI
    D情報を取得するID情報取得手段と、 該ID情報取得手段により取得した前記ID情報を前記
    販売業者端末へ通知するID情報通知手段と、をさらに
    有し、 前記ポイント残高管理手段は、前記ID情報と対応付け
    て前記購買ユーザ毎に前記ポイントの残高を管理し、 前記ポイント残高管理手段は、前記ID情報通知手段に
    より通知された前記ID情報を基に、前記購買ユーザに
    対応する前記ポイントの残高を特定することを特徴とす
    るサービスポイント決済システム。
  32. 【請求項32】 販売する商品を提供する販売ユーザ
    と、 前記提供された商品を購買する購買ユーザと、 前記販売ユーザと購買ユーザとの間に生じた代金の決済
    を代行する決済機関と、を有し、 前記決済機関は、前記販売ユーザ及び購買ユーザから前
    記決済の代行が依頼されると、前記購買ユーザから前記
    代金を確保し、前記購買ユーザから前記商品を受け取っ
    たことが通知されると、前記確保した代金を前記販売ユ
    ーザへ引き渡すことを特徴とするオンライン決済方法。
  33. 【請求項33】 前記販売ユーザが、前記決済機関に決
    済の代行を依頼する販売ユーザ決済依頼工程と、 前記購買ユーザが、前記決済機関に前記決済の代行を依
    頼する購買ユーザ決済依頼工程と、 前記購買ユーザが、前記販売ユーザより前記購買した商
    品が送付されたことを前記決済機関へ通知する商品送付
    済通知工程と、 前記決済機関が、前記販売ユーザ及び前記購買ユーザか
    ら前記決済の代行を依頼された場合、前記購買ユーザか
    ら前記代金を確保する購買ユーザ代金確保工程と、 前記決済機関が、前記購買ユーザから前記購買した商品
    が送付されたことを通知された場合、前記購買ユーザ代
    金確保工程において確保した前記代金を前記販売ユーザ
    へ支払う確保代金支払工程と、を有することを特徴とす
    る請求項32記載のオンライン決済方法。
  34. 【請求項34】 前記決済機関が前記販売ユーザ及び購
    買ユーザに対して口座を開設する口座開設工程を予め有
    し、 前記決済機関は、開設された前記口座を介して前記代金
    の決済を実行することを特徴とする請求項32または3
    3記載のオンライン決済方法。
  35. 【請求項35】 前記購買ユーザ代金確保工程は、前記
    購買ユーザが前記決済機関に開設した口座から前記代金
    を確保し、 前記確保代金支払工程は、前記購買ユーザ代金確保工程
    において確保された前記代金を前記販売ユーザが前記決
    済機関に開設した口座へ入金することで決済することを
    特徴とする請求項34記載のオンライン決済方法。
  36. 【請求項36】 前記決済機関が前記購買ユーザ及び前
    記販売ユーザに対して正規のユーザであることを認証す
    るための認証情報を付与する認証情報付与工程を予め有
    し、 前記購買ユーザ及び前記販売ユーザは、前記決済の代行
    を依頼する場合、前記認証情報を前記決済機関へ通知
    し、 前記決済機関が通知された前記認証情報より前記購買ユ
    ーザ及び前記販売ユーザの認証を実行するユーザ認証工
    程をさらに有し、 前記決済機関は、前記ユーザ認証工程において前記購買
    ユーザ及び前記販売ユーザの認証が確立された場合、前
    記決済の代行の依頼を受け付けることを特徴とする請求
    項32から35のいずれか1項に記載のオンライン決済
    方法。
  37. 【請求項37】 前記決済機関が前記購買ユーザ及び前
    記販売ユーザに対して正規のユーザであることを認証す
    るための認証情報を付与する認証情報付与工程を予め有
    し、 前記認証情報は、前記決済機関が前記購買ユーザ及び前
    記販売ユーザに対して開設した口座の口座名と、該口座
    を開設するにあたり各ユーザが指定したパスワードと、
    を含み、 前記購買ユーザは、前記決済の代行を依頼するにあた
    り、前記購買ユーザに付与された認証情報を前記決済機
    関に通知し、 前記販売ユーザは、前記決済の代行を依頼するにあた
    り、前記販売ユーザに付与された認証情報を前記決済機
    関に通知し、 前記決済機関が前記決済の代行の依頼と共に通知された
    前記認証情報より前記購買ユーザ及び前記販売ユーザの
    認証を実行する決済依頼時ユーザ認証工程をさらに有
    し、 前記決済機関は、前記決済依頼時ユーザ認証工程におい
    て前記購買ユーザ及び前記販売ユーザの認証が確立され
    た場合、前記決済の代行の依頼を受け付け、 前記商品送付済通知工程は、前記商品が送付されたこと
    の他に、前記購買ユーザに付与された認証情報を前記決
    済機関へに通知し、 前記決済機関が前記商品が送付されたことと共に通知さ
    れた前記認証情報より前記購買ユーザの認証を実行する
    商品送付済時ユーザ認証工程をさらに有し、 前記決済機関は、前記商品送付済時ユーザ認証工程にお
    いて前記購買ユーザの認証が確立された場合、前記購買
    ユーザの口座から確保した前記代金を前記販売ユーザの
    口座へ振り込むことを特徴とする請求項34または35
    記載のオンライン決済方法。
  38. 【請求項38】 前記決済機関が前記購買ユーザ及び前
    記販売ユーザに対して正規のユーザであることを認証す
    るための認証情報を付与する認証情報付与工程を予め有
    し、 前記認証情報は、各ユーザが所有する携帯電話端末に格
    納されているID情報を含み、 前記購買ユーザは、前記決済の代行を依頼するにあた
    り、前記購買ユーザに付与された認証情報を前記決済機
    関に通知し、 前記販売ユーザは、前記決済の代行を依頼するにあた
    り、前記販売ユーザに付与された認証情報を前記決済機
    関に通知し、 前記決済機関が前記決済の代行の依頼と共に通知された
    前記認証情報より前記購買ユーザ及び前記販売ユーザの
    認証を実行する決済依頼時ユーザ認証工程をさらに有
    し、 前記決済機関は、前記決済依頼時ユーザ認証工程におい
    て前記購買ユーザ及び前記販売ユーザの認証が確立され
    た場合、前記決済の代行の依頼を受け付け、 前記商品通知済通知工程は、前記商品が送付されたこと
    の他に、前記購買ユーザに付与された認証情報を前記決
    済機関へ通知し、 前記決済機関が前記商品が送付されたことと共に通知さ
    れた前記認証情報より前記購買ユーザの認証を実行する
    商品送付済時ユーザ認証工程をさらに有し、 前記決済機関は、前記商品送付済時ユーザ認証工程にお
    いて前記購買ユーザの認証が確立された場合、前記購買
    ユーザの口座から確保した前記代金を前記販売ユーザの
    口座へ振り込むことを特徴とする請求項34または35
    記載のオンライン決済方法。
  39. 【請求項39】 前記決済機関は、前記口座を前記ID
    情報と対応付けて管理し、 前記決済機関が前記購買ユーザ若しくは前記販売ユーザ
    から前記認証情報が通知されると、該認証情報に含まれ
    る前記ID情報より前記口座を特定し、特定した前記口
    座を介して前記決済を実行することを特徴とする請求項
    38記載のオンライン決済方法。
  40. 【請求項40】 前記購買ユーザ及び前記販売ユーザ
    は、同一の決済依頼の件に関して同一の識別情報を前記
    決済機関に通知し、 前記決済機関は、前記識別情報を基に前記同一の決済依
    頼の件を判定する同一決済依頼件判定工程をさらに有す
    ることを特徴とする請求項32から39のいずれか1項
    に記載のオンライン決済方法。
  41. 【請求項41】 前記販売ユーザが、該販売ユーザが提
    供した商品を購入した購買ユーザに対して、購入された
    額に応じたポイントを付与するポイント付与工程をさら
    に有し、 前記決済は、前記代金に前記ポイントを含ませて実行さ
    れることを特徴とする請求項32から40のいずれか1
    項に記載のオンライン決済方法。
  42. 【請求項42】 前記販売ユーザが、該販売ユーザが提
    供した商品を購買した購買ユーザに対して、購入された
    額に応じたポイントを付与するポイント付与工程をさら
    に有し、 前記ポイント付与工程において付与されたポイントは、
    前記決済機関における前記購買ユーザの前記口座に蓄え
    られ、 前記決済は、前記代金に前記購買ユーザの口座に蓄えら
    れたポイントを含ませて実行され、 前記ポイント付与手段は、前記決済において金銭で支払
    われた額に応じて前記ポイントを付与することを特徴と
    する請求項34から40のいずれか1項に記載のオンラ
    イン決済方法。
  43. 【請求項43】 前記購買ユーザが、前記代金に含ませ
    るポイントの値を前記決済機関へ通知する使用ポイント
    通知工程をさらに有し、 前記決済機関は、前記通知されたポイントの値を含ませ
    て前記代金を前記販売ユーザへ支払うことを特徴とする
    請求項41または42記載のオンライン決済方法。
  44. 【請求項44】 前記販売ユーザは、前記商品を販売す
    る場を前記ネットワーク上に設け、 前記購買ユーザは、前記ネットワークを介して前記商品
    を購入する手続きを実行することを特徴とする請求項3
    2から43のいずれか1項に記載のオンライン決済方
    法。
  45. 【請求項45】 前記商品を販売する場を提供する仲介
    業者をさらに有し、 前記販売ユーザは、前記仲介業者を介して前記商品を販
    売し、 前記購買ユーザは、前記仲介業者を介して前記商品を購
    入する手続きを実行することを特徴とする請求項32か
    ら43のいずれか1項に記載のオンライン決済方法。
  46. 【請求項46】 前記仲介業者は、前記商品を販売する
    場を前記ネットワーク上に設けることを特徴とする請求
    項45記載のオンライン決済方法。
  47. 【請求項47】 前記販売ユーザは、商品を販売する店
    舗を有し、 前記購買ユーザが、前記店舗において前記商品を購入す
    る商品購入工程をさらに有し、 前記販売ユーザは、前記店舗に備えられた店舗端末を介
    して前記決済機関へ前記決済の代行の依頼を通知し、 前記購買ユーザは、前記店舗端末を介して前記決済機関
    へ前記決済の代行の依頼を通知することを特徴とする請
    求項32から43のいずれか1項に記載のオンライン決
    済方法。
  48. 【請求項48】 前記使用ポイント通知工程は、前記購
    買ユーザが前記代金に含ませるポイントの値を、前記店
    舗端末から前記決済機関へ通知し、 前記購買ユーザが、前記代金から前記ポイントの値を減
    算した額を前記店舗において前記販売ユーザに対して支
    払う現金支払工程をさらに有することを特徴とする請求
    項47記載のオンライン決済方法。
  49. 【請求項49】 前記店舗端末が、前記購買ユーザが所
    有する携帯電話端末に格納された前記ID情報を取得す
    るID情報取得工程をさらに有し、 前記購買ユーザは、前記店舗端末を介して前記決済機関
    へ前記ID情報を前記認証情報に含ませて通知し、 前記決済機関は、前記店舗端末を介して通知された前記
    ID情報を基に、前記購買ユーザが正規のユーザである
    か否かを判定し、前記購買ユーザが正規のユーザである
    場合、該購買ユーザから前記店舗端末を介して通知され
    た前記決済の代行の依頼を受け付けることを特徴とする
    請求項47または48記載のオンライン決済方法。
  50. 【請求項50】 前記販売ユーザは、商品を販売する店
    舗を有し、 前記購買ユーザが、前記店舗において前記商品を購入す
    る商品購入工程をさらに有し、 前記販売ユーザは、前記購買ユーザへ付与しているポイ
    ントの残高を管理するポイント残高管理手段をさらに有
    し、 前記販売ユーザが、前記ポイント残高管理手段に格納さ
    れている前記ポイントの残高を前記決済機関に通知する
    ポイント残高通知工程と、 前記購買ユーザが、前記店舗に備えられた店舗端末を介
    して前記代金に含ませるポイントの値を前記ポイント残
    高管理手段に通知する使用ポイント通知工程と、 前記ポイント残高管理手段が、前記通知されたポイント
    の値を管理している前記ポイントの残高から減算し、該
    減算の結果の値により格納している前記ポイントの残高
    を更新する販売側ポイント残高更新工程と、をさらに有
    し、 前記ポイント残高通知工程は、前記ポイント残高管理手
    段が前記ポイントの残高を更新した場合、該更新された
    ポイントの残高を前記決済機関へ通知し、 前記決済機関が、前記口座に蓄えられている前記購買ユ
    ーザの前記ポイントの残高を前記ポイント通知工程にお
    いて通知された前記ポイントの残高で更新する決済側ポ
    イント残高更新工程と、 前記購買ユーザが、前記代金から前記通知したポイント
    の値を減算した値を現金で支払う現金支払工程と、をさ
    らに有することを特徴とする請求項42記載のオンライ
    ン決済方法。
  51. 【請求項51】 前記購買ユーザが、前記店舗端末を介
    して前記ポイント残高管理手段へ前記購買ユーザが所有
    する携帯電話端末のID情報を通知するID情報通知工
    程と、 前記ポイント残高管理手段が、前記店舗端末を介して通
    知された前記ID情報を基に、前記購買ユーザが正規の
    ユーザであるか否かを判定する購買ユーザ認証工程と、
    をさらに有し、 前記販売側ポイント残高更新工程は、前記購買ユーザ認
    証工程において前記購買ユーザが正規のユーザである場
    合、前記ポイント残高管理手段が前記購買ユーザから前
    記店舗端末を介して通知された前記ポイントの値を管理
    している前記ポイントの残高から減算し、該減算の結果
    の値により格納している前記ポイントの残高を更新し、 前記ポイント残高通知工程は、更新された前記ポイント
    の残高と共に前記ID情報を前記決済機関へ通知し、 前記決済側ポイント残高更新工程は、前記決済機関が通
    知された前記ID情報を基に前記購買ユーザの口座に蓄
    えられた前記ポイントの残高を通知された前記ポイント
    の残高に更新することを特徴とする請求項50記載のオ
    ンライン決済方法。
  52. 【請求項52】 前記ネットワークは、インターネット
    であることを特徴とする請求項32から51のいずれか
    1項に記載のオンライン決済方法。
  53. 【請求項53】 前記販売ユーザは、商品を販売する販
    売業者であることを特徴とする請求項32から52のい
    ずれか1項に記載のオンライン決済方法。
  54. 【請求項54】 販売する商品を提供する販売ユーザ
    と、 前記提供された商品を購買する購買ユーザと、 前記販売ユーザと購買ユーザとの間に生じた代金の決済
    を代行する決済機関と、を有し、 前記販売ユーザは、ネットワークに接続された販売ユー
    ザ端末を有し、 前記購買ユーザ端末は、前記ネットワークに接続された
    購買ユーザ端末を有し、 前記決済機関は、前記ネットワーク上に接続された決済
    機関端末を有し、 前記販売ユーザ及び前記購買ユーザが、各々前記決済機
    関に口座を開設する口座開設工程と、 前記販売ユーザが、前記販売ユーザ端末より前記商品を
    前記ネットワーク上に提供する商品提供工程と、 前記購買ユーザが、前記購買ユーザ端末により前記ネッ
    トワーク上に提供された前記商品を購買する商品購買工
    程と、 前記販売ユーザが、前記購買により生じた決済の代行を
    前記販売ユーザ端末より前記決済機関端末へ依頼する販
    売ユーザ決済依頼工程と、 前記購買ユーザが、前記決済の代行を前記購買ユーザ端
    末より前記決済機関に依頼する購買ユーザ決済依頼工程
    と、 前記決済機関が、前記決済の代行の依頼を前記決済機関
    端末により受信し、受信した該決済の代行の依頼を基に
    自動的に前記決済機関端末において前記決済を前記販売
    ユーザ及び前記購買ユーザが各々開設した前記口座を介
    して実行する口座決済実行工程と、を有することを特徴
    とするオンライン決済方法。
  55. 【請求項55】 販売する商品を提供する販売ユーザ
    と、 前記提供された商品を購買する購買ユーザと、 前記販売ユーザと購買ユーザとの間に生じた代金の決済
    を代行する決済機関と、 前記販売ユーザに対して前記商品を販売する場を提供す
    る仲介業者と、を有し、 前記販売ユーザは、ネットワークに接続された販売ユー
    ザ端末を有し、 前記購買ユーザ端末は、前記ネットワークに接続された
    購買ユーザ端末を有し、 前記決済機関は、前記ネットワーク上に接続された決済
    機関端末を有し、 前記仲介業者は、前記ネットワーク上に接続された仲介
    業者端末を有し、 前記販売ユーザ及び前記購買ユーザが、各々前記決済機
    関に口座を開設する口座開設工程と、 前記販売ユーザが、前記販売ユーザ端末より前記仲介業
    者端末へ前記販売する商品を登録する商品登録工程と、 前記仲介業者が、前記仲介業者端末を介して前記販売ユ
    ーザより登録された前記商品を前記ネットワーク上に提
    供する仲介業者商品提供工程と、 前記購買ユーザが、前記購買ユーザ端末により前記ネッ
    トワーク上に提供された前記販売する商品を購買する商
    品購買工程と、 前記仲介業者端末が、前記販売ユーザ端末へ前記商品を
    購買した購買ユーザに関する情報を通知する販売側購買
    ユーザ通知工程と、 前記仲介業者端末が、前記購買ユーザ端末へ前記販売ユ
    ーザに関する情報を通知する購買側販売ユーザ通知工程
    と、 前記販売ユーザが、前記購買により生じた決済の代行を
    前記販売ユーザ端末より前記決済機関に依頼する販売ユ
    ーザ決済依頼工程と、 前記購買ユーザが、前記決済の代行を前記購買ユーザ端
    末より前記決済機関に依頼する購買ユーザ決済依頼工程
    と、 前記決済機関が、前記決済の代行の依頼を前記決済機関
    端末により受信し、受信した該決済の代行の依頼を基に
    自動的に前記決済機関端末において前記決済を前記販売
    ユーザ及び前記購買ユーザが各々開設した前記口座を介
    して実行する口座決済実行工程と、を有することを特徴
    とするオンライン決済方法。
  56. 【請求項56】 前記購買ユーザ及び前記販売ユーザ
    が、自身が所有する携帯電話端末に格納されたID情報
    を前記購買ユーザ端末若しくは販売ユーザ端末を介して
    前記決済機関端末へ通知するID情報通知工程と、 前記決済機関端末が前記購買ユーザ端末及び前記販売ユ
    ーザ端末から通知された前記ID情報を基に、前記購買
    ユーザ及び前記販売ユーザが口座を登録した正規のユー
    ザであるか否かを判定するユーザ認証工程と、をさらに
    有し、 前記ユーザ認証工程における前記判定の結果、前記購買
    ユーザ及び前記販売ユーザが前記正規のユーザであると
    判定された場合、前記決済機関が前記決済の代行の依頼
    を受け付けることを特徴とする請求項54または55記
    載のオンライン決済方法。
  57. 【請求項57】 販売する商品を提供する販売ユーザ
    と、 前記提供された商品を購買する購買ユーザと、 前記販売ユーザと購買ユーザとの間に生じた代金の決済
    を代行する決済機関と、を有し、 前記販売ユーザは、 第1のネットワーク及び第2のネットワークに接続され
    た販売ユーザ端末と、 前記第2のネットワークに接続された店舗端末と、を有
    し、 前記購買ユーザ端末は、前記第1のネットワークに接続
    された購買ユーザ端末を有し、 前記決済機関は、前記第1のネットワーク上に接続され
    た決済機関端末を有し、 前記販売ユーザ及び前記購買ユーザが、各々前記決済機
    関に口座を開設する口座開設工程と、 前記販売ユーザが、前記商品を前記店舗において提供す
    る店舗商品提供工程と、 前記購買ユーザが、前記店舗において提供された前記商
    品を購買する店舗商品購買工程と、 前記販売ユーザが、前記購買により生じた決済の代行を
    前記販売ユーザ端末より前記決済機関に依頼する販売ユ
    ーザ決済依頼工程と、 前記購買ユーザが前記決済の代行を前記店舗端末より前
    記販売ユーザ端末を介して前記決済機関に依頼する購買
    ユーザ店舗決済依頼工程と、 前記決済機関が、前記決済の代行の依頼を前記決済機関
    端末により受信し、受信した該決済の代行の依頼を基に
    自動的に前記決済機関端末において前記決済を前記販売
    ユーザ及び前記購買ユーザが各々開設した前記口座を介
    して実行する口座決済実行工程と、を有することを特徴
    とするオンライン決済方法。
  58. 【請求項58】 前記決済機関は、前記口座を前記購買
    ユーザが所有している携帯電話端末に格納されたID情
    報に対応付けて管理し、 前記購買ユーザが、該購買ユーザが所有する携帯電話端
    末に格納されたID情報を前記店舗端末より前記販売ユ
    ーザ端末を介して前記決済機関端末へ通知するID情報
    通知工程と、 前記決済機関端末が、前記購買ユーザ端末から通知され
    た前記ID情報を基に、前記購買ユーザが前記口座を登
    録した正規のユーザであるか否かを判定する購買ユーザ
    認証工程と、をさらに有し、 前記購買ユーザ認証工程における前記判定の結果、前記
    購買ユーザが前記正規のユーザであると判定された場
    合、前記決済機関が前記決済の代行の依頼を受け付ける
    ことを特徴とする請求項57記載のオンライン決済方
    法。
  59. 【請求項59】 前記販売ユーザ端末が、前記購買ユー
    ザに対して前記商品を購買した額に応じたポイントを付
    与するポイント付加工程と、 前記販売ユーザ端末が、付与した前記ポイントの値を前
    記決済機関端末へ通知する付加ポイント通知工程と、を
    さらに有し、 前記口座は、前記購買ユーザ毎に蓄えられたポイントの
    残高を格納し、 前記決済機関端末が、通知された前記ポイントの値によ
    り前記口座に格納されている前記ポイントの残高を減算
    し、該減算の結果により前記ポイントの残高を更新する
    決済側ポイント残高更新工程と、をさらに有することを
    特徴とする請求項58記載のオンライン決済方法。
  60. 【請求項60】 商品を店舗において販売する販売業者
    と、前記商品を購買する購買ユーザと、を有するサービ
    スポイント決済方法であって、 前記販売業者は、前記購買ユーザに購買された額に応じ
    たポイントを付加し、付与した該ポイントの残高を前記
    購買ユーザが所有する携帯電話端末に格納されているI
    D情報に基づいて管理することを特徴とするサービスポ
    イント決済方法。
  61. 【請求項61】 商品を店舗において販売する販売業者
    と、前記商品を購買する購買ユーザと、を有するサービ
    スポイント決済方法であって、 前記販売業者は、前記購買ユーザが所有している携帯電
    話端末に格納されたID情報毎に対応させて、前記購買
    ユーザ毎に蓄えられたポイントの残高を管理するポイン
    ト残高管理手段を有し、 前記購買ユーザが、前記店舗において商品を購買する店
    舗商品購買工程と、 前記購買ユーザが、前記店舗において購買した代金を支
    払うにあたり、前記購買ユーザが所有する携帯電話端末
    のID情報を前記販売業者へ通知するID情報通知工程
    と、 前記販売業者が、通知された前記ID情報を用いて前記
    購買ユーザを認証する購買ユーザ認証工程と、 該購買ユーザ認証工程において前記購買ユーザの認証が
    確立された場合、前記購買ユーザが、前記代金の内、ポ
    イントで支払う額を前記ポイント残高管理手段へ通知す
    る使用ポイント通知工程と、 前記ポイント残高管理手段が、前記使用ポイント通知工
    程において通知されたポイントの値を管理しているポイ
    ントの残高から減算し、該減算した結果のポイントの値
    で前記管理しているポイントの残高を更新する使用後ポ
    イント残高更新工程と、 前記購買ユーザが、前記代金の内、残りの代金を現金で
    支払う現金支払工程と、 前記販売業者が、前記現金支払工程において現金で支払
    われた額を前記ポイント残高管理手段へ通知する使用現
    金通知工程と、 前記ポイント残高管理手段が、前記使用現金通知工程に
    おいて通知された現金の額に応じたポイントを前記管理
    しているポイントの残高に加算し、該加算した結果のポ
    イントの値で前記管理しているポイントの残高を更新す
    る付与後ポイント残高更新工程と、を有することを特徴
    とするサービスポイント決済方法。
  62. 【請求項62】 商品を店舗において販売する販売業者
    と、前記商品を購買する購買ユーザと、を有するサービ
    スポイント決済方法であって、 前記販売業者は、 ネットワークに接続された販売業者端末と、 前記店舗に備えられた店舗端末と、 を有し、 前記販売業者端末は、 前記購買ユーザ毎に蓄えられた前記ポイントの残高を管
    理するポイント残高管理手段を有し、 該ポイント残高管理手段は、前記購買ユーザが所有する
    携帯電話端末に格納されたID情報と対応付けて前記購
    買ユーザ毎に前記ポイントの残高を管理し、 前記店舗端末が、前記購買ユーザにより購買された商品
    の代金を集計する代金集計工程と、 前記店舗端末が、前記購買ユーザが所有する携帯電話端
    末に格納されたID情報を取得するID情報取得工程
    と、 前記店舗端末が、前記ID情報取得工程において取得し
    た前記ID情報を前記販売業者端末へ通知するID情報
    通知工程と、 前記ポイント残高管理手段が、前記ID情報通知工程に
    おいて通知された前記ID情報を基に、前記購買ユーザ
    に対応付けられた前記ポイントの残高を特定するポイン
    ト残高特定工程と、 前記販売業者端末が、前記ポイント残高特定工程におい
    て特定された前記ポイントの残高を前記店舗端末へ通知
    するポイント残高店舗通知工程と、 前記店舗端末が、通知された前記ポイントの残高を前記
    購買ユーザに提示するポイント残高提示工程と、 前記店舗端末が、前記ポイント残高提示工程において提
    示された前記ポイントの残高を基に、前記購買ユーザか
    ら使用するポイントの値を入力させる使用ポイント入力
    要求工程と、 前記店舗端末が、前記購買ユーザから入力された前記使
    用するポイントの値を前記販売業者端末へ通知する使用
    ポイント通知工程と、 前記店舗端末が、前記代金の内、現金で支払われた額を
    前記販売業者端末へ通知する現金額通知工程と、 前記販売業者端末が、前記使用ポイント通知工程におい
    て通知された前記使用するポイントの値を前記ポイント
    残高管理手段において管理されている前記購買ユーザの
    ポイントの残高から減算するポイント残高減算工程と、 前記販売業者端末が、前記現金額通知工程において通知
    された前記現金で支払われた額に所定の率を乗算し、前
    記購買ユーザに付与するポイントの値を算出する付与ポ
    イント算出工程と、 前記販売業者端末が、前記付与ポイント算出工程におい
    て算出された前記付与するポイントの値を前記ポイント
    残高管理手段において管理されている前記購買ユーザの
    ポイントの残高に加算するポイント残高加算工程と、を
    有することを特徴とするサービスポイント決済方法。
  63. 【請求項63】 販売する商品を提供する販売ユーザが
    有する販売ユーザ端末と、前記提供された商品を購買す
    る購買ユーザが有する購買ユーザ端末と、前記販売ユー
    ザと購買ユーザとの間に生じた代金の決済を代行する決
    済機関が有する決済機関端末と、を実行させるプログラ
    ムを記録した記録媒体であって、 前記決済機関端末に、前記販売ユーザ及び購買ユーザか
    ら前記決済の代行を依頼された場合、前記購買ユーザか
    ら前記代金を確保し、前記購買ユーザから前記商品を受
    け取ったことを通知された場合、前記確保した代金を前
    記販売ユーザへ引き渡すことを実行させるためのプログ
    ラムを記録した記録媒体。
  64. 【請求項64】 前記販売ユーザ端末に、 前記販売ユーザに前記決済機関へ決済の代行を依頼させ
    る販売ユーザ決済依頼処理と、を実行させ、 前記購買ユーザ端末に、 前記購買ユーザに前記決済機関へ前記決済の代行を依頼
    させる購買ユーザ決済依頼要求処理と、 前記購買ユーザに前記販売ユーザから前記購買した商品
    を受け取ったことを前記決済機関へ通知させる商品送付
    済通知処理と、を実行させ、 前記決済機関端末に、 前記販売ユーザ端末及び前記購買ユーザ端末から前記決
    済の代行が依頼された場合、前記購買ユーザから前記代
    金を確保する購買ユーザ代金確保処理と、 前記購買ユーザ端末から前記購買した商品が送付された
    ことが通知された場合、前記購買ユーザ代金確保処理に
    おいて確保された前記代金を前記販売ユーザへ支払う確
    保代金支払処理と、を実行させるための請求項63記載
    のプログラムを記録した記録媒体。
  65. 【請求項65】 前記決済機関端末に、 前記販売ユーザ及び購買ユーザに口座を開設する口座開
    設処理を実行させ、 前記決済機関端末に、前記購買ユーザが開設した口座よ
    り前記代金を確保し、確保した前記代金を前記販売ユー
    ザが開設した前記口座へ振り込むことで、前記支払いを
    実行させるための請求項63または64記載のプログラ
    ムを記録した記録媒体。
  66. 【請求項66】 前記購買ユーザ代金確保処理は、前記
    購買ユーザが前記決済機関端末に開設した口座から前記
    決済機関端末に前記代金を確保させ、 前記確保代金支払処理は、前記決済機関端末に、前記購
    買ユーザ代金確保処理において確保した前記代金を前記
    販売ユーザが前記決済機関端末に開設した口座へ入金さ
    せることを特徴とする請求項65記載のプログラムを記
    録した記録媒体。
  67. 【請求項67】 前記決済機関端末に、 前記購買ユーザ及び前記販売ユーザに正規のユーザであ
    ることを認証するための認証情報を付与する認証情報付
    与処理をさらに実行させ、 前記購買ユーザ決済依頼処理は、前記購買ユーザに前記
    購買ユーザ端末から前記購買ユーザに付与された認証情
    報を前記決済機関端末へ通知させ、 前記販売ユーザ決済依頼処理は、前記販売ユーザに前記
    販売ユーザ端末から前記販売ユーザに付与された認証情
    報を前記決済機関端末へ通知させ、 前記決済機関端末に、 通知された前記認証情報より前記購買ユーザ及び前記販
    売ユーザの認証を実行するユーザ認証処理をさらに実行
    させ、 前記決済機関端末に、前記ユーザ認証処理において前記
    購買ユーザ及び前記販売ユーザの認証が確立された場
    合、前記決済の代行の依頼を受け付けさせるための請求
    項63から66のいずれか1項に記載のプログラムを記
    録した記録媒体。
  68. 【請求項68】 前記決済機関端末に、 前記購買ユーザ及び前記販売ユーザに正規のユーザであ
    ることを認証するための認証情報を付与する認証情報付
    与処理をさらに実行させ、 前記認証情報は、前記決済機関端末が各ユーザに対して
    開設した口座の口座名と、該口座を開設するにあたり各
    ユーザが指定したパスワードと、を含み、 前記購買ユーザ端末に、 前記購買ユーザが前記決済機関に前記決済の代行を依頼
    するにあたり、前記購買ユーザに前記認証情報を前記購
    買ユーザ端末へ入力させる購買ユーザ認証情報入力要求
    処理をさらに実行させ、 前記購買ユーザ決済依頼処理は、前記購買ユーザ端末に
    前記購買ユーザ認証情報入力要求処理において入力され
    た前記購買ユーザの認証情報を含んで前記決済の代行を
    依頼させ、 前記販売ユーザ端末に、 前記販売ユーザが前記決済機関に前記決済の代行を依頼
    するにあたり、前記販売ユーザに前記認証情報を前記販
    売ユーザ端末へ入力させる販売ユーザ認証情報入力要求
    処理をさらに実行させ、 前記販売ユーザ決済依頼処理は、前記販売ユーザ端末に
    前記販売ユーザ認証情報入力要求処理において入力され
    た前記販売ユーザの認証情報を含んで前記決済の代行を
    依頼させ、 前記決済機関端末に、 前記決済の代行の依頼と共に通知された前記認証情報よ
    り前記購買ユーザ及び前記販売ユーザの認証を実行する
    決済依頼時ユーザ認証処理をさらに実行させ、 前記決済機関端末に、前記決済依頼時ユーザ認証処理に
    おいて前記購買ユーザ及び前記販売ユーザの認証が確立
    された場合、前記決済の代行の依頼を受け付けさせ、 前記購買ユーザ端末に、 前記購買ユーザに前記販売ユーザから前記商品が送付さ
    れたこと及び前記購買ユーザに付与された前記認証情報
    を入力させる商品送付済入力要求処理をさらに実行さ
    せ、 前記商品送付済通知処理は、前記購買ユーザ端末に前記
    商品送付済入力要求処理において入力された前記販売ユ
    ーザから前記商品が送付されたこと及び前記認証情報を
    前記決済機関端末へ通知させ、 前記決済機関端末に、前記商品が送付されたことと共に
    通知された前記認証情報より前記購買ユーザの認証を実
    行する商品送付済時ユーザ認証処理をさらに実行させ、 前記決済機関端末に、前記商品送付済時ユーザ認証処理
    において前記購買ユーザの認証が確立された場合、前記
    購買ユーザの口座から確保した前記代金を前記販売ユー
    ザの口座へ振り込ませるための請求項65または66記
    載のプログラムを記録した記録媒体。
  69. 【請求項69】 前記決済機関端末に、 前記購買ユーザ及び前記販売ユーザに正規のユーザであ
    ることを認証するための認証情報を付与する認証情報付
    与処理をさらに実行させ、 前記認証情報は、各ユーザが所有する携帯電話端末に格
    納されているID情報を含み、 前記購買ユーザ端末に、 前記購買ユーザが前記決済機関に前記決済の代行を依頼
    するにあたり、前記購買ユーザに前記携帯電話端末から
    前記認証情報となるID情報を前記購買ユーザ端末へ入
    力させる購買ユーザ認証情報入力要求処理をさらに実行
    させ、 前記購買ユーザ決済依頼処理は、前記購買ユーザ端末に
    前記購買ユーザ認証情報入力要求処理において入力され
    た前記ID情報を含んで前記決済の代行を依頼させ、 前記販売ユーザ端末に、 前記販売ユーザが前記決済機関に前記決済の代行を依頼
    するにあたり、前記販売ユーザに前記携帯電話端末から
    前記認証情報となるID情報を前記販売ユーザ端末へ入
    力させる販売ユーザ認証情報入力要求処理をさらに実行
    させ、 前記販売ユーザ決済依頼処理は、前記販売ユーザ端末に
    前記販売ユーザ認証情報入力要求処理において入力され
    た前記ID情報を含んで前記決済の代行を依頼させ、 前記決済機関端末に、 前記決済の代行の依頼と共に通知された前記認証情報よ
    り前記購買ユーザ及び前記販売ユーザの認証を実行する
    決済依頼時ユーザ認証処理をさらに実行させ、 前記決済機関端末に、前記決済依頼時ユーザ認証処理に
    おいて前記購買ユーザ及び前記販売ユーザの認証が確立
    された場合、前記決済の代行の依頼を受け付けさせ、 前記購買ユーザ端末に、 前記購買ユーザに前記販売ユーザから前記商品が送付さ
    れたこと及び前記購買ユーザに付与された前記認証情報
    を入力させる商品送付済入力要求処理をさらに実行さ
    せ、 前記商品送付済通知処理は、前記購買ユーザ端末に前記
    商品送付済入力要求処理において入力された前記販売ユ
    ーザから前記商品が送付されたこと及び前記認証情報を
    前記決済機関端末へ通知させ、 前記決済機関端末に、前記商品が送付されたことと共に
    通知された前記認証情報より前記購買ユーザの認証を実
    行する商品送付済時ユーザ認証処理をさらに実行させ、 前記決済機関端末に、前記商品送付済時ユーザ認証処理
    において前記購買ユーザの認証が確立された場合、前記
    購買ユーザから確保した前記代金を前記販売ユーザへ支
    払わせるための請求項63から66のいずれか1項に記
    載のプログラムを記録した記録媒体。
  70. 【請求項70】 前記決済機関端末は、前記口座を前記
    ID情報と対応付けて管理し、 前記決済機関端末に前記購買ユーザ若しくは前記販売ユ
    ーザから前記認証情報が通知されると、該認証情報に含
    まれる前記ID情報より前記口座を特定して、特定した
    前記口座を介して前記決済を実行させるための請求項6
    9記載のプログラムを記録した記録媒体。
  71. 【請求項71】 前記購買ユーザ及び前記販売ユーザ
    は、同一の決済依頼の件に関して同一の識別情報を前記
    決済機関に通知し、 前記決済機関端末に、前記識別情報を基に前記同一の決
    済依頼の件を判定する決済判別処理をさらに実行させる
    ための請求項63から70のいずれか1項に記載のプロ
    グラムを記録した記録媒体。
  72. 【請求項72】 前記販売ユーザ端末に、 前記購買ユーザに対して購入された額に応じたポイント
    を付与するポイント付与処理をさらに実行させ、 前記決済機関端末に、前記代金に前記ポイントを含ませ
    て前記決済を実行させるための請求項63から71のい
    ずれか1項に記載のプログラムを記録した記録媒体。
  73. 【請求項73】 前記販売ユーザ端末に、 前記購買ユーザに対して購入された額に応じたポイント
    を付与するポイント付与処理と、 該ポイント付与処理において前記購買ユーザ毎に付与し
    たポイントの値を前記決済機関端末に通知する付与ポイ
    ント通知処理と、をさらに実行させ、 前記決済機関端末に、 前記付与ポイント通知処理において通知された前記ポイ
    ントの値を前記購買ユーザに対応する前記口座に蓄える
    ポイント格納処理をさらに実行させ、 前記決済機関端末に、前記代金に前記ポイントを含ませ
    て前記決済を実行させ、 前記ポイント付与処理は、前記購買ユーザ端末に前記決
    済において金銭で支払われた額に応じて前記ポイントを
    付与させることを特徴とする請求項65から71のいず
    れか1項に記載のプログラムを記録した記録媒体。
  74. 【請求項74】 前記購買ユーザ端末に、 前記購買ユーザに前記代金に含ませるポイントの値を入
    力させる使用ポイント入力要求処理と、 該使用ポイント入力要求処理において入力された前記ポ
    イントの値を前記決済機関へ通知する使用ポイント通知
    処理と、をさらに実行させ、 前記決済機関端末に前記通知されたポイントの値を含ま
    せて前記代金を前記販売ユーザへ支払わせるための請求
    項72または73記載のプログラムを記録した記録媒
    体。
  75. 【請求項75】 前記販売ユーザは、商品を販売する店
    舗を有し、 前記購買ユーザは、前記店舗において前記商品を購入
    し、 前記店舗は、前記購買ユーザにより購入された前記商品
    の代金を集計する店舗端末を有し、 前記店舗端末に、 前記購買ユーザに前記店舗端末へ前記決済の代行の依頼
    を入力させる購買ユーザ店舗決済依頼入力要求処理と、 前記購買ユーザ端末へ集計した前記代金を通知する集計
    代金通知処理と、を実行させ、 前記購買ユーザ決済依頼処理は、前記店舗端末より前記
    販売ユーザ端末を介して前記決済機関端末へ前記決済の
    代行を依頼させ、 前記販売ユーザ決済代行依頼は、前記販売ユーザ端末に
    前記集計代金通知処理において通知された前記代金を基
    に前記決済機関端末へ前記決済の代行を依頼させること
    を特徴とする請求項63から74のいずれか1項に記載
    のプログラムを記録した記録媒体。
  76. 【請求項76】 前記店舗端末に、 前記購買ユーザに該購買ユーザが所有する携帯電話端末
    のID情報を入力させるID情報入力要求処理をさらに
    実行させ、 前記購買ユーザ決済依頼処理は、前記ID情報入力要求
    処理において入力された前記ID情報を含ませて前記決
    済機関端末へ前記決済の代行を依頼させ、 前記ユーザ認証処理は、前記決済機関端末に、前記購買
    ユーザを認証するにあたり、通知された前記ID情報を
    基に前記購買ユーザが正規のユーザであるか否かを判定
    させることを特徴とする請求項75記載のプログラムを
    記録した記録媒体。
  77. 【請求項77】 前記販売ユーザは、商品を販売する店
    舗を有し、 前記購買ユーザは、前記店舗において前記商品を購入
    し、 前記販売ユーザ端末は、前記購買ユーザへ付与している
    ポイントの残高を管理するポイント残高管理手段を有
    し、 前記店舗端末に、 前記購買ユーザに前記店舗に備えられた店舗端末を介し
    て前記代金に含ませるポイントの値を入力させる使用ポ
    イント入力要求処理と、 該使用ポイント入力要求処理において入力された前記ポ
    イントの値を前記販売ユーザ端末へ通知する使用ポイン
    ト通知処理と、を実行させ、 前記販売ユーザ端末に、 前記ポイント残高管理手段が通知された前記ポイントの
    値を管理している前記ポイントの残高から減算し、該減
    算の結果の値により格納している前記ポイントの残高を
    更新する販売側ポイント残高更新処理と、 前記ポイント残高通知処理において前記ポイントの残高
    が更新された場合、更新された前記ポイントの残高を前
    記決済機関端末へ通知する更新後ポイント通知処理と、
    をさらに実行させ、 前記決済機関端末に、 前記口座に蓄えられている前記購買ユーザの前記ポイン
    トの残高を前記更新後ポイント通知処理において通知さ
    れた前記ポイントの残高で更新する決済側ポイント残高
    更新処理をさらに実行させるための請求項73記載のプ
    ログラムを記録した記録媒体。
  78. 【請求項78】 前記ポイント管理手段は、前記ID情
    報に対応させて前記購買ユーザ毎に前記ポイントの残高
    を管理し、 前記決済機関端末は、前記口座を前記ID情報に対応付
    けて管理し、 前記店舗端末に、 前記購買ユーザに該購買ユーザが所有する携帯電話端末
    のID情報を入力させるID情報入力要求処理と、 該ID情報入力要求処理において入力された前記ID情
    報を前記販売ユーザ端末へ通知させるID情報通知処理
    と、を実行させ、 前記購買ユーザ決済依頼処理は、前記ID情報入力要求
    処理において入力された前記ID情報を含ませて前記決
    済機関端末へ前記決済の代行を依頼させ、 前記販売ユーザ端末に、 前記店舗端末を介して通知された前記ID情報を基に、
    前記購買ユーザが正規のユーザであるか否かを判定する
    購買ユーザ認証処理をさらに実行させ、 前記販売側ポイント残高更新処理は、前記販売ユーザ端
    末に、前記購買ユーザ認証処理において前記購買ユーザ
    が正規のユーザであると判定された場合、前記購買ユー
    ザから前記店舗端末を介して通知された前記ポイントの
    値を前記ポイント残高管理手段が管理している前記ポイ
    ントの残高から減算し、該減算の結果の値により格納し
    ている前記ポイントの残高を更新させ、 前記更新後ポイント通知処理は、前記販売ユーザ端末
    に、前記更新された最新のポイント残高と共に前記ID
    情報を前記決済機関端末へ通知させ、 前記決済側ポイント残高更新処理は、前記決済機関端末
    に、通知された前記ID情報を基に前記購買ユーザの口
    座に蓄えられた前記ポイントの残高を前記更新された最
    新のポイント残高に更新させることを特徴とする請求項
    77記載のプログラムを記録した記録媒体。
  79. 【請求項79】 販売する商品を提供する販売ユーザ
    と、 前記提供された商品を購買する購買ユーザと、 前記販売ユーザと購買ユーザとの間に生じた代金の決済
    を代行する決済機関と、を有し、 前記販売ユーザは、ネットワークに接続された販売ユー
    ザ端末を有し、 前記購買ユーザ端末は、前記ネットワークに接続された
    購買ユーザ端末を有し、 前記決済機関は、前記ネットワーク上に接続された決済
    機関端末を有し、 前記決済機関端末に、 前記販売ユーザ及び前記購買ユーザに各々前記決済機関
    端末に口座を開設する口座開設処理を実行させ、 前記販売ユーザ端末に、 前記販売ユーザに前記商品を前記ネットワーク上に提供
    する商品提供処理を実行させ、 前記購買ユーザ端末に、 前記購買ユーザに前記ネットワーク上に提供された前記
    商品を購買させる商品購買処理を実行させ、 前記販売ユーザ端末に、 前記購買により生じた決済の代行を前記決済機関端末に
    依頼する販売ユーザ決済依頼処理をさらに実行させ、 前記購買ユーザ端末に、 前記購買ユーザに前記決済の代行の依頼を前記購買ユー
    ザ端末に入力させる購買ユーザ決済依頼入力要求処理
    と、 該購買ユーザ決済依頼入力要求処理において前記購買ユ
    ーザから入力された前記決済の代行の依頼を前記決済機
    関端末へ通知する購買ユーザ決済依頼処理と、をさらに
    実行させ、 前記決済機関端末に、受信した前記決済の代行の依頼を
    基に自動的に前記決済機関端末において前記決済を前記
    販売ユーザ及び前記購買ユーザが各々開設した前記口座
    を介して実行する口座決済実行処理と、をさらに実行さ
    せるためのプログラムを記録した記録媒体。
  80. 【請求項80】 販売する商品を提供する販売ユーザ
    と、 前記提供された商品を購買する購買ユーザと、 前記販売ユーザと購買ユーザとの間に生じた代金の決済
    を代行する決済機関と、 前記販売ユーザに対して前記商品を販売する場を提供す
    る仲介業者と、を有し、 前記販売ユーザは、ネットワークに接続された販売ユー
    ザ端末を有し、 前記購買ユーザ端末は、前記ネットワークに接続された
    購買ユーザ端末を有し、 前記決済機関は、前記ネットワーク上に接続された決済
    機関端末を有し、 前記仲介業者は、前記ネットワーク上に接続された仲介
    業者端末を有し、 前記決済機関端末に、 前記販売ユーザ及び前記購買ユーザに、各々前記決済機
    関に口座を開設する口座開設処理を実行させ、 前記販売ユーザ端末に、 前記販売ユーザに前記仲介業者端末へ前記商品を登録す
    る商品登録処理を実行させ、 前記仲介業者端末に、 前記販売ユーザ端末より登録された前記商品を前記ネッ
    トワーク上に提供する仲介業者商品提供処理を実行さ
    せ、 前記購買ユーザ端末に、 前記購買ユーザに前記ネットワーク上に提供された前記
    販売する商品を購買する商品購買処理を実行させ、 前記仲介業者端末に、 前記販売ユーザ端末へ前記商品を購買した購買ユーザに
    関する情報を通知する販売側購買ユーザ通知処理と、 前記購買ユーザ端末へ前記販売ユーザに関する情報を通
    知する購買側販売ユーザ通知処理と、をさらに実行さ
    せ、 前記販売ユーザ端末に、 前記購買により生じた決済の代行を前記決済機関端末に
    依頼する販売ユーザ決済依頼処理をさらに実行させ、 前記購買ユーザ端末に、 前記購買ユーザに前記決済の代行の依頼を前記購買ユー
    ザ端末に入力させる購買ユーザ決済依頼入力要求処理
    と、 該購買ユーザ決済依頼入力要求処理において前記購買ユ
    ーザから入力された前記決済の代行の依頼を前記決済機
    関端末へ通知する購買ユーザ決済依頼処理と、をさらに
    実行させ、 前記決済機関端末に、受信した前記決済の代行の依頼を
    基に自動的に前記決済機関端末において前記決済を前記
    販売ユーザ及び前記購買ユーザが各々開設した前記口座
    を介して実行する口座決済実行処理と、をさらに実行さ
    せるためのプログラムを記録した記録媒体。
  81. 【請求項81】 前記購買ユーザ端末及び前記販売ユー
    ザ端末に、 各ユーザが所有する携帯電話端末に格納されたID情報
    を各ユーザ端末に入力させるID情報入力要求処理と、 該ID情報入力要求処理において入力された前記ID情
    報を前記決済機関端末へ通知するID情報通知処理と、
    をさらに実行させ、 前記決済機関端末に、 前記購買ユーザ端末から通知された前記ID情報を基
    に、前記購買ユーザ及び前記販売ユーザが各々前記口座
    を登録した正規のユーザであるか否かを判定するユーザ
    認証処理をさらに実行させ、 前記決済機関端末に、前記購買ユーザ認証処理における
    前記判定の結果、前記購買ユーザが前記正規のユーザで
    あると判定された場合、前記決済機関が前記決済の代行
    の依頼を受け付けさせるための請求項79または80記
    載のプログラムを記録した記録媒体。
  82. 【請求項82】 販売する商品を提供する販売ユーザ
    と、 前記提供された商品を購買する購買ユーザと、 前記販売ユーザと購買ユーザとの間に生じた代金の決済
    を代行する決済機関と、を有し、 前記販売ユーザは、 第1のネットワーク及び第2のネットワークに接続され
    た販売ユーザ端末と、 前記第2のネットワークに接続された店舗端末と、を有
    し、 前記購買ユーザ端末は、前記第1のネットワークに接続
    された購買ユーザ端末を有し、 前記決済機関は、前記第1のネットワーク上に接続され
    た決済機関端末を有し、 前記販売ユーザは、前記商品を前記店舗において提供
    し、 前記購買ユーザは、前記商品を前記店舗において購買
    し、 前記決済機関端末に、 前記販売ユーザ及び前記購買ユーザに各々前記決済機関
    に口座を開設する口座開設処理を実行させ、 前記店舗端末に、 前記購買ユーザにより購買された前記商品の代金を集計
    する代金集計処理と、 該代金集計処理において集計された代金を前記販売ユー
    ザ端末へ通知する集計代金通知処理と、 前記購買ユーザに前記決済機関端末への前記代金の決済
    の代行の依頼を入力させる購買ユーザ店舗決済依頼入力
    要求処理と、 該購買ユーザ店舗決済依頼入力要求処理において入力さ
    れた前記決済の代行の依頼を前記販売ユーザ端末へ通知
    する購買ユーザ店舗決済依頼通知処理と、を実行させ、 前記販売ユーザ端末に、 前記集計代金通知処理及び前記購買ユーザ店舗決済依頼
    通知処理において通知された内容を基に、前記代金の決
    済の代行を前記決済機関端末に依頼する決済依頼処理を
    実行させ、 前記決済機関端末に、前記決済の代行の依頼を受信し、
    受信した該決済の代行の依頼を基に自動的に前記決済機
    関端末において前記決済を前記販売ユーザ及び前記購買
    ユーザが各々開設した前記口座を介して実行する口座決
    済実行処理をさらに実行させるためのプログラムを記録
    した記録媒体。
  83. 【請求項83】 前記決済機関は、前記口座を前記購買
    ユーザが所有する携帯電話端末に格納されているID情
    報に対応付けて管理し、 前記店舗端末に、 前記購買ユーザが所有する携帯電話端末に格納されたI
    D情報を入力させる購買ユーザID情報入力要求処理
    と、 該購買ユーザID情報入力要求処理において入力された
    前記ID情報を前記前記販売ユーザ端末へ通知する購買
    ユーザID情報通知処理と、をさらに実行させ、 前記決済依頼処理は、前記販売ユーザ端末に、前記購買
    ユーザID情報通知処理において通知された前記ID情
    報を基に、前記決済の代行の依頼を前記決済機関端末へ
    通知させ、 前記決済機関端末に、 前記購買ユーザ端末から通知された前記ID情報を基
    に、前記購買ユーザが前記口座を登録した正規のユーザ
    であるか否かを判定する購買ユーザ認証処理をさらに実
    行させ、 前記決済機関端末に、前記購買ユーザ認証処理における
    前記判定の結果、前記購買ユーザが前記正規のユーザで
    あると判定された場合、前記決済の代行の依頼を受け付
    けさせるための請求項82記載のプログラムを記録した
    記録媒体。
  84. 【請求項84】 前記決済機関端末は、前記口座におい
    て前記購買ユーザ毎に蓄えられたポイントの残高を格納
    し、 前記販売ユーザ端末に、 前記購買ユーザに対して前記商品を購買した額に応じた
    ポイントを付与するポイント付加処理と、 付与された前記ポイントの値を前記決済機関端末へ通知
    する付加ポイント通知処理と、をさらに実行させ、 前記決済機関端末に、 通知された前記ポイントの値により前記口座に格納され
    ている前記ポイントの残高を減算し、該減算の結果によ
    り前記ポイントの残高を更新する決済機関側ポイント残
    高更新処理をさらに実行させるための請求項83記載の
    プログラムを記録した記録媒体。
  85. 【請求項85】 商品を店舗において販売る販売業者
    と、前記商品を購買する購買ユーザと、を有し、 前記販売ユーザは、販売ユーザ端末を有し、 前記販売ユーザ端末に、 前記購買ユーザが所有する携帯電話端末に格納されてい
    るID情報に基づいて、前記購買ユーザに対して前記販
    売業者より付与されたポイントを管理させるためのプロ
    グラムを記録した記録媒体。
  86. 【請求項86】 商品を店舗において販売する販売業者
    が有する販売業者端末と、前記店舗に設けられた店舗端
    末と、前記商品を購買する購買ユーザが所有する携帯電
    話端末と、を有し、 前記購買ユーザは、前記店舗において商品を購買し、 前記販売業者端末は、前記携帯電話端末に格納されたI
    D情報毎に対応させて、前記購買ユーザ毎に蓄えられた
    ポイントの残高を管理するポイント残高管理手段を有
    し、 前記店舗端末に、 前記購買ユーザが前記店舗において購買した代金を支払
    うにあたり、前記購買ユーザが所有する携帯電話端末の
    ID情報を入力させる購買ユーザID情報入力要求処理
    と、 該購買ユーザID情報入力要求処理において入力された
    前記ID情報を前記販売業者端末へ通知する購買ユーザ
    ID情報通知処理と、 前記購買ユーザに、前記代金の内、ポイントで支払う額
    を入力させる使用ポイント入力要求処理と、 該使用ポイント入力要求処理において入力された前記ポ
    イントの値を前記販売業者端末へ通知する使用ポイント
    通知処理と、 前記購買ユーザが前記代金の内、現金で支払った額を前
    記販売業者端末へ通知する使用現金通知処理と、を実行
    させ、 前記販売業者端末に、 通知された前記ID情報を用いて前記購買ユーザを認証
    するID情報認証処理と、 前記使用ポイント通知処理において通知されたポイント
    の値を、前記ポイント残高管理手段が管理しているポイ
    ントの残高から減算し、該減算した結果のポイントの値
    で前記管理しているポイントの残高を更新する使用後ポ
    イント残高更新処理と、 前記使用現金通知処理において通知された現金の額に応
    じたポイントを前記管理しているポイントの残高に加算
    し、該加算した結果のポイントの値で前記管理している
    ポイントの残高を更新する付与後ポイント残高更新処理
    と、を実行させるためのプログラムを記録した記録媒
    体。
  87. 【請求項87】 商品を店舗において販売する販売業者
    が有する販売業者端末と、前記店舗に設けられた店舗端
    末と、前記商品を購買する購買ユーザが所有する携帯電
    話端末と、を有し、 前記販売業者は、 ネットワークに接続された販売業者端末と、 前記店舗に備えられた店舗端末と、を有し、 前記販売業者端末は、 前記購買ユーザ毎に蓄えられた前記ポイントの残高を管
    理するポイント残高管理手段を有し、 該ポイント残高管理手段は、前記購買ユーザが所有する
    携帯電話端末に格納されたID情報と対応付けて前記購
    買ユーザ毎に前記ポイントの残高を管理し、 前記店舗端末に、 前記購買ユーザが購買する商品の代金を集計する代金集
    計処理と、 前記購買ユーザに前記携帯電話端末に格納されたID情
    報を入力させるID情報入力要求処理と、 該ID情報入力要求処理において入力された前記ID情
    報を前記販売業者端末へ通知するID情報通知処理と、
    を実行させ、 前記販売業者端末に、 前記ID情報通知処理において通知された前記ID情報
    を基に、前記購買ユーザに対応する前記ポイントの残高
    を前記ポイント残高管理手段より特定するポイント残高
    特定処理と、 該ポイント残高特定処理において特定された前記ポイン
    トの残高を前記店舗端末へ通知するポイント残高通知処
    理と、を実行させ、 前記店舗端末に、 前記ポイント残高通知処理において通知された前記ポイ
    ントの残高を前記購買ユーザに提示するポイント残高提
    示処理と、 該ポイント残高提示処理において提示された前記ポイン
    トの残高を基に、前記購買ユーザから使用するポイント
    の値を入力させる使用ポイント入力要求処理と、 前記購買ユーザから入力された前記使用するポイントの
    値を前記販売業者端末へ通知する使用ポイント通知処理
    と、 前記購買ユーザが前記代金の内、現金で支払った額を前
    記販売業者端末へ通知する現金額通知処理と、をさらに
    実行させ、 前記販売業者端末に、 前記使用ポイント通知処理において通知された前記使用
    するポイントの値を前記ポイント残高管理手段において
    管理されている前記購買ユーザのポイントの残高から減
    算するポイント残高減算処理と、 前記現金額通知処理において通知された前記現金で支払
    われた額に所定の率を乗算し、前記購買ユーザに付与す
    るポイントの値を算出する付与ポイント算出処理と、 前記販売業者端末が前記付与ポイント算出処理において
    算出された前記付与するポイントの値を前記ポイント残
    高管理手段において管理されている前記購買ユーザのポ
    イントの残高に加算するポイント残高加算処理と、をさ
    らに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
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