JP2002041750A - 事業管理システムおよび方法 - Google Patents

事業管理システムおよび方法

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JP2002041750A
JP2002041750A JP2000226535A JP2000226535A JP2002041750A JP 2002041750 A JP2002041750 A JP 2002041750A JP 2000226535 A JP2000226535 A JP 2000226535A JP 2000226535 A JP2000226535 A JP 2000226535A JP 2002041750 A JP2002041750 A JP 2002041750A
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Hideki Kanehara
秀樹 金原
Motohiro Setoya
元宏 瀬戸谷
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外国通貨建の商取引と外国為替取引を一連の関
連した取引として捉えて事業を管理する場合において、
商取引と外国為替取引の多様な組み合わせから商取引金
額を一つないしは複数の外国為替レートを反映させて会
計基準通貨へ換算して事業を管理でき、また商取引金額
に対して外国為替取引金額の超過状況および不足状況を
柔軟に管理できる事業管理システムの提供。 【解決手段】複数のクライアント計算機12とサーバ計
算機20がネットワーク上で接続され、商取引データ記
憶機能、外国為替取引データ記憶機能、会計基準通貨換
算機能、商取引データ出力機能、外国為替取引データ出
力機能を有する。事業部門は事業計画や商取引の実施状
況に応じて商取引データファイル24や外国為替取引デ
ータファイル26を記憶する。そして会計基準通貨換算
プログラム30にて、商取引金額を関連付けられた外国
為替取引データを基に会計基準通貨に換算して商取引デ
ータファイル24に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商取引事業者にお
ける販売または購入に係る事務、ないしは事業管理のた
めのシステムであって、特に外国通貨建で行われる商取
引に関する事業管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の経済発展に伴い、世界規模で商品
・サービスなどの商取引がいろいろな外国通貨で行われ
ている。特に、日本においては、「外国為替及び外国貿
易管理法」の改正により国内外居住者間で外国通貨建取
引が自由化されて以来、外国為替公認銀行だけでなくあ
らゆる事業者が外国通貨建の商取引を急速に拡大してい
る。このような変化に対応できるよう、コンピュータ・
システムを用いて個々の商取引から事業全体を管理する
取り組みが必要不可欠である。
【0003】一般に、外国通貨建の商取引は次のように
行われる。すなわち、まず、個々の事業部門は商取引先
と外国通貨建の商取引を実施する。次に事業部門は、商
取引先に対して請求・支払するように財務部門へ連絡す
る。そして財務部門は、その連絡に基づいて請求・支払
を商取引先別に集中管理し、商取引先に対して請求・支
払を行っている。
【0004】また個々の事業部門は、事業計画や商取引
の進捗状況を鑑みて、外国為替レートが有利なときに外
国為替取引を実施するように財務部門へ連絡する。そし
て財務部門は、その連絡に基づいて外国為替取引を外国
通貨別に集中的・戦略的に管理し、外国通貨資金の入金
・出金を相殺したり、必要に応じて金融機関に対して外
国通貨資金の調達・運用を行っている。
【0005】このような商取引と外国為替取引との関係
は、外国通貨建の商取引の拡大に伴って必ずしも1対1
に対応するものではない。各事業部門は1商取引につき
複数の外国為替取引を行ったり、外国為替レートが有利
なときに複数の商取引をまとめて1つの外国為替取引を
行うなど、戦略的に組み合わせて外国為替取引を行う場
合が多い。また、必ずしも商取引と外国為替取引のタイ
ミングが一致するとは限らなく、外国為替リスクを回避
するために、商取引が成立する前に外国為替取引を先物
予約したり、商取引が成立した後に外国為替市場の動向
を見ながら外国為替レートが有利な時に外国為替取引を
行うなど、タイミングを見計らって戦略的に外国為替取
引を行う場合も多い。このように商取引と外国為替取引
の組み合わせが多岐に渡っており、人手で管理するのは
困難な状況にある。
【0006】従来の事業管理においては、商取引と外国
為替取引が1対1に対応していることを前提において、
外国通貨建の商取引金額を入力するのと同時に外国為替
レートを入力し、入力された商取引金額と外国為替レー
トから会計基準通貨へ換算するような仕組みは広く行わ
れている。この場合、商取引と外国為替取引の組み合わ
せが1対多、多対1、多対多のときには会計基準通貨に
換算するのは容易ではない。また、外国為替取引で外国
為替取引金額を予め多めに先物予約しているため実際の
商取引では外国為替取引金額が超過している状況があっ
たり、商取引は済んでいるが外国為替レートが有利にな
るまでタイミングを見計らっているため外国為替取引が
不足している状況があり、外国通貨建の商取引件数が増
えたときは商取引と外国為替取引を一連の関連した取引
として捉えて事業を管理する場合においては、商取引と
外国為替取引を関連付けて管理するのは容易ではない。
【0007】一般に、個々の事業部門の従業者は、事業
計画に基づいて外国為替レートが有利なときに外国通貨
資金を調達・運用するように経営努力を行っている。し
かしながら、商取引と外国為替取引を一連の関連した取
引として捉えて事業を管理する場合において、商取引と
外国為替取引の組み合わせが多岐に渡ったときには、こ
のような要求に柔軟に適応する技術は未だ知られていな
い。
【0008】このため、有利な外国為替取引を行っても
正しく業績評価してもらえず、また不利な外国為替取引
を行っても責任の所在が明確にされないため、各事業部
門の従業者にとっては外国為替取引に対する経営努力を
行う動機付けが薄かった。この結果、外国通貨資金の調
達・運用効率が低下し、更には外国通貨資金運営コスト
がかさむという問題を引き起こしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、外国
通貨建の商取引と外国為替取引を一連の関連した取引と
して捉えて事業を管理する場合において、商取引と外国
為替取引の多様な組み合わせから商取引金額を一つない
しは複数の外国為替レートを反映させて会計基準通貨へ
換算して事業を管理できる事業管理システムおよび事業
管理方法ならびに記憶媒体を提供することにある。
【0010】また、商取引金額に対して外国為替取引金
額の超過状況および不足状況を柔軟に管理でき、外国通
貨資金の調達・運用効率を高めることのできる事業管理
システムおよび事業管理方法ならびに記憶媒体を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するた
め、本発明の装置および方法は下記の構成から成る。
【0012】すなわち、コンピュータ・システムを用い
た販売や購入などの商取引に関する事業管理システムで
あって、少なくとも商取引を識別する番号と通貨と商取
引金額に関する商取引データを記憶する商取引データ記
憶手段と、前記商取引を識別する番号と関連付けながら
少なくとも外国為替取引を識別する番号と外国為替取引
レートと外国為替取引金額に関する外国為替取引データ
を記憶する外国為替取引データ記憶手段と、前記商取引
データのうち少なくとも商取引金額を、前記外国為替取
引データの外国為替取引レートと関連づけながら会計基
準通貨に換算する会計基準通貨換算手段を備えたことを
特徴とする事業管理システムである。
【0013】また、本発明の望ましい形態は、前記会計
基準換算手段は、商取引データの商取引金額と関連して
いる外国為替取引データの外国為替取引金額とを比較
し、外国為替取引金額が不足しているときには外国為替
レートデータの外国為替公示レートと不足している外国
為替取引金額を関連付けながら会計基準通貨に換算する
ことを特徴とする事業管理システムである。
【0014】また、本発明のより望ましい形態は、前記
外国為替取引データ記憶手段は、不足している外国為替
取引金額を仮の外国為替取引データとして記憶する記憶
手段も含むことを特徴とする事業管理システムである。
【0015】また、本発明のより望ましい形態は、前記
外国為替取引データ記憶手段は、外国為替取引金額のう
ち会計基準通貨に換算することが確定した確定換算金額
を記憶する記憶手段も含むことを特徴とする事業管理シ
ステムである。
【0016】また、本発明のより望ましい形態は、商取
引データ記憶手段、外国為替取引データ記憶手段および
会計基準通貨換算手段はサーバ計算機に備えられたもの
であり、該サーバ計算機とネットワークで接続され前記
各手段にアクセス可能な複数のクライアント計算機を備
えていることを特徴とする事業管理システムである。
【0017】また、本発明の別の形態は、上記のいずれ
かの事業管理システムをコンピュータで実現させるプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
である。
【0018】また、本発明の別の形態は、コンピュータ
・システムを用いた販売や購入などの商取引に関する事
業管理方法であって、少なくとも商取引を識別する番号
と通貨と商取引金額に関する商取引データを記憶する商
取引データ記憶手段から読み込み、前記商取引を識別す
る番号と関係付けられた外国為替取引データを外国為替
取引データ記憶手段から検索し、外国為替取引データが
存在する場合には、少なくとも外国為替取引を識別する
番号と外国為替取引レートと外国為替取引金額に関する
データを読み込み、前記商取引金額が前記外国為替取引
金額と同じかそれよりも小さいときは、前記外国為替取
引レートを用いて前記商取引金額を会計基準通貨に換算
し、前記商取引金額が前記外国為替取引金額よりも大き
いときは、前記外国為替取引レートを用いて前記外国為
替取引金額を上限に会計基準通貨に換算し、外国為替取
引データが存在しない場合には、外国為替レートデータ
から外国為替公示レートを読み込み、前記外国為替公示
レートを用いて不足している外国為替取引金額を会計基
準通貨に換算することを特徴とする事業管理方法であ
る。
【0019】ここで、「会計基準通貨」とは、事業者が
事業者内部または事業者外部の利害関係者へ会計情報を
提供するときに基準となる通貨をいう。例えば、日本国
内では一般的に日本円が用いられる。
【0020】「外国通貨」とは、会計基準通貨以外の通
貨をいう。例えば、会計基準通貨を日本円とした場合、
USドル、ユーロなどは「外国通貨」の一例である。
【0021】「外国為替取引レート」とは、外国為替取
引が成立したときに取り決めた会計基準通貨/外国通貨
の交換レートをいう。外国為替の先物予約時のレートで
もよいし、決済時のレートでもよい。また、後述する事
業者内部で定めた外国為替レートでもよい。
【0022】「外国為替公示レート」とは、外国為替市
場で一般に公開されている時価の会計基準通貨/外国通
貨の交換レートをいう。また、後述する事業者内部で定
めた外国為替レートでもよい。
【0023】「商取引データ」とは、事業者と商取引先
で行う販売や購入などの商取引に関するデータをいう。
例えば、商取引番号、商品、事業領域、通貨、商取引数
量、商取引単価、商取引金額、商取引年月日、商取引担
当者、商取引先、決済条件などが含まれることがある。
【0024】「外国為替取引データ」とは、事業者内部
の事業部門と財務部門で行う外国為替の予約や依頼など
の外国為替取引に関するデータをいう。例えば、外国為
替取引番号、通貨、外国為替取引レート、外国為替取引
金額、外国為替取引年月日、外国為替取引担当者、金融
機関などが含まれることがある。事業部門と金融機関で
直接行う外国為替の予約や決済なども、同様に外国為替
取引として取り扱ってもよい。これら事業者内外の取引
を総称して外国為替取引ということがある。
【0025】「外国為替レートデータ」とは、外国為替
市場で一般公開している時価の外国為替レートに関する
データをいう。例えば、外国為替公示レート、売りレー
ト・買いレートを識別するコード、決済月、外国為替公
示年月日などが含まれることがある。金融機関と直接外
国為替取引していなく、事業者内部で管理する場合は、
事業者内部用に調整して定めた外国為替レートを使用し
てもよい。
【0026】「ネットワーク」とは、LAN(ローカル
エリアネットワーク)やWAN(ワイドエリアネットワ
ーク)などで複数の計算機を接続した環境をいう。
【0027】「サーバ計算機」とは、ネットワークに接
続され、複数のクライアント計算機からアクセスされ、
かつ、例えば商取引データファイルや外国為替取引デー
タファイルや会計基準通貨換算プログラムを格納した記
憶装置が接続された計算機をいう。
【0028】「クライアント計算機」とは、ネットワー
クに接続され、少なくとも1つのサーバ計算機の記憶装
置にアクセス可能である計算機をいう。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照にして詳細に説明する。 [システムのハードウェア構成]はじめに、図1によっ
て本発明に係る事業管理システムのハードウェア構成を
説明する。
【0030】A事業部門1Aは、A事業に関する商品を
製造・販売し、B事業部門1Bは、B事業に関する商品
を製造・販売しており、事業管理システム10を用いて
各種事務処理ないしは事業の管理を行っている。
【0031】事業管理システム10は、各事業部門の従
業者がデータを入力するためのキーボード、マウス類の
入力装置14、処理結果を表示するためのディスプレイ
などの表示装置16、プリンタなどの出力装置18をそ
れぞれ接続した複数台のクライアント計算機12、およ
び商取引データファイル24、外貨為替取引データファ
イル26、外貨為替市場データファイル28、会計基準
通貨換算プログラム30をメモリや磁気ディスクなどの
記憶装置22で実現しているサーバ計算機20、および
クライアント計算機12とサーバ計算機20を接続する
LAN・WAN32からなる。
【0032】商取引データファイル24の構成例は、表
1に示す通りである。
【0033】
【表1】
【0034】「商取引番号」とは、各事業部門で行われ
る個々の商取引を一意に識別する番号を記憶する項目で
ある。
【0035】「商取引年月日」とは、商取引が成立した
年月日を記憶する項目である。
【0036】「事業」とは、商取引した商品、もしくは
サービスの事業を記憶する項目である。
【0037】「通貨」とは、商取引したときの通貨を記
憶する項目である。
【0038】「商取引形態」とは、販売や購入など商取
引の形態を記憶する項目である。メニューを選択したと
きに自動で設定される。販売の時は出荷した時点で、購
入の時は検収した時点で商取引が成立したと見なして、
業績評価・損益計算してもよい。
【0039】「商取引金額」とは商取引を行ったときの
通貨建での請求金額もしくは支払金額を記憶する項目で
ある。販売のときは、プラスは請求金額、マイナスは支
払金額を表す。購入のときは、プラスは支払金額、マイ
ナスは請求金額を表す。
【0040】「会計基準通貨換算金額」とは外国通貨建
で商取引が行われたとき、外国通貨建の商取引金額を外
国為替取引レートもしくは外国為替公示レートを基に会
計基準通貨に換算した金額を記憶する項目であり、会計
基準通貨換算プログラム30で計算される。初期値は0
が設定されている。
【0041】また他にも、「商取引先」、「商取引数
量」、「商取引単価」など、商取引に関わる項目を持っ
ていてもよい。
【0042】外国為替取引データファイル26の構成例
は、表2に示す通りである。
【0043】
【表2】
【0044】「外国為替取引番号」とは、各事業部門と
財務部門との間で行われる個々の外国為替取引を一意に
識別する番号を記憶する項目である。商取引が成立して
いるのにも関わらず、商取引に見合った外国為替取引を
行っていない、または一部行っていないときは、外国為
替が未取引である状態を識別するために空欄となること
がある。
【0045】「商取引番号」とは、外国為替取引と関連
している商取引番号を記憶する項目であり、商取引デー
タファイル24の「商取引番号」と対応づけられる。
【0046】「外国為替取引レート」とは、外国為替取
引が成立したときに取り決められた外国為替取引レート
を記憶する項目である。
【0047】「外国為替取引金額」とは、外国為替取引
の金額を記憶する項目である。販売に関する外国為替取
引のときは、プラスは外国通貨の入金、マイナスは外国
通貨の出金を表す。購入のときは、プラスは外国通貨の
出金、マイナスは外国通貨の入金を表す。
【0048】「換算確定金額」とは、外国為替取引金額
のうち会計基準通貨へ換算することが確定した金額を記
憶する項目であり、会計基準通貨換算プログラム30で
計算される。初期値は0が設定されている。
【0049】また他にも、「金融機関」、「決済月」な
ど、外国為替取引に関わる項目を持っていてもよい。
【0050】外国為替レートデータファイル28の構成
例は、表3に示す通りである。
【0051】
【表3】
【0052】「外国為替公示レート」とは、財務部門が
各事業部門へ一般公示している外国為替レートを記憶す
る項目である。
【0053】「外国為替公示年月日」とは、外国為替公
示レートを公示した年月日を記憶するための項目であ
る。
【0054】「通貨」は、外国為替公示レートに関わる
通貨を記憶するための項目である。
【0055】また他にも、「売りレート・買いレートを
識別するコード」、「決済予定月」など、外国為替市場
に関わる項目を持っていてもよい。
【0056】これらの各ファイルの項目間には図2に示
した関係がある。
【0057】図の中で、矢印のついた実線は、矢印の根
本に示した項目のデータから矢印の先に示した項目のデ
ータを参照し、対応づける関係にあることを示す。矢印
のついた破線は、矢印の根本に示した項目のデータを加
工し、矢印の先に示した項目へ格納する関係にあること
を示す。
【0058】上記外国為替レートデータファイル28
は、財務部門50が管理するところの、外部の他システ
ム(以下、財務管理システム52)が管理している外国
為替市場データファイル58のうち、本事業管理システ
ムにて使用する外国為替レートデータである。財務部門
50に属する従業者は、外国為替市場データを入力する
ことにより外国為替市場データファイル58にデータを
蓄積する。外国為替レートデータファイル28は、外国
為替市場データファイル58との間で適宜データ連携
し、更新される。各事業部門の従業者は、外国為替レー
トデータファイル28の外国為替公示レートの情報を参
照することにより、外国為替レートが有利なときを判断
する。
【0059】また、上記商取引データファイル24は、
財務部門50が管理するところの財務管理システム52
に設けられた請求・支払管理データファイル54との間
で適宜データ連携している。この請求・支払管理データ
ファイル54に基づいて、財務部門50の従業者は商取
引先に対して請求・支払を行う。この実際の請求・支払
については、電子決済機能を採用する、あるいは必要に
応じて伝票などを実際に発行するものとし、本明細にて
詳細な説明は省略するが、本事業管理システムを上記の
財務管理システムの機能を含ませて構成してもよい。
【0060】また、上記外国為替取引データファイル2
6は、財務部門50が管理するところの財務管理システ
ム52に設けられた外国通貨資金管理データファイル5
6との間で適宜データ連携している。この外国通貨資金
管理データファイル56に基づいて、財務部門50の従
業者は外国通貨資金の入金・出金を相殺したり、必要に
応じて金融機関に対して外国通貨資金の調達・運用を行
う。この場合、データを連携して事業部門から財務部門
へ外国為替取引内容を連絡しているが、伝票処理にて外
国為替取引内容を連絡してもよい。また、金融機関に対
する実際の外国通貨資金調達については、電子決済機能
を採用してもよく、本明細にて詳細な説明は省略する
が、本事業管理システムを上記の財務管理システムの機
能を含ませて構成してもよい。
【0061】なお、事業者内部に財務部門がなく、商品
やサービスを販売・購入した各事業部門が管理可能であ
れば、請求・支払管理データファイル54や外国通貨資
金管理データファイル56を含む上記財務管理システム
52を介することなく、後述する本事業管理システムに
て直接請求・支払に関する処理や、直接外国通貨資金の
調達・運用に関する処理を行ってもよい。 [システムのソフトウェア構成]次に、上述した本実施
形態におけるシステムのソフトウェア構成について説明
する。本実施形態のシステムは、<商取引データ記憶機
能>、<外国為替取引データ記憶機能>、<会計基準通
貨換算機能>、<商取引データ出力機能>、<外国為替
取引データ出力機能>を有している。 <商取引データ記憶機能>事業管理システム10を使用
する場合、図3に示すメニュー画面が表示装置16に表
示される。
【0062】A事業部門1AもしくはB事業部門1Bに
属する従業者は、商品やサービスを販売または購入した
ときに、新しい商取引データを入力する。このとき、図
3に示すメニュー画面から[入力機能]−[商取引デー
タ]において”販売”もしくは”購入”を選択した後、
[新規]を選択する。すると、図4に示す画面が表示さ
れる。商取引データ記憶機能では、少なくとも「商取引
番号」、「商取引年月日」、「通貨」、「事業」、「商
取引金額」に関するデータを細枠の線で囲まれている箇
所へ入力できるようになっている。また、選択した商取
引形態を示す項目をタイトルに表示する。
【0063】画面下部に表示されている太枠で囲まれて
いる”保存”を選択すると、サーバ計算機は商取引デー
タファイル24の対応する項目に、画面の各項目に入力
されたデータを新しいレコードとして記憶する。画面下
部に表示されている太枠で囲まれている”キャンセル”
を選択すると、入力データが無効になり、図3のメニュ
ー画面へ戻る。
【0064】また、商取引データの”修正”に際しても
同様に行われ、レコードを更新して記憶する。 <外国為替取引データ記憶機能>A事業部門1Aもしく
はB事業部門1Bに属する従業者は、商取引の進捗状況
を鑑みて外国為替レートが有利なときに、新しい外国為
替取引データを入力する。このとき、図3に示すメニュ
ー画面から[入力機能]−[外国為替取引データ]にお
いて[新規]を選択する。すると、図5に示す画面が表
示される。外国為替取引データ記憶機能では、少なくと
も「商取引番号」、「外国為替取引番号」、「外国為替
取引レート」、「外国為替取引金額」に関するデータを
細枠の線で囲まれている箇所へ入力できるようになって
いる。また、入力した商取引番号と関連している商取引
レコードの通貨を示す項目を網掛けで画面に表示する。
【0065】画面下部に表示されている太枠で囲まれて
いる”保存”を選択すると、サーバ計算機は外国為替取
引データファイル26の対応する項目に、画面の各項目
に入力されたデータを新しいレコードとして記憶する。
画面下部に表示されている太枠で囲まれている”キャン
セル”を選択すると、入力データが無効になり、図3の
メニュー画面へ戻る。
【0066】また、外国為替取引データの”修正”に際
しても同様に行われ、レコードを更新して記憶する。 <会計基準通貨換算機能>A事業部門1AもしくはB事
業部門1Bに属する従業者が、商取引に関する各種入力
を行った後、画面下部に表示されている”保存”を選択
すると、会計基準通貨換算プログラム30が起動され
る。また同様に、外国為替取引に関する各種入力を行っ
た後、関連する商取引レコードが存在するときには、画
面下部に表示されている”保存”を選択すると、会計基
準通貨換算プログラム30が起動される。
【0067】商取引と外国為替取引の組み合わせの一例
を表4に示し、図6のフローチャートを参照して、外国
通貨建の商取引と外国為替取引の多様な組み合わせから
個々の商取引に一つないしは複数の外国為替レートを反
映させて単一の会計基準通貨に換算する会計基準通貨換
算プログラム30の処理を説明する。
【0068】
【表4】
【0069】なお、本実施形態のシステムは、表の網掛
け部分についても十分対応可能であるが、以下において
は特徴的な計算例1,2,3を交えて詳細に説明する。 〔計算例1〕複数の外国為替取引を組み合わせて商取引
を実施した例である。例えば、商取引金額を分割して、
外国為替レートが有利なときに小分けで外国為替取引し
た場合、また後述する<外国為替取引データ出力手段>
にて超過している外国為替取引金額を把握し、他の商取
引に分割・転用して複数組み合わせた場合、などが考え
られる。
【0070】例えば表1の商取引番号”ABC001”
は計算例1の一例を示しており、この例を基に以下説明
する。
【0071】ステップ100では、商取引データファイ
ル24から入力した商取引番号と一致するレコードを読
み込む。計算例1の例では、商取引番号”ABC00
1”のレコードを読み込む。
【0072】ステップ102では、下記の(A)式に従
って、会計基準通貨換算金額を求めるための変数である
会計基準通貨換算金額ワークを初期化する。また、下記
の(B)式に従って、商取引金額のうち未確定の換算金
額を明確にするための変数である商取引金額ワークに商
取引レコードの商取引金額を格納する。
【0073】 会計基準通貨換算金額ワーク = 0 …(A) 商取引金額ワーク = 商取引金額 …(B) 計算例1の例では、会計基準通貨換算金額ワークは
(A)式に従って、また商取引金額ワークは(B)式に
従って以下のように求められる。
【0074】 会計基準通貨換算金額ワーク = 0 商取引金額ワーク = 1,000 ステップ104では、外国為替取引データファイル26
から上記の商取引データと商取引番号が一致するレコー
ドを読み込む。1商取引について複数の外国為替取引を
行っている場合は、複数の外国為替取引レコードを並べ
替えて1件ずつ読み込む。このとき、事業者の業務要件
に従って、外国為替取引年月日で並べ替えるのでも、外
国為替取引番号順に並べ替えるのでもよい。計算例1の
例では、外国為替取引年月日で並べ替えて外国為替取引
番号”XYZ101”のレコードを読み込む。
【0075】ステップ106では、外国為替取引レコー
ドが存在するかどうか判定する。計算例1の例では、商
取引に関連した外国為替取引が既に行われている、すな
わち外国為替取引レコードが存在しているのでステップ
108へ進む。
【0076】ステップ108では、下記の(C)式に従
って、外国為替取引金額のうち未確定の換算金額を明確
にするための変数である外国為替取引金額ワークに計算
結果を格納する。
【0077】 外国為替取引金額ワーク = 外国為替取引金額 − 確定換算金額 …(C) 計算例1の例では、外国為替取引金額ワークは(C)式
に従って以下のように求められる。
【0078】 外国為替取引金額ワーク = 800 − 0 = 800 ステップ110では会計基準通貨換算処理方法を決定す
るために、商取引金額ワークの絶対値と外国為替取引金
額ワークの絶対値との比較を行う。
【0079】計算例1の例では、商取引金額ワークと外
国為替取引金額ワークを比較し、商取引の一部分のみし
か外国為替を取引していない場合、すなわち商取引金額
ワークが外国為替取引金額ワークより大きい場合なので
ステップ116へ進む。
【0080】ステップ116では、下記の(2)式に従
って、外国為替取引金額ワークを外国為替取引レコード
の外国為替取引レートで換算し、会計基準通貨換算金額
ワークへ加算して格納する。
【0081】 会計基準通貨換算金額ワーク = 会計基準通貨換算金額ワーク + (外国為替取引金額ワーク × 外国為替取引レート) …(2) 計算例1の例では、会計基準通貨換算金額ワークは
(2)式に従って以下のように求められる。
【0082】 会計基準通貨換算金額ワーク = 0 + (800 × 105.75) = 84,600 ステップ118では、下記の(F)式に従って、商取引
金額のうち未確定の換算金額を明確化するために、商取
引金額ワークと今回確定した外国為替取引金額ワークの
差額計算を行い、商取引金額ワークへ格納する。また、
外国為替取引金額のうち確定換算金額を求めるために、
下記の(G)式に従って、外国為替取引レコードの確定
換算金額を示す項目に格納し、更には外国為替取引デー
タファイル26を更新して記録する。
【0083】 商取引金額ワーク = 商取引金額ワーク − 外国為替取引金額ワーク …(F) 確定換算金額 = 確定換算金額 + 外国為替取引金額ワーク …(G) 計算例1の例では、商取引金額ワークは(F)式に従っ
て、確定換算金額は(G)に従って以下のように求めら
れる。
【0084】 商取引金額ワーク = 1,000 − 800 = 200 確定換算金額 = 0 + 800 = 800 ステップ104では、外国為替取引データファイル26
から上記の商取引データと商取引番号が一致するレコー
ドを再度読み込む。計算例1の例では、外国為替取引年
月日で並べ替えた次の外国為替取引番号”XYZ10
2”のレコードを読み込む。
【0085】ステップ106では、外国為替取引レコー
ドが存在するかどうか判定する。計算例1の例では、外
国為替取引レコードが存在しているのでステップ108
へ進む。
【0086】ステップ108では、(C)式に従って、
外国為替取引金額のうち未確定の換算金額を明確にする
ための変数である外国為替取引金額ワークに計算結果を
格納する。計算例1の例では、外国為替取引金額ワーク
は(C)に従って以下のように求められる。
【0087】 外国為替取引金額ワーク = 200 − 0 = 200 ステップ110では会計基準通貨換算処理方法を決定す
るために、商取引金額ワークの絶対値と外国為替取引金
額ワークの絶対値との比較を行う。計算例1の例では、
商取引金額ワークと外国為替取引金額ワークを比較し、
商取引に見合った十分な外国為替を取引している場合、
すなわち商取引金額ワークが外国為替取引金額ワークと
同じかそれより小さい場合なのでステップ112へ進
む。
【0088】ステップ112では、下記の(1)式に従
って、商取引金額ワークを外国為替取引レコードの外国
為替取引レートで換算し、会計基準通貨換算金額ワーク
へ加算して格納する。
【0089】 会計基準通貨換算金額ワーク = 会計基準通貨換算金額ワーク + (商取引金額ワーク × 外国為替取引レート) …(1) 計算例1の例では、会計基準通貨換算金額ワークは
(1)式に従って以下のように求められる。
【0090】 会計基準通貨換算金額ワーク = 84,600 + (200 × 104.90) = 105,580 ステップ114では、下記の(D)式に従って、商取引
金額を全て換算したことを明確化するために、”0”を
商取引金額ワークへ格納する。また、外国為替取引金額
のうち確定換算金額を求めるために、下記の(E)式に
従って、外国為替取引レコードの確定換算金額を示す項
目に格納し、更には外国為替取引データファイル26を
更新して記録する。
【0091】 商取引金額ワーク = 0 …(D ) 確定換算金額 = 確定換算金額 + 商取引金額ワーク …(E) 計算例1の例では、商取引金額ワークは(D)式に従っ
て、確定換算金額は(E)に従って以下のように求めら
れる。
【0092】 商取引金額ワーク = 0 確定換算金額 = 0 + 200 = 200 ステップ104では、外国為替取引データファイル26
から上記の商取引データと商取引番号が一致するレコー
ドを再度読み込む。計算例1の例では、次のレコードは
存在しない。
【0093】ステップ106では、外国為替取引レコー
ドが存在するかどうか判定する。計算例1の例では、外
国為替取引レコードが存在しないのでステップ120へ
進む。
【0094】ステップ120では、換算していない商取
引金額があるかどうかを判定、すなわち商取引金額ワー
クが”0”かどうか判定する。計算例1の例では、商取
引金額ワークが”0”なのでステップ128へ進む。
【0095】ステップ128では、以上求められた会計
基準通貨換算金額ワークを商取引レコードの会計基準通
貨換算金額を示す項目に格納し、商取引データファイル
24を更新して記憶する。計算例1の例では、”10
5,580”を会計基準通貨換算金額に格納する。 〔計算例2〕外国為替取引が不足している商取引を実施
した例である。例えば、商取引は済んでいるが、外国為
替レートが有利になるタイミングを見計らっているため
に外国為替取引が不足している場合、計画していた商取
引より実際には多くの商取引を行ったために外国為替取
引が不足している場合、などが考えられる。
【0096】なお、後述する<外国為替取引データ出力
機能>では、不足している外国為替金額について注意を
促して表示するので、各事業部門の従業者は締め日まで
に不足している外国為替取引を行うようになる。
【0097】例えば表1の商取引番号”ABC002”
は計算例2の一例を示しており、この例を基に以下説明
する。
【0098】ステップ100では、商取引データファイ
ル24から入力した商取引番号と一致するレコードを読
み込む。計算例2の例では、商取引番号”ABC00
2”のレコードを読み込む。
【0099】ステップ102では、(A)式に従って、
会計基準通貨換算金額を求めるための変数である会計基
準通貨換算金額ワークを初期化する。また、(B)式に
従って、商取引金額のうち未確定の換算金額を明確にす
るための変数である商取引金額ワークに商取引レコード
の商取引金額を格納する。計算例2の例では、会計基準
通貨換算金額ワークは(A)式に従って、また商取引金
額ワークは(B)式に従って以下のように求められる。
【0100】 会計基準通貨換算金額ワーク = 0 商取引金額ワーク = 1,000 ステップ104では、外国為替取引データファイル26
から上記の商取引データと商取引番号が一致するレコー
ドを読み込む。計算例2の例では、外国為替レコードが
存在しない。
【0101】ステップ106では、外国為替取引レコー
ドが存在するかどうか判定する。計算例2の例では、外
国為替取引レコードが存在しないのでステップ120へ
進む。
【0102】ステップ120では、換算していない商取
引金額があるかどうかを判定、すなわち商取引金額ワー
クが”0”かどうか判定する。計算例2の例では、商取
引金額ワークが”0”でないのでステップ122へ進
む。
【0103】ステップ122では、商取引に見合った外
国為替取引が未だ行われていない、すなわち外国為替取
引レコードが存在しない場合なので、近似的・暫定的に
時価の外国為替公示レートで換算する。このとき、外国
為替レートデータファイル28から、商取引レコードの
通貨および商取引年月日と外国為替レートレコードの通
貨および外国為替公示年月日が一致する外国為替レート
レコードを読み込み、外国為替公示レートを取得する。
計算例2の例では、通貨が”USドル”で外国為替公示
年月日が”2000/05/12”であるレコードを読
み込み、外国為替公示レート”103.80”を取得す
る。
【0104】ステップ124では、下記の(3)式に従
って、商取引金額ワークをステップ122で読み込んだ
外国為替市場レコードの外国為替公示レートで換算し、
会計基準通貨換算金額ワークへ加算して格納する。
【0105】 会計基準通貨換算金額ワーク = 会計基準通貨換算金額ワーク + (商取引金額ワーク × 外国為替公示レート) … (3) 計算例2の例では、会計基準通貨換算金額ワークは
(3)式に従って以下のように求められる。
【0106】 会計基準通貨換算金額ワーク = 0 + (1,000 × 103.80) = 103,800 ステップ126では、外国為替が未取引であるものを明
確化するために、次のレコードを外国為替取引データフ
ァイル26に新規追加する。すなわち、商取引番号には
商取引レコードの商取引番号を、外国為替取引番号には
空欄を、外国為替取引年月日には商取引レコードの商取
引年月日を、外国為替取引レートには外国為替市場レコ
ードの外国為替公示レートを、外国為替取引金額には商
取引金額ワークを、確定換算金額には商取引金額ワーク
をセットし、外国為替取引データファイル26に新しい
レコードとして記憶する。このとき、外国為替取引番号
が空欄でセットされるので、後述する<外国為替取引デ
ータ出力機能>にて不足している外国為替取引として容
易に判断できる。
【0107】ステップ128では、以上求められた会計
基準通貨換算金額ワークを商取引レコードの会計基準通
貨換算金額を示す項目に格納し、商取引データファイル
24を更新して記憶する。計算例2の例では、”10
3,800”を会計基準通貨換算金額に格納する。 〔計算例3〕外国為替取引が超過している商取引を実施
した例である。例えば、外国為替リスクを回避するため
に商取引が成立する前に多くの外国為替取引を先物予約
し過ぎて外国為替取引が超過している場合、計画してい
た商取引より実際には少ない商取引を行ったために外国
為替取引が超過している場合、などが考えられる。
【0108】なお、後述する<外国為替取引データ出力
機能>では、超過している外国為替金額について注意を
促して表示するので、各事業部門の従業者は締め日まで
に他の商取引に転用もしくはキャンセルなどの外国為替
取引の取り扱いを定めるようになる。
【0109】例えば表1の商取引番号”ABC003”
は計算例3の一例を示しており、この例を基に以下説明
する。
【0110】ステップ100では、商取引データファイ
ル24から入力した商取引番号と一致するレコードを読
み込む。計算例3の例では、商取引番号”ABC00
3”のレコードを読み込む。
【0111】ステップ102では、(A)式に従って、
会計基準通貨換算金額を求めるための変数である会計基
準通貨換算金額ワークを初期化する。また、(B)式に
従って、商取引金額のうち未確定の換算金額を明確にす
るための変数である商取引金額ワークに商取引レコード
の商取引金額を格納する。計算例3の例では、会計基準
通貨換算金額ワークは(A)式に従って、また商取引金
額ワークは(B)式に従って以下のように求められる。
【0112】 会計基準通貨換算金額ワーク = 0 商取引金額ワーク = 1,000 ステップ104では、外国為替取引データファイル26
から上記の商取引データと商取引番号が一致するレコー
ドを読み込む。計算例3の例では、外国為替取引年月日
で並べ替えた外国為替取引番号”XYZ301”のレコ
ードを読み込む。
【0113】ステップ106では、外国為替取引レコー
ドが存在するかどうか判定する。計算例3の例では、外
国為替取引レコードが存在しているのでステップ108
へ進む。
【0114】ステップ108では、(C)式に従って、
外国為替取引金額のうち未確定の換算金額を明確にする
ための変数である外国為替取引金額ワークに計算結果を
格納する。計算例3の例では、外国為替取引金額ワーク
は(C)に従って以下のように求められる。
【0115】 外国為替取引金額ワーク = 1,500 − 0 = 1,500 ステップ110では会計基準通貨換算処理方法を決定す
るために、商取引金額ワークの絶対値と外国為替取引金
額ワークの絶対値との比較を行う。
【0116】計算例3の例では、商取引金額ワークと外
国為替取引金額ワークを比較し、商取引に見合った十分
な外国為替を取引している場合、すなわち商取引金額ワ
ークが外国為替取引金額ワークと同じかそれより小さい
場合なのでステップ116へ進む。
【0117】ステップ112では、(1)式に従って、
商取引金額ワークを外国為替取引レコードの外国為替取
引レートで換算し、会計基準通貨換算金額ワークへ加算
して格納する。計算例3の例では、会計基準通貨換算金
額ワークは(1)式に従って以下のように求められる。
【0118】 会計基準通貨換算金額ワーク = 0 + (1,000 × 106.10) = 106,100 ステップ114では、下記の(D)式に従って、商取引
金額を全て換算したことを明確化するために、”0”を
商取引金額ワークへ格納する。また、外国為替取引金額
のうち確定換算金額を求めるために、下記の(E)式に
従って、外国為替取引レコードの確定換算金額を示す項
目に格納し、更には外国為替取引データファイル26を
更新して記録する。計算例3の例では、商取引金額ワー
クは(D)式に従って、確定換算金額は(E)に従って
以下のように求められる。
【0119】このとき、外国為替取引金額”1,50
0”に対して確定換算金額”1,000”がセットさ
れ、外国為替取引金額と確定換算金額の間に差異がある
と分かるので、後述する<外国為替取引データ出力機能
>にて超過している外国為替取引として容易に判断でき
る。
【0120】 商取引金額ワーク = 0 確定換算金額 = 0 + 1,000 = 1,000 ステップ104では、外国為替取引データファイル26
から上記の商取引データと商取引番号が一致するレコー
ドを再度読み込む。計算例3の例では、次のレコードは
存在しない。
【0121】ステップ106では、外国為替取引レコー
ドが存在するかどうか判定する。計算例3の例では、外
国為替取引レコードが存在しないのでステップ120へ
進む。
【0122】ステップ120では、換算していない商取
引金額があるかどうかを判定、すなわち商取引金額ワー
クが”0”かどうか判定する。計算例3の例では、商取
引金額ワークが”0”なのでステップ128へ進む。
【0123】ステップ128では、以上求められた会計
基準通貨換算金額ワークを商取引レコードの会計基準通
貨換算金額を示す項目に格納し、商取引データファイル
24を更新して記憶する。計算例3の例では、”10
6,100”を会計基準通貨換算金額に格納する。
【0124】なお、上述の〔計算例1〕、〔計算例2〕
〔計算例3〕は新規の場合のみ説明したが、修正した場
合について以下説明する。 〔商取引を修正した場合〕商取引を実施した後に、商取
引内容を修正する場合がある。例えば、石油化学業界の
商習慣は価格後決め方式である。まず、ナフサなどの商
品を仮決めの単価で年間契約を締結し、販売・購入した
数量を基に仮決めの価格で請求・支払を行う。後日、期
ごとに市況を勘案して正式な単価を決定し、仮決めの商
取引を遡及して新たに差額分を請求・支払することが通
例になっている。
【0125】この場合、商取引と外国為替取引を一連の
関連した取引として捉えて事業を管理するときには次の
ように行えばよい。すなわち、商取引データを修正する
のと同時に、会計基準通貨換算プログラム30のステッ
プ102では(A)、(B)の代わりに下記の
(A’)、(B’)式に従って計算し、以下同様の処理
を行えばよい。
【0126】 会計基準通貨換算金額ワーク = 会計基準通貨換算金額 …(A’) 商取引金額ワーク = 改定後の商取引金額 − 改訂前の商取引金額 …(B’) 〔外国為替取引を修正した場合〕商取引の実施状況に応
じて、外国為替取引内容を修正する場合がある。例え
ば、後述する<外国為替取引データ出力機能>では不足
した外国為替取引や超過した外国為替取引を把握でき
る。後日、締め日までに外国為替取引を実施し、正規の
外国為替取引内容に改訂する場合などがある。
【0127】この場合、商取引と外国為替取引を一連の
関連した取引として捉えて事業を管理するときには次の
ように行えばよい。すなわち、外国為替取引データを修
正すると同時に、外国為替取引レコードの確定換算金額
を”0”にした後、会計基準通貨換算プログラム30の
ステップ102では(A)、(B)の代わりに下記の
(A”)、(B”)式に従って計算し、以下同様の処理
を行えばよい。
【0128】 会計基準通貨換算金額ワーク = 会計基準通貨換算金額 − (改訂前の確定換算金額 × 改訂前の外国為替取引レート) …( A”) 商取引金額ワーク = 改定前の確定換算金額 …(B”) <商取引データ出力機能>前記会計基準通貨換算金額も
含んだ商取引データは、サーバ計算機20の商取引デー
タファイル24に記憶されているので、サーバ計算機2
0に接続されている複数のクライアント計算機12から
も参照することができる。
【0129】A事業部門1AもしくはB事業部門1Bに
属する従業者が商取引データを参照するときには、図3
に示すメニューから、[出力機能]−[商取引データ]
を選択する。すると、サーバ計算機20は商取引データ
ファイル24に記憶されているデータを読み出し、図7
に例示するように一覧表示する。この場合、ディスプレ
イに出力してもよいし、プリンタへ出力してもよい。
【0130】この出力結果を用いて、特に会計基準通貨
換算金額を参照すれば、個々の外国通貨建の商取引金額
に一つないしは複数の外国為替レートが反映されて業績
評価することになる。すなわち、レートが有利なときに
外国為替取引を行うと、販売の場合は売上が上昇し、購
入の場合は費用が減少するという具合に、外国為替取引
に対する経営努力が正しく評価されるので、各事業部門
に属する従業者は、外国為替レートを真剣に意識しなが
ら取引を行うようになる。
【0131】また、商取引データファイル24は、財務
部門50が管理するところの財務管理システム52に設
けられた請求・支払管理データファイル54との間で適
宜データ連携し、出力内容を反映している。この請求・
支払管理データファイル54に基づいて、財務部門50
の従業者は商取引先に対して実際に請求・支払を行う。
【0132】<外国為替取引データ出力機能>前記確定
換算金額も含んだ外国為替取引データは、サーバ計算機
20の外国為替取引データファイル26に記憶されてい
るので、サーバ計算機20に接続されている複数のクラ
イアント計算機12からも参照することができる。
【0133】A事業部門1AもしくはB事業部門1Bに
属する従業者が外国為替取引データを参照するときに
は、図3に示すメニューから、[出力機能]−[外国為
替取引データ]を選択する。すると、サーバ計算機20
は外国為替取引データファイル26に記憶されているデ
ータを読み出し、図8に例示するように一覧表示する。
特に、外国為替取引金額が不足している外国為替取引デ
ータや外国為替取引金額が超過している外国為替取引デ
ータは、注意を促すために網掛け表示している。この場
合、ディスプレイに出力してもよいし、プリンタへ出力
してもよい。
【0134】この出力結果を参照し、外国為替取引番号
が空欄のもの、すなわち外国為替取引が不足しているも
のに関しては、締め日までに新たに外国為替取引を行う
ようになる。また、外国為替取引金額が確定換算金額に
対して大きいもの、すなわち外国為替取引が超過してい
るものに関しては、締め日までに他の商取引に転用する
かキャンセルするようになる。
【0135】また、外国為替取引データファイル26
は、財務部門50が管理するところの財務管理システム
52に設けられた外国通貨資金管理データファイル56
との間で適宜データ連携し、出力内容を反映している。
この外国通貨資金管理データファイル56に基づいて、
財務部門50の従業者は外国通貨資金の入金・出金を相
殺したり、必要に応じて金融機関に対して外国通貨資金
の調達・運用を行う。 <他の実施形態>なお、本明細にて詳細な説明は省略す
るが、承認者などの第三者が是非を判断する電子承認機
能を含ませて構成してもよい。このとき、不正な商取引
や外国為替取引を防止できるのでよい。
【0136】また、<外国為替取引データ記憶機能>の
うち、外国為替取引データ自体を記憶する機能と商取引
と外国為替取引との関係を記憶する機能に分離して構成
してい。このとき、商取引と外国為替取引との関係を記
憶する機能で多対多の関係を管理することができ、複数
の外国為替取引データが一つに纏められ、財務部門へ連
絡する外国為替取引データが一つになって事務処理が簡
素化するのでよい。
【0137】また、<商取引データ記憶機能>や<外国
為替取引データ記憶機能>のうち、金額を入力する機能
の代わりに商品やサービス別に単価と数量を入力する機
能を含ませて構成してもよい。このとき、商品やサービ
ス別に単価、数量、商取引金額、会計基準通貨換算金額
を厳密に詳細に管理できるのでよい。
【0138】また、<商取引データ記憶機能>にて1商
取引を入力する機能に加えて商取引を複数入力する機
能、<外国為替取引データ記憶機能>にて1外国為替取
引を入力する機能に加えて外国為替取引を複数入力する
機能を含ませて構成してもよい。このとき、複数回入力
するのではなく一括で入力でき、操作回数が減るのでよ
い。
【0139】また、上記実施形態例の事業管理システム
および方法は、コンピュータとこれを動作させるプログ
ラムなどによって実現されている。上記のごときプログ
ラムおよび各種記憶手段のデータはフロッピー(登録商
標)ディスク、CD−ROMなどの有形記憶媒体または
有線もしくは無線のネットワークなどの伝送手段などに
よって流通される。
【0140】
【実施例】本実施形態における実施例を表5を用いて評
価する。
【0141】
【表5】
【0142】実施例は、A事業およびB事業に関係する
商品またはサービスを販売したときに、表1に示す商取
引データをもとに、表2に示す外国為替取引データおよ
び表3に示す外国為替レートデータと関連づけながら商
取引金額を会計基準通貨に換算した結果である。比較例
は、表1に示す商取引データをもとに、仮に外国為替レ
ートを”105(円/USドル)”に固定したときの商
取引金額を会計基準通貨に換算した結果である。
【0143】”ABC001”および”ABC003”
は、外国為替レート”105(円/USドル)”のとき
よりも円安のときにUSドル建で売った商取引なので、
会計基準通貨に換算した金額で比較すると増加してい
る。外国為替が有利なときに商取引を行ったので、外国
為替差益分が売上高に反映されている。
【0144】”ABC002”は、外国為替レート”1
05(円/USドル)”のときよりも円高のときにUS
ドル建で売った商取引なので、会計基準通貨に換算した
金額で比較すると減少している。外国為替が不利なとき
に商取引を行ったので、外国為替差損分が売上高に反映
されている。
【0145】購入においても同様に、円高すなわち外国
為替が有利なときに商取引を行うと、費用が減少するの
で外国為替差益分が営業損益に反映される。円安すなわ
ち外国為替が不利なときに商取引を行うと、費用が増加
するので外国為替差損分が営業損益に反映される。
【0146】事業別に業績評価を行うと、A事業につい
ては、外国為替レートを仮に固定したときよりも外国為
替差益分が反映され、売上高が増加している。外国為替
レートが有利なときに商取引を行った、という努力行為
が正しく評価され、A事業の従業者は更に外国為替が有
利なときに商取引を行うように動機付けされる。
【0147】B事業については、外国為替レートを仮に
固定したときよりも外国為替差損分が反映され、売上高
が減少している。外国為替レートが不利なときに商取引
を行ったので、B事業の従業者は外国為替レートを意識
しながら有利なときに商取引を行うように動機付けされ
る。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、外国通貨建の商取引と外国為替取引を一連の関連し
た取引として捉えて事業を管理する場合において、商取
引と外国為替取引の多様な組み合わせから商取引金額を
一つないしは複数の外国為替レートを反映させて会計基
準通貨へ換算して事業を的確に管理できる。
【0149】また、商取引金額に対して外国為替取引金
額の超過状況および不足状況を柔軟に管理でき、外国通
貨資金の調達・運用効率を高めることができる。
【0150】その結果、個々の事業部門の従業者は事業
計画に基づいて外国通貨の資金を有効活用しながら計画
的・戦略的な外国為替取引を行うようになり、全体とし
て外国通貨資金運営コストが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る事業管理システムの一実施形態の
概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態のファイル構造を説明する
図である。
【図3】メニュー画面を示す図である。
【図4】商取引データ入力画面を示す図である。
【図5】外国為替取引データ入力画面を示す図である。
【図6】会計基準通貨換算プログラム30の処理を説明
するフローチャートである。
【図7】商取引データ出力画面を示す図である。
【図8】外国為替取引データ出力画面を示す図である。
【符号の説明】
10. 事業管理システム 1A. A事業部門 1B. B事業部門 12. クライアント計算機 14. 入力装置 16. 表示装置 18. 出力装置 20. サーバ計算機 22. 記憶装置 24. 商取引データファイル 26. 外国為替取引データファイル 28. 外国為替レートデータファイル 30. 会計基準通貨換算プログラム 32. LAN・WAN 50. 財務部門 52. 財務管理システム 54. 請求・支払管理データファイル 56. 外国通貨資金管理データファイル 58. 外国為替市場データファイル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータ・システムを用いた販売や購
    入などの商取引に関する事業管理システムであって、 少なくとも商取引を識別する番号と通貨と商取引金額に
    関する商取引データを記憶する商取引データ記憶手段
    と、 前記商取引を識別する番号と関連付けながら少なくとも
    外国為替取引を識別する番号と外国為替取引レートと外
    国為替取引金額に関する外国為替取引データを記憶する
    外国為替取引データ記憶手段と、 前記商取引データのうち少なくとも商取引金額を、前記
    外国為替取引データの外国為替取引レートと関連づけな
    がら会計基準通貨に換算する会計基準通貨換算手段を備
    えたことを特徴とする事業管理システム。
  2. 【請求項2】前記会計基準通貨換算手段は、商取引デー
    タの商取引金額と関連している外国為替取引データの外
    国為替取引金額とを比較し、外国為替取引金額が不足し
    ているときには外国為替レートデータの外国為替公示レ
    ートと不足している外国為替取引金額を関連付けながら
    会計基準通貨に換算することを特徴とする請求項1に記
    載の事業管理システム。
  3. 【請求項3】前記外国為替取引データ記憶手段は、不足
    している外国為替取引金額を仮の外国為替取引データと
    して記憶する記憶手段も含むことを特徴とする請求項1
    または2に記載の事業管理システム。
  4. 【請求項4】前記外国為替取引データ記憶手段は、外国
    為替取引金額のうち会計基準通貨に換算することが確定
    した確定換算金額を記憶する記憶手段も含むことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の事業管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】商取引データ記憶手段、外国為替取引デー
    タ記憶手段および会計基準通貨換算手段はサーバ計算機
    に備えられたものであり、該サーバ計算機とネットワー
    クで接続され前記各手段にアクセス可能な複数のクライ
    アント計算機を備えていることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の事業管理システム。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の事業管理
    システムをコンピュータで実現させるプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】コンピュータ・システムを用いた販売や購
    入などの商取引に関する事業管理方法であって、 少なくとも商取引を識別する番号と通貨と商取引金額に
    関する商取引データを記憶する商取引データ記憶手段か
    ら読み込み、 前記商取引を識別する番号と関係付けられた外国為替取
    引データを外国為替取引データ記憶手段から検索し、 外国為替取引データが存在する場合には、少なくとも外
    国為替取引を識別する番号と外国為替取引レートと外国
    為替取引金額に関するデータを読み込み、 前記商取引金額が前記外国為替取引金額と同じかそれよ
    りも小さいときは、前記外国為替取引レートを用いて前
    記商取引金額を会計基準通貨に換算し、 前記商取引金額が前記外国為替取引金額よりも大きいと
    きは、前記外国為替取引レートを用いて前記外国為替取
    引金額を上限に会計基準通貨に換算し、 外国為替取引データが存在しない場合には、外国為替レ
    ートデータから外国為替公示レートを読み込み、前記外
    国為替公示レートを用いて不足している外国為替取引金
    額を会計基準通貨に換算することを特徴とする事業管理
    方法。
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