JP3188241B2 - ネットワーク利用の知的データ処理方法及び装置及び記録媒体 - Google Patents

ネットワーク利用の知的データ処理方法及び装置及び記録媒体

Info

Publication number
JP3188241B2
JP3188241B2 JP32796398A JP32796398A JP3188241B2 JP 3188241 B2 JP3188241 B2 JP 3188241B2 JP 32796398 A JP32796398 A JP 32796398A JP 32796398 A JP32796398 A JP 32796398A JP 3188241 B2 JP3188241 B2 JP 3188241B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
knowledge
slip
ledger
identification code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32796398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000148896A (ja
Inventor
忠雄 松月
Original Assignee
株式会社ナレッジモデリング研究所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ナレッジモデリング研究所 filed Critical 株式会社ナレッジモデリング研究所
Priority to JP32796398A priority Critical patent/JP3188241B2/ja
Priority to CA002281294A priority patent/CA2281294A1/en
Priority to AU47347/99A priority patent/AU733634B2/en
Priority to US09/388,784 priority patent/US6697790B2/en
Priority to EP99116853A priority patent/EP1003116A3/en
Priority to TW088115353A priority patent/TW452780B/zh
Priority to CN99120331A priority patent/CN1254133A/zh
Priority to KR1019990040409A priority patent/KR100334249B1/ko
Publication of JP2000148896A publication Critical patent/JP2000148896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3188241B2 publication Critical patent/JP3188241B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S706/00Data processing: artificial intelligence
    • Y10S706/902Application using ai with detail of the ai system
    • Y10S706/925Business

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、企業におけるビ
ジネスマンが社外的、社内的にワーク処理を行う場合、
さらには個人が商取引を行うような場合、ワーク上必要
な判断を知識的に処理することができるネットワーク利
用の知的データ処理方法及び装置及び媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、会社全体、或いは会社内の社員の
ワークの支援を行う手段として、パーソナルコンピュー
タを活用した会計処理、伝票整理、売上げ処理、実績処
理、期限管理などの各種のデータ検索処理手段がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
ワーク支援手段は、個々の専門分野(会計部門、営業部
門、製造部門等)毎に独自の仕事をそれぞれ独立して支
援するものである。また、1つの会社であっても、支店
が多数あると、各々の支店で独自の支援システムが構築
されている。しかしながら、このようなワーク支援手段
であると、本店と支店との情報の同時性が失われる。ま
た、支店と本社間、自社と他社との間でデータ構造が異
なることにより、他社のデータを自社でそのまま取り扱
うことができず、不便である。また他社のデータを自社
で活用するためには、マニュアルによるデータ入力作業
が必要である。この結果、商品の受注、発注の時期にず
れが生じ、数量の最適化が得られない場合がある。ま
た、決済処理上も情報の同時性がないために、本店、支
店をまとめた全体的な決算処理を行う場合、各支店と本
店との間で時期的ずれが生じ、損失を被る場合がある。
【0004】そこでこの発明は、自社、他社を問わずデ
ータ処理の融通性が拡大され、また対外的、対内的にも
情報の同時性を得ることができ、迅速なデータ処理を行
うことができ、さらに、知識的ワーク処理を得ることが
できるワーク支援方法を得ることにより、各種の判断や
決算処理を迅速に得ることができるネットワーク利用の
知的データ処理方法及び装置及び記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、基本的には、自己データ群記憶部
と、受信データ群記憶部と、送信データ群記憶部とネッ
トワークに接続される受信処理手段と、前記ネットワー
クに接続される送信処理手段とを有し、各記憶部のデー
タ構造は、縦方向に組織、基準、統括として分類し、横
方向へ伝票、台帳、知識と分類し、縦方向のデータ内容
が同じであっても意味が異なるものとして定義し、伝
票、台帳は識別コード管理、知識は項目データ管理及び
知識テーブル管理とするものである。
【0006】この発明は具体的には、ネットワークに接
続される受信処理手段と、前記ネットワークに接続され
る送信処理手段と、自己データ群記憶部と、前記受信処
理手段で受信されたデータが格納される受信データ群記
憶部と、前記送信処理手段で送信するためのデータが格
納される送信データ群記憶部とを有する装置で用いられ
るデータを処理する方法であり、前記自己データ群記憶
部のデータ構造としては、伝票を意味する伝票データの
構造が、少なくとも伝票識別コード、当該伝票に表わさ
れるまたは記述される伝票内項目識別コード、当該伝票
を表示するために用いられるレイアウト画面識別コード
とからなり、台帳を意味する台帳データの構造が、少な
くとも台帳識別コード、当該台帳に表わされるまたは記
述される台帳内項目識別コード、当該台帳を表示するた
めに用いられるレイアウト画面識別コードとからなり、
知識を意味する知識データの構造が、前記伝票識別コー
ド及び伝票内項目識別コード、前記台帳識別コード及び
台帳内項目識別コードに対応する実データ群と、前記伝
票内項目識別コード及び台帳内項目識別コードに対応す
る各項目を収集するために構築された収集項目識別コー
ドを有し当該収集項目識別コードに対応する項目のデー
タを集合させる知識テーブルと、この知識テーブルを表
示するために用いられるレイアウト画面識別コードとか
らなり、また伝票データは、組織、基準、統括の各欄に
上記と同じ構造で配置され、また台帳データも、前記組
織、基準、統括の各欄に上記と同じ構造で配置され、さ
らに、知識データも、前記組織、基準、統括の欄に上記
と同じ構造で配置され、前記組織の欄のデータは、自己
が活用するデータとして定義され、前記基準の欄のデー
タは自他を含む全体共通のデータとして定義され、統括
の欄のデータは少なくとも指令、連絡、メッセージのデ
ータとして定義されており、前記受信データ群も前記自
己データ群と同じ形態のデータ構造であり、前記送信デ
ータ群も前記自己データ群と同じ形態のデータ構造であ
、上記データに定義されている意味内容に応じて、前
記組織の欄のデータに対するデータ入力や書き換え処
理、前記基準の欄のデータに対するデータ参照処理、前
記統括の欄のデータに対する応答処理を行えるようにし
ことを基本的な特徴とする。
【0007】上記のデータ構造とすることにより、デー
タの取り扱いとして、極めて融通性があり、種々の形態
でデータを活用することができる。また受信データを支
店や他社から受け、また送信データを支店や他社に送信
しておくことにより、各支店や他社との同時性が得ら
れ、商品の発注、受注の同時性が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0009】図1は、この発明が適用された知識的ワー
ク処理装置の外観を示している。この知識的ワーク処理
装置は、例えばパーソナルコンピュータを用いており、
公衆回線に接続できるように送受信ユニットを内蔵して
いる。また装置本体100には、ディスプレイ101、
操作部102が接続されている。さらに装置本体100
には、磁気ディスク(FD)、光ディスク(DVD,C
D−ROM,MO等)等の媒体を装填し、これらディス
クをデータやアプリケーションファイル格納部として利
用することができる。
【0010】図2には、上記の装置の各機能ブロックを
示している。
【0011】103はシステム制御部であり、中央制御
ユニット(CPU)111,リードオンリーメモリ(R
OM)112,ランダムアクセスメモリ(RAM)11
3がバス114を介して接続されている。このバス11
4には、先の操作部102も接続され、またディスクド
ライバー104も接続されている。ROM112には、
このシステム制御部103の基本動作を制御する所謂オ
ペレーションシステム(OS)としてのアプリケーショ
ンが格納されている。CPU111は、ROM112と
相互に命令のやり取りを行い、OSに基いて、演算処理
を行う。またRAM113は、データを一時格納するた
めのワークメモリとして利用される。
【0012】バス114は、バス211を介して、本発
明の特徴部を構成する機能ブロックに接続されている。
バス211には、ディスプレイインターフェース121
を介してディスプレイ101が接続されている。またバ
ス211は、送受信インターフェース122を介してネ
ットワークに接続されている。ネットワークとしては、
公衆電話回線、あるいはインターネット回線、イントラ
ネット回線がある。
【0013】ディスプレイ101に表示される画像及び
又はデータは、ディスプレイ制御部213により管理さ
れる。また送受信インターフェース122を介して取り
込まれたデータは、受信処理部214に一旦取り込ま
れ、保持される。受信処理部214に取り込まれたデー
タは、必要に応じてデータ形式変換部215によりデー
タ形式が変換されて、変換データが再度受信処理部21
4に取り込まれる。
【0014】また、送信処理部216に格納されている
データは、送受信インターフェース122を介してネッ
トワーク上に送出される。この場合、送信データには、
送信相手を指定する電話番号、識別番号(ID)なども
含まれる。送信データは、送信相手によっては、そのデ
ータ形式をデータ形式変換部215で変換されて送信さ
れることもある。これは、通信相手のコンピュータのデ
ータ形式が、本装置のデータ形式と異なる場合があるか
らである。
【0015】またデータ形式変換部215には、受信デ
ータの項目名によっては、その項目名を変換して取り込
む機能も備えている。例えば、相手から商品予約金支払
伝票が送られて来た場合、受信側にとってはこれは相手
からの商品予約金回収伝票となるからである。また相手
から商品売上げ請求伝票が送られてきた場合、受信側に
とってはこの伝票は、商品仕入れ請求伝票に対応するか
らである。また相手が商品発注伝票を送信してきた場
合、受信側では商品受注伝票に対応することになる。
【0016】さらにバス212には、ワークロジック適
用部220とワークシート及びデータファイル221が
接続されている。ワークシート及びデータファイル22
1には、各種の仕事や管理業務処理のためのワークシー
トが画面形式で格納されている。ワークシートの用い
方、ワークロジック適用部220の機能については、後
述することにする。
【0017】さらに、上記のバス212には、知識的処
理対象データ群ファイル222、知識的処理アプリケー
ションファイル223が接続されている。知識的処理対
象データ群ファイル222内の知識的処理対象データ群
は、後で説明するように、自己の業務上の自己データ
と、他社あるいは系列店から受信した業務上の受信デー
タとを少なくとも有する。これらの自己データと受信デ
ータのデータ形式は、互いに同じ形式である。
【0018】上記の自己データと、受信データとは、知
識的処理アプリケーションファイル223に格納されて
いる知識的処理アプリケーションにより処理され、その
処理結果は、ユーザが業務を遂行する上での支援情報と
なる。
【0019】さらにバス212には、統合管理アプリケ
ーションファイル224が接続されている。この統合管
理アプリケーションファイル224は、操作部102か
らの操作入力に応じて装置全体の動作形態を制御するた
めの管理用アプリケーションを格納している。またバス
212にはナビゲーションファイル225が接続されて
いる。このナビゲーションファイル225には、統合管
理アプリケーションと相俟って、ユーザの操作を支援す
るナビゲータとしてのアプリケーションが格納されてい
る。
【0020】上記の構成において、システム制御部10
3、ディスプレイ101、送受信インターフェース12
2、ディスプレイインターフェース121、操作部10
2、ディスクドライバ104は、ハードウエア構成であ
り、他のブロック部分は記録媒体、例えば磁気ディス
ク、光学式ディスク等の記録領域に記録されたアプリケ
ーションファイル、データファイルであってもよい。
【0021】次に、上記のシステムの具体的な動作を取
り扱い方とともに説明する。
【0022】[1]ルール設定モード(装置の使用開始
前の設定)、[2]ルール適用モード(装置を業務上で
使用しているとき)、[3]ワーク支援モード(装置を
業務上で使用しているときユーザの支援) まずこの装置は、ワークシートのデータ入力箇所(項目
名の付けられた空欄)にデータを入力するだけで、その
項目の内容を処理するために必要なアプリケーションが
自動的に決まり、かつ実行される仕組みになっている。
【0023】ワークシート及びデータファイル221に
は、ビジネスで必要なルール設定用の台帳、伝票、計画
書、流通ビジネスで用いられる伝票、帳票、発注伝票、
決済伝票などの各種のワークシートがデータとして格納
されている。
【0024】ワークシートは、仕事で必要なルール設定
用の台帳、伝票、計画書、流通ビジネスで用いられる伝
票、帳票、発注伝票、決済伝票などの各種のシートがあ
る。このワークシートは、仕事上の意味及び内容を最小
単位で表すワークロジック用語を少なくとも1つ含む。
そしてこのロジック用語に対応して、データ入力個所が
存在する。
【0025】本装置を用いるための設計時には、計画書
やルール設定用のワークシートが用いられ、このワーク
シートのデータ入力個所にデータが入力された場合、そ
の入力データは、項目名データやルール設定データとな
る。これは、ワークシートのデータ入力箇所自身が、仕
事上の意味及び内容を示す最小単位で分類され、定義さ
れているために、データ入力箇所にデータを入力したこ
とは、このデータ入力箇所が意味する仕事及び内容に実
態が加わったことになる。そして、その後のデータ処理
アプリケーションも自ずと関連付けられたことになる。
データ入力箇所が意味する仕事及び内容、つまり項目の
ことを、本装置では、ワークロジック用語と呼ぶ。
【0026】簡単な例を述べると、例えば、販売商品A
を示す帳票のデータ入力箇所の販売期間の項目に期日デ
ータが入力されると、当該商品の販売期間が設定された
ことになる。販売期間の期日データは、その後は、当該
商品Aの注文があったときのチェック用データ、さらに
は、販売期間の変更処理を行うときのチェック用データ
となる。また当該帳票のデータ入力箇所の在庫数量の項
目にデータが入力されたときも在庫数量Mが設定された
ことになる。その後は、商品Aの受注があったときに、
在庫チェックデータとなる。つまり、ルール設定データ
が入力されたときに、このデータを利用するアプリケー
ションも決まる。
【0027】また、上記ルール設定データが入力された
後、コンピュータを業務上で利用するときに、商品Aの
受注伝票のデータ入力箇所であって、受注数量を記入す
るデータ入力箇所にデータが入力された場合は、このデ
ータは適用データとなる。
【0028】例えば、商品Aの受注があり、数量がmで
あった場合、ユーザはこのmをデータ入力箇所に入力す
る。すると、コンピュータ内部では、M−mがチェック
される。M−mが正であれば、在庫あり、負であれば在
庫無しの判定が得られる。また、商品Aの受注があった
ときに、販売期間のチェックも行われる。このチェック
は、設定されている期日データと装置内部の時計データ
との比較が行われ、時計データで表わされる日時が設定
されている期日データで表わされる期間内に存在するか
どうかのチェックである。したがって、ワークシートの
データ入力箇所にデータを入力したときに、そのデータ
を用いるアプリケーションも関連付けられるようになっ
ている。
【0029】ワークロジック適用部220では、上記の
ようにワークシートの各データ入力箇所の項目と、この
項目のデータを処理するためのアプリケーションとを関
連付けるテーブル処理部を有する。この場合のアプリケ
ーションをこの装置では、ビジネスオペレーションシス
テム(ビジネスOS)と呼ぶ。また、このビジネスオペ
レーションシステム(ビジネスOS)は、予め決まった
アプリケーションであり、例えば存在チック用、上限チ
ェツク用、下限チェック用、累計処理用のソフトウエア
で構成されている。
【0030】また上記テーブル処理部は、この装置では
ルール適合検査部と呼ばれ、データ処理を行う場合に、
ワークシートのワークロジック用語に基いて、ビジネス
オペレーションシステムのソフトウエアを活用する場
合、どのソフトウエアを使用するのかを判断する。
【0031】さらに具体的に説明する。
【0032】図3は、ワークシートの例を示している。
ワークシートには、ビジネスロジック用語が記述されて
おり、このビジネス用語に対応するブランク部(データ
入力個所)にデータを記述することができる。この例
は、取引客に対して与信限度額を設定する場合のワーク
シートである。タイトルとして「取引先の与信限度額の
記述」と言うタイトルが設定されている。このタイトル
のワークシートを読み出す場合には、操作部102か
ら、例えばメニューをリクエストすれば、そのタイトル
メニューが現れるようになっている。そしてタイトルメ
ニューを参照して、タイトル「取引先の与信限度額の記
述」をクリックすることで、ワークシートをディスプレ
イに表示することができる。統合管理アプリケーション
ファイル224には、システムの立ちあげ行うととも
に、操作部501からの入力に応答するアプリケーショ
ンを含んでいる。また、このアプリケーションに基い
て、ナビゲーションファイル225のナビゲーションデ
ータに含まれるメニューなどの画面データがディスプレ
イ制御部213を介して用いられ、ディスプレイ101
に表示される。
【0033】ワークロジック適用部220は、「取引先
の与信限度額の記述」の項目に応じて、データ処理内容
は決まっているので、そのデータ処理を行うソフトウエ
アと、ワークシートを関連付けたデータを有する。
【0034】図3Aのような表示状態において、取引先
ナンバー、会社名などが入力される、また、適用開始
日、適用終了日、与信額、適用停止の欄が有り、ここに
必要なデータが記述される。この例では、適用開始日9
7/06/06、与信額200,000,000が記述
されており、適用終了日、適用停止の欄は記述されてい
ない。記述されていない場合には、自動的にこの項目に
関するデータ処理は行われないことを意味する。更に、
取引先の販売商品のリストを作成するためのワークシー
トも格納されている。これにより、取引先の各種のデー
タ(ルール設定データ)を構築することができる。
【0035】必要なワークシートに必要なルール設定デ
ータの記述が終わると、画面の終了の表示がクリックさ
れる。すると、各ワークシートは、ワークシート及びデ
ータファイル221に格納される。このようにデータを
入力すると、そのルール設定データの種類(意味する内
容)に応じて、ビジネス上で必要なデータ処理は予め決
まっているので、各データに対して、適用するプログラ
ムが決まることになる。
【0036】例えば上述した与信額に対しては、実際の
使用時において、取引先のチェックを行うために、適用
データが入力された場合、その適用データが適切である
かどうかを判定しなければならない。そこで、与信額
(ビジネス設定データ)に対して適用データを比較し、
適用データがビジネスルール設定データの値を超えてい
るかどうかを判定する上限チエック処理が行われる。
【0037】即ち、この装置では、ビジネス用のアプリ
ケーションソフトウエアを一定の基準に従ってビジネス
ロジックと、プログラムロジック(コンピュータロジッ
ク)とに完全に分離して、装置の構成を考えている。こ
こで一定の基準とは、ワークシート(ビジネスペーパ
類)と、これらに表現される項目を対象としている。そ
して、ワークシート類は、伝票、資料などの形態でコン
ピュータ画面、コンピュータ帳票として表示できる。
【0038】更にこれらの中の商取引ノウハウ系データ
群(商取引契約の内容を決定するなどの意味ある最小単
位の要素)、基幹業務系データ群(契約を履行するため
の社内ルールなどの意味ある最小単位の要素)、勘定系
データ群(商法、税法、証取法に基く会計処理ルールな
どの意味ある最小単位)の項目に分類して、これらを処
理すべきアプリケーションに対応付けている。
【0039】上記の如く分離整理されることにより、ア
プリケーションとしては、上記項目を処理する仕組みだ
けがプログラムロジックとして残っておりこれがビジネ
スOSである。そして、上記の項目は、その意味する内
容がわかれば、残るのは単なるデータのみである。これ
らがビジネスデータ或いはワークデータである。
【0040】この結果、ワークロジック適用部220に
格納されているソフトウエア(ビジネスOS)は、適用
データ(実際の商取引などでこの発明装置が使用される
ときに入力されるデータ)と、これに対応するルール設
定データ(予めデータベースとして保存されている)と
を用いて、上限チエック処理、下限チェック処理、存在
チェック処理、累計処理を行うソフトウエア群である。
【0041】図3に戻って説明する。上述した図3
(A)のようにワークシートを用いたデータベースの構
築が行われる。上記の例は、ある取引会社に対して与信
額を設定する例を説明した。その他に、取引先の会社の
一覧データベース、当該取引先の販売商品のデータベー
ス、各販売商品の単価、数量情報などのデータも構築可
能である。
【0042】図3(B)は、取引先ABCDE社からの
受注があった場合の適用画面の例を示している。この場
合は、ワークシートとして適用ワークシートを読み出
し、図のように入手した情報を必要な箇所に入力するこ
とになる。即ち、取引先コード、取引先名、商品コー
ド、単価、数量、受注金額などである。このようなデー
タを入力して、スタートを指令する。上記の適用画面の
適用ワークシートは、操作部102において、ルール適
用モードに切換え、適用画面のメニューを要求すること
により読みだされる。そして、ナビゲーションファイル
225のナビゲーションデータとディスプレイ制御部2
13とは、適用ワークシートのタイトルがディスクプレ
イ101に表示されるように動作する。希望のタイト
ル、この場合は「受注」が存在すると、そのタイトルが
ユーザによりクリックされる。
【0043】この操作により図3(B)の適用画面をデ
ィスプレイ101上に得ることができる。この後は、ユ
ーザがデータを入力することになる。ここで照会スター
トを操作すると、受注金額が、与信額を超えているかど
うかの判断(上限チェック処理)が実行される。この時
のソフトウエアは、ワークロジック適用部220が、受
注金額と言う項目を認識することにより、自動的に上限
チェック処理用のソフトウエアを選択し、実行すること
になる。この処理の結果、得られたデータは、ディスプ
レイ制御部213を介して、「与信限度内です」あるい
は、「与信限度を超えています」と言うように、ディス
プレイ101上に表示される。
【0044】図4は、ワークシートと、各ワークシート
に記述されているビジネスロジック用語と、このビジネ
スロジック用語が存在するワークシート群データと、適
用ソフトウエアとの関連テーブルを有する。このテーブ
ルを持つことにより、現在ディスプレイ101上でアク
セスされているワークシートを認識し、かつ、データ入
力があった場合、その対応ビジネスロジック用語を認識
し、適用ソフトウエアを決定することになる。ソフトウ
エアを適用して得られた結果のデータは、再度ディスプ
レイ上に画面として帰還されることになる。図4のテー
ブルは、ワークロジック適用部220あるいはワークシ
ート及びデータファイル221のいずれのブロックに記
述されていてもよい。
【0045】上記の実施の形態は、この発明の基本的な
原理を示した。この発明は上記の実施の形態に限定され
るものではなく、ビジネスロジック用語はほんの一部を
代表して示したものである。各種の伝票や帳票、決済伝
票などの類のすべての項目が本発明のビジネスロジック
用語に対応し、かつビジネスロジック適用部が選択する
ソフトウエアの判断材料となるものである。
【0046】図5は、本発明装置を業務で使用する準備
段階での操作を示している。全体的なユニットの管理
は、統合管理アプリケーションファイル224のアプリ
ケーションにより行われ、各ユニットの動作順やデータ
サーチ、データ出力などがコントロールされる。
【0047】操作部を通して操作が行われ、業務運用面
で使用する場合、運用準備メニューからデータファイル
を準備するための業務運用画面(ワークシート)をディ
スプレイに表示させる(ステップa1、a2)。次に、
画面を見ながら、適切な項目のブランク部にビジネス設
定データを入力し(ステップa3)、業務用データファ
イルを構築する。業務ルールを設定する場合に同様な処
理ルーチンで実現されることになる。
【0048】図6は上記のように構築されたデータベー
ス(コントロールデータ)を利用する場合の操作例を示
している。業務メニューを表示し、その中から対象とな
る項目を選択すると(ステップb1)、その項目に対応
した業務処理画面(ステップb2)に切り替わる。ここ
で、ユーザは業務処理画面を見ながら、必要な使用デー
タを入力する(b3)。すると、ワークロジック適用部
220が、その使用データの種類に応じて、また図4に
示したようなテーブルに基いて、必要なソフトウエアを
知的に決定し、その処理結果を表示する(ステップb
4)。この結果を見て、ユーザはやり直し、あるいは了
解を判断することになる(ステップb5)。
【0049】図7は、業務ルールを変更する必要が生じ
たときに利用される処理手順を示している。業務ルール
変更キーを操作すると、パスワードのキー入力要求が行
われる(c1、c2)。これは、誰でもが勝手に業務ル
ールを変更しないように設定されているからである。パ
スワードの入力があると、先の準備のときと同様に、準
備メニューが表示され、この中からユーザはルールを変
更したい項目を選択することになる(ステップc3)。
そして業務ルール設定画面が現れると、必要な部分に条
件データの入力が行われる(ステップc5)。
【0050】次に、いくつかの使用例を述べて見る。 (1)受注業務で販売取引先の口座を検査する場合の例 (a)受注業務の事前準備…この準備では販売取引先の
登録が行われる。
【0051】(b)実際の受注業務時点…販売取引先が
事前登録されているかどうかの検査が行われる。 (2)受注業務で与信額を検査する場合の例 (a)受注業務の事前準備…販売取引先の登録、販売取
引先の与信額の登録。 (b)実際の受注業務時点…販売取引先の売掛金額と受
注額の合計が与信額を超えているかどうかの検査が行わ
れる。 (3)受注業務で担当者の職務権限を検査する場合の例 (a)受注業務の事前準備…担当者の登録、及び担当者
の販売権限の上限金額の登録。
【0052】(b)実際の受注業務時点…受注額の合計
が担当者の販売権限の上限金額を超えているかどうかが
検査される。
【0053】この発明は上記の実施の形態に限定される
ものではなく、各種の実施の形態が可能である。
【0054】図8(A)には、存在チェック用のルール
設定を行う場合のルール設定画面を示し、図8(B)に
は存在チェック用の適用画面の例を示している。ルール
設定画面では、取引先コードや取引先名、取引開始日、
取引終了日、適用停止の項目がある。いま、適用画面に
おいて、発注No,発注日95/06/06、取引先コ
ード0300が入力されたとする。すると、この取引先
は、データファイルに存在し、取引開始日も適切な範囲
であるので、発注することが可能であり、その取引先の
情報、商品コードや商品名等が表示される。もし、この
時、取引先が存在しなかったり、取引終了日を経過して
しまっていたような場合は、警告表示または警告音が出
力されるようになっている。
【0055】図9(A)には、担当者の販売金額権限の
上限チェック用のルール設定を行う場合のルール設定画
面を示し、図9(B)には上限チェック用の適用画面の
例を示している。ルール設定画面では、担当者コード、
適用開始日、適用終了日、販売金額権限、適用停止の項
目がある。受注の適用画面において、今、担当者が担当
者コード95010、受注日98/01/30、取引先
X社、商品コード、商品名、数量、単価等を入力したと
する。すると、適用画面では、集計ソフトが自動動作
し、合計金額を算出する。また、その後に、チェック用
のソフトが動作し、販売金額権限内にあるかどうか、ま
た適用日は適切かどうかを判定する。図の例であると、
すべて適切であるために何も現れない、警告が現れな
い。
【0056】図10(A)には、商品納入所用日数の記
述を行いルール設定を行う場合のルール設定画面を示
し、図10(B)には下限チェック用の適用画面の例を
示している。ルール設定画面では、商品コード、商品
名、適用開始日、適用終了日、納入所要日数、適用停止
の項目がある。受注の適用画面において、今、担当者が
受注日98/07/07,納入期日98/07/10,
商品コード、商品名、数量、単価を入力したとする。こ
の場合は、商品コードが確認され、受注日+2日(納入
所要日数)が計算される。この場合、98/07/09
となる。一方、ユーザが希望した納入期日は98/07
/10である。よってこの場合は、下限チェック処理で
あり、受注許可の判定となる。
【0057】図11(A)には、単位チェックの例とし
て商品の販売セットのルール設定を行うルール設定画面
を示し、図11(B)には受注の適用画面の例を示して
いる。ルール設定画面では、商品コード、商品名、適用
開始日、適用終了日、販売セット、適用停止の項目が有
り、それぞれにデータが入力される。
【0058】今、適用画面において、受注が行われ、受
注日98/03/03、商品コード4531213、数
量100などが入力されたとする。すると、この場合
は、数量は50の倍数100であるために受注許可の判
定となる。
【0059】図12(A)には編集処理に属し、数量別
の商品単価の記述を行うためのルール設定画面を示して
いる。また、図12(B)には、受注の適用画面の例を
示している。ルール設定画面では、商品コード、商品
名、適用開始日、適用終了日、数量範囲、単価、適用停
止の項目がある。
【0060】今、適用画面において、受注日98/06
/01が入力され、商品コード4531213が入力さ
れ、数量250個が入力されたとする。するとこの場合
は、問題なく受注可能であり、数量250個の場合、ル
ール設定データによると単価が90円である。よってこ
の90と言うデータが読み出され、単価の欄に編集表示
される。そして、演算機能が働き、90×250の演算
が行われ、金額の欄に22,500の表示が行われる。
【0061】上記のルール設定画面と適用画面は一例を
示したにすぎず、この発明は各種の変形実施が可能であ
る。
【0062】以上説明したようにこの発明の装置は、プ
ログラム言語(コボル、フォートランなど)の記述を意
識することなく、単純にデータを入力すれば、このデー
タ入力の意味を理解してそのデータ処理のためのソフト
ウエアを自動適用及び構築することができる。また、設
定データ入力に応じて、即日応答処理が可能となり、ソ
フトウエアの見直しや修正作業が一切不要となる。
【0063】次に、ユーザのワーク支援機能について説
明する。
【0064】図13には、図2に示した知識的処理対象
データ群ファイル222の内部を更に詳しく示してい
る。この知識的処理対象データ群ファイル222には、
先のワークシート及びデータファイル221と一体とな
っていてもよい。この知識的処理対象データ群ファイル
222は、自己データ部300と、受信データ部310
と、送信データ部320とを有する。
【0065】自己データ部300は、ワークシートの項
目に対応するデータの形態で自己データを記憶する自己
データ群記憶部301と、この自己データ群記憶部30
1の記憶形態と全く同じ形態でデータを記憶する自己記
録データ群記憶部302とを有する。双方の記憶形態及
びデータ形式は、全く同じであるが、記憶部301、3
02間では、記憶するデータの意味が異なる定義となっ
ている。つまり、記憶部301に記憶されるデータは、
現状のデータであり、記憶部302のデータは、現状デ
ータに対して変更などの操作が行われた場合に、操作以
前に自己データとして存在した過去のデータである。
【0066】受信データ部310は、受信データ群記憶
部311、受信記録データ群記憶部312、他社受信デ
ータ群記憶部313、他社受信記録データ群記憶部31
4で構成される。受信データ群記憶部311、受信記録
データ群記憶部312は対となっている。図では1組し
か示していないが、支店や本店のもの、つまり自社グル
ープのものが複数用意されている。また、他社受信デー
タ群記憶部313、他社受信記録データ群記憶部314
とは対となっている。1組しか示していないが、複数社
のために複数用意されている。受信データ部310の各
記憶部311、312、313、314は、先の自己デ
ータ群記憶部301の記憶形態と全く同じ形態でデータ
を記憶することができる。受信データ群は、現状のデー
タであり、受信記録データ群は、現状データの変更など
の操作が行われた場合に、操作以前に受信データとして
存在した過去のデータである。
【0067】自社グループの受信データ群は、自己デー
タ群と全く同じ内容のデータが記録されていることが好
ましい。
【0068】他社受信データ群は、自己データ群と同じ
記憶フォーマットを有するが、実際に存在するデータ内
容としては、他社から伝送されたものであって、受信が
許可されているものが存在する。
【0069】送信データ部320は、送信データ群記憶
部321、送信記録データ群記憶部322、他社送信デ
ータ群記憶部323、他社送信記録データ群記憶部32
4で構成される。送信データ群記憶部321、送信記録
データ群記憶部322は対となっている。図では1組し
か示していないが、支店や本店のもの、つまり自社グル
ープのものが複数用意されている。また、他社送信デー
タ群記憶部323、他社送信記録データ群記憶部314
とは対となっている。1組しか示していないが、複数社
のために複数用意されている。送信データ部320の各
記憶部321、322、323、324は、先の自己デ
ータ群記憶部301の記憶形態と全く同じ形態でデータ
を記憶することができる。送信データ群は、現状のデー
タであり、送信記録データ群は、現状データに対して変
更などの操作が行われた場合に、操作以前に送信データ
として存在した過去のデータである。
【0070】自社グループの送信データ群は、自己デー
タ群と全く同じ内容のデータが記録されていることが好
ましい。
【0071】他社送信データ群は、自己データ群と同じ
記憶フォーマットを有するが、実際に存在するデータ内
容としては、他社へ送信するために指定されたものが存
在する。
【0072】また、データ形式変換部215には、言語
変換処理部、通貨変換処理部も付随しており、送受信す
るデータの項目名などを相手に応じて言語変換したり、
また通貨をレート情報に応じて変換することができる。
【0073】今、本装置が本店に設置されているものと
すると、受信データ群記憶部310には、自社の支店や
系列点から送られたデータが格納される。図では1つの
支店からの受信データ群の記憶部311が示されている
が、さらに各支店からの受信データ群の記憶部が存在す
る。逆に、本装置が支店に設置されているものとする
と、受信データ群記憶部311には、例えば本店から送
られてきた受信データ群が存在する。
【0074】同様に、送信データ群記憶部321に付い
ても同様である。即ち、本装置が本店に設置されている
ものとすると、送信データ群記憶部321には、自社の
支店や系列点へ送信するためのデータが格納される。図
では1つの支店へ送信するための送信データ群の記憶部
321が示されているが、さらに各支店へ送信するため
の送信データ群の記憶部が存在する。逆に、本装置が支
店に設置されているものとすると、送信データ群記憶部
321には、例えば本店へ送信するための送信データ群
や、他の支店へ送信するための送信データ群が存在す
る。
【0075】上記のデータ群は、知識的処理アプリケー
ションファイル222に格納されている各種のアプリケ
ーションによって、表示制御処理、構築処理、設定処
理、抽出処理、知識的解析処理などに用いられる。ここ
で知識的解析処理としては、ヒストリーチェック、決済
処理等を含むものである。
【0076】図15には、自己データ群内のデータの分
類形態を示している。他の受信データ群、送信データ
群、記録データ群のフォーマットも同じであるから、自
己データ群301のフォーマットを代表して説明する。
【0077】縦方向に、組織Y1、基準Y2、統括Y3
の各欄に分類され、横方向へ伝票X1、台帳X2、知識
X3の各欄に分類されている。そして、組織/伝票の欄
のデータ群X1Y1としては、各組識で扱う各種伝票と
してのデータ群がある。
【0078】また基準/伝票の欄のデータ群X1Y2、
統括/伝票のデータ群X1Y3の縦の系統には、組織/
基準の欄のデータ群X1Y1と同じフォームで同じ数の
各種伝票が識別コードを付して格納されている。伝票と
しては、顧客との間でやり取りする伝票、商品や製品や
部品の流通に関する伝票、人材に関する伝票、銀行にに
関する伝票、給与に関する伝票、経理に関する伝票など
多種の伝票が存在する。また伝票としては、請求伝票、
相殺伝票、ファイナンス伝票、ファクタリング伝票が含
まれる。ファイナンス伝票とファクタリング伝票とに
は、申し込み伝票、許可伝票、NG伝票のタイプがあ
る。
【0079】これらの伝票は、組織/伝票、基準/伝
票、統括/伝票の各欄に同じ形態で配置されているが、
所属する各欄において、意味が異なる。つまり、組織/
伝票の欄に格納されている伝票は、実際にこのシステム
が配置された本店、支店内において、活用される伝票で
あることを意味し、基準/伝票の欄に格納されている伝
票は、本店、支店、取り引きのある他社等のすべて、つ
まり自他において用いられるすべての伝票であることを
意味する。したがって、基準の欄に存在する伝票であっ
ても、組織の欄に存在する同じ伝票が活用されない場合
もある。
【0080】また、統括/伝票の欄に格納されている伝
票は、主として、指令や問い合わせ、連絡等の伝票であ
ること意味し、価格の変更、訂正、修正、削除、期間の
変更、訂正、修正、削除などを統括することになる。
【0081】次に、組織/台帳、基準/台帳、統括/台
帳の各欄のデータ群X2Y1、X2Y2,X2Y3の縦
の系統には、それぞれに同じフォームの同じ数の各種台
帳がデータとして格納されている。台帳としては、本
店、支店の組織構成、人事組織構成、商品や製品の台
帳、人材に関する台帳、取り引き銀行の台帳、給与に関
する台帳、経理に関する台帳など多種の台帳が存在す
る。従ってこの台帳には、伝票に記載されるべき各種の
項目(会社名、組織、商品名、人名等の項目)のすべて
に対応する項目が台帳としてまとめられている。、これ
らの台帳は、組織/台帳、基準/台帳、統括/台帳の各
欄に同じ形で配置されているが、各欄において、意味が
異なる。つまり、組織/台帳の欄に格納されている伝票
は、実際のこのシステムが配置された本店或いは支店内
において、活用される台帳であること意味し、基準/台
帳の欄に格納されている台帳は、本店、支店、取り引き
のある他社等のすべてにおいて利用される台帳であるこ
とを意味する。また、統括/台帳の欄に格納されている
台帳は、主として、指令や問い合わせ、連絡を等を意味
し、台帳内のデータの変更、訂正、修正、削除、期間の
変更、訂正、修正、削除などを統括することになる。
【0082】次に、組織/知識、基準/知識、統括/知
識の欄の各データ群X3Y1、X3Y2,X3Y3の縦
の系統には、それぞれに同じフォームの同じ数の各伝
票、及び同じフォームの同じ数の各台帳に対応する実態
データが格納されている。
【0083】従って、データ群X3Y1には、伝票に書
き込まれた項目名、会社名や数値等が実際のデータとし
て記述され、また台帳に書き込まれた項目名、会社名や
数値などが実際のデータとして記述されている。従っ
て、具体的な取り引き先、商品や製品の価格、販売期
間、組織に属する人名、給与等のデータが存在する。そ
して伝票、台帳、知識の横の系統は、項目の識別コード
でリンクしている。
【0084】これらの実際のデータは、縦方向の系統で
ある組織/知識、基準/知識、統括/知識の欄に配置さ
れているが、各欄において、意味が異なることになる。
つまり、組織/知識の欄に格納されているデータは、実
際にこのシステムが配置された本店或いは支店内におい
て、活用されるデータであること意味し、基準/知識の
欄に格納されているデータは、本店、支店、取り引きの
ある他社等のすべてにおいて利用されるデータであるこ
とを意味する。また、統括/知識の欄に格納されている
データは、主として、指令や問い合わせ、連絡等を意味
し、実態データの変更、訂正、修正、削除、期間の変
更、訂正、修正、削除などを統括したデータである。
【0085】これらのデータは、それぞれ伝票や台帳の
対応する各項目にインデックスやアドレスにより関連付
けられている。この関連付けについては後述する。
【0086】図14には、伝票のデータ構造、台帳のデ
ータ構造、知識のデータ構造を示している。伝票の欄の
各伝票のデータ構造としては、この伝票が組織、基準、
統括の欄のいずれに属するのかを示す識別コード、この
伝票自体の識別を表わす伝票識別コード、この伝票に備
えられている項目(伝票名、会社名、商品名等を記入す
る部分)の数、各項目の識別コード、この伝票を表示す
る場合に用いられるレイアウト画面の識別コードがあ
る。さらにまた、チックフラッグ領域があり、受信直後
の場合、或いは送信準備の状態にある場合のように何ら
かの操作があったときに一時的に用いられるフラッグで
ある。またアクティブフラッグがあり、現在、この伝票
が使用する伝票にあるのかどうかを示すのに用いられ
る。これは例えば本店では用いられるが支店では用いら
れないような伝票を識別するためである。また、その他
の識別コードとして利用するための領域がある。その他
の識別コードとしては、自己データ群に所属するのか、
自己記録データ群に所属するのかを表わすコードであ
り、図13のいずれのデータ群(記憶部)に存在してい
るのかを示す識別コードである。したがって、自社受信
データ群、他社受信データ群、自社送信データ群、他社
送信データ群の識別コードも存在する。またその他必要
な識別コードが存在する。
【0087】台帳の欄のデータ構造は以下のようになっ
ている。
【0088】この台帳が組織、基準、統括のいずれに所
属するのかを示す識別コード、台帳自体の識別を表わす
台帳識別コード、この台帳に属する項目数、各項目の識
別コード、さらにこの台帳を画面に表示する場合に用い
られるレイアウト画面識別コード、チェックフラッグ、
アクティブフラッグ、その他である。チェックフラッ
グ、アクティブフラッグ、その他に関しては、先の伝票
の場合と同様に用いられる。
【0089】知識の欄のデータ構造は以下のようになっ
ている。
【0090】知識のデータ構造は大別すると知識テーブ
ル群とすべての項目データ群とで構成されている。知識
テーブルは、このテーブルが組織、基準、統括のいずれ
に所属するのかを示す識別コード、テーブル自体の識別
を表わす知識テーブル識別コード、この知識テーブルに
収集される項目の識別コード、さらにこの知識テーブル
を画面に表示する場合に用いられるレイアウト画面識別
コード、チェックフラッグ、アクティブフラッグ、その
他である。チェックフラッグ、アクティブフラッグ、そ
の他に関しては、先の伝票の場合と同様に用いられる。
また、すべての項目に対応する実際のデータ領域と、メ
モ情報が存在する。そして知識の欄における項目及びそ
のデータは、伝票及び台帳の各項目に対応している。ま
たメモ情報は、これらのデータをどのように扱うのか、
そのその取り扱い方、さらには質問、連絡などの情報と
して添付されている。
【0091】図14では、伝票、台帳、知識のデータ構
成を1グループ示しているが、全く同様な形のデータ構
成が、図15の組織/知識、基準/知識、統括/知識の
各欄に備えられている。図14に示したデータフォーマ
ットは、図13の各データ群記憶部内でも全く同じフォ
ーマットである。但し、受信データ部310には、受信
を許可されている伝票、台帳、知識に関する実データが
存在し、送信データ部320には、送信を指定されてい
る伝票、台帳、知識に関する実データが存在する。
【0092】上記のデータ構造において、項目名や用語
としては各種の言語が用意されている。つまり、各種言
語対応のデータ構造が用意されている。従って、伝票
や、台帳を表示したとき、その項目名、伝票名、台帳名
などの言語を切換えることができる。
【0093】図16には、ネットワークの環境と、ネッ
トワークを通じて行う処理の対象項目を設定するための
処理ルーチンを示している。簡単に説明すると以下のよ
うになっている。
【0094】即ち、ネットワークを通じてデータの送受
信を行うためには、取り引きする相手及び組織を設定し
(ステップA1)、取り引きする相手のコンピュータが
どのようなものであるか、またどのようなフォルダに取
り引きデータが格納されるのかを設定しなければならな
い(ステップA2)。次に、送信対象となるデータの項
目を設定(ステップA3)する。次に、データを送信す
る期間や送信方法を設定する必要がある(ステップA
4)。さらにまた、受信環境を設定するには、受信対象
となる相手及び組織を設定し(A5),次に受信対象と
なるデータの項目の設定(ステップA6),データ受信
期間等の設定が行われる(ステップA7)。また、送信
方法の切り替えも可能となっている(ステップA8)。
上記の説明では、ステップA1からA8へ順次設定され
るように示しているが順序は入れ替わっても良い。
【0095】次に、各設定を行う時の一例をメニュー画
面を示して説明する。
【0096】図17から図22には、ネットワークを形
成するための会社やコンピュータを設定する場合に用い
られるメニュー画面の例を示している。
【0097】図17のメニュー画面は、環境を設定する
場合に最初に開かれるメニュー画面である。このメニュ
ー画面には、この発明に特に関連する「ナレッジネット
ワーキング」と言う項目と、「事業システム運用」とい
う項目がある。「ナレッジネットワーキング」と言う項
目をクリックすると、図18に示すようなメニュー画面
が現れる。
【0098】図18のメニュー画面は、ネットワーキン
グを構築する場合にそのグループに属する会社名や、金
融機関、行政機関を設定する場合に利用される。このメ
ニュー画面では、ネットワーキングを形成するための対
象となる「会社」、「金融機関」、「行政機関」という
項目が存在する。
【0099】またネットワークが構築された後で、どの
ようなデータをどのようなパーソナルコンピュータ(P
C)間で送信あるいは受信するのかを設定するために、
「会社のPC送受信規程」、「伝票データの金融機関へ
のPC送信規程」、「伝票データの行政機関へのPC送
信規程」という項目が存在する。
【0100】更にまた、またネットワークが構築された
後で、どのようなデータをどのようなASサーバー間で
送信あるいは受信するのかを設定するために、「会社の
ASサーバー送受信規程」、「伝票データの金融機関へ
のASサーバー送信規程」、「伝票データの行政機関へ
のASサーバー送信規程」という項目が存在する。
【0101】ここで、「会社のPC送受信規程」という
項目をクリックすると、図19に示すようなメニュー画
面が現れ、会社内でのPC送受信規程と、会社外の送受
信規程を設定することができる。また、各送受信規程に
おいては、図19に示されるように、組織データのPC
送受信規程、統括データの送受信規程、基準データの送
受信規程、伝票データの送受信規程という項目がある。
この項目をクリックすると、各種組織データ、或いは各
種統括データ、或いは各種基準データ、或いは各種伝票
データを表示することができ、これら表示されたデータ
の中からどのようなデータを送信或いは受信するのかを
設定することができる。
【0102】また、図18のメニュー画面において、
「会社のASサーバー送受信規程」という項目をクリッ
クすると、図20に示すようなメニュー画面が現れ、さ
きの図19の説明の場合と同様にデータの送受信規程を
設定することができる。
【0103】図17のメニュー画面に戻り、「事業シス
テム運用」という項目をクリックすると、図21に示す
ようなメニュー画面が現れる。このメニュー画面には
「ナレッジネットワークの構成」、「コンピュータデー
タ運用」と言う項目がある。
【0104】ここで「ナレッジネットワークの構成」と
言う項目をクリックすると、図22に示すようなメニュ
ー画面が現れる。
【0105】このメニュー画面には「ナレッジネットワ
ークのPC」、「ナレッジネットワークの自己PC」、
会社のデータ格納PCフォルダ」、「金融機関のデー
タ格納PCフォルダ」、「行政機関のデータ格納PCフ
ォルダ」、「ナレッジネットワークの送信先電話帳」、
「ナレッジネットワークのASサーバー」、「ナレッジ
ネットワークの接続ASサーバー」、会社のデータ格納
ASライブラリ」、「金融機関のデータ格納ASライブ
ラリ」、「行政機関のデータ格納ASライブラリ」、
「ナレッジネットワークのASサーバー回線記述」と言
う項目が存在する。これらの項目は、PCやASサーバ
ーを具体的に登録する場合に利用される。
【0106】以下、例えば東京にことぶき商事会社があ
り、福岡にことぶき商事会社の営業所があり、また、東
京にナレッジファイナンス株式会社と言うファイナンス
会社が存在する場合を想定し、会社間及び事業所間でネ
ットワークを構築する場合の例を説明する。
【0107】図23から図30は、ことぶき商事会社の
東京営業本部の業務管理課に設置されたパーソナルコン
ピュータ(本発明の方法及び装置を有する)が、福岡に
設置されているパーソナルコンピュータ(本発明の方法
及び装置を有する)とネットワークを構築し、送受信デ
ータのルールを設定する場合の例を示している。
【0108】まず、メニュー画面(図17)でナレッジ
ネットワーキングという項目がクリックされ、メニュー
画面(図18)で「会社」と言う項目がクリックされ
る。すると、図23に示す画面が現れる。図23の画面
では、まず、自己の所属する会社名の会社コード、会社
名、会社名の読み仮名、会社の簡略名、会社の英語名、
会社の英語簡略名、郵便番号、住所、建物名等、電話番
号、FAX番号などが入力される。
【0109】次に、図17、図21、図22のメニュー
画面を介して、「ナレッジネットワークのPC」と言う
項目がクリックされると、図24に示す画面が現れる。
この画面では、ネットワークで用いるコンピュータID
と、そのコンピュータ名、コンピュータ国番号、コンピ
ュータ電話番号、使用場所などを入力することができ
る。
【0110】また、再度、図22のメニュー画面を介し
て、「ナレッジネットワークのPC」と言う項目をクリ
ックし、図25に示すように、通信相手となるコンピュ
ータIDと、そのコンピュータ名、コンピュータ国番
号、コンピュータ電話番号、使用場所などを入力するこ
とができる。
【0111】次に、図22のメニュー画面を介して、
「会社のデータ格納PCフォルダ」という項目をクリッ
クすると、図26、図27に示すように、東京の業務管
理課のPCにおけるデータ格納フォルダ名、福岡の営業
所のPCにおけるデータ格納フォルダ名を特定して入力
することができる。
【0112】次に、図22のメニュー画面を介して、
「ナレッジワークの自己PC」と言う項目をクリックす
ると、図28に示す画面が現れ、自己のコンピュータI
Dを特定することができる。今、東京の営業本部で設定
作業が行われているので、自己のPCは、東京の営業本
部の業務管理課のコンピュータIDが指定されることに
なる。
【0113】次に、図19のメニュー画面に戻り、「統
括データのPC送信規程」という項目がクリックされる
と、図29に示す画面が現れる。つまり、この例は、東
京営業本部から福岡営業所に送るデータの種類として
は、統括データであることを設定する例である。
【0114】図29の画面では、会社コード、送信元コ
ンピュータID,送信元フォルダ名、事務処理画面名、
送信データの組織編成番号、送信データの組織コード、
送信先コンピュータID、送信先フォルダ名、などが表
示される。ここで、事務処理画面のスクロールボタンを
クリックすると、統括データの項目が現れる。図の例で
は「組織の商品価格の統括」と言う項目が現れている。
またこの画面では、設定した統括データをいつどのよう
に送信するのかを設定することができる。
【0115】ここで、どのような商品の商品価格を幾ら
にするのかのデータを入力することになるが、この画面
において、組織の販売価格の統括という項目をクリック
すると、図示していないが取り扱っている各種商品と、
各商品の現在の販売価格がテーブルとして表示されるの
で、所望の商品の変更した販売価格を入力することがで
きる。
【0116】次に、図19のメニュー画面に戻り、「組
織データのPC受信規程」と言う項目をクリックする
と、図30に示す画面が現れる。この例は、福岡営業所
から東京営業本部が受信するデータの種類としては、顧
客企業からの商品受注伝票であることを設定する例であ
る。
【0117】図30のメニュー画面では、会社コード、
送信元コンピュータID,送信元フォルダ名、事務処理
画面名、受信データの組織編成番号、受信データの組織
コード、受信先コンピュータID、受信先フォルダ名、
などが表示される。ここで、事務処理画面のスクロール
ボタンをクリックすると、顧客企業からの商品受注伝票
の項目が現れる。図の例では「顧客企業からの商品受注
伝票」と言う項目が現れている。またこの画面では、設
定した受信データをいつから受信するのかを設定するこ
とができる。
【0118】ここで、どの顧客からどの商品の受注伝票
を受信するのかを入力することになるが、この画面にお
いて、顧客企業からの商品受注伝票という項目をクリッ
クすると、図示していないが、取り扱っている各顧客企
業名と、各商品の受注伝票がテーブルとして表示される
ので、所望の商品の受注伝票を入力することができる。
【0119】図31乃至図38は、上記した東京営業本
部のPCに対応して、環境設定される福岡営業所のPC
の環境設定手順を示している。
【0120】まず、メニュー画面(図17)でナレッジ
ネットワーキングという項目がクリックされ、メニュー
画面(図18)で「会社」と言う項目がクリックされ
る。すると、図31に示す画面が現れる。図31の画面
では、まず、自己の所属する会社名の会社コード、会社
名、会社名の読み仮名、会社の簡略名、会社の英語名、
会社の英語簡略名、郵便番号、住所、建物名等、電話番
号、FAX番号などが入力される。
【0121】次に、図17、図21、図22のメニュー
画面を介して、「ナレッジネットワークのPC」と言う
項目がクリックされると、図32に示す画面が現れる。
この画面では、ネットワークで用いるコンピュータID
と、そのコンピュータ名、コンピュータ国番号、コンピ
ュータ電話番号、使用場所などを入力することができ
る。
【0122】また、再度、図22のメニュー画面を介し
て、「ナレッジネットワークのPC」と言う項目をクリ
ックし、図33に示すように、通信相手となるコンピュ
ータIDと、そのコンピュータ名、コンピュータ国番
号、コンピュータ電話番号、使用場所などを入力するこ
とができる。この場合は、東京営業本部のコンピュータ
と言うことになる。
【0123】次に、図22のメニュー画面を介して、
「会社のデータ格納PCフォルダ」という項目をクリッ
クすると、図34、図35に示すように、福岡の営業所
のPCにおけるデータ格納フォルダ名、東京の業務管理
課のPCにおけるデータ格納フォルダ名を特定して入力
することができる。
【0124】次に、図22のメニュー画面を介して、
「ナレッジワークの自己PC」と言う項目をクリックす
ると、図36に示す画面が現れ、自己のコンピュータI
Dを特定することができる。今、福岡の営業所で設定作
業が行われているので、自己のPCは、福岡の営業所の
コンピュータIDが指定されることになる。
【0125】次に、図19のメニュー画面に戻り、「統
括データのPC受信規程」という項目がクリックされる
と、図37に示す画面が現れる。つまり、この例では、
東京営業本部から送られてくる組織の商品販売価格の統
括データである。
【0126】図37の画面では、会社コード、送信元コ
ンピュータID,送信元フォルダ名、事務処理画面名、
受信データの組織編成番号、受信データの組織コード、
受信先コンピュータID、受信先フォルダ名、などが表
示される。ここで、事務処理画面のスクロールボタンを
クリックすると、統括データの項目が現れる。図の例で
は「組織の商品価格の統括」と言う項目が現れている。
またこの画面では、設定した統括データをいつどのよう
に受信するのかを設定することができる。
【0127】ここで、どのような商品に関する統括デー
タを受信するのかを設定することになるが、この画面に
おいて、組織の販売価格の統括という項目をクリックす
ると、図示していないが取り扱っている各種商品と、各
商品の現在の販売価格がテーブルとして表示されるの
で、所望の商品の変更した販売価格を入力することがで
きる。
【0128】次に、図19のメニュー画面に戻り、「組
織データのPC受信規程」と言う項目をクリックする
と、図38に示す画面が現れる。この例は、福岡営業所
から東京営業本部へ送信するデータの種類としては、顧
客企業からの商品受注伝票であることを設定する例であ
る。
【0129】図38のメニュー画面では、会社コード、
送信元コンピュータID,送信元フォルダ名、事務処理
画面名、送信データの組織編成番号、送信データの組織
コード、送信先コンピュータID、送信先フォルダ名、
などが表示される。ここで、事務処理画面のスクロール
ボタンをクリックすると、顧客企業からの商品受注伝票
の項目が現れる。図の例では「顧客企業からの商品受注
伝票」と言う項目が現れている。またこの画面では、設
定した送信データをいつから送信するのかを設定するこ
とができる。
【0130】ここで、どの顧客からのどの商品の受注伝
票を受信するのかを入力することになるが、この画面に
おいて、顧客企業からの商品受注伝票という項目をクリ
ックすると、図示していないが、取り扱っている各顧客
企業名と、各商品の受注伝票がテーブルとして表示され
るので、所望の商品の受注伝票を入力することができ
る。
【0131】なお、東京営業本部から福岡営業所に送信
する「組織の商品の販売価格の統括」のデータとして
「全て」を指定すれば、すべての商品の販売価格情報を
伝送することができる。一方、福岡営業所で受信する
「組織の商品の販売価格の統括」のデータとして「全
て」を指定すれば、すべての商品の販売価格情報を受信
することができる。
【0132】同様に、福岡営業所から東京営業本部に送
信する「顧客企業からの商品受注伝票」のデータとして
「全て」を指定すれば、全ての商品受注伝票を送信する
ことができる。一方、東京営業本部においても、受信す
る「顧客企業からの商品受注伝票」のデータとして「全
て」を指定すれば、送られてくるすべての商品受注伝票
を受信することができる。
【0133】本発明の装置は、ファイナンス株式会社と
の相互通信を可能とし、ファイナンス申し込みを行える
機能も備えている。
【0134】図39乃至図46は、ことぶき商事株式会
社からファイナンス株式会社に対してファイナンス申し
込みを行うことができるように環境設定する場合の手順
を示す図である。
【0135】また、図47乃至図54は、ファイナンス
会社がことぶき商事株式会社からのファイナンス申し込
みを受け付けることができるように環境設定する場合の
手順を示す図である。
【0136】まず、メニュー画面(図17)でナレッジ
ネットワーキングという項目がクリックされ、メニュー
画面(図18)で「会社」と言う項目がクリックされ
る。すると、図39に示す画面が現れる。図39の画面
では、まず、自己の所属する会社名(自社)の会社コー
ド、会社名、会社名の読み仮名、会社の簡略名、会社の
英語名、会社の英語簡略名、郵便番号、住所、建物名
等、電話番号、FAX番号などが入力される。
【0137】次に、再度、メニュー画面(図18)で
「会社」と言う項目がクリックされると、図40に示す
画面が現れる。図40の画面では、まず、ファイナンス
会社(他社)会社名の会社コード、会社名、会社名の読
み仮名、会社の簡略名、会社の英語名、会社の英語簡略
名、郵便番号、住所、建物名等、電話番号、FAX番号
などが入力される。
【0138】次に、図17、図21、図22のメニュー
画面を介して、「ナレッジネットワークのPC」と言う
項目がクリックされると、図41に示す画面が現れる。
この画面では、ネットワークで用いるコンピュータID
と、そのコンピュータ名、コンピュータ国番号、コンピ
ュータ電話番号、使用場所などを入力することができ
る。この場合は、ファイナンス株式会社に対して東京営
業本部の財務部のコンピュータが使用される例を示して
いる。
【0139】また、再度、図22のメニュー画面を介し
て、「ナレッジネットワークのPC」と言う項目をクリ
ックし、図42に示すように、通信相手となるコンピュ
ータIDと、そのコンピュータ名、コンピュータ国番
号、コンピュータ電話番号、使用場所などを入力するこ
とができる。この場合は、ファイナンス株式会社の融資
部のコンピュータが指定される例を示している。
【0140】次に、図22のメニュー画面を介して、
「会社のデータ格納PCフォルダ」という項目をクリッ
クすると、図43、図44に示すように、ことぶき商事
株式会社の東京営業本部のPCにおけるデータ格納フォ
ルダ名、ファイナンス株式会社の融資部のPCにおける
データ格納フォルダ名を特定して入力することができ
る。
【0141】次に、図22のメニュー画面を介して、
「ナレッジワークの自己PC」と言う項目をクリックす
ると、図45に示す画面が現れ、自己のコンピュータI
Dを特定することができる。今、東京営業本部で環境設
定作業が行われているので、自己のPCは、東京営業本
部のコンピュータIDが指定されることになる。
【0142】次に、図19のメニュー画面に戻り、「伝
票データのPC対外送信規程」という項目がクリックさ
れると、図46に示す画面が現れる。つまり、この例で
は、東京営業本部からファイナンス株式会社に送られフ
ァイナンス申し込み伝票である。
【0143】図46の画面では、会社コード、送信元コ
ンピュータID,送信元フォルダ名、事務処理画面名、
送信データの組織編成番号、送信データの組織コード、
送信先コンピュータID、送信先フォルダ名、などが表
示される。ここで、事務処理画面のスクロールボタンを
クリックすると、ファイナンス申し込み伝票の項目が現
れる。図の例では「ナレッジファイナンス申し込み伝
票」と言う項目が現れている。またこの画面では、設定
した伝票データをいつどのように受信するのかを設定す
ることができる。
【0144】ここで、複数存在するナレッジファイナン
ス申し込み伝票の中でどの伝票を指定するのかを決定す
ることになるが、この画面において、ナレッジファイナ
ンス申し込み伝票という項目をクリックすると、図示し
ていないが取り扱っている複数の伝票がテーブルとして
表示されるので、所望の伝票を例えば伝票コードで選択
することができる。
【0145】一方、ナレッジファイナンス株式会社にお
いては、以下のような環境設定が行われる。
【0146】まず、メニュー画面(図17)でナレッジ
ネットワーキングという項目がクリックされ、メニュー
画面(図18)で「会社」と言う項目がクリックされ
る。すると、図47に示す画面が現れる。図47の画面
では、まず、自己の所属する会社名(自社)の会社コー
ド、会社名、会社名の読み仮名、会社の簡略名、会社の
英語名、会社の英語簡略名、郵便番号、住所、建物名
等、電話番号、FAX番号などが入力される。
【0147】次に、再度、メニュー画面(図18)で
「会社」と言う項目がクリックされると、図48に示す
画面が現れる。図48の画面では、まず、ことぶき商事
株式会社(他社)会社名の会社コード、会社名、会社名
の読み仮名、会社の簡略名、会社の英語名、会社の英語
簡略名、郵便番号、住所、建物名等、電話番号、FAX
番号などが入力される。
【0148】次に、図17、図21、図22のメニュー
画面を介して、「ナレッジネットワークのPC」と言う
項目がクリックされると、図49に示す画面が現れる。
この画面では、ネットワークで用いるコンピュータID
と、そのコンピュータ名、コンピュータ国番号、コンピ
ュータ電話番号、使用場所などを入力することができ
る。この場合は、ことぶき商事株式会社の東京営業本部
に対してファイナンス株式会社の融資部のコンピュータ
が使用される例を示している。
【0149】また、再度、図22のメニュー画面を介し
て、「ナレッジネットワークのPC」と言う項目をクリ
ックし、図50に示すように、通信相手となるコンピュ
ータIDと、そのコンピュータ名、コンピュータ国番
号、コンピュータ電話番号、使用場所などを入力するこ
とができる。この場合は、東京営業本部の財務部のコン
ピュータが指定される例を示している。
【0150】次に、図22のメニュー画面を介して、
「会社のデータ格納PCフォルダ」という項目をクリッ
クすると、図51、図52に示すように、ファイナンス
株式会社の融資部のPCにおけるデータ格納フォルダ
名、ことぶき商事株式会社の東京営業本部のPCにおけ
るデータ格納フォルダ名を特定して入力することができ
る。
【0151】次に、図22のメニュー画面を介して、
「ナレッジワークの自己PC」と言う項目をクリックす
ると、図45に示す画面が現れ、自己のコンピュータI
Dを特定することができる。今、ナレッジファイナンス
株式会社で環境設定作業が行われているので、自己のP
Cは、ナレッジファイナンス株式会社のコンピュータI
Dが指定されることになる。
【0152】次に、図19のメニュー画面に戻り、「伝
票データのPC対外受信規程」という項目がクリックさ
れると、図54に示す画面が現れる。つまり、この例で
は、東京営業本部からファイナンス株式会社に送られて
来るファイナンス申し込み伝票である。
【0153】図54の画面では、会社コード、送信元コ
ンピュータID,送信元フォルダ名、事務処理画面名、
受信データの組織編成番号、受信データの組織コード、
受信先コンピュータID、受信先フォルダ名、などが表
示される。ここで、事務処理画面のスクロールボタンを
クリックすると、ファイナンス申し込み伝票の項目が現
れる。図の例では「ナレッジファイナンス申し込み伝
票」と言う項目が現れている。またこの画面では、設定
した伝票データをいつどのように受信するのかを設定す
ることができる。
【0154】ここで、複数存在するナレッジファイナン
ス申し込み伝票がある場合、その中でどの伝票を指定す
るのかを決定することになるが、この画面において、ナ
レッジファイナンス申し込み伝票という項目をクリック
すると、図示していないが取り扱っている複数の伝票が
テーブルとして表示されるので、所望の伝票を例えば伝
票コードで選択することができる。
【0155】なお上記の説明で、送信規程、受信規程を
行う例を説明したが、送信する伝票、台帳、知識デー
タ、さらには受信する伝票、台帳、知識データをセット
する場合には、自己データ群記憶部に格納されている伝
票や台帳の識別コードを含むフォーマットが受信データ
群記憶部や送信データ群記憶部にセットされる。これに
より、セットした伝票や台帳と同じ識別コードの伝票や
台帳が伝送された来た時には、これを受け付ける仕組み
になっている。
【0156】次に、上記の装置においては、各種の知識
テーブル(顧客企業からの商品受注伝票テーブル、顧客
企業からの受注伝票明細テーブル、顧客企業からの商品
売上げ回収伝票テーブル、商品仕入れ先への商品発注伝
票テーブル、商品仕入れ先への商品発注伝票明細テーブ
ル、商品仕入れ先への支払伝票テーブル等)、を構築す
る機能が設けられている。これはユーザに対して知的支
援を行う場合に用いられるテーブルである。
【0157】以下、テーブルの代表的な例を図55乃至
図64に示す。このようなテーブルは、受信データ部、
自己データ部、送信データ部(図13参照)にそれぞれ
構築される。但し、図55乃至図64には自己データ部
のものを代表して示している。
【0158】図55には、顧客企業からの商品受注伝票
のテーブルを示している。このテーブルには、受注した
組織の編成番号、受注した組織の識別コード、商品受注
伝票番号、受注日、顧客の識別コードなどが図に示すよ
うに収集されている。また図56には、顧客企業からの
商品受注伝票明細のテーブルを示している。このテーブ
ルには、受注組織の編成番号、受注組織の識別コード等
が収集されている。
【0159】図55の画面において、右上の画面のイン
デックスプロパティーの画面に特定すべき組織編成番
号、組織コード及び商品受注伝票番号を入力すると、当
該組織における商品受注伝票の受注日など、図に示す各
項目のデータタイプの箇所に具体的文字記述や数値とし
て表示される。また図56の画面において、右上の画面
のインデックスプロパティーの画面に特定すべき組織編
成番号、組織コード、商品受注伝票番号及び明細行順序
番号を入力すると、当該組織における特定された商品受
注伝票に記述されている商品コードなど、図に示す各項
目のデータタイプの箇所に数値等の情報が具体的に表示
される。
【0160】上記のテーブルの表示は、図示していない
がテーブルメニューを表示してテーブル名をクリック選
択することにより現れる。
【0161】図57には、さらに上記顧客企業からの商
品受注伝票テーブル(図55)、受注伝票明細テーブル
(図56)に対応して構築される顧客企業からの商品売
上げ回収伝票テーブルの例を示している。
【0162】このテーブルには、回収する組織の編成番
号、組織の識別コード、組織の商品売上げ回収伝票番
号、回収日などが収集されている。また回収先の顧客企
業の識別コード、回収先の顧客企業の組織の編成番号、
識別番号、当該組織の識別コードなど、図に示すような
項目が収集されている。また過去に作成した見積り伝票
番号、予約伝票番号などの項目も表示される。具体的な
データを見る場合には、画面右上のインデックスプロパ
ティーに特定すべき組織編成番号、組織コード、商品売
上げ回収伝票番号を入力することにより、主画面の各項
目のデータタイプの箇所に具体的数値などが表示され
る。
【0163】図58には、商品仕入れ先への商品発注伝
票のテーブルを示している。このテーブルには、発注し
た組織の編成番号、発注した組織の識別コード、商品発
注伝票番号、発注日などが図に示すように収集されてい
る。また図59には、商品仕入れ先への商品発注伝票明
細のテーブルを示している。このテーブルには、発注組
織の編成番号、発注組織の識別コード等が収集されてい
る。
【0164】図58の画面において、右上の画面のイン
デックスプロパティーの画面に特定すべき組織編成番
号、組織コード及び商品発注伝票番号を入力すると、当
該組織における商品発注伝票の発注日など、図に示す各
項目のデータタイプの箇所に具体的文字記述や数値とし
て表示される。また図59の画面において、右上の画面
のインデックスプロパティーの画面に特定する組織編成
番号、組織コード、商品発注伝票番号及び明細行順序番
号を入力すると、当該組織における特定された商品発注
伝票に記述されている商品コードなど、図に示す各項目
のデータタイプの箇所に数値等の情報が具体的に表示さ
れる。
【0165】図60には、商品仕入先への支払伝票のテ
ーブルが示されている。このテーブルには、当事者であ
る組織の編成番号、組織の識別コード、組織の商品仕入
れ支払い伝票番号、支払日等が収集されている。また、
支払先の商品仕入れ先の識別コード、当該組織の編成番
号、当該組織の識別コード等の図に示すような項目が収
集されている。また過去に作成した商品予約伝票番号、
商品発注伝票番号などの項目も表示される。具体的なデ
ータを見る場合には、画面右上のインデックスプロパテ
ィーに特定すべき組織編成番号、組織コード、商品仕入
支払伝票番号を入力することにより、主画面の各項目の
データタイプの箇所に具体的数値などが表示される。
【0166】上記した各テーブルの表示は、図示してい
ないがテーブルメニューを表示し、メニュー画面に表示
されているてテーブル名をクリック選択することにより
表示することができる。各テーブルの表示及び選択処理
は、知識的処理アプリケーションにより達成される。
【0167】上記したようなデータ構造とその機能(送
受信等)を備えることにより、本装置は、極めて融通性
があるとともに、多面的なデータ活用が可能である。以
下その活用例を幾つか説明することにする。
【0168】[ケース1]販売商品として新たな販売商
品が生じ、これを本社から支店に伝達された場合(図6
1参照)。
【0169】この場合は、受信データ群311の組織/
伝票、基準/伝票、統括/伝票の欄に格納されている使
用すべき伝票と、組織/台帳、基準/台帳、統括/台帳
の欄の台帳の使用すべき項目とに対して例えばチェック
フラッグ”1”が付されて送られてくるとともに、組織
/知識、基準/知識、統括/知識の欄に対して、新たな
商品に関する具体的データ(商品コード、仕入先情報、
価格情報、販売期間を示す情報、さらに添付されたメモ
情報)が送られてくる。伝票も新しいコードの伝票とし
て送られてくる。
【0170】送信側では、新しい伝票、及び台帳の項目
を、図15に示したようなフォーマットに基いて作成
し、かつ必要とする項目のデータを知識データとして入
力する。この処理は各種用意されている設定画面の中か
ら伝票及び台帳画面を表示して、各項目にユーザがデー
タ入力を行うことで実現される。そして、作成した伝票
及び台帳を送信データ群として指定する場合、すべて
(つまり組織、基準、統括)を表わす内容の識別コード
が伝票及び台帳に設定される。
【0171】一方受信側においては、今まで取り扱って
いない商品の情報が到来したのであるから、新規情報受
付設定が行われていることが前提となる。新規情報受付
設定を行う場合は、受信対象組織を設定し、事務処理画
面では、新規情報受付という項目を設定することにより
可能である。この設定していない組織からの送信情報の
取り込みは無視することができる。つまり、新たな販売
商品に関しては、受信側では、受信データ群として新た
な商品に関する情報を受け入れることができるように、
新規情報受付け設定を行うことができる。これは、先に
説明したように受信規程を設定する場合に、新規情報と
いう項目を作成しておけばよい。知識的処理アプリケー
ションは、新たな受信データのチェックフラッグを参照
して、新たな商品が存在することを確認する。また、基
準の欄にチェックフラッグ”1”が付されていることで
あるから、新たな情報が伝送されてきたことを認識する
ことになる。
【0172】ここでユーザは、統括/知識の欄のその他
のデータにより、新たな商品を当該支店で販売すること
は強制であるか、また販売するか否かは自由に決定でき
るのかどうかを確認する必要がある。このために、知識
的処理アプリケーションは、チェックフラッグを検出す
ると、当該商品を販売するのか否かをユーザに決定させ
るために、「新たな販売商品の追加」というタイトル
を、知識の欄の受信情報確認テーブルに一時的に格納す
る。これは、他にもユーザの判断を待つ事項が送信され
てきている場合があるからである。ここでユーザが、受
信情報確認テーブルを表示するための操作を行うと、ユ
ーザの判断を待つ事項をリストアップした表示が得られ
る。
【0173】ここでユーザは、「新たな販売商品の追
加」というタイトルをクリックして、次の階層を開く
と、送られてきた商品に関する商品名、商品コード、販
売価格、販売期間、添付されているメモ情報が表示され
る。ここでユーザが、当店でもこの商品を販売すること
を決定した場合、或いは本店からのメモ情報による指令
が強制命令であった場合は、自己データ群の組織/伝
票、基準/伝票、統括/伝票の各欄、組織/台帳、基準
/台帳、統括/台帳の各商品項目に対して使用を意味す
るアクティブフラッグ例えば”1”を付ける。またアク
ティブとなった伝票及び台帳の項目に対応するデータ
(送られてきた新たな項目データ)を自己データ群の組
織/知識、/基準/知識、/統括/知識の各欄に転送格
納する。
【0174】上記の格納が終了すると、受信データは、
受信記録データ群として受信記録データ群記憶部に受信
した日付時刻と共に格納され、受信データ群はリセット
される。つまり、上記のチェックフラッグ”1”が元に
戻され”0”となり、送られてきた知識データが消去さ
れる。
【0175】添付されたメモ情報が当店の裁量に任せる
という内容であり、ユーザが販売を行わないことを決定
した場合は、販売せず(無視)のキー操作を行う。する
と、自己データ群の組織/伝票、基準/伝票、統括/伝
票の各欄、組織/台帳、基準/台帳、統括/台帳の各商
品項目に対して使用を意味するアクティブフラッグは”
0”に維持される。しかし伝票及び台帳の項目に対応す
るデータ(送られてきた新たな知識データ)は、受信デ
ータ群及び自己データ群の組織/知識、/基準/知識、
/統括/知識の各欄に格納される。
【0176】上記のように、今までに登録されていない
ような伝票や販売商品、その台帳、知識データが送られ
てきた場合は、組織の欄、基準の欄及び統括の欄の新伝
票や台帳にチェックフラッグが”1”となって送られて
いる。
【0177】既に基準の欄に登録されている商品に関し
て販売期間の変更や、価格の変更指令が送られてきた場
合には、統括の欄において該当する伝票、台帳の項目に
チェックフラッグ”1”が付されて送られてくる(この
ケースは後で説明する)。既に基準の欄の伝票、台帳が
存在し、単に売り上げや取り引き数量に関する伝票、台
帳の項目の情報が到来した場合は、受信データ群に格納
されたデータの組織の欄の伝票、台帳の項目にチェック
フラッグが付されている。
【0178】[ケース2]上記の販売商品を当店が販売
することになり、当該商品に対して販売時期の変更が本
社から支店に伝達された場合(図62参照)。
【0179】この販売時期の変更を示す情報は、受信デ
ータ群311に対して次のように伝送されてくる。即
ち、対応する商品の統括/伝票の欄の伝票、統括/台帳
の欄の台帳の項目にチェックフラッグ”1”が付加され
ており、その販売商品に対応する新たな販売期間のデー
タ及びメモ情報は、受信データ群の統括/知識の欄のデ
ータ群X3Y3のデータの一部として伝送されてくる。
統括/伝票の欄、統括/台帳の欄の項目に対してのみチ
ェックフラッグ”1”が送られてきたときは、何らかの
変更、修正、訂正などの情報が送られてきたことであ
る。
【0180】この場合、知識的処理アプリケーション
は、チェックフラッグを検出すると、当該商品の販売期
間を変更して良いかどうかの判断をユーザに委ねるため
に、「販売期間の変更指令」というタイトルを、受信デ
ータ群の知識の欄の受信情報確認テーブルに番号を付け
て一時的に格納する。これは、他にもユーザの判断を待
つ事項が送信されている場合があるからである。ここで
ユーザが、受信情報確認テーブルを表示するための操作
を行うと、ユーザの判断を待つ事項をリストアップした
表示が得られる。
【0181】今、ユーザが受信情報確認テーブルを要求
したとすると、図15に示した知識テーブルに含まれる
受信情報確認テーブルが表示される。そして、このテー
ブルには販売期間の変更指令という項目が現れる。この
項目には、受信期日、商品コード、新たな販売期間など
が含まれている。
【0182】そこでユーザは、当該商品が現在どのよう
な状態になっているかを画面で確認するために、図55
乃至図60に示すようなテーブルを自己データ群の知識
の欄から抽出して表示し、受注状況、売上げ回収状況を
確認することができる。また当該商品に関して発注状況
がどのような状況であるかを確認することができる。上
記のような知識テーブルの情報を確認することにより、
ユーザは販売期間を変更してよいかどうかを独自の状
態、つまり現在の取り引き状態に応じて判定することが
できる(但しメモ情報がユーザの裁量に任せるという情
報である場合に限る)。例えば、発注、受注も少なくな
く、販売期間以内で仕入れ、納入が完了するようであれ
ば、変更を決断することができる。しかし、発注、受注
も多く、指令された販売期間以内で仕入れ、納入が完了
しない様であれば、変更をキャンセルし、前の状態を維
持するか、または独自の販売期間を設定することができ
る。
【0183】変更を決断したときは、許可のキーを操作
すると、自己データ群の組織/知識,基準/知識、統括
/知識の欄の当該商品に対応する項目の販売期間データ
が書き直される。また変更前の情報は、そのままの形で
自己記録データ群記憶部302に格納される。また受信
データ群においては、統括/伝票、統括/台帳の欄にお
ける当該商品に対応する項目のチェックフラッグが元の
状態”0”に戻され、また統括/知識の欄の販売期間デ
ータがクリアされる。但し、受信記録データ群記憶部3
12に過去の販売期間データが受信記録として格納され
る。独自の販売期間を設定した場合も受信記録として格
納される。
【0184】また独自の販売期間を設定した場合、その
以前の販売期間情報は、自己記録データ群記憶部302
の組織/知識の欄に知識データとして保存される。しか
し、伝送されてきた基準の販売期間情報は、基準/知識
の欄、統括/知識の欄の知識データとして保存される。
この場合は、基準及び統括の欄における販売期間情報
と、組織における販売期間情報が異なる内容になる。
【0185】[ケース3]上記の販売商品に対して販売
価格の変更が本社から支店に伝達された場合(図63参
照)。
【0186】この販売価格の変更を示す情報は、受信デ
ータ群311に対して次のように伝送されてくる。即
ち、受信データ群の統括/伝票、統括/台帳の欄におい
て当該商品に関する部分にチェックフラッグ”1”が付
加されており、その販売商品に対応する新たな販売価格
のデータは、受信データ群の統括/知識の欄のデータ群
X3Y3のデータの一部として伝送されてくる。受信デ
ータ群の統括/伝票、統括/台帳の欄のみの伝票、台帳
に対してチェックフラッグが送られてきたときは、何ら
かの変更、修正、訂正などの情報が送られてきたことで
ある。
【0187】この場合、知識的処理アプリケーション
は、チェックフラッグ”1”を検出すると、当該商品の
販売価格を変更して良いかどうかの判断をユーザに委ね
るために、「販売価格の変更指令」というタイトルを、
受信データ群の統括/知識の欄の受信情報確認テーブル
に番号を付けて一時的に格納する。これは、他にもユー
ザの判断を待つ事項が送信されてきている場合があるか
らである。ここでユーザが、受信情報確認テーブルを表
示するための操作を行うと、ユーザの判断を待つ事項を
リストアップした表示が得られる。
【0188】今、ユーザが受信情報確認テーブルを要求
したとすると、図15に示した知識テーブルに含まれる
受信情報確認テーブルが表示される。そして、このテー
ブルには「販売価格の変更指令」という項目が現れる。
この項目には、受信期日、商品コード、新たな販売価格
などが含まれている。
【0189】そこでユーザは、当該商品が現在どのよう
な状態になっているかを画面で確認するために、図55
乃至図60に示すようなテーブルを自己データ群から抽
出して表示し、受注状況、売上げ回収状況を確認するこ
とができる。また当該商品に関して発注状況がどのよう
な状況であるかを確認することができる。
【0190】上記のような知識テーブルの情報を確認す
ることにより、ユーザは販売価格を変更してよいかどう
かを独自の状態、つまり現在の取り引き状態に応じて判
定することができる(但しメモ情報が変更はユーザの判
断に委ねることを示している場合に限る)。
【0191】[値下げの指令]の場合…1。
【0192】例えば、顧客からの受注が多くあり、顧客
は販売価格を承認しているような場合は、あえて値下げ
を行う必要はない。そこでこのような場合には、現在受
注している数量の範囲では、現行の価格を維持しても良
い場合がある。そこでユーザは、販売価格の変更処理を
行う必要なく、「変更せず」のキー操作を行う。この場
合は、受信データ群においては、統括の欄における当該
商品に対応する伝票、台帳の項目のチェックフラッグが
元の状態”1”に戻され、かつ受信記録データ群記憶部
312に知識データ(受信した販売価格の情報、受信日
など)が受信記録として格納される。また自己データ群
における当該商品の知識データの内容はそのまま維持さ
れる。
【0193】[値下げの指令]の場合…2。
【0194】例えば、顧客からの受注が少なく、在庫が
多いような場合は、販売価格を下げてみる必要がある。
そこでこのような場合には、ユーザは「変更許可」のキ
ー操作を行うことになる。すると、自己データ群におい
て、当該商品に現在設定されている販売価格の項目のデ
ータが新たな販売価格に変更される。
【0195】すると、自己データ群において、当該商品
に対応する知識の欄の知識データ(販売価格、変更期日
等)が書き直される。また変更前の情報は、そのままの
形で自己記録データ群記憶部302に格納される。また
受信データ群においては、統括の欄における当該商品に
対応する伝票、台帳の項目のチェックフラッグが元の状
態に戻され、かつ受信記録データ群記憶部312に知識
データが受信記録として格納される。
【0196】上記の説明は、本店から支店に対して、指
令データが送られてきた場合、指令データに対して支店
が独自に対処できることを説明した。
【0197】一方、上記の指令データを支店に対して送
る本店側ではどのような処理が行われるかを説明する。
【0198】本店では、送信データ群記憶部321のデ
ータをアクセスし、上記した商品の統括/伝票、統括/
台帳の欄の該当部分に対してチェックフラッグ”1”を
付けて、さらに統括/知識の欄の知識データとして当該
商品に関する情報(商品コード、販売期間、販売価格)
を入力し、次に送信規程を設定するだけである。
【0199】ここで、ケース1のように新たな商品に関
する情報を送信する場合は、新たな商品に関するデータ
を、すべての欄を指定して入力する。つまり、組織/伝
票及び台帳、基準/伝票及び台帳、統括/伝票及び台帳
の欄に設けた新たな商品のための伝票、台帳の項目に対
してチェックフラッグ”1”を付け、また組織/知識,
基準/知識、統括/知識の欄に当該商品に関する知識デ
ータを入力する。
【0200】なお知識的処理アプリケーションは、知識
データの入力モードのときは、知識データをユーザが一
度入力し、格納箇所として組織、基準、統括とユーザが
指定すれば良いようになっている。
【0201】ケース2やケース3のように、統括に関す
る情報を伝送する場合には、送信データ群の統括/伝
票,統括/台帳の欄の該当商品に関する部分に対してチ
ェックフラッグ”1”を付け、また統括/知識の欄に当
該商品に関する知識データを入力する。
【0202】送信データ群のデータ送信が終了すると、
送信記録として送信記録データ群に送信したデータが日
付日時情報と共に格納される。また知識の各欄には「送
信情報確認テーブル」も設けられているので、送信した
項目(新たな販売商品追加、販売期間変更、販売価格変
更)もこのテーブルに送信した日時とともに格納され
る。
【0203】[ケース4]取り引き先の会社から商品A
に関する商品受領伝票が送られてきた場合(図64参
照)。
【0204】この場合は、他社受信データ群記憶部31
3の組織/伝票、組織/台帳の欄における受領伝票及び
台帳の該当項目にチェックフラッグが付き、組織/知識
の欄の該当項目に伝票内容であるデータ(顧客コード、
商品コード、数量等)が格納される。
【0205】知識的処理アプリケーションは、チェック
フラッグを検出すると、当該受領伝票が正しいかどうか
の判断をユーザに委ねるために、「受領伝票受信」とい
うタイトルを、組織/知識の欄の受信情報確認テーブル
に番号を付けて一時的に格納する。これは、他にもユー
ザの判断を待つ事項が送信されてきている場合があるか
らである。ここでユーザが、受信情報確認テーブルを表
示するための操作を行うと、ユーザの判断を待つ事項を
リストアップした表示が得られる。
【0206】今、ユーザが受信情報確認テーブルを要求
したとすると、受信情報確認テーブルが表示される。こ
のテーブルには商品受領伝票受信という項目が現れる。
この項目には、受信期日、顧客企業名、商品名、商品コ
ードなどが含まれている。
【0207】そこでユーザは、当該商品の受注、出荷、
納入が現在どのような状態になっているかを画面で確認
するために、図55乃至図60に示すような情報(知識
テーブル)を表示し、現在の状況を確認することができ
る。
【0208】たとえば図56の売上げ回収伝票テーブル
を表示し、商品の予約伝票、商品の受注伝票を開いてみ
ることができる。ここで、顧客から伝送されてきた受領
伝票に記載されている商品が、当該顧客により予約され
たものであるかどうか、また予約された数量と、受領し
た数量が等しいかどうかを確認することができる。
【0209】ここで、ユーザは、商品受領伝票が正しい
内容であれば、書き込み許可のキーを操作する。すると
商品受領伝票は、改めて自己データ群の知識の欄の商品
売上げ回収伝票テーブルに正式情報として転記される。
この後は、受信データ群における商品受領伝票に関する
情報が、そのまま他社受信記録データ群記憶部314に
格納され、また当該伝票のチェックフラッグが元の状態
に戻される。
【0210】上記の確認を行った結果、商品受領伝票の
内容と予約伝票、受注伝票に記載されている商品の数量
と異なる場合は、一時待機記憶部の知識の欄に一時的に
商品受領伝票の情報が格納される。この場合、ユーザ
は、送信データ群の統括の欄を利用して、顧客に問い合
わせ情報を伝送することができる。伝送方式は、顧客か
ら伝送されてきた商品受領伝票とその情報と、メモ情報
を添付して伝送する。
【0211】顧客側が商品受領伝票の記入情報を間違っ
ていた場合には、顧客側は訂正した商品受領伝票とその
情報を伝送してくる。この商品受領伝票が正しい内容で
あれば、書き込み許可のキーを操作する。すると対応す
る一時記憶部の商品受領伝票の情報がをクリアされ、商
品受領伝票は、改めて自己データ群の知識の欄の商品売
上げ回収伝票テーブルに正式情報として転記される。
【0212】なお、受信データ群において、受信対象と
して設定されていない送信元からデータが到来した場合
は、データの取り込みが拒否されることは当然である。
【0213】上記したようにこのシステムにおいては、
知識テーブルに収集されているデータを参照することに
より、新たに発生した事柄(請求伝票の到来等)に対し
て、その原因を明らかにすることができる。つまりトレ
ーサビリティー情報を備えているところに異議がある。
【0214】[ケース5] 支店あるいは本店の人事組
織が一部変更された場合に、その変更情報が伝送された
場合。
【0215】この場合は、変更対象となる人事組織に対
応する基準/伝票の欄の伝票、基準/台帳の欄の項目に
対してチェックフラッグ”1”が伝送されてくる。また
統括/伝票の欄の伝票、統括/台帳の欄の項目に対して
チェックフラッグ”1”が伝送されてくる。また基準/
知識のデータ、及び統括/知識のデータとしては該当す
る組織の行方情報(消滅、名称変更、新設、統合先、変
更日時等)の情報が送られてくる。この場合は、受信側
では一時待機記憶部が利用される。
【0216】消滅、或いは名称変更した組織があった場
合、受信データ群の統括の欄の知識データの人事組織を
表わす組織名などが添付メモ情報により「消滅」、或い
は「名称変更」を示されて送られてくる。名称変更の場
合は新たな名称が送られてくる。そこで、知識的処理ア
プリケーションの実行により、自己データ群の知識の欄
の知識データである当該組織名は、クリア、あるいは名
称変更される。また旧組織名称は、自己記録データ群記
憶部302にそのまま記録される。さらに名称変更され
た新たな組織に対する人事の台帳も伝送されてくる。こ
の場合は、消滅した組織の台帳は、自己データ群の台帳
の欄から削除され、また名称変更された組織の台帳が新
たに自己データ群の台帳の欄に格納される。また新たな
人事の台帳に書き込まれるべき社員名などの知識データ
が伝送されてくるので、これらは台帳の項目識別コード
に対応させて知識の欄に格納される。
【0217】また組織の人事の移動があった場合も受信
データ群の中の基準の欄及び統括の欄の台帳及び知識の
各データが伝送されてくる。
【0218】[ケース6] 上記のシステムは、複数の
他社組織との間で取り決めた請求伝票に関して相殺処理
を行う機能を持つ。
【0219】たとえば、受信データ部310において、
受信相手とする会社や組織及び受信する対象データを設
定できることは、前述した通りである。また、自己デー
タ群の知識テーブルには、図57や図60で示したよう
に、顧客企業に伝送した商品売上げ請求伝票の記録、ま
た商品仕入れ先から伝送されてきた商品売上げ回収伝票
が記録収集されている。
【0220】そこでこのシステムでは、複数会社との取
り引きで生じた、商品売上げ請求伝票(集金に相当す
る)の情報、商品仕入れ先からの商品仕入れ請求伝票
(支払に相当する)の情報を収集する知識テーブルも備
えられている。
【0221】上記の知識テーブルの利用は次のように行
われる。ユーザは知識テーブルを表示し、相殺を行う金
額の範囲を設定する。すると設定した金額の範囲で商品
売上げ請求伝票(但し、清算済の支払伝票とペアになっ
ていないもの)に記載されている金額(集金金額)が集
計される。また各仕入先組織から伝送されてきた支払う
べき商品仕入れ先請求伝票の金額も設定した金額(支払
金額)の範囲内で集計される。上記の集金金額、支払金
額の範囲内の商品売上げ請求伝票と、商品仕入れ先請求
伝票とは、相殺が済んだことであり清算済のコードを付
加し、自己記録データ群記憶部の知識の欄に格納する。
しかし清算ができなかった請求伝票は、そのまま自己デ
ータ群記憶部の知識の欄に残す。
【0222】また、清算済の商品仕入先請求伝票を送信
してきている相手(組織)に対しては、当該請求伝票の
番号とともに、総括の欄を利用して清算済の支払伝票を
伝送する。この伝送には、送信データ群記憶部321が
利用される。さらに清算済の商品売上げ請求伝票から計
算した額を記述した振り込み伝票が作成され、商品仕入
れ先請求伝票を送信してきている相手(組織)の指定フ
ァイナンス会社或いは銀行へ伝送される。そこで、相手
(組織)は、支払伝票に基いて利用ファイナンス会社或
いは銀行から現金の引き落とし、或いは融資を受けるこ
とが可能となる。このような処理は、各組識のコンピュ
ータにおいて、毎日でも行うことができるし、また週単
位、月単位でも行うことができる。
【0223】なお各相手会社組織や、銀行或いはファイ
ナンス会社に対してデータを伝送する場合には、送信ア
プリケーションにより自動的にその送信先が登録してあ
る電話番号や相手識別コードが用いられ、送信が実行さ
れるようになっている。
【0224】図65には上記の決済処理構造を示してい
る。図では会社Aが決済処理を行い、会社Bが会社Aか
らの商品仕入れ支払い伝票を受け取り、かつ、この支払
い伝票を銀行またはファイナンス会社へ送り換金または
融資を受けた例を示している。このような処理を、ネッ
トワーク上で各社が行うことにより、即座の決算処理を
実現することができる。
【0225】また、信用ある取り引き会社間によって
は、相互に取り決めた受注、発注伝票を用いて上記のよ
うな決算処理を行うことも可能である。また予約金支払
い伝票や予約金請求伝票を用いて上記のような決算処理
を行うことも可能となる。さらには、商品納入伝票を用
いて、ファイナンス会社或いは銀行との間で換金もしく
は融資を行うことも可能である。
【0226】これは、上記のデータ構造を持つことによ
り、データ処理のために複雑なソフトウエアを構築する
ことなく、データ収集処理のみで容易に知的処理を行う
ことが可能であるからである。つまり、ユーザが見たい
画面(伝票、台帳、テーブル)と、その画面に表示され
るべき項目のIDが対応付けられており、画面(伝票、
台帳、テーブル)を選択すれば、自動的にその画面で表
示されるべき項目の知識データが知識の欄から選択され
て表示されることになる。
【0227】ユーザは、伝票あるは台帳或いは知識テー
ブルのメニュー画面を表示して、希望の画面を選択すれ
ば、その項目の内容は知識データが収集されて表示され
るようになっている。また、伝票、台帳、知識テーブル
の中でも、希望する会社や組織名を指定すれば、指定し
た会社や組織名の伝票、台帳、知識テーブルをソートす
ることができる。
【0228】図66には、受信情報確認テーブルと送信
情報確認テーブルの表示例を示している。即ちこの装置
においては、先に説明したように送信項目や受信項目を
設定した場合、改めて一覧表示することができるように
なっている。これは、受信データ群や送信データ群のチ
ェックフラッグ”1”を読取ることにより、どのような
項目が受信されたのか、あるいは送信されるのかを判定
できるからである。基準の欄及び統括の欄に無い伝票や
台帳及び知識情報が送られてきた場合は、追加情報とし
て判定することができ、また統括の欄のみで伝票、台帳
の項目が指示(チェックフラッグ”1”)され、統括/
知識の欄でデータが送られて来た場合は、指令、或いは
変更、修正などのデータが送られてきたものと判定する
ことができる。更に、組織の欄において、伝票、台帳の
項目が指示され、かつ組織/知識の欄で具体的なデータ
が伝送されてきた場合には、ネットワーク間ですでに送
受信データ項目として設定されている情報が到来したこ
とを意味する。
【0229】各種のテーブルを統括の欄に作成したい場
合には、テーブル作成モードを指定すると、図67に示
すようにテーブル名を入力する画面が現れる。ここでテ
ーブル名記入欄に、テーブル名を入力して、既に入力さ
れている項目名をスクロールボタンでスクロールし、必
要な項目にチェックマークを付ければよい。このテーブ
ルが表示されたときは、チックマークが付されている項
目名が現れる。そこで必要な項目を指定してクリックす
れば、その項目の詳しい情報が表示されるようになって
いる。項目名は、自己データ群の情報であって、知識デ
ータの欄に記入されているものが読み出されて表示され
る。
【0230】上記のように本システムのデータ構造は極
めて取り扱いが容易となるもので、ある。このデータ構
造は、記録媒体に記録され、また再生されるように取り
扱われても良いことは勿論である。
【0231】図68は、ユーザが伝票をディスプレイに
表示して、その伝票内容を確認したり、或いは項目デー
タの修正や入力を行う場合に用いられるアプリケーショ
ンのデータ処理手順を示す図である。伝票を表示する場
合、まず図15に示したデータ構造の中で、組織、基
準、統括の欄のいずれの伝票を表示するのかを指定する
(ステップB1)。次に、伝票の表示を指示する(ステ
ップB2)。これらの指定入力及び指示入力は、ユーザ
がキーボードを操作することにより行われる。伝票の表
示指示を行うと、伝票名が知識の欄より収集され、テー
ブル化されて表示される。ここでユーザは、いずれの伝
票を必要とするのか選択する。この選択入力は、表示さ
れた伝票名の中から必要とする伝票名をクリックするこ
とにより行われる(ステップB4)。伝票が選択される
と、選択した伝票の各項目名と、各項目のデータが知識
の欄から収集され(ステップB5),選択した伝票のレ
イアウト画面に上記各項目名、各項目のデータなどが表
示される。図15に示したデータ構造によると、表示内
容を異なる言語に切換えることができるようになってい
るので、この時点で言語の切換も可能である(ステップ
B6)。ここでデータの修正や入力が可能である(ステ
ップB7)。このあと、スクロールボタンをクリックす
ると、次の伝票を表示しますかと言う画面に切換わる。
ハイをクリックすると、先のステップB3に戻るが、い
いえをクリックすると、表示されている伝票のデータが
保存され、終了する(ステップB8,B9,B10)。
【0232】台帳に関して処理する場合も、伝票の場合
と同様な処理手順である。
【0233】図69は、知識の欄に格納されている知識
テーブルを表示し、データ入力や修正作業を行う場合に
実行される手順を示している。
【0234】知識テーブルを表示する場合、まず図15
に示したデータ構造の中で、組織、基準、統括の欄のい
ずれの知識テーブルを表示するのかを指定する(ステッ
プC1)。次に、知識テーブルの表示を指示する(ステ
ップC2)。これらの指定入力及び指示入力は、ユーザ
がキーボードを操作することにより行われる。知識テー
ブルの表示指示を行うと、知識テーブル名が知識の欄よ
り収集され、テーブル化されて表示される。ここでユー
ザは、いずれの知識テーブルを必要とするのか選択す
る。この選択入力は、表示された知識テーブル名の中か
ら必要とする知識テーブル名をクリックすることにより
行われる(ステップC4)。知識テーブルが選択される
と、選択した知識テーブルの各項目名と、各項目のデー
タが知識の欄から収集され(ステップC5),選択した
知識テーブルのレイアウト画面に上記各項目名、各項目
のデータなどが表示される(C6)。ここでデータの修
正や入力が可能である(ステップC7)。このあと、ス
クロールボタンをクリックすると、次の知識テーブルを
表示しますかと言う画面に切換わる。ハイをクリックす
ると、先のステップC3に戻るが、いいえをクリックす
ると、表示されている伝票のデータが保存され、終了す
る(ステップC8,C9,C10)。
【0235】図70には、この発明の装置を用いて構築
されたネットワークにおいて商取り引きが行われる他の
例を示している。
【0236】送受信相手とする会社や組織を設定し、送
受信する対象データを設定できることは、前述した通り
である。また、自己データ群の知識テーブルには、顧客
企業に伝送した商品売上げ請求伝票の記録、また商品仕
入れ先から伝送されてきた商品売上げ回収伝票が記録収
集されている(図50乃至図60参照)。
【0237】そこでこのシステムでは、複数会社との取
り引きで生じた、商品売上げ請求伝票(集金に相当す
る)の情報、商品仕入れ先からの商品仕入れ請求伝票
(支払に相当する)の情報を収集する知識テーブルも備
えられている。
【0238】今、会社Aのユーザが知識テーブルを表示
し、相殺を行う金額の範囲を設定する者とする。すると
設定した金額の範囲で商品売上げ請求伝票(但し、清算
済の支払伝票とペアになっていないもの)に記載されて
いる金額(集金金額)が集計される。また各仕入先組織
から伝送されてきた支払うべき商品仕入れ先請求伝票の
金額も設定した金額(支払金額)の範囲内で集計され
る。上記の集金金額、支払金額の範囲内の商品売上げ請
求伝票と、商品仕入れ先請求伝票とは、相殺が済んだこ
とであり清算済のコードを付加し、自己記録データ群記
憶部の知識の欄に格納する。しかし清算ができなかった
請求伝票は、そのまま自己データ群記憶部の知識の欄に
残す。
【0239】ここで、商品売上げ金額が、商品仕入れ請
求額よりも上回っていたとする。このばあいは、決算結
果を示す決算請求伝票の作成が行われる。またこの決算
請求伝票にリンクする消費税伝票、源泉徴収税伝票も作
成される。
【0240】ここで、会社Aのコンピュータ装置は、ネ
ットワークを通じて、ファイナンス会社(一時的に立て
替えを行う会社)に決算請求伝票を伝送し、行政機関
へ、この決算請求伝票にリンクする消費税伝票、源泉徴
収税伝票を伝送する。
【0241】ファイナンス会社は、決算請求伝票に示さ
れる額に応じた現金や小切手などの支払あるは融資を会
社Aに対して行う。またファイナンス会社は、決算請求
伝票に示される額に応じた請求をクレジット会社にネッ
トワークを通じておこない、現金や小切手などの支払或
いは融資を受けることができる。またクレジット会社
は、前記決算請求伝票に対応する例えば会社Bに対し
て、決算請求伝票に示される額に応じた請求をネットワ
ークを通じて行う。これに応答して会社Bは、クレジッ
ト会社に対して現金や小切手などの支払を行う。
【0242】上記の例は、会社Aにおいて、会社AとB
の請求、支払の関係を決算処理する例であるが、この発
明の装置は、これに限定されるものではなく、種々の応
用使用が可能である。
【0243】図71には、この発明の装置を用いて構築
されたネットワークにおいて商取り引きが行われる他の
例を示している。
【0244】この例は、会社Aがネットワークを通じて
商品売上げ請求伝票、または商品売上げ伝票、または商
品発注伝票の段階で、ファイナンス会社に対してこれら
伝票に基いて融資、あるは現金或いは小切手の支払を請
求する例である。また、伝送した請求伝票に基く税金な
ど公的機関に納める伝票が、行政機関に伝送される。一
方、ファイナンス会社は、会社Aが登録されているクレ
ジット会社に対してネットワークを通じて上記伝票に基
く融資、あるは現金或いは小切っての支払を請求するこ
とができる。クレジット会社は、その後、会社Aに対し
て、上記伝票に基く請求を行い、支払を受けることがで
きる。
【0245】このようなネットワークを構築することに
より、会社Aは、商品の納入先から支払を受ける前に早
期に現金収入あるいは融資などを受けることができる。
また、行政機関においても、早期の税収入を得ることが
できる。なお会社Aとしては、商品を取り扱う会社に限
定されるものではなく、医療機関、学校、さらには公的
機関であってもよい。知識テーブルの構築機能と、送信
受信規程の設定機能を利用することにより、種々の応用
が可能である。
【0246】また、このシステムでは、項目名使用順位
設定機能が備えられている。項目名使用順位設定機能と
は、知識の欄に格納される項目名に関して、同一の意味
であっても複数の表現方法があるので、使用する項目名
を複数用意し、この複数の項目名に対して使用する優先
順位を設定できるようにしたものである。つまり、会社
や業界によっては、同じ意味であっても異なる表現をす
る場合があり、例えば、キャンセルのことを、取り消
し、或いは予約取り消しと呼んだり、発注のことを予
約、注文と呼んだりする。
【0247】図72は、項目名使用順位設定機能を利用
する場合、使用順位を設定するための手順の例を示して
いる。項目名使用順位設定モードをキーボードで設定す
る(ステップD1)と、画面には、例えば基準/知識の
欄の項目名の一覧表が画面に表示される。ここで画面の
左から1番目にある項目名が優先順位1である。画面の
左から2番目が優先順位2である(ステップD2)。こ
こでユーザは、必要な場合は、優先順位1の項目名の欄
に、使用しようとする項目名をキーボードを介して入力
することができる。あるいは順位1と順位2の項目名を
入れ替えることができる。このように使用する項目名を
ユーザは独自に設定することができる。勿論、項目名一
覧表には、標準として使用される項目名も表示され、こ
の項目名は、消去できないようになっている。ここで順
位1の項目名が実際に使用されるものとなり、終了操作
を行うと、順位1に配列された項目名のデータに対し
て、アクティブフラッグが付加されて保存されることに
なる(ステップD3,D4)。したがって、図14に示
した各種項目のフォーマットにおいて、項目名データに
は、アクティブフラッグのビットが付加されている。な
おアクティブフラッグやチェックフラッグは、1ビット
の例で説明したが、実際には1バイトが用いられる。
【0248】この発明は、上記の実施形態に限定される
ものではなく、図15に示すデータ構造においては、縦
方向に組織、基準、統括、横方向へ伝票、台帳、知識の
欄が存在するが、これらの配列順はこのような形態に限
定されるものではない。順序は入れ替わっていてもよ
い。
【0249】また、これら組織、基準、統括、伝票、台
帳、知識の名称もこのような名称に限定されるものでは
ない。要は9つのエリアにそれぞれの意味を持たせるこ
とに意義がある。つまり自己使用伝票、台帳、知識の欄
と、関連する会社、自社全体で使用する伝票、台帳、知
識の欄と、変更や指令等に使用される伝票、台帳、知識
の欄とが存在する。そして前記伝票に関する3つの各欄
の伝票は、同じタイプのものが存在するが、所属識別I
Dが異なり、さらにアクティブフラッグ及びチェックフ
ラッグとにより、活用状態と否活用状態が識別されてい
る。また前記台帳に関する3つの各欄の台帳は、同じタ
イプのものが存在するが、所属識別IDが異なり、さら
にアクティブフラッグ及びチェックフラッグとにより、
活用状態と否活用状態が識別されている。さらにまた前
記知識に関する3つの各欄の知識は、同じタイプのもの
が存在するが、所属識別IDが異なり、さらにアクティ
ブフラッグ及びチェックフラッグとにより、活用状態と
否活用状態が識別されているとともに、項目データの内
容が異なる場合がある。
【0250】またこの発明のシステムでは、各種の項目
のソート機能がアプリケーションとして付随しているこ
とは勿論のことである。例えば取り引きの会社組織の一
覧表を表示したり、取り引き商品の一覧表、受注商品の
一覧表、発注商品の一覧表などである。
【0251】また、伝票、台帳及び知識データの構成と
してその他のエリアが確保されているが、このエリア
は、今後新たに増設されるコード情報を記録する場合に
利用されるものである。例えば、特定の相手のみに対す
る特別なコードエリアや、スクランブルを解くための鍵
情報等のエリアとして利用されてもよい。このような特
別なコードは、例えば行政機関のみとのデータ交信のた
めに用いられることにより、効果を発揮することができ
る。
【0252】さらには、例えばレイアウト画面の変更権
限を与えられている特定の人のためのパスワードを確認
するためのコードエリアとして利用されてもよい。また
は直接パスワードエリアとして利用されてもよい。
【0253】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
極めて融通性がありデータ管理、商取引上の管理に有用
なデータ構造を提供できる。これにより自社、他社を問
わずデータ処理の融通性が拡大され、また対外的、対内
的にも情報の同時性を得ることができ、迅速なデータ処
理を行うことができい、さらに、知識的ワーク処理を得
ることができるワーク支援方法を得ることにより、各種
の判断を迅速に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る装置の外観図。
【図2】この発明に係る装置の基本構成を示すブロック
図。
【図3】この発明の装置の使用時の画面の例を示す図。
【図4】ビジネスロジック適用部のテーブルの例を示す
図。
【図5】この発明装置を使用するときの操作ルーチンを
示す図。
【図6】同じくこの発明装置を使用するときの操作ルー
チンを示す図。
【図7】同じくこの発明装置を使用するときの操作ルー
チンを示す図。
【図8】この発明装置の使用時の画面例を示す図。
【図9】同じくこの発明装置の使用時の画面例を示す
図。
【図10】同じくこの発明装置の使用時の画面例を示す
図。
【図11】同じくこの発明装置の使用時の画面例を示す
図。
【図12】同じくこの発明装置の使用時の画面例を示す
図。
【図13】この発明に係る装置の要部の構成を示す図。
【図14】この発明に係るデータ構造を示す図。
【図15】同じくこの発明に係るデータ構造を示す図。
【図16】この発明に係る装置を用いたデータ送受信環
境設定を行う場合の手順を示すフローチャート。
【図17】この発明に係る装置を使用したときのメニュ
ー画面を示す図。
【図18】この発明に係る装置を使用したときのメニュ
ー画面を示す図。
【図19】この発明に係る装置を使用したときのメニュ
ー画面を示す図。
【図20】この発明に係る装置を使用したときのメニュ
ー画面を示す図。
【図21】この発明に係る装置を使用したときのメニュ
ー画面を示す図。
【図22】この発明に係る装置を使用したときのメニュ
ー画面を示す図。
【図23】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図24】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図25】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図26】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図27】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図28】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図29】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図30】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図31】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図32】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図33】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図34】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図35】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図36】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図37】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図38】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図39】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図40】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図41】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図42】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図43】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図44】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図45】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図46】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図47】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図48】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図49】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図50】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図51】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図52】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図53】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図54】この発明に係る装置を使用したときの適用画
面を示す図。
【図55】この発明に係るデータ構造を利用した知識テ
ーブルの使用例を示す図。
【図56】この発明に係るデータ構造を利用した他の知
識テーブルの使用例を示す図。
【図57】この発明に係るデータ構造を利用した他の知
識テーブルの使用例を示す図。
【図58】この発明に係るデータ構造を利用した他の知
識テーブルの使用例を示す図。
【図59】この発明に係るデータ構造を利用した他の知
識テーブルの使用例を示す図。
【図60】この発明に係るデータ構造を利用した他の知
識テーブルの使用例を示す図。
【図61】この発明に係るデータ構造の利用例を示す
図。
【図62】この発明に係るデータ構造の利用例を示す
図。
【図63】この発明に係るデータ構造の利用例を示す
図。
【図64】この発明に係るデータ構造の利用例を示す
図。
【図65】この発明に係る装置の使用例を示す図。
【図66】この発明に係る装置で用いられる送信、受信
確認テーブルの例を示す図。
【図67】この発明に係る装置で用いられる知識テーブ
ルの作成例を説明するために示した図。
【図68】この発明に係る装置で用いられる伝票表示を
行う処理手順を示す図。
【図69】この発明に係る装置で用いられる項目表示を
行う処理手順を示す図。
【図70】この発明に係る装置の使用例を示す図。
【図71】この発明に係る装置の使用例を示す図。
【図72】この発明に係る装置で用いられる使用項目名
設定のための処理手順を示す図。
【符号の説明】
100…装置本体、101…ディスプレイ、102…操
作部、103…システム制御部、121…ディスプレイ
インターフェース、122…送受信インターフェース、
213…ディスプレイ制御部、214…受信処理部、2
15…データ形式変換部、216…送信処理部、220
…ワークロジック適用部、221…ワークシート及びデ
ータファイル、222…知識的処理対象データ群ファイ
ル、223…知識的処理アプリケーションファイル、2
24…統合管理アプリケーションファイル、225…ナ
ビゲーションファイル。

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続される受信処理手段
    と、 前記ネットワークに接続される送信処理手段と、 自己データ群記憶部と、 前記受信処理手段で受信されたデータが格納される受信
    データ群記憶部と、 前記送信処理手段で送信するためのデータが格納される
    送信データ群記憶部とを有する装置で用いられるデータ
    を処理する方法であり、 前記自己データ群記憶部のデータ構造としては、 伝票を意味する伝票データの構造が、少なくとも伝票識
    別コード、当該伝票に表わされるまたは記述される伝票
    内項目識別コード、当該伝票を表示するために用いられ
    るレイアウト画面識別コードとからなり、 台帳を意味する台帳データの構造が、少なくとも台帳識
    別コード、当該台帳に表わされるまたは記述される台帳
    内項目識別コード、当該台帳を表示するために用いられ
    るレイアウト画面識別コードとからなり、 知識を意味する知識データの構造が、前記伝票識別コー
    ド及び伝票内項目識別コード、前記台帳識別コード及び
    台帳内項目識別コードに対応する実データ群と、前記伝
    票内項目識別コード及び台帳内項目識別コードに対応す
    る各項目を収集するために構築された収集項目識別コー
    ドを有し当該収集項目識別コードに対応する項目のデー
    タを集合させる知識テーブルと、この知識テーブルを表
    示するために用いられるレイアウト画面識別コードとか
    らなり、 また伝票データは、組織、基準、統括の各欄に上記と同
    じ構造で配置され、 また台帳データも、前記組織、基準、統括の各欄に上記
    と同じ構造で配置され、さらに、 知識データも、前記組織、基準、統括の欄に上記と同じ
    構造で配置され、 前記組織の欄のデータは、自己が活用するデータとして
    定義され、 前記基準の欄のデータは自他を含む全体共通のデータと
    して定義され、 統括の欄のデータは少なくとも指令、連絡、メッセージ
    のデータとして定義されており、 前記受信データ群も前記自己データ群と同じ形態のデー
    タ構造であり、 前記送信データ群も前記自己データ群と同じ形態のデー
    タ構造であり 上記データに定義されている意味内容に応じて、前記組
    織の欄のデータに対するデータ入力や書き換え処理、前
    記基準の欄のデータに対するデータ参照処理、前記統括
    の欄のデータに対する応答処理を行えるようにした こと
    を特徴とするネットワーク利用の知的データ処理方法。
  2. 【請求項2】 前記受信データ群の前記統括の欄で伝
    票、台帳、知識の各データが伝送されてきた場合には、
    このデータのうちの受信した知識データを前記自己デー
    タ群の対応する知識データに置換することを許可ある
    は許可しないかを操作できるように、 当該受信した知識データを前記知識テーブルを用いて表
    示できるようにしたことを特徴とする請求項1記載のネ
    ットワーク利用の知的データ処理方法。
  3. 【請求項3】 前記知識テーブルとしては、前記受信処
    理手段で受信した受信項目をリストとして表示するため
    のテーブルが用意されていることを特徴とする請求項1
    記載の知的データ処理方法。
  4. 【請求項4】 前記知識テーブルとしては、商品の売上
    げ経過にて用いられた伝票類を配列して表示するための
    テーブルが用意されていることを特徴とする請求項1記
    載の知的データ処理方法。
  5. 【請求項5】 前記知識テーブルとしては、商品の仕入
    れ経過にて用いられた伝票類を配列して表示するための
    テーブルが用意されていることを特徴とする請求項1記
    載の知的データ処理方法。
  6. 【請求項6】 前記自己データ群記憶部、受信データ群
    記憶部、送信データ群記憶部のそれぞれには、データ変
    更前、受信前、送信前の旧データをそれぞれ格納するた
    めに、同じデータ構造でデータを記憶する自己記録デー
    タ群記憶部、受信記録データ群記憶部、送信記録データ
    群記憶部が付随していることを特徴とする請求項1記載
    の知的データ処理方法。
  7. 【請求項7】 前記受信処理手段、送信処理手段には、
    異なるデータフォーマットの機器とのデータ交換を可能
    とするために、データ変換手段が付随していることを特
    徴とする請求項1記載の知的データ処理方法。
  8. 【請求項8】 前記知識テーブルとして、商品に関する
    過去の取引に関与した伝票を表示するためのテーブルが
    用意されており、当該テーブルの各項目における該当伝
    票に対して、知識の欄の実データを収集する手段が設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の知的データ
    処理方法。
  9. 【請求項9】 上記受信手段は、伝票及び台帳の項目名
    変換機能が設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の知的データ処理方法。
  10. 【請求項10】 上記の知識データは、複数の言語によ
    る項目名データを含むことを特徴とする請求項1記載の
    知的データ処理方法。
  11. 【請求項11】 自己使用伝票の欄、自己使用台帳の欄
    及び自己使用知識の欄と、関連する会社及び自社全体で
    使用されるもの参照するための伝票の欄、台帳の欄及び
    知識の欄と、変更や指令等に使用されるための伝票の
    欄、台帳の欄及び知識の欄とが存在し、 前記3つの伝票の欄の伝票フォーマットは、同じタイプ
    のものが存在するが、各欄毎に所属識別コードが異な
    り、さらにアクティブフラッグにより、活用状態と否活
    用状態が識別されており、 また前記3つの台帳の欄の台帳フォーマットは、同じタ
    イプのものが存在するが、各欄毎に所属識別コードが異
    なり、さらにアクティブフラッグにより、活用状態と否
    活用状態が識別されており、 さらにまた前記3つの知識の欄の知識フォーマットは、
    同じタイプのものが存在するが、各欄毎に所属識別コー
    が異なり、さらにアクティブフラッグにより、活用状
    態と否活用状態が識別されているとともに、対応する伝
    票の欄及び台帳の欄の各項目名及び項目の実データを有
    するフォーマットであり、上記変更や指令などに使用されるための伝票、台帳及び
    知識の欄のデータにチェックフラッグが付随していると
    きに、これに対応する上記自己使用伝票、自己使用台帳
    に関連した自己使用知識の欄のデータの内容を、前記変
    更や指令などに使用される知識の欄のデータの内容に修
    正可能としたことを 特徴とするネットワーク利用の知的
    データ処理方法。
  12. 【請求項12】ネットワークに接続される受信処理手段
    と、 前記ネットワークに接続される送信処理手段と、 伝票を意味する伝票データの構造が、少なくとも伝票識
    別コード、当該伝票に表わされるまたは記述される伝票
    内項目識別コード、当該伝票を表示するために用いられ
    るレイアウト画面識別コードとからなり、 台帳を意味する台帳データの構造が、少なくとも台帳識
    別コード、当該台帳に表わされるまたは記述される台帳
    内項目識別コード、当該台帳を表示するために用いられ
    るレイアウト画面識別コードとからなり、 知識を意味する知識データの構造が、前記伝票識別コー
    ド及び伝票内項目識別コード、前記台帳識別コード及び
    台帳内項目識別コードに対応する実データ群と、前記伝
    票内項目識別コード及び台帳内項目識別コードに対応す
    る各項目を収集するために構築された収集項目識別コー
    ドを有し当該収集項目識別コードに対応する項目のデー
    タを集合させる知識テーブルと、この知識テーブルを表
    示するために用いられるレイアウト画面識別コードとか
    らなり、 また伝票データは、組織、基準、統括の各欄に上記と同
    じ構造で配置され、 また台帳データも、前記組織、基準、統括の各欄に上記
    と同じ構造で配置され、さらに、 知識データも、前記組織、基準、統括の欄に上記と同じ
    構造で配置され、 前記組織の欄のデータは、自己が活用するデータとして
    定義され、 前記基準の欄のデータは自他を含む全体共通のデータと
    して定義され、 統括の欄のデータは少なくとも指令、連絡、メッセージ
    のデータとして定義されている構造のデータを格納する
    自己データ記憶部と、 前記受信処理手段で得られる受信データであって前記自
    己データ群と同じ形態のデータ構造のデータを格納する
    ことができる受信データ群記憶部と、 前記送信処理手段に与える送信データであって前記自己
    データ群と同じ形態のデータ構造のデータを格納するこ
    とができる送信データ群記憶部と、 上記自己データ群記憶部に存在する伝票または台帳の
    別情報を前記受信データ群記憶部にセットすることで受
    信データを規程し、前記送信データ群記憶部に前記自己
    データ群記憶部に存在する伝票または台帳の識別情報
    設定することで送信データを規程する送受信規定手段と
    を具備したことを特徴とするネットワーク利用の知的デ
    ータ処理装置。
  13. 【請求項13】 前記受信データ群の前記統括の欄で伝
    票、台帳、知識の各情報が伝送されてきた場合には、こ
    情報のうちの受信した知識データを前記自己データ群
    の対応する知識データに置換することを許可あるは許可
    しないかを操作できるように、当該受信知識データを前
    記知識テーブルに表示する手段とを具備したことを特徴
    とする請求項12記載のネットワーク利用の知的データ
    処理装置。
  14. 【請求項14】 上記伝票または台帳の情報及びこれに
    付随する知識データを前記送信処理手段で送信する場
    合、所望の伝票または台帳の情報及びこれに付随する知
    識データを選択する送信規程手段がさらに設けられてい
    ることを特徴とする請求項12記載の知的データ処理装
    置。
  15. 【請求項15】 外部から送られてくる上記伝票または
    台帳の情報及びこれに付随する知識データを前記受信処
    理手段で受信する場合、所望の伝票または台帳の情報
    びこれに付随する知識データを選択する受信規程手段が
    さらに設けられていることを特徴とする請求項12記載
    の知的データ処理装置。
  16. 【請求項16】 上記送信処理手段の前記送信規程によ
    り送信される伝票の情報及びこれに付随する知識データ
    は、ファイナンス会社の対応装置に送信されることを特
    徴とする請求項12記載の知的データ処理装置。
  17. 【請求項17】 上記送信処理手段の前記送信規程によ
    り送信される伝票の情報及びこれに付随する知識データ
    は、行政機関の対応装置に送信されることを特徴とする
    請求項12記載の知的データ処理装置。
  18. 【請求項18】 上記知識データは、複数の言語による
    項目名データが用意されており、この伝票や台帳の表示
    状態において言語切り換え機能を有することを特徴とす
    る請求項12記載の知的データ処理装置。
  19. 【請求項19】 自己データ群記憶部と、 受信処理手段で受信されたデータが格納される受信デー
    タ群記憶部と、 送信処理手段で送信するためのデータが格納される送信
    データ群記憶部とを有する記憶媒体であり、 前記自己データ群記憶部のデータ構造としては、 伝票を意味する伝票データの構造が、少なくとも伝票識
    別コード、当該伝票に表わされるまたは記述される伝票
    内項目識別コード、当該伝票を表示するために用いられ
    るレイアウト画面識別コードとからなり、 台帳を意味する台帳データの構造が、少なくとも台帳識
    別コード、当該台帳に表わされるまたは記述される台帳
    内項目識別コード、当該台帳を表示するために用いられ
    るレイアウト画面識別コードとからなり、 知識を意味する知識データの構造が、前記伝票識別コー
    ド及び伝票内項目識別コード、前記台帳識別コード及び
    台帳内項目識別コードに対応する実データ群と、前記伝
    票内項目識別コード及び台帳内項目識別コードに対応す
    る各項目を収集するために構築された収集項目識別コー
    ドを有し当該収集項目識別コードに対応する項目のデー
    タを集合させる知識テーブルと、この知識テーブルを表
    示するために用いられるレイアウト画面識別コードとか
    らなり、 また伝票データは、組織、基準、統括の各欄に上記と同
    じ構造で配置され、 また台帳データも、前記組織、基準、統括の各欄に上記
    と同じ構造で配置され、さらに、 知識データも、前記組織、基準、統括の欄に上記と同じ
    構造で配置され、 前記組織の欄のデータは、自己が活用するデータとして
    定義され、 前記基準の欄のデータは自他を含む全体共通のデータと
    して定義され、 統括の欄のデータは少なくとも指令、連絡、メッセージ
    のデータとして定義されており、 前記受信データ群も前記自己データ群と同じ形態のデー
    タ構造であり、 前記送信データ群も前記自己データ群と同じ形態のデー
    タ構造であり 前記受信データ群の前記統括の欄で伝票、台帳、知識の
    情報が伝送されてきた場合には、この情報のうちの受
    信した知識データを前記自己データ群の対応する知識デ
    ータに置換することを許可あるは許可しないかを操作で
    きるように、当該受信した知識データを前記知識テーブ
    ルを用いて表示できるように処理するためのアプリケー
    ションを記録したことを特徴とするネットワーク利用の
    知的記録媒体。
JP32796398A 1998-11-18 1998-11-18 ネットワーク利用の知的データ処理方法及び装置及び記録媒体 Expired - Fee Related JP3188241B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32796398A JP3188241B2 (ja) 1998-11-18 1998-11-18 ネットワーク利用の知的データ処理方法及び装置及び記録媒体
CA002281294A CA2281294A1 (en) 1998-11-18 1999-09-01 Intelligent data structure, processing apparatus, and medium using network
US09/388,784 US6697790B2 (en) 1998-11-18 1999-09-02 Intelligent data structure, processing apparatus, and medium using network
AU47347/99A AU733634B2 (en) 1998-11-18 1999-09-02 Intelligent data structure, processing apparatus, and medium using network
EP99116853A EP1003116A3 (en) 1998-11-18 1999-09-03 Intelligent data structure, processing apparatus, and medium using network
TW088115353A TW452780B (en) 1998-11-18 1999-09-07 Intelligent data structure, processing apparatus, and medium using network
CN99120331A CN1254133A (zh) 1998-11-18 1999-09-20 采用网络的智能数据结构、处理设备、以及介质
KR1019990040409A KR100334249B1 (ko) 1998-11-18 1999-09-20 네트워크를 이용하는 지식적 데이터구조, 처리장치 및 매체

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32796398A JP3188241B2 (ja) 1998-11-18 1998-11-18 ネットワーク利用の知的データ処理方法及び装置及び記録媒体

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000078685A Division JP2000311198A (ja) 2000-01-01 2000-03-21 ネットワーク利用の知的データ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000148896A JP2000148896A (ja) 2000-05-30
JP3188241B2 true JP3188241B2 (ja) 2001-07-16

Family

ID=18204972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32796398A Expired - Fee Related JP3188241B2 (ja) 1998-11-18 1998-11-18 ネットワーク利用の知的データ処理方法及び装置及び記録媒体

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6697790B2 (ja)
EP (1) EP1003116A3 (ja)
JP (1) JP3188241B2 (ja)
KR (1) KR100334249B1 (ja)
CN (1) CN1254133A (ja)
AU (1) AU733634B2 (ja)
CA (1) CA2281294A1 (ja)
TW (1) TW452780B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6319336B1 (en) 1998-07-29 2001-11-20 Dowa Mining Co., Ltd. Permanent magnet alloy having improved heat resistance and process for production thereof

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8073967B2 (en) 2002-04-15 2011-12-06 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Web services-based communications for use with process control systems
US7720727B2 (en) * 2001-03-01 2010-05-18 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Economic calculations in process control system
US7900155B2 (en) * 2004-08-16 2011-03-01 Sap Ag System and method for providing information about an operation's applicability to an item
US8161372B2 (en) * 2005-12-09 2012-04-17 Microsoft Corporation Extensible value types in cells
JP2015153113A (ja) * 2014-02-13 2015-08-24 東芝テック株式会社 発注データ処理サーバ及び発注データ処理プログラム
CN104391830A (zh) * 2014-10-24 2015-03-04 华迪计算机集团有限公司 单据页面动态布局的方法及装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5191522A (en) * 1990-01-18 1993-03-02 Itt Corporation Integrated group insurance information processing and reporting system based upon an enterprise-wide data structure
US5432926A (en) * 1992-12-04 1995-07-11 International Business Machines Corporation Method and apparatus for improving database reliability and response time in a distributed transaction processing system
US5862325A (en) * 1996-02-29 1999-01-19 Intermind Corporation Computer-based communication system and method using metadata defining a control structure
US5940818A (en) * 1997-06-30 1999-08-17 International Business Machines Corporation Attribute-based access for multi-dimensional databases

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6319336B1 (en) 1998-07-29 2001-11-20 Dowa Mining Co., Ltd. Permanent magnet alloy having improved heat resistance and process for production thereof

Also Published As

Publication number Publication date
CA2281294A1 (en) 2000-05-18
CN1254133A (zh) 2000-05-24
KR100334249B1 (ko) 2002-05-02
US6697790B2 (en) 2004-02-24
AU733634B2 (en) 2001-05-17
EP1003116A3 (en) 2002-09-25
TW452780B (en) 2001-09-01
KR20000034931A (ko) 2000-06-26
AU4734799A (en) 2000-05-25
JP2000148896A (ja) 2000-05-30
EP1003116A2 (en) 2000-05-24
US20030110174A1 (en) 2003-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10923912B2 (en) Electronic trading confirmation system
JP2000215263A (ja) 取引デ―タを処理する会計システム、およびその方法、並びにそのためのプログラムを格納した記憶媒体
JP2011170490A (ja) SaaS型汎用会計処理システム
JP2002063437A (ja) 受発注システム及び流通支援システム並びに品揃え関連情報生成システム
JP6188655B2 (ja) 情報管理システムおよびコンピュータプログラム
JP3188241B2 (ja) ネットワーク利用の知的データ処理方法及び装置及び記録媒体
JP2001167195A (ja) ビジネスデータの管理方法及び管理装置
JP4459538B2 (ja) 組戻し対応資金管理システム、組戻し対応資金管理システム用プログラム、及び組戻し対応資金管理システム用プログラムを記録した記録媒体
AU750537B2 (en) A business support system
JP2000311198A (ja) ネットワーク利用の知的データ処理装置
JP2002158661A (ja) ネットワーク構築方法と経営レポート収集方法と装置
WO2022149222A1 (ja) 仕訳装置、仕訳方法、仕訳表示方法、仕訳表示プログラム
JP3150650B2 (ja) ビジネス支援データ処理用記録媒体
JP6750080B1 (ja) 運用支援装置及び運用支援プログラム
JP5054409B2 (ja) 業務管理方法、並びに業務管理装置
JP2002230306A (ja) 資産管理サービス提供方法,資産管理サービス提供用プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2002074103A (ja) 購買業務支援システム
JP2002117216A (ja) ビジネス支援装置及び方法及び記録媒体
JP5646097B1 (ja) 情報管理システムおよび情報管理方法
JP4024268B2 (ja) 取引先要項システム
JP2003067575A (ja) 有価証券情報登録管理システム、有価証券情報登録プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2001056762A (ja) ビジネス支援データ処理装置
JP2020134996A (ja) Crmシステム
Saelao TPS Automated system for Tang Po Seng Limited Partnership
JP2001051847A (ja) ビジネス支援データ処理用記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S303 Written request for registration of pledge or change of pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316303

S303 Written request for registration of pledge or change of pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316303

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S303 Written request for registration of pledge or change of pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316303

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees