JP4478611B2 - 顧客受付用端末及びその制御プログラム及び顧客受付システム - Google Patents

顧客受付用端末及びその制御プログラム及び顧客受付システム Download PDF

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Description

本発明は、営業店のカウンター等で来店した顧客に受付の番号票を発券する機能を持つ顧客受付用端末に関するものである。
銀行、保険会社、証券会社、郵便局等の営業店では、カウンター等に受付の番号票を発券する機能を持つ顧客受付用端末を設置し、来店した顧客に受付の番号票を発券して、受付順に顧客に対応するようにしている。
この顧客受付用端末は発券の際、来店目的を入力させる画面を表示し、入力された目的に応じてカードの挿入を誘導したり、ロビー係員への誘導を行うことも実施している。
図9は従来の顧客受付用端末における表示画面の遷移を示す図である。
この図に示したように従来は、まず、当該端末に設けられた操作表示部に図9(a)に示した来店目的入力画面を表示させる。
この操作表示部は顧客に対して各種の入力画面やその操作誘導等の表示を行うと共に、画面上のキーを顧客が指で触れることによりキーに定義された情報を入力することが可能なタッチパネル式ディスプレイである。
この来店目的入力画面を見て顧客が、所望のキーを押下して来店目的を入力すると、次に図9(b)に示した媒体持参確認画面が操作表示部に表示される。
この画面には、カードを持参しているか、いないかを問いかける旨のメッセージと、問いかけに対する答えを入力する「はい」、「いいえ」のキーが表示される。
この画面をみて、顧客が「はい」のキーを押下すると、続いて、操作表示部に図9(c)に示した媒体挿入誘導画面が表示される。
この媒体挿入誘導画面は、カードの挿入を促す旨のメッセージと、挿入方法を案内する動画からなり、この動画に従って顧客がカードリーダ部に磁気カードを挿入すると、このカードの磁気ストライプから顧客データが読み取られて、当該装置の制御部等に送られ、その後、操作表示部に図9(d)に示した番号票受取り誘導画面が表示される。
この画面には、番号票の受取りを促すメッセージと番号票の受取り方法を示す動画によって構成され、そして、この番号票受取り誘導画面の表示と同時に、プリンタで所定の用紙に受付番号が印字されて顧客に放出される。
また、前記図9(b)の媒体持参確認画面で顧客が「いいえ」のキーを押下すると、操作表示部には(c)の媒体挿入誘導画面をとばして(d)に示した番号票受取り誘導画面が表示され、プリンタで所定の用紙に受付番号が印字されて顧客に放出される。
尚、各画面に対応して表示メッセージと同様の内容の音声もスピーカから出力される。
しかしながら上述した従来の技術では、磁気カード用のカードリーダ部しか備えていないため、顧客が使用できる媒体は磁気カードに限られ、媒体の使用が制限されると共に、営業店では磁気カードを挿入した顧客に対してしか顧客データが得られないため、充分な対応ができないという問題がある。
また、顧客が媒体を持参しているか否かを問い、媒体を持参していることを確認してから、媒体の挿入を誘導しているため、操作に時間がかかり、その分番号票の発券処理に時間がかかるという問題がある。
また、外国為替など窓口では取り扱わない取扱い対象外業務が来店目的として入力された場合は、「係員をお呼び下さい」等のメッセージを入れた誘導画面を表示するのみであるので、顧客は画面を見落としたりするとどうしてよいか分からず、不安感を与えてしまうという問題がある。
本発明はこのような問題を解決することを目的とする。
そのため、本発明は、営業店に設置され、操作表示部に表示した来店目的画面のキーに
より顧客に来店目的を入力させて受付の番号票を発券する顧客受付用端末において、顧客
が入力した来店目的に対応して、次に表示する画面を変え、選択可能な来店目的について
、窓口で対応できない来店目的を区別して管理する管理情報を記憶部に記憶し、顧客が選
択した来店目的が前記窓口で対応できない来店目的であるとき、窓口外で接客する係員に
用件を伝えるように促す旨のメッセージを受付番号とともに番号票に印字して発券することを特徴とする。
このようにした本発明は、窓口で対応できない特別な誘導を必要とする来店目的が入力されたとき、窓口外で接客する係員に用件を伝えるように促す旨のメッセージを番号票に印字して発券するので、外国為替など窓口では取り扱わない取扱い対象外業務が来店目的として入力された場合でも、顧客に不安感を与えないという効果も得られる。
以下、図面を参照して本発明による顧客受付用端末及びその制御プログラムの実施例について説明する。
図1は実施例の構成を示す概略図である。
図において1は銀行等の金融機関の営業店に設置される顧客受付用端末の筐体で、この筐体1には、制御部2、鍵盤部3、プリンタ部4、顧客検知センサー5、操作表示部6、スピーカ7、ICカードリーダ部8、カードリーダ部9、通帳リーダ部10が搭載されている。
ここで、制御部2は顧客受付用端末全体の動作を制御するもので、筐体1内に設けられている。
鍵盤部3はメンテナンス時等にオペレータが操作するもので、文字キーや数字キー、及び各種のファンクションキー等によって構成され、筐体1の扉の内側等に設けられている。
プリンタ部4は来店した顧客に番号票(番号札)を発券するもので、番号票を放出する放出口が筐体1の表面に設けられている。
顧客検知センサー5は当該顧客受付用端末に接近した顧客を検知するものである。
操作表示部6は顧客に対して各種の入力画面やその操作誘導等の表示を行うと共に、画面上のキーを顧客が指で触れることによりキーに定義された情報を入力することが可能なタッチパネル式ディスプレイであり、また、スピーカ7は操作表示部6の表示画面に応じた音声を出力するものである。
ICカードリーダ部8は顧客が持参したICカードから顧客データ等を非接触で読み取ることができるものである。
カードリーダ部9はキャッシュカードやクレジットカード等の各種磁気カードに設けられている磁気ストライプのデータを読み取るもので、カード挿入排出口が筐体1の表面に設けられている。このカードリーダ部9はICカードの挿入も可能であり、ICカードが挿入された場合は、IC部にコンタクトして顧客データ等を読み取ることができる。
通帳リーダ部10は通帳に設けられている磁気ストライプから顧客データを読み取るもので、通帳挿入排出口が筐体1の表面に設けられている。
これらICカードリーダ部8、カードリーダ部9、及び通帳リーダ部10は、本発明においてカードや通帳のICや磁気ストライプから顧客識別データを含む顧客データを読み取る読み取り部として用いられ、顧客識別データとしては、例えば顧客の口座番号が用いられる。
図2は実施例の制御系を示すブロック図である。
11は受付業務の一連の流れを制御すると共に、操作表示部6に表示する画面の制御を行う画面フロー制御手段、12は画面フロー制御手段11と連携して画面フロー制御手段11が指定した音声をスピーカ7から出力させる音声制御手段である。
13は画面フロー制御手段11と連携してICカードや磁気カード及び通帳に対する読み取り動作等を制御する媒体制御手段、14は画面フロー制御手段11と連携して画面フロー制御手段11が指定した番号札を発券するようにプリンタ部4を制御するプリンタ制御手段、15は顧客検知センサー5を制御して検知情報を画面フロー制御手段11に伝達するセンサー制御手段である。
16は媒体制御手段11と連携してICカードリーダ部8を制御するICカードリーダ制御手段、17は媒体制御手段11と連携してカードリーダ部9を制御するカードリーダ制御手段、18は媒体制御手段11と連携して通帳リーダ部9を制御する通帳リーダ制御手段である。
これら各制御手段11〜15は予め設定されたソフトウェアに基づいて図1に示す制御部2により実現されるものである。
図3は第1の実施例における表示画面の遷移を示す図で、この図3及び図1,図2を参照して第1の実施例を説明する。
まず、営業店に来店した顧客が顧客受付用端末の前に立つと、顧客検知センサー5により検知され、その検知情報がセンサー制御手段15を介して画面フロー制御手段11に通知される。
これにより画面フロー制御手段11は音声制御手段12に指示してスピーカ7から「いらっしゃいませ、目的のキーを押してください・・・」等の歓迎の意を表すると共に、キーの押下を促す旨の音声を出力させ、同時に操作表示部6に図3(a)に示した来店目的入力画面を表示させる。
この画面には入出金、新規、諸届、投信等の複数の来店目的キーが表示されており、この来店目的入力画面を見て顧客が、所望のキーを押下することにより来店目的を入力すると、画面フロー制御手段11は音声制御手段12に指示してスピーカ7から通帳またはカードの挿入を促す旨の音声を出力させると共に、操作表示部6に図3(b)に示した媒体挿入誘導画面を表示させる。
この画面には、前記音声の出力と同内容のメッセージと取引用の媒体である通帳やカードの挿入方法案内の動画が含まれており、また媒体が無いことを入力するための小型の「媒体なし」キーが画面内に表示される。
この、媒体挿入誘導画面の表示と同時に、画面フロー制御手段11は媒体制御手段13を介してICカードリーダ制御手段16、カードリーダ制御手段17、及び通帳リーダ制御手段18に対して通帳やカードの受入れを指示し、これにより各制御手段16〜18はそれぞれICカードリーダ部8、カードリーダ部9、及び通帳リーダ部10を制御して、通帳やカードの挿入を可能な状態にする。
つまり、ICカードリーダ部8、カードリーダ部9、及び通帳リーダ部10のいずれにも取引用の媒体としてのICカード、磁気カード、通帳の挿入を可能とし、これらの媒体が複数同時に挿入が行われた場合、各媒体からのデータの読み取りを並行して行えるものとする。
ここで、顧客がICカードリーダ部8、カードリーダ部9、及び通帳リーダ部10のいずれかにICカード、磁気カード、あるいは通帳を挿入すると、これらのカードや通帳のICや磁気ストライプから支店名、顧客番号、口座番号、口座科目等の顧客データが読み取られて、制御手段16〜18のうちの該当する制御手段から媒体制御手段13に通知され、通知された顧客データは媒体制御手段13から画面フロー制御手段11に送られる。
この場合、媒体制御手段13は、ICカードリーダ部8、カードリーダ部9、及び通帳リーダ部10うちの複数のリーダ部から顧客データが送信されてきた場合、先着順位が速くかつ内容が正しい顧客データのみを有効にして画面フロー制御手段11に送信し、これより遅れて送信されてきた顧客データは破棄する。
例えば、一番先に送信されてきた顧客データに対して媒体制御手段13は、その顧客データの内容が正しいか否かを判断し、正しいデータの場合はその顧客データを有効として画面フロー制御手段11に送信すると共に、2番目以後の顧客データは破棄するが、一番先に送信されてきた顧客データが読み取りエラー等により正しいデータではないと判断した場合は、2番目に送信されてきた顧客データが正しいか否かを判断して、正しいデータの場合はその顧客データを有効として画面フロー制御手段11に送信すると共に、3番目以後の顧客データは破棄する。
画面フロー制御手段11は、媒体制御手段13から顧客データを受信すると、そのデータの内容をもとに当該顧客の属性データ(例えば、過去の取引履歴や、定期預金額、預金残高、資産等)を取得するために当該装置とは別の装置であるデータベースサーバ等へアクセスすると共に、当該顧客の受付を行う窓口群に応じた番号帯の中でシーケンシャル等の採番ルールに従った受付番号を前記データベースサーバ等とは別のシステムに要求し、それぞれ回答を待つ。
その後、画面フロー制御手段11は前記システムから受付番号を受信すると、音声制御手段12に指示してスピーカ7から番号票の受取りを促す旨の音声を出力させると共に、操作表示部6に図3(c)に示した番号票受取り誘導画面を表示させる。
この画面は、前記音声の出力と同内容のメッセージと、番号票の受取り方法を示す動画からなり、そして、この番号票受取り誘導画面の表示と同時に、画面フロー制御手段11はプリンタ制御手段14に対して番号票の出力依頼を前記受付番号と共に通知し、これによりプリンタ部4は所定の用紙に受付番号を印字して顧客に放出する。
尚、図3(b)の媒体挿入誘導画面で「媒体なし」キーが押下された場合、画面フロー制御手段11は、通帳やカードの受入れの指示を出さず、前記システムに受付番号を要求し、受付番号を受信すると、音声制御手段12に指示してスピーカ7から番号票の受取りを促す旨の音声を出力させると共に、操作表示部6に図3(c)に示した番号票受取り誘導画面を表示させ、そして、プリンタ制御手段14によりプリンタ部4に受付番号を印字させて顧客に放出する。
以上説明した第1の実施例によると、磁気カード用のカードリーダ部に加えて通帳用の通帳リーダ部とICカード用のカードリーダ部を設けると共に、これらを制御する各々の制御手段と、各制御手段を統括して制御する制御手段を設けているため、磁気カードに限らず、通帳やICカード等の複数種類の媒体が使用可能になり、これらの複数種類の媒体から顧客情報を取得して顧客に対応できるという効果が得られる。
また、来店目的入力画面で顧客が取引を入力すると、無条件に媒体挿入誘導画面を表示して媒体の挿入を促すようにして、従来顧客が媒体を持参したか否か確認していた媒体持参確認画面(図9(b))を省略し、これにより顧客の操作を簡略化したので、顧客の操作が容易になると共に、処理時間も短縮できるという効果も得られる。
また、この種の端末の運用目的の1つは、媒体から取得した顧客データをもとに、属性データを検索して来店顧客のうちの特定の顧客を検出し、この顧客に対して特別なサービスを提供したり、金融商品のセールスを展開するために窓口へ誘導することであるが、従来の表示画面の流れでは、媒体持参確認画面の表示により誤って未持参を押してしまったり、媒体挿入の煩わしさから意図的に未持参を選択する顧客もみられた。しかし、上述した実施例によれば、媒体持参確認画面を排除し、来店目的画面から媒体挿入誘導画面へ移行させているため、媒体の挿入をスムーズに誘導することができ、特定の顧客を確実に検出してサービスの提供やセールスの展開を行うことができ、充分な対応が可能になるという効果も得られる。
また、媒体を持参していない顧客に対しては、媒体挿入誘導画面に小型の「媒体なし」キーを表示して、このキーを押下することにより番号票を発券するようにしているため、媒体を持参していない顧客に対しても支障無く対応することができる。
図4は第2の実施例における表示画面の遷移を示す図で、この図4及び図1,図2を参照して第の実施例を説明する。
この実施例は、来店目的入力画面においてすべての媒体の読み取りを可能とするものである。
以下、順を追って説明すると、まず、営業店に来店した顧客が顧客受付用端末の前に立つと、顧客検知センサー5により検知され、その検知情報がセンサー制御手段15を介して画面フロー制御手段11に通知される。
これにより画面フロー制御手段11は音声制御手段12に指示してスピーカ7から「いらっしゃいませ、目的のキーを押してください。通帳、カードをお持ちのお客様は挿入口にセットして下さい・・・・」等の歓迎の意を表すると共に、キーの押下と媒体の挿入を促す旨の音声を出力させ、同時に操作表示部6に図4(a)に示した来店目的入力画面を表示させる。
この来店目的入力画面は、第1の実施例で説明した画面と同様の画面である。
また、この来店目的入力画面の表示と同時に、画面フロー制御手段11は、媒体制御手段13を介してICカードリーダ制御手段16、カードリーダ制御手段17、及び通帳リーダ制御手段18対して通帳やカードの受入れを指示し、これにより各制御手段16〜18はそれぞれICカードリーダ部8、カードリーダ部9、及び通帳リーダ部10を制御して通帳やカードの挿入を可能な状態にする。
ここで、顧客が来店目的入力画面に表示されている所望のキーを押下することにより来店目的を入力すると、画面フロー制御手段11は音声制御手段12に指示してスピーカ7から通帳またはカードの挿入を促す旨の音声を出力させると共に、操作表示部6に図4(b)に示した媒体挿入誘導画面を表示させ、そして、顧客がICカードリーダ部8、カードリーダ部9、及び通帳リーダ部10のいずれかにICカード、磁気カード、あるいは通帳を挿入すると、これらのカードや通帳のICや磁気ストライプから支店名、顧客番号、口座番号、口座科目等の顧客データが読み取られて、制御手段16〜18のうちの該当する制御手段から媒体制御手段13に通知され、通知された顧客データは媒体制御手段13から画面フロー制御手段11に送られる。
この場合も媒体制御手段13は、第1の実施例で説明したと同様に画面フロー制御手段11に顧客データを送信する。
画面フロー制御手段11は、媒体制御手段13から顧客データを受信すると、そのデータの内容をもとに当該顧客の属性データ(例えば、過去の取引履歴や、定期預金の金額、残高、資産等)を取得するために当該装置とは別の装置であるデータベースサーバ等へアクセスすると共に、当該顧客の受付を行う窓口群に応じた番号帯の中でシーケンシャル等の採番ルールに従った受付番号を前記データベースサーバ等とは別のシステムに要求し、それぞれ回答を待つ。
その後、画面フロー制御手段11は前記システムから受付番号を受信すると、音声制御手段12に指示してスピーカ7から番号票の受取りを促す旨の音声を出力させると共に、操作表示部6に図4(c)に示した番号票受取り誘導画面を表示させる。
この画面は、前記音声の出力と同内容のメッセージと、番号票の受取り方法を示す動画からなり、そして、この番号票受取り誘導画面の表示と同時に、画面フロー制御手段11はプリンタ制御手段14に対して番号票の出力依頼を前記受付番号と共に通知し、これによりプリンタ部4は所定の用紙に受付番号を印字して顧客に放出する。
尚、図4(b)の媒体挿入誘導画面、及び図4(c)の番号票受取り誘導画面は、第1の実施例で説明した画面と同様の画面である。
一方、前記図4(a)の来店目的入力画面の表示時に出力された媒体の挿入を促す旨の音声を聞いて、顧客がICカードリーダ部8、カードリーダ部9、及び通帳リーダ部10のいずれかにICカード、磁気カード、あるいは通帳を挿入すると、これらのカードや通帳のICや磁気ストライプから顧客データが読み取られて、制御手段16〜18のうちの該当する制御手段から媒体制御手段13に通知され、通知された顧客データは媒体制御手段13から画面フロー制御手段11に送られる。
そして、画面フロー制御手段11は、媒体制御手段13から顧客データを受信すると、そのデータの内容をもとに当該顧客の属性データ(例えば、過去の取引履歴や、定期預金の金額、残高、資産等)を取得するために当該装置とは別の装置であるデータベースサーバ等へアクセスすると共に、当該顧客の受付を行う窓口群に応じた番号帯の中でシーケンシャル等の採番ルールに従った受付番号を前記データベースサーバ等とは別のシステムに要求し、その後、画面フロー制御手段11は前記システムから受付番号を受信すると、音声制御手段12に指示してスピーカ7から番号票の受取りを促す旨の音声を出力させると共に、操作表示部6に図4(c)に示した番号票受取り誘導画面を表示させる。
この番号票受取り誘導画面の表示と同時に、画面フロー制御手段11はプリンタ制御手段14に対して番号票の出力依頼を前記受付番号と共に通知し、これによりプリンタ部4は所定の用紙に受付番号を印字して顧客に放出する。
尚、この第2の実施例においても、媒体挿入誘導画面で「媒体なし」キーが押下された場合、図4(c)に示した番号票受取り誘導画面が表示され、そして、プリンタ制御手段14によりプリンタ部4に受付番号を印字されて顧客に放出される。
以上説明した第2の実施例によれば、来店目的入力画面の表示時にカードや通帳の挿入を可能にしてICや磁気ストライプから顧客データを読み取れるように制御するため、来店目的入力画面の表示時にカードや通帳を挿入した場合、媒体持参確認画面や媒体挿入誘導画面の表示を省略して、受付処理時間をより短縮することができるという効果が得られる。
つまり、この第2の実施例によれば、来店目的入力画面の表示時にカードや通帳が挿入された後、来店目的がキー入力された場合、カードや通帳の搬送及び顧客データの読み取り制御と、画面入力操作のオーバーラップ処理(並行動作)が可能となるので、受付処理時間がより短縮されることになる。
図5はこの第2の実施例の時間短縮効果を示す説明図である。
図5(a)は従来の手順、(b)は第1の実施例の手順、(c)は第2の実施例の手順であり、図中、各処理ステップの時間を箱(矩形)の大きさで表し、受付処理にかかる時間を箱を積み上げた縦の長さで表している。
この図(c)に示したように、第2の実施例では、来店目的入力画面の表示時に先にカードや通帳が挿入され、次に来店目的が入力された場合、カードや通帳の搬送及び顧客データの読み取り制御と、画面入力操作に対するデータベースサーバ等へのアクセスの制御がオーバーラップ処理される。
来店目的が先に入力された場合は(b)に示した第1の実施例と同様になるが、このことは、来店目的が入力と媒体の挿入のどちらが先でも入力可能な制御であることを示す。
このように第2の実施例によれば、媒体の挿入が先になされた場合、媒体制御と画面入力の並行動作が可能となり、時間短縮が可能になる。
次に、第3の実施に形態について説明する。
この実施例は来店目的入力画面で入力された来店目的に応じて画面を制御し、媒体の挿入誘導と番号票の発行を行うもので、この番号票の発行には、通常の窓口で処理依頼を行うための番号票の他に、ロビー係員に対処させるための番号票の発行が含まれる。
図6は第3の実施に形態で用いるテーブルの内容例を示す図で、来店目的と表示画面が対応づけられている。
例えば、来店目的が入出金等の取引に対しては、通帳やカードが取引用の媒体として必要であるので、媒体挿入誘導画面が設定され、また、住所変更等の手続きを行うための諸届に対しては、取引用の媒体を必要とせず、即時番号票の発券に移るので、番号票受け取り誘導画面が設定される。
更に、外国為替、投資信託、保険、証券等の通常窓口等で取り扱うことのできない窓口対象外業務や、高度な商品知識を有する取引、他店を紹介する場合等、特別な誘導が必要な場合の来店目的に対しては、係員向け発券画面が設定されている。
このテーブルは図示しない記憶部に保有され、このテーブルに基づいて画面フロー制御手段11により操作表示部6に表示する画面の制御が行われる。
図7はこの第3の実施例における画面の表示例を示す図である。
図7(a)に示すように、操作表示部6に表示された来店目的入力画面で、例えば入出金が入力され場合、画面フロー制御手段11は図6のテーブルを参照して入出金に対応する媒体挿入誘導画面を操作表示部6に表示させ、通帳やカードの挿入を顧客に促す。
この場合の来店目的入力画面及び媒体挿入誘導画面は第1の実施例及び第2の実施例と同様の画面であり、同様に音声によるメッセージが出力される。
また、図7(b)に示すように、来店目的入力画面で諸届が入力された場合、画面フロー制御手段11は図6のテーブルを参照して番号票受け取り誘導画面を操作表示部6に表示させ、プリンタ部4で番号票を印字して顧客に放出する。
この場合の来店目的入力画面及び番号票受取り誘導画面も、第1の実施例及び第2の実施例と同様の画面であり、同様に音声によるメッセージが出力される。
更に、図7(c)に示すように、来店目的入力画面で外国為替等の特別な誘導が必要な場合の来店目的が入力された場合、画面フロー制御手段11は図6のテーブルを参照して係員向け発券画面を操作表示部6に表示させ、プリンタ部4で係員向け番号票を印字して顧客に放出する。
この場合の係員向け発券画面には、番号票を近くの係員に渡すように案内するメッセージと番号票の受取り方法を示す動画からなり、そしてこの画面表示と同時に表示メッセージと同じ内容の音声によるメッセージが出力される。
図8はこのときの係員向け番号票の印字例を示す図で、来店目的の用件を近くの係員に伝えるように促すメッセージと共に、図示しないシステムから受信した係員に応じた番号帯の中でシーケンシャル等の採番ルールに従った受付番号と受付時刻が印字されている。
顧客は係員向け番号票を受け取ると、近くにいるロビー係員を探して番号票を渡し、用件を伝える。これによりロビー係員は、顧客の用件に応じて行き先の指定や、専門の係員への紹介等の誘導を行う。
このようにした第3の実施例によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、従来の顧客受付用端末では、取扱い対象外業務等の特別な誘導が必要な場合、操作表示部に「係員をお呼び下さい」等の誘導画面を表示するのみであったので、誘導画面の見落とし等による不安感を引き起こすという危惧がつきまとったが、上述した第3の実施例によれば、表示画面による誘導と共に、ロビー係員への誘導を行うメッセージを印字した係員向け番号票を顧客に発券するため、顧客は行き先を明確に示した番号票を取得することで安心感が得られると共に、ロビー係員は顧客からの係員向け番号票を提示されることで確実に来店客を受け入れて用件に合った対応を行うことが可能になる。
また、係員向け番号票に、受付番号と受付時刻を印字しているため、ロビー係員は顧客の番号票を参照して、携帯端末や情報端末を等を通じて待ち状況を把握することが可能となり、例えば長時間待っている顧客に対しては、優先受付や用件の行き先の聞き取り等のサービスを実施することができる。
発明の実施例の構成を示す概略図 実施例の制御系を示すブロック図 第1の実施例における表示画面の遷移を示す図 第2の実施例における表示画面の遷移を示す図 第2の実施例の時間短縮効果を示す説明図 第3の実施例で用いるテーブルの内容を示す図 第3の実施例における画面の表示例を示す図 係員向番号票の印字例を示す図 従来の表示画面の遷移を示す図
符号の説明
1 筺体
2 制御部
3 鍵盤部
4 プリンタ部
5 顧客検知センサー
6 操作表示部
7 スピーカ
8 ICカードリーダ部
9 カードリーダ部
10 通帳リーダ部
11 画面フロー制御手段
12 音声制御手段
13 媒体制御手段
14 プリンタ制御手段
15 センサー制御手段
16 ICカードリーダ制御手段
17 カードリーダ制御手段
18 通帳リーダ制御手段

Claims (5)

  1. 営業店に設置され、操作表示部に表示した来店目的画面のキーにより顧客に来店目的を入力させて受付の番号票を発券する顧客受付用端末において、
    選択可能な来店目的について、窓口で対応できない来店目的を区別して管理する管理情報を記憶部に記憶し、
    顧客が入力した来店目的に対応して、次に表示する画面を変え、
    顧客が選択した来店目的が前記窓口で対応できない来店目的であるとき、窓口外で接客する係員に用件を伝えるように促す旨のメッセージを受付番号とともに番号票に印字して発券することを特徴とする顧客受付用端末。
  2. 営業店に設置され、操作表示部に表示した来店目的画面のキーにより顧客に来店目的を入力させて受付の番号票を発券すると共に、選択可能な来店目的について、窓口で対応できない来店目的を区別して管理する管理情報を記憶する記憶部を備えた顧客受付用端末の制御プログラムにおいて、
    当該顧客受付用端末に、
    顧客が入力した来店目的に対応して、次に表示する画面を変える手順と、
    顧客が選択した来店目的が前記窓口で対応できない来店目的であるとき、窓口外で接客する係員に用件を伝えるように促す旨のメッセージを受付番号とともに番号票に印字して発券する手順を実行させることを特徴とする顧客受付用端末の制御プログラム。
  3. 営業店に設置され、操作表示部に表示した来店目的画面のキーにより顧客に来店目的を入力させて受付の番号票を発券する顧客受付用端末を備える顧客受付システムにおいて、 前記来店目的画面のキーにより顧客が入力した来店目的に対応して次に表示する画面を変える表示制御手段と、
    選択可能な来店目的について、窓口で対応できない来店目的を区別して管理する管理情
    報を記憶する記憶部と、
    顧客が選択した来店目的が前記窓口で対応できない来店目的であるとき、窓口外で接客する係員に用件を伝えるように促す旨のメッセージを受付番号とともに番号票に印字して発券する発券手段とを備えることを特徴とする顧客受付システム。

    P.2
  4. 請求項3に記載の顧客受付システムにおいて、
    前記窓口で対応できない来店目的には、窓口で取扱うことができない窓口対象外業務と、特別な誘導が必要な来店目的を含むことを特徴とする顧客受付システム。
  5. 請求項4に記載の顧客受付システムにおいて、
    来店目的毎の対応を示す情報として係員向け発券画面もしくは番号票受取誘導画面の表示用データを前記記憶部に保持し、
    前記制御手段は顧客が来店目的を入力すると、前記記憶部を参照して入力した来店目的が窓口で対応可能な場合は、番号票受取り画面を表示させ、窓口で対応できない場合は係員向け発券画面を表示させることを特徴とする顧客受付システム。
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