JP7295786B2 - 自動取引装置、コード読取方法、及びプログラム - Google Patents

自動取引装置、コード読取方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、自動取引装置、コード読取方法、及びプログラムに関する。
従来、銀行等の金融機関の店舗やコンビニエンスストア等には、入金や出金等の各種取引を自動で行うATM(Automated Teller Machine:現金自動預け払い機)等の自動取引装置が設置されている。
自動取引装置の一例として、顧客撮影用カメラを搭載したATMが知られている。このATMでは、顧客撮影用カメラを用いて取引時の顧客を撮影することで、取引した顧客の特定が可能になっている。顧客撮影用カメラは、広角カメラ(広角撮影用カメラ)である。広角カメラを使用する理由は、身長の異なる顧客が操作しても、上半身を撮影可能とするためである。
自動取引装置の他の一例として、顧客の顔画像や操作状況を撮影するために内蔵したカメラや鏡等の反射板を備えた構成を有する自動取引装置が知られている(特許文献1参照)。この自動取引装置では、そのような構成を有することで顧客の操作により差し出され、バーコード読取ガイドで案内された帳票に印刷されたバーコードを、内蔵したカメラで読み取ることができる。
一方、近年の新たな電子決済方式としてQRコード(登録商標)決済が知られている。QRは、Quick Responseの略称である。QRコード決済は、主に、ユーザスキャン方式とストアスキャン方式の2種類の決済方式がある。
ユーザスキャン方式は、店舗が提示するQRコードを、利用者がスマートフォン等を用いて読み取ることにより決済を行う方式であり、店舗提示型(MPM:Merchant Presented Mode)の決済方式でもある。この決済方式に対応したATMも既に存在し、そのようなATMでは、キャッシュカードを使用することなく取引が可能である。
ストアスキャン方式は、利用者がスマートフォン等に表示させたQRコードを、店舗がPOS(Point of sale)レジやKIOSK端末等に備え付けられたQRコードリーダを用いて読み取ることにより決済を行う方式であり、利用者提示型(CPM:Consumer Presented Mode)の決済方式でもある。
特開2008-171354号公報
現在、複数のQRコード決済サービスが存在する。今後は、複数のQRコード決済サービスを取り扱い可能なATMの登場が想定される。この場合、決済方式としてユーザスキャン方式を採用するときは、利用されるQRコード決済サービスに応じてATMが対応するQRコードを表示するような仕組みが考えられる。例えば、QRコード決済サービスAを利用して取引を行う場合は、利用者がATMの取引画面で複数のQRコード決済サービスの中からQRコード決済サービスAを選択し、それに応じてATMが対応するQRコードを表示するような仕組みである。しかしながら、このような仕組みでは、利用者が取引の都度、利用するQRコード決済サービスを選択しなければならず、利用者の利便性が高いとは言えない。
一方、QRコード決済で使用されるQRコードの統一規格「JPQR」が策定され、今後は、利用者がQRコード決済サービスを意識することなくQRコードを利用できるようになると考えられている。この場合に、様々なQRコード決済サービスとATMとをリンクさせるときは、決済方式としてストアスキャン方式を採用してQRコードをATM側で読み取るようにして、利用者がATMでの選択操作を行うことなく所望のQRコード決済サービスを利用できるようにすることが望ましい。
しかしながら、ストアスキャン方式を採用するために、例えばQRコードリーダをATMに搭載させる場合には、様々な制約がある。ATMの顧客操作部周辺には、限られたスペースに、LCD(Liquid Crystal Display)、タッチパネル、カメラ、ハンドセット、生体認証装置、NFC(Near Field Communication)リーダライタ等の様々なデバイスが搭載されており、QRコードリーダの搭載スペースの確保が困難である。特に、コンビニエンスストア等に設置された小型のATMの場合は、その搭載スペースの確保が更に困難になる。また、当然ながら搭載デバイス(部品点数)の増加により、ATMの製品価格にも影響する。
そこで、上述の顧客撮影用カメラを搭載したATMにおいて、顧客撮影用カメラを顧客撮影とQRコード読み取りに併用する仕組みが考えられる。しかしながら、そのような仕組みは次の理由により実現することができなかった。その理由は、顧客撮影用カメラは、顧客の上半身を撮影するための広角カメラであるため、顧客撮影用カメラを用いてQRコード読み取りを行う場合は、広角カメラにより撮影された広角画像に特有の画像の歪みが生じ、それによりQRコードの認識率が低下してしまうからである。そのため、顧客撮影用カメラを搭載したATMにてQRコード読み取りを行うためには、例えばQRコード読取用カメラ又はQRコードリーダを新たにATMに搭載させる必要があった。
なお、特許文献1の自動取引装置では、顧客の顔画像や操作状況を撮影するカメラを用いて帳票に印刷されたバーコードの読み取りが行われるものの、それを実現するためには、自動取引装置が鏡等の反射板やバーコード読取ガイド等を搭載する必要があるため、スペースの確保、部品点数の増加、及び製品価格の増加といった上述の問題を解決できない。
本発明は、上記実情に鑑み、スペースの確保が不要で且つ部品点数及び製品価格を増加させることなく顧客撮影用カメラを用いて顧客撮影及びQRコード等のコード読み取りを可能にすると共に決済方式としてストアスキャン方式を採用することができる自動取引装置、コード読取方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
装置の一観点は、顧客撮影用の撮像部を備えた自動取引装置であって、前記撮像部により生成された画像に対して歪み補正処理を行う歪み補正部と、前記歪み補正処理後の画像に表されたコードを検出して読み取るコード読取部とを備え、前記撮像部により生成された画像に対する前記歪み補正部による歪み補正処理は、コードを使用する支払方法を含む複数の支払方法の中から顧客が前記コードを使用する支払方法を選択した場合に行われることを特徴とする。
方法の一観点は、コードを使用する支払方法を含む複数の支払方法の中から顧客が前記コードを使用する支払方法を選択した場合に、自動取引装置が備える歪み補正部は、前記自動取引装置が備える顧客撮影用の撮像部により生成された画像に対して歪み補正処理を行い、前記自動取引装置が備えるコード読取部は、前記歪み補正処理後の画像に表されたコードを検出して読み取る、ことを特徴とするコード読取方法である。
プログラムの一観点は、コードを使用する支払方法を含む複数の支払方法の中から顧客が前記コードを使用する支払方法を選択した場合に、自動取引装置が備える顧客撮影用の撮像部により生成された画像に対して歪み補正処理を行い、前記歪み補正処理後の画像に表されたコードを検出して読み取る、という処理を前記自動取引装置のコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、スペースの確保が不要で且つ部品点数及び製品価格への影響を抑えつつ、顧客撮影用カメラを用いて顧客撮影及びQRコード等のコード読み取りを可能にすると共に決済方式としてストアスキャン方式を採用することができる。
一実施の形態に係る自動取引装置を含む自動取引システムの構成を例示する図である。 一実施の形態に係る自動取引装置の構成を例示する図である。 一実施の形態に係る自動取引装置の、コード読取処理に係る機能構成を例示する図である。 一実施の形態に係る自動取引装置の、顧客撮影処理及びコード読取処理に係る機能構成を例示する図である。 歪み補正処理前後の画像を例示する図である。 一実施の形態に係る自動取引装置において実行される取引処理の流れを例示するフローチャート(その1)である。 一実施の形態に係る自動取引装置において実行される取引処理の流れを例示するフローチャート(その2)である。 一実施の形態に係る自動取引装置において実行される取引処理の流れを例示するフローチャート(その3)である。 一実施の形態に係る自動取引装置において実行される取引処理の流れを例示するフローチャート(その4)である。 QRコード読取処理(S111)の流れを例示するフローチャートである。 表示画面を例示する図(その1)である。 表示画面を例示する図(その2)である。 取引に使用されるQRコードが持ち得る情報を例示する図である。 コンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、一実施の形態に係る自動取引装置を含む自動取引システムの構成を例示する図である。
図1に例示した自動取引システム1は、銀行等の金融機関やコンビニエンスストアの店舗等に設置される自動取引装置10と、金融機関が管理するホストコンピュータ20と、顧客が所持する携帯端末(携帯型情報端末装置)30とを含む。自動取引装置10は、例えばATMであり、ネットワーク40を介してホストコンピュータ20と通信可能に接続されている。ホストコンピュータ20は、例えば勘定系ホストコンピュータである。ネットワーク40は、例えば決済ゲートウェイを含んでもよい。携帯端末30は、例えばスマートフォンであり、顧客の操作入力に応じて自動取引装置10での取引に使用されるQRコード等のコードを表示可能である。
自動取引装置10は、外観構成として、後方確認ミラー101、通帳挿入排出部102、カード挿入排出部103、硬貨入出金部104、紙幣入出金部105、及び表示入力部106を有する。
後方確認ミラー101は、顧客が後方を確認可能にするミラーである。後方確認ミラー101は、例えばマジックミラーであり、自動取引装置10の外側(顧客側)からは鏡として機能し、自動取引装置10の内側からは透けて外側が見えるような構造を有する。後方確認ミラー101の内側には後述の顧客撮影用カメラ117が備えられている。詳細は後述するが、顧客撮影用カメラ117は、後方確認ミラー101を介して被写体(顧客の上半身やQRコード等)を撮影する。
通帳挿入排出部102は、通帳の受け付け及び返却を行う。
カード挿入排出部103は、取引に使用されるカード(キャッシュカード等)の受け付け及び返却を行う。また、カード挿入排出部103は、取引明細が印刷されたレシートの排出も行う。
硬貨入出金部104は、入金硬貨の受け付け及び出金硬貨の排出を行う。
紙幣入出金部105は、入金紙幣の受け付け及び出金紙幣の排出を行う。
表示入力部106は、取引画面等の各種画面の表示や、顧客等からの操作入力の受け付けを行う。表示入力部106は、後述の表示装置121及び入力装置122により構成される。
図2は、一実施の形態に係る自動取引装置の構成を例示する図である。
図2に例示した自動取引装置10は、主制御部111、メモリ112、ハードディスク113A、113B、ホスト通信制御部114、画面表示制御部115、キー入力制御部116、顧客撮影用カメラ117、IO制御部118、及び電源制御部119を備え、その各々は、バス120に接続され、相互にデータの受け渡しが可能である。
また、図2に例示した自動取引装置10は、画面表示制御部115に接続された表示装置121と、キー入力制御部116に接続された入力装置122と、IO制御部118に接続された紙幣処理ユニット123、硬貨処理ユニット124、通帳処理ユニット125、カード/レシート処理ユニット126、及び対人センサユニット127と、電源制御部119に接続されたUPS(Uninterruptible Power Supply)128及び電源コンセント129も備える。
なお、図2に例示した自動取引装置10において、顧客撮影用カメラ117は、IO制御部118に接続されて、そのIO制御部118を介してバス120に接続されてもよい。
主制御部111は、自動取引装置10の各部を制御して各種処理を実行する。例えば、主制御部111は、顧客撮影用カメラ117により顧客の上半身を撮影する顧客撮影処理や、顧客撮影用カメラ117によりQRコード等のコードを撮影してコードを読み取るコード読取処理等を行う。なお、主制御部111は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、OS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラム等の各種のプログラムを実行することにより自動取引装置10の全体動作を制御する。
メモリ112は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含む。ROMには、プロセッサにより実行される各種のプログラムや、プログラムの実行に必要な各種データ等が予め記録されている。RAMは、プロセッサにより実行されるプログラムの一部が一時的に格納されたり、プロセッサの作業用記憶領域として使用されたりする。
ハードディスク113A、113Bは、システム保護のために二重化された記録装置である。ハードディスク113A、113Bは、主制御部111による処理結果等、各種のデータを記録する。なお、ハードディスク113A、113Bには、プロセッサにより実行される各種のプログラムや、プログラムの実行に必要な各種データ等が記録されてもよい。
ホスト通信制御部114は、ネットワーク40に接続され、自動取引装置10とホストコンピュータ20との間の通信を制御する。ホスト通信制御部114は、自動取引装置10と、ネットワーク40に接続された他の装置との間の通信を制御してもよい。
画面表示制御部115は、表示装置121の画面表示を制御して、表示装置121に各種画面を表示させる。表示装置121は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)である。キー入力制御部116は、入力装置122に対する操作入力を検出し、その検出結果を主制御部111に通知する。入力装置122はタッチパネルであり、表示装置121上に設けられる。なお、表示装置121及び入力装置122は、表示入力部106を構成する。
顧客撮影用カメラ117は、自動取引装置10で取引を行う顧客の上半身を撮影するための広角カメラであり、詳細は後述するように、後方確認ミラー101に翳されるQRコード等のコードの撮影にも使用される。顧客撮影用カメラ117は、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を備えた撮像装置でもあり、被写体を撮像して画像を生成する。
IO制御部118は、紙幣処理ユニット123、硬貨処理ユニット124、通帳処理ユニット125、カード/レシート処理ユニット126、及び対人センサユニット127の各部に主制御部111からの指示を通知すると共に、その各部からの情報を主制御部111に通知する。
紙幣処理ユニット123は、紙幣入出金部105で受け付けた入金紙幣の計数、鑑別や、紙幣入出金部105から排出する出金紙幣の計数等を行う。
硬貨処理ユニット124は、硬貨入出金部104で受け付けた入金硬貨の計数、鑑別や、硬貨入出金部104から排出する出金硬貨の計数等を行う。
通帳処理ユニット125は、通帳挿入排出部102に挿入された通帳が有する磁気ストライプに記録された情報(データ)の読み出しや、通帳記入(記帳)等を行う。
カード/レシート処理ユニット126は、カード挿入排出部103に挿入されたカードが有する磁気ストライプやICチップに対する情報(データ)の読み出し及び書き込みや、取引明細をレシートに印刷してカード挿入排出部103から排出すること等を行う。
対人センサユニット127は、人の接近を検知する対人センサを備え、顧客が自動取引装置10に近づいたことを検出する。
電源制御部119は、電源コンセント129が接続された商用電源から電力供給を受けて、自動取引装置10の各部に電力を供給する。また、電源制御部119は、停電等によって商用電源からの電力供給が断たれた場合は、UPS128から電力供給を受けて、自動取引装置10の各部に電力を供給する。UPS128は、内部にバッテリーを備え、停電等により商用電源からの電力供給が断たれた場合に、商用電源に代わって電力を供給する。
図3は、一実施の形態に係る自動取引装置の、コード読取処理に係る機能構成を例示する図である。
図3に例示した自動取引装置10は、撮像部131、歪み補正部132、コード読取部133、画像反転部134、表示制御部135、及び表示部136を備える。
撮像部131は、顧客撮影用(広角撮影用)の撮像部であり、CCD等の撮像素子を備える。撮像部131は、被写体を撮像して画像を生成する。
歪み補正部132は、撮像部131により生成された画像に対して歪み補正処理を行う。歪み補正処理は、例えば、広角撮影された画像に特有の画像の歪みを補正する処理である。
コード読取部133は、歪み補正部132による歪み補正処理後の画像に表されたコードを検出して読み取る。例えば、自動取引装置10は、コード読取部133により読み取られたコードに基づいて取引を行う。
画像反転部134は、歪み補正部132による歪み補正処理後の画像に対して画像の左右を反転する画像反転処理を行う。
表示制御部135は、画像反転部134による画像反転処理後の画像を表示部136に表示させる。表示制御部135は、更に、画像反転部134による画像反転処理後の画像上にコード読取領域を示すガイドを重畳表示させてもよい。
なお、図3に例示した自動取引装置10において、撮像部131は、例えば、顧客撮影用カメラ117に対応する。歪み補正部132、コード読取部133、及び画像反転部134は、例えば、主制御部111の一部の機能に対応する。表示制御部135は、例えば、主制御部111の一部の機能と画面表示制御部115に対応する。表示部136は、例えば、表示装置121に対応する。
図4は、一実施の形態に係る自動取引装置の、顧客撮影処理及びコード読取処理に係る機能構成を例示する図である。
図4に例示した自動取引装置10は、顧客撮影用カメラ117及び表示入力部106(表示装置121を含む)と、カメラドライバ部141と、上位アプリケーション部142とを備える。
カメラドライバ部141は、上位インタフェース部143、カメラデバイス制御部144、カメラ撮影指示部145、カメラ撮影画像受信部146、撮影結果通知部147、撮影画像処理部148、撮影画像広角補正部149、QRコード画像解析部150、QRコード結果通知部151、及び撮影画像反転部152を備える。これらのうち、撮影結果通知部147は、顧客撮影処理の実行中にのみ動作し、撮影画像処理部148、撮影画像広角補正部149、QRコード画像解析部150、QRコード結果通知部151、及び撮影画像反転部152は、コード読取処理の実行中にのみ動作する。
上位インタフェース部143は、カメラドライバ部141と上位アプリケーション部142との間の入出力インタフェースである。
カメラデバイス制御部144は、上位アプリケーション部142からの指示に応じて顧客撮影用カメラ117を制御する。カメラ撮影指示部145は、カメラデバイス制御部144の制御の下、顧客撮影用カメラ117に撮影指示を行う。顧客撮影用カメラ117は、カメラ撮影指示部145からの撮影指示に応じて撮影を行う。カメラ撮影画像受信部146は、顧客撮影用カメラ117により撮影された画像(顧客撮影用カメラ117により生成された画像でもある)を受信する。
撮影結果通知部147は、顧客撮影用カメラ117による撮影結果を、上位アプリケーション部142に通知する。顧客撮影用カメラ117による撮影結果は、カメラ撮影画像受信部146により受信された撮影画像を含む。
撮影画像処理部148は、カメラ撮影画像受信部146により受信された撮影画像に対して、前処理としての画像処理(コントラスト強調処理等)を行う。撮影画像広角補正部149は、撮影画像処理部148による画像処理後の撮影画像に対して歪み補正処理を行う。歪み補正処理は、広角撮影された画像に特有の画像の歪みを補正する処理である。QRコード画像解析部150は、撮影画像広角補正部149による歪み補正処理後の撮影画像を解析し、その撮影画像に表されたQRコードを検出して読み取る。QRコード結果通知部151は、QRコード画像解析部150によるQRコードの読取結果を、上位アプリケーション部142に通知する。撮影画像反転部152は、撮影画像広角補正部149による歪み補正処理後の撮影画像に対して、画像の左右を反転する画像反転処理を行い、画像反転処理後の撮影画像を上位アプリケーション部142に通知する。
上位アプリケーション部142は、カメラデバイス制御部144に対する指示を行ったり、撮影結果通知部147から通知された撮影結果をホストコンピュータ20に送信したりする。また、上位アプリケーション部142は、撮影動画画面表示部153を備える。
撮影動画画面表示部153は、撮影画像反転部152から通知される画像反転処理後の撮影画像を表示入力部106(表示装置121)に表示させる。撮影動画画面表示部153は、更に、その画像反転処理後の撮影画像上にコード読取領域を示すガイドを重畳表示させてもよい。
これにより、例えば、コード読取処理の実行中において、顧客撮影用カメラ117による撮影から撮影動画画面表示部153による表示までの一連の処理が繰り返し行われることによって、表示入力部106(表示装置121)には、撮影動画がリアルタイムに表示されるようになる。
なお、図4に例示した自動取引装置10において、カメラドライバ部141は、例えば、主制御部111の一部の機能に対応する。上位アプリケーション部142は、例えば、主制御部111の一部の機能、ホスト通信制御部114、及び画面表示制御部115に対応する。
図5は、歪み補正処理前後の画像を例示する図である。この画像は、歪み補正部132又は撮影画像広角補正部149による歪み補正処理前後の画像でもある。
図5において、歪み補正処理前の画像161は、携帯端末30に表示されたQRコードが顧客撮影用カメラ117により撮影された時に得られた画像である。
図5に例示したように、歪み補正処理前の画像161では、広角撮影された画像に特有の画像の歪みが生じているものの、歪み補正処理後の画像162では、そのような画像の歪みが補正されている。これにより、歪み補正処理前の画像161では困難であったQRコードの読み取りが、歪み補正処理後の画像162では可能になる。
次に、図6~図12を参照しながら自動取引装置10において実行される取引処理について説明する。この取引処理は、主制御部111が行う処理でもあり、顧客撮影処理及びコード読取処理を含む。
図6~図9は、一実施の形態に係る自動取引装置において実行される取引処理の流れを例示するフローチャートである。図10は、QRコード読取処理(S111)の流れを例示するフローチャートである。図11及び図12は、表示画面を例示する図である。なお、記載の内容は標準的な取引処理、画面、フローチャートを説明したものであり、顧客要件や必要なQR決済処理に応じて変更してもよい。
図6に例示したように、取引処理が開始すると、主制御部111は、まず、対人センサ(対人センサユニット127)により自動取引装置10への顧客の接近が検知されたか否かを判定する(S101)。
S101の判定結果がNOの場合は、本判定を繰り返す。
一方、S101の判定結果がYESの場合、主制御部111は、自動取引装置10を起動し(S102)、図11に例示した取引選択画面171を表示入力部106(表示装置121)に表示する(S103)。なお、S102の自動取引装置10を起動するとは、自動取引装置10を省電力状態から復帰させることをいう。
次に、主制御部111は、取引選択画面171の「支払」、「預入」、「残高照会」、「通帳記帳」、及び「振込」の何れかの取引キーが押下されたか否かを判定する(S104)。なお、取引選択画面171の「支払」は、引き出しのことである。
S104の判定結果がNOの場合は、本判定を繰り返す。なお、S104の判定結果が所定時間継続してNOである場合は、自動取引装置10が省電力状態に移行し、処理がS101に戻ってもよい。
一方、S104の判定結果がYESの場合、主制御部111は、顧客撮影処理を行う(S105)。顧客撮影処理では、顧客撮影用カメラ117による撮影を行い、顧客の上半身を撮影した画像を取得する。
次に、主制御部111は、押下された取引キーが「支払」であるか否かを判定する(S106)。
S106の判定結果がNOの場合、主制御部111は、押下された取引キーに応じた取引処理(「支払」以外の取引処理、すなわち他の取引処理)を行う(S107)。他の取引処理(S107)では、例えば、公知の取引処理を行う。S107の後は、自動取引装置10が省電力状態に移行して処理がS101に戻る。又は、処理がS103に戻ってもよい。
一方、S106の判定結果がYESの場合、主制御部111は、図11に例示した支払方法選択画面172を表示入力部106(表示装置121)に表示する(S108)。支払方法選択画面172は、カードとQRコードの何れを使用して「支払」取引を行うかを顧客に選択させる画面である。
次に、主制御部111は、支払方法選択画面172の「カード」又は「QRコード」の選択キーの押下を検出すると、押下された選択キーが「カード」であるか「QRコード」であるかを判定する(S109)。
S109の判定結果が「QRコード」である場合、主制御部111は、図11に例示したQRコード読取画面173を表示入力部106(表示装置121)に表示し(S110)、図10に例示するQRコード読取処理を行う(S111)。
QRコード読取画面173は、顧客にQRコードを翳す位置を案内する画面であり、撮影動画表示領域173aを含む。撮影動画表示領域173aは、顧客撮影用カメラ117による撮影動画がリアルタイムに表示される領域である。撮影動画は、図10に例示するQRコード読取処理の実行中において、顧客撮影用カメラ117による撮影、歪み補正処理、及び画像の左右を反転する画像反転処理等といった一連の処理(後述のS201~S205)が繰り返し行わることによって表示される。画像反転処理が行われることにより撮影動画に表される被写体像は鏡像となる。また、撮影動画表示領域173aに表示される撮影動画上には、QRコード等のコードの読み取りに適したコード読取領域を示すガイド173bも重畳されて表示される。この例では、ガイド173bが破線枠として表されているが、これに限らず、例えば実線枠として表されてもよい。
このようなQRコード読取画面173が表示されることで、顧客は、撮影動画表示領域173aに表示される撮影動画を確認しながらQRコードを適切な位置に翳すことができる。なお、顧客が翳すQRコードは、例えば、JPQRに準拠したQRコードであり、顧客が携帯端末30に表示させたQRコードである。このQRコードは、顧客が行う取引に必要な情報(例えば口座情報)を有する。QRコードが有する情報については、図13を用いて後述する。
QRコード読取処理(S111)では、図10に例示したように、主制御部111は、まず、顧客撮影用カメラ117による撮影を行い(S201)、撮影画像を取得する(S202)。
次に、主制御部111は、取得した撮影画像に対して歪み補正処理を行う(S203)。なお、主制御部111は、歪み補正処理を行う前に前処理としての画像処理(コントラスト強調処理等)を行ってもよい。
次に、主制御部111は、歪み補正処理後の撮影画像に対し、画像の左右を反転する画像反転処理を行い(S204)、画像反転処理後の撮影画像(反転画像)をQRコード読取画面173の撮影動画表示領域173aに表示する(S205)。また、このときに、主制御部111は、画像反転処理後の撮影画像上にガイド173bを重畳表示する。
次に、主制御部111は、画像解析により、歪み補正処理後の撮影画像(S203で歪み補正処理が行われた撮影画像)からQRコードを検出したか否かを判定する(S206)。
S206の判定結果がNOの場合は、処理がS201に戻る。
一方、S206の判定結果がYESの場合、主制御部111は、QRコード解析結果を上位アプリケーション(142)へ通知し(S207)、図10に例示したQRコード読取処理が終了する。
なお、図10に例示したQRコード読取処理では、例えば、S201の処理前に、QRコード読取処理が取り消されたか否かを判定する取消判定処理を設けてもよい。この場合は、例えば、QRコード読取画面173に取消キーが追加され、その取消キーが押下されたときは取消判定処理の判定結果がYESになり、取消キーが押下されていないときは取消判定処理の判定結果がNOになるようにしてもよい。そして、取消判定処理の判定結果がYESの場合は、処理が図6のS108へ戻り、取消判定処理の判定結果がNOの場合は、処理がS201へ進むようにしてもよい。また、この場合は、S206の判定結果がNOの場合に、処理が取消判定処理に戻るようにしてもよい。
図6のQRコード読取処理(S111)が終了すると、処理が図7のS118へ進む。
一方、図6のS109の判定結果が「カード」である場合、主制御部111は、図11に例示したカード挿入案内画面174を表示入力部106(表示装置121)に表示し(S112)、その後、カード挿入排出部103にカード(例えばキャッシュカード)が挿入されたことを検出すると(S113)、処理が図7のS114へ進む。
S114において、主制御部111は、挿入されたカードが取扱い可能なカードであるか否かをチェックするカードチェック処理を行い、カードチェックOKであるか否か(取扱い可能なカードであるか否か)を判定する。
S114の判定結果がNOの場合、主制御部111は、図11に例示したカードNG画面175を表示入力部106(表示装置121)に表示し(S115)、挿入されたカードをカード挿入排出部103に排出するカード返却処理を行い(S116)、カード挿入排出部103からカードが抜取済みであるか否かを判定する(S117)。
S117の判定結果がNOの場合は、本判定を繰り返し、S117の判定結果がYESの場合は、自動取引装置10が省電力状態に移行して処理が図6のS101に戻る。又は、処理がS103に戻ってもよい。
一方、S114の判定結果がYESの場合、又は、図6のS111の後、主制御部111は、図11に例示した暗証番号入力画面176を表示入力部106(表示装置121)に表示し(S118)、暗証番号が入力済みであるか否かを判定する(S119)。
S119の判定結果がNOの場合、主制御部111は、暗証番号入力画面176(又は後述の暗証番号再入力画面177)の「訂正」キーが押下されたか否かを判定する(S120)。
S120の判定結果がNOの場合は、処理がS119に戻る。
一方、S120の判定結果がYESの場合、主制御部111は、図11に例示した暗証番号再入力画面177を表示入力部106(表示装置121)に表示し(S121)、処理がS119に戻る。
一方、S119の判定結果がYESの場合は、処理が図8のS122へ進む。
S122において、主制御部111は、顧客撮影処理を行う。この顧客撮影処理は、図6の顧客撮影処理(S105)と同様である。
次に、主制御部111は、図12に例示した金額入力画面178を表示入力部106(表示装置121)に表示し(S123)、金額入力画面178(又は後述の金額再入力画面179)の「確認」キーが押下されたか否かを判定する(S124)。
S124の判定結果がNOの場合、主制御部111は、金額入力画面178(又は後述の金額再入力画面179)の「訂正」キーが押下されたか否かを判定する(S125)。
S125の判定結果がNOの場合は、処理がS124に戻る。
一方、S125の判定結果がYESの場合、主制御部111は、図12に例示した金額再入力画面179を表示入力部106(表示装置121)に表示し(S126)、処理がS124に戻る。
S124の判定結果がYESの場合、主制御部111は、図12に例示した金額確認画面180を表示入力部106(表示装置121)に表示し(S127)、金額確認画面180の「訂正」キーが押下されたか否かを判定する(S128)。
S128の判定結果がYESの場合は、処理がS123に戻る。
一方、S128の判定結果がNOの場合は、金額確認画面180の「確認」キーが押下されたか否かを判定する(S129)。
S129の判定結果がNOの場合は、処理がS128に戻る。
一方、S129の判定結果がYESの場合は、処理が図9のS130へ進む。
S130において、主制御部111は、顧客の口座情報及び取引金額情報を含む支払取引要求電文を生成してホストコンピュータ20に送信する。なお、支払取引要求電文に含まれる口座情報は、QRコード又はカードから読み取られた情報であり、支払取引要求電文に含まれる取引金額情報は、金額入力画面178(又は金額再入力画面179)で入力された取引金額に関する情報である。
S130の後、主制御部111は、図12に例示した取引中待機画面181を表示入力部106(表示装置121)に表示し(S131)、S130で送信した支払取引要求電文に対する応答電文をホストコンピュータ20から受信したか否かを判定する(S132)。
S132の判定結果がNOの場合は、本判定を繰り返す。
一方、S132の判定結果がYESの場合、主制御部111は、受信した応答電文が、支払取引許可を示す応答電文であるか否かを判定する(S133)。
S133の判定結果がNOの場合、主制御部111は、図6のS109の判定結果が「カード」であった場合に限りS134~S136の処理を行い、自動取引装置10が省電力状態に移行して処理が図6のS101に戻る。S134~S136の処理は、図7のS115~S117の処理と同様であるので説明を省略する。
一方、S133の判定結果がYESの場合、主制御部111は、取引金額分の現金を計数する現金計数処理を行う(S137)。
次に、主制御部111は、図6のS109の判定結果が「カード」であった場合に限りS138~S140の処理を行って、処理がS141へ進む。詳しくは、図6のS109の判定結果が「カード」であった場合には、図12に例示したカード返却画面182を表示入力部106(表示装置121)に表示し(S138)、挿入されたカードをカード挿入排出部103に排出するカード返却処理を行い(S139)、カード挿入排出部103からカードが抜取済みであるか否かを判定する(S140)。
S140の判定結果がNOの場合は、本判定を繰り返す。
一方、S140の判定結果がYESの場合(又は、図6のS109の判定結果が「QRコード」であった場合にはS137の後)、主制御部111は、顧客撮影処理を行う(S141)。この顧客撮影処理は、図6の顧客撮影処理(S105)と同様である。
S141の後、主制御部111は、図12に例示した現金放出画面183を表示入力部106(表示装置121)に表示し(S142)、S137で計数した現金を硬貨入出金部104及び又は紙幣入出金部105に排出する現金放出処理を行う(S143)。
次に、主制御部111は、硬貨入出金部104及び又は紙幣入出金部105から現金が抜き取られたことを検出すると、図12に例示した取引終了画面184を表示入力部106(表示装置121)に表示し(S144)、自動取引装置10が一定時間後に省電力状態に移行して処理が図6のS101に戻る。又は、処理がS103に戻ってもよい。
図6~図12を用いて説明する自動取引装置10の取引処理は、以上のとおりである。
図13は、取引に使用されるQRコードが持ち得る情報を例示する図である。
取引に使用されるQRコードは、例えば、図13に例示した口座情報を有してもよいし、図13に例示した口座情報と取引金額情報を有してもよいし、図13に例示した口座情報と取引金額情報と決済方法情報を有してもよい。口座情報は、例えば、銀行番号、支店番号、口座番号、暗証番号、科目コード、本人/代理人区分、及び予備に関するデータを含んでもよい。取引金額情報は、例えば、取引金額、取引金種枚数(万円)、取引金種枚数(五千円)、取引金種枚数(千円)、取引金種枚数(二千円)、手数料、おつり、利用回数、及び支払回数に関するデータを含んでもよい。決済方法情報は、例えば、引出、預入、支払、現金振込、残高照会、チャージ、及び通帳記帳の1つ以上(例えば残高照会、預入、及び支払等)に関するデータを含んでもよい。なお、ここでの支払は、図11に例示した取引選択画面171における「支払」とは異なり、カードやQRコード以外による支払(現金以外による振込)のことである。
例えば、図13に例示した口座情報を有するQRコードが使用された場合は、図6~図9に例示した取引処理において、暗証番号の入力に係る処理が省略されてもよい。また、例えば、図13に例示した口座情報と取引金額情報を有するQRコード、又は、図13に例示した口座情報と取引金額情報と決済方法情報を有するQRコードが使用された場合は、図6~図9に例示した取引処理において、暗証番号の入力と取引金額の入力に係る処理が省略されてもよい。
以上のように、自動取引装置10によれば、顧客撮影用カメラ117を用いて、顧客撮影とQRコード等のコード読み取りが可能になる。また、決済方式としてストアスキャン方式を採用することができる。また、これらを可能にするに当たり、自動取引装置10において、新たなスペースの確保は不要であり、QRコードリーダのような追加部品搭載による製品価格への影響も低減できる。
なお、自動取引装置10において実行される取引処理は、例えば、図14に例示するハードウェア構成を有するコンピュータがプログラムを実行することにより実現されてもよい。
図14は、コンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
図14に例示したコンピュータ500は、CPU等のプロセッサ501、メモリ502、補助記憶装置503、入力装置504、表示装置505、入出力インタフェース506、通信制御装置507、及び媒体駆動装置508を備える。コンピュータ500におけるこれらの要素501~508は、バス509により相互に接続されており、要素間でのデータの受け渡しが可能である。
プロセッサ501は、OSのプログラムやアプリケーションプログラム等の各種のプログラムを実行することによりコンピュータ500の全体動作を制御する。例えば、プロセッサ501は、図6~図9に例示した取引処理を行うためのプログラムを実行する。
メモリ502は、ROM及びRAMを含む。ROMには、プロセッサ501により実行される各種のプログラムやプログラムの実行に必要な各種データ等が予め記録されている。RAMは、プロセッサ501により実行されるプログラムの一部が一時的に格納されたり、プロセッサ501の作業用記憶領域として使用されたりする。
補助記憶装置503は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気ディスク、及びフラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。補助記憶装置503には、プロセッサ501により実行される各種のプログラムやプログラムの実行に必要な各種データ等が記憶されてもよい。補助記憶装置503は、ハードディスク113A、113Bに記録されるデータの記録に使用可能である。
入力装置504は、例えば、タッチパネルや釦スイッチ等である。コンピュータ500の利用者(顧客等)が入力装置504に対し所定の操作を行うと、入力装置504は、その操作内容に対応付けられている入力情報をプロセッサ501に送信する。
表示装置505は、例えば、LCDである。
入力装置504及び表示装置505は、表示入力部106として利用可能である。
入出力インタフェース506は、コンピュータ500と、電子部品や外部機器とを接続する。入出力インタフェース506は、IO制御部118として利用可能であり、紙幣処理ユニット123、硬貨処理ユニット124、通帳処理ユニット125、カード/レシート処理ユニット126、及び対人センサユニット127との接続に利用可能であることは勿論のこと、更に顧客撮影用カメラ117との接続にも利用可能である。
通信制御装置507は、コンピュータ500と外部装置との通信を制御する。通信制御装置507は、ホスト通信制御部114として利用可能である。
媒体駆動装置508は、可搬型記録媒体510に記録されているプログラムやデータの読み出しを行ったり、補助記憶装置503に記憶されたデータ等の可搬型記録媒体510への書き込みを行ったりする。可搬型記録媒体510としては、例えば、Secure Digital(SD)規格のメモリカード(フラッシュメモリ)がある。
また、自動取引装置10の一部の構成(主制御部111等)は、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現されてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
1 自動取引システム
10 自動取引装置
20 ホストコンピュータ
30 携帯端末
40 ネットワーク
101 後方確認ミラー
102 通帳挿入排出部
103 カード挿入排出部
104 硬貨入出金部
105 紙幣入出金部
106 表示入力部
111 主制御部
112 メモリ
113A、113B ハードディスク
114 ホスト通信制御部
115 画面表示制御部
116 キー入力制御部
117 顧客撮影用カメラ
118 IO制御部
119 電源制御部
120 バス
121 表示装置
122 入力装置
123 紙幣処理ユニット
124 硬貨処理ユニット
125 通帳処理ユニット
126 カード/レシート処理ユニット
127 対人センサユニット
128 UPS
129 電源コンセント
131 撮像部
132 歪み補正部
133 コード読取部
134 画像反転部
135 表示制御部
136 表示部
141 カメラドライバ部
142 上位アプリケーション部
143 上位インタフェース部
144 カメラデバイス制御部
145 カメラ撮影指示部
146 カメラ撮影画像受信部
147 撮影結果通知部
148 撮影画像処理部
149 撮影画像広角補正部
150 QRコード画像解析部
151 QRコード結果通知部
152 撮影画像反転部
153 撮影動画画面表示部
161、162 画像
171 取引選択画面
172 支払方法選択画面
173 QRコード読取画面
173a 撮影動画表示領域
173b ガイド
174 カード挿入案内画面
175 カードNG画面
176 暗証番号入力画面
177 暗証番号再入力画面
178 金額入力画面
179 金額再入力画面
180 金額確認画面
181 取引中待機画面
182 カード返却画面
183 現金放出画面
184 取引終了画面
500 コンピュータ
501 プロセッサ
502 メモリ
503 補助記憶装置
504 入力装置
505 表示装置
506 入出力インタフェース
507 通信制御装置
508 媒体駆動装置
509 バス
510 可搬型記録媒体

Claims (6)

  1. 顧客撮影用の撮像部を備えた自動取引装置であって、
    前記撮像部により生成された画像に対して歪み補正処理を行う歪み補正部と、
    前記歪み補正処理後の画像に表されたコードを検出して読み取るコード読取部と、
    を備え、
    前記撮像部により生成された画像に対する前記歪み補正部による歪み補正処理は、コードを使用する支払方法を含む複数の支払方法の中から顧客が前記コードを使用する支払方法を選択した場合に行われる、
    ことを特徴とする自動取引装置。
  2. 表示部と、
    前記歪み補正処理後の画像に対して画像の左右を反転する画像反転処理を行う画像反転部と、
    前記画像反転処理後の画像を前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
  3. 前記表示制御部は、更に、前記画像反転処理後の画像上にコード読取領域を示すガイドを重畳表示させる、
    ことを特徴とする請求項2記載の自動取引装置。
  4. 前記コード読取部により読み取られたコードに基づいて取引を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の自動取引装置。
  5. ードを使用する支払方法を含む複数の支払方法の中から顧客が前記コードを使用する支払方法を選択した場合に、
    自動取引装置が備える歪み補正部は、前記自動取引装置が備える顧客撮影用の撮像部により生成された画像に対して歪み補正処理を行い、
    前記自動取引装置が備えるコード読取部は、前記歪み補正処理後の画像に表されたコードを検出して読み取る、
    ことを特徴とするコード読取方法。
  6. コードを使用する支払方法を含む複数の支払方法の中から顧客が前記コードを使用する支払方法を選択した場合に、
    自動取引装置が備える顧客撮影用の撮像部により生成された画像に対して歪み補正処理を行い、
    前記歪み補正処理後の画像に表されたコードを検出して読み取る、
    という処理を前記自動取引装置のコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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