JPH0195363A - 伝言機能付き自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段（第１図）作用 実施例（第２図〜第４図） 発明の効果 〔概要〕 伝言機能付き自動取引装置に関し、 顧客に応じて異なるメツセージを異なる手段により伝達
することを目的とし、 カード・通帳等の媒体を読取る読取装置と、顧客が操作
できる顧客操作部と、メツセージを記憶するメモリ部と
、これらを制御する制御部を備え、取引の際にメツセー
ジを印字出力できる伝言機能付き自動取引装置において
、出力手段としてＣＲＴ等の表示手段及び音声出力手段
を設けるとともに、顧客を識別する識別手段と、出力先
を指定する出力指定手段を設け、顧客に応じてメツセー
ジを選択し、かつ出力先を選択して出力するように構成
する。

〔産業上の利用分野〕

この発明は、銀行の自動預金・支払い機のような自動取
引装置に係り、特に、自動取引があったときに、顧客に
対して伝言を伝えることができる伝言機能付きの自動取
引装置に関する。

〔従来の技術〕

銀行の自動預金・支払い機のような自動取引装置におい
て、取引の際に顧客に種々のメツセージを伝え、きめ細
かなサービスを行うものがある。

これは、自動取引の際に、取引内容を印字して顧客に渡
す明細書に同様のメツセージを打ち出すものである。

この場合、明細書に打ち出すメツセージは、センター内
に置かれたホストコンピュータから供給され、例えば、
ボーナス時期における「ボーナスは○○銀行へ」といっ
たようなものである。

これによれば、その時々において、その時期に合ったメ
ツセージを打ち出すことができ、きめ細かなサービスが
実現できる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、このような従来の伝言機能付きの自動取引装
置では、 （１）いずれの顧客に対しても同じメツセージしか出せ
ない、 （２）メツセージがセンターからの指示によってのみ行
われるので、支店毎の細かな対応が出来ない、 （３）メツセージを一律に明細票に印字しているため、
場合によっては用紙のムダがある、（４）メツセージを
明細票に印字しているため、メツセージの量を多く出来
ない、 という問題点を有している。

この発明は、このような点に鑑みてなされたものであり
、印刷のみならず音声等積々の手段によってメツセージ
を伝達でき、また、メツセージ内容も顧客により、また
、取引内容等によって最適なものとして伝えることが出
来る伝言機能付き自動取引装置を提供することを目的と
する。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は、この発明の詳細な説明するための図である。

第１図において、１０は制御部であり、この発明に係る
伝言機能付きの自動取引装置全体の制御を行うもので、
マイクロ・プロセッサ・ユニットが用いられる。この制
御部ｌＯに対して、紙幣・貨幣人出金部１、カード・通
帳読取印字部２、顧客操作部３、メモリ部４が接続され
ている。そして、顧客操作部３には、ＣＲＴ等の表示部
５１、スピーカ５２、キー人力部５３を有する入出力用
パネル部５が接続されている。

メモリ部４には、自動取引装置を制御するためのプログ
ラム、出力すべきメツセージ類、対象者指定情報、出力
先指定情報等が記憶されている。

蓄積されているメツセージは、顧客により、又取引内容
により、さらに時期により最適になるように選ばれたも
ので多種多様にわたる。

〔作用〕

顧客が自動取引装置で取引を行うと、この顧客を識別し
、その顧客に応じたメツセージをメモリ部４から引き出
し、これを出力する。出力は、メツセージの内容に応じ
て、明細票への印字によって行われるばかりでなく、音
声による出力によって、或いはＣＲＴへの表示によって
行われる。この場合、明細票への印字、音声による出力
、ＣＲＴへの表示はそれぞれ単独で、或いは組み合わせ
て行うことができる。この出力手段の指定は、メツセー
ジと共に記憶された出力先指定情報を読出すことによっ
て行われる。

〔実施例〕

第２図は、この発明の実施例である。

図において、１０は制御部であり、マイクロ・プロセッ
サ・ユニットなどが用いられ、自動取引装置の制御を行
う。

この制御部に対して紙幣の入金・出金を行う紙幣人出金
部１１、取引カード読取書込部１３及び印字部１４を持
ち、取引カードの読取り、取引カードへの書込み或いは
明細票への印字を行うカード読取印字部１２、取引用の
通帳読取印字部１５、硬貨の入金・出金を行う硬貨人出
金部１６、顧客が直接操作を行う顧客操作部１７、種々
の情報を記憶しておくメモリ１８、磁気ディスク駆動部
１９ミフロッピィディスク駆動部２０、電源部２１、タ
イマー２２、自動取引装置のメンテナンスを行う係員の
操作部２３が接続される。

顧客操作部１７は、ＣＲＴ５１、スピーカ５２、キー５
３を有する入出力用パネル部５を含んでおり、例えば、
顧客がＣＲＴ画面に表示される操作指示に従ってこのキ
ー５３を操作し、自動取引装置を操作することが出来る
ように構成されている。

メモリ１８には、対象者指定情報、出力先指定情報が記
憶されている。また、磁気ディスク駆動部１９、フロン
ビイディスク駆動部２０は、大容量のメモリとして使用
され、例えば、自動取引装置の制御用のプログラム、多
数のメツセージ等が記憶されている。メツセージは、顧
客、時期、取引内容等に応じて最適となるように準備さ
れたものであり、明細票への印字用のメツセージの他、
ＣＲＴへの表示用メツセージ、スピーカからの音声出力
用メツセージを含む。

音声メツセージは、メモリを用いた音声合成技術を用い
ても良いが、特に、実施例には示していないが、テープ
を利用したものであっても良い。

テープを利用する場合は、必要なメツセージを読み出す
のに時間がかかることから、特別の長いメツセージに限
られよう。　　。

なお、以上に述べた各メモリの使い方に限られることな
く、種々の使い方があることは、いうまでもない。

これらメモリ装置への書込みは、出力用パネル部５のキ
ー５３からも可能としておき、自動取引装置が設置され
た各支店でもメツセージ等の入力を可能としておく。

対象者指定情報とは、特定のメツセージを出力するため
の対象となる顧客を識別し、指定するための情報であり
、預金残高、取引種別、取引日時等である。即ち、預金
残高から顧客を特定し、その顧客にのみ有効なメツセー
ジを出力したり、取引種別からその取引を行う顧客に最
も適したメレセージを出力したり、或いは取引の日時か
らその時期に適したメツセージを出力する。例えば、預
金残高から特定の顧客を識別して、その顧客が普通預金
の残高が多い顧客である場合には、メツセージとして「
○○銀行の定期預金をどうぞ」を出力し、取引の時期が
ボーナスの時期であるときは、「ボーナスは、○○銀行
の定期預金をお勧めします。」と出力する。

第３図は、顧客が自動取引装置を使用した場合の動作を
説明するための図である。図では、特にカード読取りか
ら出力までの動作の主要部を示している。図において、
１０は、制御部であり、対象者指定情報、出力先指定情
報等が記憶されたメモリ部４１、メツセージの具体的文
言が記憶された補助記憶部４２、出力部５を制御する。

出力部５には、ＣＲＴ等の表示装置５１、スピーカ５２
の外印字部が含まれている。２はカード読取部、３１は
比較部であり、識別手段として機能する。

今、カード等の媒体がカード読取部２に挿入され、読取
られると、その読取られた情報から顧客が識別され、こ
れがメモリ部４１に記憶されている対象者指定情報例え
ば預金残高と比較されて、この顧客に対して出力すべき
メツセージが決定され、また、そのメツセージの出力先
が決定される。

そして、出力すべきメツセージの具体的文言が補助記憶
部４２から読出される。

そして、出力部５に送られ、指定された出力手段例えば
スピーカから出力されることになる。

なお、補助記憶装置中のメツセージの文言は、自動取引
装置から書換え可能とすることが便利である。

第４図は、この発明の動作説明図である。

第４図において、自動取引装置がいまだ使用されておら
ず顧客待ちの状態（ステップ１）から、顧客が取引カー
ド等の媒体を自動取引装置のカード読取書込部１３に挿
入して取引を行うと、制御部１０は、対象者識別情報か
ら対象者を識別して（ステップ２）その顧客に対して最
適なメツセージを選び、格納されているそのメツセージ
を引き出す（ステップ３）。

対象者識別情報としては、その優先順位を予め指定でき
るようにし、例えば、預金残高から特定の個人を識別し
てその個人に最適なメツセージを選ぶこと、取引種別か
らその取引に最適なメツセージを選ぶこと、取引の日時
からその時期に最適なメツセージを選ぶこと、の順に優
先して表示する。この場合、特定のメツセージを伝達す
べき顧客として登録されていない時には、取引の種別に
よって選ばれたメツセージが出力され、さらに取引の種
別によるメツセージが特に用意されていないときには、
取引の時期によるメツセージが出力されることになる。

この優先順位は、必要に応じて変更可能とする。

また、優先順位の１位、２位のものを同時に出力するこ
ともでき、全部を表示することもできる。

次いで、ＣＲＴ画面にモニタ表示するか否か判断しくス
テップ４）、そのメツセージがモニタ表示されるもので
あるときにはモニタ表示処理に移る（ステップ５）。以
下、明細票に印字するか否か（ステップ６）、或いは音
声出力をするか否か（ステップ８）を判断して、それぞ
れ明細票への印字処理（ステップ７）、音声出力処理（
ステップ９）に移る。

この出力先は、メツ′セージの長さ、種−別（内容）等
によって最適となるように予め決められており、メツセ
ージと共に記憶された出力先指定情報によって、それぞ
れの出力手段が指定される。

上述の第４図に示した例では、モニタＣＲＴによる表示
、明細票への印字、音声による出力は、それぞれ単独に
行われるものとして説明したが、音声による出力と共に
明細票に印字を行う等これらの出力手段を組み合わせて
出力しても良いことは言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上述べてきたように、この発明によれば、顧客に応じ
てその顧客に最も関心のあるようなメツセージを提供す
ることが出来、きめ細かなサービスが可能となる。

また、メツセージの出力手段も明細票への印字のみでな
く、ＣＲＴへの表示、音声による出力等積々の出力手段
を選ぶことが出来、長文のメツセージでも比較的安価に
提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の詳細な説明するための図、第２図は
この発明の実施例を示す図、 第３図はこの発明の主要部の構成を説明するための図、 第４図はこの発明の詳細な説明するための流れ図である
。 １・・−・紙幣・硬貨人出金部 ２−・カード・通帳読取印字部 ３−・・顧客操作部　　　　４−・−メモリ部５−・−
入出力用パネル部 ５１−＝ＣＲＴ表示部　　５２−スピーカ５３−キー人
力部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 カード・通帳等の媒体を読取る読取装置（２）と、顧客
   が操作できる顧客操作部（３）と、メッセージを記憶す
   るメモリ部（４）と、これらを制御する制御部（１０）
   を備え、取引の際にメッセージを印字出力できる伝言機
   能付き自動取引装置において、 出力手段としてＣＲＴ等の、表示手段（５１）及び音声
   出力手段（５２）を設けるとともに、顧客を識別する識
   別手段（３１）と、 出力先を指定する出力指定手段を設け、 顧客に応じてメッセージを選択し、かつ出力先を選択し
   て出力することを特徴とする伝言機能付き自動取引装置
   。