JP3936486B2 - 自動取引装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金融機関等の店舗に設置され、顧客の操作により各種取引を行う自動取引装置に関し、特に、省エネモードから顧客取引復帰時に、今まで省エネモードであったことを意識させないようにスムーズに取り引きを開始させるのに有用な技術である。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動取引装置は、通常の運用時間では、キャッシュカード等のカードの搬送機構や紙幣の搬送機構等のメカ部をアイドル状態とし、顧客が取引を選択した場合、まず、カードを挿入させ、顧客入力情報の入力をさせた後に、各取引を実行するようになっている。また、近年の運用時間の多様化により、24時間稼働させる自動取引装置が存在する。このような自動取引装置では、顧客の少ない時間帯等にメカ部の電源をオフした省エネモードで運用して省エネ対策を図るようにしたものが知られている。この場合、顧客が取引を選択した場合、まず、カードを挿入させ、顧客入力情報の入力をさせた後に、各取引を実行するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の自動取引装置は、省エネモード時も通常の運用と同様に、顧客が取引を選択した場合も、カードを挿入させ、顧客入力情報の入力をさせた後に、各取引を実行するようになっている。
しかし、一般に、カードの搬送機構等のメカ部の立ち上げには時間が掛かるため、省エネモード時から復帰する場合、顧客が取引を選択してから、カードを挿入させるまでの間に待ち時間が生じ、この待ち時間の分だけ取引時間が長くなってしまう問題がある。これは、取引中の顧客にのみならず、順番待ちしている顧客も長く待たせることになるため顧客サービスに繋がらない問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、金融機関等の店舗に設置され、顧客が表示部に表示された取引選択画面上で取引を選択した場合、媒体を挿入させ、顧客入力情報の入力をさせた後に、各種取引を実行する各種取引機能と、通常の運用時から電源をオフして省エネモードに切り替え、またこの省エネモード時に顧客が来店して取引を選択した場合に電源をオンして省エネモードを解除する省エネ機能とを有する自動取引装置において、省エネモード解除時に、媒体の搬送を行う媒体搬送手段の立ち上げ動作中に、顧客入力情報を入力させるように各種取引のシーケンスを切り替えるシーケンス切替機能を備えたことを構成上の特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、これによりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施の形態の自動取引装置の要部ブロック図である。この自動取引装置1は、中央処理部2、電源切替部3、メカ部4および記憶部5を主に有している。前記中央処理部2は、顧客が取引を選択した場合、カードを挿入させ、顧客入力情報の入力をさせた後に、振込等の各種取引を実行する各種取引機能と、通常の運用時に一定時間顧客が来ない場合等に電源切替部3によってメカ部4の電源をオフして省エネモードに切り替え、またこの省エネモード時に顧客が来店したことを図示しないセンサが感知して取引選択画面を図示しない表示部に表示させ顧客が取引を選択した場合に電源切替部3によってメカ部4の電源をオンしてメカ部4を立ち上げて省エネモードを解除する省エネ機能と、その省エネモード解除時にメカ部4の立ち上げ動作中に、キャッシュカード等のカードの挿入の前に顧客入力情報の入力をさせるように各種取引のシーケンスを切り替えるシーケンス切替機能とを有している。前記電源切替部3は、中央処理部2からの命令によりメカ部4の電源をオン/オフする。前記メカ部4は、キャッシュカード等のカードの搬送機構や紙幣の搬送機構等の機械であり、動力源としてのモータを含んでいる。前記記憶部5は、前記中央処理部2の各機能を実現するプログラムを格納する。
【0006】
次に、前記自動取引装置1の省エネモード解除の手順を説明する。図2に、そのフローチャートを示す。
Sa1:顧客が来店したことを図示しないセンサが感知すると、中央処理部2は、図示しない表示部に取引選択画面を表示し、顧客が取引を選択すると、省エネモードの解除を開始するとともにシーケンスを切り替えて処理を次に移す。
【0007】
Sa2:中央処理部2は、キャッシュカード等のカードの暗証番号や各取引における顧客入力情報の入力を顧客にさせる。この入力中に、メカ部4は省エネモードから復旧することになる。
Sa3:中央処理部2は、顧客にカードや通帳等の媒体を挿入させる。各媒体の磁気ストライプ等の書き込み部からデータを読み取らせ、処理を次に移す。
【0008】
Sa4:中央処理部2は、図示しないホストコンピュータと交信して各取引を実行する。
図3は、省エネモード解除時間の説明図であり、(1)は従来の省エネモード解除時、(2)は通常の運用時、(3)は実施の形態の省エネモード解除時を示している。図中、右方向に取引時間軸を取っている。
【0009】
(1)に示すように、従来は、取引選択時間中に、顧客の待ち時間が含まれており、この待ち時間分だけ(2)の通常の運用時に比べて取引時間が長くなっていた。しかし、本実施の形態では、取引選択後に顧客入力情報の入力を行うようにしたため、この顧客入力情報の入力時間中に、メカ部4が省エネモードから復旧することになる。このため、顧客の待ち時間が無いため、(2)の通常の運用時に比べて取引時間が長くなることはない。
【0010】
図4に、取引の一例として、振込時の省エネモード解除のフローチャートを示す。
Sb1:顧客が来店したことを図示しないセンサが感知すると、中央処理部2は、図示しない表示部に取引選択画面を表示し、顧客が振込取引を選択すると、省エネモードの解除を開始するとともにシーケンスを切り替えて処理を次に移す。
【0011】
Sb2:中央処理部2は、キャッシュカード等のカードの暗証番号、振込方法、振込先情報、金額および依頼人情報等の顧客入力情報の入力を顧客にさせる。この入力中に、メカ部4は省エネモードから復旧することになる。
Sb3:中央処理部2は、顧客にカードや通帳等の媒体を挿入させる。各媒体の磁気ストライプ等の書き込み部からデータを読み取らせ、処理を次に移す。
【0012】
Sb4:中央処理部2は、図示しないホストコンピュータと交信して振込手続きを実行する。
Sb5:中央処理部2は、カードや通帳を返却する。
Sb6:中央処理部2は、図示しないレシート発行機により振込取引履歴を印刷したレシートを発行する。
【0013】
Sb7:中央処理部2は、振込取引を完了し、次の取引の準備状態となる。
上記実施の形態の自動取引装置によると、省エネモード時から復帰を効率的に行うようにしたため、従来のように、顧客の待ち時間が無くなって、省エネモード解除時の取引時間が通常の運用時の取引時間と変わらなくなり、顧客サービスの向上に繋がる。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の自動取引装置によると、省エネモード時から復帰を効率的に行うようにしたため、従来のように、顧客の待ち時間が無くなって、省エネモード解除時の取引時間が通常の運用時の取引時間と変わらなくなり、顧客サービスの向上に繋がる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の自動取引装置の要部ブロック図
【図2】実施の形態の自動取引装置の省エネモード解除のフローチャート
【図3】省エネモード解除時間の説明図
【図4】振込時の省エネモード解除のフローチャート
【符号の説明】
1 自動取引装置
2 電源切替部
3 電源切替部
4 メカ部
5 記憶部
Claims (1)
- 金融機関等の店舗に設置され、顧客が表示部に表示された取引選択画面上で取引を選択した場合、媒体を挿入させ、顧客入力情報の入力をさせた後に、各種取引を実行する各種取引機能と、通常の運用時から電源をオフして省エネモードに切り替え、またこの省エネモード時に顧客が来店して取引を選択した場合に電源をオンして省エネモードを解除する省エネ機能とを有する自動取引装置において、
省エネモード解除時に、媒体の搬送を行う媒体搬送手段の立ち上げ動作中に、顧客入力情報を入力させるように各種取引のシーケンスを切り替えるシーケンス切替機能を備えたことを特徴とする自動取引装置。
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