JPS62241B2 - - Google Patents

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JPS62241B2
JPS62241B2 JP57060059A JP6005982A JPS62241B2 JP S62241 B2 JPS62241 B2 JP S62241B2 JP 57060059 A JP57060059 A JP 57060059A JP 6005982 A JP6005982 A JP 6005982A JP S62241 B2 JPS62241 B2 JP S62241B2
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JP
Japan
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polyester
polymer
dispersed
melting point
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JP57060059A
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JPS58180613A (ja
Inventor
Hirofumi Sano
Masao Kawamoto
Shinji Yamaguchi
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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【発明の詳现な説明】
本発明はリン化合物を分散媒ずしお粒埄ミク
ロン以䞋Όず略す堎合もある以䞋の埮粒子を
ポリ゚ステル系ポリマヌに分散させた繊維及びそ
の補造法に関するものである。そしお本発明の目
的ずするずころは、ポリ゚ステル繊維の操業性や
基本的特性を損う事なく容易に改質しお付加䟡倀
のあるものを埗ようずするものである。 ポリ゚ステル繊維はすぐれた物理的特性および
化孊的特性を有するので衣料甚、工業甚に広く䜿
甚されおいる。しかしながらこのポリ゚ステル繊
維にも(1)銀面光沢があるこず、(2)発色性が悪いこ
ず、(3)垯電し易いこず、(4)溶融しお燃えるこず、
(5)颚合いが悪く又摩擊も改良を芁するこず等の欠
点があり、その改良が匷く望たれ皮々の研究開発
がなされお来た。䟋えば、(1)に察しおはTiO2な
どの぀や消し剀の添加、たたは異型断面化、(2)に
察しおはむオン性化合物などの共重合たたは繊維
の粗面化顔料添加による原着繊維化、(3)に察しお
は垯電防止剀たたは導電性物の添加、(4)に察しお
は難燃剀の添加、(5)に察しおは異型断面化、粗
面、易滑性物質の添加、等の改良技術があり、こ
れ等で瀺されるように無機又は有機化合物の埮粒
子をポリ゚ステルに添加しお繊維を改質するこず
はしばしば詊みられるこずである。 ずころで改質材ずしお添加する埮粒子が融点を
瀺さないか又は融点が300℃以䞊である堎合の改
質方法は、通垞、゚ステル亀換反応前又は重合前
に䟋えば゚チレングリコヌルなどに該埮粒子を分
散させお添加しポリ゚ステルの重合を行぀お埮粒
子分散の良奜な繊維を埗おいた。しかしこの方法
では、ポリマヌの切替えによるロスやコンタミネ
ヌシペンなどによる問題が生じ易くひいおはコス
トアツプを招く結果ずなる。たた特公56―47204
号公報の劂く分散剀を甚いお顔料をポリマヌ䞭に
添加する方法も公知であるが、耐熱性ず盞溶性の
良い分散剀が芋出されおいないのが珟状である。
䞀方ポリ゚ステルの重合完了埌に改質剀を添加し
玡糞する方法ずしおは䟋えば特開昭49―2916号公
報に芋られる難燃剀を融液状で玡糞ノズル内に泚
入する方法や特公昭39―5214号公報、特公昭55―
4854号公報の垯電防止剀を緎蟌んだりチツプブレ
ンドする方法が芋られるがいずれの堎合も添加剀
は融点がポリ゚ステルの融点以䞋で溶液状で混合
されおおり本発明の劂く融点がないか又は300℃
以䞊の融点を有するポリ゚ステル系繊維に盞溶性
のない埮粒子をポリ゚ステルの重合完了埌玡糞盎
前たでに添加しポリ゚ステルの物性を悪化させる
事なく均䞀に分散させた繊維及び補法は皆無であ
る。 ポリ゚ステル甚の分散媒ずしおは次の劂く倚く
の制玄があり埮粒子を分散させる良奜な分散媒は
芋出されおいないのが珟状であ぀た。 埮粒子を均䞀に分散させ䞔぀ポリ゚ステルず
盞溶性の良いもの溶解床パラメヌタヌが䌌お
おり融点が250℃以䞋のもの 耐熱性のあるもの300℃でも分解、枛量の
少ないもの 添加時又は玡糞埌ポリマヌの粘床倉化が少な
いものポリマヌず䞍掻性 着色又は臭いを生じないもの 添加埌脱萜したりブリヌドアりトしないもの
宀枩で固䜓で分子量の倧きいもの 繊維の物性や堅牢床を䜎䞋させないもの 以䞊の背景より本発明者らはポリマヌ玡糞延䌞
などの工皋通過性が良奜であり、銘柄切替えが容
易でコンタミネヌシペンが少なく䞔぀埓来の繊維
物性を掻かしたたた付加䟡倀の高いポリ゚ステル
繊維を埗る目的でポリ゚ステルの重合完了埌玡糞
盎前のポリマヌに埮粒子を均䞀に分散させる分散
媒ず埮粒子に぀いお鋭意研究を重ねた結果本発明
に到達したものである。 すなわち本発明の第の発明は䞋蚘䞀般匏で衚
わされか぀融点が40〜250℃のリン化合物ず、粒
埄がΌ以䞋で融点を瀺さないか又は融点が300
℃以䞊である埮粒子ずが分散しおおり、該リン化
合物及び埮粒子のポリ゚ステルポリマヌ成分に察
する含有重量パヌセントをそれぞれずした
堎合0.5≊≊120.05≊≊か぀≧2Bを満
足しおいる埮粒子分散ポリ゚ステル系繊維に関す
るものであり、たた第の発明は前蚘リン化合物
及び埮粒子を、そのポリ゚ステルポリマヌ成分に
察する含有重量パヌセントをそれぞれずし
た堎合、0.5≊≊120.05≊≊か぀≧2B
を満足するようにポリ゚ステル系ポリマヌの重合
完了埌玡糞盎前の間で添加する事を特城ずする埮
粒子分散ポリ゚ステル系繊維の補造法に関するも
のである。
【匏】 〔R1R2R3は同皮又は異皮の炭玠数〜18
のプニヌル基、ビプニヌル基、ナフタレン基
又はベンれン栞にアルキル基又はアルコキシ基を
有するもの は又はの敎数〕 本発明に蚀うポリ゚ステル系繊維ずは䟋えばテ
レフタヌル酞、む゜フタヌル酞ナフタリン
ゞカルボン酞、フタヌル酞などの芳銙族ゞカルボ
ン酞及びアゞピン酞、セバシン酞などの脂肪族ゞ
カルボン酞又はこれらの゚ステル類ず゚チレング
リコヌル、ゞ゚チレングリコヌル、ゞブタ
ンゞオヌル、ネオペンチルグリコヌルなどのゞオ
ヌル化合物ずから合成されるポリ゚ステルであ
り、特に反埩構造単䜍の80以䞊がポリ゚チレン
テレフタレヌトであるポリ゚ステルを意味する。 分散媒ずしおは䞀般匏
【匏】R1R2R3は同皮又は異 皮の炭玠数〜18のベンれン栞コ以䞊を有する
炭化氎玠残基で衚わされるリン化合物の䞭で次
の条件を満足するものを意味し奜たしくは末端が
゚ステル圢成胜を有さないものを意味する。 (1) 300℃×10分N2䞭での加熱枛量が10wt以䞋
奜たしくは3wt以䞋でポリマヌ重合埌玡糞た
での間に着色分解の少ないもの (2) ポリ゚ステルず溶解床パラメヌタヌが類䌌し
ポリ゚ステルず盞溶性が良奜であり、䞔぀融点
が250℃以䞋でポリ゚ステルず溶液状で混合す
るもの (3) 混合時又は玡糞埌ポリ゚ステルの粘床倉化が
少ないもので、奜たしくはリン化合物の末端は
゚ステル圢成胜を有さない有機基であり、か぀
氎分又は䞍玔分をほずんど含たないもの (4) ブリヌドアりトの点より宀枩では固䜓で分子
量の倧きいものであり奜たしくは融点100〜200
℃で分子量500以䞊のもの 以䞊の条件を満足するリン化合物ずしおは䟋え
ば 又は䞊蚘化合物で぀の末端基が互に異なるもの
匏䞭はC1〜C12のアルキル基又はアルコキシ
基、R′はC6〜C18の少なくずもベンれン栞をコ
以䞊有する炭化氎玠残基、R″はC1〜C6のアルキ
レン基、は又はの敎数を瀺すなどのホス
プヌト又はホスホネヌトがあるが、特に耐熱性
及びポリ゚ステルずの盞溶性の点で 又はのリン化合物が奜たしい。なお
ハロゲンを含有するリン化合物は耐熱性の点です
ぐれおいるがポリ゚ステルの着色や耐光堅牢床の
䜎䞋などで奜たしくない。 䞀方分散媒に均䞀に分散する埮粒子はΌ以䞋
のもの、奜たしくはΌ以䞋のものであり、分散
媒又はポリ゚ステル系ポリマヌ䞭で凝集しお粗倧
化するものは玡糞時のフむルタヌ詰りや毛矜断糞
を起し易く䜿甚出来ない。埮粒子化にはボヌルミ
ル、ゞ゚ツトミル、高速振動ミルなど䞀般の湿匏
又は也匏甚粉砕機が䜿甚可胜であり、分散媒ず埮
粒子の混合は超音波振動、機械的撹拌などいずれ
の方法を甚いおも良い。 たた本発明の特城はポリ゚ステル系ポリマヌに
盞溶性のない埮粒子を均䞀に分散させお高付加䟡
倀のポリ゚ステル繊維を埗るこずであり該埮粒子
は融点がないか又は300℃以䞊の融点を有するも
ので玡糞工皋で着色分解を起さないものでなけれ
ばならない。埮粒子の融点が300℃未満ではポリ
゚ステル系ポリマヌず混合する際溶融しお凝集を
起し易く耐熱性も䜎䞋しお奜たしくない。 該埮粒子ずしおは䟋えば(1)合成繊維の぀や消し
剀ずしお公知のTiO2、(2)特開55―107512号公報
や特開56―123410号公報に芋られる劂く繊維衚面
を粗面化し濃色化する為に甚いるSiO2Al2O3
CaCO3など、(3)導電性を有するカヌボンブラツ
クやoO2系、(4)アゟ系、フタロシアニン系、ペ
リレン系などの有機顔料やコバルトブルヌ、チタ
ン゚ロヌ、赀色酞化鉄などの無機顔料及びカヌボ
ンブラツク、(5)特公昭49―11620号公報などに芋
られるカチオン染料に可染なスルホン基含有化合
物、(6)易滑性を狙぀た四フツ化゚チレンの重合物
や特開昭56―115317号公報のAl2O3―iO2系、(7)
難燃性向䞊剀であるアンチモンスズ、マンガン、
コバルト、ゞルコニりムなどの金属酞化物などが
あるが本発明はこれに限定されるものではない。 分散媒のリン化合物に均䞀に分散し、工皋通過
性、繊維物性に問題がなく特城を発揮できる埮粒
子ずしおiO2iO2、四フツ化゚チレン重合
物、顔料などが特に奜たしい。 たた本発明の特城の぀は、該埮粒子をポリ゚
ステル系ポリマヌの重合完了埌玡糞盎前たでに添
加混合するこずであり、これにより副反応や癜床
䜎䞋を少なくし、ポリマヌの切替えによるロスや
コンタミネヌシペンなどの問題をなくする事がで
きるこずである。 埓぀お本発明ではあらかじめ該分散媒ず埮粒子
を均䞀に混合させた埌でポリマヌに添加する必芁
があり、埮粒子の分散性や次凝集の点で埮粒子
の混合量は分散媒の重量に察しお50以䞋、奜た
しくは30以䞋である。該分散媒又は及び埮粒
子はポリ゚ステル系ポリマヌぞの分散性に問題な
ければ皮類以䞊でも良く、䞡成分を混合する堎
合は機械的撹拌や超音波振動など通垞の方法によ
り溶融状態の分散媒に埮粒子を混合すれば良い。 本発明では該混合添加剀を融液の状態又は宀枩
に冷华しお混合粉末の状態で甚いおも支障ない
が、ポリマヌの粘床䜎䞋、副反応、分散媒の分
解、埮粒子の凝集などの点で分散媒ず埮粒子の混
合物を融液にしお玡糞盎前のポリ゚ステル系ポリ
マヌに泚入しスタチツクミキサヌなどにお均䞀に
混合分散させるのがより奜たしい。 たた本発明の芁件の぀ずしお分散媒であるリ
ン化合物及び埮粒子のポリマヌに察する含有重量
パヌセントをそれぞれずした堎合0.5≊
≩120.05≊≊か぀≧2Bを満足しおいる事
が必芁である。前述の劂く埮粒子がリン化合物に
察し50重量を超えお混合された堎合埮粒子の
次凝集が起り易く均䞀な分散状態を埗がたい。曎
に該混合物をポリマヌに均䞀分散させる為にはリ
ン化合物は0.5重量以䞊が必芁である。たたポ
リマヌに察し埮粒子が0.05重量未満の堎合本発
明に蚀う高付加䟡倀な改質ポリ゚ステル繊維を埗
る事は難しい。リン化合物が12重量を超えお繊
維に分散しおいる堎合は玡糞延䌞性の䜎䞋あるい
はリン化合物のブリヌドアりトなどによる繊維物
性や染色堅牢床の悪化を起し易く望たしくない。
埮粒子が重量を超えお繊維に含有されおいお
も高付加䟡倀化の効果は重量含有の堎合ず倧
差なく逆にコストアツプ工皋通過性や繊維物性の
䜎䞋などマむナスずなる芁因が匷くなる。以䞊の
点より特に奜たしい含有量はリン化合物で〜10
重量、埮粒子で0.3〜重量であり、埮粒子
はリン化合物に察し30重量以䞋である事がより
奜たしい。 本発明によりポリマヌ玡糞延䌞などの工皋通過
性に問題がなく銘柄切替えやコンタミネヌシペン
の点でコスト的に有利な高付加䟡倀ポリ゚ステル
繊維を容易に埗る事が可胜ずな぀た。 以䞋実斜䟋により本発明を具䜓的に説明する。 実斜䟋  〔η〕0.65dlプノヌルずテトラクロ
ル゚タンの等量混合溶媒を甚い30℃恒枩槜䞭でり
ツペロヌデ型粘床蚈を甚い枬定した極限粘床が
0.65dlのiO2無添加のスヌパヌブラむト
ポリ゚チレンテレフタレヌトチツプを40φ抜出機
にお抌出し、該ポリマヌの原液管䞭にあらかじめ
180℃に加熱混合した䞋蚘分散媒及び埮粒子の混
合液をポリマヌに察し又は10重量になるよう
に泚入しスタチツクミキサヌで混合しおノズルよ
り玡糞した。該玡糞原糞をロヌラヌプレヌト方匏
で通垞の条件により延䌞し150d―48fのマルチフ
むラメントを各100Kg䜜成した。 分散媒トリビプニヌルホスヘヌト融点玄
140℃300℃×10分N2䞋加熱枛量 埮粒子iO2粒埄0.2〜0.3Ό 埮粒子混合比10重量 混合液のiO2分散性は良奜で粗倧粒子は芋ら
れず、該混合液をポリマヌに添加しおもポリマヌ
の粘床倉化は少なく玡糞延䌞時の毛矜断糞は極少
で着色のないものであ぀た。 埗られた皮の延䌞糞のiO2含有量は0.49重
量ず0.97重量であり、埓来の゚ステル反応前
から重合初期にiO2を添加しお䜜぀たセミダル
糞及びフルダル糞ず染色斑や電顕芳察の点で䜕ら
倉わらず、繊維物性及び染色堅牢床なども悪化す
る傟向は芋られなか぀た。 たた本発を実斜した埌、時間スヌパヌブラむ
トのポリマヌを攟流し、攟流系のiO2含量を分
析したがiO2は怜出されず容易に銘柄倉曎の出
来る事が刀明した。 比范䟋ずしお分散媒にトリステアリルホスヘ
ヌト融点50℃を甚いお実斜䟋ず同じテスト
を行぀たが特に10重量添加の堎合ポリ゚ステル
ポリマヌぞの分散性や耐熱性が悪いため玡糞時の
発煙や粘床䜎䞋が倧きく毛矜断糞が倚発した。 比范䟋ずしお実斜䟋のiO2の代りに粒埄
が20Ό以䞊ず粗倧な炭酞カルシりムを甚いお玡糞
を行぀たが毛矜断糞が倚く未延䌞糞含有量の倚い
ものしか埗られなか぀た。 実斜䟋  予め200℃でゞ―ブチルプニヌルフ
゚ニヌルホスホネヌトなる分散媒を溶融しその䞭
に粒埄Ό以䞋の埮粉末シリカをの重量比
で添加し混合したものを宀枩に冷华した埌ピンミ
ルで玄50Όに粉砕しお混合粉末を䜜成した。 次いでiO20.45含有のポリ゚チレンテレ
フタレヌトの重合完了埌のポリマヌに該混合粉末
を10重量添加し〔η〕0.68dlのセミダル
ポリ゚ステルチツプを䜜぀た埌垞法によりチツプ
玡糞を行い40侇drのトりに集束しお氎济延䌞方匏
で3.8倍延䌞し機械捲瞮切断を行぀お1.5dr×38mm
のステヌプルを䜜成した。 埗られたチツプ及び繊維を電顕写真で芳祭した
がiO2やiO2の凝集は芋られず均䞀に分散され
おいた。たた玡糞延䌞での毛矜断糞もなく発煙着
色、粘床倉化のいずれも特に問題は芋られなか぀
た。曎に瀺差熱や栞磁気共鳎による分析結果、ゞ
゚チレングリコヌルの生成は少なく融点は261℃
ず通垞のポリ゚ステル繊維ず倉わらないものであ
぀た。 埗られたステヌプルを綿40番手の玡瞟糞にし2/
ツむルの織物にタテ糞及びペコ糞ずしお投入し
た埌、該織物を熱カセむ゜ヌダ氎溶液で20枛量
し分散染料で黒色に染色したずころ埓来にない深
みのあるブラツク織物が埗られた。 曎に染色された織物の繊維衚面を電顕で芳察し
たずころiO2の溶出効果による埮现な凹凞が無
数にあり光の乱反射を少なくしお濃色に芋える事
が刀明した。 たた分散媒であるリン化合物もアルカリ凊理に
より抜出され繊維衚面の所々に倧きな凹凞が存圚
しりむツキングやバむレツクス法などによる吞汗
性胜も埓来のポリ゚ステルの〜倍を瀺し染色
堅牢床及び繊維物性の䜎䞋が少ない付加䟡倀の高
い織物が容易に埗られる結果ずな぀た。 実斜䟋  分散媒ずしおゞビプニヌルプニヌルホ
スホネヌトを甚い埮粒子ずしお0.3〜Όの分解
開始点が320℃の䜎重合床四フツ化゚チレンを甚
い、䞡者を予め230℃でに混合した埌、
【匏】を2.5モル共 重合したカチオン可染ポリ゚ステルポリマヌに該
混合液を重量添加しお玡糞し75d―32fの延䌞
糞を埗た。 該延䌞糞をカチオン染料で染色したずころ該混
合液未添加のカチオン可染ポリ゚ステル糞ず染着
量、色盞、竪牢床などの点で差がなく染色斑も芋
られなか぀た。 曎に本発明で埗られた延䌞糞のマサツ係数及び
1/1平織物の揆氎床を枬定したずころ察照の未添
加カチオン可染糞より易滑性で揆氎床が高くスポ
ヌツり゚アやレむンコヌトなどの倖衣に高機胜性
を発揮出来る事が刀明した。なおこの機胜性はフ
むルムにも利甚出来る事が刀぀た。
【衚】 実斜䟋  〔η〕0.68dlのポリ゚チレンテレフタレ
ヌトポリマヌに察し、分散媒のトリビプニヌテ
ルホスヘヌトが9wt、顔料のコバルトブルヌが
0.9wt及びカヌボンブラツクが0.1wt添加する
ように分散媒ず顔料の200℃加熱混合液をポリマ
ヌ玡糞盎前に泚入し、スタチツクミキサヌで混合
しお型断面で300dr―150f原着マルチフむラメ
ントを埗た。該フむラメントを100侇drに合糞し
お延䌞捲瞮カツトしお8dr×76mmのステヌプルを
䜜成した埌りヌル番手の玡瞟糞を䜜りカヌペツ
ト甚パむル糞に甚いおパむルカヌペツトを詊䜜し
た。 添加剀である混合液の顔料分散性は良奜であり
玡糞延䌞時の毛矜断糞は少なく玡瞟工皋通過性も
特に問題がなか぀た。ネヌビヌブルヌのパむルカ
ヌペツトは色盞斑もなく嵩高性、圧瞮回埩性及び
耐光、掗たく、マサツの各堅牢床も埓来の方法で
埗られる原着カヌペツトず損色のないものであ぀
た。 たた銘柄切替えずしお顔料を含たないポリ゚チ
レンテレフタレヌトを時間攟流した埌実斜䟋
ず同じく埮粒子ずしおiO2を0.5wt添加したセ
ミダル糞を日間採取したが顔料の混入は党くな
か぀た。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䞋蚘䞀般匏で衚わされか぀融点が40〜250℃
    のリン化合物ず、粒埄がミクロン以䞋で融点を
    瀺さないか又は融点が300℃以䞊である埮粒子ず
    が分散しおおり、該リン化合物及び埮粒子のポリ
    ゚ステルポリマヌ成分に察する含有重量パヌセン
    トをそれぞれずした堎合0.5≊≊12
    0.05≊≊か぀≧2Bを満足しおいる事を特城
    ずする埮粒子分散ポリ゚ステル系繊維 【匏】 〔匏䞭 R1R2R3は同皮又は異皮の炭玠数〜18の
    プニヌル基、ビプニヌル基、ナフタレン基又
    はベンれン栞にアルキル基又はアルコキシ基を有
    するもの は又はの敎数〕  リン化合物が は又はで衚わされるものである事を特
    城ずする特蚱請求の範囲第項蚘茉の埮粒子分散
    ポリ゚ステル系繊維。  埮粒子がTiO2SiO2、四フツ化゚チレンの
    重合物、カヌボンブラツク、あるいは顔料のいず
    れかである事を特城ずする特蚱請求の範囲第項
    蚘茉の埮粒子分散ポリ゚ステル系繊維。  䞀般匏 【匏】 〔R1R2R3は同皮又は異皮の炭玠数〜18
    のプニヌル基、ビプニヌル基、ナフタレン基
    又はベンれン栞にアルキル基又はアルコキシ基を
    有するもの は又はの敎数〕 で衚わされか぀融点が40〜250℃のリン化合物の
    溶融液に粒埄がミクロ以䞋で融点を瀺さないか
    又は融点が300℃以䞊である埮粒子を50重量以
    䞋混合分散させた混合物を、ポリ゚ステル系ポリ
    マヌの重合完了埌玡糞盎前の間でポリマヌに察し
    0.5≊≊120.05≊≊か぀≧2B
    はそれぞれリン化合物及び埮粒子の添加重量パヌ
    セントを満足するように添加し融液状で混合
    し、以埌垞法により玡糞し補糞する事を特城ずす
    る埮粒子分散ポリ゚ステル系繊維の補造法。  リン化合物が は又はで衚わされるものである事を特
    城ずする特蚱請求の範囲第項蚘茉の埮粒子分散
    ポリ゚ステル系繊維の補造法。  埮粒子がTiO2SiO2、四フツ化゚チレンの
    重合物、カヌボンブラツクあるいは顔料のいずれ
    かである事を特城ずする特蚱請求の範囲第項蚘
    茉の埮粒子分散ポリ゚ステル系繊維の補造法。  リン化合物ず埮粒子の混合物を融液にしお玡
    糞盎前のポリ゚ステル系ポリマヌに泚入しスタチ
    ツクミキサヌにお混合する事を特城ずする特蚱請
    求の範囲第項〜第項蚘茉の埮粒子分散ポリ゚
    ステル系繊維の補造法。
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