JPS62240740A - 鋳物用アルミニウム合金 - Google Patents

鋳物用アルミニウム合金

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JPS62240740A
JPS62240740A JP8336286A JP8336286A JPS62240740A JP S62240740 A JPS62240740 A JP S62240740A JP 8336286 A JP8336286 A JP 8336286A JP 8336286 A JP8336286 A JP 8336286A JP S62240740 A JPS62240740 A JP S62240740A
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JP
Japan
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weight
less
alloy
casting
strength
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JP8336286A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Adachi
充 安達
Akira Oishi
朗 大石
Atsushi Moribe
守部 淳
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Mitsui Aluminum Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Aluminum Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は熱処理を施して用いる鋳物用アルミニウム合金
、更に詳しくは鋳造性に優れ、中強度高延性で陽極酸化
皮膜は着色せず、しかも溶接による強度劣化がないアル
ミニウム合金に関するものであり、溶接をして用いる構
造用材料として多くの分野に適用出来ろものである。
〈従来の技術及びその問題点ン 陽極酸化皮膜性に優れた中強度の合金としては、従来か
らAl−Mg系のJIS AC7人やAC7B、人1−
Zn−Mg系のAA規格705.1.707.1.07
12が知られており、それらの合金の特性を下記第1表
に示す。
乙の第1表から判る如く、AC3人では耐力が約11k
g/mu+2と低く 、AC7Bでは長期間の使用によ
って経年変化があられれ延性が低下する。また705.
1゜707.1. D712では僅かではあるが陽極酸
化皮膜に着色があると共に鋳造割れも生じ易いという欠
点があった。
本発明者等はこれらの欠点を解消する為に先に特願昭6
0−229448号としてMgと51による強度向上を
目的としtコ製造方法を提案したが、この方法は溶体化
処理ン品度を高くしなければならず、その為にコス)・
高となると共に得られる製品に熱処理歪みが残留ずろと
いう問題があり、更に溶接を施すとその熱影響で機械的
強度が大きく低下するという問題もあった。
又別の先行技術として、特公昭s s −27336号
公報で示されるCuを添加したAl合金鋳造品があるが
、これは熱処理を施すことなく用いろ為のものであり、
熱処理をしなくとも強度、靭性を向上させる為に各種配
合成分の配合量を定めてはいるが、熱処理をしないが為
にその耐食性の点で十分であるとはいえない。
本発明では上述の諸欠点を解消し、陽極酸化皮膜が着色
せず、綴密で鋳造割れや応力腐食割れが発生せず、しか
も溶接に伴う熱影響が少ない、引張強さ27kg/mm
以上、伸びが30%以上の合金を提供せ/しとするもの
である。
〈問題点を解決する為の手段〉 上記目的達成の為に本発明では、熱処理効果が発揮され
る様に、Cu、 Sn、 Inを含有せしろぬると共に
他の合金成分を適宜選択したものであり、その要旨はM
g2.5〜6.0重量%、 Mn1.0重量%以下。
T i 0.05〜0.3重量%、80.02重量%以
下、 Fe1.0重量%以下、 Si0.2重量%以下
、 Be0. 001〜0.01重量%、Cu0.15
〜05重量%、重量がAl及び不可避不純物から成る熱
処理型鋳物用アルミニウム合金、並びにMg2.5〜6
.0重量%、Mn1.0重量%以下。
Zr0.05〜0.3重量%、 Fe1.0重量%以下
、 Si0.2重社%以下、 Be0. 001〜0.
01重量%、 Cub、 15〜0.5重量%、残部が
Al及び不可避不純物から成る熱処理型鋳物用アルミニ
ウム合金であり、更には上記2種の合金に更に01〜1
5重量%のZn。
0、005〜0.10重量%のSn及び0.01〜0.
15重量%のInの中の1種以上を添加せしめた合金で
ある。
〈実施例並びに作用〉 以下本発明の実施例及び比較の為に行った比較例につい
て行った実験及びその結果を述べながら本発明を詳述す
る。
まず下記第2表に示す如き化学成分を有する試料を得、
それを溶解、鋳造後熱処理を施した。第3表にこれら合
金の機械的性質を示す。
第3表から明らかな如く、比較合金N0.21.24に
おいては引張強さが27kg/mm2未満であり、比較
合金N0.26.30においては引張強さ、伸びのいず
れも極めて低い。比較合金N0. 20.22.23.
25.27においては引張強さの値に比べて伸びが低く
、25%未満である。また比較合金N0.28は溶接相
当の熱処理を与えろ事により勲29に示す様に強度が低
下し、伸びが増加する。従来合金N0.31においては
耐力が11kg/mm2未満であり、従来合金&32に
おいては伸びが低い。一方本発明合金においてLよ、2
7kg10+aP以上の引張強さと30%以上の伸びを
示す。また発明合金N0.1.4.13は溶接相当熱処
理(300℃×2h「)を与えてもN0.11.12.
14に示す様に機械的性質の変化が小さい。
次に第2表中合金N0.1,3,4,5,7,8゜9 
、10.13. Is、 1B、 17.18.1’9
.31.32についてその陽極酸化皮膜の色調、鋳造割
れ長さ、耐応力腐食割れ性の測定を行った結果を第4表
に示す。
陽極酸化処理は硫酸アルマイI・によって行い、その条
件は次のとうりである。即ち電解液組成、15%lI2
SO4で電流密度1.5A/drn’ 、 ’l圧15
v1温度20℃2時間40分とした。又鋳造割れ性は外
径60m+m。
内径35 mra 、高さ18mmのリング状金型に溶
湯を鋳込み、試料に発生する割れ長さの総合計をもって
示した。耐応力腐食割れ性は3点支持曲げ定歪法により
、応力を20kg10+m2相当かけて98℃のに2C
r20730g/1−Cr0330g/1−NaCJ 
 3g/l 腐食液中で連FA浸漬させ、割れ発生まで
の時間をもって示した。
但し最高15h「とした。
本発明合金においては、従来合金N0.31と同様に陽
極酸化皮膜色調、耐鋳造割れ性、耐応力腐食割れ性にお
いて優れろのが判る。一方従来合金N0.32は、耐応
力腐食割れ性が劣る。
以上第3表、第4表の結果を参酌し、本発明合金の各種
成分の限定理由を述べろ。
Mgは強度向上の為に2.5重量%以上添加するが、6
0重量%を越えると鋳造性が低下し、緻密な鋳物が出来
にくいため60重量%以下とする。
Mnは強度及び耐食性の向上のために好ましくは01重
量%以上添加するが、1.0重量%を越えろと伸びの低
下を招き、また合金製造コストを高めるので10重量%
以下とする。
Tiは鋳造!fl職を微細化し、機械的性質の向上、鋳
物の緻密性向上のために、005重量%以上添加するが
、0.3重量%を越えろと粗大なTi化合物が生成し、
伸びの低下を招くので0.05〜0.3重量%が最適で
ある。
BはTiと相俟って鋳造組織を微細化し、より緻密な鋳
物を生じせしめろtこめのもので0.02重量%を越え
ても、その効果の向上はあまり望めないので0.02重
量%以下とする。
Feはダイキツス1.鋳造の際には焼付防止のために0
.3重量%以上入った方が好ましいが、一般的には延性
を低下させるので、1.0重量%以下、好ましくは05
重量%以下とする。
Siはその含有量が02重量%を越えると伸びを大きく
低下させるので0.2重量%以下とする。
Beは溶湯中のMgの酸化防止のために0.001重量
重量上添加するが、0.01重量%を越えてもその効果
の向上はあまり望めないので0001〜001重量%と
する。
Cuは溶体化処理、焼入れ、焼戻しという一連の熱処理
により強度を向上させるためのもので、015重量%未
満では強度が不足し、かつ溶接に伴なう熱影響により機
械的性質の変化が大きい。
また0、5重量%を越えると耐食性が低下するので01
5〜05重量%が最適である。
SnはCuによる時効硬化性を促進し、強度を向上させ
ろために0005重量%以上添加するが、010重量%
を越えろと強度、伸びいずれも低下するので0005〜
010重量%が最適である。
Znは鋳造性を向上させるために、01重量%以上添加
するが、15重量%を越えると溶接割れが発生ずる傾向
が強くなるので1.5重量%以下とする。
Z「は鋳造組成を微細化し、機械的性質の向上、鋳物の
緻密性向上のために、0.05重量%以上添加するが、
0.3fi量%を越えると粗大なZr化合物が生成し、
伸びの低下を招くので0.05〜0.3重量%が最適で
ある。
Inにtcuによる時効硬化性を促進し、強度を向上さ
せるために001重量%以上添加するが、0.15重量
%を越えると強度、伸びいずれも低下するので0、O2
N2.15重社%が最適である。
〈発明の効果〉 以上述べて来た如く本発明の熱処理型鋳物用アルミニウ
ム合金は、JIS合金で適用されろ様な比較的に低温で
の溶体化処理でも十分に溶体化効果が現われ、その後の
焼戻しにより時効硬化をすると共に耐食性にも優れた合
金となる。しかも本発明合金はアルマイI、処理皮膜は
無色であり、又溶接による熱影響を受けても機械的性質
の劣化が殆んど無いので、溶接を伴なう多くの構造用材
料として有用なものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Mg2.5〜6.0重量%、Mn1.0重量%以下
    、Ti0.05〜0.3重量%、B0.02重量%以下
    、Fe1.0重量%以下、Si0.2重量%以下、Be
    0.001〜0.01重量%、Cu0.15〜0.5重
    量%、残部がAl及び不可避不純物から成る熱処理型鋳
    物用アルミニウム合金。 2、Mg2.5〜6.0重量%3、Mn1.0重量%以
    下、Ti0.05〜0.3重量%、B0.02重量%以
    下、Fe1.0重量%以下、Si0.2重量%以下、B
    e0.001〜0.01重量%、Cu0.15〜0.5
    重量%と、0.1〜1.5重量%のZn、0.005〜
    0.10重量%のSn及び0.01〜0.15重量%の
    Inの1種以上を含み、残部がAl及び不可避不純物か
    ら成る熱処理型鋳物用アルミニウム合金。 3、Mg2.5〜6.0重量%、Mn1.0重量%以下
    、Zr0.05〜0.3重量%、Fe1.0重量%以下
    、Si0.2重量%以下、Be0.001〜0.01重
    量%、Cu0.15〜0.5重量%、残部がAl及び不
    可避不純物から成る熱処理型鋳物用アルミニウム合金。 4、Mg2.5〜6.0重量%、Mn1.0重量%以下
    、Zr0.05〜0.3重量%、Fe1.0重量%以下
    、Si0.2重量%以下、Be0.001〜0.01重
    量%、Cu0.15〜0.5重量%と、0.1〜1.5
    重量%のZn、0.005〜0.10重量%のSn及び
    0.01〜0.15重量%のInの1種以上を含み、残
    部がAl及び不可避不純物から成る熱処理型鋳物用アル
    ミニウム合金。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6238495B1 (en) 1996-04-04 2001-05-29 Corus Aluminium Walzprodukte Gmbh Aluminium-magnesium alloy plate or extrusion

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6238495B1 (en) 1996-04-04 2001-05-29 Corus Aluminium Walzprodukte Gmbh Aluminium-magnesium alloy plate or extrusion
US6342113B2 (en) 1996-04-04 2002-01-29 Corus Aluminium Walzprodukte Gmbh Aluminum-magnesium alloy plate or extrusion

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