JPS61170538A - 鋳造用アルミニウム合金 - Google Patents
鋳造用アルミニウム合金Info
- Publication number
- JPS61170538A JPS61170538A JP1321285A JP1321285A JPS61170538A JP S61170538 A JPS61170538 A JP S61170538A JP 1321285 A JP1321285 A JP 1321285A JP 1321285 A JP1321285 A JP 1321285A JP S61170538 A JPS61170538 A JP S61170538A
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- JP
- Japan
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- weight
- casting
- alloy
- elongation
- anodic oxide
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分計〉
・ 本発明は鋳造性に優れ、引張強さ等機械的特性で
十分な値を有すると共に、その陽極酸化皮膜が着色しな
い様な鋳造用アルミニウム合金に関するものである。
十分な値を有すると共に、その陽極酸化皮膜が着色しな
い様な鋳造用アルミニウム合金に関するものである。
(従来の技術〉
従来から陽極酸化皮膜性に優れた中強度の合金としてA
j−Mg系のJIS規格AC7A合金やAI −Mg−
Zn系のAA規格705.1及び707.1が知られて
いるが、これらは陽極酸化皮膜色調、機械的性質、及び
鋳造性に於いてなお問題がある。
j−Mg系のJIS規格AC7A合金やAI −Mg−
Zn系のAA規格705.1及び707.1が知られて
いるが、これらは陽極酸化皮膜色調、機械的性質、及び
鋳造性に於いてなお問題がある。
即ち、λC7A合金では耐力が約okg/m/と低く、
又705.1や707.1合金では僅かであるが陽極酸
化皮膜に着色があると共に鋳造割れも生じ易いという欠
点があった。
又705.1や707.1合金では僅かであるが陽極酸
化皮膜に着色があると共に鋳造割れも生じ易いという欠
点があった。
(本発明が解決しようとする問題点〉
本発明は上述の諸欠点を解消し、陽極酸化皮膜が着色せ
ず、引張強さが30kg/+mJ以上、耐力が20kg
1■J以上、伸びが20%以上であり、又鋳造割れが少
なく湯流れ性に富むと共に耐応力腐食割れ性が高い様な
鋳造用アルミニウム合金を提供せんとするものである。
ず、引張強さが30kg/+mJ以上、耐力が20kg
1■J以上、伸びが20%以上であり、又鋳造割れが少
なく湯流れ性に富むと共に耐応力腐食割れ性が高い様な
鋳造用アルミニウム合金を提供せんとするものである。
〈問題点を解決する為の手段〉
本発明で上記問題解決の為に開発したアルミニウム合金
はZn3〜4.5重量%、Mg2〜4重量%、 Ti0
.05〜0.3重量%、 B0.OOl 〜0.01重
量%、 Bed、 001〜0004重量%、 Cry
、 05〜0.3重量%、 Mn0.05〜0.3重量
%、Cu0.1%以下、残部Aj及び不可避的不純物か
ら成る鋳造用アルミニウム合金である。
はZn3〜4.5重量%、Mg2〜4重量%、 Ti0
.05〜0.3重量%、 B0.OOl 〜0.01重
量%、 Bed、 001〜0004重量%、 Cry
、 05〜0.3重量%、 Mn0.05〜0.3重量
%、Cu0.1%以下、残部Aj及び不可避的不純物か
ら成る鋳造用アルミニウム合金である。
〈作用〉
本発明の鋳造用アルミニウム合金に於ける各種含有成分
の限定理由を次に述べる。
の限定理由を次に述べる。
Znは引張強さと耐力の向上のために3重量%以上添加
するが、4.5重量%を超えると、耐応力腐食割れ性、
耐鋳造割れ性を低下せしめるので、3〜4.5重量%が
最適である。
するが、4.5重量%を超えると、耐応力腐食割れ性、
耐鋳造割れ性を低下せしめるので、3〜4.5重量%が
最適である。
Mgは引張強さの向上及び鋳造割れ防止のために2重量
%以上添加するが、4重量%を超えると伸びおよび鋳物
の押湯性が低下するので2〜4重量%が最適である。
%以上添加するが、4重量%を超えると伸びおよび鋳物
の押湯性が低下するので2〜4重量%が最適である。
Tiは鋳造組織を微細化し、鋳造割れの減少、鋳物の押
湯性の向上、機械的性質の向上のために0.05重量%
以上添加するが、0.3重量%を超えると、粗大なTi
化合物が生成し、伸びの低下を招くので、005〜0.
3重量%が最適である。
湯性の向上、機械的性質の向上のために0.05重量%
以上添加するが、0.3重量%を超えると、粗大なTi
化合物が生成し、伸びの低下を招くので、005〜0.
3重量%が最適である。
BはTiと相俟って鋳造組織を微細化し、さらに押湯性
を高め、より緻密な鋳物を生じせしめる為のもので、0
.001重量%未満ではその効果は不十分であり、また
0、01重量%を超えても、その効果の向上はあまり望
めないので0.001〜0,01重量%とする。
を高め、より緻密な鋳物を生じせしめる為のもので、0
.001重量%未満ではその効果は不十分であり、また
0、01重量%を超えても、その効果の向上はあまり望
めないので0.001〜0,01重量%とする。
Beは溶湯中のMgの酸化防止のために0001重量%
以上添加するが、0.004重量%を超えると、凝固速
度が遅い場合、鋳造した鋳物の表面が黄色に着色するこ
とがあるため、0.001〜0.004重量%が最適で
ある。
以上添加するが、0.004重量%を超えると、凝固速
度が遅い場合、鋳造した鋳物の表面が黄色に着色するこ
とがあるため、0.001〜0.004重量%が最適で
ある。
Cr、 Mnは引張強さ及び、耐力の向上、応力腐食割
れ防止のために0.05重量%以上添加する。しかし、
0.3重量%より多量のCrの添加により、耐鋳造割れ
性及び伸びが低下し、陽極酸化皮膜が黄色を帯びる。ま
た0、3重量%より多量のMnの添加により、耐鋳造割
れ性及び伸びが低下する。このためCrSMnは、それ
ぞれ0.05〜03重量%が最適である。Cuはその含
有量が0.1重量%を超えると陽極酸化皮膜の色調が灰
黒色を帯びるため0.1重量%以下が好ましい。
れ防止のために0.05重量%以上添加する。しかし、
0.3重量%より多量のCrの添加により、耐鋳造割れ
性及び伸びが低下し、陽極酸化皮膜が黄色を帯びる。ま
た0、3重量%より多量のMnの添加により、耐鋳造割
れ性及び伸びが低下する。このためCrSMnは、それ
ぞれ0.05〜03重量%が最適である。Cuはその含
有量が0.1重量%を超えると陽極酸化皮膜の色調が灰
黒色を帯びるため0.1重量%以下が好ましい。
〈実施例〉
次に本発明の実施例を示すが、この実施例は上述した各
種含有成分の量を決めると共に、本発明合金の緒特性を
他の合金と比較する為に、本発明合金の組成範囲外の合
金についても併記している。
種含有成分の量を決めると共に、本発明合金の緒特性を
他の合金と比較する為に、本発明合金の組成範囲外の合
金についても併記している。
実施例1
第1表に示す様に各種組成の合金を得、その合金につい
て求めた各種機械的性質を第2表に示す。
て求めた各種機械的性質を第2表に示す。
筑21!l
上記機械的性質を示す第2表から明らかな如く、比較合
金、従来合金に於いては、引張強さ30kg/m2以上
、耐力20kg/mJ以上及び伸びが20%以上という
条件の全てを満たしているものはないが、本発明合金に
於いては、引張強さ、耐力及び伸び共金て上記の値を満
足している。
金、従来合金に於いては、引張強さ30kg/m2以上
、耐力20kg/mJ以上及び伸びが20%以上という
条件の全てを満たしているものはないが、本発明合金に
於いては、引張強さ、耐力及び伸び共金て上記の値を満
足している。
実施例2
上記第1表に示した合金の中合金No4. No5及び
No9. No1eを除く合金についての陽極酸化皮膜
色調、鋳造割れ長さ、流動長を下記第3表に示す。
No9. No1eを除く合金についての陽極酸化皮膜
色調、鋳造割れ長さ、流動長を下記第3表に示す。
陽極酸化処理は硫酸アルマイトによって行った。
その条件は次の通りである。電解液組成、15%HLS
04.電流密度1.5A/(7rn”、電圧15V、温
度20℃。
04.電流密度1.5A/(7rn”、電圧15V、温
度20℃。
時間40分とした。又鋳造割れ性は外径60mm、内径
35m+s1高さは1g+++鵬のリング上金型に溶湯
を鋳込み、試料に発生する割れ長さの総合計をもって示
した。
35m+s1高さは1g+++鵬のリング上金型に溶湯
を鋳込み、試料に発生する割れ長さの総合計をもって示
した。
流動長は300℃に予熱した渦巻き状金型を用いて測定
した。
した。
第3表
上記第3表の結果によれば比較合金、従来合金において
は、いずれも鋳造割れが認められ、また陽極酸化皮膜が
着色するものがあるのに比べ本合金においては、陽極酸
化皮膜は着色しておらず、鋳造割れも認められない。ま
た湯流れ性も従来合金に比べると本合金はすぐれている
事がわかる。
は、いずれも鋳造割れが認められ、また陽極酸化皮膜が
着色するものがあるのに比べ本合金においては、陽極酸
化皮膜は着色しておらず、鋳造割れも認められない。ま
た湯流れ性も従来合金に比べると本合金はすぐれている
事がわかる。
実施例3
次に合金Nol 〜No4及びNo9、Nol0につい
て行った応力腐食試験の結果を第4表に示す。
て行った応力腐食試験の結果を第4表に示す。
試験は3点支持曲げ定歪法にて連続浸漬により行った。
負荷応力は20kg/a♂とし、90℃のクロム酸液(
36g/j CrO3−30g/l KzCrLO
q−3g、/l NaCj)を用いて行った。
36g/j CrO3−30g/l KzCrLO
q−3g、/l NaCj)を用いて行った。
第4表
この第4表から明らかな如く、本発明合金はAC7AC
18同様に耐応力腐食割れ性に優れている。
18同様に耐応力腐食割れ性に優れている。
〈発明の効果〉
以上述べて来た様に、本発明合金は引張強さ、耐力、伸
びの全てにつき満足する値を有し、耐応力腐食割れ性及
び鋳造性にも優れており、しかもその陽極酸化皮膜は無
着色であるというところから多くの用途がある。
びの全てにつき満足する値を有し、耐応力腐食割れ性及
び鋳造性にも優れており、しかもその陽極酸化皮膜は無
着色であるというところから多くの用途がある。
Claims (1)
- 1、Zn3〜4.5重量%、Mg2〜4重量%、Ti0
.05〜0.3重量%、B0.001〜0.01重量%
、Be0.001〜0.004重量%、Cr0.05〜
0.3重量%、Mn0.05〜0.3重量%、Cu0.
1%以下、残部Al及び不可避的不純物から成る鋳造用
アルミニウム合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1321285A JPS61170538A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | 鋳造用アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1321285A JPS61170538A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | 鋳造用アルミニウム合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61170538A true JPS61170538A (ja) | 1986-08-01 |
Family
ID=11826847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1321285A Pending JPS61170538A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | 鋳造用アルミニウム合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61170538A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030020597A (ko) * | 2001-09-04 | 2003-03-10 | 한국생산기술연구원 | 사출금형용 알루미늄 합금 및 그의 제조 방법 |
-
1985
- 1985-01-25 JP JP1321285A patent/JPS61170538A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030020597A (ko) * | 2001-09-04 | 2003-03-10 | 한국생산기술연구원 | 사출금형용 알루미늄 합금 및 그의 제조 방법 |
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