JPS58107462A - 析出硬化型連続鋳造用鋳型材料 - Google Patents
析出硬化型連続鋳造用鋳型材料Info
- Publication number
- JPS58107462A JPS58107462A JP20663881A JP20663881A JPS58107462A JP S58107462 A JPS58107462 A JP S58107462A JP 20663881 A JP20663881 A JP 20663881A JP 20663881 A JP20663881 A JP 20663881A JP S58107462 A JPS58107462 A JP S58107462A
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- JP
- Japan
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- mold material
- continuous casting
- treatment
- electrical conductivity
- precipitation hardening
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- Continuous Casting (AREA)
- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電磁攪拌装置を設置した鋼略の連続鋳造に用
いる鋳型の材料として好適な諸性質を備えた新規な鋼合
金材料に関する。
いる鋳型の材料として好適な諸性質を備えた新規な鋼合
金材料に関する。
最近、鋼の連続鋳造法に電磁攪拌法が広く採用されつ−
あり、鋳塊の品質敗勢及び高級鋼の連続鋳造をも可能に
している。
あり、鋳塊の品質敗勢及び高級鋼の連続鋳造をも可能に
している。
しかし、従来の鋼等の連続鋳造法に用いる鋳型材は電気
伝導率が100〜80%の高伝導率の鋳を材であるため
、電磁攪拌装置を設置した場合、高電気伝導率により渦
電流損が生じ、このため磁力の減衰が大きく、鋳濠内溶
鋼へ作用する攪拌効果が低減され本欠点があった。
伝導率が100〜80%の高伝導率の鋳を材であるため
、電磁攪拌装置を設置した場合、高電気伝導率により渦
電流損が生じ、このため磁力の減衰が大きく、鋳濠内溶
鋼へ作用する攪拌効果が低減され本欠点があった。
このため従来より、電磁攪拌装置を設置した鋼等の連続
鋳造において、従来の鋳型材としての要求特性である高
温強度、高温伸びを具備し、しかも使用条件によっては
電気伝導率が60〜30%工AC8の低電気伝導率鋳型
材を要求されることがある。
鋳造において、従来の鋳型材としての要求特性である高
温強度、高温伸びを具備し、しかも使用条件によっては
電気伝導率が60〜30%工AC8の低電気伝導率鋳型
材を要求されることがある。
本発明者等は、このような実情に鑑み、電気伝導率を6
0〜30%工AC8の低さに特定すると共に、従来の析
出硬化型材料であるクロム鋼と比較し゛(も、優れた高
温強度および高温伸びを有する高靭性の鋳型材料を開発
すべく鋭意研究し、本発明を完成することができたもの
である。
0〜30%工AC8の低さに特定すると共に、従来の析
出硬化型材料であるクロム鋼と比較し゛(も、優れた高
温強度および高温伸びを有する高靭性の鋳型材料を開発
すべく鋭意研究し、本発明を完成することができたもの
である。
本発明鋳型材料は、重量比でC!r r 0.3〜1.
596. Zr: Q、05〜0.696. A l
t 0.01〜2.0%および残部Cuより構成された
鋼合金材料であって、この銅合金材料に溶体化および時
効の熱処理を与えて、電気伝導率が60〜30%工AC
8の低電気伝導率でしかも従来の析出硬化型材料である
りpム銅と比較して、優れた高温強度・高温伸びを有す
る高靭性を具備させたものである。
596. Zr: Q、05〜0.696. A l
t 0.01〜2.0%および残部Cuより構成された
鋼合金材料であって、この銅合金材料に溶体化および時
効の熱処理を与えて、電気伝導率が60〜30%工AC
8の低電気伝導率でしかも従来の析出硬化型材料である
りpム銅と比較して、優れた高温強度・高温伸びを有す
る高靭性を具備させたものである。
本発明材料の組成成分のうち、Crは高温強度の上昇を
目的に添加され、0.3%以下ではその効果が小さく、
また1、5%以上では添加量の割には高温強度上昇の効
果が少なく、逆に溶湯酸化が激しく鋳造性を悪くしてし
まう。
目的に添加され、0.3%以下ではその効果が小さく、
また1、5%以上では添加量の割には高温強度上昇の効
果が少なく、逆に溶湯酸化が激しく鋳造性を悪くしてし
まう。
Zrは再結晶粒の微細化と高温強度の上昇および高温伸
びを改善するために添加されるが、O,OS%以下では
その効果が小さく、またa6%以上では添加量の割には
効果の向上が少ないうえ、やはり溶湯酸化が激しくなり
、鋳造性が著しく悪くなる。
びを改善するために添加されるが、O,OS%以下では
その効果が小さく、またa6%以上では添加量の割には
効果の向上が少ないうえ、やはり溶湯酸化が激しくなり
、鋳造性が著しく悪くなる。
AIは電気伝導率を小さくすることを目的として會た高
温伸びを改善する目的で添加されるが、電気伝導率を所
望する60〜sO%lAC3にするため−には添加量が
0.01%以下ではその効果が小さく、また2、0%以
上の添加量では電気伝導率が所望する下限のSO%工A
(38以下となってしまうため好ましくない。
温伸びを改善する目的で添加されるが、電気伝導率を所
望する60〜sO%lAC3にするため−には添加量が
0.01%以下ではその効果が小さく、また2、0%以
上の添加量では電気伝導率が所望する下限のSO%工A
(38以下となってしまうため好ましくない。
上記組成の銅合金材料を鍛造後に溶体化処理および時効
処理したものは、60〜30%工AC8の低い電気伝導
率を示し、さらに従来のクロム銅よりも優れた高強度・
高温靭性を示した。
処理したものは、60〜30%工AC8の低い電気伝導
率を示し、さらに従来のクロム銅よりも優れた高強度・
高温靭性を示した。
従って本発明材料は、電磁攪拌装置を設置した鋼噂の連
続鋳造用鋳型材料としては最も適しているものである。
続鋳造用鋳型材料としては最も適しているものである。
次に、本発明の組成をもつ銅合金材料の実施例を挙げ、
同時に従来の析出硬化型材料であるクロム銅を比較例と
して挙げ、それぞれについて同一条件下で鍛造後、溶体
化処理し、時効処理したものの電気伝導率(%工AC!
S)について試験した。
同時に従来の析出硬化型材料であるクロム銅を比較例と
して挙げ、それぞれについて同一条件下で鍛造後、溶体
化処理し、時効処理したものの電気伝導率(%工AC!
S)について試験した。
その結果は次の表に示す通りである。
表 化学組成と電気伝導率
また1、上記実施例および比較例の常温から500℃に
おけ、る高温引張強さ、高温耐力、高温伸びの試験結果
は、第1図ないし第3図に示す通りであった。
おけ、る高温引張強さ、高温耐力、高温伸びの試験結果
は、第1図ないし第3図に示す通りであった。
上記表および第1図ないし第3図から明らかなように、
本発明銅合金材、料は従来のり田ム錆に比べ、電気伝導
率が所望する低電気伝導率60〜30%工AC8にまで
小さくなるのみならず、常温から500℃まで□の高温
でり菅ム銅よりもさらに強度が大きくかつ高い伸びを備
えた靭性の高い材料であることがわかる。
本発明銅合金材、料は従来のり田ム錆に比べ、電気伝導
率が所望する低電気伝導率60〜30%工AC8にまで
小さくなるのみならず、常温から500℃まで□の高温
でり菅ム銅よりもさらに強度が大きくかつ高い伸びを備
えた靭性の高い材料であることがわかる。
第1図ないし第3図はそれぞれ実施例と比較例の常温か
ら500℃における高温引張強さ、高温耐力、高温伸び
の試験結果を示す図。
ら500℃における高温引張強さ、高温耐力、高温伸び
の試験結果を示す図。
Claims (1)
- 重量比でOr ! 0.3i〜1.5%、 Zr:0.
01S〜0.6%、AIo、01〜2.0%および残部
Cuより構成された鋼合金材料であって、この鋼合金材
料に溶体化・時効の熱処理な与えて、電気伝導率が60
〜50%工AC8の低電気伝導率でかつ高強度・高温靭
性を具備させた析出硬化型連続鋳造用鋳型材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20663881A JPS58107462A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 析出硬化型連続鋳造用鋳型材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20663881A JPS58107462A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 析出硬化型連続鋳造用鋳型材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58107462A true JPS58107462A (ja) | 1983-06-27 |
JPS6214020B2 JPS6214020B2 (ja) | 1987-03-31 |
Family
ID=16526667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20663881A Granted JPS58107462A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 析出硬化型連続鋳造用鋳型材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58107462A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58212839A (ja) * | 1982-06-03 | 1983-12-10 | Mitsubishi Metal Corp | 連続鋳造鋳型用Cu合金 |
JPS59229261A (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-22 | Mitsubishi Metal Corp | 連続鋳造用鋳型パネル |
WO2017065071A1 (ja) * | 2015-10-15 | 2017-04-20 | 三菱マテリアル株式会社 | 鋳造用モールド材及びCu-Cr-Zr-Al合金素材 |
WO2017081972A1 (ja) * | 2015-11-09 | 2017-05-18 | 三菱マテリアル株式会社 | 銅合金素材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5884641A (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-20 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 連続鋳造用鋳型材料 |
-
1981
- 1981-12-21 JP JP20663881A patent/JPS58107462A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5884641A (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-20 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 連続鋳造用鋳型材料 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58212839A (ja) * | 1982-06-03 | 1983-12-10 | Mitsubishi Metal Corp | 連続鋳造鋳型用Cu合金 |
JPS6141973B2 (ja) * | 1982-06-03 | 1986-09-18 | Mitsubishi Metal Corp | |
JPS59229261A (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-22 | Mitsubishi Metal Corp | 連続鋳造用鋳型パネル |
JPS6344461B2 (ja) * | 1983-05-23 | 1988-09-05 | Mitsubishi Metal Corp | |
WO2017065071A1 (ja) * | 2015-10-15 | 2017-04-20 | 三菱マテリアル株式会社 | 鋳造用モールド材及びCu-Cr-Zr-Al合金素材 |
WO2017081972A1 (ja) * | 2015-11-09 | 2017-05-18 | 三菱マテリアル株式会社 | 銅合金素材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6214020B2 (ja) | 1987-03-31 |
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