JPS62225878A - 霜の付かない冷却器 - Google Patents

霜の付かない冷却器

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Publication number
JPS62225878A
JPS62225878A JP6778286A JP6778286A JPS62225878A JP S62225878 A JPS62225878 A JP S62225878A JP 6778286 A JP6778286 A JP 6778286A JP 6778286 A JP6778286 A JP 6778286A JP S62225878 A JPS62225878 A JP S62225878A
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JP
Japan
Prior art keywords
cooler
freezer
cooling surface
frost
firs
Prior art date
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Pending
Application number
JP6778286A
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English (en)
Inventor
今野 和義
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は冷却器を内蔵した冷凍庫の霜の付着を防止する
ことに関する。
(従来の技術) 従来の冷凍庫に内蔵されている冷却器は冷却面に霜が付
き、そのまま放置して置くと次第に氷状となり、冷却効
果を大幅に低下させるという欠点があった。従って、こ
の氷を取る為には止むおえず一週間に一度くらいの割で
、庫内のもの出して解氷するということが行われていた
。しかし、庫内の品物を出す事も大変であるが、又出し
た品物の保存場所にも冷凍品であるだけに安易に置く訳
にはゆかず、冷却器の氷を取り除くことは大変に面倒な
仕事であった。
この為、冷却器の外部の冷却面に対向して、ニクローム
線を付け、電気で700℃に加熱して遠赤外線を放射さ
せて、冷却面に付く氷を解かす方法(公開特許公報 昭
60−235981)が行われているが、氷を解かす熱
源と装置が必要である。
又、冷凍庫内で加温することは、冷却効果を著しく悪く
するという欠点があった。
本発明の常温で遠赤外線を放射するセラミックを用いて
、冷却器の冷却面に付く霜を防止した例は過去にない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はこれらの欠点を無くし、熱源を用いないで、冷
却器の冷却面に霜が付着する事を防止しようとするもの
である。
(問題を解決しようとする手段) 本発明は、これらの欠点をなくすために鋭意研究した結
果、常温で遠赤外線を放射するセラミックス(以下、F
IRSと略す)を見出し完成したものである。
此で詳しく遠赤外線について説明すると、赤外線という
のは、0.76〜1000■、の波長全体を称し、0.
76〜4■、を近赤外線と呼び、4〜1000■、を遠
赤外線と呼んで区別している。
この遠赤外線を得る方法としては 従来、セラミックス
を加熱して得ていたので、その利用法に於いても、低温
で使用するには熱効率の面で難点があった。
特に、冷却器の冷却部の霜の付着を防止することに利用
する遠赤外線は、どの波長が最も良いかを色々の波長を
出す、FIRSを用いて実験を行い、8〜14■ の波
長の遠赤外線が最も効果がある事を見出したものである
従って、FIRSならば、冷却器の冷却面の霜の付着を
防止する作用があると言うものではなく、常温で8〜1
4■ の波長の遠赤外線を多量に放射するセラミックス
、例えば、サプライコントロール(株)の商品名「セラ
ヒート」を用いると霜の付着を防止することが出来るの
である。
又、FIRSの厚さは5mm以上ないと霜の付着防止の
効果が弱い事を見出した。
通常用いるFIRSの厚さは10〜20mmあれば十分
である。
冷却器に対向して付けられたFIRSは、冷却器の冷却
面の霜の付着を防止するだけでなく、冷凍庫内の温度分
布を均一にする作用と、冷凍庫の中に入れた品物を内部
から、短時間で冷却する作用のある事を見出した。
本発明について、さらに詳しく図面で説明すると、次の
様になる。
実施例 1 第1図に於いて、冷凍庫1、に内蔵されている冷却器2
の冷却面3に対向してFIRS4を付ける。
FIRS4の厚さは10mmとし、冷却器2の冷却面3
の大きさと同じにする。そして、冷却器2を−40℃、
24時間冷却したが、冷却面3には霜が付かなかった。
実施例2 第2図、第3図に於いて、冷凍庫1に内蔵されている冷
却器2の冷却面3に対向してFIRS4を付けて、それ
の厚さは5mmとし、冷却器2の冷却面3の大きさと同
じにする。冷却器5、6、7、は冷却器にと全く同様の
構造とし、冷凍庫1の四面を囲んでいる。この冷凍庫1
の各点をA,B,C,D,E,F,G,H,I,J,と
し、冷却器2、5,6,7,を−20℃にして内部の温
度を測定した。又、この中に″かまぼこ″を入れその表
面と内部の温度を測定した。
その結果が第4図、第5図であり、冷凍庫1の内部の温
度差も低く、″かまぼこ″の中心部との差が初めから少
い。参考までに第6図で、FIRSを付けない冷凍庫内
の″かまぼこ″の温度を示したが、表面温度と中心部の
温度が一致するには、約四時間を要する。
(目的と効果) 本発明の冷凍庫に内蔵されている冷却器の冷却面には、
対向して、FIRSが取付けられているので、冷却器の
冷却面には霜が付かず、従って、長く使用していても冷
却器の冷却面に氷が付着し、冷却効果を大幅に低下させ
たり、氷を除去するため、冷凍庫内の品物を取り出して
から、冷凍庫内を暖めて氷を除去するという面倒な仕事
をする必要がない。又、FIRSを通して出される遠赤
外線は冷凍庫内の温度を均一にし、冷凍する品物を短時
間で冷却する作用があるので、冷却器の冷却面に対向し
て付けるFIRSの効果は非常に大きいと言うことが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の冷却器を内蔵した冷凍庫を車に設置し
、内部を見た図である。第2図は冷凍庫の半面図である
。第3図は冷凍庫の正面図である。 第4図は冷凍庫内の各点の温度と時間の関係を示した図
である。第5図は本発明の冷凍庫に″かまぼこ″を入れ
、時間によるその表面と中心との1温度変化を示した図
である。第6図は従来の冷凍庫に″かまぼこ″を入れ、
時間によるその表面と中心との、温度変化を示した図で
ある。 1は冷蔵庫、2は冷却器、3は冷却面、4はFIRS、
5,6,7は冷却器、A,B,C,D,E,F,G,H
,I,Jは冷凍庫内部の温度測定位置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷却器の冷却面に対向して、常温で8〜14μの
    波長を出す遠赤外線放射セラミックスを付け、冷却器の
    外部冷却面に霜の付着を防止する事を特徴とする冷凍庫
    の冷却器。
  2. (2)遠赤外線放射セラミックスの厚みが5mm以上あ
    る特許請求範囲第1項記載の冷凍庫の冷却器。
  3. (3)冷凍庫が車に乗せられ冷凍車として使われている
    特許請求範囲第1項記載の冷凍庫の冷却器。
JP6778286A 1986-03-26 1986-03-26 霜の付かない冷却器 Pending JPS62225878A (ja)

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JPS62225878A true JPS62225878A (ja) 1987-10-03

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JP6778286A Pending JPS62225878A (ja) 1986-03-26 1986-03-26 霜の付かない冷却器

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JP (1) JPS62225878A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6454186A (en) * 1987-08-24 1989-03-01 Toyo Seikan Kaisha Ltd Frost preventive method in cold heat apparatus
JPH0583681U (ja) * 1992-04-10 1993-11-12 一夫 高山 着霜防止装置
WO2010150469A1 (ja) * 2009-06-23 2010-12-29 ダイキン工業株式会社 輸送用冷凍装置

Cited By (4)

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JP2011007369A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Daikin Industries Ltd 輸送用冷凍装置

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