JPS6222078Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6222078Y2 JPS6222078Y2 JP6693180U JP6693180U JPS6222078Y2 JP S6222078 Y2 JPS6222078 Y2 JP S6222078Y2 JP 6693180 U JP6693180 U JP 6693180U JP 6693180 U JP6693180 U JP 6693180U JP S6222078 Y2 JPS6222078 Y2 JP S6222078Y2
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- Japan
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- ferrite core
- board
- substrate
- heating coil
- mounting
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- Expired
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- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は加熱コイル，加熱コイル保持用の基板
および磁束集束用のフエライトコアを備えた誘導
加熱調理器に関するものである。
および磁束集束用のフエライトコアを備えた誘導
加熱調理器に関するものである。
従来、高周波磁束により、家庭用金属鍋などを
誘導加熱する誘導加熱調理器において、加熱コイ
ルは、金属製鍋を載置する上板の下部に配置さ
れ、加熱コイル載置台の上に保持されていた。こ
の加熱コイル載置台は、セラミツク又はアスベス
トなどの無機質の平板に接着されているものであ
るため、加熱コイルの放熱が悪く、また平面に対
する歪みが大きく、加熱コイルと鍋との距離が一
定にならないなどの欠点があつた。
誘導加熱する誘導加熱調理器において、加熱コイ
ルは、金属製鍋を載置する上板の下部に配置さ
れ、加熱コイル載置台の上に保持されていた。こ
の加熱コイル載置台は、セラミツク又はアスベス
トなどの無機質の平板に接着されているものであ
るため、加熱コイルの放熱が悪く、また平面に対
する歪みが大きく、加熱コイルと鍋との距離が一
定にならないなどの欠点があつた。
本考案は以上の欠点を解消したもので、以下、
図面に従がいその一実施例について詳細に説明す
る。
図面に従がいその一実施例について詳細に説明す
る。
図において、１は樹脂製で略平板状の基板であ
る。２は基板１に形成された放熱孔、３は基板１
の中央部にて上方へ突出する円形状のリブ、４は
基板１の中央部に形成された鍋検知用磁石収納ケ
ース、５はリブ３の周囲にて基板１に形成された
配線孔、６は基板１の表面に形成された取付孔で
ある。７は基板１の外周部に形成された温度検出
器取付部、７′はその取付孔である。８は基板１
の裏面に間隔をおいて放射状に形成された補強用
リブであり、補強用リブ８ａ，８ｂよりなり、フ
エライトコア取付用の取付部９を構成している。
１０は基板１の裏面中央部に形成された鍋検知用
スイツチ取付部である。１１は加熱コイルであ
り、略ドーナツ状をなし、内周縁を円形状のリブ
３の外周に位置するようにして基板１に載置保持
され、ワニス等により接着してある。なお、リブ
３はワニス等の異物が鍋検知用磁石収納ケース４
に侵入するのを阻止するが、リブ３とリブ３の間
に溝部３′を形成することにより、より一層、異
物の侵入を阻止することができる。また、加熱コ
イル１１のリード線１１は配線孔５を通して下方
に導出してある。１２は磁石、１３は磁石１２を
囲む磁石カバーであり、磁石収納ケース４内に収
納されている。磁石カバー１３の下部には突起部
１３′が設けてある。この突起部１３′は鍋検知用
スイツチ１４の操作部１４′を押圧するためのも
のである。すなわち、鉄系の金属製鍋が加熱コイ
ル１１上の上板（図示せず）に置かれると、磁石
１２に吸引力が働らいて上昇し、磁石カバー１３
の突起部１３′が鍋検知用スイツチ１４を閉じ
る。１５はフエライトコアであり、基板１の下部
のフエライトコア取付部９に位置決めして配置さ
れており、加熱コイル１１の高周波磁束が、下方
に広がるのを遮蔽して防止している。取付孔６は
フエライトコア１５の延長線上を除く基板１の表
面に形成してある。
る。２は基板１に形成された放熱孔、３は基板１
の中央部にて上方へ突出する円形状のリブ、４は
基板１の中央部に形成された鍋検知用磁石収納ケ
ース、５はリブ３の周囲にて基板１に形成された
配線孔、６は基板１の表面に形成された取付孔で
ある。７は基板１の外周部に形成された温度検出
器取付部、７′はその取付孔である。８は基板１
の裏面に間隔をおいて放射状に形成された補強用
リブであり、補強用リブ８ａ，８ｂよりなり、フ
エライトコア取付用の取付部９を構成している。
１０は基板１の裏面中央部に形成された鍋検知用
スイツチ取付部である。１１は加熱コイルであ
り、略ドーナツ状をなし、内周縁を円形状のリブ
３の外周に位置するようにして基板１に載置保持
され、ワニス等により接着してある。なお、リブ
３はワニス等の異物が鍋検知用磁石収納ケース４
に侵入するのを阻止するが、リブ３とリブ３の間
に溝部３′を形成することにより、より一層、異
物の侵入を阻止することができる。また、加熱コ
イル１１のリード線１１は配線孔５を通して下方
に導出してある。１２は磁石、１３は磁石１２を
囲む磁石カバーであり、磁石収納ケース４内に収
納されている。磁石カバー１３の下部には突起部
１３′が設けてある。この突起部１３′は鍋検知用
スイツチ１４の操作部１４′を押圧するためのも
のである。すなわち、鉄系の金属製鍋が加熱コイ
ル１１上の上板（図示せず）に置かれると、磁石
１２に吸引力が働らいて上昇し、磁石カバー１３
の突起部１３′が鍋検知用スイツチ１４を閉じ
る。１５はフエライトコアであり、基板１の下部
のフエライトコア取付部９に位置決めして配置さ
れており、加熱コイル１１の高周波磁束が、下方
に広がるのを遮蔽して防止している。取付孔６は
フエライトコア１５の延長線上を除く基板１の表
面に形成してある。
この取付孔６にビス等の取付具を螺合して、下
方のシヤーシ（図示せず）等に基板１を固定する
ことができる。
方のシヤーシ（図示せず）等に基板１を固定する
ことができる。
上記構成において、加熱コイル１１に高周波電
流を流すと磁界（磁束）が発生し、加熱コイル１
１上の上板（図示せず）に載置された金属製鍋に
うず電流を発生させ、加熱する。加熱コイル１１
により発生した磁束はフエライトコア１５に集中
され、フエライトコア１５より下方にはほとんど
生じない。そして、磁束はフエライトコア１５に
集束されるのでフエライトコア１５の延長線上に
も磁束が生ずるが、ビス等の取付具が螺合される
基板１の取付孔６がフエライトコア１５の延長線
上を除いて形成されているため、取付具にうず電
流が生ずることなく発熱しない。従つて、取付孔
６周縁部が熱溶解して基板１とシヤーシとの固定
ができなくなつてしまうようなことがなく、基板
１をシヤーシに確実に固定しておくことができ
る。また、取付具が発熱しないので、器体内部の
温度上昇を抑えることができる。
流を流すと磁界（磁束）が発生し、加熱コイル１
１上の上板（図示せず）に載置された金属製鍋に
うず電流を発生させ、加熱する。加熱コイル１１
により発生した磁束はフエライトコア１５に集中
され、フエライトコア１５より下方にはほとんど
生じない。そして、磁束はフエライトコア１５に
集束されるのでフエライトコア１５の延長線上に
も磁束が生ずるが、ビス等の取付具が螺合される
基板１の取付孔６がフエライトコア１５の延長線
上を除いて形成されているため、取付具にうず電
流が生ずることなく発熱しない。従つて、取付孔
６周縁部が熱溶解して基板１とシヤーシとの固定
ができなくなつてしまうようなことがなく、基板
１をシヤーシに確実に固定しておくことができ
る。また、取付具が発熱しないので、器体内部の
温度上昇を抑えることができる。
また、加熱コイル１１およびフエライトコア１
５が、それぞれ、基板１に一体形成された円形状
のリブ３およびフエライトコア取付用の取付部９
で位置決めされ、組立てが容易であるとともに、
これらのリブ３、取付部９が基板１の補強部材と
して機能し、基板１の強度向上が図られる。
５が、それぞれ、基板１に一体形成された円形状
のリブ３およびフエライトコア取付用の取付部９
で位置決めされ、組立てが容易であるとともに、
これらのリブ３、取付部９が基板１の補強部材と
して機能し、基板１の強度向上が図られる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、基板をシヤーシ等に取付けるための取付孔
を、フエライトコアの延長線上を除く基板の表面
に形成したので、取付孔に螺合されるビス等の取
付具が発熱せず、基板とシヤーシ等との固定が確
実であるとともに、加熱コイルやフエライトコア
を位置決めするリブ、取付部を基板に一体形成し
たので基板の強度が向上し、変形を防止できるな
ど、その実用的価値は大なるものである。
ば、基板をシヤーシ等に取付けるための取付孔
を、フエライトコアの延長線上を除く基板の表面
に形成したので、取付孔に螺合されるビス等の取
付具が発熱せず、基板とシヤーシ等との固定が確
実であるとともに、加熱コイルやフエライトコア
を位置決めするリブ、取付部を基板に一体形成し
たので基板の強度が向上し、変形を防止できるな
ど、その実用的価値は大なるものである。
第１図は本考案の一実施例における誘導加熱調
理器の基板の斜視図、第２図は同裏面図、第３図
は同加熱コイル部構造を示す断面図である。 １……基板、２……放熱孔、３……リブ、６…
…取付孔、９……フエライトコア取付部。
理器の基板の斜視図、第２図は同裏面図、第３図
は同加熱コイル部構造を示す断面図である。 １……基板、２……放熱孔、３……リブ、６…
…取付孔、９……フエライトコア取付部。
Claims (1)
- 樹脂製で略平板状の基板と、この基板上に保持
される加熱コイルと、前記基板の裏面に取付けら
れる複数本のフエライトコアとを備え、前記基板
は、中央部には上方へ突出した円形状のリブを形
成し、裏面には間隔をおいて放射状に複数個のフ
エライトコア取付部を形成してなり、前記加熱コ
イルを前記円形状のリブの外周に位置して前記基
板上に配置し、前記フエライトコア取付部にフエ
ライトコアを取付け、かつ前記基板の表面に前記
フエライトコアの延長線上を除く位置に取付孔を
形成した誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6693180U JPS6222078Y2 (ja) | 1980-05-15 | 1980-05-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6693180U JPS6222078Y2 (ja) | 1980-05-15 | 1980-05-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56167490U JPS56167490U (ja) | 1981-12-11 |
| JPS6222078Y2 true JPS6222078Y2 (ja) | 1987-06-04 |
Family
ID=29660976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6693180U Expired JPS6222078Y2 (ja) | 1980-05-15 | 1980-05-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6222078Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07102172B2 (ja) * | 1988-11-16 | 1995-11-08 | 松下電器産業株式会社 | 誘導加熱炊飯器 |
| JPH0728800B2 (ja) * | 1990-07-02 | 1995-04-05 | 松下電器産業株式会社 | 炊飯器 |
-
1980
- 1980-05-15 JP JP6693180U patent/JPS6222078Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56167490U (ja) | 1981-12-11 |
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