JPS6221566A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPS6221566A
JPS6221566A JP16237585A JP16237585A JPS6221566A JP S6221566 A JPS6221566 A JP S6221566A JP 16237585 A JP16237585 A JP 16237585A JP 16237585 A JP16237585 A JP 16237585A JP S6221566 A JPS6221566 A JP S6221566A
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cassette
sheet
ink
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/32Detachable carriers or holders for impression-transfer material mechanism

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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用範囲〕 本発明は、転写すべきインクを担持したインクシートを
用いて、このインクを情報信号に応じて記録シートに転
写することによって、記録シートに情報に応じた画像を
記録する記録装置に関する。ここで記録装置としては、
例えば所謂ファクシミリ装置・電子タイプライタ−(E
TW)  ・プリンタあるいはワードプロセッサー等が
含まれる。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕以下
、記録装置としてファクシミリ装置を例にあげて説明す
る。
従来のファクシミリ装置の一例を第1図に示す。
従来のファクシミリ装置においては、一般的に記録紙5
に重ねられるインクシート1として、第1図に示すよう
に巻き芯2に巻かれたロール状のものが用いられていた
。そこで、ロールから巻きほどかれたインクシートlは
テンションローラ6を経てサーマルヘッド3とプラテン
ローラ4との間に導かれ、更にテンションローラ7を経
て巻取軸8に巻き取られる。
一方記録紙5は、インクシー)1の下側に重ねられるよ
うにサーマルヘッド3とプラテンローラ4との間を導か
れる。このようにしてインクシート1と記録紙5とをサ
ーマルヘッド3とプラテンローラ4との間に挟んで搬送
させながら熱転写による記録が行なわれる。
そこでこのような構造を採用すると、ロール状に巻かれ
たインクシートlを装置の利用者が回りの部材が近接す
る狭い空間を第1図に示したように掛は回さなければな
らず、インクシートの装着が極めて煩雑な操作となる。
そこで実開昭59−26360号公報(1982年8月
12日、日本国出願、1984年2月18日公開)に記
載されたように、上側フレームを上方に回動させ、次に
転写リボンロールな下側フレームにセットしてこの転写
リボンロールから転写リボンをガイドレール、サーマル
ヘッドおよび転写リボン送りローラ」二に乗せ、」−側
フレームと下側フレームとを閉止させる熱転写印刷装置
が知られている。
しかしながらこの装置では、転写リボンはロール状であ
り、しかもこのロール状の転写リボンは下側フレームに
設けられており、ロール状の転写リボンを下側フレーム
に対して着脱する必要があった。しかも、転写リボンは
サーマルヘッド」二を這わせて本体へ装着しなければな
らないので、装着する際に転写リボンを損傷しないよう
に、あるいはサーマルヘッドを汚さないようにしなけれ
ばならず操作が面倒であった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、インクシートの着脱操作を容易に行な
うことのできる記録装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、インクシートを本体へ装着する際
に、インクシートにしわや損傷を生ずることのない記録
装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、転写すべきインクを担持し
たインクシートと、該インクシートを支持する支持部材
とを一体に有するインクシートカセットの着脱操作を容
易に行なうことのできる記録装置を提供することにある
本発明の他の目的は、記録シートの着脱操作あるいはジ
ャム処理さらに修理等のメンテナンスを容易に行なうこ
とのできる記録装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、記録シートに情報信号に応じた画像を記録す
る画像記録装置において、記録シートを保持する記録シ
ート保持手段と、該記録シート保持手段に保持された記
録シートを搬送する搬送手段と、該搬送手段によって搬
送される記録シートを保持する保持部材と、を有する第
一筐体と、該第一筐体に対して分割開放可能な第二筐体
が、転写すべきインクを担持したインクシートと、該イ
ンクシートを支持する支持部材とを一体に有して装置本
体から着脱可能なインクシートカセットを装填するイン
クシートカセット装填部と、上記第一筐体が第二筐体か
ら開放された際にもインクシートカセットの自重に抗し
てインクシートカセットの装填状態を維持するとともに
着脱可能な状態で上記装填部にインクシートカセットを
係止する手段と、情報信号に応答して記録動作を行なう
記録ヘッドと、を有して、第一筐体が第二筐体から開放
した状態で第二筐体からインクシートカセットを着脱す
ることを特徴とするものである。
〔実施例〕
まず本発明の一実施例を適用したファクシミリ装置に用
いることのできるインクシートカセットの一例を示す。
第2図(A)はインクシートカセットの斜視図、第2図
(B)はその側断面図、第2図(C)はその正面断面図
である。
図において、インクシートカセット9は合成樹脂を一体
成形したもので、基板9fの左右の両端部には、インク
シート1を装着するための断面が円孤状の膨出部9a・
9bが設けられている。またこれら膨出部9a・9bの
内側の側壁の下方に切欠き部9C・9dが設けられてお
り、膨出部9a・9b間にわたって装着したインクシー
ト1の通路を形成する。さらにこの基板9fには、膨出
部9a・9b間に開口9eが設けられており、後述する
通り、記録ヘッドがプラテンローラとの間でインクシー
ト1と記録シートとを重ね合せて押圧するのを可能とす
る。
ここで一方の膨出部9aの長手方向の両側板98にはス
ピンドルlOが回転自在に軸承されており、これらスピ
ンドル10a、10bによって未使用のインクシートが
巻かれた供給軸2が保持されている。また、他方の膨出
部9bの長手方向の両側板9hにもスピンドルloa・
10bがそれぞれ回転自在に軸承されており、両者間に
使用後のインクシートを巻き取る巻取軸11が保持され
ている。そして、供給軸2にロール状に巻かれたインク
シート1は膨出部9aの切欠部9cから導き出され切欠
き部9dを通過して担持したインクを記録シートへ転写
した後巻取軸11に巻き付けられている。
なお、このインクシート1は像を記録するシートの全幅
にわたって重なるよう幅広のものが用いられる。
そこでインクシートカセット9は、ファクシミリ装置の
所定位置に着脱可能に装着されることによって、供給軸
2及び巻取軸11が本体側から駆動を受けて回転し、内
蔵するインクシート1を供給軸2から繰り出して巻取軸
11に巻取られる。
なお膨出部9a・9bの外壁にはその長手方向に沿って
レール91・9jが設けられており、本体側の略「コ」
の字型のレール上をこのレール91・9jが摺動するこ
とによって、インクシートカセット9は本体に着脱可能
である。
次に、上記インクシートカセット9が装着されたファク
シミリ装置の一例を説明する。第3図は装置が閉じた状
態を示す断面図、第4図は装置が開放した状態を示す断
面図、第5図はその外観斜視図である。
木実施例では、原稿画像を読取る読取り機構R及び原稿
を搬送する原稿自動搬送機構Fそして記録シートの装填
部23及び搬送機構Xが主筐体40に設けられている。
そして、記録シートに情報に応じた画像を記録する記録
機構Wが、この主筐体40に対して軸19を中心にして
上方へ回動可能で原稿台カバー17を有する上部筐体4
0 ’bに集約されている。
まず主筐体40に設けられている、原稿画像を読取る読
取り機構Hについて、原稿台カバー17と関連して説明
する。
はじめに、原稿を読取部へ搬送する搬送機構について説
明する。17は原稿台カバーで、軸19を中心にして主
筐体40に対して上方へ回動して開放できるとともに、
読取り機構Rに対して原稿搬送方向の上流側に設けられ
ている。
そこでこのカバー17上に読取るべき原稿面を下向きに
して原稿Oを載置する。この際に、力バー17に設けら
れ原稿の幅にあわせて移動可能な原稿幅ガイドに沿って
、原稿をカバー17上に載置すれば良い。次にカバー1
7上に載置された原稿Oは、フィーダ一部32・分離部
33・搬送部34及び排出部35からなる原稿自動供給
装置Fによって自動的に読取部41に至り、原稿面を読
取り後原稿トレイ27上に排出される。即ち、フィーダ
一部32は角型ローラ32aと圧接ローラ32bかなら
り、ローラ3′2aが回転(矢示方向)することによっ
て原稿束をしごいて一枚宛分離され易い状態にして分離
部33に送り出す。分離部33に到達した原稿は、摩擦
片33aとローラ33b(矢示方向に回転する)との協
働作用によって1枚宛分離される。次に1枚宛分離され
た原稿は、搬送ローラ対35a・35b間で挾持されて
さらに搬送され、後述する読取り部41としての露光位
置を通過後、排出ローラ対35a・35bにより原稿ト
レイ27(図示を一部省略)上に排出される。
さて上記自動原稿供給装置Fによって搬送された原稿O
は、その原稿像が搬送部34と排出部35間の露光位置
41で光源28により照射され、その反射光がミラー3
1a1131bを介してレンズ25により集光されCD
D等の読取素子26上に結像することによって読取られ
る。
そしてこの読取素子26上に結像された反射光像は、公
知の手段によって情報信号に変換される。この情報信号
は、同一の装置内のあるいは他の装置に設けられた記録
部に送信されて記録シート5上に像を記録する。
さらに主筐体40には、ロール状記録シート5の装填部
23及び記録シート搬送機構Xが設けられている。
すなわち装填部23は、未使用状態の最大径のロール状
記録シート5を収納するのに十分な大きさを有する柄状
で、原稿台カバー17の下方に設けられている。またこ
の装填部23の両側板(図示せず)には、ロール状記録
シート5を巻回する芯部5aを着脱可能に位置決めして
取付ける取付は手段(図示せず)が設けられている。そ
らに、この装填部23の出口側には、シート5を案内す
るガイド43、回転駆動しつつシート5を案内するプラ
テンローラ4、サラにガイド20及び搬送ローラ対22
が設けられており、シート搬送機構Xが構成している。
ここでプラテンローラ4はゴム製で、後述する記録ヘッ
ド3によって押圧されるインクシートlと記録シート5
を保持するものである。そこで、情報信号に応じた記録
ヘッド3の作動によって発熱素子3aが発熱して、この
熱によってインクシート1に担持されたインクが溶融し
て記録シート5上へ転写されて、シート5に像が記録さ
れる。
なお21はカッターで、記録済みシート5を所望の位置
で切断するものである。また24は電源装置である。
次に画像記録機構Rについて説明する。
本実施例では、画像記録機構Rを構成するインクシート
カセット9の装填部44及び記録へラド5が原稿台カバ
ー17を上部に有する」二部筐体41bに設けられてい
る。
まず原稿台カバー17を有する」二部筐体41bの開閉
機構について説明する。
本実施例では、カバー17を有する筐体41bは原稿搬
送方向に対して下流側に設けられた軸19を中心にして
上方へ回動可能である。この軸19の端部にはレバー1
9aが固設されてお’J、このし/<−19aの他端は
スプリング19bによって引っ張られている。またこの
カバー17側の筐体41bにはロックレバ−17bが設
けられており、このレバー17bの先端が主筐体40の
溝部40aに係合することによって、カバー17はスプ
リング19bの弾性力に抗して画像記録が可能な閉鎖状
態を維持する(第3図)。そしてこのレバー17bを反
時計方向へ回動させて溝部40aとの係合状態を解除す
れば、カバー17はスプリング19bの弾性力によって
上方へ回動してモーメントが均合った位置で開放状態を
維持する(第4図)。
次にカバー17に設けられたインクシートカセット9の
装填部45及び記録ヘッド3について説明する。
装填部45は、カバー17の内側に固定されたアッパー
ベース13に設けられており、奥側の側板17aから手
前側にわたって、カセット9を装着するのに十分な空間
を有しており、その両端には奥側から手前側にわたって
略「コ」の字形のレール45a・45bが固設されてい
る。そこで、このレール45a−45b上をカセット9
のレール91・9jが摺動すれば、カセット9は装填部
45に装着されるし、またこの装填部45から取り外す
ことができる。そして装填部45に装着されたカセット
9は、地装着部45の手前側に設けたレバー45C(二
点鎖線で示す)を反時計方向へ回動することによって装
填部45に位置決めロックされる。またレバー45Cを
時計方向へ回動させて、カセット9の着脱経路から退避
させることによって、カセット9は装填部45からスラ
スト方向へ(手前側へ)抜き出すことができる。
次に記録ヘッド3について説明する。
記録ヘッド3は、プラテンローラ4と対向する位置に情
報信号に応じて発熱する発熱素子3aがライン状に埋め
込まれている。この記録ヘッド3は、ヘッドホルダー1
6を支持して、装填部45の奥外側に設けられた腕16
aを介して軸29を中心にして回動可能にアッパーベー
ス13側に装填部45の上方に位置して設けられている
。また29aはストッパーで、腕16aの下方へ回動を
規制する。これによって本体が開放した状態では、イン
クシートカセット装填部45に装填されたインクシート
カセット9のインクシートlと記録ヘッド3とは離隔状
態となる。
またヘッドホルダ16の自由端例の上面側には、ヘッド
プレスアラーム14が軸14aを介して回動自在に取り
付けられており、このヘッドプレスアラーム14と装置
の固定部との間にはスプリング15が張架されている。
そこで、ヘッドプレスアラーム14は第3図中反時計方
向の回動力を与えられており、サーマルヘッド3にプラ
テンローラ4に接する方向への押圧力を与えている。こ
こでライン状の発熱素子3a・インクシート1及び記録
シート5の幅について説明すると、ライン状の発熱素子
3aとシート5はほぼ同幅で、シート1はシート5より
広い幅(通常2〜6 m m )である。
なお、16bは紙ガイドで、サーマルヘッド3の下側に
湾曲して設けられており、シート5をサーマルヘッド3
の発熱部3aへ案内する。
以上の構成において、インクシートカセット9及び記録
シート5の本体への着脱操作について次に述べる。
まずインクシートカセット9及び記録シート5を本体へ
装填する方法について述べる。
最初に、本体の前扉46及び後扉47をヒンジ(図示せ
ず)を中心に回動(第5図矢示方向)して開く。次にロ
ックレバ−17bを溝部40aから解除してスプリング
19bの弾性力によってカバー17を上方へ開放する(
第4図)。そして、本体レール45a・45b」―をカ
セット側のレール91φ95を摺動させて、スラスト方
向へカセット9を押し込む。このセット作業の際に、操
作者がヘッドホルダ16を介してサーマルヘッド3を持
ち上げさえすれば、装填部45の下方は大きな空間とな
り、記録シート5の搬送経路あるいはプラテンローラ4
からも大きく離隔されるので、インクシート1を損傷す
ることなくカセット9の装着を行なうことができる。カ
セット9は装填部45へ装着後、レバー45cを反時計
方向へ回動すれば(第3図に示す位置)装填部でロック
される。
その後、カバー17(上部筐体40b)を下方へ回動し
て、レバー17bを溝部40aに係止すれば、主筐体4
0に対してカバー17(J二部筐体40b)が閉じて本
体は作動状態となる。
すると、プラテンローラ4が装填部45に装着されたカ
セット9の開口9eからカセット9内へ侵入して、主筐
体40側の記録シート5と力セット9に内蔵したインク
シートlとを全幅にわたって重ね合せて記録ヘッド3と
圧接状態となる。すなわち、インクシートlが記録ヘッ
ド3とプラテンローラ4との間で記録シート5の上側に
重なり、第3図に示すようにインクシートlと記録シー
ト5とはプラテンローラ4と接する部分を頂点として山
型状に屈曲され、インクシート1のたるみを取った状態
でセットされる。またロール状の記録シート5は、装填
部23に落し込まれた後、プラテンローラ4・ガイド2
0間・ローラ22間・カッター21間へ導びかれる。
一方記録ヘッド3は、膨出部9a・9bの間からスプリ
ング15の弾性力によってインクシート1と記録シート
5とを挟んだ状態でプラテンローラ4に押圧する。
以上のような構造のもとに装置がスタートすると、駆動
系(図示せず)により巻取軸11゜プラテンローラ4.
排紙ローラ対22等が駆動待機状態となり原稿の読み取
りが開始される。
そして、読取信号にしたがってサーマルヘッド3の発熱
素子3aが発熱し、インクシート1に担持されたインク
が記録シート5上に転写されて記録が行なわれる。
記録が終了したインクシー)1と記録紙5はガイド板2
0の一端の分離部30により分離され、インクシート1
は巻取軸11に巻き取られる。また記録紙5はガイド板
20−20間を通り、排紙ローラ対22・22により排
紙され、記録が全て終了した後カッター21・21によ
り切断され装置外部へ排出される。
一方、記録シート5やカセット9の交換時には、第4図
に示すように上部筐体40bを構成するアッパーベース
13を原稿台カバー17と共に軸19を中心として反時
計方向に回動させる。
すると、カセット9もプラテンローラ4側から離れ、記
録シート5とインクシートlとは大きく離れる。この際
に、レール45a−45bはインクシートカセット9の
自重に抗して、インクシートカセット9の装填部45へ
の装着状態を維持する。
そこで、レバー45cを時計方向へ回動してロック状態
を解除した後、カセット9をレール45a争45b上を
摺動させてスラス;・方向へ引き出せば、カセット9は
装填部45から簡単に取り外すことができる。このカセ
ット9の取り外し作業の際にもセット作業の際と同様に
、サーマルヘッド3を持ち上げさえすれば、取り外し作
業は円滑にすすむ。またロール状記録シート5は、装填
部23から取り出せば良い。なお第5図中0.P、は操
作パネルである。
さらに他の実施例を示す。
本実施例は、スラスト方向と垂直方向(第9図矢示Xψ
Y方向)に着脱可能なインクシートカセットおよび該カ
セットを着脱可能なファクシミリ装置に関するものであ
る。
まずインクシートカセットについて、第6図(A)・(
B)・ (C)および第7図を用いて説明する。
第6図(A)はその左側面図、第6図(B)は本実施例
のカセットの平面図、第6図(C)はその右側面図、第
7図はその部分断面図である。
図において、50−51はカセット側板で、この側板5
0・51をはさみ込むように両側板50・51の外側か
ら支軸52・53を供給すべきインクシートを巻回した
ロール54のコア55及び使用後のインクシートを巻取
ったロール56のコア57に圧入している。そこで、巻
取りインクシートロール56及び供給インクシートロー
ル54はカセッ)C内に回転自在に取付けられている。
なお、支軸52の周面にはギヤ52aが設けられており
、本体へカセットCを装着した際に本体側の駆動系と噛
合して、両ロール54・56を回転する。これによって
インクシートlは供給インクシートロール54から巻取
りインクシートロール56へ巻取られる。
さらにこのカセットCには、分離ローラ58およびガイ
ドシャフト59がそれぞれ側板50051間に回転自在
に取付けられている。ここで分離ローラ58は転写後イ
ンクシート1と記録シート5とを分離するものであり、
ガイドシャフト59はインクシートlを転写部へ案内す
るものである。なおこのカセットCの上部及び下部は開
放されており、記録ヘッドの侵入を可能にしている。
また支軸52・53には各々その中央部にテーパを有し
た四部52b・53aが設けられている。この凹部52
b・53aは、後述する通りカセットCを本体の装填部
へ装着する際に、本体側の凸部と嵌合してカセットCを
着脱可能に係止するものである。
次に、前記カセットCを着脱可能に装填するファクシミ
リ装置について説明する。
第8図は、そのファクシミリ装置の断面図、第9図は開
放状態のファクシミリ装置の断面図、第10図(A)は
カセットを装填した状態のカセット装填部の左側面図、
第10図はその平面図、第10図(C)はその右側面図
である。なお前記実施例と同じ部材には同一の図番を付
し、説明を省略した。また装置の外観は、第5図に示し
た実施例と概略図である。
第8図及び第9図は装置の全体説明図であって、下部枠
体61には記録材搬送系65が、また上部枠体62には
インクシートカセット装填部63及び記録部64及び原
稿台カバー17が夫々収納されている。一方の記録材搬
送系65は、記録材ホルダー66に装填された記録材(
紙・プラスチックシート等)67をプラテンローラ4に
よって案内搬送し、記録部64に於いて所定記録画を記
録した後、カッター21によってカットして排紙ローラ
対22により装置外へ排出するものである。また他方の
インクシートカセット装填部63は原稿台カバー17と
一体に設けられたインクシートフレーム68に設けられ
ており、カセットCを装填時インクシート供給側コア5
5に巻き回されたインクシ−ト1が記録部64に於いて
前記記録材67と密着搬送され、分離ローラ58によっ
て記録材67と分離されて巻き取り側コア51に巻き取
られる如く構成されている。前記インクシート搬送系7
0の供給側コア55及び巻き取り側コア57には夫々支
軸部ギヤ52aが取り付けられ、該ギヤ52aが夫々下
部枠体61に取り付けられた供給ギヤ及び巻き取りギヤ
と噛合することによって、モーターの駆動力が前記コア
55・57に伝達されるようになっている。
なお、カセット装填部63が設けられたインクシートフ
レーム68は上部枠体62の天井面に突設された支持棒
71にバネ72を介して取り付けられている。
更に上部枠体62には、情報信号に応じてインクシート
1を加熱する熱記録ヘッド73が軸73bを中心に回動
可能にカセット装填部63の上方に、取り付けられ、該
ヘッド73は加圧バネ74によって、記録材67とイン
クシート1を挟んでプラテンローラ4に圧接し得るもの
であり、これによって記録部64が構成されている。な
お、73aはライン状に設けられた発熱素子である。こ
こで73cはヘッド73を保持するヘッドホルダーであ
る。
また」二部枠体62は支軸19によって下部枠体61に
枢着され、該支軸19を中心にして上部枠体62が拡開
可能に取り付けられ、上部枠体62のフック76と下部
枠体61の突起部材77との係合により上部枠体62と
下部枠体61は閉鎖される。また上部枠体62に取り付
けられたインクシートフレーム68の下端所定位置には
切り欠き80が数個穿設され、下部枠体61には前記切
り欠き80と対応する位置に位置決めピン81が設けら
れており、下部枠体61に上部枠体62を装着したとき
に切り欠き80とピン81が嵌合して、カセットCの下
部筐体61に対する位置決めがなされる。
また、記録ヘッド73は脚部73bがプラテンローラ4
の端部軸(図示せず)に嵌合することによってローラに
対する位置決めが行なわれる。
尚、図中41は原稿読み取り部であり、ここで読み取っ
た情報を光電変換素子26により電気的情報に変換し、
該情報を他のファクシミリ記録装置あるいは同一本体の
熱記録ヘッド73に伝達するものである。
次に上記装置において記録材67或いはインクシートカ
セツ)Cを交換する場合について説明する。
第9図に示す如く、上部枠体62を支軸19を中心にし
て拡開すると、インクシートカセット装填部63が原稿
台カバー17と一体の上部枠体62に取り付けられてい
る為に、記録材搬送系65とインクシートカセットCと
が離隔され、記録材ホルダー66の上方に広い空間が出
来、これによって記録材67或いはインクシートカセツ
)Cの交換を容易にすることが出来る。この際に、ヘッ
ドホルダー730はストッパー73dにより下方への回
動が規制されて、ヘッド73はインクシートカセット装
填部63に装填されたインクシートカセットCのインク
シート1と離隔状態を維持する。なお、カセットCの着
脱については後に詳述する。
また上部枠体62を装着するときは支軸19を中心にし
て閉じればフック76と突起部材77とを係合し、両枠
体61・62が固定され、インクシートフレーム68は
切り欠き80と下部枠体61の位置決めピン81とが嵌
合して自動的に位置決めされる。そしてインクシートカ
セットCの支軸部ギヤ52aと下部筐体62側の供給ギ
ヤ及び巻き取りギヤとの噛合が確保される。
このとき仮に支軸部ギヤ52aと供給ギヤ及び巻き取り
ギヤとの噛合状態が不完全であったとしても、インクシ
ートフレーム68がバネ72によって保持されている為
に、インクシートフレーム68の変位分がバネ72によ
って吸収される。この状態で装置が駆動すれば、駆動力
が伝達された供給ギヤ或いは巻き取りギヤが動くことに
よって相互に噛合関係にあるギヤの一方が動いた時点で
不完全状態にあったギヤの噛合状78が完全なものとな
る為問題は生じない。
次に、装填部63に対するカセットCの着脱方法につい
て、第10図(A)・ (B)・(C)を用いて説明す
る。
図において、63a11b・CIIdは装填部63を形
成する枠体であって、各々インクシートフレーム68に
固設されている。この枠体のうち、奥側の枠体63cに
は凸状のスピンドル63eが固設されている。また、手
前側の枠体63dにはつまみ63gが設けられており、
このつまみ63gには枠体63dを挟んで、テーパを有
するスピンドル63hが一体に設けられており、枠体6
3dに対して垂直方向へ可動である。また、スピンドル
63hの後端63h′と枠体63dとの間にはバネ63
fが設けられており、このバネ63fはスピンドル63
hをコア55方向へ付勢している。そこで、操作者がつ
まみ63gをつかんでバネ63fの弾性力に抗してつま
み63gを矢示A方向へ引き出せば、スピンドル63h
も矢示A方向へ移動し、つまみ63gから手を離せばバ
ネ63fの弾性力によってつまみ63gはその先端面6
3g′が枠体63dに当接した状態となる。
そこで装填部63にカセットCを装着する際には、まず
つまみ63gを矢示A方向へ引き出した状態で、スラス
ト方向と垂直方向(第8図矢示X方向)からカセットC
を装填部63内へ侵入する。その際に、カセットCは支
軸52側から支軸52の凹部52bがスピンドル63e
に嵌合するように装填部63内へ侵入させ、支軸52を
まず装填部63に保持させる。その後、支軸53の四部
53aがスピンドル63hと対向する位置までカセツ)
Cを持ち」二げてつまみ63gから手を離す。これによ
って、つまみ63gはバネ63fのバネ力によって矢示
B方向へ復帰し、スピンドル63hは四部53と嵌合す
る。
したがって、カセットCは装填部63に装着される。
ここで、カセットcの重量あるいはインクシートに加わ
るテンションを考慮して、バネ63fの弾性力の大きさ
を選択することによって、本体が開放した状態であって
も、あるいはインクシート67のしわ防止のためにイン
クシート搬送時にテンションが加えられても、カセット
Cは装填部63に装着された状態を維持できる。
また装填部63からカセットCを取り出す際には、装着
手順とは逆に、つまみ63gを引き出してスピンドル6
3hと凹部53aとの嵌合状態を解除した後に、スピン
ドル63 e ト凹552bとの嵌合状態を解除して、
矢示Y方向へ取り出せば良い(第9図)。
本実施例では、前記実施例が有する効果に加えてさらに
、本体が開放した状態で、カセットCはスラスト方向と
垂直方向(第9図X・Y方向)で装填部63に対する着
脱が行なわれるので、着脱時にわざわざ記録ヘッド73
を退避させる必要がなく操作性を向上させることができ
た。
次にインクシートの駆動について説明する。
第11図は、駆動系を模式的に図示したものである。
上記装置の駆動に当り、プラテンローラ4への駆動力は
モーター80により減速系を介して伝達され、また供給
側コア55及び巻き取り側コア56への駆動力はモータ
ー80により夫々一方向クラッチ81・82を介すると
共に、減速系及び一定以上の負荷が掛かった場合にすべ
りを生ずるスベリクラッチ83・84を介して、スづリ
フラッチ83−84のギア83a−84aとインクシー
トロールに圧入された支軸部ギヤ52aのかみ合いによ
り伝達されるように構成されている。
ここで前記供給側コア55と連結した一方面クラッチ8
1はモーター80がプラテンローラ4を矢印す方向へ回
転させる方向、即ち正回転したときはモーター80の駆
動力を供給側コア55へ伝達せず、プラテンローラ4を
−b力方向マイナス符号は矢印と逆方向を示す)に回転
させる方向、即ち逆回転したときに駆動力を伝達する一
方向性を有するものであり、また巻き取り側コア56と
連結した一方向クラッチ82はモーター80が正回転す
る方向に回転したときに駆動力を巻き取り側コア56へ
伝達し、逆回転したときは伝達しない一方向性を有して
いる。
また供給側コア55及び巻き取り側コア56によるイン
クシート1の巻き取り速度がプラテンローラ4によるイ
ンクシートlと記録材64の搬送速度よりも速くなるよ
うに設定された場合、プラテローラ4の搬送速度よりも
速い分は前記スベリクラッチのすべり83−84によっ
て吸収され、且つそのすべり負荷によってインクシート
lに一定のテンションが掛けられるものである。従って
インクシート1の巻き取りによって巻き取られたロール
径が変化し、これに伴って生ずる巻き取り速度の変化を
吸収することが出来る。
記録が開始されるとモーター80が矢印a方向へ正回転
し、これによってプラテンローラ4が矢印す方向へ回転
してインクシート1及び記録材64が前方へ搬送される
と共にサーマルヘッド73の発熱体73aによって記録
材64に所定記録画が記録Xれる。このとき供給側コア
55の駆動は一方向クラッチ81によって遮断され、且
つスベリクラッチ83によって一定のバックテンション
が掛けられた状態でインクシート1が供給され、また巻
き取り側コア56には一方向クラッチ82を介して矢印
C方向の駆動力が伝達され、搬送されるインクシート1
が巻き取り側コア56に巻き取られる。このとき巻き取
り側コア56の巻き取り速度はプラテンローラ4による
搬送速度よりも速く設定され、これによってスベリクラ
ッチ84にすべりを生じ、該すべりによってインクシー
ト1にフロントテンションが掛けられる。従ってインク
シート1にたるみが生じることはない。
一枚分の記録が終了すると記録材64は記録画後端がカ
ッター21のカット位置を過ぎるまで搬送されると共に
インクシート1も同速度で巻き取り側コア56に巻き取
られる。
次に記録材64が記録画後端からカットされた後は、モ
ーター80が−a一方向逆回転し、その駆動力がプラテ
ンローラ4に伝達され、プラテンローラ4が−b力方向
回転して記録材64のカット先端が発熱体73aの位置
付近へ来るように記録材64が巻き戻される。これは記
録材64がカットされた位置に於いて、カット先端から
発熱体73aに至る部分には何も記録されていないので
次の記録に際して先端余白部分を無くす為である。モー
ター80が逆回転したときはモーター80を正回転した
ときとは逆に巻き取り側コア56への駆動力は一方向ク
ラッチ82によって遮断され、且つ供給側コア55へは
モーター80の駆動力が一方向クラッチ81を介して伝
達され供給側コア55が矢印一方向へ回転する為にイン
クシートlも巻き戻される記録材64と同速度で供給側
コア55に巻き取られる。尚、このときモーター80が
正回転したときと同様に夫々のスベリクラッチ83・8
4のすべりによってインクシート1にバックテンション
及びフロントテンションが掛かり、インクシート1にた
るみが生じないようになっている。
さらにインクシートカセットの他の実施例を示す。
第12図〜第14図は第1の実施例を説明するものであ
る。
本実施例にあっては、カセット90の巻き芯91が収容
された側の膨出部90aの近傍において左右1対の支持
板92を設け、両者間にたるみ除去手段であるテンショ
ンローラ93を回転自在に軸承しである。なお90eは
開口、94は巻き取り軸である。
このテンションローラ93は第13図に示すように長手
方向の中央部が大直径部となっており、両端に至るほど
小直径となっている。
このようなテンションローラ93を設けると、インクシ
ート1が導き出される時、テンションローラ93の下面
に接し、インクシート1が幅方向の左右に向かう展張分
力が与えられ、インクシート1のたるみが除去され、し
わが発生することはない。
なお、巻き芯91からインクシート1が巻きほどかれて
巻き芯91は第12図中反時計方向に回転されるが、こ
の時巻き芯91側に摩擦力やばね力により時計方向への
制動力が作用すると、巻き芯91と記録位置の間にある
インクシートにはテンションが加わり、インクシートの
幅方向に向かう展張分力が大きくなり、しわ防止効果は
さらに増大する。
第15図〜第18図は第2の実施例を説明するもので、
本実施例にあってはたるみ除去手段として膨出部90a
の側壁を利用した構造を採用している。
すなわち、巻き芯91が収容されている膨出部90aの
内側の側壁、すなわち膨出部90b側の側壁90fの下
端部が第16図に示すように中心部が最も低く、左右の
両端部が高くなっている。
すなわち、側壁90fの中央部とインクシート1との間
の距離をY、側壁90fの両端とインクシートlとの間
の距離をXとすると、X>Yとなるように構成されてい
る。
このようにインクシート1の出口側の側壁が下側に向か
って山形となるように前述したテンションローラ93と
同様に幅方向に展張分力を与え、たるみを取り、しわの
発生を防止することができる。
なお、側壁90fの下端縁は第17図に拡大して示すよ
うに断面が円弧状となっており、インクシー)1が引掛
からないように工夫されている。
また、第1実施例の場合と同様に巻き芯91側にインク
シートを引き出す方向と反対の方向へ制動力を与えれば
、インクシートにテンションが加わり幅方向両側へ向か
う展張分力が与えられ、記録位置ではインクシートのし
わの発生をより確実に除去することができる。
第19図は第3の実施例を説明するもので、本実施例に
あっては膨出部90b側の側壁90g側にも側壁90f
と同様な下側に向かって山形となる構造が採用されてい
る。
このような構造を採用するとインクシートの逆転時にお
けるしわの発生を除去することができる。
すなわち記録が終了し記録紙カットを行なった後、装置
内に残っている記録紙の先端を記録位置付近にまで戻し
、記録紙先端の余白部分を少なくするがこの時プラテン
ローラ4を逆転させ、インクシートと記録紙を所定距離
戻す必要があるが、この時山形状の側壁90gによって
しわが発生しないようにすることができる。
従来装置では記録紙を戻す場合にはサーマルヘッドまた
はプラテンローラを逃がし記録紙とインクシートを挟持
した状態を解消し記録紙だけを戻していた。
ところで、第20図はしわ防止効果を説明する図で、正
転時においてインクシート1が矢印G方向に引かれると
側壁90fの山形状の端縁によって矢印G1、G2方向
へ引張力が加わり、逆転時にインクシートlが矢印H方
向へ引かれると側壁90gによってインクシート1は矢
印H1,H2方向へ引張力が加わり、しわの発生が防止
できる。
さらに他の実施例を第21図に示す。
本実施例にあっては、カセット90の膨出部90a、9
0bの近傍に於て一組づつの支持板100を対向して突
設し、これら支持板100には軸線方向に沿って長孔1
00aを形成しである。
そして、これら長孔100aを利用してテンションロー
ラ101の両端を回転自在に軸承させである。
このテンションローラ101の両端部を除いた直径の大
なる部分の長さはインクシートlの長さよりも長く形成
しである。
一方、符号102で示すものは板ばねで、その一端はカ
セツ)90側に固定されており、自由m 側はテンショ
ンローラ101の両端の小直径部Iotaの上側に接し
ている。
従ってテンションローラ101は板ばね102の弾力に
より常時下方へ押圧されている。
以上のような構造を有するカセット90を原稿台カバー
17側に装着し原稿台カバー17を閉じると、プラテン
ローラがカセット90の開口部90eを通って嵌入し記
録シート67と共にインクシート1をサーマルヘッド7
3側へ押しつける。
この時記録シート67及びインクシート1はサーマルヘ
ッド73側に向かって山形状に屈曲され、テンションロ
ーラ101,101は板ばね102の弾発力に抗して上
方に移動させた状態でサーマルヘッド73に押しつけら
れる。
この結果インクシート1のたるみはなくなりしわの発生
が防止される。
また、テンションローラ101とプラテンローラ4との
間のインクシートの張力は板ばね102によってテンシ
ョンローラが押されつつ上下するため急激な変化が生じ
ない。
第22図にさらに他の実施例を示す。
本実施例にあってはカセット90側ばかりではなく装置
本体側にもローラ103が設けられている。
これらローラ103はフィードローラとして構成されて
おり、装置本体側に於て図示していない駆動源によって
回転され、原稿台カバー17が閉じられた時カセツ)9
0の開口部90eから内部に嵌合されテンションローラ
101にそれぞれ接し、記録シート67及びインクシー
トlを挟持する。
このような構造を採用した場合記録時にはテンションロ
ーラ101とフィードローラ103によりインクシート
lは記録シート67と共に挟まれ、フィードローラ10
3の駆動により搬送力が与えられインクシートのたるみ
を取りつつ送られる。
このような構造を採用しても前述した実施例と同様の効
果が得られる。
なおここで、本実施例に用いられるインクシートとして
は、例えばプラスチック製の転写フィルムに熱溶融性の
インクを塗布したものが挙げられる。そこでこのインク
シートは、記録シートと重ね合された状態で情報信号に
応じて作動する発熱体で加熱されるとフィルム上のイン
クが溶融し、その部分のインクが被転写シート(記録シ
ート)に残り、印字を形成するものである。また、搬送
手段によって搬送される記録シートを保持する保持部材
としては、プラテンローラに限られずに、平板あるいは
円弧状の部材等シートを保持できるものであれば良い。
〔発明の効果〕
以上述べた様に、本発明によれば、インクシートの着脱
操作を容易に行なうことができるとともに、インクシー
トを本体へ装着する際に、インクシートにしわや損傷を
生ずることのない記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のファクシミリ装置の概略図、第2図(A
)は本発明に適用することのできるインクシートカセッ
トの一実施例の斜視図、第2図(B)はその側断面図、
第2図(C)はその正面断面図、第3図はインクシート
カセットが装着されたファクシミリ装置が閉じた状態を
示す断面図、第4図は装置が開放した状態を示す断面図
、第5図はその外観斜視図、第6図(A)はインクシー
トカセットの他の実施例の左側面図、第6図(B)はそ
の平面図、第6図(C)はその右側面図、第7図はその
部分断面図、第8図はファクシミリ装置の断面図、第9
図は開放状態のファクシミリ装置の断面図、第1θ図(
A)はカセットを装填した状態のカセット装填部の左側
面図、第10図(B)はその平面図、第10図(C)は
その右側面図、第11図は駆動系の模式図、第12図〜
第14図はカセットの実施例を説明するもので、第12
図は縦断側面図、第13図はテンションローラの正面図
、第14図はカセットの斜視図、第15図〜第18図は
カセットの他の実施例を説明するもので、第15図はカ
セットの縦断正面図、第16図は縦断側面図、第17図
はカセットの一部拡大図、第18図はカセットの斜視図
、第19図はカセットのさらに他の実施例を説明する装
置の縦断側面図、第20図はしわ防止効果を説明する斜
視図、第21図はカセットの他の実施例の斜視図、第2
2図はカセットを装填した状態の装置の断面図である。 図において、 3・・・記録ヘッド、9・・・インクシートカセット、
17・・・原稿台カバー、19・・・軸、40・・・主
筐体。 出 願 人 キャノン株式会社 −71’;+1− 膝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録シートに情報信号に応じた画像を記録する画
    像記録装置において、 記録シートを保持する記録シート保持手段と、該記録シ
    ート保持手段に保持された記録シートを搬送する搬送手
    段と、 該搬送手段によって搬送される記録シートを保持する保
    持部材と、 を有する第一筐体と、 該第一筐体に対して分割開放可能な第二筐体が、 転写すべきインクを担持したインクシート と、該インクシートを支持する支持部材とを一体に有し
    て装置本体から着脱可能なインクシートカセットを装填
    するインクシートカセット装填部と、 上記第二筐体が第一筐体から開放された際にもインクシ
    ートカセットの自重に抗してインクシートカセットの装
    填状態を維持するとともに着脱可能な状態で上記装填部
    にインクシートカセットを係止する手段と、 情報信号に応答して記録動作を行なう記録 ヘッドと、を有して、 第二筐体が第一筐体から開放した状態で第二筐体からイ
    ンクシートカセットを着脱することを特徴とする画像記
    録装置。
  2. (2)記録シートに情報信号に応じた画像を記録する画
    像記録装置において、 記録シートを保持する記録シート保持手段と、該記録シ
    ート保持手段に保持された記録シートを搬送する搬送手
    段と、 該搬送手段によって搬送される記録シートを保持する保
    持部材と、 を有する第一筐体と、 該第一筐体と相対的に開放可能な第二筐体が転写すべき
    インクを担持したインクシート と、該インクシートを支持する支持部材とを有するイン
    クシートカセットを着脱可能に装填する、インクシート
    カセット装填部と、 上記両筐体が開放時に上記インクシートカ セット装填部に装填されたインクシートカセットのイン
    クシートと離隔するよう設けられた、情報信号に応答し
    て記録動作を行なう記録ヘッドとを有し、 上記装填部にインクカセットを装填した状態で上記両筐
    体が閉鎖時に、上記記録ヘッドとガイド部材との間でイ
    ンクシートカセットのインクシートと記録シートを押圧
    するよう設けられたことを特徴とする画像記録装置。
  3. (3)記録シートを保持する記録シート保持手段と、 該記録シート保持手段に保持された記録シートを搬送す
    る搬送手段と、 該搬送手段によって搬送される記録シートを保持する保
    持部材と、 原稿上の画像を読取る画像読取り部と、 該画像読取り部に対して原稿搬送方向の上流側に設けら
    れ、装置本体に対して開放可能な原稿載置部とを有する
    。 ここで上記原稿載置部は、転写すべきインクを担持した
    インクシートと、該インクシートを支持する支持部材と
    を一体に有するインクシートカセットを着脱可能に装填
    するインクシートカセット装填部と、 電気信号に応答して記録動作を行なう記録 ヘッドと、を有することを特徴とする画像記録装置。
  4. (4)前記保持部材がプラテンローラである特許請求の
    範囲第(1)項・第(2)項・第(3)項に記載の画像
    記録装置。
  5. (5)前記係止する手段がレールを含む特許請求の範囲
    第(1)項に記載の画像記録装置。
  6. (6)前記係止する手段がスピンドルを含む特許請求の
    範囲第(1)項に記載の画像記録装置。
  7. (7)前記記録ヘッドが発熱素子を有する特許請求の範
    囲第(1)項・第(2)項・第(3)項に記載の画像記
    録装置。
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Cited By (6)

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