JPS62212388A - (1r)−1−置換カルバペネム−3−カルボン酸誘導体 - Google Patents

(1r)−1−置換カルバペネム−3−カルボン酸誘導体

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JPS62212388A
JPS62212388A JP61055115A JP5511586A JPS62212388A JP S62212388 A JPS62212388 A JP S62212388A JP 61055115 A JP61055115 A JP 61055115A JP 5511586 A JP5511586 A JP 5511586A JP S62212388 A JPS62212388 A JP S62212388A
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JP
Japan
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formula
group
tables
hydrogen atom
protecting group
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Application number
JP61055115A
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English (en)
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Yoshimitsu Nagao
長尾 善光
Toshio Kumagai
熊谷 年夫
Hisashi Shimizu
清水 壽
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NIPPON REDARII KK
Pfizer Japan Inc
Original Assignee
NIPPON REDARII KK
Lederle Japan Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、(IR)−1−置換力ルバペネム−3−カル
ボン酸誘導体ならびに該化合物の製造方法に係り、詳細
にはカルバペネム系抗生物質として有用な、1位にヘテ
ロ原子置換分を導入した新規(IR)−1−オキシ置換
カルバペネム−3−カルボン酸誘導体に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来、種々の抗菌活性を目的として式 [A]で代表さ
れるカルパー2−ペネム−3−カルボン酸を基本骨格と
するカルバペネム系抗生物質が提案されてきており、例
えば置換基をもたない化合物(基本骨格自体)【ジャー
ナル・オブ・アンチバイオテイツ/) ス(J、ant
ibiotics)  35 (8)、653(198
2)、JACS 100 (25) 、 8008 (
1978)等1.2位に置換基を有する化合物[テトラ
ヘドロンφレターズ(Tetrahedron Let
ters)  21.2o13(1978)等]、6位
に置換基を有する化合物[JACS 100 (25)
、8004 (1978)等]、2位及び6位に置換基
を有するチェナマイシン系の化合物〔特開昭53−87
390号、特開昭58−32879号等1等の多数の化
合物が提供されている。これら化合物はいずれもある程
度の抗菌活性を有しているが、基本的にはカルバペネム
骨核の1位には何の置換基をもたない化合物である。
一方、1位に置換基を有する化合物としては、1位にア
ルキル基、シクロアルキル基、アシル基、アルコキシカ
ルボニル基、シアン基等の置換基を 1〜2個有する化
合物(特開昭55−69586号、59−130884
号、59−51288号、57−93981号、59−
84887号等)が報告されている。これらのうちで、
例えば1位にβ−配置のメチル基を有する (IR15
互、6互)−2−(2−N、 N−ジメチルアミノ−2
−イミノエチルチオ)−8−[(IR)−1−ヒドロキ
シエチル1−1−メチルカルバ−2−ペネム−3−カル
ボン酸は、カルバペネム系抗生物質に共通の弱点である
腎デヒドロペプチダーゼによる分解不活化に対する抵抗
性が著しく改善された優れた抗生物質として知られてい
る [ヘテロサイクルズ(Heterocycles)
、21(1) 、 29 (1984)]。
しかしながら、1位に種々の置換基かへテロ原子を介し
て置換されたカルバペネム系抗生物質は優れた抗菌活性
が期待されるものの、いままで積極的には検討されてい
ない未開拓の分野の化合物であり、その製造方法につい
てもあまり詳細には開発されていない。
最近に至り、1位に種々のへテロ原子を介した置換基を
有するカルバペネム系抗生物質が提案されているが(特
開昭80−233077号)、該公報には非常に包括的
な化合物が一般的に開示されでいるのみであって、特に
本発明が目的とする1位の立体的な点については何ら言
及しているものではない、またそこに開示されている製
造方法を検討してみると1位置換基の導入は置換反応に
よるものであり、したがってその立体化学はα、βの混
合物としてしか得ることのできない製造法に関するもの
であり、効果が優れたものであるとされるβ配置、すな
わち超装置の化合物を選択的に得る手段は何ら明記され
ているものではない。
(発明の目的) 本発明は、強力な抗菌作用、β−ラクタマーゼ阻害作用
等が期待される上述の如き従来何ら検討されていなかっ
た1位がβ配置を有する酸素原子を介して置換されたカ
ルバペネム系抗生物質ならびにこれら化合物、すなわち
カルバペネム骨格の1位がβ配置を有する化合物の選択
的な製造方法を提供することにある。
ところで本発明者らは本発明が目的とするカルバペネム
系抗生物質の重要な合成出発化合物となる次式■: (式中、Xはへテロ原子を表わし、RbおよびRQは有
機置換残基を表わす) で表わされる化合物、すなわちアゼチジノン骨格の3位
ならびに4位の置換分がそれぞれ5の立体配置を有し、
かつ3位のヒドロキシエチル基および4位のl−置換力
ルボニルメチル基の不斉炭素がそれぞれ旦装置を有する
化合物を、立体選択的に製造し得る方法を確立し特許出
願を行なっている(特願昭80−2139417号)。
今回本発明者らは上記式■で表わされる化合物のうち特
にXとして酸素原子である化合物を出発原料として選択
し、その置換基: XRCは旦装置を保持したままの所
望の1−置換力ルバペネム−3−カルボン酸誘導体を得
る合成法を検討し、その結果本発明を完成させたのであ
る。
(目的を達成するための手段) しかして本発明は次式1: (式中、R1は水素原子、低級アルキル基またはアラル
キル基を表わし、R2は非置換もしくは置換アルキル基
または複素環基を表わし、R3は水素原子またはカルボ
午シル保護基を表わす) で表わされる(IR)−1−置換力ルバペネム−3−カ
ルボン酸誘導体を提供するものである。
また本発明は上記式Iで示される(IR)−1=置換カ
ルバペネム−3−カルボン酸誘導体の製造方法を提供す
るものであり、該製造方法は:次式■: (式中、R1は水素原子、低級アルキル基またはアラル
キル基を表わし、R3はカルボキシル保護基を表わす) で表わされる(IR)−1−置換−2−オキソ−カルバ
ペネム−3−カルボン酸化合物を、 式:RaX(式中、Raは脱離基、好ましくはアシル基
を表わし、Xはハロゲン原子を表わす)で表わされるア
シル化剤またはその反応性誘導体と反応させ、次式■: (式中、R1、R3およびRaは前記定義と同一)で表
わされる化合物となし、次いで塩基の存在下に式: R
25H(式中、R2は非置換もしくは置換アルキル基ま
たは複素環基を表わす)で表わされるメルカプト試薬と
反応させ、R3がカルボキシル保護基の場合は更に該保
護基を除去することからなる方法である。
更に本発明は前記式IIで表わされる(IR)−1−置
換−2−オキソ−カルバペネム−3−カルボン酸化合物
ならびにその製造法をも提供するものであり、かかる製
造法は、次式■: (式中、R1は水素原子、低級アルキル基またはアラル
キル基を表わし、R4は水酸基の保護基を表わし、R5
は水素原子、低級アルキル基、アリール基またはアラル
キル基を表わす) で表わされるアゼチジン−2−オン誘導体を、イミダゾ
ールの存在下、 式: (R300CCH2GO2)2Mg (式中、R
3はカルボキシル保護基を表わす)で表わされるマグネ
シウムマロネート化合物と反応させ次式V: (式中、R1、R3およびR4は前記定義と同一)で表
わされる化合物となし、次いでR4の保護基を脱離し次
式■: (式中、R1およびR3は前記定義と同一)で表わされ
る化合物とし、得られた式■の化合物を塩基の存在下に
アジド化合物と処理し次式■:で表わされるジアゾ化合
物となし、金属触媒の存在下に環化反応を行なうことか
らなるものである。
上述の如く提供する本発明を、理解容易ならしめるため
に化学反応式で示せば次のようにまとめられる。
工 (上記反応式中容置換基の定義は前記と同一)注:カッ
コ内の符号は工程の符号を示す。
上記の反応式で提供される本発明の特徴は、出発化合物
として式■で表わされる化合物にすでに望む立体配置が
保有されたものを選択し、その立体配置を保持したまま
目的とする式1で表わされる (IR)−1−置換力ル
バペネム−3−カルボン醜へ誘導する点にある。
そして、これら立体配置を保持したままでの製造方法は
従来なんら検討のされていなかった新規なものであり、
したがって本発明は新規な式IならびにIIで表わされ
る化合物を提供するものである。
(作用) 本明細書において、「低級アルキル基」は直鎖状又は分
岐鎖状のいずれであってもよく、好ましくは1〜8個の
炭素原子を有することができ、例えばメチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル
、5ee−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、
イソペンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル基等が包含
される。
また「置換アルキル基」としては上記の低級アルキル基
に種々の置換基が置換されたアルキル基を意味し、その
ような置換基としては、アミン、置換アミノ、アミジノ
、イミノ、グアニジノ、グアニジニウム、スルファモイ
ル、ウレイド、アミド、メルカプト、アルキルチオ、ア
リルチオ等を上げることができる。
更に置換アルキル基としては、次に説明する「複素環基
」で置換されたアルキル基であっても良い。
また「複素環基」とはへテロ原子として酸素、窒素、硫
黄原子の少なくとも1個を含有する芳香族あるいは脂肪
族複素環基を意味し、例えば、フリル、フルフリル、チ
ェニル、ピリジル、ピリミジル、ピロリジニル、ピペリ
ジル、オキサゾリジニル、チアゾリジニル、チアゾリル
、オキサシリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、テト
ラゾリル等を挙げることができ、これらのものは前記し
た如くメチレン鎖を介して結合していても良い。
更に環炭素原子には前述した置換基があっても良い。
「カルボキシル保護基」としては、例えばエステル残基
を例示することができ、かかるエステル残基としてはメ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−1i
so−1SeC−1tert−ブチル、n−ヘキシルエ
ステル等の低級アルキルエステル残基、ベンジル、p−
ニトロベンジル、0−ニトロベンジル、p−メトキシベ
ンジル等の7ラアルキルエステル残基、アセトキシメチ
ル、プロピオニルオキシメチル、n−1iso−、ブチ
リルオキシメチル、ピバロイルオキシメチル等の低級脂
肪族アシルオキシメチル残基である。
「アリール基」は単環式又は多環式のいずれであっても
よく、さらに環上に1個もしくはそれ以上の低級アルキ
ル基を有してもよく、例えば、フェニル、トリル、キシ
リル、α−ナフチル、β−ナフチル、ビフェニリル基等
が包含される。
「アラルキル基」はアルキル基が上記低級アルキル基で
あり且つアリール基が上記の意味を有するアリール置換
アルキル基であり、具体的には、ベンジル、フェネチル
、α−メチルベンジル、フェニルプロピル、ナフチルメ
チル基等が例示することができる。
ざらにR4で示される「水酸基の保護基」としては、例
えばトリメチルシリル、トリエチルシリル、 tert
−ブチルジメチルシリル、ジフェニル−tert−ブチ
ルシリル等のシリル基;ベンジルオキシカルボニル基;
P−ニトロベンジルオキシカルボニル、0−ニトロベン
ジルオキシカルボニル等の置換ベンジルオキシカルボニ
ル基:その他通常使用される水酸基の保護基が挙げられ
る。
したがって、本発明は式1で表わされる (IR)−1
−置換カルバペネムー3−カルボン酸誘導体として、例
えば上記の置換基が適宜置換された種々の化合物を提供
するものである。
また、式IIで表される化合物としては、例えば次のも
のを例示することができる。
以下に本発明の製造方法を前出の化学反応式における各
工程の説明により詳細に説明する。
:丘」:  本工程は、先に本発明者が提案(特願昭8
0−269417号)により製造される式■で表わされ
るアゼチジン−2−オン誘導体を、イミダゾールの存在
下式: (R300CH2GO2) 2Mgで表わされ
るマグネシウムマロネート化合物と反応させ、式Vで表
わされる化合物を得る工程である。
反応は好ましくは不活性有機溶媒中で行なわれ、例えば
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテ
ル系溶媒;トルエン、キシレ・ン、シクロヘキサン等の
炭化水素系溶媒、ジクロルメタン、クロロホルム等の/
\ロゲン化炭化水素系溶媒;アセトニトリル等などを挙
げることができるが、特にアセトニトリルが好適に使用
される。
反応温度は厳密に制限されるものではなく、使用する出
発原料等に応じて広範に変えることができるが、一般に
は約0℃ないしほぼ100℃程度、好ましくは室温付近
の比較的低温が使用される。
弐■の化合物に対するマグネシウムマロネート化合物の
使用量はほぼ等モル量が使用され、反応は50時間程度
、好ましくは20時間程度で完了する。
なお、使用するマグネシウムマロネート化合物トシテは
、パラニトロベンジルマグネシウムマロネート、ベンジ
ルマグネシウムマロネート、メチルマグネシウムマロネ
ート等を挙げることができるが、なかでもパラニトロベ
ンジルマグネシウムマロネートを用いるのが好ましい。
:1」−本工程は、工程Aで得られた式Vの化合物にお
いてR4で示される水酸基の保護基を脱離させる工程で
ある0例えば、R4がt−ブチルジメチルシリル基のよ
うなトリオルガノシリル基である保護基の除去はVをメ
タノール、エタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ンなどのような溶媒中で、塩酸、硫酸、酢酸などのよう
な酸の存在下、0〜100℃の温度で0.5〜18時間
酸性加水分解することにより実行される。(“トリオル
ガノシリル′”の用語はより好ましくは1〜6個の炭素
原子を持つアルキル基、フェニル基及びフェニルアルキ
ル基から独立に選ばれる有機化合物部分を包含する。) かかる工程により、目的とする式■で表わされる化合物
を定量的に得ることができる。
二重」」  かくして工程Bで得られた式■で表わされ
る化合物を、塩基の存在下に前記工程Aで使用し得る不
活性有機溶媒中アジド化合物と処理し、目的とするジア
ゾ化合物■を得る。
使用されるアジド化合物としては、p−カルボキシベン
ゼンスルホニルアジド、トルエンスルホニルアジド、メ
タンスルホニルアジド、ドデシルベンゼンスルホニルア
ジドなどのようなアジドを挙げることができ、塩基とし
ては、トリエチルアミン、ピリジン、ジエチルアミンの
ような塩基を例示することができる。
反応は、好ましくはトリエチルアミンの存在下アセトニ
トリル中、p−)ルエンスルホニルアジドを加え、0〜
100℃、好ましくは室温で1〜50時間処理すること
により、高収率で目的とする式■のジアゾ化合物を得る
ことができる。
1丘」」  本工程は工程Cで得られたジアゾ化合物■
を環化し、化合物■とする工程であるが、例えば■をベ
ンゼン、トルエン、テトラヒドロフラン、シクロヘキサ
ン、酢酸エチル、ジクロルメタンなどのような不活性溶
媒、好ましくはトルエン中で25〜llo”cの温度 
で1〜5時間、ビス (アセチルアセトナト) Cu 
(II)  ;  (Cu(acac)2 )、CuS
O4、銅粉末、Rh2(OAc)4 、ロジウムオクタ
ノートまたはPd (OAc) 4のような金属アセテ
ート触媒の存在下で処理することにより実行される。一
方別の方法として、環化工程は■をベンゼン、ジエチル
エーテルなどのような溶媒中で0〜25℃の温度テ0.
5〜2時間パイレックスフィルター(波長は300nm
より大)を通して照射することにより実行することがで
きる。
また、得られた化合物HにおいてR3がカルボキシル保
護基を有する化合物の脱保護は、次の工程と同時に除去
し、R3が水素原子である化合物を得ることができる。
工[ニー 上記の工程で製造された式■で表わされる(
IR)−1−置換−2−オキソ−カルバペネム−3−カ
ルボン酸誘導体をアシル化剤RaXでアシル化し、次い
でアシル基RaをR2Sで置換させて、目的とする式I
で表わされる(IR)−1−置換力ルバペネム−3−カ
ルボン酸へ導びく工程である。
すなわち、アシル基Raを導入する■から■への工程E
はp−トルエンスルホン酸無水物、p−ニトロフェニル
スルホン酸無水物、2,4.8− トリイソプロピルフ
ェニルスルホン酸無水物、メタンスルホン酸無水物、ト
リフルオロメタンスルホン酸無水物、ジフェニルクロロ
リン酸、トルエンスルホニルクロリド、p−ブロモフェ
ニルスルホニルクロリドなどのうようなアシル化剤Ra
 Xにより二環性化合物をアシル化することにより実行
される。
ここで、Raはトルエンスルホニロキシ基、p−ニトロ
フェニルスルホニロキシ基、ベンゼンスルホニロキシ基
、ジフェニルホスホリル基及びその他の通常の方法で導
入され、また当該技術分野でよく知られている脱離基の
ような相当する脱離基である。具体的には脱離基Raを
導入する上のアシル化はメチレンクロリド、アセトニト
リルまたはジメチルホルムアミドのような溶媒中で、ジ
イソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、4−ジ
メチルアミノピリジンなどのような塩基の存在下で、 
−20〜40℃の温度で、0.1〜5時間反応する。化
合物■の脱離基Raはまた、ハロゲン原子であることも
できる。ハロゲン脱離基は■を、Ph5PC12、Ph
5PBr2 、 (Ph1)3PBr2 、オキザリル
クロリドなどのようなハロゲン化剤とジクロルメタン、
アセトニトリル、テトラヒドロフランなどのような溶媒
中でジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミンま
たは4−ジメチルアミノピリジンなどのような塩基の存
在下で処理することにより導入される。
次いで、■からIへの変換は、例えばmをテトラヒドロ
フラン、ジクロルメタン、ジオキサン、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル、ヘキ
サメチルホスホラミドなどのような溶媒中で、はぼ当量
から過剰のメルカプト試薬R25H存在させ、炭酸水素
ナトリウム、炭酸カリウム、トリエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミンなどのような塩基の存在下で一4
0〜25℃で30分〜24時間処理することにより行な
われる。
かくして、式1におりてR3がカルボキシル保護基で置
換された化合物を得ることができる。
このカルボキシル保護基を除去し、遊離のカルボン酸を
得るのは、ソルボリシスまたは水素添加のような通常の
方法により実行される。すなわち、脱保護基の条件は次
の通りである。典型的には、I中R3がカルボキシル保
護基の化合物はpH7のモルホリノプロパンスルホン酸
−水酸化ナトリウム緩衝液、pH7リン酸塩緩衝液、リ
ン酸二カリウム、重炭酸ナトリウムなどを含むテトラヒ
ドロフラン−水、テトラヒドロフラン−エタノール−水
、ジオキサン−水、ジオキサン−エタノール−水、n−
ブタノール−水などのような溶媒中で、1〜4気圧の水
素気圧下で酸化白金、パラジウム−活性炭、水酸化パラ
ジウム−活性炭などのような触媒の存在下、0〜50℃
の温度で0.25〜4時間処理して目的とするIが作ら
れる。R3が0−ニトロベンジル基のような基である場
合、例えば光分解もまた脱保護基に用いることができる
以上の如く、本発明はすでにカルバペネム骨格の1位が
旦装置のORI置換基を選択的に製造し得るものであり
、従来の方法がラセミ体でしか製造し得なかった点を考
慮すると特に優れた製造方法ということができる。
かくして製造される本発明の式1で表わされる(IR)
−1−置換力ルバペネム−3−カルボン酸誘導体は、デ
ヒドロペプチダーゼとして知られている腎酵素による攻
撃に対して安定であり、かつその抗菌作用も優れたもの
である。
(実施例) 以下に本発明を実施例により更に説明する。
スズトリフレート12.75g(30,5−M)を無水
テトラヒドロフラン251に溶解し、−80〜−78℃
に冷却した。この溶液にN−エチルピペリジン4.41
m1(32,2mM)および化合物(2) 5.19g
(23,7層重の無水テトラヒドロフラン溶液11m1
を加え、同温にて2時間攪拌しエルレートを生成させた
0次いで一20℃となし上記反応溶液に化合物(1) 
4.88g(1B、9腸M)の無水テトラヒドロフラン
溶液11m1を加え、 OoCにて1時間攪拌した後、
0.1Mリン酸緩衝液201およびエーテル201を加
え同温にて5分間攪拌した。沈殿物をセライ)!過で除
き、1液をlN−HCl、 H2Oおよび飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグライー(溶出液:
クロロホルム:アセトン=95:5)にて精製し、黄色
油状物(3)を7.27g(H,3%)得た。
実施例2 :  (3S、4S)−3−[(IR)−1
−t−ブチルジメチルシロキシエチル]−4−[(IR
)−1−メトキシ−3−パラニトロベンジルオキシ力ル
ポニル−2−オキソプロピル]−2−7ゼチジンー2−
オン(4)化合物(3)397.111g(0,89m
M)およびイミダゾール72.7mg(1,07mM)
をアセトニトリル10m1に溶解し、アルゴンガス雰囲
気下に室温にて23時間攪拌する0次いでパラニトロベ
ンジルマグネシウムマロネート477.2層g(0,8
7mM)のアセトニトリル懸濁液10m1を加え、室温
で20時間攪拌する。アセトニトリルを留去し、残渣に
酢酸エチル20m1を加え、lN−HCl、 H2O、
5$NaHCO3、および飽和食塩水にて洗浄後無水硫
酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去後、カラムクロマ
トグラフィー(溶出液 酢酸エチル)で精製し、微黄色
油状の化合物(4) 355.9mg(80,9X)を
得た。
IR(KBr)cm−’: 1780.172ONHR
(CDC13)δppm : 0.05(8H,s)、
 0.85(13H,s)。
1.1’1(3H,d、  J−B、IHz)、  3
.0?−3,12(2H,m)、  3.40(3H,
s)、 3.47(2H,s)、 3.88 (IH,
d、 J−3,13Hz)。
3.78−3.87(IH,dd、 J=2.1.7.
9Hz);、 4.14−4.28(IH,m)、 5
.28(2H,d、 J= 2.0Hz)、 13.0
7(IH,bs)。
7.54(2H,d、 J=8.9Hz)、 8.23
(2H,d、 J−8,3Hz)実施例3 :  (3
S、4S)−3−[(IR)−1−ヒドロキシエチル]
−4−[(IR)−1−メトキシ−3−パラニトロベン
ジルオキシ力ルポニル−2−オキソプロピル1−アゼチ
ジン−2−オン(5) 実施例2で得た化合物(4) 448.4mg (0,
944mM)をメタノール5.61と水2.81の混合
液に溶解し、濃ICI 0.24m1を加え室温で1時
間攪拌する。次いでメタノールを減圧留去し得られた残
留物に水101を加え酢酸エチル301で抽出する。飽
和食塩水にて洗浄、無水硫酸ナトリウム乾燥後、溶媒を
留去し、残渣をカラムクロマトグラフィー (溶出液e
酢酸エチル)で精製し、微黄色油状の化合物(5)を3
513.5腸g(99,4%)得た。
NMR(CDCl2)δppm ; 1.31(2H,
d、 J−3,8H2)。
3.12−3.21(IH,m)、 3.41(3H,
s)、 3.48(2H,s)。
3.83−4.27(3H,m)、 5.28(2H,
d、 J−2,3Hz)。
13.33(IH,bs)、 ?、53(2H,d、 
J−8,9Hz)。
8.24 (2H,d、J=8.8Hz)実施例4 :
  (3S、4S)−3−[(IR)−1−ヒドロキシ
エチル]−4−[(IR)−1−メトキシ−3−ジアゾ
−3−パラニトロベンジルオキシ力ルポニル−2−オキ
ソプロピル1−アゼチジン−2−オン(6) 実施例3で得た化合物(5) 299mg(0,787
gM)、バラトルエンスルホニルアジド18E1mg(
0,943mM)とをアセトニトリル31に溶解し、こ
れに室温でトリエチルアミン0.12m1(0,887
mM)を加え、45分間攪拌する。次いでアセトニトリ
ルを減圧留去し酢酸エチル301を加え、飽和食塩水で
洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去し、カ
ラムクロマトグラフィー(溶出液 酢酸エチル)で精製
し無色固体として化合物(8) 288.1■g(90
,2K)を得た。
IR(KBr)cm−1: 2150.1750.17
20.185ONMR(CDC:13)δ pp■ :
  1.30(38,d、  J富8.4Hz)。
3.23−3.26(IH,dd、 J=1.3,1.
8Hz)、 3.41(18,s)。
3.87−3.95(IH,dd、 J−2,5,5,
3Hz)、 4.06−4.22(1)1. m)、 
4.93(IH,d、 J−5,1Hz)、 5.37
(2H,s)。
5.80(IH,bs)、 7.55(2H,d J=
8.4Hz)、 8.27(2H。
d、 J冨8.9Hz) 実施例 5 :  (IR,5S、BS)−2−オキソ
−8−[(IR)−1−ヒドロキシエチル]−1−メト
キシカルバペナム−3−カルボン酸バラニトロベンジル
エステル(7)実施例4で得た化合物(13) 15.
0mg (3,89X10−2mM) 、触媒量のロジ
ウム(II)アセテートにトルエン0.51を加え80
℃で30分攪拌した後トルエンを減圧留去し、油状物と
して化合物(7)を14.0+++g(100%)得た
IR(KBr) cm−1: 17?0.1710.1
810゜NMR(CDC13)δ pp層、  1,3
9(2H,d、  J=13.4Hz)2.28(1)
1. bs)、 3.49(3H,s)、 3.5El
−4,45(3H,m)。
4.78(IH,s)、 5.23.5.42(2H,
AB、 J=30.7HzA)。
7.56(2H,d、 J=8.9Hz)、 8.21
3(2H,d、 J=8.7Hz)実施例13 :  
(IR,5S、EIS)−2−(2−ピリミジルチオ)
−8−[(IR)−1−ヒドロキシエチル]−1−メト
キシカルバペネム−3−カルボン酸バラニトロベンジェ
ステル実施例5で得た化合物(?) 14.0mg(3
,89X 10−2mM)をアセトニトリル0.21に
溶解し、0℃で攪拌、その中にジフェニルリン酸クロリ
ド0.009+5l(4,43X lO−2mM) 、
ジイソプロピルエチルアミン0.008m1(3,87
X 10−2mM)を順次加え、2時間攪拌する。その
後N、N−ジメチルホルムアミド0.21に懸濁した2
−メルカプトピリミジン4.8mg (4,013X1
0−2mM) 、ジイソプロピルエチルアミン0.07
m1(4,24X 10−2mM)を加え0℃で30分
、その後室温で10時間攪拌し、酢酸エチルで抽出、飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒
を留去すると、微黄白色針状晶として化合物(8)7.
4mg (42,4%)を得た。
IR(KBr)cm−’ 1790.172ONMR(
CDCl2)δppm、 1.30(3H,d、 J−
8,8Hz)。
1.82(IH,bs)、 3.313(3H,s)、
 3−55−3.138(IH,dd。
Jズ3.3.8.8Hz) 4.30−4.42(2H,m)、 5.27(1)1
. d、 J=7.3Hz)5.28.5.52(2H
,AB、 J=35.3Hz)、 7.09(IH,t
)。
7.134(2H,d、 J−8,9Hz)、 8.2
1(2H,d、 J−8,9Hz)。
8.56(28,d、  J−4,9Hz)実施例7 
:  (5S、8S)−(IR)−1−メトキシ−2−
(2−ピリミジルチオ)−8−[(IR)−1−ヒドロ
キシエチルl−カルバペネム−3−カルボン酸(8) 実施例8で得た化合物(8) 18.2mg (3,8
8X 1O−2a+M)と5%ハラジウムー炭素4履g
とをテトラヒドロフラフ1.8ml/H202,0ml
混液中、3気圧の水素下9時間振とう後、テトラヒドロ
フランを減圧留去しエーテルで洗浄し、水層を凍結乾燥
した。微黄白色粉末として化合物(9) 7.111g
(54,8り を得た。
IR(KBr) cm−’: 1780.1700゜N
MR(acetone−do)δppm 1.38(3
H,d、 J−8,6Hz)。
1.7Ei(IH,bs)、 3.34(3H,s)、
 3.38−4.413(3H,m)。
5.27(IH,d、 J=7.3Hz)、 7.13
(IH,t)、 8.82(2H。
d、J=8.5Hz) 実施例8 :  (IR,5S、8S)−2−:tキ/
−8−[(IR)−ヒドロキシエチル1−1−メトキシ
カルバペナム−3−ヵルポン酸(10) 実施例5で得た化合物(7)を用い、実施例7と同様の
操作を行ない得た。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子、低級アルキル基またはアラ
    ルキル基を表わし、R^2は非置換もしくは置換アルキ
    ル基または複素環基を表わし、R^3は水素原子または
    カルボキシル保護基を表わす)で表される(1R)−1
    −置換カルバペネム−3−カルボン酸誘導体。
  2. (2)次式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1は水素原子、低級アルキル基またはアラ
    ルキル基を表わし、R^3はカルボキシル保護基を表わ
    す) で表わされる(1R)−1−置換−2−オキソ−カルバ
    ペネム−3−カルボン酸化合物を、式: R^aX(式中、R^aは脱離基、好ましくはアシル基
    を表わし、Xはハロゲン原子を表わす)で表わされるア
    シル化剤またはその反応性誘導体と反応させ、次式III
    : ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^1、R^3およびR^aは前記定義と同一
    )で表わされる化合物となし、次いで塩基の存在下に式
    :R^2SH(式中、R^2は非置換もしくは置換アル
    キル基または複素環基を表わす)で表わされるメルカプ
    ト試薬と反応させ、R^3がカルボキシル保護基の場合
    は更に該保護基を除去することからなる。次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子、低級アルキル基またはアラ
    ルキル基を表わし、R^2は非置換もしくは置換アルキ
    ル基または複素環基を表わし、R^3は水素原子または
    カルボキシル保護基を表わす)で表わされる(1R)−
    1−置換カルバペネム−3−カルボン酸誘導体の製造法
  3. (3)次式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R^1は水素原子、低級アルキル基またはアラ
    ルキル基を表わし、R^4は水酸基の保護基を表わし、
    R^5は水素原子、低級アルキル基、アリー基またはア
    ラルキル基を表わす) で表わされるアゼチジン−2−オン誘導体を、イミダゾ
    ールの存在下、式:(R^3OOCCH_2CO_2)
    _2Mg(式中、R^3はカルボキシル保護基を表わす
    )で表わされるマグネシウムマロネート化合物と反応さ
    せ次式V: ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R^1、R^3およびR^4は前記定義と同一
    )で表わされる化合物となし、次いでR^4の保護基を
    脱離し次式VI: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、R^1およびR^3は前記定義と同一)で表わ
    される化合物とし、得られた式VIの化合物を塩基の存在
    下にアジド化合物と処理し次式VII: ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中、R^1およびR^3は前記定義と同一)で表わ
    されるジアゾ化合物となし、金属触媒、特に金属アセテ
    ート触媒の存在下に環化反応を行ない次式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1およびR^3は前記定義と同一)で表わ
    される(1R)−1−置換−2−オキソ−カルバペネム
    −3−カルボン酸化合物を得、次いで式:R^aX(式
    中、R^aは脱離基、好ましくはアシルを表わし、Xは
    ハロゲン原子を表わす)で表わされるアシル化剤または
    その反応性誘導体と反応させ、次式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^1、R^3およびR^aは前記定義と同一
    )で表わされる化合物となし、次いで塩基の存在下に式
    :R^2SH(式中、R^2は非置換もしくは置換アル
    キル基または複素環基を表わす)で表わされるメルカプ
    ト試薬と反応させ、R^3がカルボキシル保護基の場合
    は更に該保護基を除去することからなる、次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子、低級アルキル基またはアラ
    ルキル基を表わし、R^2は非置換もしくは置換アルキ
    ル基または複素環基を表わし、R^3は水素原子または
    カルボキシル保護基を表わす)で表わされる(1R)−
    1−置換カルバペネム−3−カルボン酸誘導体の製造法
  4. (4)次式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1は水素原子、低級アルキル基またはアラ
    ルキル基を表わし、R^3は水素原子またはカルボキシ
    ル保護基を表わす) で表わされる(1R)−1−置換−2−オキソ−カルバ
    ペネム−3−カルボン酸化合物。
  5. (5)次式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R^1は水素原子、低級アルキル基またはアラ
    ルキル基を表わし、R^4は水酸基の保護基を表わし、
    R^5は水素原子、低級アルキル基、アリール基または
    アラルキル基を表わす)で表わされるアゼチジン−2−
    オン誘導体を、イミダゾールの存在下、式:(R^3O
    OCH_2CO_2)_2Mg(式中、R^3はカルボ
    キシル保護基を表わす)で表わされるマグネシウムマロ
    ネート化合物を反応させ次式V:▲数式、化学式、表等
    があります▼(V) (式中、R^1、R^3およびR^4は前記定義と同一
    )で表わされる化合物となし、次いでR^4の保護基を
    脱離し次式VI: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、R^1およびR^3は前記定義と同一)で表わ
    される化合物とし、得られた式VIの化合物を塩基の存在
    下にアジド化合物と処理し次式VII: ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中、R^1およびR^3は前記定義と同一)で表わ
    されるジアゾ化合物となし、金属触媒、特に金属アセテ
    ート触媒の存在下に環化反応を行ないR^3がカルボキ
    シル保護基の場合は更に該保護基を除去することからな
    る、次式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1は水素原子または低級アルキル基または
    アラルキル基を表わし、R^3は水素原子またはカルボ
    キシル保護基を表わす) で表わされる(1R)−1−置換−2−オキソ−カルバ
    ペネム−3−カルボン酸化合物の製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62255494A (ja) * 1986-04-25 1987-11-07 Nippon Redarii Kk (1r)−1−置換−2−オキソカルバペネム−3−カルボン酸誘導体
JPS63170378A (ja) * 1986-12-29 1988-07-14 Nippon Redarii Kk (1r)−1−置換カルバペネム−3−カルボン酸誘導体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60233077A (ja) * 1984-04-23 1985-11-19 メルク エンド カムパニー インコーポレーテツド 1‐テヘロ‐6‐〔1‐ヒドロキシエチル〕‐2‐sr↑8‐1‐カルバデチアペン‐2‐エム‐3‐カルボン酸
JPS61275267A (ja) * 1985-03-29 1986-12-05 メルク エンド カムパニ− インコ−ポレ−テツド 1−β−メチルカルバペネム抗生物質中間体の鏡像異性選択的製造方法

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