JPS62211949A - 半導体装置の製造法 - Google Patents

半導体装置の製造法

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JPS62211949A
JPS62211949A JP61053604A JP5360486A JPS62211949A JP S62211949 A JPS62211949 A JP S62211949A JP 61053604 A JP61053604 A JP 61053604A JP 5360486 A JP5360486 A JP 5360486A JP S62211949 A JPS62211949 A JP S62211949A
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silicon layer
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 単結晶シリコン層上に多結晶シリコン層を設け、多結晶
シリコン層に不純物をイオン注入し、両層の界面におけ
る濃度が1018cm″3以下になるようにした後に、
単結晶シリコン層をほとんど除去せず多結晶シリコン層
を選択的に除去することにより、内部ベースとエミッタ
が自己整合している半導体装置を効率的に製造する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体装置の製造法に関するものであり、さら
に詳しく述べるならばベース引出し電極と内部ベースお
よびエミッタが1枚のマスクで自己整合的に形成される
バイポーラトランジスタの製造法に関するものである。
〔従来の技術〕
ベース引出し電極と内部ベースおよびエミッタが1枚の
マスクで自己整合的に形成されるバイポーラトランジス
タの製造法は特開昭55−1183号公報にて公知であ
る。この公報の記載および図面を引用して従来技術を説
明する。
第2図はバイポーラトランジスタ製造の中間段階を示す
図面である。第2図において、10はP−型シリコン基
板12上に形成されたエピタキシャル層、14はサブコ
レクタn″領域、16はサブコレクタ導通n“領域、1
8は酸化物アイソレーション領域、20はSiO□層、
24はBドープP’型多結晶シリコン層(ベース36.
38のコンタクトとなる)、26はSiO□層、28は
へ7!、O,層32はエミッタ開孔、34.36は外部
ベースP1領域、38は内部ベースP領域、40は反応
性イオンエッチにより厚さが薄くなったSiO□層、で
ある。
第2図の段階に至るまでには次の処理がなされる。P−
型シリコン基板12上にサブコレクタn1領域14を形
成し:この基板12上にエピタキシャル層10を形成し
、この中に酸化物分離領域18を形成し:該エピタキシ
ャル層10上にSiO□層20を選択的に形成し、非選
択領域に開孔を設け:該5in2層20および非選択領
域のエピタキシャル層10上にBドープP゛型多結晶シ
リコン層24を形成し:該多結晶シリコン層24をパタ
ーンニソゲしてエミッタ開孔を形成するためのマスク(
26,28)を設け:該マスク(26,28)を用いて
多結晶シリコン層20に開孔を設け:エピタキシャル層
10と接触しているP1型多結晶シリコン]1524か
らBを該エピタキシャル層10に拡散させて外部ベース
P”Slj域34.36を形成し、かつ同時に前記開孔
から不純物を拡散させて内部ベースP領域38を形成し
:前記開孔の領域に5iOz層40を形成し:エミ・ツ
タ(図示せず)の寸法を限定するためにSiO□層40
を反応性イオンエッチにより薄くする。
続いて一連の処理を行なって第3図に示す如きバイポー
ラトランジスタを作製する。第3図において、Bはベー
ス、Cはコレクタ、Eはエミ・ツタ、42はエミッタn
3領域、43はAs ドープn゛多結晶シリコン層(エ
ミッタ接点として用いられる)、46はバソシヘーショ
ン膜、48は金属電極である。第2図から第3図に至る
工程では5i(h膜40にエミッタ開孔を設けて、この
開孔からn型不純物を拡散し、以下常法により、リソグ
ラフィ、蒸着などの処理を行なう。
上記従来技術によると、外部ベース領域34゜36は低
抵抗であるためベース抵抗が低くなり、ま・たベース接
点24はエミッタ接点43に自己整合されているために
ベース・エミッタ間隔が極めて小さくなるなどの利点が
生じる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の従来技術では、A # 203層28,5iCh
層26の開口後、多結晶シリコン層24をIIF i 
)INO,:C)13COOH(1: 378比率)を
含む選択性エツチング溶液で除去して開孔を形成し、そ
の後内部ベース領域38、外部ベース領域34.36形
成のためのP型不純物拡散を行なっている。この拡散段
階でBがサブコレクタ導通n+領域に拡散することは避
けなければならないために、該領域をSi02層20で
被覆し、前記開孔形成後SiO□層20を開孔し、金属
電極48を設けている。このために、B拡散のマスクと
なるSiO’2層20を開孔する工程が必要になる。
本発明は不純物ドープ多結晶シリコン層を用いてベース
引出し電極と内部ベースおよびエミッタを自己整合的に
形成する従来法の開孔工程を削限することを目的とする
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の単結晶シリコン層上にノンドープ多結晶シリコ
ン層を形成し、多結晶シリコン層中へ不純物をイオン注
入して、不純物の濃度が表面では高(界面では低い濃度
勾配を該多結晶シリコン層 内に作りかつ前記単結晶シ
リコン層との界面における不純物濃度がl’Q”am−
”以下であるようにし、続いて前記多結晶シリコン層の
少なくとも一部を除去して前記単結晶層を表出させるこ
とを特徴とする。
〔作 用〕 本発明においては多結晶シリコン層としてドープ材料を
使用せずにノンドープ材料を使用することにより、−導
電型を有するドープ不純物が単結高層の反対導電型領域
に拡散するのを妨げるマスクが不可欠になる前提条件を
なくした。かかるノンドープ多結晶シリコン層に、半導
体の活性領域に導通する電極としての電気伝導度を与え
るために、不純物をイオン注入により注入する方法を採
用した。この際、内部ベース領域への不純物拡散を防く
こと及び前記ドープ多結晶シリコンの選択エツチング液
が使用できることを目的としてベース引出し電極部の多
結晶シリコン層と単結晶層の界面濃度を1QI80.−
3以下とした。かかる界面濃度の設定とともに前述の如
く前提条件をなくすことにより所望の目的を達成した。
また、IQIBcm−3以下の不純物濃度は電気伝導度
が電極としては不十分なものであるために、多結晶シリ
コン層の表面の不純物濃度が界面より高くなるような濃
度勾配を作ることによって、多結晶シリコン層を電極と
して使用できるようにした。
上述の如き濃度勾配を有する不純物のイオン注入は、イ
オン注入条件と熱処理条件とを適宜組み合わせることに
よって、実現される。例えば、低エネルギ条件下での第
1段イオン注入を行なって、不純物のピーク位置が界面
側に位置するようにし、続く第2段イオン注入では大エ
ネルギでイオン注入を行なって高濃度部を深めに形成し
た後に、通常の条件でアニールを行なうことによって、
所望の濃度勾配が得られる。
しかる後に多結晶シリコン層の少なくとも一部を除去し
て、単結晶を表出させる。続いて、公知の方法により、
内部ベース、外部ベースおよびエミッタ等を形成する。
以下、実施例によりさらに詳しく本発明を説明する。
〔実施例〕
以下説明する実施例は外部ベースを自己整合多結晶シリ
コン層で形成するバイポーラトランジスタの例である。
第1(^)図ではノンドープ多結晶シリコン層をパター
ンニングする窒化膜を形成した段階まで工程が進んでい
る。この段階に至るまでに、P型シリコン基板50の一
部にn+埋込み拡散層51を形成し1残りの部分50a
をP型導電型のままとじ二次にn”エピタキシャル層5
2を形成し、その一部を窒化膜マスクで被覆し、残部を
熱酸化してフィールド酸化膜(SiO□膜)53を形成
し2窒化膜マスクをエツチングにより除去した後;U溝
力・ノドを行なって次にその底部にP型不純物をイオン
注入し、チャネルストップ58とじ;U溝の表面に酸化
膜59を形成した後に、多結晶シリコン56をU溝に埋
込み:その表面を被覆した後;続いてノンドープ多結晶
シリコン層54を全面に形成し:そしてその表面に窒化
膜57を形成している。
ノンドープ多結晶シリコン層54はCVD法によって通
常0.3〜0.5μmの厚さに形成される。窒化膜57
はCVD法によって通常700〜1000人の厚さに形
成される。ノンドープ多結晶シリコン層54は、製品で
ベース、コレクタ、エミッタの領域となるすべてのエピ
タキシャル層52に被着されており、該エピタキシャル
層52に被着されていないノンドープ多結晶シリコン層
54は同じ膜厚で厚い酸化Iり53」二に被着されてい
る。
第1(B)図では、多結晶シリコン層54が選択酸化さ
れており、またコレクタコンタクトおよび基板コンタク
トが作られるまで工程が進んでいる。
第1囚図の工程以降では、窒化膜57を選択的に除去し
た後パッシベーション酸化膜53上の適宜な位置で多結
晶シリコン層54を選択的に酸化する(LOCO3)こ
とによって、酸化層61を形成し:続いてP型不純物を
イオン注入して基板コンタクト領域62を形成し:コレ
クタコンタクト領域63を形成するイオン注入を行なう
本発明の一つの特徴である、ベース引出電極を形成する
多結晶シリコン1154aへのイオン注入は、例えばB
イオンを、80keV、 I XIO”cm2(ドーズ
量)の条件で注入した後に、30keV、 8 X 1
0口cm−”(ドーズ量)の条件で注入する2段イオン
注入により行なう。アニールは900〜95(1”c、
  20〜30分、好ましくは900℃、 30分の条
件で行なう。この場合界面の不純物濃度は2XIQ17
cm−3程度1表面濃度は〜1020程度となる。
第1(C)図では、窒化膜57が全面除去され、そして
CVDによる酸化膜を用いて多結晶シリコン層54aに
内部ベースおよびエミッタ開孔が形成されるまで工程が
進んでいる。第1(B)図以降の工程では、窒化膜57
をエツチングにより除去し、次にCVD法によってSi
O□層55を全面に形成し、開孔56を形成する。開孔
66の形成法は特開昭55−1183号記載の方法と同
じであり、オーバハング66が生じる。IF : HN
O3: CH3CO0H(1: 3 :8のエツチング
液を使用することにより、Bがイオン注入された多結晶
シリコン層54aのみが除去され、その下の単結晶シリ
コンはほとんど除去されない。なお多結晶シリコン層5
4aのn−エピタキシャル層52との界面の濃度がl 
Q I [I cm −2程度で第1(O)図では、内
部・外部ベースおよびエミッタ開孔が形成されるまで工
程が進んでいる。第1fc)図の工程以降では、5iO
z層65により被覆されていないシリコン、すなわちn
−エピタキシャル層および多結晶シリコン層54aの表
出部、を熱酸化によって1000Å以下に薄く酸化し、
ベース酸化膜68を形成し:900〜950℃でアニー
ルを行なって多結晶シリコン層54aからP型不純物を
n−エピタキシャル層54,1内に選択的拡散させて厚
さ0.4μm以下、平均濃度〜1020clN−3の外
部ベース70を形成しくこの拡散・アニール工程でベー
ス酸化膜68は将来内部ベースおよびエミッタとなるn
−エピタキシャル層54aをマスクする)、次にイオン
注入によってP型不純物をn−エピタキシャル層54a
にベース酸化膜68を通して注入し、アニールして内部
ベースとなるPGM域72を厚さ0.37711以下に
形成し: CVD法によって5i02膜74を厚さ25
00Å以下に図示のように開孔(66)壁面に形成しn
 CVD法によって多結晶シリコン75を開孔(66)
内に埋め込むように被着した後:全面を反応性エツチン
グして多結晶シリコン75゜Si0・2膜74およびベ
ース酸化膜68を除去し、エミッタ開孔を形成する。
以上の工程で形成される内部ベースとなるP領域72は
、多結晶シリコン層(ベース引出電極)54aのパター
ンニングマスクで画成され、また、ベース酸化膜68 
、SiO2膜74膜上4多結晶シリコン75を第1 (
o1図図示のように画成するためには何らマスクが用い
られず、CVD、熱酸化、エツチング速度などのプロセ
ス条件を利用しているから、これら(68,74,75
)により横方向形状がほぼ定められるエミッタも多結晶
シリコン層54aのパターンニングマスクで画成される
こととなる。第1(O)図に示されたDは素子寸法であ
って通常4.5μmであり、一方dは開孔の寸法であっ
て通常1.5μmである。
第1([)図では、エミッタ電極が作られバイポーラト
ランジスタが完成している。なお、エミッタ電極と同時
にベース電極、コレクタ電極、基板コンタクト電極、抵
抗コンタクト電極も作られるが、これらの電極は周知で
あるため図示しない。第1(D)図以降では、エミッタ
開孔内に多結晶シリコン76を埋込み、n型不純物を多
結晶シリコン76にイオン注入し、アニールして厚さ0
.2μm以下。
平均濃度1026〜10に1cI11−3のエミッタ8
4を形成し、次にCVD法により酸化膜(SiO□膜)
77を形成し、前述の多結晶シリコン76を表出させ、
最後にエミッタ電極80を形成する。上述の工程により
内部ベース82も形成される。n型不純物としてAsを
用いる場合のイオン注入条件はエネルギ80〜100 
kev、ドーズ量]−0”〜1016cm−2.アニー
ル条件は950〜1000℃、約10分である。
以上の説明と導電型が逆な場合にも本発明法を実施でき
るのは明瞭であろう。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ベース引出電極となる多結晶シリコン
層の下地マスクに開孔を設ける工程が削減される。
さらに、ノンドープ多結晶シリコンをベース引出電極の
出発材料として用いるために、P型頭域およびn型領域
をイオン注入で自由に選択することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1(^l −fE1図は本発明の実施例を示す工程図
、第2図および第3図は従来技術を示す工程図である。 50・・・P型シリコン基板、 52・・・n−エピタキシャル層、 53・・・パソシヘーション(SiOz) 膜、54・
・・ノンドープ多結晶シリコン層、59・・・アイソレ
ーション用酸化膜、62・・・基板コンタクト領域、 65・・・SiO□膜、    66・・・開孔、68
・・・ベース酸化膜、70・・・外部ベース、74・・
・5in2膜、 75・・・多結晶シリコン、 80・・・電極、     84・・・エミッタ。 第1(C)図 第1(D)図 第1(E)図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ベース引出し電極と内部ベースおよびエミッタが1
    枚のマスクで自己整合的に形成されるバイポーラトラン
    ジスタの製造法において、 単結晶シリコン層上にノンドープ多結晶シリコン層を形
    成し、多結晶シリコン層中へ不純物をイオン注入して、
    不純物の濃度が表面では高く界面では低い濃度勾配を該
    多結晶シリコン層内に作りかつ前記単結晶シリコン層と
    の界面における不純物濃度が10^1^8cm^−^3
    以下であるようにし、続いて前記多結晶シリコン層の少
    なくとも一部を除去して前記単結晶層を表出させること
    を特徴とする半導体装置の製造法。
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