JPS62211949A - 半導体装置の製造法 - Google Patents
半導体装置の製造法Info
- Publication number
- JPS62211949A JPS62211949A JP61053604A JP5360486A JPS62211949A JP S62211949 A JPS62211949 A JP S62211949A JP 61053604 A JP61053604 A JP 61053604A JP 5360486 A JP5360486 A JP 5360486A JP S62211949 A JPS62211949 A JP S62211949A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- polycrystalline silicon
- emitter
- silicon layer
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 8
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 6
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 52
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 26
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 20
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 claims abstract description 6
- 229910021421 monocrystalline silicon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 9
- 229910021419 crystalline silicon Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 4
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 abstract description 12
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 11
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 abstract description 7
- 238000005530 etching Methods 0.000 abstract description 6
- 238000000059 patterning Methods 0.000 abstract description 5
- 238000002513 implantation Methods 0.000 abstract 1
- 150000004767 nitrides Chemical class 0.000 description 8
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 5
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 5
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- OQCFWECOQNPQCG-UHFFFAOYSA-N 1,3,4,8-tetrahydropyrimido[4,5-c]oxazin-7-one Chemical group C1CONC2=C1C=NC(=O)N2 OQCFWECOQNPQCG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 3
- 229910052681 coesite Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052906 cristobalite Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 2
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 2
- 238000002161 passivation Methods 0.000 description 2
- 238000001020 plasma etching Methods 0.000 description 2
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 2
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 description 2
- 229910052682 stishovite Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052905 tridymite Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910001651 emery Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000001459 lithography Methods 0.000 description 1
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 description 1
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
単結晶シリコン層上に多結晶シリコン層を設け、多結晶
シリコン層に不純物をイオン注入し、両層の界面におけ
る濃度が1018cm″3以下になるようにした後に、
単結晶シリコン層をほとんど除去せず多結晶シリコン層
を選択的に除去することにより、内部ベースとエミッタ
が自己整合している半導体装置を効率的に製造する。
シリコン層に不純物をイオン注入し、両層の界面におけ
る濃度が1018cm″3以下になるようにした後に、
単結晶シリコン層をほとんど除去せず多結晶シリコン層
を選択的に除去することにより、内部ベースとエミッタ
が自己整合している半導体装置を効率的に製造する。
本発明は半導体装置の製造法に関するものであり、さら
に詳しく述べるならばベース引出し電極と内部ベースお
よびエミッタが1枚のマスクで自己整合的に形成される
バイポーラトランジスタの製造法に関するものである。
に詳しく述べるならばベース引出し電極と内部ベースお
よびエミッタが1枚のマスクで自己整合的に形成される
バイポーラトランジスタの製造法に関するものである。
ベース引出し電極と内部ベースおよびエミッタが1枚の
マスクで自己整合的に形成されるバイポーラトランジス
タの製造法は特開昭55−1183号公報にて公知であ
る。この公報の記載および図面を引用して従来技術を説
明する。
マスクで自己整合的に形成されるバイポーラトランジス
タの製造法は特開昭55−1183号公報にて公知であ
る。この公報の記載および図面を引用して従来技術を説
明する。
第2図はバイポーラトランジスタ製造の中間段階を示す
図面である。第2図において、10はP−型シリコン基
板12上に形成されたエピタキシャル層、14はサブコ
レクタn″領域、16はサブコレクタ導通n“領域、1
8は酸化物アイソレーション領域、20はSiO□層、
24はBドープP’型多結晶シリコン層(ベース36.
38のコンタクトとなる)、26はSiO□層、28は
へ7!、O,層32はエミッタ開孔、34.36は外部
ベースP1領域、38は内部ベースP領域、40は反応
性イオンエッチにより厚さが薄くなったSiO□層、で
ある。
図面である。第2図において、10はP−型シリコン基
板12上に形成されたエピタキシャル層、14はサブコ
レクタn″領域、16はサブコレクタ導通n“領域、1
8は酸化物アイソレーション領域、20はSiO□層、
24はBドープP’型多結晶シリコン層(ベース36.
38のコンタクトとなる)、26はSiO□層、28は
へ7!、O,層32はエミッタ開孔、34.36は外部
ベースP1領域、38は内部ベースP領域、40は反応
性イオンエッチにより厚さが薄くなったSiO□層、で
ある。
第2図の段階に至るまでには次の処理がなされる。P−
型シリコン基板12上にサブコレクタn1領域14を形
成し:この基板12上にエピタキシャル層10を形成し
、この中に酸化物分離領域18を形成し:該エピタキシ
ャル層10上にSiO□層20を選択的に形成し、非選
択領域に開孔を設け:該5in2層20および非選択領
域のエピタキシャル層10上にBドープP゛型多結晶シ
リコン層24を形成し:該多結晶シリコン層24をパタ
ーンニソゲしてエミッタ開孔を形成するためのマスク(
26,28)を設け:該マスク(26,28)を用いて
多結晶シリコン層20に開孔を設け:エピタキシャル層
10と接触しているP1型多結晶シリコン]1524か
らBを該エピタキシャル層10に拡散させて外部ベース
P”Slj域34.36を形成し、かつ同時に前記開孔
から不純物を拡散させて内部ベースP領域38を形成し
:前記開孔の領域に5iOz層40を形成し:エミ・ツ
タ(図示せず)の寸法を限定するためにSiO□層40
を反応性イオンエッチにより薄くする。
型シリコン基板12上にサブコレクタn1領域14を形
成し:この基板12上にエピタキシャル層10を形成し
、この中に酸化物分離領域18を形成し:該エピタキシ
ャル層10上にSiO□層20を選択的に形成し、非選
択領域に開孔を設け:該5in2層20および非選択領
域のエピタキシャル層10上にBドープP゛型多結晶シ
リコン層24を形成し:該多結晶シリコン層24をパタ
ーンニソゲしてエミッタ開孔を形成するためのマスク(
26,28)を設け:該マスク(26,28)を用いて
多結晶シリコン層20に開孔を設け:エピタキシャル層
10と接触しているP1型多結晶シリコン]1524か
らBを該エピタキシャル層10に拡散させて外部ベース
P”Slj域34.36を形成し、かつ同時に前記開孔
から不純物を拡散させて内部ベースP領域38を形成し
:前記開孔の領域に5iOz層40を形成し:エミ・ツ
タ(図示せず)の寸法を限定するためにSiO□層40
を反応性イオンエッチにより薄くする。
続いて一連の処理を行なって第3図に示す如きバイポー
ラトランジスタを作製する。第3図において、Bはベー
ス、Cはコレクタ、Eはエミ・ツタ、42はエミッタn
3領域、43はAs ドープn゛多結晶シリコン層(エ
ミッタ接点として用いられる)、46はバソシヘーショ
ン膜、48は金属電極である。第2図から第3図に至る
工程では5i(h膜40にエミッタ開孔を設けて、この
開孔からn型不純物を拡散し、以下常法により、リソグ
ラフィ、蒸着などの処理を行なう。
ラトランジスタを作製する。第3図において、Bはベー
ス、Cはコレクタ、Eはエミ・ツタ、42はエミッタn
3領域、43はAs ドープn゛多結晶シリコン層(エ
ミッタ接点として用いられる)、46はバソシヘーショ
ン膜、48は金属電極である。第2図から第3図に至る
工程では5i(h膜40にエミッタ開孔を設けて、この
開孔からn型不純物を拡散し、以下常法により、リソグ
ラフィ、蒸着などの処理を行なう。
上記従来技術によると、外部ベース領域34゜36は低
抵抗であるためベース抵抗が低くなり、ま・たベース接
点24はエミッタ接点43に自己整合されているために
ベース・エミッタ間隔が極めて小さくなるなどの利点が
生じる。
抵抗であるためベース抵抗が低くなり、ま・たベース接
点24はエミッタ接点43に自己整合されているために
ベース・エミッタ間隔が極めて小さくなるなどの利点が
生じる。
上述の従来技術では、A # 203層28,5iCh
層26の開口後、多結晶シリコン層24をIIF i
)INO,:C)13COOH(1: 378比率)を
含む選択性エツチング溶液で除去して開孔を形成し、そ
の後内部ベース領域38、外部ベース領域34.36形
成のためのP型不純物拡散を行なっている。この拡散段
階でBがサブコレクタ導通n+領域に拡散することは避
けなければならないために、該領域をSi02層20で
被覆し、前記開孔形成後SiO□層20を開孔し、金属
電極48を設けている。このために、B拡散のマスクと
なるSiO’2層20を開孔する工程が必要になる。
層26の開口後、多結晶シリコン層24をIIF i
)INO,:C)13COOH(1: 378比率)を
含む選択性エツチング溶液で除去して開孔を形成し、そ
の後内部ベース領域38、外部ベース領域34.36形
成のためのP型不純物拡散を行なっている。この拡散段
階でBがサブコレクタ導通n+領域に拡散することは避
けなければならないために、該領域をSi02層20で
被覆し、前記開孔形成後SiO□層20を開孔し、金属
電極48を設けている。このために、B拡散のマスクと
なるSiO’2層20を開孔する工程が必要になる。
本発明は不純物ドープ多結晶シリコン層を用いてベース
引出し電極と内部ベースおよびエミッタを自己整合的に
形成する従来法の開孔工程を削限することを目的とする
。
引出し電極と内部ベースおよびエミッタを自己整合的に
形成する従来法の開孔工程を削限することを目的とする
。
本発明の単結晶シリコン層上にノンドープ多結晶シリコ
ン層を形成し、多結晶シリコン層中へ不純物をイオン注
入して、不純物の濃度が表面では高(界面では低い濃度
勾配を該多結晶シリコン層 内に作りかつ前記単結晶シ
リコン層との界面における不純物濃度がl’Q”am−
”以下であるようにし、続いて前記多結晶シリコン層の
少なくとも一部を除去して前記単結晶層を表出させるこ
とを特徴とする。
ン層を形成し、多結晶シリコン層中へ不純物をイオン注
入して、不純物の濃度が表面では高(界面では低い濃度
勾配を該多結晶シリコン層 内に作りかつ前記単結晶シ
リコン層との界面における不純物濃度がl’Q”am−
”以下であるようにし、続いて前記多結晶シリコン層の
少なくとも一部を除去して前記単結晶層を表出させるこ
とを特徴とする。
〔作 用〕
本発明においては多結晶シリコン層としてドープ材料を
使用せずにノンドープ材料を使用することにより、−導
電型を有するドープ不純物が単結高層の反対導電型領域
に拡散するのを妨げるマスクが不可欠になる前提条件を
なくした。かかるノンドープ多結晶シリコン層に、半導
体の活性領域に導通する電極としての電気伝導度を与え
るために、不純物をイオン注入により注入する方法を採
用した。この際、内部ベース領域への不純物拡散を防く
こと及び前記ドープ多結晶シリコンの選択エツチング液
が使用できることを目的としてベース引出し電極部の多
結晶シリコン層と単結晶層の界面濃度を1QI80.−
3以下とした。かかる界面濃度の設定とともに前述の如
く前提条件をなくすことにより所望の目的を達成した。
使用せずにノンドープ材料を使用することにより、−導
電型を有するドープ不純物が単結高層の反対導電型領域
に拡散するのを妨げるマスクが不可欠になる前提条件を
なくした。かかるノンドープ多結晶シリコン層に、半導
体の活性領域に導通する電極としての電気伝導度を与え
るために、不純物をイオン注入により注入する方法を採
用した。この際、内部ベース領域への不純物拡散を防く
こと及び前記ドープ多結晶シリコンの選択エツチング液
が使用できることを目的としてベース引出し電極部の多
結晶シリコン層と単結晶層の界面濃度を1QI80.−
3以下とした。かかる界面濃度の設定とともに前述の如
く前提条件をなくすことにより所望の目的を達成した。
また、IQIBcm−3以下の不純物濃度は電気伝導度
が電極としては不十分なものであるために、多結晶シリ
コン層の表面の不純物濃度が界面より高くなるような濃
度勾配を作ることによって、多結晶シリコン層を電極と
して使用できるようにした。
が電極としては不十分なものであるために、多結晶シリ
コン層の表面の不純物濃度が界面より高くなるような濃
度勾配を作ることによって、多結晶シリコン層を電極と
して使用できるようにした。
上述の如き濃度勾配を有する不純物のイオン注入は、イ
オン注入条件と熱処理条件とを適宜組み合わせることに
よって、実現される。例えば、低エネルギ条件下での第
1段イオン注入を行なって、不純物のピーク位置が界面
側に位置するようにし、続く第2段イオン注入では大エ
ネルギでイオン注入を行なって高濃度部を深めに形成し
た後に、通常の条件でアニールを行なうことによって、
所望の濃度勾配が得られる。
オン注入条件と熱処理条件とを適宜組み合わせることに
よって、実現される。例えば、低エネルギ条件下での第
1段イオン注入を行なって、不純物のピーク位置が界面
側に位置するようにし、続く第2段イオン注入では大エ
ネルギでイオン注入を行なって高濃度部を深めに形成し
た後に、通常の条件でアニールを行なうことによって、
所望の濃度勾配が得られる。
しかる後に多結晶シリコン層の少なくとも一部を除去し
て、単結晶を表出させる。続いて、公知の方法により、
内部ベース、外部ベースおよびエミッタ等を形成する。
て、単結晶を表出させる。続いて、公知の方法により、
内部ベース、外部ベースおよびエミッタ等を形成する。
以下、実施例によりさらに詳しく本発明を説明する。
以下説明する実施例は外部ベースを自己整合多結晶シリ
コン層で形成するバイポーラトランジスタの例である。
コン層で形成するバイポーラトランジスタの例である。
第1(^)図ではノンドープ多結晶シリコン層をパター
ンニングする窒化膜を形成した段階まで工程が進んでい
る。この段階に至るまでに、P型シリコン基板50の一
部にn+埋込み拡散層51を形成し1残りの部分50a
をP型導電型のままとじ二次にn”エピタキシャル層5
2を形成し、その一部を窒化膜マスクで被覆し、残部を
熱酸化してフィールド酸化膜(SiO□膜)53を形成
し2窒化膜マスクをエツチングにより除去した後;U溝
力・ノドを行なって次にその底部にP型不純物をイオン
注入し、チャネルストップ58とじ;U溝の表面に酸化
膜59を形成した後に、多結晶シリコン56をU溝に埋
込み:その表面を被覆した後;続いてノンドープ多結晶
シリコン層54を全面に形成し:そしてその表面に窒化
膜57を形成している。
ンニングする窒化膜を形成した段階まで工程が進んでい
る。この段階に至るまでに、P型シリコン基板50の一
部にn+埋込み拡散層51を形成し1残りの部分50a
をP型導電型のままとじ二次にn”エピタキシャル層5
2を形成し、その一部を窒化膜マスクで被覆し、残部を
熱酸化してフィールド酸化膜(SiO□膜)53を形成
し2窒化膜マスクをエツチングにより除去した後;U溝
力・ノドを行なって次にその底部にP型不純物をイオン
注入し、チャネルストップ58とじ;U溝の表面に酸化
膜59を形成した後に、多結晶シリコン56をU溝に埋
込み:その表面を被覆した後;続いてノンドープ多結晶
シリコン層54を全面に形成し:そしてその表面に窒化
膜57を形成している。
ノンドープ多結晶シリコン層54はCVD法によって通
常0.3〜0.5μmの厚さに形成される。窒化膜57
はCVD法によって通常700〜1000人の厚さに形
成される。ノンドープ多結晶シリコン層54は、製品で
ベース、コレクタ、エミッタの領域となるすべてのエピ
タキシャル層52に被着されており、該エピタキシャル
層52に被着されていないノンドープ多結晶シリコン層
54は同じ膜厚で厚い酸化Iり53」二に被着されてい
る。
常0.3〜0.5μmの厚さに形成される。窒化膜57
はCVD法によって通常700〜1000人の厚さに形
成される。ノンドープ多結晶シリコン層54は、製品で
ベース、コレクタ、エミッタの領域となるすべてのエピ
タキシャル層52に被着されており、該エピタキシャル
層52に被着されていないノンドープ多結晶シリコン層
54は同じ膜厚で厚い酸化Iり53」二に被着されてい
る。
第1(B)図では、多結晶シリコン層54が選択酸化さ
れており、またコレクタコンタクトおよび基板コンタク
トが作られるまで工程が進んでいる。
れており、またコレクタコンタクトおよび基板コンタク
トが作られるまで工程が進んでいる。
第1囚図の工程以降では、窒化膜57を選択的に除去し
た後パッシベーション酸化膜53上の適宜な位置で多結
晶シリコン層54を選択的に酸化する(LOCO3)こ
とによって、酸化層61を形成し:続いてP型不純物を
イオン注入して基板コンタクト領域62を形成し:コレ
クタコンタクト領域63を形成するイオン注入を行なう
。
た後パッシベーション酸化膜53上の適宜な位置で多結
晶シリコン層54を選択的に酸化する(LOCO3)こ
とによって、酸化層61を形成し:続いてP型不純物を
イオン注入して基板コンタクト領域62を形成し:コレ
クタコンタクト領域63を形成するイオン注入を行なう
。
本発明の一つの特徴である、ベース引出電極を形成する
多結晶シリコン1154aへのイオン注入は、例えばB
イオンを、80keV、 I XIO”cm2(ドーズ
量)の条件で注入した後に、30keV、 8 X 1
0口cm−”(ドーズ量)の条件で注入する2段イオン
注入により行なう。アニールは900〜95(1”c、
20〜30分、好ましくは900℃、 30分の条
件で行なう。この場合界面の不純物濃度は2XIQ17
cm−3程度1表面濃度は〜1020程度となる。
多結晶シリコン1154aへのイオン注入は、例えばB
イオンを、80keV、 I XIO”cm2(ドーズ
量)の条件で注入した後に、30keV、 8 X 1
0口cm−”(ドーズ量)の条件で注入する2段イオン
注入により行なう。アニールは900〜95(1”c、
20〜30分、好ましくは900℃、 30分の条
件で行なう。この場合界面の不純物濃度は2XIQ17
cm−3程度1表面濃度は〜1020程度となる。
第1(C)図では、窒化膜57が全面除去され、そして
CVDによる酸化膜を用いて多結晶シリコン層54aに
内部ベースおよびエミッタ開孔が形成されるまで工程が
進んでいる。第1(B)図以降の工程では、窒化膜57
をエツチングにより除去し、次にCVD法によってSi
O□層55を全面に形成し、開孔56を形成する。開孔
66の形成法は特開昭55−1183号記載の方法と同
じであり、オーバハング66が生じる。IF : HN
O3: CH3CO0H(1: 3 :8のエツチング
液を使用することにより、Bがイオン注入された多結晶
シリコン層54aのみが除去され、その下の単結晶シリ
コンはほとんど除去されない。なお多結晶シリコン層5
4aのn−エピタキシャル層52との界面の濃度がl
Q I [I cm −2程度で第1(O)図では、内
部・外部ベースおよびエミッタ開孔が形成されるまで工
程が進んでいる。第1fc)図の工程以降では、5iO
z層65により被覆されていないシリコン、すなわちn
−エピタキシャル層および多結晶シリコン層54aの表
出部、を熱酸化によって1000Å以下に薄く酸化し、
ベース酸化膜68を形成し:900〜950℃でアニー
ルを行なって多結晶シリコン層54aからP型不純物を
n−エピタキシャル層54,1内に選択的拡散させて厚
さ0.4μm以下、平均濃度〜1020clN−3の外
部ベース70を形成しくこの拡散・アニール工程でベー
ス酸化膜68は将来内部ベースおよびエミッタとなるn
−エピタキシャル層54aをマスクする)、次にイオン
注入によってP型不純物をn−エピタキシャル層54a
にベース酸化膜68を通して注入し、アニールして内部
ベースとなるPGM域72を厚さ0.37711以下に
形成し: CVD法によって5i02膜74を厚さ25
00Å以下に図示のように開孔(66)壁面に形成しn
CVD法によって多結晶シリコン75を開孔(66)
内に埋め込むように被着した後:全面を反応性エツチン
グして多結晶シリコン75゜Si0・2膜74およびベ
ース酸化膜68を除去し、エミッタ開孔を形成する。
CVDによる酸化膜を用いて多結晶シリコン層54aに
内部ベースおよびエミッタ開孔が形成されるまで工程が
進んでいる。第1(B)図以降の工程では、窒化膜57
をエツチングにより除去し、次にCVD法によってSi
O□層55を全面に形成し、開孔56を形成する。開孔
66の形成法は特開昭55−1183号記載の方法と同
じであり、オーバハング66が生じる。IF : HN
O3: CH3CO0H(1: 3 :8のエツチング
液を使用することにより、Bがイオン注入された多結晶
シリコン層54aのみが除去され、その下の単結晶シリ
コンはほとんど除去されない。なお多結晶シリコン層5
4aのn−エピタキシャル層52との界面の濃度がl
Q I [I cm −2程度で第1(O)図では、内
部・外部ベースおよびエミッタ開孔が形成されるまで工
程が進んでいる。第1fc)図の工程以降では、5iO
z層65により被覆されていないシリコン、すなわちn
−エピタキシャル層および多結晶シリコン層54aの表
出部、を熱酸化によって1000Å以下に薄く酸化し、
ベース酸化膜68を形成し:900〜950℃でアニー
ルを行なって多結晶シリコン層54aからP型不純物を
n−エピタキシャル層54,1内に選択的拡散させて厚
さ0.4μm以下、平均濃度〜1020clN−3の外
部ベース70を形成しくこの拡散・アニール工程でベー
ス酸化膜68は将来内部ベースおよびエミッタとなるn
−エピタキシャル層54aをマスクする)、次にイオン
注入によってP型不純物をn−エピタキシャル層54a
にベース酸化膜68を通して注入し、アニールして内部
ベースとなるPGM域72を厚さ0.37711以下に
形成し: CVD法によって5i02膜74を厚さ25
00Å以下に図示のように開孔(66)壁面に形成しn
CVD法によって多結晶シリコン75を開孔(66)
内に埋め込むように被着した後:全面を反応性エツチン
グして多結晶シリコン75゜Si0・2膜74およびベ
ース酸化膜68を除去し、エミッタ開孔を形成する。
以上の工程で形成される内部ベースとなるP領域72は
、多結晶シリコン層(ベース引出電極)54aのパター
ンニングマスクで画成され、また、ベース酸化膜68
、SiO2膜74膜上4多結晶シリコン75を第1 (
o1図図示のように画成するためには何らマスクが用い
られず、CVD、熱酸化、エツチング速度などのプロセ
ス条件を利用しているから、これら(68,74,75
)により横方向形状がほぼ定められるエミッタも多結晶
シリコン層54aのパターンニングマスクで画成される
こととなる。第1(O)図に示されたDは素子寸法であ
って通常4.5μmであり、一方dは開孔の寸法であっ
て通常1.5μmである。
、多結晶シリコン層(ベース引出電極)54aのパター
ンニングマスクで画成され、また、ベース酸化膜68
、SiO2膜74膜上4多結晶シリコン75を第1 (
o1図図示のように画成するためには何らマスクが用い
られず、CVD、熱酸化、エツチング速度などのプロセ
ス条件を利用しているから、これら(68,74,75
)により横方向形状がほぼ定められるエミッタも多結晶
シリコン層54aのパターンニングマスクで画成される
こととなる。第1(O)図に示されたDは素子寸法であ
って通常4.5μmであり、一方dは開孔の寸法であっ
て通常1.5μmである。
第1([)図では、エミッタ電極が作られバイポーラト
ランジスタが完成している。なお、エミッタ電極と同時
にベース電極、コレクタ電極、基板コンタクト電極、抵
抗コンタクト電極も作られるが、これらの電極は周知で
あるため図示しない。第1(D)図以降では、エミッタ
開孔内に多結晶シリコン76を埋込み、n型不純物を多
結晶シリコン76にイオン注入し、アニールして厚さ0
.2μm以下。
ランジスタが完成している。なお、エミッタ電極と同時
にベース電極、コレクタ電極、基板コンタクト電極、抵
抗コンタクト電極も作られるが、これらの電極は周知で
あるため図示しない。第1(D)図以降では、エミッタ
開孔内に多結晶シリコン76を埋込み、n型不純物を多
結晶シリコン76にイオン注入し、アニールして厚さ0
.2μm以下。
平均濃度1026〜10に1cI11−3のエミッタ8
4を形成し、次にCVD法により酸化膜(SiO□膜)
77を形成し、前述の多結晶シリコン76を表出させ、
最後にエミッタ電極80を形成する。上述の工程により
内部ベース82も形成される。n型不純物としてAsを
用いる場合のイオン注入条件はエネルギ80〜100
kev、ドーズ量]−0”〜1016cm−2.アニー
ル条件は950〜1000℃、約10分である。
4を形成し、次にCVD法により酸化膜(SiO□膜)
77を形成し、前述の多結晶シリコン76を表出させ、
最後にエミッタ電極80を形成する。上述の工程により
内部ベース82も形成される。n型不純物としてAsを
用いる場合のイオン注入条件はエネルギ80〜100
kev、ドーズ量]−0”〜1016cm−2.アニー
ル条件は950〜1000℃、約10分である。
以上の説明と導電型が逆な場合にも本発明法を実施でき
るのは明瞭であろう。
るのは明瞭であろう。
本発明によれば、ベース引出電極となる多結晶シリコン
層の下地マスクに開孔を設ける工程が削減される。
層の下地マスクに開孔を設ける工程が削減される。
さらに、ノンドープ多結晶シリコンをベース引出電極の
出発材料として用いるために、P型頭域およびn型領域
をイオン注入で自由に選択することが可能になる。
出発材料として用いるために、P型頭域およびn型領域
をイオン注入で自由に選択することが可能になる。
第1(^l −fE1図は本発明の実施例を示す工程図
、第2図および第3図は従来技術を示す工程図である。 50・・・P型シリコン基板、 52・・・n−エピタキシャル層、 53・・・パソシヘーション(SiOz) 膜、54・
・・ノンドープ多結晶シリコン層、59・・・アイソレ
ーション用酸化膜、62・・・基板コンタクト領域、 65・・・SiO□膜、 66・・・開孔、68
・・・ベース酸化膜、70・・・外部ベース、74・・
・5in2膜、 75・・・多結晶シリコン、 80・・・電極、 84・・・エミッタ。 第1(C)図 第1(D)図 第1(E)図 第2図 第3図
、第2図および第3図は従来技術を示す工程図である。 50・・・P型シリコン基板、 52・・・n−エピタキシャル層、 53・・・パソシヘーション(SiOz) 膜、54・
・・ノンドープ多結晶シリコン層、59・・・アイソレ
ーション用酸化膜、62・・・基板コンタクト領域、 65・・・SiO□膜、 66・・・開孔、68
・・・ベース酸化膜、70・・・外部ベース、74・・
・5in2膜、 75・・・多結晶シリコン、 80・・・電極、 84・・・エミッタ。 第1(C)図 第1(D)図 第1(E)図 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ベース引出し電極と内部ベースおよびエミッタが1
枚のマスクで自己整合的に形成されるバイポーラトラン
ジスタの製造法において、 単結晶シリコン層上にノンドープ多結晶シリコン層を形
成し、多結晶シリコン層中へ不純物をイオン注入して、
不純物の濃度が表面では高く界面では低い濃度勾配を該
多結晶シリコン層内に作りかつ前記単結晶シリコン層と
の界面における不純物濃度が10^1^8cm^−^3
以下であるようにし、続いて前記多結晶シリコン層の少
なくとも一部を除去して前記単結晶層を表出させること
を特徴とする半導体装置の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61053604A JP2557840B2 (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 | 半導体装置の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61053604A JP2557840B2 (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 | 半導体装置の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62211949A true JPS62211949A (ja) | 1987-09-17 |
JP2557840B2 JP2557840B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=12947488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61053604A Expired - Fee Related JP2557840B2 (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 | 半導体装置の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557840B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS535578A (en) * | 1976-07-05 | 1978-01-19 | Mitsubishi Electric Corp | Manufacture of semiconductor device |
JPS5627965A (en) * | 1979-08-15 | 1981-03-18 | Nec Corp | Manufacture of semiconductor device |
JPS5694770A (en) * | 1979-12-28 | 1981-07-31 | Nec Corp | Transistor |
JPS58154267A (ja) * | 1982-03-08 | 1983-09-13 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | バイポ−ラ・トランジスタの製造方法 |
JPS6080274A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-08 | Hitachi Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
JPS6081863A (ja) * | 1983-10-12 | 1985-05-09 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
-
1986
- 1986-03-13 JP JP61053604A patent/JP2557840B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS535578A (en) * | 1976-07-05 | 1978-01-19 | Mitsubishi Electric Corp | Manufacture of semiconductor device |
JPS5627965A (en) * | 1979-08-15 | 1981-03-18 | Nec Corp | Manufacture of semiconductor device |
JPS5694770A (en) * | 1979-12-28 | 1981-07-31 | Nec Corp | Transistor |
JPS58154267A (ja) * | 1982-03-08 | 1983-09-13 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | バイポ−ラ・トランジスタの製造方法 |
JPS6080274A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-08 | Hitachi Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
JPS6081863A (ja) * | 1983-10-12 | 1985-05-09 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2557840B2 (ja) | 1996-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0628266B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US5128272A (en) | Self-aligned planar monolithic integrated circuit vertical transistor process | |
JPH073813B2 (ja) | 電界効果トランジスタ及びバイポーラトランジスタ構造の製造方法、集積回路製造方法、半導体デバイス製造方法、及び半導体構造の製造方法 | |
US4946798A (en) | Semiconductor integrated circuit fabrication method | |
US5151378A (en) | Self-aligned planar monolithic integrated circuit vertical transistor process | |
JPH0581051B2 (ja) | ||
JP3328600B2 (ja) | バイポーラ及びbicmosデバイスの作製プロセス | |
JPS62211949A (ja) | 半導体装置の製造法 | |
JPS5879766A (ja) | Mos型半導体装置の製造法 | |
JP2576664B2 (ja) | Npnトランジスタの製造方法 | |
JPH0330293B2 (ja) | ||
JPH0126186B2 (ja) | ||
JP3077638B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS6122866B2 (ja) | ||
JP2745946B2 (ja) | 半導体集積回路の製造方法 | |
JPH05235009A (ja) | 半導体集積回路装置の製造方法 | |
JP2836393B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JPH04360539A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0579186B2 (ja) | ||
JPH0362947A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JPS6145392B2 (ja) | ||
JPH0744183B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0945703A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0227813B2 (ja) | Handotaisochinoseizohoho | |
JPS60217666A (ja) | 半導体装置の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |