JPH0579186B2 - - Google Patents

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JPH0579186B2
JPH0579186B2 JP23565787A JP23565787A JPH0579186B2 JP H0579186 B2 JPH0579186 B2 JP H0579186B2 JP 23565787 A JP23565787 A JP 23565787A JP 23565787 A JP23565787 A JP 23565787A JP H0579186 B2 JPH0579186 B2 JP H0579186B2
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JP
Japan
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region
oxide film
emitter
film
bipolar transistor
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JP23565787A
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JPS6477955A (en
Inventor
Atsushi Kagisawa
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPS6477955A publication Critical patent/JPS6477955A/ja
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  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、同一半導体基板にバイポーラトラン
ジスタとMOSトランジスタを形成した半導体装
置を製造方法に関するものである。
<従来技術> 半導体装置が広い範囲の機器に使われるに伴つ
て種々の機能が要求されるようになり、同一半導
体基板にバイポーラトランジスタとMOSトラン
ジスタを組込んで機能の向上を図つた装置も実用
化されている。
従来のバイポーラトランジスタとMOSトラン
ジスタを同一基板に形成する場合の製造方法を第
2図a〜bに示す。例えばP型半導体基板1に
N+埋込領域2を形成した後、N型エピタキシヤ
ル層3を成長させ、その後P+拡散を行う事によ
り分離領域4を形成する。次に上記エピタキシヤ
ル層3にP型不純物の拡散を行つてバイポーラト
ランジスタのベース領域5、MOSトランジスタ
のドレイン領域6、ソース領域7を形成する。
次にベース領域5内にN型不純物のデポジシヨ
ンを行い表面のリンガラス層PSGを除去した後
ドライブインを行つてエミツタ領域8とし、
NPNトランジスタを形成する。
その後MOSトランジスタのソース、ドレイン
間の酸化膜を選択的にエツチングしシリコンを表
出させ、再度500〜1500Å程度のゲート酸化膜9
を形成し、その後パシベーシヨン膜として薄くリ
ンガラス層PSG10をデポジシヨンする。
<発明が解決しようとする問題点> 上記従来の製造方法では、バイポーラトランジ
スタのベース、エミツタ形成後にゲート酸化膜、
及びPSG膜成長の熱処理工程が必要なため、バ
イポーラトランジスタにおける不純物領域が影響
を受ける結果電流増巾率(hFE)が変動し、その
制御が困難であつた。
<問題を解決するための手段> 本発明は、半導体基板のゲート酸化膜上にシリ
コン窒化膜を成長させ、シリコン窒化膜を選択的
にエツチングすることによりエミツタを形成する
領域及びゲートを形成する領域のシリコン窒化膜
を残す。次にエミツタを形成する領域のシリコン
窒化膜領域を囲つて周囲の酸化膜を選択的にエツ
チングし、レジストをマスクにして、シリコン窒
化膜とゲート酸化膜の二層膜を通す高エネルギー
のイオン注入を用いて基板と反対導電型の不純物
をシリコン中に導入しベース領域を形成する。
さらにゲートが形成される領域の両側に位置す
る領域にソース、ドレインを形成するため酸化膜
を選択的にエツチングし、選択エツチングに使用
したレジストを除去した後、拡散又は低エネルギ
ーのイオン注入を用いて基板と反対導電型の不純
物をシリコンが表出している領域に導入しソース
領域ドレイン領域及び外部ベース領域を形成す
る。
次に酸化後、エミツタ領域のシリコン窒化膜及
びその下に形成したゲート酸化膜を選択的にエツ
チングしたのち、基板と同一導電型の不純物の拡
散又はイオン注入法により、エミツタを形成す
る。
<作用> 上記方法においては、バイポーラトランジスタ
のベース拡散、及びエミツタ拡散の工程前に
MOSトランジスタのゲート酸化膜、パシベーシ
ヨン膜が形成されているためhFEの高精度な制御
が可能となる。
<実施例> 第1図a〜gに本発明を詳述する。
第2図aに示すように、例えばP型半導体基板
1にN型埋込領域2を選択的に形成した後、N型
エピタキシヤル層3を成長させる。次にP+拡散
を施こて分離領域4を選択的に形成した後、少く
ともバイポーラトランジスタの形成されるべき領
域及びMOSトランジスタの形成されるべき領域
のシリコンを表出させ、露出したシリコン基板表
面にゲート酸化膜9を500〜1200Å程度熱酸化法
で成長させる。次に熱酸化膜9上にシリコン窒化
膜11を500Å程度CVD法を用いて成長させる。
第1図bに示すようにフオト・エツチング法に
より少くともバイポーラのトランジスタのエミツ
タが形成されるべき領域、MOSトランジスタの
ゲートが形成される領域を残して選択的にシリコ
ン窒化膜11を除去し、その後熱酸化法で4000Å
程度の厚い酸化膜12を成長させる。
次に第1図cに示すように、フオト・エツチン
グ法を用いてエミツタとなるべき領域のシリコン
窒化膜11を囲んで周囲の酸化膜を選択的にエツ
チングしたのち、ベース及びエミツタ領域を除い
て塗布したレジスト膜13をマスクとして比較的
強いエネルギーの180Kevで7×1012/cm2程度の
ボロンを基板の比較的深い位置にイオン注入を行
い、エミツタとなるべき領域のシリコン窒化膜1
1及びゲート酸化膜9を通してシリコン基板中に
P型不純物14を導入する。
次に第1図dに示すようにフオト・エツチング
法を用いてゲート及びエミツタとなる領域を残
し、選択的に周囲の酸化膜をエツチングしたのち
選択的エツチングに使用したレジスト膜を除去
し、20kev 1.5×1015/cm2程度のボロンのイオン
注入を行う。この時ボロンはシリコン窒化膜11
とゲート酸化膜9の二層膜、及びフイールド部の
酸化膜でマスキングされ、シリコンが表出してい
る部分、即ちバイポーラトランジスタの外部ベー
ス領域15、及びMOSトランジスタのソース領
域6、ドレイン領域7にのみ注入される。
第1図eは上記工程を終えた基板の酸化処理
で、外部ベース、ソース、ドレイン上に5000Å程
度の酸化膜を成長させたものである。
次に第1図fに示すようにエミツタが形成され
る領域上のシリコン窒化膜及びその下の薄い酸化
膜をフオト・エツチング法により選択的に除去
し、エミツタが形成される領域のシリコンを表出
させた後50Kev 1×1016/cm2程度のヒ素をイオ
ン注入し、不活性ガス中でアニール処理を行いエ
ミツタ16を形成する。
併せて必要に応じてコレクタ拡散領域24及び
バツクゲート拡散領域25を形成する。
次に各領域に対してコンタクト形成を行つた後
蒸着又はスパツタ法でアルミニウムを被着させ、
第1図gに示すようにフオト・エツチング法によ
りエミツタ電極17、ベース電極18、コレクタ
電極19、ゲート引出し電極20、ソース電極2
1、ドレイン電極22、バツクゲート電極23を
形成する。
上記工程によつて作製される半導体装置は、バ
イポーラトランジスタの不純物領域の形成前にゲ
ート酸化膜、表面保護膜を形成するため不純物導
入後に厳しい熱処理に晒される機会が著しく減少
する。
<効果> 以上説明してきたように本発明では、ベース、
エミツタ拡散工程の前にゲート酸化膜、パシベー
シヨン膜が形成されており、エミツタ拡散後の高
温熱処理がないため、hFEが変動せず高精度の
hFE制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜gは本発明の実施例の各工程での断
面図、第2図a及びbは従来例の各工程での断面
図を示す。 1:半導体基板、3:エピタキシヤル層、1
1:シリコン窒化膜、12:酸化膜、13:レジ
スト膜、14:ベース用P型不純物、15:外部
ベース拡散層、16:エミツタ拡散層、17,1
8,19,20,21,22,23:電極、2
4:コレクタ拡散層、25:バツクゲート拡散
層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同一半導体基板にバイポーラトランジスタと
    MOSトランジスタを形成する半導体装置の製造
    方法において、 少なくともバイポーラトランジスタのエミツタ
    領域及びMOSトランジスタのゲート領域の基板
    上に耐酸化性を有するゲート絶縁膜を形成し、 上記ゲート絶縁膜をマスクにベース、ソース及
    びドレインの各不純物領域を形成し、 上記ゲート絶縁膜で被われない基板に厚い酸化
    膜を形成し、 上記バイポーラトランジスタのエミツタ領域を
    被うゲート絶縁膜を除去して不純物を導入し、エ
    ミツタ領域を形成してなることを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
JP23565787A 1987-09-18 1987-09-18 Manufacture of semiconductor device Granted JPS6477955A (en)

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JP23565787A JPS6477955A (en) 1987-09-18 1987-09-18 Manufacture of semiconductor device

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JPS6477955A JPS6477955A (en) 1989-03-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5138420A (en) * 1989-11-24 1992-08-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device having first and second type field effect transistors separated by a barrier
JP4831583B2 (ja) * 2008-01-22 2011-12-07 独立行政法人農業環境技術研究所 ガス採取装置

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JPS6477955A (en) 1989-03-23

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