JPS622090B2 - - Google Patents

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JPS622090B2
JPS622090B2 JP6838779A JP6838779A JPS622090B2 JP S622090 B2 JPS622090 B2 JP S622090B2 JP 6838779 A JP6838779 A JP 6838779A JP 6838779 A JP6838779 A JP 6838779A JP S622090 B2 JPS622090 B2 JP S622090B2
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JP
Japan
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box
living room
entrance
unit
shaped
Prior art date
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Expired
Application number
JP6838779A
Other languages
English (en)
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JPS55161138A (en
Inventor
Tooru Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP6838779A priority Critical patent/JPS55161138A/ja
Publication of JPS55161138A publication Critical patent/JPS55161138A/ja
Publication of JPS622090B2 publication Critical patent/JPS622090B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、玄関等出入口を改良したユニツト住
宅に関する。
(従来の技術) 従来のユニツト住宅の一例を第1図乃至第3図
に基いて説明すると、同図において、1は予め工
場生産されて内部に居住空間を有する箱形居室ユ
ニツトで、これは柱2と梁3とでラーメン構造の
直方状の骨組を構成すると共に、該骨組に図外の
壁パネル等を取付けて構成される。この複数個の
箱形居室ユニツト1は現場に運搬し、現場で基礎
4の上に所定間隔のグリツトgをおいて配置固定
すると共に、相隣るユニツト1,1同志を接合部
材5で接合してユニツト住宅を構成する。そし
て、このユニツト住宅の玄関6は図例において箱
形居室ユニツト1群のうち符号1Aで示すユニツ
トの外側壁パネルに出入口開口部7を設けて構成
され、この場合、玄関6の下足面の床8(一般住
宅の玄関土間に該当する床)はユニツト1の底部
と同一レベルに設け、又玄関床9(下足を脱いで
歩く床)は各ユニツト1の居室床と同一レベルF
に設けている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、従来のユニツト住宅の玄関等の出入
口にあつては、第3図で示す如く、上り框10は
下足面床8より精々100mm程度の高さhにしか設
けることができなかつた。このため、式台を設け
ることはできず、式台をもつた風格のある和風玄
関を造ることができなかつた。
これを解消する方法として箱形居室ユニツト1
の高さを高くして上り框10を高くすることが考
えられるが、これでは、各ユニツト1の居室床を
その上り框10と同一レベルにした場合、玄関を
有するユニツト1A以外の他にユニツト1の床下
空間が不必要に広くなるという難点が生じる。
また、実開昭52−26709号公報で開示されてい
るように、ユニツト住宅の玄関構造において、該
玄関部分のみをパネル構成として、土間或いは床
高を充分大きくとるようにした技術があるが、こ
の技術では、ユニツト天井と玄関部分における屋
根パネルとが段違い構造となり、従つて、ユニツ
ト住宅のコーナー部分にしか玄関を構成すること
ができず、設計の自由性が乏しいものであつた。
更に、2階建構造にするにも、相当な困難性を
伴うものであつた。
本発明は従来の上記した点に鑑み、出入口(玄
関等)の上り框を、他の箱形居室ユニツトの床下
空間を無駄に広げることなく、高く設けることが
でき、式台をもつた風格のある出入口(玄関等)
にすることができるとともに、出入口設置の自由
性と現場施工の簡略化を図ることができるばかり
でなく、2階建にすることもできるユニツト住宅
を提供するのが目的である。
(問題点を解決するための手段) 本発明が前述目的を達成するために講じる技術
的手段を特徴とする処は、柱と梁とで内部に居住
空間を有する直方形骨組とされた箱形居室ユニツ
トが構成され、該箱形居室ユニツトの複数個を基
礎上に立設配置して住宅を構成するユニツト住宅
において、 前記箱形居室ユニツト群のうち互いに隣接され
た或る箱形居室ユニツトと他の箱形居室ユニツト
との間が離間されることで空間部が形成され、 柱と梁とで方形状の出入口を枠組みしてなる出
入口枠組体が前記空間部に介在されて前記或る箱
形居室ユニツトと他の箱形居室ユニツトとを出入
口枠組体を介して互いに連結しており、 更に、出入口枠組体の柱は箱形居室ユニツトの
柱より柱長が長く形成されており、出入口枠組体
の上梁が箱形居室ユニツトの上梁と略同一水平面
上に位置されて出入口枠組体の柱が、前記箱形居
室ユニツトの基礎よりも高さが低い基礎上に立設
されている点にある。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳述す
る。
第4図乃至第7図において、11はいずれも内
部に居住空間を有する箱形居室ユニツトであり、
柱22と上・下梁23,24とで直方形骨組とさ
れている。
この各箱形居室ユニツトは、上面高さm2を有
する基礎15上に所定間隔のグリツドgをおいて
配置固定されているとともに、相隣るユニツト1
1,11B,11Cは接合部材12によつて互い
に接合されている。
箱形居室ユニツト11B,11Cはその長辺側
を接合部材12で接合し、その両短辺側と空間部
13を介して箱形居室ユニツト11Aの長辺側と
を配置しており、前記空間部13の長さ乃至間隔
は箱形居室ユニツト11Aの短辺側の単位長さe
と同一又はこれに近いものとされている。
すなわち、箱形居室ユニツト11,11A,1
1B,11Cのうち互いに隣接された箱形居室ユ
ニツト11B,11Cと他の箱形居室ユニツト1
1Aとの間が離間されることで空間部13が形成
され、この空間部13における基礎14の上面の
高さm1は前記基礎15の高さよりも大体300mmだ
け低く形成されている。
16は出入口枠組体であり、柱25と上・下梁
26,27とで方形状の出入口17を枠組みして
なり、この出入口枠組体16の柱25の長さは前
記箱形居室ユニツト11,11A,11B,11
Cの柱22の長さより長く形成されている。
そして、出入口枠組体16は空間部13に介在
されて基礎14上に立設され、この出入口枠組体
16によつて箱形居室ユニツト11Aの長辺側と
隣接された箱形居室ユニツト11B,11Cの短
辺側とを互いに連結するとともに、出入口枠組体
16の上梁26と箱形居室ユニツト11の上梁2
3とが略同一水平面上に位置するようにされてい
る。
このように出入口枠組体16の出入口17でユ
ニツト住宅の出入口を構成すれば、空間部13内
で上り框18を他の箱形居室ユニツト11の居室
床の高さhと同一レベルに、すなわち第1,2図
に示す場合と同様に箱形居室ユニツト11の底部
より100mmの高さに設置しても、この上り框18
は基礎14の低くした分m2−m1、約300mmと、ユ
ニツト11の居室床の高さh、100mmとを合わし
た計約400mm1の高さにまで高くすることがで
き、式台19の取付けを可能とするのである。従
つて、この出入口17は第1,2図に示す従来の
ユニツト住宅の玄関に比し上り框18を高く取る
ことができ、式台19を付けた風格のある玄関に
することができる。また、箱形居室ユニツト11
の居室床の高さhは、従来通りの大体100mm程度
の高さにとどめることができ、その床下空間を不
必要に広くとらなくてすむ。
上記出入口17を設ける空間部13は箱形居室
ユニツト11Aと、11B,11Cとの間を離し
て形成するものであるから、家屋の容積は全箱形
居室ユニツト11の容積の和よりも大きくするこ
とができる。なお、この空間部13の間隔を箱形
居室ユニツト11の単位長さeにまで、又はこれ
に近い間隔にまで広げておけば、前記した家屋容
積の増加は著しいものとなり、また全て同一大き
さの箱形居室ユニツト11で施工できるメリツト
がある。
第8図は上記出入口枠組体16に代える他の実
施例を示すもので、予め工場生産で箱形居室ユニ
ツト11と同様に柱25と上、下梁26,27と
で方形状の箱形の出入口枠組体20に構成し、こ
の内部には第6図に示す玄関床21、上り框1
8、および式台19までを含めて完成すると共
に、この出入口枠組体20は上記空間部13の低
い基礎14上に設置し、玄関床21を他の箱形居
室ユニツト11の居室床と同一レベルhにしたと
き、その玄関床21より上部方向の高さは他の箱
形居室ユニツト11と同一で、玄関床21より下
部の長さは長くしたものである。
出入口17をこのように箱形の出入口枠組体2
0で構成した場合は上記実施例により得られる効
果のほかに、現場での上り框18、式台19等の
取付施工を省略でき、現場作業を簡略化すること
ができる。
なお本発明は玄関のほか、勝手口などにも同様
に適用できることは言うまでもない。
(発明の効果) 本発明によれば、基礎15上に箱形居室ユニツ
ト11,11A,11B,11Cを配置させ、前
記基礎15より低い基礎14を有する空間部13
に、方形状の出入口17を有する出入口枠組体1
6を配置させているので、出入口枠組体16の内
部に、式台19を取付けることができ、ここに、
式台19を有する風格のあるユニツト住宅を提供
できる。
また、両基礎14,15は高さを異にし、高い
側の基礎15に箱形居室ユニツト11,11A,
11B,11Cを配置し、該基礎15よりも低い
基礎14上に、出入口枠組体16を設けることに
より、式台19等を出入口17に設けたとしても
箱形居室ユニツト11,11A,11B,11C
の居室高さを必要以上に高くすることもない。
更に、高さを異にする基礎14,15に、箱形
居室ユニツト11,11A,11B,11Cと出
入口枠組体16とを配置したとしても、出入口枠
組体16の柱25の柱長は箱形居室ユニツト1
1,11A,11B,11Cの柱22より長くさ
れ、上梁23,26は互いに略同一水平面上に位
置させたことによつて、2階建のユニツト住宅を
構成することが可能となり、ここに、出入口17
の位置と1階2階建を問わない設計の自由さがあ
り、購客の要望に応じたユニツト住宅を提供でき
る。
また、空間部13に介在させる出入口枠組体1
6は箱形居室ユニツト11A,11B,11Cを
互いに連結しているので、出入口17の構成機能
とユニツト11の連結機能とを有し、ここに、構
造を簡単にすることもできる。
しかも、出入口枠組体16は柱25と梁26,
27とで方形状とされた出入口17を有している
ことから、この枠組体16でユニツト11を連結
しても、その枠組構成から剛強な連結を達成する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のユニツト住宅の一例を示す立面
図、第2図は平面図、第3図は玄関部の断面図、
第4図は本発明に係るユニツト住宅の一例を示す
立面図、第5図は平面図、第6図は玄関構造の断
面図、第7図は同住宅の概略斜視図、第8図は他
の実施例図である。 11,11A,11B,11C……箱形居室ユ
ニツト、13……空間部、14,15……基礎、
16,20……出入口枠組体、17……出入口、
22……箱形ユニツトの柱、23,24……箱形
ユニツトの梁、25……出入口枠組体の柱、2
6,27……出入口枠組体の梁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 柱と梁とで内部に居住空間を有する直方形骨
    組とされた箱形居室ユニツトが構成され、該箱形
    居室ユニツトの複数個を基礎上に立設配置して住
    宅を構成するユニツト住宅において、 前記箱形居室ユニツト群のうち互いに隣接され
    た或る箱形居室ユニツトと他の箱形居室ユニツト
    との間が離間されることで空間部が形成され、 柱と梁とで方形状の出入口を枠組みしてなる出
    入口枠組体が前記空間部に介在されて前記或る箱
    形居室ユニツトと他の箱形居室ユニツトとを出入
    口枠組体を介して互いに連結しており、 更に、出入口枠組体の柱は箱形居室ユニツトの
    柱より柱長が長く形成されており、出入口枠組体
    の上梁が箱形居室ユニツトの上梁と略同一水平面
    上に位置されて出入口枠組体の柱が、前記箱形居
    室ユニツトの基礎よりも高さが低い基礎上に立設
    されている。 ことを特徴とするユニツト住宅。
JP6838779A 1979-05-31 1979-05-31 Doorway structure of modular house Granted JPS55161138A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6838779A JPS55161138A (en) 1979-05-31 1979-05-31 Doorway structure of modular house

Applications Claiming Priority (1)

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JP6838779A JPS55161138A (en) 1979-05-31 1979-05-31 Doorway structure of modular house

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55161138A JPS55161138A (en) 1980-12-15
JPS622090B2 true JPS622090B2 (ja) 1987-01-17

Family

ID=13372252

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6838779A Granted JPS55161138A (en) 1979-05-31 1979-05-31 Doorway structure of modular house

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JP (1) JPS55161138A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013064237A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Yataro Nishiyama 建築物の構造ユニット及びその構造形式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013064237A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Yataro Nishiyama 建築物の構造ユニット及びその構造形式

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JPS55161138A (en) 1980-12-15

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