JPH0125121Y2 - - Google Patents

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JPH0125121Y2
JPH0125121Y2 JP9753883U JP9753883U JPH0125121Y2 JP H0125121 Y2 JPH0125121 Y2 JP H0125121Y2 JP 9753883 U JP9753883 U JP 9753883U JP 9753883 U JP9753883 U JP 9753883U JP H0125121 Y2 JPH0125121 Y2 JP H0125121Y2
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JP
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plate
wall
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lintel
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JP9753883U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は組立て物置において、前面側に設け
た出入口部を後面側へ振替えられるように構成
し、物置の利用価値を高めることを目的とする。
従来一般に提供されている組立て物置において
は、正面側を高くした片流れ屋根を葺成し、正面
側を開口し該開口部に引戸を設けて出入口とした
ものであつて、出入口部は正面側に一定して設け
るよう構成しているために、物置設置の状況と使
用の都合により之を変更することが困難であり不
便な場合が生じていた。
そこで本考案はかかる場合にも出入口部を物置
背部(屋根の低い側)に振替え変更できるように
して、利用者に便宜を与えたものである。
本考案の一実施例を図面に従つて説明すると、
第1図と第2図に示すものは正面(前面)側に出
入口部を設けた状態の物置の要部斜視図と側面断
面図であつて、各組立て部材を次のように構成し
ている。
内側部に床板前端部の載置低段部1aと、中央
部に水切用高段部1bと、前側部に壁板載置低段
部1cと、壁板載置低段部1cの前側に扉板摺動
部1dとを形成した段面変凸形の折曲型材で成る
前面台枠1と、内側部に床板後端部の載置低段部
2aと、中央部に水切用高段部2bと、後側部に
壁板載置低段部2cとを形成した断面凸形の折曲
型材で成る後面台枠2と、該後面台枠2と同様
に、内側部に床板側端部の載置低段部3aと、中
央部に水切用高段部3bと、外側部に壁板載置低
段部とを形成した断面凸形の折曲型材で成る左右
両側面両台枠3,3との各端部を互に直交状に交
差接合し、該接合四隅角部上に夫夫変四角形状の
折曲型材で成る隅柱4を植立し、之等四隅柱の各
下端部外側2面を延長させた下方延長面4aを夫
夫台枠隅角部外側面に当接し螺子5で螺着して前
記四台枠を方形状に組合わせ結合し尚、この方形
台枠の内部に3本のc型材で成る中枠6を夫夫左
右方向に架設して物置の基礎台を構成する。
尚、前記四隅柱4は前面側のものを後面側のも
のより高くなして前後両上端が前上りに立設す
る。
次に、前記方形台枠の前面側左右隅柱の各上端
間に、屋根受部7aを上端縁に形成し下端縁に壁
板嵌合部7bを形成した前桁板7を架設し、該桁
板7の下方部に適宜の間隔をとつて、〓板嵌合部
8aを上端縁に扉板吊持部8bを下端縁に形成し
扉板吊持部の内側に袖壁板嵌合部8cを併設した
鴨居8を前記桁板と平行状に架設する。
続いて後面側の左右両隅柱の各上端間に、屋根
受部9aを上端縁に形成し下端縁に壁板嵌合部9
bを形成した後桁板9を架設する。
又、左右両側面において、夫夫前後両隅柱の各
上端間に、両上端間の傾斜に合致するよう上辺1
0aを後下り斜辺として之に屋根板接合部を形成
し、水平底辺10bに側壁板嵌合部を形成した三
角形状の破風板10を架設する。
しかして前記前桁板、後桁板及び左右両破風板
により四隅柱の各上端間を一連状に連結する。
尚、前記四隅柱上に架設した前後両桁板と左右
両破風板との各下端縁が皆同高水平状に一致する
ような上下幅をもつて各板を形成している。
しかして又、前面側において、台枠外側低段部
上と鴨居下端内側の袖壁板嵌合部8c間の左右部
2箇所に夫夫四角柱状の前面間柱11を植立す
る。
又、後面側において、左右両隅柱間で台枠外側
低段部上と後桁板の壁板嵌合部9b間に四角柱状
で同高の後面間柱12複数本(実施例では3本)
を等間隔に植立する。
又、左右両側面において、夫夫前後両隅柱間で
台枠外側低段部上と破風板間に四角柱状の側面間
柱13複数本(実施例図では3本)を等間隔に植
立する。
尚、前記各間柱13は前部のものから後部のも
のに至る程順次にその上端を低くなし各上端が前
側隅柱と後側隅柱との各上端を結ぶ線上に在るよ
う後方下りに長短をなして立設する。
かくして、左右両側面間で互に対応する数対
(3対)の両間柱の各上端間に夫夫略U字形に曲
成した母屋14を架設し、前記各母屋上に直交し
て屋根板15を載置し、屋根板下面に付設した横
桟15aを母屋内部に嵌入の上、螺杆16で両者
嵌合部を貫挿し之を縫合螺着して後方下り勾配の
屋根を葺成する。そして、屋根板前端に沿つて断
面円弧状の前端隠し板17を冠着しその左右両端
を左右破風板の各前端部に螺着し、屋根板後端に
沿つても前記端隠し板17より小形の相似形後端
隠し板18を冠着し、同様にその左右両端を左右
破風板の各後端部に螺着する。
かくして又、前面側の鴨居8下側の左右両側部
で夫夫隅柱と間柱間に袖壁板19を鴨居の袖壁板
嵌合部8cと台枠1の前側低段部1cとにより嵌
着し、左右両間柱11,11間の開口部前面に2
枚の扉板20を嵌装し扉板の上端部を鴨居前部に
設けた吊持部に戸車21を介して摺動自在に吊持
させ、扉板下端部は回転子22を介して台枠前面
の摺動部に摺動自在に遊嵌し、尚鴨居上側には桁
板との間に換気孔23aを開設した4枚の〓板2
3を嵌着する。
尚又、後面側と左右両側面においては、夫夫桁
板下側又は破風板下側で台枠外側低段部上の各間
柱間に夫夫同高同幅の同一規格に形成した壁板2
4を嵌着立設する。
最後に、方形状に結合された各台枠の内側低段
部上に床板の前後左右各端部を載置して台枠内部
に一面状に床板25を敷設してこの組立物置を完
成するものである。
第3図に示すものは、前述した物置において、
その前面側に設けた出入口部材と、後面側に設け
た壁部材とを互に前後で入替え組立することによ
り出入口部を物置背面(後面)側に設けたもので
あり、前記出入口部材としては、扉板摺動部を前
側に設けた台枠1、鴨居8、左右両間柱11,1
1、両袖壁板19,19、両扉板20,20及び
4枚の〓板23であり、後面側壁部材としては、
台枠2と3本の同高間柱13及び4枚の同高壁板
24である。
本考案の構成は上述の如くであり、組立物置の
正面(前面)側と背面(後面)側とにおいて、互
に壁部材を入替えて組込むことにより出入口部を
前後適宜の面に設けることができるから、例えば
物置の屋根勾配を住家等の本家の屋根勾配に一致
させてその軒下部に物置を設置する場合には図面
第3図の如く屋根の低い面を外面として同外側面
に出入口を設けることが容易であり、又他の使用
上の理由によつても適宜便利な面に出入口を設け
ることができ、物置の利用価値を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案組立て物置の要部を示した一部
破断の斜視図、第2図は同物置の側面断面図、第
3図は前図中の前面側壁部材(出入口部材)と後
面側壁部材とを互に入替えた状態を示す側面断面
図である。 1……前面台枠、1a……内側低段部、1b…
…中央高段部、1c……前側低段部、1d……扉
板摺動部、2……後面台枠、2a……内側低段
部、2b……中央高段部、2c……後側低段部、
4……隅柱、7……前桁板、7b……壁板嵌合
部、8……鴨居、8a……〓板嵌合部、8b……
扉板吊持部、8c……袖壁板嵌合部、9……後桁
板、9b……壁板嵌合部、11……前面間柱、1
2……後面間柱、19……袖壁板、20……扉
板、21……戸車、23……〓板、24……壁
板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 組立て物置の前面側において左右両隅柱4,
    4間で上端の前桁板7の下方部に架設した鴨居
    8と、鴨居と前面台枠1間の左右部で夫夫隅柱
    と前面間柱11間に嵌着した両袖壁板19と、
    前記左右両間柱間の開口部に嵌装した扉板20
    と、鴨居と桁板間に嵌着した〓板23とで構成
    する前面壁部材と、後面側において左右両隅柱
    4,4間で後面台枠2上と後桁板9間に植立し
    た複数の後面間柱12と、各間柱間に嵌着立設
    した複数の壁板24とで構成する後面壁部材と
    を各々台枠と共に前後両面間で互に入替え可能
    にした組立て物置。 (2) 鴨居8の上端縁に形成した〓板嵌合部8aと
    上方の前桁板7との間に〓板23を嵌着し、同
    鴨居下端縁に形成した扉板吊持部8bに戸車2
    1を介して扉板20を吊持させ、前記吊持部内
    側に併設した袖壁板嵌合部8cに左右両袖壁板
    19,19を嵌着した実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の組立て物置。 (3) 前面台枠1の前端部に形成した扉板摺動部1
    dに扉板20の下端を遊嵌し、前記摺動部1d
    の内側部に形成した壁板載置部1cに袖壁板1
    9の下端を載置嵌合した実用新案登録請求の範
    囲第2項記載の組立て物置。 (4) 後面台枠2の後側部に形成した壁板載置低段
    部2c上に複数の間柱12を植立すると共に、
    前記各間柱間に夫夫壁板24を嵌着し、之等間
    柱と壁板との各上端を後桁板9の下端縁に形成
    した壁板嵌合部9bに嵌挿した実用新案登録請
    求の範囲第1項又は第2項記載の組立て物置。
JP9753883U 1983-06-23 1983-06-23 組立て物置 Granted JPS604103U (ja)

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JP9753883U JPS604103U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 組立て物置

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JP9753883U JPS604103U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 組立て物置

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Publication Number Publication Date
JPS604103U JPS604103U (ja) 1985-01-12
JPH0125121Y2 true JPH0125121Y2 (ja) 1989-07-28

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ID=30231972

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JP9753883U Granted JPS604103U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 組立て物置

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