JPH0113712Y2 - - Google Patents
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- JPH0113712Y2 JPH0113712Y2 JP16859683U JP16859683U JPH0113712Y2 JP H0113712 Y2 JPH0113712 Y2 JP H0113712Y2 JP 16859683 U JP16859683 U JP 16859683U JP 16859683 U JP16859683 U JP 16859683U JP H0113712 Y2 JPH0113712 Y2 JP H0113712Y2
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- capsule
- frame
- top plate
- frame body
- plate
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Links
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C29/00—Nets for protection against insects in connection with chairs or beds; Bed canopies
- A47C29/003—Bed canopies
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Pest Control & Pesticides (AREA)
- Assembled Shelves (AREA)
- Drawing Aids And Blackboards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はビジネスホテルや簡易宿泊所或いは
サウナなどにベツトルーム又は休憩室として多数
列設して設置使用されるカプセルベツトに関す
る。
サウナなどにベツトルーム又は休憩室として多数
列設して設置使用されるカプセルベツトに関す
る。
近年この種のカプセルベツトは、工場で大量生
産できて、比較的運搬が容易で、各種宿泊施設内
に特別な改善などをしなくても簡単に、しかも上
下2段重ねで多数整列して設置できて、室内スペ
ースの有効利用が図れ、また各カプセル内は個室
的な感じで体裁が良く、利用客が身体を横たえて
安眠したり或いはテレビを見る等して休息したり
するのに非常に好都合で極めて居心地がよく、更
に家主等の管理人側にとつても経済面や管理上か
ら非常に都合が良いなどから、特にビジネスホテ
ルや簡易宿泊所等で人気を博して多くの利用が図
られている。
産できて、比較的運搬が容易で、各種宿泊施設内
に特別な改善などをしなくても簡単に、しかも上
下2段重ねで多数整列して設置できて、室内スペ
ースの有効利用が図れ、また各カプセル内は個室
的な感じで体裁が良く、利用客が身体を横たえて
安眠したり或いはテレビを見る等して休息したり
するのに非常に好都合で極めて居心地がよく、更
に家主等の管理人側にとつても経済面や管理上か
ら非常に都合が良いなどから、特にビジネスホテ
ルや簡易宿泊所等で人気を博して多くの利用が図
られている。
ところで、こうしたカプセルベツトは本出願人
も先に実開昭56−91844号公報で出願しているよ
うに開発を進めて、すでに数多く製造販売して各
種のホテルなどで利用していただいている。その
当社の製品を含めて各社の既存のものは、上記実
開昭56−91844号公報に開示されている構成と同
様のものがほとんどである。即ち、カプセル収納
枠体と、この枠体内に収納保持されるカプセルと
からなり、そのカプセルは各々FRP等の一体成
形品の上側部材と下側部材とを上下で互いに合致
接合させて、中空長方箱状に一体化してなる言わ
ば上下2分割構造のもので、その合致接合した状
態で枠体内に装入して収納保持させ、そしてその
カプセルの上下両部材の前端面に一体的に突出成
形されている出入口用開口縁部に枠状のフロント
マスクを嵌合してなる構成である。
も先に実開昭56−91844号公報で出願しているよ
うに開発を進めて、すでに数多く製造販売して各
種のホテルなどで利用していただいている。その
当社の製品を含めて各社の既存のものは、上記実
開昭56−91844号公報に開示されている構成と同
様のものがほとんどである。即ち、カプセル収納
枠体と、この枠体内に収納保持されるカプセルと
からなり、そのカプセルは各々FRP等の一体成
形品の上側部材と下側部材とを上下で互いに合致
接合させて、中空長方箱状に一体化してなる言わ
ば上下2分割構造のもので、その合致接合した状
態で枠体内に装入して収納保持させ、そしてその
カプセルの上下両部材の前端面に一体的に突出成
形されている出入口用開口縁部に枠状のフロント
マスクを嵌合してなる構成である。
しかしながら、上述した従来のカプセルベツト
は、カプセル自体が上下2分割構造で、構成部材
即ち、部品点数が少なく、それだけ製造や部品管
理或いは組立て工程が少なく簡単であるように考
えられているが、実際には部品管理の面でメリツ
トがある程度で、それ以外では、先ずカプセル自
体2分割されていても上下部材はそれぞれかなり
大きく且つ重いことから、その成形が困難で製作
費が高く取扱いも困難で、その上下部材を相互に
合致接合して一体化するのに、その上下両部材の
接合周縁部相互の寸法的な誤差による取合いが難
しく両者なかなか合致できず、その相互を合致す
べく弾性変形等させて互いに接合部をクランプな
どにより強く押え付けた状態で止め付ける必要が
あり、しかも両者の接合部を全周に亘りかなり細
かいピツチで多数箇所リベツト止めしなければな
らず、その作業が非常に困難で且つ非能率的であ
り、またその一体化した状態のカプセルを枠体内
に収納セツトする際も重量的に大で、多大な労力
を必要とすると共に、枠体に対するカプセルの位
置決め保持が面倒であつた。更にカプセルの前端
開口縁部にフロントマスクを嵌合して取付けるの
にも位置精度が合わず、その作業が面倒であつ
た。
は、カプセル自体が上下2分割構造で、構成部材
即ち、部品点数が少なく、それだけ製造や部品管
理或いは組立て工程が少なく簡単であるように考
えられているが、実際には部品管理の面でメリツ
トがある程度で、それ以外では、先ずカプセル自
体2分割されていても上下部材はそれぞれかなり
大きく且つ重いことから、その成形が困難で製作
費が高く取扱いも困難で、その上下部材を相互に
合致接合して一体化するのに、その上下両部材の
接合周縁部相互の寸法的な誤差による取合いが難
しく両者なかなか合致できず、その相互を合致す
べく弾性変形等させて互いに接合部をクランプな
どにより強く押え付けた状態で止め付ける必要が
あり、しかも両者の接合部を全周に亘りかなり細
かいピツチで多数箇所リベツト止めしなければな
らず、その作業が非常に困難で且つ非能率的であ
り、またその一体化した状態のカプセルを枠体内
に収納セツトする際も重量的に大で、多大な労力
を必要とすると共に、枠体に対するカプセルの位
置決め保持が面倒であつた。更にカプセルの前端
開口縁部にフロントマスクを嵌合して取付けるの
にも位置精度が合わず、その作業が面倒であつ
た。
この考案は上記事情に鑑みなされたもので、そ
の目的とする処は、上記従来の諸問題を全て具合
良く改善した非常に製作及び組立て施工が容易確
実に行ない得る簡便なカプセルベツトを提供する
ことにある。
の目的とする処は、上記従来の諸問題を全て具合
良く改善した非常に製作及び組立て施工が容易確
実に行ない得る簡便なカプセルベツトを提供する
ことにある。
つまり、この考案のカプセルベツトは、カプセ
ル収納枠体に収納保持されるカプセルを、各々別
体で前記枠体内上部に止め付けられる天板と、そ
の天板の後端縁部に上端を係合して枠体の後部に
止め付けられる後端板と、上端を上記天板両側縁
部に係合して枠体内両側面に前後に亘り止め付け
られる両側板と、枠体内底部に敷設される床板
と、枠体の前端に額縁状に止め付けられる出入口
構成用フロントマスクとから構成したもので、該
カプセルの各部材が相互に接合し合うが各々全て
個々に枠体にリベツトなどにより止め付けられて
固定支持される構成である。
ル収納枠体に収納保持されるカプセルを、各々別
体で前記枠体内上部に止め付けられる天板と、そ
の天板の後端縁部に上端を係合して枠体の後部に
止め付けられる後端板と、上端を上記天板両側縁
部に係合して枠体内両側面に前後に亘り止め付け
られる両側板と、枠体内底部に敷設される床板
と、枠体の前端に額縁状に止め付けられる出入口
構成用フロントマスクとから構成したもので、該
カプセルの各部材が相互に接合し合うが各々全て
個々に枠体にリベツトなどにより止め付けられて
固定支持される構成である。
以下この考案の一実施例を図面に従い説明す
る。なお、ここでは上下2段重ねで配列されるカ
プセルベツトについて述べる。
る。なお、ここでは上下2段重ねで配列されるカ
プセルベツトについて述べる。
先ず第1図において図中1,1は上下に重ねら
れたカプセル収納枠体、2,2はその上下枠体
1,1にそれぞれ収納保持されたカプセルであ
る。
れたカプセル収納枠体、2,2はその上下枠体
1,1にそれぞれ収納保持されたカプセルであ
る。
上記各枠体1は第2図に示す如く角パイプ等の
縦横複数本の部材を結合して前後方向に長い長方
形状に枠組されて構成されている。即ち、左右下
梁1aと、その相互間に横架した前後及び中間の
床受梁1bと、左右下梁1aの上側に立設した前
後及び中間の左右支柱1cと、その左右支柱1c
の上側に載架して固定した左右上梁1dと、その
左右上梁1d相互間に横架した前後及び中間の天
梁1eと、左右それぞれの前後中間支柱c相互間
に横架した中間左右横梁1fとから構成されてい
る。なおその枠体1の前後端は完全に開放されて
いる。
縦横複数本の部材を結合して前後方向に長い長方
形状に枠組されて構成されている。即ち、左右下
梁1aと、その相互間に横架した前後及び中間の
床受梁1bと、左右下梁1aの上側に立設した前
後及び中間の左右支柱1cと、その左右支柱1c
の上側に載架して固定した左右上梁1dと、その
左右上梁1d相互間に横架した前後及び中間の天
梁1eと、左右それぞれの前後中間支柱c相互間
に横架した中間左右横梁1fとから構成されてい
る。なおその枠体1の前後端は完全に開放されて
いる。
また第1図で示したカプセル2はそれぞれ別体
品からなる天板3と、後端板4と、両側板5と、
床板6と、出入口用フロントマスク7とから構成
されている。
品からなる天板3と、後端板4と、両側板5と、
床板6と、出入口用フロントマスク7とから構成
されている。
ここでそのカプセル2の各部品を詳述すると、
先ず天板3は第2図に示す如く、FRPなどの一
体成形品で全体的に長方形偏平皿を上下逆さにし
た様な形態に構成され、その前後左右の周側壁3
aの下縁部にはさらに外周に脹らむようにして垂
下する断面逆L字状のフランジ部3bが一体成形
されている。またこの天板3には従来同様にテレ
ビ受像機挿着部3cやスプリンクラー挿着部3d
或いは照明ランプや換気扇などの取付孔3e,3
fが形成されている。更に天板3の前端寄りには
カーテンレール挿着部3gが構成されている。
先ず天板3は第2図に示す如く、FRPなどの一
体成形品で全体的に長方形偏平皿を上下逆さにし
た様な形態に構成され、その前後左右の周側壁3
aの下縁部にはさらに外周に脹らむようにして垂
下する断面逆L字状のフランジ部3bが一体成形
されている。またこの天板3には従来同様にテレ
ビ受像機挿着部3cやスプリンクラー挿着部3d
或いは照明ランプや換気扇などの取付孔3e,3
fが形成されている。更に天板3の前端寄りには
カーテンレール挿着部3gが構成されている。
上記カプセル2の後端板4は第3図に示す如
く、これもFRPなどの一体成形品であつて、奥
パネルと称され、全体的に横断面で見て奥行きは
浅いが幅広の略U字形状とされ、且つ上端は開放
しているが下端には底壁部4aを一体に有してい
る。またこの後端板4はその上端縁に両側方向に
亘つて斜め外方に突出する幅狭なフランジ部4b
が形成されていると共に、その両側縁部の上端寄
りから下端底壁部4aの前端縁部に亘つて直角に
外側方に突出する比較的幅広なフランジ部4cが
形成されている。なおまたこの後端板4の中央下
半部には点検用開口部4dが形成され、そこに点
検口蓋(図示せず)がリベツトや接着テープなど
で取付けられて閉成されるようになつている。
く、これもFRPなどの一体成形品であつて、奥
パネルと称され、全体的に横断面で見て奥行きは
浅いが幅広の略U字形状とされ、且つ上端は開放
しているが下端には底壁部4aを一体に有してい
る。またこの後端板4はその上端縁に両側方向に
亘つて斜め外方に突出する幅狭なフランジ部4b
が形成されていると共に、その両側縁部の上端寄
りから下端底壁部4aの前端縁部に亘つて直角に
外側方に突出する比較的幅広なフランジ部4cが
形成されている。なおまたこの後端板4の中央下
半部には点検用開口部4dが形成され、そこに点
検口蓋(図示せず)がリベツトや接着テープなど
で取付けられて閉成されるようになつている。
また、上記カプセル2の両側板5,5は第4図
に示す如くそれぞれ上下分割型で、上側パネル5
Aと下側パネル5Bとからなり、その上側パネル
5Aは石綿等の不燃材よりなる化粧板で、下側パ
ネル5Bは木製の合板の内表面に防煙材であるク
ツシヨン材入りビニールレザーなどの内張を設け
たものである。その一側方の上側パネル5Aの内
表面には化粧用鏡8が取付けられ、反対側の上側
パネル5Aの内表面にはラジオ(図示せず)を収
納できるラジオケース9が取付けられる。またそ
の下側パネル5Bの上側縁後端寄り部にはテーブ
ル10の取付け用の一対のL型金具11,11を
逃げる切欠5bが形成されている。なおこうした
両側板5,5の上下パネル5A,5Bの枠体1内
への取付けに使用する断面H型梁状の長尺な左右
パネルエツヂ12,12が備えられている。
に示す如くそれぞれ上下分割型で、上側パネル5
Aと下側パネル5Bとからなり、その上側パネル
5Aは石綿等の不燃材よりなる化粧板で、下側パ
ネル5Bは木製の合板の内表面に防煙材であるク
ツシヨン材入りビニールレザーなどの内張を設け
たものである。その一側方の上側パネル5Aの内
表面には化粧用鏡8が取付けられ、反対側の上側
パネル5Aの内表面にはラジオ(図示せず)を収
納できるラジオケース9が取付けられる。またそ
の下側パネル5Bの上側縁後端寄り部にはテーブ
ル10の取付け用の一対のL型金具11,11を
逃げる切欠5bが形成されている。なおこうした
両側板5,5の上下パネル5A,5Bの枠体1内
への取付けに使用する断面H型梁状の長尺な左右
パネルエツヂ12,12が備えられている。
更に上記カプセル2の床板6は第5図に示す如
く左右分割型で、それぞれ前後方向に長い長方形
状の左右一対の合板6A,6Bからなる。
く左右分割型で、それぞれ前後方向に長い長方形
状の左右一対の合板6A,6Bからなる。
更にまた、上記カプセル2の出入口用フロント
マスク7は第6図に示す如く、FRPなどの表裏
成形パネル7A,7Bを重合して構成されてお
り、その外形は枠体1の前端面を覆う大きさの略
正方形状をなし、中央に表裏成形パネル7A,7
Bを貫通する大きな出入口7aが開口され、その
出入口7aの内周面にはその全周に亘つてゴム製
等の帯状の保護材7Cが接着により設けられる構
成である。なおそのフロントマスク7の表裏成形
パネル7A,7Bの上端縁には後述するデツキ金
具13Aを逃げるための切欠7D,7Dが形成さ
れている。
マスク7は第6図に示す如く、FRPなどの表裏
成形パネル7A,7Bを重合して構成されてお
り、その外形は枠体1の前端面を覆う大きさの略
正方形状をなし、中央に表裏成形パネル7A,7
Bを貫通する大きな出入口7aが開口され、その
出入口7aの内周面にはその全周に亘つてゴム製
等の帯状の保護材7Cが接着により設けられる構
成である。なおそのフロントマスク7の表裏成形
パネル7A,7Bの上端縁には後述するデツキ金
具13Aを逃げるための切欠7D,7Dが形成さ
れている。
また、第1図に示した如く上下2段重ねのカプ
セルベツトの場合、上段カプセル2に出入りする
利用客のためにデツキ13が設けられる。このデ
ツキ13は第5図に示す如くU字状のパイプに鋼
板を溶接したデツキ金具13Aと、そのデツキ金
具13Aの上面に重合されるプレート13Bとか
らなる。更に第1図に示す如く枠体1の前端面に
上記フロントマスク7の周縁を覆うべく取付けら
れる目地16を介してねじやボルトにより取付け
られる複数段のステツプ14と手摺15とが備え
られている。
セルベツトの場合、上段カプセル2に出入りする
利用客のためにデツキ13が設けられる。このデ
ツキ13は第5図に示す如くU字状のパイプに鋼
板を溶接したデツキ金具13Aと、そのデツキ金
具13Aの上面に重合されるプレート13Bとか
らなる。更に第1図に示す如く枠体1の前端面に
上記フロントマスク7の周縁を覆うべく取付けら
れる目地16を介してねじやボルトにより取付け
られる複数段のステツプ14と手摺15とが備え
られている。
而して、上述した構成の上下2段重ねカプセル
ベツトでは、先ず各構成部品が小さく分割されて
いて、部品点数は多くなるが、それらの製造及び
取扱い運搬等が容易となる。しかも、設置現場で
の組立て施工が多大な労力を必要とせずに簡単確
実に行ない得るようになる。
ベツトでは、先ず各構成部品が小さく分割されて
いて、部品点数は多くなるが、それらの製造及び
取扱い運搬等が容易となる。しかも、設置現場で
の組立て施工が多大な労力を必要とせずに簡単確
実に行ない得るようになる。
その組立て施工法を以下に述べると、先ず第2
図の如く枠体1を枠組し、一方カプセル2の天板
3の各装着部にテレビ受像機やスプリンクラーな
どの所定の必要機器を装着し、その状態で該天板
3を第3図に示す如く上記枠体1内上部にその前
後どちらか一方から挿入して、センター合せして
適宜仮止め手段によりセツトする。その状態で後
端板4の上端フランジ部4bを上記天板3のフラ
ンジ部3bの後端側部分の内側に差込むようにし
て係合して、その後端板4を第4図に示す如く枠
体1の後端面を塞ぐように置き、そのまま両側及
び下縁のフランジ部4cを該枠体1の左右後端支
柱1cと後端床受梁1bとにリベツトなどにより
数箇所ずつ止め付けることで固定支持する。その
後上記天板3の両側フランジ部3bを枠体1の左
右各支柱1cにリベツトなどで6箇所止め付ける
ことで固定支持する。なおこの際天板3のフラン
ジ部3bの後端部分と後端板4の上端フランジ部
4bとを一箇所リベツト止めする。
図の如く枠体1を枠組し、一方カプセル2の天板
3の各装着部にテレビ受像機やスプリンクラーな
どの所定の必要機器を装着し、その状態で該天板
3を第3図に示す如く上記枠体1内上部にその前
後どちらか一方から挿入して、センター合せして
適宜仮止め手段によりセツトする。その状態で後
端板4の上端フランジ部4bを上記天板3のフラ
ンジ部3bの後端側部分の内側に差込むようにし
て係合して、その後端板4を第4図に示す如く枠
体1の後端面を塞ぐように置き、そのまま両側及
び下縁のフランジ部4cを該枠体1の左右後端支
柱1cと後端床受梁1bとにリベツトなどにより
数箇所ずつ止め付けることで固定支持する。その
後上記天板3の両側フランジ部3bを枠体1の左
右各支柱1cにリベツトなどで6箇所止め付ける
ことで固定支持する。なおこの際天板3のフラン
ジ部3bの後端部分と後端板4の上端フランジ部
4bとを一箇所リベツト止めする。
次に、第4図に示した両側板5,5の左右上側
パネル5A,5Aの下側部をパネルエツヂ12,
12の上側溝に両面接着テープ(図示せず)を介
在して差込んで両者それぞれ結合させる。その状
態で左右上側パネル5A,5Aを上記枠体1内に
挿入して、該上側パネル5Aの上端縁を上記天板
3のフランジ部3bの両側部分の内側に両面接着
テープ(図示せず)を介在して上方に押付けるよ
うにしながら接合させ、且つその下側のパネルエ
ツジ12を枠体1の横梁1fの内側面に接合して
リベツトやねじ等により止め付けることで、枠体
1の左右両側内面の上半部にその前後方向全体に
亘つてそれぞれ上側パネル5A,5Aを固定す
る。こうした後にビニールレザーなどの内張をし
た左右下側パネル5B,5Bを枠体1内に挿入し
て、それぞれ上端縁部を上記パネルエツヂ12の
下側溝部に嵌め込みながら枠体1の両内側面下半
部にその前後方向全体に亘つて添設して第5図の
状態とする。なおこの際第4図に示すテーブル1
0下面に固定した一対のL型金具11,11は下
側パネル5Bより先に横ばり1fにビス止め等に
より取付け、その後から下側パネル5Bをこの切
欠5b,5bで該L型金具11,11を逃げるよ
うにして取付ける。
パネル5A,5Aの下側部をパネルエツヂ12,
12の上側溝に両面接着テープ(図示せず)を介
在して差込んで両者それぞれ結合させる。その状
態で左右上側パネル5A,5Aを上記枠体1内に
挿入して、該上側パネル5Aの上端縁を上記天板
3のフランジ部3bの両側部分の内側に両面接着
テープ(図示せず)を介在して上方に押付けるよ
うにしながら接合させ、且つその下側のパネルエ
ツジ12を枠体1の横梁1fの内側面に接合して
リベツトやねじ等により止め付けることで、枠体
1の左右両側内面の上半部にその前後方向全体に
亘つてそれぞれ上側パネル5A,5Aを固定す
る。こうした後にビニールレザーなどの内張をし
た左右下側パネル5B,5Bを枠体1内に挿入し
て、それぞれ上端縁部を上記パネルエツヂ12の
下側溝部に嵌め込みながら枠体1の両内側面下半
部にその前後方向全体に亘つて添設して第5図の
状態とする。なおこの際第4図に示すテーブル1
0下面に固定した一対のL型金具11,11は下
側パネル5Bより先に横ばり1fにビス止め等に
より取付け、その後から下側パネル5Bをこの切
欠5b,5bで該L型金具11,11を逃げるよ
うにして取付ける。
こうした後に第5図に示した床板6の一対の合
板6A,6Bを枠体1内に挿入して、第6図に示
す如く上記左右の下側パネル5B,5Bの下端部
を外側方に押え付けるようにして両合板6A,6
Bを枠体1の床受梁1b上面に敷設する。またこ
の際上下2段重ねの下側カプセルベツトとなる枠
体1の前端天梁1e上面には、第5図に示すデツ
キ金具13Aにプレート13Bを重着した状態の
デツキ13をボルトなどにより第6図の如く前方
に突出させて取付け固定する。
板6A,6Bを枠体1内に挿入して、第6図に示
す如く上記左右の下側パネル5B,5Bの下端部
を外側方に押え付けるようにして両合板6A,6
Bを枠体1の床受梁1b上面に敷設する。またこ
の際上下2段重ねの下側カプセルベツトとなる枠
体1の前端天梁1e上面には、第5図に示すデツ
キ金具13Aにプレート13Bを重着した状態の
デツキ13をボルトなどにより第6図の如く前方
に突出させて取付け固定する。
またその後、第6図に示す如く表裏成形パネル
7A,7Bを重合すると共にその出入口7a内周
にゴム製保護材7Cを設けたフロントマスク7
を、第7図に示す如く枠体1に各端面にリベツト
などにより数箇所止め付けて取付け固定する。
7A,7Bを重合すると共にその出入口7a内周
にゴム製保護材7Cを設けたフロントマスク7
を、第7図に示す如く枠体1に各端面にリベツト
などにより数箇所止め付けて取付け固定する。
なお、その後上側パネル5A内表面に第4図で
示したラジオケース9を取付けてラジオをセツト
すると共に、上側パネル5Aに鏡8を取付け、ま
た後端板4の点検用開口部4dに図示しないが点
検口蓋を取付け、更に天板3の前端のカーテンレ
ール装着部3g内にカーテンレール及びフロント
マスク7の内面下部両側端にカーテン掛金具(い
ずれも図示せず)を取付けて、それらを介して上
記出入口7aを開閉可能とできるカーテン(図示
せず)を設けたり、また床板6上に寝具用のマツ
トレスや枕(図示せず)などを設ける。
示したラジオケース9を取付けてラジオをセツト
すると共に、上側パネル5Aに鏡8を取付け、ま
た後端板4の点検用開口部4dに図示しないが点
検口蓋を取付け、更に天板3の前端のカーテンレ
ール装着部3g内にカーテンレール及びフロント
マスク7の内面下部両側端にカーテン掛金具(い
ずれも図示せず)を取付けて、それらを介して上
記出入口7aを開閉可能とできるカーテン(図示
せず)を設けたり、また床板6上に寝具用のマツ
トレスや枕(図示せず)などを設ける。
以上のように枠体1に対して各構成部材を個々
に固定支持させてカプセル2を組立て、こうして
第7図の様に上段用及び下段用それぞれのカプセ
ルベツトを構成する。しかして設置現場では第1
図に示した如く、レベルライナー17,17を建
屋の床に置いて高さ調整をし、その上に上下2段
ずつ重ねて多数のカプセルベツトを列設し、その
状態で各前端のフロントマスク7の上下左右に目
地16を取付けると共に、複数のステツプ14及
び手摺15を取付けて完成させる。
に固定支持させてカプセル2を組立て、こうして
第7図の様に上段用及び下段用それぞれのカプセ
ルベツトを構成する。しかして設置現場では第1
図に示した如く、レベルライナー17,17を建
屋の床に置いて高さ調整をし、その上に上下2段
ずつ重ねて多数のカプセルベツトを列設し、その
状態で各前端のフロントマスク7の上下左右に目
地16を取付けると共に、複数のステツプ14及
び手摺15を取付けて完成させる。
この考案は上述した如くなしたから、各カプセ
ル構成部材が比較的小さくそれぞれ別体的に構成
されているので製造が容易に出来て、その取扱い
が簡便であり、しかも組立てる場合、各構成部材
を相互に接合させるが各々枠体にそれぞれ個々に
止め付けて固定支持することでカプセルが完成で
きるので、部材相互の寸法的な取合い等の面倒な
作業がほとんど無く、その組立てが少ない労力で
簡単に且つ確実にしかも能率良くできる非常に組
立て施工が簡便でコストの低減が図れるカプセル
ベツトとなる。
ル構成部材が比較的小さくそれぞれ別体的に構成
されているので製造が容易に出来て、その取扱い
が簡便であり、しかも組立てる場合、各構成部材
を相互に接合させるが各々枠体にそれぞれ個々に
止め付けて固定支持することでカプセルが完成で
きるので、部材相互の寸法的な取合い等の面倒な
作業がほとんど無く、その組立てが少ない労力で
簡単に且つ確実にしかも能率良くできる非常に組
立て施工が簡便でコストの低減が図れるカプセル
ベツトとなる。
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は組立てた上下2段のカプセルベツトの据付け
状態を示す斜視図、第2図は枠体と天板との斜視
図、第3図は枠体に天板をセツトした後に後端板
を取付ける状態の斜視図、第4図は枠体に天板と
後端板とを固定支持した後に両側板を取付ける状
態の斜視図、第5図は第4図のものに更に床板と
デツキを取付ける状態の斜視図、第6図は第5図
のものに更にフロントマスクを取付ける状態の斜
視図、第7図は上下段用両方のカプセルベツトを
完成した状態の斜視図である。 1……カプセル収納枠体、1a……左右下梁、
1b……床受梁、1c……左右支柱、1d……左
右上梁、1e……天梁、1f……横梁、2……カ
プセル、3……天板、3a……周側壁、3b……
フランジ部、3c……テレビ受像機装着部、3d
……スプリンクラー装着部、3e,3f……照明
ランプ、換気扇等の取付孔、3g……カーテンレ
ール装着部、4……後端板、4a……底壁部、4
b……上端フランジ部、4c……フランジ部、4
d……点検用開口部、5……両側板、5A……上
側パネル、5B……下側パネル、5b……切欠、
6……床板、6A,6B……合板、7……フロン
トマスク、7A,7B……表裏成形パネル、7a
……出入口、7C……ゴム製保護材、8……鏡、
9……ラジオケース、10……テーブル、11…
…L型金具、12……パネルエツヂ、13……デ
ツキ、13A……デツキ金具、13B……プレー
ト、14……ステツプ、15……手摺、16……
目地、17……レベルライナー。
図は組立てた上下2段のカプセルベツトの据付け
状態を示す斜視図、第2図は枠体と天板との斜視
図、第3図は枠体に天板をセツトした後に後端板
を取付ける状態の斜視図、第4図は枠体に天板と
後端板とを固定支持した後に両側板を取付ける状
態の斜視図、第5図は第4図のものに更に床板と
デツキを取付ける状態の斜視図、第6図は第5図
のものに更にフロントマスクを取付ける状態の斜
視図、第7図は上下段用両方のカプセルベツトを
完成した状態の斜視図である。 1……カプセル収納枠体、1a……左右下梁、
1b……床受梁、1c……左右支柱、1d……左
右上梁、1e……天梁、1f……横梁、2……カ
プセル、3……天板、3a……周側壁、3b……
フランジ部、3c……テレビ受像機装着部、3d
……スプリンクラー装着部、3e,3f……照明
ランプ、換気扇等の取付孔、3g……カーテンレ
ール装着部、4……後端板、4a……底壁部、4
b……上端フランジ部、4c……フランジ部、4
d……点検用開口部、5……両側板、5A……上
側パネル、5B……下側パネル、5b……切欠、
6……床板、6A,6B……合板、7……フロン
トマスク、7A,7B……表裏成形パネル、7a
……出入口、7C……ゴム製保護材、8……鏡、
9……ラジオケース、10……テーブル、11…
…L型金具、12……パネルエツヂ、13……デ
ツキ、13A……デツキ金具、13B……プレー
ト、14……ステツプ、15……手摺、16……
目地、17……レベルライナー。
Claims (1)
- 複数の部材を枠組して長方形状になしたカプセ
ル収納枠体と、その枠体に収納保持されて人間が
出入して寝ることができる略長方体状のカプセル
とからなるものにおいて、上記カプセルを、各々
別体で前記枠体内上部に止め付けられる天板と、
その天板の後端縁部に上端を係合して枠体の後部
に止め付けられる後端板と、上端を上記天板両側
縁部に係合して枠体内両側面に前後に亘り止め付
けられる両側板と、枠体内底部に敷設される床板
と、枠体の前端に額縁状に止め付けられる出入口
構成用フロントマスクとから構成したことを特徴
とするカプセルベツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16859683U JPS6075546U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | カプセルベツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16859683U JPS6075546U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | カプセルベツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6075546U JPS6075546U (ja) | 1985-05-27 |
JPH0113712Y2 true JPH0113712Y2 (ja) | 1989-04-21 |
Family
ID=30368538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16859683U Granted JPS6075546U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | カプセルベツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6075546U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009215857A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Cosmonde Kk | ユニットルームとその二段設置構造 |
US8356446B2 (en) | 2009-04-08 | 2013-01-22 | Cosmonde Corp. | Capsule room unit and two-level installation structure thereof |
JP2018003434A (ja) * | 2016-07-01 | 2018-01-11 | 光ナノテック株式会社 | カプセルベッド |
JP2018035516A (ja) * | 2016-08-29 | 2018-03-08 | 株式会社Tbグループ | カプセルベッド |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6057404B2 (ja) * | 2011-10-03 | 2017-01-11 | 株式会社三経ホテル | ホテル客室用ベッドとその周縁面 |
JP7216457B1 (ja) * | 2022-09-30 | 2023-02-01 | イシバシテック株式会社 | コンテナ型ベッド |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP16859683U patent/JPS6075546U/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009215857A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Cosmonde Kk | ユニットルームとその二段設置構造 |
US8356446B2 (en) | 2009-04-08 | 2013-01-22 | Cosmonde Corp. | Capsule room unit and two-level installation structure thereof |
JP2018003434A (ja) * | 2016-07-01 | 2018-01-11 | 光ナノテック株式会社 | カプセルベッド |
JP2018035516A (ja) * | 2016-08-29 | 2018-03-08 | 株式会社Tbグループ | カプセルベッド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6075546U (ja) | 1985-05-27 |
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