JP2510357B2 - ユニット住宅における屋根の組立方法 - Google Patents

ユニット住宅における屋根の組立方法

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JP2510357B2 JP2323944A JP32394490A JP2510357B2 JP 2510357 B2 JP2510357 B2 JP 2510357B2 JP 2323944 A JP2323944 A JP 2323944A JP 32394490 A JP32394490 A JP 32394490A JP 2510357 B2 JP2510357 B2 JP 2510357B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ユニット住宅における屋根の組立方法に関
する。詳しくは、複数の居室用ボックスユニットを組み
合わせて構成される居室部の上に、屋根を組み立てるユ
ニット住宅における屋根の組立方法に関する。
〔背景技術〕
近年、建物などの建築では、建築現場における施工期
間の短縮などを目的として、ユニット工法が採用されて
いる。
これは、予め、工場において、居室用ボックスユニッ
トや屋根ユニットなどの各種住宅ユニットを製造し、こ
れらを建築現場まで輸送し、そこで、これらを組み合わ
せて建物を建てる工法である。組み合わせに当たって
は、まず、複数の居室用ボックスユニットを組み合わせ
て居室部を形成し、その居室部の上に複数の屋根ユニッ
トを載せて屋根を組み立てる手順である。
ところが、従来の屋根ユニットでは、各屋根ユニット
ごとに屋根勾配に相当する高さの束柱を備えた構成であ
るから、複数の屋根ユニットを組み合わせた場合、隣接
する屋根ユニット同士の束柱が互いに接近した状態で並
設することなる。これは、屋根全体から見れば束柱が重
複したことになるから、材料の無駄につながるという問
題がある。
そこで、本出願人は、先に、これらの問題を解消でき
る屋根構造を提案している。これは、複数の屋根ユニッ
トが並設する場合、中央の屋根ユニットについては屋根
パネルのみの構成として製造し、これを両側の屋根ユニ
ット間に支持するようにしたものである。
この場合、両側の屋根ユニット間に屋根パネルを支持
した後、両側の屋根ユニットおよび屋根パネルによって
形成される開口面に、後から壁パネルなどの面部材を嵌
め込むようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来のような屋根の組立方法では、両側の屋
根ユニットの底部が居室部に固定され、かつ、上部が屋
根パネルで連結されているため、両側の屋根ユニットと
屋根パネルとで形成される開口面に、後から壁パネルな
どの面部材を隙間なくかつ変形させることなく嵌め込む
ことはきわめて困難である。
特に、面部材を、例えばガラス戸を引違いに収納した
サッシ枠で構成した場合において、両側の屋根ユニット
と屋根パネルとで形成される開口面に嵌め込んだ際に変
形が生じると、ガラス戸を開閉できない場合が生じる。
ここに、本発明の目的は、このような従来の問題を解
消し、屋根ユニットおよび屋根パネルによって形成され
る開口面を塞ぐ面部材に変形を生じさせることなく、こ
れらを簡易に組み立てることができるユニット住宅にお
ける屋根の組立方法を提供することにある。
〔問題を解決するための手段〕
そのため、本発明の屋根の組立方法は、複数の居室用
ボックスユニットを組み合わせて構成した居室部の上に
屋根を組み立てるユニット住宅における屋根の組立方法
であって、前記居室部の上にベースフレームを固定する
とともに、このベースフレームを挟んだ両側に屋根ユニ
ットを配置固定し、この両側の屋根ユニットの一端部間
を塞ぐ面部材を前記ベースフレームに垂直に固定し、前
記両側の屋根ユニットとともに屋根を構成する屋根パネ
ルの一端部側を前記面部材に連結するとともに、他端部
側を前記両側の屋根ユニットの他端部間に連結して屋根
を組み立てる、ことを特徴としている。
〔作用〕
組立に当たって、まず、複数の居室用ボックスユニッ
トを組み合わせて構成した居室部の上にベースフレーム
を固定するとともに、このベースフレームを挟んだ両側
に屋根ユニットを配置固定する。
次に、両側の屋根ユニットの一端部間を塞ぐ面部材を
前記ベースフレームに垂直に固定した後、両側の屋根ユ
ニットとともに屋根を構成する屋根パネルの一端部側を
前記面部材に連結するとともに、他端部側を前記両側の
屋根ユニットの他端部間に連結して屋根を組み立てる。
従って、両側の屋根ユニットの間に面部材を配置固定
した後、屋根パネルを連結するようにしたので組み立て
やすい。しかも、屋根パネルの一端部側は面部材に、他
端部側は両側の屋根ユニットの他端部間にそれぞれ連結
されているので、面部材に無理な力が作用することがな
いから、面部材の変形も防ぐことができる。
なお、最後に、必要に応じて、両側の屋根ユニットと
壁部材とを連結してもよい。このようにすれば、両側の
屋根ユニットと面部材とを隙間なく組み立てることがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第4図は本発明の方法によって建てられた住宅を示し
ている。同住宅1は、複数の居室用ボックスユニット2
を組み合わせて形成された居室部3と、この居室部3の
上に形成された屋根4とから構成されている。
屋根4は、第1図にも示す如く、前記居室部3の上面
中央部に固定されるベースフレーム11と、このベースフ
レーム11を挟んだ両側に設置固定される屋根ユニット21
A,21Bと、この両側の屋根ユニット21A,21Bの一端部間を
塞ぐ面部材31と、前記両側の屋根ユニット21A,21Bとと
もに屋根4を構成する屋根パネル41とから構成されてい
る。
前記ベースフレーム11は、固定される居室部3の中央
居室用ボックスユニット2の上面形状と対応する矩形枠
状に形成されている。
前記各屋根ユニット21A,21Bは、固定される居室部3
の両側居室用ボックスユニット2の上面形状と対応する
矩形枠状に形成されたベースフレーム22A,22Aと、この
ベースフレーム22A,22Aの建物中心側に立てられた束柱2
3A,23Bと、この束柱23A,23Bの上端から桁側へ下がり傾
斜した屋根パネル24A,24Bとから構成されている。各屋
根パネル24A,24Bの妻側上半分はそれぞれL字状に切り
欠かれてテラス部25A,25Bに形成されているとともに、
そのテラス部25A,25Bと屋内26側との間にガラス板を収
納したサッシ枠27A,27Bがそれぞれ収納されている。
前記面部材31は、前記ベースフレーム11の両側に立て
られた束柱32,33と、この両側の束柱32,33間に取り付け
られたサッシ枠34と、このサッシ枠34の上部に取り付け
られた三角形状の面材35とから構成されている。サッシ
枠34には、ガラス戸が引違いに収納されている。
前記屋根パネル41は、2枚の屋根パネル部材42,43が
前記各屋根ユニット21A,21Bの屋根勾配と同じ勾配でく
の字形状に連結されて構成されている。なお、44は屋根
パネル41の一端部側、45は屋根パネル41の他端部側をそ
れぞれ示している。
次に、組立方法を説明する。
まず、複数の居室用ボックスユニット2を組み合わせ
て居室部3を形成した後、この居室部3の上に屋根4を
組み立てる。
屋根4を組み立てるに当たっては、まず、居室部3の
上面中央位置にベースフレーム11を固定するとともに、
このベースフレーム11を挟んだ両側に屋根ユニット21A,
21Bをそれぞれ配置固定する。
続いて、両側の屋根ユニット21A,21Bのサッシ枠27A,2
7Bの間に面部材31をそれらのサッシ枠27A,27Bと同一垂
直面内に配置し、その面部材31の底部をベースフレーム
11に垂直に固定する。
続いて、屋根パネル41の一端部側44を前記面部材31に
連結するとともに、他端部側45を前記両側の屋根ユニッ
ト21A,21Bの他端部間に連結して屋根4を組み立てる。
ここで、屋根パネル41の一端部側44を前記面部材31に
連結するには、例えば第2図(第2図では、左側半分を
示し、右側半分は対称につき省略してある。)に示すよ
うな構造にすればよい。つまり、面部材31の束柱32の上
端面に位置決めピン61を有するブラケット62を取り付け
る。
一方、屋根パネル41の一端部側44には、前記位置決め
ピン61が嵌合する位置決め孔63を有するブラケット64を
取り付けるとともに、前記ブラケット62と対応する位置
にナット65を固定する。ブラケット62の孔からボルト66
を通してナット65に螺合すれば、屋根パネル41の一端部
側44を前記面部材31に連結することができる。
また、屋根パネル41の他端部側45を前記両側の屋根ユ
ニット21A,21Bの他端部間に連結するには、例えば、第
3図(第3図では、左側半分を示し、右側半分は対称に
つき省略してある。)に示すような構造にすればよい。
つまり、屋根ユニット21Aの束柱23Aの上部にブラケット
71を介して束柱72を束柱23Aと平行に取り付け、この束
柱72の上端面に位置決めピン73を有するブラケット74を
取り付ける。
一方、屋根パネル41の他端部側45には、前記位置決め
ピン73が嵌合する位置決め孔75を有するブラケット76を
取り付けるとともに、前記ブラケット74と対応する位置
にナット77を固定する。ブラケット74の孔からボルト78
を通してナット77に螺合すれば、屋根パネル41の他端部
側45を前記両側の屋根ユニット21A,21B間に連結するこ
とができる。
なお、最後に、必要に応じて、両側の屋根ユニット21
A,21Bの束柱23A,23Bと壁パネル31の束柱32,33とを適当
な連結手段によって連結する。
従って、本実施例によれば、居室部3の上にベースフ
レーム11を固定するとともに、このベースフレーム11を
挟んだ両側に屋根ユニット21A,21Bを配置固定し、両側
の屋根ユニット21A,21Bの一端部間を塞ぐ面部材31の底
部を前記ベースフレーム11に垂直に固定した後、両側の
屋根ユニット21A,21Bとともに屋根4を固定する屋根パ
ネル41の一端部側44を前記面部材31に連結するととも
に、他端部側45を前記両側の屋根ユニット21A,21Bの他
端部間に連結して屋根4を組み立てるようにしたので、
つまり、両側の屋根ユニット21A,21Bの間に面部材31を
配置固定した後、屋根パネル41を連結するようにしたの
で組み立てやすい。
しかも、屋根パネル41の一端部側44は面部材31に、他
端部側45は両側の屋根ユニット21A,21Bの他端部間にそ
れぞれ連結されているので、面部材31に無理な力が作用
することがないから、面部材31の変形も防ぐことができ
る。従って、面部材31を構成するサッシ枠34内のガラス
戸の開閉を確保できる。
また、必要に応じて、両側の屋根ユニッと21A,21Bと
面部材31とを連結すれば、両側の屋根ユニット21A,21B
と面部材31とを隙間なく組み立てることができる。
なお、上記実施例では、ペントハウスの屋根に適用し
た例について説明したが、本発明は、これに限られるも
のでなく、建物一般の屋根の組立方法に適用することが
できる。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、屋根ユニットおよび屋
根パネルによって形成される開口面を塞ぐ面部材に変形
を生じさせることなく、これらを簡易に組み立てること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は屋根の分
解斜視図、第2図は面部材と屋根パネルとの連結構造を
示す図、第3図は両側の屋根ユニットと屋根パネルとの
連結構造を示す図、第4図は住宅の外観を示す斜視図で
ある。 4……屋根、11……ベースフレーム、21A,21B……屋根
ユニット、31……面部材、41……屋根パネル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の居室用ボックスユニットを組み合わ
    せて構成した居室部の上に屋根を組み立てるユニット住
    宅における屋根の組立方法であって、前記居室部の上に
    ベースフレームを固定するとともに、このベースフレー
    ムを挟んだ両側に屋根ユニットを配置固定し、この両側
    の屋根ユニットの一端部間を塞ぐ面部材を前記ベースフ
    レームに垂直に固定し、前記両側の屋根ユニットととも
    に屋根を構成する屋根パネルの一端部側を前記面部材に
    連結するとともに、他端部側を前記両側の屋根ユニット
    の他端部間に連結して屋根を組み立てる、ことを特徴と
    するユニット住宅における屋根の組立方法。
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