JPH0542164Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0542164Y2
JPH0542164Y2 JP1988011744U JP1174488U JPH0542164Y2 JP H0542164 Y2 JPH0542164 Y2 JP H0542164Y2 JP 1988011744 U JP1988011744 U JP 1988011744U JP 1174488 U JP1174488 U JP 1174488U JP H0542164 Y2 JPH0542164 Y2 JP H0542164Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
unit
base
roof unit
units
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988011744U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01118016U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988011744U priority Critical patent/JPH0542164Y2/ja
Publication of JPH01118016U publication Critical patent/JPH01118016U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0542164Y2 publication Critical patent/JPH0542164Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、勾配屋根を有するユニツト建物に使
用して好適な屋根ユニツトに関する。
〔従来技術及び問題点〕
従来、勾配屋根を有するユニツト建物に使用さ
れる屋根ユニツトとしては、例えば特公昭58−
54221号記載のように、切り妻形の屋根ユニツト
や片流れ状の屋根ユニツトが知られている。
しかしながら、これらの従来の屋根ユニツトは
夫々輸送上の制限一杯の大きさを有する為、庇部
分は上記公報に記載のように組立現場で取付ける
必要があり、現場での施工の手間が増加して工期
の短縮が図れない上、接続部分の雨仕舞のために
熟練を必要とする。
又、従来の屋根ユニツトは屋根板までが一体に
取付けられているので、屋根勾配等を状況により
変えたいときは、種々の勾配の屋根ユニツトであ
つて屋根板付きのものを予め取り揃えておく必要
があり、甚だ不経済である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の従来の屋根ユニツトにおける
問題点を解決し、屋根の勾配等を比較的容易に変
えることができ、しかも現場での施工が容易な屋
根ユニツトを提供しようというものであつて、そ
の要旨は、相互の間に間隔をおいて相対向して立
設した2個の妻板が梁で連結され、 2個の妻板は、 夫々、底辺、底辺と直角にして相互に平行な二
側辺及び上方において山形の斜辺を有し、全体と
して5角形であることを特徴とする屋根ユニツ
ト、 又は 夫々、底辺、底辺と直角な側辺及び斜辺を有す
る直角三角形であることを特徴とする屋根ユニツ
ト、 又は 夫々、底辺、底辺と直角にして相互に平行な二
側辺及び上方において一方の側辺の上端から他方
の側辺の上端に亘る斜辺を有する四辺形であるこ
とを特徴とする屋根ユニツト に存するものである。
本考案屋根ユニツトは木製でも、銅、アルミニ
ユウム等の金属製でも、鉄筋コンクリート製で
も、或いはFRPなどの合成樹脂製でもよい。
本考案屋根ユニツトにおいては、妻板の底辺同
士は梁で連結されていてもよく、板で連結されて
いてもよく、板で連結されている場合は、屋根ユ
ニツトを工場から組立建築現場に輸送する際に、
板の上に他の部材を載置して輸送することがで
き、又、屋根構築時には板の上に屋根構築用の部
材を載置して部材の荷揚げの手間を省くことがで
きるので便利である。
本考案屋根ユニツトは工場において生産すれば
品質安定し、大量に製造することによりコストが
低減し、建築現場における施工期間が短縮される
特長がある。本考案屋根ユニツトが工場において
生産されるときは、工場から建築現場へのトラツ
ク等による輸送上の制限一杯の大きさとすること
が建築現場における工期短縮のために有利であ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案屋根ユニツトの一例を示す斜視
図であり、第1図において、Aは本考案屋根ユニ
ツト、1a,1aは夫々木製妻板であり、2個の
妻板1a,1aは相対向して相互の間に間隔をお
いて立設されている。2個の妻板1a,1aは
夫々底辺11a,底辺11aと直角にして相互に
平行な二側辺12a,12a及び上方における山
形の斜辺14a,14aを有する5角形である。
2a,2aは2個の妻板1a,1aの肩部同士
を連結する梁である。
3aは2個の妻板1a,1aの底辺部11a,
11a同士を連結する板である。
第2図は本考案屋根ユニツトの他の一例を示す
斜視図であり、第2図において、Bは本考案屋根
ユニツト、1b,1bは夫々木製妻板であり、2
個の妻板1b,1bは夫々底辺11b、底辺11
bと直角な側辺12b及び斜辺14bを有する三
角形である。2個の妻板1b,1bは相対向して
相互の間に間隔をおいて立設されている。
2bは2個の妻板1b,1bの側辺12bの上
端部同士を連結する梁である。
3bは2個の妻板1b,1bの底辺部11b同
士を連結する板である。
第3図は本考案屋根ユニツトの更に他の一例を
示す斜視図であり、第3図において、Cは本考案
屋根ユニツト、1c,1cは夫々木製妻板であ
り、2個の妻板1c,1cは夫々底辺11c、底
辺11cと直角にして相互に平行な二側辺12
c,13cを有し、上方において一方の側辺12
cの上端から他方の側辺13cの上端にかけて斜
辺14cを有する四辺形である。2個の妻板1
c,1cは相対向して相互の間に間隔をおいて立
設されている。
2c,2cは2個の妻板1c,1cの側辺12
c,13cの上端部同士を連結する梁である。
3cは2個の妻板1c,1cの底辺部11c同
士を連結する板である。
以下に、叙上の本考案屋根パネルの使用態様に
ついて説明する。
第4図乃至第6図は第1図に示す本考案屋根ユ
ニツトAを使用して屋根を構築する態様を工程順
に示す斜視図であり、これらの図において、4,
4,…は木質箱型ユニツトであり、3個の箱型ユ
ニツト4,4,…が並設されて形成された居室ユ
ニツト群が間隔をおいて配置され、双方の箱型ユ
ニツトの間には壁パネル5,5を立設される。
第4図に示すように各居室ユニツト群におい
て、中央の箱型ユニツト4,4の上に屋根ユニツ
トA,Aを載置し取付ける。
次いで、第5図に示すように、各居室ユニツト
群において、中央の箱型ユニツト4,4の両隣り
の箱型ユニツト4,4の妻壁上に三角形妻板6,
6の底辺部を取付けると共に、三角形妻板6,6
の側辺部を屋根ユニツトAの妻板1aの側辺部に
取付ける。尚、2,2は双方の屋根ユニツトA,
Aの間に設けられた梁である。
次いで、第6図に示すように、屋根ユニツトA
の妻板1aの斜辺、梁2a、三角形妻板6の斜辺
及び箱型ユニツト4の壁の上端に亘り屋根パネル
7を敷設し、順次、屋根パネル7の巾方向に屋根
パネル(図示しない)を並設して屋根を構築す
る。
第7図は第5図及び第6図に示す三角形妻板6
の代わりに屋根ユニツトBを使用した例を示し、
屋根ユニツトBの妻板1b,1bの底辺部11b
を中央の箱型ユニツト4,4の両隣りの箱型ユニ
ツト4,4上に取付けると共に、屋根ユニツトB
の側辺12bを屋根ユニツトAの妻板1aの側辺
部に取付け、その後、同様に屋根パネル(図示し
ない)を敷設して屋根を構築する。
第8図は屋根ユニツトB及びCを使用した例を
示し、4個の箱型ユニツト4,4,…のうちの中
央よりの箱型ユニツト4,4の上に屋根ユニツト
C,Cを取付け、その両側に屋根ユニツトB,B
を取付け、その後、同様に屋根パネル(図示しな
い)を敷設して屋根を構築する。
尚、第8図に示す例において、屋根ユニツトB
の代わりに第4図乃至第6図に示すような三角形
妻板を使用してもよい。
又、第8図に示す例において、箱型ユニツト
4,4,…の数が更に1個増加して5個の箱型ユ
ニツト4,4,…が並設される場合は、屋根ユニ
ツトC,Cの間に屋根ユニツトAを使用してもよ
い。その場合は屋根ユニツトAの側辺12aの長
さと屋根ユニツトCの長い方の側辺12cの長さ
が一致したものを使用する。
〔考案の効果〕
請求項1及び請求項3の屋根ユニツトにおいて
は、三角形妻板や請求項2の屋根ユニツトと共に
使用して勾配屋根の骨組を構成することができ、
三角形妻板を使用する場合は、三角形妻板を先に
取付けられた請求項1の屋根ユニツトを治具とし
て取付けることができ、正確にしかも容易に施工
できる。
請求項1乃至3の屋根ユニツトにおいては、屋
根を構築するに当たり、屋根パネル等の屋根板を
屋根ユニツトの妻板及び梁の上に敷設するもので
あるから、屋根パネルは棟部分から庇部分まで一
体となつたものを工場で生産したものを使用する
ことにより継目が生じないものとなり、施工に大
した熟練を必要としないものであり、従来の屋根
ユニツトのように、建築現場で庇部分を接続して
熟練を要する雨仕舞施工をする必要がない。
又、請求項1乃至3の屋根ユニツトにおいて
は、妻板の勾配を種々のものを用意することによ
り、種々の勾配の屋根を構築することができ、従
来の屋根ユニツトのように屋根板までが一体にな
つている屋根ユニツトの勾配の種々異なるものを
用意する場合に比し、!?かに経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案屋根ユニツトの異な
る例を示す斜視図、第4図乃至第8図は本考案屋
根ユニツトの使用態様を示す一部切欠斜視図であ
る。 A,B,C……屋根ユニツト、1a,1b,1
c……妻板、11a,11b,11c……底辺、
12a,12b,12c,13c……側辺、14
a,14b,14c……斜辺。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 相互の間に間隔をおいて相対向して立設した
    2個の妻板が梁で連結され、2個の妻板は、
    夫々底辺、底辺と直角にして相互に平行な二側
    辺及び上方において山形の斜辺を有し、全体と
    して5角形であることを特徴とする屋根ユニツ
    ト。 2 相互の間に間隔をおいて相対向して立設した
    2個の妻板が梁で連結され、2個の妻板は、
    夫々底辺、底辺と直角な側辺及び斜辺を有する
    直角三角形であることを特徴とする屋根ユニツ
    ト。 3 相互の間に間隔をおいて相対向して立設した
    2個の妻板の間が梁で連結され、2個の妻板
    は、夫々底辺、底辺と直角にして相互に平行な
    二側辺及び上方において一方の側辺の上端から
    他方の側辺の上端に亘る斜辺を有する四辺形で
    あることを特徴とする屋根ユニツト。
JP1988011744U 1988-01-29 1988-01-29 Expired - Lifetime JPH0542164Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988011744U JPH0542164Y2 (ja) 1988-01-29 1988-01-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988011744U JPH0542164Y2 (ja) 1988-01-29 1988-01-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01118016U JPH01118016U (ja) 1989-08-09
JPH0542164Y2 true JPH0542164Y2 (ja) 1993-10-25

Family

ID=31220563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988011744U Expired - Lifetime JPH0542164Y2 (ja) 1988-01-29 1988-01-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0542164Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0826605B2 (ja) * 1989-12-27 1996-03-13 ミサワホーム株式会社 ユニット住宅の屋根構造
JP2532725B2 (ja) * 1990-07-12 1996-09-11 ミサワホーム株式会社 ユニット式屋根
JP2521370B2 (ja) * 1990-10-29 1996-08-07 ミサワホーム株式会社 屋根の構造
JP2510357B2 (ja) * 1990-11-27 1996-06-26 ミサワホーム株式会社 ユニット住宅における屋根の組立方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3999338A (en) * 1975-09-18 1976-12-28 Hill-Behan Lumber Company Roof framework employing slotted gable construction
JPS63151737A (ja) * 1986-12-16 1988-06-24 大和ハウス工業株式会社 傾斜フレ−ムユニツト

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3999338A (en) * 1975-09-18 1976-12-28 Hill-Behan Lumber Company Roof framework employing slotted gable construction
JPS63151737A (ja) * 1986-12-16 1988-06-24 大和ハウス工業株式会社 傾斜フレ−ムユニツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01118016U (ja) 1989-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5950374A (en) Prefabricated building systems
US4184296A (en) Prefabricated prismatic structure for building
JPH0542164Y2 (ja)
US4453356A (en) Modular panel system for temporary buildings
JPS60242238A (ja) 勾配屋根を有するユニツト建物の構成方法
JPH03199553A (ja) 工業化住宅の屋根ユニット
JP2746538B2 (ja) 勾配屋根
JP2565628B2 (ja) マンサード屋根構造とその施工方法
US3082576A (en) Roof construction
JP2625327B2 (ja) 建物ユニットの屋根構造
JP2851687B2 (ja) ユニット式屋根構造
JP4391041B2 (ja) プレハブ式建物
JPS5834901Y2 (ja) 小屋梁の支持装置
JPH0120408Y2 (ja)
JPS5851284Y2 (ja) プレハブ建築物
JPH10169093A (ja) 母屋ユニット及び母屋ユニットを用いた小屋裏の構造
JPH042253Y2 (ja)
JP2532725B2 (ja) ユニット式屋根
JPH01174736A (ja) 勾配屋根を有するユニット建物の構築方法
JPH02209537A (ja) パネル式構造物
JPS6036657Y2 (ja) 大壁形式の下屋構造
JPS645145B2 (ja)
JPS5853865Y2 (ja) 小屋梁の芝持装置
JP2549456B2 (ja) ユニット住宅の屋根構造
JPS5930085Y2 (ja) 勾配天井用小屋組