JPS62203540A - 電動機ロ−タ− - Google Patents

電動機ロ−タ−

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JPS62203540A
JPS62203540A JP61045689A JP4568986A JPS62203540A JP S62203540 A JPS62203540 A JP S62203540A JP 61045689 A JP61045689 A JP 61045689A JP 4568986 A JP4568986 A JP 4568986A JP S62203540 A JPS62203540 A JP S62203540A
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ferrite
acid
polymer
aromatic
mol
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Tsuneyoshi Okada
岡田 常義
Yasuyuki Takeda
康之 竹田
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Polyplastics Co Ltd
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    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
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    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフェライトを使用したマイクロモーターなどの
電動機のローターに係わる。
(従来の技術及び問題点〕 小型電動機のローターには円筒状フェライトが使用され
る場合が多く、円筒状フェライトをシャフトと同軸的に
支承するにあたっては、例えばポリアセクールの如き熱
可塑性プラスチックスを使用して、所謂インサート射出
成型法で行うのが好都合である。しかしこの場合の問題
点としては、フェライトが張力に対して極めて弱いため
に、成形時に円筒状フェライトの内側中空部へ射出され
る熱可塑性プラスチックスの射出圧力により、ローター
が外方に破損するおそれがあることである。特公昭59
−33103号はその点の改善に関するものであるが、
しかしかかる改善法は内方からの射出圧に対して円筒状
フェライトを保護するために円筒状フェライトの外側に
もプラスチックスを充填し、圧バランスさせるため、成
型後に外層部を除去しなければならないという欠点があ
る。従って射出成型という効率的な方法をとりなから手
作業が必要であるし、又材料である熱可塑性プラスチッ
クスの無駄が発生するため余り効率的な方法と言えない
。又、上記の構成により、従来の如く、ナイロン等のエ
ンジニアリングプラスチックを使用してフェライトを同
軸的に支承し、製作されたローターでは、これらの樹脂
の熱膨張係数が大なる為、使用中に繰り返し起こる温度
変形によって樹脂の収縮・膨張による力が加わり、フェ
ライトが破損するという問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はかかる電動機ローターにおいて、円筒状フェラ
イトの支承材に用いる樹脂として、従来のものに代えて
、特殊な異方性溶融相を形成しうる溶融加工性ポリマー
を使用することによって、製作の効率化及び熱的苛酷条
件下での安定使用を達成したものである。
本発明は以下詳述する如き、異方性溶融相を形成しうる
溶融加工性ポリマーをフェライト及びフェライトと軸と
の支承材とすることにより、この樹脂の有する流動性の
良さから、低い射出圧でも充分成形が可能であるため、
多少の射出圧力に不均衡が生じても破壊することなく、
又熱膨張係数が金属に近い特性をもつため、温度変化に
よる膨張、収縮による寸法変化が少ないため、温度変化
による破壊も少ないという利点が存在し、かかる樹脂の
使用により従来の樹脂で問題となる欠点を排除し、本目
的の課題を解決し得たのである。
即ち本発明は、異方性溶融相を形成しうる溶融加工性ポ
リマーにより円筒状フェライトをシャフトに対して同軸
的に支承してなることを特徴とする電動機ローターを提
供するものである。
本発明で使用する異方性溶融相を形成しうる溶融加工性
ポリマーは、溶融状態でポリマー分子鎖が規則的な平行
配列をとる性質を有している。分子がこのように配列し
た状態をしばしば液晶状態または液晶性物質のネマチッ
ク相という。このようなポリマーは、一般に細長く、偏
平で、分子の長軸に沿ってかなり剛性が高く、普通は同
軸または平行のいずれかの関係にある複数の連鎖伸長結
合を有しているような七ツマ−から製造される。
異方性溶融相の性質は、直交偏光子を利用した慣用の偏
光検査法により確認することができる。より具体的には
、異方性溶融相の確認は、Le i tz偏光顕微鏡を
使用し、Leitzホットステージにのせた試料を窒素
雰囲気下で40倍の倍率で観察することにより実施でき
る。上記ポリマーは光学的に異方性である。すなわち、
直交偏光子の間で検査したときに光を透過させる。試料
が光学的に異方性であると、たとえ静止状態であっても
偏光は透過する。
上記の如き異方性溶融相を形成するポリマーの構成成分
としては ■ 芳香族ジカルボン酸、脂環族ジカルボン酸の1つま
たはそれ以上からなるもの ■ 芳香族ジオール、指環族ジオール、脂肪族ジオール
の1つまたはそれ以上からなるもの■ 芳香族ヒドロキ
シカルボン酸の1つまたはそれ以上からなるもの ■ 芳香族チオールカルボン酸の1つまたはそれ以上か
らなるもの ■ 芳香族ジチオール、芳香族チオールフェノールの1
つまたはそれ以上からなるもの■ 芳香族ヒドロキシア
ミン、芳香族ジアミンの1つまたはそれ以上からなるも
の 等があげられ、異方性溶融相を形成するポリマーは I)のと■からなるポリエステル ■)■だけからなるポリエステル ■)■と■と■からなるポリエステル ■)■だけからなるポリチオールエステル■)■と■か
らなるポリチオールエステル■)■と■と■からなるポ
リチオールエステル■)■と■と■からなるポリエステ
ルアミド■)■と■と■と■からなるポリエステルアミ
ド 等の組み合わせから構成される。
更に上記の成分の組み合わせの範嗜には含まれないが、
異方性溶融相を形成するポリマーには芳香族ポリアゾメ
チンが含まれ、かかるポリマーの具体例としては、ポリ
 にトリロー2−メチル−1,4−フェニレンニトリロ
メチリジン−L4−フェニレンメチリジン);ポリ (
ニトリロ−2−メチル−1,4−フェニレンニトリロメ
チリジン−1,4−フェニレンメチリジン);およびポ
リ にトリロー2−クロロ−1,4−フェニレンニトリ
ロメチリジン−1,4−フェニレンメチリジン)が挙げ
られる。
更に上記の成分の組み合わせの範昭には含まれないが、
異方性溶融相を形成するポリマーとしてポリエステルカ
ーボネートが含まれる。これは本質的に4−オキシベン
ゾイル単位、ジオキシフェニル単位、ジオキシカルボニ
ル単位及びテレフタロイル単位からなるものがある。
以下に上記I)〜■)の構成成分となる化合物を列記す
る。
芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、4.4”
−ジフェニルジカルボン酸、4,4゛−トリフェニルジ
カルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、ジフェ
ニルエーテル−4,4゛−ジカルボン酸、ジフェノキシ
エタン−4,4”−ジカルボン酸、ジフェノキシブタン
−4,4”−ジカルボン酸、ジフェニルエタン−4,4
′−ジカルボン酸、イソフタル酸、ジフェニルエーテル
−3,3゛−ジカルボン酸、ジフェノキシエタン−3,
3゛−ジカルボン酸、ジフェニルエタン−3,3°−ジ
カルボン酸、ナフタレン−1,6−ジカルボン酸の如き
芳香族ジカルボン酸、または、クロロテレフタル酸、ジ
クロロテレフタル酸、ブロモテレフタル酸、メチルテレ
フタル酸、ジメチルテレフタル酸、エチルテレフタル酸
、メトキシテレフタル酸、エトキシテレフタル酸の如き
前記芳香族ジカルボン酸のアルキル、アルコキシまたは
ハロゲン置換体等があげられる。
脂環族ジカルボン酸としては、トランス−1゜4−シク
ロヘキサンジカルボン酸、シス−1,4−シクロヘキサ
ンジカルポン酸、1.3−シクロヘキサンジカルボン酸
等の脂環族ジカルボン酸またはトランス−1,4−(1
−メチル)シクロヘキサンジカルボン酸、トランス−1
,4−(1−クロル)シクロヘキサンジカルボン酸等、
上記脂環族ジカルボン酸のアルキル、アルコキシ、また
はハロゲン置換体等があげられる。
芳香族ジオールとしては、ハイドロキノン、レゾルシン
、4,4°−ジヒドロキシジフェニル、4.4゛−ジヒ
ドロキシトリフェニル、2,6−ナフタレンジオール、
4.4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、ビス(4
−ヒドロキシフェノキシ)エタン、3,3”−ジヒドロ
キシジフェニル、3.3”−ジヒドロキシジフェニルエ
ーテル、1,6−ナフタレンジオール、2,2−ビス(
4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2.2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)メタン等の芳香族ジオールまた
は、クロロハイドロキノン、メチルハイドロキノン、1
−ブチルハイドロキノン、フェニルハイドロキノン、メ
トキシハイドロキノン、フェノキシハイドロキノン: 
4−クロルレゾルシン、4−メチルレゾルシン等上記芳
香族ジオールのアルキル、アルコキシまたはハロゲン置
換体があげられる。
脂環族ジオールとしては、トランス−1,4−シクロヘ
キサンジオール、シス−1,4−シクロヘキサンジオー
ル、トランス−1,4−シクロヘキサンジメタツール、
シス−1,4−シクロヘキサンジメタツール、トランス
−1,3−シクロヘキサンジオール、シス−1,2−シ
クロヘキサンジオール、トランス−1,3−シクロヘキ
サンジメタツールの如き脂環族ジオールまたは、トラン
ス−1,4−(1−メチル)シクロヘキサンジオール、
トランス−1,4−(1−クロロ)シクロヘキサンジオ
ールの如き上記脂環族ジオールのアルキル、アルコキシ
またはハロゲン置換体があげられる。
脂肪族ジオールどしては、エチレングリコール、1.3
−プロパンジオール、1.4−ブタンジオール、ネオペ
ンチルグリコール等の直鎖状または分枝状脂肪族ジオー
ルがあげられる。
芳香族ヒドロキシカルボン酸としては、4−ヒドロキシ
安息香酸、3−ヒドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ−
2−ナフトエ酸、6−ヒド凸キシ−1−ナフトエ酸等の
芳香族ヒドロキシカルボン酸または、3−メチル−4−
ヒドロキシ安息香酸、3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シ安息香酸、2.6−シメチルー4−ヒドロキシ安息香
酸、3−メトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸、3.5−
ジメトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ
−5−メチル−2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−5−
メトキシ−2−ナフトエ酸、3−クロロ−4−ヒドロキ
シ安息香酸、2−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、2
,3−ジクロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、3.5−ジ
クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、2.5−ジクロロ−
4−ヒドロキシ安息香酸、3−プロモー4−ヒドロキシ
安息香酸、6−ヒドロキシ−5−クロロ−2−ナフトエ
酸、6−ヒトロキシー7−クロロー2−ナフトエ酸、6
−ヒドロキシ−5,7−ジクロロ−2−ナフトエ酸等の
芳香族ヒドロキシカルボン酸のアルキル、アルコキシま
たはハロゲン置換体があげられる。
芳香族メルカプトカルボン酸としては、4−メルカプト
安息香酸、3−メルカプト安息香酸、6−メルカブトー
2−ナフトエ酸、7−メルカブトー2−ナフトエ酸等が
あげられる。
芳香族ジチオールとしては、ベンゼン−1,4−ジチオ
ール、ベンゼン−1,3−ジチオール、2.6−ナフタ
レン−ジチオール、2.7−ナフタレン−ジチオール等
があげられる。
芳香族メルカプトフェノールとしては、4−メルカプト
フェノール、3−メルカプトフェノール、6−メルカプ
トフェノール、7−メルカプトフェノール等があげられ
る。
芳香族ヒドロキシアミン、芳香族ジアミンとしては4−
アミノフェノール、N−メチル−4−アミノフェノール
、1,4−フェニレンジアミン、N−メチル−1,4−
フェニレンジアミン、N、N”−ジメチル−1,4−フ
ェニレンジアミン、3−アミノフェノール、3−メチル
−4−アミノフェノール、2−クロロ−4−アミノフェ
ノール、4−アミノ−1−ナフトール、4−アミノ−4
゛−ヒドロキシジフェニル、4−アミノ−4°−ヒドロ
キシジフェニルエーテル、4−アミノ−4”−ヒドロキ
シジフェニルメタン、4−アミノ−4′−ヒドロキシジ
フェニルスルフィド、4.4°−ジアミノフェニルスル
フィド(チオジアニリン) 、4,4”−ジアミノジフ
ェニルスルホン、2.5−ジアミノトルエン、4.4″
−エチレンジアニリン、4,4”−ジアミノジフェノキ
シエタン、4.4゛−ジアミノジフェニルメタン(メチ
レンジアニリン”) 、4.4”−ジアミノジフェニル
エーテル(オキシジアニリン)などが挙げられる。
上記各成分からなる上記ポリマー■)〜■)は、構成成
分及びポリマー中の組成比、シーフェンス分布によって
は、異方性溶融相を形成するものとしないものが存在す
るが、本発明で用いられるポリマーは上記のポリマーの
中で異方性溶融相を形成するものに限られる。
本発明で用いるのに好適な異方性溶融相を形成するポリ
マーである上記I)、II)、III)のポリエステル
及び■)のポリエステルアミドは、縮合により所要の反
復単位を形成する官能基を有している有機モノマー化合
物同士を反応させることのできる多様なエステル形成法
により生成させることができる。たとえば、これらの有
機モノマー化合物の官能基はカルボン酸基、ヒドロキシ
ル基、エステル基、アシルオキシ基、酸ハロゲン化物、
アミン基などでよい。上記有機モノマー化合物は、溶融
アシドリシス法により熱交換流体を存在させずに反応さ
せることができる。この方法ではモノマーをまず一緒に
加熱して反応物質の溶融溶液を形成する。反応を続けて
いくと固体のポリマー粒子が液中に懸濁するようになる
。縮合の最終段階で副生じた揮発物(例、酢酸または水
)の除去を容易にするために真空を適用してもよい。
また、スラリー重合法も本発明に用いるのに好適な完全
芳香族ポリエステルの形成に採用できる。この方法では
、固体生成物は熱交換媒質中に懸濁した状態で得られる
上記の溶融アシドリシス法およびスラリー重合法のいず
れを採用するにしても、完全芳香族ポリエステルを誘導
する有機モノマー反応物質は、かかる七ツマ−の常温で
のヒドロキシル基をエステル化した変性形態で(すなわ
ち、低級アシルエステルとして)反応に供することがで
きる。低級アシル基は炭素数約2〜4のものが好ましい
。好ましくは、かかる有機モノマー反応物質の酢酸エス
テルを反応に供する。
更に溶融アシドリシス法又はスラリー法のいずれにも任
意に使用しろる触媒の代表例としては、ジアルキルスズ
オキシド(例、ジブチルスズオキシド)、ジアリールス
ズオキシド、二酸化チタン、三酸化アンチモン、アルコ
キシチタンシリケート、チタンアルコキシド、カルボン
酸のアルカリおよびアルカリ土類金属塩(例、酢酸亜鉛
)、ルイス(例、BF3) 、ハロゲン化水素(例、I
IcI)などの気体状酸触媒などが挙げられる。触媒の
使用量は一般にはモノマーの全重量に基づいて約0.0
01〜1重量%、特に約0.01〜0.2重量%である
本発明に使用するのに適した完全芳香族ポリマーは、一
般溶剤には実質的に不溶である傾向を示し、したがって
溶液加工には不向きである。
しかし、既に述べたように、これらのポリマーは普通の
溶融加工法により容易に加′工することができる。特に
好ましい完全芳香族ポリマーはペンタフルオロフェノー
ル ある。
本発明で用いるのに好適な完全芳香族ポリエステルは一
般に重量平均分子量が約2,000〜200、000 
、好ましくは約10,000〜50,000,特に好ま
しくは約20,000〜25.000である。一方、好
適な完全芳香族ポリエステルアミドは一般に分    
 ′重量が約5,000〜50,000、好ましくは約
10.000〜30,000、例えば15,000〜1
7.000である。かかる分子量の測定は、ゲルパーミ
ェーションクロマトグラフィーならびにその他のポリマ
ーの溶液形成を伴わない標準的測定法、たとえば圧縮成
形フィルムについて赤外分光法により末端基を定置する
ことにより実施できる。また、ペンタフルオロフェノー
ル溶液にして光散乱法を用いて分子量を測定することも
できる。
上記の完全芳香族ポリエステルおよびポリエステルアミ
ドはまた、60℃でペンタフルオロフェノールに0.1
重量%濃度で溶解したときに、少なくとも約2 、 0
 dl / g 、たとえば約2.0 〜10.0d!
/gの対数粘度(1.V.)を一般に示す。
本発明で用いられる異方性溶融相を示すポリマーは、芳
香族ポリエステル及び芳香族ポリエステルアミドが好ま
しく、芳香族ポリエステル及び芳香族ポリエステルアミ
ドを同一分子鎖中に部分的に含むポリエステルも好ま分
子鎖中に部分的に含むポリエステルも好ましい例である
それらを構成する化合物の好ましい例は、2。
6−ナフタレンジカルボン酸、2.6−ジヒドロキシナ
フタレン、1.4−ジヒドロキシナフタレン及び6−ヒ
ドロキシ−2−ナフトエ酸等のナフタレン化合物、4.
4°−ジフェニルジカルボン酸、4,4°−ジヒドロキ
シビフェニル等のビフェニル化合物、下記一般式(I)
、(II)又は(III)で表わされる化合物: (但し、X;アルキレン(C,〜C4)、アルキリデン
、−O− 、−SO−、−SO2− 、−S−、−CO
−より選ばれる基 Yニー(C)Iz)n− (nJ〜4)、−0(CHz
)、、O−(n=1〜4)より選ばれる基) p−ヒドロキシ安息香酸、テレフタル酸、ハイドロキノ
ン、p−アミノフェノール及びp−フェニレンジアミン
等のパラ位置換のベンゼン化合物及びそれらの核置換ベ
ンゼン化′合物(置換基は塩素、臭素、メチル、フェニ
ル、1−フェニルエチルより選ばれる)、イソフタル酸
、レゾルシン等のメタ位置換のベンゼン化合物である。
又、上述の構成成分を同一分子鎖中に部分的に含むポリ
エステルの好ましい例は、ポリアルキレンテレフタレー
トであり、アルキル基の炭素数は2乃至4である。
上述の構成成分の内、ナフタレン化合物、ビフェニル化
合物、パラ位置換ベンゼン化合物より選ばれる1種若し
くは2種以上の化合物を必須の構成成分として含むもの
が更に好ましい例である。又、p−位置換ヘンゼン化合
物の内、p−ヒドロキシ安息香酸、メチルハイドロキノ
ン及び1−フェニルエチルハイドロキノンは特に好まし
い例である。
構成成分の具体的な組み合わせとしては以下のものが例
示される。
書 o        o           ロ−一一
一ノ       −一一一ノ〜−−−/ト     
■ 一−ユノーーーJ′−−−ノ      −一−ノ■ 
                        〇
−へ 一つつ・1−− 式中2は−CI、 −Br、−CHIより選ばれる置換
基であり、Xはアルキレン(C5〜C4)、アルキリデ
ン、−O−、−5O−1−3(h−、−S−、−Co−
より選ばれる置換基である。
本発明で用いられるのに特に好ましい異方性溶融相を形
成するポリエステルは、6−ヒドロキシ−2−ナフトイ
ル、2.6−シヒドロキシナフタレン及び2.6−ジカ
ルボキシナフタレン等のナフタレン部分含有反復単位を
約10モル%以上の量で含有するものである。好ましい
ポリエステルアミドは上述ナフタレン部分と4−アミノ
フェノール又は1.4−フェニレンジアミンよりなる部
分との反復単位を含有するものである。具体的には以下
の通りである。
(1)本質的に下記反復単位■および■からなるポリエ
ステル。
このポリエステルは約10〜90モル%の単位Iと約1
0〜90モル%の単位■を含有する。1a様において単
位■は約65〜85モル%、好ましくは約70〜80モ
ル%(例、約75モル%)の量まで存在する。別の態様
において、単位■は約15〜35モル%、好ましくは約
20〜30モル%というずっと低濃度の量で存在する。
また環に結合している水素原子の少なくとも一部は、場
合により、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4の
7JI/コキシ基、ハロゲン、フェニル、置換フェニル
およびこれらの組み合わせよりなる群から選ばれた置換
基により置換されていてもよい。
(2)本質的に下記反復単位I、■および■からなるポ
リエステル。
このポリエステルは約30〜70モル%の単位■を含有
する。このポリエステルは、好ましくは、約40〜60
モル%の単位I、約20〜30モル%の単位■、そして
約20〜30モル%の単位■を含有する。また、環に結
合している水素原子の少なくとも一部は、場合により、
炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ
基、ハロゲン、フェニル、置換フェニルおよびこれらの
組み合わせよりなる群から選ばれた置換基により置換さ
れていてもよい。
(3)本質的に下記反復単位I、■、■および■からな
るポリエステル: (式中、Rはメチル、クロロ、ブロモまたはこれらの組
み合せを意味し、芳香環上の水素原子に対する置換基で
ある)、からなり、かつ単位rを約20〜60モル%、
単位■を約5〜18モル%1、単位■を約5〜35モル
%、そして単位■を約20〜40モル%の量で含有する
。このポリエステルは、好ましくは、約35〜45モル
%の単位11約10〜15モル%の単位■、約15〜2
5モル%の単位■、そして約25〜35モル%の単位■
を含有する。ただし、単位■と■の合計モル濃度は単位
■のモル濃度に実質的に等しい。
また、環に結合している水素原子の少なくとも一部は、
場合により、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4
のアルコキシ基、ハロゲン、フェニル、置換フェニルお
よびこれらの組み合わせよりなる群から選ばれた置換基
により置換されていてもよい。この完全芳香族ポリエス
テルは、60°Cでペンタフルオロフェノールに0.3
w/vχン農度で)容解したときに少なくとも2.0 
dl/gたとえば2.0〜10.0dl/gの対数粘度
を一般に示す。
(4)  本質的に下記反復単位■、■、■および■か
らなるポリエステル: ■ 一般式−EO−Ar−03−(式中、Arは少なく
とも1個の芳香環を含む2価基を意味する)で示される
ジオキシアリール単位、少な(とも1個の芳香環を含む
2価基を意味する)で示されるジカルボキシアリール単
位、 からなり、かつ単位Iを約20〜40モル%、単位■を
10モル%を越え、約50モル%以下、単位■を5モル
%を越え、約30モル%以下、そして単位■を5モル%
を越え、約30モル%以下の量で含有する。このポリエ
ステルは、好ましくは、約20〜30モル%(例、約2
5モル%)の単位11約25〜40モル%(例、約35
モル%)の単位■、約15〜25モル%(例、約20モ
ル%)の単位■、そして約15〜25モル%(例、約2
0モル%)の単位■を含有する。また、環に結合してい
る水素原子の少なくとも一部は、場合により、炭素数1
〜4のアルキル基、炭g数1〜4のアルコキシ基、ハロ
ゲン、フェニル、置換フェニルおよびこれらの組み合わ
せよりなる群から選ばれた置換基により置換されていて
もよい。
単位■と■は、ポリマー主鎖内でこれらの単位を両側の
他の単位につなげている2価の結合が1または2以上の
芳香環上で対称的配置にある(たとえば、ナフタレン環
上に存在するときは互いにバラの位置か、または対角環
上に配置されている)という意味で対称的であるのが好
ましい。ただし、レゾルシノールおよびイソフタル酸か
ら誘導されるような非対称単位も使用できる。
好ましいジオキシアリール単位■は であり、好ましいジカルボキシアリール単位■は である。
(5)本質的に下記反復単位I、■および■からなるポ
リエステル: ■ 一般式(0−Ar−0)(式中、Arは少なくとも
1個の芳香環を含む2価基を意味する)で示されるジオ
キシアリール単位、OO II     II ■ 一般式(C−Ar’−C)  (式中、Ar’ は
少なくとも1個の芳香環を含む2価基を意味する)で示
されるジカルボキシアリール単位、 からなり、かつ単位Iを約10〜90モル%、単位■を
5〜45モル%、単位■を5〜45モル%の量で含有す
る。このポリエステルは、好ましくは、約20〜80モ
ル%の単位11約10〜40モル%の単位■、そして約
10〜40モル%の単位■を含有する。さらに好ましく
は、このポリエステルは約60〜80モル%の単位I、
約10〜20モル%の単位■、そして約10〜20モル
%の単位■を含有する。また、環に結合している水素原
子の少なくとも一部は、場合により、炭素数1〜4のア
ルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン、フ
ェニル、ftAフェニルオヨびこれらの組み合わせより
なる群から選ばれた置換基により置換されていてもよい
好ましいジオキシアリール単位■は であり、好ましいジカルボキシアリール単位■は である。
(6)本質的に下記反復単位I、II、■および■から
なるポリエステルアミド: くとも1個の芳香環を含む2価基または2価トランス−
シクロヘキサン基を意味する)■ 一般式−EY−Ar
−Z)  (式中、Arは少なくとも1個の芳香環を含
む2価基、Yは0、NHまたはNR,ZはNHまたはN
Rをそれぞれ意味し、Rは炭素数1〜6のアルキル基か
、またはアリール基を意味する)■ 一般式(0−Ar
’−0)  (式中、Ar゛は少なくとも1個の芳香環
を含む2価基を意味する)、 からなり、かつ単位Iを約10〜90モル%、単位■を
約5〜45モル%、単位■を約5〜45モル%、そして
単位■を約0〜40モル%の量で含有する。また、環に
結合している水素原子の少なくとも一部は、場合により
、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキ
シ基、ハロゲン、フェニル、置換フェニルおよびこれら
の組み合わせよりなる群から選ばれた置換基により置換
されていてもよい。
好ましいジカルボキシアリール単位■はであり、好まし
い単位■は であり、好ましいジオキシアリール単位■はである。
更に、本発明の異方性溶融相を形成するポリマーには、
一つの高分子鎖の一部が上記までに説明した異方性溶融
相を形成するポリマーのセグメントから構成され、残り
の部分が異方性溶融相を形成しない熱可塑性樹脂のセグ
メントから構成されるポリマーも含まれる。
異方性溶融相を形成しうる溶融加工性ポリマーの化学的
組成は以上の通りであるが、本発明の目的に使用するに
は重量平均分子量が約2,000〜50,000ををす
るものが良い。重量平均分子量2.000未満のものは
充分な弾性率、強度をもたず、重量平均分子ff150
,000以上のものは流動性が悪くなりフェライトに亀
裂を生じさせることがあり、避ける方が良い。好ましく
は重量平均分子量3,000〜30.000のものを使
用するのが安全である。尚ポリマーにはガラス繊維、カ
ーボン繊維、ウオラストナイト、チタン酸カリウム繊維
など繊維状充填剤、マイカなどの板状充填剤、或いはシ
リカ等の粉状充填剤を配合しても良い。
本発明の電動機ローターには種々の具体的実施態様があ
る。例えば、1)上述の如く既成のシャフトを使用しイ
ンサート成型時に一体的に固定したもの。2)シャフト
は円筒状フェライト支承部を一体的にインサート成型し
たものにシャフトを慣用手段、例えば嵌合で取り付けた
もの。
3)インサート成型時にシャフトまで同一プラスチック
スで成型したもの等である。
ローターの製作にあたっては、これらのいずれの態様の
ものを作るかによって若干異なる。
本発明で用いる異方性溶融相を形成しうる溶融加工性ポ
リマーは溶融粘度が大変低く、従って一般の熱可塑性樹
脂よりも低い圧力で成型可能である。よって上記特公昭
59−33103号に記載されている如き射出圧バラン
スの為の外層部を設けることなく、円筒状フェライトの
内部へ注入しても射出圧によりフェライトが破損するこ
とはない。但し、ローターの構造によっては、上記のよ
うに圧バランスの為の外層部を設け、外層部にまずポリ
マーを注入し、フェライトに対して均等又は圧縮ぎみに
成型する金型を用いてもよいことは勿論である。
ローターの製作は所謂インサート射出成型法とよばれる
方法で行う。上記1)の場合には円筒状フェライトと別
に製作したシャフトとを金型内に所定の相対関係に保持
して射出成型を行えば良いが、中心にシャフトがあるた
め中心に射出ゲートがとれないので、出来ればシャフト
を中心として対称的に数個所ゲートを設けてバランスを
とるのが良い。
上記2)の場合にはインサート成型する時にプラスチッ
クス部分にはシャフトの取り付は位置等を成型しておく
方法をとる。成型は上記1)と同様に行えばよい。
また上記3)の様に別に製作した通常金属製のシャフト
を使用せず、シャフトまで同一樹脂で一体的に成型して
しまう場合には、シャフト中心にゲートを一個所設ける
だけでよいが、圧バランスを考慮して数個所ゲートを設
けても良い。
本発明の電動機ローターは、上記樹脂の使用によりシャ
フトまでプラスチック化することが可能な強度等の物性
を具備している。
〔発明の効果〕
本発明は以上の如く構成されているので、従来エンジニ
ャリングプラスチックスと称されている高強度、高弾性
率のプラスチックスであるナイロン66、ガラス繊維強
化ポリアルキレンテレフタレート樹脂、ポリアセタール
樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリカーボネート
樹脂などでは達成出来なかった電動機の製造の簡略化を
可能にした。
即ち、本発明で使用するポリマーは熱膨張率、特に流動
方向の線膨張率が熱可塑性プラスチックス中量も低い部
類に属し、且つフェライトに極めて類似しているため、
本発明のローターは使用中に繰り返し起こる温度変化に
よってフェライトに伸縮等による無用な力がかかること
がなく、フェライトを損傷することがない。従って本発
明のローターを使用した電動機は相当苛酷な条件下での
使用にも耐える利点がある。
更に前述の如く使用するポリマーの溶融時の流動性が良
く、成型収縮も小さいため、成型時にもフェライトに大
きな力が掛かることもなく、精密な成型が可能である。
他方このような性質は高強度と相まってシャフトまで同
一材料で同時成型することを実用的に可能にする。
〔実 施 例〕
以下実施例を挙げて説明するが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
参考例1 4−アセトキシ安息香酸1261重量部、6−アセトキ
シ−2−ナフトエ酸691iHt部、を攪拌機、窒素導
入管及び留出管を備えた反応器中に仕込み、窒素気流下
でこの混合物を250℃に加熱した。反応器から酢酸を
留出させながら、250℃で3時間、次に280℃で2
時間激しく攪拌した。更に、温度を320”Cに上昇さ
せ、窒素の導入を停止した後、徐々に反応器中を減圧さ
せ20分後に圧力を0.1 mmHgに下げ、この温度
、圧力で1時間攪拌した。
得られた重合体は0.1重量%濃度、60’Cでペンタ
フルオロフェノール中で測定して5.4の固有粘度を有
していた。
このポリマーは下記の構成単位を有するものである。
参考例2 4−アセトキシ安息香酸1081重量部、6−アセトキ
シ−2−ナフトエ酸460重量部、イソフタル酸166
重量部、1.4−ジアセトキシベンゼン194重量部を
攪拌機、窒素導入管及び留出管を備えた反応器中に仕込
み、窒素気流下でこの混合物を260℃に加熱した。反
応器から酢酸を留出させながら、260℃で2.5時間
、次に280℃で3時間激しく攪拌した。
更に、温度を320℃に上昇さ垂、窒素の導入を停止し
た後、徐々に反応器中を減圧させ15分後に圧力を0.
1 mn+Hgに下げ、この温度、圧力で1時間攪拌し
た。
得られた重合体は0.1重量%濃度、60℃でペンタフ
ルオロフェノール中で測定して5.0の固有粘度を存し
ていた。
このポリマーは下記の構成単位を有するものである。
参考例3 4−アセトキシ安息香酸1081重量部、2.6−ジア
セドキシナフタレン489重量部、テレフタル酸332
重量部を攪拌機、窒素導入管及び留出管を備えた反応器
中に仕込み、窒素気流下でこの混合物を250℃に加熱
した。反応器から酢酸を留出させながら、250℃で2
時間、次に280℃で2.5時間激しく攪拌した。
更に、温度を320℃に上昇させ、窒素の導入を停止し
た後、徐々に反応器中を減圧させ30分後に圧力を0.
2 mmHgに下げ、この温度、圧力で1.5時間攪拌
した。
得られた重合体は0.1重量%濃度、60℃でペンタフ
ルオロフェノール中で測定して2.5の固有粘度を有し
ていた。
このポリマーは下記の構成単位を有するものである。
参考例4 6−アセトキシ−2−ナフトエ酸1612重量部、4−
アセトキシアセトアニリド290重量部、テレフタル酸
249重量部、酢酸ナトリウム0.4重量部を攪拌機、
窒素導入管及び留出管を備えた反応器中に仕込み、窒素
気流下でこの混合物を250℃に加熱した。反応器から
酢酸を留出させながら、250℃で1時間、次に300
℃で3時間激しく攪拌した。更に、温度を340℃に上
昇させ、窒素の導入を停止した後、徐々に反応器中を減
圧させ30分後に圧力を0.2 mmHgに下げ、この
温度、圧力で30分間攪拌した。
得られた重合体は0.1重量%濃度、60℃でペンタフ
ルオロフェノール中で測定して3.9の固有粘度を有し
ていた。
このポリマーは下記の構成単位を有するものである。
実施例1 重量平均分子1120,000の上記参考例1で得たポ
リマー100重量部、ガラス繊維25重量部、ウオラス
トナイト25重量部との組成物を使用し、第1図に示し
た成型金型1,1゛の内面に外径6cm、肉厚8mm、
長さ5cmの円筒状フェライト2を取り付け、中心にシ
ャフト3を取り付は射出ゲート4.4”より300℃で
20個のローターを射出成型した。成型後のフェライト
を顕微鏡検査したが、ミクロクランクのあるものは一つ
もなかった。
またこれについて−40°C(4時間)〜+120℃(
4時間)のサイクルを100回繰り返したが、ミクロク
ランクは全く認められなかった。
実施例2〜4 ポリマーとして夫々上記参考例2〜4で得たポリマーを
用いた他は実施例1と同様にローターを成形し、フェラ
イトの表面を顕微鏡検査したが、ミクロクラックのある
ものはなかった。
又、同じサイクルの繰り返しテスト後にもミクロクラン
クは認められなかった。
比較例1 ポリアミド樹脂(ナイロン66)を使用して実施例1と
同一形状のローターを、特公昭59−33103号公報
記載の方法により射出成型をして製作した。樹脂外層部
を取り除いたローターを実施例1と同じサイクル数で繰
り返しテストした所、フェライトにはミクロクラックが
認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図は成型金型内に円筒状フェライト及びシャフトを
セットしたところを示す断面説明図である。 1.1”・・・成型金型 2・・・円筒状フェライト 3・・・シャフト 4.4°・・・射出ゲート 出願人代理人  古 谷   馨 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 異方性溶融相を形成しうる溶融加工性ポリマーにより円
    筒状フェライトをシャフトに対して同軸的に支承してな
    ることを特徴とする電動機ローター。
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