JPS62170287A - 刺繍機縫目デ−タ作成装置 - Google Patents

刺繍機縫目デ−タ作成装置

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JPS62170287A
JPS62170287A JP1249786A JP1249786A JPS62170287A JP S62170287 A JPS62170287 A JP S62170287A JP 1249786 A JP1249786 A JP 1249786A JP 1249786 A JP1249786 A JP 1249786A JP S62170287 A JPS62170287 A JP S62170287A
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JP1249786A
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俊郎 石原
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C G A Kk
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C G A Kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、刺繍機及びこれと同様な機能を有するミシン
に於ける刺繍模様を形成するだめの縫目の位置に関する
データを作成する装置に関する。
【従来技術】
従来、刺繍機では、刺繍模様を形成する為に、縫目の位
置に関するデータを与える必要がある。 この縫目の位置に関するデータを付与する方法としては
、所望の刺繍模様を形成するための全ての縫目位置を逐
一ディジタイザを用いて入力する方法がある。この方法
は、縫目の位置に関するデータを直接形成する為、デー
タの処理が簡単であると言う利点があるが、その反面、
全ての縫目位置を原図から正確に拾って入力しなければ
ならず、入力操作が面倒であるとともに、直接縫目位置
を入力しているため、刺繍模様の拡大、縮小、回転等の
処理が国花であると言う欠点がある。 又、刺繍模様の輪郭線上の縫目位置を特定点として入力
し、刺繍模様の内部では、直線上に於いて、縫目の位置
データを自動的に発生すると言う方法がある。この方法
は、縫目位置の入力データ数が上記の方法より、少なく
なるので、上記の方法より簡便であるが、特定点を正確
に入力する必要があるため、上記欠点と同様の問題点が
ある。 その他、刺繍模様の輪郭線上の点を原図からディジタイ
ザを用いて離散的に拾って、刺繍模様の輪郭線を近似的
に与え、そのデータから刺繍模様を形成する為の縫目の
位置に関するデータを発生する方法がある。この方法も
、刺繍模様の輪郭線上の特徴点を正確に入力する必要が
あり、データの入力が煩雑であると共に、特徴点の抽出
が正確でないと、原図の刺繍模様を正確に反映しないと
言う欠点がある。又、特徴点の抽出は視見による熟練し
た感に顆らざるを得ない。 さらに、直線、円弧、高次関数による曲線等の基本図形
を画面上で発生し、その図形の拡大、縮小、回転、移動
等の処理を行いながら、それらの基本図形の組合せによ
り、所望の刺繍模様を形成し刺繍模様を数値化すると言
う方法がある。この方法は、上記方法に比べて、データ
の入力が容易ではあるが、原図の刺繍模様を忠実に再現
することに可なり難点があり、基本図形の組合せから原
図の刺繍模様を形成するのに、熟練した感を必要とする
【発明が解決しようとする問題点】
上記した従来の何れの方法も、刺繍模様のデータの入力
に、煩雑さがあり、多くの時間と、熟練した感を必要と
する。 本発明は、上記の欠点を解決するためになされたもので
あり、その目的とするところは、原図に忠実な刺繍模様
を自動的に数値化して入力することにより、所望の刺繍
模様を形成するに必要な縫目データを正確且つ容易に作
成することにある。
【問題点を解決するための手段】
上記問題点を解決するための、発明の構成は、次のとお
りである。 本発明は、刺繍模様の原図を映像信号として入力する画
像入力装置と、 前記画像入力装置の出力する映像信号を処理して、前記
原図の画像を、原図に於いて分割された各画累ごとに、
少なくとも2の階調に区分化してディジタル化された原
図データに変換する原図ディジタル化装誼と、 前記原図ディジタル化装置により変換された原図データ
から原図の模様の外形線を抽出し、該外形線に関するデ
ータを発生するデータ処理装置と、前記データ処理装置
の発生した模様の外形線に関するデータから、縫目の位
置に関するデータを発生する縫目データ発生装置と、 から成ることを特徴とするものである。 上記記載において、刺繍模様は、線模様でも面模様でも
良い。又、模様を構成する色相は、単一でも、複数でも
良い。前記原図ディジタル化装置は、原図の刺繍模様が
明暗の2の状態で表現されている場合には、画像の明暗
の2値状態に対応して、画像を2の階調にディジタル化
する装置であり、刺繍模様が複数の色相で構成されてい
たり、単一の色相でも多階調で構成されている場合には
、画像を、階調に応じて区分化し属する区分の階調を特
定する値にディジタル化する装置である。 又、望ましくは、前記データ処理装置は、原図データか
ら模様の外形線を抽出する外形線抽出部、該外形線抽出
部によって抽出された外形線を各連続模様単位に分割す
る分割処理部、前記分割処理部によって分割された各模
様の外形線上の特徴点を抽出することにより、外形線を
点列化する点列化処理部、前記点列化処理部によって各
模様の外形線を点列化した点列化データから、点間の外
形線を補間する直線又は曲線の関数を発生する数式化処
理部、の全で、又は、一部を有する。係る場合には、デ
ータの記憶容量の節減、処理速度の向上、外形線の平滑
化が図られ、外形線の変形修正処理が容易となる。 又、前記データ処理装置は、前記点列化データを画面に
表示する点列化データ表示部と、前記数式化処理部によ
って発生された関数に基づいて模様の外形線を画面に表
示する外形線表示部と、前記点列化データを修正するデ
ータ修正部と、を有するのが望ましく、この場合には、
模様の外形線の修正が容易となる。 さらに、前記データ処理装置は、各模様単位の拡大、縮
小、回転、移動等の調整を行う模様調整部を有すること
が望ましくこの場合には、刺繍模様の変形が容易となる
【作用】
画像入力装置は、例えば、イメージスキャナ、カメラ等
の光学的映像を電気信号に変換する装置であり、刺繍模
様の書かれた原図を読み取り映像信号として、原図ディ
ジタル化装置に出力する。 原図ディジタル化装置は、画像入力値Uから出力された
映像信号をサンプリングし、その信号レベルを判読し、
明暗の2値化信号とする。この2値化信号は、原図にと
られた多くの掛目状に区画された各画累での刺繍模様の
明暗の2値化データを表している。係る明暗の2値状態
にディジタル化された原図データは、データ処理装置に
よって処理される。データ処理装置は、原図データから
模様の外形線を抽出し、この外形線を特定するためのデ
ータを生成する。その後、縫目データ発生装置は、刺繍
模様の外形線を特定する外形線に関するデータから、入
力された刺繍模様を形成するための縫目の位置に関する
データを発生する。係る縫目の位置に関するデータは、
刺繍機の駆動装置を制御するための制御データとして使
用される。
【実施例】
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。 第1図は、本発明の具体的な一実施例に係る刺繍機縫目
データ作成装置の構成を示したブロックダイヤグラムで
ある。 本実施例では、画像入力装置に撮像管10を用いている
。撮像管10は、駆動装置11により走査されて、その
出力信号は、増幅器12に入力している。その増幅器1
2はA/D変換器14に接続されており、そのA/D変
換器14は、入出力インタフェース16を介して中央処
理装置(以下rCPUJと言う)18に接続されている
。駆動装置11は、CPU 18からのスタート信号S
2により、受光面の走査を開始する。又駆動装置11か
らは、水平垂直同期信号S3、S4がタイミング信号発
生器13に出力されている。タイミング信号発生器13
は、係る水平垂直同期信号S3、S4と同期をとりつつ
、映像信号S1をサンプリングするタイミングを与える
サンプリングタイミング信号S5をA/D変換器14に
出力している。 その結果、撮像管10の受光面上に多数の折目状にとら
れた仮想の各画素における映像の明度をサンプリングす
る事が出来る。この各画素に対応した映像信号は、A/
D変換器14でサンプリングされると共に、サンプリン
グされた映像信号の信号レベルは、ディジタル信号に変
換される。このディジタル信号は、入出力インタフェー
ス16を介して、CPU 18に入力され、明暗レベル
に対応した2値化データに変換されて、RAM22に記
憶される。 CPo 18は、映像信号を取り込んで刺繍模様の外形
線に関するデータを作成するまでの処理を行う。そのC
Po 18には、処理プログラムを記憶したROM23
、作業領域を有したRAM22、外形線に関するデータ
を記憶するRAM20が接続されている。RAM20は
マルチプレクサ24により、他のCPU32からもアク
セス出来るようになっている。マルチプレクサ24は、
ステータスレジスタ26の内容によって、バスA、Bを
切換えるようにしており、その切換状態を示す信号S6
、S7は、CPU18とCPU32に入力している。 CPU32は、外形線に関するデータから縫目の位置に
関するデータを発生するための処理、外形線の画面表示
、外形線の修正等の処理をする。 係るCPU32には、これらの処理手1噴を記憶したR
OM28、作業領域のとられたRAM30、生成された
縫目データを記憶するRAM34が接続されている。そ
の他、縫目データを修正するために縫目位置データを入
力するディジタイザ44が入出力インタフェース46を
介して接続されている。又、各種のデータの修正や処理
手順を指令するキーボード48が入出力インタフェース
50を介して接続されている。さらに、CRT42上に
刺繍模様等の図形を表示するために、CRTコントロー
ラ36、画像データを記憶するフレームメモリ38、パ
ラレルシリアル変換器40が接続されている。さらに、
生成された縫目データを出力するために、紙テープ出力
装置54、フロッピーディスク装置58が、それぞれ、
入出力インタフェース52、フロッピー制御装置56を
介して接続されている。また、刺繍機700制御装置7
2に縫目データを直接出力するための入出力インタフェ
ース60が設けられている。 縫目の位置に関するデータの構造は、第2図に示すよう
に構成されている。データ0は、作成すべき刺繍模様の
原点に縫針を位置決めするためのデータである。データ
1〜データnは、縫針の位置決めのための数値と、運針
速度、針の上下駆動等の制御コードを有している。各点
P1〜P、、の位置決めは、1つ前の点からの相対移動
量(ΔX。 ΔY)で行っている。又制御コード(ま、移動速度の指
令、針を駆動しないジャンプ指令、移動の停止指令等の
コードを有している。 係る縫目の位置に関するデータは、刺繍機7゜に、紙テ
ープ、フロッピーディスクを媒体として、また、シリア
ルデータとして、入出力インタフェース60から直接、
RAM74にロードされる。 1ノリ御装置72は、これらのデータから、相対移動量
と、移動速度に応じて、移動指令パルスを駆動装置76
に出力する。駆動装置76は、その移動指令パルスから
、各パルスモータ78.8o、82を駆動するための多
相パルスを発生し、各パルスモータを駆動する。パルス
モータ78.80は、刺繍テーブル84をそれぞれ、X
軸、Y軸方向にスライドさせるボールネジ86.88を
駆動する。 パルスモータ82は、縫針90を1サイクル上下動させ
る。 本実施例装置は、刺繍模様の映像信号のレベルを原図の
画素毎に、サンプリングしてディジタル信号に変換した
後の信号の処理から縫目の位置に関するデータの生成処
理までを主にコンピータシステムの処理によって実現し
ている。本実施例装置の機能実現手段の構成を第3図に
示す。 次に本装置に使用したCPUの処理について、フローチ
ャートを参照して説明する。第4図は、メインプログラ
ムのフローチャートである。ステップ100は、初期セ
ットのステップであり、変数n、mの値は1に設定され
る。(n、m)は、原図上に仮想の掛目状にとられた画
素PのX、Y方向のアドレスである。ステップ102で
は、撮像管の走査を開始するスタート信号S2が駆動装
置11に出力され、その後、映像信号S1が出力され、
その信号を所定の周期でサンプリングし各画素に対応し
た明暗レベルのディジタル化された信号がA/D変換器
14から出力される。ステップ104は、そのデータを
取込み、そのデータを明暗の2値状態に2値化した原図
データを生成するステップである。ステップ106は、
その原図データから模様の外形線を抽出するステップで
ある。ステップ108は、その外形線を連続桟様毎に分
割しグループ化の処理をするステップである。 ステップ110は、X方向の走査の終了を判定するステ
ップであり、未終了の時は、ステップ112でX方向の
次のアドレスの画素のデータを入力、処理するため、n
の値は1更新される。ステップ114は、X方向の走査
の終了後、次の行の走査のために、アドレスnを1に初
期セットするステップである。ステップ116は、Y方
向の走査の終了を判定するステップであり、未終了の時
はステップ118へ移行してアドレスmが1更新され、
次の行の走査が行われる。このように、外形線の抽出か
ら、分割処理までのステップは、原図の走査に対して実
時間で処理される。したがって、原図データは、Y方向
の2行分のデータが一時的にRAM22に記憶されるだ
けであり、記憶容置の部域と処理速度の向上が図られて
いる。原図の走査が完了すると、連続模様単位に外形線
の抽出が完了し、ステップ120で、各グループ化され
た外形線を構成する画素数を判定し、孤立点等の低面桔
模様を雑音成分として除去するフィルタリング処理が行
われる。ステップ122は、各模様単位毎にその外形線
の特徴点を抽出し、外形線を点列として表示するステッ
プである。ステップ124は、点列化データから、各点
間を補間する直線又は曲線の関数式を求める外形線の数
式化処理を行うステップである。ステップ130は、そ
の数式化された外形線から縫目位置データを発生するス
テップである。ステップ128は、点列化データの表示
、数式化された外形線の表示、点列化データの修正、を
行うステップであり、ステップ134は、縫目位置の表
示とその修正を行うステップである。 第5図は、原図データ作成の処理を示したフローチャー
トである。ステップ200では、各画素に対応してサン
プリングされ、ディジタル化された信号りが読み込まれ
る。次にステップ202で、画素(n、m)の明暗2値
レベルの判定が行われ、画素(n、m)が暗状態の時は
、ステップ204で、原図データA (n、m)が1に
設定される。 又、明状態の時は、ステップ206で、原図データA 
(n、m)が0に設定される。この原図データAの記憶
領域は、Y方向に関し現在走査を行っている行とその前
行との2行分の画素に関するデータを記憶するだけであ
る。 第6図は、外形線抽出処理の手順を示したフローチャー
トである。ステップ250.254は、n=1の時は、
ステップ252の処理が、m=1の時は、ステップ25
6の処理が実行できないので、その処理を行わないよう
にするためのステップである。ステップ252で、現時
点で走査し着眼している画5P(n、m)に関し、第m
行の隣接画素P(n−1,m)の原図データとの排他的
論理和が演算される。その結果が1となる時は、X方向
に関し画素の明暗状態が反転したことを意味している。 したがって、その時の暗状態の画素PはX方向に関する
模様の外形線上にあることになる。又、ステップ256
で、今着眼している画ff1P(n、m)に関し、Y方
向の隣接画素P(n。 m−1)の原図データとの排他的論理和が演算される。 その結果が1となる時は、Y方向に関し画素の明暗状態
が反転したことを意味している。したがって、その時の
暗状態の画素PはY方向に関する模様の外形線上にある
ことになる。結局、ステップ258で、画素(n、m)
の処理サイクルの時に、画素(n−1,m)、(m、m
−1)。 (n、m)の3画素のうち外形線上の点が存在すれば、
その画素Pのアドレスのデータがエツジテーブルに登録
される。次に、外形線状の点が検出された時は、ステッ
プ260で、次の処理ルーチンのためにその画素のアド
レスを(N、M)として−特記tαする。第12図に示
す面模様につき、外形線上の画素を抽出した結果を、′
fPJ13図に示す。模様の外形線上の画素のアドレス
データがエツジテーブルに作成される。係る処理を実行
することにより、第19図に示す刺繍模様の原図から第
20図に示すように模様の外形線が抽出されることにな
る。 第7図は、分割処理の手順を示したフローチャートであ
る。ステップ300で、外形線抽出処理プログラムで外
形線上の画素が新たに検出されたか否かを判定し、検出
されていない場合には、メインプログラムに復帰し、検
出された場合には、次の処理が実行される。ステップ3
04で、外形線上の点として新たに検出された画素P(
N。 M)に対して、1つ前の画素P (N−1,M)が外形
線上に有る時は、ステップ306で、その検出された画
素P (N、M)を画素P(N−1゜M)の属するグル
ープに結合させる。又、画素P(N−1,M)が外形線
上にない時は、検出画素P (N、M)を新しいグルー
プに区分化する。こうして、第M行内の外形線のX方向
の連続性によって、新たに検出された外形線上の画5 
P (N 。 M)が、グループ化された事になる。次にステップ31
0,312へ移行して、検出画素P(N。 M)と隣接する前行即ち1M−1行に於ける画素P(・
N−1,M−1)、P (N、M−1)、P(N+1.
M−1)が外形線上の点か否かが判定される。何れかの
画素が外形線上にある時は、検出画1p(N、M)と、
その何れかの画素Pは、同一の連続外形線上に存在する
ことになる。したがって、検出画素P (N、M)の属
するグループの外形線の画素成分を、それと連続した画
素の属する外形線のグループに結合する。又ステップ3
16で、検出画素P (N、M)が、2の外形線グルー
プの画素と連続している時は、その2のグループに分か
れていた外形線は、実は、検出画ff1P(N、M)に
よって、1の連続した外形線に結合されていることに他
ならないので、その2の外形線グループに属する画素成
分の統合が行われる。 第14図に示す外形線に対して、分割処理を実行したと
きのデータの処理過程を′fJ15図に示す。 結果的に4つのグループに分割されているのが分る。係
る処理を実行することにより、第20図に示す外形線は
、第21図に示すように、各連続した外形線毎に分割化
されることになる。 第8図は、模様のフィルタリング処理の手順を示したフ
ローチャートである。ステップ352でグループ番号G
NPに属する画素数を計数し、その結果■ΔLtJEの
大きさをステップ354で判定し、画素数が所定数Kに
満たない時は、そのグループの模様は、孤立点として刺
繍模様を構成していないとして除去される。即ち、第1
9図に於いて、Aで示される微小面積の孤立点は、雑音
成分として刺繍模様から除去される。 第9図は、外形線の点列化処理の手順を示したフローチ
ャートである。ここで、特徴点は、まず外形線上の一定
画素数間隔毎に選択される。さら1、′、外形線の変化
の様子を方向ベクトルで表し、その方向ベクトルの変化
率を重みを考慮して数値化し、その重みずけられた変化
率の和の絶対値が一定値以りに達する毎に、その区間の
方向ベクトルが最も大きく変化する点を特徴点として抽
出している。換言すれば、外形線の曲率が大きい程、特
徴点の抽出密度は高くなり、曲線の変化が大きくなる点
が特徴点して抽出される。ステップ500は、初期設定
のステップであり、RCTR,LCTRは、それぞれ、
外形線上の画素数を右方向、左方向に計数するためのカ
ウンタであり、定距離毎の特徴点の抽出に使用される。 RVEC,LVECは、右回り、左回り、の外形線の方
向ベクトルの変化率の和を計数するカウンタである。L
は、分割化されたエツジテーブルの行番号であり、その
行内には、同一行mに属する外形線上の画素のアドレス
が記憶されている。処理手順は、第16図に図式的に示
されている。ステップ502でエツジテーブルの第1行
のデータが検索され〔(a、)図〕、ステップ506で
、最初の画素P(7゜2)を抽出し、点列化テーブルに
登録する〔(e)図〕。次に、ステップ508で、右方
向に回る画素数と、左方向に回る画素数が計数される。 次に、ステップ510で、第17図に示す外形線の変化
パターンから、画素P、に於ける方向ベクトルが決定さ
れる。次に、外形線上の隣接画素間の方向ベクトルの変
化率が数値化される。その変化率を数値化するデータは
、第18図に示されている。数値化データは、変化の程
度に応じて重みづけられており、方向ベクトルの変化す
る方向に対応して正負の符号を有している。そして、そ
の数値化データの和が外形線上に沿って求められる。 次にステップ512で、その和の大きさの絶対値が判定
され、所定値以上の時は、ステップ514へ移行して、
その区間に於ける、方向ベクトルの変化率の最も大きく
なる画ff1Pが選択され、点列化テーブルに登録され
る。また、所定値以下の時は、ステップ518へ移行し
て、カウンタRCTR,LCTRの大きさが判定され、
所定値の時は、ステップ520で、その時の画SPが選
択され、ステップ514で、点列化テーブルに登録され
る。 この処理により、方向ベトクルの変化率の総和の絶対値
が所定値以上にならなくとも、外形線上の一定距離毎に
特徴点が抽出される。係る処理により、第21図の5E
G2に示す外形線は、第22図に示すように点列化され
る。 第10図は、数式化処理の手順を示したフローチャート
である。(x+、yt)は点列Pの画素アドレス(n、
m)に対応したP点の実際の刺繍模様上の座標である。 かかる実座標に変換した後、ステップ602で、点列を
直線で結線した時、隣接する2線分の傾斜の差の和を計
算し、ステップ604でその差の和の大きさが所定値E
rrより大きいか否かが判定される。そしてステップ6
06で、差の和が所定値以上となる和の回数eの値の大
きさが判定される。eがOの時は、隣接2線分の傾斜の
差は、所定値Err以上であるので、ステップ608へ
移行する。即ち、点列のうち隣接する3点は、直線で近
似出来ないことを意味している。したがって、この時は
隣接する3点間を補間する曲線関数を求める。又、eの
値がOでない時は、隣接する線分の傾斜の差が順次点列
に従って、加算されてe回数加算された時に、所定値よ
り大きくなったことを意味している。したがって、この
時は、点p (x+−、、Y+−、) 、点P(X、、
、、Y1+1)間は直線で補間出来ることになる。よっ
て、ステップ610へ移行して、その2点間を補間する
直線関数を発生する。この時その2点間に存在するeコ
の点列は削除される。又、先に発生した曲線関数の一部
と直線関数が重なる時は曲線関数を優先して直線関数を
発生しないようにしている。 係る処理により、第22図の点列化された外形線は、数
式化され、i24図の如く外形線に関する数式化データ
が発生される。 第11図は、数式化された外形線から縫目位置のデータ
を発生するためのプログラムを示したフローチャートで
あり、第23図は、その処理によって縫目位置データが
発生される様子を図式化して示した図である。ステップ
650で、縫目位置の存在する直線関数を発生し、ステ
ップ652で、外形線関数を取り出し、ステップ654
で、その交点の座標を求める。ステップ656.658
.652を謀り返して、その直線と外形線の全ての交点
を算出する。次に、ステップ660で、その求められた
交点間で、その直線上に沿って、一定間隔毎に点列を求
めその位置座標を縫目位置データとする。そして、その
直線に関し全ての縫目位置データの発生が完了すると、
ステップ662.664へ移行し、次の縫目を形成する
ための直線を発生させ、同様の処理をして、縫目位置デ
ータを発生させる。このようにして、外形線に囲まれた
領域内の全ての縫目位置データを第2図に示すように発
生することが出来る。 上記実施例では、原図の模様が単色で構成されている場
合に付いて述べたが、多階調の単色または複数の色相で
構成されている場合にも、同様にして実施することが出
来る。その場合には、原図は、画像を3以上の階調に量
子化してディジタル化される。したがって、各階調に属
する模様毎に上記処理と同様な処理を実行することが出
来る。 −例をあげれば、多階調にディジタル化された原図デー
タから、同一階調に属する画素を抽出し、その画素を「
1」、他の画素を「0」とした後、上記実施例の処理を
行えば、その階調に属する模様の処理を行う事が出来、
他の階調に関しても同様に処理すれば全ての模様の処理
が実行出来る。 又、多値の原図データのまま、同一階調に属する模様の
外形線を抽出することも出来る。その場合には、第6図
の処理で、所定の隣接画素間に於いて、それらの画素の
属する階調が異なる時、所定の階調の画素をその階調で
構成された模様の外形線上の画素として抽出すれば良い
。その後の処理は、上記実施例と同様である。 又、多色相での模様が構成されている時は、上記のよう
に色相を階調で区別して処理する方法の他、3原色のフ
ィルタを通して、画像を入力した後、その3原色の各画
像毎に、多階調にディジタル化し、上記の処理を実行す
るようにしても良い。 その時は、模様が明度と色相の両者をデータとして入力
される事になり、より複雑な木目細かな刺繍模様を再現
する事が出来る。
【発明の効果】
本発明は、刺繍機の縫目位置のデータの作成に於いて、
刺繍模様の書かれた原図を映像信号として画像入力装置
により入力し、その模様を2値化された数値データに変
換し、そのデータを用いて模様の外形線を抽出し、外形
線を特定するデータを発生させ、そのデータに基づいて
、縫目位置に関するデータを作成するようにした装置で
ある。 したがって、原図に書かれた刺繍模様を直接、自動的に
入力して処理出来るため、データの作成が正確であり、
迅速、且つ容易に行うこきが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の具体的な一実施例に係る縫目データ
作成装置の構成を示したブロックダイヤグラム、第2図
は、同装置の発生する縫目データの構造を示した構造図
、第3図は、同装置の機能実現手段の結合関係を示した
ブロックダイヤグラム、第4図〜第11図は、同装置に
於いて使用されたCPUの処理手順を示したフローチャ
ートである。第12図、m13図は、それぞれ、外形線
の抽出処理を説明するための模様の分解図とデータのテ
ーブル図である。第14図、m15図は、それぞれ、分
割処理を説明するための外形線の分解図とデータのテー
ブル図である。第16図は、点列化処理を説明するため
の説明図、第17図は、外形線のパターンと方向ベクト
ルとの関係を示した関係図、第18図は、方向ベクトル
の変化率の数値化データを示したテーブル図である。第
19図は、刺繍模様の原図、第20図は、原図の刺繍模
様から抽出された外形線を示す平面図、第21図は、分
割処理された外形線を示す平面図、第22図は、点列化
処理された外形線を示す平面図、′M23図は、縫目位
置データの発生処理を説明する説明図、第24図は、数
式化処理によって発生された、外形線の数式化データを
承した説明図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)刺繍模様の原図を映像信号として入力する画像入
    力装置と、 前記画像入力装置の出力する映像信号を処理して、前記
    原図の画像を、原図に於いて分割された各画素ごとに、
    少なくとも2の階調に区分化してディジタル化された原
    図データに変換する原図ディジタル化装置と、 前記原図ディジタル化装置により変換された原図データ
    から原図の模様の外形線を抽出し、該外形線に関するデ
    ータを発生するデータ処理装置と、前記データ処理装置
    の発生した模様の外形線に関するデータから、縫目の位
    置に関するデータを発生する縫目データ発生装置と、 から成る刺繍機縫目データ作成装置。
  2. (2)前記データ処理装置は、原図データから模様の外
    形線を抽出する外形線抽出部と、 該外形線抽出部によって抽出された外形線を各連続模様
    単位に分割する分割処理部と、 を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    刺繍機縫目データ作成装置。
  3. (3)前記データ処理装置は、原図データから模様の外
    形線を抽出する外形線抽出部と、 該外形線抽出部によって抽出された外形線を各連続模様
    単位に分割する分割処理部と、 前記分割処理部によって分割された各模様の外形線上の
    特徴点を抽出することにより、外形線を点列化する点列
    化処理部と、 を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    刺繍機縫目データ作成装置。
  4. (4)前記データ処理装置は、原図データから模様の外
    形線を抽出する外形線抽出部と、 該外形線抽出部によって抽出された外形線を各模様単位
    に分割する分割処理部と、 前記分割処理部によって分割された各模様の外形線上の
    特徴点を抽出することにより、外形線を点列化する点列
    化処理部と、 前記点列化処理部によって各模様の外形線を点列化した
    点列化データから、点間の外形線を補間する直線又は曲
    線の関数を発生する数式化処理部と、 を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    刺繍機縫目データ作成装置。
  5. (5)前記データ処理装置は、前記点列化データを画面
    に表示する点列化データ表示部と、前記数式化処理部に
    よって発生された関数に基づいて模様の外形線を画面に
    表示する外形線表示部と、 前記点列化データを修正するデータ修正部と、を有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の刺繍機縫
    目データ作成装置。
  6. (6)前記データ処理装置は、各模様単位の拡大、縮小
    、回転、移動等の調整を行う模様調整部を有することを
    特徴とする特許請求の範囲第4項記載の刺繍機縫目デー
    タ作成装置。
  7. (7)前記縫目データ発生装置は、縫目位置データの修
    正を行う縫目位置データ修正部を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の刺繍機縫目データ作成装
    置。
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