JP2002513476A - データ変換方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
デジタルアドレスフィルタは、直線及び弧状アナログストロークデータを、ブレセンハムのラスタ型ディスプレイ基準に従うデジタル画像に変換し、ラスタ走査されるモニタまたはLCDにこのデジタル画像を表示する。予め選択された(M×M画素)の空間的に広いウィンドウで収集されたデータは、ブレゼンハム基準を満たす画素テンプレートパターンセットと繰り返し比較される。各全フレームの繰り返し処理の後に、最適なテンプレートに対応するディスプレイの画素が明るくされる。
Description
【発明の詳細な説明】
データ変換方法及び装置関連出願
本願は、1996年10月8日付けの仮出願第60/027,946号の優先
権を享受しようとするものである。
発明の背景 1.発明の分野
本発明は、ビデオモニタやLCDディスプレイのようなラスタ型ディスプレイ
や印刷紙のための、特に、ラスタ型ディスプレイのためのベクトルまたはストロ
ーク図形入力データの変換方法及び装置に関する。2.従来の技術
従来、記号図形は、ラスタ走査方式でスキャンされるか、またはベクトル形式
でベクトル化されて、専用のビデオディスプレイまたはモニタに表示されている
。デスクトップコンピュータに典型的に用いられるCRTモニタのようなラスタ
型ディスプレイは、固定パターンでディスプレイ表面全体を走査しながら、CR
Tビームの強度を変化することにより、図形画像を表示する。これに対して、ベ
クトル型ディスプレイでは、CRTビームは、所望の画像の表示部分に対応する
ディスプレイ表面のみを、任意抽出して走査する。強化されたCRTビームを、
X及び/またはY方向へ駆動するストローク発生システムを用いて、如何なる角
度や方向の線を生成させることにより、記号は図形的に表示される。
ベクトル型ディスプレイに高品質な記号図形を送出しうるストローク発生シス
テムは、いくつかの特性を有している必要がある。第1に、均一の線を描く場合
、CRTビームの強度は一定でなければならず、また、全方向における直線運動
を一定レートで行わなければならない。第2に、ビーム運動を発生するための偏
向の際における時間的遅延のために、CRTビームの強度データが線の始点に現
れる時間は、偏向時に生じる遅延の分だけ遅延させなければならない。第3に、
偏向は一定値に近づくにつれて遅延していくので、線の終端を完全に表示するた
めには、最終値における偏向入力の修正時間が必要となる。各線の終点における
強度データの「延び」がない場合には、最終的な線は、短く表示され、各線が連
続
している場合には、ギャップが生じてしまう。
アナログストローク図形とは、CRTビームのX位置、Y位置、及びストロー
ク強度(「強度」または「輝度」(BU))により、瞬時に特徴付けられるベク
トル図形の形態のことである。
図1に示すように、従来のアナログストローク図形は、直線ベクトル及び/ま
たは弧状ベクトルを使用して示されている。例示した直線ベクトルV1は、(太
線で示す)強度を有し、始点であるV1スタート、終点であるV1エンド、及び
一定の傾斜を有するV1スロープからなっている。直線ベクトルV2は、V1エ
ンドと一致するV2スタートを起点としている。直線ベクトルV3は、直線ベク
トルV2とは接していない。例示した弧状ベクトルA1は、太線で示す強度を有
し、始点であるA1スタート、終点であるA1エンド、初期の傾斜であるA1初
期スロープ、複数の連続して漸進的に変化する傾斜A1スロープ1、A1スロー
プ2・・・(図示せず)及び最終的な傾斜であるA2エンドスロープからなって
いる。弧状ベクトルは、部分部分がやや異なる傾斜を有する一連のベクトルと考
えられる。
線の始点は、X及びYの値の強度データが0に変化し(スルーイング(Slewin
g))、X及びY駆動信号を停止して、所定の時間(修正時間)だけ待ち、強度
データが0から正の値に増加することによって識別される。または、始点は、前
の線の終点の値を用いることによって識別される。終点は、強度データが正の値
から0に変化することにより、または、正の強度データを有する静止しているX
及びY(修正、または描かれた点を指す)の値により識別される。
アナログストローク図形は、一般的に、次の特性を有するアナログストローク
システムにより生成されるCRTビーム駆動信号によって表示される。
1)X位置とY位置は、殆んど静止しており、一方、ストローク強度は、様々
な値をとりうるが、所定ベクトルに対しては一定値となっている。ストローク強
度データは、単に、信号の有無を表すこともある。
2)XとYは、時間的には同期するが、強度は一致しないこともある。
3)X及びYにより描かれるビーム運動は、固定パターンではない。
4)図形は、あらゆる方向及び角度で描かれた直線ベクトル及び/または弧状
ベクトルにより表示される。
5)直線ベクトルは、一定の傾斜を有し、弧状ベクトルは、漸進的に変化する
傾斜を有する。
6)ビーム運動は、線の方向に沿って一定レートで行われる。
7)線は、ディスプレイ表面の如何なる位置から始めてよく、その始点は、0
から正の値に向かう強度データにより、または線の終点の状態を検出した後にお
いて正の強度データである(X、Y)運動により識別される。
8)線の終点は、0に向かって変化する強度データにより、または強度データ
が非0になる修正時間により識別される。
9)CRTビームがディスプレイ表面上の所定の位置を通過する回数は、0回
から複数回まで変化しうる。
ラスタ型ディスプレイは、固定パターンでディスプレイ表面全体を走査するこ
とによって図形画像を表示する。この図形像をディスプレイに転送する前に、不
規則に配列された図形画像の順序を、全フレームイメージに並べ替えなければな
らない。通常、これは、ラスタ図形発生器により行われる。ラスタ図形発生器は
、中間フレームバッファ(FB)に画像を書込み、所定の固定パターンで、ディ
スプレイにフレームバッファの内容を転送する。従来のフレームバッファは、各
画素に割り当てられた強度、及び/または色差の値を有する(X、Y)グリッド
の固定画素の位置に配置されている。
ラスタ型ディスプレイは、ラスタ走査された画像の出力データが、ラスタ走査
式の線画基準を満たしていない時には、未処理で用いられた形式が満足な品質の
図形を表示しているか否かを示すデジタル化されたアナログストローク情報を必
要とする。特に、ストロークベクトルを単にA/D変換することにより得られる
線画は、ブレゼンハム(Bresenham)基準を満たしていない。
ブレゼンハム基準とは、ラスタグリッド上に線を描くために概ね認識されてい
る方式であるブレゼンハム線画アルゴリズムに基づいて生成されるラスタ化され
た線に適用される基準のことである。この基準は、単位幅のX軸方向に関する線
(X軸に対して45度以下または同等のスロープ)が、グリッドの列毎に1画素
のみを、かつ単位幅のY軸方向に関する線(Y軸に対して45度以下または同等
のスロープ)が、グリッドの行毎に1画素のみを強めなければならないというも
のである。
アナログストローク図形をラスタ走査図形に変換する際に解決すべき問題を次
に示す。
1)不規則に配列されたアナログ図形の順序は、デジタル化して、1つのフレ
ーム情報に配列しなければならない。
2)デジタル化された線は、ブレゼンハム基準を満たさなければならない。
3)未処理のデジタル化されたアナログストロークデータは、ノイズがない場
合でも、ブレゼンハム基準を満たしていない出力を、殆んど常に生成してしまう
。
4)アナログのXデータ及びYデータには通常はノイズがあり、表示されるべ
き線に沿う本来の位置の順序は、しばしば不規則である。そのため、ラスタ化さ
れた線の幅が変化し、始点及び終点を定めることが難しくなる。
5)(X、Y)データは、強度データに再同期しなければならず、例えば補正
は、強度データの延び及び偏向遅れに対して行わなければならない。
6)ストローク書込みレートは、所定のアプリケーションでは、線に沿って一
定であるが、システムによっては変化する。
7)所望の位置を決定するために、ノイズが発生しないように、サンプリング
を十分に速く行わなければならない。また、静止画図形は、異なるフレームに対
して、一定の位置に表示しなければならない。
8)明るくされる画素間の距離は、描かれている線の角度に従って変化するの
で、フレームバッファのある画素位置から次の画素位置のサンプリング数は一定
ではない。
9)ストローク発生器のハードウェア(HW)及びソフトウェア(SW)の作
用は、使用するホストプラットホームに応じて変化する。
ストローク/ラスタ変換を最も容易に実現する方法は、アナログ/デジタル(A
/D)変換器を用いて、アナログ信号をデジタル化し、そのデジタルデータをラ
スタ型ディスプレイのフレームバッファに直接書き込むことである。
上述のように、この方法は、ノイズがない時でさえ、ブレゼンハム基準を満た
していないデータを殆んど常に生成し、その結果、低品質な画像をラスタ型ディ
スプレイに表示してしまう。従来の改良された方法では、2画素×2画素(「2
×2」)のウィンドウでサンプリングして、アンチエイリアシングされたラスタ
出力データを発生させている。この方法は、高度なハードウェアを必要とするに
もかかわらず、出力画像は低品質となり、特に、小さな文字を読み難いものにし
てしまう。
高品質ラスタ図形の適合基準、特にブレゼンハム基準に対応して、実時間の出
力データを発生するアナログストローク/ラスタ変換技術が望まれている。この
技術は、ソフトウェアを若干修正することにより、多様なストローク発生器に適
用しうるものでなければならない。また、ストロークデータにかなりのノイズが
混入した場合でも、正常に動作しなければならない。さらに、加算器、マルチプ
レクサ及びレジスタ等の既製品を用いて、実行することができ、かつディスプレ
イ表面で容易にスキャンできなければならない。
発明の要約
本発明は、非ブレゼンハムアナログストロークデータを、フレームバッファに
画像毎に記憶し、またブレゼンハム基準を満たすデジタル化された全フレーム画
像に変換することにより、ベクトル型ディスプレイの入力データから、ラスタ型
ディスプレイの出力データを得るものである。
本発明の根底をなす技術思想は、ブレゼンハム基準を満たす有限の画素テンプ
レートパターンと、予め選択した空間的に広いウィンドウで収集したデータとを
繰り返し比較し、全フレームを繰り返し処理した後、最適なテンプレートに対応
する画素を明るくすることである。各フレームにおいて、選択されたウィンドウ
によって多くのヒットサンプルデータから収集されたデータを、画素テンプレー
トパターンと比較して、全体的にデータに最適な画素を決定する。また、ブレゼ
ンハム線の線分として描かれる弧状ベクトルも、上述のように処理される。パタ
ーンテンプレートの選択及びウィンドウサイズは、実際に処理を実行する際に決
定される。
始点移動平均値計算回路は、もし始点が前に描かれた線の終点でない場合、本
来の始点となりうる位置を決定するために用いられる。線を描く時、アナログ(
X、Y)入力データは、ブレゼンハム基準により定められた候補となる所望の
位置に対応する画素マトリックスマップの最も近い(X、Y)座標の最適な近似
値と比較される。
本発明の第1の態様においては、能動、半能動、または受動的に検出すること
により得られ、かつ1つまたは複数の目標物を追跡するようなベクトルストロー
ク入力データを、ビデオモニタやLCDディスプレイのようなラスタ型ディスプ
レイのデータに変換するために、アナログストロークベクトルの現在の(X、Y
)位置に中心がある比較的小さな動き解析ウィンドウ内にデジタル化されたスト
ロークアドレスデータを収集し、比較的速いレートでデジタルアドレスデータを
サンプリングし、ブレセンハム基準に基づいて、CRTビームの次の(X、Y)
経路に最も対応しそうな画素を選択するウィンドウでサンプリングされたデータ
ヒット点の瞬時的な空間的分布を計算し、最後に、明るくされた画素のアドレス
に中心があるウィンドウで処理を繰り返し、フレーム内にある上述の全ての(X
、Y)アドレスを、ラスタ型ディスプレイのフレームバッファに書込むことを特
徴としている。
本発明の第2の態様においては、デジタル化されたストロークアドレスデータ
を処理し、ラスタ型ディスプレイ上で明るくすべき画素のアドレスデータを計算
するデジタルアドレスフィルタを提供するようになっており、ラスタ式で表示す
る場合にも、ブレセンハム基準を満たし、かつ接触したベクトル間にギャップが
生じなくなる。デジタルアドレスフィルタは、画素のアドレスデータを出力する
が、画素の性質を示す値(色データ、強度データ)は、各ベクトルで一定であり
、またストローク位置(X、Yアドレス)を処理する前にストロークデータから
抽出されるので、上述の画素の性質を示す値は出力しない。
本発明の第3の態様によると、戦闘機のコックピット内に配設される目標表示
システムのためのベクトル/ラスタ変換器が提供される。
本発明の第4の態様によると、ストローク型ディスプレイのデータをラスタ型
ディスプレイのデータに変換する方法であって、選択された画素を明るくし、上
記選択された画素に固定して関連する拡張画素マトリックスを配置し、上記拡張
画素マトリックス内におけるサンプルアドレスの値をカウントするためにストロ
ーク型ディスプレイのデータをサンプリングし、次の画素を選択するために、サ
ンプルデータのアドレスのカウントパターンを適切な所定のアドレスパターンセ
ットと比較することにより実現しうるようにした方法が提供される。
本発明の第5の態様によると、アナログ入力データストリームをデジタル画素
アドレスストリームに変換する手段と、画素アドレスカウンタの拡張画素マトリ
ックスと、拡張画素マトリックス内におけるサンプルアドレスの値をカウントす
るためにストロークディスプレイデータをサンプリングする手段と、次の画素を
選択するために、サンプルアドレスのカウントパターンを適切な所定のアドレス
パターンセットと比較する手段と、次に選択される画素を明るくする手段とを備
えるストローク/ラスタディスプレイ変換器が提供される。
本発明の上記した、及び他の特徴及び利点は、以下に詳述する説明と図面によ
り明らかになると思う。以下の説明及び図面において、同一符号は同一のものを
表している。
図面の簡単な説明
図1は、従来のアナログストローク型ディスプレイに表示された3本の直線ベ
クトルと、1本の弧状ベクトルを示す図である。
図2は、本発明におけるデータ処理パイプラインを示すブロック図である。
図3(a)〜(c)は、それぞれ、ベクトルディスプレイ上の8分円を分類す
るために用いられる従来例の図、重複するサブグリッドのヒットマップに分割さ
れた有効エリアを有する拡張ヒットマップの図、及び図3(a)の第1の8分円
1で発生する図3(b)の第1のサブグリッドにおいてサンプリングしたヒット
データ要素の位置を示す図である。
図4(a)及び(b)は、図3(b)の拡張ヒットマップが新規の原点に転移
する時に、サンプルヒットデータ要素を更新するための規則を示す図である。
図5(a)〜(d)は、図2のデータ処理パイプラインで通常の繰り返し処理
を行う場合の各ステップを示す図である。
図6(a)〜(d)は、図3(b)のヒットマップ位置におけるデータヒット
数がベクトルの終点に到達したことを示す閾値を越えた時に、図2のデータ処理
パイプラインで通常の繰り返し処理を行う場合の各ステップを示す図である。
図7は、未処理のデジタル化されたストロークデータがラスタ型ディスプレイ
のフレームバッファに入力される時のガウスノイズを有する45度の線のラスタ
化された模擬的な図形画像を示す図である。
図8は、デジタル化されたストロークデータが図2のデータ処理パイプライン
で処理された時の図形画像を示す図である。
図9(a)及び(b)は、図2のデータ処理パイプラインを用いるデジタルア
ドレスフィルタの機能的なブロック図である。
図10(a)及び(b)は、図9(a)及び(b)のデジタルアドレスフィル
タの機能を示すフローチャートである。
図11は、戦闘機のコックピットに本発明を適用した時の目標表示システムの
概略を示すブロック図である。
図12は、本発明を適用したデジタルアドレスフィルタのブロック図である。
発明の詳細な説明
本発明は、種々の変更や構成上の変形が可能であるが、次に、本発明の実施の
形態を、図面を用いて詳細を説明する。しかし本発明は、以下に開示する形態に
限定されるものではなく、請求の範囲の記載の範囲内におけるあらゆる変更、同
等及び代替的構成を含むものである。
本発明の第1の態様を、図2を参照して説明する。繰り返し処理アルゴリズム
を用いるデータ処理パイプライン(20)は、ベクトルストローク発生器(24
)により発生されるアナログストロークアドレスデータのデータストリーム(2
2)(通常は4M画素/秒)に対して用いられる。このデータストリームは、A/
D変換器(26)によりデジタル化され、先入れ/先出しデジタルデータとして
、FIFO(28)に記憶される。FIFO(28)から出たデジタルストロー
クアドレスデータのサンプルデータは、「拡張ヒットマップ(extended hitmap)
」(30A)として呼ぶこととするM×M画素のマトリックスグリッド(30)
に収集される。
図3(b)に示すように、拡張ヒットマップ(30A)は、ストローク線、ま
たは弧状線上の点の現在の時点位置(X、Y)である原点(31)を有する。拡
張ヒットマップ(30A)は、そのサブセットであるN×N画素の「有効エリア
」(32)を備え、同じ中心、すなわち原点(31)を有する。有効エリア(3
2)
は、P×P画素が重複する4つのサブグリッド、(34A)、(34B)、(3
4C)及び(34D)に分割される。これらを、「ヒットマップ(hitmap)」と
呼ぶこととする。8分円(図3(a)参照)に分割された放射状の座標システム
が、各ヒットマップに重畳される。
図2を再び参照すると、8分円検索器(36)は、最多のデータ「ヒット」数
、例えば、サンプリングされたデータ要素を最も多く収集した8分円を含むヒッ
トマップを検索する。最多のデータヒット数を有するヒットマップは、複数のグ
リッドテンプレートに対して関連づけられる。各グリッドテンプレートは、ブレ
ゼンハム基準を満たし、画素パターンとなりうるものである。例えば、各ヒット
マップ(34A)〜(34D)が4×4画素のグリッドの場合には、8つのグリ
ッドテンプレート(38A)、(38B)、(38C)、(38D)、(38E
)、(38F)、(38G)及び(38H)が必要となる。
最多のデータヒット数を有するヒットマップと最も関連しているグリッドテン
プレートを選択する最適グリッドテンプレート選択器(40)は、フレームバッ
ファ(44)に書込む画素の位置を決定する。フレームバッファ(44)に書込
まれる画素は、データ処理パイプライン(20)の次回の繰り返し処理のための
原点となる。このように、拡張ヒットマップ(30A)の中心、すなわち原点(
31)は、「現在の(current)」ストローク点の位置と対応し、また、フレー
ムバッファ(44)に書込まれる最後の画素位置となる。
各P×P画素のヒットマップは、8分円毎に、可能性のある2P-1のブレゼン
ハムパターンを含むので、有効エリアには、可能性のある2P+2のブレセンハム
パターンがあり、ヒットマップが重複しているために、そのうちの8つが同じも
のとなる。つまり、4つのPXP画素のヒットマップを含む有効エリア(2P−
1×2P−1)内には、(2P+2−8)の独特なブレゼンハムパターンが存在す
ることになる。
本発明の好ましい実施例を示す、図3(b)における拡張ヒットマップ (3
0A)では、M=9、N=7及びP=4となっている。FIFO(28)のデー
タは、7×7画素の有効エリア(32)を有する9×9画素の拡張ヒットマップ
(30A)に収集される。有効エリア(32)は、全ての座標方向
(X、−X、Y、−Y)において同等の画素を有し、4つの重複する4×4画素
のヒットマップ(34A)、(34B)、(34C)及び(34D)に分割され
ている。各ヒットマップは、コーナーに原点(31)を有するように配置される
。8分円毎に8つ、計64個のブレゼンハムパターンがあり、そのうちの56個
が独特のものである。
図3(b)において、有効エリア(32)及びヒットマップ(34A)〜(3
4D)のコーナーには数字を付してある。つまり、有効エリア(32)には数字
9−14−3−8−9を、ヒットマップ(34A)には数字1−2−3−4−1
を、ヒットマップ(34B)は5−6−7−8−5を、ヒットマップ(34C)
には数字9−10−11−12−9を、ヒットマップ(34D)には数字13−
14−15−16−13を付してある。
有効エリア(32)の各画素位置(「要素」)は、デジタルサンプルデータ□
hits□itが入力される時にインクリメントするカウンタと関連している。図3(
c)に示すヒットマップ(34A)において、入力されてくるサンプルデータT
1、T2、、、T10は、最適な位置に記憶される。サンプルデータの収集は、
2つの「終了判定基準」のうちの1つが満たされるまで継続する。
□hits_off_grid□である第1の終了判定基準は、有効エリア(32)がソフ
トウェア(以下、SWとする)プログラマブルパラメータ、ヒットマップスレシ
ョルド(hitmap_threshold)により特定される数のヒット数を少なくとも含む時
に満たされる。そのヒット数は、処理開始前及び最新のヒットが有効エリア(3
2)に到達していない時に、有効エリア(32)において必要とされるサンプル
データの最少数のことである。
第1の終了判定基準は、7×7画素の有効エリアから外れるストロークビーム
に関し、収集された画素のうちのどれを次に明るくするかを決定するために使用
しうる全てのサンプルデータを意味している。SWプログラマブルパラメータ、
ヒットマップスレショルド(hitmap_threshold)は、ノイズバーストから保護す
るために使用される。ノイズバーストは、ストロークビームがまだ有効エリア(
32)にある場合でも、サンプルデータが有効エリア(32)を無効にしてしま
うものである。また、このパラメータは、有効エリア(32)が極度に少ない
サンプルで処理されてしまうことを防止している。
□end_of_line□である第2の終了判定基準は、有効エリア(32)の如何な
る位置が、SWプログラマブルスレショルドであるエンドペルスレショルド(en
dpel_threshold)よりも多いサンプルデータを収集した時に満たされる。この場
合のサンプルデータ数とは、ストロークの終点であることを示す有効エリア(3
2)のある1つの位置におけるデータヒット数のことである。ストロークビーム
が移動を停止し、一定の(X、Y)位置をヒットする時に、エンドペルスレショ
ルドが満たされる。どちらかの終了判定基準が満たされると、次に明るくする画
素位置を確定するために、データ処理パイプライン(20)は、拡張ヒットマッ
プ(30A)の有効エリア(32)を処理することが可能となる。
有効エリア(32)を囲んでいる拡張ヒットマップ(30A)の非有効エリア
(46)は、有効エリア(32)が処理されている時のクロックサイクルの間に
到着するサンプルを捉えるためのバッファとして設けられている。処理を実行す
るために十分なサンプルが収集されている時に、ストロークビームは有効エリア
(32)の端に移動する。このため、バッファが有効エリアの周りに必要であり
、データヒットがバッファエリアに発生することになる(グリッド外及び消滅し
たノイズがあるビームを除く)。
フレームバッファ(44)に書込まれた次の画素に対応する新規の原点へ拡張
ヒットマップ(30A)を移動させるために、データ処理パイプライン(20)
が必要な(X、Y)オフセットデータを発生する時、有効エリア(32)の全て
の要素のカウンタは更新される。ヒットマップの原点の転移は、カウンタ値を原
点の転移とは逆の方向にシフトすることにより達成される。次回の繰り返し処理
に関連する要素のカウンタは、上記シフトに対応して更新され、一方、他の全て
のカウンタは0にリセットされる。
図4(a)及び図4(b)は、本発明の好ましい実施例におけるサンプルデー
タの更新方法を示しており、8つの近接するエリアのいくつかと拡張ヒットマッ
プ(30A)の各要素が、データパッチ連結性を有することを必要とする。
図4(a)において、円で囲んで示す要素は、現在の原点であり、LH、RH
、TH及びBHは、それぞれ各有効エリアの左半面、右半面、上半面及び下半面
を
意味している。記憶される要素は、いずれかの半分の面との関係に基づいて決定
される。なお、拡張ヒットマップ(30A)のどの要素を記憶すべきか、または
クリアすべきかを決定する他の方法を、最適な結果を得るために用いても良い。
図5(a)〜図5(d)は、1つの画素アドレスを決定し、ラスタ型ディスプ
レイのフレームバッファ(44)に「書込み」命令を送る「通常」の繰り返し処
理において、データ処理パイプライン(20)の処理により連続して実行される
ステップを示している。第1の終了判定基準または第2の終了判定基準を満たす
と、処理が開始する。処理が始まると、拡張ヒットマップ(30A)の有効エリ
ア(32)にあるサンプルデータは、データ処理パイプライン(20)のレジス
タにロードされ、拡張ヒットマップ(30A)は、新規のデータを記憶できるよ
うになる。
図5(a)を参照すると、データ処理パイプライン(20)は、円で囲んだ要
素で示される現在の原点(X、Y)を有する有効エリア(32)のどの4×4画
素からなるヒットマップが、最多のデータヒットを収集した8分円を含んでいる
かを識別する。この8分円を検出するための上述の識別は、各8分円における要
素のカウンタ値を合計し、その合計値を比較することにより行われる。第1の8
分円1は5回、第2の8分円2及び第3の8分円3は2回、第4の8分円4は1
回、第5の8分円5及び第6の8分円6は0回、第7の8分円7は9回、第8の
8分円8は18回ヒットしたことが検出される。従って、8分円8及びヒットマ
ップ(34D)が選択される。
図5(b)を参照すると、選択された8分円8を8分円1に射影してヒットマ
ップの位置を転移することにより、選択されたヒットマップ(34D)を4×4
画素のヒットマップ(50)に「変換」する。一般的に、偶数番号の8分円を8
分円2の位置に回転し、次にヒットマップの全ての要素を反転することで変換を
行う。これにより、右上部の要素が左下部の要素に、左下部の要素が右上部の要
素となる。
この例において、ヒットマップ(34D)は、原点(31)の周りを時計方向
に90°回転することでヒットマップ(49)となる。次に、ヒットマップ(5
0)に変換するために、ヒットマップ(49)の全ての要素を反転する。こ
れにより、原点(31)が左上部のコーナー(23)から左上部のコーナー(4
3)に、要素(33)が右上部のコーナー(25)から左下部のコーナー(41
)に、要素(35)が右下部(27)から右下部(47)に、要素(37)が左
下部(21)から右上部(45)に移動する。
奇数番号の8分円7、3及び5を8分円1に変換する場合には、選択した8分
円を含むヒットマップを、それぞれ+90°、−90°及び180°だけ、原点
(31)の周りを時計方向に回転させるのみでよい。
ヒットマップ(50)は、8つの4×4画素のグリッドテンプレート(38A
)、(38B)、(38C)、(38D)、(38E)、(38F)、(38G
)及び(38H)に対して関連づけられる。各グリッドテンプレートは、ブレゼ
ンハム基準を満たし、得ようとする8つの8分円1の画素パターンの1つを表し
ている。グリッドテンプレート(38H)は、ヒットマップ(50)と最も関連
していると検出される。
図5(c)を参照すると、グリッドテンプレート(38H)は、上述のステッ
プを逆に行うことにより、グリッドテンプレート(38HT)として8分円8に
再変換される。グリッドテンプレート(38HT)は、フレームバッファ(44
)に書込まれる次の画素を、位置(29)(X+1、Y−1)において提供して
いる。グリッドテンプレート38Hのようなグリッドテンプレートとヒットマッ
プ(50)との関連づけは、グリッドテンプレートの□1'sに対応するヒット
マップの3つの位置の単なる加算によるものであるので、関連づけは、単に加算
することにより求められる。
原点(31)における□1'は、全てのグリッドテンプレートに共通であり、
無視できるものである。1つの画索のみが、データ処理パイプライン(20)で
の繰り返し処理毎に書込まれる。「次の」画素として選択される画素の位置は、
拡張ヒットマップ(30A)の新規の原点となる。
図5(d)を参照すると、拡張ヒットマップ(30A)が矢印(52)で示す
方向に変換されてヒットマップ(39T)となる時に、有効エリア(32)の要
素のカウンタ値、及び拡張ヒットマップ(30A)の他の画素は、古い原点(3
1)に関連する新規の原点位置である位置(29)に基づいてシフトされる。
拡張ヒットマップの「古い」データを含む部分は、0にリセットされる。古いデ
ータをクリアするために種々の方法を用いることができる。「新規の」データは
、現在の画素の決定後に到達したサンプルデータのことであり、それらのカウン
タ値を保持することができる。このため、例えば、新規の原点に位置する垂直(
X方向の基準線に対して)な半分の面にある、または水平(Y方向の基準線に対
して)な半分の面にあるヒットマップの要素のカウンタは、「新規の」データを
含んでいるとみなされる。
拡張ヒットマップ(30A)の原点、及び要素のカウンタ値を更新した後、ヒ
ットマップは、新規のストロークデータを継続して処理することができるように
なる。ヒットマップ位置を処理及び更新している間、拡張ヒットマップ(30A
)に到達するサンプルデータは記憶され、ノイズレベルが低い時には、サンプル
データはバッファ領域の要素となる。
上述の説明は、1つの画素アドレス及びフレームバッファ(44)に送られた
前記アドレスの書込み命令に関するデータ処理パイプライン(20)の通常の繰
り返し処理についてのものである。この処理は、有効エリア(32)の如何なる
位置でのヒット数が、SWプログラマブルパラメータであるエンドペルスレショ
ルド(endpel_threshold)と同等、またはそれ以上の時に行われる。
エンドペルスレショルドは、ストロークビームが停止しない場合には、ある1
つの位置において何回も発生するヒット数に関連している。つまり、このような
点は、現在のベクトルの終点を表している。有効エリア(32)を2つの終了判
定基準でチェックしている時に、エンドペルスレショルドを満たす場合には、デ
ータ処理パイプライン(20)は、次の例外を除いて、上述の方法でヒットマッ
プを処理する。
この例外とは、最適なグリッドテンプレートの全ての画素及び終点を表す画素
がフレームバッファ(44)に書込まれ、拡張ヒットマップ(30A)の全ての
位置のカウンタがリセットされ、新規の原点が終点であると検出された場合のこ
とである。この場合、グリッドテンプレートのどこに最終画素が位置しているか
により、1、2、3またはそれ以上の画素が、フレームバッファ(44)に書込
まれる。
図6(a)、図6(b)、図6(c)及び図6(d)は、3つの画素を書込む
場合の例を示している。
図6(a)を参照すると、7×7画素の有効エリア(32)は、円で囲まれた
要素により示される現在の原点(31)(X、Y)を有し、エンドペルスレショ
ルドは10と設定されている。10は、要素(行1、列7)におけるヒット数で
あり、また、その要素はベクトルの終点である。8分円検索器(36)は、8分
円1は5回、8分円2及び3は2回、8分円4は1回、8分円5及び6は0回、
8分円7は15回、8分円8は24回ヒットしたと検出する。選択された4×4
画素のヒットマップは、8分円8を含むヒットマップ(34D)である。
図6(b)を参照すると、ヒットマップ(34D)は、上述のように8分円8
を8分円1に射影することにより、4×4画素のヒットマップ(54)に変換さ
れ、ヒットマップ(54)は、また、8つのグリッドテンプレート(38A)、
(38B)、(38C)、(38D)、(38E)、(38F)、(38G)及
び(38H)に関連づけられている。グリッドテンプレート(38H)は、ヒッ
トマップ(54)に最適であることが分かっている。
図6(c)を参照すると、グリッドテンプレート(38H)は、8分円8(3
8HV)に再変換され、位置(行1、列4)に最終画素(51)が到達するまで
、3つの画素(X+1、Y−1)、(X+2、Y−2)、(X+3、Y−3)が
フレームバッファ(44)に書込まれる。
図6(d)を参照すると、ヒットマップ(39TT)に示すように、矢印(5
6)で示される方向に原点が(X、Y)から(X+3、Y−3)に移動され、全
てのカウンタ値が0にリセットされる。新規の原点は、最終画素(51)となる
。
図7及び図8は、未処理のデジタル化されたストロークデータがラスタ型ディ
スプレイのフレームバッファ(44)に直接入力された時に得られた図形の品質
と、データがデータ処理パイプライン(20)で処理された時のものとの違いを
示している。ガウスの白色雑音が重畳された45°の線を用いて比較を行う。
図7を参照すると、未処理のストロークデータでは、長さに対応して明らかに
幅が変化する線となり、ブレゼンハム基準を満たしていない。一方、図8を参照
すると、データ処理パイプライン(20)で処理された線は、列毎に正確に1つ
の画素を明るくする完全なブレゼンハム線になっている。
図9は、本発明の機能的なブロック図を示している。アナログストロークベク
トル/ラスタ変換器(162)は、デジタルアドレスフィルタとして機能し、デ
ータ処理パイプライン(20)の処理を行う。アナログストロークベクトル/ラ
スタ変換器(162)は、アナログ変換部(62)、ヒットマップ制御部(17
6)、拡張ヒットマップ部(134)、動き制御部(182)及び出力画素発生
部(186)を備えている。このブロック化は、個々のパーツを一体化してグル
ープ化した物理的な回路ではなく、機能的な論理に基づいて構成したものである
。
アナログ変換部(62)は、ケーブル(164)を介して入力ヒット信号が印
加される複数のA/D変換回路(129)、(130)及び(131)を備えて
いる。FIFO(132)及び(133)は、デジタル化された位置データを遅
延するために挿入されており、これにより、ストロークベクトルの開始及び終了
において発生する輝度データの遅延が除去される。デジタル化された(X、Y)
データは、経路(174)を介して、ヒットマップ制御部(176)に送出され
る。
ヒットマップ制御部(176)は、SWプログラマブルパラメータであるヒッ
トマップスレショルドのためのスレショルド計算回路(80)と、エンドペルス
レショルドのためのマップ外検出回路(82)とを備えている。ヒットマップ制
御部(176)は、アナログストロークベクトル/ラスタ変換器(162)を、
特に、データ処理パイプライン(20)の処理ステップとして機能するデバイス
を制御する。ヒットレジスタ選択回路(177)は、拡張ヒットマップ(30A
)の現在の原点の座標を保持及び更新し、また、拡張ヒットマップ(30A)に
おけるヒット位置を表すX及びY方向のオフセットデータを発生するために入力
されてくるヒットデータの座標から、現在の座標を減算する論理を含んでいる。
始点計算回路(64)は、始点を計算するために用いられるサンプル数である
選択可能なパラメータkを含んでいる。典型的なkの値は、2、4、8または1
6である。始点移動平均値計算回路は、ストロークアドレスの最後のkサンプ
ルを記憶する。kサンプルは、ストロークデータの始点の(X、Y)座標の計算
値を保持するために使用される。この位置は、拡張ヒットマップ(30A)の最
初の原点に対応している。クロックサイクルnにおいて計算された始点の座標は
、デジタル信号処理の分野において公知である標準移動平均値計算回路の以下の
等式により生成される。
x(n)=Σx(n−i)
y(n)=Σy(n−i)
記憶要素(レジスタ)、加算器及びシフト手段を用いることにより、これらの
等式を実現することができる。
拡張ヒットマップ部(134)は、MXM画素の拡張ヒットマップ(30A)
における要素と1対1で対応する複数のカウンタRR1、、RRM×Mと、終了
判定基準が満たされて処理が始まる時を除く各サイクルでN×N画素の有効エリ
ア(32)における要素の値で更新される複数の有効エリアレジスタAR1、、
ARN×Nとを含んでいる。
データ処理パイプライン(20)で処理が行われている間、有効エリアのレジ
スタ値は一定に保持されるが、拡張ヒットマップ(30A)は、処理期間中に到
達するヒットデータで更新され続ける。これにより、ストロークデータの比較は
、ヒットデータが到達しない時よりも動的なものとなる。拡張ヒットマップ(3
0A)の新規の原点(X、Y)は、処理サイクルの最後に有効となり、上述のよ
うに、ヒットマップが変換され、各要素のレジスタ値は、原点の転移に伴ってシ
フトされる。
有効エリアのレジスタAR1からレジスタAR N×Nまでのデータは、経路
(180)を介して、動き制御部(182)に入力される。動き制御部(182
)は、有効エリア(32)の各8分円におけるレジスタ値を加算し、最多のヒッ
ト数を有する8分円を選択する論理を含んでいる。8分円選択回路(183)は
、最多のヒット数を有する8分円を含むヒットマップを選択し、それを8分円1
に変換する。最適グリッドテンプレート選択回路(184)は、変換されたヒッ
トマップを、パターンライブラリ(181)に記憶された複数のグリッドテンプ
レートTT1、TT2、TT3、、TTJと関連づける。グリッドテンプレートの
パ
ターンライブラリ(181)は、(2P-1)のグリッドテンプレート、すなわち
(38A)、(38B)、(38C)、(38D)、(38E)、(38F)、
(38G)及び(38H)を備えている。
関連づけは、ヒットマップの該当する位置における値を加算することにより行
われる。
再び、図5(b)を参照すると、各関連づけは、3つの□1’の位置の加算に
より行われるが、この場合、全グリッドテンプレートに共通して、最上左端の要
素は除かれる。図3(c)で定義した方法を用いて、8つの関連づけ演算子co
r1、cor2、、、cor8は、
cor1=T2+T3+T4
cor2=T2+T3+T7
cor3=T2+T6+T7
cor4=T2+T6+T9
cor5=T5+T6+T7
cor6=T5+T6+T9
cor7=T5+T8+T9
cor8=T5+T8+T10
から求められる。
これらの演算子は、加算器を用いることにより容易に実現することができ、パ
ターンライブラリ(181)の出力データは、最大出力データを有する演算子の
インデックスに対応して、最適グリッドテンプレート選択回路(184)に送出
される。最適グリッドテンプレート選択回路(184)は、1〜8の「最適」な
番号を出力画素発生部(186)に送出する。
位置変化制御回路(185)は、最適グリッドテンプレート選択回路(184
)から最適なグリッドテンプレートの番号を、8分円選択回路(183)から8
分円のデータを受け取り、また、(X、Y)オフセットデータを発生する論理を
含んでいる。(X、Y)オフセットデータは、データシフト/クリア制御回路(
179)に送出される。データシフト/クリア制御回路(179)は、フレーム
バッファ(187)に書込まれる次の画素に対応する新規の位置に拡張ヒット
マップ(30A)の原点をシフトさせる。原点(31)をシフトさせた後、デー
タシフト/クリア制御回路(179)は、図4(a)及び図4(b)で説明した
ように、拡張ヒットマップ(30A)の一部をクリアする。
出力画素発生部(186)は、フレームバッファ(187)に画素を書込むデ
ータ処理パイプライン(20)の書込み画素出力器(42)の役割をする。出力
画素発生部(186)は、現在の原点ポインタ(175)からの現在の原点座標
データと、フレームバッファ(187)に画素を書込む書込みサイクルを発生す
る際の新規の原点のための(X、Y)オフセットデータとを用いている。
第2の終了判定基準である終端(end_of_line)が検出されると、出力画索発
生部(186)のフレームバッファ(187)には、最終画素に到達してそれが
書込まれるまで、1つまたはそれ以上の画素が書込まれる。XYアドレス発生回
路(188)は、現在の原点ポインタ(175)の出力データをメモリアドレス
データに変換する。強度発生回路(189)は、記憶されるべき適切な強度値を
発生する。フレームバッファ(187)は、ラスタ化されたアナログストローク
ベクトル画像を記憶する。フレームバッファ(187)は、ケーブル(168)
を介してモニタ(166)に接続されている。
図10(a)及び図10(b)は、アナログストロークベクトル/ラスタ変換
器(162)により行われる動作の機能的なフローチャート(100)を示して
いる。
処理は、入力信号R_Ssel=ストロークの時にアイドル状態(102)から始
まる。ストロークモードが選択されると、アナログストロークベクトル/ラスタ
変換器(162)は、ストロークデータからラスタデータへの変換を実行する。
処理(104)は、拡張ヒットマップ(30A)のためのkサンプルデータを収
集し、最初の原点(Xスタート、Yスタート)を計算する。処理(106)は、拡張ヒッ
トマップ(30A)を再初期化し、ナムヒットカウンタ(num_hits_counter)を
リセットする。処理(108)は、次に入力されてくるヒットサンプルデータを
収集し、拡張ヒットマップ(30A)の各要素のカウンタを更新する。
処理(110)により、フラグがR_S_sel=ストロークであるか否かがテス
トされる。この条件を満たさないと、処理(102)に戻る。一方、この条件を
満たすと、処理(112)に進む。
処理(112)では、入力されてくるデータに対して、終了判定基準1が満た
されていないか、輝度データが正の値か、及び終了判定基準2が満たされていな
いかを決定するためのテストを行う。この条件を満たすと、処理(108)に戻
る。一方、この条件を満たさないと、処理(114)へ進む。
処理(114)では、十分なヒットデータが有効なストローク/ラスタ変換を
実行するために記憶されたか否かを決定するためのテストを行う。この条件を満
たさないと、処理(106)へ戻る。一方、この条件を満たすと、処理(116
)へ進む。
処理(116)では、拡張ヒットマップ(30A)を検索し、最多ヒット数を
有する8分円及びその8分円を含む4×4画素のヒットマップを検索する。
処理(118)では、選択された4×4画素のヒットマップを8分円1に変換
する。
処理(120)では、変換されたヒットマップを候補となっているグリッドテ
ンプレートに関連づけ、最適なグリッドテンプレートを選択する。処理(122
)では、最適なグリッドテンプレートを元の8分円に再変換する。
その後、処理(124)及び処理(126)へ進む。処理(124)では、第
2の終了判定基準を満たしているかをテストする。この条件を満たしていないと
、拡張ヒットマップ(30A)の原点は、次の画素に設定され、ヒットマップ要
素のカウンタが更新される。一方、この条件を満たしていると、原点は最終画素
に設定され、全ヒットマップ要素のカウンタはoにリセットされる。
処理(126)では、第2の終了判定基準を満たしていないと、次の画素をフ
レームバッファ(44)に書込む。一方、終了判定基準2を満たしていると、処
理(126)では、最終画素に到達するまで画素を書込む。その後、処理は、よ
り多くのヒットサンプルデータを収集するために処理(108)へ戻る。
処理(112)は、FIFO(X、Y)データ及びFIFO輝度ポインタに関
連している。これらのデータは、輝度データと偏向データにおいて観測または計
測して得られた遅延に対応するSWプログラマブルパラメータによりオフセット
される。これにより、データ処理パイプライン(20)で処理されたヒットデー
タは、輝度データの遅延を除去するために調節される。補正された輝度データの
遅延が有効である時のみに、データ処理パイプライン(20)が動作する。輝度
データが無効になると、データ処理パイプライン(20)は、現在のデータの処
理を完了して終了する。出力書出しレート(画素/秒)は、入力レート、例えば
ベクトルストローク発生器(24)の書出しレートと同等、またはそれ以上でな
ければならない。
拡張ヒットマップ及びヒットマップのサイズ、特に、実現可能なICのサイズ
を選択する時には、実用的な考慮が必要である。一般的に、より多くの画素がス
トローク長単位で明るくされうるので、ヒットマップが大きなるにつれ、出力が
滑らかになる。しかしながら、ブレゼンハムパターンの数は、ヒットマップサイ
ズに対応して急激に増加するので、グリッドテンプレートの数及び関連付け演算
子も急激に増加する。このため、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FP
GA)、またはアプリケーションスペシフィックIC(ASIC)を用いて、4
×4画素であるヒットマップを実現することが望ましい。
上述のように、4×4画素のヒットマップは、8分円毎に8つのブレゼンハム
のグリッドテンプレートを有し、8つの8分円で56個の独特なグリッドテンプ
レートを有することになる。
図5(b)及び図6(b)を再び参照すると、グリッドテンプレートに関連づ
ける前に選択された4×4画素のヒットマップを8分円1に変換するアルゴリズ
ムは、専ら、最適なグリッドテンプレートを識別する実際的な手段として行われ
る。この変換を行わないで、ヒットマップをグリッドテンプレートに関連づける
と、56個(各独特なブレゼンハムパターンのそれぞれに1つ)の関連付け演算
子が必要となる。8分円1に変換することにより、関連付け演算子の数が8つに
減少する。
本発明を、戦闘機の目標表示システムに適用することができる。図11は、戦
闘機(142)に搭載された目標表示システム(140)を示している。センサ
(148)は、ケーブル(150)を介して標的表示システム(144)に接続
されている。標的表示システム(144)は、センサ(148)により検出され
た能動、半能動、または受動電磁線「ヒット」データ(146A)、(146B
)、
(146C)、、、に対応してベクトル線を生成する。標的表示システム(14
4)は、ケーブル(152)を介して、トラックデータをヘッドアップ表示装置
(154)及びビデオ/ベクトルCRTモニタ(155)に直接出力する。
目標表示システム(140)は、アナログストロークベクトル/ラスタ変換器
(162)を備えている。標的表示システム(144)は、ケーブル(164)
を介してアナログストロークベクトル/ラスタ変換器(162)に接続されてい
る。アナログストロークベクトル/ラスタ変換器(162)により発生されたデ
ジタル化されたストローク図形のデータは、ケーブル(168)を介してラスタ
スキャンCRTモニタ(166)と、ケーブル(172)を介してマトリックス
ディスプレイ(170)とに送出される。マトリックスディスプレイ(170)
は、LCD、EL等を含む如何なるマトリックスディスプレイでもよい。
図12を参照すると、アナログストロークベクトル/ラスタ変換器(162)
は、描写レート及び特性が異なる多くの種類のストロークデータ発生器に対応す
るために、SWプログラムにより変更可能なパラメータを含んでいる。図12に
示す実施例では、アナログ変換部(62)は、アナログレシーバ、A/D変換器
及びFIFOを備えている。全てのデジタル回路は、1つまたはそれ以上のFP
GAチップ内に設けられている。これは、ヒットマップ制御部(176)、拡張
ヒットマップ部(134)、動き制御部(182)及び出力画素発生部(186
)のXYアドレス発生回路(188)と強度発生回路(189)を含んでいる。
アナログストロークベクトル/ラスタ変換器(162)は、様々な異なる戦闘
機プラットフォームのために、8MHz(8つのディスプレイインクリメント(
DI)/秒)までの書込みレートに対応するFPGAを用いて構成されている。
この実施例において、平均して□2−3画素のずれ(エラー)を有するサンプ
ルノイズと、より大きなずれでもってしばしば発生するノイズバーストとを扱う
ことができるという点において、アナログストロークベクトル/ラスタ変換器(
162)は効果的である。基本的なアーキテクチャーは、効率を下げてシリコン
領域を拡大することによって、如何なる平均的ずれのノイズを除去することがで
きる。シリコン領域と性能との相関関係を変えることにより、このアルゴリズ
ムを用いるデータ処理パイプライン(20)の性能を、上げるかまたは下げるこ
とができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),CA,IL,JP
(72)発明者 オルソン,ウィリアム ピー
アメリカ合衆国 カリフォルニア州
94639 フレモント アナポリスドライブ
2274
(72)発明者 ウィルソン,マイケル アール
アメリカ合衆国 カリフォルニア州
95132 サンノゼ シェール・ヴィレッ
ジ・ウェイ 1214
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ストローク型ディスプレイのデータをラスタ型ディスプレイのデータに変 換するためのデータ変換方法であって、次のステップを含むことを特徴とする方 法。 画素をフレームバッファに書込み、 上記画素に固定的に関連させた拡張画素マトリックスを設け、 上記拡張画素マトリックス内でのサンプルアドレスの値をカウントするために 、ストローク型ディスプレイのデータをサンプリングし、 次の画素を選択するために、サンプルアドレスのカウントパターンを適切な所 定のアドレスパターンセットと比較する。 2.ストロークデータの終点が検出されるまで、またはラスタモードが選択さ れるまで、上記ステップを繰り返すことを特徴とする請求項1記載のデータ変換 方法。 3.上記ステップを、実時間で行うことを特徴とする請求項2記載のデータ変 換方法。 4.比較を開始する時を決定するために、サンプリング期間中に、拡張画素マ トリックスにおけるサンプルアドレスのカウンタ値を監視することを特徴とする 請求項2または3記載のデータ変換方法。 5.サンプリング期間中に、拡張画素マトリックスにおけるサンプルアドレス のカウンタ値を監視するステップは、 画素マトリックスの全サンプルアドレスのカウンタ値が第1の所定レベルに到 達する時に、またはストロークデータの終点が検出される時に、比較の開始を決 定するステップをさらに含む請求項4記載のデータ変換方法。 6.ストロークデータの終点が検出される時に比較の開始を決定するステップ は、 拡張画素マトリックスの近接するサブセットにおけるサンプルアドレスのカウ ンタ値を監視するステップをさらに含む請求項5記載のデータ変換方法。 7.ストロークデータの終点が検出される時に比較の開始を決定するステップ は、 拡張画素マトリックスの近接するサブセットの1つにおけるサンプルアドレス のカウンタ値の合計が、第2の所定レベルに到達する時に比較の開始を決定する ステップを含む請求項6記載のデータ変換方法。 8.各サブセットは画素を有する請求項7記載のデータ変換方法。 9.次の画素を選択するために、サンプルアドレスのカウントパターンを適切 な所定のアドレスパターンセットと比較するステップは、 上記サンプルアドレスのカウントパターンに最も類似する適切なアドレスパタ ーンを選択し、 上記フレームバッファに上記適切なアドレスパターンの各画素を書込むステッ プを含む請求項7記載のデータ変換方法。 10.拡張画素マトリックスからサンプルデータをクリアし、 予め選択されたサンプルアドレスの番号に基づいて拡張画素マトリックスを確 定するために、画素を選択することを特徴とする請求項9記載のデータ変換方法 。 11.上記選択された画素に固定的に関連させた有効画素マトリックスを設け 、前記有効画素マトリックスは、拡張画素マトリックスのサンプルアドレスのサ ブセットを含み、 上記有効画素マトリックス内のサンプルアドレスのカウンタ値を記憶し、 次の画素を選択するために、有効画素マトリックスのサンプルアドレスのカウ ントパターンを適切な所定のアドレスパターンセットと比較することを特徴とす る請求項4記載のデータ変換方法。 12.上記有効画素マトリックスのサンプルアドレスのカウントパターンを上 記適切な所定のアドレスパターンセットと比較するステップは、 上記適切な所定のアドレスパターンセットに比較される上記有効画素マトリッ クスのサブセットを選択するために、上記有効画素マトリックスにおけるサンプ ルアドレスのカウンタ値の大きさを分析するステップをさらに含む含む請求項1 1記載のデータ変換方法。 13.サブセットを選択するために、有効画素マトリックスのサンプルアドレ スの大きさを分析するステップは、 サンプルアドレスの最多カウンタ値を有する上記サブセットを選択するステッ プをさらに含む請求項12記載のデータ変換方法。 14.サンプルアドレスの最多カウンタ値を有する上記サブセットを選択する ステップは、 サブセットのどの部分がサンプルアドレスの最多カウンタ値を有しているかを 決定するために、各サブセットの部分を分析し、 サンプルアドレスの最多カウンタ値を有する部分を含むサブセットを選択する ステップをさらに含む請求項13記載のデータ変換方法。 15.上記サンプルアドレスのカウントパターンを適切な所定のアドレスパタ ーンセットと比較するステップは、 必要な比較の回数を減少させるために、上記適切な所定のアドレスパターンセ ットに関連する上記有効画素マトリックスの上記サブセットを変換するステップ をさらに含む請求項12記載のデータ変換方法。 16.上記サンプルアドレスのカウントパターンを適切な所定のアドレスパタ ーンセットと比較するステップは、 上記サブセットに最も類似する適切なアドレスパターンを選択するステップを さらに含む請求項15記載のデータ変換方法。 17.次の画素を選択するステップは、 上記サブセットまたはヒットマップの原点の位置を比較するために、上記適切 なアドレスパターンを再変換するステップをさらに含む請求項16記載のデータ 変換方法。 18.次の画素を選択するステップは、 拡張画素マトリックス及び有効画素マトリックスに関連する画素に近接する上 記適切なアドレスパターンの上記次の画素を選択するステップをさらに含む請求 項17記載のデータ変換方法。 19.次の画素を選択するステップは、 次の画素に基づいて、拡張画素マトリックス及び有効画素マトリックスの一部 分からサンプルデータをクリアするステップをさらに含む請求項18記載のデー タ変換方法。 20.有効画素マトリックスのサブセットは、 上記ヒットマップが上記画素を含むようにした有効画素マトリックスのヒット マップを含む請求項12記載のデータ変換方法。 21.ヒットマップを選択するために、上記有効画素マトリックスの上記サン プルアドレスのカウンタ値の大きさを分析するステップは、 サンプルアドレスの最多カウンタ値を有する上記ヒットマップを選択するステ ップを含む請求項20記載のデータ変換方法。 22.サンプルアドレスの最多カウンタ値を有する上記ヒットマップを選択す るステップは、 サンプルアドレスの最多カウンタ値を有する8分円を決定するために、上記有 効画素マトリックスの8分円を分析し、 サンプルアドレスの最多カウンタ値を有する上記8分円を含む上記有効画素マ トリックスのヒットマップを選択するステップをさらに含む請求項21記載のデ ータ変換方法。 23.上記サンプルアドレスのカウントパターンを適切な所定のアドレスパタ ーンセットと比較するステップは、 必要な比較の回数を減少させるために、上記適切なアドレスパターンセットに 関連する上記ヒットマップを変換するステップをさらに含む請求項22記載のデ ータ変換方法。 24.上記サンプルアドレスのカウントパターンを適切な所定のアドレスパタ ーンセットと比較するステップは、 上記ヒットマップに最も適合するパターンを有する適切なアドレスパターンを 選択するステップをさらに含む請求項23記載のデータ変換方法。 25.次の画素を選択するステップは、 上記サブセットまたは上記ヒットマップの原点の位置を比較するために、上記 適切なアドレスパターンを再変換するステップをさらに含む請求項24記載のデ ータ変換方法。 26.次の画素を選択するステップは、 拡張画素マトリックス及び有効画素マトリックスに関連する画素に近接する上 記適切なアドレスパターンの上記次の画素を選択するステップをさらに含む請求 項25記載のデータ変換方法。 27.次の画素を選択するステップは、 次の画素に基づいて、拡張画素マトリックス及び有効画素マトリックスの一部 分からサンプルデータをクリアするステップをさらに含む請求項26記載のデー タ変換方法。 28.比較を開始する時を決定するために、サンプリング期間中に拡張画素マ トリックスにおけるサンプルアドレスのカウンタ値を監視するステップは、 比較の開始前に、上記サンプルアドレスのカウンタ値を上記拡張画素マトリッ クスから上記有効エリアの画素マトリックスに射影するステップをさらに含む請 求項11記載のデータ変換方法。 29.予め選択されたサンプルアドレスの番号に基づいて、拡張画素マトリッ クスを確定するために画素を選択するステップをさらに含む請求項1記載のデー タ変換方法。 30.アナログ入力データストリームをデジタル画素アドレスデータストリー ムに変換する手段と、 画素アドレスカウンタの拡張画素マトリックスと、 上記拡張画素マトリックス内でのサンプルアドレスの値をカウントするために ストローク型ディスプレイのデータをサンプリングする手段と、 次の画素を選択するために、サンプルアドレスのカウントパターンを適切な所 定のアドレスパターンセットと比較する手段と、 次に選択される各画素を記憶するためのラスタフレームバッファと、 上記ラスタフレームバッファの上記次に選択される画素を明るくする手段とを 備えるストローク/ラスタ型ディスプレイのデータ変換装置。 31.比較を開始する時を決定するために、サンプリング期間中に、拡張画素 マトリックスにおけるサンプルアドレスのカウンタ値を監視する手段をさらに備 えることを特徴とする請求項30記載のデータ変換装置。 32.拡張画素マトリックスの近接するサブセットにおけるサンプルアドレス のカウンタ値を監視する手段をさらに備えることを特徴とする請求項31記載の データ変換装置。 33.拡張画素マトリックスの近接するサブセットの1つにおけるサンプルア ドレスのカウンタ値の合計値が第2の所定レベルに到達する時に、比較の開始を 決定する手段をさらに備えることを特徴とする請求項32記載のデータ変換装置 。 34.上記画素に固定的に関連させた有効画素マトリックスのデータレジスタ と、上記有効画素マトリックスは、上記拡張画素マトリックスよりも少ないサン プルアドレスを備え、 次の画素を選択するために、上記有効画素マトリックスのデータレジスタのサ ンプルアドレスのカウントパターンを適切な所定のアドレスパターンセットと比 較する手段をさらに備えることを特徴とする請求項31記載のデータ変換装置。 35.上記適切な所定のアドレスパターンセットに比較される上記有効画素マ トリックスのサブセットを選択するために、上記有効画素マトリックスのサンプ ルアドレスのカウンタ値の大きさを分析する手段をさらに備えることを特徴とす る請求項34記載のデータ変換装置。 36.サンプルアドレスの最多カウンタ値を有する上記サブセットを選択する 手段をさらに備えることを特徴とする請求項35記載のデータ変換装置。 37.サブセットのどの部分がサンプルアドレスの最多カウンタ値を有してい るかを決定するために、各サブセットの部分を分析する手段と、 サンプルアドレスの最多カウンタ値を有する部分を含むサブセットを選択する 手段をさらに備えることを特徴とする請求項36記載のデータ変換装置。 38.必要な比較の回数を減少させるために、上記適切な所定のアドレスパタ ーンセットに関連する上記有効画素マトリックスの上記サブセットを変換する手 段をさらに備えることを特徴とする請求項37記載のデータ変換装置。 39.上記サブセットに最も類似する適切なアドレスパターンを選択する手段 をさらに備えることを特徴とする請求項38記載のデータ変換装置。 40.次の画素に基づいて、拡張画素マトリックス及び有効画素マトリックス の一部分からサンプルデータをクリアする手段をさらに備えることを特徴とする 請求項31記載のデータ変換装置。 41.予め選択されたサンプルアドレスの番号に基づいて拡張画素マトリック スを確定するために画素を選択する手段をさらに備えることを特徴とする請求項 31記載のデータ変換装置。
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