JPH10162138A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JPH10162138A
JPH10162138A JP8315341A JP31534196A JPH10162138A JP H10162138 A JPH10162138 A JP H10162138A JP 8315341 A JP8315341 A JP 8315341A JP 31534196 A JP31534196 A JP 31534196A JP H10162138 A JPH10162138 A JP H10162138A
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JP
Japan
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sum
template
image
image processing
processing method
Prior art date
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Pending
Application number
JP8315341A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihito Hashimoto
良仁 橋本
Naohito Taniwaki
尚人 谷脇
Kazutaka Ikeda
和隆 池田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】演算処理の高速化を図った画像処理方法を提供
するにある。 【解決手段】ASIC9は輝度値の総和・二乗和・積和
計算を行ない、CPU8が、相関値計算、相関値比較等
のその他の処理を行う。 【効果】単純で処理数の多い演算を専用のASIC9で
演算を行うことにより、CPU8のみで演算処理を行う
場合に比べて処理時間を大幅に短縮できるという効果が
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検査対象画像から
テンプレート(教示画像)と最も類似する部分を検出す
るパターンマッチングによって画像位置を検出する画像
処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】検査対象画像から教示画像たるテンプレ
ートと類似する部分を検出する方法の1つに特開平7−
322057号公報等に見られるパターンマッチング法
がある。この手法は、図9(a)に示すようにテンプレ
ート10を検査対象画像11内でx,y方向に移動さ
せ、両者の重なっている部分に対して式(1)の計算を
行い、これが最大となる時のテンプレートの位置x,y
を検出するものである。図9(a)では中央の破線枠で
示される位置が検出位置となる。
【0003】
【数1】
【0004】f:テンプレートの輝度値 g:検査画像輝度値 S:テンプレートと画像の重なった領域 mn:重なり領域の画素数 ところで、従来のパターンマッチングを用いた画像処理
方法では式(1)の輝度の総和・二乗和・積和の各項の
計算をメインCPUあるいはDSPで行い、その後で式
(1)の計算を行っている。
【0005】また、検出の処理を数段階の処理に分け、
最後の1段階以外は粗サーチとして、図9(b)に示す
ように解像度を低下させた対象画像11及びテンプレー
ト10を用い、概略位置(破線枠で示す)を決定し、図
9(c)に示すように段階が進む毎に対象画像11及び
テンプレート10の解像度を向上させて行き、次段階の
サーチ範囲は前段階の検出位置(図では+で示す)を中
心として、前後方向に√(圧縮率)の範囲(1/64の
圧縮ではx,y前後方向に8画素、計256画素の範
囲)11’とする。こうすることでサーチ範囲の縮小を
行うことが可能となる。この時の解像度は、元の解像度
の1/256〜1/4程度の範囲である。解像度を低下
させる方法は、1/64の圧縮であれば、近傍8×8画
素の輝度の平均値を計算し、その値を圧縮画像の1画素
の輝度値とすることで行う。最後の1段階は詳細サーチ
として本来の解像度で処理を行い、正確な位置の検出を
行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のパター
ンマッチングによって類似位置検出では、演算量が膨大
となるため、処理時間が膨大になる問題があった。従来
のメインCPUやDSPを用いた輝度の総和・二乗和・
積和演算では十分高速な処理時間が得られず、更に総和
の演算が終了してから(1)式の計算を行うため、処理
時間が更に長くなると言った問題があった。また、画像
の圧縮による粗サーチでは、圧縮画像を作成することそ
のものに処理時間がかかり、全体の処理時間が長くなる
という問題があり、段階が進む毎にテンプレート1枚あ
たりの処理時間が増加していくと言う問題があった。ま
た、各段階毎にテンプレートを用意しなければならず、
処理が煩雑になる問題もあった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは、演算処理の高速化を図っ
た画像処理方法を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、検査対象画像からテンプレート
と最も類似する部分を検出するパターンマッチングによ
って画像位置を検出する画像処理方法において、輝度値
の総和、二乗和、積和の計算のように単純で処理数の多
い演算をASICで行うとともに、複雑で処理数の少な
い演算をCPUで行うことを特徴とし、単純で処理数の
多い演算を専用のASICで演算を行うことにより、C
PUのみで演算処理を行う場合に比べて処理時間を大幅
に短縮できる。 請求項2の発明では、請求項1の発明
において、処理を粗サーチと詳細サーチに分け、粗サー
チ時にはテンプレート中の輝度の分散値の高い特徴的な
矩形領域を複数抽出し、該抽出された矩形領域に対して
のみ演算を行うことを特徴とし、矩形領域内の画素につ
いてのみ相関演算を行うことで処理時間を一層短くする
ことができる。
【0009】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、テンプレートの大きさに応じて抽出する抽出領域
の大きさを変更、若しくは抽出個数を変更することを特
徴とし、検査対象物の分布範囲が大きい場合でも精度を
落とさずに位置の検出を行うことができる。請求項4の
発明では、請求項2の発明において、粗サーチ時のすべ
ての段階に対して同一のテンプレートを用いることを特
徴とし、テンプレート設定時の処理を簡略化し、且つ処
理時間を短縮させることができる。
【0010】請求項5の発明では、請求項1の発明にお
いて、ASICによる演算処理中に、CPUでASIC
の前回の結果を用いる処理を行なうことを特徴とし、A
SICとCPUで並行に演算処理を行うことにより、更
に大幅に演算処理の時間を短縮することができる。請求
項6の発明では、請求項1の発明において、特徴点の選
択を格子点の集合とし、その格子点の集合の半分を分散
が最大となる箇所、もう半分を最小となる箇所として選
択し、これらの選択箇所に対してのみ演算を行うことを
特徴とし、位置検出精度の低下を押えつつ処理時間の高
速化を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態に基づいて
説明する。 (実施形態1)図1は本発明の画像処理方法を採用した
画像処理装置の全体構成を示しており、被検査対象物を
撮像するTVカメラ1と、モニタ2と、テンプレートを
保存するメモリ3と、TVカメラ1から取り込んだ検査
画像を記録するキャプチャーメモリ4A,4Bと、モニ
タ2に表示する画像を記録するディスプレイメモリ5
A,5Bと、文字や図形を描画し、検査画像と重ねてモ
ニタ2に表示させるためのオーバーレイメモリ6と、デ
ィスプレイメモリ5A,5Bの内容と自分の内容とを参
照し、モニタ2への出力値を決定するテーブルを持つL
UT(LooK Up Table)7と、CPU8
と、ASIC9とを備え、メモリ3は切り換えスイッチ
SW1 によりCPU8のアクセスとASIC9のアクセ
スとを切り換え、ASIC9とCPU8とが同時にアク
セスすることができないようになっている。
【0012】またキャプチャーメモリ4A,4Bは切り
換えスイッチSW2a ,SW2bにより夫々CPU8のアク
セスと、ASIC9のアクセスとに切り換えられるよい
うになっており、キャプチャーメモリ4A又は4BがA
SIC9又はCPU8に接続されている場合は、他方の
キャプチャーメモリ4B又は4AはTVカメラ1に接続
されるようになっており、一方がCPU8又はASIC
9による処理を行っている間他方はTVカメラ1に接続
され、次の検査画像を取り込みを行うようになってお
り、TVカメラ1と、CPU8と、ASIC9が同時に
同じメモリ4A,4Bにアクセスすることができないよ
うになっている。
【0013】またディスプレイメモリ5A,5Bは切り
換えスイッチSW3a, SW3bによってCPU8からのア
クセスと、TVカメラ1からの取り込みと、モニタ2へ
の表示の切り換えを行うようになっている。尚LUT
7、ディスプレイメモリ4A,4B、オーバーレイメモ
リ6は本発明の画像処理とは直接関係するものでない。
【0014】また図示しないが、ASIC9を実際に動
作させるのに必要なスキャンデータが保存されているス
キャンメモリを備えている。スキャンデータはCPU8
によって作成される。図2は該装置の動作フローを示し
ており、このフローによれば、CPU8でASIC9を
選択して、スキャンデータを転送すると、ASCI9は
メモリ選択とライトモード選択を行う。これによりメモ
リ部ではスキャンメモリにスキャンデータを書き込むよ
うになっている。
【0015】そして装置(チェッカ)をスタートさせる
とCPU8によりASIC9ではメモリ選択とスキャン
メモリの読み出しアドレスを生成する。この生成により
メモリ部ではスキャンメモリからデータ読み出しを行な
う。この読み出しに対応してASIC9はデータ数のチ
ェック、モード設定、各種パラメータ設定、スキャンデ
ータの生成を行なうとともに、ビデオメモリであるキャ
プチャメモリ4A,4B及びメモリ3の読み出しを行な
う。この読み出しデータをASIC9は設定モードセレ
クトに基づいて濃淡データカウント、つまり和、積和、
二乗和の演算処理を行ない、CPU8に対してその結果
の読み出し要求を行う。CPU8ではタイミング調整を
行って結果を読み出しするのである。
【0016】このような動作フローに基づいて図1の画
像処理装置が動作するである。次に上記画像処理装置を
用いた本実施形態を説明する。本実施形態の方法は図3
に示すテンプレート1枚に対する処理アルゴリズムの
内、テンプレート座標値計算後の、輝度値の総和・二乗
和・積和計算のステップ(a)をASIC9が処理し、
その他の処理をCPU8が担うものである。つまり本実
施形態では、総和・二乗和・積和計算のように単純で且
つ処理回数の多い演算を、その演算処理に特化させたA
SIC9を用いることで処理時間の短縮を図っているの
である。而して、従来のCPUのみで処理を行う方法で
は、128×128の大きさのテンプレートで512×
480の対象画像をサーチするのに数秒かかっていた処
理時間を本実施形態では1秒以下に高速化することがで
きた。
【0017】(実施形態2)実施形態1のASIC9に
より演算処理の短縮を図っているが、これに加えて本実
施形態では、更に処理時間を短縮するために、テンプレ
ート及び対象画像の解像度が低解像度の段階、つまり粗
サーチ時に於いて相関値演算を行う領域をテンプレート
中輝度の分散値の高い特徴的な矩形領域とし、その抽出
領域数を例えば5箇所とし、演算処理に要する時間を短
縮させている。
【0018】つまり図4(a)に示すようにテンプレー
ト10のサイズを例えばTx=128,Ty=128と
し、演算対象とする各矩形領域12の大きさをVx=
8,Vy=8とした。この矩形領域の選択は、この8×
8の矩形領域内の輝度の分散値を計算し、上位から5個
選択することで行う。分散値は式(2)によって求め
る。
【0019】
【数2】
【0020】つまり上記の矩形領域を用いて分散値の高
い領域を選択した場合、図4(a)のように急激な輝度
変化すなわちエッジが存在する個所が選択され、また、
単純に上位から順に選択すると図4(b)のように矩形
領域12の位置が局在化して、検査結果が局所解に陥い
て検出精度が低下する点に鑑みて、2個目以降に選択さ
れた矩形領域12の場合は既に位置の決定している分散
値の上位の箇所から一定値以上離れた箇所を選択するこ
とにした。つまり図4(c)に示すように選択された領
域の中心座標を中心としてTy/3,Tx/3の領域1
3は領域選択の候補から外すことにした。
【0021】従って最終的に図4(d)のように矩形領
域12が選択される。これらの矩形領域12内の画素に
ついてのみ、相関演算を行うことで、処理時間を1/2
に短縮することができたのである。 (実施形態3)本実施形態は実施形態1の演算処理にA
SIC9を用いる点で同じで且つ実施形態2と同様に矩
形領域12を選択する方法であるが下記の点で実施形態
2と相違する。
【0022】つまり元のテンプレート10の大きさをT
X,TYすると、矩形領域の大きさをTX/16,TY
/16としたものである。これにより、テンプレート1
0の大きさに対する矩形領域12の大きさの割合が一定
になり、テンプレート12の大きさに関わらず、同一の
精度で位置の検出を行うことができる。また、実施形態
2では個数を5個と一定にしたが、テンプレート11の
大きさの変化に比例して、個数も増加させることにし
た。こうすることで、検出対象物の分布範囲が大きい場
合でも精度を落とさずに位置の検出を行うことができ
る。
【0023】(実施形態4)本実施形態も実施形態1の
演算処理にASIC9を用いる点で同じあるが、図5
(a)(b)に示すように、粗サーチ処理を2段階と
し、1段回目(図5(a))は検査対象画像上の領域を
x,y方向ともに7画素ずつ跳ばしながらテンプレート
10を移動させ、図5(b)に示す2段回目では1画素
ずつ跳ばしながら移動して相関演算を行う。つまり従来
の2段画目への移行ではテンプレート1枚あたりの処理
時間が16倍になり、また、2段回目のサーチ範囲も2
56画素となるため、処理時間を押さえるためにはさら
に何段階かの階層を挟まなければならなかったが、本実
施形態では2段回目のサーチにも1段回目と同じテンプ
レート10を用いて処理を行うことで、同一の処理を処
理時間および階層数を増加させることなく行えるように
なった。尚図5(b)の検査画像11の中心の+は前回
の検出位置を示す。
【0024】(実施形態5)本実施形態は、ASIC9
を用いても図6(a)に示すように直列演算ではASI
C9による演算が終了してからその結果を受けてCPU
8による演算を行うため処理時間がかかっていたのを改
善したものである。つまり上述の粗サーチ時のCPU8
が担当する演算とASIC9が担当する演算の処理時間
はほぼ同じであるので、この点に鑑みて本実施形態では
図6(b)に示すように、ASIC9による演算とCP
U8による演算を並列に行うようにして処理時間の短縮
を図った。このとき、CPU8はASIC9が1時点前
のサーチ点について出力した結果を用いて演算を行う。
この処理により、(ASIC9の演算処理時間+CPU
8の演算処理時間)であった処理時間をASIC9の演
算処理時間とCPU8の演算処理時間の内長い方の処理
時間のみとすることができる。これにより、テンプレー
ト1枚あたりの処理時間を2/3に短縮でき、結果全体
の処理時間を2/3に短縮することができた。
【0025】図7は本実施形態における演算処理のフロ
ーチャートを示しており、CPU8でテンプレート座標
値計算後、ASIC9の設定行なった後、ASIC9で
は総和計算等ASIC9で特化された処理を行ない、こ
れに並行してCPU8で相関値計算、相関値比較を行う
のである。上記の本実施形態によれば、類似位置検出に
要する処理時間が大幅に短縮され、CPU8のみで演算
処理を行う場合に比べて処理時間を1/10まで短縮で
きた。具体的には数秒乃至280msecまで短縮でき
た。
【0026】勿論、本実施形態の演算処理の方法を実施
形態2,実施形態3に用いても良い。 (実施形態6)本実施形態は実施形態1或いは実施形態
5におけるASIC9を用いて演算処理の方法に加えて
下記のような処理を行うものである。
【0027】まず図8は本実施形態で用いる格子点テン
プレートを示しており、各格子点は図8に示すようにx
方向には15画素、y方向には7画素離れており、この
組を2つ用いるため全体で元のテンプレートの1/64
の画素数となる。これを、テンプレート領域内で移動
し、一方は式(2)の分散値が最大となる個所(図8
(b))、もう一方は最小となる個所(図8(c))を
選択し演算に用いる点の位置を特定する。このテンプレ
ートを用いて実施形態1,5の処理を行う。この方法に
より、単純に画素を間引き格子点にしただけの場合(図
8(e))には検出できなかった画像の場合でも正しい
位置を図8(d)に示すように検出できるようになっ
た。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は、検査対象画像からテ
ンプレートと最も類似する部分を検出するパターンマッ
チングによって画像位置を検出する画像処理方法におい
て、輝度値の総和、二乗和、積和の計算のように単純で
処理数の多い演算をASICで行うとともに、複雑で処
理数の少ない演算をCPUで行うことを特徴とし、単純
で処理数の多い演算を専用のASICで演算を行うこと
により、CPUのみで演算処理を行う場合に比べて処理
時間を大幅に短縮できるという効果がある。
【0029】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、処理を粗サーチと詳細サーチに分け、粗サーチ時に
はテンプレート中の輝度の分散値の高い特徴的な矩形領
域を複数抽出し、該抽出された矩形領域に対してのみ演
算を行うことを特徴とし、矩形領域内の画素についての
み相関演算を行うことで処理時間を一層短くすることが
できるという効果がある。
【0030】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、テンプレートの大きさに応じて抽出する抽出領域の
大きさを変更、若しくは抽出個数を変更することを特徴
とし、検査対象物の分布範囲が大きい場合でも精度を落
とさずに位置の検出を行うことができるという効果があ
る。請求項4の発明は、請求項2の発明において、粗サ
ーチ時のすべての段階に対して同一のテンプレートを用
いることを特徴とし、テンプレート設定時の処理を簡略
化し、且つ処理時間を短縮させることができるという効
果がある。
【0031】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、ASICによる演算処理中に、CPUでASICの
前回の結果を用いる処理を行なうことを特徴とし、AS
ICとCPUで並行に演算処理を行うことにより、更に
大幅に演算処理の時間を短縮することができるという効
果がある。請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、特徴点の選択を格子点の集合とし、その格子点の集
合の半分を分散が最大となる箇所、もう半分を最小とな
る箇所として選択し、これらの選択箇所に対してのみ演
算を行うことを特徴とし、位置検出精度の低下を押えつ
つ処理時間の高速化を図ることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を画像処理装置の回路構成図であ
る。
【図2】図1のCPUとASICの動作説明用フローチ
ャートである。
【図3】本発明の実施形態1のフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態2の説明図である。
【図5】本発明の実施形態3の説明図である。
【図6】本発明の実施形態4の説明図である。
【図7】本発明の実施形態5の説明図である。
【図8】本発明の実施形態6の説明図である。
【図9】従来のパターンマッチングの画像処理方法の説
明図である。
【符号の説明】
1 TVカメラ 2 モニタ 3 メモリ 4A,4B キャプチャーメモリ 5A,5B ディスプレイメモリ 6 オーバーレイメモリ 7 LUT 8 CPU 9 ASIC SW1 ,SW2a,SW2b,SW3a, SW 3b 切り換
えスイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検査対象画像からテンプレートと最も類似
    する部分を検出するパターンマッチングによって画像位
    置を検出する画像処理方法において、輝度値の総和、二
    乗和、積和の計算のように単純で処理数の多い演算をA
    SICで行うとともに、複雑で処理数の少ない演算をC
    PUで行うことを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】処理を粗サーチと詳細サーチに分け、粗サ
    ーチ時にはテンプレート中の輝度の分散値の高い特徴的
    な矩形領域を複数抽出し、該抽出された矩形領域に対し
    てのみ演算を行うことを特徴とする請求項1記載の画像
    処理方法。
  3. 【請求項3】テンプレートの大きさに応じて抽出する抽
    出領域の大きさを変更、若しくは抽出個数を変更するこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】粗サーチ時のすべての段階に対して同一の
    テンプレートを用いることを特徴とする請求項2記載の
    画像処理方法。
  5. 【請求項5】ASICによる演算処理中に、CPUでA
    SICの前回の結果を用いる処理を行なうことを特徴と
    する請求項1記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】特徴点の選択を格子点の集合とし、その格
    子点の集合の半分を分散が最大となる箇所、もう半分を
    最小となる箇所として選択し、これらの選択箇所に対し
    てのみ演算を行うことを特徴とする請求項1記載の画像
    処理方法。
JP8315341A 1996-11-26 1996-11-26 画像処理方法 Pending JPH10162138A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7436542B2 (en) 2003-05-26 2008-10-14 Konica Minolta Business Technologies Inc. Management system of image forming device
JP2010151712A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Shinei Denki Seisakusho:Kk 位相差検出システム
JP2016214664A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 株式会社日立製作所 超音波診断装置及びプログラム

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