JPS62166568A - 半導体装置および製造方法 - Google Patents

半導体装置および製造方法

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JPS62166568A
JPS62166568A JP970486A JP970486A JPS62166568A JP S62166568 A JPS62166568 A JP S62166568A JP 970486 A JP970486 A JP 970486A JP 970486 A JP970486 A JP 970486A JP S62166568 A JPS62166568 A JP S62166568A
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JP
Japan
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layer
film
drain
silicon film
polycrystalline silicon
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JP970486A
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Ban Nakajima
中島 蕃
Kenji Kishi
健志 岸
Manabu Henmi
逸見 学
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンタクトホールを介さない素子間の接続に
関するものである。
〔従来の技術〕
コンタクトホールを介さずに配線が形成されている従来
のMIS形トランジスタの断面構造図の一例を第4図に
示す(たとえばディ・シ・チェノ、ニス・ニス・ウォン
グ、ピー・ブイ・ボルド。
ピー・マーチヤント、ティ・アール・キャス、ジエイ・
アマノ、ケイーワイ チウ、インターナショナル エレ
クトロン デバイス ミーティング。
テクニカル ダイジェスト、 5.3.118頁(19
84)・ (D、C,Chen 、S、S、Wont 
、P、V。
Voorde 、  P、 Merchant  、 
T、 R,Ca5s 。
J、 Amano  、 and  K−Y  Chi
u 、  International   E 1e
ctron  D evice  Meeting  
+リコン膜、3はn+拡散層である。n1拡散層3は、
ソース、あるいはドレインとして作用する。
4.4′は金属シリサイド層、5はゲート絶縁膜として
作用する薄い酸化シリコン膜(以下ゲート絶縁膜という
。)、6はゲート電極の側面絶縁膜として作用する酸化
シリコン膜、7はゲート電極として作用する多結晶シリ
コン膜、8は層間絶縁膜として作用する酸化シリコン膜
、9はAI!配線である。
この構造は、n 拡散層3に接触する導電体が金属シリ
サイド4であるため、n 拡散層3の厚さを薄くしても
MIS形トランジスタのソースおよびドレインの寄生抵
抗を低減できるという第1の利点を有する。また、n 
拡散層3と金属シリサイド層4の接触が、いわゆるスル
ーホールを通して行われるのではなく、セルファライン
(自己整合)的に行われるため、合わせ余裕を小さくで
き、その結果、素子面積の縮小が可能になるという第2
の利点を有する。
第5図(a)〜(dlは、第4図の従来のMIS形トラ
ンジスタ構造の製作工程図である。第5図(alにおい
て、lはp形シリコン基板、2は素子間分離用の埋込み
酸化膜、3はソース、ドレインとなる訂拡散層、5はゲ
ート絶縁膜、6は側面絶縁膜として作用する酸化シリコ
ン膜、7はゲート電極として作用する多結晶シリコン膜
である。次いで、高融点金属の薄膜10と、薄いシリコ
ン膜11を次々に堆積した後、フォトレジスト12をマ
スクとして、薄いシリコン膜11を一部エッチングする
と、第5図(blの構造を得る。次いで、フォトレジス
ト12を除去し、不活性ガス中での熱処理により金属シ
リサイド層4,4′を形成し、その後、未反応の高融点
金属を除去すると、第5図(C)の構造を得る。
次いで、酸化シリコン膜8を被着させた後、へ2配線9
を形成すると、第5図(d)を得る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第4図に示す従来の構造では、金属とシリコンのシリサ
イド化反応を均一に生じさせることが困難なため、接合
リークを防止するには、n 拡散層の深さを約0.15
μm以上にする必要があるという欠点を有する。
たとえば、金属シリサイド4の厚さを0.20μmにし
ようとすると、金属シリサイド層4の下端は、シリコン
基板のオリジナルな表面より少くとも0゜108m下に
位置することになる。第4図では、ゲート絶縁膜5とp
形シリコン基板1との界面に対し、金属シリサイドWJ
4の下端が、下方にあることが示されている。これは、
後述するように、金属とシリコン基板との反応を利用す
る限り不可避である。金属シリサイド層の厚さは、これ
を第4図に示すように配線として利用するならば、最低
0.20μmは必要である。この場合、金属シリサイド
層の形成に消費されるシリコンの厚さは、金属シリサイ
ドの種類によって異なるが、少(とも0゜10μmは必
要である。さらに、金属シリサイド層の下方にn 拡散
層が必要であり、この部分のn+拡散層の厚さは、厚さ
の制御性及び接合特性の劣化防止の観点から、少なくと
も0.05.+1mは必要である。
従って、ゲート絶縁膜5とシリコン基板1との界面に対
し、ソース、ドレインとして作用する訂拡散層3の下端
は、少くとも0.15μm下方に位置することになる。
第4図の構造では、ソース、ドレインの厚さの薄層化限
界は、約0.15μmであり、さらに薄くする場合には
、金属シリサイド層4の厚さを0.2μm以下にせざる
を得す、この場合、配線抵抗が太き(なり、遅延時間が
増大するという欠点に直面する。
また第5図+al〜(dlの工程図に示されるように、
n1拡散層3の領域では、金属シリサイド層4の形成の
際に、シリコン基板表面のシリコン層が、消費されるた
め、金属シリサイド層4の下面は、本来のシリコン基板
表面より下方に位置するようになる。前述したように、
金属シリサイド層の厚さを0.20μmとすると、金属
シリサイド層の下面は、本来のシリコン基板表面より、
少くとも0.10μm沈み込む恰好になる。これは、ソ
ース、ドレインの深さを0.15μm以下にする場合に
は、致命的な欠点になる。この工程のもう一つの問題点
は、n+拡散層上で高融点金属と基板シリコンを直接反
応させるため、浅い接合に対しては、接合特性の劣化が
生じ易いということである。また、フォトリソグラフィ
工程により、薄いシリコン膜11を加工するためのレジ
ストバタンを形成するとき、該レジストバタンかゲート
電極とは重ならず、かつ、n拡散層とは必ず重なるよう
にしなければならないので、n 拡散層の長さは、合わ
せ余裕としてとる寸法の2倍以上としなければならない
という制限がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は従来の問題点を解決するため、この種半導体装
置において、複数個のMIS形トランジスタのソース、
ドレインおよびゲート電極間の接続部は、ソース、ドレ
インおよびゲート電極上の領域に直接接触して形成した
シリコン膜と、シリコン膜上に形成した金属膜の多層構
造導電体で構成した構造を備えたことを特徴としている
。すなわち本発明は、ソース、ドレインとなる拡散層と
、金属シリサイド層、または金属膜との間に多結晶シリ
コン膜を介在させることを最も主要な特徴とする。
〔作 用〕
本発明による多結晶シリコン膜は、オリジナルなシリコ
ン基板表面を損うことがないので、ソース、ドレインと
なる拡散層を浅くすることを妨げることもない。従って
、ソース、ドレインとなる拡散層を、極めて浅く (た
とえば0.10μm以下)形成することが可能である。
この点で、拡散層上に金属シリサイド層を直接張り付け
た従来の構造とは異なり、また、製造方法は、多結晶シ
リコン膜の選択酸化により配線に使用する多結晶シリコ
ン領域を形成するので、ゲート電極の幅がバタンルール
上の最小寸法であったとしても、n 拡散層の長さは、
合わせ余裕としてとる寸法と同一の長さであればよく、
n+拡散層の面積を従来法より低減できるという利点を
有する。以下図面にもとづき実施例について説明する。
〔実施例〕
第1図は本発明の第1の実施例を説明する断面構造図で
あって、■はp形シリコン基板、2′は素子間分離用の
絶縁物、3はソース、ドレインとして作用するn 拡散
層、5はゲート絶縁膜として作用する薄い酸化シリコン
膜、6,6′は側面絶縁膜として作用する酸化シリコン
膜、7はゲート電極として作用する多結晶シリコン膜、
7′は絶縁物2上の多結晶シリコン膜であり、この多結
晶シリコン膜の一部はゲート電極となっている。8は眉
間絶縁膜として作用する酸化シリコン膜、14は金属層
、】5は酸化シリコン膜、17はn形の多結晶シリコン
膜、18はn形名結晶シリコンMfA11を熱酸化して
形成した酸化シリコン膜である。n拡散層3と金属層1
4との間に設けられているn形多結晶シリコン膜17は
、n 拡散層3を損うことがないため、拡散層の薄層化
を妨げない。
その結果、0.1um程度の浅い拡散層を実現すること
が可能である。極めて浅い拡散層が実現できると、MI
S形トランジスタの短チヤネル効果を抑制することがで
きるため、MXS形トランジスタの寸法縮小化が可能と
なる。また、ソースまたはドレインとなるn+拡拡散3
と多結晶シリコンi’N7’が、n形多結晶シリコン膜
17によって、直接(いわゆるコンタクトホールを経ず
に)接E人されているが、合わせ余裕が充分あるので、
n+拡散層の長さをぎりぎりまで小さくすることができ
るという特徴をもつ。通常のコンタクトホールを使用す
る方法では、最小バタン寸法Fと合わせ余裕fの2倍の
寸法(すなわち、F+2f)が、n+拡散層の最小の寸
法であった。一方、第1図の構造によると、n+形拡散
層の最小寸法は、合わせ余裕rの分だけでよい。−例と
して、F=0゜8μm、f=0.4 μmとすると、n
 拡散層の長さの最小寸法は、従来の1.6μmから0
.4 μmと、実に1/4に縮小することが可能となる
。このように、n+拡散層の面積を非常に小さくできる
ので、拡散層容量を低減できる。これらの結果、集積回
路の高速化と大容量化が可能になるという利点が生じる
さらに、第1図に示す構造は、後述するように、製作工
程において、エツチング工程時の歩留まり低下を回避す
ることができる。従って、この構造は、生産性がよいと
いう特徴をもつ。また、第1図に示す構造は、n半波散
層と金属(金属シリサイドや高融点金属など)層の間に
、多結晶シリコンが設けられているため、金属層のスト
レス(あるいは不純物)は、ル拡散層にほとんど及ばな
いという利点がある。通常、金属層中には強いストレス
が内在し、また、金属の高純度化の困難さに起因する不
純物の混入がある。これらの影響がn+拡散層に及ぶと
、シリコン基板に結晶欠陥(例えば転位)の発生を引き
起こし、またリーク電流の増加を引き起こす。金属層と
n 拡散層との間に多結晶シリコン層を設ける場合には
、この多結晶シリコン層が緩衝層として作用するため、
金属層のストレスあるいは不純物の影響は緩和され、n
+拡散層には、ストレスあるいは不純物の影響はほとん
ど現れない。これは、歩留まりと、長期信頼性のすぐれ
たMIS形集積回路を実現する上で非常に大きな利点で
ある。
第2図は本発明の第2の実施例の断面構造図で、第1図
と同じ符号は同じ部分を示し、金属層14とn形多結晶
シリコン膜17との間に、極めて薄い酸化シリコン膜1
9(5人〜20人)を介在させた構造である。この酸化
シリコン膜19の役割は、金属層14とシリコンの反応
が必要以上に進むのを抑制することにある。この酸化シ
リコン膜19は極めて薄く、直接トンネル電流が流れ易
いため、電気伝導性の低下は無視できる。金属層14は
、金属シリサイド層とすることもできる。この場合には
、後述するように、酸化シリコン膜19の上に、多結晶
シリコン膜と金属層を形成した後、熱処理をすることに
より実現できる。第2図に示す構造は、第1図の構造と
同じく、n+拡拡散3と金属層14との間にn形多結晶
シリコン膜17が設けられているため、n 拡散層3に
及ぼす金属層14の影響(ストレスあるいは不純物混入
)を極めて小さくすることができる。その結果、n 拡
散層3の薄層化が可能となり、0.10μm程度の拡散
層が実現できることになる。このソース、ドレイン用の
拡散層の薄層化は、MIS形トランジスタのショートチ
ャネル効果を抑制できるため、MTS形トランジスタの
微細化が可能となる。特に、近年、MIS形トランジス
タの高性能化を目的として、実効チャネル長が0.2μ
m程度のMIS形トランジスタの検討が行われているが
、この場合、ソース、ドレイン用の拡散層の厚さは0.
1 μm程度以下が望ましい。拡散層の厚さが0.2,
1μm以上になると、ショートチャネル効果が顕著にな
り、長チャネル長のMIS形トランジスタと比較して、
しきい値が変わってしまうという欠点が露呈するからで
ある。
この0.1 μm程度以下の拡散層には、第1図、第2
図に示す本発明による構造が好適である。
第3図は(a)〜(e)は、第1図に示した本発明の実
施例の構造工程図である。第1図と同じ符号は同じ部分
を示す。第3図(alにおいて、■はp形シリコン基板
、2は素子間分離用の絶縁物、3はソース、ドレインと
して作用するn 拡散層、5はゲート絶縁膜として作用
する薄い酸化シリコン膜、6はゲート電極の側面絶縁膜
として作用する酸化シリコン膜、7はゲート電極として
作用する多結晶シリコン膜である。7′は絶縁物2上に
形成された多結晶シリコン膜であり、この多結晶シリコ
ン115i7′の一部は、他のゲート電極にもなってい
る。
この多結晶シリコン膜7′の表面は露出されておリ、一
方、多結晶シリコン膜7の表面は、酸化シリコン膜15
によって被覆されている。6′は多結晶シリコン膜7′
の側面絶縁膜として作用する酸化シリコン膜である。次
いで、アンドープ(undope)n形名結晶シリコン
膜17と窒化シリコン膜20を堆積し、次いで、所望の
領域に形成したフォトレジスト21をマスクに、窒化シ
リコン膜20をエツチングし、n形名結晶シリコン膜1
7を、厚さが半分になるまでエツチングすると、第3図
(b)が得られる。
同図中、−1形多結晶シリコン膜17′の厚さは、n形
名結晶シリコン膜17の厚さの約172となる。次いで
、フォトレジスト21をはくすし、窒化シリコン膜20
を耐酸化マスクに、選択酸化を施すと、露出しているn
形多結晶シリコン膜17′が酸化シリコン膜18に変質
する。次いで、耐酸化マスクとして作用した窒化シリコ
ン膜20を熱リン酸液にて除去すると、第3図101を
得る。ここで、n形多結晶シリコン膜17′が酸化シリ
コン膜18に変質する際、体積が2倍に膨張するため、
第3図(C)において、n形名結晶シリコン膜17の上
面と酸化シリコン膜18の上面がほぼ平坦化される。こ
うした平坦化の技術は、大規模集積回路の歩留まり向上
には極めて重要である。この平坦化を更に精密に行うに
は、シリコンの酸化に伴う体積膨張率が2.2倍である
こと、窒化シリコン膜のエツチングの際の酸化シリコン
膜の膜減り量などを考慮して、n形名結晶シリコン膜1
7.17’の厚さを決めればよい。第3図(C1の構造
において、高融点金属層(たとえば、モリブデン、タン
グステン等)を薄く形成し、次いで、その高融点金属層
を通してリンまたはひ素のイオン注入を行い、多結晶シ
リコン膜のn 形化を行う。このイオン打ち込みにより
、多結晶シリコン表面層と、それに接する高融点金属層
の間の遷移領域のいわゆるインクミキシングが促進され
る。このインクミキシングのため、その後の熱処理の際
、高融点金属層と多結晶シリコン膜とのシリサイド化反
応が均一に生じるという特徴となる。
この熱処理の際、酸化シリコン膜18上の高融点金属層
は酸化シリコン膜と反応しないため、シリサイド化反応
は起こさない。次いで、この高融点金属層を除去すると
、第3図(d)の構造を得る。金属シリサイド層14′
は、高融点金属層除去の工程では除去されない。次いで
、所望の領域に、眉間絶縁膜として作用する酸化シリコ
ン膜8を形成すると第3図(e)の構造を得る。
上記の説明において、14’は第1図の第1の実施例に
おける金属層14とせずに、金属シリサイド層としたが
、ここで、金JiFi14とする場合の工程について付
記しよう。第3図(a)から第3図(C)までの工程は
そのままでよい。第3図(C)の構造において、金属層
を多結晶シリコン膜上に選択的に成長させることができ
る。−例として、タングステンをシリコン上に選択成長
させる技術については、現在、はぼ確立している(たと
えば遠出、中山。
広田、用島、室田第31回応用物理学関係連合講演会講
演予稿集P、 441 (1984))。これを利用し
て、n形名結晶シリコン膜17上にのみタングステン層
を形成すると、第3図(d)の構造を得る。同図中、1
4′がタングステン層となる。
第2図に示す本発明の第2の実施例の構造の製作工程は
、第3図(al〜(e)に示す製作工程の一部を変更す
ることにより容易に実現できる。すなわち、第3図(b
)において、n形多結晶シリコン膜】7の代わりに、多
結晶シリコン膜、極めて薄い酸化シリコン膜、多結晶シ
リコン膜の3M構造を採用すれば、以下同一の工程で第
2図に示す第2の実施例の構造を得る。
以上の説明において、シリコン基板をp形とし、ソース
、ドレインをn 拡散層、多結晶シリコン膜をn形とし
たが、導電形を逆にし、シリコン基板をn形、ソース、
ドレインをp 拡散層、多結晶シリコン膜をp形として
もよいことは言うまでもない。また、同一基板上に、p
チャネルMO3形トランジスタとnチャネルMO3形ト
ランジスタを形成したCMO3回路にも、適宜、導電形
を変えて適用できることも勿論である。また、多結晶シ
リコン膜は、必ずしも多結晶である必要はなく、非晶質
でもよく、また単結晶でもよい。また、金属シリサイド
は、モリブデンシリサイド、タングステンシリサイド、
チタンシリサイドなど高融点金属とシリコンの化合物と
したが、他の金属シリサイド(たとえば白金シリサイド
)でもよいことも言うまでもない。また、第2図中、金
属層14(第3図(al〜telによる製造法の実施例
では金属シリサイドJ’#14’)とn形多結晶シリコ
ン膜17との間に、極めて薄い酸化シリコン膜19を介
在させたが、これは、極めて薄い窒化シリコン膜(5〜
20人)でもよく、また、両者の中間の組成をもつオキ
シナイトライド膜でもよいことも勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、O,砦飢程度の極めて
浅い拡散層を有するMIS形トランジスタ構造を提供す
るものであり、拡散層が極めて浅いために、MIS形ト
ランジスタの短チヤネル化が可能になるという利点があ
る。また、本発明はソース、ドレインへのいわゆるコン
タクトホール構造を必要としないため、コンタクトホー
ルの合わせ余裕の寸法が必要でなくなり、その結果、M
ISLSIの高密度化高集積化が可能となるという利点
がある。また、ソース、ドレインとなる拡散層と金属シ
リサイド層が直接接触しない構造となっているため、金
属シリサイド層からの不純物やストレスの影響を低減で
き、その結果、素子の信頼性が向上するという利点があ
る。
第2図は本発明の第2の実施例の断面構造図、第3図(
a)〜(e)は本発明の第1の実施例の半導体装置製造
工程図、第4図は従来の半導体集積回路に用いられるM
IS形トランジスタの断面構造図、第5図(al〜(d
)は従来のMIS形トランジスタの製造工程図である。
1・・・p形シリコン基板、2・・・素子間分離用の埋
置された酸化シリコン膜、2′・・・素子間分離用の埋
置された絶縁物、3・・・ソース、ドレインとして作用
するn+拡散層、4.4′・・・金属シリサイド層、5
・・・ゲート絶縁膜として作用する薄い酸化シリコン膜
、6.6′・・・側面絶縁膜として作用する晶シリコン
膜、7′・・・(ゲート電極にもなってい金属シリサイ
ド層、15・・・酸化シリコン膜、17・・・n形の多
結晶シリコン膜、17゛・・・n形多結晶シリコン膜1
7を約半分エツチングした多結晶シリコン膜、18・・
・多結晶シリコン膜17′を熱酸化して形成した酸化シ
リコン膜、19・・・極めて薄い酸化シリコン膜、20
・・・窒化シリコン膜、21・・・フォトレジスト特許
出願人  日本電信電話株式会社 代理人 弁理士 玉 蟲 久 五 部 (外2名) 本発明の第1の実施例の半導体装≠製造工程図第ろ図 7′? 6′2

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンタクトホールを介することなく複数個のMI
    S形トランジスタのソース、ドレインおよびゲート電極
    を接続してなる半導体装置において、 前記複数個のMIS形トランジスタのソース、ドレイン
    およびゲート電極間の接続部は、 前記ソース、ドレインおよびゲート電極上の領域に直接
    接触して形成したシリコン膜と、前記シリコン膜上に形
    成した金属膜の多層構造導電体からなる ことを特徴とする半導体装置。
  2. (2)コンタクトホールを介することなく複数個のMI
    S形トランジスタのソース、ドレインおよびゲート電極
    を接続する半導体装置の製造方法において、 前記ソース、ドレインおよびゲート電極上のそれぞれの
    素子領域を露出させる工程と、 前記露出した素子領域上にシリコン膜を形成する工程と
    、 前記素子領域上に形成したシリコン膜の一部の領域を選
    択酸化によりシリコン酸化膜に変質せしめる工程と、 前記素子領域上に形成したシリコン膜の残された領域の
    上に自己整合的に金属膜を形成する工程と を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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