JPS62161746A - 新規トラン系カイラル化合物 - Google Patents
新規トラン系カイラル化合物Info
- Publication number
- JPS62161746A JPS62161746A JP263486A JP263486A JPS62161746A JP S62161746 A JPS62161746 A JP S62161746A JP 263486 A JP263486 A JP 263486A JP 263486 A JP263486 A JP 263486A JP S62161746 A JPS62161746 A JP S62161746A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- compound
- compound shown
- liquid crystal
- nematic liquid
- Prior art date
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- Granted
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- Liquid Crystal Substances (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電気光学的表示材料として有用な新規なトラン
系カイラル化合物に関する。
系カイラル化合物に関する。
現在、TN (Twisted Nematie )型
液晶表示素子のリバース・ドメインの発生を防止するた
めに、通常0.1チ程度のコレステリック液晶あるいは
0.1〜1%程度の光学活性化合物をネマチック液晶組
成物に添加する方法がとられている。
液晶表示素子のリバース・ドメインの発生を防止するた
めに、通常0.1チ程度のコレステリック液晶あるいは
0.1〜1%程度の光学活性化合物をネマチック液晶組
成物に添加する方法がとられている。
最近、ティー・ジェー・シェフ7−(T、J、5ehe
ffer)尋[APPLIED PHYSIC8LET
TER8、45、1021〜1023(1984))に
よって提案されたSBE (Supartwisted
Birefringence Effect )表示素
子は高時分割の性能が特にすぐれておシ、フラットパネ
ルに適している。このSBE表示素子中のネマチック液
晶は光学活性化合物の添加によって180〜270°ツ
イストさせである。このため、できるだけ少量の添加に
よって短いら旋ピッチを達成し得る光学活性化合物が必
要とされている。
ffer)尋[APPLIED PHYSIC8LET
TER8、45、1021〜1023(1984))に
よって提案されたSBE (Supartwisted
Birefringence Effect )表示素
子は高時分割の性能が特にすぐれておシ、フラットパネ
ルに適している。このSBE表示素子中のネマチック液
晶は光学活性化合物の添加によって180〜270°ツ
イストさせである。このため、できるだけ少量の添加に
よって短いら旋ピッチを達成し得る光学活性化合物が必
要とされている。
本発明が解決しようとする問題点は、ネマチック液晶組
成物に少量添加することによって短いら旋ピッチを有す
るカイラルネマチック液晶組成物を調製することができ
る新規な光学活性化合物の提供にある。
成物に少量添加することによって短いら旋ピッチを有す
るカイラルネマチック液晶組成物を調製することができ
る新規な光学活性化合物の提供にある。
本発明は、上記問題点を解決するために、一般式(式中
、Rは炭素原子数1〜20の直鎖状アルキル基を表わし
、R′は1〜5の直鎖状アルキル基を表わす。m及びn
は各々独立的にO又は1を表わし、*は不整炭素原子を
表わす。)で表わされる化合物を提供する。
、Rは炭素原子数1〜20の直鎖状アルキル基を表わし
、R′は1〜5の直鎖状アルキル基を表わす。m及びn
は各々独立的にO又は1を表わし、*は不整炭素原子を
表わす。)で表わされる化合物を提供する。
本発明に係る式(1)の化合物は次の製造方法に従って
、製造することができる。
、製造することができる。
第1段階一式(n)の化合物にハロゲン化剤を反応させ
て式(2)の化合物を製造する。式l)の化合物におい
て好ましいXは塩素原子であり、ハロゲン化剤としては
塩化チオニルを用いれはよい。反応は常圧及び反応混合
物の還流温度で行なう。反応によって生成した混合物か
ら式(9)の化合物を単離する必要はなく、過剰のハロ
ゲン化剤を除去するだけでよい。
て式(2)の化合物を製造する。式l)の化合物におい
て好ましいXは塩素原子であり、ハロゲン化剤としては
塩化チオニルを用いれはよい。反応は常圧及び反応混合
物の還流温度で行なう。反応によって生成した混合物か
ら式(9)の化合物を単離する必要はなく、過剰のハロ
ゲン化剤を除去するだけでよい。
第2段階−第1段階で製造された粗製の式(2)の化合
物と式GV)の化合物を不活性有機溶媒中で反応させる
。不活性有機溶媒としては、例えはジエチルエーテル、
テトラヒドロフ2ン、ベンゼン、ジメチルホルムアミド
等を用いればよい。反応中に遊離したハロゲン化水素を
反応系外に除くために、上記不活性有機溶媒中にピリジ
ン、第3級アミン等のような塩基性物質を含ませること
が望ましい。
物と式GV)の化合物を不活性有機溶媒中で反応させる
。不活性有機溶媒としては、例えはジエチルエーテル、
テトラヒドロフ2ン、ベンゼン、ジメチルホルムアミド
等を用いればよい。反応中に遊離したハロゲン化水素を
反応系外に除くために、上記不活性有機溶媒中にピリジ
ン、第3級アミン等のような塩基性物質を含ませること
が望ましい。
反応は常圧及び室温乃至反応混合物の還流温度範囲の温
度で行なう。反応生成物に対して溶剤抽出、水洗、乾燥
、再結晶等の一連の精製処理を施すことによって、目的
とする式(1)の化合物を単離することができる。
度で行なう。反応生成物に対して溶剤抽出、水洗、乾燥
、再結晶等の一連の精製処理を施すことによって、目的
とする式(1)の化合物を単離することができる。
斯くして製造される式(1)の代表的な化合物の転移温
度及び比旋光度は第1表に示す通シである。
度及び比旋光度は第1表に示す通シである。
本発明に係る式(1)の化合物は電気光学的表示材料と
して通常使用されるネマチック液晶組成物に混合して使
用することができる。式(1)の化合物と混合して使用
することのできる好ましい液晶化合物の代表例としては
、例えば4−置換安息香酸4L置換フエニルエステル、
4−置換シクロヘキサンカルボン[4’−ti換フェニ
ルエステル、4−を換シクロヘキサンカルデン酸4’−
&換ビフェニルエステル、4−(4−te換シクロヘキ
サン力ルゲニルオキシ) 安息香酸4’ −置換フェニ
ルエステル、4−(4−fFrFrクシクロヘキシル息
香酸4′−置換フェニルエステル、4−C4−tt換ク
シクロヘキシル安息香酸4’−置換シクロヘキシルエス
テル、4−flit換4′−1jM換ビフェニル、4−
fW換フェニル−4′−置換シクロヘキサン、4−置換
4′−置換ターフェニル、4−置換ピフェニル4’−f
fi換シクシクロヘキサン−(4−置換フェニル)−5
−f換ピリミジンなどを挙けることができる。
して通常使用されるネマチック液晶組成物に混合して使
用することができる。式(1)の化合物と混合して使用
することのできる好ましい液晶化合物の代表例としては
、例えば4−置換安息香酸4L置換フエニルエステル、
4−置換シクロヘキサンカルボン[4’−ti換フェニ
ルエステル、4−を換シクロヘキサンカルデン酸4’−
&換ビフェニルエステル、4−(4−te換シクロヘキ
サン力ルゲニルオキシ) 安息香酸4’ −置換フェニ
ルエステル、4−(4−fFrFrクシクロヘキシル息
香酸4′−置換フェニルエステル、4−C4−tt換ク
シクロヘキシル安息香酸4’−置換シクロヘキシルエス
テル、4−flit換4′−1jM換ビフェニル、4−
fW換フェニル−4′−置換シクロヘキサン、4−置換
4′−置換ターフェニル、4−置換ピフェニル4’−f
fi換シクシクロヘキサン−(4−置換フェニル)−5
−f換ピリミジンなどを挙けることができる。
第1図はネマチック液晶材料として現在汎用されている
母体液晶(4)に第1表に示した式(1)の化合物(第
1表記載のAI、ム2の化合物)を種々の割合で添加し
て得られる液晶組成物におけるら旋ピッチPの逆数(1
/P)と式(1)の化合物の添加量の関係を示したもの
である。
母体液晶(4)に第1表に示した式(1)の化合物(第
1表記載のAI、ム2の化合物)を種々の割合で添加し
て得られる液晶組成物におけるら旋ピッチPの逆数(1
/P)と式(1)の化合物の添加量の関係を示したもの
である。
尚、母体液晶囚は
24重i:%の
36重量%の
25重量−の
及び
15重量%の
から成るものである。
第1図は、式(1)の化合物を母体ネマチック液晶に少
量添加することによって、1/Pの値が急激に大きくな
ったネマチック液晶組成物、即ち短いら旋ピッチを有す
るカイラルネマチック液晶組成物を調製できることを示
している。
量添加することによって、1/Pの値が急激に大きくな
ったネマチック液晶組成物、即ち短いら旋ピッチを有す
るカイラルネマチック液晶組成物を調製できることを示
している。
また、式(I)の化合物は、カイラルスメクチック結晶
相(Sc”)を有する液晶化合物に添加又は混合するこ
とにより【、強誘電性液晶組成物を調製することができ
る。
相(Sc”)を有する液晶化合物に添加又は混合するこ
とにより【、強誘電性液晶組成物を調製することができ
る。
実施例1
.1it(0,0032モル)に塩化チオニル15cc
を加え、この混合物を還流下で30分間反応させた後過
剰の塩化チオニルを減圧留去した。次に得られ(0,0
032モル)、トルエン30CC及びピリジンlIを加
え、これらを還流下で30分間反応させた。
を加え、この混合物を還流下で30分間反応させた後過
剰の塩化チオニルを減圧留去した。次に得られ(0,0
032モル)、トルエン30CC及びピリジンlIを加
え、これらを還流下で30分間反応させた。
次に反応液を9チ塩酸及び水で洗浄して中性とした後、
この反応液からトルエンを減圧留去した。
この反応液からトルエンを減圧留去した。
得られた反応生成物をエタノールから再結晶させて、下
記化合物0.951I(0,0024モル)を得た。
記化合物0.951I(0,0024モル)を得た。
収率 76% 、(α)、=−101,7゜転移温度
73℃ (C→工)実施例2 実施例1と同様にして下記化合物を得た。
73℃ (C→工)実施例2 実施例1と同様にして下記化合物を得た。
収率 72チ、〔α)、=+44.5゜転移温度
36℃(C−+I) 30℃(工″;:Ch) 〔発明の効果〕 本発明に係る化合物は、一般的なネマチック液晶組成物
に少量添加することによって、短いら旋ピッチを有する
カイラルネマチック液晶組成物をv、tl製することの
できる光学活性化合物である。従って、本発明に係る化
合物は、高時分割性の特に優れたSBE表示素子の製作
に有効である。
36℃(C−+I) 30℃(工″;:Ch) 〔発明の効果〕 本発明に係る化合物は、一般的なネマチック液晶組成物
に少量添加することによって、短いら旋ピッチを有する
カイラルネマチック液晶組成物をv、tl製することの
できる光学活性化合物である。従って、本発明に係る化
合物は、高時分割性の特に優れたSBE表示素子の製作
に有効である。
第1図は、ネマチック液晶材料として現在汎用されてい
る母体液晶囚に本発明化合物(I61. A2)を椎々
の割合で添加して得られる混合液晶におけるら旋ピッチ
Pの逆数(1/P)と添加量の関係を示した図表である
。 代理人 弁理士 高 橋 勝 利 手続補正書 昭和61年2月20日 昭和61年特許願第2634号 2、発明の名称 新規トラン系カイラル化合物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 〒174東京都板橋区坂下三丁目35番58号(288
)犬日本インキ化学工業株式会社代表者 川 村 茂
邦 4、代理人 〒103東京都中央区日本橋三丁目7番20号大日本イ
ンキ化学工業株式会社内 5、補正の対象 以上 i 2 9 4−6
る母体液晶囚に本発明化合物(I61. A2)を椎々
の割合で添加して得られる混合液晶におけるら旋ピッチ
Pの逆数(1/P)と添加量の関係を示した図表である
。 代理人 弁理士 高 橋 勝 利 手続補正書 昭和61年2月20日 昭和61年特許願第2634号 2、発明の名称 新規トラン系カイラル化合物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 〒174東京都板橋区坂下三丁目35番58号(288
)犬日本インキ化学工業株式会社代表者 川 村 茂
邦 4、代理人 〒103東京都中央区日本橋三丁目7番20号大日本イ
ンキ化学工業株式会社内 5、補正の対象 以上 i 2 9 4−6
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素原子数1〜20の直鎖状アルキル基を
表わし、R′は炭素原子数1〜5の直鎖状アルキル基を
表わす。m及びnは各々独立的に0又は1を表わし、*
は不整炭素原子を表わす。) で表わされる化合物。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP263486A JPS62161746A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 新規トラン系カイラル化合物 |
US06/912,474 US4754051A (en) | 1985-09-30 | 1986-09-29 | Optically active tolan derivative |
EP86113427A EP0217354B1 (en) | 1985-09-30 | 1986-09-30 | Novel optically active tolan derivative |
DE8686113427T DE3679956D1 (de) | 1985-09-30 | 1986-09-30 | Optisch aktives tolanderivat. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP263486A JPS62161746A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 新規トラン系カイラル化合物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62161746A true JPS62161746A (ja) | 1987-07-17 |
JPH0552298B2 JPH0552298B2 (ja) | 1993-08-05 |
Family
ID=11534816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP263486A Granted JPS62161746A (ja) | 1985-09-30 | 1986-01-09 | 新規トラン系カイラル化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62161746A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002080413A (ja) * | 2000-09-01 | 2002-03-19 | Seimi Chem Co Ltd | 光学活性アセチレン誘導体化合物、液晶組成物および液晶電気光学素子 |
JP2004176038A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-06-24 | Dainippon Ink & Chem Inc | ヘリカルツイスティングパワーの増大方法、光学活性化合物、それを含有した液晶組成物及び液晶表示素子 |
US6805921B2 (en) | 2001-08-09 | 2004-10-19 | Mitsubishi Gas Chemical Co., Inc. | Optically active compound and nematic liquid crystal composition containing the compound |
-
1986
- 1986-01-09 JP JP263486A patent/JPS62161746A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002080413A (ja) * | 2000-09-01 | 2002-03-19 | Seimi Chem Co Ltd | 光学活性アセチレン誘導体化合物、液晶組成物および液晶電気光学素子 |
US6805921B2 (en) | 2001-08-09 | 2004-10-19 | Mitsubishi Gas Chemical Co., Inc. | Optically active compound and nematic liquid crystal composition containing the compound |
JP2004176038A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-06-24 | Dainippon Ink & Chem Inc | ヘリカルツイスティングパワーの増大方法、光学活性化合物、それを含有した液晶組成物及び液晶表示素子 |
JP4665379B2 (ja) * | 2002-06-28 | 2011-04-06 | Dic株式会社 | ヘリカルツイスティングパワーの増大方法、光学活性化合物、それを含有した液晶組成物及び液晶表示素子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0552298B2 (ja) | 1993-08-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |