JPS62155620A - アナログデジタル変換器 - Google Patents

アナログデジタル変換器

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JPS62155620A
JPS62155620A JP61296471A JP29647186A JPS62155620A JP S62155620 A JPS62155620 A JP S62155620A JP 61296471 A JP61296471 A JP 61296471A JP 29647186 A JP29647186 A JP 29647186A JP S62155620 A JPS62155620 A JP S62155620A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明はアナログ−デジタル(A/D)変換器等の装
置に用いるのに適した電子回路に関する。
〔従来技術とその問題点〕
A/D変換器を設計するにあたって考慮するべき重要事
項は、速度、素子の総数、及び分解能である。フラッシ
ュ変換器(Flash converters)は速度
が最高である。アナログ入力電圧をnビットデジタル出
力コードに変換するために、通常、フラッシュ変換器は
入力電圧を、抵抗分圧器から供給される2″−1個の対
応する基準電圧と比較する2’−1個の入力比較器を有
する。例えば、次のJ、ビーターソンの文献を参照され
たい。
’J、Peterson、  ”A Monolith
ic Video A/DConverter IEE
IE  JSSC,Dec、 1979. pp。
932−937 J フラッシュ変換器の主な欠点は、入力変換器の数が多い
ので素子の総数が多いことである。このようなデバイス
を集積回路の形態で実施するには大きなチップ面積が必
要である。比較器の数を減らすために多くの考案がなさ
れた。例えば、米国特許第4,270,118号及び第
4,386,339号を参照せよ。
これらの考案は、折衷案として通常は変換速度の低下を
伴うものである。
「フォールディング」システム(” folding”
sys tem)は素子数を減らすための有望な技術の
1つである。フォールディングA/D変換器においては
、入力電圧の関数として反復性の丸められた三角形状の
相補的な波形の1以上の対を発生させるように、1組の
入力増幅器が入力電圧と、対応する1組の基準電圧とに
応答する。1群の精比較器が、これらの波形を、出力コ
ードの下位ビットに符号化されるビット列に変換する。
上位ビットは、フォールディング・アレイからの別のチ
ャネルに沿って入力電圧に作用する1群の粗比較器から
結成される。R,ヴアン・デ・ブラソシェ外の次の文献
を参照せよ。
’R,van de Plassche et al、
 ” A lligh−3peed7 Bit A/D
 Converter、 ” IEEIE  JSSC
,Dec、 1979゜pp・938−943  J R,ヴアン・デ・ブリット外の次の文献も参照せよ。
’R,van de Grift et al。
” A Monolithic 8−Bit Vide
o A/DConverter 、 IEEE  JS
SC,June 1984. pp。
374−378 J フォールディング変換器に用いられる比較器の数は、そ
の他の点では該変換器と同等なフラッシュ変換器のそれ
より相当少ないので、フォールディング変換器のための
チップ面積は著しく小さくなっている。フォールディン
グ・システムは比較的に高速であるとともに電力消費が
少ないけれども、分解能の低下を防ぐために、反復性三
角波の頂点を「丸(する」特性を本来的に持っているこ
とを考慮せねばならない。これらの波形の線形部分の利
点を最大限に活用する単純な技術を開発することが極め
て望ましい。
〔発明の摘要〕
本発明の中心的特徴は、パラメータと共に変化する多数
の相補的信号の対の間を補間して、該パラメータを表わ
す別の相補的信号の対を発生させるシステムにある。
更に詳しく述べると、入力回路が実質的に相補的な主信
号の複数の対を供給する。該信号は通常はアナログ入力
電圧に応答して発生され、該信号対のうちの少(とも1
つは、該入力電圧の多値について該入力電圧の関数とし
て、該入力電圧が入力電圧範囲にわたって変化するのに
従って、微弱でない態様で変化する。従って該主信号は
線形(すなわち非デジタル)である。
補間は、選択された数のインピーダンス素子(抵抗器が
望ましい)の2つの列によってなされる。各列中の隣り
合うインピーダンス素子の多対の間、一方の列の一端、
及び他方の列の対応する端に接続点が存在する。該2つ
の列中の同様の位置に存在する接続点はそれぞれ対をな
す。該接続点のうちの一部は入力接続点であり、他は補
間接続点であり、該補間接続点は、各列において2つの
最も離れた入力接続点の間に少くとも1つの補間接続点
が存在するように、入力接続点間に分布している。対応
する入力接続点の多対はそれぞれ主信号の異なる対を受
信する。対応する補間接続点の多対は1対の補間信号を
供給する。
各補間接続点の電圧は、該補間接続点の両側の、2つの
最も近い入力接続点における電圧の補間値である。一方
の列中の各インピーダンス素子は他方の列中の対応する
インピーダンス素子のそれとほぼ等しいインピーダンス
を有する。従って、対応する補間接続点の多対における
補間信号は互いに実質的に相補的である。
この補間システムは広く応用可能であるが、特にフォー
ルディング型のA/D変換器に用いるのに適している。
主信号は、該変換器のフォールディング・アレイから供
給される反復性の丸められた三角波形である。該補間回
路からの出力信号は、補間信号対及び主信号対から成っ
ている。1群の比較器が、各出力信号対の電圧を比較す
ることによって、デジタル・ピント列を発生させる。
電圧差の大きさは、これらの比較においては重要でない
。rゼロ・クロッシングJ  (”zer。
cross ing”)すなわち電圧差の符号のみが重
要である。入力電圧の関数としての波形の変化はゼロ・
クロッシングの近傍では実質的に線形であるので、補間
によれば波形の頂点が丸くなる現象に伴なう困難を回避
することができる。2ないし8のファクターによる補間
は通常は良好な分解能を与える。
速度を低下させず、しかも精度を低下させることもなく
、素子数を減らすことができるという結果となる。
〔実施例〕
第1図は、M+1個の主信号■、。、、I、・・・V8
M及び他のM+1個の主信号VBNO1■BN8、・・
・V BNMの電圧レベルの間を補間する回路を示す。
以下の記述においてこれらの2M+2個の電圧を一括し
て「■Ilj信号と称する場合もある。Mは少くとも1
である。同じ番号の付されている■8信号の多対の信号
は実質的に互いに相補的である。すなわち、各電圧V 
、N、は、対応する電圧vBJの逆極性の電圧である(
jはOからMまでの数である)。
入力回路10は、代表的にはアナログ入力電圧であるパ
ラメータ■1に応答して、相補的な信号対VIO% V
BNO’・・VBM−1、VIINM−1を供給する。
何らかの方法で、回路10は電圧■BM及びVBNMを
も発生させる。これらは他のV、信号とは異なってもよ
い。■、倍信号反復性の変化がある場合には、rコーナ
ー回りの補間」のため、電圧VB(4及びVBNMはそ
れぞれ電圧VIO及びVIINO又はその逆である。
■、倍信号第2図に示されたような電圧特性を有する。
簡単のために、第2図は■、。〜V8Mの波形のみを示
す。■、。波形は太い線で示されている。
V B80〜VB□の波形を■1の関数として示せば、
それぞれV B o−V B Hの波形の逆となる。
■、倍信号■1の関数として互いに分離されている。該
信号は全て、実質上同一の電圧範囲(その大きさは■、
で示されている)にわたって変化する。隣り合う■8信
号の対は電圧V B j −1及びVsJ又はVsN=
−+ 及びV++Hjから成る。■、倍信号番号は、該
各信号対のうちの大きな番号を付された電圧■、J又は
V B N jが小さな番号を付された電圧VB;−1
又はVIls4−+より高い■1値でその両端電圧レベ
ル間を変化するように、付されている。
与えられた■1の値において、隣り合う■8信号のうち
の一方がV、と共に変化している場合には、常に、それ
らの信号間の電圧差はVsより小さい。すなわち、隣り
合う2つの■8信号の変化領域は■1の関数として部分
的に「重なり合うjのである。このように、■、倍信号
全て「線形」信号である。ゼロ・クロッシング点は■8
の最小レベル及び最大レベル間のほぼ中央の電圧V。に
ある。
第2図は■8波形が互いに極めてよく似ていることを示
す。このことは、発明の必須要素ではないが、望ましい
ことである。■、波形が第2図の示すような形状を有す
る場合には、与えられた■1値において隣り合う2つの
■8信号の双方が■1と共に変化している時、該信号間
の電圧差は理想的には約V、/2である。
第1図に戻る。補間回路12は補間信号を発生させるが
、その電圧は、隣り合うV8信号の多対の電圧の間にあ
る。回路12は、N個の補間抵抗器R8% R1、・・
・R,−、の列と、他のN個の補間抵抗器R8゜、RN
I・・・RNN−1の列とから成っている。qをOから
N−1までの整数であるとすると、対応する抵抗器RQ
及びRNqの多対は実質上同一の上杭を有する。
隣り合う抵抗器Rq−1及びRQの多対の間に接続点N
9がある。対応する接続点NNqが同様に隣り合う抵抗
器RNq−、及びRNqの多対の間にある。
また、抵抗器R8及びRNoがそれぞれ配設されている
列の端には対応する接続点N。及びN、ioが存在する
。対応する接続点の対の一部は人力接続点である。残り
は補間接続点である。各列において、2つの最も離れた
入力接続点の間に少くとも1つの補間接続点がある。
上杭列中の入力接続点の対の中において、電圧対■1及
びV B N jが■8信号の順序の中で有するのと同
し相対的位置を占める入力接続点に、対応する入力信号
■8.及びvBNJがそれぞれ供給される。特に、入力
接続点N0及びNN。はそれぞれ電圧VIIO及びvs
soを受ける。K及びLは2からNまでの範囲の整数で
あり、LはKより大きいとすると、第1図は、次の入力
接続点対NX 、NHKは次の対VBI、vEN+を受
け、入力接続点対N4、NNLは対VBM−1% VB
N□1を受けることを示す。
電圧V、、、V、、、は、抵抗器RN−1% RNN−
1カ位置する列の端の端子にそれぞれ供給される。これ
らの端子は、電圧■BM% VINMが他の■8信号と
は異なる場合には、付加的な入力接続点である。
対応する補間接続点の多対は、実質上圧いに相補的な対
応する補間信号の対を供給する。例えば、第1図は、補
間接続点対N、及びNNI、NZ及びN、□、・・・N
K、、I及びNHK−1かに一1個の補間信号対V p
 1及びVDNI 、VDZ及びVDN2、・・・■1
llK−I及びV。NK−1をそれぞれ供給することを
示す。第2図の破線はV DHの代表的波形を示す。
説明の便宜上、VBO〜V B、4− 、及びVBNO
〜VBNM−1の各々の添字’BJは、これらの信号が
抵抗器列を通過した後は、’DJに変更される。
従って、回路12からの出力信号は、N個の信号対vn
o及びvoso〜VDN−1及びVDNN−1から成る
以下の記述において、これらを一括して■、倍信号称す
るときがあるが、そのうちのN−M対は補間信号対であ
り、残りのM対は主信号対である。
各電圧VDNqは電圧VDQの逆転電圧である。
いずれの2つの隣り合う■8信号のゼロ・クロ・ノシン
グにおける入力電圧■1の差も、隣り合う■、倍信号全
ての対について通常は同一である。
列中の抵抗器は、通常、入力接続点(VIM及びVBN
M端子を含む)間に同数ずつ配置される。その結果、■
、のゼロ・クロッシングは■1の関数として等間隔をお
いて離れている。
出力回路14はV、信号を受信し、該信号に作用する。
第1図は、例えば、■。信号がデジタル・コードに変換
されることを示す。
第3図は、マルチプル・フォールディング型の8ピツ)
A/D変換器に上記補間回路を応用した例を示す。この
場合、第1図の入力回路10は入力増幅器アレイ16と
フォールディング・アレイ18とから成っている。第1
図の出力回路14は精比較器の群20と、エンコーダ2
2とから成っている。この変換器は粗比較器の群24も
有する。
第4図はアレイ16.18の詳細を示す。増幅器アレイ
16は、8行8列に排列された64個の入力増幅器A。
−R62を包含する。iをOから63までの整数である
とすると、各増幅器A、は、アナログ入力電圧v1と、
これに対応する基準電圧V Riとの差を増幅して出力
電圧VAiを発生させる。電圧VRO〜V R63は、
低基準電圧VRO及び高基準電圧V R63の間に接続
された63個の等価の抵抗器Roから成る抵抗分圧器か
ら供給される。
第5図は■1の関数としての代表的電圧V A iの概
略形状を示す。信号V A iは、理想的には、破線で
示した三角形である。現実の増幅器の特性に起因して、
電圧VAiは実際には、実線で示した丸味を帯びた形状
となる。
代表的増幅器A、の内部構成を第6図に示す。
電圧■1及びV II iは同一のNPN)ランジツタ
QLt及びQiiのベースにそれぞれ供給され、該トラ
ンジスタのエミッタは相互に接続されるとともに電流源
■、に接続される。QLiのコレクタはNPNカスコー
ドトランジスタツタAffi のエミッタに接続され、
該QcAiのベースは共通のカスコード・バイアス電圧
v、Aを受ける。負荷抵抗器RA。
が高電圧供給源vccとトランジスタQcA、のコレク
タとの間に接続されている。そのコレクタは更に、電圧
V A iを出力するへソファー増幅器AA6の入力に
接続されている。これは重要なことであるが、トランジ
スタQL1及びQ□のコレクタはそれぞれ増幅器A、−
Il及びA、。8のトランジスタQRi−8及びQ L
 i + 8のコレクタに接続されている。
増幅器A、は増幅器A、−8と関連して差動的に働く。
■1が■Riと等しいとき、差動対QL、及びQRiは
平衡し、■ヶ□はゼロ・クロッシングを持つ。
増幅器As−5の差動対Q、、−8及びQRi−8は、
V。
が■RN−8と等しいときに平衡する。トランジスタQ
、−■へのコレクタ結合の故に、VAiはその点にもゼ
ロ・クロッシングを持つ。その結果、Vatは、■、が
V、、、に等しいときに最大電圧となり、■。
がVR,、□より小さいか又はV Ri + 4より大
きいときに最低電圧で一定となる。増幅器A1゜、との
相互作用により、同様にして信号VA、、が制御される
入力増幅器の他の群は、下位の行の増幅器A。
〜A、の信号Vえ。〜VATが代表的信号■。とほぼ同
様の波形を有することを可能にするため該増幅器A。−
R7と所要の相互作用を行なう。また、■1人力範囲の
上端部(すなわちAV1161の近傍)での■、倍信号
うちの幾つかに所要の波形を与えるために、他のVヶ、
型の信号が必要である。当該他の信号は、上位の列の増
幅器A56〜A 63と相互作用する1群の入力増幅器
から供給される。これらの付加的な増幅器ば図示されて
いないが、A、に類似するものである。
フォールディング・アレイ18は中間信号VA。
を16番目毎に電気的に結合させて16個の電圧■、。
〜VB?及びVBNO〜vBN7を発生させる。これら
の信号はそれぞれ16個のバッファー増幅器B o =
 B 7及びB No ” B l(7の出力から供給
されるが、その入力は所望のA8増幅器の出力に選択的
に接続されている。第4図中の丸印は接続点を表わす。
第7図は、■、の関数としての■8信号の一部を示す。
この図でも、VBOを太い線で示す。残りのV、信号は
、図示されたものと同様の形状及び間隔を有する。■A
i信号の頂点が丸くなっているため、第7図の各V、倍
信号、殆んど正弦波と言い得るような反復性の丸められ
た三角形を有する。
■1が■1゜からV Rb3までの入力範囲にわたって
変化するとき、■8信号はその両端レベル間で反復的に
変化する。反復間隔は16Δ■8であるが、ΔVRは抵
抗器R9の両端間の電圧である。
第8図は補間回路12と精比較器20との詳細を示す。
第1図の回路12における信号VBM及びVBNMは第
8図においてはそれぞれ信号V BNO及びVB、)で
ある。2つの抵抗器列は本質的に抵抗器のリングとなっ
ている。このため、■、がVROからVl63まで変化
するとき補間が全■8サイクルにわたって行なわれ得る
こととなる。
参照符R1が付されている抵抗器は全て同一の値を有す
る。隣り合う入力接続点の多対の間に4つの抵抗器R1
が存在する。従って、回路12は隣り合うV8信号の対
の間を4のファクターで補間して64個の電圧v0゜〜
V (13I及びV(IH0〜VDN3+を発生させる
比較器の群20は32個のマスタースレーブ・フリップ
フロップC8−C31から成っている。各比較器Cqは
相補的信号■。Q及びVDNqを比較してデジタル・ビ
ットDqを発生させる。電圧V。9及び■、N、、lの
大きさは重要ではなく、ゼロ・クロッシングがあるが否
か、すなわち、それらの差が正か負か、が重要である。
ビットDqは、V+19がV D Nqより大きいか又
はその逆の場合に(例えば)論理「1」である。
補間の例が第9図に示されている。この図は、補間電圧
V D S 〜V D 7が入力電圧Vll/VD4及
びV 112/ V oaO間に等間隔に存在すること
を示している。相補的対VB+及びVIIN+は、■1
がVRIに等しいときにゼロ・クロッシングを持つ。V
l2及びV BN2の対は■3□においてゼロ・クロッ
シングを持つ。例えば第9図の線26で表わされている
ようにVlがVRIと■1□との間の値を有するとき何
が起るかを考察する。比較器20はピッ)D4、D5、
D6、D7及びD8を’0OIIIJとして供給する。
補間信号に由来するビット、すなわちこの例では中間の
3ビツトrO11」、は、VB信号のみから実現可能な
それよりも一層微細なデジタル変換を可能にする。
入力電圧■、の精密な表現を与える補間の能力は、ゼロ
・クロッシング電圧■。の近傍における補間信号の勾配
によって決定される。■8信号はVoO付近では実質上
線形に変化する。すなわち、それらの勾配はV。の近傍
ではV、の関数としてほぼ一定である。また■8信号は
Voの近傍では実質上同一の勾配を有する。隣り合うV
B信号はVlの関数として相互に部分的に重なり合うか
ら、Voの近傍において補間信号は実質上線形に変化す
るとともに、はぼ同一の勾配を存する。
■、倍信号主信号及び補間信号の双方を含む)はその両
極の電圧レベルの近傍では非線形に変化する。しかし、
比較器20にとってはゼロ・クロッシングのみが重要で
ある。その中で補間信号が実質上同一の一定の勾配を有
する充分に広い領域がV。の周りに存在するならば、比
較器20は精密な分解能を与える。非線形領域は精度に
著しい影響を与えない。■、倍信号互いに重なり合う程
度を適当に選べば、回路12.200組み合わせは、過
度に多くのVB信号を要することなく高精度を与える。
最小補間ファクターは2である。代表的パラメータに関
しては、8のファクターでの補間は通常は良好な分解能
をもたらす。
第3図に戻る。エンコーダ22は、32ビツトD0〜D
31の列をデジタル出力コードの下位5桁のビットMS
B−3〜MSB7に符号化する。
エンコーダ22は、通常の方法で該ビット列に作用する
適当にプログラムされた読出し専用メモリーである。
粗比較器24は、実質上相補的な他の信号28の3つの
対に応答してデジタル出口コードの上位3桁のビンl−
MSB−MSB−2をそれぞれ与える3つのマスタース
レーブ・フリップフロップから成っている。当該A/D
変換器は■、倍信号ほぼ同様に信号28を発生させる。
便宜上、第3図はフォールディング・アレイ18が信号
28を供給することを示している。第4図を参照すると
、選択されたA、出力に入力が接続されている対応する
バッファー増幅器30から電圧28が供給される。しか
し、信号28の波形は■8信号の反復性のフォールディ
ング形状ではない。
比較器24の1つは、(a)電圧VAO1VA4、VA
ll・・・■Az11及び■、、2を組み合わせること
によって形成される信号を(b)電圧VA40 % V
A44、・・・VA6゜を組み合わせることによって形
成される相補的信号と比較することによって、最上位の
ビットMSBを供給する。他の1つは、(a)電圧VA
O1V g 4 % V 4 B、VAI2 、VAl
& 、VA40、■A44及びvA48を組合わせるこ
とによって形成される信号を(b)この信号の補数と比
較して上位第2桁のビットMSB−1を発生させる。r
コーナー周り」の連続性を得るために、図示されていな
い付加的な入力増幅器の幾つかからの電圧も、MSB及
びMSB−1比較器への入力信号に組み合わされる。比
較器24の最後のものは同様にしてMSB−2を発生さ
せる。
本発明の様々の素子を製造する方法は半導体技術の分野
では周知されている。該A/D変換器は、半導体ウェー
ファーの活性領域を分離するために酸化物絶縁手段を用
いてモノリシック集積回路の形態に製作するのが好まし
い。
このA/D変換器は、他の点で同等な8ビツトフラツシ
ユ変換器より著しく小さなチップ面積を占める。回路1
2.18及び20はフラッシュ変換器の符号化回路と同
じ面積を占めるが、比較器のトランジスタの数は各増幅
器A、のそれの数倍である。従って、チップ面積は代表
的には約1/3に減少する。本変換器は、入力キャパシ
タンスが低く且つ電力消費が少ない。
特定の実施例を参照して本発明を記述したが、この記述
は単に例示を目的とするものであって、特許請求の範囲
に記載された本発明の範囲を制限するものではない。例
えば、入力増幅器は4行16列又はこの逆に配列するこ
ともできる。このように、特許請求の範囲に記載された
発明の範囲内で当業者は様々な変更、修正、応用をなす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による補間システムの実施例の回路図で
ある。第2図は第1図のシステムによって補間され得る
信号のグラフである。 第3図は第1図の補間システムを用いるフォールディン
グA/D変換器の概略ブロック図である。 第4図は第3図の入力回路の回路図である。第5図は第
4図の代表的入力増幅器の出力電圧を示すグラフである
。第6図はこの増幅器の回路図である。 第7図は第8図のシステムによって補間された信号のグ
ラフである。第8図は第3図の補間/出力回路の回路図
である。第9図は補間信号のグラフである。 同−若しくは極めてよく似たものを表わすために図面及
び実施例の説明の中で同一の参照符を用いた。 図中符号 10・・・入力回路 12・・・補間回路14・・・出
力回路 16・・・入力増幅器アレイ 18・・・フォールディング・アレイ 20・・・精比較器の群 22・・・エンコーダ24・
・・粗比較器の群 ■8 ・・・主信号 R・・・抵抗器(インピーダンス素子)N・・・接続点

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質上相補的な主信号の多数の対を供給するため
    の入力手段を有する電子回路であって、選択された数の
    インピーダンス素子の2つの列から成る補間手段を備え
    ており、各列中の隣り合うインピーダンス素子の各対の
    間、一方の列の一端、及び他方の列の対応する端に接続
    点が存在し、該列に沿う同様の位置に存在する接続点の
    対は、対応する入力接続点の対と、対応する補間接続点
    の対とから成り、いずれの列においても、2つの最も離
    れた入力接続点の間に少くとも1つの補間接続点が存在
    しており、対応する入力接続点の各対はそれぞれ該主信
    号の異なる対を受信しており、補間接続点の各対は補間
    信号の対を供給することを特徴とする電子回路。
  2. (2)一方の列の中の各インピーダンス素子は、他方の
    列において同様の位置を占めるインピーダンス素子のそ
    れとほぼ同一のインピーダンスを有し、補間信号の各対
    は互いに実質的に相補的であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の回路。
  3. (3)各インピーダンス素子は抵抗器であることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の回路。
  4. (4)各列の前記の端は該2つの列のうちの1つの他端
    に接続されていることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項記載の回路。
  5. (5)各列において、隣り合う入力接続点の各対は同数
    のインピーダンス素子により隔てられていることを特徴
    とする特許請求の範囲第4項記載の回路。
  6. (6)インピーダンス素子の数は主信号の数の2倍以上
    であり、各列において少くとも1つの補間接続点が隣り
    合う入力接続点の各対の間に存在することを特徴とする
    特許請求の範囲第2項記載の回路。
  7. (7)各列において隣り合う入力接続点の各対は同数の
    インピーダンス素子によって隔てられていることを特徴
    とする特許請求の範囲第6項記載の回路。
  8. (8)各列において隣り合う入力接続点の各対を隔てる
    インピーダンス素子の数は2ないし8の範囲内にあるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の回路。
  9. (9)各インピーダンス素子は抵抗器であることを特徴
    とする特許請求の範囲第8項記載の回路。
  10. (10)主信号はアナログ入力電圧に応答して発生され
    、主信号の少くとも1つの対は、該入力電圧の各値につ
    いて該入力電圧の関数として、該入力電圧が入力電圧範
    囲にわたって変化するのに従って、微弱でない態様で変
    化することを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の回
    路。
  11. (11)主信号及び補間信号は全て実質的に同一の信号
    電圧範囲にわたって変化することを特徴とする特許請求
    の範囲第10項記載の回路。
  12. (12)各列において、入力電圧の与えられた値におい
    て、隣り合う入力接続点におけるいずれの2つの主信号
    間の電圧差も、その2つの信号のうちの少くとも1つが
    前記の与えられた値における該入力電圧と共に変化して
    いる時、該信号電圧範囲の大きさVsより小さいことを
    特徴とする特許請求の範囲第11項記載の回路。
  13. (13)前記の電圧差は、該2つの信号が共に、該与え
    られた値における入力電圧と共に変化する時、最適には
    Vs/2であることを特徴とする特許請求の範囲第12
    項記載の回路。
  14. (14)各インピーダンス素子は抵抗器であることを特
    徴とする特許請求の範囲第13項記載の回路。
  15. (15)主信号及び補間信号をデジタル・コードに変換
    するための出力手段を備えたことを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載の回路。
  16. (16)該出力手段は1群の比較器から成り、その各々
    は、対応する主信号及び補間信号の対のうちのそれぞれ
    異なる1つに応答してデジタル・ビットを供給すること
    を特徴とする特許請求の範囲第15項記載の回路。
  17. (17)該入力手段は、:入力電圧範囲にわたって離散
    した複数の基準電圧を供給するための手段と;該入力電
    圧範囲にわたって変化する入力電圧に応答して、それぞ
    れ該基準電圧に対応するとともに該入力電圧を累積的に
    表わす複数の中間電圧を発生させるための手段とを備え
    、該入力電圧の関数としての各中間電圧の波形は、丸め
    られた三角形であり、その極値は該入力電圧が対応する
    基準電圧と僅かに異なる時に生じ;更に、該中間電圧の
    うちの選択されたものを組み合わせて該主信号を発生さ
    せるための手段を備えていることを特徴とする特許請求
    の範囲第15項記載の回路。
  18. (18)入力電圧範囲にわたって変化するアナログ入力
    電圧を、1組の上位ビットと1組の下位ビットとから成
    るデジタル・コードに変換するための電子回路であって
    、該上位ビットを供給するための手段と;該入力電圧範
    囲にわたって離散した複数の基準電圧を供給するための
    手段と;該入力電圧及び該基準電圧に応答して、実質的
    に相補的な主信号の対を発生させるための手段とを備え
    ており、該入力電圧の関数としての各主信号の電圧波形
    は、反復する丸められた三角形であり;更に、該主信号
    に作用して該下位ビットを発生させるための手段を備え
    ており、前記の主信号の対を発生させるための手段は、
    それぞれ該基準電圧に対応するとともに該入力電圧を累
    積的に表わす複数の中間電圧を発生させるための手段を
    備えており、該入力電圧の関数としての各中間電圧の波
    形は丸められた三角形であり、その極値は該入力電圧が
    対応する基準電圧と僅かに異なる時に生じ;更に、該中
    間信号のうちの選択されたものを組み合わせて該主信号
    を発生させるための手段を備えており;前記の上位ビッ
    トを供給するための手段は、該中間電圧のうちの選択さ
    れたものを組み合わせて実質的に相補的な他の信号の対
    を発生させるための手段と;それぞれ該他の信号の対応
    する対の信号を比較することによって該上位ビットの1
    つを供給する1群の粗比較器とを備えたことを特徴とす
    る電子回路。
  19. (19)前記の主信号に作用する手段は、選択された数
    のインピーダンス素子の2つの列から成る補間手段を備
    えており、各列の隣り合うインピーダンス素子の各対の
    間、一方の列の一端、及び他方の列の対応する端に接続
    点が存在し、該列中の同様の位置に存在する接続点の対
    は、対応する入力接続点の対と、対応する補間接続点の
    対とから成っており、各列において該補間接続点のうち
    の少くとも1つは、2つの最も離れた入力接続点の間に
    存在しており、対応する入力接続点の各対はそれぞれ主
    信号の対のうちの異なる1つを受信しており、補間接続
    点の各対は実質的に相補的な補間信号の対を供給し、 前記の主信号に作用する手段は更に、該主信号及び該補
    間信号を該下位ビットに変換するための手段を備えてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第18項記載の回路
  20. (20)前記の変換手段は、 それぞれ該主信号及び補間信号の異なる対の信号を比較
    することによりデジタル出力信号を供給する1群の精比
    較器と、 該デジタル信号を符号化して該下位ビットを発生させる
    ための手段とを備えていることを特徴とする特許請求の
    範囲第19項記載の回路。
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