JPS62154336A

JPS62154336A - 光学式情報記録再生装置の光学ヘツド

Info

Publication number: JPS62154336A
Application number: JP60296380A
Authority: JP
Inventors: Akira Hashimoto; 昭橋本; Kenjiro Kime; 健治朗木目; Yushi Matsuno; 雄史松野; Toshiya Matoba; 的場　俊哉
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1985-12-27
Filing date: 1985-12-27
Publication date: 1987-07-09
Anticipated expiration: 2012-04-23
Also published as: JP2602496B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は記録媒体上のデータトラックに記録された情報
の読取り、または記録媒体上への光学的な情報記録の少
なくともいずれか一方の機能を有する光学式情報記録再
生装置の光学ヘッド、持に光学ヘットの取付は構造及び
構成に関するものである。

［従来の技術］従来、この種の光学ヘットとしては例えば光学式ビデオ
ディスクプレーヤ、コンパクトディスクプレーヤ装置等
に１史用されているものが知られており、これらの光学
ヘッドには、光源となる半導体レーザから出射された拡
散光を平行光に変換するコリメートリンス゛が用いられ
ていた。

［発明が解決しようとする問題点１前述した従来におけるコリメートレンズはそれ自体構成
が複雑でおり、また光学ヘッドに取付ける時の正しい位
置決め及び調整機構が大型化し、あるいは複雑な調節構
造を取らなければならないという問題があった。

本発明は上記従来の課題に鑑み為されたものであり、そ
の目的は、簡単な構造で正確な光スポットを光記録媒体
上に集光するとともに、この光スポットを媒体からの反
射光を受光して常時監視し、また前記光スポットの位置
合せを容易に行うことができる改良された光学ヘッドを
提供することにある。

［問題点を解決するための手段１上記目的を達成するために、本発明は、従来のコリメー
トレンズの拡散光を平行光に変換するとともにこの平行
光を記録媒体中に光スポットとして集光する集光作用の
両者を光プリズム及び対物レンズの組合せによって行い
、かつ光スポットの位置合”ヒを容易に達成可能な小型
かつ構造の簡単な光学ヘッドを得たことを特徴とし、こ
のために、本発明においては、対物レンズ及び光スポツ
ト位置合せを行うアクチュエータ部と、光スポットのチ
ェックを行うための反射作用を行うハーフプリズムとこ
のハーフプリズムから１ｑられた反射光を拡大して非点
収差を生じさせるセンサーレンズと、センサレンズ出力
を受光する光検知器とを共通のヘッドベースに組込み、
これによって、各部の位置合せを正しく行うとともに、
位置ずれのない高精度の光学系を得たことを可能とする
。

［作用］本発明によれば、対物レンズを含むアクチュエータ部と
、非点収差を用いた光スポットの検出部は共通のヘッド
ベース上に組立てられ、各要素間の位置ずれが生じるこ
となく、ヘッドベース全体を単一のユニットとして扱う
ことが可能となり、特に調整の簡単な光学ヘッドを得る
ことが可能となる。

［実施例］以下、本発明による光学ヘッドの実施例を第１図ないし
第４図を用いて説明する。第２図において、（１）はレ
ーザ光を発する半導体レーザ、（２）はレーザ光を複数
に分割する回折格子、（３）はハーフプリズム、（４）
は半導体レーザから発けられたレーザ光を集光する対物
レンズ、（５）は凹レンズの作用とシリンダレンズの作
用を兼ね備えたセンサーレンズ、（６）は光検知器、（
７）は回折格子（２）を光軸を中心に矢印六方向に回動
自在に保持する回折格子ホルダ、（８）は回折格子ホル
ダ（７）を回動するための偏芯ピン、（９）はセンサー
レンズ（５）を光軸方向に摺動自在に保持するセンサー
レンズホルダ、（１００）は対物レンズ（４）を光軸方
向（Ｂ）トラックと直交方向（Ｃ）に変位させる対物レ
ンズ移動機構（以下アクチュエータと略す）である。

このような構成において、半導体レーザ゛（１）から出
射したレーザ光（図示せず）は、回折格子（２）により
複数の光ビームに回折される。回折された光のうち少く
とも０次光と±１次光はハーフプリズム（３）を通過し
て対物レンズ（４）に入射し、ディスク（図示せず）上
に光スポットを形成する。ディスクにより反射された光
は、入射光とは逆行して対物レンズ（４）を通過し、ハ
ーフプリズム（３）によって直角方向に反射される。

反射光は、センサーレンズ（５）を経て光検知器（６）
により受光される。ここで、光検知器（６）は、ディス
ク上の情報を検出すると同時に、ディスクと対物レンズ
（４）との間の距離と、ディスク上の図示していないト
ラックと光スポットのずれ量を検出し、それぞれの検出
部に応じて対物レンズ（４）を矢印Ｂの光軸方向と、ト
ラックとはば直交する矢印Ｃの方向にアクチュエータ（
１００）により可動する。

、以上のような装置を実現するための具体的構成例を第
１，３図ないし第４図に示す。

各図において、（１０）はヘッドベース、（１１）は半
導体レーザ（１）をヘッドベース（１０）に固定するた
めのＬＤ押え仮、（１２ａ）、（１２ｂ）はＬＤ固定ネ
ジ、（１３）は回折格子ホルダ（７）をヘッドベース（
１０）に押し付けるための格子バネ、（１４ａ）、（１
４ｂ）は回折格子ホルダ（７）と帽子バネ（１３）の間
に介在し、回折格子ホルダ（７）の矢印へ方向への回動
がスムーズに行われるようにするための格子スペーサ、
（１５）は光検知器（６）を保持する検知器基板、（１
６）は光検知器（６）を保冷する検知器カバー、（１７
ａ）、（１７ｂ）は検知器基板（１５）、検知器カバー
（１６）をヘッドベース（１０）に固定するための検知
器固定ネジ、（１８）はアクチュエータ（１００）を保
護するアクチュエータカバー、（１０１）は対物レンズ
（４）を支持ピン（１１２＞に対して偏芯して取付（プ
ているアクチュエータホルダ、（１０２）はアクチュエ
ータホルダ下部に巻装されている焦点１制御用コイル、
（１０３ａ）、（１０３ｂ）はアクチュエータホルダの
上部両端に設けられたトラック制御用コイル、（１０４
＞は焦点；ｂ＋Ｉ　ｉａｒ＋用永久磁石、（１０５）は
焦点制御用永久磁石を保持するＡＦＥＩ−り、（１０６
ａ）、（１０６ｂ）は１〜ラック制御併用久磁石、（１
０７ａ）。

（１０７ｂ）はトラック制御用永久磁石の背面に固定的
に設けられたハックヨーク、（１０８ａ）。

（１０８ｂ）はトラック制御用永久磁石を保持覆る基台
、（１０９ａ）、＜１０９ｂ）。

（１０９ｃ）、（１０９ｄ）は基台（１０８ａ）。

（１０８ｂ）をヘッドベース（１０）に固定するための
固定ネジ、（１１０）は可動部であるアクチュエータホ
ルダ（１０１）と固定部であるヘッドベース（１０）を
弾性的に支持する支持ゴム、（１１１ａ）、（１１１ｂ
＞はヘッドベース（１０）に固定的に立設された支持ゴ
ム固定ピン。

（１１２＞はＡＦヨーク（１０５）に圧入されかつヘッ
ドベース（１０）に圧入された支持ピン。

（１１３）はアクチュエータホルダ（１０１）とＡＦヨ
ーク（１０５）の衝突を緩げるストッパーである。

（１９ａ）、（１９ｂ＞はヘッドベース（１０）に固定
的に圧入された軸受けであり、これは光学ヘッドを光学
式情報記録再生装置に組込む際に基準とへものであり、
かつ光学ヘッドを前記装置中で移動させる場合のスライ
ド部を構成する機構部品となるものである。また本光学
ヘッドには、ヘッドベース（１０）Ｇこ前記装置に組込
む際に基準・どなる位置決めの穴（２０ａ＞、（２０ｂ
）と基準面（２１ａ）、（２１ｂ）、（２１ｃ）が設け
られており、基準面（２１ａ）、（２１ｂ）。

（２１ｃ）には光学ヘッドを前記装置に組込む際に固定
に使用する組込みネジ穴（２２ａ＞。

（２２ｂ）、（２２ｃ）が設けられている。

ざらに本光学ヘッドのヘッドベース（１０）にはハーフ
プリズム（３）によって生じる迷光を低減するために、
ハーフプリズム（３）の背面部に光を逃がすための除光
穴（２３）が設けられている。又、この除光穴（２３）
より光学ヘッド内部にほこりが侵入しないように黒色の
反剣防山テープ（２４）がヘッドベース（２３）に貼ら
れている。

以上のように、本発明によれば、対物レンズ（４）をア
クチュエータ部（１００）、ハーフプリズム（３）、セ
ンサーレンズ（５）及び光検知器（６）はいずれも単一
のヘッドベース（１０）に共通に組立てられており、各
要素間の位差すれその他は全く生じる余地がなく、組立
てか簡単でかつ位置合せが容易であり、ヘッドベース（
１０）を全体的に移動することによって光学系を単一の
ユニットとして取扱うことができる利点を有する。

更に、本発明によれば、光学ヘッドのヘッドベースに、
光学式情報記録再生装置に組込む際に基準穴と前記装置
中で光学ヘッドを移動させる場合のスライド部を構成す
る軸受は部を兼用した軸受けを設ＣＣおり、更にヘラ１
−ベース上に前記装置に組込む際に取付は基準にな位置
決め穴と基準面及び組込みネジ穴が設けられているので
、光ヘッドを光学式情報記録再生装置に組込む際の自由
度が大きなしのになっている。

また、本発明の別の目的とするところは、光学ヘット内
のハーフプリズムによって生じる迷光を低減するための
除光穴がヘッドベース内に設けられていることである。

この除光穴を設けることによって迷光によって生じる光
学的なノイズを除光でき再生性能の安定した光学ヘッド
を得るところにある。

［発明の効果コ以上説明したように、本発明によれば、共通のヘッドベ
ースに各光学要素を組付けることによって、光学ヘッド
を単一のユニットとして取り扱うことができ、各部の位
置その他の調整を極めて容易に行うことができ、簡単な
構成でありながら、組立て調整が容易なかつ小型の光学
ヘッドを得ることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は第３図のＩ−Ｉに沿う断面図であって本発明の
実施例を示す断面図、第２図は本発明による光学式情報
記録再生装置の概略構成図、第３図は第２図のヘッド部
の臭体的構成例を示す平面図、第４図は第３図のＩＶ　
−ＩＶに沿う断面図である。図において、（１）は半導体レーザ、（２）は回折格子
、（３）ハーフプリズム、（４）は対物レンズ、（５）
はセンサーレンズ、（６）は光検知器、（１００）はア
クチュエータ、（１０）へットベース、（１９ａ＞、（
１９ｂ）は軸受け、（２０ａ＞、（２０ｂ）は位置決め
穴、（２１ａ）、（２１ｂ＞、（２１ｃ）は基準面、（
２２ａ＞。（２２ｂ）、（２２ｃ）は組込みネジ穴、（２３＞は除
光穴、（２４＞は反射防止テープである。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）光源からの光を複数に分割した後の特定の光を光
記録媒体上に集光する対物レンズ及びこの対物レンズを
少なくとも光軸方向またはトラック直交方向のいずれか
に移動させる駆動機構を備えたアクチュエータ部と、前
記光記録媒体からの反射光を反射分離するハーフプリズ
ムと、該光記録媒体からの反射光を拡大し非点収差を生
じさせるセンサーレンズと、センサーレンズ出射光を受
光する光検知器とを、共通のヘッドベースに組込んだこ
とを特徴とする光学式情報記録再生装置の光学ヘッド。
（２）前記ヘッドベースには、光学ヘッドを光学式情報
記録再生装置に組込む際に基準となり、かつ、前記装置
内における光学ヘッドの送り機構の一部となる軸受部を
兼ねた軸受と、取付けの基準となる位置決め穴、基準面
及び前記装置に光学ヘッドを固定する際に用いるネジ穴
が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載の光学式情報記録再生装置の光学ヘッド。
（３）前記ハーフプリズムは、前記ヘッドベースに固定
的に取付けられており、前記ヘッドベースには、前記ハ
ーフプリズムの反射面の背部に迷光除去用の除光穴が設
けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項及
び第２項記載の光学式情報記録再生装置の光学ヘッド。
（４）前記ハーフプリズムの反射面の背部に設けられて
いる除光穴は、前記ヘッドベース外部から反射防止テー
プによって密閉されていることを特徴とする特許請求の
範囲第３項記載の光学式情報記録再生装置の光学ヘッド
。