JP2602496B2 - 光学式情報記録再生装置の光学ヘツド - Google Patents
光学式情報記録再生装置の光学ヘツドInfo
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- JP2602496B2 JP2602496B2 JP60296380A JP29638085A JP2602496B2 JP 2602496 B2 JP2602496 B2 JP 2602496B2 JP 60296380 A JP60296380 A JP 60296380A JP 29638085 A JP29638085 A JP 29638085A JP 2602496 B2 JP2602496 B2 JP 2602496B2
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- optical
- head
- optical head
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は記録媒体上のデータトラックに記録された情
報の読み取り、または記録媒体上への光学的な情報記録
の少なくともいずれか一方の機能を有する光学式情報記
録再生装置の光学ヘッド、特に光学ヘッドの取付け構造
及び構成に関するものである。
報の読み取り、または記録媒体上への光学的な情報記録
の少なくともいずれか一方の機能を有する光学式情報記
録再生装置の光学ヘッド、特に光学ヘッドの取付け構造
及び構成に関するものである。
［従来の技術］ 従来、この種の光学ヘッドとしては例えば光学式ビデ
オディスクプレーヤ、コンパクトディスクプレーヤ装置
等に使用されているものが知られており、これらの光学
ヘッドには、装置に組み込む際に取り付けの基準となる
基準面及び固定用のネジ穴が設けられていた。
オディスクプレーヤ、コンパクトディスクプレーヤ装置
等に使用されているものが知られており、これらの光学
ヘッドには、装置に組み込む際に取り付けの基準となる
基準面及び固定用のネジ穴が設けられていた。
［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、従来の光学ヘッドには光学式情報記録
再生装置に組み込む際に基準となる部分が一つしか設け
られておらず、装置に組み込む際の自由度が小さかっ
た。また、光学ヘッド中に固定的に設けられているハー
フプリズムによって迷光が生じ、光学的な特性が劣化す
る問題もあった。
再生装置に組み込む際に基準となる部分が一つしか設け
られておらず、装置に組み込む際の自由度が小さかっ
た。また、光学ヘッド中に固定的に設けられているハー
フプリズムによって迷光が生じ、光学的な特性が劣化す
る問題もあった。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、
その目的は、光学的情報記録再生装置に光学ヘッドを組
み込む際の自由度を大きくすることにある。また、ハー
フプリズムにより生じる迷光を低減して良好な特性の光
学ヘッドを提供することにある。
その目的は、光学的情報記録再生装置に光学ヘッドを組
み込む際の自由度を大きくすることにある。また、ハー
フプリズムにより生じる迷光を低減して良好な特性の光
学ヘッドを提供することにある。
［問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明は、光源からの光
ビームを光記録媒体上のトラックに集光する対物レンズ
と、前記光記録媒体からの反射ビームを受光する光検知
器と、前記トラックに対する集光スポットの焦点ずれ及
びトラックずれを検知するためのセンサー光学部と、該
検知された焦点ずれ及びトラックずれ量に応じて前記対
物レンズを駆動するアクチュエータ手段とを共通のヘッ
ドベースに組み込んだ光学式情報記録再生装置の光学ヘ
ッドにおいて、前記ヘッドベースには、前記光学ヘッド
の送り機構の一部をなす軸受と、前記ヘッドベースに組
み込まれた前記対物レンズをはさむように複数個設けら
れ前記光学ヘッドに対する駆動部の位置を規定する位置
決め部と、前記ヘッドベースに組み込まれた前記対物レ
ンズをはさむように複数個設けられ前記光学ヘッドに対
する駆動部の高さを規定する基準面と、前記位置決め部
及び基準面で規定された位置及び高さを維持しつつ前記
軸受に貫通する軸に沿って移動可能な前記光学ヘッドに
駆動部を組み込むためのネジ穴とが設けられることを特
徴とする。また、前記ヘッドベースには、前記光源から
の光ビームと前記光記録媒体からの反射ビームとを分光
するハーフプリズムと、該ハーフプリズムの反射面背部
に迷光除去用の除去穴とが設けられている。
ビームを光記録媒体上のトラックに集光する対物レンズ
と、前記光記録媒体からの反射ビームを受光する光検知
器と、前記トラックに対する集光スポットの焦点ずれ及
びトラックずれを検知するためのセンサー光学部と、該
検知された焦点ずれ及びトラックずれ量に応じて前記対
物レンズを駆動するアクチュエータ手段とを共通のヘッ
ドベースに組み込んだ光学式情報記録再生装置の光学ヘ
ッドにおいて、前記ヘッドベースには、前記光学ヘッド
の送り機構の一部をなす軸受と、前記ヘッドベースに組
み込まれた前記対物レンズをはさむように複数個設けら
れ前記光学ヘッドに対する駆動部の位置を規定する位置
決め部と、前記ヘッドベースに組み込まれた前記対物レ
ンズをはさむように複数個設けられ前記光学ヘッドに対
する駆動部の高さを規定する基準面と、前記位置決め部
及び基準面で規定された位置及び高さを維持しつつ前記
軸受に貫通する軸に沿って移動可能な前記光学ヘッドに
駆動部を組み込むためのネジ穴とが設けられることを特
徴とする。また、前記ヘッドベースには、前記光源から
の光ビームと前記光記録媒体からの反射ビームとを分光
するハーフプリズムと、該ハーフプリズムの反射面背部
に迷光除去用の除去穴とが設けられている。
［作用］ 本発明によれば、ヘッドベースに位置決め部、基準面
及びネジ穴を設けることで光学ヘッドに対する駆動部の
位置決めが容易となり、光学式情報記録再生装置に組み
込む際の自由度を大きくし、種々の装置に適合できる汎
用性の高い光学ヘッドを提供でき、かつハーフプリズム
による迷光が低減できる。また、アクチュエータ手段と
光検知器を含む光学部品を共通のベース上に組み立てら
れ、各要素間の位置ずれが低減でき、位置精度が高く位
置ずれによる特性の劣化が少ない良好な特性の光学ヘッ
ドを得ることができる。
及びネジ穴を設けることで光学ヘッドに対する駆動部の
位置決めが容易となり、光学式情報記録再生装置に組み
込む際の自由度を大きくし、種々の装置に適合できる汎
用性の高い光学ヘッドを提供でき、かつハーフプリズム
による迷光が低減できる。また、アクチュエータ手段と
光検知器を含む光学部品を共通のベース上に組み立てら
れ、各要素間の位置ずれが低減でき、位置精度が高く位
置ずれによる特性の劣化が少ない良好な特性の光学ヘッ
ドを得ることができる。
［実施例］ 以下、図面に基づき本発明による光学ヘッドの実施例
を説明する。
を説明する。
第２図において、（１）はレーザ光を発する半導体レ
ーザ、（２）はレーザ光を複数に分割する回折格子、
（３）はハーフプリズム、（４）は半導体レーザから発
せられたレーザ光を集光する対物レンズ、（５）は凹レ
ンズの作用とシリンダレンズの作用を兼ね備えたセンサ
ーレンズ、（６）は光検知器、（７）は回折格子（２）
を光軸を中心に矢印Ａ方向に回動自在に保持する回折格
子ホルダ、（８）は回折格子ホルダ（７）を回動するた
めの偏芯ピン、（９）はセンサーレンズ（５）を光軸方
向に摺動自在に保持するセンサーレンズホルダ、（10
0）は対物レンズ（４）を光軸方向（Ｂ）と直交方向
（Ｃ）に変位させる対物レンズ駆動機構（以下アクチュ
エータと略す）である。
ーザ、（２）はレーザ光を複数に分割する回折格子、
（３）はハーフプリズム、（４）は半導体レーザから発
せられたレーザ光を集光する対物レンズ、（５）は凹レ
ンズの作用とシリンダレンズの作用を兼ね備えたセンサ
ーレンズ、（６）は光検知器、（７）は回折格子（２）
を光軸を中心に矢印Ａ方向に回動自在に保持する回折格
子ホルダ、（８）は回折格子ホルダ（７）を回動するた
めの偏芯ピン、（９）はセンサーレンズ（５）を光軸方
向に摺動自在に保持するセンサーレンズホルダ、（10
0）は対物レンズ（４）を光軸方向（Ｂ）と直交方向
（Ｃ）に変位させる対物レンズ駆動機構（以下アクチュ
エータと略す）である。
このような構成において、半導体レーザ（１）から出
射したレーザ光（図示せず）は、回折格子（２）により
複数の光ビームに回折される。回折された光のうち少な
くとも０次光と±１次光はハーフプリズム（３）を通過
して対物レンズ（４）に入射し、ディスク（図示せず）
上に光スポットを形成する。ディスクにより反射された
光は、入射光とは逆行して対物レンズ（４）を通過し、
ハーフプリズム（３）により直角方向に反射される。反
射光は、センサーレンズ（５）を経て光検知器（６）に
より受光される。
射したレーザ光（図示せず）は、回折格子（２）により
複数の光ビームに回折される。回折された光のうち少な
くとも０次光と±１次光はハーフプリズム（３）を通過
して対物レンズ（４）に入射し、ディスク（図示せず）
上に光スポットを形成する。ディスクにより反射された
光は、入射光とは逆行して対物レンズ（４）を通過し、
ハーフプリズム（３）により直角方向に反射される。反
射光は、センサーレンズ（５）を経て光検知器（６）に
より受光される。
ここで、光検知器（６）は、ディスク上の情報を検出
すると同時に、ディスクと対物レンズ（４）との間の距
離と、ディスク上の図示していないトラックと光スポッ
トのずれ量を検出し、それぞれの検出量に応じてアクチ
ュエータ（100）が対物レンズ（４）を矢印Ｂの光軸方
向及びトラック方向とほぼ直交する矢印Ｃの方向に駆動
する。
すると同時に、ディスクと対物レンズ（４）との間の距
離と、ディスク上の図示していないトラックと光スポッ
トのずれ量を検出し、それぞれの検出量に応じてアクチ
ュエータ（100）が対物レンズ（４）を矢印Ｂの光軸方
向及びトラック方向とほぼ直交する矢印Ｃの方向に駆動
する。
以下、本発明の光学ヘッドの具体的な構成を第１図、
第３図、第４図を用いて説明する。
第３図、第４図を用いて説明する。
各図において、（10）はヘッドベース、（11）は半導
体レーザ（１）をヘッドベース（10）に固定するための
LD押え板、（12a）、（12b）はLD固定ネジ、（13）は回
折格子ホルダ（７）をヘッドベース（10）に押し付ける
ための格子バネ、（14a）、（14b）は回折格子ホルダ
（７）と格子バネ（13）の間に介在し、回折格子ホルダ
（７）の矢印Ａ方向への回動がスムーズに行われるよう
にするための格子スペーサ、（15）は光検知器（６）を
保持する検知器基板、（16）は光検知器（６）を保護す
る検知器カバー、（17a）、（17b）は検知器基板（1
5）、検知器カバー（16）をヘッドベース（10）に固定
するための検知器固定ネジ、（18）はアクチュエータ
（100）を保護するアクチュエータカバー、（101）は対
物レンズ（４）を支持ピン（112）に対して偏芯して取
り付けているアクチュエータホルダ、（102）はアクチ
ュエータホルダ下部に巻装されている焦点制御用コイ
ル、（103a）、（103b）はアクチュエータホルダの上部
両端に設けられたトラック制御用コイル、（104）は焦
点制御用永久磁石、（105）は焦点制御用永久磁石を保
持するAFヨーク、（106a）、（106b）はトラック制御用
永久磁石、（107a）、（107b）はトラック制御用永久磁
石の背面に固定的に設けられたバックヨーク、（108
a）、（108b）はトラック制御用永久磁石を保持する基
台、（109a）〜（109d）は基台をヘッドベース（10）に
固定するための固定ネジ、（110）は可動部であるアク
チュエータホルダ（101）と固定部であるヘッドベース
（10）を弾性的に支持する支持ゴム、（111a）、（111
b）はヘッドベース（10）に固定的に立設された支持ゴ
ム固定ピン、（112）はAFヨーク（105）に圧入されかつ
ヘッドベース（10）に圧入された支持ピン、（113）は
アクチュエータホルダ（101）とAFヨーク（105）の衝突
を緩和するストッパーである。
体レーザ（１）をヘッドベース（10）に固定するための
LD押え板、（12a）、（12b）はLD固定ネジ、（13）は回
折格子ホルダ（７）をヘッドベース（10）に押し付ける
ための格子バネ、（14a）、（14b）は回折格子ホルダ
（７）と格子バネ（13）の間に介在し、回折格子ホルダ
（７）の矢印Ａ方向への回動がスムーズに行われるよう
にするための格子スペーサ、（15）は光検知器（６）を
保持する検知器基板、（16）は光検知器（６）を保護す
る検知器カバー、（17a）、（17b）は検知器基板（1
5）、検知器カバー（16）をヘッドベース（10）に固定
するための検知器固定ネジ、（18）はアクチュエータ
（100）を保護するアクチュエータカバー、（101）は対
物レンズ（４）を支持ピン（112）に対して偏芯して取
り付けているアクチュエータホルダ、（102）はアクチ
ュエータホルダ下部に巻装されている焦点制御用コイ
ル、（103a）、（103b）はアクチュエータホルダの上部
両端に設けられたトラック制御用コイル、（104）は焦
点制御用永久磁石、（105）は焦点制御用永久磁石を保
持するAFヨーク、（106a）、（106b）はトラック制御用
永久磁石、（107a）、（107b）はトラック制御用永久磁
石の背面に固定的に設けられたバックヨーク、（108
a）、（108b）はトラック制御用永久磁石を保持する基
台、（109a）〜（109d）は基台をヘッドベース（10）に
固定するための固定ネジ、（110）は可動部であるアク
チュエータホルダ（101）と固定部であるヘッドベース
（10）を弾性的に支持する支持ゴム、（111a）、（111
b）はヘッドベース（10）に固定的に立設された支持ゴ
ム固定ピン、（112）はAFヨーク（105）に圧入されかつ
ヘッドベース（10）に圧入された支持ピン、（113）は
アクチュエータホルダ（101）とAFヨーク（105）の衝突
を緩和するストッパーである。
また、（19a）、（19b）はヘッドベース（10）に固定
的に圧入された軸受けであり、これは光学ヘッドを光学
式情報記録再生装置に組み込む際に基準の一つとなるも
のであり、かつ光学ヘッドを装置内で移動させる場合の
スライド部を構成する機構部品となるものである。すな
わち、この軸受けに装置側のガイド軸が貫通し、このガ
イド軸に沿って光学ヘッドがディスクの半径方向に移動
する。光学ヘッドを装置に組み込んだ場合の一例が第５
図に示されており、光学ヘッドをディスク半径方向に移
動させるための駆動源は、例えば従来と同様に装置側に
設けられたコースアクチュエータであり、このコースア
クチュエータの駆動力を光学ヘッドに取り付けられたコ
イルやギア等（以下、これらを便宜上光学ヘッドのコー
スアクチュエータ駆動部（120）と称する）で受けるこ
とでガイド軸（122）に沿った移動が行われる。第５図
ではギアの例が示されている。一般の光学式情報記録再
生装置では、コースアクチュエータは光学ヘッドの外側
に設けられ、装置全体の厚みを薄く作るためにディスク
面に平行に、かつ光学ヘッドの両サイドあるいは片側サ
イドに置かれる。なお、第５図の構成自体は従来とほぼ
同様であるが、本実施例ではヘッドベース（10）の構成
に以下のような特徴を有している。
的に圧入された軸受けであり、これは光学ヘッドを光学
式情報記録再生装置に組み込む際に基準の一つとなるも
のであり、かつ光学ヘッドを装置内で移動させる場合の
スライド部を構成する機構部品となるものである。すな
わち、この軸受けに装置側のガイド軸が貫通し、このガ
イド軸に沿って光学ヘッドがディスクの半径方向に移動
する。光学ヘッドを装置に組み込んだ場合の一例が第５
図に示されており、光学ヘッドをディスク半径方向に移
動させるための駆動源は、例えば従来と同様に装置側に
設けられたコースアクチュエータであり、このコースア
クチュエータの駆動力を光学ヘッドに取り付けられたコ
イルやギア等（以下、これらを便宜上光学ヘッドのコー
スアクチュエータ駆動部（120）と称する）で受けるこ
とでガイド軸（122）に沿った移動が行われる。第５図
ではギアの例が示されている。一般の光学式情報記録再
生装置では、コースアクチュエータは光学ヘッドの外側
に設けられ、装置全体の厚みを薄く作るためにディスク
面に平行に、かつ光学ヘッドの両サイドあるいは片側サ
イドに置かれる。なお、第５図の構成自体は従来とほぼ
同様であるが、本実施例ではヘッドベース（10）の構成
に以下のような特徴を有している。
すなわち、本実施例のヘッドベース（10）には、光学
ヘッドを装置に組み込む際に光学ヘツドに対する駆動部
（120）の位置を決める際の基準となる複数の部材が設
けられている。これらは、位置決め穴（20a）及び（20
b）と、基準面（21a）、（21b）、（21c）と、ネジ穴
（22a）、（22b）、（22c）である。位置決め穴（20
a）、（20b）は対物レンズ（４）を挟むようにヘッドベ
ース（10）に設けられており、この２つの穴で光学ヘッ
ドに対するコースアクチュエータ駆動部（120）の平面
位置が規制される。また、基準面（21a）〜（21c）も対
物レンズ（４）を挟むように設けられており、本実施例
では第１図や第３図から分かるようにヘッドベース（1
0）から突出した面である。この面の高さにより光学ヘ
ッドに対するコースアクチュエータ駆動部（120）の高
さが規制される。従って、これら位置決め穴及び基準面
で光学ヘッドとコースアクチュエータ駆動部との位置関
係が定まり、装置側に設けられた駆動源の駆動力を確実
に光学ヘッドに伝達できる。また、ネジ穴（22a）〜（2
2c）は基準面（21a）〜（21c）上、すなわち基準面と同
一位置に設けられており、このネジ穴（22a）〜（22c）
を用いて光学ヘッドに対してコースアクチュエータ駆動
部（120）が固定される。
ヘッドを装置に組み込む際に光学ヘツドに対する駆動部
（120）の位置を決める際の基準となる複数の部材が設
けられている。これらは、位置決め穴（20a）及び（20
b）と、基準面（21a）、（21b）、（21c）と、ネジ穴
（22a）、（22b）、（22c）である。位置決め穴（20
a）、（20b）は対物レンズ（４）を挟むようにヘッドベ
ース（10）に設けられており、この２つの穴で光学ヘッ
ドに対するコースアクチュエータ駆動部（120）の平面
位置が規制される。また、基準面（21a）〜（21c）も対
物レンズ（４）を挟むように設けられており、本実施例
では第１図や第３図から分かるようにヘッドベース（1
0）から突出した面である。この面の高さにより光学ヘ
ッドに対するコースアクチュエータ駆動部（120）の高
さが規制される。従って、これら位置決め穴及び基準面
で光学ヘッドとコースアクチュエータ駆動部との位置関
係が定まり、装置側に設けられた駆動源の駆動力を確実
に光学ヘッドに伝達できる。また、ネジ穴（22a）〜（2
2c）は基準面（21a）〜（21c）上、すなわち基準面と同
一位置に設けられており、このネジ穴（22a）〜（22c）
を用いて光学ヘッドに対してコースアクチュエータ駆動
部（120）が固定される。
さらに、本実施例のヘッドベース（10）にはハーフプ
リズム（３）によって生じる迷光を低減するために、ハ
ーフプリズム（３）の背面部に光を逃がすための除去穴
（23）が設けられており、この除去穴（23）から光学ヘ
ッド内部にほこりが侵入しないように黒色の反射防止テ
ープ（24）が貼られている。
リズム（３）によって生じる迷光を低減するために、ハ
ーフプリズム（３）の背面部に光を逃がすための除去穴
（23）が設けられており、この除去穴（23）から光学ヘ
ッド内部にほこりが侵入しないように黒色の反射防止テ
ープ（24）が貼られている。
以上のように、本発明によれば、対物レンズ（４）、
アクチュエータ（100）、ハーフプリズム（３）、セン
サーレンズ（５）及び光検知器（６）はいずれも単一の
ヘッドベース（10）に共通に組立てられており、各要素
間の位置ずれその他は全く生じる余地がなく、組立てが
簡単で位置合わせが容易であり、ヘッドベース（10）を
全体的に移動することによって光学系を単一のユニット
として取り扱える。また、本発明の光学ヘッドのヘッド
ベース（10）には、装置に組み込むための位置決め部材
として、位置決め穴（20a）、（20b）、基準面（21a）
〜（21c）及びネジ穴（22a）〜（22c）を形成したの
で、これらを用いて駆動部（120）を含む光学ヘッドと
装置側駆動源を所望の位置関係に設定することが容易と
なり、種々の装置に適合できる汎用性の高い光学ヘッド
を提供できる。
アクチュエータ（100）、ハーフプリズム（３）、セン
サーレンズ（５）及び光検知器（６）はいずれも単一の
ヘッドベース（10）に共通に組立てられており、各要素
間の位置ずれその他は全く生じる余地がなく、組立てが
簡単で位置合わせが容易であり、ヘッドベース（10）を
全体的に移動することによって光学系を単一のユニット
として取り扱える。また、本発明の光学ヘッドのヘッド
ベース（10）には、装置に組み込むための位置決め部材
として、位置決め穴（20a）、（20b）、基準面（21a）
〜（21c）及びネジ穴（22a）〜（22c）を形成したの
で、これらを用いて駆動部（120）を含む光学ヘッドと
装置側駆動源を所望の位置関係に設定することが容易と
なり、種々の装置に適合できる汎用性の高い光学ヘッド
を提供できる。
さらに、本発明によれば、光学ヘッド内のハーフプリ
ズムによって生じる迷光も除去されるので、迷光に起因
する光学ノイズを除去して再生性能の安定した光学ヘッ
ドを得ることができる。
ズムによって生じる迷光も除去されるので、迷光に起因
する光学ノイズを除去して再生性能の安定した光学ヘッ
ドを得ることができる。
［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、共通のヘッド
ベースに各光学要素を組み付けることにより光学ヘッド
を単一のユニットとして取り扱うことができるととも
に、ヘッドベースに光学ヘッドに対する駆動部の位置を
決めて装置に組み込む際の基準となる部材を設けたの
で、組立調整が容易で小型の光学ヘッドを得ることが可
能となる。
ベースに各光学要素を組み付けることにより光学ヘッド
を単一のユニットとして取り扱うことができるととも
に、ヘッドベースに光学ヘッドに対する駆動部の位置を
決めて装置に組み込む際の基準となる部材を設けたの
で、組立調整が容易で小型の光学ヘッドを得ることが可
能となる。
第１図は第３図のＩ−Ｉに沿う断面図であって本発明の
実施例を示す断面図、第２図は本発明による光学式情報
記録再生装置の概略構成図、第３図は第２図のヘッド部
の具体的構成例を示す平面図、第４図は第３図のIV-IV
に沿う断面図、第５図は組み付けの例を示す斜視図であ
る。 図において、（１）は半導体レーザ、（２）は回折格
子、（３）はハーフプリズム、（４）は対物レンズ、
（５）はセンサーレンズ、（６）は光検知器、（100）
はアクチュエータ、（10）はヘッドベース、（19a）、
（19b）は軸受け、（20a）、（20b）は位置決め穴、（2
1a）〜（21c）は基準面、（22a）〜（22c）はネジ穴、
（23）は除光穴、（24）は反射防止テープ、（120）は
コースアクチュエータ駆動部、（122）はガイド軸であ
る。
実施例を示す断面図、第２図は本発明による光学式情報
記録再生装置の概略構成図、第３図は第２図のヘッド部
の具体的構成例を示す平面図、第４図は第３図のIV-IV
に沿う断面図、第５図は組み付けの例を示す斜視図であ
る。 図において、（１）は半導体レーザ、（２）は回折格
子、（３）はハーフプリズム、（４）は対物レンズ、
（５）はセンサーレンズ、（６）は光検知器、（100）
はアクチュエータ、（10）はヘッドベース、（19a）、
（19b）は軸受け、（20a）、（20b）は位置決め穴、（2
1a）〜（21c）は基準面、（22a）〜（22c）はネジ穴、
（23）は除光穴、（24）は反射防止テープ、（120）は
コースアクチュエータ駆動部、（122）はガイド軸であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松野 雄史 群馬県新田郡尾島町大字岩松800番地 三菱電機株式会社群馬製作所内 (72)発明者 的場 俊哉 群馬県新田郡尾島町大字岩松800番地 三菱電機株式会社群馬製作所内 (56)参考文献 特開 昭59−198542（ＪＰ，Ａ)
Claims (4)
- 【請求項１】光源からの光ビームを光記録媒体上のトラ
ックに集光する対物レンズと、前記光記録媒体からの反
射ビームを受光する光検知器と、前記トラックに対する
集光スポットの焦点ずれ及びトラックずれを検知するた
めのセンサー光学部と、該検知された焦点ずれ及びトラ
ックずれ量に応じて前記対物レンズを駆動するアクチュ
エータ手段とを共通のヘッドベースに組み込んだ光学式
情報記録再生装置の光学ヘッドにおいて、 前記ヘッドベースには、 前記光学ヘッドの送り機構の一部をなす軸受と、 前記ヘッドベースに組み込まれた前記対物レンズをはさ
むように複数個設けられ前記光学ヘッドに対する駆動部
の位置を規定する位置決め部と、 前記ヘッドベースに組み込まれた前記対物レンズをはさ
むように複数個設けられ前記光学ヘッドに対する駆動部
の高さを規定する基準面と、 前記位置決め部及び基準面で規定された位置及び高さを
維持しつつ前記軸受に貫通する軸に沿って移動可能な前
記光学ヘッドに駆動部を組み込むためのネジ穴と、 が設けられることを特徴とする光学式情報記録再生装置
の光学ヘッド。 - 【請求項２】前記ネジ穴が前記基準面上に設けられてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の光学式
情報記録再生装置の光学ヘッド。 - 【請求項３】前記ヘッドベースには、前記光源からの光
ビームと前記光記録媒体からの反射ビームとを分光する
ハーフプリズムと、該ハーフプリズムの反射面背部に迷
光除去用の除去穴とが設けられていることを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の光学式情報記録再生装置の
光学ヘッド。 - 【請求項４】前記除去穴は貫通穴であり、前記ヘッドベ
ース外部より反射防止用のテープによって密閉されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の光学式
情報記録再生装置の光学ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60296380A JP2602496B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 光学式情報記録再生装置の光学ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60296380A JP2602496B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 光学式情報記録再生装置の光学ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62154336A JPS62154336A (ja) | 1987-07-09 |
| JP2602496B2 true JP2602496B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=17832797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60296380A Expired - Lifetime JP2602496B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 光学式情報記録再生装置の光学ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2602496B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59198542A (ja) * | 1983-04-26 | 1984-11-10 | Sony Corp | 光学デイスクプレ−ヤ |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP60296380A patent/JP2602496B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62154336A (ja) | 1987-07-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |