JP2746302B2 - 光学ヘッド - Google Patents

光学ヘッド

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光ディスクに光学的に情報を記録あるいは/
および再生する光学式記録再生装置で用いられる光学ヘ
ッドに関するものである。
(従来の技術) 記録容量の増大および高密度化をねらって、光ディス
クによる情報の記録あるいは/および再生が盛んになっ
て来たが、この場合、光学式記録再生装置では、光ディ
スクの半径方向に対して光学ヘッドの対物レンズを移動
することが必要である。
このような光学ヘッドの移動には、直流モータを駆動
して、歯車減速し、光学ヘッドに配置されたラックに歯
車を噛み合わせて移動する方式、直流モータを駆動源と
してリードねじを回転させ、リードねじに噛合している
リードピンを光学ヘッドに設けて、移動する方式などが
知られているが、高速アクセスのためには、光学ヘッド
を可及的に小形化しなければならないという要求があ
る。そこで、対物レンズなどの可動光学系と、光源検出
センサなどの固定光学系とに分けて、可動光学系を出来
るだけ軽量,小形化することがなされている。このよう
な構成の光学ヘッドは、例えば、第4図および第5図に
示されるような構成で組立てられている。すなわち、光
学ヘッドの光学系については、一般に、第4図のような
構成が採用されている。ここでは、光源としての半導体
レーザ2からは発散光束がコリメータレンズ3に向けら
れ、ここで平行光束となって、偏光ビームスプリッタ4
を透過し、光路変更手段としての折曲ミラー5を経由し
て対物レンズ6にもたらされる。この対物レンズ6で光
束は集光され、光ディスク1の記録面に所要の光ビーム
スポットとして照射される。そして、記録ピットからの
反射光は、対物レンス6、折曲ミラー5を逆行して偏光
ビームスプリッタ4により分離されて、センサレンズ7
に向けられる。センサレンズ7を通った光束は、集束光
としてセンサ9に入射されるが、オートフォーカスを目
的としての信号取出しを可能にするためには、この間
に、非長収差を発生させるためのシリンドリカルレンズ
8を設ける。そしてここで、上記対物レンズ6および折
曲ミラー5のみを可動光学系とし、他を固定光学系とす
るのである。上記可動光学系は、第5図に示すように、
キャリジ12に装着され、また、上記キャリジ12には対物
レンズ6のオートフォーカスのためのアクチュエータ11
が設けられている。このキャリジ12は、偏光ビームスプ
リッタ4と折曲ミラー5とを結ぶ光軸とは平行に光学ヘ
ッドフレーム20に設けられた一対のガイド軸13に移動自
在に支持されており、このキャリジ12の一側にはリニア
モータの駆動コイル14が装着されている。このリニヤモ
ータの駆動コイル14を貫通してガイド軸13と平行に主ヨ
ーク15が設けられており、またスペーサヨーク18を介し
て上記駆動コイル14の外側に、上記主ヨーク15と平行な
副ヨーク16が設けられている。これによって、駆動コイ
ル14が付勢される時、その電流の向きで、キャリジ12は
ガイド軸13に沿って前進あるいは後退し、光ディスク1
の半径方向に移動される。また、上記光学ヘッドフレー
ム20には、半導体レーザ2、コリメータレンズ3、偏光
ビームスプリッタ4、センサレンズ7、シリンドリカル
レンズ8、検出センサ9などを組込んだ固定光学系の光
学ヘッドブロック21がビス24などで固定されている。
なお、図中、符号19は光ディスク1を駆動するモー
タ、22,23はガイド軸13を光学ヘッドフレーム20に固定
するための取付け片および取付けビスである。
(発明が解決しようとする課題) ここで問題になるのは、可動光学系と固定光学系との
光学的調整を如何にするかということである。すなわ
ち、上例でいえば、偏光ビームスプリッタ4と折曲ミラ
ー5とを結ぶ光軸合わせを厳密に行なうと共に、ガイド
軸13と光軸との平行度を高くする必要がある。第6図
は、光軸とガイド軸13との間の平行度が悪い状態を示し
ており、ここでは光軸間(偏光ビームスプリッタ4の光
軸aと折曲ミラー5の光軸bとの間)に傾きがある。ま
た、第7図には、光軸a,b間での傾きはないが、光軸と
ガイド軸13との間の平行度が悪い状態が示されている。
その結果、いづれの場合も、対物レンズ6の位置(キャ
リジ移動量で決まる)により、照射光束および反射光束
は位置ずれが起り、安定したオートフォーカス、オート
トラッキングの制御が行えなくなり、また、光ディスク
からの情報の再生が不安定になるなど、エラーレートの
上昇をもたらす。
そこで、固定光学系の光学ヘッドブロック21の位置決
めを完全に行ってからでないと、ビス止めができない
が、この位置決めは、可動光学系との機械的な基準を持
たないので困難を極める。このため、組立時の時間消費
が大きく、また、作業効率が低い。とくに、光軸相互間
の調整、光軸とガイド軸13との平行度調整を同時的に行
なわなければならないという難しさがある。
(発明の目的) 本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、可動
光学系との機械的な相対基準をガイド軸にもたせて、固
定光学系の光学ヘッドブロックの位置決め容易にした光
学ヘッドを提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) このため、本発明では、光ディスクの半径方向に一対
のガイド軸を備えた光学ヘッドフレームに上記光ディス
ク面に照射する光源、反射光束を受光するセンサなどの
固定光学系を設けると共に、上記ガイド軸に平行な光路
を経由して上記光ディスク面へ固定光学系からの光束を
導きかつ上記光ディスク面からの反射光を固定光学系の
センサへ導くための対物レンズなどの可動光学系を上記
ガイド軸で案内するように構成してなる光学ヘッドにお
いて、上記ガイド軸に対応して上記光学ヘッドブロック
上に固定光学系を組み込んだ光学ヘッドブロックの位置
決めをするため、上記光学ヘッドブロックに上記ガイド
軸の延長部分を受け入れる案内孔を具備している。
(作用) このように、ガイド軸に対応して固定光学系の光学ヘ
ッドブロックが位置決め手段で機械的に基準付けされ
て、光学ヘッドフレームに固定できれば、ガイド軸と可
動光学系との相対関係、ガイエド軸と固定光学系との相
対関係を正しくするだけで(これは構造的に厳密に設定
できる)、容易に光軸合わせができ、またガイド軸と光
軸との平行度を確保できることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図ないし第3図を参照し
て具体的に説明する。なお、従来例の説明における構成
と同一な部分については、同符号を付けて、説明を省略
する。第1図の実施例では、固定光学系の光学ヘッドブ
ロック21は、一方のガイド軸13からの延長部分13aを受
け入れる長円形断面(上下に長い)の案内孔21aを具備
している。このため、延長部分13aの直径と案内孔21a
の、矢印A方向の径が厳密に設定され、かつ矢印A方向
の光軸と案内孔21aとの間隔および可動光学系の光軸と
ガイド軸13との平行度が正しく設定されていれば、少な
くともA方向について光軸合わせが自動的に行える。こ
の場合、光学ヘッドブロック21と光学ヘッドフレーム20
との上下方向(矢印B方向)に関する寸法精度、ガイド
軸13と光学ヘッドフレーム20との上下方向に関する寸法
精度が高く設定されていれば矢印B方向に関しても、組
立ての時、自動的に光軸合わせができる。
第2図の実施例では、一方のガイド軸13の延長部分13
aを挿入する同一断面の案内孔21aが光学ヘッドブロック
21に穿ってあり、ビス29で上記延長部分13aに光学ヘッ
ドブロック21を固定することで、間接的に光学ヘッドフ
レーム20に上記光学ヘッドブロック21を装着している。
この場合、他方のガイド軸13の延長部分13bは、上記光
学ヘッドブロック21に形成した水平方向に長い長円形断
面の案内孔21bに挿入され、ビス29′で固定される。こ
れによって、自動的に光軸合わせが実現されることにな
る。
第3図の実施例では、両方のガイド軸13の延長部分13
a,13bが取付け片22aおよびビス23aで上記光学ヘッドブ
ロック21に取付けられる構造が示されている。この場
合、矢印A方向に位置決めは、上記延長部分13a,13bで
挾まれる上記光学ヘッドブロック21の垂直壁面21c,21d
であり、矢印B方向の位置決めは、光学ヘッドブロック
21の受け面21e,21fである。
(発明の効果) 本発明は以上詳述したようになるから、可動光学系を
案内するガイド軸を機械的な基準付けとして、固定光学
系のための光学ヘッドブロックを装着することで、位置
決めが自動的に行え、光軸合わせなどに時間ロスがな
く、作業が効率的に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の各実施例を示す斜視図、
第4図は従来例を説明するための光学系の構成図、第5
図は従来例の斜視図、第6図および第7図は位置ずれの
問題点を図面で表現した関係位置図である。 4……偏光ビームスプリッタ、5……折曲ミラー、11…
…アクチュエータ、12……キャリジ、13……ガイド軸、
13a,13b……延長部分、20……光学ヘッドフレーム、21
……光学ヘッドブロック、21a,21b……案内孔、22……
取付け片、23……取付けビス。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクの半径方向に一対のガイド軸を
    備えた光学ヘッドフレームに上記光ディスク面に照射す
    る光源、反射光束を受光するセンサなどの固定光学系を
    設けると共に、上記ガイド軸に平行な光路を経由して上
    記光ディスク面へ固定光学系からの光束を導きかつ上記
    光ディスク面からの反射光を固定光学系のセンサへ導く
    ための対物レンズなどの可動光学系を上記ガイド軸で案
    内するように構成してなる光学ヘッドにおいて、上記ガ
    イド軸に対応して上記光学ヘッドブロック上に固定光学
    系を組み込んだ光学ヘッドブロックの位置決めをするた
    め、上記光学ヘッドブロックに上記ガイド軸の延長部分
    を受け入れる案内孔を具備していることを特徴とする光
    学ヘッド。
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