JP3754895B2 - 光ヘッド装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光記録媒体の記録、再生に用いられる光ヘッド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
CD、CD−R、DVDなどの光記録媒体の記録、再生を行う光ヘッド装置は、図4に示すように、レーザ光源2と、対物レンズ3を保持するレンズホルダ10Aと、このレンズホルダ10Aを複数本の線状弾性支持部材21、22、23、24を介して支持する固定部材4と、レーザ光源2から出射されたレーザ光Lを対物レンズ3に導く導光系30と、光記録媒体からの戻り光を検出する受光素子5と、レンズホルダ10Aをフォーカシング方向およびトラッキング方向に駆動する磁気駆動回路(図5を参照)とを有しており、これらの構成要素は、フレーム7上に搭載されている。
【0003】
導光系30は、レーザ光源2から出射されたレーザ光Lを直角に部分反射するビームスプリッタ31と、このビームスプリッタ31で反射してきたレーザ光Lを上方に全反射して対物レンズ3に導く立ち上げミラー32とを備えている。従って、光記録媒体で反射してきた戻り光は、立ち上げミラー32でビームスプリッタ31に向けて反射された後、このビームスプリッタ31を透過して受光素子5に向かうことになる。また、フレーム7に対しては、その両端部に係合して、このフレーム7を光記録ディスクの半径方向に案内する一対のガイド軸81、82が平行に配置され、レーザ光源2は、これらのガイド軸81、82に対して平行にレーザ光Lを出射する。なお、レーザ光源2と受光素子5とは、その位置が入れ替えられる場合があり、この場合、レーザ光源2は、これらのガイド軸81、82に対して垂直な方向にレーザ光Lを出射する。
【0004】
このように構成した光ヘッド装置1Aにおいて、磁気駆動回路は、図5に示すように、レンズホルダ10Aの周りに巻回されたフォーカシング駆動コイル60Aと、レンズホルダ10Aの両端面においてフォーカシング駆動コイル60A上に固着されたトラッキング駆動コイル65Aと、これらの駆動コイル60A、65Aに対して交差する磁束を発生させる駆動マグネット(図示せず)とから構成されている。レンズホルダ10Aは、駆動コイル60A、65Aが構成された本体部分101Aと、この本体部分101Aからレーザ光源2の方に向けて張り出したレンズ保持部102Aとから構成されている。従って、立ち上げミラー32は、レンズホルダ10Aの本体部分101Aから張り出したレンズ保持部102Aの下方位置に配置されることになる。
【0005】
しかしながら、図4および図5に示す光ヘッド装置1Aにおいて、レンズホルダ10Aは、駆動コイル60A、65Aが配置された本体部分101Aからレンズ保持部102Aが張り出した構造になっているため、レンズホルダ10Aのサイズが大きく、光ヘッド装置1Aを小型化を妨げているという問題点がある。また、レンズホルダ10Aが大きいため、剛性不足になりやすいとともに、駆動時の応答性が低いという問題点もある。さらに、従来の光ヘッド装置1Aでは、レンズホルダ10Aの本体部分101Aを駆動中心にして磁気駆動回路がレンズホルダ10Aをフォーカシング方向およびトラッキング方向に駆動するのに対して、対物レンズ3は、レンズホルダ10の張り出し部分(レンズ保持部102A)に配置され、対物レンズ3の光軸3Lが磁気駆動回路の駆動中心からずれた位置に配置されているため、サーボが不安定になるおそれがある。
【0006】
このような問題点を解消可能な構成として、図6に示すように、レンズホルダ10Bの胴部にフォーカシング駆動コイル60Bを巻回する一方、その上面部分に対物レンズ3を搭載することが考えられる。このような構成によれば、レンズホルダ10Bを小型化できる。また、対物レンズ3の光軸3Lに磁気駆動回路の駆動中心を一致させることができるので、安定したサーボが得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図6に示すレンズホルダ10Bでは、対物レンズ3の下方側にフォーカシング駆動コイル60Bを巻回したため、レンズホルダ10Bの内側にレーザ光Lを入射させて対物レンズ3に向かわせることができない。このため、レンズホルダ10Bの下方位置に立ち上げミラー32を配置せざるを得ないので、光ヘッド装置の低背化を図れないという問題点がある。また、図5および図6に示すいずれの構成でも、図4に示すように、レーザ光Lがガイド軸81、82に対して平行あるいは垂直に進むようなレイアウトを採用したとき、光路の長さがフレーム7の長さ寸法および幅寸法に直接、影響を及ぼすため、大きなフレーム7を使用せざるを得ない。それ故、光ヘッド装置1をこれ以上、小型化できないという問題点がある。
【0008】
そこで、特開平11−167736号公報には、図7に示すように、レンズホルダ10Cの両端部にフォーカシング駆動コイル60Cおよびトラッキング駆動コイル65Cを配置するとともに、レンズホルダ10Cの側方から内側にレーザ光Lが入射可能な構成が開示されている。これに開示の構成によれば、レンズホルダ10Cの内側に立ち上げミラー32を配置できる。
【0009】
しかしながら、これに開示の構成でも、レーザ光Lをレンズホルダ10Cの真正面から内側に入射させる必要があるため、図4を参照して説明したようなレイアウトを採用せざるを得ず、光ヘッド装置1の小型化を図れないという問題を解消することができない。
【0010】
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、対物レンズの光軸に磁気駆動回路の駆動中心を一致させることによりサーボの安定化を図るとともに、小型化を図ることもできる光ヘッド装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、レーザ光源と、対物レンズを保持するレンズホルダと、該レンズホルダを複数本の線状弾性支持部材を介して支持する固定部材と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を前記対物レンズに導く導光系と、前記レンズホルダをフォーカシング方向およびトラッキング方向に駆動する磁気駆動回路とを有する光ヘッド装置において、前記磁気駆動回路は、前記レンズホルダのトラッキング方向側に位置する両端部に構成されたフォーカシング駆動コイルおよびトラッキング駆動コイルと、これらの駆動コイルに対して交差する磁束を発生させる駆動マグネットとを備え、前記レンズホルダは、前記対物レンズに向かうレーザ光が当該レンズホルダの両端部に配置された前記駆動コイルの間に向けてトラッキング方向に対して斜め方向から当該レンズホルダの内側に入射可能とする開口を側面部に備え、前記レンズホルダの平面形状は、該レンズホルダの内側にレーザ光が入射してくる方向と略平行な斜辺を備える平行四辺形(ひし形も含む)であり、前記斜辺に相当する位置に前記フォーカシング駆動コイルおよび/または前記トラッキング駆動コイルが配置されており、前記導光系は、前記レンズホルダの内側に、前記開口から入射したレーザ光を前記対物レンズに導く立ち上げミラーを備えていることを特徴とする。
【0012】
本発明では、対物レンズの光軸に磁気駆動回路の駆動中心を略一致させて安定したサーボを得るにあたって、レンズホルダの両端部に駆動コイルを配置したため、レンズホルダの側方から内側にレーザ光が入射させることができる。従って、レンズホルダの内側に立ち上げミラーを配置できるので、光ヘッド装置の高さ寸法を低く抑えることができる。さらに、レンズホルダは、レーザ光が斜め方向から入射可能な構成になっているため、レーザ光源からレンズホルダ(対物レンズ)までの光路をガイド軸に対して斜めに設定できる。
【0013】
すなわち、前記立ち上げミラーに対してレーザ光は、前記レーザ光源、前記固定部材、および前記導光系が搭載されたフレームの両端部に係合して当該フレームを光記録ディスクの半径方向に案内する一対のガイド軸に対して斜め方向から入射するように構成することができる。このように、両端部がガイド軸に係合しているフレーム上において、光路を斜めに設定すれば、光路の長さがフレームの長さ寸法および幅寸法に直接、影響を及ぼさないので、フレーム全体を有効利用でき、光ヘッド装置を小型化できる。また、同一寸法の光ヘッド装置であれば、設計的に高い自由度をもって導光系などを配置でき、複数の光源を配置することも容易である。
【0015】
本発明において、前記斜辺に相当する位置には、少なくとも前記フォーカシング駆動コイルが配置されており、前記フォーカシング駆動コイルは、例えば、概ね直角三角形の平面形状を備え、該直角三角形の斜辺に相当する面が前記レンズホルダの斜辺に相当する面に固着されている。このように構成すると、レンズホルダに駆動コイルを装着した状態で、その全体は略矩形の平面形状となる。
【0016】
本発明において、前記フォーカシング駆動コイルは、例えば、概ね直角三角形の平面形状を備える筒状であり、該フォーカシング駆動コイルの直角な角部分の周りに前記トラッキング駆動コイルが重ねて巻回されている。
【0017】
本発明において、前記フォーカシング駆動コイルの各端面のうち、フォーカシング方向とトラッキング方向とによって規定される仮想平面に対して平行なコイル端面に対向するように、フォーカシング駆動およびトラッキング駆動兼用の前記駆動マグネットが配置されていることが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
【0019】
図1は、本発明を適用した光ヘッド装置の要部のレイアウトを示す概略平面図である。図2および図3はそれぞれ、この光ヘッド装置に用いたレンズホルダ周囲の構成を示す斜視図、および平面図である。
【0020】
図1において、本形態の光ヘッド装置1は、レーザ光源2と、対物レンズ3を保持するレンズホルダ10と、このレンズホルダ10を4本の線状弾性支持部材21、22、23、24を介して支持する固定部材4と、レーザ光源2から出射されたレーザ光Lを対物レンズ3に導く導光系30と、光記録媒体からの戻り光を検出する受光素子5と、レンズホルダ10をフォーカシング方向およびトラッキング方向に駆動する磁気駆動回路6とを有しており、これらの構成要素は、フレーム7上に搭載されている。
【0021】
導光系30は、レーザ光源2から出射されたレーザ光Lを直角に部分反射するビームスプリッタ31と、このビームスプリッタ31で反射してきたレーザ光Lを上方に全反射して対物レンズ3に導く立ち上げミラー32とを備えている。従って、光記録媒体で反射してきた戻り光は、立ち上げミラー32でビームスプリッタ31に向けて反射された後、このビームスプリッタ31を透過して受光素子5に向かう。
【0022】
フレーム7に対しては、その両端部に係合して、このフレーム7を光記録ディスクの半径方向に案内する一対のガイド軸81、82が平行に配置されている。
【0023】
本形態において、レーザ光Lの光路は、これらのガイド軸81、82に対して斜めに構成されている。すなわち、レーザ光源2は、レーザ光Lをガイド軸81、82に対して斜め方向に出射するため、レーザ光源2からビームスプリッタ31を経て立ち上げミラー32に至る光路は、ガイド軸81、82に対して斜め方向に設定されている。また、光記録媒体から立ち上げミラー32およびビームスプリッタ31を経て受光素子5に至る戻り光の光路も、ガイド軸81、82に対して斜め方向に設定されている。
【0024】
本形態において、レンズホルダ10は、図2および図3に示すように、縦断面がコの字形状になっている。また、レンズホルダ10は、平行四辺形の平面形状を有しているが、レンズホルダ10において平行四辺形の一対の平行な辺がガイド軸81、82に平行となるように配置されている。ここで、レンズホルダ10は、平行四辺形の上面部101が対物レンズ保持部とされ、そのトラッキング方向(矢印Tで示す)の縁部分(平行四辺形の斜辺に相当する部分)から下方に、互いに平行な一対の側面部102、103が延びている。このため、図1を参照して説明したように、レーザ光源2からビームスプリッタ31を経て立ち上げミラー32に至る光路がガイド軸81、82に対して斜め方向に設定されていても、レンズホルダ10には、対物レンズ3に向かうレーザ光Lがトラッキング方向に対して斜め方向からレンズホルダ10の内側に入射可能な開口105が側面部に形成されている。このため、立ち上げミラー32は、レンズホルダ10の内側に配置されている。
【0025】
このようなレンズホルダ10の形状に対応して、磁気駆動回路6は、概ね直角三角形の平面形状を備える筒状のフォーカシング駆動コイル60と、このフォーカシング駆動コイル60の直角な角部分の周りに重ねて固着された角錐台形状のトラッキング駆動コイル65と、駆動マグネット69とを備えている。ここで、フォーカシング駆動コイル60は、直角三角形の斜辺に相当する面がレンズホルダ10の両斜辺に相当する面に固着されている。このため、レンズホルダ10に駆動コイル60、65を装着した状態で、その全体は略矩形の平面形状となる。
【0026】
このような駆動コイル60、65の構成に対応して、駆動マグネット69は、レンズホルダ10に対して、トラッキング方向に対し直交する側において、駆動コイル60、65に対向するように1つずつ配置され、フォーカシング駆動コイル60およびトラッキング駆動コイル65の双方に対して交差する磁束を発生させる。すなわち、駆動コイル60、65の各端面のうち、フォーカシング方向とトラッキング方向とによって規定される仮想平面に対して平行なコイル端面に対向するように、フォーカシング駆動およびトラッキング駆動兼用の駆動マグネット69が配置されていることが好ましい。
【0027】
このように、本形態の光ヘッド装置1において、駆動コイル60、65および駆動マグネット69は、対物レンズ3の光軸3Lに対して点対称に配置されているので、磁気駆動回路6の駆動中心は、対物レンズ3の光軸3Lと一致している。また、駆動コイル60、65は、レンズホルダ10においてトラッキング方向側に位置する両端部(側面部102、103)に装着されているため、対物レンズ3に向かうレーザ光Lは、レンズホルダ10の開口105を介して、レンズホルダ10の両端部に配置された駆動コイル60、65の間に向けてトラッキング方向に対して斜め方向からレンズホルダ10の内側に入射した後、立ち上げミラー32で対物レンズ3に向けて反射し、この対物レンズ3で収束された状態で光記録媒体に向かう。また、光記録媒体で反射したレーザ光L(戻り光)は、対物レンズ3を通った後、立ち上げミラー32でレンズホルダ10の開口に向けて斜めに反射され、この開口からビームスプリッタ31に向かう。
【0028】
以上説明したように、本形態の光ヘッド装置1では、対物レンズ3の光軸3Lに磁気駆動回路6の駆動中心を一致させてあるので、安定したサーボが得られる。また、レンズホルダ10の両端部に駆動コイル60、65を配置したため、レンズホルダ10の側方から内側にレーザ光Lが入射させることができる。従って、レンズホルダ10の内側に立ち上げミラー32を配置できるので、光ヘッド装置1の高さ寸法を低く抑えることができる。
【0029】
さらに、レンズホルダ10は、レーザ光Lが斜め方向から入射可能な構成になっているため、レーザ光源2からレンズホルダ10(対物レンズ3)までの光路、およびレンズホルダ10(対物レンズ3)から受光素子5までの光路をガイド軸81、82に対して斜めに設定できる。従って、レーザ光Lの光路の長さがフレーム7の長さ寸法および幅寸法に直接、影響を及ぼさないので、フレーム7全体を有効利用できる。それ故、光ヘッド装置1を小型化でき、同一寸法の光ヘッド装置1であれば、設計的に高い自由度をもって導光系30などを配置でき、複数の光源を配置することも容易である。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、対物レンズの光軸に磁気駆動回路の駆動中心を一致させてあるので、安定したサーボが得られる。また、レンズホルダの両端部に駆動コイルを配置したため、レンズホルダの側方から内側にレーザ光が入射させることができる。従って、レンズホルダの内側に立ち上げミラーを配置できるので、光ヘッド装置の高さ寸法を低く抑えることができる。さらに、レンズホルダは、レーザ光が斜め方向から入射可能な構成になっているため、レーザ光源からレンズホルダ(対物レンズ)までの光路をガイド軸に対して斜めに設定できる。従って、レーザ光の光路の長さがフレームの長さ寸法および幅寸法に直接、影響を及ぼさず、フレーム上を有効利用できるので、光ヘッド装置を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ヘッド装置の要部のレイアウトを示す概略平面図である。
【図2】図1に示す光ヘッド装置に用いたレンズホルダ周囲の構成を示す斜視図である。
【図3】図2に示すレンズホルダ周囲の平面図である。
【図4】従来の光ヘッド装置の要部のレイアウトを示す概略平面図である。
【図5】図4に示す従来の光ヘッド装置に用いたレンズホルダの構成を示す斜視図である。
【図6】従来の別の光ヘッド装置に用いたレンズホルダの構成を示す斜視図である。
【図7】従来のさらに別の光ヘッド装置に用いたレンズホルダの構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 光ヘッド装置
2 レーザ光源
3 対物レンズ
3L 対物レンズの光軸
4 固定部材
5 受光素子
6 磁気駆動回路
7 フレーム
10 レンズホルダ
21、22、23、24 線状弾性支持部材
30 導光系
31 ビームスプリッタ
32 立ち上げミラー
81、82 ガイド軸
101 レンズホルダの上面部(対物レンズ保持部)
102、103 レンズホルダの側面部
105 レンズホルダの開口
L レーザ光
Claims (5)
- レーザ光源と、対物レンズを保持するレンズホルダと、該レンズホルダを複数本の線状弾性支持部材を介して支持する固定部材と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を前記対物レンズに導く導光系と、前記レンズホルダをフォーカシング方向およびトラッキング方向に駆動する磁気駆動回路とを有する光ヘッド装置において、
前記磁気駆動回路は、前記レンズホルダのトラッキング方向に位置する両端部に構成されたフォーカシング駆動コイルおよびトラッキング駆動コイルと、これらの駆動コイルに対して交差する磁束を発生させる駆動マグネットとを備え、
前記レンズホルダは、前記対物レンズに向かうレーザ光が当該レンズホルダの両端部に配置された前記駆動コイルの間に向けてトラッキング方向に対して斜め方向から当該レンズホルダの内側に入射可能とする開口を側面部に備え、前記レンズホルダの平面形状は、該レンズホルダの内側にレーザ光が入射してくる方向と略平行な斜辺を備える平行四辺形であり、前記斜辺に相当する位置に前記フォーカシング駆動コイルおよび/または前記トラッキング駆動コイルが配置されており、
前記導光系は、前記レンズホルダの内側に、前記開口から入射したレーザ光を前記対物レンズに導く立ち上げミラーを備えていることを特徴とする光ヘッド装置。 - 請求項1において、前記立ち上げミラーに対してレーザ光は、前記レーザ光源、前記固定部材、および前記導光系が搭載されたフレームの両端部に係合して当該フレームを光記録ディスクの半径方向に案内する一対のガイド軸に対して斜め方向から入射することを特徴とする光ヘッド装置。
- 請求項1または2において、前記斜辺に相当する位置には、少なくとも前記フォーカシング駆動コイルが配置されており、
当該フォーカシング駆動コイルは概ね直角三角形の平面形状を備え、該直角三角形の斜辺に相当する面が前記レンズホルダの斜辺に相当する面に固着されていることを特徴とする光ヘッド装置。 - 請求項3において、前記フォーカシング駆動コイルは筒状であり、
該フォーカシング駆動コイルの直角な角部分の周りに前記トラッキング駆動コイルが重ねて巻回されていることを特徴とする光ヘッド装置。 - 請求項3または4において、前記フォーカシング駆動コイルの各端面のうち、フォーカシング方向とトラッキング方向とによって規定される仮想平面に対して平行なコイル端面に対向するように、フォーカシング駆動およびトラッキング駆動兼用の前記駆動マグネットが配置されていることを特徴とする光ヘッド装置。
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