JP3353329B2 - 光ピックアップ装置及び光磁気ディスク装置 - Google Patents

光ピックアップ装置及び光磁気ディスク装置

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JP3353329B2
JP3353329B2 JP12972192A JP12972192A JP3353329B2 JP 3353329 B2 JP3353329 B2 JP 3353329B2 JP 12972192 A JP12972192 A JP 12972192A JP 12972192 A JP12972192 A JP 12972192A JP 3353329 B2 JP3353329 B2 JP 3353329B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザダイオード出射
光学系及び上記フォトダイオード入射光学系を光磁気デ
ィスクの面に平行な同一面上に設けた光ピックアップ装
置及びこの光ピックアップ装置を備えた光磁気ディスク
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスク装置は、光磁気ディスク
に多量の情報を記憶でき、また随時に記録又は再生を行
うことが、更に、再生したい情報部分に瞬時にアクセス
できる等の長所を有するので、近年、開発・利用が大き
く進んでいる。
【0003】光磁気ディスク装置は、光磁気ディスクに
磁界を印加し、その部分にレーザ光を照射し、光磁気デ
ィスクの磁化方向を定めることにより、情報を記録し、
また、磁束の方向が定められた部分にレーザ光を当てて
偏光角を読み取ることにより、情報を再生するものであ
るので、磁気ヘッド装置及び光ピックアップ装置が必要
である。そして、磁気ヘッド装置と光ピックアップ装置
とは、通常、光磁気ディスクを挟んで対向して配置され
ている。
【0004】このような光磁気ディスク装置に用いられ
る光ピックアップ装置は、図8に示すように、レーザダ
イオード61,コリメータレンズ62,グレーティング
63等からなるレーザダイオード出射光学系と、ウォラ
ストンプリズム65,中間レンズ66,マルチレンズ6
7,フォトダイオード68等からなるフォトダイオード
入射光学系とを、光磁気ディスク69に対して垂直方向
に2段にして構成している。
【0005】また、図9に示すように、レーザダイオー
ド71、コリメータレンズ72,グレーディング73等
からなるレーザダイオード出射光学系と、位相補償板7
5、1/2波長板76,集光レンズ77,マルチレンズ
78,PBS79,フォトダイオード80,81等から
なるフォトダイオード入射光学系とを、光磁気ディスク
モータ81中心と45°ミラー82等のミラー手段とを
結ぶ、光磁気ディスク径方向で、かつ45°ミラー82
の外方向に配置している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、前者の場合に
は、光ピックアップ装置が上下に2段状の構成であるの
で、光ディスク装置の厚さが厚くなるという問題点があ
った。
【0007】また、後者の場合には、光ピックアップ装
置が光磁気ディスク径方向に、45°ミラー82の外側
に配置してあるので、光ピックアップ装置が大きく光デ
ィスクの外側に出て、これにより光磁気ディスク装置が
大面積になるという問題点があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、上下に薄く、か
つ小面積にした、小型の光ピックアップ装置を提供し、
更に、この光ピックアップ装置を用いることで小型化が
図られ利便性の向上が図られた光磁気ディスク装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ピックア
ップ装置は、上述した課題を解決するために、レーザ光
を出射するレーザダイオード出射光学系と、光磁気ディ
スクで反射された反射光が入射されるフォトダイオード
入射光学系と、レーザダイオード出射光学系から出射さ
れたレーザ光を屈折させるとともに、光磁気ディスクで
反射された反射光をフォトダイオード入射光学系に入射
させるビームスプリッタと、ビームスプリッタで屈折さ
れたレーザ光を光磁気ディスクに対して直交する方向に
屈折させるミラー手段と、光磁気ディスクに対向して設
けられ、ミラー手段により屈折されたレーザ光を光磁気
ディスクに集光する対物レンズとを備える。そして、レ
ーザダイオード出射光学系、フォトダイオード入射光学
系、ビームスプリッタ及びミラー手段は、光磁気ディス
クの面と平行な同一面上に設けられ、レーザダイオード
出射光学系からビームスプリッタに入射する光線の方向
とビームスプリッタからフォトダイオード入射光学系に
入射する光線の方向とが平行であり、ビームスプリッタ
からミラー手段に入射する光線の方向及びミラー手段か
らビームスプリッタへ入射する光線の方向が光磁気ディ
スクの回転中心とミラー手段とを結ぶ線に対してほぼ垂
直であり、レーザダイオード出射光学系及びフォトダイ
オード入射光学系は、少なくとも光磁気ディスクの情報
書き込み領域の内端に移動したとき光磁気ディスクの投
影面積内に収まるように配置されている。
【0010】また、本発明に係る光磁気ディスク装置
は、上述した課題を解決するために、レーザ光を出射す
るレーザダイオード出射光学系と、光磁気ディスクで反
射された反射光が入射されるフォトダイオード入射光学
系と、レーザダイオード出射光学系から出射されたレー
ザ光を屈折させるとともに、光磁気ディスクで反射され
た反射光をフォトダイオード入射光学系に入射させるビ
ームスプリッタと、ビームスプリッタで屈折されたレー
ザ光を光磁気ディスクに対して直交する方向に屈折させ
るミラー手段と、光磁気ディスクを挟んで磁気ヘッドに
対向して設けられ、ミラー手段により屈折されたレーザ
光を光磁気ディスクに集光する対物レンズとを有する光
ピックアップ装置を備える。そして、レーザダイオード
出射光学系、フォトダイオード入射光学系、ビームスプ
リッタ及びミラー手段は、光磁気ディスクの面と平行な
同一面上に設けられ、レーザダイオード出射光学系から
ビームスプリッタに入射する光線の方向とビームスプリ
ッタからフォトダイオード入射光学系に入射する光線の
方向とが平行であり、ビームスプリッタからミラー手段
に入射する光線の方向及びミラー手段からビームスプリ
ッタへ入射する光線の方向が光磁気ディスクの回転中心
とミラー手段とを結ぶ線に対してほぼ垂直であり、レー
ザダイオード出射光学系及びフォトダイオード入射光学
系は、少なくとも光磁気ディスクの情報書き込み領域の
内端に移動したとき光磁気ディスクの投影面積内に収ま
るように配置されている。
【0011】
【作用】本発明に係る光ピックアップ装置は、レーザダ
イオード出射光学系、フォトダイオード入射光学系、ビ
ームスプリッタ及びミラー手段が、光磁気ディスクの面
に平行な同一面上にあるので、薄型化が図られる。ま
た、この光ピックアップ装置は、レーザダイオード出射
光学系からビームスプリッタに入射する光線の方向とビ
ームスプリッタからフォトダイオード入射光学系に入射
する光線の方向とが平行であり、ビームスプリッタから
ミラー手段に入射する光線の方向及びミラー手段からビ
ームスプリッタへ入射する光線の方向が、光磁気ディス
クの回転中心とミラー手段とを結ぶ線に対してほぼ垂直
であり、レーザダイオード出射光学系及びフォトダイオ
ード入射光学系が、少なくとも光磁気ディスクの情報書
き込み領域の内端に移動したとき光磁気ディスクの投影
面積内に収まるように配置されていることから、光ピッ
クアップ装置が小面積化が図られる。これにより、光ピ
ックアップ装置は、光磁気ディスクの外端側に移動した
ときにも、光磁気ディスクより外側に出る面積を小さく
することができる。これによって、このような光ピック
アップ装置を備えた光磁気ディスク装置も小型化が図ら
れる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0013】先ず、第1実施例を、図1,図2及び図3
に基づいて説明する。
【0014】光ピックアップ装置は、レーザダイオード
出射光学系7,フォトダイオード入射光学系8,ビーム
スプリッター6,ミラー手段である45°ミラー2,対
物レンズ1等から構成され、全てが図1のX方向に移動
する。
【0015】対物レンズ1の鉛直下方に配置された45
°ミラー2は、反射面が、レーザ光がモータ3中心と4
5°ミラー2とを結ぶ光磁気ディスク4の径方向に対し
て、直角方向に反射させることができるように形成さ
れ、レーザ光を対物レンズ1の方向へ反射させる。
【0016】次に、45°ミラー2の面の向けられた方
向で光磁気ディスク4の投影面積内に、台形プリズムか
らなるビームスプリッター6が設けられている。ビーム
スプリッター6は、レーザ光を90°に屈折させる第1
の屈折面6aと第2の屈折面6bが設けられている。第
1の屈折面6aと第2の屈折面6bの位置は、光磁気デ
ィスク4の面と平行な同一面内で、且つ光磁気ディスク
4の回転中心となるモータ3中心と45°ミラー3とを
結ぶ光磁気ディスク4の径方向に対して直角方向にあ
る。そして、台形状のビームスプリッタ6の光磁気ディ
スクの径方向外側が切り欠かれて形成された斜面部は、
レーザダイオード出射光学系7を45°ミラー2の方向
に反射させる第1の屈折面6aとして用いられている。
この第1の屈折面6aと平行に台形状のビームスプリッ
タ6の内部には、所定の膜を形成して、光磁気ディスク
4で反射された反射光をフォトダイオード入射光学系8
の方向に反射する第2の屈折面6bが形成されている。
なお、第2の屈折面6bは所定割合で光を透過可能に、
膜の組成が定めてある。
【0017】そして、レーザダイオード出射光学系7,
フォトダイオード入射光学系8は、モータ3中心と45
°ミラー2とを結ぶ線の方向と同一方向に沿って、且つ
ビームスプリッター6に対してモータ2側に位置して、
第1の屈折面6a及び第2の屈折面6bに対向してお
り、従って、レーザダイオード出射光学系7,フォトダ
イオード入射光学系8は、光磁気ディスク4の面と平行
な同一面内にある。なお、より長い光学系が必要なフォ
トダイオード入射光学系8を、よりモータ3に近い側に
配置してあり、また、光ピックアップ装置では、光磁気
ディスク4の情報書き込み領域の内端に移動したとき
に、レーザダイオード出射光学系7,フォトダイオード
入射光学系8が、全て光磁気ディスク4の投影面積内に
収まるように、光学系が配置されている。
【0018】レーザダイオード出射光学系7は、レーザ
ダイオード10,グレーティング11,コリメータレン
ズ12から構成されている。フォトダイオード入射光学
系8は、ウォーラストンプリズム13,集光レンズ1
4,マルチレンズ15,フォトダイオード16から構成
されている。なお、ビームスプリッター6を挟んでフォ
トダイオード入射光学系8に対向する位置には、F−A
PC−PD17が配置されている。
【0019】次に、不図示の磁気ヘッドは、光磁気ディ
スク4を挟んで対物レンズ1と対向するように設けられ
ている。この磁気ヘッド装置は、光ピックアップ装置と
一体に移動させるために、光ピックアップ装置に連結さ
れている。すなわち、磁気ヘッド装置を支える枠体は、
モータ3中心と45°ミラー2とを結ぶ線の方向に対し
て90°の方向、即ち、45°ミラー2とビームスプリ
ッター6とを結ぶ線の方向と平行な方向に、延出してお
り、また、光ピックアップ装置から延出した枠体も、同
方向に延びており、これらは、光磁気ディスク4の外側
の位置A又はBで、連結してある(図示省略)。
【0020】レーザダイオード10から出たレーザ光
は、グレーティング11で3本の光に分割され、コリメ
ータレンズ12で平行光になり、ビームスプリッター6
に入り、第1の屈折面6aにより90°曲げられて、4
5°ミラー2の方向へ進む。なお、一部のレーザ光は、
第2の屈折面6bにより曲げられて、F−APC−PD
17へ入り、レーザダイオード10から出射したレーザ
光の光強度等の調整等に利用される。45°ミラー2に
進んだレーザ光は、鉛直上方に屈折されて、対物レンズ
1に入り、集光されて、光磁気ディスク4面に照射さ
れ、磁気ヘッドと共に作用して情報の記録が行われる。
次に、情報の再生の際には、光磁気ディスク4面からの
反射光が、対物レンズ1及び45°ミラー2を経て、ビ
ームスプリッター6に入り、第2の屈折面6bにより9
0°屈折されて、ウォーラストンプリズム13,集光レ
ンズ14,マルチレンズ15を通り、フォトダイオード
16上に結像し、情報の再生が行われる。
【0021】次に、光磁気ディスク4の内端部方向へア
クセスする際には、光ピックアップ装置及びそれに連結
された磁気ヘッド装置が共に、図1の左方向へ移動し、
光磁気ディスク4の外端部方向へアクセスする際には、
光ピックアップ装置及びそれに連結された磁気ヘッド装
置が共に、図1の右方向へ移動し、この後、情報の記録
及び再生が行われる。
【0022】レーザダイオード出射光学系7及びフォト
ダイオード入射光学系8が光磁気ディスク4面と平行な
同一面内にあるので、薄型化が達成されると同時に、光
ピックアップ装置が光磁気ディスク4の内端に移動した
ときには、レーザダイオード出射光学系7及びフォトダ
イオード入射光学系8は光磁気ディスク4の投影面積内
に位置し、光ピックアップ装置が光磁気ディスク4の外
端に移動したときにも、光磁気ディスクから外側へ出る
光ピックアップ装置の部分の面積が非常に小さく、従っ
て非常に小型の光磁気ディスク装置を設計することが可
能になる。なお、F−APC−PD17はよりモータ3
に近い側の第2の屈折面6bに対向しているので、より
光磁気ディスク4に隠れる位置に位置しており、また、
ビームスプリッター6の外端部は光磁気ディスクの径方
向外側が切り欠かれた状態となっており、更に、光ピッ
クアップ装置と磁気ヘッド装置との連結点は、対物レン
ズ及び磁気ヘッド中心の移動線方向に対して直角方向
の、光磁気ディスク4の外側位置としたので、対物レン
ズ1及び磁気ヘッドが図1の右方向へ光磁気ディスク4
の外端位置まで移動した場合でも、上記の連結点は光磁
気ディスク4から大きく外方に出ることはなく、これら
によっても、光磁気ディスク装置の小型化が図られてい
る。
【0023】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0024】第2実施例は、図4に示すように、第1実
施例における、レーザダイオード出射光学系7と、フォ
トダイオード入射光学系8との配置を逆にして構成した
ものである。
【0025】また、第3実施例は、図5に示すように、
レーザダイオード出射光学系37とフォトダイオード入
射光学系38とを、モータ33に対して反対側に配置し
たものである。ミラー手段32は、互いに直交する1対
の膜を有するビームスプリッターにより構成してある。
また、レーザダイオード出射光学系37の光をミラー手
段32の方向に折り曲げるため、及びミラー手段32か
らの光をフォトダイオード入射光学系38へ折り曲げる
ために、それぞれ、45°ミラー35a,35bが用い
てある。45°ミラー35a,35bは、レーザダイオ
ード出射光学系からのレーザ光をミラー手段の方向に屈
折させ、また、ミラー手段からの反射光をフォトダイオ
ード入射光学系に導く手段、すなわち上述した第1及び
第2の実施例におけるビームスプリッタ6に相当するも
のである。そして、レーザダイオード出射光学系37の
光は45°ミラー35aにより折り曲げられて、ミラー
手段32に入り、ここで一方の膜により屈折されて、対
物レンズへ入り、また対物レンズから戻ってきた反射光
は、ミラー手段32に入り、ここで他方の膜により屈折
されて、45°ミラー35bへ進み、折り曲げられて、
フォトダイオード入射光学系38に入る。
【0026】第4実施例は、図6に示すように、ビーム
スプリッター46の2つの第1及び第2の屈折面46
a,46bの方向を光磁気ディスク4の回転中心となる
モータ43中心とミラー手段42とを結ぶ線の方向と平
行な方向にしてあり、従って、レーザダイオード出射光
学系47及びフォトダイオード入射光学系48の方向
が、モータ43中心とミラー手段42とを結ぶ線の方向
と直角となっている。レーザダイオード出射光学系47
のレーザ光は、ビームスプリッター46の一方の屈折面
46aにより屈折し、更に他方の膜からなる屈折面46
bにより屈折して、ミラー手段42に入り、ミラー手段
42から戻ってきた光はビームスプリッター46の他方
の屈折面46bを透過して、フォトダイオード入射光学
系48に入る。
【0027】第5実施例は、図7に示すように、第4実
施例に対して、ビームスプリッター46を反対方向にす
ることにより、レーザダイオード出射光学系47とフォ
トダイオード入射光学系48の配置を逆にしたものであ
る。
【0028】第4,第5実施例の配置構成をとると、ビ
ームスプリッター46の位置近傍が、対物レンズのフォ
ーカシング,トラッキングアクチュエータの重さと、レ
ーザダイオード出射光学系47,フォトダイオード入射
光学系48の重さとの均衡する重心位置となる。また、
通常、光ピックアップ装置は図6,図7におけるビーム
スプリッター46の位置近傍を動作の基準中心位置とす
ることが多い。従って、第4,第5実施例の構成とする
ことにより、重心の観点から優れた設計となる。また、
第4,第5実施例では、ビームスプリッター46の左方
に空間が得られるので、この空間に基板等を配置するこ
とができる。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る光ピックアップ装置は、レ
ーザダイオード出射光学系、フォトダイオード入射光学
系、ビームスプリッタ及びミラー手段が、光磁気ディス
クの面に平行な同一面上にあるので、薄型化が図られ
る。また、本発明に係る光ピックアップ装置は、レーザ
ダイオード出射光学系からビームスプリッタに入射する
光線の方向とビームスプリッタからフォトダイオード入
射光学系に入射する光線の方向とが平行であり、ビーム
スプリッタからミラー手段に入射する光線の方向及びミ
ラー手段からビームスプリッタへ入射する光線の方向
が、光磁気ディスクの回転中心とミラー手段とを結ぶ線
に対してほぼ垂直であり、レーザダイオード出射光学系
及びフォトダイオード入射光学系は、少なくとも光磁気
ディスクの情報書き込み領域の内端に移動したとき光磁
気ディスクの投影面積内に収まるように配置されている
ことから、光ピックアップ装置が小面積化が図られる。
これにより、光ピックアップ装置は、光磁気ディスクの
外端側に移動したときにも、光磁気ディスクより外側に
出る面積を小さくすることができる。これによって、こ
のような光ピックアップ装置を備えた光磁気ディスク装
置も小型化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の平面図である。
【図2】図1のフォトダイオード入射光学系8を、図1
の下方側面から見た側面図である。
【図3】図1を右方側面から見た側面図である。
【図4】本発明の第2実施例の模式図である。
【図5】本発明の第3実施例の模式図である。
【図6】本発明の第4実施例の模式図である。
【図7】本発明の第5実施例の模式図である。
【図8】従来の光ピックアップ装置の配置の斜視図であ
る。
【図9】従来の光ピックアップ装置の他の配置の例であ
り、同図(a)は上から見た図,同図(b)は同図
(a)のフォトダイオード入射光学系の側面図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ、2,32,42 ミラー手段、3 モ
ータ、4 光磁気ディスク、7,37,47 レーザダ
イオード出射光学系、8,38,48 フォトダイオー
ド入射光学系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−57133(JP,A) 特開 昭60−129943(JP,A) 特開 平5−135372(JP,A) 特開 平2−304726(JP,A) 特開 平1−223642(JP,A) 特開 昭62−14341(JP,A) 実開 昭63−29234(JP,U) 実開 平4−45320(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 11/105 551 G11B 7/135

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気ディスクに情報を記録・再生する
    光ピックアップ装置において、 レーザ光を出射するレーザダイオード出射光学系と、 上記光磁気ディスクで反射された反射光が入射されるフ
    ォトダイオード入射光学系と、 上記レーザダイオード出射光学系から出射されたレーザ
    光を屈折させるとともに、上記光磁気ディスクで反射さ
    れた反射光を上記フォトダイオード入射光学系に入射さ
    せるビームスプリッタと、 上記ビームスプリッタで屈折されたレーザ光を上記光磁
    気ディスクに対して直交する方向に屈折させるミラー手
    段と、 上記光磁気ディスクに対向して設けられ、上記ミラー手
    段により屈折されたレーザ光を上記光磁気ディスクに集
    光する対物レンズとを備え、 上記レーザダイオード出射光学系、上記フォトダイオー
    ド入射光学系、上記ビームスプリッタ及びミラー手段
    は、上記光磁気ディスクの面と平行な同一面上に設けら
    れ、 上記レーザダイオード出射光学系から上記ビームスプリ
    ッタに入射する光線の方向と上記ビームスプリッタから
    上記フォトダイオード入射光学系に入射する光線の方向
    とが平行であり、 上記ビームスプリッタから上記ミラー手段に入射する光
    線の方向及び上記ミラー手段から上記ビームスプリッタ
    へ入射する光線の方向が上記光磁気ディスクの回転中心
    と上記ミラー手段とを結ぶ線に対してほぼ垂直であり、 上記レーザダイオード出射光学系及び上記フォトダイオ
    ード入射光学系は、少なくとも上記光磁気ディスクの情
    報書き込み領域の内端に移動したとき上記光磁気ディス
    クの投影面積内に収まるように配置されたことを特徴と
    する光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 上記フォトダイオード入射光学系は、上
    記上記レーザダイオード出射光学系よりも上記光磁気デ
    ィスクの回転中心側に設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 上記ビームスプリッタは、第1の屈折面
    と第2の屈折面とを有し、上記第1及び第2の屈折面
    は、上記光磁気ディスクの回転中心と上記ミラー手段と
    を結ぶ線と平行に並ぶように配置されたことを特徴とす
    る請求項1記載の光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 光磁気ディスクを挟んで光ピックアップ
    装置と磁気ヘッド装置とが対向して配置された光磁気デ
    ィスク装置において、 上記光ピックアップ装置は、レーザ光を出射するレーザ
    ダイオード出射光学系と、上記光磁気ディスクで反射さ
    れた反射光が入射されるフォトダイオード入射光学系
    と、上記レーザダイオード出射光学系から出射されたレ
    ーザ光を屈折させるとともに、上記光磁気ディスクで反
    射された反射光を上記フォトダイオード入射光学系に入
    射させるビームスプリッタと、上記ビームスプリッタで
    屈折されたレーザ光を上記光磁気ディスクに対して直交
    する方向に屈折させるミラー手段と、上記光磁気ディス
    クを挟んで磁気ヘッドに対向して設けられ、上記ミラー
    手段により屈折されたレーザ光を上記光磁気ディスクに
    集光する対物レンズとを備え、 上記レーザダイオード出射光学系、上記フォトダイオー
    ド入射光学系、上記ビームスプリッタ及びミラー手段
    は、上記光磁気ディスクの面と平行な同一面上に設けら
    れ、 上記レーザダイオード出射光学系から上記ビームスプリ
    ッタに入射する光線の方向と上記ビームスプリッタから
    上記フォトダイオード入射光学系に入射する光線の方向
    とが平行であり、 上記ビームスプリッタから上記ミラー手段に入射する光
    線の方向及び上記ミラー手段から上記ビームスプリッタ
    へ入射する光線の方向が上記光磁気ディスクの回転中心
    と上記ミラー手段とを結ぶ線に対してほぼ垂直であり、 上記レーザダイオード出射光学系及び上記フォトダイオ
    ード入射光学系は、少なくとも上記光磁気ディスクの情
    報書き込み領域の内端に移動したとき上記光磁気ディス
    クの投影面積内に収まるように配置されたことを特徴と
    する光磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 上記フォトダイオード入射光学系は、上
    記上記レーザダイオード出射光学系よりも上記光磁気デ
    ィスクの回転中心側に設けられていることを特徴とする
    請求項4記載の光磁気ディスク装置。
  6. 【請求項6】 上記ビームスプリッタは、第1の屈折面
    と第2の屈折面とを有し、上記第1及び第2の屈折面
    は、上記光磁気ディスクの回転中心と上記ミラー手段と
    を結ぶ線と平行に並ぶように配置されたことを特徴とす
    る請求項4記載の光磁気ディスク装置。
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